「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

漫画

中国オタク「マンガに出てくる日本の武士の食事は貧相なのに凄い体格なキャラばかりなのがちょっと引っかかる。食事描写が無ければ気にならないんだが……」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「ロリコンと言われながらも相手とくっついて勝利したキャラを知りたい。こっちでは扱いが難し過ぎるジャンルだから……」
と関連しているのかもしれないネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「マンガに出てくる日本の武士の食事は貧相なのに凄い体格なキャラばかりなのがちょっと引っかかる」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


マンガに出てくる日本の武士の食事は貧相なのに凄い体格なキャラばかりなのがちょっと引っかかる。食事描写が無ければ気にならないんだが……

麦飯とみそ汁、大根だけだったりするしな……タンパク質はどこ?

考えてみれば俺も武侠キャラのように肉食って酒食ってな武士は見た記憶が無いかも

だって昔の日本は肉食禁止だから
一応玄米を食べれば基本的な栄養素は摂取で来ていたらしい
タンパク質も現代基準では少ないが、足りないというわけでもなかったとか

ヨーロッパで大量にジャガイモだけ食べてればビタミンもある程度摂取できていたようなものが

俺が見た作品だと玄米ではなく麦飯だったな
麦飯も栄養価は高いんだっけ?

麦飯は白米よりタンパク質がある。調理しにくいし普通に調理するだけだと米より美味しくないだけで。
米や麦に限らず昔の食事は現代と比較するとあまり精製されていないのが多いので、昔は主食だけ食べていても何とかなっていた。
しかし生きていくのはともかく、良い体格を作るにはやはりタンパク質などが十分ではないのでキャラの体格に関しては創作の都合優先の描写と割切っておくのが良いと思う。

作中の食事描写は貧しくても、創作に出てくるような武士は別の所で普通に魚食ってるんじゃないの?

俺もそう認識している。
日本人は作品を見る際にそういう風に脳内補完しているんじゃないか?昔の日本は仏教の影響による法律で肉食はダメだったが、魚や鳥などの抜け道は存在したはず

日本人の感覚だと質素な暮らしをしている達人というのが創作では定番らしいから、そこまで気にならないのでは?
食生活は質素な暮らしの記号として使いやすいだろうし

まぁ栄養学的なツッコミや、栄養学的に正しい描写なんてのはこっちでも最近の話だからな……

昔だったら寺の方が豆腐を食ったりする分体格は良さそう
日本は僧兵が強い時代が長い

戦国時代の寺は知らないけど、現代の日本の寺はお布施として受け取った肉や肉料理も普通に食べる(むしろ残したらいけない)ので、日々の修行と合わせて一般人よりマッチョなのが多いらしい

日本の作品だとその辺は創作の中の話、リアリティは気にしないと思う
食生活とその影響に焦点を合わせた作品ならともかく、強い武士を描くような作品ではテンプレ的な食事という以上の意味は無いかと

キャラの大きさは作者のスタイルと演出次第な所もあるから気にしても仕方が無い
あと主食の米か麦飯、大根の漬物、みそ汁は昔の日本の「贅沢ではない食事」のテンプレだから作者もそこまで気にして描いてないことが多いと思われる

日本の二次元では栄養と体格の関係についてはあまり気にしてないぞ
そういうのにこだわる業界なら世界が核の炎に包まれた後に筋肉肩パッドバイクの集団が暴れたりしない!

それを言われると納得してしまう
「北斗の拳」の世界のキャラの肉体ってどこから来た栄養で作られているんだろうな……主要キャラだけでなく雑魚も筋肉だし……

日本の作品の食事風景が貧しく見えるのは、日本でカッコイイとされる武士の描写が影響している
日本の武士って欲を表に出してはならないというお約束があるんだよ

そもそも日本の作品では食欲をそのまま表に出すのはあまり良いことだとされない
これは武士キャラに限った話ではないが、日本の作品では大食い属性=食欲は笑いのネタ、ギャグ方面の扱いなどと合わせて使われがち

こっちは酒と肉をがつがついくのが強い主人公や強キャラの記号だけど、私は日本だとそれが微妙な印象を与える場合もあると聞いたことがある
あと食欲とは逆に日本では色欲方面に関しては許容される範囲が広い
こっちだと色欲はヒーローキャラにとってはあってはならないレベルでダメな要素だけど、日本の作品では愛嬌のある魅力的な欠点扱いされていることも少なくない

日本の武士でもアウトロー寄り、浪人とかになると酒と女がセットになるし、そこは武侠とは違うようだ

牛や豚は食べていないだけで、猪や鶏は食べていたみたいだし、武士はこっちのイメージよりも肉食っていた模様
しかし江戸時代の旗本は仏教の教えや当時の規範から肉を食わないのも多く、武芸を使う場所もない(鍛錬もしない)ということで戦国時代の武士と比べると貧弱なのが多かった

鷹狩りなどの狩りもしていたし、武士は猪や鳥、熊なんかは食べていたんじゃないか?

そりゃ全く食べないわけではないけど、食べるなという法律の社会的な影響は大きかったし日本では仏教の影響が強い時代は身長が世代を重ねるごとに低くなっていった

徳川将軍も家康直系は代を重ねるごとに貧弱で低身長になって七代目で終わったし最後の方は120〜130cmくらいだったという説もある
八代目将軍は紀伊徳川家から来た徳川吉宗だけど、身長180cmで当時の感覚だと現代よりもかなり巨人な扱いだったはずだ
なお徳川吉宗はライダーの劇場版にゲスト出演してライダーと一緒に戦えるくらい日本では強い将軍というイメージがある模様

その徳川吉宗が食生活は質素倹約スタイルで、玄米をたくさん食べて肉や魚を食べなかったという記録がある
こういった元ネタがあるから、「タンパク質が少ないように見える食事をする身体の大きな武士」が出ても許容されるのでは

いつの時代も突然変異的な人間はいるからな……

創作だと水しか飲んでないような暮らしのはずなのにムキムキなキャラとかいるし、それを考えれば玄米や麦飯で強靭で巨大な肉体が作れるというのはまだマシなのかもしれない

薩摩藩では「えのころ飯」という犬肉を食う習慣があったし、地域や時代によって実は肉を食っていることもある
あとタンパク質に関しては卵や豆腐を結構食べていたという話もあって、実際江戸時代には「卵百珍」や「豆腐百珍」といった料理本がベストセラーになっている

結局は時代や地域、そして階層による体格の違いはあるし、創作で極端な巨漢が出ても「ありえなくはない」くらいになるかと
リアリティだなんだと言いだしたら、どこの国の作品でも昔の下層階級出身のキャラの体格が良いというのがまずおかしいという話になってしまう

戦国時代も豊臣秀頼が190cm以上あったというからね
でも正直に言えば、本多忠勝の身長160cmにはちょっとガッカリした
当時の日本では160cmでもわりと高い方だったらしいが

豊臣秀吉は150cmに満たないというサルのイメージ通りで、織田信長は170cm、徳川家康が160cmに満たないくらいだったか
日本の戦国時代は甲冑が残っているので身長の数字がわりと正確に判明している

昔の日本人の身長が中国の一般的なレベルとくらべて低かったのは確かだ
しかしそれとは別にその暴れっぷりを考えるとあいつらの武器と戦術がどれだけヤバかったのかと考えてしまう

戦国時代だと大体150〜160cmくらいだっけ?
以前私が調べた時は倭寇の「倭」からイメージされるほど低くは無いが、こっちの三国志武将ほど高くはないような印象になったかな

有名な戦国武将で実際に身長が高いのは前田利家で、彼は180cmくらいだったとか
そして前田利家を踏み台にしてカッコ良く描写されがちな前田慶次は実は身長160cmくらいで当時の武将の標準程度
現実では前田利家の方が「北斗の拳」スタイルに近かったらしい



とまぁ、こんな感じで。
食事描写と体格の話からイロイロな方向に話が広がっていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国の武侠キャラの食事といえば酒と肉です。もちろん質素に麺を食べるようなキャラもいますが、やはり強者なら酒と肉ですね!でも酒色におぼれる、特に「色」におぼれるようなキャラに対する感覚は日本よりもかなり厳しい、これはダメなやつだ、主人公の属性ではないということになります。酒での失敗はまだ許されますが、女での失敗は絶対にダメで許されません」

「武侠など中国の作品の主人公は大食いと大酒のみはあっても良い、むしろ力の象徴としてあった方が良いくらいですが色欲はあってはならないのですよ。もちろん恋愛描写自体はあっても良い、人気になるには必要な要素ですが、関係性や精神性を重視するものでなければなりません。色欲が表に出るような形ではいけません」

「こういった方面における武侠キャラと武士キャラの違いに関しては日本の武士は江戸時代という安定した時代のシティアドベンチャーで活躍していて遊郭など色事の遊びも武士にとっての教養として扱われていたのに対して、中国では遊郭などの色事遊びは文人系の分野で武人系や武侠系とは切り離されていたというのも影響しているかもしれません。中国で武侠が活躍するのは不安定な時代動乱の世界なので色ごとにハマるのは隙になる、遊んでいるなら修行しろとなるのでキャラの魅力的な部分と認識されることはないでしょう」

などといった話もありました。

私は以前中国オタクの方から
「日本の飲む打つ買うで中国の主人公的なキャラが持っていて良いのは『飲む』だけで、『打つ』も『買う』もカッコイイ主人公のエピソードにしてはダメ」
「女関係は見せ方次第な所はあるけど、賭博は本当にダメ」
といった話を聞いたことがありますが、この辺りも日中の主人公キャラ観の違いや中国の武侠キャラと日本の任侠キャラの違いになっているのでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「みんなはどこから日本の作品の最強ランクは『S』というのを知った?」「デビルメイクライ」「幽遊白書」「KOFかどうかは怪しい」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「日本の作品における間接キスってどれくらい重いイベントなの?飲物や食器の共有みたいなのは別に珍しいことではないと思うんだが……」
に続いて日本の作品あるある的なネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品では最強が『S』になるというのを知った作品は何?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品だと最強は「S」になるというネタがあるけど、みんなはどこから日本の作品の最強ランクは「S」というのを知った?
私は気が付いたらそいう認識になっていたけど、ウチの国ではどどこから広まったのかが気になってきたので教えて欲しい

言われてみれば不思議だ……そういうもんだと認識していたが急に疑問が大きくなってきた
なぜSはAより大きいことになるのか

学校の生徒やクラス、冒険者ギルドの階級で「S」が上というのはよく出てくる気がする

日本の作品タイトルを見ると容姿の美形ランク付けみたいなのでもS級みたいな言い方してるな

言われて考えてみたが、俺が最初に出会ったSが一番な作品は「デビルメイクライ」だね

私もたぶんそれだ
それもあってかS級のSは「sexy」からだというイメージがずっとついて回っている

日本の「S」は基本的には「super」か「superior」の略なんだっけ?

そうだね
他には「special」なことも多い
そしてSSやSSSになると後ろ側のSの解釈が作品によって分かれる
例えば「SSSS.GRIDMAN」だと「Special Signature to Save a Soul」になっている模様

「戦場のヴァルキュリア」のように英語版では最高ランクがSからAに変更されている作品もあるし、昔の体験にも個人差がありそうだな……

「モンハン」もSが最高なのは日本語版だけで中国語版や英語版はAが最高だったかな?
でもデビルメイクライはずっとSが最高だったような

こっちだと「幽遊白書」のS級妖怪が最初じゃないかな?
当時はその展開に驚いたし記憶に刻み込まれた人も多かった

自分も小学校の時に読んだ幽遊白書でS>Aな関係を知った
そしてS級妖怪やべえ!と思ったもんだよ

戸愚呂がB級妖怪でしかない、S級が魔界にはたくさんいるというのは衝撃的だったよね
その後の展開の雑さにも何だか理不尽さを感じたけど!

私も知っている範囲で一番古いのはそれだね

つまりウチの国でも30年くらい前にはSがAの上という概念自体は入っていたという事か

概念の伝達経路としてはゲームよりマンガの方が時期的には早そう
ウチの国で日本のゲームで「幽遊白書」より前に入って広まった作品はないだろうからな
シリーズ作品で考えても初期の作品はSクラスの概念は使われていない

昔のゲームでも「S」は使われていたけど、昔の作品の「S」はランクじゃなくてアイテムや武器の種類、サイズなどが多かったから違うと思う
例えば「魂斗羅」とか「スパロボ」とか

日本では昔から「super」の意味などから最高がS級という使われ方をしていたらしいし、アニメやマンガ作品で使われる「S級」に関してはかなり昔まで遡れそう
ただこっちに入ってきた作品として考えるとそこまで昔にはならないかも?影響力を考えたらまず大人気になった作品だろうからね

私にとっては「昔からそうだった」という認識のネタだな……起源がどこにあるのかは知らない

日本のS級ネタ自体はわりと定番だし、日本における起源についてもかなりハッキリしている
日本社会では競輪でS級という最上位クラスを作ったのが影響として大きく、その概念が日本のアニメやマンガ、ゲームに入っていったらしい

「ドラゴンボール」のように「Z」が「S」より上として扱われる作品もあるな
俺の中ではその辺りで日本のランク分けを記憶したように思う

そっちもたまに出るけど、あまり一般的ではないだろう

「Z」だと作中のランクではなくシリーズタイトルの後ろにつけて煽る文字という印象だね

確かX級もあったと思うが、こっちは更に少ないかな

俺が最初にSを意識したのはたぶん「アラド戦記」からだけど、時期的にSが最高の概念は既に国内でも広まっていたんだろうな

私はS級は日本のゲームの表現という印象が強いな……SSRみたいなの多いし
こっちだとS級は通じるけど積極的に使われる感じではないし、逆に印象に残ることもあるね

レア関連を意識した「遊戯王」かな……と思ったが、レアに関する描写はあってもSレアに関する言及はまだ無かったかも

「遊戯王」でSがついたらシンクロの方じゃないか?

欧米でも日本のSランクに関しては話題になるけど、あっちでは「KOF」から広まったという話が有力な説らしい

「KOF」でSランクみたいなの使ってたっけ?ハイスコアはあってもプレイ評価のランクみたいなのは無かったような。

自分は「95」ばかり遊んでたからちゃんとシリーズ通して知っているわけではないが、当時S級みたいなものを意識したことは無かったと思う

「KOF」というか当時の格闘ゲームにはランク評価は無sかったからその説はちょっと怪しい気がする
SNKの作品ではバージョンアップで「special」が付く作品はあったけど……

音ゲーに何かありそう……と思ったが、調べてみると「DDR」など初期の人気作品の評価は「AAA」が最高だったりするんだよね
これはゲームで考えると結構難しいかも

00年代辺りからはパーフェクトクリア、それに次ぐクリア評価でSやSSが使われるようになっていたはず
私自身も大体この辺で把握したような記憶が……

こっちだとランク分けについては一般的にはゲーム界隈から広まったtier表現の方が使われているから混乱するな

しかし日本でも最近はSが最高というのは珍しい気がする
SSSやUやLがつくレア度も珍しくない

そこはT1の上にT0が出てくるようなものだろう
ランクを作った以上、インフレの圧がかかり続けどこかで次の最上位クラスが生まれることになる
そして元々の最高クラスの扱いは微妙なものに……

昔は星3が最高レアだったのに今は星6くらいないとレアだと感じられなくなっているし、作る側と受け取る側の感覚が相互に影響してインフレが続いていく
今となっては「S」もそれなりに良いくらいになっているから昔の「S」の特別さ、衝撃みたいなものを現代の感覚で正確に把握するのは難しい



とまぁ、こんな感じで。
昔の中国の事情や現在の中国オタク界隈の感覚などイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国のネットではアルファベットのランクよりもtierでランク付けすることが多いです。これはMOBA系ゲーム、特にLOL界隈からの影響が大きいとされています。当初はT1が最高ランクでしたが、インフレの影響やT1内の細分化のためにT0が使われるようになりました。そしてその後スマホゲームのキャラの強さなどに使われることで完全に定着しました」

「中国ではtier表記は0.5や1.5のように状況や需要に合わせて拡張できるのも好まれる理由になっていますね」

などといった話もありました。

ところで、現在の日本の感覚だとクラス分けは何が一番カッコ良くて強そうになるんでしょうかね。ネット小説のタイトルでS級やSS級の〜といった表現はもうかなり陳腐なものになっているような感もありますし、分かりやすさ重視とは別にカッコ良さで考えた場合どうなるのかも気になってきました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のマンガ配信サイトでAI作品がランキング1位になったらしい」「日本でも一般の読者はAIそんなに気にしないという事なのか」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近頃は各種配信サイトや創作系プラットフォームでもAI使用をハッキリと前面に出している人気作品が珍しくなくなっているように感じられますが、中国オタク界隈ではコンテンツ関連で日本以上にAI使用を意識する機会が多いそうで、その際に日本のAI関連のニュースが話題になることもあるのだとか。

先日、中国で
「日本のマンガ配信サイトでAI作品のマンガがランキング1位になった」
ということがちょっとした話題になったそうです。

AI漫画が日本でまさかのランキング1位に!伝統的な漫画家はどこへ向かうべきか(Record China)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のマンガ配信サイトでAI作品がランキング1位になったらしい。いずれ来るとは思っていたけど……

日本でも一般の読者はAIそんなに気にしないという事なのか

AIは定番になっている絵柄、よくある構図をパクって描写するから流行りやすいものはつくれるわけだしね

以前からテンプレ的なパーツ、キャラを選んでマンガを描けるツールはあったし、それがAIで高性能になりキャラまで描けるようになったとも言える
あとはストーリーと構図を上手くやれば人気になるという理屈は分かる
しかし複雑な気持ちがわいてくるよ

コミックシーモアでは月刊ランキング1位になったらしい
ここは日本のTVでも頻繁にCMを流している大手プラットフォームの一つだね

そこは誤訳と転載で混乱しているが、元のソースだと1月の日間ランキングで1位だな
月間ではない

「妻よ、僕の恋人になってくれませんか?」という作品か
一目でAIと分かるけど、結構丁寧にまとめられているね
少なくとも一目で分かる雑さは無い

日本のマンガっぽくない、イラスト繋げてるだけという見方もできるが、ざっとみた感じでは破綻はないし悪くないのでは
ランキング1位になるかは分からないが、どこかで話題になれば瞬間的に上位に入るくらいはありそうだと感じた

強引に絵に合わせた説明的ストーリーや突然出るAI作画特有の崩壊、一定しない細部パーツなどの問題は気にならないし、AIっぽさ自体はそれほど感じないかな
塗りも含めて言われてみればAIかな……とは思うけど

AI使った作品が売られるようになってから何年も経つし、結局はAIを気にする人間はそこまで多くない、それは日本市場でも同じだったということだろう

AI使用、特に商業レベルのイラストやマンガに関してはこの2年くらいで急速に進歩しているから何年も、というほどではないと思うが
プラットフォーム側の対応も変化したからAI関連の受け取り方、考え方には相変わらず個人差があると思う
でも大体の人は気にしない、普通に買う層がいるというのには同意する

俺はAI特有の塗り方など、一目で分かるようなAi絵の作品はダメだわ
なんだか劣化版のような印象になって……

ランキング上位に入ったということはやはり日本でも一般の読者はAIそこまで気にしないのだろう
正直に言えば私はマンガを読みなれている日本ではもっと反発が出そうだと勝手に思っていたんだが

日本では法律的にダメなAI画像売って捕まるという事件が発生しているし、AI画像で稼げる、普通に需要はあるはず
ただマンガでどの程度需要があるかは俺も分からない

日本の漫画業界では雑誌の新人賞でAI使用が疑われて炎上した事件があるしオタク界隈では同人以外でもAI関連の議論は荒れがちだから気にしないわけではない
ただそれとは別に最初からAIだと明記されていれば商業的には問題ないという判断になるらしい
この作品も「本作品はAIによる生成画像を使用して制作しております」と作品紹介に書かれている

でも生成したAIがあからさまに既存作品と似ていた場合にどうなるのだろう?

正直に言えば俺はAIに関してはそこまで気にしてない
嫌なのは公式の作品、それなりの金を取ってる作品なのに一目でバレるようなAIによるエラーとかで、言ってみればAIを雑に使った仕事をする背後の人間が見えることだね
そして雑な仕事をする、それで稼ごうとする作家の問題はAI以前から存在したわけで

私は途中からAI使うようになったマンガも作者のアカウントでの発言を見なければ分からなかったし、自分自身の目と判断は全く信頼していない
ただそれとは別にあからさまにAIっぽいマンガやイラスト集は好きじゃないという感覚もあるんだよね……

作品の印象と評価に関して今はAI作品の売り方、AI使用のタグの付け方など識別のされ方の違いも大きいと思う
人間は作品に対して何らかの思想や人格を想像しながら体験していくものだし、それが実は人格のないAIの作りものだと提示されたら感情がバグって嫌な印象になるのも生理的に当然ではある

AIだとすぐ分かる作品は金払いたくない自分みたいなのはいるしAI作品批判の発言は目立つけど、ランキングや売上げ情報などを見ると実際は気にしない人の方が多いはず

この数年のAI技術の発展が速過ぎるんだよね……今は作者がAIだと言わなければ多くの人には分からないような作品ばかりだ

日本のプラットフォームで作品についているコメントを見た感じだと、ストーリーの評価は悪くないようだ
他にランキング入りした理由として考えられるのはカラーだからとか?

価格が安いというのもありそう
サイトを見てみると他のマンガ作品の1/3以下の値段だ

価格については何とも言えない
単行本ではなく分割形式だから分量が多いとは限らないし、単行本で700円くらいの作品が分割だとこの作品と同じくらいになっていたりする
でもあらすじを見ると「ふたりエッチ」みたいな話っぽいし、カラーなのと生成AIのクオリティによるプラス要素はありそう

言ってみればAIで生成できる現代基準における無個性で上位のキャラデザのヒロインありきのストーリーの作品だから、AIだから作れた作品という言い方もできそうだ
良くも悪くも軽い話と設定は万人受けしない絵柄、癖の強いキャラデザだと相性が悪いし、レベルの高いヒロインを描ける作家とその編集ならもっと個性を持たせて大事に使うだろうからね

でもランキングの上位に来る作品には思えない……ランキング自体が疑わしく思えたり……

ランキング操作の可能性はどこにでもあるだろうけど、AI作品が上位に来る可能性も普通にあるだろ
良い感じのキャラデザで目立つ構図のイラストがあればとりあえず読んでみる人は出るし、それでPV数が上がればランキング入りだ

サブスクで読み放題にするというのもあるかと
サブスクで読める作品の水増しにAI作品がたくさん投下されているのはどこでもありがち

サブスクだと雑に選んでもらえるしAIは表紙を何となく良い感じにするのは上手いから連発してランキング上位に入る当りを待つというのは攻略法として有効だと思う
しかしそれをやるとランキングの信頼性が損なわれるし一般ユーザーにとっても使い難くなるのでサイトにとってはダメージになる

AIで上手くいかなくなるのは長編になって人気の理由、読者からの要求がハッキリ見えるようになってからだろうな
現時点だとその辺りからはAIのテンプレだと微妙にズレたのが表に出やすくなるというか

同意する
AI作品で粗が出るのはストーリーが伸びた後だから、短編〜単行本1冊くらいの分量なら効果的
小説だと長くなったらキャラがブレるし、絵に関しても細かいパーツ込で同じように出力し続けるのはあまり上手くない

AI作品は物量とテンプレによる初動の攻略法をやれるから短期ランキングでは強い
今後日本のマンガ配信プラットフォームはどういうルールになっていくのだろうか?俺はランキングはAI無しにするか、AI作品だけ別にするのが良いと思っているけど日本のプラットフォームはあまり厳格に管理しない印象がある

このニュースのような事態はいずれ必ず発生する、避けられないことだった
しかし俺はAIがランキング独占して自分の好みの作品が人気にならない、作者が活動しなくなるリスクを考えるとあまり歓迎できる状況ではないと感じてしまうね

私はAIだと課金する気が失せる
AIマンガって量と安さに走りがちだし一枚のイラストとしてはともかく、ずっと読んでると飽きが来るのも早い

そこは非AI作品に比べてページ数が多くてカラーだとか、AIの強みが発揮できる所で相対的なお得感を強調するんじゃないか?
非AIの作品の中にそうやって混ぜると結構売れたりする
ただこれをやり過ぎると物量で戦う、ランキングで目立つように特化できるAI作品が有利になってAI作品がランキングを独占するようになるし、その結果プラットフォームのユーザー全体の課金意欲が落ちたりするけどね!

最後は作品の中身、品質と言いたいが、現代の環境だとプラットフォームで目立つ、ランキングに入るように出来るかも大きいから単純に品質だけで終わる話ではない
その方面に対して無難な質と人間には時間、コスト的に不可能な量で戦えるAI生成系作品はかなり強いからそのままだとAI作品がランキング、プラットフォームを占領しかねない
何かしら管理していく必要はあると思う

AIで漫画家の負担が減ったのは間違いないが、他の所で負担が増えたし、収入自体が減ったりしている。読者にとっても安いのはいいけど読みたいのが無いような事態にもなっている。
いずれ誰もがAIを使って作品を作るようになるという話はあったが、実際にAI使ってみるとエロ画像でさえ自分の思いつくものはすぐ枯渇するし、AI任せだとテンプレ的なのばかりになるから期待以上の体験にはなかなか出会えない。
当面は何とも言えない状況が続きそうだ……



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国のネットの感覚も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では昨年9月からAI生成・合成コンテンツの明示が義務化されたので、動画サイトやマンガ配信サイトでもAIを使った作品にはAI使用を明示するタグや表記が付くようになっています。中国のネットでもこの新規則による管理に対して不安を感じている人はいますが、それとは別に中国ではこういうルールが無いとヒドイことになるから仕方が無いと考える人はかなり多いと思います」
などといった話もありました。

私も最近は外国の現地メディアの情報や社会制度などに関してAIにまとめてもらうことも増えていますし、昔と比べて便利になったのを実感することは多いですね。ただ暇つぶしに小説をAIに出力してもらってもなかなか自分の好みの作品は出力できませんし、もっと便利に使いやすくならないかな……などと際限なく考えてしまったりも。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本で小説大賞の大賞を受賞したネット小説がAI使用判明で商業化諸々をはく奪されたらしい」「こっちでも何かともめている部分だからな……」

中国オタク「やはり日本の二次元では中国人男性と日本人女性のカップルの作品は少ないのだろうか?そういう作品があれば教えて欲しい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国でも恋愛モノ、恋愛要素の需要は非常に高いとされていますが、同時に中国独自の背景や環境により炎上リスクが高いという面もあるそうです。またそういった状況を体験しているのもあってか、中国オタク界隈では日本の作品の「問題無い」ラインに関して話題になることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「やはり日本の二次元では中国人男性と日本人女性のカップルの作品は少ないのか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ふと気になったんだが、やはり日本の二次元では中国人男性と日本人女性のカップルの作品は少ないのだろうか?
そういう作品があれば教えて欲しい

今の作品ではどうなのかは知らないが、二次元の「萌」の象徴である「CCさくら」には王小明というキャラがいてだな

彼は日本のオリジナル版だと李小狼という名前だというのが引っかかるのまで合わせて記憶に残るキャラだよね
ヘンな名前ではあるが外国の作品の中国人キャラだとすぐに分かるし、狼は無いだろうと言われつつも何となく武侠っぽさもあるから人によってはダメというほどでもなかったし

しかしその突出して有名な一例を除いたら該当する作品が思いつかないのだけど……

日本産の中華ファンタジーだと出てくるキャラが概ね中国人っぽいしこのテーマには合致しないか

カップリング的には怪しいが「DARKER THAN BLACK」を挙げてみる

中国人の男性主人公作品を探せば何か見つかりそうだな
あとは女性向け作品だと逆ハーレム要員の一人として出てきたりはするんじゃないか?

ギャルゲーの「Christmas Tina -泡沫冬景-」みたいな作品はどう?
日本人もスタッフに入っているし日本語版もある

通報リスクが無いとは言え商業的な需要が関係するんだから日本の作品でわざわざ中国人を出さないだろ……出すとしても欧米系のキャラじゃないの?

でも日本人はチャイナドレス大好きだし、昔からハーレム系作品だと中国人ヒロインはかなり高い割合で混じるぞ

外国人を相手役にすると人気が出ないどころか炎上リスクも抱えることになるからな
編集レベルで止まるはず

中国人に限らず外国人男性キャラを相手役にした場合、なぜ同国人を選ばないのかという疑問が出てそこから更に自国の男性批判や文化の否定だと受け止められかねないから男性向けでやるリスクは高い
いっそのこと異世界までいけば完全に別の評価基準になるからスルーされるだろうけど、中途半端に身近だと予想外な所を刺激して炎上とかになりかねない

ウチの国だとそれに加えて女性の外国への流出などの敏感な問題の方に踏み込みかねないわけだが、日本だとそういう感覚はどうなのかね
さすがに自国の女性ヒロインが外国人男性キャラとの恋愛で救われたように見える展開が価値観のどうこうで炎上通報みたいなことは無いと思うが

しかし「パリピ孔明」のように諸葛亮レベルなら日本人も納得する模様

あれは元々諸葛亮と黄月英がモチーフだし、諸葛亮が日本の二次元では軍師の象徴として有名過ぎる
明らかに例外だ

主流ではないが探せば出てくるレベルではあるよ
俺が昔見たOVAの「紅狼」という作品が中国人の男が主人公でヒロインが日本人の女だった
しかしそういうの関係ないレベルで頭おかしい作品だった

「うさぎドロップ」の作者が描いていた「青みゆく雪」は中国人の男が相手役だったね

以前ちょっと話題になっていたが、「ヤン先輩はひとりで生きていけない」は美形の中国人男性キャラが相手役だな

そういえばあったな……私は転載で貼られた画像しか見てないけど、美形キャラで扱い良さそうだ
と感じた
でも同時に服装が古いしなんか違うとも感じた

アニメ化されてないけどマンガなら中国人男性が相手役のも韓国人男性が相手役のもあるぞ
こっちで思いつくようなジャンルは日本でも一定の需要があるものばかりだし、ネタが常に不足気味な日本市場では普通に狙ってくるはず

アニメ化レベルは「CCさくら」くらいかもしれないが、日本のマンガ全体で見ればそれなりにある
あと小説だともっと多くなる

それはありそうだ
日本の女性向けのラノベだと中国人男性がある種のテンプレになっているという話もあるくらいだし

女性向けだと外国人男性が相手役というのは昔からあるジャンルだよ
こっちだと今はファンタジー入った騎士とかにもなっているが、昔は距離の通い外国人がそういうポジションだったこともある

男女はあまり思いつかないが、耽美系とかの男同士なら中国人の相手役は日本の二次元においてそこそこメジャー所ではある
美形男子キャラの一ジャンルになっているようで、上の方で出ている「ヤン先輩はひとりで生きていけない」の男もその流れにあるデザインっぽい

お前の言いたいことが私には理解できてしまう……特に小説だと作家のそういう趣味嗜好が出ている作品はあるし、中国人男性キャラに惚れる主人公(女も男も)というのは昔から続いているジャンルのようだ
私は昔なんとなく推理系作品の流れで読んだ「李歐」がそういう方向でも濃くて驚いたことがある

探せば出てくるのは否定しないが、そのほとんどは設定が中国人或いは中国系というだけ
中国要素や中国的なアイデンティティを目的にして納得できるキャラは非常に少ない

この話題を見ていて思いついたが、昔見た日本語教材に中国人男性の留学生と日本人女性のラブストーリーになっている章があった
ラブストーリーが迷走するわ三角関係になったりするわで結構スゴイ展開だった気がする

「ふしぎ遊戯」は厳密に考えると怪しいけど、概ねこのテーマで扱って問題無い作品だと思う

「ふしぎ遊戯」くらいの時代って日本の女性キャラと中国の男性キャラのカップリングはかなり多かった
日本の作品に出てくる中国人の強キャラも多くて、富豪キャラや武術の達人キャラや仙術キャラなどバリエーションも豊富だったし味方側にも敵側にも美形中国人が出ていた

確かに
当時は多くて、今は少なくなったという見方もできるな

私がこのテーマで真っ先に思い付いたのは「らんま1/2」だったが、よく考えたら乱馬は日本人で中国人の男性キャラで恋愛に絡むメインキャラはムース一人だけった……

ときどき忘れそうになるが早乙女乱馬は日本人キャラなんだよな
中国のテンプレ要素が搭載されまくったキャラなのに



とまぁ、こんな感じで。
今の中国の感覚で見た外国人キャラとの恋愛についてなども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「現在の中国の創作界隈では外国人キャラは舞台装置以上の扱いになることは少ないです。外国人或いは外国育ち属性が肯定的に書かれることはあっても、日本のように外国人キャラがジャンルテンプレになっているケースはないと思います」

「これは規制や通報のリスクだけでなく、読者の好みも理由となっています中国の人気ジャンルは国産中華ファンタジーや転移系、中国の歴史ファンタジーなどですし、現実世界を舞台にした作品でも国内で完結する、中国の文化的な共感が根底にあるので外国人キャラが中心になる作品の需要は少ないです」

などといった話もありました。

考えてみれば中国の創作だと極悪非道或いは間抜けな悪役の日本軍といったテンプレイメージはあっても、例えば「アラブの石油王」のような良い方向のネタでも活用される外国人キャラのテンプレというのがちょっと思いかないような?この辺りに関しては機会があれば掘り下げてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ここだけの話、『三国』になった後の三国演義ってあまり面白くないよね……?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年の中国では三国志関連の娯楽コンテンツも増え、若い世代を中心に一昔前と比べて段違いの三国志関連の知識が蓄積されているという話があります。
実際、中国オタク界隈でも昔と比べてかなり濃い三国志関連の話題が飛び交っているように感じられます。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「三国鼎立後の三国志はあまり面白くない」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ここだけの話、「三国」になった後の三国演義ってあまり面白くないよね……?

分かる
まだ三国が固まらない時期は分かりやすく面白いし、なんだかんだで赤壁辺りまでは面白いけど、三国鼎立まで行くと微妙になる

三国志として熱く語られるのは大体が漢末期の群雄争覇の時代だよな

そして三国演義と言いつつ三国鼎立後のパートは全体の三分の一くらいしかないというツッコミ所はある

理屈としては「三国」になるのは曹丕が皇帝を称した220年からだろうけど、皆の認識は黄巾の乱から「三国」は始まっていると思われる

例えば劉備に関しても益州劉備は何かと批判されるしね
なんだかんだで徐州劉備や荊州劉備は映像作品でもゲームでも「面白い」

220年くらいだと人気のある武将の多くが死んでいたり死んでいく、衰えていく時期だから面白くないんだよね
「新キャラ」も「序盤の人気キャラ」に比べたらキャラが薄いし

三国鼎立=メインキャラが死んでいくエピソード開始みたいなものだから人気が無いのも当然か
結局、三国志が面白いのって序盤の群雄割拠の時期なわけで

そこまで話が進むと史実に沿って武将が消えていく展開になり、強さよりも現実の虚しさの方が強調されるようになるからね
でもそれがあるから文学的な価値も高いので表立って「つまらない」とは言えない!

人物描写においては栄枯盛衰を描くことによって深みが出るわけだし、英雄の退場を描写しないわけにはいかないのだよ

三国志の二次創作が三国演義だけど、大まかな史実に沿った話としてまとまっているから評価が高いという面もあるわけだし娯楽特化にするのはダメだろ

我が国の歴史にはもっとバランスのいい三国時代もあるぞ!
南北朝末期の北斉北周南朝の後三国が!

勢力のバランスは良くても登場人物のキャラの濃さも数も圧倒的に不足していると思うのだが

あの時代は良い感じのエピソードも英雄的な人物もないからね……
北斉はキャラ濃いけどドン引きする方向の濃さだし、北周は地味だし、南朝は内乱で落ちていくばかり
どこを切り取れば面白くなるのやら

後三国はバイオレンス過ぎるし制度的にも民族的にも宗教的にもヤヤコシイし危ないしで昔から扱い難い、それに加えて話の軸にできるような正統性がどの王朝にも無いから娯楽にするのが困難な時代だと思う
三国演義、三国時代はやはり奇跡的なバランスの良さがある

三国鼎立ではなく三つの勢力のストーリーと考えればいける!
三つの視点、三人の主人公のストーリーと考えれば……!

その三つの勢力のうちの一つが明らかに不人気だし描写不足じゃないか?

あそこは一部の武将は人気高いから……

とは言え、世俗的な意味で語られる「三国志」って概ね曹操と劉備の戦いだからな
そこから外れた部分の需要は高くない

呉と孫権の評価の微妙さの原因の一つは間違いなくそこだ
曹操と劉備の戦いに横からちょっかいをかける、それも致命的な邪魔をするという見方になりがち

皆が好きなのは勝った結果ではなく、勝ちあがっていく過程ということなんだろう
会社で言えば創業時のエピソードの方が面白くなるようなものだ

曹老板(ボス)の話と考えたら最後は後継者が失敗して部下の一族に乗っ取られて終わり……企業ネタで三国志やるのもアリだな
いや、既にどこかでやってそうだ……

「ガンダムSEED」のような三勢力の話(なお主人公補正は一勢力に集中)みたいなのは娯楽として人気は出ても作品評価は微妙になりがちだし、三国演義が時代を超えてずっと残る名作になったのは三国鼎立以降の展開もあってこそだ
しかしそれとは別に、現代環境における娯楽コンテンツとして見ると三国鼎立以降の展開をどうすれば前半のような盛り上がりにできるかというと……

史実重視だと三国鼎立以降を面白くするのはそれ以前と比べて相対的にかなり難しくなる
昔の国内で馬超の人気がやたらと高かったのだって史実関係なくキャラも活躍も盛りまくった、庶民ウケを狙ったからではないかと
史実重視の現代では人気の凋落が著しいし、なぜ昔大人気だったのか理解できないという人も結構出ている模様

赤壁の戦い辺りまでで人気のエピソードは終わってしまうので後は見ている側のテンションは下がっていく
しかし三国演義を題材にする以上、そこをやらないわけにはいかないのが難しい所だ

俺も難しいという話には同意する
映像作品はその辺で解釈に問題が出る、ネガティブなイメージが付きがちだ

日本の面白い所だけ使い倒すやり方は商業的には正しいのかもしれないが、三国演義という作品の扱いとしてはちょっと納得できないものがある!

日本の扱いだともう三国志じゃなくて東漢群雄伝だよね

しかしこっちでもよく語られるのは結局黄巾の乱、反董卓連合、三英戦呂、官渡の戦い、長坂の戦い、赤壁の戦いとかなわけで

まぁ日本のアニメやマンガだと打ち切りの問題もあるはずだし……ゲームならともかく、連載作品だと最後までやらせてもらえる方が少なくなってしまうのだろう

日本の横山光輝版のマンガ版三国志は途中で一度打ち切りくらったせいで官渡の戦いが省略されるという現代でやったら大批判が起きそうな構成になっているし、日本の二次元における三国演義系作品には商業的な影響がそこかしこに出てくる



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における三国志ネタの扱いも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「近年の中国では人気が高い曹操中心で三国志を見ることが増えているので、官渡の戦いなどは日本よりも更に大きなイベントというイメージになっています。日本の三国志関係ではあまり意識されていないようですが、曹操が袁紹と袁紹軍に対して冢中枯骨と言い放つ場面なども重要イベントの一つですね」
などといった話もありました。
「冢中枯骨」は中国の古典的にはかなり強烈な罵倒で、名家の袁紹を祖先の家柄ごとバッサリ「見かけは立派だがもう終わっている、死んでいるようなもの」とやる言葉になりますし、演義における袁紹を時代遅れな存在として強調する言葉でもあるのだとか。

近年の中国における曹操関連の評価や基礎知識扱いされるエピソード、人物描写に関しては中国独自の方向でどんどん深くなっているという話も聞こえてきますし、機会があれば追いかけてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のマンガは後のこと考えずに主人公を死なせることって多いの?」「手塚治虫や藤子不二雄の時代からネタはあったし、案外珍しくないのかもしれない」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国は日本と比べて主人公キャラの扱いを良くも悪くも重視する傾向があるそうで主人公の扱いがヒドイ、ストーリーの都合や別のキャラを重視したせいで主人公のキャラが別人化しているなどといった状態になるとかなり強い反発が出るそうですし、主人公の敗北や死亡展開などは炎上必至な展開という認識になっているそうです。

この辺りに関しては日中で微妙に感覚の違う所らしく、中国オタク界隈でもキャラの退場展開に関する話題で盛り上がることもよくあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のマンガは後のことを考えずに主人公を死なせることが多いのか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のマンガって後のことを考えずに主人公死なせることって多いの?
「中華一番」の作者が主人公を死なせた後にどうするか考えてなかったらしいが、それが日本の漫画家の間ではよくあることなのかが気になって

どうなんだろう?俺もそこは気になる
あまり後のことまで考えずその場のノリで話作ってそうな作品は少なくないが、さすがに主人公を殺す展開で後のことを考えてないのは無い……と思いたいが

当時結構話題になった「中華一番」のあの展開、まだ生き返ってなかったのかよ……

作者が後のこと考えてなかったというのがまず驚きだよ!
主人公は作品の中心なのにそれを消してどうするのかと

いや、さすがに作者の発言はネタだろう……ネタだよね?

その後の発言で主人公は変わっていないと言っているからネタと見て間違いない……はず
でもあの作品のストーリーが主人公死んだ後にずっと迷走しているのは否定できない

死んだ後に冥界編の大会みたいなのやればいいのに
それに勝って復活でも良いのでは?

主人公を殺すのってかなりの賭けになるから、何も考えていないことは無いと思うが
あるとしたら想定外の反応が出て軌道修正する、それで悩むケースじゃないか?

次のエピソードを全く考えていないケースは少ないと思う
しかし作品の完結までの筋道まで考えた上で死なせたケースはそんなに多くなさそう
例えば「デスノート」のL の扱いは作者が後悔した、その後に苦労したケースだったはず

当時詳しく確認しなかったが、「中華一番」のアレは本当に死んでいてまだ引っ張っていたのか
私はてっきりあの作品にありがちなイベント勝負で次に復活がかかった戦いやるくらいで終わると思っていたんだが

なんか変なマカロニ餃子作って負けて死んだんだっけ?
当時の自分は主人公の死亡展開としてもまじめに心配する気にはならなかったような……

恐らく本当に何も考えていない作者は珍しいはず
でもキャラ死亡に限らず、このシーンを描いた時はきっとテンション上がって深く考えていなかったのでは……と感じられる作品はたまにある

「中華一番」の作者が迷っているのは間違いないだろう
こういうのってすぐに回収するべき展開なのに、ずっと過去編やってるし作者の考えが足りないのは見て取れる

確かずっと過去編みたいなエピソードが続いて本編は動いていないんだっけ?
主人公のピンチ、生死不明は長く引っ張る物じゃないだろうに……

連載作家の制作状況や精神状態に関しては一般人の想像を超えるような所もあるから何とも言えない
手塚治虫や藤子不二雄の時代から「後の話を思い付かない」ネタはあったし、案外珍しくないのかもしれない

キャラ死亡ではなくても引きの強い展開やっておきながらその後盛り上がらない微妙な展開で決着つけるのはありがちだし、このテーマのような事例はそれなりにありそう

例えば「鬼滅の刃」はプロットと描き方がきっちり決まっていた作品と言われているけど、この作品のように計画通りに進めていけた連載作品は多くないんじゃないか?
人気が出なかったら路線変更だってやるだろうし、読者の反応次第で先の展開を変えるのだって普通の話だ

打ち切り回避のために注目を集めようと死亡展開やるのはありがちだろうし、後先考えずにやっちゃったケースはありそうに思える

「ドラえもん」でもライオン仮面とオシシ仮面のネタがあったし、雑誌連載作品では似たような話が昔からあったのでは……

マンガ以外にもアニメで脚本が勢いでキャラを殺して後悔したケースはある
「鉄血のオルフェンズ」はそういう意味でも有名

オルガやビスケットとか雑な思い付きっぽい印象になるよね……

オルガもツッコミ所は多かったけど、明確に脚本がうっかり殺したのはカルタ・イシューだな
二期のためにCVのスケジュールまで押さえてあったけど脚本が勢い余って死なせた

「鉄血」第二期の迷走は死ぬキャラを生存させたのも影響していると言われているから事例としては少々違う気もする
後のことを考えてなかったというのは間違いなさそうだが!

作者が飽きた、他のキャラや作品に興味が移ったから主人公を処理するみたいな話は聞く
「中華一番」に関しても終わった作品を商売のために再起動させたからそういうのがあったりするのかも?

「中華一番」は続編も再アニメ化もあまり成功してないから、主人公殺して終わりにしてしまうのも一つの手段ではあるのかも
実際、ファンはここで本当に死なせても呆れはしてもそんなに恨まないんじゃないか?

そもそも日本の漫画家が後のことまで考えて描いているなら、長編作品にありがちな終盤の評価急落は発生しないと思う

考えてなかったは少ないだろうけど、人気や反応に関して想定と違った、判断を誤ったみたいなのはありそう

主人公死亡展開による炎上とその後の迷走は国産のネット小説でもわりとよくある話だからなあ
作者にとっては駒の一つでしかなくても、読者からすれば主人公がいるから作品を追いかけている、主人公の活躍があるから作品を楽しんでいたりするので主人公の扱いを間違うと炎上や人気の急落が発生する

こっちだと主人公の存在が実質的に作品の価値だし死なせたら読者に作品終了みたいにとられるから主人公死亡展開はやりたがらないし、普通はやれないはず
でも日本は死亡展開もドラマの一種として使ってることが多いし、作者が深く考えずにさっくり死なせそうな印象はあるね



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における主人公死亡展開の認識なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では主人公が実質的に作品そのものという認識もあるので主人公を殺す展開は大きな反発を生み出し、炎上の原因になります。主人公を殺す展開は作品を好きなファンを否定する悪趣味な展開、悪意のあるやり方だと受けとられることもあります」
などといった話もありました。

近年の中国の環境では読者視聴者側の反応が即座に強く出るので日本の作品コメント欄が荒れるようなレベルではない炎上が度々発生しているといった話も聞きますし、主人公や重要キャラを退場させるような展開はかなりリスクが高く扱うのが難しそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「今の日本の漫画家やイラストレーターって顔出しを好まないのだろうか?」「昔の日本では新年になると漫画家が揃って顔出しをしていたらしい」

ぼちぼち通常更新に戻していこうかと思いますが、ありがたいことによく考えたら新年っぽいネタをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「今の日本の漫画家やイラストレーターの顔出し」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今の日本の漫画家やイラストレーターって顔出しを好まないのだろうか?
昔は普通に出ていたけど今はそういうのが少なくなっているような?

尾田栄一郎や岸本斉史のような古い漫画家は結構顔だしするけど、最近は少ないよね

大ヒット作品を描いている大人気漫画家はファンに見つかると大変らしいから自然と顔出しも減っていくのでは?
尾田栄一郎に限らず人気漫画家のインタビューでは有名になって変化した日常生活に関する苦労の話は出てくるし人気になったことによる問題というのがあるのだろう

今は性別不詳、男性のようなペンネームでやっている女性漫画家もいるから顔出しする作家が減っていった結果だと思う

顔出しの写真があっても同じ写真がずっと使われているケースもあるし、広まり方の違いもあるのでは

本当の意味で近影が出てくる漫画家って案外いない
昔の写真ではカッコいいけど……となるような人は顔出しに消極的になりそう

作品のイメージと違うとか言われたくないからでは
読者が離れるリスクは否定できない

嘘か本当か知らないが「るろうに剣心」は作者の顔出しで売り上げ落ちたなんてネタがあるくらいだからな

たしか「銀魂」で作者大集合のカバーをやったら売上低下したというネタが語られていたな

諫山創は顔出しでイベントに参加しまくっているようだが、現代の漫画家の傾向だと少数派になるのかね

今は芥見下々みたいなスタンスの作者が多いように思う
作者キャラは各所に出すけど現実の顔は出さないみたいに

荒木飛呂彦のように宣伝で顔出しを積極的にやる作家もいることはいる

荒木飛呂彦は顔が良い上に作家を続けているのに劣化が目立たないからやれるようにも感じられるな……

こっちではあまり意識されないけど、「うしおととら」や「からくりサーカス」の藤田和日郎は顔出しの多い有名漫画家の一人だね

インタビューを受けるとか、講師などもやっているなら顔出しは有利に働くだろうけどマンガやイラストの仕事だけで食っているなら積極的に顔出しをする意味はない
現代の環境だとSNSのアカウントで宣伝するときのアイコンは顔写真ではなく自分のキャラでやるのがほとんどだろうし、顔よりも絵でアピールしていく方が効果的、ファンの反応も良いはず

ライブ配信などを考えると顔出しの活動は増えているという見方もできそう
ただそういうのは濃いファンが見るものだし、こっちのネット上の印象にはつながらないのかもしれない

昔と比べて現代ではリスクが意識されているから顔出しの活動が減るのも無理はない
「黒子のバスケ」関連の騒動とか忘れられない

人気になると「カミソリを送りつける」というのがネタではなく発生するらしいからな……

そこまでいかなくてもネットで作品の内容と作者を混同してボロクソに言われたりするし、顔を出しても嫌な気分になることの方が多いだろうからわざわざ顔出しすることも無いのだろう

漫画家をやっている人間が満たされたい承認欲求って「顔を覚えられる」ことによる部分は少なそう

そこはどうなんだろうな
こっちでは少なくないタイプだが、日本にもたまにメディアに出て語るとか、イベント参加で目立つのが大好きで連載止まってる漫画家はいる……!

顔出しして一般人に顔を覚えられると、外でサインを求められたりどこにいた何をやっていたとかがネットに拡散されたりするんだから日常で得になる場面はないだろ

でもきちんと顔出しをやらないと「BLEACH」の作者みたいによく似た別人ネタと混同されて拡散されるリスクも……

それは難しい問題だ
実際俺もそれなりに長い間、淫夢の方のタクヤと勘違いしていた……

久保帯人のアレは逆に顔出しをしたせいでネタにされてしまった、顔出しなんかしない方が良かった例の方では?

そういうのを考えると、ネタにされる素材をあえて提供する必要もないので顔出しが少なくなるのも納得だ
ネットの普及以降は拡散の速さも規模も段違いだろうし

漫画家やイラストレーターって顔で飯を食っているわけではないし、顔出しすることで増える負担と釣り合わないんじゃないか?
商業活動をやっていると出版社のイベントなどにはいかないといけなくなるし、アシスタントと一緒にやるスタジオ内での仕事や編集者とのやり取りもあるだろうから外に出る服が無い引き籠りってことはないはずだが

週刊漫画連載の仕事量だとオフライン活動やる時間は無いだろうし、人気漫画家にはそもそも顔出しする余裕がない可能性が……

個人的な印象ではたまに顔出し大好きな漫画家もいるけど、ほとんどの作家は顔出しに積極的ではないね
別に顔出しをしないわけではないけど、わざわざ顔出しをやりたいというわけではない……といっ所では?

確か昔は定期的に週刊連載漫画の作家が全員顔出しで表紙に載るというくらいには頻繁に顔出ししていたはず

少年ジャンプの新年号だな
昔の日本では新年になると漫画家が揃って顔出しをしていたらしい
ただこれは今では消えている習慣

撮影のために連載中の漫画家全員を集めた旅行と宴会が行われていたとか
なお「事故ったら少年ジャンプ全滅」という話が出て現在では消滅した習慣だとか

昔はそういうのが好きというか、社会的評価も含めたステータスにつながっていたんだよ
言っては何だが現代では漫画家という職業のイメージが向上したので、顔出しをしてメディアに載っている有名人アピールをしなくて済むようになった

上でも言われているけど外出時に人に囲まれる、何か言われるとか面白いもんじゃないだろう。特にスマホが普及している現代だとよほどそういうのが好きな人、慣れている人でもなければ負担になる

メディアや仕事(と取材)の方向次第で顔出しのスタンスが変わるというのもあるのでは?
私は同人から商業に行って成功したタイプは顔出しする機会が無いままになりがちという話を聞いたことがある

一部の目立ちたがり、それから実写作品や舞台に出る仕事をしているとかでもなければ顔出しに積極的にはならないだろう
それに作者の顔を気にするようなのはファンとして少数派だろうし、漫画家にとって重要なのはやはり作者の画風でアイコンとして描く顔の方だ

確かに
俺も「空知英秋の顔」で思いつくのはゴリラだし「鳥山明の顔」で最初に思い付くのもガスマスク風のロボだしな……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の印象も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国のネットではクリエイターのSNSでの発信が重視されますし、その際に顔出しでの活動をする人も多いです」

「二次元界隈もそれは変わりません。そして中国では作品だけでなくクリエイター自身もブランド化する戦略が活発なのでクリエイターの顔や振る舞いをアピールするのは重要だという考えがあります。ですから中国の感覚で見ると日本のクリエイターはあまり顔出しをしない、匿名性を重視している印象を受けます」

などといった話もありました。

私は若い時のネット体験の記憶が残っているのもあってか、ネット上で顔出しや名前が残る形で活動するのには何となく抵抗がありますね。仕事でやる分には別に構わない程度ではあるのですが……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本では白黒マンガをカラーにしたら大人気になったりしないの? こっちだとカラーがほぼ白黒の上位互換だが日本市場では違うように見える」

今回もありがたいことに以前教えていただいたものの、後回しになっていたネタで。

現在の中国ではマンガはカラーが主流になっているそうで、中国オタク界隈でも
「白黒マンガは読み難い」
といった話が出てくるのは珍しくなくなっているそうですし、読みなれないモノクロの日本のマンガに抵抗を覚える人も少なくないのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本では白黒マンガをカラーにしたら大人気になるのか?」
「日本のマンガがカラーにならないのはなぜか?」

などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本では白黒マンガをカラーにしたら大人気になったりしないの?
こっちだとカラーがほぼ白黒の上位互換だが日本市場では違うように見える

日本だとカラーにする作業量が割に合わない、カラー化するセンスを全ての漫画家がもっているわけではないなどの理由で単純な上位互換ではないはず

まず日本のマンガは白黒環境前提で描かれているからクオリティを維持したカラー化が簡単ではないという事情がある
単純に色を塗っていけば良いわけではなく、明暗や濃淡の表現を考えなければならないし作業量も多くなる

こっちでも単純な上下関係ではないぞ
作者がカラーにする余力が無いから白黒で描いているという作品が普通に人気になったりもしているし

日本もカラー化の試みはあるけど、採算的に割に合わないんじゃないか?
カラー化で連載するなら人員を増やさないといけないし、そうなると必然的にスタジオの規模も拡大するからコスト面での競争も激化する

日本市場は白黒マンガが一般的という特殊な市場だから、カラー化の強みはそこまで無いのかね
カラーで描かれた人気の長編作品は私の記憶には無い

ウチの国だとそんなにマンガを読まない人を引き込むにはカラー化必須、白黒は上級者向けなので入門作品にはなれないから商売で成功するためには当然カラーで……ということになるのにな

マンガって個人の手作業による所が大きいジャンルだし、白黒なのも主な理由は生産力不足だ
でも今後はAIアシストが進歩していくにつれて日本のマンガもフルカラーが主流になっていくのではないかと

日本のマンガが白黒なのも結局は妥協の結果だし、白黒の独特な演出は残っても基本的にはカラー化されていくだろう。
実際、電子書籍だと白黒マンガのカラー版が増加している。

俺もAIによって増えていくという見方に同意する
日本の白黒マンガもカラー化すれば人気になる、競争に勝てるようになるだろうけど、現時点の環境では作業量が現実的ではないというのが大きい
日本の雑誌連載マンガも人気作品に対するある種のトロフィー、栄誉の証としてカラーページが与えられるという側面があるし、日本のマンガもやれるなら全部カラーやりたいのは間違いない

「ONE PIECE」や「ジョジョの奇妙な冒険」なんかはカラーの方が向いている作品だよね
荒木飛呂彦はフルカラーの外伝作品も出しているしそれがまた上手い

日本のマンガ業界はずっと白黒のままで彩色パートの分担が確立されていないというのもカラー化が遅れている原因だ
中国のマンガでもアメリカのマンガでも彩色パートは独立した担当者がいるけど、日本は大体漫画家自身がやっているから作業量的にもクオリティ的にも対応しきれない

日本の漫画業界の分業体制って白黒マンガ向けに進化した作家個人中心の小規模なものだから、カラー化は新しい体制を組みなおす必要がある、既存の漫画家のスタジオでは難しいという話もあるようだが……

日本国内だとマンガはカラーにしたから売れる、カラーじゃないから売れないというのがあまり無いんだよ
日本市場だとカラー化が競争の武器として強くないから作業体制を整備する必要が無いまま現在に至っているのかもね

カラー化して大人気になった日本のマンガについては私も知らないけど、日本のマンガがいつまでもカラー化しないのは正直に言えば不思議だ……

まず白黒とカラーが同ジャンルの上位下位の関係とは限らない
カラーより白黒の方良い、白黒で脳内補正を効かせた方が良いような表現の作品もある

日本のマンガは白黒表現として完成するように制作されているからカラーにすれば単純にプラスになるわけではない
表紙などのカラーで描かれる一枚絵とはまた別だ

日本のマンガ、特に既存の人気作品に関してはカラーにする利点がそこまで大きくないような気もする
日本のマンガのカラー電子版を読んでみると分かるが、雑に全部カラーにするよりもスクリーントーンを使った白黒の方が良く見えるなんてのもありがち

カラーにした方が人気は上がるだろうけど、作品の質が良くなるとは限らない……人気が上がるのにしても白黒のマンガは読めないけどカラーなら読んでもいいみたいな人が増えることによるものが大きい

こっちの感覚だと分かり難いが日本のマンガ市場ではカラーにすればなんでも人気になるわけではない
単純に見れば白黒テレビとカラーテレビの違いのようにカラーの方が白黒よりも大衆受けするのは間違いないんだけど、日本のマンガ市場は規模が大きく成熟した読者層の割合も高いからカラーだけでは評価されない、場合によっては雑なカラー化の仕事で評判が落ちることもある

電子書籍の状況については俺も詳しく知らないが、日本ではwebマンガでも「ワンパンマン」の頃から白黒でアニメ化まで行く成功例が続いているから現代でもカラー化は重視されないのでは?

ウチの国のマンガがカラーになったのは概ね「内巻」な過当競争と消耗戦の結果だし、日本市場は白黒マンガで商売が成立している状態だから積極的にやることは無いのかもしれない

日本の少年マンガは週刊ペースの時点で漫画家にとっての負担が大き過ぎるし、そこでカラー化までやったら連載維持の方に影響が出てしまうんじゃないか?
もちろん金かけて人を揃えればやってやれないことはないだろうけど、そうすると新人が出てくるのが難しくなってアメコミと似たようなシステムになりかねない

週刊連載の仕事量で色まで塗った場合、他の部分にしわ寄せがいきそうだよね
漫画家自身にもダメージが来て死人が出そう

週刊連載で体を壊した漫画家の話はよく聞く……新作打ち切りも珍しくない世界なのだろうけど全編カラーで描いたのにあっさり打ち切りとか徒労に終わるどころではない

日本のマンガが今でもカラーにならないのは白黒の方が印刷して売る方もコストを安くできるという利点があるからだ
今のウチの国のマンガ業界のようにネットで無料で読ませて広告で回収するモデルではなく、昔から続く雑誌や単行本を売って利益を出すモデルだからカラー化すると作業以外にも印刷コストが跳ね上がる
こういうのは同人誌をカラー印刷してみるとよく分かる……

でも現代では電子書籍化が進んでいるし、昔の雑誌印刷しか無かった時代ならともかく現代では印刷コストを気にしないで良くなっているのでは?

縮小傾向ではあるけど日本のマンガ市場において実本はいまだに無視できない規模の収益につながっているから「気にしない」わけにはないかない
それに白黒のマンガは「電子書籍と実本の両方に対応できる」という扱いにもなる
これがカラーだと実本市場では最初からカラー印刷の高級路線で売るしかなくて、通常のマンガ単行本の所で売れなくなるので士郎正宗みたいな作家しかやっていけない

日本だとカラーにしたら掲載される場所が広がるのか、読者が増えるのかがまずハッキリしないからなあ

日本市場でもネット配信はあるけど、最も稼げる場所は結局白黒の少年マンガ雑誌連載だしな。カラー化してそこに掲載できなくなるというのは負の影響の方が大きそう。

少年マンガの電子書籍版でカラー版が出ていることもあるが、あれはどうなんだ?

ああいったカラー版は白黒で当たった人気作品をカラー化してもう一度売るという狙いもある
言ってみればある種のリメイク商法だし連載からずっとカラーでやっている少年マンガ系の人気作品は無いんじゃないか?

私は「To Loveる」の日本語版はカラーの電子書籍版をこっそり買いなおした……サービスシーンの多い作品はカラーの需要が絶対にある、ファンに歓迎されるリメイク商法だと思う!



とまぁ、こんな感じで。
中国のカラーと白黒に関する認識や扱いも含めてイロイロな話が出ていました。

現在の中国国内では漫画はカラーが普通になっている模様ですが、その辺りの事情に関しては過去記事の
中国オタク「中国国産マンガがカラーやめたらもう少し質が上がったりしないだろうか?最初は良くても中盤以降作画もストーリーもダメになる作品が多いのは何とかならないものか」
などもよろしければご参照ください。

以下、別の話になります。
この年末にかけてまた中国の漫展、同人系イベントでは日本の作品関連の扱いがどんどん難しくなっているそうで、杭州のcomicupでも日本の作品締め出しになったのが日本でも報道されていますし、現地では「やはりダメだったか」という空気もあるようですね。

日中関係の悪化による各分野のイベント中止は昔から定期的に発生していますが、聞こえてくる話などから今回はいつにも増して中国国内で忖度と景気の悪さが積み重なっているのがこれまでとは違うようにも感じられます。
規制をやらないと周りから叩かれてイベント開催そのものにダメージ、規制したらしたで実質的な損害と界隈での評価低下になるので対応もグダグダになりがちとかなんとか。

以前この辺りに関するネタを教えてくれた方からは
「中国の同人活動もコスプレ活動も利益を出すのが当然、利益を出さないと意味がないという方針が基本なので日本よりもイベント中止による損害は痛いですね……」
といった話を聞いたこともありますし、この厳しい状況が続いてどうなっていくのかとも考えてしまいます。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「相撲の日本における人気や扱いが分からん。結局日本人は相撲が好きなの?そんなに好きじゃないの?」

気が付けばクリスマス目前で今年もあと少しということで何とも言えない気分になってしまいます。
それはさておき、今回はありがたいことに以前教えていただいた日本文化関連のネタについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「相撲の日本における人気や扱いが分からない」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


相撲の日本における人気や扱いが分からん。結局日本人は相撲が好きなの?そんなに好きじゃないの?
二次元作品に出てくるとやられ役になりがちだけど出番自体は多いしたまに強い扱いもあるから混乱する

日本の格闘系作品だとかなりの確率で相撲が入ってくるけど、扱い自体は良くないんだよな
嫌われてはいないと思うが

相撲って日本文化の重要な一項目だし、日本人にとっては心に刻まれている存在と言える
だから二次元作品にも頻繁に出てくる
しかし言われてみれば勝てる強い相撲キャラって思いつかないな……

相撲キャラを出す場合、ほぼパワー系になるので強キャラ設定しても結局はかませ役怠け方になりやすいというのがあるのでは?

「バキ」とか、後の方では他の格闘技と同じく雑な扱いになったけど相撲の扱い自体は悪くなかったような?
私の中では日本の作品だと優遇される、それくらい好まれているといった印象はあるかな

敵として使いやすそうだし出番は記憶に残るけど、人気に関しては見えてこないよね
相撲キャラはデザインや能力的に最初の方に出てくる敵キャラとしては便利だけど、長編で君臨し続けるボス敵には不向きという事情もあるんだろうけど

数字化し難いし、日本国外からは相対的な強さもイメージし難いのがね

「テンカイチ」みたいに活躍としては微妙だけど、武器持ち相手に素手で戦いが成立するという時点で武術としての扱いは良いという解釈ができる……かもしれない

現実の日本だと試合がある時は必ずNHKで放映されるし有名力士がスポーツ選手としてテレビ番組に出演しているから社会的な地位がある、扱いが良いのは間違いないと思う
ただ私は日本人のオタクで相撲大好きという人に会ったことは無い

これが作品だとデブを主役にするとか誰も見たがらないだろ……となるから簡単だけど、現実社会の評価や人気になると何とも言えない
少なくともメディアではかなり大事にされているしニュースにもなっている

文化的な価値は評価されているけど大衆的な人気は無い、くらいでは?
異種格闘技系作品で相撲が最強クラスの扱いになったことは無いし、異種格闘技に飛び込んで暴れる相撲使いの主人公というのも見たことが無い

確かに異種格闘技系に出てくること自体は多いけど、Tier0扱いのはほぼ無い、かませ役の方が多いような?
知名度は高いけどあまり扱いが良いとは感じられないし、日本人が相撲大好きというのは感じられない

「ニンジャスレイヤー」の相撲は完全にやられ役だったな
まだヤクザの方が扱いが良いくらい

でもルフィが急に相撲で戦ったりするし、グラブルで謎の強クラスで実装されたりするから分からなくなる

「ポケモン」とかでも相撲ネタはちょくちょく出てくるし、日本の作品における基礎的なネタになっているのも間違いないんだよな

相撲キャラが強くないのは作者にひいきされないのもあるだろうけど、それ以上に主人公ではないゲストキャラだからというのが大きいと思う
踏み台にできる便利な強キャラになるのも一定以上の知名度や社会的な認識の共有が必要だ

そもそも日本人はあれのどこが面白いと感じているんだろうか?
動画で見たことはあるけど、戦う前に儀式的な動作を一つ一つやっていき、ようやく戦いが始まりぶつかったと思えば数十秒、場合によっては数秒で終わってしまう

相撲ってルールも戦い方も現代で主流の格闘技と全然違うから面白さも凄さもよく分からないのがね

あれは選手個人の情報に加えてシーズンごとの勝敗やそれによるランキングの変動などの試合以外の情報も知っていてようやく楽しめるのだとか
日本のテレビや新聞で常に報道されるスポーツなので、日本社会で暮らしていれば情報は頭に入るらしい

日本人の相撲に関する考えや捉え方は俺もよく分からない
デブが戦うというのもだけど、モンゴル人に記録更新されまくって上位を奪われているのに日本の国技アピールするのはなんか感覚が違うと思ってしまう

俺が以前考えた時は、実は日本人は相撲を一種の体操みたいなものだと思っていて本当の意味での格闘技扱いはされていないのではないだろうか?だから作品に登場させることはあっても本当の意味で活躍することはないのだろう……みたいな結論になった

日本人も相撲が強いとは思ってなさそうだけど、少なくとも相撲の視覚的な有用性や知名度は十分に認識していると思われる
これは作品にキャラとして出す上では現実の強さ以上に重要な要素だ

まぁ中国の武術だって実際にどれだけ強いかは皆あまり考えないことにしてるし、日本人にとっての相撲もそんな感じなんだろう
文化的な記号としての価値があるのが重要で、具体的な強い弱いはそこまで重要ではない

二次元で相撲の扱いが悪くなるのは元ネタがカッコ良くないという根本的な問題があるのでそこを考慮しないと間違えそう

確かにカッコ良さと文化的な価値は別物になりがちだ……

単純な疑問なんだけど、相撲をカッコ良くする方法ってあるのか?
圧倒的な強者アピール以外にデブをカッコ良くする方法あるの?

キャラデザをカッコ良くすれば行けるし、現実でもカッコイイ相撲取りはいる
脂肪もあるけど筋肉もある、筋肉の方が目立つ体系の相撲取りもいるからそっちに寄せることもできる
二次元ではそんなに難しいことではないかと

日本の二次元には相撲をカッコ良く描写する手法は存在する
例えば少年ジャンプで相撲作品やって普通にヒットしてアニメ化した「火ノ丸相撲」なんかもあるわけで

かなり昔の横綱だけど千代の富士とかは筋肉ガチガチでカッコイイよ
当時の日本のアニメやマンガでは彼をモデルにしたキャラも少なくなかったらしい

「国技」とは言われるけど国民的スポーツや国民的スター扱いはされないようだから、格は高い伝統的なジャンルというくらいでは?
好きじゃなくても雑に扱われると怒るとか、そんな感じで

ウチの国の伝統文化枠のあれこれに関しては日頃は雑に扱ってるのに外国で雑に扱われるとブチ切れて突撃する人が出るけど、それと似たような扱いなのでは?

それはありそうだ
日本において相撲の地位が高いのは間違いないし、あまり重要視されないけど日本人なら相撲に関してある程度語れるくらいのレベルだと思う

でも俺が初めて意識した相撲選手って歌舞伎みたいな顔で水平に飛行する頭突き攻撃やっていたんだけど……いくら日本人でも雑過ぎない?
相撲に関しては後から知ったけど、あれは伝統文化枠でやるにはちょっとどうなのかというレベルだった気がする

インド人が手足を伸ばして火を噴きブラジル人が発電するゲームを参考にしてはいけない



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の相撲に関する認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「現在の中国では『相撲』といえば日本の相撲が出てくるようになっています。日本の相撲は中国から伝わったもの……みたいな話はなんとなく考えていますし百度百科などでもそう書かれていますけど『相撲』という言葉は外来語な印象になりますね」

「水滸伝の燕青や李逵が使う『相撲』をすぐ思いつく人はほぼいないと思います。水滸伝が映像化される際の燕青の相撲の描写は燕青は投げや打撃の技術がある武術バトルに、李逵はパワー系のアピールになることが多いです。時代や媒体によってはアクション要素が強くなって日本の相撲とは全く違うものになったりします」

などといった話もありました。

相撲に関してはどういうものか?というのは見ればすぐ分かりますが、日本における評価や人気、話題性などに関して伝えるのは難しいと感じてしまいますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の創作界隈では活動をやめる時に垢消して作品まで全消しするのが多いのは何故だろう?非常にもったいないと思うんだが……」

今年も終わりが見えてきましたが、ありがたいことに以前教えていただいたものの後回しになっていたネタが幾つかあるので今回はそれについてを。

日常的なオタクの活動に関してもイロイロな日中の違いがあるかと思いますが、中国オタク界隈でもそういった感覚の違いに関して話題になることがあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の創作界隈では活動をやめる時に垢消して作品まで全消しするのが多いのは何故か?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の創作界隈では活動をやめる時に垢消して作品まで全消しするのが多いのは何故だろう?
言っては何だけど非常にもったいないと思うんだが……

それは俺も気になっていた
作品、ジャンルに飽きたから別垢を作るというのは分かるし、嫌になったから作品を消してしまうというのも分からなくもないが、アカウント消して作品も消してしまうことが多いというか、そうするのが普通になっているようなのは不思議

作者さんが好きにするものではあるが、やはり作品消さないで欲しいよね……久々に見に行ったらアカウントごと消えていてガッカリしたことが何度もある

さっぱり関係を断つために全消しする考えになる、それが正しいというのが日本の創作界隈の思想なのかね

もっと単純に、他にやらなければならないことがあるから未練を絶つために徹底的に消すとか?

消すくらいなら売るか譲ればいいのに……中の人が変わったと告知すればそこまで問題にはならないのに……

それはそれでリスクがある
日本は著作権関連の取締りが厳しいから作品によっては訴えられるリスクが現実的なものとして存在するし、全部消した方が安全ということになるのだろう

日本のネットでは実名制、身分証との紐づけがないからアカウントを作りやすいし消しやすいという事情も影響していると思う
消す前のアカウントに思い入れが無くなった、嫌になった面倒になったとかで気軽に消してしまうのでは

身バレを防ぎたいからでは?
ネット上の痕跡を減らせば減らすほどリスクも下がる

転職など新しい所に行く際に過去のSNSをキレイにするのは当然だろう
昔なにやってた?とか聞かれたり調べられたりされると楽しいことにはならない

中国のSNSと比べて日本のSNS、同人プラットフォームは閲覧制限がやり難いから、それが理由で全消しに行く可能性も考えられる

日本のプラットフォームでも鍵垢にするとかフォロワー限定とかはできるけど、閲覧制限の設定に関してはあまり細かくやれないのよ

同人界隈だと珍しく感じるかもしれないけど、こっちでもコスプレイヤー界隈はアカウントと画像と動画を消して消えるとか、bilibiliで活動しているVtuberが卒業や転生する際にアカウントと動画全消しするとかは結構あるぞ

中日ではアカウントの評価基準、重視される所やリスクが違うというのもある
こっちでは運営からのペナルティがかなり「強い」しアカウントの評価が下がるとランキングや評価にもすぐ影響が出るから問題のありそうな作品は最初からファン限定可視化などの閲覧制限つけて出す
それに対して日本ではまず警告から始まるので問題になったら隠すか消せばいい、運営に怒られたら修正すればいいという考えだ

炎上したら消したくなるのは分かるし、ヘンな評価が付くようになったらバッサリやりたくなるのも分かる

日本は金を稼ぐ、或いはそれを目指すアカウントが相対的に少ないから消すのに抵抗が無いように見えるというのもあるかと
同人創作では目立つと歓迎しない人も増えるし、エロなどの尖った作品を出した際の批判や炎上につながるリスクも上がるから趣味でやっている場合はアカウントごと消しちゃうのもあり得る

同意する
私もpixivでは作品発表用のアカウントと個人閲覧用のアカウントは分けているし、キャラも使い分けてるよ

アカウントの価値よりも探されることの厄介さの方が上ということか
日本のSNSって商売よりも趣味でやっている人が多いのは何となく見て取れるが……

こっちの同人創作界隈って半分商業圏だし、過去作を消すのはもったいない、まだ稼げるからバッサリ削除するのではなく一部限定閲覧可能みたいに粘ろうとする考えになる
それに対して日本の創作界隈も商業圏と変わらないアカウントは少なくないが、それ以上に収支を気にせず遊びでやっている、支出の方が多くて実際は収益が出ているわけではないアカウントの方が多いし、自分が持ち出しでやってる遊びだから嫌になったらやめるしあっさり全消しする

こっちだと育てたアカウントは価値がある、データ的な資産という面があるのに対して、日本だと遊ぶため交流のための場所、個人の人格的なものという面が強い
だから中国ではアカウントや作品を残そうという考えになるしアカウントの譲渡や引継ぎも行われるけど、日本では消すことに抵抗は無い、むしろ消した方がスッキリするということになるのでは

その見方は何となく理解できる
しかし国内の作者も自分の過去の痕跡を抹消したいから垢消し作品全消しすることはある
日本に限らず創作やってる人がたまにやる行動ではあるのだろう

でも普通はアカウント消すくらいなら非公開で……とかにならない?
日本のSNSは本当にすぐアカウントも作品も消す

pixivとかをやって見ると分かるが、日本はアカウント作るのが楽だから消すのも躊躇わないのだろう
こっちだとSNSの登録に身分証の実名認証と電話番号、更に審査が必要になるのを考えるとこんなに簡単で良いのかと思ってしまうよ

一応ウチの国のSNSやフォーラムの審査は日本より簡単なくらいだった時代もあったんだよ……今は法律をはじめイロイロな面から無理だけどね!

日本はプラットフォーム運営側からのペナルティは緩いけど、IP権利者側から怒られる場合のダメージは大きいし現実的なものとして意識されている
だから18禁な二次創作が人目を集め過ぎて公式にバレたから消すというのも珍しくない
消さないで!という人達が作者を守ってくれるわけではないからね

同人誌の時代と違って今はダウンロード数で損害額を具体的に計算するから怖い数字になると聞くし、そりゃ消すよ
つまりある種のサイバーセプク・オプションである

どこの国でも創作界隈の警察案件は怖いし、アカウントと作品全消しも仕方が無いと思えるようになるよ

日本のアカウントも作品も消す行動の多さに関しては、創作環境が開放的だからというのも理由としてあるだろう。その根底には問題が起こってから対処すれば良い、アカウントを消して新しくやり直せばいいという考えがある。
ウチの国だとアカウント新しく作ってやり直すのは難しいし、問題が起こった際のペナルティはきついし炎上と通報は更に怖い。だから最初から閲覧制限などで自衛するし、問題が起こっても隠すだけで済むならそれでいきたいという方針になる。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の空気なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国のネットではフォロワー数の多いアカウントには広告的な価値がある、営業資産であるという考えが強く、日本よりも表立ってフォロワー数やフォロワー数のあるアカウントの売買が行われています。その感覚は中国オタク界隈にもあります」

「中国オタク界隈にもアカウントの売買に対する拒否感はありますし、極端なやり方をすると批判されます。しかしアカウント(とそのフォロワー数)には価値があるという考えもあり、消してしまうよりも譲渡する(表面上は)ことはそれなりにあります」

「中国のプラットフォームではフォロワー数に加えて投稿した発言や作品の数や評価などの投稿履歴の質もアカウントの価値に影響するので、作品を消すとアカウントの価値が落ちます。だから中国では消すよりも閲覧制限を強く細かくかけて対応しようとする考えになります。全部消すよりも、見せたい人だけに見せる形で問題に対応していくわけですね」

「アカウントが譲渡された後、引継ぎをした新しい中の人が前の中の人の作品を削除せず残すこともあります。これは過去作品のブックマークやコメントもアカウントの価値につながるということや、過去作アーカイブを維持して界隈に貢献するという意味もあります。残しておいた方が喜ばれる、譲渡された新しい中の人の新作も見てくれるようになるだろうという考えもあります」

「あともちろん中国でもアカウントの売買は規約違反、BANされるリスクはあります……」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
今回の内容に関しては私もあまり詳しくないので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

寄稿記事: 「中国における藤子不二雄漫画単行本の出版状況およびアニメ状況について」 その1

ありがたいことに私の友人の古参の中国オタクの強者にしてオタク文化の探究者のフギョウさんから
「中国における藤子不二雄漫画単行本の出版状況およびアニメ状況について」
という大作を寄稿していただきましたので以下に掲載させていただきます。
既にnoteの方に同じ内容をアップしていますが、中国からどっちが見やすいのか分からないのでnoteとブログ両方にアップしていく予定です。


中国における藤子不二雄漫画単行本の出版状況およびアニメ状況について


本研究は個人研究であり、研究方法はネット検索及び中国本土の通販サイト/ネットオークションの出品データから出版時期を調べ、筆者の幼少期の記憶と結び付けて説明を加えたものです。また、本稿で触れる単行本以外にも、漫画雑誌の出版もあるが、ここでは雑誌版は割愛させていただく。


序論 中国における藤子不二雄漫画全般論

まず、全体像として、正規版/海賊版問わず、ネット通販サイトやオークションでは確認された、中国本土でこれまで発売された藤子不二雄作品(F、Ⓐ含めて)の単行本のタイトルは『ドラえもん(叮当、机器猫、機器猫、哆啦A梦、哆啦A夢)』のほか、『ウルトラB(太空儿UB、太空児UB)』、『怪物くん(怪物太郎、怪物小王子)』、『パーマン(飞人、飛人、小超人帕门、小超人帕門)』、『オバケのQ太郎(Q太郎)』、『ジャングル黒べえ(黄毛仔、叮当小泰山)』、『チンプイ(小宇宙人、大耳鼠芝比)』、『21エモン(外星怪客大聚会、21世纪小福星)』、『キテレツ大百科(小小神通大百科、奇天烈大百科)』、『笑ゥせぇるすまん(七笑星、笑面推销员、笑面推銷員、笑口常开、笑口常開)』、『モジャ公(宇宙猫、宇宙小毛球)』、『ウメ星デンカ(酸梅星王子)』、『忍者ハットリくん(小忍者、忍者服部君)』、『エスパー魔美(超能力魔美)』、『異色短編(异色短篇集)』がある。また、筆者の記憶では『T・Pぽん(时光巡逻队、時光巡邏隊)』、『みきおとミキオ(千奇百怪、三树夫和米奇夫、三樹夫和米奇夫)』、『バケルくん(化身君、变身娃娃、変身娃娃)』の海賊版もあったと認識しているが、二〇二四年一二月の調査では再確認できなかった。

その中で、正規版としては、『ドラえもん』が一九九三年に人民美術出版社から、二〇〇〇年に吉林美術出版社からと二度の出版されている。吉林美術出版社は小学館と提携していた時期があり、一九九七年に『忍者ハットリくん(小忍者)』を出版したほか(しかし、本書●頁の通り、この『小忍者』も許諾を得ずに出版されたものでした)、二〇〇二年から二〇一四年まで『月刊コロコロコミック』の中国版である『吉美漫画』も刊行していた。現在でも吉林美術出版社は、中国におけるドラえもん関係の正規窓口であり、藤子・F・不二雄先生が直接描いていないドラえもん(むぎわらしんたろう先生執筆や藤子プロ作品のものなど)関連の出版も行っている。

筆者としては、ここに挙げた『ドラえもん』シリーズのみが正規版で、これ以外は全てライセンスが怪しい、すなわち海賊版だったのではないかと考えている。

そして、『ドラえもん』のみが、正規版海賊版問わず多数のバージョンが存在し、長期に渡って発売され、国民的なタイトルになっている。他の藤子不二雄作品のタイトルは一部の愛好家かマニアしか注目しておらず、一般的には「子供の頃にチラッと見た」「むかし本を持っていた」程度のものと考えられる。

また今回調査では藤子不二雄作品の出版は一九八〇年代から二〇〇〇年代まで長期に渡ったことが再確認され、それぞれの年代の製版や製本スタイルは藤子不二雄作品に通じて一通り見ることができることが分かった。そのため、次章では参考として、中国本土では漫画印刷と製本を軽く説明させていだだく。


第一章 中国の日本漫画製版/製本事情

製版技術として、現代の写真製版、デジタル製版以前に、職人による手彫り製版で絵を印刷していた。中国は、建国直後の時期には国全体が貧しく、写真製版できる印刷所が少なく、機材も貴重だったため、長い間、写真製版は、貴重な資料類の製版にしか使えなかった。子供用の漫画本に写真製版を使い始めたのは、一九八〇年代後半からであると、本稿執筆のための調査で状況証拠が見つかった。

一九八六年九月に「岭南美术出版社(岭南美術出版社)」から出版された『連環画・叮当(ドラえもん)』は、まだ手彫り製版っぽく、絵がぎこちない((図1)参照)。しかし、一九八七年一一月に出版された同シリーズの後半の版の物は一気に絵の再現度が上がり写真製版によるものかと考えられる((図2)参照)。

寄稿011

図1


寄稿012

図2


手彫り製版は文字通り原稿の絵を手作業で版に彫っていくので、出来栄えが彫り職人の腕次第となる。日本の「漫画」も現代の「マンガ」に移行されるまでは、長年「線描」のみで描いていて、手彫り製版でも対応できた。また、職人の腕次第で原画以上の味がでることもあった。しかし、手彫り製版は古典的な日本画や版画調ものに対応しやすく、手塚治虫に代表される線の太さが均一で造形が丸い「アニメ調」のキャラにはかなり苦手である。

もう一例は、一九八三年六月に出版された『連環画・铁臂阿童木(鉄腕アトム)』である((図3)参照)。こちらも恐らく手彫製版で、絵の再現度が落ちていた上、横長サイズに変える際にコマ割りがおかしくなっている部分があった。

寄稿013

図3


また、当時の中国では版権ビジネスという概念があやふやであった。この出版社も恐らく版権侵害と認識してなく律儀に手塚プロに本のサンプルを送った。スタッフが手塚先生に見せたところで、手塚先生が激怒した。ただ激怒した原因は版権侵害ではなく、横長サイズした時のコマ割りと絵の下手さで、「こんな絵では楽しめない」と手塚先生自ら原稿を書き直して中国に送り返したそうだ(宮崎克=吉本浩二『ブラックジャック創成秘話〜手塚治虫の仕事場から〜(第三巻)』(秋田書店、二〇一三年)一〇一頁以下)。

ここで更に注目してほしいところは、中国本土独特の「連環画」というスタイルで、日本の漫画に影響されるまではこの「連環画」というイラストノベルが中国の主流であったのだ。そのため、一九八〇年代いっぱいまで、日本の漫画の輸入する際には、この横長左綴じポケットサイズの「連環画」スタイル、或いは四角い左綴じの絵本サイズにするのが一般的だったということだ。

寄稿014

(図4)
正方形の絵本版『銀河鉄道999』


そのため、手彫製版による中国版は、再現度の低下のみならず、コマ割りにおいても日本の漫画の再現が難しかったと言える。さらに現代の「マンガ」となると、線描のみならず、スクリーンやエアブラシの導入より、手彫製版がついて限界が来てしまうことがわかった。
(図5)は新世紀出版社の『連環画・聖闘士星矢』。ご覧の通り手彫製版では再現できず、ほぼ書き直しになってしまい、作品が台無しになっている。

寄稿015

図5


しかし、一九九一年に海南撮影美術出版社が出した『聖闘士星矢』では、恐らく写真製版で絵が原作のままとなっている((図六)参照)。しかも、横長の連環画スタイルではなく、原作単行本に近いというか、左綴じにした以外そのままになっている。

寄稿016

図6


この海南撮影美術出版社版の『聖闘士星矢』と『ドラゴンボール』は一気に小学高学年から中学まで広がり、一九九〇年代の中国における日本の漫画の海賊版ブームの火付け役になった。そして、その後の日本漫画海賊版の大流行によって漫画本のスタイルが定番化され、連環画は市場から淘汰されることになった。
そして、二〇〇〇年代に入るとデジタル製版の普及より印刷コストがさらに安価となり、四ページを一ページに詰める「四拼(併)一(スービンイー)」というスタイルが流行し始めた。

(図8)のように「四併一」は絵が小さく、文字も過密で、日本漫画に慣れてない方は大変読みずらいと思う。しかし、当時(二〇〇〇年代)の高校生にとっては苦にはならなかった。なぜなら、当時の高校生はみんな子どもの頃から海賊版の日本漫画を読み慣れていた。また、彼らの子供の頃(一九九〇年代)は、お小遣いで単行本全巻揃う財力がなく、海賊版の発刊自体は不安定で途切れることもあり、巻数が多い長編大作となると必ず見逃しや買い損ないが発生していた。そのため、誰もが「全巻読破」を夢見ていたのである。そして、高校生になった頃、一冊で一〇巻分をまとめた「四併一」が学校近辺の市場で現れると、もうそれは買わざるを得ない代物でた。つまりこれらの「四併一」新作ではなく、文庫本のような「買い直し賓」としての役割を果たしていた。また同時期にポケットサイズ(サイズも文庫本)の海賊版漫画も出回り始め、最終的は「四併一」と共に売れ筋となり、通常サイズの漫画本を市場から駆除したのだった。

寄稿017

図7(図8の本の表紙)


寄稿018

図8  2003年3月に出版された「四併一」の「ドラえもん」。通常の4ページ分を1ページにまとめて掲載している。名義上は「远方出版社」の出版だが、実際の「远方出版社」は出版しておらず出版社情報は全部偽物である。


また、「四併一」となると完全な違法出版なので(写真製版はまだちゃんとした印刷所しかできないが、デジタルとなるとひょっとしたら普通の業務用コピー機でも作成できる)、法律に則って簡体字で出す必要もなくなり、香港版や台湾版の繫体字版がバンバン出ていた。そのため香港版や台湾版も一通り中国本土に流れ込んだ可能性が高く、香港、台湾出版事情について、筆者はカバーできないため、これ以上は分からないことになる。


その2に続きます。

中国オタク「俺はあまり野球に詳しくないんだが大谷翔平ってもしかしてリアル系のスポーツ作品に出しちゃダメなキャラだったりする?」

ありがたいことに時事ネタっぽいタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では何度も野球を題材にしたアニメやマンガが人気になっていることもあってか、野球が分かる人は珍しくありませんし、甲子園や日本の野球関連の動向を追いかけている人もそれなりにいるそうです。

そしてそんな野球が分かる中国オタクの面々にとっても大谷翔平の活躍は驚きだそうで、中国オタク界隈のの一部でたまに話題になったりしているのだとか。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「大谷翔平ってもしかしてリアル系のスポーツ作品に出しちゃダメなキャラだったりする?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


俺はあまり野球に詳しくないんだが大谷翔平ってもしかしてリアル系のスポーツ作品に出しちゃダメなキャラだったりする?

その通り
リアル系どころかスーパー系でもかなり危ない

直接出すのではなく背景設定としての伝説の存在みたいにやるしかないのでは?
主人公にしても補正強過ぎてそのままだと白けるレベルだし

リアリティ重視の作品で大谷みたいなキャラを出したら読者に怒られるというネタはよく聞くし納得しかない

敵で出すとしてもラスボスや目標かな……でも強過ぎる、成果の上限を超える存在なのでやはり扱いが難しい

シルエットで出てくる主人公の憧れ、目標とか?
大谷の場合、モデルにしたキャラを出しても創作の方がショボいみたいなことになりそうだから扱いが難しいというのは分かる
スポーツ作品って能力の高さや必殺技の他に数値としてのデータ、積み重ねられた成績というのがキャラの凄さの表現になるけど成績方面のバランスを壊すという意味で本当に出しちゃいけない存在になってる

直接出さずに存在を示す、凄いキャラや主人公にとって憧れや動機になっているキャラとしてなら……
子供の頃に夕暮れの公園で落ち込んでいる主人公を励まして立ち直らせ、お別れの時に帽子だかボールだかをくれた顔が影になって見えない恩人にして憧れの人みたいな辺りで?

野球という競技の性質ありきな話とはいえ攻撃も守備も一人で圧倒、その競技では創作でしかありえなかった攻撃と守備の役割の両立を世界一のリーグでやって更にタイトル争いをする……さすがにチート過ぎない?

私は野球アニメをたまに見るくらいなんだが、現実のサッカーで例えたらどんなレベル?大雑把な例えで良いから教えて

本当に雑だけど、今話題になっている三本塁打10奪三振はサッカーで例えるならキーパーが単独で0点におさえて本人のシュートで3点とって勝った、それをUCLのノックアウトステージでやったとかだろうか?
野球は攻守交替制だから「ルール上は」一人の選手が攻めも守りもできるとはいえ、「ルール上は」できてもそれで活躍できるわけではないはずなんだが……

それはヤバイ活躍だな……

師匠役ならともかく、ライバルとして出すとそれに勝つ主人公は何なんだということになるのがね
かといって現実路線でおいつけない、負け続けるというのも作品としては面白くなくなる

仲間の力を集めて倒すようなラスボスとして出すとかやりようはあるけど、それで今の時代に人気になれるかは別
野球作品の場合、主人公を二刀流で全部活躍させるよりも投手や打者に特化させた方が敵味方のキャラも豊富に出せて話も作りやすくなるという事情があるので、そういう意味でも「出しちゃいけない」タイプと言えそうだ

分かる
本編では使い難いので劇場版とか特別編のゲストに出てくるようなタイプのキャラだと思う

ここまで強い、凄いと負け展開を描き難い、チームスポーツなのに仲間がいなくても一人で勝ててしまうというのが困ると思う

同意する。
現実ではたくさん試合をするから勝ったり負けたりがあるし大谷も別に常勝ではない。現に上で言われている3本塁打10三振をやる前は絶不調だった。
しかしアニメやマンガだと詳しく描写される試合数は少ない、一試合で話が大きく進むから「大谷をモデルにしたキャラを出したけど不調で雑魚だから勝てました」では読者は納得しない

一応エンゼルス時代にチームが弱いと一人だけでは勝てない(正確にはもう一人リーグトップの強打者がいたが)のは証明されているが、今では金のあるドジャースに移籍して優秀なチームメイトまで手に入れてしまったからな……

別に倒せない相手ではない。一人しかいない強キャラは打者なら敬遠、投手なら球数を多く投げさせればいいだけ。
問題はそれをやっても話が面白くならないし、それに加えて大谷のような経歴と実績を創作の中のキャラにやらせると誇張し過ぎに見えてしまうことだね。
二刀流もだけど、二刀流のままでメジャーリーグのトップクラスの選手として活躍できるのがおかしい。

日本の野球作品における暗黙のルールとして、二刀流で活躍できるのは高校野球まででプロ野球では二刀流ではなく投手か打者に特化しないとやっていけないというのがあった
しかし大谷は日本のプロ野球どころか二次元の野球作品における「遠い憧れの場所」だったMLBにおいて二刀流で大成功してしまったから日本の野球作品のバランスが現在行方不明になっている模様

そういう意味では日本の野球作品界隈におけるダメージは作家や作品によって結構違ってくるな
とりあえずあだち充はダメージ少なそう

高校野球時代は大谷も今のような圧倒的な強さではないからね
もちろん強キャラではあるが超速い球を投げれて打者としても優秀、チームの代表的な選手くらいだった

大谷翔平のトンデモナイ所は、創作が自重していた、さすがにリアリティがないからやらなかった展開をあっさり実現してしまったということだ
だから日本社会では一般向けニュースで専用コーナーができるレベルで騒がれている

今年も凄いことになってるけど、去年はWBC優勝と50-50の記録だからね
スピード系の盗塁とパワー系の本塁打を一キャラで両立するのも創作だと普通やらない

全くだ。スーパー系な誇張満載の作品でも成績はそれなりの数字に落ち着くし作中の試合展開もストーリー上の都合による補正は入る
世界一のリーグのプレーオフでリーグ優勝がかかった試合で先発で投げて無失点、自分で3本塁打みたいなのはやれない

現在の大谷ってアジア系のスポーツ選手では完全に別格で、野球は世界的にはマイナーなスポーツだとかくらいしか文句をつけられない
アメリカで活躍できるレベルじゃなく新しい記録、新しいスタイルを創り出しているけだし昔だったら「創作でも出てこない」キャラになるかなあ

「メジャー」の主人公も最終回で当時やり過ぎと言われるような本編終了後の受賞経歴を盛ったけど、大谷の成績はそういうレベルを超えている
過去の野球作品のチートキャラの成績がわりと控えめに見えてしまう

日本国内のプロ野球を舞台にした場合、基本的にMLBより格下のリーグになるし外国代表、アメリカ代表みたいな格上が常にいるから成績盛っても現実の大谷には勝てない
創作であれば段階的に活躍の場、能力、キャラを上昇させながら話を進めていくわけだが大谷は連載期間が短いのに話進め過ぎなんだよ

日本人選手なのに日本人の書く作品には出てこないようなずっと俺TUEEEEE主人公なのがもうね
あえて日本の野球作品で例えるなら誰だ……?

あえて言うなら「ダイヤモンドの功罪」の綾瀬川とか?
あとは「忘却バッテリー」も天才主人公で大谷に近いタイプだろうか

「サンキューピッチ」みたいなネタと熱血と騙し合いが混じっているようなタイプも大谷みたいな強キャラを出しても問題無くやれるはず
どちらにしろ高校野球レベルならまだ大谷が大活躍する前なので話は作りやすいと思う
甲子園後のエピローグでプロになって成功するキャラを誇張して描けるということでは大谷の恩恵もあるだろうしね

傲慢な強キャラに対して「野球は一人ではできない」「一人では試合に勝てない」みたいなことを突き付けるというのは野球作品によくある展開だけど、大谷に関しては大活躍した試合を見ていると「野球は一人でも勝てる」ように思えてしまうというネタがある
大谷は様々な意味で創作を現実が超えてしまったネタキャラなんだろう

大谷という存在を安全に活用するなら範馬勇次郎みたいな作中公式最強キャラ、上限にしておくとかだろうか?
リアル大谷が何かを更新しても対応できそうだし



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でも驚きと困惑が混じった反応が出ているようでした。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「大谷翔平選手に関してはある程度野球を知っていると非現実的過ぎて逆に信じられなくなりますね。私は日本ハムファイターズ時代の大谷に対して二刀流は話題作りのためで、どこかで怪我か成績低下で打者或いは投手に専念することになると思っていました。MLBに行ってもしばらくはそう思っていました……現実の大谷翔平選手って本当に恐ろしいですね!」
などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

ちょっと昔の記事になりますが、野球ネタに関しては以下の記事もよろしければご参照ください。

中国オタク「日本で本当に幼馴染を甲子園に連れていく展開があったようだ。あだち充作品は実話だった?」

中国オタク「野球作品でよくあるエースと強打者が入った弱小或いは普通のチームって、現実ではどれくらい勝てるものなんだろうか?」

中国オタク「マンガみたいだった今年の甲子園、金足農業負けちゃったね……」

中国オタク「日本のネットで『CCさくら』の親の結婚年齢が議論の的になっているらしいが、やはり現実の日本社会で16歳での結婚は一般的ではないのだろうか……?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈には様々なルートで日本のネットの話題が入ったりしているようですが、それがそのまま中国オタク界隈で新たな話題になって盛り上がることもあるのだとか。

先日、そんな話題の一つとして
「CCさくらの主人公の両親の結婚年齢と、それが現実の日本社会ではどういう印象になるのか?」
などといったことが中国オタク界隈でちょっとした議論になったそうです。
教えていただいた話によると話題のきっかけの一つは以下のまとめだろうとのことでした。

『カードキャプターさくら』主人公の父親は25歳のとき、16歳の主人公の母親と結婚していて顔が引き攣る「CCさくらは恋愛に関しては多様性すぎる」(Togetter)

そんな訳で中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のネットで「CCさくら」の親の結婚が議論の的になっているらしいが、やはり現実の日本社会で16歳での結婚は一般的ではないのだろうか……?

最近まで日本の法律では16歳から結婚できたんだっけか
こっちの婚姻法だと男は22歳以上、女は20歳以上が結婚可能な年齢だし、学生をやっている期間を考えると16歳というのはかなり低く感じられるよね

日本は2022年までは16歳でも条件付きで結婚できたはず
今は18歳以上が条件に改正された
それでもやはり低く感じられる年齢ではあるが

これは私も知りたい
「推しの子」にも未成年で未婚でアイドルで妊娠というスキャンダルのうち、日本ではどれがどれだけ衝撃的なのかは気になったし

現実の日本社会だと16歳で結婚するのはさすがに珍しいし、年齢差があるとロリコン扱いされる模様

どこまで信じていいか俺も分からないが、以前仕事先の日本人から聞いた話だと女性が十代〜二十代で男の方が十歳くらい年上だとロリコンとして周りにひかれるということだった

ふーむ、それはまさに「CCさくら」のケースだな
藤隆は25歳で新米教師の時に、生徒で16歳の撫子と結婚したという設定のはずだから年齢差は9歳だ

16歳で結婚できる法律自体はそこまで珍しいわけでもないとは思うが
香港やマカオも16歳で結婚できたんじゃなかったっけ

香港は男女共に16歳から結婚できるね
ただ21歳未満は保護者の同意が必要だから、創作のように流れに任せた結婚というのも簡単ではないし現実は晩婚傾向が進んでいる

「CCさくら」は作品内で進んでいた小学校教師の寺田と生徒の佐々木利佳の方が明らかに危険な話だったし、さくらの親に関しては背景設定だから作品を追いかけていた当時はそこまで気にしてなかった……

9歳差で片方が10代だと引いてしまう
これが20と29とかなら気にならなくなるんだが

二次元では逆に男が10代、女が1000歳以上みたいなケースもあるので気にしても意味がないように思えるが、現実の感覚は違ってくるし商業作品だと編集が入らざるを得ない

日本だって商業媒体、特に子供が見るアニメ作品だと規制は入るよ
確か「CCさくら」も寺田先生と利佳はアニメ版だと恋愛関係がほぼ消えている
だから日本社会では「高校生と大人の結婚」は「小学生と大人の結婚」よりも普通のものとして扱われているはず

小学生と高校生だけでは参考にならん!
年齢差のある結婚に関する疑問は残る!

女性が16歳で結婚するのは日本でもかなり珍しいだろう
「花よめは16歳」は1980年頃に作られたドラマだけど、ドラマのネタにできるほど新奇な設定だったという見方もできるわけで

CLAMPの作品は「CCさくら」に限らず日本のファン界隈でも昔から倫理的にはアウトな作品だと言われ続けているぞ
昔は今ほど厳しくなかった、ネットによる話題の拡散が今ほどではなかったのと、女性向け作品ということで問題視され難かっただけでは

寺田先生と利佳のことを考えるとさくらの両親はそんなに問題無い気がしてくるし、CLAMP作品だと「X」の方がもっとヤバいことになっているので見ているこっちの感覚が麻痺しているというのもありそう

年齢差に驚くけど、実はさくらの両親に関しては「CCさくら」で一番まともな恋愛関係かもしれない
他のキャラの恋愛関係は多様性が過ぎるし主人公カップルだって小学生の恋愛なのでかなり危ない

さくらと小狼のカップルは日本だと問題になるようなものではないんだよ……日本に限らず早恋を問題にしない国も多い
なお日本では小学生同士の恋愛は許容されているものの、さすがに小学生と大人の恋愛は明確にアウトで法律的にも捕まる
((訳注:中国の社会には「早恋」という青少年の恋愛はよろしくないという概念があります)

日本の少女マンガは小中学生の恋愛もメインテーマの一つだしね
ただCLAMPは極端な方ではあるけど、1990年代の日本の少女マンガ作品では高校で教師や年上のカッコイイキャラと結婚して子供を産む展開はそこまで珍しくないのには驚く

これは同い年のカップルだったけど「彼氏彼女の事情」も成績トップの主人公二人が高校卒業して即結婚していたな
しかも男の方は進学しないで就職、女の方は子供を産んでからまた大学進学したけど今考えてみると夢があるんだかないんだかよく分からない進路だ

もっと昔になるけど日本の実写ドラマでも「金八先生」とか学生の妊娠が事件としてよく扱われていたし、昔はそういう時代と流行だったというのもありそう
「名探偵コナン」の新一も母親が20歳の時に結婚して産まれたという設定だ

年の差のある恋愛、「忘年恋」はどこの国の作品でも使われるテーマだろうけど、結婚までいくと国ごとに話が変わって来るような気もする

ネタと本気の混じり具合の判断迷うが、日本で高校生キャラが結婚、出産する作品が少なくないのは日本の出生率を上げるためだという話も聞いたことがある

それでも日本の出生率は下がり続けた
まぁこっちは日本からフェミニズムが入ってきてもっと出生率下がってるという話もあるが!

気が付いたらウチの国より日本の方が出生率や高齢化社会などについて、相対的に見たらマシな状態になってきているからな……

CLAMP作品か……そう言えば大人になってからきっちり読み込んでいくと恋愛関係スゴイんだよな
当時すでに公式のBLカップリングになっていたとか

CLAMP作品はロリと結婚とかBLとかよりも元ネタが大体「ジョジョの奇妙な冒険」だという方が情報としては怖い

……どういうこと?詳しく教えて?

CLAMPの活動の原点の一つが同人サークルとして承太郎と花京院のカップリング本を出していたことで、彼女達の商業作品のキャラにも大体は承太郎と花京院の外見や設定をモチーフにした部分がある
例えば「コードギアス」だとルルーシュが承太郎要素の担当で、カップリング候補だったC.C.、カレン、ナナリー、スザク全員に髪形や髪の色、失明などの設定に花京院要素が混じっているという解釈がある

ネタのつもりで追いかけた話題で本当に衝撃的なネタが来てしまった……つまり、あの頃俺達が萌えていた「コードギアス」のヒロインは花京院だったと……?

「CCさくら」は女性の年齢もだけど、教師が在学中の生徒と結婚したのが現実の日本社会的にかなりまずいはず
師生恋は学校としてもかなり問題になりそうに思える

私もそう認識していた
以前日本人の知り合いに聞いたことがあるけど、16歳は非現実的で実例は効いたことが無いということだったな
それに対して二次元でよくあるし、現実でも無いわけじゃないのが教師と生徒の結婚ということだった
でもこれは実際にやった教師に対して社会的にかなり厳しい空気になるという話もあった

私も日本で学校の教師と生徒の結婚は無いわけじゃないけど、実際はかなり引く話だと聞いたことがある
言われてみれば当然ではあるが、教育者としても大人としてもどうなのか?という見方をされるらしい

教師と生徒の結婚は現実の日本社会でネガティブな要素ではあるんだろうけど、実際どこまでダメなのか判断に迷う
名作の「めぞん一刻」だってその設定があるわけだし、自分としてはある程度は許容されるものだと思いたいのだが……

私が昔読んだ少女マンガにも16歳で教師と結婚とか、自分の主治医と結婚みたいな話はあったね
その後の展開については作者ごとに違ったけど

教師と生徒の恋愛や結婚って二次元に限らず創作の中ではわりとありがちな話ではあるんだけど、現実で考えたら社会的な倫理や職業的な倫理からわりと問題あるのは確かだからな

「月曜日のたわわ」みたいなのはやはり現実社会だとダメなのか?

あれは憂鬱な週の初めの気分を男にとって都合の良い妄想で忘れさせるというのが狙いなので、リアリティとかを考えてはいけない……!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の空気も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「私は教師と生徒の恋愛、結婚というのは妄想のネタとして大好きです。でもあれは妄想の中、二次元だから良いんでしょうね。現実的に考えると中国では早恋の問題もありますし、もし高校で教師と生徒の恋愛が発覚したら大問題でしょう。中国の婚姻法で女性は20歳にならないと結婚できませんし、法律的にも倫理的にも責任を取るという意味でも大変なことになると思います!」
などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国で放映された際に恋愛要素が修正削除された日本のアニメに関しては当ブログの過去記事もよろしければご参照ください。中国オタク界隈で伝説になっている「CCさくら」の君は良い人事件についても言及されています。
中国オタク「ウチの国で少年少女は『好き』と愛を囁くことはできない……字幕で感謝や良い人認定の言葉にされてしまう」

中国オタク「昔の日本のサッカーをテーマにした作品で中国が強いという扱いになっているのを見ると複雑な気持ちになる……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国においてサッカーは人気は高いものの、近頃は国内リーグや代表チームの迷走などからファンが何かと複雑な気持ちになってしまうといった話も聞こえてきます。
また日本のサッカー系の作品に出てくる国際試合のエピソードや作中における言及などを見て何かと考えてしまう人も出ているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「昔の日本のサッカーをテーマにした作品で中国が強いという扱いになっているのを見ると複雑な気持ちになる」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


昔の日本のサッカーをテーマにした作品で中国が強いという扱いになっているのを見ると複雑な気持ちになる……

あれもある種の二次元補正というやつだな

待て、昔はそれでも間違いではなかったんだよ!

当時のウチの国のチームは実績も実態もあるアジアの強豪だったのよ

スレ主が言っているのが「キャプテン翼」なのかその後のJリーグで作品が増えた時代なのかは分からないけど、「キャプテン翼」の頃は中国の方が格上という見方もできたくらいだったのは確かだ
1982年W杯予選では中国が日本に勝っているしね

ちょっと前に新人とサッカーの話をしていて「自分が生まれる前の中国代表はW杯出たくらい強かったんですよね」とか言われて負った心の傷がまだ回復していない私向けの話題だな

昔は日本のサッカーの強さも今ほどではなく日本代表にとってW杯最終予選は上手くいけば勝てるくらいだった
今は中国代表からすれば予選で日本と同組になったら引き分けにできないかな……と最初から考えてしまうくらいだが、昔の日本は楽な相手ではないけど韓国や中東の強い所よりマシ?くらいなイメージだった
まぁ昔は昔、今は今だとしか言えないけどね

昔の中国代表はあと少しでW杯行けたくらいだからな

あと少しではなくちゃんと行けたよ!
ガチの死の組入って3戦全敗で終わったけど

昔は弱くなかったんだよ
アジアカップのベスト4や2位も「当然」、「あと少し」くらいに受け止めていた
今はグループリーグも危ない

昔の日本のサッカーマンガを見ていると当時の強国のイメージが出ていて面白いよね
Jリーグ以降の作品だと中国は出てくる時はそれなりに存在感あるけど、強敵として意識されているのは中東や韓国
これに関しては日本のサッカー界が1994年W杯の最終予選を直前で逃した「ドーハの悲劇」がある意味伝説になっていたからだという話を聞いたことがある

そう言えば「俺達のフィールド」だと98年のW杯が舞台になるけどそこでの相手は韓国、イラン、サウジアラビアだったな
この時期になると日本における中国のイメージは最終予選の敵チームに入れないくらいだったのかも

「俺達のフィールド」の同時期の「キャプテン翼」のワールドユース編の中国はわりと目立つ存在だったけど、アジアの最終予選リーグで日本、サウジの下の3位で予選落ちだからそんな所だろうな

「キャプテン翼」の最初のシリーズはラスボスが西ドイツでスペイン、イギリス、ブラジルといった普通は出てきそうな国が出てこないのも今の感覚で見ると興味深いよね
ただ高橋陽一があまりサッカーに詳しくないまま描いたという背景もあるので、意図的なのか作者の情報が抜けていたのか判断に迷う所もある

前世紀、まだJリーグができる前は日本より中国の方が強いくらいの評価だった時代もあったとは聞くが……

確かにあったね。そして更に前の「キャプテン翼」の最初のシリーズくらいの時期だと日本はまだ中国より弱い、中国に追いつけ追い越せくらいのレベルだ

サッカーではいつの時代も中国より強い「世界の前の壁」として手頃な国があるので出番はそんなに多くないはず。でも話題に出るときはそれなりに厄介な敵くらいの扱いはされていたし、ドキュメンタリー系作品でも格は低くないといった印象。
しかしそれがどうして今のような状態になっちゃったんだろうな?
中国ではサッカーが儲からないからか?

サッカーは稼げない、破産したみたいな話が飛び交っているけど以前はかなり儲かっていたし、むしろ国内リーグで稼げ過ぎる、ヨーロッパリーグに行くモチベが消えたのがダメだったという話もある
国内のサッカーは儲かる方向だけに進んで国際的な強さは育たないままだった

腐敗、汚職
代表チームに選手が入るだけで金になる環境
勝たなくても「よくやった」「次がある」と言ってもらえてそのまま変わらないでいたら周りが強くなって国内も金が無くなったのが今だ

日本のサッカー選手は上を見ているからね
昔見た香川真司などの日本人選手のインタビューではみんな上を意識していたし謙虚だった
国内で王者になって成功を満喫しているのとは違う

そもそも中国のサッカーではなく江蘇のサッカーの時点で

育成失敗を十数年も続けたらそうなるよ
国内はサッカー関係のシステム全体がグダグダで優秀な人材が育たない、優秀な人材が上に行けない

1980年代ならアジアにおける中国のサッカーの実力は上の方だし日本もまだ強くなかったから当時の日本のサッカー作品で言及されるなら扱いは良くなるだろう
日本の実力が伸び始めた1990年代もそんなに悪くないし2002年のW杯までならどうにかといった所かな
そしてその後はずっと落ちていく……

今は世界レベルの勝負になると身体能力や才能の前に育成体制と競技環境、国際試合に勝つための経験を積む機会とバックアップ体制が必要だけど、ウチの国はそれを構築できなかったからね
そして他の国も「攻略法」に沿って強化してくるからこっちが足踏みしている間に追い抜いてくる

資金を使うにしても長期的な投資、短期的な結果よりも基礎を作るというのができなかったのがなあ

以前知り合いの日本人からも「なんで中国のサッカーはそんな状態になっちゃったの?」と言われたことがある
俺達だってそう思っているんだよ、なぜなのかと

今は文化、体育、娯楽の戦略的なプロジェクトはほぼ放棄されているから「あの頃」のような環境は期待できないのだよ
どうすれば良いのか私だって知りたい

話を戻すが昔の日本の作品だと中国チームは主人公達日本チームがちょっと苦戦してから活躍してみせる相手としてはちょうどいいポジションだったんだろうというのは何となく想像できる

前世紀はアジアのサッカーレベルが低いというか、欧州や南米との差が非常に大きかったしどこが先に欧州レベルに追いつくかみたいな夢もあったのさ
今の日本のサッカー作品だとW杯予選ってどうなっているんだろう?ちょっとした苦戦含めて長めに描くと逆に説得力無くなりそう

昔の日本は弱かったし中国もそこそこ強かったけど、今は日本が強くなって周りの国も強くなって中国は弱くなった……

1990年代の中国代表は強いというか、希望を持てるチームだった
今になって考えてみると日韓ワールド杯に「間に合った」だけ良かったのかもしれない

当時怖かった韓国も昔ほど強いとは感じられないが、中国はそれ以上にもう……

日本は部活もだけど、その前の段階で少年マンガやそれを原作にしたアニメで子供のサッカー熱を作ってその後の選手層の拡大と育成につなげる好循環があるのが良いよな

ウチの国も子供向けのサッカー作品で大人気作品が出ていたら、もしかして……

バスケは「スラムダンク」の影響で日本より強くなったなんて話もある
しかしこっちも現代ではかなりの勢いで落ちているわけで

そもそもこっちではスポーツをテーマにした娯楽作品を作るのも、人気を獲得して市場を作るのも簡単ではない
それだったら直接選手を育てる方がまだ確実だよ



とまぁ、こんな感じで。
昔の思い出や印象などイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「今の中国ではサッカーに関して昔のような熱はありませんし、賭けの対象としての熱の方が目立つのではないかという声もあります。でも昔の中国サッカーが盛り上がった時代を体験している世代にとってはやはり夢を見てしまうのですよね……」
などといった話もありました

私が中国に留学していた時期は中国がW杯出場を決めた時とも重なっていたのですが、当時は凄かったですね。街中は大盛り上がりで北京では禁止されていたはずの爆竹が出回りそこら中で鳴り響いていたのを覚えています。
あと今回の記事をまとめる時に郝海東の近況や中国のサッカー界隈では名前を言ってはいけないあの人扱いされているのを初めて知りました。当時私の周りの日本人留学生の間ではちょっと昔のビートたけしに似ていた馬明宇と共によく知られている選手だったんですが、今あんなことになっていたとは。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ウチの国で日本の作品と違ってアメコミキャラの衣装がエロ方面で批判されないのはなぜだろう?よく考えたら凄い格好のキャラが少なくないのに」

ありがたいことに
「中国のオタクにとってアメコミのヒロインはどうなんでしょう?」
という質問をいただいておりましたが、先日これに関係しそうな話を教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品と違ってアメコミキャラの衣装がエロ方面で批判されないのはなぜ?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国で日本の作品と違ってアメコミキャラの衣装がエロ方面で批判されないのはなぜだろう?
よく考えたら凄い格好のキャラが少なくないのに

アメコミのキャラって男女問わず全身タイツだ
そして全身タイツならエロくても大丈夫だという謎ルールがあるから……

アメリカのキャラは露出判定にならないケースも少なくないというか、国産含めていわゆる二次元界隈の肌色が多過ぎるというか

昔々は今の二次元への批判のようなものもあったよ
今では本当に目立たなくなってしまったが

アメリカの女ヒーローものは露出が高過ぎるという批判はあるけど、それが1990年代くらいのを持ってきて語る人だったりするのがな

ウチの国ではアメコミ関係の情報は時代関係なく一気に触れる人が多いからアメリカの規制が把握し難いというのはあるかも
時代を追って調べてみると、極端な規制が発動して時代が変わるというのが何度か発生しているのが分かるんだが

シーハルクの全裸(に見える)縄跳びのような有名な事件もあるし、アメコミにエロが無かったわけではないのだけどね……

アメコミ系女戦士のコスチュームにもタイツではなく露出の高いのはあるよ
でも描かれ方がボディビル系でキャラデザもあれだからあんまり意識されない

昔ウチの国のテレビでも放映されていた「She-Ra」とかもそっちの方向だったからね
そしてアメリカ国内でもその後のセーラームーンに押し流された模様

「She-Ra」もキャラデザ別として見るとかなり露出多いよな
そしてこの前リメイクされたバージョンでは露出が下がってスカートの下にズボンはくスタイルになってたから、今のアメリカの基準でもあの露出はダメになっているのだろう

中国国内での話なら、絵柄が好みに合わないからあまり広まらず、問題も大きくならないという面はあるかな
アメリカの作品が炎上するのは大体別の理由だし

結局、見ている人が少ないだけ

いや、見ている人は多いしアメリカの作品も批判されているだろ
むしろ日本以上に批判されるから国内映画市場での勢いは消えてしまった
アメリカの作品が批判されるのは政治や国際関係、あと暴力だから炎上している主な場所は他所になるのでオタク界隈だとあんまり意識されないというのもありそうだけど

アメリカの作品は恋愛関係も批判ないよね

日本の作品の恋愛要素が問題視されるのは学生の「早恋」だからというのが大きい
アメリカの作品でこっちに入ってくるのは大人の恋愛が主だからね

そういう方向で考えると、日本の作品は若者、子供が見ているからというのも影響しているのだろう
実態はさておき大人、保護者からの批判というのがこの手の問題のフォーマットになるわけだし

俺はアメコミ系はキャラよりもストーリー重視でイラストがそう意味で目立つことが無いからだと思っているんだが
アメコミのキャラのパンツがどうなってるか気にしないだろ?

アメコミのキャラはパンツ外側に履いて強調するのが伝統的なスタイルだからな!
真面目に言うならアメコミはストーリー重視というか、政治的な主張を載せたストーリーでそこに暴力描写が加わって人気になる
そして暴力描写が主な規制の対象になるけど暴力より先にエロは規制される
この辺は先に暴力が規制されてエロの方が残る日本の二次元とは逆の傾向があると言われることもある

現在の中国における批判ということならターゲットの違いもあるかと
日本のマンガのお色気サービスやエロシーンは本来そういう要素が無い、或いはその手の要素を強調するべきではないとされる少年マンガだ
それに対して欧米のヒーロー系作品は大人向け、マニア向けの作品だし元々が肉体と暴力を強調しているからエログロ無しということの方が珍しい

アメコミのエロ関係はアメリカでとっくの昔に批判され規制を受けているからだよ
世界に売るためにエロは当然ポリコレも積極的に、厳しい基準で規制をする
昔のイラストは出てくるけど、それが現代でそのまま流通しているわけではない

それもあるな。
エロ関係はアメリカ系の配信より中国国内の方がまだ規制が緩いという見方すらある。

それに加えて過去のアメリカ国内の「自己批判」は本当に強烈だった。
それを生き残った作品やキャラが今こっちに入って来るわけだが、規制強化後の作品は更に中国国内の好みに合わなくなったから日本の作品ほどみるひとはいない、意識されないという状態になっている。

その意見には私も同意する
今のアメコミ系作品は既にアメリカで直接的な規制、社会的な圧力を受けた後だとも言えるし、批判が少なくなるのも当然だ
それに目立たないが今でも批判が無いわけではない

逆に言えば日本の二次元はまだそういう要素が生き残れているから目立つ形、目立つ量で批判されているということか……

例えばレッドソニアとか昔は結構批判されてたと聞くね
エマ・フロストやヴァンピレラとかも一般向けの作品としてはもう出てこれないとか

そっちの方向だとアメリカで「セーラームーン」も一緒に批判されていたのを見たことがあるけど、国内だとその方向にはならないな……

アメリカで作られている実写版はどれも安全、ポリコレ的になってるからね
パワーガールのおっぱい窓とか今の時代には無理

パワーガールはリランチでのコスチューム変更がさすがにアメリカ人にも大不評で元に戻ったらしいが、今からああいうキャラを新しく作るのはまず無理だろうとも言われている

地味に大きいのは子供が興味をひかれないということでは
アメコミのキャラが身体のラインくっきりなセクシーコスチュームであっても、現代環境ではポルノ的に受け取られるコンテンツは日本のアニメやマンガだけでなく国産二次元系でもゲームやCG、関連グッズと大量に供給されているのだから、小さなお友達の皆は興味をひかれない

そういう意味で上でも言われている「見ている人が少ない」というのはある意味では正しいのかもしれない
一般社会の感覚的に問題となるものでも、狭い界隈でとどまっている分にはスルーされるなんてのはオタク向けに限らずよくある話だし、そこを飛び出す人気になって注目を集めてしまい潰れるなんてのもウチの国では定期的に発生する

探せばアメコミ系のギリギリを攻めた作品は出てくるし、公式でやっているエロ方面の悪ふざけみたいなのもあるけど中国の環境から見るには何かと手間がかかるし話題にならないのだろう
ヒーローに対する暴力批判ということでも「ウルトラマン」とかの方が明らかに目立っている

そういう批判に関しては香港マンガの方が多い印象すらあるね
香港マンガは暴力や下ネタは多いけどエロ関係はそこまでではないのに

ネット上でも現実でも目にする機会の違いというのがあるし、商売としての違い、例えば中国にも入って来る関連商品、現代の商業展開の違いがある

昔はアメコミ関係でエロ判定される作品、関連グッズもあったのかもしれないが今は普通に生活していてそういうのに出会うことはないからな

問題にされるというか、問題にする価値があり「稼ぐ」ために使えるのは昔のことじゃなくて今のことだしね

フィギュアなんかもアメコミ系のエロいフィギュアはなかなかないからな
二次元関係ではギリギリ過ぎるのも少なくないし、批判されるのも無理はないみたいなグッズが店で売られているから……

フィギュア関係はこの間FGOのメリュジーヌのフィギュアが上海の裁判所でわいせつ物判定となる判決が出ちゃったけど、ああいうグッズがアメコミ関連では出ない、存在するのかもしれないけど中国の普通の店で大っぴらに売られることは無い
だから批判も発生しないということだ



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈におけるイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国でも実写版作品によってアメコミ系のヒーローは人気がありますが、作品が増えすぎて近頃は知識が必要な初心者向けではないジャンルになっている印象もあります。アメコミ系ヒーローの映画も近頃の中国市場ではあまり成功していません」

「中国のオタクの間ではアメコミについての認識で規制前の作品やキャラと規制後の作品やキャラが混ざっている人が多いかもしれません。詳しい人や興味のある人でなければそれを判別しようとしないのでアメコミ関連の認識は結構混乱しています。また規制に関しては規制を受けているのは中国にいる自分達だけというような感覚になってしまう人も少なくありません。過去にアメリカで行われたコミックコードの規制などもオタク界隈では意識されないですね……」

などといった話もありました。

中国に入るアメリカの作品は日本の作品以上にその時その時の政治の風向きが影響しますし、世代ごとの認識の違いというのもかなりありそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の戦国時代でその武将に注目すれば時代の最初の方から最後の方まで見れるような武将って誰がいるだろうか?」

FGOのシナリオのネタバレを踏んづけたくないのでネット巡回を減らしております。そんな訳で今回もありがたいことに以前教えていただいたネタで一つやらせていただきます。

中国オタク界隈では戦国時代と幕末が日本の歴史関係で人気が高い、知識が蓄積されているジャンルとなっているそうですが、そういった知識を活用した議論が盛り上がることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の戦国時代を通して活動していた武将を知りたい」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の戦国時代を通して活動していた武将を知りたい
日本の戦国時代でその武将に注目すれば時代の最初の方から最後の方まで見れるような武将って誰がいるだろうか?
完全に最初から最後というのは寿命的に厳しいのも分かるから大体であれば構わない

織田信長が出てきた辺り〜江戸幕府成立みたいな区切りでいいの?

そうだね。それくらいの区切りで頼む。
日本の戦国時代の始まりの頃、応仁の乱からというのは自分にはちょっと難しいし、北条や毛利の成立からというのはさすがに長すぎるからね。

これはかなり難しいのでは?
日本の戦国時代は奥羽、四国、九州と日本各地で長期間にわたって動乱が続いたわけだから、それを全て体験できるような武将はいないだろう

有名なイベントに参加して更に九州や東北を体験している戦国武将ってほぼいないんじゃないか?
「信長の野望」の武将引き抜きじゃあるまいし

それなら俺は「太閤立志伝」を!

そこまで難しく考えないでいいよ!
大まかな時代の変化を目にしたくらいであれば良いから!

ちょっと面白い話題かもしれない
ゲームとかで有名な戦国武将には例えば真田幸村や伊達政宗のように有名だけど実は戦国時代全体で見れば活躍時期は短いというのもいる
逆のパターンがあれば私も知りたい

「真田丸」のように一族でならばそれなりに候補はあるだろうけど、武将一人だと難しそう

一族で見るなら戦国の最初の人物とも言える北条早雲からはじまる北条家が良さそう、あと個人的には黒田家視点の作品とかあれば見てみたい

仙石秀久は該当するんじゃないか?
桶狭間から関ヶ原まで参戦しているし、マンガの「センゴク」もある

私も宮下英樹の「センゴク」シリーズが良いと思う
娯楽重視の誇張や主人公補正つけて盛られている所はあるけど、日本の戦国時代の有名な所は概ね押さえているかと

前田利家も戦国時代の主要な場面にいた、注目すれば時代の流れを追いかけることのできる武将だろう。
関ヶ原前に死ぬけど彼の死から関ヶ原への動きが本格化するわけだし、その視点で見ていくのも面白いよ。あと大河ドラマもある。

作品で追いかけるなら「へうげもの」の古田重然も良いぞ!
マンガ版だけでなくアニメでも見れる。

古田織部は織田信長の下っ端から出世して徳川幕府の時代まで一応は生き残ったんだっけ。
「へうげもの」は武将キャラはへんなことになっているけど日本の戦国時代を独特な視点から描いているのは面白かったな。

戦国時代全部、応仁の乱から江戸幕府までというのを厳密に考えても仕方が無いか
それだと人間の寿命では無理だ

このテーマならまず徳川家康だろう
他にも長生きした武将を探してみるのが良いかも?
それだけ活躍した或いは権力を維持したということでもあるから

日本の戦国時代って長く生きた、生き残った徳川家康が最終的な勝者になるストーリーみたいになるのは面白い気がする
どこぞの孫某みたいに老害にならないし

個人的には一族で見ていくのも面白いと感じる
日本の戦国時代は優秀な武将の息子も優秀なケースが結構あるからそちらに注目するのもアリだ

三国時代と違って日本の戦国時代は息子も優秀なの多いからな
真田家もだし、黒田家や毛利家とかも息子に焦点を当ててもかなり濃い展開になりそう
まぁこれは親の世代の活躍もきっちり描写されているからというのもあるだろうけど

言われてみれば三国時代は息子の方が活躍した、実績を残したのって孫堅くらいか。何かとネタにされる孫権も老害になる前の成果自体はかなりのものだしね。
それなら北条は面白そうだし島津や毛利、伊達もとか良いかな?

でも島津や龍造寺、毛利といった西国大名には結構長く活動している武将も少なくないのに、こういう話題の時はあまり注目されない……

これは俺の偏見だが九州や四国、奥羽といった僻地はあまり気にしないで良いと思う
意味が無いわけではないけど相対的な影響力は中央と比べたらかなり落ちるわけだからな

九州は中国文化や西洋文化が入っている当時の日本における最先端地域の一つだぞ……
四国に関しては俺もよく知らないけど!

俺も四国は長宗我部くらいしか知らないからなあ

それで思いついたが山内一豊はどうだろう?
本人よりも嫁の方が有名で評価されているけど信長→秀吉→家康ルートで生き残って関ヶ原では徳川家康に積極的に接近して最後は四国の土佐藩の大名になった
なお圧政により土佐藩郷士からの倒幕運動を生み出してしまった模様

最初の方なら北条早雲。
中期〜末期なら徳川家康だろう。
それから応仁の乱終結直後から生きていた朝倉宗滴も面白い。

上の方でも何人か出ているけど、桶狭間などの時期から江戸時代まで生きていた戦国武将を探すのが効率良さそうだな……

細川忠興は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に加えて室町将軍の足利義昭にも仕えていて、江戸幕府成立や島原の乱といった終わりの方まで日本の戦国時代の主要イベントを網羅している

島原の乱に参加したのは息子の細川忠利だな。細川忠興は島原の乱の時もまだ死んでないけど引退状態。

今川氏真は戦国大名としてはダメだけど、戦国時代を生きた人物としては面白いぞ
今川家が滅亡した後も長生きして徳川家康との関係もなんだかんだで維持して文化人として活動していた

あまり人気が無いけど藤堂高虎
浅井長政の配下に始まって豊臣秀吉の弟の豊臣秀長に仕えて大出世したものの、関ヶ原合戦では徳川側について徳川家康に高く評価され自身の地位を固めるという、儒教視点や豊臣秀吉好きからすると評価悪くなるな……という成功を収めている

南光坊天海を挙げてみよう
創作で追いかけるなら伝奇的な話も入れて良いよね?
天海が明智光秀だった説なら、まさに戦国時代を最後まで見たと言えるし、それが無くても長生きしたので戦国時代のかなりの部分を体験していることになる。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における認識を含めイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では日本の戦国時代の全体像を把握するならやはりゲームからという考えになりますね。私は太閤立志伝のような武将個人プレイも好きですし、そこから史実における所属、武将同士の交流関係や血縁関係をかなり意識するようになりました」
などといった話もありました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「中国の歴史をネタにした日本のマンガにはどんな時代を舞台にした作品があるのだろう?人気の高い時代はどれだろう?三国時代を除いて教えてくれ」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品に出てくる中国関連要素が何かと気になる存在となっているようで、定期的に日本の作品に出てくる中国要素や中国人キャラなどに関して話題になっていますが、その中には中国の歴史ネタの扱いというのもあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「三国志以外で中国の歴史をネタにした日本のマンガにはどんな時代を題材にしたものがあるか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


中国の歴史をネタにした日本のマンガにはどんな時代を舞台にした作品があるのだろう?人気の高い時代、マイナーな時代はどれだろう?三国時代を除いて教えてくれ!

一番は三国時代で確定だろうけど、それ以外か……ちょっと難しいかもしれない

水滸伝ベースのを全て宋と考えたら宋が2位になるのでは
四大名著は日本でも人気だし二次元でも翻案作品は多いからね

なるほど、西遊記ベースだと中国の歴史じゃないから水滸伝が来るという見方になるわけか

短編まで入れればほとんどの時代に、その時代れをテーマにした作品が見つかるのではないかと
なんだかんだで日本のマンガは中国歴史ネタをよく使う

意外なことに、調べてみると日本のマンガの題材としては中国の春秋戦国時代も人気が高い
昔から作品は供給され続けているし、近年も「キングダム」が大成功している

「キングダム」はこっちでスルーされがちだが、日本国内だと実写作品としては三国志系作品以上の成功をしている怪物作品だからな

日本で人気があるのは春秋戦国、三国、唐、宋、清辺りじゃないか?

清はちょっと怪しい
近代日本関連では頻繁に出てくるけど宮廷劇的な作品はあまり無いし、乾隆帝の時代の中国国内をきっちり描写した作品とかも滅多にないのでこっちのイメージに近い清の人気ではないと思われる

日本のマンガの題材として人気あるのは三国時代を除いたら唐朝だろう。
女性向け作品では特に人気があるそうだし、国産マンガの「長歌行」が日本でも人気になった理由の一つでもある。

自分が一番驚いたのは藤子不二雄がウチの国の太祖様の長征を題材にした作品を描いていたことかなあ

長征をテーマにした作品は横山光輝も描いているね

太平天国をテーマにした作品はないかと探したら甲斐谷忍が描いていたのにはちょっと驚いた
そして未完結なのを見てやはり人気出なかったのか?まとめきれなかったのか?と考えてしまった

日本のマンガにおける中国の歴史で意外なのは元明清のこっちで人気の高い時代が少ないことだろう

同意する
特に明朝はガチで日本での人気が無いと感じるわ

明朝だと倭寇ネタと組み合わせることになるから人気が出るように描くのが難しいんだろうね

明朝は日本の戦国時代と重なるから日本の作品では扱われ難いと聞いたことがある
それから豊臣秀吉関係で明朝が出てくることはあるけど、日本の歴史ネタとしては秀吉晩年の失態ということで扱い悪いし、その後すぐに徳川家康を中心にした関ヶ原合戦、大阪の陣とイベントが続くので中国の話は注目されないのだとか。

「Fate」や「聖闘士星矢」の外伝とかで明代のキャラは出てくるし、戦国時代の堺に来る中国人や江戸時代の長崎にいる中国人みたいなのは出てくるけど、明や清を中心に描いた作品はあまりない
世界観を広げるキャラとしては便利でも、中心的なテーマとしては使い勝手が良くない或いはもっと使いやすいものがあるとかなんだろう

明も探せばあることはあるよ
例えば滝口琳々の「新☆再生縁」とか

日本の女性向けには漢服を着たキャラを売りにしている作品が結構あって、当然中国の各時代が題材になっているんだけどその辺りの作品をわざわざ見に行く中国人は滅多にいないからねえ

以前日本のネットで似たような話題を見たが、そこに挙がっていた作品で元の作品が無いのはちょっと不思議だった

そこは単純な話で日本や欧米では元朝はモンゴルの国であって中国扱いをされることは少ない
この辺は感情的に引っかかる所はあるが、外国の創作ではそういう扱いになりがちなんだよ

確かに。
例えば「天幕のジャードゥーガル」は元関係なのに中国の歴史の作品扱いされていない。

「天幕のジャードゥーガル」はこっちでも知られていない、意識されていない分野ではあるからなあ
あと以前私がどこかで見た話では、元に関しては日本だと「モンゴルとの戦い」ということで人気のテーマではあるけど、中国関連ではなくモンゴル騎馬民族の方ということだったかな?

その傾向については俺も聞いたことがある
なお日本の作品では元は中国扱いされることが少ないのに匈奴は中国扱いされることが多いという不思議な傾向もある

ほら、一応匈奴は漢宗室の末裔だから……

元に関しては元朝成立以前の作品もあるし、元朝以外の地域も舞台になることがあるから何かとヤヤコシイとか
その辺をひっくるめて中国の歴史扱いすると日本ではツッコミが入る模様

元が背景の作品はヨーロッパまで広がることも多いので、単純に中国の歴史作品としては扱いにくいこともありそう
そういえば石川賢の「暗殺鬼フラン衆伝ユーラシア1274」とか凄い話になってたな……

上の方で清朝は日本で不人気みたいに言われているけど、「中華一番」のような作品もあるしこっちで知られていない作品もありそうな気がする

国内では話題にしにくいけど日本のマンガ、特に青年向け作品には満州国を舞台にした作品は少なくない
イロイロな理由でこっちに入って来ることも、翻訳されることも少ないようだが

偽満時期は「仁」の作者がその前に描いていた「龍」とかもある
大正〜昭和初期の混沌とした時代、中華民国時代の上海が人気の題材になっているのと重なる部分があるのだろう

私は「星間ブリッジ」が印象に残っている

日本関連で偽満の文字が出たら荒れるし日本人が描く偽満の作品というだけで大荒れしてそういう話ばかりになるから作品関連の議論は無理だろ
「夢幻紳士」のような伝奇ホラーもあるし、個人的には日本向けの題材として使いやすそうなのは何となく理解できるが

個人的に意外なのはやはり五代十国を舞台にした作品が日本にあることだね
あの時代はウチの国でもかなりマイナーなのに
国産のテレビドラマでも五代十国を舞台にした作品は滅多になくて大体は明や清、それも宮廷劇になりがち

そこに驚くのは俺も理解できるよ。
五代十国の時期をきちんと描写したら問題があり過ぎるし……

ウチの国だと史実に忠実にやらないといけない空気もあるから実写化も難しい
しっかりやるとどうやっても18禁、それもグロ方面になる……!



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国の空気も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「日本人と話していると歴史に関してはある程度お互い敏感な所を避けようという意識が共有できますが、歴史と領土が関わる話題になると前提となる認識の違いを強く感じることが増えます……」
などといった話もありました。

私は中国ではかなりのインテリの人、外国への留学経験のある人でもモンゴルのかつての支配地域だった場所でのニュースが話題になった際に
「あそこは昔中国の領土だった」
という発言が普通に出てくるのに驚いたことがありますし、それとは別に旅先でモンゴル人の方と話した際に内蒙古関係の話になって
「あんな所に住んでいる人間と一緒にしないでほしい」
とかなり真剣に言われたこともあるのでモンゴル、元朝関係も個人的には中国関連で気を付けた方が良い歴史の話題になっていますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ウチの国の歴史系ネット小説とかで人気の時代、不人気の時代について語ろう」

中国オタク「二次元のクリエイターは経験が無いから豪華な食事が描けないという話はどれくらい重要な問題なんだろう?」「経験よりも、見たものが少ないか狭いという問題では?」

今日はエイプリルフールネタを追いかけるのに忙しい方も多いと思われますので、ありがたいことに以前いただいたものの後回しになっていた手頃な話題で一つ。

日本のネットで以前「自分のよく知らない、経験が無い分野に関して作中の描写が上手くいかない」といったことが話題になりましたが、その話が中国オタク界隈にも伝わってちょっとした議論になったりしたそうです。

声優が会社員のガヤになるとやたらコピーばかりする会社になるし、アニメーターがお金持ちの食卓を描くと鶏の丸焼きを描いてしまうという話(Togetter)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「クリエイターに経験がないから豪華な食事を描けないという問題」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元のクリエイターは経験が無いから豪華な食事が描けないという問題が話題になっているけど、これってどれくらい重要な問題なんだろう?
自分は問題と言えば問題だが、そこまで気にするほどではないくらいにも思える
皆の意見を聞いてみたい

異世界ファンタジーの都市がどの作品でも円形で中央に川が流れる城塞都市になっている問題と似たような所もあるかな
気になる人は気になるし、ツッコミ所ではある
ただそういうのを気にしないで作品を楽しめる人の方が多そうな話でもある

ドラマや映画の描写で金持ちの生活を知るという面白さはあるし、二次元作品なら日本のグルメや日本文化を知る機会になるから描写の正しさや詳細さは作品の魅力になるのは間違いない
しかしそこを重点的に評価されて名作扱いされる作品というのもあまり無いよね

ネットで画像、動画資料が見つけられるようになってこういう問題は減っていくだろうと思いきや、検索エンジンの商業的な姿勢やAIの雑な生成画像などのせいで昔より「正確な資料」を見つけるのが難しくなっているから、昔とは違った方向での「知らないことによるやらかし」は増えそうな気もする

今の時代、AIに美食ネタを聞いて何となく正解だと思って間違いを描くみたいなのはありそうだなあ

そもそも正しい豪華な食事、偉い人間が食べているものに関するイメージが常に変化しているのも難しい
現代ではトランプがホワイトハウスでマクドナルドでパーティやったりするし……

金持っている人の食事とか、別にいつも豪華なわけじゃないからな。
俺の知っている中で一番資産持っている人はその辺の小汚い店で飯食うとか、雑な食べ物買うのが大好きだ。

でもここで問題になるのは、そういう金持ちが金を出して行く「良い場所の食事」だから、それが分からない、間違って描いてしまうというのはクリエイターにとって結構痛いだろう

題材と内容次第かな?
例えば高考(訳注:中国の大学入試センター試験的なものです)はほとんどの視聴者が体験しているし苦労した経験があるから雑な書き方をするとすぐにバレるし、大学生活も経験の有無が出やすい
もっとも、この辺については時代ごとの違いもあるのでターゲット層によってある程度書き分けが必要なネタでもあるが

これは経験よりも見たもの、見た作品が少ないか狭いという問題では?
異世界ネタをやるにしても、中世ヨーロッパを舞台にした映画とかを見ればいいわけだし

これって結局は正しい知識がない、知識の量が不足しているという問題だと思うよ

知識がないことをごまかしている話にも感じられるね
中世の上流階級の生活について、実際にその生活を経験した人しか描けないなんてことはないのだから

広い意味では知識と経験の話ではあると思う、いわゆる「皇帝的金锄头」みたいな
(訳注:「皇帝の金の鍬」は中国のネット流行語で、古代の農民同士が皇帝の豪華な生活に関して「皇帝はきっと金の鍬で耕しているという話をしたという小話で、「井の中の蛙大海を知らず」といった皮肉を込めて使われるとのことです」

そういうのは美食動画やブログを見れば金のある人間がどんなものを食べているかは分かる
日本ではそういうのが発達していないんだろうな

写真や動画をそのまま使うわけじゃないから、そういうのを見ても二次元描写に落とし込む際に分からないという問題が出てくるのよ
「推しの子」の高級寿司とか細かい所がツッコミを受けていた

逆に「紅楼夢」の作者みたいに上流は書けても中流は書けないみたいな作者はいるんだろうか?

「セーラームーン」の武内直子は実家が金持ちだから逆に中〜下層のキャラや衣装を描けてないという話は聞いたことがある
でも少女マンガとしてはそれでも問題はなかったようだし知識や経験不足が表面化するのは、描く題材との相性次第な所もあるのだろう

書く内容は全て自分で体験にしに行くと言っていたのはシドニィ・シェルダンだったかな?
でも貧乏なクリエイターにはそういうのできないよね……

ネットのおかげで金持ちの生活の動画とかをたくさん見れるようになったし、そういった生活に関する一般的な知識としての解像度はかなり上がった
今は昔よりも更に知識が必要になっている時代だろう

貧乏なものだけど、売れてから金を使って知識のアップデートをする余裕が無いのも問題と思われる
知識だけで描くと間違いに気付かない、上流向けに「有るもの」ではなく「無いもの」は何かとか、大衆向けにコストダウンしたり代用品になったりしている部分とかは知らないとスルーしてしまうし、思わぬところでやらかす

演出や絵にする場合、クリエイターの中に一度取り込んでから再度出力するわけだから資料や動画を見て情報の取捨選択を正しく行うために経験があった方が良いのは確かだ
今の時代、資料があるから大体は描けるんだけど、豪華さで強調すべきところがズレているみたいな事件は度々発生している

現代だと知らないから正しく描けない、ではなく何が本当か知らないから正しく描けないみたいなことになってそう

だから「葬送のフリーレン」にハンバーグ出しちゃうようなことやってしまうわけか

フリーレンのあれは逆に分かりやすさ、ネタ重視でハンバーグにしたように思えるが
オタクのこだわりで少年マンガの読者に通じないのは商業作品としてダメだし、作品とシチュエーションによっては、読者の想像できる範囲での描写にする必要もあるのではないかと

こういった経験の価値を重視する発言は定期的にでるし、私も創作において経験がプラスになるとは思っている
でも経験といっても、中世ファンタジー世界の上流階級の生活を体験できるわけじゃないんだから、結局は正しい知識を参考にする能力を無視したように言うのはどうかと思う

これは知識に関しても経験に関しても言えるけど、正しいかどうかについては多くの一般人にとって正しいと思える描写があればいい
実際に体験したのはこうだったとか、学術的に正確な資料によればどうだったというのではい

同意する。
例えばよく言われるのがワイングラスの持ち方だけど、これは結局皆が正しいと思うのはステムを持つ方だけど、実はボウルを持っても構わない。しかし創作だと結局は皆が正しいステム持ちになっている。

カップの持ち方とか、後は食器の使い方や食器の有無とか拘りだすとキリがないし、視聴者の認識からズレる
ファンタジー世界で中世の正しい食事ということでパンの器と腰のナイフと手づかみで食べたら絵的にちょっとね……

必要なのは「観客の感じるリアリティ」であって本当の豪華な食事ではないからね

しかし難しい話だな
俺も日本の豪華な食事、高い寿司とかよく分からんから描写が正しいとか気にしたことも無かった
でも日本人からすれば分かる人には分かってしまうと

今の時代、ネットでツッコミを受ける確率も高くなっているとはいえ、観客が気にしない部分にリソース使い過ぎるのは作品の評価に対して良いことではない

この話題が日本で議論されている時に出ていたヨーロッパ貴族のゆで卵の食べ方と器具とか、俺もよく知らなくてアニメで見て面白いと思ったから、描写する価値はあるだろう

観客にとって知識と驚きと興味を提供できる特別な描写は効果的だが、「全てが本物」である必要はないし観客に合わせた認識の共有も必要だ
しかし本物が当然の場所に放り込まれて粗が目立つ、批判されるリスクは考慮しておく必要はある

日本国内向け、若者向けでやるならそこまで問題無いけど人気が広まり過ぎるとツッコミ所としてネタにされてしまうということなのかもしれない

「薬屋のひとりごと」のような日本製中華ファンタジー作品がアニメ媒体で中国に来ると宮廷描写などが批判されるのも似たような話か
小説で読む分にはこっちで補正かけられるけど、アニメという視覚情報で受け取ると問題が目立ち過ぎて作品を見ていられなくなるという……

あれは中国じゃない、日本の創作的中華世界観だと言われても気になるものは気になるからな……日本産中華ファンタジーアニメは中国人にとってある意味では地雷ジャンルなのだろう

これ結構難しい問題かもしれない。
創作によっていわゆる正しくない中国文化が広まる問題とも重なる部分がある。しかしどの分野にしても正しさの保証(時代や地域、解釈次第で変わることだってある!)は誰ができるのかという問題もついてまわる。
国内の中国の文化や歴史の扱いでさえ個人の好みと主観が入って妙なゴタゴタになりがちだから、正確さにこだわる範囲を広げたらきりがないし娯楽作品がおかしなことになってしまう。

確かに。
あまり心配するのもなんだが、自分とは関係ない特定分野だからとネタにして笑って済ませるのもちょっと不安になる話だな。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の受け止め方や知識と経験に関する認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国は伝統的にホワイトカラー、インテリの地位が高い社会ですし、近代では新しい技術や物、知識を持ってきて運用してきた背景があります。そのため、経験が必要ないとは言いませんが、経験よりも知識が重要だという考えになります。知識があっても経験が無いから描けないというのは知識が足りない、本当の知識がないという考えになる人は少なくないでしょう」

「オタクの間でも日本の作品で本物の描写ができない、ロジックがおかしい話を書く、終盤のストーリーが迷走してつまらなくなるような作者に対しては大学に行っていない低学歴だからという話がよく出ます。個人の話を見ても自分は正しい知識を持っていて物事を把握していると思っている人や、ネットの検索結果とAIの言葉を自分の知識だと無意識に考えているような人、言ってみれば知識を過信している人は多いです。そして私自身もそうなのかもしれません……」

などといった話もありました。

私も中国関連とはいっても詳しくない分野だと思わぬ勘違いをしていたのに気付かされることはちょくちょくありますし、自分の知らない経験したことがない分野に関する扱いは気を付けたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「絵の才能とストーリーの才能を兼ね備えた漫画家って滅多にいないよね……」「やはり分業体制が良いんじゃないか」「分業体制の作品も連載は止まる、不定期になる」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではマンガ作品だけでなく漫画家に関しても議論が盛り上がっているそうで、特に「良い漫画家」「理想的な漫画家」的な方向の話題は盛り上がりやすいのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「絵の才能とストーリーの才能を兼ね備えた漫画家は滅多にいない」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


絵の才能とストーリーの才能を兼ね備えた漫画家って滅多にいないよね……

その二つは面白い漫画を描くために必要な才能だけど、本来は全く別の才能だからね

才能に合わせて分業すれば良い!
しかし現実は「バクマン」のようにはいかない

マンガって分業すれば面白くなる、名作が生まれるとは限らないからねえ
スタジオで分業しているのにテンプレの量産でランキングが埋まるなんて事態は身近にあり過ぎる

これは「ワンパンマン」について考えざるを得ない
最近また別の世界線になった模様

その才能を両立していた実例を探すということなら昔の漫画家を探せばいいと思う。手塚治虫や石ノ森章太郎などは間違いない。
しかし現代で求められる水準を満たせるという意味ではほぼ不可能では?要求される質も量も難し過ぎる。

良いストーリーを書ける人間はわざわざ漫画を描かないからストーリーの才能がある人間は漫画業界に来ないんだよ
そういう人間は小説書いたり編集再度にまわったりした方が稼げるから

稼ぎが明確に小説>マンガなのはネット小説業界が強力な中国くらいだろう
あと日本ではマンガはハイリスクハイリターンだが小説は副業とかなければ食っていくのはほぼ無理と聞く

マンガって絵やストーリーが良ければ売れるわけでもない、逆に言えばそういった才能が不足していても大当たりできるからね
商業作品では絵と話のどちらかが突出して売れ筋に乗れれば成功できるし絵が上手くてストーリーも面白い必要はないんだよ

嘆きたい気持ちは分からなくもないが、井上雄彦や鳥山明みたいなのがそんなにたくさんいてたまるか!

片方だけでもその才能を維持できるとは限らないからな
個人的に思いつく両立させている作者は荒川弘だろうか?ただ本人のエピソードからは絵とストーリーだけでなく北海道の農業と畜産業で鍛えられた体力と筋力も大きいと感じる

こっちのオタク界隈の好み、評価傾向に合うというなら「ダンジョン飯」の九井諒子は絵、ストーリー(と世界観設定)共に評価されているしテーマに合いそう
ただ週刊連載は無理なタイプの作風だからみんなが雑にイメージする才能と活躍とは一致しないかもしれない

最近だと「メダリスト」の作者がストーリー、絵がどちらも高レベルで才能がある漫画家みたいに言われているね
それにオタクとしてのスタンスとか、現代環境における作者ムーブとしても上手いから総合力がかなり高い

ウチの国だとストーリー的にはあまり評価されないようだけど高橋留美子のように「長編連載を走り続けるのが上手い」とでもいうべきストーリーというか編集能力の高さというのも漫画家にはあると思う

才能とそれを発揮できる体力のある時期ってせいぜい中年くらいまでだからね
鍛える時間も、チャンスも発揮できる時間も圧倒的に足りない

全盛期の岸本斉史というか「NARUTO」は本当に凄かったけど、その後の新作や続編は……という感じだからなあ

マンガの内容、特にストーリーに関しては漫画家本人の能力以外に編集との関係や編集側の能力というのもあるしストーリーの才能、絵の才能というのもなかなか単純には片づけられないのだろう
どちらにしろ絵、ストーリー、寿命の3つ全てを備えるというのは不可能だから無いものに期待するよりも、言い方は悪いが妥協して自分の見える範囲で追いかけたい作品と漫画家を応援するのがいいだろう

「ベルセルク」の作者は寿命が足りなかった……

やはり二人以上の分業体制が良いんじゃないか
画師は画の技術だけあれば良いということにできるのは大きい

原作と作画体制だから専門分野ごとに分業出来てクオリティが上がるとは限らないぞ
作者側に問題が発生するリスクは一人の時と比べて格段に上がる
アーティスト的な側面もある商売だから金と称賛の分け方、集まり方で分解するなんてのはありがちだし実際に原作と作画がもめて作品が壊れた、作品が再販されなくなった、権利問題でアニメ化どころか続きが出せなくなったなんて事例もある

分業体制のマンガ制作を理想的な状態として語る人は少なくない。ファンだけでなく業界側にもそういう所はある。
しかしその理想ってここで議論されている「ストーリーと絵の才能が両方ある漫画家」と似たようなものなのではないかと……

俺も理想の分業体制は理想の漫画家と似たようなものに思える
なまじ「理想の漫画家」と同じように藤子不二雄やCLAMPのような伝説があるから夢を見てしまうのではないかと

分業体制ということはどこかが作業止まったら全部止まるということでもある
分業体制の作品も連載は止まる、不定期になるのを皆忘れがち

そもそもマンガ向きのキャラと構図と背景を描ける、マンガ向きのストーリーを書けるというのも特殊な才能だからね
質の悪い部分、止まった部分を修正するとか入れ替えるとかも簡単ではない

そういう部分まで考えると、原作と作画で分けるよりも優秀なアシスタントや監修スタッフを確保するのも「ストーリーと絵の才能を両立する」一つの手段のように思えるな
漫画家個人とはちょっと別の話になってくるが組織全体としての才能と見ることもできなくはない

同意する。
挿絵イラストが上手い作家は珍しくないけどマンガが上手い、面白く読める作家は希少だと思う。

絵とストーリーに関しては短編、長編、連載という形式ごとに必要とされるものが微妙に違ってくるし、更にはその時代その時期の連載で勝ち残る才能があるかという話でもあるから全てを兼ね備えるのはとても難しい

乱暴に言ってしまうが、こういう話題の時の「絵の才能」というのはデッサン力とかもあるけどそれ以上に「自分の好みの絵を描く」という意味になっている人が多い
そして個人の好みが反映されるので該当する作家は普通の意味での「絵の才能がある作家」より更に少なくなる!

それは確かにあるな……こっちではマンガとして上手い画は評価されない傾向もあるし
例えば「うしおととら」「からくりサーカス」の藤田和日郎を絵が上手いと評価する人は滅多にいない

分業といえば近頃のラノベ原作マンガはマンガが上手い作家で成功する作品がたまに出てくるのが興味深いね
実際に見たら当然な話ではあるんだが、挿絵、キャラデザの良さで人気になるのはともかく、マンガが上手いで人気になるというのを以前の私は考えもしなかった

原作の貯蓄がかなり多いネット小説系ラノベ原作のマンガは分業としてやりやすいように見えるがどうなんだろう?
とりあえず自分の知っている範囲だと「第七王子に転生したので気ままに魔術を極めます」や「片田舎のおっさん、剣聖になる」、「悪役令嬢の中の人」とかはマンガになって作品が面白くなった作品だと思う

「幼女戦記」とかも作画担当の腕があってこそのクオリティだな
異世界転生とかのテンプレ展開であっても叩き台となるストーリーがあるとマンガを描きやすい、作画の上手い人が演出の方に力を割り振れるのでクオリティが上がることもある模様
もちろんそのままマンガにしたのでテンプレ的で面白くない、或いは下手な漫画家と組んだ結果「原作は良かったのに」となる作品も珍しくないようだが

絵とストーリーに関しては楽しめる所だけを割り切って楽しむことができるからまだいい
問題は性癖だよ
画は素晴らしく好みに合うのに性癖が合わないということほど悲しい、諦めきれないことはない

ああ……とてもよく分かる
他にも最初は良かったのに性癖が変化して自分はついていけなくなってしまうとかも悲しい



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈のイメージのようなものも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクが考える絵の才能がある漫画家というのは『デッサンが上手い』『綺麗』『絵の密度がすごい』という方向なので日本で考えられている絵の上手い漫画家と違ってくる場合もあります。自分の好みで語っている部分もわりとあります」

「中国の二次元界隈は技術の進歩と合わせて接する作品も広がっていったので、まだ世代による好みの細分化の問題は表面化していません。例えば前世紀の90年代のイラスト、80年代のイラストが好きという人は多くありませんし、そういった層をターゲットにした商品というのもまだ出ていません。しかしギャルゲー、エロゲー関係の好みや話題の傾向を見ると性癖も含めた絵柄の好みは世代ごとの違いが徐々に広がってきているようにも感じられます」

「それからこれは私もどの程度影響しているかは何とも言えませんが、現在の中国のマンガはほぼカラーなので白黒に慣れている人の割合は減り続けているので、白黒のマンガという時点で印象はかなり悪くなりますし白黒マンガの技巧を認識しない人も珍しくなくなっていると思います」

などといった話がありました。

私の印象でも中国オタク界隈ではアニメほど極端ではないものの、マンガもシャープで綺麗な絵柄や表現が好まれる傾向は感じますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「二次元関連で作品より作者の名前で語られるようなタイプの作者を知りたい。作品の知名度より作者の知名度が高いようなのを」

中国オタク「女性少年漫画家はよく聞くけど男性少女漫画家ってどれくらいいるの?有名な作家や作品を知りたい」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「近年増えている女性主人公をメインに据えた男性向けアニメが今後主流になるのだろうか?ガンダムでさえも最近連続で女性主人公だし」
に関連しそうな話として追加のネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「有名な男性の少女漫画家は?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


女性少年漫画家はよく聞くけど男性少女漫画家ってどれくらいいるの?有名な作家や作品を知りたい

昔少女マンガを描いていたとか、少女マンガ出身の漫画家は少なくないがずっと少女マンガというのは難しいな

これは私も知りたい。
言われてみればありそうなのに全然知らないというのに気が付いた。

女性が描いている少年マンガを嫌がる人がいるように男性が描いている少女マンガを嫌がる人もいるだろうからペンネームを女性的或いは中性的なものにして性別非公開なケースもありそう

なるほど
荒川弘やさとうふみや、大島司とかの逆か

性別非公開だとしても大人気になれば漫画家自身が前に出てくるから有名で性別不明なケースは少ないはず……女性の少年漫画家も人気作品で性別不詳なままというのはあまり無いわけだからね

手塚治虫は少女マンガもたくさん描いているし「リボンの騎士」のような二次元的に当時としては極めて先進的な作品を出している!

竹本泉は男性少女漫画家だったはず
マンガの方の作品を知らなくてもイラストは二次元関係のどこかで見たことがある人は多いと思う。もゲームやイラストの方から知った。

高橋留美子の少女マンガ版みたいな作家はいるのだろうか……?

高橋留美子クラスかはわからないけど大人気になった男性少女漫画家としては和田慎二がいる

和田慎二はアニメ化はそれほどでもないけど実写化作品が多くて「スケバン刑事」が日本の社会現象レベルの大人気になっているから、全盛期は高橋留美子以上だったという話もあるね

あだち充がそうだと思うけど

あだち充は少女マンガに近い画風だし恋愛ものを描いているが、どれも男性向けのスポーツ系作品じゃないか?

いや、あだち充はデビューが少女マンガなんだよ
それからスポーツ系作品でも「陽あたり良好!」や「スローステップ」は少女マンガ雑誌で連載されていた「正統」な少女マンガだし、確か「H2」の連載始める前くらいまでは少女マンガの方も描いていたはず

私は桂正和は元少女漫画家だと聞いたことがある

ラブコメ描いてるけど違うよ。桂正和はずっと少年マンガの方だ。
ラブコメもずっと男性向けだし、お色気サービスの描き方も、特撮ネタ大好きで作品内に持ち込むのも少年マンガ系の作家だからだ。

少女ジャンプで人気になった少女マンガ出身のラブコメ作家には河下水希がいるけど女性なのでテーマとは違うか。

少女マンガでデビューして少年向け、青年向けに入る作家は意外に多い。例えば弓月光やきたがわ翔はずっと青年向けで活躍している。
でも男性でずっと少女マンガで活躍しているというのはかなり珍しくなる。

魔夜峰央や柴田昌弘は男性少女漫画家の大家だね
特に魔夜峰央は有名で今でも作品が映像化されている

このテーマ、ちょっと興味深い話だったりする
実は日本では商業レベルの男性少女漫画家はほぼ「絶滅」している
昔はいたけど今はいない

そうなんだよね
漫画家の方は現在も活動しているけど「野崎くん」みたいなのは存在自体がファンタジーだ

私も昔「月刊少女野崎くん」から興味を持って調べたことがあるけど、あの作品の漫画家や編集者関連のネタは結構リアリティがあるもので、逆に主人公の野崎くんの「現代の前線で活動している現役男性少女漫画家」が作品最大の虚構

このテーマを見て最初に野崎梅太郎が浮かんできたけど、彼はそんなにファンタジー的な存在だったのか……しかも学生で漫画家という部分ではなく性別が……

昔は漫画家も掲載雑誌も少なかったから男性漫画家が少女マンガを描くのは珍しくなかったんだよ
手塚治虫の下の世代だと石ノ森章太郎や赤塚不二夫が少女マンガでも有名だ

何度もリメイクされた魔法少女の源流「魔法使いサリー」の原作者が「鉄人28号」の横山光輝だしね

リメイクが繰り返される魔法少女系と言えば「キューティーハニー」がある永井豪は?

それはちょっと難しいな……「キューティーハニー」は少女マンガ雑誌に連載された作品を描いたのは永井豪ではないから

昔はいたけど今はいないというわけか
気になって上の方で出ている竹本泉も前世紀から活動しているようだけど……と調べたら65歳と出てきて驚いた。

少女漫画が少女向け、恋愛向けに特化して進化し過ぎた
ストーリー重視作品や歴史大河的な作品は生き残れなかった
二次元文化の源流というかオタク系の作品に大きな影響を与えたSFなどの流れの方の少女マンガ(コミケが開催される原動力の一つだった!)は現在の少女マンガというメディアからは消えている

言われてみればそうだな
私が中学高校の時に男子も含めてクラスで回し読みしていたような少女マンガ作品は最近の人気少女マンガにはない

俺が昔読んでいたような歴史ファンタジーとか今の少女マンガには無かったりするの?

西洋ファンタジーや中華ファンタジーはあるみたいだけど、主流の少女マンガ雑誌では連載されていないようだね
「薬屋のひとりごと」のマンガ版の連載も少年マンガ系と二次元オタク系の雑誌だから少女マンガの主流ではない

男性向けだと思われるラノベ、特に異世界系ラノベ作品で女性向けや男女ともに読める悪役令嬢系のような作品が増えている理由の一つがそれなのかな?
悪役令嬢系は明確に過去の少女マンガ作品のテンプレを組み込んでいるジャンルなわけだし

少女漫画はデビューが非常に早い、10代デビューも珍しくないので良くも悪くも感性が若くて少女的な作家でなければ流行や需要についていけない業界らしい
そうなると漫画家が少なかった時代はともかく、情報面でもツール面で便利になりデビューや技術習得のルートが明確になっている現代では男性が入っていくのは難しい業界になっているのでは

それに加えて少女マンガ以外の成功ルートが見えているというのもありそうだ
現代の日本マンガ市場では上で言及されている「薬屋のひとりごと」に限らず女性主人公で昔の少女マンガ作品のテンプレ的な展開を組み込んだ作品を少女マンガ雑誌以外で連載できるから、少女マンガ雑誌で男性の少女漫画家をあえてめざす必要がなくなっているのかもしれない



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「私が作者の性別を知って驚いたのはさとうふみや先生です。中国語版では『佐藤文也』になっていましたし、内容もホラーでエロ路線だったので……」

「魔夜峰央先生や『パタリロ』などの作品に関して中国国内ではあまり知られていません。中国のオタクに『クックロビン音頭』とか言われても分かりません。昔海賊版はあったのかもしれませんが、私の周りでは見た記憶がありません。内容が『敏感』でダメだったのか、単純に当時の中国では人気や需要がなくて出回らなかったのか、どちらにしろ今となっては分かりません。それから『翔んで埼玉』は実写化で知っている人が増えたかもしれません」

などといった話もありました。

中国国内では1980年代後半より前の日本の少女マンガは海賊版でもあまり広まっていないという話も聞いたことがあるので、中国オタク界隈では男性が描く少女マンガがそれなりにあった時代の作品や作者は意識され難いのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「金田一少年、実は結婚していた」「最初は美雪死んでるみたいな話じゃなかった?」「それはデマだよ……」

中国オタク界隈では昔からミステリ系作品の人気が高く、長編シリーズを昔から追いかけているような人も多いので新たな展開が発生した際にはちょっとした盛り上がりが発生するようです。
先日「金田一少年の事件簿」シリーズに新たな動きがありましたが、ありがたいことにこの件に関するネタのタレコミと質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

金田一一37歳、美雪と結婚していた!子供も授かる 『金田一パパの事件簿』来年1月配信スタート(ORICON NEWS)

そんな訳で以下に中後のソッチ系のサイトで行われていた
「金田一一が実は結婚していた」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


金田一少年、実は結婚していた
現在連載中の37歳版で急に美雪が出てきて既に結婚していて子供もできたという話になった模様

37歳の金田一一がとっくの昔に結婚していた?
えーと……おめでとう

結局は美雪と結婚していたのか
また唐突な展開だな……それが既定路線なのは分かるけど

推理物にありがちな急展開っぽいことになってる

私は恋人関係でずるずる続いているのか、別れてなければいいな……くらいに思っていたが結婚していて子供もできるなんて
ずっと追いかけていた作品だし二人には幸せになって欲しかったのは間違いないが強引過ぎる展開に対する戸惑いも間違いなくある

おめでとう
でも二次元の古参童貞キャラがまた一人減ったのは少し悲しい
あと速水玲香と「37歳」からの後輩は完全に負け犬になってしまったか

美雪側に事件が起こらなければ他のヒロインが割り込む余地はないからな
そして次は「金田一パパの事件簿」になるらしい

ではその次は「ジッチャンとひいジッチャンの名にかけて!」みたいな決め台詞になるのか

推理系作品でここまで一気に男女関係が進むのはとても珍しい気がする
でもこの古いIPでいつまで食っていくつもりなのだろうか?

どこぞの死神小学生と比べると中断期間が結構あるから……
しかしこういうのを見ると推理作品でも長編やるのは簡単じゃないというのを感じられる

また更に祖父の名前で食っていくのか……と思ったが正式に金田一耕助側の許可取ったからIPの価値的にもっとアピールした方が良いのかもしれん

突然結婚が判明?
ぐだぐだな某逆転裁判の主人公の関係よりはまだマシな展開だよ!

考えてみれば推理系作品で一番可能性がありそうな所が順当に結婚したわけか
コナンは千話超えても哀とも蘭ともくっつかないままだし成歩堂龍一は35歳になってもハッキリしない
推理系作品のカップリングは事件の真相と違って結論が出てこないんだよね

成歩堂みたいにならなかったのは本当に良かったと思う

最初は美雪死んでるみたいな話じゃなかった?
それがいつの間にかパパになっていたとは

それはデマだよ……
ただ作中では故意にぼかし続けていて別れているようにも感じられたし、人気や需要次第ではそっちのルートに行く可能性もあったと思う

速水玲香は負け犬に……いやさすがに勝てるとは思っていなかったが、「37歳」の方で未亡人になっているなど更にひどい目に遭うのはさすがにどうかと思った

なんか「37歳」を追いかけていた人の方が妙なダメージ受けてるな
「37歳」の方は追いかけていなかった自分は「今更くっついたのか」くらいの感想になるが

別に二人が別れればいいとは思ってないんだが、数年間ずっとぼかされていた設定をこんな雑に決着させられると、追いかけていた間にCPに悩んでいた自分達はなんだったのかという気分になるんだよ!

考えてみれば元々がエイプリルフール企画みたいな設定なのによく続いているよな
普通は今度始まる新シリーズのように探偵事務所の身分になる流れだよね

ネタであれば良いのにと思う人も少なかったし、実際出たばかりの頃はボロクソに言われていた

新シリーズの話の都合とはいえ、金田一一のヒーロー性を減退させて年齢だけでなく性格、人間関係までデバブつけたからね。商売優先が露骨だと感じられるものだったし前シリーズを追いかけていたファンが怒るのも無理はない。
旧作との関係が微妙なので批判する意見も個人的には理解できるよ。37歳という設定なら過去作品の犯人の子供みたいなキャラも出てきそうなのにそっちはいまだに出てこないし。

高遠遙一が現役のままでオリンポス十二神とか言い出してまだ半分は未回収だし「37歳」のヒロイン兼佐木みたいなポジションのキャラの背景も不明だから背景設定やストーリーの長期的な計画はそんなにしっかり決めてなさそう

金田一少年の世界だと結婚〜妊娠期間の描写があったら事件に巻き込まれかねないのでこういう出し方の方が安全なんだよ!

連載中だとほぼ確実にそうなったよな……未成年の妊娠が関わる事件もあったはずだし最初のシリーズ後に結婚していたら非常に危かったはず
今が安全なわけでもないだろうけど

途中で路線変更はあったんだろうね
上でも言われているように美雪の扱いを曖昧にしていて別れたかもしれない、或いは既に死んでいる展開すら考えられるようになっていた

一応続編の「金田一パパの事件簿」という名前自体は2019年のインタビューで出ていたらしいので候補としては早い段階で出ていた構想という可能性もある

金田一少年に関してはなんで37歳にしたのか、なんでそれで何年も続けたのかという疑問がずっとついて回っている
27歳ならまだ良いけど37歳だと何かとキャラは動かしにくいし、旧作の人間関係も活用しにくいだろうに

37歳は上に設定し過ぎだよね。美雪との最初の子供を37歳で妊娠というのも非現実的というほどではないが、あえてそうする意味も無い

37歳だと子供がこれからできるのに安定した仕事をやめてどうするんだよと、創作と分かっていてもツッコミを入れたくなってしまう

だってその会社、高遠遙一の関係者がどれだけ入っているか分からないし……安定はともかく安全は無い
探偵始めても安定と安全は保障されないけどね!

まず堂本剛での実写に期待した37歳版だったようだけど、そっちは無理そうなので本格的に路線変更になったのかもね
なんだかんだで6年続いて現代の科学的な捜査やスマホの普及で昔のようなトリックはいよいよ難しくなっているので仕切り直しも必要な感じになっていたし

私も会社勤めから探偵事務所になって、うやく落ち着いた、昔のイメージに戻ってこれたように思う
会社勤めはやはりドラマ化ありきな企画だったのかもしれない



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では『犯人たちの事件簿』の方はあまり広まっていないので、事件やカップリングに関する話題と比べて犯人ネタは最近の日本のファン界隈と比べてあまり意識されていません。高遠遙一に関してもスキンケアとしての金田一ネタはあまり通じません。やはりアニメやドラマなどの手軽に接することのできる媒体でないと中国では広まり難いのでしょう」
などといった話もありました。

日本とは事情が異なる所はあるものの、中国ではミステリ系作品の人気が高くコミュニティも活発なのもあってか、アニメなどでもミステリ系作品は比較的需要の高いジャンルとなっています。
そんな中国では「金田一少年シリーズ」に限らず一昔前の中国で大人気になったミステリ系作品のファンの熱が現在も続いているようですし、新展開についても中国独自の反応が出ているようなので引き続き追いかけていきたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「二次元にたまに出てくるドリル型の不思議な髪形について知りたい。あれはどこら辺から広まったものなんだろうか?」

ありがたいことに手頃なネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品の定番要素や表現などに関して何かと話題になっているそうですが、その中には「お約束の成立した背景」に関する議論もあるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「ドリル型の髪形が現在のような扱いになった背景」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元にたまに出てくるドリル型の不思議な髪形について知りたい。あれはどこら辺から広まったものなんだろうか?

俺には分からない
いかにも二次元的で好みの髪形ではあるが!

キャラの識別に便利な髪形だけど流行って定着した背景について、言われてみれば私も知らないなあ

ネタ系お嬢様キャラに比較的多い髪形かな?
でも重音テトみたいなキャラもいるのでそれに限った髪形というわけでもないようだが

私も以前は大金持ちキャラの髪形だと感じていたが、近頃はそういうキャラに限ったデザインではなくなっているよね

あの髪形か……武装のドリルとして活用できるネタもたまに見かけるが、あれは追加されたネタ属性だよね?
最初からドリルがモチーフなんてことはないよね?

なぜお嬢様キャラの特徴の一つになったのかは私も知りたい
金持ちの装いが複雑化するのは理解できるが、なぜお嬢様属性と紐づけられたのか

ベースは巻き髪でそれが極端に誇張された結果だろうけど二次元の歴史における具体的な流れは分からない……

ヨーロッパの肖像画だとドリルっぽい巻き髪はあるね
ただ横よりも後ろ寄りが多いように感じる

横、もみあげの延長みたいなスタイルは二次元特有なのではないだろうか?

ああいう絶対にセットするのがめんどくさい髪形は自分ではやれない、地位と金のある人間の象徴ということでお嬢様キャラの記号になったのでは
そして現代では背景が省略されていきドリルパーツだけが残り、キャラデザに使われるようになったのでは……

現代の道具や整髪剤を使えば可能なのかもしれないが、一見しただけだと日常的ではない、貴族じゃなければあんなに髪を長くしてきちんとセットするのはできないと考えてしまうよね

でも実はお嬢様キャラ総動員な「マリア様がみてる」では分かりやすいドリルな髪形のキャラはいなかったりする

「マリア様が見てる」だと松平瞳子がドリル的な髪形の範疇だろう
オタク向けに萌えで誇張されない場合、あのくらいが普通のドリル型の髪形なのでは

同意
私が最初に接したあのタイプの髪形はドリルというより螺旋、或いは大螺旋という感じだった

日本だと元々は「縦ロール」と呼ばれていた髪形だな
かなり昔の作品にもこの系統の髪形の女性キャラは出ているので、ネタとして定着したのもかなり古いと思われる

「ダンガンロンパ」の安広多恵子もそういう髪形なので、私はお嬢様よりもゴスロリ系の髪形という印象の方が強い

俺はドリルは元々「∀ガンダム」のキエル・ハイムのような髪型から変化したと思っていたが違うのだろうか?

ドリルは特撮、特にイギリスの「サンダーバード」の影響が大きいらしいが髪形にはその流れはない……はず

二次元ではお嬢様が装備している髪形、記号という側面があるからさすがにロボや武装は後付けだろう

「縦ロール」といわれる髪形だね
検索してみれば分かると思うが、欧州貴族の髪形の一種が元になっている模様

二次元に関しては「描きやすい」髪形だからでは
貴族キャラの髪形ってどれも作画の手間がかかるものだし、ドリルパーツをつければいいだけなのは相対的にかなり楽だと言える

それはありそう
上でも少し言われているが二次元的な進化というのはありそう。
二次元の髪形は基本的に前〜斜めから見た時に目立つ、キャラの区別がつくようにする形でデザインされているから巻き髪のドリル化、そしてドリルパーツの装着箇所も後ろ側、下側から横側、上側に移動していったのではないかと

後は識別の容易さも
あの髪形は子供でも一目で分かる、覚えられるデザインだし特徴を真似して描くのも比較的簡単

言われてみれば私はドリル髪形でツインテールの亜種みたいな配置をまず思い付いたな……

「リゼロ」のベアトリスみたいなツインドリルヘアーも多いね
こっちになるとお嬢様系から不思議系になるような?

ツインドリルだとより武器みたいな、変わった髪形という印象になるので元ネタが分からなくなる気がする

ドリルの元は少女マンガじゃなかったっけ?
ヨーロッパのルネッサンス的なデザインが人気で多用されたという話をどこかで見たことがある

私もそういう風に認識している
少女マンガでは本当に古くからこの髪型が出てくる作品があって、少なくとも1970年代の「ベルサイユのばら」には出てくるし、同時期のヨーロッパの貴族的な女性キャラの象徴だった
そして誇張が進んでドリルが出現したのだろう

でも少女マンガだとああいう髪形見かけないぞ?
オタク向けの作品の萌え系デザイン、言ってみればアホ毛のカテゴリに感じられるが

半世紀くらい昔の少女マンガにはああいったタイプの髪形のヒロインが結構出てくるよ
昔は流行っていたのが分かる

ドリルヘアーは女性向けだと淘汰されてしまったんだよ
女性向けジャンルは「ファッション」「女性の憧れ」的な所も強いアピールになるので、その時代に流行している、現代社会で人気のある髪型が取り入れられてアップデートされていく

男性向けマンガでもその時その時で人気の役者や芸人を元ネタにしたキャラデザは出るけど、女性向けの方が変化は速いし古いデザインもどんどん消えていく。
だからファンタジー系作品でさえドリルは消えた。
女性向けでドリルっぽいのが残っているのは古いテンプレを意識してネタにするようなタイプの作品くらいじゃないか?

私はドリルヘアーは恐竜的進化を遂げた結果の髪形だと思っている
現代に残っているのは古代の化石、シンボル的な遺産

言ってみればドリル、その元になった縦ロールは女性キャラ版の「昭和の髪形」だね
昭和時代はあのドリル(現代のように明確なパーツではないけど)をつけるのが金持ちキャラ、お嬢様キャラのテンプレだった
ちなみに主人公キャラと対立するライバル、敵キャラに多い髪形なので現代の悪役令嬢のキャラデザで使われやすいものでもある



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「現代の中国のオタクは男性向け、女性向けを区別する傾向が強いので少女マンガが眼中に無い人も多くなっています。それでも評価の高い作品なら知っているオタクもいますが、昔の少女マンガや少女マンガの歴史などは把握していません」

「海賊版マンガ時代は子供が使えるお金も限られていましたし、海賊版とは言え出回っている作品の数も現代と比べてかなり少なかったので読めるマンガがあれば少女マンガとか気にせずに読んでいたのですが。私の周りでもCLAMP作品が当時の男のクラスメート達の間でも人気でしたし、読むものがなくなったら『王家の紋章』などの昔の少女マンガ作品にも手を出していました」

などといった話もありました。
私も少女マンガ系はほぼ守備範囲外なので、中国オタク界隈における少女マンガの広まり方に関しては抜けている部分は多そうですね・

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「少年マンガの人気作品は最初のヒロインとくっつかないという話を聞いたが真偽や皆の解釈を知りたい」

以前書いたものの使う所がなくなってしまったネタをnoteの方にアップしましたのでよろしければご参照ください

中華ファンタジーで見かける桃白白みたいに剣に乗って飛ぶ技「御剣飛行」とは

それはさておき、ありがたいことに手頃なネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。
中国オタク界隈では良くも悪くも作品の恋愛要素が大きな話題になっているそうですし、推しヒロインを決めてヒロインレースをしながら作品を追いかける「党争」という楽しみ方も定着しているそうです。

しかし作品内の恋愛要素が中国オタクの面々の望んだ通りに進むことはなかなか無いらしく、嘆きや愚痴混じりの話題が盛り上がってしまうこともあるのだとか。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「少年マンガの人気作品は最初のヒロインとくっつかない」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


少年マンガの人気作品は最初のヒロインとくっつかないという話を聞いたが真偽や皆の解釈を知りたい
私は「NARUTO」や「BLEACH」を思い浮かべたし、「ONE PIECE」も怪しいと思ってしまったのだが……

最近終わった「ヒロアカ」も「呪術廻戦」もそんな感じだったよね
「呪術」はともかく「ヒロアカ」には期待していた人もいただろうに

ヒロイン交代以前にヒロインとくっつかない、そういう話が無いというのも少なくないと思う

少年マンガが強調するのは友情努力勝利であって地位美女勝利ではないのだよ

少年ジャンプ系作品だとヒロインキャラが戦闘で活躍する、存在感を発揮することってほぼ無いからね
必然的に感情面の描写も少なくなり恋愛方面のイベントも作品本編では発生しないからくっつくイベントが起こらないのだろう

友情努力勝利は少年ジャンプの掲げるもので、他の雑誌だとそうとは限らないが……「進撃の巨人」とかを見るとやはり普通にヒロインとくっつくのは少ないのかとも考えてしまう

元々そういう描写をしない作品もあれば、作者がそういう方向にするのを嫌ったと思われる作品もあるな
どちらにしろ少年マンガだと最初からヒロイン固定で最後にくっつくのが珍しいのは間違いないと思う

そんな中で輝くのが公式カップリングを推してくれる「FAIRY TAIL」の安心感
ジャンプ系じゃないけど

何となく言いたいことは理解できる
主人公が結婚することはあっても最初のヒロインキャラではなかったりするし、私は若い頃悟空とブルマとくっつかなかったのにずっとモヤモヤしたものを感じていた

「鋼の錬金術師」はカップリングも含めて王道で終わったし、最初のヒロインとくっつく少年マンガ系人気作品も探せば出てくる
ただ有名な作品には少ない傾向も感じられるのは確かだ

少年マンガにおける恋愛要素って話題性はあるけど実際の需要、雑誌の読者や単行本買う層に対する効果は限定的
そっちに重点置いて描いたらランキングは下がるし編集者も止めるだろう
それならまだエロで釣った方がいいけど現代の環境では永井豪みたいな「攻略法」は無理だ

とは言え、ヒロインとくっつけないまま終わるのは日本の作品の独特な所ではあると感じる
ウチの国でそういう展開るなら最初からヒロイン出さないで「ヒロイン無し」をアピールした方が良いということになるのに

ヒロイン無しをアピールして効果があるウチの国もかなり独特だと思うぞ……
そうなった原因の一つが恋愛描写で引き伸ばしてキャラも話もグダグダになる作品が多発したからだし、私は日本の少年マンガでヒロインとくっつく描写を優先しないのも分かる気がする

日本の作品は冒険の報酬に財宝と美女を求めない、無私或いは俗な欲が無いのが典型的なヒーロー像だけど、見ている分にはもっと冒険や戦いにうまみがあっても良いと思ってしまうよ!

「遊戯王」みたいに代表的な所ではくっついていないけど、シリーズを通してみるとくっついている作品の方が多いような作品もある。

現代の環境では初期ヒロインと予定調和的にくっつく展開が飽きられているから王道作品でもその部分にこだわらなくなっているのでは?

少年マンガでこのテーマのような形で男主人公とヒロインをくっつけるのは前世紀の作品に多かった。例えば「るろうに剣心」や「地獄先生ぬ〜べ〜」のような作品だ。

待て、「ぬ〜べ〜」は典型的な人気が出た女二号(サブヒロイン)の昇格で「NARUTO」と同類だ。
あと前世紀の作品もそうとは限らないよ。例えば桂正和作品もラブコメに特化した作品でなければメインヒロインと明確にくっつく描写なかったりするしね。

最近実写化された「ウイングマン」とかも最後はメインヒロインとくっつかずに読者の想像に任せる的な終わり方だったからな

この話題を見てから記憶を探ってみたけど、俺も少年マンガ系作品で恋愛メイン要素が薄い作品だと大体くっつかない印象はあるな
高橋留美子やあだち充など、ラブコメが明確な特徴となっている作家だとそうでもないのだろうけど

こういう話をする場合、「BLEACH」のヒロインが織姫ではなくルキアという前提で語る人ばかりなのを見ると、作者の想定するヒロインとファンのヒロイン認識がズレてこのテーマのような認識になっている作品もあるように思えてくるのだけど……

日本の少年マンガの主人公には女に興味あるのか分からんキャラも多いし、恋愛関係のエピソードにつなげるのが難しいというのもある
あまり押し付けるとヒロインが邪魔なキャラになってしまうわけだしね

少年ジャンプ系の王道人気作品って女性キャラは旅の仲間扱いが多いし、最初に出てくるヒロインと恋愛や結婚をさせる必要はないことが多い
私もそういう話を期待する気持ちは理解できるけど、期待し過ぎても無駄になるのは明らかなジャンルだと思う

恋愛モノでなければ男性主人公とヒロインの恋愛関係での単独エピソードに一話〜数話も使うことは少ないだろうし最後までくっつかないのも仕方が無いのでは
エピローグでどの相手にしろ主人公の結婚描写があれば十分以上のサービスだろう

結局は需要の問題が大きい
少年マンガ、バトルや冒険の作品では恋愛感情の描写は重要じゃないし、読者の大多数が望んでいるというわけでもない
それに作者が恋愛要素描きたいとも限らないわけだしね

日本の作品はクリエイターの嗜好が強めに出る傾向があるから、作者が恋愛を描きたいタイプだとしても、次にその過程がドロドロしていないか、ハッピーエンドになる方向なのかなど描写や価値観が合うかどうかという問題が出てくるので、現状のバランスくらいで妥協する方が良いような気もする

それで思いついたんだが、最初のヒロインと違ってサブヒロインからメインヒロインに昇格したキャラには明確に読者の人気という背景がある
だから作者側も需要のある展開としてサービスとしてカップリングやエンディングでくっつくような「読者サービス」を意識するようになるのでは?

少年マンガだとカップリング扱いされる人気の高い女性キャラが戦友、相棒的なポジションなので恋愛方面に繋ぎにくいという問題もある
ただいるだけ、或いは戦いの足手まといになるようなヒロインは人気にならないし存在感も出番も消えていくからくっつくことも無くなる

カップリングで人気になるのは大体が冒険や戦闘に参加して活躍する、主人公と濃厚な関係が構築される女性キャラだからね
現代を舞台にした学校やオフィスでの恋愛のように扱うのは簡単ではないし、そっちを掘り下げる需要もそんなに重要ではない

和月伸宏作品みたいに作者が最初からヒロインとの恋愛を意識している作品でもなければ期待できない気がする
しかもそういう作者でも作品評価を気にして恋愛要素を悲劇にしたりバッドエンドにしてしまうことがあるし……

王道と言えば、日本の少年マンガの王道作品は伝統的に恋愛の代わりに友情を強調するから、恋愛要素を求めて見るにはあまり向いていないジャンルだと思う。
そういうのが見たければ最初からラブコメ、カップリングを前面に出している作品を探した方が良い。

その結果がBL方面のカップリングだからなあ
ナルトの相手はサスケ、孫悟空の相手はベジータが有力だし、他のカップリング相手も何かと豊富だ

そういう組み合わせだと途端に重量級になる男主人公は少なくない!

考えてみれば王道少年マンガ系のヒロインって主人公からの感情は信頼する戦友みたいなことになりがちだし、ファンの妄想ならともかく本編ストーリーで恋愛、カップリング的な決着をつけるのはあまり期待してはいけないのかもね

俺もそう感じている
昔の少年マンガは友情路線だし、現代の少年マンガはスポーツ系ジャンルなど意識してヒロインを消すから最初に出てくるヒロインに見えるキャラをカップリング相手として認識して語り始めるのではなく少し様子を見た方が良いと思うのだが

これに関してはウチの国のオタクがカップリングを意識し過ぎているのもあるのでは
日本の読者にもカップリング需要があるのは確かだけど、いわゆるこっちの党争的なヒロインレースで炎上するような争いにはあまりならない

私はたまに現在のウチの国のオタク界隈ではカップリングが話題として強過ぎるのが困ると思ってしまう時があるよ
恋愛はいらないという話をする人間も、自分の追いかけている作品のヒロインの扱いに関しては自分の期待通りでないと批判しだしたりするし何とも難しい所だ。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国の読者にある『ヒロインはいらない』という考えは、恋愛を書くのが下手な作者が恋愛を書くと話が迷走したり主人公のキャラが崩壊したりする危険性が高まるのでヒロインも恋愛も最初から無しにしてほしいというものです。これは国産ネット小説作品などでガッカリした経験からくるものでしょう」

「それとは別に、アニメやマンガでヒロインを出すと語りやすい煽りやすいということでカップリングネタばかり語る、別の話題にもカップリングネタで割り込む人が出てきますし、作品の展開によっては炎上の原因にもなるのでヒロインはいらない、男キャラだけで良いという考えになる人もいます」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

それからnoteの方の記事ですが、具体的なペースは特に決めていないのですがブログとは別に7日〜10日に1回くらい更新出来たらなどと考えております。ただやって見ないと分からないのであまり期待せずにお待ちいただければ幸いです……

中国オタク「主人公交代はそれなりに聞くがヒロイン交代する作品ってどんなのがあるかな?」

中国オタク「なぜ少年ジャンプはあんなに頻繁に作品を打ち切るのだろうか?主力となるような連載作品が足りない状況でもどんどん打ち切るのが分からない」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品を取り巻く環境、メディア事情などに関しても何かと注目されているそうでその中にはマンガ雑誌の連載事情に関するものもあるそうです。
ただ中国では日本のマンガ雑誌に関する実体験のある人は少ないこともあってか議論の際に迷走することもあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「少年ジャンプが頻繁に作品を打ち切りにするのはなぜか」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ少年ジャンプはあんなに頻繁に作品を打ち切るのだろうか?
主力となるような連載作品が足りない状況でもどんどん打ち切るのが分からない

確かに
俺は日本の雑誌業界のことよく知らないけど、少年ジャンプの打ち切りに関しては早過ぎる多過ぎるのではとは感じることもある

私も少年ジャンプの打ち切り基準が分からなくて困惑することが少なくない
なお私の知識は「バクマン。」やネットの情報くらいなので私も詳しい話を知りたい!

何かといわれているようにジャンプの打ち切りの基準は概ね「人気」
そして少年ジャンプは基本的には雑誌掲載順位=人気順なので雑誌の後ろの方に掲載される頻度が上がる、そこで定着してしまうと打ち切り間近と言われているな
もちろん例外はあるようだが

「アンデッドアンラック」とか打ち切りが近いなどと言われているが、ああいったアニメ化した作品まで打ち切りにしてしまうのはもったいないと思う……

「アンデッドアンラック」に関しては打ち切り確定ではないけど、俺は現在のストーリーの出来だと「もったいないけど仕方が無い」くらいの状態に思えるかな。
特にアニメ化したけど人気上がらなかったのが厳しい。
ジャンプの打ち切りの基準は厳しいけど、ほとんどの打ち切り作品には打ち切られる理由というのが存在する。

でも「ジョジョの奇妙な冒険」のような例外もある
あの作品が少年ジャンプで連載されていた時に打ち切り喰らわなかったのは奇跡だと言われている!

あれはまさに例外だな。「ジョジョ」のように単行本が売れるから本誌掲載順位低くても生き残った作品はあるんだけど、それはやはり非常に珍しい。
ただ「ジョジョ」は同時期に「ドラゴンボール」や「スラムダンク」の全盛期と重なっていたので相対的に低く見えるだけで人気や売り上げ自体はそんなに悪くない。

少年ジャンプの打ち切りはwebマンガの打ち切りとは違う
雑誌誌面のページ数は限られているので打ち切らないと新作を出せない
だから容赦なく打ち切って作品を終わらせる

でも現在の少年ジャンプって王道の少年マンガ作品が減っているし、打ち切りで変則的な新作を多くするのはどうかと思うんだけど……

今年「呪術廻戦」と「ヒロアカ」が終わったら少年ジャンプで「戦える」ような作品は無くなってしまうのではないだろうか?
私もそこで打ち切り連発するのはよく分からない

逆に今年は「呪術廻戦」と「ヒロアカ」が終了するから例年以上に打ち切り作品が増えたという話も聞くな

どういうこと?
普通は主力が終わった時に備えて現存戦力を底上げするものではないの?

いや、現存戦力では「呪術廻戦」になれないと見切りをつけて他の作品に賭けるんだよ

少年ジャンプの場合、可もなく不可もなくな作品を連載させておく空きは無い、希望者は他にもいるという感じなのでは
少なくとも他に名声がある作家がいない、確実に誌面を埋められる作家がいないので連載を続けさせておくなどといった方針ではないというのは見て取れる

でも「呪術廻戦」と「ヒロアカ」がなくなったらジャンプは「ONE PIECE」しか主力がなくなるだろうに
まさか「HUNTER×HUNTER」を戦力と計算しているわけではないだろうな?

逆に言えば「ONE PIECE」があるから当面は問題ないという考えなのかもね

少年ジャンプの基準で「それなりの人気でしかないまま」の作品は打ち切って新作にどんどん入れ替えていくという方針なんだろう
よく言われる10週打ち切りはそこまで多くないけど、単行本数巻くらい続けたら人気や将来性みたいなのは見えてくる

身も蓋も無い言い方になるが、外国にいて少年ジャンプを買っているわけでもない俺達が心配する話ではない
少年ジャンプはマンガ界における弱肉強食の頂点ともいえる場所だから、少年ジャンプの読者を引き付けた作品は生き残りそうでない作品は消えていくだけ

連載競争で生き残るのと自分の好みの作品が生き残るのは別の話だからな……自分の好みの作品が少年ジャンプ誌上で人気になれるとは限らない

現在の大衆の好みと自分の好みは分けて考えないとね
ストーリーやキャラは良いけど「少年ジャンプにおける人気」という成績はパッとしない作品はある
逆に「SAKAMOTO DAYS」のように大衆人気出る要素を練り込んでストーリーとしては微妙でも人気を獲得してくる作品もある

でも少年ジャンプも新作が当たらないから旧作リメイクでしのいでいるから打ち切りと新連載を繰り返すことの重要性は相対的にかなり落ちていると思う
前世紀の大人気作品だった「キン肉マン」を現代になって復活させて続編開始してアニメ化したりとかね

「キン肉マン」は前世紀の少年ジャンプで連載されていたけど現在は少年ジャンプ連載じゃないぞ?
少年ジャンプは相変わらず新作中心でやっている
ただ集英社全体で見れば旧作IPも別の雑誌で展開するなど商業的には貪欲にやってる模様

日本のマンガ雑誌業界には「55周年に合わせた55本新連載企画」に合わせて人気作品も含む大量の打ち切りを行った少年サンデーという本気で意味不明な例もあるから、そっちに比べれば少年ジャンプの打ち切りはまだ理解できる戦略ではある

こっちでも雑誌が主流だったころは結構あっさり打ち切りが出ていた。
ただ現代の国内業界では掲載ページ数に実質制限なしのネット連載が主流だから落ち目の作品、上昇が期待できない作品を積極的に終わらせることは無い、「連載中」にして作品をサイトにおいておけば何らかのプラスにはなるという考えだから少年ジャンプの方針が納得し難い人もいるのだろう。

今の国内でもそこそこ打ち切りはあるよ
ネットに掲載される作品でも原稿料が支払われる、良い場所で宣伝してもらえる作品はかなり入れ替わっている
もっとも少年ジャンプのように目立つ形で消えていく作品はそこまで多くないだろうけど

私もそういうのは理解できるけど、打ち切り作品をそのまま終わりにしてしまうのかが引っかかるんだよ
なぜ別の雑誌に移籍させないのかと

私もそれは思った
今はwebのジャンプ+もあるから移籍も難しくはないと思うんだが

雑誌掲載時点でそのままやっても面白くなりそうになければ打ち切りになってしまうのでは
移籍する作品って勢いは落ちているけど人気はある、ファンがついている作品なことが多い

移籍は移籍で競争があるから難しい。
「ジョジョ」のように雑誌のカラーや連載スピードが合わなくなったから移籍する人気作品とかもあるので人気が落ちたから移籍させるみたいな使い方をしてもらえるとは限らない

逆に二線級の雑誌から一線級の雑誌への移籍というのもあるしね
少年ジャンプではないけど、こっちでもよく知られている作品だと「かぐや様は告らせたい」や「生徒会役員共」は人気出てから主力雑誌に移籍した作品

ジャンプブランドだとネットの方も競争は熾烈だ
ネット掲載作品は実本で出版されるから雑誌ほどではないとはいえ、やはり限られた枠の奪い合いなのは変わらない

結局は手持ちのカードが良くないから急いで打ち切りにして入れ替えるんだと思う
マンガ雑誌という娯楽メディアはリーグ戦などを長期でやるチーム育成ではなく、勝つか負けるか、大勝したら総取りできるカードの勝負に近い

強いカードが少ないからこそ手札を入れ替えるということなんだろう
もしかしたら次の「鬼滅の刃」や「SPY×FAMILY」になるような作品が出てくるかもしれないと



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「現在の中国のマンガ読みは雑誌でマンガを読むことは少ないので、昔はリアルで雑誌を読んでいれば自然と理解できた『雑誌のページ数は有限である』といった事情やその影響などに関して、実感として把握している人は少なくなっているかもしれません」

「単行本はコレクションという価値がありますし、将来の修正削除が無い作品としての価値もあるので実本の方を買う人は現在もかなりいます。しかし雑誌の方は買う人も売っている場所も私がまだ学生だった十数年前と比べて本当に少なくなったように感じられます」

などといった話もありました。

考えてみれば私も雑誌を実本で買うことは無くなりましたね……買った後の置く場所の問題、後で読みたくなった時に探す手間などから、いつのまにか電子書籍ばかりになっています。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の長編マンガは最後で失敗するというイメージが強いけど、失敗せずに面白いままで完結できた作品って何がある?」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「皆は初めて二次元で出会ったバッドエンド作品ってなんだった?まだバッドエンドがあるとか想像もしなかった時期に出会った、作品を追いかけた末の体験を教えてほしい」
に関連したネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本のアニメやマンガの終わり方に関して「引っかかる」ことが珍しくないそうで、作品の終わり方に関する議論は良くも悪くも盛り上がるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「失敗せずに面白いまま完結できたマンガ作品」
などと言ったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(内容の関係からネタバレが含まれておりますのでお気を付けください)


日本の長編マンガは最後で失敗するというイメージが強いけど、失敗せずに面白いままで完結できた作品って何がある?

終盤で不満が爆発とはいかなくても人気が失速して気が付いたら終わったという作品はどうなの?

できれば読み終わって面白かったという感想になるような完結の仕方の作品でお願いしたいけど、見ていた人間が満足していたならそれはそれで問題無いよ!

「寄生獣」は良いぞ
同じ作者の「ヒストリエ」はたぶん完結しないけど面白いし歴史モノだから先の話のネタバレはあるから実質完結保証あり?

こういう話題の定番なのはまず「鋼の錬金術師」だろうな

作者としては不満がある上に当時の少年ジャンプの連載体制の悪い所が出た自主的な打ち切りだったらしいが「幽遊白書」は個人的には面白いまま完結できた作品だ

「暗殺教室」は結構いい終わり方だった。
この作品は長編じゃないという人もいるけど自分としてはこの作品くらいの長さなら長編という認識になるね。

「遊戯王」はシリーズによってはいまだに議論が尽きないけど上手く終わった長編と言えるのではないかと

久米田康治は連載が打ち切られずに続いたら完結も上手くやる作家だと思う
「絶望先生」が有名だけどその前の「勝かってに改蔵」や比較的最近の「かくしごと」も上手い終わり方をしている

俺も「かってに改造」のラストを始めてみた時は衝撃を受けたよ
今ではそんなに珍しくないし、ネタバレ情報を知っていたら驚きは無いだろうけど

昔の作品だけど「子連れ狼」と書こうとして改めて調べたら連載既刊約6年で今の感覚だと思ったより長くないな……巻数は十分に長編なんだけど

いろいろと考えたが「H2」
20巻行かないなら長編だろうか?と考えてしまうのは我ながら問題だ

「H2」は最初に出た単行本だと34巻で普通に長編だよ
全体的にゆったりとした話なのに中だるみを感じない、最後の告白が名シーンと綺麗にまとまっている作品だと思う

長編に関しては定義が人それぞれだからな……200話未満だから「進撃の巨人」は長めの中編というと言う人もいるからな

ネット小説とかと比べちゃうのかね
ネット小説の話数文字数ベースで比較したら別メディアに長編は存在しなくなりそう

さすがにその長さで長編じゃないといったら長編の数が少なくなり過ぎだ
あと「進撃の巨人」は最後で炎上したけど俺は言われているほど悪い結末ではない、きちんと完結した作品だと認識している

長さもだけど連載期間で一定以上は欲しい
少なくとも5年以上

個人的には「ゴールデンカムイ」を推薦したい
青年マンガは対象年齢に加えて人気競争の圧力が相対的に小さいのか、少年マンガに比べて長編でストーリー展開をする際に上手くまとめる作品が多いように思う

無難に終わり過ぎたのか良いエンディング扱いされないけど私は「犬夜叉」について悪くない完結の仕方な作品だと思っている

近年だと「ダンジョン飯」が評価高いね
中盤引き伸ばしでグダグダになっていると思いきやそれが伏線になって、最後にストーリーが急加速して最終的に迷宮の外までも含めた広い世界を見せて完結する
終盤の展開を追いかけて読み終わったときには何とも言えない不思議な気持ちになった

「ダンジョン飯」って迷宮だけの世界観の小さい典型的な日本のファンタジーかと思いきや最後に世界広がるわ王になるわと良い意味で予想を裏切ってくれたからね
あと一貫して作品のテーマを見失っていなかったのも実は凄いことだと思う

すぐに思いついたのが「ジョジョの奇妙な冒険」だけど、テーマ的には微妙かな?
各パートがそれぞれ長編レベルの長さでどれも綺麗に完結しているから自分の中では長編完結作品になっている

「スティール・ボール・ラン」は完成度の高い長編作品だよな!

個人的な感想でもよければ「神のみぞ知るセカイ」
完結当時はかなり荒れたけど伏線は描写されていたし、俺は作品のテーマと作者の考え方が出ているように感じられる興味深い終わり方をした作品だと感じたよ

「アドルフに告ぐ」
長編で良いのか自分でもちょっと分からないが、ラストも含めての読みごたえは間違いなく長編

手塚治虫の時代の長編って現代だと中編レベルだからな……
手塚治虫の時代の次に来た「あしたのジョー」も実は単行本では20巻しかない

現代の日本の週刊連載作品なら20〜30巻あれば長編作品として見てもいいだろうし、昔の作品なら更に少なくても長編だ
あと隔週、月刊連載なら20巻前後で長編とみていいのでは

まだ出ていないが「スラムダンク」ならこのテーマとして間違いはないだろう

「グラップラー刃牙」とかどう?
完結したのか続いているのか私も判断に迷う作品だが上の方でジョジョが完結扱いで出ているなら問題ないよね?

私は最近長編作品はそれなりに決着がつく終わり方をすれば良いくらいに考えるようになってきた
そもそも長編は締切や人気ランキングとの闘いがあるし、ストーリーをコントロールするだけでも非常に困難だからね

俺もまず思い付いたのは「鋼の錬金術師」だ
長編連載のストーリーって終わりではなく過程が面白いのがほとんどだから最後で失敗しても作品の商業的なダメージはそれほどでもないという事情があるので終盤に力尽きる作品が出てくるのだろう
そこで力尽きない牛おばさんのパワーは日本の漫画界でも異常なレベルだと思う

「からくりサーカス」は中盤が一番つまらないちょっと珍しい作品で終盤に入ってからの熱い展開と伏線回収が本当に凄い
アニメは原作者も関わっていたけど単純に尺が足りなかったので原作を読もう……

まだ出ていないのだと「銀魂」や「鬼滅の刃」
あと龍頭蛇尾扱いされがちだけど「NARUTO」も「BLEACH」も普通に完結しただけで十分な気がするんだけど
ウチの国の連載作品だって大体は人気がなくなったら更新が遅くなる、いずれ停止するようなのばかりで長編連載作品で完結させられる作品自体が多くないわけで

マンガじゃなくてゲームだけど日本の作品で個人的に最も優れた完結だと感じたのは「ランス」
「父親が遊んだかもしれないエロゲー」というキャッチコピーがあるシリーズが世界観の上の方まできっちり完結させたのは何て言うか想像を超えるような仕事だ



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における作品の評価や知名度の事情も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「そもそも中国に入った日本の作品に関しては最後まで追いかける人がたくさんいる、話題性が続く作品がとても珍しいです。アニメが無ければ話題性は一気に縮小しますし、日本のように雑誌掲載によってその作品を追いかけている人以外も習慣的に追いかけられる環境は無いのです。だから今でも終わり方に関する不満が語られる作品は、途中までは間違いなく人気の高い作品だったはずです」
などと言った話もありました。

またこれは先日会った別の中国オタクの方に教えていただいた話ですが
「中国でオタクが日常的に接する国産コンテンツはなかなか完結しません。ネット小説やwebコミックなど現代のweb媒体の作品は読者の要求と批判を見つつ、政治的に問題のある内容を避けながら話を引き延ばしていくものなので日本の長編マンガのように完結させて話をまとめる作品の方が珍しくなります。今の中国では追いかけている作品の結末をきちんと体験した経験はあまり無いでしょうし、作品を完結させることの意義を感じていないのかもしれません」

「中国の作品は世界観の深さやキャラクターの設定との整合性を重視しますが、ストーリー自体はわりと雑です。ストーリーはその場の反応を見て、批判されず規制されずに人気と課金を稼ぐスタイルなので設定の深さと比べてストーリーは雑になり伏線回収もやってられない傾向があるとも言えます。ただそれとは別に設定、整合性重視なので既に出ている設定を面白さ重視、演出重視で勝手に変更するのは好まれません。日本では好評だった『ガンダムSEED』の劇場版が中国のファンから不評な原因の一つがこれでしょうね」

などといった事情もあるそうです。

こういった環境も含めた受け止め方の違いというのは外から見ている分には興味深いものですが、実際に日本の作品が中国に入る或いはその逆の流れの際に何かと苦労する原因になっている模様です。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の女性漫画家で高橋留美子級、或いは高橋留美子以上の存在って誰がいるかな?」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「「らんま1/2」がアニメでリメイク!しかも声優がほぼ変更無しで!」「倫理基準的には大丈夫なんだろうか?」
に関して追加でネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の女性漫画家で高橋留美子級の存在は?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「らんま」の再アニメ化のニュースを見ていて改めて気になったんだけど、日本の女性漫画家で高橋留美子級、或いは高橋留美子以上の存在って誰がいるかな?
明確に上下とかではなく影響や瞬間的な作品のパワーなどで高橋留美子と並ぶか超えるような感じであれば良いので皆の知識を教えてくれないか?

瞬間的な作品のパワーだと武内直子だろうか
「セーラームーン」がまさに世界的な作品だから

少年マンガなら瞬間的なパワーとして「鬼滅の刃」の吾峠呼世晴

ワニの人なら確かに瞬間的には超えているな
ただやはりランキング的には別ジャンルという気がするような……いやスレ主が言っているように問題無いんだが……

個人的に一番凄いと思っている女性漫画家は牛おばさんこと荒川弘
高橋留美子のように作品のパワーが明らかに女性漫画家ではないタイプだと思う

少年マンガ分野で活躍した女性漫画家ということなら頂点の一人だろうけど女性向け、少女マンガまで含めた「日本漫画界」だとまた別なのかな?
俺は少女マンガや女性向け作品をよく知らないので何とも言えないが。

女性向け作品中心だと作品の量、映像化も含めてということなら東村アキコが実写化作品かなり多いし男性向けの作品でも当てている。
ただ基本的に社会人向けで価値観に関して好みが分かれるタイプだから総合的な評価がどうなのか俺もよく分からない

実写化の影響まで含めて考えるなら「花より男子」の神尾葉子が飛びぬけていると思う
アジア圏であそこまで影響力のあった原作は存在しない

高橋留美子ってパラメータ全項目が最高値近くで綺麗な五角形や六角形になるタイプだよね
考えてみれば現時点で私の人生の倍以上漫画家として活動していてその間ずっと作品を外していないというのが恐ろしい

まだ出ていないのだとCLAMPとか?あと武内直子は私もこのテーマに該当する作家としてすぐに思いついた
しかし武内直子もCLAMPも特定の年代、ジャンルで強いけど高橋留美子のような全方位全年齢向けというわけではないので難しいな

CLAMPはグループだから作品はともかく、作家としての比較では判断に迷うところがある

武内直子は「セーラームーン」で新しいジャンルを創設したようなものだし、そこは高橋留美子を超えているという見方は可能だろう
作品の価値やその後の作品への影響だけでなく世界的な影響力、日本の文化輸出に関しても群を抜いている
高橋留美子はセーラームーンのような影響力のあるキャラはいない

影響力ということならラムは?ジャンルの創設という意味では時代を変えた存在だと思うが

ラムは日本国外での知名度低いし文化的な影響ではセーラームーンと比較になるレベルではないよ

文化輸出的な面では時代の違いも大きいからね。「セーラームーン」は流行った時代背景も良かった面はある。
もっとも日本国内ならラムも「セーラームーン」に並ぶレベルだったとは聞く

大友克洋に並ぶとまで称された高野文子は……

高橋留美子の評価の高さの理由として商業作品としてのヒット作の多さがあるからよほど影響が大きな作品でもなければ、作品の芸術的な評価の高さ、それも寡作での高評価では比較対象とするには厳しいと思う

寡作ではなくとも代表作が一つだけの漫画家だと「セーラームーン」のような作品を持ってこないと厳しいんだよな……高橋留美子は影響力の大きなヒット作、複数作品がヒット、作品活動期間の長さ、短編中編長編どれもいけるというのが比較対象として厳しい

このテーマを見て思いついた代表作が複数ある女性漫画家で、私は中村光が一番好きだけど高橋留美子クラスとはさすがに……

私も武内直子が高橋留美子より上とは言わないが、IPの価値に関してはさすがに武内直子が上だと思う
言っては何だが高橋留美子作品の弱点はIPの価値の低さだろう
全部足しても「セーラームーン」には敵わない

強引に探すとしたらその辺か?でもIPの価値を言い出したらグローバル展開ができる現代に近い作品ばかりが有利になるし漫画家以外の部分の要素も大きくなるのがな……

この話題だと武内直子は高橋留美子と同世代なので比較しやすいという面もあるね
それ以前の世代になるとこっちの感覚や一般的なオタクの知識だとよく分からないし!

更に上の世代まで範囲を広げれば水野英子や萩尾望都などの高橋留美子級と言える漫画家はいないわけじゃないぞ。

同世代みたいなイメージになるのも分からなくはないが……高橋留美子はデビュー、「うる星やつら」の連載開始が1978年なので1986年デビューで「セーラーV」が1991年「セーラームーン」が1992年からの武内直子とは2世代くらい違う
ウチの国では高橋留美子は「らんま1/2」、「犬夜叉」のイメージだけど日本だと「らんま1/2」の時点でベテラン扱いなので、たぶん我々の認識よりも上の世代の「大御所」だ

影響力の評価はさておき、その辺りの年代の作家はもうあまり描いていないことが多いのに高橋留美子はいまだに現役で最前線にいるのがトンデモナイ
週刊連載の漫画家って激務で長期間続けられるものではないはずなんだが……

こういうのって商業的成績だけでなく歴史的な影響まであるから判断が分かれがちだね。それにしたって高橋留美子級はともかく高橋留美子以上は難し過ぎると思うが。

歴史的な影響というなら「ベルサイユのばら」の池田理代子は凄い
歴史ジャンル作品の開拓、後世の作品に影響を与えた男装キャラの創造、アニメだけでなく宝塚の舞台など多方面のメディアへの展開などその影響力は凄まじい

日本では女性漫画家トップ3は高橋留美子、萩尾望都、長谷川町子で大体確定らしい

確か長谷川町子は「サザエさん」だよね
上の方でも名前が挙がっている萩尾望都は何を描いていた人?

萩尾望都は「ポーの一族」などのSF系少女マンガを描いていた漫画家で日本では現在もSF漫画家の代表的存在だね。
入ってくる作品が長編中心なこっちではなかなか意識されない作家だけど「少女マンガの神様」とも言われていて日本のマンガを子供向けから大人向けに変えた、少女マンガに革命を起こした作家という評価もある。コミケ創始者の米澤嘉博なども絶賛していたし高橋留美子も萩尾望都の影響を受けているとか。

萩尾望都と竹宮惠子を中心にした世代の少女漫画家は「花之二十四組」(花の24年組)とも言われていてデビューや活躍の過程、若き日の共同生活などから少女マンガ界のトキワ荘と例えられることもある

うーむ……私は萩尾望都も竹宮惠子もよく知らない
「地球へ…」は読んだことがあるくらいだ

萩尾望都は「BLマンガの始祖」とも言われているし、竹宮惠子も「風と木の詩」などで日本の漫画界におけるBLジャンルを確立した作家だ。こちらも後世への影響は凄い。

少女マンガ分野でスゴイ影響力のある女性漫画家ならさくらももこがいるよ
「ちびまる子ちゃん」は日本の国民的アニメに成長した作品だし、本人が漫画以外にもエッセイで有名

なるほど
「ちびまる子ちゃん」はウチの国でもテレビで放映されたし私が学生の頃はEDの曲がこっちの学校で使われることも多かったから納得だ

高橋留美子って日本の漫画家全体で見ても最上位だからな。私は以前某所で鳥山明と比較できるレベルとか言われているのを見て迷わず頷いたことがある。

そうだね。そして日本以外への影響も大きいから中国から見てもその存在の大きさを容易に実感できるので、日本国内よりも印象は強いものになっているはずだ。
だから日本国内なら高橋留美子レベルだと認識できる女性漫画家がいても、こちらからは認識し難いのではないかと。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈のイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「香港や台湾でどうなのかはよく分かりませんが、現在の中国でオタクが思い浮かべる高橋留美子の業績に関しては概ね『犬夜叉』、上の世代でも『らんま1/2』までです。マニアックなオタクなら『めぞん一刻』を評価しているでしょう」

「中国のオタクの間では『うる星やつら』に関しては作品の知名度は高いものの昔の作品過ぎてその影響力の大きさは知識としてしか分かりませんし、高橋留美子の業績に関する実感を伴った評価にはつながりません。これは私自身も同じですが、たぶん『うる星やつら』という作品が出現した際の衝撃の大きさはあまり把握していないと思います……」

などといった話もありました。

言われてみれば私も留学時代に出会ったアニメやマンガ好きのクラスメートや、中国オタクの面々と「らんま1/2」や「犬夜叉」に関してはイロイロと話したことがありますが、「うる星やつら」に関しては作品名に言及することはあっても内容に関して語った記憶があまり無いですね……
すぐに思いつくのは90年代に中国のTVで見れた香港系のチャンネルではたまに日本のアニメ関連で「うる星やつら」が出ていたくらいでしょうか。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「好きな人に弁当を作るシチュエーションが現実の日本どころか創作の中でも良い話ではなくなっているって本当?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本と中国の食文化や環境の違いもあってか、中国オタク界隈では日本の「弁当」やそれに関連したイベントは何かと気になるものとなっているそうで、日本の弁当に関する疑問や考察で盛り上がることもあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「好きな人に弁当を作るイベントの扱いの変化」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


好きな人に弁当を作るシチュエーションが現実の日本どころか創作の中でも良い話ではなくなっているって本当?
確かに私が最近見た作品では肯定的に描かれてはいなかったが……

現実の日本でどうなのかは知らないけど、言われてみれば創作の中でもめんどくさい、重いなどネガティブな表現になる方が多くなっているかもね

食事ネタ、料理ネタは増えているのに弁当を作るシチュが減っているように感じるのは不思議かもしれない

プレゼント系は現実でも合う合わないがあるし、作品とキャラ次第だろう。それに今でも弁当ネタは出てくるよ。
……でも自分が最近「良い」と感じた弁当ネタは「デキる猫は今日も憂鬱」だったから恋人の話は減っているのかも

「お弁当を作ってもらう」シチュエーションが重いと感じるとか俺には理解できないよ
そもそも自分にとっては日本の学校生活の弁当自体が遠いものだけどな!

そんなシチュエーションを体験したことが無いので分かりません!
でも良いんだ、冷めた飯は好みじゃないから作ってもらってもきっと単純には喜べないから

確かに。萌えるイベントではあるけど食習慣の違いがあるので我々にとっては実際に体験すると微妙なイベントかもしれない。
まぁ私はいつも昼飯は買って食べていたから縁が無い話だが。

重いか……分からんでもない
個人的にはある種の憧れのシチュエーションではあるんだけど

俺もデートで彼女がおいしい弁当を作ってきてくれるシチュエーションには憧れたことがある
そして俺はおいしい弁当を作って一人で遊びに行くようになった

昔々の作品では手編みのマフラーが恋人からの愛のプレゼントだったけどその後「重い」「微妙」なアイテム扱いになったと聞くから弁当もそういうアイテムの象徴になったのかもしれない

現実では滅多にないかもしれないが、別に豪華な食事を御馳走するとかではないから創作におけるイベントとしては重いわけではないだろう。

幼馴染とかならともかくまだあまり親しくない、付き合い始めた頃にやるのはちょっと重いと思うわ

二次元的な「幼馴染」の時点で現実だと「重い」と受け止める人はいるんだよ……

マンガではありがちな展開だけど俺は「重い相手」と感じるよ
それに食べ物だから他に食べたいものがあるとか、そんなに食欲がない場合は始末に困る

こっちだと半ばファンタジーだけど日本だと弁当ネタは日常生活の延長線上になるだろうからな……こっちで例えるならあまり親しくない人に豪華な食事や酒をおごられても返礼に困るみたいな話かな?
それなら「重い」扱いも分かる気がする

俺は日本でどうなのかは知らないし女の子に弁当を作ってもらったことなんてない
しかし現実だと調子の悪い同僚に好意でちょっとした料理を渡しても「重い」「男性の料理アピールうざい」扱いされたりするからな……ゼミの同僚がそうなってしまったがあれは悲しい出来事だった

作品内ではクオリティ高過ぎる弁当や逆に雑過ぎる弁当ネタはちょくちょく見かける
それで思いついたが昔と違って現代ではSNSや動画での料理ネタの増加から弁当の要求水準が上がっている、ちょっとした特殊技術が必要なもの扱いになってきているという説はどうだろう?
良い話ではなくなっているのではなく、ネタとしての扱いが変化しているというのを思いついた

日本社会における男女関係、家事ネタの扱いが変化していてそれが影響しているのだろう。日本社会では昔ほど弁当を作らなくなっているとも聞くし。

そういう表現が陳腐化しているという可能性は?
二次元におけるネタとして使うには弁当だけではもう弱い、極道に主夫やらせるくらいじゃないと面白くなくなっているとかで

暗黒料理だって陳腐化して今ではあまり見かけなくなっているし弁当ネタ自体が弱くなっているというのはあると思う

個別だとそこまででもないが、手編みのセーターを作ってくれてお弁当も作ってくれる女性キャラは重いと感じるかな……

料理や手編みのセーターに限らずもらっても始末に困る、捨てるのも精神的に負担がかかるプレゼントは創作であれば「便利な表現手段」になるんだよ
だから強調される形で使われる、それが別の所でもネタとして使われてイメージが強固になっていく

プレゼントを受け取るのとプレゼントを喜ぶのは別だからね
そのミスマッチが強調されると「重い」という印象が強くなる

日本でも現実だと昔から「弁当を作ってくる」のは重いし喜ばれるものではなかった
大して親しくもない相手から豪華手作り弁当をもらうのは困るという扱いだったし、そもそも手作りのプレゼントという時点で「重い」とされていた

道理ではあるが、それを「昔から」と全体に適用するのはどうかとも思う
私はそれに加えて創作における「恋愛」の扱いや表現の変化も影響しているのではないかと思った
私もヤンデレを知る前は好意を寄せられるって単純に良いことだと思っていたしね

その観点には同意する
二次元に限った話ではないけど昔は主人公が愛を押し付け続けてヒロインに振り向いてもらう展開がまっとうな努力として肯定されていたけど、今そんなキャラを出したら表現やストーリー展開を上手くやらないと相手の気持ちを考えない危ないやつ扱いにされかねない

現実のアイドルなどの推しへのプレゼントで食品、特に手作りは何が入っているか分からないから原則廃棄という情報が広まっているし、二次元の創作もそういう方向のエピソードやキャラ付けアイテムになっている感はあるかも

買い過ぎたから或いは作り過ぎたから一緒に食べようというのはともかく、わざわざ作ったというのは何を混ぜたのか分からないのが怖い

ようは恋人というほど親しくもない関係で弁当作ってくるとかプレッシャー強すぎるという話だろうか
現在の作品でも家族や恋人関係の場合、弁当ネタは普通のから変則的なのまで肯定的に描かれているしな

弁当ではないけど距離感間違えている異性ネタは珍しくないからね
国産作品でも洗濯とかがそういうネタ扱いになったりしている

日本での弁当の扱い、よく知らない人が作った食べ物に対する認識が変化しているという話もあるのでは?
近年の温暖化で弁当が腐敗しやすくなったので日本の弁当も昔と比べて作る際に衛生を強く意識するようになっているという話だ。例えば「おにぎり」は昔は素手で握っていたのが今ではビニール手袋かラップを使って作るのが普通になっていると聞く。
だからあまり親しくない、付き合い始めくらいの相手の作る弁当が信用されなくなっているのだと思う。

なるほど。考えてみれば現代の美食系の作品ではスキルがある人間の手作業は評価されるが、手作りで気持ちがこもっているから評価されるというのは見なくなっているし料理スキルの評価、重視される部分も変化してそうだ。

普通に考えたら朝の5時6時に作ったのを12時頃に食べるとか、何かしら悪くなってそうだからな……

現代の環境だと弁当にするよりも料理したのをその場で食べてもらうシチュエーションの方が何かと良い方向に描けると思う
そこまで行く関係なら料理する、してもらうのも肯定的に考えられるはずだ



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の見方も含めてイロイロな話が出ていました。

考えてみれば私も弁当に関する認識が昔とは変わっていますし、特にこの梅雨から夏にかけての時期は何かと心配になりますね。
今の気候だと粗熱をきちんと取る、梅干しを入れるくらいでは不安な時もありますし、創作の中のお弁当ネタに関しても「それ衛生的に大丈夫?」と気になってしまうことが増えているかもしれません。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本の弁当は早起きして作る?」「日本人の料理スケジュールにはついていけないと思ってしまう」中国オタク的日本の弁当の疑問あれこれ

中国オタク「男から見ても美形だと評価されて人気になったキャラって誰がいるだろうか?皆の客観的な評価を教えてくれ」

ありがたいことに以前
「中国の男性から見ても美形で評価されるキャラにはどんなキャラがいるのでしょうか?中国のオタクの人達は美形のキャラデザが大好きですが、男性の美形キャラに関しては男女問わずすぐに腐った方向の話題、ちゃかしに行くような印象もあります。そういったやり取りを見ていると男性ファンからの男性美形キャラに対する評価が分からなくなってしまいます。」
といった質問をいただいておりましたが、先日これに関係しそうな話を教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「男から見ても美形だと評価されているキャラ」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


美形男性キャラを語るとすぐに腐った方向にもっていかれてしまうが、そういうの無しに男から見ても美形だと評価されて人気になったキャラって誰がいるだろうか?
作品内の扱いでそっちの方向に行くとかは別に問題無いから皆の客観的な評価を教えてくれ

「デスノート」のキラとLは当時どっちも美形キャラ扱いで男性人気高かったよ
こういうのは昔の作品の方が分かりやすかったよね
今の環境だとどうしてもそっち側の情報とそっちの話題がついてくるから

「ベルセルク」のグリフィスはスレ主のテーマに合致すると思う

セフィロスはクラウドとの関係やネタも豊富なのに現代でも美形枠で普通に男性からの支持もあるのは考えてみれば面白いな

私もセフィロスには同意
ゲームキャラは話題がゲーマー内で回りがちだし、中国では割と貴重な男性ファンと女性ファンの住み分けが出来ているジャンルになるのかもね
例えば「ペルソナ5」の主人公も美形として男性からの支持がある

「ペルソナ」は3,4,5とどれも美形主人公として認識されていて人気も高いな

ゲームなら「悪魔城シリーズ」のアルカードも!

「ハウルの動く城」のハウルは分かりやすい美形のカッコイイ男扱いだったかな

こういうのは少女マンガにたくさん出てくるだろ
少年マンガ探しても出てこない

少女マンガや少女マンガ原作アニメの中には「男性も読む」「男性も見る」作品もあるけど絶対数は少なくなるし男性から人気が出る美形キャラのサンプルとしては厳しくないか?

そもそも少女マンガだと美形扱いのキャラの描写、絵柄の傾向が違うから意外に合わないぞ?新しめの作品になると目元や赤面描写などで更に男の感覚から遠ざかるしね。

男性からも美形、カッコイイ扱いされるタイプもあるのは間違いないんだけどね。
例えば「銀英伝」のラインハルトなんかは当時の少女漫画、耽美系のデザインだけどウチの国では男性からも普通に支持されていた

海賊版マンガの時代は業者の売り方が雑でジャンル分けも今ほどしっかりしていなかったから意識せずに少女マンガというか女性向けのマンガ読んでいる男は結構いたね。海賊版マンガは金かかるしバラ売りしてくれないことも多かったから子供の小遣いで買える種類はそこまで多くなかったので読める作品は何でも読んだ。
その際に絵柄で男性人気が高かった女性向け(そういうのを把握したのはオタクになってからだが)のはCLAMP作品辺りかな。

分かる。ルルーシュもいいけど……自分としては司狼神威の方だったな。
CLAMPの描く男性キャラは男からの人気も高かったように思う。

私はロラン・セアックを美形キャラとして好んでおります

ガンダムだと「00」のティエリアを考えたが作品内の女装がガチ過ぎるので迷う

良いんじゃないか?
私も最初に思い付いた男性人気の高い男性美形キャラはティエリアだった

「00」と同時期には「マクロスF」の早乙女アルトもいた。
ロボアニメ主人公で美形アピールというのはかなり驚いた記憶もあるけど、考えてみればあの時期は美形も人気の理由なロボアニメ主人公が多かったのかもしれない。

ロボアニメ系だと「コードギアス」の黎星刻も
作中の扱いはアレだが、俺はいまだに彼のキャラデザは大好き

このテーマならガンダムの仮面キャラは大体適用範囲内じゃないか?
個人的にはゼクスが一番好き

どうだろう?ゼクスは分かるがシャアの人気で美形部分による加点がどれだけあるかというと……ロリコンでマザコンなダメ男部分とMS戦闘のカッコ良さの方が明らかに大きい気がする

やはりセフィロス
リメイク版で顔が女っぽくなってしまったのが個人的にはガッカリだ

リメイク後で知っている今の若い世代にとってどうなのかは知らないけど、昔のセフィロスは明らかに美形として人気あったよな

うーむ……「BLEACH」の朽木白哉、「NARUTO」の波風ミナトは男性人気も高い美形キャラだったかな?
サスケは……美形だけど性格と作中の行動がアレなので今の方が美形評価あるかもしれん

「NARUTO」なら白
出番は少ないけどファンの心に強烈に刻み込まれた美形キャラ

「銀英伝」のラインハルトならこのテーマに該当するだろう
特に古い方のキャラデザは

ラインハルトは作中の描写も含めて誰もが認める典型的な美形の男性キャラだと思う
特に髪が長くなってからがカッコ良くて美しい

実は長い金髪の美形キャラは男からも人気が高い
例えばFGOのキリシュタリアなんかはこやまひろかずの絵柄も含めてウチの国の男子の好みに直撃するデザインだったと思う

「ジョジョ」のアニメ第一部のディオは男性ファンから美形悪役として人気高かったね
アニメ化で絵柄に現代向けのアレンジが入って更にCV子安武人のパワーも加わったのが良かった

ジョジョは第七部のジャイロなど、一部の人からは美形として人気が高いキャラが少なくないんだよな
以前そういう人達の話を聞いてみたことがあるんだが、香港系のマッチョなキャラデザのマンガに慣れているとそんな感じになるようだった

「HUNTER×HUNTER」のクラピカや「犬夜叉」の殺生丸
忘れられがちだけど少年マンガの美形キャラは普通に男性からの人気にもつながる

殺生丸は理想的な美形悪役だったなあ

「幽遊白書」の蔵馬!

昔好きだった美形男性キャラについて語って良いのか?
じゃあ俺は乙女座のシャカで!

ウチの国だとあまり知っている人はいないが、俺にとってバンパイアハンターDはとても衝撃的な美形だった
ずっと自分の理想の美形キャラの一つになっている

実写だけど「ベニスに死す」のビョルン・アンドレセンが二次元の歴史的にも重要で有名じゃないかな?
映画のストーリー自体は古典的な同性愛の方向ではあるんだが、あの美少年ぶりは誰もが認めざるを得ない
そして当時日本でも大人気になって、現在では伝説級な少女漫画家達がこぞってモデルにした美少年キャラを出した

「ベニスに死す」の美少年は本当に美少年だよな



とまぁ、こんな感じで。
昔の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「私は美形キャラとしてはセフィロスが大好きです。でも現在の中国ではオタクが討論する場所の住み分けが出来ていない、腐った解釈をするとかそういう方向に話を持っていくのが面白い、或いはオタクとしてカッコイイという考えの人がいるなどの理由から、男から見た美形キャラの評価を真面目に語るのは難しくなっています……」
などといった話もありました。

それから上のやり取りにも出ていますが、海賊版マンガ時代は流通している作品数と使えるお金の関係で手に入る作品に限りがあったので「とりあえず読めるマンガは全部読んでみる」という雑食な人も多かったようです。
私が通っていた現地校のクラス内でもマンガの貸し借りが活発に行われていましたし少女マンガまで読んでいる男子生徒も多く、むしろ私の方が「男子がその作品まで読むのか……」と驚いたりするくらいでした。

他にも当時仲の良かったクラスメート(男)に私が一時帰国する際に「日本のお土産何が良い?」と聞いたら
「CLAMPの正規版の本が欲しい。できれば『X』関係で」
というリクエストが返ってきたこともありますね。

とりあえず、こんな所で
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「過去の日本にトリップしてアニメやマンガの作品知識やアイデアのチートで活躍、成功するならどんな作品パクるのが有効だろうか?」

未来の知識を持って過去の世界にトリップして大成功する……などといった話は様々な所で定番ネタとして扱われていますし、オタクの妄想でも出てくるかと思います。

それは中国オタク界隈でも変わらないらしく、中国のソッチ系のサイトでは
「過去の日本にトリップしてアニメやマンガの知識やアイデアのチートで活躍、成功するならどんな作品パクるのが有効だろうか?」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


過去の時代にトリップして現代の作品知識チートで無双するような話を読んでいて思い付いたんだが、過去の日本にトリップしてアニメやマンガの作品知識やアイデアのチートで活躍、成功するならどんな作品パクるのが有効だろうか?
思い付きで構わないので皆の考えを教えて欲しい

まず大前提としてだが、日本語能力やクリエイターとしての能力はあるということで良いのか?

言葉は問題無い、制作能力は有っても無くても良いかな
無くても成功できる方が面白いけど
あと時代としてはこの数十年くらいの現代日本社会を想定している、そうでないと俺がイメージできないんだ

分かりやすい所では俺達でも知っているような人気マンガを持ち込むことだが……

日本のマンガは漫画家としての能力も必要だから若き日の有名漫画家を見つけて援助する、プロデューサー的な立場になるくらいじゃないか?

マンガに関しては漫画家として有名になった後、表紙や広告のカットを描く仕事が来たらどうするんだと考えてしまう
前提としてアイデアを活用できるだけの画力チート、生産力チートは欲しい

推理小説なんかはアイデア勝負だから良さそう
ここだけの話、俺は過去の日本にトリップして知識チートで東野圭吾みたいな地位になって中国でも大人気という妄想をしたことがあります……

「東野圭吾みたいな」という具体例は欲望として分かりやすいし俺は嫌いじゃない。金庸でさえあんなレベルの人気や待遇は無かったからな。
それはさておき、日本は推理小説の賞もかなりあるしトリックやシチュエーションのアイデアをパクれるのもこの手のチートと相性が良さそうだ。問題は二次元方面につながるには時間がかかるということ。

昔の現代日本へのトリップで二次元関係無いなら村上春樹?
「ノルウェイの森」辺りまで一気にパクろう

現代だと十年も経てば流行も商業モデルもほぼ変わってしまうから時代をまず決めてからじゃないと難しいよ
例えば日本のバブル経済時代と「涼宮ハルヒ」の人気により二次元界隈が変わった00年代半ばでは環境が全然違う

私はラノベで当てるのが良いと思う
推理小説は日本の一般社会の知識など把握しておかないといけないものが結構多い
ラノベは良くも悪くもふわっとした二次元向けで強引に押し付けられる

こういうのって時代を決めたら当時の日本の人気ランキングを調べてこっちでも有名な作品の知識があるという前提でトリップするとかじゃダメなのか

その時代の日本社会における実際の人気と売上ランキングはまた別だから……IPとしてどれくらい稼いでいたのかは分からないし

今年だって「君たちはどう生きるか」の中国市場の興収が日本超えているわけだし、日本の人気とこっちの人気の関係を単純に扱うのは難しいな

とりあえずアニメに関しては個人で何とかなる作業ではないし、大人気の原作を出せればいいからこの話題では除くべきだろう

同意。
ただ一応良いアニメ制作会社やクリエイターは把握しておくべきだ!

長編小説ではなく詩とかの方が良くないか?トリップネタでは現代の勉強で記憶した詩で文化知識チートも定番だ。

中華ファンタジー世界ではなく現代日本にトリップするんだから詩を持ち込んでも成功できないよ
そもそも現代日本では詩や俳句などの文芸系は流派が固まっているから新人が作品だけ持ち込んで評価されるのは困難だ
詩吟チートなら別かもしれないがこのテーマとは別の話になる

二次元における時代を代表するような作品、「Fate」や「涼宮ハルヒの憂鬱」をパクるとかじゃダメなの?

Fateはテキストだけパクってもダメだと思うぞ?あれは武内崇の画と営業力や管理能力もセットじゃないと成功できない
聖杯戦争と英霊のアイデアだけでやるというなら山田風太郎の「魔界転生」の前に出さないといけないが、それだと現在のIPとしてのFateのような広がりは難しい

Fateどうやってパクるんだよ……奈須きのこの頭の中の設定まだ全部出てないんだぞ
むしろ俺を型月世界観の設定が完璧に出力されて作品になっている世界線にトリップさせてくれ

「涼宮ハルヒ」をパクるなら成功する目はありそうな気がする
ただエロゲーほどではないが、ラノベの成功に関しては絵師で当たりを引けるかもあるからなあ

読者、オタクの知識や感覚も時代によって違うし考え出すとキリがないよ
例えば「ロードス島戦記」「スレイヤーズ」の時代に「涼宮ハルヒ」を持ち込んで成功できるのかは分からない……

「涼宮ハルヒ」が当たるには前提として「エヴァ」による影響が必要だからあまり前の時代に持ち込んでもダメだ
セカイ系ジャンルがエヴァ以前では共通認識として通用しない可能性がある

自分はやるならストーリーも演出もパクりやすい、イラストもそんなにレベル高くない「ひぐらしのなく頃に」が良いと思う
二次元でパクったアイデアや作品知識チートでの成功ということなら90年代後半〜くらいの同人ゲーやエロゲー界隈が良さそう

皆結構真面目に考えているんだな
俺はこのテーマを見て最初に思い付いたのは「NARUTO」「BLEACH」「ONE PIECE」、あとは「進撃の巨人」や「デスノート」とかをパクれば?くらいだった

どれも画力必要な作品じゃねえか。「進撃の巨人」だって独特な方向の画力はある。
その中で「デスノート」は比較的アイデア勝負な作品だが小畑健の画力無しには語れない作品だし……

「デスノート」は原作が少年ジャンプでヒットさせてアニメ化まで行った作品のある漫画家だと言われているから新人がアイデアもっていっても小畑健と組ませてくれるとは思えない

方向次第ではあると思う。例えば文字だけで完結できる作品とかね。
金田一シリーズとか、東野圭吾みたいな作品をパクるとかはいけそうだし、人気になったラノベをパクることも可能だろう。

雑に考えれば成功ルートはあるけど、自分の思い入れのある方向で考えるとオタクの知識が邪魔をするようになるのさ!

「NARUTO」の小説版を先に書くとかじゃダメなの?あの作品の設定や世界観はとても優れたものだし、小説完成してヒットさせてアニメ化までいけば凄い儲けられると思う

「NARUTO」の成功は少年ジャンプという当時、そして出版の勢いが衰えたとはいえも今でも日本最大級な娯楽メディアにおける成功が前提だから小説が先だと難しいのでは
あとネタ扱いされがちだけど岸本斉史は漫画界屈指の画力と表現力があるからそっち方面のチートも無いと……

「NARUTO」は個別の要素自体は日本の過去の作品に出てきているから設定だけでは厳しい、組み合わせと表現がかみ合って成功したパターンだから知識チートとは相性が悪いと思う

大人気になった作品というのはどこかに「運の良さ」がある
その辺をうまくごまかす、スルーして妄想できるかだ

「転生したらスライムだった件」「オーバーロード」「無職転生」といった人気作品を先に出す
テンプレと展開を把握すれば続きもいける

日本のネット小説は基本的に商業化するまで稼げないから効率悪過ぎる
日本のネット小説投稿プラットフォームは課金システムがほぼ無いというか、中国以外にネット小説が稼げて夢のある場所になっている国は無い
日本にトリップした時点でネット小説メインで当てるやり方は成立しない、やるならラノベ新人賞への投稿だろうけど……大賞とれば成功するとは限らないし、そもそも安定供給される量による読み応えで勝負するネット小説系作品はそういう賞と相性が悪い
そして賞を取ったら出版社の要求に合わせた改稿も必要になるからパクった作品の知識だけでは厳しい

日本のネット小説は文字数ベースの課金が無いというか、作品を読者が読むだけでは金にならないから短距離で成功を狙う場所としては微妙だ
ウチの国のネット小説みたいにチーム体制での分業量産なんかも成立しないだろう

だから過去の日本の二次元業界ではテキスト書ける人間がエロゲー、同人ゲームに流れて大当たりを出してきたわけだな。そっちで成功してからラノベや一般文芸に行ったルートも珍しくない。
日本のネット小説界隈で人気作品パクってもランキング荒らして商業化で小銭稼いで終わりになりそう

「無職転生」の作者はまさにこのテーマみたいなネタの中編を書いているな
ランキング1位を取らないと脱出できない部屋に閉じ込められた意識高い系文学青年がタイムループを繰り返しながら試行錯誤するが、その過程でランキング1位の人気作品をパクったら?という考えになる、しかし年間1位の作品を全部コピペしても1位はとれない、なぜだ?ということで話が加速していく

しかし考えれば考えるほど知識だけで成功するのは簡単ではない、実力も運も必要だというのが出てきてしまうな
トリップしてビットコインに投資する、稼いだ資金で物事を動かすのがネタとして無難になるわけだ……

日本のこの手のネタの作品だと競馬が手っ取り早いトリップ時の資金稼ぎになっているようだね。「バックトゥザフューチャー」にもあるし公営ギャンブルがある国では鉄板なんだろう。
そして最近は「ウマ娘」が広まっているからオタクなら過去の競馬の有名レースの結果を知っていても問題ないという説得力が出ているという話には笑った。
そもそもマンガはチートが無ければ描けないし、ラノベだってある程度の筆力がないと厳しい。妄想小説書くにしても、この辺の問題をそれなりにリアリティがあって気分よく解決できるかが難しそうだ。

マンガもラノベも当てて稼げるようになるまで時間がかかるし量が必要だ。
「地位を得る」ということならSFやミステリ小説が良いかも?過去の日本なら人気作品を何冊か出せれば印税で食っていけるだろうし、社会的な評価も獲得できるだろう。たぶん。
リアリティに拘るようなネタじゃないし、俺はこれくらいのふわっとしたルートがあれば良いと思うんだ

音楽はどうだろう?
ビートルズをパクるストーリーの日本のマンガのネタをパクってYOASOBIや米津玄師をパクるとか

音楽はその時代の後の流行なら良いけど、あまり時代が離れすぎていると理解できないと思う
それに昔の時代に音楽やるなら楽器スキルは絶対に必要だ

二次元でやるなら初音ミク発売後の時期にボカロの名曲をパクるとか?当たる方向、演出が分かっているだけで強いと言えば強い
これはネットに発表するだけで良い、本当の意味での能力が必要になる注文に合わせた微調整などのやり取りをしないでも良いというのも楽だろう

時代によって人気になる要素、観客が共感するものもは違うから名作であっても時代が合わなければ消えてしまう
だから作品知識チートができる範囲というのは長くないし、消費スピードの速い娯楽分野では特に短くなる
あと現実では作品以外の部分での活動も大きいから社交能力無し作品を出すだけで成功するのは難しいという根本的な問題が……!

社交能力に関してはスルーしておきたい
しかしこういうネタを妄想していくと、日本の雑誌や編集部、業界事情などを把握していない自分に気付いてしまうよ
妄想するにもリアリティが欲しくなる自分がめんどくさい



とまぁ、こんな感じで。
ああでもないこうでもないと現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「ところで現実の日本の感覚だと、過去にトリップしてミステリ小説分野で作品知識チートってどうなんでしょう?私もさすがに西尾維新をパクるのは無理だろうというのは分かるのですが……」
などといった話もありました。

中国では東野圭吾が物凄い売れていますし、日本のミステリ小説ジャンルはかなり大きなものだと認識されている節もありますからこういった妄想にも影響が出ているのかもしれませんね。
その辺りに関しては過去記事の
中国オタク「なぜ日本では推理小説が現在も人気ジャンル、商業的な市場として成立しているのだろうか?」
などもよろしければご参照ください。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「最近ようやく気付いたが漫画家の画力が向上すればキャラもカッコ良くなるとは限らないんだな……」

ありがたいことに手頃なネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈の傾向として整ったキャラクターデザイン、特に美形キャラが歓迎されるといった話はありますが、具体的な好みに関しては個人差もありますし更に同じキャラでも連載時期や媒体によって顔が異なることも珍しくないのでキャラデザやその違い、変化などに関しても何かと話題になるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「連載中の画力向上とキャラの顔のカッコ良さ」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近になってようやく気付いたが、漫画家の画力が向上すればキャラもカッコ良くなるとは限らないんだな……

そうだね。
ただ連載作品の場合、ほとんどは初期と比べればカッコ良くなっているはず。評価や好みが分かれるようになるのはそれ以降ではないかと。

作画がよくなればキャラもカッコ良くなるものだろう
もちろん一部に例外はあるだろうけど

お前の言いたいことは分かる!
これは個人的な印象だけど、連載中盤くらいの頃のキャラが一番カッコイイ、受け入れられやすいことが多いと思っている

長期連載作品だと最初と最後で主人公やメインキャラが同一人物に見えなくなるのは珍しくない
そして最初よりは最後の方が良いけど、最後の方の描き方が一番良いとは限らない

考えてみれば「BLEACH」とか「NARUTO」は大体中盤〜くらいの画のイメージだな
ネットでコピペされる画像もその辺が多い

好みから外れてしまうのってあるよね
私も「ONE PIECE」のキャラは昔の描き方の方が好きだった
具体的には空島辺りかな?異論は認める

中盤のキャラがカッコ良く見えるのはそれが一番人気が出ていた時期、その絵柄で記憶している人が多いといった理由もありそうだが

五条悟は終盤の絵柄があんまり評判良くないと聞くし、中盤くらいが総合的に一番良いという見方には説得力を感じる

五条悟はキャラがどんどんダメになっていった所もあるからそのイメージも重なっているのでは……

私は「呪術廻戦」は単行本の表紙がどんどん自分の苦手な方向になっていったのでこのテーマは実感として理解できる

「ジョジョ」はアートな方向に行くと共に「カッコイイと感じる」キャラは少なくなっている気がする
ただ関連作品、アニメやゲームでは現代向けのアレンジが入るからそこまで実害は無いかな?

描けば描くほどキャラが良くなったのが「遊戯王」の高橋和希だけど、これは逆に珍しいケースなのかもね

作品評価はさておき「家庭教師ヒットマンREBORN!」の天野明や「東京喰種」の石田スイは連載が進めば進むほど画の方の評価は上がっていた

私は昔は続けば続くほどキャラの顔も上手くなっていく、カッコ良くなっていくものだと思っていたが、最近の作品は続けば続くほど微妙になっていくケースが多いように感じる
これは連載期間が超長期な作品が増えたのもあるのかな……私の感覚が古くなっている可能性も否定できないけど

キャラデザが高評価な漫画家、マンガ以外にキャラクターデザインをやっているような漫画家でも連載作品を並べてみると時期によってキャラの顔が結構違うからね
そして人気の最盛期、仕事が多かった時期のキャラデザから外れていくのが分かったりもする

例えば藤島康介とかもキャラの顔の変化は結構大きいよね。ベルダンディーも実は連載前期中期後期でかなり違う。
ゲームのキャラデザやアニメ版のイメージしかなかった知り合いが「逮捕しちゃうぞ」の原作を読んで驚いてたこともあったな。

福本伸行みたいに独自の絵柄と表現が構築されていると多少の変化はあまり意識しなくなるし別の作家が描く派生作品も問題なく受け入れられるようになる……!

俺は「こち亀」や「キン肉マン」のように作者側が開き直ってキャラの顔の変化や固まっていなかったキャラの性格設定をネタにするのが大好きだ

「ハヤテのごとく!」も絵柄の変化をネタにしていたっけ
ギャグ要素のある作品だとこういう話をやって読者の抵抗を弱くできるのが何かと便利なのでは

キャラの顔に関しては画力以外に作者が他の作品、その時点の流行の影響を受けることもある
古い作品になるが「BASTARD!!」は作者がその時その時の流行りの絵柄の影響を受けるので上手いけどキャラデザが安定しない、万人受けするカッコ良さではなくなっていった

自分にとっては「バキ」がそんな感じだな
板垣恵介が昔の画風に戻れないわけじゃないけど今の画風の方が本人にとって好みなんだろう

キャラの顔の変化には描き方やツールによる変化もあるから単純に画力だけの問題ではない。
あと単純に加齢や病気などで作家の体力が落ちて昔と同じ画風を維持できなくなり省略してそれがセンスあるように見えているケースもあるかと

冨樫か……漫画家としては本当に才能あるんだけど……

このテーマ的には「幽遊白書」や「ジョジョ」は何かと合致しそうだ

アシスタントが担当することも多い背景と違ってキャラは作家本人が確実に手掛けるから作家の画力の向上、絵柄の変化の影響が如実に出ると聞いたことがある
実際変化が分かりやすい部分だし読者側としても最初に好みを意識させられる部分なので「良かった頃」についても意識してしまうのだろう

省力、良い意味での手抜きが独自の表現として成立する漫画家もいるからな
鳥山明の超サイヤ人は髪を黒く塗るのがめんどくさいというのがデザインの理由の一つだし、バトル描写も作画の省コストを狙った結果でもあるのだとか

現実的な問題として週刊連載の仕事量に完全に対応できる漫画家なんていない
アシスタントなどを使うにしても限界はあるし、画力が向上するのと生産量の向上は完全に「=」というわけではないから連載を続けている作品がこっちの望むような方向に上手くなる、絵柄を維持してくれるとと思うのは現実的ではないのだろう

「チェンソーマン」は後の方のキャラの顔を見ると連載のペースに対応しきれていない感じが……

「ベルセルク」は画力の向上と共にどんどん作画コストが上がっていった作品だった

画力向上と描き込みのこだわりが強くなった結果、ファンとその辺のライトなオタクでは好みが分かれる作品もあるよね
そういう作家は画集を買うようなコアなファンも獲得できるから商業的にも悪いことではないんだろうけど

「トライガン」は連載時期によって主人公の顔はかなり変わっているし同時にマンガの描き方が進化しているのが分かる
ただ顔や表情の好みは人それぞれなので後の方が一番好きではないというのも仕方がないかな?俺はどの時期も好きなんだけどね

連載が進むことによって歪ませ方、誇張表現が進み過ぎるというのもあるんじゃないかな
独自の画風を構築するという面では良いんだろうけど、二次元の流行や一般的な好みから外れていく

連載終盤は作家のモチベーションが落ちていることも多いのでキャラの描写も微妙になることも少なくない
中盤が良く見えるのは人気の高さを作者が意識して気合が入っている、そして技術的にも熟練してきているので精神面と技術面のバランスが良い時期だからというのもあるんじゃないかな

作者も年齢による体調や考えの変化、作画環境の変化、更に他作品からの影響があるからずっと同じ絵柄を維持するというのは簡単な事ではない
絵柄の変化というのも締切や体調の悪化など必要に迫られた結果な部分はあるし、作品終盤が全盛期とは限らないからカッコ良さが微妙になるのも仕方がないんだよ

確かに
そしてそれで思い付いたが「ギャグマンガ日和」の作者は長年の連載で地味に上手くなっていて(カッコ良くなるのとは違うけど)絵柄もネタのキレもずっと維持しているというのは実はとてもスゴイことなんだろうな



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の見方も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクはデッサンが整ったデザインのキャラ、美形を好みます。そして歪ませる誇張表現は苦手な人が少なくありません。作者の画力の向上とマンガ的な表現の進歩によってキャラの顔が誇張或いは簡略化して描かれるようになっていく場合、ついていけない人は日本より多くなるでしょう」

「中にはそういった誇張表現がたまらなく好きになる人もいますが、そういう人は自分の好みや性癖を満たす作品やキャラが中国語環境で手軽に楽しめる範囲では見つからなくなるのでとても苦労することになります……」

などといった話もありました。
私の個人的な印象でも、中国オタク界隈では絵柄の変化に対して許容範囲が狭いというか敏感な人が多い気はしますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。

ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
LINK


当ブログへのリンクはフリーでございます。

このブログの親玉やネタ元

北京留学日中交流

日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

記事検索
最新コメント
Archives
  • ライブドアブログ