「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

漫画

中国オタク「作者が自分の創ったキャラを愛していないことって多いんだろうか?」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「作者が自作のキャラを愛していないのってどうなんだろう?皆の考え方を教えて欲しい。あとそういった作品があるなら知りたい」
に関して追加のネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

近頃の中国オタク界隈では作品内におけるキャラの扱いやキャラの人気などから
「このキャラは作者に愛されている」
「このキャラは作者に愛されていないからヒドイ扱いになった」

などという判定をすることが増えているそうで、「作者から愛されているキャラ」といった話題」で盛り上がったりすることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「作者が自分のキャラを愛していないことは多いのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


作者が自分の創ったキャラを愛していないことって多いんだろうか?
近頃は人気になった良いキャラが雑に扱われてダメになっていくのをあまりに多く見かけるのでこの疑問が出てきた……

純粋さを感じられる質問だ
真面目に答えさえてもらえば「そういうのは結構多い」となるかな

最近だと「リコリス・リコイル」の井ノ上たきなでよく言われていたし、他にも「進撃の巨人」のエレンとかでよく聞くな

扱いや完結後の言及の差から井ノ上たきなは金儲けの道具でスタッフは千束大好きとはよく言われてたっけ

こういうのって愛が無いではなく愛の多少の問題ではないかと。本気でそのキャラを愛さなくなると扱いが雑になるとか出番そのものが消える。

アニメに関しては原作者とアニメスタッフで話は変わって来るし、どこまでが自分が創り出したキャラなのかという問題も出てくるからなあ

創り出したキャラの中には上からの要求や編集の要求で作ったキャラというのもいるからね。
そしてその辺りを良い意味でドライに扱って成功する作家もいる。有名で分かりやすいのだと鳥山明とか。

作者が最初から嫌われるキャラとして配置したキャラはどうなのか、自分が嫌いな人間をモデルにしたキャラとかまで愛さないといけないのかなどの疑問も出てくる
この手の疑問は大体主人公などのメインキャラ、人気キャラに対するものだろうし想定の範囲外かもしれないが

そういうのまで含めて考えると作者に愛されているキャラの方が少ない、愛されているのは幸運なキャラと言えそう
やられ役やかませ役で死ぬとか、バカにされるために配置されるキャラだっているんだから

同意する。
特定のキャラのためにストーリーを作るみたいなこともあるだろうけど、作品内にそのキャラしか出てこないわけじゃないからね。
俺は作者にとっては嫌いではないが特別愛しているわけでもないみたいなキャラが多いんじゃないかと考えている。あまり愛しているとそのキャラを活躍させる話しか描けなくなるだろうし。

「BLEACH」とか見ているとそういうのを感じられる……スゴイと持ち上げたキャラをあんなに雑に消費する作品を私は他に見たことが無い

キャラを愛していないことで問題になるのは悪意があるかどうかだろう
悪意を感じられるような場合、作品の評価も当然悪くなる

しかし悪意を感じるかどうかも個人差があるし作者の考えの正確な所なんて外から分からないぞ?
正直に言えば、昔炎上した作品とキャラについて当時の空気知らない自分にはどこに悪意があったか分からんケースも少なくなかった。

悪意から出てくるアイデアというのもある
例えば復讐系の作品では作者が嫌いな存在を投影したキャラを作品内で虐待しまくっていると思われるのも少なくない
あと悪意が無くても「そのキャラの絶望する姿を描きたい」という思い入れに関してはどう判断するべきか

作者にとって作品の登場人物は駒のようなものだし読者側が感情移入と共にや想定する愛の対象とは違うだろう
それに皆も知っての通り人気キャラが作者の好きなキャラ、狙って人気になろうとしたキャラではないケースも多い

キャラはシチュエーションのためのツールだと考えている作者もいる
私はそういうのも別に嫌いではない

藤本タツキの作品のキャラは駒や舞台装置的な扱いを感じるがそれで面白い作品になってるしね

「愛の戦士」と称される虚淵玄は実の所キャラ自体を愛して動かすタイプではなく、どちらかと言えばストーリーをコントロールしてキャラを動かすタイプだという話をどこかで見たな。バッドエンドもキャラ重視ではなくストーリー重視の結果だとか。

逆に愛があり過ぎても問題になるから一概に愛があるのが良いとは言えない
「はたらく魔王さま!」の作者の佐々木千穂に対する愛とその影響に頭を抱えたファンも当時は少なくなかった

我ながら不思議な話だけど、声優や俳優が演じたキャラを(それほど)好きではないという情報より、作者がそのキャラを愛していないという情報の方がダメージというか不快感は強くなる

別におかしくはない。作者が自分で最初から創造するのと、役者が受け取って演じるのとではやはり違うよ。
俺は役者にとっては多数の演じた役の一つだろうし、ファンとしては好きだとか思い入れがあると言ってもらえれば嬉しいというくらいに考えている。

神の視点で考える作者が特定のキャラを強烈に愛することの方が少ないだろう。商業創作において「愛のため」が無いとは言わないがそれ以上に重要なのは「金のため」だ。
キャラも人気になる、ストーリーを動かすための舞台装置として創られるのだからなんの感情も無いのが普通。

クリエイター側から「なぜこのキャラに人気が出たのか分からない」みたいな話はよく出てくるし、人気のあるキャラだと把握せずに雑に扱って炎上、そこまでいかなくてもファンが離れるみたいなことは昔からあってそれはファンの声や評価がネットですぐに届く、可視化される今の時代でも珍しくない

そう言えば二次元とは少々離れるが「ハリー・ポッター」のハーマイオニーやスネイプに関しては作者の認識や人気の予想とファンの受け止め方が違って失敗した部分もあるという話が作者から出ていたっけ

駒として創ったキャラでも書いているうちに好きになることはあると聞く
また逆に好きで創ったキャラでも書いているうちに嫌いになる、愛が移るみたいな話もね

作者によっては自分の推しているキャラが人気にならず、雑に創ったキャラの方が人気になったのでそのキャラをヒドイ扱いにして人気を下げようとするみたいなこともする
リアルでも我が子に対して愛情の格差があるとか愛さないなんてのも珍しくないし、作者の創作キャラに対する愛も平等ではないのも当然さ

真偽不明なのも多いけど作者や監督、脚本がそのキャラを演じた声優などの関係者を嫌ったからその後のストーリーにおける扱いがヒドイことになるという話はわりとよく見る

ガンダムはそういうの多いよね……あと逆に声優でキャラを贔屓するようになってストーリーが崩壊したという話も……

この手の話で疑問に思うのは、良い作者というのはキャラを愛している作者なのだろうか?ということだね。
ウチの国のオタクはストーリーを評価するべき、キャラ萌えはあまり評価するべきではないというがキャラを愛しているというのはキャラ萌えによって決まったストーリーにも適用されるのではないかということだ。「SEED DESTINY」にしろ「鉄血」にしろキャラへの愛で崩壊した作品とも言えるわけで。

作者がキャラを愛しているべきだと考える人は「メイドインアビス」の作者が自分の創り出したキャラクターを愛していないかどうか考えてみよう!

作者によっては思い入れがある、愛されたキャラがヒドイことになるケースもあるな
例えば庵野秀明と一時期のエヴァにおけるアスカの扱いについてなどは分かりやすい

作品をイロイロと見ていると感情移入している、力が入っていると感じるキャラもいるけど、舞台装置的なキャラが予想外な人気になってしまった場合は愛せないというか戸惑っている、扱いに困っているのを感じるキャラもいるのが見えてくる

でもそういうのを主人公やメインキャラ級でやらかすのはどうなんだろう?

作者の想定していたのと違う受け止められ方、人気の出方だとそうなってしまうこともあるんじゃないか?

頭では理解できなくはないんだが……それでも私は「自分の創り出したキャラなのに愛していないんですか!?」という問いを諫山創にぶん投げたい

諫山創はウチの国のファンの理想から外れてキャラを愛していない作者の代表格みたいに言われているけど、日本だとむしろキャラをやたらと愛している漫画家扱いだよ?

ヤヤコシイのはそのキャラクターが好きだけど、ヒドイ目に遭ってのたうち回るのが好きだというタイプの作者もいることだな。
ウチの国ではあまり意識されていないけど諫山創もこのタイプ。

諫山創は日本だと好きなキャラを虐める作家ということでは代表的な存在らしい
ただ日本で最も彼の寵愛を受けたとされているのがライナーで、こっちで主に問題視されるのがエレンなのでその辺りの認識のズレはなかなか埋まらないのかも?



とまぁ、こんな感じで。
愚痴や考察が混じったイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のオタク、特に男性のオタクの間では不憫萌え、不幸萌えというのはあまり認識されていません」

「近頃は新作アニメや原作の連載で自分の好きなキャラが期待通りの活躍をしない、ダメな扱いをされることに対して作者からの愛を理由にする人が増えているように思えます」

などといった話もありました

中国オタク界隈では昔と比べてキャラクター重視、キャラ萌え的な評価が出ているという話は聞きますが、その受け止め方や背景に関する考え方に関しては中国独自のものもありそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「作者が自作のキャラを愛していないのってどうなんだろう?皆の考え方を教えて欲しい。あとそういった作品があるなら知りたい」

中国オタク「日本の大学生は毎日酒飲んでいるようなイメージが自分の中で発生しているんだけど、実際はどうなんだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品の定番イベントやシチュエーションに関して何かと話題になっていますが、現代社会が舞台になっている作品では
「どこまでが本当なのか?」「自分達の経験や感覚とどう違うのか?」
などといった方向で議論が盛り上がることも多いそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の大学生は頻繁に酒を飲んでいるようなイメージがある」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元経由で日本の大学生は毎日酒飲んでいるようなイメージが自分の中で発生しているんだけど、実際はどうなんだろう?
特にマンガでは大学生といえば酒飲んでいるような気がする

確かに私も日本の大学生キャラは頻繁に酒を飲んでいる印象はある
大学生=酒が飲めるキャラという記号でもあるから、アニメやマンガの定番演出になっているのかな

日本の大学生は酒飲んでばかり、中高生は恋愛してばかり、二次元だとこういうイメージになります!

まぁこういうのって話にして面白い、特徴が出る部分を抜き出して強調するものだからね……
「月刊少女野崎くん」でもそういうツッコミネタがあった

そういうの言い出したら国産ドラマが恋愛中心過ぎて中国のイメージはどうなるのみたいな話も

留学生から話聞いた感じでは日本の中高も大学も普通に勉強やバイトで忙しい模様
ただ部活で忙しいという話に関しては二次元っぽい印象も受けた

そう言えば、日本人の中では逆にウチの国の学生は勉強で忙しくて勉強以外何もできないみたいなイメージもあるらしい
確かに忙しいけど個人差があるし学生はわりと勉強と並行して普通に遊んでバカやったりはしているんだけどね……

現代社会が舞台の作品の場合は誇張はあっても完全にありえないというレベルではないだろう
そうでなければまず日本で激しいツッコミが入るはず

日本の大学生キャラがやたらと酒を飲むのについては日本の大学生活ではサークル活動の占める割合が多い(少なくとも作品内では)から、そこでのストーリーを動かしやすくするための定番要素なんじゃないかな
人が集まって様々な話をする、人間関係を動かすのに不自然ではないシチュエーションだしね

ウチの国の大学生だとあのペースで飲むなら酒は厳しい、あえて言うならコーラか?もしそっちでいくなら二次元作品特有の謎名称コーラが出てきそう。

自分の大学時代は飲む人は好きに飲めばという感じだったな
セミナー参加者で飯を食べに行った時も酒じゃなくてコーラ飲んでたりしたし

大学や世代によるけど、ウチの国の大学生でも毎日飲んでるのはそこまで珍しくない
ただ二次元みたいに華やかでにぎやかな飲み方ではないかも

自分が大学にいた頃の学生宿舎では飲み過ぎで胃だかなんだかを悪くしたのはいたけど、全体的にはそんなに酒は好まれていなかったように思う
友達の中にはアルコール全くダメで集まりでも全く飲まないのもいたし

中国の大学生でも毎日飲んでるのはそこそこいる。俺が実習に行った時にルームメイトになった人とか毎日数缶の麦ジュースやってたよ
俺の方は付き合ったり付き合わなかったりだったが

俺は大学の時に夜に強めの酒をちょっと飲むみたいな習慣だったので大学生としてはわりと飲んでいた方だったと思う
二次元作品みたいに大人数で飲んで騒ぐ機会はそんなに多くなかった

ウチのゼミはかなり頻繁に飲み会やってたから日本の作品の大学生みたいに飲んでいたかもしれない
先輩にやたらと飲む人がいたのが原因だけど正直鬱陶しかった

中国でも日本でも大学や学部によって違うだろうから違うとも似ているとも言い切れない話題だな……そう言えば芸術系にいった高校の同級生とか若い時から酒もタバコもかなりやるようになっていたっけ

ウチの大学は酒もタバコもダメな人多いから毎日酒飲むとかはほぼ無いな
タバコに至っては吸っているのがほぼいない、0ではないはずだが

酒を飲むのも仕事のスキルだし大学のうちに失敗含めて練習しておけみたいな話は聞く
しかし機会の問題もコストの問題もあって私はあまり飲まないままで大学生活が終わりそう

ウチの国の大学生は酒の飲み方を知らないままのが少ないから、歓迎会とかイベントの飲食でやらかす……日本の大学生は新入生の時にそういう失敗を経験しておくというのを俺はマンガで知った。リアルでは知らない!

日本では現実社会の方でもかなり飲んでいるようだ
俺の大学の時の同級生が日本の大学の院に行ったんだが、彼からゼミに入ってすぐ飲み会に連れていかれて徹夜で飲まされたという話を実際に聞いて驚いたことがある

日本のコンビニやスーパーに行ってみると販売されている酒類のスペースや種類が酒以外の普通の飲み物とほぼ同じかそれ以上だったりするので驚いたことがある

日本のコンビニの酒のスペースは驚くよね
アルコール度数低いのも高いのもあるけど、甘い酒だからどれも飲み過ぎになりそうだと感じた

日本では酒が飲めるのは20歳からなので大学生キャラが酒を飲むというのは大人のキャラだという表現にもなる
それでいて社会に出る前で受験も終わった比較的自由になる時期なので、そのゆるい空気を表現する上で酒を飲んで騒ぐという描写がテンプレ的に行われるのではないかと

日本の大学生キャラが酒飲んでばかりのイメージになったのって「ぐらんぶる」のせいでは?
あれは日本の二次元で大学生を主人公にした話では近年最も人気と評価が高い作品だ。それにアニメは規制の問題からどの作品でも飲酒描写はそんなに多くないはず。

村上春樹の作品に出てくる大学生で飲まないヤツはいないので、私の中には日本の大学生は基本的に酒飲んで過ごしているという偏見があります。

直接の知り合いではないけど動画配信やってる日本人(或いは中の人が日本人のキャラ)は頻繁に酒飲みながら雑談配信するので日本人は皆酒飲むの大好きなんだろうと思ったりもする
それに二次元作品では酒のみキャラが肯定的に描かれることも多いので、社会的なイメージもそんなに悪くないのだろうと

昔は中国でも酒飲みに関してはゆるかったし上の世代は乾杯大好きだけど、今の大学生はアルコールに過敏だという人が目立つし、酒飲みとか理解できないみたいな空気が強まっているので社会的な感覚に違いが出ているのかもな

日本は酒にかかる税金が多いから酒の消費を推奨しているんじゃなかったっけ

日本社会の消費の感覚やバランスが違うというのもあるんだろうけど、毎回店で飲んでいるのが非現実的に思える
あんなに飲んで飯食ってを頻繁に繰り返すとか親の仕送りがどれだけたくさんあるのかと……

バイトの描写と生活費が足りない描写と外で飯食って酒飲む描写があると混乱するよな
「ぐらんぶる」ではその辺もネタにしてはいたけど自分の現実の生活と比べると違和感がある
私が大学の頃は外だと生ビールを飲むのがせいぜいでワインなんかは高過ぎて頼んだことも無かったしもちろん好き放題に飲むような金は無かった

日本の居酒屋には時間内ソフトドリンクとアルコール飲み放題のプランもあるから、若い学生がとりあえずで酒を流し込んでいくことも多いらしい
さすがにウォッカを水みたいにガバガバやるのは二次元ネタの話だろうけどね

日本の大衆居酒屋でバイトしてたことがあるけど、客は基本的に社会人や年寄りだった
学生っぽい団体もたまに来たけど相対的には少なかったし大学生が毎日酒飲むというのは二次元特有の誇張がかなり混じっていると思う

日本人は酒飲むのかなり好きだよ
俺は昔高田馬場に泥酔した大学生がいっぱい倒れていたのを見てなんじゃこりゃと驚いたことはあるけど、日本の大学生が外で酒を飲みまくることに関しては日本の盛り場の治安が比較的安全だというものあるのかもね
日本では若い男なら酔いつぶれていてもそこまで危険ではないという認識なのにも驚いたのを思い出したが、新型コロナであの光景はどうなったんだろうか……

実は私は大学に入ったら酒を飲む機会がたくさんあるもんだと思っていたんだけど、現実は学生の集まりだろうが教授との食事だろうが女と飯食いに行く時だろうが基本的には酒飲まないのが基本な状態(完全に飲まないわけではないが)で過ごすことになった
もちろんこれが自分の行った大学や学部の空気や南方の都市部の習慣や空気によるものだった可能性もあるが

大学生の習慣、歴史的な背景による所もあるんだろうね
日本では大学生は昔から酒飲んで交流する文化があるし、定期的に事件も発生しているけど大学生の飲み会が禁止されることもない

日本の大学生の酒の事件はこっちにも聞こえてくるレベルだからなあ
急性アルコール中毒で死ぬのもあれば、有名大学の学生やサークルによる犯罪事件なんかもある。早稲田大学のサークルの事件などはサークルの名前がsuper freeだった影響で同時期に出たキラ・ヤマトの後継機が「スーパー」ではなく「ストライク」「フリーダムガンダム」という名前に変更されたというネタもある

でも現実では日本の若者も昔と比べて酒を飲まなくなっているらしいね。日本の酒類メーカーや飲食産業がそれでダメージ受けているというニュースを見たこともある
あと新型コロナで大学生の飲み会が激減したので今の大学生は酒を飲む習慣が無い状態なので今後の若者の飲酒量が減るという見方もあるらしい
中国や日本だけでなく欧米でも似たような話はあるし、どこの国でも若者は酒を飲まなくなっている傾向があるんじゃないかな



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国の大学生の飲酒事情なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国の大学生の飲酒は昔よりも減っているようです。その原因としては飲酒の機会の減少だけでなく、中国社会の娯楽が変化したので飲酒がお金がかかる割に楽しくない、無駄な付き合いに感じられるようになってきたという事情もあるようです」
などといった話もありました。

私が中国に留学していた当時は中国の大学生は飲む人と飲まない人がハッキリ分かれているような印象がありましたが、今ではそれが飲まない人の方がかなり優勢になっているのでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております

中国オタク「チェンソーマンというマイナー作品が気が付いたら有名になっていて驚いた」「あれはずっとマイナー系作風の有名作品だよ!」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを

正規非正規問わず日本のマンガ作品が中国に入る際には掲載されている雑誌についてやレーベル、出版社といった情報はそぎ落とされて伝わることも多く、その結果日本とは少々違う扱いになっていることも珍しくないようです。また
その辺りから生じた認識のズレが思わぬ所で出てきて話題になったりすることもあるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「マイナー作品扱いだったチェンソーマン」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので


チェンソーマンというマイナー作品が気が付いたら有名になっていて驚いた
今度の新作アニメまでウチの国ではたぶん配信無理な大作扱いになっているなんて

あれはずっとマイナー系作風の有名作品だよ!

そうなの?ずっとマニアの間で評価の高いマイナー作品だと思っていたんだが

アニメも少年ジャンプと大手事務所が関わっているので予算も多いだろうし原作評価も高い、関連事情を追いかけて考えてみれば大作扱いになるのは別に驚くような話ではないぞ

俺もずっとかなりマイナーな作品だと思っていた……それで最近は国内だけでなく欧米を見ても急に話題が増えているからマイナーを飛び出してメジャー化したのかと思ったんだが

アニメ化で一般レベルの話題性は獲得したけど、オタクの間ではずっと注目作だったよ
興味ないジャンルだと知らなくてもしょうがないが……

そもそも少年ジャンプ、それも週刊の方の連載だぞ!
二次元における最大の媒体での連載だから一般人ならともかくオタクがマイナー扱いするのはどうなんだろうと思ってしまう

まことに申し訳ありません
俺もちょっと前まで百合系作品みたいにファンの声が大きいから目立っているタイプの作品だと思っていました!

ジャンプで週刊連載されていた作品がなぜマイナー扱いになるのか
打ち切りだとネタにされるような作品であっても週刊少年ジャンプ連載の時点で日本の二次元業界では一線級だ

ネットメディアが基本だと実感がわかないのは分かるが、雑誌は限られた紙面の奪い合いだからね
そこに載るだけでも非常に難しい

でもマイナー扱いする人がいるのは分かる。
実は自分もアニメ化ではじめてこの作品が少年ジャンプ作品だと知った……グロ系好きじゃない自分でも名前だけは知っていたけど、それについてはマイナー作品だけど熱心なファンがいるからだと思っていた。

ついでだから聞きたいんだけど連載当時の「チェンソーマン」の評価ってどうだったの?ファン界隈を飛び出すようなレベルの人気や評価だったの?

日本でどうかは知らないけど、連載当時はこっちではわりと分かりやすい「マイナーな名作」扱いだったかな
作者の藤本タツキの知名度や過去作の「ファイアパンチ」の評価もかなり上がったけど、一部のマンガ読みの間に留まっていて興味がない人まで引き込むようなレベルではなかった

言っては何だが「ファイアパンチ」の方はマイナー作品扱いをしても間違いではないと思う
少年ジャンプではあってもweb媒体のジャンプ+での連載だったからな

ジャンプ+も少年ジャンプブランドだから他の媒体と比べたら別にマイナーではないと思う
「SPY×FAMILY」だって連載は少年ジャンプではなくジャンプ+だ

日本の二次元系の雑誌媒体とweb媒体の影響力や評価が分からない
特にマンガ関係は本当に分からない……

基本的には少年マンガ雑誌が最も影響力が大きくその中でも少年ジャンプが最強でその下に少年マガジン、少年サンデーという昔からの覚え方で良いと思うよ
web媒体出身の人気作品も出ているけどそこは出版社や雑誌のブランドと同じ扱いでも良いはず
青年マンガ雑誌は規模的には少年マンガより小さい、あと角川系はオタク向けやサブカル向けの独自路線なのでマイナー向けだが二次元限定で爆発することもある

少年ジャンプの人気作品だから二次元でもトップレベルのメジャー作品だよ
ジャンプの新世代の人気作品として雑誌を支えていた

さすがに支えていたレベルではなかったような?
「チェンソーマン」の連載期間中の少年ジャンプは「ONE PIECE」や「鬼滅の刃」、「呪術廻戦」とかが看板扱いだったはずだから
あとアニメは微妙扱いされがちだが「約束のネバーランド」や「Dr.STONE」も上の方にいるので「チェンソーマン」の人気を少年ジャンプ内だけで考えると少々厳しめの評価になる

確か去年11巻が出た時に累計販売部数1100万というニュースがあったから近年のマンガの中では「非常に売れている」作品ではあるんだけどね
ただウチの国では支持層や暴力的な内容からどうしてもマイナー扱いになるだろうな……

そもそも「チェンソーマン」が少年マンガ扱いだと認識している人がどれだけいるのだろうか?
少年向けじゃないという認識があるならウチの国でマイナー作品扱いされるのも当然という気もしてくる。

マイナーとかありえない。俺は「チェンソーマン」ほどアニメ化前の時点でマンガの評価が高くて盛り上がっていた作品を知らない。

今はマンガ読む人が少ないので……そういう意味でも「マンガを読む人限定」の盛り上がりが、マイナーだったことの証明になりそう

前世紀の海賊版マンガ全盛の頃とは違って今のウチの国のオタクはアニメの影響力が圧倒的に強くなっているからマンガだけでは厳しいんだよ
ただそれとは別に「チェンソーマン」はそのB級な作風でマイナー作品扱いされがちな所があるのを否定するのは難しい気がする

国内でも第一話から人気爆発してたぞ
フォーラムの過去ログを見れば高評価が出ていたのも分かる

それは好みに合った人間評価した人間がいるという話でこっちで人気になった、メジャーな扱いだったことの証明にはならんだろ……

自分の印象だとマンガだけで見た場合の盛り上がり具合は「進撃の巨人」以下、「東京喰種」以上くらいかな?
この2作品もアニメ化前はマンガだけしかないから評価は高くてもマイナー作品的な扱いをされていたし「チェンソーマン」もマイナー作品扱いは仕方が無い気もする。

「チェンソーマン」は少年ジャンプ掲載ではあるけど雑誌連載の方ではそこまで人気が高かったわけではなく、単行本が売れるタイプの作品だから生き残れた
自分の見ていた範囲では最初の頃は評価する声だけでなく打ち切りの心配の声も多かったように記憶している

明確にB級路線のマンガだからウチの国の二次元界隈ではどうしても受け入れられる人間は限られる
ただそういう作品がアニメ化で見やすくなってウチの国でも大人気になったことはあるし、私もアニメ化に関してはかなり期待しているが、今のウチの国であの内容の配信は無理だよね……

私は「チェンソーマン」に対しては定期的に出てくる「最初から凄かった」という話と合わせて自分は昔から評価していると語りたがられる作品という印象もあるな

さすがにウチの国で最初から有名というのは無いだろう
しかし少年ジャンプ掲載作品なので「皆は知らないけど自分は評価している」的な扱いをするのもわりと難しい気がする
日本ではかなり初期の頃から高評価でクリエイター層の反応も良かったしね

国内だと当初はマイナー扱い、ファンも小規模だったよ
ただ名場面の切り取りやネタ情報も豊富で一度火がついてからは人気が上昇するのも速かった

俺もそんな印象だ
ネタ情報から作品を追いかけるようになったけどスゴイ勢いで評価が高まっていったのを覚えている

しかし改めて考えて見るとウチの国では雑誌連載、連載媒体の強さというのは意識されていないなあ……マイナー作品だと勘違いされている作品は「チェンソーマン」以外にも少なくないんだろうな

ファンサブ翻訳でも版権買った正規ルートでも基本的に作品単体で流れているので中国に入った段階で雑誌の情報は無くなるからな
雑誌の情報は作品に関して調べるようなマニアしか意識しない

この話題を追いかけていて愕然とした。「チェンソーマン」がマイナー作品扱いとかありえないだろ……
B級作品的な要素が多いとか少年マンガではなく実質青年マンガといった部分はあるけど、本筋に注目してみれば王道の熱血系マンガなのが分かるのにマイナー作品やネタ作品扱いするのはどうかと思う

俺も王道的な展開なのは認めるけど、あそこまでバイオレンスで血腥くて更に心をへし折りに来る作品だと読む人を選ぶだろうと思ってしまうし、マイナー扱いというか「「メジャー扱いされない」というのも分かる気がする

自分も藤本タツキの作品は長編も短編も面白いと思うけど子供に見せるものではない、子供では理解できないと考えてしまう
そして余計に少年マンガ、少年ジャンプとの関係が頭に入らなくなるというか……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における作品評価や周辺の空気などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では過去に字幕組など非正規ルートを経由して作品が入ってくることが多かったので雑誌で日本の作品をまとめて見る機会は無かったと思います。現在の漫画の正規配信でも版権を買って配信しているプラットフォームは意識しますが作品が掲載された雑誌や出版社を意識する機会は少ないです」

「逆に日本よりも強く意識されているのはアニメ制作会社だと思います。中国ではアニメ制作に誰が参加するかではなくどのアニメ制作会社が作るかというのが新番の事前予想の際に重視されます」

「最近では監督や脚本に対する注目も増大していますがアニメの制作会社重視の傾向事態は変化していません。中国ではダメなアニメを作った会社が自分の好きな作品のアニメ化を担当するという情報に絶望するオタクもよく見かけます」

などといった話もありました。

今回の記事をまとめている時に、以前中国のラノベ事情を追いかけた時に日本のラノベレーベルが中国ではほぼ意識されていないのを見つけて面白いと感じたのを思い出しました。
中国では日本のマンガに関しても雑誌や出版社情報無しで作品が認識されている所がありそうなので改めて気になってきましたが……どの辺りから調べれば良いのでしょうかね。オタクの場合は作品の背景に関する情報も把握している人も多いので「知られていない」「意識されていない」というのを調べるのは逆に難しかったりするもので。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ日本の作品には目を描かないキャラが出てくるのだろう?作品の主人公でも薄い本のキャラでも結構見かける」

ありがたいことに手頃なネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本のアニメやマンガにおける定番ネタに関する話題が飛び交っていますが、そんな話題の中に日本のマンガの表現や演出、その意味に関するものもあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のマンガに出てくる目を描かないキャラ」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今更聞くのもなんだけど、なぜ日本の作品には目を描かないキャラが出てくるのだろう?作品の主人公でも薄い本のキャラでも結構見かける

主人公の方はギャルゲー主人公とかに多いが、無個性アピールの記号じゃないかな

内向的なキャラの記号表現でもあるんだけど、最近の薄い本だと目の部分を描かない男役も多いからそっちの方がイメージされやすいか?

一般作品と薄い本で別物に思えるかもしれないけど、余計な情報を加えない、無個性にするという狙いが根底にあるから共通する表現技法とも言えるかと

作品ごとにキャラの顔の合う合わないというのはあるし、読者やプレイヤーの感性次第な所もある
醜く描いてもカッコよく描いてもダメな時はダメなので描かずに済ませるというのも一つの手段だ

カッコ良くてもダメなのか……?

カッコ良過ぎる主人公が合わない、読者に感情移入されないというケースもあるんだよ
更にそれ以上に難しいのが個人的な絵柄の好み

理由としては感情移入、没入感の関係が大きいと思う
それに関しては絵のクオリティを上げる、カッコ良くすれば良いとは限らないからね

作品を供給する側からすると絵柄の好みには外した場合が痛い
作品の内容やジャンル的にそこに力を入れる必要が無い場合は無難な方に行くのも当然だ

なるほど、確かに私は狙いや性癖は分かるけど絵柄が好みじゃないとかあまりに醜過ぎて読む気にならなかった作品というのもあるな

薄い本の場合はもうエロ担当の男性キャラという概念、記号みたいな存在になっているからなあ……そういうもの、表現技法だと受け入れるしかない

見ている物がバレそうだが私の中では目を描かない男=いつの間にかNTR系作品に出てくる存在というイメージが……

昔はギャルゲーの主人公の特徴だったのにね!

今は髪形まで描いて眼だけ描かないというのが主流だから昔とはまた違うように感じるんだが

昔は髪で隠す、影で隠すという形だったな
あと髪で隠す場合は髪が透過状態になって下の目も見えるようになることが少なくない

近年の眼を描かないキャラに関しては没入感狙いよりも、余計な個性を付けないことやモブ的な存在を強調することを狙っている気がする

そういえばユーザークリエイトの新キャラを導入できるゲームでは以前から目だけ描かないキャラになっているのをよく見かけたような……

私はガンダムのゲームやアリスソフトのゲームとかで見かけた気がする
今は家庭用ゲーム機だとどこもキャラクリでパーツ組み合わせて顔作るのが普通になってるけどね

自分の中だと純愛系の作品だと目を描かないというイメージがあるんだけど、これもやはり主人公に余計な特徴を付けずに感情移入してもらうという意図なんだろうか?

できるだけ多くの人の好みに対応できるようにというのはあるだろう。上でも言われているように、主人公がカッコ良過ぎても避けられてしまうリスクはある。
それと純愛系の男主人公はどちらかと言えば目もきちんと描かれている方が多いんじゃないかな。恋愛の過程でキャラクター性は出てくるわけだし、表情も演出の一つになるから。

顔が描かれないといえばやはりNTR系の薄い本じゃないかな……あの辺はある種のシチュエーション特化の作品だから、男の方は寝取る方も寝取られる方も極端な特徴は必要ない
私は作者の好みが出たのかカッコ良過ぎてなんか違うということになったり、醜くて不快過ぎてシチュエーションに浸れない作品にたまに出会うけど、それなら顔を描かないキャラの方がマシだと思うこともある。

そういう事情もあるのか
私は一般向けでも18禁でも男性向けではどうせ男の顔なんか見ないから手抜きしているんだろうと思っていたよ!

手抜きというか省コストというのはもちろんあるだろうね
男の顔なんて重要じゃないからというのも間違いではない
メディアは違うけど、ちょっと前に流行ってた携帯向けの短編ムービーでも男の顔なんて十数秒映るかどうかみたいな扱いになっていたようなものさ

目も髪も描くとなったら作業量の負担は小さくないからね
それを描かない、或いは描く部分を減らしてその分の制作時間をメインキャラ、特にヒロインに振り分けるのは正しい

ギャルゲーの主人公の場合、プレイヤーが操作して成長したりストーリーを体験したりするわけだから基本的に個性は削った方が良い
それに対してラブコメ作品は主人公とヒロインの関係に萌えるから主人公が無個性だとヒロインが惚れる理由が出てこないのでヒロインの魅力もストーリーの魅力も薄れてしまうので顔を描いて個性も強める方が良い

でも無個性アピールするけどCVが付いて結局妙に個性的になる主人公とかいるよね!

近年のラブコメ人気作品は男性キャラが好かれる性格、容姿(美形では無くても不快ではない)なことが多い
逆に無個性、やさしいだけみたいな旧来のギャルゲー主人公みたいなのは嫌われがちだし目隠れ状態な主人公もあまり見なくなったように思う

FPS的に見るのとTPS的に見るのとの違いとも言えそう。

目を描くと表情が強く出るし記号的な人形、舞台装置キャラではなくなっていく
それが無い方が良い、あると好みが分かれるジャンルも存在する

メインキャラではない、モブキャラ或いは不特定多数の群衆の一人的なキャラを表現する上で顔を描かないみたいなのはあるね
まぁそれに関しても省コスト的な理由が同時に存在するケースが多いけど

読者層の違いというのもあると思われる
上の方でも言われているけど男性向け作品だと男の顔の優先順位は相対的に下だからリソースを節約するという意味もある

女性向けの作品のモブの描き方まで注目して読んだことは無いから分からないけど、男性キャラの顔に関しては女性向け作品の方が情報が多い気がするな

理解できる話だ。例えば男性キャラが頬を赤らめる描写や、目元の化粧が常に入るのは女性向け作品、或いは女性向け作品で活躍した経験のある作者であることが多いといった話はある。

ストーリーの評価の際によく使われるのもあってか「舞台装置的なキャラ」というのは否定的な意味になることが多いけど、シチュエーション特化の短編、主人公を読者やプレイヤーの分身として受け止めて欲しい作品では「舞台装置的なキャラ」の方が相応しいケースもあるからな
日本の二次元作品に出てくる顔の描かれていないキャラは、そういった需要の中で発展してきた表現という見方もできそうだ



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな方向に話が飛びながらの議論が行われていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「二次元ではたまに自分は慣れていても、新人の人が慣れていなくて不思議に感じる、何か不気味に感じる表現というのはあります」

「日本ではあまり無いようですが、中国では二次元系作品に接した経験の無い人からマンガの誇張表現が分からないという話が出ることがあります。また極端な例としては読み方が分からない(コマの順番や流れが分からない)という話が出てきたこともありました」

といった話もありました。

アニメやマンガのキャラクターデザインや劇中の描写には様々な誇張や省略の表現がありますが、そういったものを見慣れていない人がどう受け止めるのかはちょっと気になりますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「赤松健が参議院で本当に当選した模様。可能性はあると聞いていたが実際に当選したと聞くと驚く」

先日の参院選で赤松健先生が当選しましたが、ありがたいことにこの件に関する質問やネタのタレコミを複数いただいておりますので今回はそれについてを。
『ラブひな』赤松健氏、当選確実 漫画家として国会議員に「日本が変わります」(ORICON NEWS)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「漫画家の赤松健が参院選で当選」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


赤松健が参議院で本当に当選した模様。
可能性はあると聞いていたが実際に当選したと聞くと驚く。

本当に成功するとはね。
でもマンガの仕事の方はどうするんだ?最近どうなのかは知らないが「UQ HOLDER!」の連載が飛び飛びになっていたのでは?

連載終了させて選挙活動に入っているからそこは準備万端のようだ。
もし落ちていた場合は政治活動から身を引いてまた漫画描くつもりだったらしい。

落ちたら落ちたでネタになるし、漫画家としては何かとおいしい活動だったのかもしれない。

欧米の議員は俳優だとかスポーツ選手だとかの人気を背景に政治家になるのも珍しくないとは聞いていたが、日本ではオタク向けマンガの人気と知名度で政治家になれるのか。良いのか悪いのか自分にはよく分からないが、なんだかスゴイとは感じる。

一気に偉くなったみたいだけど、ウチの国で例えるなら何級くらいなの?

参議院の議員だからウチの国の官員とは違うぞ……ウチの国で強引に例えるなら人民代表大会代表の方だ。

そんなことになっていたのか……しかし彼は結局どういう方向で政治活動すると言って当選したの?

基本的にはクリエイターや作品の保護、創作に対する規制強化の流れを食い止めるといった方向のようだ。
しかし規制全面解除、エロの制限なしやモザイク除去みたいな方向ではない。あと赤松健は海賊版とずっと戦っているからこっちのオタク界隈の空気で想像されるような方向とは違う所も少なくないかと。

赤松健は海賊版対策の一環として「ラブひな」を公式無料配信していたりするからね。
ただウチの国は無料配布が権利放棄ではない、再配布や翻訳しての配布を勝手にしていいわけではないというのを理解していない人間も多いから、たぶん赤松健の活動の意図が把握しきれていない人もいるんだろうな……

まだ当選しただけ。今後どういう活動をするかを見ないと判断できないだろう。
選挙に当選した後に公約を実現できない政治家はたくさんいる。

全て実現できるわけが無いとは言え、それでもやらないと規制って強まるばかりだ。オタク票を背負ってクリエイターの現場とつながっている議員を送り込めたということ自体は悪いことじゃない。他の所はさておき、これに関しては日本社会の良さと言ってもいいんじゃないかね。

私は赤松健の秋葉原の街頭演説を聞いたことがあるけど、言っていることは悪くなかったよ。どれだけ実現できるかはさておき、少なくともクリエイターやオタク界隈に対してはプラスになりそうだと感じた。

でもなあ……彼を信用できるのか?こういうのって権力握ったらかつてのファンを否定する、敵みたいな存在と化すケースばかりが思い浮かぶんだけど。

「ネギま」で求められていた学園ラブコメ要素切り捨て、「アンケートと業界の動向を知っている自分が正しい」とバトル路線突き進んでぐっだぐだにした過去の事例があるから信用しにくいよな!

近年の赤松健は「UQ」でファンを裏切り続けたからオタクからの印象悪過ぎないか?
正直に言えばよく当選できたと思ってしまう。

「ネギま」までならともかく「UQ」は好きじゃない人多いよね。こっちのフォーラムでも批判ばかり目にする。
まぁその前に二つ名作があるからそっちのイメージを活用したのかな?選挙カーもラブひな仕様だったらしいし。

そしてラブひな選挙カーは事故で大破……俺はこのニュースを聞いた時点では当選とかではなくネタ枠だと思っていた。動画サイトで見かける日本の選挙番組の演説もヘンな人多いからね。

ところで「UQ」の前の二つの名作って「ラブひな」と、あと一つは「A・Iが止まらない!」と「ネギま」のどっちだい?
「ネギま」に関しては路線変更でかなりアンチ増えたし最後の投げっぱなしエンドで評価ガタ落ちだった記憶もあるんだけど!

「UQ」の方は作品の内容よりも過去の作品の世界観やキャラをぶち壊してきたのが本当に忌々しい。しかも途中から「ネギま2」をタイトルにつけるとか読者をバカにし過ぎだ、政治でも似たようなことやるんじゃないかと不信感しかない。

バトル路線のアレは赤松健がやりたかったけど向いてなかった、センスが古くなっていたことによる問題もあったから……
それはともかく赤松健の規制反対運動に関しては周辺部分の主張がわりとコロコロ変わったりしているけどマンガ図書館Zとかで権利保護と無料配信と絶版作品の復活を並行して行うなどの実績はある。
現時点では業界の権利保護に関して良い方の人材ではあるのも確かだ

こういう作家が政治の世界に入るというのは難しいね。
「作品の方で裏切られた」というかなり強めの実体験があると信用できない!!

作品を見ると昔からロジックで人気要素を組み合わせる、センスよりも流行りを分析して流れに乗るタイプだからわりと政治の方に向いてそうな気もするな。著作権関連の制度に関する経験、手続きについての知識も近年の活動で豊富なようだし。

個人的な印象で語ってしまうが、赤松健ってアンチや見下している人間も多い漫画家だったからオタクからの支持で当選したのは意外だった。

日本でも近年は青少年への悪影響とかではなく、非実在青少年キャラの保護という意味不明な理由で規制が入るなど楽観的ではいられなくなっているからな。作品とは別に赤松健の活動を支持するオタクは増えていると聞く。

規制反対派の議員としては自民党の山田太郎がいるけど(こっちでは「エロアニメのモザイク廃止で当選「というネタで有名なのが悲しいが」、彼とも協力した上で政治活動に入っているから恐らく俺達が想像しているよりもかなり正攻法の政治活動をやっていると思われる。

私は良い悪いで言うなら間違いなく良いことだと思う。あと赤松健は日本漫画家協会の幹部やってる時も基本的に問題無かったと記憶しているから方針転換でオタクの敵になるとかはあまり心配しないでよさそう。

赤松健自身の活動は良いとしても自民党にもらった地位というのが不安だ。組織として規制推進してくる可能性は否定できない。

同感だ。自民党から出馬ということでは何も期待できない。

比例での当選だが自民党内でも上位の当選なので彼に投票する支持層が存在するのを証明したと言える。もらったというほど一方的ではないかと。
今後の赤松健による影響、自民党からの扱いもそこそこ良くなるみたいだ。

日本では直前にAV規制の法律(これも自民党がやったものだけど)が成立してしまったので赤松健の当選に関してはそれに対する不安と反発からの後押しもあったらしい。
それから自民党は党内派閥が複数あるので活動の方向性も一つではない。今の日本において本気でオタクの権利保護やるなら与党の自民党でやるのが現実的だという事情もあったと思われる。

以前同じく創作の自由を訴えて当選した山田太郎も自民党所属で出馬していたしね。
それに今の日本の左派はウチの国と同じようにフェミニズムが強くなっているのでオタクの保護は期待できないらしい……

実際、日本の表現の自由とやらもヒドイことになっている。
結局上の方の関係者、お偉いさんの認める「正しい価値のあるもの」に金を注ぎこむための表現の自由はあるが、正しい価値の無いもの低劣なものは規制すべきという思想も強いから文化的な創作の基礎になる部分を雑に一掃して結果的にコンテンツ業界全体へのダメージが発生している。

自民党の名前を背景に選挙に出た=自民党というわけではないよ。無党派であっても自民党などの党が応援するやり方がある(ただし活動費などの支援はない)
言ってみれば政治的な同盟関係だな。山田太郎もこれで当選した。

赤松健は今回「自民党から立候補」だからさすがに自民党と関係無しではないぞ。比較的軽い関係ではあるんだろうけど。
山田太郎は複数の党を渡り歩いての当選と落選を経て現在は自民党所属で議員やっているね。

この件に関しては赤松健が信用できるのかという疑問に関しては作品と分けて考えるべきだろう。彼は今回オタク層、二次元クリエイター層を支持基盤として当選したわけだから裏切るも何もない。

作品の内容や制作とかとは別の話だからね。創作の権利保護に関してなら赤松健は現在最も積極的な人間の一人だったのは間違いない。

まぁウチの国にはネット小説でのし上がったくせに、作家協会入りした後はネット小説などの娯楽方面の規制推進に協力するようになり昔自分が昔書いてた作品まで規制しだした人気作家とかいるからね……
赤松健が議員になってから「ラブひな」と「ネギま」を否定する、規制しようとする可能性を考えてしまうのも分からなくはない。

言ってることをどれだけ実現できるか信用できないというならともかく、単純に規制強化に回ることはさすがに無いと思うが。日本の議員は次の選挙があるから掲げた選挙公約をあまりに無視すると地位を失う。上だけ見てればいいわけでは無い。

こっちの協会とかにありがちな呼ばれた推薦されたで入るのではなく選挙で入ったからな。色んな意味で今後の評価に影響するから、好き勝手できる権力を手に入れたというわけではない。

それにしても日本でついに漫画家出身の政治家が出たのか……政治ネタを扱う漫画家は少なくなかったが、実際に政治に飛び込むのはやはり珍しいんだろうね。

漫画家では畑健二郎や朝凪から祝福の声が出ているのも見かけた。漫画家からしてみればやはり赤松健の活動自体は歓迎されるものなのだろう。ラブコメエログロ暴力描写等々、規制しろと言われる部分はいくらでも出てくるからね。

プロの漫画家からの声といえば、私は久米田康治の感想を知りたい!!



とまぁ、こんな感じで。
日本の政治方面になると興味の有無や知識の量や方向性に個人差があるので、やはり受け止め方にもかなり幅があるようでした。

ちなみにこの件に関するネタを教えてくれた方からは
「外国の政治制度の現場やそれに対する一般庶民の感覚というのはやはり把握しきれない所があります。正直に言えば私も日本の選挙制度に関して、例えば公認と推薦の違いや選挙における実際の影響などを完全に理解できている自信はありません!」
などといった話や
「今回の赤松健先生の当選に関してもどの程度真面目にとらえるべきなのか迷っている人も出ている」
といった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本でエロアニメモザイク廃止政策で当選した議員が出たぞ!」「この人はネタではなく本当にアニメマンガゲーム界隈に対して大きな貢献をしている政治家だよ」

中国オタク「ウチの国には現在月刊漫画雑誌がほぼ無いからドラマ版『月刊少女野崎くんのタイトル』から『月刊』が消えたのかもしれない……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

以前の記事
中国オタク「日本産中華ファンタジー作品、彩雲国物語を国産実写化?どういうこと?」
でも紹介させていただいた中国の動画サイトiqiyiから発表された新作ドラマで「月刊少女野崎くん」を原作にした作品の中国語版タイトルが
「開画!少女漫」
に決まったそうです。中国のネットのニュースはコチラコチラ(どちらも中国語)などをご参照ください。

中国語版タイトルは日本語タイトルの月刊漫画雑誌をもじった所が消えていますが、これに関しては
「現在の中国では漫画雑誌、特に月刊漫画雑誌が虫の息状態なため中国向けに設定を変更した影響もあるのでは?」
という見方もあるそうです。

そんな訳で中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国の月刊漫画雑誌の状況」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


国産ドラマ版「月刊少女野崎くん」のタイトルは「開画!少女漫」になった模様。
ウチの国には現在月刊漫画雑誌がほぼ無いからドラマ版月刊少女野崎くんのタイトルから「月刊」が消えたのかもしれない……

こっちで広まっている作品の中国語タイトル「月刊少女野崎君」、通称「月刊少女」をどこかに入れるだろうと思ったらそう来たか。
まぁ月刊と言われてもすぐに実感がわかないとかイメージし難い人も少なくないだろうしな。

ドラマの視聴者層は月刊漫画雑誌を知らないとか名前の意味は把握しても中身が分からないみたいなのはあるかもしれない。
作品タイトルって第一印象が重要だから調べれば分かる、少し考えれば分かるから大丈夫という話ではないしね。

ドラマの方は設定をネット連載とかにするのかもね。
現在の国内環境だと紙媒体で稼げる漫画家というのがほぼ成立しないわけで。

ネット連載だと「月刊」という言葉が消えるのは普通だろう。
ただ「月刊少女」という言葉の刺さり方が消えるのはちょっともったいない気もする。

中国を舞台に中国人がという形に翻案するだろうから「野崎君」は消えるかもしれないとは思っていたが「月刊」も消えるか……

私もそんな感じで考えていた。外国の原作買って映像化する際にキャラの名前を原作そのままにするケースはそんなに無いからね。

少女マンガだけは通じるから残ったと。でも月刊マンガ雑誌って本当にウチの国では消えたよな……

昔は漫画雑誌も二次元系のアニメ情報雑誌も月刊や隔週や週刊のが存在したはずなんだけど!

私は中学の頃から数年「卡通王」とかを買い続けていたんだが、今調べたら2008年に休刊していた。もう15年近く前になるのか。

海賊版マンガによる市場の拡大の影響もあり、90年代半ば頃からウチの国の漫画雑誌がかなり活発に出版されていた時期がある。当時は様々な雑誌が出ては消えしていたけど気が付いたら漫画雑誌を見かけなくなっていた。

その時期以降だと、2010年代半ば頃からの国産ネット小説原作マンガの流れもあるな。その辺りの漫画雑誌なら最初は月刊、その後は隔週、週刊になっていったような?今どうなってるのかは分からんがさすがに完全に死んではいないはず。

もっと昔だと漫画月刊なんてのもあったよ。中国発のマンガの定期観光雑誌で確か80年代半ば創刊だった。

あの頃は漫画雑誌以外にも月刊のライトノベル雑誌とかもあったよね。

二次元系雑誌だと国産系作品で一時代を築いたのは間違いない「知音漫客」はどうだったかな……と調べてみたら刊行ペースが変わり過ぎてよく分からん。
最初は月刊だったけど隔週、週刊と変わって今はまた隔週なのか?

考えてみればどの雑誌も月刊や隔週だったのがペースが加速して週間になりクオリティも人気も維持できずに失速していたような……あれは稼げるうちに稼ごうということだったのかね

人気のある、成功した分野で勝ち逃げを狙うのはウチの国だとありがちだからな。

売る場所の問題もあったのではないかと。街のスタンドや売店で販売する場合、月刊だと客の記憶に残らず売れないので置いてもらえなくなる。
更に昔は郵便局での定期購入が販売ルートとして強かった時代もあったそうだが、国産漫画雑誌が盛り上がった時代はそういうのでは追いつかなくなっていたからね、

自分が買ったことのある漫画雑誌に関して改めて調べたてみた。
「月刊だった時期もある」雑誌はあったが、月刊を維持している雑誌は少なかった。実際自分の記憶でも大体が週刊或いは隔週刊で売られていた。

どれも大体そんな感じだろう。私の買っていた「漫画派対」も途中で月刊から隔週刊になった。

うーむ……私も「月刊」漫画雑誌の記憶はあまり無いな……中国のドラマのタイトルで消えるのも仕方が無い気はする。
中国が舞台では月刊漫画雑誌で活躍する漫画家という設定にリアリティが無いのは間違いないし。

今は紙媒体がほぼダメになってネット連載が主流、そしてネット連載でも月刊ペースは珍しいから「月刊」という言葉はドラマ視聴者層に刺さらないだろう。
一応昔からの紙媒体雑誌で生き残っている所はアプリとの連動とかもやってるけど、紙媒体との距離をどうするかで苦戦している印象だね、

ウチの国の漫画雑誌は最後はどれも週刊になっていく……更新スピード上げないと生き残れなかった、そしてネット媒体に負けていったという印象なのだが

日本の二次元系は月刊ペースのがあったよ。角川との合弁だった天聞角川から出ていた「天漫」とか。

「天漫」は実家の俺の本棚にかなり揃ってる。俺はあの雑誌経由で「Fate」や「ガンダムUC」にきちんと把握できるようになった。

小学館系の少年マンガを主力にした「龍漫」もあった。私が買っていた当時は国産マンガ連載もかなり頑張っていたのだが。

そうそう。「龍漫」も月刊だった。今調べたらやはり休刊していたが。

しかし日本だと、どうして月間漫画雑誌がまだ生き残れているんだ?
現在のネット環境では日本の週刊のマンガ雑誌でさえ厳しくなっているはずなのに、規模縮小しながらも続けられているというのは不思議。

日本は旧来の紙出版媒体市場がいまだに強いのと、月刊漫画雑誌が新人発掘や短編発表の場所としても機能しているんだよ。
少年マンガの週刊ペースだと描ける作家も掲載できる雑誌も限られてくるから。

月刊マンガ雑誌は基本的にはマニア向け、現在の最前線から離れた作家、ファンを相手に商売できるのが大きいんだろう。
この辺は日本のマンガ業界の歴史の長さ、客層の厚さによる所もあるのでウチの国でやるのは厳しい。

上の方でちょっと出ているけど、日本の場合は多くの書店で月刊誌のコーナーが常設されている、在庫が確保されていて買いやすいという事情もある。
ウチの国のように買い逃したらそれで終わり、発売日近辺以外はどこに売っているかもハッキリしないという事態は発生し難い。ウチの国は月刊ペースで売るためのルートが不足していて、その後更にネットメディアが普及して媒体としてのマンガ雑誌はほぼ死んだ

日本の少女マンガ、女性向けのマンガは月間雑誌が多いんだよな。
そして独自の雑誌連載、単行本での販売、人気作品の実写化といったビジネスモデルが存在する。基本的に作品の課金と広告だけで稼がないといけないネット媒体とは違った飯の食い方になっているようだ。

ネット媒体だと良くも悪くも作品の爽快感と生産力勝負になっちゃうのがね。そういうのに向いていないジャンルが死滅してしまうし、そういうのを見たい読者も描きたい作家も生存を許されなくなる。

ネット媒体のマンガを見ている読者からしたら月刊ペースでは更新が遅すぎる。
実際、人気作品でも更新ペースに関して読者と作者とプラットフォームでゴタゴタしているのはよくある話だ。

例えば「逃げ恥」の原作も女性向け月刊漫画雑誌掲載作品だな。日本の女性向けでは少女漫画雑誌だけでなく、上の世代をターゲットにした女性向け漫画があるから読者も年齢と好みに沿った移動ができる。もちろんBL系の雑誌もある。

そもそも、月刊ペースだから日本では少女漫画家の発掘、プロとしての活動が成立してきたという背景がある。日本の少女漫画家は学生のうちにデビューして雑誌掲載、連載になることも少なくない。
「野崎くん」は男の学生で少女漫画家というのが珍しいネタになっているけど、実は学生の少女漫画家というのは日本のマンガ業界ではそこまで珍しくはないんだよ。

月刊漫画雑誌が存在しない、或いは今のようなネット媒体だけだったら日本の少女漫画家が学生のうちにデビューして活動していくこともなかったし、ドラマの原作になるような女性向けマンガ作品も今のようなレベルと方向性では生産されなかったかもしれないということか。
しかし「月刊少女野崎くん」って面白いんだけど背景について考え出すとウチの国のマンガ業界に希望が持てなくなって来る作品なのかもな……



とまぁ、こんな感じで。
中国の月刊漫画雑誌事情に関する話もイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国の月刊漫画雑誌に関しては販売する場所の問題も大きいと思います。日本の書店のようなマンガ専門スペースがある書店はほぼ無いですし、雑誌は書店よりも报刊亭など街角にあるスタンドで買うことが多いです」

「私は昔漫画雑誌やアニメ雑誌を学校の近くの売店で買っていましたが置いてある場所も数もかなり少なくて欲しい雑誌を探すのに苦労したこともあります」

「しかしその後電子書籍が普及するようになって場所や在庫の問題がほぼ無視できるようになっても中国では月刊連載的な作品は盛り上がっていませんし、日本では普通に電子書籍に移行しながらビジネスとして成立しているのを見ると、月刊漫画雑誌と中国の業界や読者の相性が悪い部分もあるように感じられます……」

といった話もありました。

それから上のやり取りでも出ている「龍漫」に関しては当ブログの昔の記事でネタにしたこともあるのでよろしければご参照ください(2006年の記事なので本当にこのブログを始めたばかりの頃の記事です)
コロコロコミックは中国にも進出

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ベルセルクの連載が再開される!三浦先生の友人と弟子達が伝えられた続きを描いてくれる!!」

ありがたいことに
「ベルセルク再開に関する中国の反応は?」
という質問やネタのタレコミなどを複数いただいておりますので今回はそれについてを。
『ベルセルク』再開のお知らせ(白泉社)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ベルセルク再開」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ベルセルクの連載が再開される!三浦先生の友人と弟子達が伝えられた続きを描いてくれる!!

驚いた……これは本当に驚いた。
私はもう過去のものだと考えなければならないと諦めていたのに。

これって遺志を継いで書く、みたいな話なのかな?どこまで正統な流れなのかが現時点ではよく分からない……

三浦建太郎のいないベルセルクなんてベルセルクじゃないだろ……

紅楼夢みたいなことをやろうとしているのだろうか?

悪くない。ガッツに何らかの、できれば良い決着をつけてあげて欲しい。

でもストーリーはどうなってるんだ?三浦先生がやっぱり何か残していたの?それともアシスタント達によるオリジナル展開?

アシスタントが三浦建太郎から後のストーリーを離していたんだろう、それに続きに関するノートがあったんじゃなかったっけ?
それでも続きはオリジナル要素が多くなるのは避けられないだろうけど。

いや、ストーリーの出所は森恒二から出てきたらしい。
昔大まかな最後までのあらすじを三浦建太郎と話していたとか。

終わらせるため、作品の寿命を延ばすためにやるのはどうなんだろう……マンガは商業活動だから仕方が無いのかもしれないけど。

喜びたい話ではあるんだが、実際に作品が出てくるまでは様子見かね。

私は普通に応援するよ。三浦先生の描いていた部分と比べて厳しい見方になるのは間違いないだろうけど頑張って欲しい。

「ゼロの使い魔」のような展開だ。
作品、そして亡くなった三浦先生にとって良い終わり方になってくれるといいな。

つまりベルセルクは二次元の紅楼夢になるということか……

少なくとも紅楼夢のようなパターンと比べてイロイロな意味で「正しい続き」になるだろうし、俺は嬉しい話だと感じているよ。

同意。
本当にもう、この二ヶ月程ロクなことがなかったが久々の良いニュースだ。

自分はあまり良いことには思えないね。
構想メモと設定資料などをまとめた本を出して読者の脳内補完に委ねた「トリニティブラッド」みたいにやった方が良い。

プロットがあっても別の人間が描いたら別物だからな。

だからアシスタントが描くということなんだろう。
そりゃ三浦先生御本人がフルスペック発揮するのが理想だったけど、晩年は歳による衰えからか制作スピード落ちてボトルネックになっていたのも否定はできない。

アシスタント達による「スタジオ我画」名義の作品の作画はそれなりのレベルだったよ。完全に同じではないが連載の長期化による絵柄の変更、制作環境の変更くらいにはなりそう。

今更聞くのも何だけど、なんでこの件について混乱したり驚いたりしている人が多いの……?
三浦先生はお亡くなりになったけどアシスタントにプロットだか遺稿だかを残していたというだけなんじゃないの?

最初は突然の逝去で遺構も無い、という発表だったんだよ。実際、昨年の動きはそうだった。でもここに来て突然動きが、それも続きのプロットがある前提での動きが発表されたから皆驚いている。

皆アシスタント達が何とか描いた41巻(それも特に決着とかそういうのは無し)で描ける部分は全て終わった、その後の展開は続きが三浦先生の頭の中から外に出力されていないという認識になっていたからね。

プロットが存在するというのってデマというか三浦建太郎が逝去した際に流れた「こういうのだったらいいな」的なネットの与太話だったはず。でも昨年の動きからしてたぶん三浦先生は続きを残していないだろうという認識になった。

なんかよく分からん、結局ストーリーはどこから来たんだ?三浦建太郎が残したのでなければ、アシスタントや編集によるオリジナル展開?それとも新しく原作つけたのか?

この件について名前が出ている森恒二が三浦建太郎の高校の同級生でずっと仲が良くて、完結までの大まかな流れも聞いていたというのが依然と違った新しい要素。
たぶんその話でプロット組めて作画環境的にもいけるという判断が出たから企画が動いたのではないかと。

森恒二は三浦建太郎の高校の同級生で数十年来の友人、デビュー前からの付き合いらしい。

個人的には続きが出てくるだけでも良い、出ないよりははるかに良いと考えている。
森恒二と三浦建太郎の関係に関してはよく知らないけど友人の遺作をヒドイものにすることはないだろう。
……まさかガッツとグリフィスみたいなこじらせた関係にはなってないよね!?

三浦建太郎が逝去した時に森恒二は追悼マンガを描いていた。二人の間にあった友情の深さが感じられたマンガだったし、恐らく続きに関しても商売目的だけみたいなヒドイことにはならないだろう。

アニメ化された作品が無いからこっちではあまり認識されてないけど、森恒二は青年向けの漫画家としてはそれなりのベテランだよ。あと三浦建太郎の親しい漫画家はもう一人こっちも青年向けのベテラン漫画家な技来静也がいる。
どちらも高校の同級生で三浦のアシスタントやったり修羅場の手伝いに駆り出されたりしていた。

続編なんてやらない方が良いよ。
誰が描いても三浦建太郎の考えを再現できるわけじゃない。安易な終わらせ方をするのは作品のためにならないしファンは誰も喜ばない。文字で情報を出してファンに想像させた方がよほどマシだ。

私は無いよりは有った方が良いと感じるんだけどな。途中で中断してしまった作品というのはやはり悲しいものだよ。マンガというメディアなので、文字だけで設定やあらすじを出されるのも何だか違うと思う。

クオリティ維持してくれとは言わない。ガッツとグリフィスの決着くらいはつけて欲しいんだ。

ストーリーや絵柄に対する不満は絶対に出るだろう。拒絶反応がかなり出るのは容易に想像できるし陰謀論的な非難だって出てくるだろう。
それでもやろうとする森恒二は勇気があるな……

森恒二は漫画家としてはそれなりに成功しているし自分の連載もあるから、ここで自分の名前を出してベルセルクの続きの制作に関わるのは明らかにリスクの方が高いはずだからね。
アシスタント達だけならまだダメージは少なくなるのに。

大まかなプロットがあったというのは嬉しい話だし続きがあるだけで良い。
三浦先生の友人とアシスタント達に対するプレッシャーは大変なものだろうけど彼らがやり遂げてくれるのを祈るよ。

続編のクオリティがどうなるかはまだ何とも言えないが、森恒二と三浦先生のアシスタント達の行動はなんだか物語の中の好漢達の行動のようで心が躍る。
絵柄をできるだけ再現してくれとか考え出したらキリがないけど、やはりストーリーに決着をつけて欲しいというのが一番大きな願いだ。



とまぁ、こんな感じで。
喜ぶ人もいれば、まだ警戒気味な人もいるようでした。

ちなみにこの件についてイロイロと教えてくれた方からは
「中国オタク界隈では漫画家同士の交友関係を知る、意識する機会はあまり無いし興味を持っている人もそれほど多くない」

「本人がコンテンツになる声優と違って、漫画家本人の方を追いかける人は少ない。クリエイター側の事情に関するニュースも多く、更に同人活動がある日本とは環境が違う」

などといった話もありました。

言われてみれば楽屋裏ネタ、漫画家を対象としたような作品は中国にはあまり広まっていませんし、漫画家のインタビュー記事などがきちんと翻訳されて伝わることも稀だと感じられます。
漫画家の経歴や交友関係に関する基礎知識やイメージについては、日中の違いが意外に大きい分野なのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「三浦建太郎先生がお亡くなりになったそうだ。公式発表だから間違いない……」「ベルセルクはダークファンタジー好きが必ず通る道だった」

中国オタク「お色気目的で見始めた作品なのにそれ以外の部分の面白さに気付いてしまった作品を教えてくれ」

ありがたいことに以前
「世の中にはエロ描写を口実に好き勝手する作品、お色気要素が売りのはずなのにお色気描写以外が本編という評価になるような作品が存在しますが、中国のオタクな人達にとってそんな認識になっている作品はありますか?」
という質問をいただいておりましたが、先日ちょうどよさそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「お色気サービス目的で見始めたのに、それ以外の部分の面白さに気付いてしまった作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


お色気サービス目的で見始めた作品なのに、それ以外の部分の面白さに気付いてしまうことってない?皆がそういう体験をした作品を教えて欲しい、けしてお色気サービスの方が目的ではないんだ!本当だよ!!

分かりやすいエロだけでなく、キャラの露出度が気になるとか、なんかエロいことがありそうな雰囲気にひかれてとかでも良いの?

それくらいでも問題ないよ!
そういった方面の欲望が理由になったというのであればいい!

「To LOVEる」はドラえもん的テンプレを上手くラブコメに落とし込んだ作品だと私は思っている。矢吹先生の作画と表現技法の方が凄くて目立たないが。

「食戟のソーマ」かな……ただ段々とストーリーが微妙になって結局エロ目的でいいかという見方に戻ってしまった

犬夜叉以前の高橋留美子作品に関しては、実はエロ目的で見始めた人はかなりいたのではないかと思う。

こういうテーマなら「こどものじかん」を布教しても良いよな!?

「こどものじかん」の作者は他にも中編くらいの面白い作品描いてるよね。

このテーマなら「異種族レビュアーズ」だろう。
ネタにしか思えないはずなのに妙にロジックがしっかりしているファンタジー設定、妙に現実感のあるキャラクターが不思議な作品。しっかりしたファンタジー系世界観という意味でもトップクラスの作品なのでは。

俺がはじめてお色気サービス目的で見始めたのが「そらのおとしもの」だったが、普通に面白くて普通に感動してしまったな……

自分が「マケン姫!」を読んだきっかけは作者をエロ漫画の方で知っていたからだった……そして自分がサービスだけじゃなく燃える展開もある作品を意識するようになったのはこの作品からだった気がする

「一騎当千」はお色気と雑な三国志女体化ばかりが注目されているが、私は最初の方のストーリーも結構良いと思っている。
後の方については何も言わないでおこう。

「はぐれアイドル地獄変」は格闘部分のクオリティが妙に高いし、読んでいるうちにお色気要素がどこかにいってしまう不思議な作品。そういう描写は常にあるはずなんだが……

よく分かる。最初の方は一般向けで出来るエロ表現のギリギリを攻めているような作品だったのが、後の方になると「バキ」でも読んでいるような気分になって来るんだよね。

エロ系の作品って長くなるとストーリーが微妙になるけど前半部分は下手な一般向け作品より面白いこともある。「監獄学園」の前半部分とか本当に面白かった。

最初の方限定とかでいいなら「トリニティセブン」かな。今は何やりたいんだが分からなくなっているが、最初の方はエロ以外の部分が本当に面白かった。

「終末のハーレム」も序盤はかなり引き付けられる展開だった気がする。やはりエロが売りになる、求められている作品の場合、長期連載でエロとストーリーの両立していくのが難しいのかね。
あと「ゴールデンカムイ」をエロ目的で見始めて作品に深くハマったやつを知っている……

そっちの方向に関しては無しで頼む……
最近のだと「異種族レビュアーズ」がこの手の作品では突出しているけど、同じ原作者の「貞操逆転世界」も世界観ネタとしてかなり面白いよ。

「勇者が死んだ!」はバカエロ系作品かと思いきや、かなり読める作品だった。
JRPG勇者ネタを面白く調理している。

JRPG的なネタの方なら「時間停止勇者」とかも面白かったな。

今の感覚だとあまり良い評価にならなそうだけど「ロザリオとバンパイア」はお色気以外の部分も好きな作品だった。この作品に関してはアニメがお色気要素強くし過ぎたってのもあるらしいが……

「ストライクウィッチーズ」は軍オタの魂の方が刺激されるから困る

エロ方面ばかりが意識されるけど実は「ハイスクールD×D」はハーレム系作品の人間関係、主人公の性格や能力に関してかなり理想的なことをやった作品だと個人的にかなり評価している。

最近読んだのだと「AV男優はじめました」が良かった。最初はAV的な何かがあるかもという期待から読み始めたが、とても興味深い職業ネタのマンガだった。

ふと思いついたのだが「史上最強の弟子ケンイチ」は読んだ人の間ではバトル系少年マンガ作品としての期待とサービスシーン目的の期待はどっちが大きかったのだろうか?ハッキリと分けられるタイプの作品ではないだろうけど気になる。

まだ出ていないのだと「魔都精兵のスレイブ」を。この作品の特撮ネタに限らず、原作者は昔から元ネタがあからさまなのが多いけど気分よく読ませるということに関しては上手いと思っている。

自分の場合は「天地無用」シリーズかな。ハーレム系作品の元祖だが、作品展開が進む中でいつのまにか世界観の規模的な広さと密度、独自の技術体系をが確立されていった。

私も天地無用については同意だ。ハーレム系の人間関係を宇宙人的な時間感覚と倫理観で合理的なロジックとして成立させているのには感心する。

このテーマでならば「つぐもも」を挙げたい。
和風世界観異能バトルとして見てもかなり良い出来の作品だと思う。

「つぐもも」はバトルシーンのクオリティがかなり高いよね。私は熱血少年マンガとして見ても近年の作品の中では上位になると思っている。
しかし作者の性癖全開のエロシーンが定期的に入るせいで普通のレベルのアニメマンガ好きな知り合いに布教するのは躊躇してしまう……私自身はエロを目的に見始めたので非常に複雑だ。

「つぐもも」は作者がエロを描きたいという欲望に逆らえないのが読んでいて分かるけど、メインストーリーも気になるのでそっちも力を入れてくれという気持ちになっていくんだよね……

「つぐもも」に限らず日本のエロ系マンガにはたまに画力がトンデモナイのが混じっていたりするからな。白黒表現の凄さを思い知るのがお色気サービス豊富な作品というのもどうかと思わなくもないが、あの姿勢は敬意に値する。

画力の高さについて考えてしまうエロ要素過多な作品なら「ローゼンガーテン・サーガ」も良いぞ。

お色気をアピールするマンガって時々トンデモナイ画力の作家がいる。アニメではお色気要素の強い作品ってエロいというだけで効果があるから雑な低コスト作画になりがちなのに、マンガはどうしてそんなことになるんだろう。

お色気系作品やエロマンガってまずは絵で勝負する短編からだからな。そこの競争を勝ち残ってきた作家は絵だけで商売ができる作家ということだ。ストーリーやアイデアも含めて評価されて出てくる一般向けの作家とは背景がちょっと違う。
そういうのもあるから上の方で出ているような話が長くなるとグダグダになる作品も少なくないが、画力と描きたいものがハッキリしているから不思議な魅力のある作品も生まれるのだろう。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々の意識している作品がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは以前
「中国ではまずエロ要素だけがとても強調される傾向があるので、なかなかポルノ的な部分を宣伝する作品のポルノ的な部分以外を語る空気になりません。ただこれに関しては日本が特殊だとも考えられます。日本では昔からクリエイターがポルノを隠れ蓑にして自分の作りたいものを作り、表現したい内容を描いてきた背景があるようですから……」

「中国でも18禁galgameに関してポルノ部分以外について討論が盛り上がることはありますが、そういう作品は最初からポルノではない別の作品という扱いをされていることが多いので、やはり日本とは空気が違うように思えます」

といった話もありました。

お色気要素のある作品の受け止め方、ファン同士のやり取りに関しても中国オタク界隈独自の傾向はありますし、機会があればその辺りについても追いかけてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております

中国オタク「皆が初めて意識した打ち切り、続きが出なくなった作品って何?

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年の中国では日本の作品事情についての情報も増え、最新の展開を追いかける人も多いことなどから結果的に「作品の打ち切り」にぶつかる機会やそれに関する話題も増えているそうです。
(ちなみに「打ち切り」は中国語で「腰斬」だそうです)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「自分が打ち切りを意識した作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


皆が初めて意識した打ち切り、続きが出なくなった作品って何?
近頃は日本の作品を「追いかける」のが普通になってきたから打ち切りを意識する機会も増えていると思うんだけど。

意識した、というなら「アクタージュ」だな。
私は打ち切りを日頃あまり意識していなかったが、さすがにあの近年屈指の大型打ち切り案件は意識しないわけにはいかなかった……あれは理不尽だったよ……色んな意味で。

私にとっては「エレメンタルジェレイド」。作者が目を悪くしてしまったから仕方ないのだろうけど、長く続けている作品が終わらないのを知るのはきついものがある。

昔から人気が落ちて終わった打ち切り作品は少なくなかったから特に意識することはなかったが、「星合の空」は悪い意味で意識しないわけにはいかない作品だった……

「星合の空」はまさに「腰斬」だったよね。当初の構想の半分で終わりになったんだっけ?
群像劇で萌えじゃなく何か文芸的だか含蓄のあるだかの話をやろうという雰囲気はあったが、人気はやはり微妙でそこにダンスのパクリ発覚とかダメな事件も発生してバッサリやられるのも仕方が無いのかとは感じたな。

おっさんの自分は「スラムダンク」のアニメかなあ……続きの全国大会編があるものだと信じていた時期もあった。

「BLEACH」の作者がその前に書いていた「ZOMBIEPOWDER.」
面白いと思ったが打ち切られていたと知って驚いた

俺にとっては「エム×ゼロ」だろうか。面白いテーマで内容的にもまだまだ続けられそうだと感じていた。
かなり後になって打ち切りだと知ったけど、当時は打ち切りだなんて全く考えずに近所の漫画レンタル屋に続きが入るのをずっと待っていた。

打ち切りを意識したけど、本当にそうなのかよく分からない作品もある。
私は以前「ソウルイーター」は打ち切りだと聞いてそう信じていたが、あれは一応完結しているから一般にイメージされる打ち切りとはちょっと違うようにも感じている。

アニメは放映スケジュール変更や続編制作されないとかでハッキリと分かるけどマンガはハッキリしないことも多いからね。
このテーマなら俺は「ガンダムX」を思い付くが打ち切り決定後の展開も嫌いではない。そもそもガンダムは初代が玩具売れなくて打ち切りくらっているし打ち切り=駄作だからというわけではない。作品外の理由もある。

「トリニティ・ブラッド」は打ち切りと見ていいんだろうか?
好きな作品だったけど作者がお亡くなりになってしまって……

どうなんだろう?打ち切り寸前で無理したのが作者死亡の間接的な原因という話もあるし。

オタクの間でイメージされるのとは違うが作者がお亡くなりになって……というのもいわゆる打ち切りの範疇ではある。
そういう意味でなら「ベルセルク」はこっちでも意識した人は多かったろうね。

伏線回収無しの投げっぱなしもだけど、何かよく分からんハッピーエンドも打ち切りだというのを意識させられる。「ムシウタ」とか。

そういうのなら後の方がヘンな展開になっていつの間にか打ち切りを知った「セキレイ」も。原作は完結扱いらしいがやはりヘンな展開で私にはよく分からない。

「女神候補生」はアニメの続きがあると思って探したなあ……今のように情報が探しやすい環境ではなかったから続きの有無すら分からなかった。かなり後になってアニメは打ち切り、原作も打ち切りというのを知った。

「意識した」というならある日、作者消息不明という情報が流れてきた「ブラックブレット」かな。

自分が最初にというなら「中華一番」だったと思う。

俺も「中華一番」だった。あれで完結と言われてもなんだか受け入れられずモヤモヤだけが残った。

「中華一番」は伝説の厨具が全部出ていないのに決戦になって旅立ちエンドに困惑したのをよく覚えている。ウチの国のテレビで放映されていたしアニメの中華一番の終わりに困惑した人は当時かなりいたようだ。

「ぬらりひょんの孫」は自分が初めて本格的に追いかけた作品だったので打ち切り扱いの記憶もかなり強めに残っている。

長編になると打ち切りなのかよく分からなくなる作品も増えるように感じる。単に失速して終わるとか、まとめ切れないから雑に放り投げられるような作品もあるし。
ちなみに自分は「リボーン」のアニメかな。未来決戦編であっさり終わってそのままになるとは……

上でも言われているようにアニメは原作の最後までやらなかった=打ち切りで良いと思うけどマンガはよく分からない時もある。
基本的には急に話を終わらせる、続きがあるような展開なのに続きが出なくなったら打ち切りと見て良いのかね。

そこは出版社と作者次第だから個別に見ていくしかない。ただ少年ジャンプで連載される作品は巻数が少ないのは大体打ち切り、連載レースに勝ち残れなかった作品と見ていいはず。
なかにはアニメ化まで行っても打ち切り、という作品もあるので意識されていない打ち切り作品もかなりあるんだろうね。例えば「武装錬金」だって打ち切り作品だ。

その辺りは難しいな。
長編連載でも人気が落ちて編集側から連載終了にされたら打ち切りなわけだし。それに「武装錬金」のように打ち切りでもちゃんと綺麗に終わっている作品もあるからね。

「ダブルアーツ」はたぶん続きは出ていないんだろうな……と小さい頃にも感じていたが、後になって日本語タイトルも調べてやはり打ち切りになっていたというのを確認したから自分の中では最も打ち切りを意識した作品になっている。

わりと付き合いの長いオタク仲間がいるが、そいつに「機動戦艦ナデシコ」を見せられて、その後にそいつが打ち切りだから続きは無いぜと嬉しそうに言い放った件だけはいまだに許していない。
作品自体はかなり面白かったけどな……

まだ「シャーマンキング」が出ていないのか。あれはよく分からない終わり方だったよ……

「シャーマンキング」は確かに。
近頃は打ち切りに関しては日本の作品よりも国産マンガの方が意識するかもしれない。国産マンガ、アニメ共にね。

打ち切りに関して国産作品は日本の二次元作品とはまた違う伝わり方だよね。日本は週刊や月刊の雑誌、週1更新のアニメだから打ち切られたらすぐ分かるけど、こっちは普通の人気作品でも更新ペースが安定しないことがあるから……

国産アニメやマンガは徐々に更新が伸びていくと、リソース投入されなくなったからもう打ち切り扱いかと覚悟するようになる

国産だとなんとなく消えていく、告知されないままというのもあるよね。

最近は国産の方で何かと打ち切りが目立つように感じるのは、日本で打ち切られた作品は日本国外にあまり出てこないというのもあるのでは……

その観点には同意。まず日本の作品はこっちに入ってくる時点で人気の競争を突破しているわけだからね。

近頃は国産のマンガを追いかけると最後には不幸になるという考えになりかけている自分がいる。私の本棚に並ぶ続きの出ない単行本!

打ち切りに関する環境は変化したが、昔も今も読者がダメージを受けるのは変わらないよな。
でも今はまだ知る手段がある、語る場所があるというのはマシだと思う。昔の海賊版マンガとかの頃は打ち切りなのか業者が続き出すのやめたのか分からなかった……

あいつら売れる作品しか扱わないし最新刊だけ販売とかもやらないでセット購入強制とかも多かったからな。長編になって人気が落ちると続きを探すのが難しくなる。

昔は打ち切りに関する情報が知られていなかったと思う。今は逆にすぐに話題になってデマも混じるから別の意味で難しい所も出てきたが。

自分の打ち切りに関する知識も後になってから知ったのが多い。
実は日本での放映時に視聴率低迷で打ち切りになっていた作品とか、連載で人気が微妙で打ち切られていた作品とか。

打ち切り情報と言えばウルトラマン系はそういうのをよく聞くが正確なのかどうか分からない所もあるな。「A」や「80」とかは制作側が混乱していても打ち切りではないみたいな話もあるし。

ウルトラマンはウチの国での知名度が抜群に高いわりに作品の情報が不足している。特に昭和の作品は時代と権利の問題などから情報が少ない。

昭和ウルトラマンは日本国外の権利の問題で、今の中国では正規ルートでの視聴は実質不可能だからね……上の世代はテレビで見た記憶だけ、若い世代は視聴できない状態だ。
そして円谷の制作体制が混乱しているから制作背景についても色んな憶測が混じるし打ち切りについてもそういう文脈で語られがちと。
(訳注:権利的な問題なのか現在中国で正規配信されているウルトマンで昭和の作品は「ウルトラマンレオ」のみとなっているそうです。またかつては海賊版がたくさん流通していたものの現在の中国のネットでは昭和ウルトラマンを中国語吹替え或いは字幕できちんと見るのは簡単ではないそうです。そのため現在の中国の若い世代のウルトラマンファンは昭和ウルトラマンをよく知らない、実感がないといった状態なのだとか)

ウルトラマンネクサスが打ち切りなのは有名だがこれは確定の話。あとはコスモスとかも放映当時は役者の不祥事で打ち切りだったとか。ただこっちは後で裁判に勝ってるからアクタージュの件とは違うみたいだね。



とまぁ、こんな感じで。
中国における体験や感覚についての話がイロイロと出ていました。

またこのネタを教えてくれた方からは
「中国で打ち切りを実感する機会が多いのはやはりアニメの方だと思います。しかしアニメで次のシーズンが制作されないと明確に決まるケースは少ないので皆時間が経つうちにあのアニメは打ち切りになってしまったのだ……と思うようになります」

「中国の国産作品も打ち切りを意識する機会は多いです。中国では雑誌側、ネットのプラットフォーム側の理由もありますが、作者側も人気にならないから、稼げないからと更新をやめてしまうことが珍しくありません」
「ある作品では作者が別に描き始めた作品の方が人気になって稼げるので、前の作品も更新をすると言いながら描かない状態が続きファンが怒って新しい作品を通報して配信中止に追い込んだ事件も発生しました。私もさすがにこれはどうかと思いましたが、怒る気持ちが理解できないわけではありません……」

といった話がありました。
やはり商業媒体における作品と打ち切りに関しても各国独自の事情があるのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「作品の結末はそれほど重要ではない、途中まで面白くて人気を得ることができればいいという話はどうなんだろう?分からなくもないが納得もしがたい」

中国オタク界隈では近頃「進撃の巨人」などをはじめとして、中国オタク的に
「終わり方に納得がいかない」
という作品が続いているという認識も広まっているそうです。
またそこから個別の作品ではなく全体的な傾向として「なぜそういうことになるのか」「なぜそれが許容されるのか」などといった方向での討論が盛り上がったりもしているのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「作品の結末は実は重要ではない」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


作品の結末はそれほど重要ではない、途中まで面白くて人気を得ることができればいいという話はどうなんだろう?
商業的な意味では分からなくもないが、作品を追っかけている方から考えると納得もしがたい。

俺は最後がダメな作品微妙なことになる作品は見る気にならないよ……

結末が重要ではないと言えるのは作品のテーマを概ね描き切って矛盾も大体処理できた作品だけだろう。世に溢れる投げっぱなし作品が言える話ではない。

こういうのってきちんと作品を終わらせられなかったクリエイターの言い訳だろ?

本当にお願いだから世のクリエイターの皆様はストーリー構成をきちんと考えて欲しい。最後ぐだぐだになるとか雑に余ったキャラくっ付けて終わりとかはやめて……

出版社側にしてみれば最後の方はもう売上落ちているから途中が重要なんだろうな

世の中には最後で失速する作品や投げっぱなしになる作品が多過ぎるので、私は近頃きちんとした結末がある作品というだけでとても貴重だと思うようになってきたよ。

言っては何だけど商業作品としてはまず打ち切りを食らわないのが第一目標だからな……作家が自分の意思できっちり終わらせる「権利」を獲得するのがまず難しい。
そしてそういったことができるような地位になると、今度は打ち切りを食らわないためにやったその場しのぎのせいでキレイに終わるのが困難になっている!

最後がグダグダで作品のイメージが微妙になるのってアニメやマンガに限った話ではないからね。アメリカのドラマでもよくあり過ぎるパターンでシーズン重なるたびにぐだぐだになって最後はまた大ピンチで終わって続編匂わせて続編やっぱり作られないみたいなのも珍しくない

重要じゃない(俺には書けない)みたいなこと言われても。
終わり方が重要じゃないなら作品に対する恨みがここまで蓄積して言い続けられる事は無いはずだぞ。

終わり方が重要ではない……某巨人……

最近だと「進撃の巨人」が真っ先に出てくるが他にも該当例はたくさんあるのがな。「ウルトラマントリガー」もあれだったし近頃は「かぐや様」も怪しくなってきた。

自分は終わり方、最終回が重要なのかについては何とも言えない。
見た後に気分が良いのは大歓迎だけど、作品としてはテーマを描き切れたならそれで良いのだ塔とも思うし。

結末=最も盛り上がる場面とは限らないしね。
「NARUTO」も「BLEACH」もそうだったし「進撃の巨人」にしてもそれ以前に人気になったからこその期待とその後の失望があるわけで。

こういうのって「万能に適用できる正解」というのもないからな……あえて言うなら商業的な成功、顧客の評価くらいだろうか。
そしてその場合は「進撃の巨人」にしても正規ルートの市場が壊滅しているウチの国では批判続出で炎上でもメインの市場である日本では賛否両論だから別に問題無いという見方もできる。

「進撃の巨人」の終わり方に関しては自分も不満だけど、国産マンガの状況を見ると何も言えなくなる。きちんと風呂敷畳んで終わる作品は滅多に無い!

同感だ。国内の商業系マンガの作者を考えると「進撃の巨人」の作者はまだマシと言う気もしてくる。
目を引くカバーイラストだけ描いて後は流行りのキャラデザにして序盤の注目があるうちに雑に描いて話数重ねて数十話くらいで人気がパッとしなくなったら止まる。

個人的には完成度が高いと感じられた作品ならば終盤が投げっぱなしでも良いとは思うのだが、終盤でやらかした作品を完成度が高いと認める人は少ないのでなかなか話が……

結末が重要ではないというのは商業的な作品での話だろう。ランキングで課金に影響するネット小説なんかもこれに入れて良さそう。
描きたい所を描き終わった作者や人気のある時に売りまくりたいメディア側からすればそうなんだろうけど、作品を追いかけているファンからすればそうとは限らない。

読者にとって作品の終わりは重要だけど資本家にとって終わり方は重要ではないということだな。資本家からすれば売りやすいエピソードとキャラ、世界観が欲しい。

商業的な作品なら結末も重要なんじゃないか?
金儲けを考えればファンを引き留めて金を使らせるためにはキャラがきちんと活躍したこと、目的を果たすなどして良いイメージを印象づける上で良い結末は重要だ。もちろん結末の前にそういうのが終わって後は惰性みたいなケースはあるだろうけど、良いイメージを維持するためには良い結末であるべきだろう。

資本家にとっても終わり方は重要だろ……終わりでやらかした作品は悪いイメージでしか語られなくなる。「進撃の巨人」もだし「アルドノア・ゼロ」や「ダーリン・イン・ザ・フランキス」辺りは今では終盤のヒドさのイメージでしか語られない。

「報いを受ける」ことを期待したくなるのは分かるが、現実だと終盤失敗しても商業的にそんなに影響ないことが多い。終盤に至る過程で作品の勢いは落ちているのがほとんどだしそこまでついてくるファンって少ない。終わりに力を注いできちんと終わらせるよりもまた新作はじめてランキングに載って注目を集める方が有利なんだよ。
「進撃の巨人」に関しても終わりが気にいらないファンが多くても、作者が新作始めたら絶対に話題になるだろうしね。

結末、ストーリーでやらかしてもキャラで成功していればわりと何とかなっている気はする。例えば「アルドノア・ゼロ」はNTRでダメだが、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」はゼロツーのヒロイン人気がある。それに「SSSS.GRIDMAN」とかも本編の終わり方はなんだそれ状態だったがヒロイン二人で作品後も食っていけてるわけだしな。
そういう意味では「進撃の巨人」はエレンで失敗しているのが厳しい。

IP価値への影響というが最後についてよく言われる「進撃の巨人」は最後コケてもそのダメージは致命傷ではないぞ?連載長期化している間の関連商品でかなり稼いでいるわけで。
こっちでも分かりやすい所で言えばゲームのコラボでも存分に稼いでいただろ?

「進撃の巨人」の終わり方については日本での評価はこっちほど悪くない(良いわけでもないようだが)ので日本市場向けならあれで構わないということなのでは。言っては何だが日本の作家が日本市場向けに作った作品を追いかけている時点でウチの国の好みからズレるリスクは覚悟しておくべきだったのだろう。
女性作家のラブコメ、ハーレム系作品での恋愛展開が男の読者の好みとはズレがちなので読む際には覚悟しておくべきみたいに。

日本のネットや創作界隈ではエレンよりもライナーの人気が高くて普通にネタとしても確立されているから作品としては悪い扱いじゃない。
ライナーは例の銃のシーンとか名言ネタも多いのが良いのかね。

そういえばこっちだと終わり方失敗ネタが主流だけど、日本のネットではライナーネタが主流になっている印象もあるな。日本では作者の愛を一身に受けてしまった、作者に贔屓されるのが幸せとは限らないというネタキャラとしての地位が確立されている。
日本のような客層が主流なら終わり方よりキャラクターって考えになるのだろうという気もしてくる。

日本のマンガ制作参考書を幾つか買ったことあるけど、重視しているのは概ねキャラクターに関してで次にエピソード。何よりもまずはキャラクターという感じだったから、話の終わらせ方は重視されていないんだろうな。

どこの国の創作でも長編の終わらせ方が二の次になるのは変わらないのでは?
終わらせるよりも続けられるかどうかだ……人気が無ければ打ち切りという意味での終わりだから重要なのはまず生き残ること。連載作品としてのポジションを確立しなければ何もできない。

日本の漫画家の基本的なスキルには作品を連載するためのスキルはあってもキレイに終わらせるためのスキルは無い、そういうスキルを持っている人の方が珍しいのでは。
作品がきちんとした結末の作品の好例としてあがることの多い藤田和日郎の「読者ハ読ムナ(笑)」を見ても連載をどう終わらせるかみたいな内容は無かった!

藤田和日郎だって伏線広げた後にどう回収するか苦労しているというのが島本和彦のマンガでネタにされているからな。ある程度の構想はあるだろうけど、伏線を全て計算しているわけではないしその場の勢いというのもかなりある模様。他の漫画家はもっとぐだぐだなんだろう……

作品の結末がスゴイから人気になる作品もあるけど、序盤中盤の勢いで人気になる作品の方が主流だろうし難しい所だな。結末を軽視していいわけではないが最も重視するというのも何か違う。
ネット小説とか長々と続けて人気になったあとに完結しないまま止まっている作品が評価高いなんてのも普通にある。

現在の商業メディアにおける作劇の理論として、結末がそれほど重要ではないのは確かだよ。
ただそれは作り手の理屈であって、ファンの感情とはまた別なんだよね。特にウチの国の環境だとめんどくさいし、後に影響する。

クリフハンガーも嫌われるが、キャラが希望する方向に行かないのも嫌われるからねえ……

個人的には結末を気にしないでもいいのって、単発エピソードが続くタイプの作品や日常系とかくらいかな。やはり良い感じの決着、結末は欲しい。

上手く終わらせられないなら終わらせなければ、続きを書かなければいい!
日本の雑誌連載とかなら難しいかもしれないけど、ウチの国のネット連載ならそれも可能だ。可能になってしまっているんだ……

実際国産作品を見ると作者がどうやってまとめるか分からなくなって投げ出したと思われる作品
も珍しくないからな……そういうのってヒドイ結末と比べてどっちがマシなんだろうね。

近頃はウチの国だとそういうことやったり、投げっぱなし状態にするとアンチが増えてその後の活動に悪影響が出るから日本の連載作品とはまた違った意味で厳しくなっているという説もあるぞ。

確か国産マンガである作品の連載放り投げて別の作品の連載ばかり進める作者の連載進めている方の作品が通報されて配信中止になったと言われる事件もあったし、ハッキリとしたリスクではないがめんどくさいことになるケースは出ているようだね。
作品を通報する口実なんていくらでも作れるし、アンチが固定でついてしまった作者は何かと通報されることになる。ウチの国の通報環境ではアンチの攻撃力高過ぎる。

それはまた残念というかイヤな通報の理由だな……でも連載作品をまとめられないから、人気が微妙で割に合わないからと投げっぱなしにする作者も珍しくないから複雑な気分になってしまう。



とまぁ、こんな感じで。
作品としての成功と言う方向からの見方やファンとして作品を追いかけている側の見方などイロイロな話が出ていました。

ちなみに上のやり取りでもよく名前が挙がっているように中国オタク界隈では「進撃の巨人」に関していまだに引きずっている人が少なくないようです。以前ある中国オタクの方からは
「日本ではなぜ進撃の巨人の結末に関する不満が多くないのか分かりません」
といった話もありました。

それから今回のネタを教えてくれた方からは
「中国ではまだ長編作品を追いかけた末にダメな終わり方になり精神的なダメージを受けた経験の豊富な人が少ない、鍛えられていないという事情もあると思います。オタクとしてはまだ若い人も多いので……」
といった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「子供の頃に見ていた『ドラえもんズ』が好きで新展開が無いかずっと待っているんだけど、やはり難しいのだろうか?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国でも「哆啦a夢」のタイトルで大人気の「ドラえもん」ですが、本編だけでなく派生作品に関してもかなり知られている、ファンがいる作品もあるそうで、
「ザ・ドラえもんズ」

などは中国でも人気のあったドラえもんのスピンオフ作品の一つなのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ドラえもんズの続きや新展開は無いのか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって


子供の頃に見ていた「ドラえもんズ」が好きで新展開が無いかずっと待っているんだけど、やはり難しいのだろうか?

当時は結構人気だったし、マンガもアニメも勢いがあったよね。

昔はドラえもん劇場版の併映がそれなりにあったはずだけど、今は全く聞かないな。
ドラえもんが声優交代含めて実質リメイクされるにあたって整理抹消されてしまったという話を見たこともあるがどうなんだろう。

アニメ化されていないエピソードも結構あったし、当時はいずれアニメ化されるものだと思っていたな。気が付いたらもうすぐ……20年!?

聞いた話では原作者がもうドラえもん関係は描かなくなっているから無理じゃないか?

作品の扱いとしての原作者は藤子不二雄だよ。シナリオ、作画で実質的に別の漫画家が描いているようなものではあったが。

小さい頃はこのシリーズ何度も繰り返し読んでたな。大好きだった。

俺もドラえもんズは普通に面白い作品だと思う。子供の頃にお小遣いためて全巻揃えたマンガだ。
しかしこの歳になって考えてみると、ドラえもんとしては好みが分かれるだろうし、前提となる設定も混乱するから今の時代に企画が再始動するのは難しそうな気がする。

ドラえもんは好きだけどドラえもんズは好きじゃない自分みたいなのもいるからな。

自分もガキの頃はなんか偽物感があって好みじゃなかった。外伝作品だとドラミちゃんやミニドラの方が好みだったような?

ドラえもんズは親友テレカでなんとかしてしまう部分が多いから本編作品よりも更にご都合主義的な印象が。

不満としてよく聞くのは親友テレカのせいで他のひみつ道具の影が薄くなり過ぎ、ドラえもんが舞台装置扱いでのび太はモブ扱い、ジャイアンスネ夫しずかちゃんに至ってはどこにいったのやらという感じかな?
どこまで「ドラえもん」として見るかで好き嫌いも分かれそうだ。

作品の面白さや我々の好き嫌いは別として、現代にああいう雑な外国シンボルはダメだろ。特に子供向けは親のチェックが厳しいから広い範囲の目を集めるアニメ化のようなことは難しいかと。

昔だから作れた、出しても問題無かった外国人キャラっているよね
藤子不二雄作品だって「ジャングル黒べえ」(アニメ化有)という今なら人種問題になりそうなのがある

「Q太郎」も同族を食う人間に例えるなら人食い設定の黒人で未開人デザインなお化け出した回があって未収録や修正になったりしているし、今はそこにポリティカルな問題が関わる。
ウチの国でも価値観や文化の問題になるから王ドラを今の時代に出したら絶対に批判する人間でるだろう……

調べたらドラえもんズが95年から、Gガンダムが94年からなのか。この時代の日本の二次元は外国ネタの量と雑さが突出していたりするのかね。

ドラえもんズも面白いことは面白いけど、今のドラえもんの方向性とは合わないのでは。扱いが何かと難しそうだ。

ドラえもんズに関しては、ドラえもんから主役の立場を奪ったという見方をされることもあるし企画として動かしにくそうに感じられるな。ガンダムのように後継機を出していくのとは違うわけだし。

今考えてみるとストーリー展開もちょっと派手にやり過ぎている所があったな。後の方になるとあまり子供向けに思えない展開になっていたから今の時代にドラえもんブランドでアニメ化は……

ドラえもんズは大山のぶ代型ドラえもん時代の作品で水田わさび型ドラえもんになってからはドラえもんズの設定は消えたということなんだろう。
水田わさび型の「誕生秘話」では同級生が全て黄色のタイプになっているしね。

言われてみればドラえもんズは怖い展開多かったな。実はあんまり子供向けの平和な作品ではない。

ドラえもん本編もたまに怖い回あるけどね。特に大長編。ただドラえもんズの怖さには大長編の怖いのとはまた違った怖さがあった。
あとドラえもんズのメデューサも大長編のメジューサも怖い

ドラえもんズの設定自体は悪くないと思う。
既に言われているけど問題は親友テレカが強力過ぎることだな。ひみつ道具が活躍しないのはやはり不満だった。

設定もストーリーも悪くないんだけどね。
問題はドラえもんとして見た場合は引っかかること。キャラと背景設定だけ使ってずっと冒険作品をやっているようなものだからギャップが合わない人は合わない。

シリアスな展開や殺伐とした展開や愉悦展開などがある作品を4コマギャグマンガ化するような、よくある流れの逆のパターンと言えるかもしれない。
緩くなるのではなくハードになる流れの場合はダメな人が多くなりそうだし、色んな意味で好き嫌いがハッキリ分かれるんだろうね。

新規のアニメ化が難しいのは何となくわかるけど、結局ドラえもんズの扱いってどんなものだったの?いわゆる平行世界的な世界観?

ifのある別の世界線ではなく基本設定とキャラを流用した別の作品扱いだったような?
ドラえもん系ではあるけれど、藤子不二雄作品ではないという括りにされているはず。

マンガ版も藤子不二雄が描いたわけではないしね。ドラえもん本編の方にも藤子不二雄が描いていない作品もあるけど。

藤子不二雄以外の漫画家が描いたドラえもんって、基本的に藤子不二雄のスタジオ所属でアシスタント経験している漫画家とかだから藤子不二雄に「かなり近い」作品と見ていい。
他の作品でよくある版権持ってる所が別の作家探して描かせる外伝やスピンオフ作品とはちょっと違う。

ドラえもんズのマンガの作者も藤子不二雄のアシスタントだし、普通にドラえもん本編の方の作画にも入っている。
ドラえもんズの扱いに関しては藤子・F・不二雄先生がお亡くなりになった関係で版権管理が厳格になった影響も多少はありそうだ。他の事例を見てもそうなんだけど、日本の版権関連は原作者がいるならかなり鷹揚な対応もできるが原作者がお亡くなりになっていると難度が急上昇する。

ドラえもんズ自体も初出はゲームのオリジナルキャラ(実は設定がその後と違う)で藤子不二雄がドラえもんの友達キャラだと認めて動いた企画だからな

見たことのない人にはオススメと言える作品ではある。
しかし合わない、きらいな所があると言われたら受け入れられる作品でもある。

私がそうだったんだけど、「ドラえもんが主役」というイメージが強いと厳しいんだと思う。ドラえもん以外の六人は実質的にドラえもんの強化版。それに対して青いのは独自設定も四次元ポケット設定もノーマル、オプション無しな状態だ。
ストライカーパック無しのストライクと各種パック装備のストライクを比べるような感じで不公平さにつながる。

当時の事情として劇場版の大長編シリーズの同時上映作品だったというのもある。
ドラえもん自身は大長編(当然メイン作品扱いなのはこっち)で主役をやっていたから出番が減らされるのも無理はない。マンガ版でも雑誌連載でドラえもんズの他に普通のドラえもんが連載されていたしね。

どちらにしろ水田型で安定している現在のドラえもんではドラえもんズをあえてアニメ化することはなさそう。藤子不二雄作品で現代向けのアニメ化が望まれる作品はいくらでもある。

ドラえもんズも良いけど、個人的にはドラベースをアニメ化して欲しいな……こっちはドラえもん自身は出ないから見ていて楽というのもあるんじゃないかと

私もドラえもんズに関しては面白いと思っているんだが、同時に何と言うか……ドラえもん的な部分が少ないと思ってしまうんだよ。
でも3DCGの劇場版を見た後だと、ドラえもんズの方がまだしっかりと原作を尊重していた気はしてくる。

「STAND BY ME ドラえもん」はストーリーもキャラも魔改造が激しかったね。
世界向けで今の子供向けに作るという事情は理解できるし子供を連れて映画館に行くなら選択肢として悪くないんだけど、見ていて自分の子供の頃の思い出がこれは違う、ここを削るとかおかしいとか不満を吹き出しまくって大変だった。一緒に行った親戚の子の体験を壊すわけにもいかなかったから余計に。

確かに設定もストーリーも良い。でもなんだかドラえもん感が薄い。
小さい頃はホラー要素がちょっと怖いくらいに思っていたが、この歳になってもう一度読んでみると考えさせられる深いものがそこかしこに見受けられたし、今でも「ドラえもん増やした雑な商業企画」みたいに考えて敬遠している人にはきちんと見てほしいと言える作品ではあるんだが。

たぶんドラえもん(本編、大長編ともに)と比べて日常感とSF(すこしふしぎ)感が薄いんだと思う。
ダメな小学生であるのび太の日常とそこから発展するストーリー、そこに混じる少し不思議な要素が飽きずにずっと見ていられる内容につながっている。
ドラえもんズは良くも悪くも「少し」じゃない部分があるから、同じドラえもんというカテゴリではあっても印象はかなり違ってくるのではないかと。



とまぁ、こんな感じで。
子供の頃の記憶と印象なども含めてイロイロな話が出ていました。

このネタを教えてくれた方からは
「私も子供の頃にマンガ版を買っていました」
という話がありましたし、今の中国オタク界隈には「ドラえもんズ」を読んでいたという人も少なくないようです。

ドラえもん関係の書籍は中国にかなり早い段階で正規版が入っているのを見かけた記憶もあります。海賊版がそれで無くなるわけではありませんが、売り逃げして終わりな海賊版と比べて正規版の人気作品は長期間、世代を超えてファンを獲得していくことになります。

そんな訳でドラえもんとその関連作品については昔の中国で人気になった日本の作品では比較的珍しい、「地域や世代を問わず広い範囲で共通の話題になる」「子供の頃に見た作品」といった扱いなのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「例の『異世界転生者殺し』が連載中止になったらしい。批判が出るとは思ったがこんなに早く打ち切りになるとは」

何かと物議を醸していた「異世界転生者殺し-チートスレイヤー-」が連載中止となったそうですが、ありがたいことにこの件に関して
「中国での反応は?」
という質問やネタのタレコミなどをいただいておりますので今回はそれについてを。

『異世界転生者殺し-チートスレイヤー-』連載中止のお詫びとお知らせ(ドラゴンエイジ公式サイト)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「チートスレイヤー連載中止」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


例の「異世界転生者殺し」が連載中止になったらしい。批判が出るとは思ったがこんなに早く打ち切りになるとは。

「賭ケグルイ」原作者の新作だっけ。
打ち切りになった理由は内部で問題視されたのか、外部から警告が来たのか……

どうなんだろうな
批判が殺到したのは間違いないようだが

ちょっと残念。しかしあまりにもたくさんの作品を負の方向でネタにし過ぎていたから、日本の業界ではダメだったということなのだろう。

モブ的に使うとかじゃなくて敵にして自作の主人公に殺させるという扱いだったからね……日本ならこれでも商業作品としてやれるのかと感心していたが、実は見通しが甘かっただけか?

多数の作品のファンと同業者を敵に回してしまいさすがに出版社側もこの炎上商法的な作品を続行するのは無理だと判断したのだろうか。
でも雑誌に掲載されたということは編集側は一度はあの内容を通したということだから、編集に問題があったように見える。

誰もがなんとなく知っていて過去に繰り返しネタにされている長寿人気作品とかではなく、まだ活発なファンの熱がある人気作品の主人公をやられ役にするとかヘイト稼ぎ過ぎだとは思っていた。でもすぐにやめるならなぜやった。

作者もだが編集もなんでこれでいけると思ったんだろうな。
同じ出版社の作品だけじゃなく、他の出版社の作品までネタにしているのに。

日本のオタクも怖いね……「ザ・ボーイズ」のように他の作品や有名ヒーローをネタにするとか揶揄するなんてのはアメコミだとありがちなのに。

日本は比較広告とかが許されないからね。ウチの国みたいに即発火や通報合戦になったりはしないが、日本のファンも炎上する時は炎上する。
あとアメリカと日本ではキャラや作品の扱いが違うのも影響する。アメリカは企業が権利持っているけど日本は作家個人が権利持っているし著作権のフェアユース関連が厳しいから商業的な利用は作者個人がダメといったらほぼダメ。ただ同人のようにあえて見ないようにしてくれているグレーな領域も多い。

商業展開でも話を通しておけば結構なんとかなるみたいだよ。例えばジャンプの方でやってる日本版デッドプールはサノスがToLOVEるのデビルーク星を滅ぼしてデッドプール激怒なんて展開やっていて、当時批判もそれなりに出たが押し通していた。

この件は関係者間の調整を軽視した昔のハイスコアガールの著作権侵害案件に近いのでは?今出ている情報では編集が仕事しなかったように見える。

日本の作品では元ネタからある程度改変して自前で描くような場合はスルーしてもらいやすいけど、この件はそういう手間をかけずにそのままに近い形でキャラを出してしまったのがいけなかったんじゃないか。更にそれが悪意のある使い方だったから……

結局は抗議される、他の人気作品のファンを敵に回す形でやってしまったのが問題。創作としてはアリかもしれないが、それが悪意をもってネタにされた側に受け入れられるとは限らない。
ロジック的にはこのまま強行することも可能かもしれないが更に炎上して不買運動や関係各所への抗議、スポンサーへの抗議などになっていくリスクもあるから中止と判断したんだろう。

単純に疑問なんだけど、批判が殺到するのは容易に想像できたろうになぜやったのだろうか。炎上商法じゃなかったの?

俺も批判が殺到するのを想定した上でやったであろうになぜやめたのかと思ったよ。

他にも元ネタを大して読み込みもせずに上っ面だけ持ってきて使っているというのも炎上の燃料になっている模様。「異世界食堂」のメイド店員は転生者じゃないし戦闘力も無いだろうとツッコミが入っている。

「異世界食堂」ネタのキャラに関しては「賭ケグルイ」がアニメのディスク販売枚数で負けたことを嫉妬していたからだという説もあったな!

嫉妬はさすがにネタだろうけど、作中に出した作品とそのファンを下に見ていたというのはありそう。
でもそのファンが作品を掲載する雑誌の読者とも重なっていた。現実に対する想像力は無かったのかもな。

チートで殺す悪人側じゃなくマトモな扱いをすればここまで問題にならなかったとは思うんだけどね。あんな描き方をしたら元ネタの作品のファンは怒る。しかも作品の人気からしてジャンルの多数派になってしまう。

日本は事前に許可を取っていたり、知り合いで話を通していたりするならば緩いけど、それをやらないで商売にした場合はかなり厳しい。裁判になって作品が止まったり消えたりする。
やったもん勝ち、人気になってしまえば勝ちみたいなやり方は通用し難い。

謝罪の書き方からすると、読者からの批判が多過ぎて出版社側が打ち切りを決めたみたいに読めるが実際はどうなんだろう。
書き方からして編集側の責任の所在も明確じゃないので、内部が混乱して責任の押し付け合いになっている可能性も考えられるような?

角川は色んな所を吸収しているから横のつながりができていないのかもね。
編集者も外注が多いと聞くし過去に発生したゴタゴタを見ても、責任を負って企画を押し通すとか、既に動いている企画をリスクが高いから表に出る前に中断するとかの泥をかぶる仕事をやれる人間が現場に不足しているのでは?

「転生したらスライムだった件」の作者がこの件に公式に言及して収拾をはかっているし、各作品のファンがかなり荒れたんだろうな。

「転スラ」の作者が後から謝罪を受けたようだし、本当に話通してなかったようだね……

最初は「異世界かるてっと」の成功に味を占めた企画かと思っていたけどどうやら違ったようだ。「異世界かるてっと」は元ネタ公認のギャグだからね。

作者ごとの受け止め方の違いも出そうだし後から許可を取るとか謝罪するのは大変そうだ。個人的なイメージだと批判的な読者とバトルしていた「この素晴らしい世界に祝福を!」の作者はちょっとめんどくさそう。「幼女戦記」の作者はこういう企画を後押しして更に自分でネタにしそう。

作品の設定自体は興味深い。
でもこの結果は予想外であり、予想通りでもある。

チート持ち転生者を殺すみたいな話は私も妄想したことはある……

そういうネタの作品、独善的な価値感や浅い知識で社会を崩壊させるけどチート能力のせいで対処できない転生者を現地の人間や別の転生者が倒すみたいな話は既にあるよ。
もちろんその倒される転生者の元ネタは人気作品のツッコミ所なわけだが、このマンガのようにキャラをあからさまに持ってきてやるわけではない。

私も現地主人公が転生者を殺す展開の作品は見たことがある。そこまで珍しいもんじゃない。
この「チートスレイヤー」の作者と編集は先行作品との差別化を狙ったのだろうか?それとも先行作品が気を使っていたことを見落とした或いは軽視したのだろうか?

異世界にクラスで転移して自分は最強チートを獲得、学校でいじめてくるリア充をぶち殺すといった現実の世界が上手くいかない作者の願望が混じっていると思われるような作品を見たことがある。
もしやこの作品はクラスの生徒ではなく、先行して人気になっている作品でそれをやったのか……?

ツッコミ所だらけの人気作品を揶揄するネタ自体は悪くないんだよ。
ただやるならばもっと上手くやらないといけなかった。

「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。」「神眼の勇者」などのいわゆるトリップしての俺TUEEEEEをネタにするような作品は既にあるからな。この間アニメ化決定した「異世界おじさん」もそのジャンルの一つと言えるだろう。
この作品はネタの扱い方を間違えて単に先行する人気作品とそのファンにケンカを売っただけになってしまったのでは。

勇者を批判するように転生者を批判すれば人気になれる!までは良い。しかしそこで具体的な人気作品を悪意のある形で雑に扱っちゃったのがダメだったんだろうね。

それにしても連載第一話で打ち切りか……これって新記録だったりする?

どうなんだろうね。私も第一話で打ち切りというのは今のネット環境ならではだと思うが……
ネットの無かった時代は第一話から批判が殺到してもタイムラグにより一定期間は続ける余裕があったはず。
でも雑誌廃刊に巻き込まれて第一話だけで強制打ち切りみたいな作品も探せばありそうだし、予告したけどトラブル発生で連載開始前に打ち切りみたいなのもありそう。

私がよく分からないのはこの作品を連載しているのが角川系の雑誌で、異世界ネタの作品を多数連載していることだ。
ネタにした人気作品と読者層が重なっているだろうし、読者をそのままバカにしていると受け取られるリスクを考えなかったのだろうか?それとも無視できるかネタとして歓迎されると勘違いしたのだろうか?

同感だよ。「このすば」のマンガ版とかを連載している雑誌のはずなのだが……

ネタにするにしてもそのまま持ってきて更に「賭ケグルイ」の悪趣味なノリでやったらそりゃ批判でるよね。
「このすば」だって過去の人気作品によって形成された定番ネタを皮肉って人気になった所はあるけど、あくまで共通認識になっているネタを使ったオリジナル設定なのだから。

編集も作者も分析をミスっていたという感じなのかなあ……

やはり悪意過多だったということなのでは。異世界転生者殺しという設定自体はアリだ。
でも商業作品で他所の家の子供ともいえるキャラを勝手にやられ役の敵に悪役として強調して使って殺すのはダメだろう。ネットの片隅でやる同人じゃないんだから。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でも背景が何かと気になる人が少なくないようでした。

ちなみにこの件に関するネタを教えてくれた方からは
「最初見た時には日本の業界はこんなことをしても問題ないのかと少し驚いたのですが……あっさり連載中止になったニュースが流れてくるというのは予想外でした!」
という話もありました。

それから本題からは外れますが、マンガの最短の連載終了作品って何があるんでしょうかね。
私が実際に体験した中では子供の頃に読んでいたわんぱっくコミックスで「2」が終わったあとの新シリーズとして始まった「スーパーマリオブラザーズ3」が雑誌休刊でいきなり終わったなんていうのがありましたが。マリオのマンガに関してはその後コロコロコミックで別設定同作者でまた始まったのもなんというか子供心に衝撃的でしたね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「もしかして今は繁体字でアニメやマンガを見る人は少なくなっているのか?皆簡体字で見ていたりするのか?」

最後は乙で流しましたが、お陰様で艦これの春イベントの攻略が出来ました。あとはE3の巻波掘りをぼちぼちとやっていこうかと。そしてFGOのLostbelt No.6が実装されたので、しばらくはネタバレ回避のためにストックしたネタでの更新を……


現在の中国本土で使われている漢字は簡体字ですが、中国オタク界隈では香港や台湾ルートで入ってくるコンテンツが繁体字ベースだったことや、大陸系のファンサブ字幕や翻訳でも繁体字が主流だったことなどから、簡体字だけでなく繁体字もかなり使われているという独特の事情がありました。

しかし近年は中国の娯楽コンテンツの環境が変化していることなどから、中国オタク界隈における繁体字と簡体字に関する扱いも変化しているそうで、ありがたいことにこの辺りの事情に関してイロイロと教えていただきました。

また中国のソッチ系のサイトでは
「今は繁体字でアニメやマンガを見る人は少なくなっているのか?」
といったことに関するやり取りも行われていたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


もしかして今は繁体字でアニメやマンガを見る人は少なくなっているのか?皆簡体字で見ていたりするのか?気が付いたら中文化作品が簡体字ばかりになっていたんだけど。

正規ルートの公式翻訳が簡体字だからね。
ファンサブ翻訳と比べてそっちの方は消えにくいから必然的に簡体字の方で読む人が多くなるかと。

特に気にしたことなかったわ。
皆も勝手に脳内で簡体字繁体字の切り替えフィルター稼働しているんじゃないの?

近頃は簡体字と繁体字で摩擦というか、相手に対する蔑視が目立つようになってきているね。昔のように繁体字を使う方がなんtなくオタクとして良いみたいな空気とは違う感じのが。

繁体字と簡体字は完全に同じってわけじゃないし、字幕なんかの識別能力に関しては慣れないと厳しいね。
今はオタクでも簡体字字幕じゃないとつかれる、反応が遅れるという人も少なくないと思う。

繁体字なんて減った方が良いだろ。
見ていて疲れる。

簡体字ばかりになってきたみたいに言う人に聞きたいんだけど、簡体字使っていて何が悪いの?

単純に昔とはかなり変わったっていうのを感じて不思議に思うことはあるな。
昔は大陸の人間は簡体字繁体字両方分かるけど、香港マカオ台湾の人間は簡体字が分からないからデフォは繁体字になっていたような所があったので。

それもあるけど昔は大陸の字幕組も「繁体字の方がカッコイイ」的な空気でやってたし、見る側もその空気に染まっていたような所はあった。

行事で使う垂れ幕やポスターの文字をなんとなく繁体字でカッコつけて書くみたいなのはいまだにあるからね

ファンサブ翻訳に関しては繁体字の方が使えるフォントが多くてマンガの訳で文字をはめ込む際に見た目を良くしやすいっていう事情もあったかな。
今では簡体字もフォントライブラリが整備されているし翻訳の際のフォントの不自由がなくなっているというのもありそう。

あとフォントを貼り付けた際の空白の問題も。繁体字の方が字の隙間が無いからごまかしやすかった。
日本のマンガって擬音擬態音が強調表現になっていることも多いから雑にフォントを貼り付けるとカッコ悪くなるんだよ……

フォントに関しては今でも繁体字の方が良いね。
あと加工も楽だから今も自分が使うのは繁体字になってる。

今は正規ルートだと加工前の画像が手に入るだろうし簡体字でもかなりやりやすいんだろうな……と思う。今はファンサブでも昔のようなキャプ画像から翻訳ではなく電子書籍からやってたりするのか?

どっちでも分かるから気にしないが、気にする人は目に付くようになってるかなあ

簡体字はスカスカだから繁体字と比べてバランス良く、カッコ良く見せるのが難しいってのはあるかな。まぁそれだって個人の美的感覚、経験によるものだから簡体字になれているなら引っかかるわけではないかと。

ファンサブやってるとやはり繁体字の方になれているからそっちでやることが多いな。
公式翻訳だと簡体字一択になるんだろうけど、見れるならどっちでも良いんじゃないか?

繁体字は高画質なら問題無いけど画質が悪いとモザイクみたいになっちゃうからね。特にマンガの方はサイトやツールによって圧縮やらなにやらの加工が入ると字が潰れがち。
あと画面が小さくても厳しい

サムネイル画像になったときとか判別の度合いが違うよね。簡体字の方が雑に扱っても分かる。

俺はどちらかを選べるならば簡体字だな。繁体字も読めるけど疲れる。特に日本のマンガは白黒だから余計に疲れるわけで。
それに俺達は大陸の人間であって台湾や香港マカオの人間じゃない。繁体字をわざわざ使うのはおかしい。

俺は簡体字でも繁体字でもどっちでもいいが、古い繁体字にこだわる人間はいっそのこと甲骨文で表記してろと思うね。

自分は翻訳の質が高ければどっちでもいいんだが。
字体にこだわってケンカするのが何の得になるんだよ……

この辺に関しては以前と比べて最近は優越感というか文化的マウント案件な空気が濃くなってきているし、いよいよめんどくさい問題になってきているかな……ただ自分は簡体字の方が楽だったから、今の簡体字の何が悪いんだくらいの空気は、個人的にやりやすくなったとも感じている。

近頃は特に顕著だが台湾人嫌いも出てくるからね……あっちは別に気にしていないだろうに。

簡体字になる際に消える情報が無いわけではないが、アニメやマンガを見ている分には関係ないレベルだよね。
翻訳で失われるニュアンス等の方がよほど重大だ。

アニメやマンガならどっちでもいい。
ただエロゲの中文化パッチで繁体字推してくるのはさすがにやめてくれ。そこまでいくとさすがに疲れる。

こっちは普段使いが簡体字なんだから翻訳も簡体字ベースで良いと思うがな。簡体字と繁体字を単純に変換しても完全に正しいわけじゃない。繁体字も地域によって種類が違うし独自の言い回しが存在する。

簡体字も繁体字どっちも漢字だから分からないってことは無いと思うが好みはあるだろうね。

他の場所でどうなのかは分からんが、個人的な経験だと繁体字の読める学生は少なくなっているね。特に小中学生はハッキリと繁体字が分からなくなってきていると感じた。

今は繁体字に触れる機会が無い、触れる必要も無いからね。
昔は新しい娯楽を楽しむには繁体字の理解が必須だった。海賊版のマンガやゲームは繁体字、一般向けコンテンツだって香港映画や南方系の動画は繁体字の字幕、カラオケだってはんたいじだったから誰もが自然と慣れていた。

たぶん上の世代の人が想像しているより今の学生は繁体字分からない人多いよ。
以前授業で文言文(漢文)を昔の繁体字版で体験してみようというのをやったら、半数以上の生徒が根本的に分からなくて授業が止まった……

そもそも繁体字を使うと雑に言われているけど、どの繁体字なんだと言いたくなる。
大陸の繁体字も独特で香港の繁体字とは微妙に違うし、台湾の正体字も一部の漢字の書き方や言い回しなど微妙に違う所がある。
大陸のファンサブグループは雑に簡体字繁体字変換ツールで繁体字にしちゃうけど時々問題が出ているし、だったら簡体字で良いだろと思わなくもない。

この際だから言ってしまうが、私はなんで皆そんなにスムーズに繁体字が読めるんだと不思議に思っていたり。
繁体字版は見ていて3〜4割は分からない字が混じるから、文脈から連想してなんとなく把握することも多い。

簡体字と似ている繁体字ならなんとなく分かるけど、簡体字と繁体字で違いが大きい字になると分からなくなるよね。だから繁体字でマンガを読むのはとても疲れる。

見たい作品で中国語で見れるものがある、それだけで十分ですよ。
文字はこだわる部分じゃない。それに自分もそうだが、ほとんどは繁体字を読めてもきちんと書けるわけじゃないから繁体字読めても別にエライわけじゃないのさ……

結局はそんなもんだよね。今は大陸の方では積極的に繁体字に接しないでもよくなっている。
昔は映画もゲームもマンガも、それどころか面白いサイトを見るなら繁体字が分からないとダメだったから自然と覚えただけだ。
今の若い世代が簡体字に慣れているならそっちで楽しめばいい。

同意。特に今の状況を考えるとそう痛感する。
今考えてみると、繁体字と簡体字のコダワリって字幕組が飽和していた時代の差別化戦略の一種という面もあったのかもね。

その辺についてはどうなんだろうなあ
私は今も細々とファンサブやってるけど基本的には繁体字。これは主にグループの仲間を考慮してであって、読者を考慮してというわけではない。

簡体字も繁体字もどっちも読めるしどっちでもいいとは思うけど、繁体字は目が疲れるのも確かだ。
若い時はきにならなかったけど、今は繁体字がぎっしりみたいなコンテンツは疲れていない時に見よう……と後回しにしてしまうな。



とまぁ、こんな感じで。
繁体字に関する現在と昔の中国オタク界隈の感覚の違いや、現在の若い世代の繁体字に関する認識などイロイロな話が出ていました。

それにしても上のやり取りにもありますが、昔は面白い娯楽コンテンツを求めるならば海賊版や香港のテレビなどが基本になりましたし、特に意識しないでも繁体字が分かるようになっている人がたくさんいたようです。

しかし近年の中国では簡体字のみで完結できるようになっていますし、国外コンテンツに接するルートも限られていますから、あえて意識しなければ「繁体字をスムーズに読める」ようにはならないのかもしれませんね。

このネタを教えてくれた方からも
「大陸のオタクにとって繁体字でアニメやマンガを楽しめるかというのは漢字の知識よりも繁体字を読むのに慣れているかが関係するので、世代間で体験の違いが明確に出てくる問題かもしれません」
などといった話がありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

2012年の記事です。この頃はなんだかんだで平和だったのかもしれません。
中国オタク「簡体字と繁体字について、どう思う?どっちが好き?」

中国オタク「「異世界おじさんについて語ろう」「ゲームネタ意味不明だけど面白いよね」

以前の記事
中国オタク「サクラ革命は結局どこがダメだったんだ?」
で現在の中国オタク界隈ではセガに対する風当たりがかなり強いことに関する疑問を書きましたが、ありがたいことにその後中国におけるセガ関連のネタをイロイロと教えていただきました。

またその中に私が以前から探していたセガネタも出てくる
「異世界おじさん」

関係のものもありました。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「異世界おじさん」
に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「異世界おじさん」という異世界転移と骨董ゲームネタの作品について語ろう。
変則的なネタが多いけど面白い作品だと思う。

ゲームネタ意味不明だけど面白いよね。
しかし広い範囲で人気になるのかどうかが……

連載長く続いているし、単行本の売れ行きも良かったはず。
日本のネット連載マンガの中では上の方。人気だけならアニメ化も不思議じゃない。

ああ、そんな感じなのか。

日本だとセガファン、セガネタという強力な武器があるからね。
でもそれはウチの国では効果が無い。更に言えばそのせいでアニメ化の可能性が消えている。権利的に難しいから。

ゲームを題材にするのは難しいからね……「ハイスコアガール」もそれで大きくやらかしている。

「異世界おじさん」の方はセガとの関係悪くないんじゃないの?

セガとの関係が良くても、ゲームの方をそのまま使えるとは限らない。
日本だとその辺りが権利的にかなりヤヤコシイ。

アニメ化されたら見たいとは思う。異世界側のヒロインがカワイイし、すれ違いネタも面白い。

この作品、キャラの顔の密度が高いしアニメ化したらキャラデザの時点で劣化して叩かれるんじゃないかな……戦闘シーンも派手だから作画のパワーが必要だろうし、アニメ化には向いてないのでは?

おじさんと異世界ヒロインの関係がもどかしい……あとアニメにするなら子安か石田辺りのキモイ演技の上手いイケメンボイスにやってほしい。

登場人物も設定も、テンプレと見せかけたテンプレ破壊なのが面白いよな。

良くも悪くもちぐはぐな所が味になっている作品だから、アニメにするならどう編集するかで印象が激変しそうだ。
異世界転移ネタがベースではあるが反テンプレ的な展開、そして淡々とした諧謔の混じる日常、あと意味不明なゲームネタ。しかしゲームネタは読者がほとんど理解できないから甥っ子と幼馴染路線に……と思いきや、そっちも微妙だから異世界偽ハーレム路線に……面白いけどネット連載の迷走感も濃厚。

異世界のヒロインがかなり良いデザインとキャラしtげいるし、そっちに力を入れれば人気拡大できそうなんだが、この作者的にはやらなそうな気もする。

異世界のモンスターや戦闘部分もかなり良い。ただアニメにする場合、どこまで作画ができるのやら。

「異世界おじさん」に関しては恐らく作者はゲームネタを描きたいんだろうとは感じられる。しかし気の毒だが需要がね。作者のモチベも心配。

骨董ゲームネタが本当に意味不明だが、それ以外は笑えて面白い。要素としてはテンプレなんだけどストーリーの転がし方が独特で続きがとても気になる。

あれ……?セガネタ分からない?笑えない?私はむしろそこが序盤で客を掴めた、作品人気の最大の理由だと思っていたんだが……

他も面白いしあの辺りのネタはスルーするものでは。ゲーム系のフォーラムでも「骨董ゲームネタだけは分からないが面白い」みたいな評価だぞ。

アニメ化するならそこもいじるというか削った方が良いのかもな。通じないし、ヘイトも稼ぐし。

ウチの国、セガ大嫌いだからね。
そこは下手すればマイナス要素になりかねない。

いや、おじさんが若い頃はセガと言えばあこがれのゲーム機だった時代があってだね……

セガが人気だったのって前世紀の話だからもう無理でしょ。

いやいやいや、00年代初頭、ドリームキャストの頃まではかなり強かったよ?サクラ大戦だって3までは人気だったろ?シェンムーは海賊版ではなくオリジナル版を手に入れようと頑張る人がたくさんいたんだよ?

今のセガに対する空気と、昔のセガに対する空気は完全に別モノだからね……

若い人にはセガネタは通じないんだよ。作品としての評価は悪くないけど。
公式の翻訳は「異世界帰来的舅舅」で良いのかな、配信の翻訳ペースが遅いけど力を入れればもっと人気になりそうな気はする。

異世界生活を懐かしんだり、良い物だと認識していない主人公というのはちょっと新鮮だったし何はともあれこのまま続いて欲しいもんだ。

人間扱いされずに処刑されそうになったりするし、ヒロイン勢の好意は全く伝わっていないからそりゃね?

おじさんのチート能力とギャグ描写でごまかされているが、異世界転移系作品では地獄の方に入れてもいい環境だったと思うわ。
そこで勘違いモノになって、甥っ子達がツッコミいれる、俺達もツッコミをつぶやくというパターンで進むのがまた面白いんだけどね。

ヒロインが二次元で言う所のテンプレ的なツンデレなのに、おじさんがトリップした時代は日本でもまだツンデレという概念が成立していないから話が通じないというのは爆笑した

作品そのものは良いけど、今の環境だとアニメ化して一般人の目を集めるのはどうなのかと思ってしまうね。「無職転生」が大炎上したし、ラブコメも叩かれがちだ。

ネタが限定的過ぎるのと、きわどい部分も多いからアニメとしては難しいものを感じるね。
しかも私はゲームネタが古過ぎてごく一部の人間にしか通じていないから安全だとネタ混じりに思っていたが、言われてみればセガというだけでヘイト稼ぐよな……

今の時代、セガネタが分からない方が普通だよ。
おじさんのセガ好きは日本においてさえも異様に感じるレベルで設定されているから。

どっちにしろ当面の間はアニメ化なんかは無いだろう。
原作の量が少な過ぎるし、話も進まない。

1クールならいけるんじゃないか?内容濃いし、引き延ばせるし、手抜きもできるしで。

むしろ13話「しかない」からどこまでやれるかという話になる可能性が……

私は原作少ないと感じるが、どうなんだろうね。
あとアニメ化プロジェクトの情報って出ていなかったか?

噂だけで確定ではなかったはず。
ただ原作の量が少ないからというのはアニメ化できない理由にならないのは確かだ。もっと少ないのがアニメ化されたこともあるし、最悪アニメオリジナル回を入れればいいんだから。

最悪5分アニメみたいなのでもいけるのでは。
ゲームネタの解説で間をもたせるという手段も考えられる。というか解説してもらわないと厳しいよ!!



とまぁ、こんな感じで。
作品の評価に加えて、作中のセガネタが分からないという声がそこかしこで出ていました。

ちなみに現在の中国におけるセガの扱いというか嫌われ方に関して、知り合いのセガマニアな中国オタクの人に聞いて見た所

「とりあえず『トータルウォー』のsteam展開に対する不満、『戦場のヴァルキリア4』の不満が大きいかと」

「中国国内運営と中国国外の大元が別系統でグダグダな展開もあった」

「正規版を購入できるようになってハッキリと文句を言うようになった。更に客の数が増えたもののサポートが不十分で結果として炎上リスクも上昇した」

「昔は中国語版など無く中国のゲーム雑誌の攻略がないとゲームプレイもままならない時代で、まともにプレイさえ出来ればみんな十分に満足していた。しかし今はもう違う。例えば中国語版無しでsteamに出したらそれだけでボコボコにされるような恐ろしい時代に……」


といった話が返ってきました。
今の中国のゲーム環境ではセガに対する好感度が昔のようなレベルに復活するのは難しいのでしょうね。


それにしても「異世界おじさん」ほどではありませんが、今回の反応を調べていて見かけた「セガネタが分からない」という声の多さには私もちょっと衝撃を受けてしまいました。
久々に「知らないうちに時代が進んでいた、全然別の状況になっていた」というのを実感できました……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

10年前はこんな感じだったのですが……
中国にはなぜ、セガファンが多いのか

6/2修正:教えていただいたコメントは「例えば中国版無しで」ではなく「例えば中国語版無しで」でした。申し訳ありません。

中国オタク「三浦建太郎先生がお亡くなりになったそうだ。公式発表だから間違いない……」「ベルセルクはダークファンタジー好きが必ず通る道だった」

三浦建太郎先生がお亡くなりになられたそうですが、この件に関する質問をいただいておりますので今回はそれについてを。
「ベルセルク」三浦建太郎が急性大動脈解離で死去、54歳(コミックナタリー)

三浦建太郎先生の
「ベルセルク」

は中国でも幅広い層からの支持が集まる作品でしたし、このあまりにも突然の訃報に中国オタク界隈だけでなく一般寄りの各コミュニティでも衝撃が走っている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトなどで行われていた
「三浦建太郎先生が死去」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「ベルセルク」の三浦建太郎先生がお亡くなりになったそうだ。公式で発表しているから間違いない……

ありえないよ……何かの冗談であってくれ……

そんな……突然すぎる

先週ネタで死ぬまでに終わるのかとか言っていたのに、まさか。
どうか安らかにお眠りください。

ご冥福を祈ります。
今は「ベルセルク」の話が進んでいる、終わりの気配も感じられるようになってきていたんだが……

その後の展開は読者の想像に委ねられる……みたいになってしまうのかね。
一応今はそれなりに今後を想像できるような場面だが

自分は年に数回「ベルセルク」のアニメや主題歌を見たり聴いたりするんだが、こんな終わり方は受け止められないよ

なんとも残念なニュースだ。
ご冥福をお祈りします。

本当に急な……心から哀悼の意を捧げます

まだ50代だよね。こんなに早くお亡くなりになってしまうとは。

60歳にもなってなかったのか。若すぎる死だ。

「ベルセルク」が始まったのが1988年で連載期間は長いけど、若い頃からプロになっていたからまだ54歳だった。
漫画家やラノベ作家には突然体調を悪化させてお亡くなりになってしまう人が多いという印象だ。若い時の無理が後で強く出てしまうのだろうか。

急に突き付けられた別れがつらい。
なんだかんだでハマったし、自分の感性にも強い影響を与えた作品だったと改めて実感する。

自分もその一人だけど、読者が作者を追い詰めてしまったのだろうか……終わらない進まないことをネタにされて気分が良いわけはなかったろうし

心からお悔やみを申し上げます。
体調が悪いとは聞いていたけど……あまりにも突然すぎる。

本当にもう言葉が出ないよ。今は先生のご冥福を祈るばかりだ。

本当に「ベルセルク」の完結を見ることはできなくなってしまったのか。

最初はネタだと思っていた、思いたかった。でも公式で訃報が出てしまったのなら信じないわけにはいかない……ご冥福をお祈りいたします。

このニュースを見てから他の漫画家の体調が心配になってきた。
冨樫はまだ遊んでいるから大丈夫だよな?奈須きのこも大丈夫だよな?

冨樫は仕事しないとはいっても週刊連載のダメージがあるだろうから不安だね。そもそも「仕事しろ」とネタにされるようなクリエイターって遊んでいる情報が出ても仕事していないわけじゃないだろうから。
三浦建太郎もそういった情報があったけど、それと並行して漫画を描いているというかなりハードな生活をずっとやっていたようだし……

あまり完結に拘らず、続きに期待を求められるくらいの状態でいてもらえればそれで良い気がしてきた。

しかし「ベルセルク」はどうなるんだろう。未完の大作となってしまったのか。

ご冥福をお祈りいたします。
「ベルセルク」に関してはその後の展開に関するプロットでもあれば良いのだけれど。

仮にプロット的な物が存在しても、小説ではないから恐らく無理だろう。
こういうニュースが流れてくるたびに、漫画家に限らずクリエイターの方には身体に気を付けてほしいと願ってしまうよ。

本当に受け入れ難いニュースだよ……こんなことになるなんて全く考えもしなかった。ついこの間まで終わらない終わらないとネタにしていた自分を後悔している。

マンガは三浦先生の画力あってのものだったし、プロットだけあっても厳しいだろうな。

「ベルセルク」はとても影響の大きい作品だったし、影響を受けた後続の作品もたくさん出たが……
ダークファンタジー系のジャンルが着実に広がっているのを感じていたのに、パイオニアの一人である三浦先生がこんなに早く逝去されるのは悲し過ぎる。

大体皆ガッツのスタイルが記憶に刻み込まれているからね。
重量感のある大剣をかついだごつい剣士というのは「ガッツみたいな」という形容詞が確立されている。

ベルセルクがなければ二次元のパワー系キャラの扱いはもっと悪かっただろう。

あと日本産のダークファンタジーもだろうね。
アニメやマンガだけでなく、ゲームだってそうだ。もし「ベルセルク」が無ければ二次元系ファンタジー作品の結構な部分が別物になっていたはず。
「ベルセルク」は二次元のダークファンタジー好きが必ず通る道だった。

三浦先生のご冥福をお祈りします。
それにしても、長編作品を追いかけ続けるのが怖くなってしまう。

平均寿命が延びているとは言うけど、作家としての負担も増えているからなあ

現代は前世紀、昔と比べて長編を描き続けられる環境になっているが、作家の体がついていかない状況になってしまっているのかね。
昔と比べて作業量も増加し続けているし。

ウチの国の分業体制でさえネット小説もマンガも作家があっさり疲弊しちゃうわけで、日本の漫画家個人に集中する方式がどれだけ負担になるか……

作家の才能を前面にだせるという意味で日本のシステムは悪くないとは思う。
長編連載がぐだぐだになる、完結しないなんてのは分業でも変わらないし、むしろ企業の論理が入りがちなだけ安易な引き延ばしや突然の打ち切りが派生しがちになる。
でも個人の負担は……

小学生の頃に出会ってずっと追いかけていた作品の作者がお亡くなりになってしまうというのは予想もしていなかったしとてもつらい。
「ベルセルク」完結しないことはいいんだ、日本の平均寿命を大きく下回る年齢でお亡くなりになってしまったのが悲しい。

こんなにつらい気持ちになるなら、「ベルセルク」に出会わなければよかった。
いや、やっぱ無し。やはり楽しんだ時間と思い出はすばらしかった

こういう訃報に接してしまうと、作品を描き続けることについて考えてしまうな。
もちろんファンとしては描いて欲しいが……

三浦先生、どうか安らかにお眠りください。
それにしてもまた一つ名作が紅楼夢みたいになってしまうのか。



とまぁ、こんな感じで。
やはりこの突然の訃報にショックを受けている方が多いようでした。

中国では昔から「ベルセルク」は日本の二次元系の定番となっている作品でしたし今回の件に関する反応を調べていても、いわゆる「二次元」とは関係が薄そうな場所でも話題になっているのが目に付きました。

また上のやり取りにもありますが、中国オタク界隈ではダークファンタジー系作品好きがそれなり以上にいるそうで、日本の二次元系ではゲーム系を中心に比較的マニア寄りのファン層が形成されているといった話を聞いたこともあります。

私も中国オタク界隈で「ベルセルク」のストーリー展開については定期的に話題になっているのを見かけましたし、昔からかなり広い範囲で人気になっているのを実感できる作品でした。
改めて三浦建太郎先生のご冥福を祈らせていただきます。

中国オタク「日本の作品は異世界に行ったらまず主人公がヒドイ目に遭うのが基本なのだろうか?そしてそこから復讐をしながらの俺TUEEEEE展開になるような?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品におけるテンプレ展開をネタにした話題で盛り上がることもあるそうですが、近頃はアニメやマンガを通じて日本のネット小説出身の異世界転移、転生系作品に関するネタが一部で広まっているそうです。

この辺りに関しては、日本以上にネット小説が盛り上がっている中国でも異世界転移、転生系の作品が「穿越」と称される人気ジャンルとなっていて何かと比較しやすいという事情も影響している……といった説もあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品では異世界系にいったらまず主人公がヒドイ扱いになる」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品は異世界に行ったらまず主人公がヒドイ目に遭うのが基本なのだろうか?
そしてそこから復讐をしながらの俺TUEEEEE展開になるような?

私も近頃の日本産異世界系作品はスタートダッシュで主人公をいじめるのが常態化している印象はあるかなー

異世界で主人公がヒドイ目に遭うのは俺が思い付くだけでも前世紀、数十年前とかそういうレベルで存在するんだけど。

ネタとしてはそうなんだが、昔は徐々に……という感じだったけど、今はスタートから一気にそういう展開をぶつけて、そこからすぐに逆転にいく感じだから印象は結構違う、

昔は異世界で苦労するという感じだったけど、現在は異世界特有の召喚システムや被召喚者や被転移者に対する処遇、設定上は仲間なキャラの裏切りによるものになっているな。

ヒドイ目に遭わされる理由については、日本の作品の定番、チート能力に関する格差による部分が強調される感じでは。
そこに現実社会側の学校生活におけるリア充といじめられっ子の格差が加わって強調されるといった所かな?

そういう境遇のをもう一人だか一組だかおいて敵にするパターンもあったな
日本のネット小説でも流行りの模倣と微妙な変化は繰り返されている模様

テンプレ異世界だからというお約束の知識前提で反応する、行動するみたいな展開もよく見かける。読者側の方にも既にテンプレ世界観どころかテンプレ展開のイメージが蓄積されているという前提で作品が作られている。

そこはこっちの作品の中華ファンタジー世界ネタも変わらないだろう。
ネット小説はどこの国でもその国の作品や読者層特有の「お約束」を前提とした、予備知識無しだとハマれない方向に進化していく傾向がある。

主人公が利用されるから、いじめを受けて扱いが悪いからと能力を隠す展開もある。
まぁこっちの作品にもバカなフリをする主人公というのはよくあるけど、そこに至る流れはやはり中日で違うものがあるよね。

テンプレ異世界に召喚されて、すぐに世界というか人生の頂点を約束された能力を獲得しているのに気付いてそれを隠すとかだな。
その状態で自分を見下す集団、現状に甘んじる手抜き生活や戦闘に入るのは見せ方を間違うと本当にヒドイ主人公になってしまうような……

ああいうのって主人公のチート能力を爽快に使うため、復讐や強大な力をぶつける相手を作るための展開の準備だというのは分かるんだが、正直ツッコミ入れてネタにしたくなる。

私は最近言われているというかネタになる「受害者有罪論」のような、やられる方にも問題があった、犯罪に巻き込まれた方も間違いがあったみたいな話は嫌いだが、中には復讐に至る過程やその度合いだとか、説教の内容が見当違い或いはお前がそれを言ったらダメだろみたいになったりとかで、主人公側を肯定しにくいと感じた作品もあったな。

そこは感情移入させられるかどうか、作者やコミカライズ担当作家の力量次第だろう。
良い人がそのまま幸せになるわけではない、良い人が主人公にはならないのがネット小説だし

俺は「騙される方が悪い」的なのが日本では特に嫌われるという話を聞いたことがある。
国産作品が凡人を雑に扱う、騙したり利用したりするのはひかれることも多いので、なかなか俺TUEEEEEに感情移入できなくなるとも。
日本市場の読者にそういう傾向があるなら、序盤に主人公がヒドイ目に遭って力を手に入れて復讐する流れに強いカタルシスを覚えたりするのかも。

見ている人間は非リア充の学生だからいじめられている学生が主人公、リア充グループが敵という設定が多いというよくあるネタ以外の背景もあるのかね

自分の場合、日本の作品の主人公はいじめられっ子よりも社畜のイメージの方が強いな……

私は日本の異世界転移、転生系はマンガだといじめられている少年、アニメになるレベルだと引きこもりや社畜が目に付くといったイメージだ

いじめられっ子というのはそこまで多くないんじゃないか?リア充が主人公なのも滅多にない(0ではない)けど。

最初にヒドイ目に遭う系で最近流行っているのは追放、他の場所で俺TUEEEEEして今更態度を変えても「もう遅い」と元仲間を見下すという展開だぞ。いじめとはちょっと違う方向になってきた。
主人公にも追放される理由が無いわけではないが、それ以上に追放する側が理不尽なことをやってくるという展開。

どっちにしろ、最初にヒドイ目に遭ってそこから上昇していくパターンなんだよね。
無能だからと主人公がパーティから追放されてその後能力覚醒というのはよくあるし、悪役令嬢系も婚約破棄ネタが最初に来ること多い。

今日本の異世界系作品で流行しているのが「もう遅い」系と言われる、実は有能だった人間が評価されないで表面的な部分だけで高評価なリア充に追放される展開だからなー

それって魔法学校では評価されない項目みたいなもの?

いや、違う。
功績をかすめ取られていたり、後方支援的なギルドの評価体系では目に見える評価がつかない部分を支えていたみたいなのが多いような?いなくなってみて不具合が発生!追い出したのを後悔!!ということになる。

現実だとよほどの人間ではない限り代わりはいるし、人が抜けて多少の混乱はあってもいずれ落ち着くんだけどね……このネタに関しては現代日本社会の社畜の鬱屈した部分や、特別な存在だと評価されたい感情が反映されているのかもしれない。

異世界転移だけでなく、現実ネタでも同じだぞ。ランキングがそれで染まっている。そういう話のテンプレが使われる理由は理解できるけど、あそこまで常態化しているのは……

ウチの国も底辺からの成り上がりだけど、わりとあっさり別の段階に行ってしまうことが多い

凡人との関係が続くのが日本の異世界転生系の特徴だと思う。
ウチの国の種田系もそういうのはあるが、日本は本当に環境構築、仲間を増やして固める傾向があるからね。
(訳注:中国のネット小説ジャンル「種田流」は日本のいわゆる内政系に近いものだそうです)

最初に主人公をヒドイ目に遭わせるという展開は感情移入やその後の爽快感のための環境整備に加えて、底辺に落とし込むから統治側、社会制度そのものを敵にできるという効果がある。
登場するキャラも敵味方に二分できるのが書く方も読む方も楽だというのも理由なのでは。

日本の異世界系作品のヒドイ目に遭ってからの復讐やもう遅い的な展開に関してはちょっと日本社会の闇を感じるな……
ウチの国のネット小説で定番の人間の上位存在となって見下してやろうというのもどうなのかという話になるけど。

日本のこの手の作品だと、復讐や破壊対象が目に見える範囲、例えば嫌な奴や嫌な上司的な存在ということが多い。
これに関しては作者の書ける世界観の狭さもあるだろうけど、既存の社会そのものに対する不満はそれほどではないということの表れなのかもしれない。
そしてそういう風に考えていくと、国産の上位者になって凡人を見下したがる、世界を管理したりまたにかけたりしたくなるというのは……

はい、やめやめ。
そういった統治者が管理できない存在になるという話は武侠からの伝統だし、科挙とかの文化背景もあるから……!

最初に主人公がヒドイ目に遭うのはマンガ化する作品に多いから、マンガ中心で見ているとそういう印象になるのも無理はないかもな。
日本のネット小説として見た場合は多いけどそればかりというほどでは無いというくらいの割合なんだが。

作品の構成、メディアによる競争環境というのもありそうだよね。
ネット小説とマンガでは使える話の長さや比較の対象となる作品が違ってくるし、マンガの場合は序盤の限られた分量で話を加速させて客を掴まないといけない。

中国のようにまず文字数を稼ぐ、量を保証されたお得感と安心感を提供するのではダメなんだっけ。

設定や攻略法垂れ流しは日本だとあまり有効では無いと聞くな
日本の読者は最初であっさり切るかどうかの判断をしてしまうということだし、内容以外の部分でのネット小説の人気獲得手法には結構な違いがあるという話だ。



とまぁ、こんな感じで。
所々で脱線しながらイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では日本のネット小説作品は漫画化されたものを読む人が多いので、人気や流行に関しては日本のネット小説プラットフォームの利用者の認識と中国で広まっている認識には違いがあると思います」
といった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報影響お待ちしております。

中国オタク「鬼滅の人気投票は意外な部分もあった」「敵側の人気の理由が分からなくてモヤモヤする」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので今回はそれについてを。

先月末発売の少年ジャンプで「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」の結果が発表されました。
1位はギャップが激しいあの男! 「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」ついに発表(GAME Watch)

近頃の中国オタク界隈では「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」のトンデモナイ興収に関してどのように解釈するべきかと頭を悩ませている人も少なくないようで、日本における「鬼滅の刃」の人気に関する分析材料としてもこの人気投票が話題になっているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


一位は意外でもないが下の方を見ていくと意外な部分もあった。
私の好みではないが善逸の一位は分かる。

ジャンプの人気作品だと主人公よりも仲間キャラの方が人気出るのは珍しくないからな。
俺は禰豆子が10位に入れなかったのはちょっと意外。

兄弟子はさすがに善逸超えはできなかったか。まぁ二位なら上出来だな。

アニメの霹靂一閃無茶苦茶カッコイイからな。
現在アニメ化されている部分のブーストまで考えたら私は善逸の一位も納得できる。

好きなキャラはどれもベスト10入りしているから自分にとっては全く不満の無いランキングだ。

熱血系が人気上位にいないのはいかにも鬼滅の人気投票だと感じる、自分は一位は善逸か義勇だと思っていたので一位二位は意外ではないが時透無一郎の3位はちょっと驚き。
柱の中では毒の無い方の性格だし伝統的な美少年天才剣士キャラ設定に重なる部分も多いから人気を獲得しやすかったのだろうか。

でも一応実は美形枠な伊之助な六位だよ?
俺の好きなキャラだがファン全体での人気はもっと下だろうと思っていたから嬉しいんだけど。

炭治郎や善逸と比べて伊之助は成長要素薄いからね。アニメでもまだ見せ場のエピソードに到達していないからベスト10入りは上出来だと思う。
ネタ系コスプレだと非常に人気が高いらしいんだがな……

善逸の人気はなんだ?俺は気に障る部分の方が多いキャラだと感じるんだが。ヒロアカの爆豪みたいに特定の女性ファンが付いているのか?
顔が悪くても女性人気が爆発するケースもあるし。

善逸は長所と短所、更にキャラの性格の問題と成長が相互補完的になって活躍しているキャラだからな。こういうキャラは当たった場合は優秀な強キャラや性格の良いキャラよりも人気になれたりする。欠点がある方がキャラが立つし成長や覚醒を強調できるんだよ。

意外に感じる部分に関しては公式の人気投票はネット投票じゃないからというのもあるのでは。
公式人気投票は原作コミックを購入したらついてくる応募券が必要。ネットの多数派工作やネタのよる暴走は少ないだろうし、ネットの評価や話題性と一致しない部分も出るだろう。

ネット投票だとファン動員の工作で簡単にコントロールされてしまうからね。以前某女性ファンの多いコンテンツはヒドイことになった……

今回はある程度は正しい、現時点における日本の現役ファンの人気が反映されているのだろうね。
鬼滅は日本のアイドルのCDの投票とは規模が違うし、新刊売り切れ続出で大量買いができる環境でもなかったようだから票数工作の影響もそれほど大きくなさそうだ。

意外でも何でもない。女性向けマンガで女性の作者というのを考えれば予想出来た結果だろ。

私はちょっと意外かなあ。鬼滅に限らずなんでジャンプ系は主人公のそばにいる男性キャラがいつも1位になるんだろう。

だから女性が中心に票が集まっているということなのでは。

鬼滅の刃のキャラデザインは女性向けに特化したものだからな。男性キャラばかりになるのも当然。

でもそういう見方でいくと、ここしばらくの間で一番票を稼ぎそうな煉獄杏寿郎が上位に入っていないのが不思議に思える。
時期的に劇場版公開による追い風は無いだろうけど、キャラ人気が劇場版の社会現象レベルの人気の原動力の一つではあると思っていたから。

それに関してはこれが少年ジャンプの方の投票だというのも理由ではないかと。
煉獄杏寿郎は序盤で強敵や厳しい環境を強調して主人公に意志を受け継がせて退場する師匠的な存在だ。アニメではこれからに見えても原作では過去に少し出たくらいのキャラになる。

禰豆子が10位にも入れなかったのは原作後半では活躍できていないのが響いたか。

上位はなんだかんだで納得できるが、11位以下の鬼の人気も考えるとよく分からない部分が出てくるな。
下弦の壱はなぜこんなに高いのかとか、上弦の参はもっと上じゃないかとか。劇場版時点で考えると下弦の壱が上でも良さそうだがこれはジャンプの人気投票だし……

それに関しては女性ファンが多いということの証明でもある。
日本でこんなに短期間で人気が爆発するのは女性向けで人気になったからだ。キモオタ向けではこうはいかない。

キモオタ向けでも女性向けでもないと思うが……少年ジャンプの看板作品だし普通にアニメマンガ好きの全体から支持を獲得しているんじゃないか?

私は女性向け作品なのに胡蝶しのぶが5位になっている方が自分は驚いた。
ジャンプの女性向け作品のランキングだと女キャラは抹殺されるもんじゃないの?

胡蝶しのぶは女性人気も高いようだぞ?
鬼滅の人気投票は普通に男性人気もかなり反映されていると思うがな。原作で活躍しているキャラは順当に上位に来ている。

「少年マンガ」だから男性向けだと思うのは間違いだぞ。
現代で一般的な少年マンガは大衆向け或いは女性向けだ。

いや、それもまた極端過ぎるというかオタクの思考になってないか?
ジャンプ系作品で男が男性キャラに投票しちゃいかんのか?

作中で正しく活躍するカッコイイ男主人公は男からも普通に人気でるからね。カップリングやキャラ萌えだけではない。

女性人気を否定するつもりはないが、鬼滅は基本がバトル系の少年漫画だからそっちを好む男性からの支持も普通にあるだろう。
少年ジャンプ連載の他の作品の公式人気投票を見ても基本的には主人公と仲間で活躍するキャラが上位に来る。ヒロインが上位に来るのは基本的にラブコメ系作品。

「NARUTO」でもベスト10入りする女性キャラってサクラかヒナタのどちらか一人で投票時点での扱い次第みたいになっていたように思う。
むしろ女性キャラがトップになっている人気のバトル系少年マンガって何があるんだ?

「ONE PIECE」はどうかと思ったが海賊団でレギュラーだからナミとニコ・ロビンはそこそこ上位に入っているが逆に言えば女性キャラは5位が最高でそれより上にはいけない構造だな。

「食戟のソーマ」の最新のランキングはトップ3全部女だぞ!

言われてみれば……でもソーマと比べると鬼滅の方が個人的には納得できるランキングなんだよな……

味方側は自分の中のイメージとランキング順位にズレはあっても概ね納得できるが、敵側の人気の理由が分からなくてモヤモヤするな。

敵はランキングに出ている分では上弦壱>下弦壱>上弦参>上弦弐>新上弦陸>無惨か……上弦壱以外はホントよく分からん。

上弦の参ちょっと低くない?俺は女性ファンがつくならこいつだと思ってたのに。CVだって石田彰なのに。やっぱり顔がキモイとダメなのか?

敵ボスが一番下なのは珍しいね。女性向けと騒がれているから顔面偏差値高くて更にCV関俊彦ならもっと上にいくと思ったんだが。

無惨は人気出るようなキャラじゃないだろ。人気になった悪役が備えているような大物感も美学も無い。
私は無惨が30位以内に入ってる時点で高過ぎるように思える。

無惨は作品追いかけていると本当に顔以外良い所無いボス敵だという印象になるからこの順位も分かるような気がする。
鬼滅は良い意味で敵は倒すべき悪ばかりな作品だから味方側キャラが上位に揃っているのでは。そういう意味でも私は普通に男の子感のあるランキング結果にも思えるな。



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国オタク界隈における「鬼滅の刃」の人気のイメージも含めてイロイロな見方が出ていました。

以前の記事
中国オタク「なぜ日本であんなに鬼滅の刃が売れているんだ!?あの劇場版の興収はいったい?私は普通に良い程度の作品にしか思えない!」
でも少し書きましたが、中国オタク界隈では日本の「鬼滅の刃」の人気に関してファミリー層や子供からの人気という部分はあまり意識されていないように感じられますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「まつもと泉先生がお亡くなりになったそうだ……」「あの頃、鮎川まどかは俺達の女神だった」

まつもと泉先生がお亡くなりになったそうですが、この件に関して
「中国の反応はどうなのか?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。
漫画家・まつもと泉さん死去 代表作に『きまぐれオレンジ☆ロード』など(ORICON NEWS)

「きまぐれオレンジ☆ロード」

は中国では90年代半ば〜後半にかけて
「橙路」
のタイトルで大人気になり、当時の中国の青少年にイロイロな影響を与えた作品となっています。そういったこともあり、中国オタク界隈でもまつもと泉先生の訃報にショックを受ける人は少なくないようです。

以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「まつもと泉先生が死去」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


まつもと泉先生がお亡くなりになったそうだ。公式の発言も出ている。まだ61歳だったそうだ……

先生、とても素晴らしい作品をありがとうございました。あなたの書いた作品は私達にとても大きな楽しみをもたらしてくれました。ご冥福をお祈りします。

61歳……早過ぎる。
どうか安らかに。

黙祷を捧げます。
私が「きまぐれオレンジ☆ロード」に出会ってから二十数年経ったのに気付いた。

私が日本のマンガに本格的にハマったのは「オレンジロード」からでした。素敵な作品をありがとうございました。

「オレンジロード」以降はずっと体調がよくないとは聞いていたけど……悲しいね。
俺がオタクに入門したのは「オレンジロード」からだった。

まどか役の鶴ひろみさんがお亡くなりになってしまったばかりなのに。悲しい……

先生の描いたまどかは私にとって忘れられない心のヒロインです。

嘘だろ?
俺が小さい頃にとてもハマった作品の作者さんじゃないか。

恋愛へのあこがれを学んだのはオレンジロードからだった。
まつもと泉先生、どうか安らかにお眠りください。

小さい頃はアニメもマンガも大好きで、主題歌もよく覚えているよ。
この作者さん、確かオレンジロードで有名になった後は他の作品出してなかったよね?

体調を崩してマンガ連載が出来なくなってしまったんだよ。だからオレンジロードが代表作でその後の活動はあまり無かった。

また新型コロナか……?

いや恐らく違う。まつもと先生はずっと体調が悪くて、近年は脳脊髄液減少症で闘病中だった。
オレンジロード連載の後期で既に体調不良の影響が出ていたらしい。その後も持病の悪化や事故による怪我とかが重なって体調の悪さがずっとついて回っていた。

小さい頃の交通事故が原因の症状が40代になってから判明したそうだ。
心臓の手術もしていたし昨年11月にはネットで脊柱管狭窄関係の良い医者はみたいな話をしていたけど、残念なことになってしまった。

それでも80年代から現在までずっとやってきたわけだからね。凄いもんだよ。

こういう形でニュースになるのはキツイ……ご冥福をお祈りします。

オレンジロードは現代のラブコメの源流という評価もある。
今の感覚で見るとさすがに引っかかるものもあるけど、私は子供の頃の記憶もあいまってか今でも心がときめく。

オレンジロードは時代を代表する名作の一つだよ。
当時は鮎川まどかが女神だった小中学生はたくさんいた!

そうだね。あの頃、鮎川まどかは俺達の女神だった。

実は二次元に対してとても影響力の大きな作者なんだよね。
後に続くラブコメ作品としての影響だけでなく、クリエイター個人の好みにも影響を与えた。例えば丸戸史明が修羅場属性に覚醒してしまったきっかけだ。

丸戸はアニメ劇場版の方をあげていたからアニメの独自要素の影響も少なくないだろう。当時の作品はアニメオリジナルが多いから。

劇場版は実は原作者からキャラの行動を明確に否定されるなど酷評されちゃっているんだよね……当時ありがちだった原作無視の内容や他媒体制作者による独自要素ぶちこみをそれぞれ別の世界線みたいに扱っていた作品ではあるんだが、ハッキリと別物と断言しているのはまぁなんとなく察するものが。
ただこれはオレンジロードという作品の影響大きさとはまた別の話。

アニメのOPはセンス良くて衝撃を受けたんだけどなー
今考えて見ると手書きの時代にあれを作っていたのが恐ろしい

本棚の奥の方に置いてあったマンガを久々に取り出して見た
何年も読んでいないのに、キャラもストーリーも忘れていなかった。

いまだに思い出せる「喜欢、但是无限接近于爱」(Like!限りなくLoveに近い……ね!)

「鲇川丸子」というトンデモキャラネームからは全く想像できない青春のヒロイン。

中国語翻訳のせいでヒドイことになった名前のキャラとしても昔は有名だったね。
さすがに今は「阿圆」「鲇川圆」で呼んでいるファンが多いはず。

今は「まどか」は「圓」で訳すのが多いね。ちゃんとした翻訳が出る良い時代になったもんだ。

「まどか」を「丸子」と訳したヤツは許さないというネタもあったな。懐かしい。
(訳注:「丸子」は中国語では「肉団子」などの意味にもなります)

私は「鮎」が中国語と日本語では別の魚を指すという雑学をヒロインの名前から知ったよ
(訳注:中国語では「鲇」は日本で言う「ナマズ」を指します)

私は昔、本当にまどかに恋をしていたな……私にとっての最初の女神だ。

色んな作品を見たし惚れた女キャラも少なくないけど、最初に見た鮎川まどかはずっと心に残っている憧れのお姉さんだ。

当時はオレンジロードが初めて本格的に触れた長編ラブコメだったという人も少なくなかったからトンデモナイことになっていた気がする。

若き日の思い出の作品だよね。

俺にとっては小さい頃の夏の日を思い出すマンガだ。
心に刻み込まれているようで、各所のアカウント名でもオレンジロードにちなんだ名前をつい使ってしまう。

子供の頃に私が思い描いていた青春像は「オレンジロード」だったな。
社会レベルとかそういう方向じゃないが、当時影響を受けた青少年は少なくなかった。

オレンジロードにハマったのは親父の本棚にあったのを読んだのがきっかけだけど、ウチの国のファンはやはり上の世代なんだね。

日本で連載されていた時期よりもかなり後になるけど、それでもこっちで流行ったのは90年代半ば頃からだしね。もう余裕で20年以上前になる。時間が過ぎ去るのは本当に速い。
このニュースでダメージを受ける人は多いだろう。私も、私の昔のクラスメートもダメージを受けている。

懐かしいよなあ
中国語吹き替え版アニメは標準語版も香港のテレビで放映されていた広東語版も見たし、オタクになってからはオリジナル版も見た。他にも当時出回っていた海賊版のマンガを小遣いはたいて揃えたりした。マンガの正規版も買ったけど、海賊版の方も取ってある。

一つの時代が終わったと感じてしまう。

私は時代だけでなく、自分の青春時代が遠くなったという気分だ。

同感だ。青春の夏の日が終わったように感じる。
先生、どうか安らかにお眠りください。



とまぁ、こんな感じで。
上の世代の中国オタクの中にはかなりショックを受けている人もいるようでした。

私の記憶では「きまぐれオレンジ☆ロード」が中国で人気になっていたのは90年代半ば〜後半くらいの頃だったかと思います。
私が当時通っていた現地校でもクラスの中で海賊版のマンガが回し読みされていましたね。

今回の反応をまとめていて、私が高校の時にクラス活動で冊子を制作することになった際に編集の音頭を取ったクラスメートが「きまぐれオレンジロード」を大好きで、
「冊子のタイトルには絶対に『橙』の文字を入れるんだ!!」
と頑張って周りを説得して押し通したのを思い出しました。
改めてまつもと泉先生のご冥福を祈らせていただきます。


中国のテレビで「きまぐれオレンジ☆ロード」が放映されたのは93年頃からだったようです。ただ、その後再放送がどれだけ繰り返されたかまではちょっと分かりません……
90年代前半に中国のテレビで放映された日本のアニメ オタ中国人の憂鬱アップデート

中国オタク「作者逮捕でアクタージュが消えてしまいそうだ……」

「アクタージュ」の原作者が逮捕されてしまい作品も打ち切られることになってしまったそうですが、この件に関して
「中国での反応はどうなのか?」
という質問をいただいております。

漫画『アクタージュ act-age』週刊少年ジャンプ36・37合併号の掲載をもって打ち切り決定 原作者の逮捕受け週刊少年ジャンプ編集部が発表 (ねとらぼ)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「アクタージュの原作者が逮捕」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


作者逮捕でアクタージュが消えてしまいそうだ……

どういうことなんだ?情報が錯綜している。
日本語があまり分からないし、翻訳サイトを通してもいまいち事態がつかめない。

簡単に言えば原作者の方が未成年に対する猥褻で逮捕だと……少年ジャンプの連載もどうなるかわからん

自転車で追い抜きざまに女子中学生の胸を触った、しかも近場で連続して通報されて逮捕だってさ。

どっかで見たネタgif画像みたいなことやって捕まったのか。うーん

え、本当?
作者がやらかしたの?どっちの?原作と作画が分かれていた作品だったよな?

原作の方。

俺も猥褻で捕まったというのは把握しているが、シチュエーションがどうも理解しきれない。なんなんだ。

猥褻だか痴漢だかのシチュについて今はどうでもいい、問題は作品がどうなるかだ。
もう連載継続は不可能なのか?

ジャンプ編集部から急ぎでの公式発言出たが、今の所は「様子を見て適切に処理する」という感じだ。

さすがに作者が自転車で中学生の乳を揉むという犯罪での逮捕は想定外だろうしなあ……

やっぱり連載中止になってしまうのかな。
アニメ化に関してほぼ確実に動いているであろう作品で、ジャンプ連載の中でもかなり好きな作品だから期待していたのに。

ジャンプ編集部のこういう公式発表ってヒロアカに続いて今年二件目だよね。
編集部がこの件をどれだけ重く見ているか分かるな。

いや日本だと確実にこの件の方が重い。
ヒロアカの件は言っては何だが中国では非常に敏感な問題に突っ込んだけど、日本では犯罪ではないし作品そのものに対しては影響がない。単に中国にも売っていたから炎上が波及して問題になったというだけ。

実際、日本では作者も作品のファンもその後は平常運航だからね。twitterに作者があげる性癖全開の絵の効果によってアンチ層が減っているという説すらあるし、ウチの国の昔のヒロアカファンより平和。

ヒロアカのあれはもう「国情が違う」としか言えない。ウチの国では問題が炎上したから関連する所がリスクを恐れてどこも作品下げたけど、日本市場どころか欧米でも問題になってないよ。
それに対して今回は本当によろしくない。普通に犯罪でしかも未成年に対する猥褻だから「少年マンガ」という媒体では致命的とも言える。

かなり面白いマンガだったのに……

ヒロアカの時は外国侮辱案件みたいなもんで日本国内では何の問題も無かった。恐らく作者もそこまで考えてなかったであろう名前が中韓で騒がれてそれが中国ではヒロアカ厨の暴走で嫌われていた環境の燃料になっちゃった面もある。
しかしこっちの事件は明確に刑事犯罪。ヒロアカの時はジャンプの編集者もっときちんと仕事しろリスク管理くらいしろと思ったが、今回はさすがに編集部も悪くない……かなり気の毒だ。

自転車ですれ違いながら少女にわいせつ行為って笑いを取りに来るエロマンガでありそうな話だがそういうのを現実にやっちゃうのか……この原作者ってクリエイターとしては現在進行形で成功している人間だろうになぜこんなことを。

性欲と性癖はコントロールできないという話なのかもしれんが、想像を超える組み合わせだなあ。作画担当の方がとばっちり過ぎる。

ツイッターの相互フォローを解除しているとかで、原作者と作画は不仲説も聞こえていたがこの事件を考えると……

人格と実力は関係ないというのはとても不幸なことだと実感する。
作品の方は自分も好きだったんだがな。

作者が作品を壊してしまうというのはありがちだが、こんなやり方って無いよ……

日本の反応を見ていると絶版の可能性も高いらしい。
過去に未成年関係の犯罪をやらかした作者は休載からの復活をしているけど、それらとは明らかにレベルが違うのでどうしようもないだろうと。

ジャンプ公式から連載打ち切り決定の通知が正式に出たな。
それ以外の件については続報待ち。

少し前にこっちに流れてきた「アクタージュ連載打ち切りのジャンプ公式発言画像」は島袋光年の時の発表のコラだったが、やはり正式なのが出てしまったか……作画の先生は完全にとばっちりだ……

打ち切りは少々意外だ。漫画家って問題を起こしても作品の方がだめになることはあまりないと思っていたんだが。
以前やらかした和月だっていつの間にか復活して連載しているし。

犯罪やらかしたらまずは作品打ち切りか中止になるよ。
あと和月は見せしめ的な意味で有名人を狙っての逮捕という面もあったという話も聞くが、今回はそういうレベルじゃない。連載打ち切りと絶版もありえる。

ウチの国でもエロ動画とかの関係で捕まった人間は恥をかくし社会的な制裁もあるが、あまり極端な犯罪者扱いはしないでしょ。
しかしアクタージュの原作者の件はそういうのじゃない。言っては何だが今回の事件は普通の人間であればやらない明確な犯罪だ。

島袋の時は絶版入って復活まで5年くらい間があいたはず。
少なくとも刑期終了か執行猶予期間が過ぎるまでは再開はないだろう。そもそも再開できるかが怪しいけど。

作者が逮捕されて作品が消えるのってどれくらいあるものなの?

こういう方向の罪で逮捕されて作品が消えたのはジャンプだと過去に和月や島袋がいる。知っての通りほとぼりが冷めて反省を示したら復活できなくはない。ただこの事件レベルのはちょっと分からない……

なるほど。あと問題になったエピソードが単行本やディスクに収録されないというのは知っているけど、作品そのものが消えてしまうことってあるの?

あるよ。人気があるのに作品が消える場合は権利関係でそうなることが比較的多いけど、例えば作者や出演者が逮捕されて打ち切られたり作品が回収、販売や配信中止になったりすることもある。
映像作品だと出演者が薬物で捕まるなんてのがちょくちょくあるし、マンガとかだと作者が銃刀法違反で逮捕というのもそれなりにあったはず。資料や趣味でホンモノの銃や違法改造で殺傷力のあるモデルガンを持っていて捕まるんだと。

少年ジャンプは過去に社会的に批判されたエピソードが掲載された号を回収したこともある。種類は違えどトラブルは定期的に発生している。

良い作品だったのにこんなヒドイ理由で打ち切りとか、作画担当と集英社は気の毒過ぎる。

報道があった次の日の8日土曜日に編集部のコメントが出て、10日に正式な打ち切り決定か。
週末にかかったけど、かなり速い対処に見えるね。ヒロアカの時は平日で何日も間が空いたくらいだったのに。

日本は現在お盆休みで社会全体が休暇に入っているから編集部にもあまり人がいなかったと思うよ。この時期はお盆休みをとるために週刊雑誌も合併号を出すわけだからね。
更に10日は普通の月曜日ではなく日本の法定休日だからその10日に出したというのは集英社が事態を非常に重く見ていると見て間違いない。

私も日本の刑法や社会的な感覚を把握しているわけではないが、こっちの感覚で見ても過去の事件とは明らかに違う大事件なのは理解できる。
作品を続けるのは無理だろうなあ……



とまぁ、こんな感じで。
最近の中国の事情も含めた受け取り方にもなっているようでした。

「アクタージュ」は私も先が気になる作品の一つでしたし近頃のイロイロな展開も楽しみにしていたのでこんな形で終わってしまうというのはなんともガックリきますね……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「NTR作品を寝取られる主人公以外の視点で見る人も少なくないってホント?」

艦これイベント、お陰様でどうにかE4までクリアしましたが後段作戦は海域も札管理もかなり難しいようなので当面は情報を待ちながら掘りをするという方針で。

さて、ありがたいことに頭の悪いネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではいわゆる「NTR」作品が妙に好まれる、話題になるといった話を度々聞きますが、そういった作品における寝取られ要素の楽しみ方については人それぞれな所もあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「NTR作品はどのキャラに感情移入するか、どの視点で見るか」
といったことなどに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


NTR作品を寝取られる主人公以外の視点で見る人も少なくないってホント?
この間周りとの雑談で判明したんだが、その後調べたら寝取られる主人公以外に、寝取る男、寝取られる女、あとは神の視点というのもあるらしいと聞いてちょっと驚いている。

へえ、それは自分も意外だ。
結果的に不意打ちの遭遇になるならともかく、NTR作品って一般向けから薄い本まで主人公視点だからこそ意味があるジャンル、それを目的に見るものだと思っていたが。

その辺は視点の他に感情移入というのもあるから、人それぞれの楽しみ方がありそう。

今の時代、NTR系はタグとかで警告入るし商業系作品もNTR要素あるとすぐに炎上気味の話題になるから、知らずにぶつかることって案外無いよね。NTR系作品だと認識して接することが多いはず。
そして視点がNTRの被害者以外と……

エロ系だと凌辱系の作品の一種として見ているかもしれん。
一般向けだとはダメな主人公が転落していく作品みたいな所も。

きちんと感情移入させる形じゃないと、NTR的な鬱の混じった作品は楽しめない。エロでも一般でも

うーむ、私はやはり主人公視点だなあ
NTR作品の本質は精神的ダメージを受けることだと思っているし

このスレのテーマと似たような話題を以前見たことがあるけど、そこで出ていたのは主人公よりも寝取り男、寝取り男よりも寝取られる女の視点が多いという説もあるくらいだな。
ストレートに寝取られる主人公視点というのは意外に少ない気もする。

話題の方のネタにして楽しむのは好きだけど、自分のハマっている作品で発生することを嫌がる人はいるからな
実際、頻繁にNTRネタへの反発で炎上するし。

NTRがメインテーマではない、恋愛要素がある意味NTRみたいな場合は視点ずらして見ることもあるんじゃないか?
NTR系の主人公やヒロイン視点で感情移入して見るには、Mな素養も必要だし皆が皆受け入れ可能なわけではない。

このスレを見てちょっと考えたが、確かに自分は主人公視点で見ていないかも。あとMでもなさそう。
NTR系作品に求めるのはある種の爽快感、言ってみれば破壊衝動を満たす、美しいものが壊れることにある種の快感を、現実ではないからこそ楽しめるものを感じられるから……といった所もある。

俺はNTRを話題のネタとして扱うのには抵抗ないけど、感情移入した主人公とかのキャラがそういう目に遭うのは苦手だから主人公視点は避けているね。
一般向け作品でNTR解釈できる作品が出たら荒れるのも理解はできる。

良い人、まじめにやっている人がヒドイ目に遭うのがNTR作品だから、手を出す以上はそれが目的だと思っていたんだがな。そうでもないのか。

そうとは限らないかなあ……良い人ではあっても、恋愛的にはダメ、ヘタレみたいなNTR被害者としての説得力があるのもいるし。

NTRがあるとネタバレ?をしている場合は神の視点になりがちかな。良い作品だとそれでも引き込まれるけど。

薄い本的には寝取られる方も寝取る方もヒロインもどれもいける。
作品の内容次第で一番良いのを選ぶ感じかな。最も興奮できるのを。

俺としては、良いNTR作品は寝取られるヒロインのキャラや視点がきちんと描写されている、ヒロイン側にも感情移入できる作品だと思う。
もちろん作品全体のバランスとして、その部分の描写だけが多過ぎても困るが!

ダメージを避けるために尻軽なヒロイン視点というのもある。
人を傷つけるキャラや、人を守れないキャラがイヤだから、ヒロイン視点で見ていくというのもある。

このスレを見ていて、自分がズレているのかと少し不安になってきた。
みんなNTR作品って寝取る側、金髪チャラ男とかに感情移入して見ていたんじゃないの?俺の見方は邪悪だったのか?

作品の楽しみ方は人それぞれだし、楽しめる視点で見れば良いと思うぞ。ただ一般向けにしろ薄い本にしろ、他人に自分の流儀や基準を強要してはならない。特にエロ関係は。

私も考えてみれば主人公視点じゃないかな。これまでの好みの作品はヒロインに感情移入して楽しめる作品が多いかも。

この手の話題の印象では、ウチの国だと神の視点で見ている人が多いはず。
まぁエロ関係も混じるとどうしてもね。

いわゆる神の視点でも、感情移入の濃淡は出るし好みや願望の投影も入るから完全な神の視点ってことは無いと思う。
あと刺激的な作品や自分の好みに刺さる作品はそういう余裕をぶち抜いてくるから……

作品次第な所はあるよね。それにNTRとかはあまり意識せず、薄い本だとまずは絵で選ぶ人なんかもいるし。

私はあまり面白い作品じゃない場合は自動的に神の視点になるかな。その手の作品を読むときは特に決めずに面白い、興奮できる方に感情移入する。

NTRと言ってもイロイロな作品があるから、単純に主人公に感情移入する、主人公視点で見るとは限らないだろ。群像劇的なのもあるし、感情移入し難い主人公だっている。

自分は傍観者、のぞき見している人間のような気分で作品を見る自分のような人間もいます。

単純なモノじゃないんだな。
ネットを見ていると、人の好みは不思議だと感じるよ……

ジャンルや作品形式にもよるからね。一般向けや18禁とかに限った話ではない。
例えばゲームだと主人公に自然と感情移入させられることになるわけで。

エロ関係だとシチュエーションが重視されて、キャラはそれを活かすための道具みたいな作品も多いし、作者の演出意図も影響するから一概に言えることではないと思う。
個人的にはNTR作品では主人公の無力感を味わうのも好みなんだが、別の視点で楽しめる作品も少なくないのよね……

主人公の無力感と言えば、最近は主人公が何もしないから寝取られるような作品が結構良い感じ。主人公は悪い人間ではないが、恋愛で勝つための行動をしなかったが故の失敗も明白というのがなんか刺さる。

日本のそっちの業界だと最近はNTRのサブカテゴリにBSSというのがあるらしいな
「僕が先に好きだったのに」という、告白する勇気のない受け身キャラが片思いキャラをかっさらわれるみたいな展開。
正直、かなり好き。

オタ向け作品のハーレム系主人公ってそういう受け身なのが多いからな。
18禁でその反対というか主人公補正無しの展開が描写されるのは、何と言うか、かなり良いよね。



とまぁ、こんな感じで。
いざ話してみると自分とは違う意見にぶつかって驚くといった人もいるようでした。

こういう話を見る度に、ジャンルによる好みや人気への影響というのは詳しく調べずに安易な判断材料にしてはダメだというのを実感しますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「NTR要素のある一般向けのアニメを知りたい。興味半分、地雷避け半分で」

中国オタク「なぜ日本のマンガは巨大資本に牛耳られた独占状態ではないように見えるのか?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

以前の記事
中国オタク「ネット小説無料化反対の声が燃え上がっている件について」
でも触れた中国のネット小説界隈の炎上ですが、ピークは過ぎたものの話題はいまだに続いているそうです。

またこの話題に関連して他の国の娯楽コンテンツの環境についての話題が出たり、中国と比較してどうなのかといった話になったりもするとのことです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本のマンガは巨大資本に牛耳られた独占状態になっていないように見えるのはなぜか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ日本のマンガって巨大資本に牛耳られた独占状態にならないでいられたの?
ウチの国のテンセントやアメリカのDCとマーベルみたいな感じにならないの?

アメリカ式の大資本による独占とコントロールのもとにマンガが生産されるのが世界的に見れば一般的なモノだよな。

DCやマーベルよりも、そこはディズニーの方が例えとして近いのではと思えたり。

資本関係調べたらそうでもないぞ。普通に大資本が独占しているぞ。

中国のマンガ業界も昔は一定の規模の出版社と雑誌が乱立していたけど、今ではテンセントが独占して更にwebマンガの潮流も迅速に使い潰したからなあ
自分は国産カラーマンガの方が良いと思っている人間だけど、それでも現在の粗製乱造カラーマンガの氾濫を見ていると、ちょっと悲しくなる。

日本は保守的で変化が遅いから逆に生き残れているのでは。
現代の環境では資本での体力勝負、特に版権と訴訟リスクで押さえられたらどうにもならないが、日本は各所に旧来の環境によるストッパーが存在するようにも見える。

日本の業界は常に終わりと聞こえ続けているが、なんだかんだで生き延びているのは不思議。周りが更なるスピードで崩壊している可能性も?

日本は二次元関係の産業構造が成熟して良くも悪くも固まっている。
マンガに関してはアニメ原作となった際の制作委員会とかも良いらしいね。大作を作るのには向いていないが、安定した作品を作るのは上手い。でかい資金を投入したら一つの大作ではなく幾つかの小さな作品と関連商品がたくさんできて、想定とは違ったが得にはなったという笑い話もあるとか。

日本の場合は抜き取りまくりで下の旨味が皆無になるのではなく、各段階、関係者にそれなりの旨味が出ているように見えるのはちょっと不思議。
マンガ家の絶望的?な環境以外にもアニメーターの酷使とかも聞くが、ウチの国は更にヒドイし上昇するルートも無いから不思議な印象になったりするわ。

いや、日本のマンガ産業も大資本の制御下にあるのは変わらないぞ?
ウチの国とも違うし、アメリカとも違う形だけど。

資本側の都合の影響なら、打ち切り作品がどれだけ出ているか、終了できない作品がどれだけ出ているかを考えてみるといい。
一時期の少年ジャンプとかトンデモナイぞ。

しかしその結果、冨樫のような存在が許容されるようになってしまったのも興味深い。
作家との力関係はやはり独特な印象が……

日本のマンガ産業と大資本による壟断についてはまず少年ジャンプを出版している集英社の変わった立ち位置を知るべきだ。
日本のマンガというか出版の力関係が更によく分からなくなるぞ!!

分からなくなるのかよ!?
だがそこは否定できないかもしれん……集英社は元々小学館の娯楽部門が分かれたものだし、今でも一ツ橋グループとして資本関係はあるからな。集英社の筆頭株主が小学館だ。

え?じゃあ少年ジャンプって少年サンデーの下なの?

いや、そういう上下関係は無いみたい。普通に市場を奪いあっているから。

実際、集英社と小学館って協調している感じはほぼ無いよね?
私もむしろパイを奪い合っている印象なんだけど。市場コントロールしているようには見えん。

流通や不動産は一ツ橋グループが握ってコントロールしているらしいが、出版社としては小学館と集英社は独立させて競争させているらしい。
あと他に講談社や角川といった別グループがあるから、ウチの国のようなテンセント一強にはならないのだろう。ただ大資本のコントロール下に無いというわけでもないかと。

上の方でも少し言われているが出版分野の資本関係を見ていくと日本の出版関係は財閥経営という印象になるかな。
トップを見てもよくある同族経営企業。だからマンガも必然的にそうなるはずなんだが……イメージや実際に見ている作品の経験と重ならないんだよね。

日本は大きな所が複数あるから独占状態に持っていくのは難しい。それにアメリカとは制作体制や産業構造の比重が違うから個人の影響する部分も大きい。国内は経営も市場も独占だから単純に比較できるものじゃない。
個人的にあえて言うなら法務関係での力の差があまりにも大きいのが中国における厄介な問題だと感じているかな。

こっちのテンセントに近いイメージなのは日本の音楽産業じゃないか?
構造は違うけど権利の壟断や自らは作品を作らずに吸い上げるだけなイメージはかなり強い。しかしそれと同時に日本の音楽の世界的なビジネスとは切っても切れない関係。

基本的に娯楽文化産業が発達している所は大資本が発達して独占体制のある所だよ。大資本があると正規品も保護される。これは日本も変わらない。
日本のマンガが資本にあまり支配されていないように見えるのは、作品の権利の所在のせいもありそう。資本側ではなく作者側がかなり強い。

ここ最近のウチの国のネット小説のゴタゴタがひど過ぎて日本がとてもスバラシイように見えるが、日本は日本で版権のゴタゴタ、出版社と作者の衝突で出版社のひどさが暴露される事件はちょくちょく発生しているからなあ

日本の二次元が大資本に支配されていないなんて幻想は「けものフレンズ2」を見たら一気に醒めるよ。

私は「けものフレンズ2」は著作権が作者側にあることの弊害が明らかな例だと思うが。吉崎が認めなければたつきに続編は作れないし、売れるから、ファンの需要があるからというだけで押し通すことができない。KADOKAWAも揉めて作品関連ストップしたら損害でるし訴訟で負けたら大損害だ。

日本のマンガは作者が大部分の版権を持っているから商業展開をする際には作者の許可が必要というのはイロイロな意味で大きいだろうね。
もちろん作者と資本側の間に絶対的な力の差はあるし慣習的なもので飛ばされがちとはいえ、ここを軽んじると問題になるしこじれて版権引き上げみたいなことにもなるから一定の尊重は生まれる。

アメリカ式日本式どちらにも長所短所がイロイロとある。権利は結局のところ使う側次第だ。
テンセントのwebマンガの契約やネット小説の契約に関する情報が流れて炎上したのは、アメリカのように作品の素材や枠組み的なものすら提供せずに作者の創作物に対して版権は全部自分とやった、やろうとしたからだしな。

日本の業界がなんとなく良く見えるのは作品の権利関係じゃないかな。
大規模な商業展開するなら大資本主導が良いのだろうけど、作品をたくさん出して競わせるなら作者に権利持たせて競争できる環境にした方が良いのでは。

でも作者の権利が作品の成長、収益増加の際には邪魔になったりするからな。読者が喜ぶ良い作品が作られるのと資本家にとって金が儲かる良い作品が作られるのは別の話。

日本のマンガに関してはクリエイター側が権利的に有利なのと、同人などで売る場所があるというのも大きい。
商業は名誉のため、稼ぎは同人即売会みたいな作家もいる。もちろん商業で当たれば同人よりはるかに稼げるけど、当たる確率は低いからリスクを考慮してリソースや趣味を分散している。

昔漫画家がネットで作品発表して読者がそれを評価して収入につながるみたいな理想を聞いた覚えがあるんだが結局ダメだったのかな。

現在の環境だとマンガって動画に比べて量のわりに制作コスト高いし儲からないのよ。それに金銭的な利益に関しては結局プラットフォーム側次第だから……

ネットで個人が簡単に作品発表できるようになったのは間違いないが、商業的な意図の介入にも上限が無くなってしまったのがね。
金を稼ぐ=規模や課金プラットフォームが必須ということになるし、宣伝そして人気操作はリソースの勝負だから個人よりもチーム、チームよりも組織や大資本となるし、大資本は次々と新しい金儲けネタで市場を塗り替える。
個人が好きなようにやって食っていくのは昔と違った形で難しくなった。

資本側にコントロールされていても別に良いんだよ、金の卵を産む鶏を殺さなければ。
すぐに結果を出さなくてもいい、長期的にやれるというのが日本のマンガの多様性の一因だと思う。もちろんジャンプの作家の使い潰し事例はあるが、それにしたって今の時代では比較的穏やかな方だ。
すぐに結果を出す場合、連載なんかやってられないから既存の人気作品を使い潰すしかない。理屈は企業を育てないでM&Aでやっていくのと似たようなモノさ。

まぁ日本の場合、作品を終わらせないでグダグダにしてしまうことも多いのは問題だろうけどね。「銀魂」なんかは分かりやすい例だろう。

日本の娯楽出版は大資本に壟断されているという見方はできる、しかしそれはあくまで旧来の環境での話だ。現在の環境で大きく変化している他の国の環境、アメリカ、そしてウチの国などと比較してみるとまだ独占されていないように見える。
それだけの話だ。しかしそれが大きい。

今のネット環境などの影響で本当の意味での一極集中が発生している状況だと日本の変化の相対的な遅さが結果として良いものに見えてしまうような所もあるのでは?なんとも皮肉な話だ。



とまぁ、こんな感じで。
この所のゴタゴタに関する愚痴混じりではありますが、中国から見た日本のマンガ業界のイメージなどイロイロな話が出ていました。

今回の件は隣の芝は何とやらという面もあるかと思いますが、こういった話題を通じて現在の中国の業界や読者が抱えているモヤモヤのようなものも浮かび上がってくるのは興味深いですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「あの宇宙の法則を乱す栗まんじゅうが提供されてしまうのか」

ありがたいことにネタのタレコミをいただいたので、今回はそれについてを。

中国の方でも「哆啦A梦」の名前で「ドラえもん」は大人気で小さい頃から見ていたという人も多いことから、中国オタク界隈でもちょくちょくドラえもん関係の話題で盛り上がったりしています。


そんな中国で先日
「藤子・F・不二雄ミュージアムでバイバインな栗まんじゅうが提供される」
というのがちょっとした話題になったそうです。
バイバインで無限くりまんじゅう!?(川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の藤子・F・不二雄ミュージアムで公式に、例の栗まんじゅうが提供されてしまう模様。
お替りを頼むたびに倍になる……!

あの宇宙の法則を乱す栗まんじゅうが提供されてしまうのか。

これは実際に食べてみたいな……あと藤子F不二雄ミュージアムの存在を初めて知ったが、かなり気になる場所だ。

無理だ!宇宙に捨てるしかない!

1000円って60から70元くらい?
そんなに払ってわざわざ「饅頭」食べるの? ファン向けでもちょっと……

漢字は一緒だけど日本の「栗饅頭」ってウチの国の主食の「饅頭」(マントウ)とは違うぞ?普通のマントウよりは美味しい。

日本語の「饅頭」って基本的にお菓子の意味だからね。あとはこっちの「包子」とかも日本語だと饅頭の範囲だったかな?

これはたくさん頼んで回収して売り払えば元を取れるのでは?
それか複数人数で1個だけ頼めばコスパ最高なのでは?

日本語でちゃんと「お持ち帰りはできません」と書いてあるぞ!
あと恐らくこういうのは基本的に一人で食べないといけないんじゃないかと。

恐らくバイキングみたいなもんだろう。席に着いたら各人が注文すると。
当然持ち帰りは無しで、シェア禁止とかは子供の客もいるだろうからそこまで厳格にはやっていないとかじゃないか?
どちらにしろ、ちょっと試してみたいメニューだなあ。

ドラえもんならどら焼きじゃないの?

これ元ネタはのび太が1個残った栗まんじゅうをもっと食べたいというのから始まるから、ドラえもんの方じゃないんだよ。

藤子不二雄作品は食い物が美味そうなんだよな……実際に本物を食べるとそんなでもないのに。

ああ、思い出してきた。
あの見終わったあとにうっすらと怖くなる話か。

当時の私は、宇宙が大丈夫なのかと心配になったっけなあ……

こういうサービス込みの食事は良いねえ
カフェのメニュー見てみたが、アンキパンなんかもあるんだね。あとウソ800が提供されているようだがこっちも非常に気になる……

日本のコンセプトレストランはいつも予想外のネタ、予想外のやり方で笑わせに来る。

ところで私は栗まんじゅうってドラえもんでしか知らないんだけど、実際の味はどうなの?食べたことのある人いない?

栗入り餡の餅って所かな……自分が食ったのはパサパサ気味で、いわゆるあんぱん系統の食い物にも思えた。

だから150円のお茶で稼ぐ……というわけではないか。
水分補給したら食えなくなるし、かと言って食わないとお茶のお替りが出ない。

時間内に食いまくって元を取るにはどれくらい食べれば良いんだろうか。

好きだとか興味あるだとかでなく、量だけが目的なら千円もまんじゅう食わずに別の食った方がいいんじゃないか?
日本のお菓子は安くておいしいのがイロイロとあるぞ。

倍で増えていくと……4皿まではいける……かな?

カップの大きさから考えると、3皿7個までなら食べられそうだがその後の8個追加は無理かも。

俺も4皿目の8個が壁だな。
そしてそれを乗り越えたら16個追加か……!

小さい頃にとても食べてみたいと思ったお菓子で、当時の自分はなぜみんなは食べきれないのかと不思議に思ったもんだよ。
でも今は食べられる量も把握しているし、ある程度増えてしまった時点で食べきるのは無理だと分かってしまう。

指数で増えていくのは無理だよな。

ところでこのエピソードってロケットで宇宙に捨てるというオチだったと思うが、あれって大気圏で爆散させたり燃え尽きさせるのじゃダメなんだろうか?
子供の頃からずっと疑問なんだが。

食べきれずに残ったら増殖を再開するから破壊はどうなんだろう?
爆破しようが焼こうが消滅するわけじゃない。

「食う」というアクション以外はリスクありそうなんだよね。
食べたものに関しては増殖しないというのしか分からない、

SCPにそういうケーキあったよな。
あれの元ネタはコレだったりするのだろうか?

子供の頃に思い付いたネタと言えば、俺はひみつ道具の「ミニ・ブラックホール」で処理するのはダメなのだろうかと不思議に思ったっけな。

それにしてもバイバインは小さい頃は特になんとも思わなかったが、今になって考察してみるとかなりトンデモナイことやってるように思える。制限なしに質量を創造してしまうわけだから。

最後は銀河系レベルになるんだっけか。

無限に増殖していくというのが強烈な恐怖につながるというのを子供に思い知らせる良い設定だった。まんじゅうから宇宙の危機を意識させられるとか本当に感心するネタだ。

ちょっと怖いけど、そのまま宇宙の存在を空想できるようになるSF的な話だよね。
こういう話があって藤子不二雄はやはり凄いと後から気付く。



とまぁ、こんな感じで。
栗まんじゅうとバイバインのエピソードに関しては、「あの話か」と気付く中国オタクの人も多いようでした。

子供の頃に無限に増殖する栗まんじゅうに恐怖を覚えたという人がそれなりにいるようでしたし、ドラえもん関係では中国オタクの面々にとって子供の頃のトラウマを刺激するエピソードやひみつ道具などが他にもまだイロイロとありそうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「女性主人公の少年マンガ作品って増えないのだろうか?」

ありがたいことに
「中国では百合萌えや女性主人公萌えが増えているという話を聞きますが、実際はどうなのでしょうか?声が大きいだけという話も同時に聞くもので……」
という質問とネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

いただいた質問にもある通り、近頃の中国オタク界隈では女性主人公が受け入れられ易くなっている、一昔前に比べて女性主人公の作品の人気や話題性が高まり易くなっている印象はありますね。
また男性向け女性主人公作品の傾向に関する考察もイロイロと出てきているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「今後女性主人公の少年マンガが増える可能性は」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


女性主人公の少年マンガ作品って増えないのだろうか?
私は最近女性主人公の作品が見たくてずっと探し続けている。

今の状況から更に増えるかは分からんが、今の時点でも反発あるからなあ
「男性主人公がいないなら見ない」という人はなんだかんだで結構いるわけだし。

百合萌えは目立つが、作品の再生数を考えると数が多いわけではない。実際の需要と供給の状況がイマイチ分からん。

なんだかんだで「少年マンガ」だと女性主人公でずっとやっていく作品は珍しい。
もう少し狭い、オタク向けの作品だと珍しくなくなるんだけど。

最近の比較的人気の高いのだと「約束のネバーランド」とかかな?女性主人公の少年マンガ系作品って。

俺も一般向けの熱血系作品を女の子主人公でやって欲しい。できればライバルも女の子、味方にもたくさん女の子で!
ただそれが難しいのも理解はできる。

男性主人公と女性主人公では感情移入の問題があるからね。

直接的なものではないが、私は百合萌えの実数や、TSを許容できる人間の数がそこまで多くならない所からも、女性主人公作品が主流になるのは難しいように感じられる。人気作品が出てこないわけじゃないだろうけど。

そういうのを見たいなら百合作品を見ればいいのに、なんで少年マンガに侵攻しようとするの?

そもそも、少女マンガじゃだめなのか?
少女マンガでも女性主人公視点で成長していく、熱血な作品はあると思うんだが。

そういうのも悪くないけど、展開やキャラの行動原理が少女マンガ的なんだよね。私は少年マンガ的展開やキャラ描写を女性主人公で見たいんだよ!

分からなくもない。感情描写、人間関係の描写が少女マンガ、女性向け作品だと何か違う。ストーリー的には面白くても。
そして少年マンガだと百合かハーレムか、みたいな作品が選択肢の中心になってしまうのがもどかしい。

「CLAYMORE」みたいなので良いのかい?
ああいう作品だと、似たようなのを見つけるのは難しそうな気もするけど……

キャラ造形に成功している女性主人公が少ないのが問題なのでは。そこを上手くやれれば少年マンガでも女性主人公は増える。

うーむ、そこはどうだろう。
絵がキレイじゃなけりゃ見ないというのと近いレベルで、主人公が女なら見ないみたいな人はいるぞ。商業どころかネット小説でさえも。

そのうちたくさん出て来るようになるんじゃないの?
そういうのって時代と共に変化していくし、今では日本の漫画は女性キャラメインの男性向け作品も増加傾向にある。それに日本のマンガはどんどんオタク向けになっている。人気獲得を考えた場合、るなら男性向けなら女性キャラを中心に、女性向けなら男性キャラを中心にすればいいと思えるくらいだ。

ジャンプ系だと「めだかボックス」とかもあったね。
少年マンガだと女性が主役扱いでも段々と焦点が男性キャラにズレていく気がする。例えば古い作品だが「GS美神」は美神から横島に主人公が交代していった感がある。あ、でも「絶対可憐チルドレン」は女性主人公でいいのかな?

私は「スクールランブル」を思い付いたが、あれも段々と播磨の方に移っていったからなあ

「プリキュア」のように、ファンは少なくとも燃える熱血女性主人公作品で百合じゃない作品には増えてほしいと思うね。

プリキュアは女の子向けで、そっちの方では大人気だぞ。女の子向け作品で少年マンガ的、ドラゴンボール的なことをやっているだけ。
ファンが少なく見えるのは男の方だけしか見ていないからだろう。

「魔法使いの嫁」とかはどう?女性主人公な少年マンガで面白い独特な作品だと思うけど。

「魔法使いの嫁」の掲載雑誌は少年マンガ誌じゃなくてオタク向けマンガの雑誌だな。そういうオタク向けや青年向けだと女性主人公はそこそこ多いはずだし、このスレの条件とはちょっと違うかと。

大人気になった女性主人公少年マンガなら「CCさくら」とかもあるし、今後も別に出てこないわけじゃないと思う。

「CCさくら」連載雑誌が明確に少女マンガ雑誌だよ。男のオタクが食いついただけ。「セーラームーン」とかもそうだ。
でも「ツバサ・クロニクル」は少年マガジンで連載されていた少年マンガの作品になるし、「CCさくら」のような作品を少年マンガでやるというのは一つの手段かもね。

私は面白い作品であれば主人公の性別どっちでもいいや。とりあえず「ジョジョの奇妙な冒険」の第六部みたいなのが増えるなら歓迎する。

ちょっと自分の好みを考えてみたが、「クロスアンジュ」みたいなのなら自分も歓迎できるが、少女マンガ的なキャラの内面描写や恋愛関連の選択や価値観が前に出てくると厳しいかもしれん。
ラブコメは好きなんだが、少女マンガ系作品のシリアスが入った恋愛はなんかついていけなくて……

昔より今の方が女性主人公作品は難しい気もする。
今は女性ウケするかどうか、言ってみれば主人公が女なら見ない女性読者をどうするかという問題がある。

男性向けで考えることに加えて、今の時代は女性人気というのも影響するからね……「聖闘士星矢」とかの時代から女性人気というのは大きかったそうだが、今は更に存在感が増しているように感じられるよ。

言われてみれば。
自分は女だけど、男性主人公やその周囲の男性キャラ目当てに少年マンガを読んでいるわ。

現時点の社会環境では無理な話。アジアに蔓延する男を持ち上げて女を叩く環境で固まった思考ではね。
アジア文化圏では女性を敵視するから女性を主人公にするなんて言うのは無理。独立した人間としての話す権利すらないから「女性も男主人公を好む」なんてレッテルで封殺される。

時代や社会的なものというより、普通の需要の問題じゃないかな。少年マンガって文化ではあるが同時に商業作品、消費コンテンツの最もたるものだから。
そもそも女性主人公作品は今に始まったわけではなく、昔からある。自分の思い出せた中で古いのは「キャッツアイ」や「ドクタースランプ」とかだ。女性主人公作品自体は少年マンガ雑誌で普通に連載されているけど、アニメ化までいくのはなかなか難しいってだけじゃないかと。

ウチの国のネット小説でも女性主人公でランキングの上位に入るのは難しいからね。

少年マンガってわけじゃないが、昔の影響力の大きな女主人公作品には「スレイヤーズ」なんかもある。
あと最近の少年マンガ系だと「アクタージュ」はかなり良い女主人公作品。

「アクタージュ」も面白いな。題材が少年マンガの定番とは異なるけどアニメ化かドラマ化される可能性は高いと思う。ただドラマ化で止まってしまうと、結局はマニア向けに留まってしまいそうな気もするな。

思い付いたのは「キルラキル」かな。ただ間違いなく女性主人公かつ少年マンガ的なノリだけど、非常にオタク向けだから少年マンガ的作品かと言われると迷うわ。

少年マンガの女性主人公で最初のハードルになるのは、「少年の好み」に合っているかだろう。
これは女性の地位がどうこうとは関係ないし、おっさんやオタクの好みでは判断できない。

異性の主人公をメインにした作品って小さいときはハードル高いからなー
例えば女の子みたいな趣味や感性の男の子であっても、女の子とはまた違うしね。結局、女性主人公人気になる男性向け作品が対象年齢層高めの作品になってしまうのは避けられないのかも。

上で例として出ている「約束のネバーランド」は見ている方が性別気にならないタイプのキャラだから例として妥当なのか判断に迷う。
このスレに書き込んでいる人の思い浮かべる「女性主人公」がどんなものなのかは結構あやふやなんじゃないか?

外見だけ女性にして中身は男キャラっぽい、そのまま外見男に変えたら男性主人公で成立するのもあるね。でも男の作家の描く、男性ファンにウケる女性キャラがちゃんと中身が女性的かとなるとまた怪しくなるからなあ……

スレ主に限らず、こういうジャンルの基本から外れた方向の要求をしだすとキリがないぞ。基本的な部分が合わなくなってきているんじゃないか?

そう言われると否定し難い。
実際、普通の少年マンガに飽きてきているのは確かだ。

それはもう別ジャンルに行った方がいいのでは?
あとは日本語勉強して日本のマニアックなマンガを探すとか?
大衆向けのアニメ化されるような人気作品を中心に探しても、最大公約数的な作品ばかりになる。



とまぁ、こんな感じで。
嗜好としては理解できるものの、主流になるには……といった印象の人も少なくないようでした。

以前中国オタクの方から聞いた話によると
「ラブライブ!」が大人気になった辺りから男性のオタクの間で
「登場人物全部女性の作品でも楽しめる」
「男主人公がいなくても感情移入の対象に困らない」
という傾向が中国オタク界隈でもかなり一般的になっていった所もあるそうですが、それでもライト寄りな層も含めた定番として考えた場合、やはり入り口は狭くなるようです。

ただ最近話題になった「メインキャラが女性」な作品を見ていくと、中国では比較的珍しいアニメの放映が終わっても話題が続くような作品人気や話題性を獲得していたりもします。
女性主人公、或いは女性主人公達で何をやるのかが重要なのだとは思いますが、オタク向けということではイロイロと気になる要素ではありますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「歴代ジョジョで誰が好き?」

ありがたいことに
「近頃の中国ではアニメ化もあってジョジョ人気が盛り上がっていますが、歴代ジョジョの人気についてまとめてみませんか?」
といったネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国における「ジョジョの奇妙な冒険」

人気は、90年代の海賊版マンガで大量に日本の作品が入った頃から続いていますが、いただいたネタのタレコミにあるように近頃はアニメの影響もあり、中国においてこれまでで最もジョジョの人気が高い状況になっているかもしれません。
ディオなどを中心に大人気いキャラが出たり、ジョジョネタが中国オタクの一般的なネタになったりしているという話もあります。

ちなみに現在の中国では
「JOJO的奇妙冒険」
という中国語タイトルになっているようですが、昔は
「喬喬的奇妙冒険」
という中国語で広まっており、ジョジョの中国語表記が
「喬喬」
だったことから、各部の主人公のジョジョに関してpart1から順に
「大喬」、「二喬」、「三喬」
と呼ばれることも多いそうです。(もちろん他の個別のあだなもありますが)
さすがに検索などを見てもまだ三国志関係の大喬が圧倒的に強いものの、中国オタク界隈でジョジョ関連の話題で「大喬」と出たらそれはジョナサン・ジョースターのことになるのだとか。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「歴代ジョジョで誰が好き?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「ジョジョの奇妙な冒険」のアニメで随分とジョジョファンが増え、ネタも通じるようになったがここでちょっと知りたいことが出てきた。
みんなは歴代ジョジョで誰が好き?主人公として見るのでも、普通のキャラとして見るのでも構わないから教えてくれ!

すぐに思いついたのが第三部だった。

一番好きなのは二部のジョジョかな。良くも悪くもクレーバーで面白い。

濃い所でも薄い所でも大体は第二部か第三部の人気が高くて、他はそこまで大きな差は内容に感じる。

ジョセフはアンチがほぼいないけど、承太郎は好き嫌いがハッキリと分かれるように思う。濃い方だと特に。

承太郎のキャラ、特に性格には好みが分かれるからね。なんだかんだで古い時代の中二病特化キャラでもあるし。

分かる。でも俺はやっぱり承太郎が大好き。
彼の言葉ではなく行動で表すもの、無言の強さと安心感は俺の心をつかんで離さない。

安心感なら私は仗助を思い浮かべる。
これは第四部の仗助達の関係から感じているものも大きいかな。

第一部も人気が低いわけじゃないんだけど、ファンの勢いとか二次創作ではどうしても厳しいものがある。

俺は第一部のジョジョ大好きだが、死に方が突然の展開だし、その後にジョジョの世界やキャラが急速に拡大していくから扱いが小さくなってしまうのもしょうがないとは思う。

第一部の頃はアニメ版ジョジョに対する注目が薄かったのもあるしね。
第二部はアニメで勢いが一気に増してネタも増えたしそれがそのままジョナサンの人気にもつながっていると思うんだけどね。

アニメ化の影響による人気の上昇は第一部が最も大きかったと思うけど、ディオへのものもあるから……

私の印象では人気が高いのは第二部、第三部、第五部なんだけど。

それって強さ談義も入ってないか?
キャラ人気になると第七部のジョニィや第四部の仗助も結構人気あるぞ。

まぁ第二部だね。有能で更にユーモアも愛もある。

ジョセフはややチンピラっぽい感じではあるが、内に秘めた熱さもある。友人になったら濃い関係になれそうだ。

ジョセフのちょっとチンピラな所のバランスは絶妙だ。
こっちの国産作品によくある微妙な俺TUEEEEE主人公と比べると、チンピラ具合と下品さの見せ方の違いを感じてしまう。

友達になりたいのは東方仗助、一番好きなキャラということなら第七部のジョニィかな。
ジョセフもカッコイイと思うが。

私もジョニィ・ジョースターが一番かも。
弱かったキャラが立ちあがり強くなるのが大好き。

自分は第一部と第三部。
あとは消去法で考えていくと、第五部が一番下になった。

うーむ、思い入れ補正もあってか第七部が自分の中では優位だ。第一部や第三部も大好きなんだが。
あと第五部が下になるのはなんとなく理解できる。

ジョルノは主人公力が低いから、こういう比較だと厳しい。
キャラとして落ち着いている上に精神や能力も完璧過ぎるんだよね。はっきりとした欠点や弱点が無いことが逆に印象を薄くしてしまうような……

第四部と第五部はジョジョ以外のキャラ、特に岸辺露伴とブチャラティの人気が高いから相対的に不利だと思う。

私はジョルノ好きだよ。彼は女性人気高い気がする。ただ私もそうだけど、カップリング的に好きな人も多いかも……
他に好きなのは徐倫で、ヒロイン的女性キャラとしてはわりと自分の理想像だったりする。

俺は普通に仗助好きだぞ。露伴も大好きだ。
自分の中では主人公だと第四部、第二部、第七部の順かな

仗助とジョニィまで絞ったけど、これ以上は無理だ……どれが一番かなんて決められない!

私も第四部かな。作風も一番好き。
ヘンな髪形も嫌いじゃない!

承太郎は主人公として理想的だ。
そしてあのタイプを目指そうとしてずっこけたキャラや、リアルの人間もたくさん出ているのでは。

承太郎は本当の「男」って感じだ。普段のそっけない態度と時折見せる無言の優しさが良い。

承太郎は徐倫関係になると印象が悪くなるのが弱点。
あの二人は父娘関係でかなり人気を落としているようにも感じる。

私はあの父娘が好きなんで、第三部と第六部のジョジョになるんだがなあ。
最後の展開に不満が出るのも理解できるが。

第六部は父親であったからこそ敗北につながったがそれは何も悪いことではないし、私の中の空条承太郎のイメージは別に崩れていない。
だからやはり承太郎と徐倫になるかな。私が好きなのは。

私は徐倫と結婚したいです!!

やはり第二部のジョジョ!
第三部にも出演するが、そっちは別。

ジョジョファンに対して大っぴらには言い難い所あるけど、私も第三部のジョセフは苦手だったり……

なかなか決められないが、若い時のジョセフ、それから承太郎かな。
第三部のジョセフはスタンドがパッとしないのもね。初期のスタンドだから他のキャラのスタンドが分かりやすくて派手だというのもあるだろうけど。

キャラの性格という点で一番気に入っているのは第七部のジョニィだね、荒木先生の描写も神ががっている。

性格だと仗助が一番好き。
古い不良の外見と中に宿す尊い精神性のギャップがたまらない。

ジョニィは本人の成長に加えて、ジャイロとの友情もあるからこういう比較では加点してしまうわ。

分かる。成長する主人公ってことで、ジョニィや徐倫を好きだという人も少なくない気がする。
ちなみに私はジョニィの自分の「マイナス」を「ゼロ」に戻したいだけだッ!と言うシーンのセリフを中国語でも日本語でも言えるようになってしまった。

好きなジョジョの主人公を決めるのは難しいが、ジョジョで一番好きなキャラは簡単。
ディオだッ

ディオまで入れたら人気全部持っていきそうだから無しだよ、無し!



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国オタク界隈ではジョジョを語り出すと止まらない人も出ている模様です。

ちなみにこの件について教えてくれた方によると
「中国と日本のジョジョ人気の傾向で違うのは、第七部の人気の高さではないかと思います。中国では第二部、第三部に次ぐ人気という見方もありますし、人気投票でも第二部や第三部に次ぐ位置に来ることが珍しくありません」
「恐らく現在の中国ではリアルタイムで追いかけた、或いは比較的新しい作品として読めたのが第七部からだという人が少なくないのも影響していると思マス。」
とのことでした。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

5/18修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「ウチの国の二次元ジャンルにアメコミって入るの?なんか違う気もするんだが」

ようやくゴタゴタに一区切りつきそうですが、体調の方がグダグダです。
ありがたいことに
「中国ではオタク向けジャンルが『二次元』と呼ばれるようになっていますが、二次元の範囲ってどんな感じなんでしょうか?」
という質問やそれに関係するようなネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

いただいた質問にもある通り、
近頃の中国ではオタク向けのジャンル名称として日本語から来ている「二次元」というのが定着して様々なコンテンツやスタイルに対して使われています。
しかしその範囲の認識については人それぞれな所もあるようで、時折「二次元の範囲」についての討論が行われたりもしているようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「アメコミは二次元ジャンルに入るのか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって


ウチの国の二次元ジャンルに関してふと思いついたんだが、アメコミって二次元に入るの?
オタクの話題としてのアメコミはそれなりにアリだと思うが、二次元扱いして良いのかは自信が無い。なんか違う気もするんだが。

私はアメコミは二次元の範囲内ではないと思っているが。

日本の作品もアメコミの影響で発展したわけだし、流れ的には二次元扱いしても良いんじゃないだろうか。

二次元の定義がわりと曖昧だからなあ……

自分はアメコミは二次元内だと認識している派だ。

二次元は日本の作品、日本のアニメやマンガだけだと言う人間もいるけど?

「マイリトルポニー」みたいなのは明らかに二次元扱いだし、今の時代にどこで作られたかというのは意味が無いわ。
結局は作品の内容、雰囲気次第じゃないか。

日本産だけが二次元とか言い出したら国産の二次元作品どうなるんだよ。

さすがに国産マンガやアニメは二次元だろ。

国産作品も二次元かどうかはわりと怪しい時があるしなあ……日本の作品の二次創作なら二次元だけど、国産CGアニメとかになると分からなくなる。

3Dは二次元じゃない気もするが、日本のアニメ風の3Dとかもあるしね。
定義を厳密に考え出すと色んな例外が出てきて分からなくなる!!

国産マンガに関しては明確な境界線は無いような。
ただアメコミを急に出されると二次元かどうかで迷うかも。

二次元とは文化だから、アニメやマンガやゲームのアートを指すものだ。
だからきちんとしさ国産アニメやマンガであれば二次元文化だし、子供だましの量産アニメは二次元文化にそぐわない。作品に関る態度の問題でもある。

アートだとか作品の価値だとか、子供向けじゃないとかやりだすと、プリキュアとかの子供向けアニメを二次元扱いにしていいのかという話も出てくるぞ!

アメコミに関する判断基準は簡単だ。アメコミはリア充の見るもの、彼女と一緒に見るものだ!
俺達キモオタとは関係ない。つまり二次元ではないんだ……

女の子と一緒に見に行く映画の選択肢とかをイメージしているのかもしれんが、実際はアメコミ見たがる女の子ってかなり少ないぞ。

アメコミ好きな女性がいるとかどこのバースの話だよ……

二次元文化って自然発生的と言うか、文化の定義から始まったものでもないし、結局は感覚的なものだから難しいな。
私は日本のアニメやマンガゲームの空気があれば二次元だと思うけど、純粋なアメコミの系譜の作品になると別ジャンルな気がしてくる。

そもそもの前提として「二次元」という言葉が日本語な時点で、日本の作品メイン、限定な印象になるのは確かだ。しかしそういうのを気にせずに使われている印象もある。
(訳注:日本語の「二次元」に相当する中国語は「二維」です)

アメコミもオタクとしての知識にはなる。
自分は最近のアメコミ映画は普通に楽しんでいるし、ネタの共有的なことはやる。しかし二次元枠かと言われると違う感じがする。

スーパーヒーローとか変身ヒーローはジャンル的に二次元だと思うんだけど……
強力な力と主人公補正で戦うのは良くも悪くも二次元に共通するネタだし、それをさかのぼるとアメコミに行きつくと思う。

アメコミも単純なパワーと主人公補正ばかりじゃないぞ。深い内容の作品もある。あまり広まらないだけで。

アメコミに関してはむしろそっちの深い、大人向けの部分の方が広まっているんじゃないか?評価の面でもね。
私はそのせいで逆にハードルが高くなっているようにも感じる。もっと単純な、良い意味で子供向けな作品であればいいのにとね。

そういう深い方に行ったり、現実世界とのつながりが常に存在したりするのが、アメコミ系作品が非二次元的に感じられる理由かもしれん。
現実の社会問題とかもテーマにされるし、二次元は二次元と割り切れない。それが悪いわけではないんだが。

話題としての扱いやすさの問題もある。
二次元界隈はアメコミネタよりも、純粋に日本の作品や日本の作品的な空気について語りたい人の方が主流だ。

アメコミ系は濃さ、知識量の個人差が大きいしね……映画だけ語るならいいけど、マニアな方向に行くとめんどくさくなる。
あと今思い付いたが内容に加えてビジュアル的なものも理由になるんじゃないか。

その意見は理解できる。私は「ジョジョの奇妙な冒険」があまり二次元に思えない……!!

とりあえずどこの国の作品かというのはあまり関係ないと思う。
マーベルやDC以外の、例えば上で出てる「マイリトルポニー」とか、あとはディズニーは二次元扱いでいいだろ?

ディズニーを二次元じゃないというヤツはいないと思うが、アメコミヒーローを二次元と言うかは判断が分かれるような。
ウチの国の二次元、その前のACGの流れでは日本のアニメやマンガ、ゲームが中心だったから。

ゲームならそれこそ「MARVEL VS. CAPCOM」みたいなのあるし、厳密に分けるのは不可能じゃないか。

日本の二次元作品を見ていると、普通にアメコミネタを取り込んでいるし二次元枠にしちゃってもいいんじゃないかなーと

FGOでもキャラそのままではないけどアメコミ系のお約束ネタを持ち込んでいるサーヴァントの一群がいるからな。

結局は感覚的なものだろうし、あまり難しく考えないでもいい。
自分の場合は近頃のアメコミヒーロー系の映画やドラマの実写までいくともう二次元じゃない。ビジュアル的にも、内容的にも。

2D平面な作品、或いは2D平面的な画風の作品であれば二次元でいいだろ。
アメコミは広義では二次元だけど、狭義では二次元じゃないくらいでさ。

2Dを基準にすると、特撮はどうするんだという話が来るぞ!
特撮は「真人動漫」でアニメ枠だったという背景がある。

あー……特撮とかはウチの国の二次元だと結構判断が分かれるな。伝統的に「動漫」カテゴリにされていたから、二次元の関係に思える。
日本の作品に関しても普通にオタク向けの作品扱いで出てくるし。

特撮は2.5次元くらい?
コスプレ単独よりは世界観や雰囲気的には二次元寄りだと思うんだけど。



とまぁ、こんな感じで。
グダグダなやり取りが続いていました。

上のやり取りにもありますが、「二次元」という言葉自体が日本語ですし、日本のコンテンツのオタクの間で使われていたのがボトムアップ的に広まった概念という話もありますから、いざ定義を考え出すと日本のコンテンツベースでのものになるようです。

ただ実際の所、現在の中国におけるオタク向け、場合によっては若者向けで非3Dなコンテンツに対して使われているような節もありますし、かなり好き勝手に使えるジャンル名称という印象も受けますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「負けヒロインの処理方式はどうすればいいのだろうか」

年末が近くなって私の周辺もゴタゴタしております……ありがたいことに手頃なネタのタレコミと質問をいただいたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではラブコメ作品に限らず、複数のヒロインが出る作品のヒロインの勝ち負けが定番の話題となっており、ヒロインごとに党派が形成され日夜不毛な争いで盛り上がっている模様です。

ただ作品本編でヒロインの恋愛模様に明確な勝ち負けが付くと、争いが本格的に荒れたりその後に禍根を残し易いというので難しい所もあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「負けたヒロインはどういう扱いをすれば良いのか」
などといったに関するやり取りが行われていたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


みんなヒロイン党争大好きだけど、負けヒロインのその後はどう解決すれば問題無いのだろうか?
紛争が長引くのは作品ファンとして本意ではない。

紛争が長引くから作品の人気が維持できるような所もあるが……それはそうと、どういう負けヒロイン処理方式が良いかという話か。

処理方式って嫌な言い方だな……

ファンが納得する流れってのは難しいが、後を引きずらない、吹っ切ることができる流れを考えていけばいいのかね。
とりあえず主人公とは別の相手を見付けて幸せになるというのはどうなんだ?

それやると今の時代NTRとかの扱いになりかねんし、今度は相手として相応しいかという問題が出てくる。

ぽっと出のモブ、少なくとも見てる側が感情移入できないモブキャラとくっ付いてというのはわりと荒れるぞ。

でもハーレム系や純愛系の作品の主人公が恋人としてヒロインに相応しいか、ちゃんとしたマトモなキャラかという問題が……大体聴覚決断力判断力あと人格に問題が発生しているし。

やめろ!それを言い出したらキリがない!

閃いた。ヒロイン同士でくっ付けばいいんだよ!

好きな女のために命をかけてロボで戦う男がヒロインを百合に寝取られている作品あったな……

だから主人公以外とくっ付けばいいだけなんじゃないの?
別に負けヒロインが誰と結婚しようが問題無いだろ。高校の恋愛がそのまま結婚につながるなんてリアルだと逆に珍しいんだから。

そういう俺分かってる的な発言はいいから。
ここで話ているのは負け犬ヒロインのファンが納得する方向についてだ。

作品の中でヒロインから離れていくというのは?
そうすればヒロイン側の負け犬感が減る。

ある程度解釈というかその後の妄想の余地を残しておくのが良いのでは。
下手に結果を確定させると希望が無くなる。

外伝で新しいストーリーやキャラとの出会いを描写すれば良いと思う。
負けヒロインも別の所で良い人生を過ごしているみたいに。

それはそれで上手く描かないと負け犬ファンに追加攻撃が来ることになるんだが。

そういう外伝は描かない方が良いと思うんだけどなあ……結果的に未確定だからこその希望を打ち砕くことになる。

やはりその辺のぽっと出の主人公にのモブキャラとくっ付けてはいけない……

「いちご100%」は何がしたかったのか。
作者がやり残したことを今更やってみたのだろうか。

この手の話題ではよく出る対策だが、ギャルゲーの如く複数ルートを作っておくのはどうなんだろう?

それあんまりゴタゴタに対して効果が無いから、ファン対策としてはどうなのかと思うわ。

ゲームで別ルートあっても、大体の話題はアニメや原作小説とかだからね。
自分の経験でも紛争の解決手段にはなっていない。

IFルートを作っておくこと自体はマイナスにはならないんじゃないか?
メディアによっては広まらないが、ファンの心の支えになるのは確かだろう。

やはりゲームみたいに複数ルート作ればいいんじゃないの?
作る方は疲れるだろうけど、歓迎されるのは間違いない。

現実的な問題として各ヒロインとの関係を掘り下げた複数のルートを全てやるには放映時間も、連載の紙面も足りない。アニメやマンガは量に制限がかかっているんだよ。
やるとしたらヒロイン変更での連作短編みたいになってしまう。

複数ルートのための工夫を最初からやれば可能だろうけど、基本的に複数ルートはゲームだから成立するやり方だろう。
ネット小説のように量の制限の無いメディアではやれるかもしれないが、人気が出てアニメ化やマンガ化したら編集してルートを絞ることになるだろう。

ネット小説で複数ルートが流行っていないのは需要が無いということでは……
あとそれをやると話題が広がらないんだよね。それにヒロイン争いがサブ的な要素になっている(でもファンの話題はそっちに集中)タイプの作品だと複数ルートは使い難い。

勝ち負け、駆け引き、ドロドロがファンを引き付けて話題を盛り上げる所は間違いなくあるし、ヒロイン増やしてハーレム肯定にすると競争が無いと恋愛面での盛り上がりは無くなる。
俺TUEEEEE作品のようにヒロインが主人公の俺TUEEEEEの表現パーツ的な作品とヒロインの扱いならそれはそれで良いんだが。

俺はハーレム作品歓迎だから問題無い。ヒロインは全て歓迎。

お前が見ているのはどこの世界の二次元だ?
二次元には正しいハーレム作品は基本的に存在しない。

同意。正しいハーレム作品は少ない。ほとんどは一時的にハーレム的な状況に浸れるだけで一人しか選べない偽ハーレムだ。

ハーレム系でありながらヒロインを一人に絞るのはアレだが、純愛系で一人に絞るのは別に嫌いじゃなかったり。

複数ヒロインハーレムと見せかけて最初に正室を確定して他のヒロインキャラを各エピソードの舞台装置的に扱うというのもあるぞ。
問題は主人公の屑度が高まり易いということだが。

こういうのは主人公の親友枠とくっ付くのがベターじゃないかな。そういうのがいない作品については無理だけど。

うむ。負けヒロインを孤独なまま終わらせないために、主人公以外に優秀な男性キャラを複数出しておくべきなのでは。

それやるとガラスの心のオタクがダメージくらうぞ。恋愛系、特に男性向けは主人公に感情移入して見る人間が多いわけだし、優れた比較対象をすぐ近くに配置するのはマズイ。

主人公に感情移入する形だとそれも問題起こるからなー
こういう炎上って応援と同時に独占欲の問題もあるから、主人公以外とくっつくことに対して納得し難い感情が発生してしまう。

容易に想像できる勝敗が確定した直後とかはマズイが、10年後とか長めの時間を空けてのその後を書くならいけるんじゃないか?

フラグの見せ方次第だと思う。負けヒロイン側に最初からカップリング相手、彼氏候補を出しておけば問題無いだろう。

彼氏持ちや彼氏候補持ちだとヒロインの方向性や属性が限定されるぞ。
少女漫画だとそこそこあるやり方だけど、男性向けラブコメ作品だとそういうのはなかなか無いし、恋愛メインじゃない場合は更に難しくなるような……

唐突にくっ付けるとどうしても批判は出る。別のキャラとくっ付ける際にはきちんとルート描写をしておく必要がある。
ただ多くの作品では本編のコントロールだけで精一杯だから、そっちまで描写している余裕が無い。

今の時代、見方によっては主人公より良い所がある的なキャラを出してくっ付けたらNTRだと言われるから放置しておくのが良いのかもなー

炎上や紛争の原因となっている支持者の目を逸らす、不満を拡散させるとなるとどうするばいいのか。
距離か恋愛以外の目的を持たせるとかになるのかね。

完全に決裂させる……のは作品によっては難しいし、留学や今は恋愛よりも仕事の成功のために生きるとかそんな感じで?

留学とかで国外に出すのは良いよね。物理的な距離による説得力が加わる。
あとは仕事や学問が恋人展開もいけるか?

紛争回避という点では完全に勝敗を決めない、未来を確定させないのが一番な気がする。
どこかで知らない誰かとくっつく、結婚するというのが現実的な話だというのは分かるが、二次元のラブコメ作品にそういうのが絶対に必要なわけではない。

やはり殺すか記憶を失わせるしか……

お前、ヒドイ奴だな……!

むしろ主人公を壊すのはどうだろう?
それだと決着の方向性が変わって来る。

分からなくもない。
個人的にはZガンダムみたいな終わり方も恋愛の決着ということでは嫌いじゃない。ただ逆のエルガイムはちょっと微妙かも。

恋愛系という扱いにはなっていないが「To LOVEる」みたいな投げっぱなしが良い。俺は二次元のイチャラブでは生ぬるい空気に浸っていたいんだよ!



とまぁ、こんな感じで。
愚痴やら理想やらに混じって現在の中国オタク界隈のヒロイン支持党関係の空気が語られていました。

こういうのは作品ごとに事情が異なるのでこれといった回答は無いかと思われますが、とりあえず心に棘の刺さったような状態で終わりたくはないというのは共通しているようですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「藤田和日郎が中国大好きってホント?」

ありがたいことに以前の記事
からくりサーカスに対する中国オタクの反応
についてネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

「からくりサーカス」

のアニメが10月新作枠で配信されているのもあってか、中国オタク界隈の一部では藤田和日郎作品に関する話題が出たりしているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「藤田和日郎は中国大好きなのか」
と言ったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。(ネタバレ的なものや勘違いしていると思われる発言もあるので一応お気を付けください)


藤田和日郎が中国大好きってホント?

私もそういう空気は感じるね。
彼の描く作品に関しては大体中国ネタが出てきてそれが重要な役割となるる。

「うしおととら」の獣の槍からして中国国産だし、「からくりサーカス」でも物語の発端の兄弟が中国人だからな。

「からくりサーカス」の次に描いた「月光条例」でも孫悟空もかなりの強さにしていたはずだ。

「月光条例」の孫悟空はキャラとしては後の方の扱いが微妙だが、能力は作中で別格の強さだったからね。
藤田和日郎作品では中国関係の背景を持つキャラやアイテムはかなり強くなる。

「からくりサーカス」の気功の扱いも強力で敵を倒すためのキーになっているからね。ただ気功の扱いについてはなんか違和感も……

気功の扱いというか、日本の作品の「気」はこっちの武侠的な軽功や内功とは違う、日本の二次元によくある日本的な気功だろう。

軽功や内功だったらむしろ「NARUTO」なんかの方が近い感じはあるよね。藤田和日郎が中国ネタを活用しようと考えているのはなんとなく読み取れるけど……

藤田和日郎は確か学生の時に中国武術にハマって中国びいきになったんじゃなかったっけ。

なるほど。
鳴海のキャラは作者の経験が投影されているんだろうな。

藤田和日郎の作品を見ていると日本における中国武術のイメージが分からなくなってくる。カッコイイのは間違いないんだが。

ウチの国でも武術に関しては戦闘技術的なものと、健康のためのものとがゴチャゴチャになってきているし、どっち寄りの視点になるかで日本の作品における中国武術の扱いも違って見えてくるような気もする。

結局は中国の巨大な市場狙いじゃないの。
あれだけ描いたのがわりと的外れなのはちょっと気の毒だが……

「うしおととら」も「からくりサーカス」も、それが描かれた時代は中国の市場価値はほとんど無い時代なんだが。

藤田和日郎作品は大ボスや重要なパートナーキャラが大体中国出身だよ。
今やっている「からくりサーカス」もそうだし、「うしおととら」も白面の者が中国から来ている。

そうだね。「うしおととら」のとらも元は中国人だ。

いや、それどっちもインド出身だぞ。
中国を通って来たから中国関係の影響はあるけど。

白面の者はインドから中国に来て、ウチの国の妖怪に勝てなかったから日本に逃げて悪さしてという流れだな。

とらと白面の者の原点になっているシャガクシャはインド人で、獣の槍を使い過ぎた成れの果ての字伏の中には中国人もいると思われる。

紅煉が確か元は三国時代の人間。重要なボスキャラではあるな。

藤田和日郎は中国ネタをよく使うけど、中国をそこまで持ち上げているという感じではない。
「うしおととら」にしても、世界観を広げて面白くするためのネタとしての活用。

昔の日本の作品を見るとよりハッキリと分かるんだが、「中国出身」「中国由来」って日本の作品では神秘性を持った特殊な背景を持つと見做される属性なんだよ。
恐らく俺達の認識している今の中国とは違う。だから違和感も生じる。

あるある。中国四千年という定番ネタ。あとは中国古代のナントカから来ているとか。

でも2000年前に作られた槍が最強武器ってのも変わった設定だよな。

獣の槍に関しては設定は面白いんだがデザインでちょっと引っかかる。
中国の矛はああいう形じゃない……
(訳注:「獣の槍」の中国語表記は「獣矛」になっているそうです)

なんかバランスが悪いよね。
大刀みたいな感じになっている。

そもそも2000年前に作られた武器で矛というのがなんかおかしい。あの時代なら戟になるんじゃないか。

その辺りは明確に区分があるわけでは無いぞ。
それに日本語の方では「槍」になっているしな。

そこは考え出すと翻訳も含めてキリが無い。そもそも日本の「槍」、「矛」の定義はウチの国の「槍」「矛」の定義とちょっと違うからヤヤコシイ。

獣の槍は元々は剣だから矛のデザインじゃないというのは野暮だろう。

作ろうとしたのは剣で、作っていた鍛冶職人が柄になり結果的に槍の形になっただけで矛とか戟を作ろうとしたわけではないぞ。

獣の槍って紅纓槍を藤田和日郎の絵柄でアレンジした感じがして私はわりと好きなんだけどなあ。

紅纓槍が元ネタで意識されているような所はあるのかもね。
布が封印アイテムとしてアレンジされていたが、絵柄の癖を除外してみるとデザイン的にはわりと定番な気がする。

しかし中国ネタが多いのに藤田和日郎作品はなかなか注目されないね。もうちょっと話題になっても良いと思う作品ばかりだ。

原作が古いし、絵柄に癖があるし、中国ネタもストレートな感じではないからね……
それにアニメも「うしおとら」の第一期が有料独占配信の流れの初期だったから、当時見て話題にする人が少なかった。

俺の知り合い「キャラの鼻がダメで読む気にならない」とか言ってる……

「うしおととら」のアニメの出来がそこまで良くなかったのも……
調べて見たが第一期の始まった2015年7月は「うまるちゃん」一強だったシーズンだな。どの作品もそこまで話題が盛り上がったえあけではなく「うしおととら」だけが特に悪かったわけでは無い。

当時の印象だと、tudouの有料会員にならないといけないというのがめんどくさくて作品について語る人もいなくなったような。

同じシーズンの話題作は確か「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」や「Charlotte」とかもわりと話題になったっけ。
あと「オーバーロード」も同時期に第一期始まったけど当初の人気はそこまでじゃなかった。だが第三期の頃には再生数3億越えに。

藤田先生のアニメに関しては、原作党からの評価も低くて、なかなか話題にしようとする空気にならないんだよなあ

「うしおととら」も「からくりサーカス」も熱くて泣けて面白い。しかし藤田先生が中国好きかと言われると判断に迷う……中国関係のネタは好んでいるなんだろうけど。

例えば「らんま1/2」を描いていたから高橋留美子は中国好きと言いきるのは違和感あるしな。一昔前の日本の漫画では様々な作品が中国や中国ネタを不思議な存在を持つ属性として記号的に活用していたような所もある。

藤田和日郎はかなりの中国通だろう。中国武術を学んでいるというのは並みの中国好きと言うレベルじゃない。しかも「からくりサーカス」では鳴海という自分自身が学んだ武術を活用したキャラを創りだして活躍させているんだから。

そこは分かるんだが、彼の描くのは昔の日本のイメージの中国だから、私はちょっと複雑な気分になるんだよ。

極端な話をすると、藤田和日郎の描く中国は現代的な中国ではないし、きちんと資料を調べた中国でもないんだよね。
創作だから面白ければ良いのは間違いないが、中国の描写という点では厳しい評価になってしまう。

日本で言う「中国四千年」ってやつだな、なんで千年減ってんだよ。

そういや日本の作品は色んな所で中国四千年と言い続けてるな……あれも微妙な気分になるわ。

夏王朝辺りから計算すれば4000年だし、別にそこまで大きな間違いってわけでもないと思うが。
ただそういうネタの出る時って現実の中国ではない、日本人の中の幻想的な中国という扱いだから、ツッコミ所も多いんだよな。

私は今の感覚で見て違うからダメというのはもったいないと思う。
中国の悠久の歴史を使うと、色んなネタが作れるし、説得力のある架空のストーリーも構築できるから気にせず楽しむのも良いんじゃないかね。



とまぁ、こんな感じで。
中国ネタが多いというのは認識しているようですが、その描写について人によっては少々引っかかってしまう所もあるようです。

これは藤田和日郎作品に限った話ではなく、近年の中国では外国作品で描写される中国的要素に対する評価がかなり細かく厳しくなっていますし、上にも出ているようなちょっと前の「中国四千年」的な中国の描写についてはあまり良い印象にはならないという話も聞きますね。

それにしても、質問もいただいている「からくりサーカス」梁師父の強さについてのまとまったやり取りはなかなか見つかりませんね……
連載を読んでいた当時、梁師父のパンタローネ様を圧倒する強さは非常に衝撃的で、私の中の中華系強キャラではいまだにトップにあるくらいなのですが。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「異世界トリップして丸太で戦う作品が日本の商業作品にある。なぜ丸太……」

艦これのイベント開始前に第二期の海域開放を終わらせて8月分のEOも一通りクリアしようとして、資源とバケツの備蓄が心配になってきた今日この頃です。

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

最近は中国オタク界隈に日本の作品が伝わる速度や範囲が随分と凄いことになっているようで、一昔前ではまず伝わらなかったような作品が話題になったりするのを見かけます。
ですが作中で使われる、現在の日本のオタク界隈で飛び交うお約束ネタやパロディネタに関しては、普通に理解されるものもあれば、イマイチ理解されないものがあるようです。

丸太を武器に戦うネタのある作品
「神眼の勇者」

に関しても、作中の丸太の扱いが現地の感覚ではすんなりとネタとしては受け取れず、少々混乱したりもするとのことです。
(小説家になろうの方はアカBANで作品が消えているそうですが、コミック版はwebでも一部が読めるようです。
モンスターコミックス _ WEBコミックアクション

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


異世界トリップして丸太で俺TUEEEEEする作品が日本の商業作品にある。
なぜ丸太……

なんだこれ
ネタにするにしたって、他にも選択肢あったろう

丸太って、最初にその場しのぎで使うとかじゃないの?

それなら俺も驚かないよ。
この異世界トリップ勇者は、ずっと丸太で戦う。

一応日本の異世界転移のお約束として神から「神眼」とかいうチート能力はもらっているけど、そういうの関係無く基本は丸太パワーで圧倒する。

「神眼の勇者」というタイトルや、物語の導入は特に変わった所は無いんだが、丸太がやたらと強調される変な作品だ。

剣術使いが中途半端な武器よりも木刀や鉄パイプが使い易いみたいな展開はあるが、丸太はそういうのから外れるよね。

使い続けた丸太の中からチート性能の剣が出るとかいった展開になると予想してみる。

これ木が鉄や不思議な金属にパワーアップするとかじゃないの?低級な武器からスゴイ武器にレベルアップさせて話のネタを稼ぐのはありがちな展開だ。

いや、コイツは少なくとも現在連載されている範囲ではずっと丸太。

ずっと丸太で、なんだか妙にバカにされているような気分になる作品だ……なんでどこでも丸太なんだよ!?

「ペルソナ」シリーズとかではバットやゴルフクラブで戦うし、丸太もアリなんじゃないの?

でもビジュアル面がな……文字だけだったらともかく、マンガで絵にするとアホな光景が発生する。

えーと……丸太で活躍って……桃白白?

あれは丸太じゃなくて柱だけどな。
まぁどっちにしろ単純な太い棒で戦うというのは……

主人公がずっと丸太抱えている画がとてもシュール。

漢たるもの、大きくて太いものを持って戦わねばならないということなのだろう!

鉄骨で戦うと考えれば強そうじゃあないか!
鉄骨を武器にするキャラだっていたはず。

棒状の太い打撃武器で戦うということなら普通にあるが、無加工(武器としてだが)の丸太は無いな。

だから強いんじゃないか?
日頃メイスとかの打撃武器最強と言っているお前らがなぜ丸太を拒否するのだ。

無理矢理好意的に見れば、破城槌を手持ちで扱えるチート能力……いや、それでも無いわ……

マジメに答えると、質量はあっても金属武器と比べて中途半端だし、武器としての加工も無いから面に加わる圧力を考えると微妙。
この作者はネタ重視した結果、リアリティ面に無視できない引っ掛かりを生んでしまった。別に何でもリアリティが言うつもりはないが、妄想する際に引っかかるようではダメだよ。

直接か間接かは分からんが、丸太を使うのって孫悟空の如意金箍棒をネタにして発展させたんじゃないか?日本人は西遊記大好きだから。
あれも大きさは変わるけど基本的な部分は未加工だぞ。

モンスターの武器としては昔からあるし珍しいものではないが、人間側に持たせるとなると発展性や強調する手法が無いし作品の人気やストーリー進行的に不利になるのでは。

ランスロットも丸太使ってるぞ。

騎士は徒手にて死せず!

Fateの?あいつが使ったのは鉄パイプだったと思うが。
確かに宝具の元ネタとしては木の枝で戦った故事もあるけど。

アニメじゃなくてFGOの幕間シナリオでぐだに丸太渡されて戦うシーンがあるんだよ。

まぁ石や岩で戦うキャラもいるし……

石は武侠系作品でもよく使われる。
投石は梁山泊の連中もボコボコにされる恐ろしい技術だ……!

昔見た「彼岸島」でも丸太で戦ってたな。あれアンデッド特効だぞ。

「彼岸島」って力のある強キャラみたいなのが丸太使ってるだけじゃなかった?

いや色んなキャラが丸太を持つ。あと「彼岸島」は日本刀では勝てない敵を丸太で倒せる。
キャラクターの成長(?)がトンデモナイことになる方がツッコミ所だけど。

このマンガ、たぶん基本的にはギャグだと思うんだが、ちょっと自信が無い。

日本の作品って普通にヘンな武器で戦わせることがあるからね。
冷凍マグロとかトイレのつまりを直すアレとか。

丸太を振り回して敵を圧倒できるような力があれば、別に丸太を使わなくても大抵の敵はなんとかなるのでは?

貧相な武器でも強大なパワーで扱えば強烈な威力になる。
超能力とか概念攻撃とか装飾過多にするのはありふれ過ぎているし、単純で圧倒的なパワーを売りにするのは一つの手だろう。

剣も刀も魔法もありふれているし、ちょっと変わった武器を出しても読者がついてこない。
そもそも現在の環境ではネット小説の作者が探せる範囲で珍しい武器を出しても、ほとんど前例が見付かる。

今は何書いてもパクリだとか言われるリスクがあるしね。
それなら開き直って丸太にするのも一つのアイデアではあるのか。



とまぁ、こんな感じで。
残念ながら中国オタク界隈では「みんな丸太は持ったな!!」というのは通じないようです。

「彼岸島」を知っている人もいることはいるようですが、近年の中国オタク界隈におけるマンガの影響力はアニメに比べてかなり小さくなっていますし、基本的にマンガ経由なネタではなかなか共通認識されることにはならないのかもしれません。
ちなみに上のやり取りにもある通り、丸太に関しては元ネタと思われる「彼岸島」ではなく、FGOなどのパロディから中心に広まっていたりもするようです。

それにしても中国では元ネタの作品が伝わっていない或いはあまり広まっていないことから、パロデイやオマージュの集大成的なFateが原典扱いされてしまうようなケースが頻繁にあるのですが、現在の中国におけるFGOの大人気ぶりを見るに、今後もオタク関係のパロネタがFate経由で広まっていくケースが出てきそうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「マンガみたいだった今年の甲子園、金足農業負けちゃったね……」

今年の夏の甲子園準優勝となった金足農業高校の活躍が中国の方でもちょっとした話題になっているそうです。
ありがたいことにこの件に関するネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国オタク界隈や日本文化系の所では日本の野球がたまに話題になったりもするのですが、今年の甲子園、特に金足農業高校については他の日本野球関連の話題とはちょっと違った盛り上がりになっているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「金足農業高校の活躍」
などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


マンガみたいだった今年の甲子園、金足農業負けちゃったね……

まずは大阪桐蔭優勝おめでとう!
金足農業高校もよく頑張った!!

大阪代表が豪華過ぎたなあ、「農隊」の吉田はたった一人で投げなければならなかったし連日の登板だと体力も尽き果てていたな……

少しだけ熱血スポーツマンガのようになるのではないかと期待していたが、現実は残酷だ。
正々堂々と戦った吉田はカッコ良いが、哀しい。

吉田は球数多過ぎたし、どうにもならなかった。5回で代えてあげるべきだったのでは……

これまでも投げ過ぎていたし、コントロールも球のノビも無くなっていたからな。スタミナ面でも精神面でも限界なのは明らかだった。

予想はしていたが、ほぼ虐殺になってしまったね。
応援している農業チームの学生の子達が泣いていて、こっちも泣きそうになった。

私は彼らの戦いがまるで「タッチ」のストーリーのように思えた。
一人のエースに頼って決勝まで行った。上杉達也のように優勝はできなかったが……

あだち充作品も「タッチ」以降は優秀なエース投手だけで甲子園というのは無くなっていくし、徐々に現実に合わせていったんだろうね。

確かに現実的な方向にいくけど、「H2」とかは当時出現した甲子園の「怪物」松坂の影響が濃いから投手の「強さ」はむしろ「タッチ」の時より向上しているように思えたり。
現実路線で補強したのは、周囲の優秀なメンバーについてじゃないかな。

現実の甲子園でもエースで勝ちあがる学校というのは出ているし、すごい速球で抑えるエースとかも出ているけど、エース一人で優勝というのは難しいからね。勝ちあがれる所のほとんどは野手も優秀だったり、エースを休ませる二番手以降の投手がいたりする。

金足農業の甲子園におけるストーリーは主人公感が凄過ぎる、ただ主人公補正が最後まで続かなかったな……

いや、彼らは最後までマンガの主人公だったと思うよ。
だけど彼らのストーリーは少年マンガではなく、頑張ったが最後には赤い土の上に落涙する、苦さの残る青年マンガのストーリーだった。

相手の大阪桐蔭って他の所でも見かけた覚えがあるんだけど、他の分野でも強豪校なの?

野球が一番有名だけど、他のスポーツも強いし、吹奏楽でも強かったはず。そういった方面に予算を投入して学校の売り物にしている所なんだろう。

吹奏楽部と言えば日本の甲子園の応援歌とか、勝った時の校歌斉唱とかも面白いよね。
あれどうやって現場で指揮しているのかも気になる。

最近の甲子園関係のニュースを見て金足農について調べているんだが、あそこは公立校だったんだね。
確か公立校って近頃の甲子園では優勝どころか勝ち上がるのも難しいんじゃなかったか。

ちょっと聞きたいんだけど、金足のスタメンの半分以上が高校から野球はじめたという情報があったんだけど、ホント?
それだったら更にマンガみたいな展開になるんで気になっている。

いや、さすがにそれはデマだ。
金足農業は野球部の歴史もあるし、過去に複数回の甲子園出場経験がある。あと吉田は今年の甲子園が始まる前から注目されていた優秀な選手で、突然出現した選手ってわけではない。

地区では強豪校だけど、秋田県が全国レベルで見れば弱小地区なのよ。今年の甲子園が始まる前の実力評価でも金足農は下位ランク。
そして相手の大阪は誰もが認める最強の優勝候補、春の甲子園の覇者だったんで、どっちにしろ実力差がとても大きかった。

金足のスタメンは軟式野球出身で硬式野球に移行したのは高校になってからという選手が多いから、高校から野球はじめたというほどではないが、ずっと硬式野球の選手とは積み上げたものが違うとは言えるかも。

相手は今年の春の優勝校で、登録選手のうち1/3がU18の代表選手で、今の甲子園の世代での半ナショナルチーム状態だったはず。

今の日本のプロ野球も大阪桐蔭出身が目立つ。

秋田県どころか、日本の東北地区は今まで優勝したことがなくて、それに関しても期待がかかっていた。
これについては公立が勝てないということより悲惨な歴史かもしれない。

100回目の記念大会でこんな神話的な展開になるのはちょっと信じられないよ。
ところで金足農業の吉田の進路はどうなりそうなの?てっきりプロに入るもんだと思ったが、大学に進学するはずだという話も見かけるんだが。

吉田といえば投球数が甲子園歴代2位で、今後野球で十分に活躍するのは難しいだろうという話を見かけたが、実際はどうなんだろうか?
歴代一位とかやっぱり怪我で壊れちゃったの?

そのリスクはかなり高いと言わざるを得ない。
ただその後に活躍する選手もいないわけじゃないんだよ。歴代一位の斎藤も北海道のプロチームで普通にやっている。

斎藤は甲子園だけの活躍になっちゃった選手だろ。結局甲子園のような投球はできないままで、この間も二軍で炎上してた。

ハムチームの斎藤は六大学野球にいって壊れたという説もあるぞ。日本の大学野球は一人の投手にかかる負担がプロ以上という所もある。
ただ自分も根拠の出せる話では無いが、さすがに700球以上投げたらダメな気がする。

ふーむ、単純にまず大学に行ってダメだったときの進路を確保しておけば安全という感じではないのか。

ドラフト1位で指名されれば契約金も入るから、そこでひと稼ぎして大学に行って学位をとるというのも日本では可能らしい。
もちろん甲子園での名声を背景に大学に行って進路を考えるというのも間違いではない。ただ投手だから大学で野球を続けているうちに故障するリスクも低くは無いという感じじゃないかな。

一人の選手に負担がかかり過ぎるのは高校野球の弱いチームについて回る問題だ……ローテーションを組むだけの選手がいないんだよ。レベルでも数でも。
逆に強豪チームの場合は控えのレベルが高くて人数も豊富だから、一人だけでチームを引っ張る必要がない。
日本の報道を見ても甲子園の熱狂の報道と同時に選手の怪我の問題が常に指摘されている。中でも投手はチーム内に代わりがいないことが多く大きな問題になっている。

なるほど。
吉田が今後も甲子園と同じパフォーマンスを発揮できるかは分からないのか……プロにいけば面白いと思ったんだが。

甲子園の問題と言えば、ウチの国のニュースでは甲子園は戦術的にも保守的でレベルが低い、アメリカのような先進的な戦術が導入されていないとか言われていたけど、その辺りはどうなの?

そりゃアメリカは最先端だし、日本はそれより遅れているけど甲子園では特に問題にはならんぞ。

バントの多用とか明らかに一昔前のだけど、前提条件が違うからね。
一発勝負のトーナメントだし、精神的に脆い学生だし、そもそも選手層が薄いし。統計的なデータを揃えて分析して……というプロと同じような戦術は成立し難い。

学校ごとに選手の数も予算も違うから理想の戦術にはならない。
そう言えば金足が準々決勝で決めたスクイズでの2点も、「普通」なら成功しない戦術だろうな。

アメリカと差はあるけど、勝負にならないほどの差ではないよ。
あえて大きな問題を挙げるなら連戦や連投による選手の怪我のリスクだろうね。学校ごとの戦力が違うから難しい所でもあるんだろうけど。

甲子園は高校生が出場するわけだから、当然どの学校も選手がどんどん入れ替わっていくのも背景として大きい。
エースや優秀な選手や、能力が固まっている選手を前提とした戦術が採用できるとは限らない。

そこがまた面白い所でもあるんだろうけどね。
私は新旧の交代が日本の高校スポーツの特徴だと思う。

吉田って高三?もし高二なら今回の活躍で新戦力が入って面白いことになると思ったんだけど。

吉田も含めて金足農業のスタメンは全員高三。
だから彼らにとっては最後の大会だった。

そうか……まさに「最後の夏」だったんだな……あの大舞台は彼らにとって一生の記憶になるんだろうね。

この日の甲子園、決勝が終わった後に虹がかかったのが本当に印象的だった。
まさに物語の場面を見ているようだった。

それにしても、こういうのを見ると日本の高校生が全国的な活動、全国の学生による大会をしているのが羨ましくなる。

確かに。
あと自分は日本の部活では応援してくれるカワイイ女の子とか、チアガールの子とか、マネージャーの子とかがたくさんいるのにも改めて驚いた。
青春は、実在した……



とまぁ、こんな感じで。
この件については日本の野球が分かる層だけでなく、中国オタク界隈で野球をテーマにしたアニメや漫画を見ている程度の野球知識の人達の間でも話題になっているとのことです。

中国の感覚では日本の部活動自体がやや二次元世界特有の、創作的なものに思えてしまったりもするそうですし、そこで更に現実の甲子園でマンガのような展開を目の当たりにするのは結構な衝撃となったのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の二次元系で歴史ネタのある作品、現実世界の歴史を舞台にした作品で面白い作品ってある?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれに付いてを。

近頃は中国に伝わった日本のコンテンツが歴史関係のネタの扱いで大炎上を起こすことが珍しくなくなっているような気もしてしまいます。
日本と中国では歴史関連で蓄積された知識や認識が異なる部分も少なくありませんし、中国では「正しいと認識しているもの」以外は排除されるというか、排除したがる傾向があり、歴史関係はその傾向が強い(自国の物は特に)ので、炎上した場合は収拾がつかないといったことになってしまう模様です。

ただそれとは別に、日本発の歴史ネタのある作品を普通に楽しんだり追っかけたりしている人も相変わらずいるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のアニメや漫画で歴史ネタを扱っている作品」
などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元系で歴史ネタのある作品、現実世界の歴史を舞台にした作品で面白い作品ってある?
正しいとか関係無く、その歴史的な空気を感じられる作品であれば良いんだが。

国産や香港のは含めず日本系だけで考えるのか。まぁ確かにそれを入れたら収拾がつかないか……

こういう題材だとマニア向けになるし、アニメよりもマンガの方が多いかな。とりあえず「ヒストリエ」は間違いなくオススメだ。

空気を感じられるというなら、「ゴールデンカムイ」も良いんじゃないか。アニメもマンガも日本のあの時代を独特な視点で描写している。
もちろんたまに……いや結構な割合で出てくる頭のおかしいキャラや描写も面白いんだが!

私が最近見たのだと「信長協奏曲」が良かった。
よく知られている人物や事件に別要素を放り込んで話を動かすだけでなく、別の解釈を持ち込んで正史とは違うストーリーになっていくのが良い。

歴史ネタの扱いが面白い作品って、定説とは違う別解釈によるストーリーにしたりとかも上手いよね。

「センゴク」もそういう感じで面白い作品だよね。
あれは日本戦国時代マニアの間では賛否があるらしいけど。

でもまぁ、そういうのってゴタゴタするからね……マンガで一部のファンだけが語るのならともかく、アニメになって一般に広まってしまうとめんどくさそう。

そこは題材次第じゃないかな。
それに日本では織田信長は非常に「好き勝手できる」存在と化しているようだ。ウチの国の歴史人物とは違う。

「へうげもの」の織田信長のキャラも面白かった。
織田信長ネタは歴史メインの作品に限らず、色んな作品に出て来るので比較してみるのも面白いぞ。

確かに。
織田信長の改変は多過ぎて何が何だか分からない。日本人はどういう風に受け止めているのかずっと気になっていたり。

FGO関係を見た限りの話だが、ネタもマジメなのもどっちもいけるみたいだね。
ぐだぐだで召喚した場合と、普通に召喚した場合どちらについても勝敗やリスクが討論されているし、この間の帝都イベントで出てきた真面目な方の信長も好評だ。

「信長協奏曲」は良い。不満なのはペースが遅すぎるくらいだな。

「信長協奏曲」はまだマシだぞ!
心配なのは「ヒストリエ」とかだ。あれは良い作品だが、作者がどこまで描けるかだけが問題だ。

面白いけど続きが心配と言えば「ヴィンランド・サガ」なんかも。
アニメ化されるらしいけどどうなるんだろうね。

私が大好きなのは「軍靴のバルツァー」だ。
19世紀の近代欧州というだけでも大好物なのに、当時の変わり行く様々なアイテムや戦術が描写されているのが本当に素晴らしい。

自分も「軍靴のバルツァー」は好き。
そう言えば「軍靴のバルツァー」と「ゴールデンカムイ」の作者が同じ、スタッフが同じという説を見た事があるけど本当?

いやいや、どう見ても別だろ。どこに共通点があるんだよ……

テーマになっている時代の社会やそこにおける生活の描写、それに加えて当時使用されていた様々な道具に対する恐ろしいまでのこだわりを感じる描写とかが理由だったと思う。
ペンネームとかは何とでもなるし、制作側が一人とは限らないしで。

どっちもマニアックな作者だったというだけだろう。
それに全く別の地域の話だから、どっちも得意分野の人間が一人いると考えるよりも、それぞれ別に得意な人間がいると考えた方が自然だろう。

歴史というには近すぎる時代だが「憂国のラスプーチン」はなかなかに興味深い作品だ。伊藤潤二作画ということで手を出したが思わぬ拾い物だったね。
まぁ当然日本側の立場での話だから、イロイロと言いたくなる内容ではあったが……

現代ネタまで含めても良いなら「MASTERキートン」も面白いぞ。
基本的には20世紀後半の現代社会のストーリーだが、考古学ネタや歴史雑学ネタも頻繁に出てくる。

「MASTERキートン」もそう言えば歴史モノと言えるか。
あの作品は浦沢直樹が作画担当だけなのもあってか、他の浦沢直樹作品とは異なる所も多いよね。でも作風が内容と非常にマッチしているから、浦沢直樹作品が好きな人も合わない人も読む価値がある作品だ。

森薫の作品がまだ出てないか。
完結している「エマ」も現在連載中の「乙嫁語り」、も歴史の中の生活を描写するという面から見てもとても優れている作品だろう。

森薫作品は少女漫画的なストーリー展開だから人によっては合わないみたいだけど、歴史の中の生活、その地方の描写が良いよね。
確かに歴史の空気を感じられる作品と言えると思う。

ところで三国演義は?

それに関してはどのバージョン、どのメディア、どの作者かという情報も一緒に言ってもらおうか!日本の作品の三国志ネタは色んな所に飛び過ぎている!!

えーとじゃあ横山光輝の「三国志」で。
横山光輝は他にも歴史系作品をたくさん描いているからおすすめ。ウチの国の歴史ネタのもある。

なかなか扱いが難しいが、藤子不二雄Aの「毛沢東伝」は読む価値があると思う。
あの題材で漫画を描くのにまず驚くが、それを藤子不二雄が描いているというのもまた驚く。

あれは太祖様に関する「日本での認識」「作品が描かれた時代の認識」なども出ているから色んな意味で面白いよな。あと作中で描かれている時代が「確かにそこまでになるわ」的な所なのも。

ウチの国の歴史を扱っていると言えば「キングダム」はどう?

「キングダム」は史実から離れた架空の話になり過ぎているし、風景や生活の描写も架空のものになり過ぎてなあ……ちゃんとした歴史モノとして扱うのは拒否したくなる。

このスレの「歴史的な空気を感じられる」という方向からは間違いなく外れている。
歴史ネタをスルーできればそれなりに面白い作品だとは思うんだが……

理解できる話だ。
私も「キングダム」は悪い作品じゃないと思っているが、歴史ネタで考えてしまうと醒めるような所があるよね。



とまぁ、こんな感じで。
マンガなどを中心に、そこそこの数の作品が知られてはいるようです。

中国オタク界隈でこういった作品を追っかけているのは主にマニア寄りの層になるそうですし、内容に関してもそのまま受け入れるのではなく、歴史ネタの扱いに関しても「うるさい」所があるそうなのですが、それでも最近ちょくちょくあるような歴史ネタでの大炎上までいくようなことはあまり考えられないのだとか。

この1、2年程で目に付くようになっている、中国に伝わった日本のコンテンツの歴史ネタでの大炎上は、やはり一般層を中心に燃え上がっている所が大きいそうですし、炎上のきっかけや伝播拡散の環境が一昔前とはかなり変わってきているのを改めて実感してしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
LINK


当ブログへのリンクはフリーでございます。

このブログの親玉やネタ元

北京留学日中交流

日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

記事検索
最新コメント
Archives
  • ライブドアブログ