「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

漫画

中国オタク「伝説の中華料理アニメ、中華一番の続きが始まるらしい」

昔中国のテレビでも放映され大人気となり、中国のアニメ視聴者の心のアニメ的な作品の一つとされることもある
「中華一番!」

ですが、原作マンガの続編となる
「中華一番!極」
が始まるとのことです。
名作漫画「中華一番!」が約20年ぶりに復活 小川悦司先生による続編が「マガジンポケット」にて11月より連載開始(ねとらぼ)

現在の中国オタク界隈でも「中華一番!」のアニメは評価が高く、
劇中の中国や中華料理の描写に関しては
「中国を非常によく分かっている」
とされていますし、日本のグルメ系作品の話題になると頻繁に引き合いに出されている印象もありますね。

この「中華一番!」の続編の動きに関しては中国オタク界隈でも話題になっているようなので、以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


あの伝説の中華料理アニメ、中華一番の続きが始まるらしい。
「中華一番!極」だと。

最近は昔の作品が復活しまくっているが、これは予想外だ……

いったいなぜ、今になって復活するんだ。
何が起こっているんだ。

日本ではグルメ漫画のブームがまた来ているようだし、それに乗っかるためじゃないか?
ただ最近の日本のグルメ系作品って最高の美食対決とかではなく、日常的な食事を食って反応したり語ったりする、例えば「孤独のグルメ」みたいなのが主流だから「中華一番!」がどうなるのか心配になってくる。

なんだマンガの方か……アニメほど面白くないからなー

「食戟のソーマ」みたいなのもあるから大丈夫じゃないか?
ちょっと創真と戦ってやって欲しいな!特級厨師として。

うーむ……私の印象では昔の作品って思い出のままにしておいた方が良かったというのが多いし、この企画に関しては嫌な予感を覚える。

子供の頃の思い出の続編か。俺達も歳を取ったもんだ……

やるならもっと前にやるべきだった。
今になってやるとか、作者も編集も何考えてんだ。

でも正直ちょっと期待したくなる。

俺が料理する気になったのって、「中華一番!」の影響が大きい。ある意味では恩義のある作品。
まぁ材料が飛んだり発光したりできるようにはなれなかったけどね!

いまだにあのアニメでどうやって調理していたのか、特に材料の加工方法がよく分からん。

完成品の再現を頑張るヤツはいても、さすがに調理方法の再現を頑張ったヤツは出ていないよな。

今の時代に超能力料理対決をやるのか……

ああ、なんか思い出してきたぞ。
小さい頃はなぜ続きをやらずに終わらせてしまったのかと思ったっけな。

でもマンガ版ってグダグダな終わり方だったからなあ
ライバルの蘭飛鴻や梁山泊の設定も全部活用できていなかったし、伝説の厨具もあまり活用されなかったし、後の方は残念なことになっている。

伝説の厨具についてはガッカリだよね。前半で時間をかけて集めたのに、ちょっと使って見せて終わり、重要な対決でも活用されないしすぐに特別な力も無くなるしで。

あの終わり方で続きを作ったとしても……日本のアニメやマンガの寿命があと数年で尽きるという話は間違いないようだ。

「中華一番!」のマンガ版の終盤の展開は連載漫画だとありがちだし、しょうがない気もするが。

伏線の活用は完全ではないがストーリーは基本的な所をきっちりやりきっている。比較的マトモな終わり方の漫画だろう。

今考えてみると、終盤は打ち切りに近い背景があったんじゃないかな。終盤はかなり急ぎの展開になっていたし。

この続編もアニメ化になるのだろうか?

それだったら、昔のアニメでアニメ化されなかった部分をアニメ化した方が……

確かアニメ版は漫画版に追いついてしまったから、終わり方が違うんだっけ。
自分のイメージはアニメ版だからなあ……

アニメ版では伝説の厨具を見つけてないからね。
ちなみに原作漫画はそこまで長いわけではなく、全17巻だ。

仮に続編をアニメ化するとして、今の時代だとどう表現するんだ……やはり発光現象か?

昔は料理が光ったが、今では料理を食うと服が激しく脱げる。

伝統的な美食と現代的なポルノ風美食の戦いというやつか。

発光現象や自然現象の猛威はアニメの方で誇大に演出した結果だから、実は原作ではアニメほど光ってなかったりする。

待て、冷静に考えてあの強烈に発光する料理を伝統的美食側の代表にするのもなんかおかしい。

まぁいい、とりあえず食戟のソーマに中華料理の何たるかとグルメアニメのなんたるかを教えてやってくれ。特級厨師の実力を見せてやれ!

そこは突然勝負になって、観客が「あれは特級厨師・劉昴星!」とやるべきではないだろうか。

しかしこれ、ストーリー的に続編ってこと?
なら歴史ネタにどう突っ込んでくるのやら。

八ヶ国連合軍の侵略から中華を守れ!
料理の力で祖国を防衛だ!!

そういや西太后まで出ていたし、清朝だったな。

無難な所で世界を相手に料理勝負とかじゃないか?

料理で中国を支配しようとしていた裏料理界は倒しちゃったわけで、そうなると次は世界か。

作者は続編のために中国に資料集めに来たりしてるのかね?昔と今では料理関連の資料も変化しているし大変そう。

そこはどうなんだろうね。中国に来るとかはするだろうけど……
実は昔のそこまで資料をきっちり調べたわけではないらしい。勢い重視な所の強い作品だし、よく見ていくと細かい所が歴史考察的に正しいというわけではないのが分かるからね。

「中華一番!」がとても良い中国描写のあるアニメとされているのは、舞台設定や背景描写など、作品の空気がウチの国の想像の中の歴史的中国と合致したからじゃないかな。良い意味での中国的なファンタジーとでも言うべきか。

しかしまた昔の名作の復活か。
日本ではどの程度需要があるんだ?新鮮さも何もないだろうに。

この作者の描いたグルメ漫画って、「中華一番!」以外は打ち切りだろ?今更描いても売れるのか?作者が金に困って昔の作品を汚すというのは複雑な気分になるよ。

ブランドのありがたさと懐かしさで売れるんじゃないの。
ただ絵柄は古いし新規ファン獲得は難しそうだ。

残念ながら画力も表現力も時代遅れになっているし、その点だけは「食戟のソーマ」の方が上だと、認めざるを得ない。せっかく描くのだから、何かしら進歩があるといいのだけど。

結局はこうだろ。作品のテーマ「冷えた飯でチャーハンを作ろう!」

……まさにそんな感じだよな。再利用。

今のネットの食い物の話題になると突然集まってくる自称美食家の数からすると、続編はツッコミの嵐になりそう。
よく考えてみると主人公の料理より敵の料理の方がちゃんとした料理だったし!

続編には麻婆豆腐が出ないことを祈る。
いや既に麻婆豆腐対決はやっているんだが、またやるんじゃないかと心配なんだよ。



とまぁ、こんな感じで。
昔を思い出したり、今になっての続編始動に不安を感じたりといった所のようです。

中国オタク界隈でマンガ版も押さえているような人は比較的マニアな層になりますし、近年の過去の名作の続編やリメイクが増加している動きに対しては厳しい評価をする空気になっているそうなので、「中華一番!」に関しても単純に続編を喜べる心境にはならないのだとか。

それに加えて中国で「中華一番!」の人気はアニメ版による所が大きいので、原作漫画の続編に関しては様子見的なスタンスの人も少なくないようです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「『中華一番』が中国で作られたアニメだと思っていたヤツ集合」

中国オタク「日本のアニメの中華料理への理解が進んでいる、だが辛さに関する理解は微妙な所だ」


中国オタク「日本では違法アップよりネタバレの方が金になるのか?」

ありがたいことに
「少年ジャンプのネタバレサイトの摘発に関する中国での反応は?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

人気漫画、発売前に掲載=「ネタバレサイト」初摘発−熊本県警(時事ドットコム)

ネットの「全文ネタバレ」に出版社が“断固たる措置”? サイト運営者が過去記事を削除する動き (ITmedia NEWS)

日本のオタク関係のニュースで話題になっている物に関しては、中国のニュースサイトでも紹介されていますし、この件も中国オタク界隈の一部で話題になっている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のネタバレサイト摘発」
に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。」


少年ジャンプのネタバレ情報を画像付きで流していたサイトが捕まったらしい。
広告収入で3億5千万円も儲けたというのが驚きだ。

ニュースだとどうも分からんのだが、流出情報のソースって何?
本当に普通に店で買ってたの?

それで間違いない。早売りしている少年ジャンプを買ってスキャンしてまとめてネットにアップしていた。
でも正規で購入しているから流れ的には字幕組の活動より正規っぽく見えてしまうのは気のせいだろうか?

発売日前に書店で買えたというのがまず意外だったんだが……

実本だから流通の関係上、日本でもフライング販売というのは珍しくないらしい。
少年ジャンプのような人気雑誌では昔から行われていたとか。
ただネットにアップして世界中で即座にネタバレが読めるようになるのはさすがに許されないってことだろう。

もしかして村上春樹の新作ネタバレみたいなのも流れたりしたんだろうか?

紙媒体がいまだに強いのは日本の特徴だよな。
欧米とかはオンラインの方になっているし。

娯楽媒体としての日本の出版業とマンガがいよいよ特殊な存在になってきているからね。
ただ日本は雑誌、紙媒体で発売される商業モデルだから様々な作品や、人気作品に成長する作品が豊富になる。
オンラインメインになると検索で上に来る、そういう工作のできる作品しかなくなっちゃうような所もあるから。

これはやはり海賊版に打撃を与えるための行動というヤツか。「海賊王」だけに。

ネタバレ情報及び無断転載だから海賊版とは違うだろう。
著作権的な権利侵害ではあるが。

結果的にリスクの高い稼ぎ方だと判明したわけだが、それにしても3億5千万円ってのはスゴイな。これは危険でもやろうとする人間は出るわ。

「ONE PIECE」に関しては何とも思わんが、こういう俺に関係ない所でうまい儲け方をしているヤツが捕まるのはちょっと嬉しいぜ。

その辺の社長なんかよりもよほど稼いでいるとか、才能はあったわけか。

そりゃ捕まった連中はコスト負担なしに違法行為で稼いでいるからな。
雑誌に金払ったからって何してもいいわけじゃない。

これ自体は悪いことじゃない。
尾田と出版社へのダメージが減るんだからな。作品に対する負の影響は減る

自分もこの件は支持する。

ロジックは分かるんだが、なんだかしっくり来ないニュースだなあ。
日本では違法アップよりネタバレの方が金になるのか?

中国だとこういうのは成立しないだろうね。少なくともこんなに稼げない。

そもそも、オンラインで漫画タダで読むならウチの国だとテンセントのサイトが権利取って公式で運営しているからな。
日本だと有料だしかなり事情が異なるのだろう。

これって引用の範囲超えてるだろうし、多額の広告収入から明らかな営利目的だし、権利侵害案件だろうな。
日本の著作権法を厳密に適応すればネタバレ情報の拡散と画像転載行為はアウト、グレーではなく黒らしいけど全部取り締まるのは現実的ではないだろうし、完全に規制するとファンの交流も難しくなるから問題が大きくなりすぎるまでは放置だったのだろう。

ウチの国の海賊版取締りと似たようなもんだったのかね。

出版社側はこれまではコストを考えるとやらない方がマシと考えていただけだろうな。弁護士への依頼や手続き費用だけでなく、調査するだけでも人件費はかかる。
警告しても効果は無いというか儲けまくってる所はやめるわけがないから、やるとしたら力を入れてやる必要がある。

画像転載だけでなくネタバレ情報も逮捕の根拠なんだろうが、少々意外ではある。
発売前のネタバレ情報で金取ってたらアウトなのも言われてみれば理解できるんだが。

字幕組も最初に出す所が評価されやすいわけだし、ここまでの広告収入になるってことは最初に知ることの価値が日本では大きいのだろうなあ。

そしてネタバレを知ってしまうと買う気が失せると。

映画のネタバレサイトとかはどうなるんだろうね。
あとゲームの実況とかも。

そこは作品によって違うから、権利者側がプラスになると思うなら放置、無視できないダメージが来ると思うなら警告からの逮捕とかじゃないか?なんでもかんでも不許可規制だとファンを敵に回すから本当に作品次第だと思う。
主力となる熱心なファンの間でネタバレ行為が作品に対するダメージになるという認識が形成されていれば強気な対応ができるが、そうでなければ権利者側に対して横暴だとかの悪いイメージが出て反発される。

恐らくこのジャンプの件もだろうけど、やり過ぎて儲け過ぎている所は潰されるということになるのでは。

日本のネットで捕まった連中が中国人かその友人扱いされているのに笑った。まぁ過去に実例あるからね!

もしうちの国でこんな感じに厳格な取締りを行ったら馬鹿にされそう。

そして出てくる「中国は大き過ぎるし海賊版を取り締まるのは不可能だ、そもそも正規版は高過ぎる」とかなんとかの言い訳。

そういう反応ってどうなのかと毎回思う。
悪い事やってんのは変わらんのだから自己弁護の理屈を探しても意味は無い。いいから黙ってろと思う。

少年ジャンプって毎週月曜日発売のはずが、その前の週の水曜日にはこっちで中国語化されたのが流れていたりしたからな……
事前に入手できる連中ってどんだけ早く入手しているのやら。

こっちに流れてくるデータの大元ってどこなんだろうな。
前に中国人が捕まってたし、今回捕まった連中もそのリソースの一端なのだろうか?

中国語翻訳やってるファンサブグループの関係者が以前日本で捕まってたし、印刷会社や取次内部に裏切り者がいるんだろう。
この捕まったネタバレサイトの人間は書店の早売りでの購入だから、タイミング的には遅い部類に入るはず。ネットでの影響力や儲けが大きくなりすぎたから対処されたんじゃないかな。

逮捕されたネタバレサイトがどうなのかは知らんが、こっちはかなり早く流れてきていたからなあ。
ウチの国だと成立しないモデルだろう。

ところで、これってこっちに流れてくるネタバレ情報に影響出るの?
情報ルートがこれ一つとは思えないし、こっちへの影響は無いようにも思えるんだけど。

情報ルートがよく分からんから何とも言えん。
中国の他にも韓国やアメリカ、オーストラリアなんかでもネタバレソースは出ているが、それがどこからの流出なのか、どのくらい重なっているのかは分からん。
それに日本で早売りしている所で雑誌を手に入れるというルート自体は消えないだろうし。

日本で出回るのは水曜日、ウチの国では木曜日くらいか?

中国国内ではもうそんなに早く出回らないようになってるぞ。
どの辺でストップがかかっているのかは分からないが、良くも悪くもテンセントのマンガ正規配信の影響は大きいってことだ。

ネットの拡張に伴って一時期は色んなジャンルでこの手のネタバレや発売前の流出が起こっていたけど、最新部分の流出に関しては徐々に縮小しているよね。
ネット流出に対する対策のやり方が世界的に変わってきているように思う。



とまぁ、こんな感じで。
広告収入の大きさやネタバレで捕まるというのはちょっとした驚きだったようです。

ただ以前の字幕組関係者逮捕の件に比べると、衝撃の大きさに関してはやはり小さ目となっている模様です。
この辺りに関しては既に似たような事例があることに加えて、中国オタク界隈におけるマンガの存在感やオタク的な生活に占める経験の割合も影響しているのではないかと思われます。

マンガの存在感が非常に強い日本とは違い、現在の中国ではマンガの存在感はかなり薄れています。中国オタクの方から聞いた話によれば、マンガ関係の違法行為に関してもその影響する範囲や重要さというのが、知識としては理解できても実感に関してはイマイチという人も少なくないのだとか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「ワンピースの取り込みで捕まり日本で裁判になった中国人について」

中国の大手古参字幕組の人間が日本で捕まり、中国にも衝撃が走っている模様

字幕組から更なる逮捕者で中国オタク界隈も混乱中

中国オタク「迷宮飯(ダンジョン飯)はタイトルからも何がやりたいかはよく分かる漫画だが……なんでこんな作品が生まれてしまったのだろうか」

ありがたいことに
「最近の中国で話題になった日本の漫画ってどんなのがありますか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

アニメに比べるとかなり規模は小さくなりますが、現在も日本の漫画に関して中国オタク界隈では頻繁に話題になっていますね。
あくまで私の印象ですがここしばらくの間で幅広い層からの評価が高い作品としては
「ダンジョン飯」

辺りがあるのではないかと。
中国オタク界隈では「迷宮飯」、「舌尖上的地下城」といったタイトルで広まっている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ダンジョン飯」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
ネタバレ的な部分は無いつもりですが、一応お気を付けください。


「迷宮飯」(ダンジョン飯)はタイトルからも何がやりたいかはよく分かる漫画だが……なんでこんな作品が生まれてしまったのだろうか。

現代の感覚でも分かる料理に落とし込んでいるのが面白いよね。
材料はダンジョンの魔物や特産品?なのに。

日本ではグルメ系の作品がブームだし、なんでも美食と組み合わせているとネタにされていたが、ダンジョンでの冒険、しかも材料はモンスターなんて組み合わせは完全に予想外だよ!

うむ。だが料理自体はこっちの感覚でも想像できるものなのが恐ろしい!

現代の倫理観とファンタジーの倫理観を同時に崩される、結構考えさせられる作品だったりもするな。

読む前は日本で量産されている美食漫画の一発ネタだろうと思ったら、思いのほかしっかりした作品だった。
ファンタジー系のゲームをやっているなら読むべき作品だよ!

迷宮における冒険の無情さから、何でそうなるんだという迷宮食材料理の話になる展開が好き。

ファンタジーとして見るとかなりしっかりしているし、考察もわりとハードなんだよね。

日本の作品はこういうお約束ベースと見せかけた、独特な世界観を作るのが上手い。いつの間にか自分も「ダンジョン飯」の世界に引き込まれていた。

こういう作品に出会えると、周りに布教したくなるね。
ウチの国の基本的に武侠な世界観でも、欧米のハードな世界観でもない、二次元的な居心地のいい世界観って所か?

命も軽いから、ゲーム感覚で読んでるとショックを受けるな。
ギャグだけじゃない。

そもそも最初に主人公パーティの壊滅から始まるし、ダンジョン内で頻繁に新人冒険者パーティが壊滅して死んでるからな。

一応、主人公達は中級から上級のパーティなんだっけ?

少なくとも新人ではないはず。
あと私は最初D&D系かと思ったが、日本の読者のイメージだとWizardryのイメージの方が強いようだ。

この作品は読んだあと、ファンタジー系のゲームを見る感覚が明らかに変わる。
ネタ寄りの内容ではあるが、俺のこれまでやってきたゲームよりたぶんハードで厳しいバランスの世界だろう。

一応ゲームベースの世界観ではあるっぽいんだが……ダンジョン内部の生態系や料理などから妙な現実感があるのがまた興味深い。
妹復活の条件とか、ダンジョンでなぜ死者の蘇生が可能なのかといった部分はゲーム的な設定なんだが。

ファンタジーに現実を持ち込むのはどうなのかと思う作品も少なくないが、食という人間、いや生物の本能を持ち込むというのは良いアイデアだ。

ダンジョン飯ってとても王道の「バカな話」だよ。とてもスバラシイ!

他の作品だと鬱展開やダークな展開になりかねないのに、なんでこんなに緩い空気が成立しているんだろうなー

その辺りは九井諒子のセンスじゃないかな。
異世界系の作品というか、虚構と現実を混ぜた独特の空気を持った作品が描ける作家だから。

九井諒子の作品は実本で手元に置きたくなるね。過去に出た作品集もオススメだぞ。

3巻の中国語版はまだか……台湾の出版社もこういうのはあまり早く出してくれない……

ハードな世界観なのに暖かみのある空気なのが良い。
あとヒロインのマルシルの顔芸が楽しい。

マルシルは髪型が細かく変わったりしている。こういった細かい所まで手が込んでいるクオリティの高さも良い。ネタが突出して戦闘力が高くなっているが、それだけで終わっていない。

題材からして一発ネタ系の作品にも見えるが、読んでみるとしっかりと作り込まれた作品だというのが分かるよ。

マルシルはもう可愛過ぎるね。
それに見ているとお腹が減ってくる。

待て、お前は今どんな意味で言っている!?



とまぁ、こんな感じで。
最近の中国の日本の漫画読みの間ではかなり評価の高い作品となっているようです。

中国ではこの1〜2年程の間にオタク界隈だけでなく、一般社会でもグルメ系の番組や作品が増えてきていますが、そんな流れの中で「ダンジョン飯」は中国のオタク層にざっくりと刺さって高い評価を獲得しているとのことです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ジャンプの有名な元編集長が友情、努力、勝利の中の努力を否定!?」

ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただきましたので今回はそれについてを。

電ファミニコゲーマーの「ゲームの企画書」で公開された鳥嶋和彦氏と佐藤辰男氏の対談が、中国のネットの方に
「少年ジャンプの元編集長が友情努力勝利の中の努力を否定」
といった方向で伝わり話題になっているそうです。

【全文公開】伝説の漫画編集者マシリトはゲーム業界でも偉人だった! 鳥嶋和彦が語る「DQ」「FF」「クロノ・トリガー」誕生秘話

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ジャンプの有名な元編集長が友情、努力、勝利の中の努力を否定したぞ!?
努力はジャンプの基本ネタの一つじゃなかったのか……・?

友情努力勝利か。
よく考えてみるとこの3要素って別に連動するもんじゃないよな。

私も実は日本の漫画って熱血系はあるけど努力系って少ないんじゃないかと思う。

努力するのは愚か者って……そりゃ天才は凡人の努力の結果を努力もせずに得られるが、努力しなけりゃそもそも何も得られないのに。努力自体を否定するのはどうかと。

日本のアニメや漫画における努力系の作品ってのは、時折出て来る強迫観念か洗脳かというレベルの話くらいじゃないか?

この元編集長ってジャンプ批判をやりたいだけじゃね?
ジャンプの看板をとりあえず否定してみると。

努力するのがバカって……努力しなければ更に絶望するだけなんだがな。

ジャンプの作品で重要なのは努力では無い、才能でも無い。
血統だ!

確か「ドラゴンボール」の編集だろ、この人。「ドラゴンボール」が努力していないと言うのか?ボケてるの?

まぁ努力系のキャラって引き立て役か、間違った思い込みと力の入れ方している的な扱いになり易いしね。

むしろ最近の日本のアニメや漫画は努力してもどうにもならないことがあるというのを子供に教えている気がするよ。努力してもやっぱり勝てないサトシとかね。

あれ?少年ジャンプのテンプレには「勇気」って入ってなかったのか。

勇気はロボとかゲーム系じゃないか?

「ドラゴンボールでは努力はさせなかった。修行しましたとは言うが、あくまで結果で見せていく」か。こりゃ確かに正しいかもな。

アニメのオリジナル展開の修行回とかつまらないからね。俺達が見たいのは努力ではなくその結果である活躍だという見方もできるのかもしれん。

ドラゴンボールも原作漫画だと修行のエピソードや描写自体は頻繁に挿入されるし印象に残っているけど、ページ数やコマ数といった実際の長さで考えるとかなり短いな。

天才と競争するために努力をするのはバカという話も一理あるかもしれないが、努力を作品で表現するのも重要だろう。
今の時代でも俺TUEEEEEが嫌いな人間は多いのだから。

面白い作品の内容にはキャラの成長の過程もあるけど、実はそういうのをさらっと流している。それか修行の過程、強くなった結果を段階的に実演して見せつけているかだ。
俺TUEEEEEをやるにしても、強くなった結果を定期的に実演している。

なるほどなるほど。
単なるレベル上げの過程って、自分が遊んでいるとかでもない限り面白くないからなあ。

「バクマン。」や「ハイキュー!!」みたいに努力の過程に意味があって面白い作品もあるが、バトル系作品だと過度の努力描写は作品を面白くする上では必要ないかもな。

これ、努力を否定するのではなく、二次元における努力の描写や扱いについての話だな。努力がテーマに見える作品も、エンターテイメントの中心になるのは努力では無くチームワークと友情という指摘は面白い。

子供向け少年向けの漫画にきちんとした考え、努力の精神を描かずに何を描こうというんだ?子供向けにダークな作品や現実のイヤな所を見せつけるとか何がしたいんだ?

努力が必ず実を結ぶとは限らないが努力しないと絶対に成功も無い。

でも努力せずに成功する人も多いぞ。
才能、家庭の背景、顔面偏差値、運の巡り合わせなどがあれば大成功とはいかないかもしれないが、何もない人間が努力した結果程度の成功は得られる。
二次元作品なんてそんなのばかりだろ。

子供は努力に意味が無い、馬鹿がやることというのを本当に理解しているわけではないんだから、そんな作品を見せるのはどうなのかと。

子供を甘く見ない方が良いぞ。
毎回クラスの中で半分ほどの人間はテストで残念な気分になるし、1位を取るというのがどれだけ難しいか、努力でどうにかなるものではないというのを実感できるのだから。

その半分はそもそも努力していないだけだろ。

努力して成功するとは限らないが努力しないと成功しない。
努力に意味が無いと叫んでいる連中はそもそも努力していない連中だ。
俺の友人はとても努力していい大学に入ったりしている。お前らネットで恨み辛みを書き込んでないでちょっとは努力しろ。

むしろガキの方がそういう残酷な事情を理解しているぞ。
努力と正当な手段だけでは勝てないというのをね。能力でもそうだし、背景に関してもそうだ。
子供に努力とキレイ事ばかり教えようとするけど、幼稚園からコネとカネが蔓延しているわけだし、現実は明確にそれを否定してくれる。俺達も子供の頃は努力すれば成功すると思っていたのではなく、努力する以外の手段が無いから努力していたわけだろ?

こういうのって努力しない人間が自分を欺いて努力している人を見ないための方便だよね。この元編集長は往生際が悪い。

少年漫画で努力を否定してどうするんだよ。少年漫画で努力に意味が無いなんて現実のドロドロした所を描かないでもいいだろうに

そもそも少年ジャンプの有名な元編集長ってなんだよ。
現在の編集長じゃないってことはそういうことなんだろ。

非主流になったから過去の看板を否定して炎上させるのはよくあるやり方だしな。

こういうこと言っちゃうから編集長を続けられなかったのか、編集長をやめさせられたからこういうこと言うようになっちゃったのか。

努力するのがバカだとか、注目されたいがための炎上狙いの発言だろ。
コイツは鳥山明のおかげでデカい顔できてるだけだ。

いや鳥嶋和彦が有名な編集なのは間違いないし、現在も集英社系列の幹部だぞ。

この人は本当に有名というか、ジャンプ編集長で最も有名だし実績もある。

どんな実績だよ?大昔の「ドラゴンボール」以外に何かあるのか?

編集時代に「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」を成功させたり、編集長としても「NARUTO」や「ONE PIECE」を成功させて当時低迷していた少年ジャンプの復活に成功している。功績並べるだけでもう、何も反論できなくなるレベル。
この人がいなかったら「ドラゴンボール」は「Dr.スランプ」の二番煎じで終わっていたかもしれないし他にも桂正和とかも埋もれてしまったかもしれない。

努力ネタで反発しているヤツは元記事をちゃんと読めって。
努力を否定しているのではなく、読者の感性をどう意識するかや面白い作品を作る上での構成要素、見せ方についての話だ。子供はちゃんと世の中の理不尽さを知っている、馬鹿げた努力の描写だけでは納得しないという話だ。
他にも昔の日本のアニメ漫画、ゲーム事情が見えてきて面白いぞ。少年ジャンプと日本のゲーム業界の関係とか、俺も初めて知った。

ドラゴンクエストが少年ジャンプと強くかかわっていた時期もあるはずだしね。言われてみれば納得だ。
努力の描写に関しては自分もハッとした。言われてみれば俺が好きなのは努力の描写じゃなくて、それによる成長と結果、勝利だな。努力描写は成長と結果に感情移入する上で欲しいが、勝利と同等ではないわ。

ファミコンの特集記事がドラゴンボールに勝ったことがあるとか、当時どういう状況だったのか興味がわいてきた。

漫画の商業化に関する流れが面白かった。
これウチの国だと難しいというか、あんまり意識されとらんなあ。管理要求くらいはあるのかもしれないが。



とまぁ、こんな感じで。
中国にニュースが転載される過程で釣りタイトルになっているのもあってか、努力の否定という意味で受け取って反発してしまう人も結構いるようでした。

オタク関係で日本から中国に伝わっていったのは基本的にコンテンツ本体のみで周辺の情報が本格的に入るようになったのはここ最近の話になります。
その為中国オタク界隈でも、編集者の仕事についてはその辺りの情報に興味のある人以外には知られていませんし、鳥嶋和彦氏の編集としての活躍やそのキャラクターに関する凄さを知っている、或いは理解できる人はそんなにいない模様です。

ちなみに中国本土ではドラゴンクエストを実際にプレイしてハマった人がほとんどいないという話もありますし、SFC関係のゲームもマジコン以外ではほぼ広まっていないので、今回の元のインタビュー記事にある鳥嶋和彦氏がドラクエ関係でイロイロと仕掛けていたということの凄さはあまり伝わらないかもしれませんね……
(ちなみにクロノトリガーは中国の古い世代のゲーマーの間では非常に評価が高いそうです)


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「流行りを過ぎた絵柄の絵師ってどうなっちゃうの?」

ありがたいことに
「中国では作品のオワコン化のペースが日本より速いという話を聞きますが、どうなのでしょうか?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

いただいた質問に関しては私も思い当たる節がありますね。
中国では日本のように関連商品に接したり、作品のイベントに手軽に参加できる環境ではありませんし、アニメの配信が終わってしまうとそれ以外の燃料が投下される事も少なく、人気が一気に萎んでしまうケースが多々あります。

また以前中国オタクの方から
「中国では最新の人気の作品を追いかけることにオタクの価値を見出す層が結構いる」
「流行やいわゆるオワコン化的な情報に関しても敏感な所がある」
といった話を聞いたこともあります。
個人的な印象では、二次創作が活発ではない男性向け作品、男性ファンの多い作品ではこの傾向が顕著な気もします。

そんな中国オタク界隈の流行事情やイメージについて何かないかと探してみた所、中国のソッチ系のサイトでは
「流行りが過ぎてしまった絵師はどうなるのか」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


流行りを過ぎた絵柄の絵師ってどうなっちゃうの?
日本のアニメや漫画には流行の絵柄、キャラデザがあるのはみんなもよく知っているだろうけど、その流行の絵柄で描いていた人は、その流行が過ぎてしまったらどうなるんだろう?

絵柄に関しては流行が即座に消滅するということはないし、段々と消えていくというか新しい流行に上書きされていくといったものだと思うが……絵師の方は流行に対応できる、単純に模倣して対応すればいいわけでは無いからなあ。

作家も時代に合わせた対応をしていくんだろうけど、それ以上に「時代が変わってしまった」的な絵柄、キャラデザを感じることはあるよね。

流行が過ぎ去るということは、絵師にとっての悲劇なのだろうか。

イラストは流行の影響が大きそう。
漫画は作家の能力次第だろう。

ハンコ絵だと流行から外れると厳しそうだねえ

商業作品、画集というカテゴリで考える場合も厳しそうだね。メカとか設定資料集とかの情報関係に価値が有る場合は時代が変わってもある程度の商業価値を維持しそうだが。

流行りを過ぎたケースだと、例えばTonyとかはどうなんだ?

確かに昔に比べてTonyの人気はかなり落ちているな。

でもtonyはシャイニングシリーズがあるし、今でも普通に人気はあるんじゃないか。一時期の爆発的な人気では無くても。

こっちでも人気が大爆発してその後Tonyっぽい絵を描ける人間が増えても、本人の価値はそんなに変動しなかったからな。

確かちょっと前に七瀬葵の画集が売れなかったというニュースがあったけど、あれなんかは流行が過ぎてどうしようもなくなってしまった例じゃないか?
七瀬葵はコミケカタログの表紙になるレベルの絵師だろ?過去のイラストを今見ても結構良い感じなのに、そういうことになってしまうというのは流行の影響というものの厄介さを感じる。

伝え聞く話からすると、七瀬葵の件は個人的な作品制作態度の問題であって流行の問題では無いような……

そもそもこっちでは七瀬葵の全盛期がよく分からんからなんとも。wikiとかを見た感じでは20年近く前がピークっぽいし、想像し難いったらないわ。

日本には同人市場があるけど、どうなんだろう?

同人市場こそ流行の影響が大きいだろう。毎年主要ジャンルが変動しているのだから。

でも同人市場では古参のプロ、大手サークルが稼げるとも聞く。
非主流になったとしても、固定ファンがいて需要があるならやっていけるんじゃないか?

物語の内容やジャンルに流行はあっても、絵柄の流行というのはそんなに無いと思うんだが。
人気になる作家は絵柄とか関係無く人気になる。
例えばCLAMPなんかは多少の変化はあるが特徴については昔のままで、現在も人気の作品を作り続けている。

過去のアニメや漫画を見れば絵柄の流行に関してはすぐに分かるぞ。20年前の絵柄は今では古い。比較画像なんかも探せばすぐに出て来る。

CLAMPは独自路線で人気を獲得しているから流行り廃りは関係ないんじゃないか?元々女性向けの漫画でやっていたわけだしね。

女性向けだろうが男性向けだろうが萌え重視だろうが、流行というものは存在するぞ……少女漫画だって前世紀の作品の絵柄が今では古く感じられるものになっている。

いや、CLAMPは主流、流行といったものになっていたレベルだと思うぞ。
90年代は本当に凄かった。そして現在も人気作品、人気のキャラデザを生み出しているのも凄い。流行と関係無いレベルの、強力なファン層を有する大家になっていると言うべきではないだろうか。

昔の作家で流行に乗った絵柄系の作家で、絵柄が旧く感じるレベルであっても、現在も普通に活動を続けているケースもあるからな。

時代に取り残される、画集が売れなくなるとかに関しては作家個人の問題もあるんじゃないかな。流行が過ぎてトップにたてなくなっても、人気自体は維持している作家はいる。ずっと人気な漫画家もいる。

昔と全く同じ絵柄の作家というのもそれほどいないから。
作家の絵柄というのは良くも悪くも変化していくものだ。その中で時代に合わせて進化できるかも大きいだろう。

絵柄も重要だが、それ以上にその絵柄が使われる作品が重要だと思う。
藤島康介は「テイルズ」でずっとブランドを維持し続けているし、鳥山明は「ドラゴンボール」や「ドラゴンクエスト」でずっと食っていけている。
作品さえあれば、絵柄が時代に取り残されても問題無くやっていける。

あとはパロディ、ネタとして絵柄が残るとかいうケースもあるんじゃないか?「北斗の拳」は明らかに時代遅れな絵柄だが、あの絵柄によるパロディは不死身なまま今も続いている。

なるほど。
ネタとして生き残るというのはありそうだな

だが、一度ネタとなってしまうとその方向で真面目に描くのは難しくなるんじゃないか?

「北斗の拳」は派生作品が出続けているし、パロディのイチゴ味もやってるしで、やり方次第でなんとかなるんじゃないか?

絵柄とは別に、環境の変化による影響とかもありそう。
今のデジタル環境に対応できているか、或いはデジタル環境に対応しないでもやっていける手法を展開できているのかでも生き残りの可否が出るのでは。

今の時代に合わせてリメイクしたら逆に劣化するケースもあるし、流行に合っているかどうかを気にし過ぎてもしょうがないのでは。流行とはまた別の、デザインの良さというのも存在するしね。
例えば「Zガンダム」とかは今の目で見ても旧バージョンの方が明らかに評価されているだろう?

人気の作品を作り、思い入れを持ったファンが出来て、ある種のブランドを形成できれば流行とかはあまり関係無くなるように思う。ウチの国のオタク界だと、美樹本晴彦なんかは流行関係無く評価されているように思う。「カバネリ」の時も当初は上の方の世代がやたらと反応していたし。

しかし、流行の変遷を考えると武内崇って実はスゴイ存在なのかもしれん。セイバー顔を武器にずっと活動しているのだから……

セイバーとか、十数年続いているからなあ……しかもFGOで普通に集金力高いし……流行の影響があっても、それが全てではないというのがよく分かる事例なのかもな。



とまぁ、こんな感じで。
思い浮かべる「流行」のレベルが人それぞれなのもあってか、ちょっとかみ合わない所もあるようでしたが流行りに関する見方がイロイロと出ていました。

近年中国に入る日本のオタクコンテンツはかなりの量になっていますし、中国語に訳されて広まるオタク関係の情報も一昔前と比べて段違いです。

しかしそれでも中国に入るのは、
「新しくて一定以上の人気のもの」
が中心ですし、一昔前の流行や流行のその後に関する情報はあまり入らない、入ってもそれほど広まらないといったことになっているようです。

そんな訳で中国オタク界隈では流行った作品やクリエイターのその後に関しては案外認識されていないのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「大変だ!ジャンプで矢吹健太朗漫画賞が設立された!!」

手頃なネタのタレコミをいただきましたので、時間のあるうちにぼちぼち更新を。

「週刊少年ジャンプ」編集部の運営する「少年ジャンプルーキー」において
「矢吹健太朗漫画賞」
が創設されるそうですが、このニュースが早速中国にも伝わって話題になっている模様です。

「To LOVEる」矢吹神を唸らせろ!矢吹健太朗漫画賞が創設!(シネマトゥデイ)

矢吹健太朗先生は中国オタク界隈でも
「老湿」(中国語では「師」と「湿」はどちらも「shi」になります)
の異名で呼ばれるなど非常に有名ですが、その名前を冠した漫画賞が設立されたということでちょっとした話題になっている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


大変だ!ジャンプで矢吹健太朗漫画賞が設立された!!

なに!?公式でそんなことを!

これほど「どんな作品が求められているか」が分かる賞も珍しいな。

ジャンプは「老湿」の後継者を育てようとしているのか!?

いいね、俺はこのコンテストはスバラシイと思う。

日本は恐ろしいことを考えつくもんだ……

賞を獲得するためにはエロが描けなければダメという賞か。

意図に関しては分からなくもないが、こういうのをジャンプが大々的にやるとはね。

鮑をうまく描く練習をすればいいのでしょうか?

これってエロ同人や成年漫画描いている所から引っ張ってくればいいんじゃないの?

それやって成功したのが「食戟のソーマ」だから、そっちの方面からの人材発掘の意図も確実にあるだろう。

今後は少年ジャンプじゃなくて成年ジャンプになっちゃうの?

18禁でジャンプの名前を冠した雑誌は無いが、青年向けのヤングジャンプ、成人向け(エロではない)のビジネスジャンプという雑誌は存在するぞ。

いや、これ案外難しいと思うぞ。
エロではあっても少年誌のレベルが要求される。18禁漫画や、エロ同人誌ではダメとも言える。

モザイクなし、合体なしでいかにエロく描くかということを競うのか……?

矢吹先生のエロ描写は既に特殊技術の域だからな。
裏のページまで使った透過表現や、瞳の中に映す表現とか、そういうアイデアを閃くことのできる人材を募集しているのだろう!

ジャンプは一体何がやりたいんだ?
「ヒーローアカデミア」も「ワールドトリガー」もアニメでうまくいかないからこっちを目指すのか?ジャンプはバトル系の作品を重視しなくなって、どんどん迷走しているように思う。

ジャンプは堕落した。でも俺はこういう生き残りの模索は大好きだ。やり方も内容も!

ジャンプの終わり……いや始まりか?

私はこれってスバラシイと思うよ!
ジャンプの未来は明るいぞ!!

実際の所、エロ要素アリの恋愛系作品ってジャンルとしては昔からある方向性だし、矢吹健太朗というブランドがある今、現代の感覚に合わせた作品の描ける新人を獲得しようという所じゃないかな?

ネットで簡単にエロが見られる、同人で簡単にエロが見られる今の時代でも18禁じゃないサービス描写で生き残れるってのはスゴイよね。

おっさんな俺は桂正和賞ではなく矢吹健太朗賞なのかと思ってしまう。

矢吹先生のような方向性の作品が増えるのはいいね。矢吹先生の作品のサービスは18禁の作品とはまたちょっと違う良さ、嬉しさがあるから18禁エロに負けずに頑張ってほしいジャンルだ。

とりあえずモブと主人公できちんとサービスの度合いを分けよう。
昨今は肝心な所は主人公にしか見えないようにしないと、NTR判定になる。

矢吹先生か……「BLACK CAT」で知った当初はそんなに意識はしていなかったが、その後「To LOVEる」でイヴを出して「多方面で」活躍させてくれたおかげで、私は一生ついていくことを決意した。

なんだかんだで矢吹健太朗ってキャラの扱いうまいよね。
自分の作品の世界観やキャラを活用して、いつの間にか公式で不快ではないエロパロを作り上げてしまう。王道、主流ってわけではないが非常に信頼できる作品を描く作者だと思うわ。

矢吹健太朗賞を取った漫画家には、読者に満足感を与える作品を作れるような方向で成長して欲しいと思う。読者の期待を裏切って作品の評価まで下げるようなことはしない、そんな漫画家になって欲しい。

なお、一応お題目としては「恋愛」関係な模様。日本で言う所の「ラブコメ」ジャンルだな。

エロだけでもだめ、ハーレムだけでもダメということか。

「ラブコメ」に関して人材募集するなら、まず自分の所の「ニセコイ」の迷走をなんとかしてくれませんかね……



とまぁ、こんな感じで。
矢吹先生の活躍は中国オタク界隈にもイロイロと刻み込まれているようです。

実際、矢吹先生と「To LOVEる」が中国オタク界隈に与えている影響は結構大きいのではないかと思われます。

元々中国ではポルノ関係、エロ関係は御法度的な空気や制度がありましたが、ネットが広まって以降はネット経由で一気にエロコンテンツが入り込んで0かモロかの二択になり、その間にあるセクシー枠、非18禁お色気枠、ちょっとしたエッチさなどといったものに関しては意識されない、需要があまり無いといった状態となってしまいました。

そういった傾向はオタク関係にもあり、
「少年漫画誌的なエロを見るより、エロ漫画やエロ同人誌を見る方がいい」
「エロ漫画やエロ同人誌があるのになぜ少年漫画の微妙なエロを見る必要があるのか」
「肌色は多ければ多いほどいい」
といった空気が漂うこととなりました。

一応海賊版漫画時代には桂正和先生の作品などの「ちょっとエッチな少年漫画」的な作品も入ってはいたものの、ネットの普及以降はその手の作品は段々と埋もれていってしまったという話です。

「To LOVEる」はそんな中国オタク界隈の状況や認識に対して風穴をあけたというか、ネット以降に忘れられていた非18禁のエロに関する需要を目覚めさせた(?)作品の一つです。
現在の「To LOVEる」は少年漫画というには過激過ぎる気もしますが、それでも日本の少年漫画的なエッチさやその手の話題に関する感性を中国オタク界隈に伝えるということに関しては非常に大きな存在のようにも感じられますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております

中国オタク「マンガと心中しろと妻は言った……か」「つるぴかハゲ丸って俺が子供の頃にテレビでやってたぞ?」

中国オタク界隈では日本のアニメ業界や漫画業界ネタに関する需要がかなりあるようで、その手のニュースが頻繁に紹介されています。

そんな中、恐らくコココロアニキ連載の
「コロコロ創刊伝説」

からの話だと思われる、
「のむらしんぼ先生の栄枯盛衰」
『つるピカハゲ丸』覚えてる?作者・のむらしんぼ先生の転落人生(NAVER まとめ)
に関するニュースがこちら(中国語)などで紹介され話題になっているようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の漫画家に関するニュースでキツイのが来た。
かつての人気漫画家が、仕事も減って妻から離婚を突きつけられ、それでも漫画を描き続けているというニュースだ……

やはり漫画家って厳しい職業なんだなあ。

これは気の毒な。

マンガと心中しろと妻は言った……か。

なんだかスゲエ話だな。現実がマンガみたいな話になってる気が。

代表作の連載が10年、漫画家生活35年?
それでこんなことになるのか……

家族を養えなければ男じゃない。離婚されてもしょうがない。きちんと家を大事にしていなかったようだし。

でも金が無くなった、仕事が無くなったらはい離婚というのもキツイ。人気がある時、成功している時は家族もそれを享受していたろうに。

やはり二次元が良い。三次元に価値などない。

それにしても漫画家になって更に結婚するとか、勝ち組ではあったんだな!

うむ。漫画家でも結婚できるってのはスゴイ。ニュースによればプロダクション立ち上げて成功者になってた時期もあるようだし。
まあ俺はこのニュースを見てやはり独身でいいやと思ってしまったが。

漫画家と離婚……矢吹先生のNTR案件とか、声優と結婚して離婚とかが思い浮かぶが、こういう類の離婚の仕方もあるのは当然か。

見た感じではバブル期に一回大当たりを飛ばした漫画家らしいね。それでもこうなるのか……

なんとも寂しくなる話だ。成功し続けないと全てを失ってしまうとは。

最近はこれよりもっとヒドイ話もあった。
香港の漫画家が失業状態が続いた末に飛び降り自殺をしたという話がね。

香港の方は、日本の漫画家で言う所のアシスタント的な作画担当だっけ?
関わった作品に90年代の人気作品の名前が出ていたから驚いた。

この人、冨樫と比べてどんな感じなの?

少年ジャンプの大成功者と比べると稼ぎはかなり落ちるよ。
そもそも、冨樫は日本の漫画界における有数の成功者の一人だ。さすがに日本でも麻雀やって暮らして金が無くなったら下書き描いて稼げばいいとかいうのは冨樫くらいだろう。でもこの人もアニメ化作品を一本持っているから漫画家の中では成功した部類に入るのは確かだろう。

活躍した時期的には冨樫よりも前、「聖闘士星矢」や「ドラゴンボール」と重なる漫画家だと思われる。あと子供向け漫画の方だから、商業的な規模は小さくなるだろうね。

「聖闘士星矢」よりは後のはず。
アニメに関しては、こっちで人気になった作品で言えば「魔神英雄伝ワタル」や「鎧伝サムライトルーパー」とかと同時期。80年代の終わり頃だな。
ちなみにデビューが79年だから、ウチの国で知られている人気漫画家の多くと比べても漫画家としての活動期間は長い。

スポーツ選手や芸能人でも同じようなことが起こっている。
人気がなくなってその仕事で稼げなくなった時のために、資産運用やサイドビジネスを身に着けておかないといけないのだろうな。

この老漫画家の先生、技術と経験は十分以上にあるんだし、同人で稼いで再起を狙うとかはダメなの?

絵柄が今の流行じゃないから売れないだろ……

もし再出発するにしても絵柄を変えないといけないし、しかも漫画はどんどん複雑になっている。技術や制作体制に大掛かりなアップデートをしなければいけないから同人という現在のオタクの最前線で商売するのは厳しいぞ。

同人はやってないけど、商業の仕事は細々と続いているから、プロの漫画家として全く仕事が無いわけではないようだぞ。

代表作として挙げられているのは「光頭仔阿丸」(つるぴかハゲ丸)だけど、これ俺が子供の頃にテレビでやってたぞ?
ケチな家族が吝嗇ネタで笑いを取る作品だった。

私も見ていた。自分にとっては「クレヨンしんちゃん」とかよりも好みだったよ。作品に関する記憶が曖昧になっていたので検索してみたが、やっぱり当時の情報あんまり引っかからないね。

香港のテレビでやってたよな。
まさか今になって作者の情報や、こんなニュースが入って来るとは……

こっちでも放映されるようなアニメになる作品を持っていても、こんなことになってしまうのか。人気商売はやはり怖い。

分かってはいたが、漫画かというのがずっと続けられる職業ではないのを改めて見せつけられた気分だ。人気作品が無いと食っていけないが、人気作品が出てもそれで食っていけるとは限らない。分かってはいたんだが。

ウチの国のネット小説やweb漫画で食っている連中も、こんな感じになってしまうのだろうか。



とまぁ、こんな感じで。
漫画家が厳しいという事例を目にして考えてしまう人もいるようですし、子供の頃に見たアニメの作者に関する情報に思わぬところで遭遇して考えてしまう人もいるようでした。

ちなみに私はちょうどつるぴかハゲ丸連載当時のコロコロを読んでいた世代なので、原作についてはイロイロと思い出せるのですが、アニメに関しては
「途中からドラゴンボールと同じ時間帯での放映となってしまった」
ということが今となっては一番印象深いものになっていますね。
好きな作品ではあったものの、子供心に
「いくらなんでも相手が悪すぎる」
と思ってしまいました。


とりあえず、こんな所で。
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中国オタク「日本の英語教科書のキャラはカワイイ。特に先生がカワイイ」「なぜ日本人は自然にこういうことをやるのか」

中学の英語の教科書
「NEW HORIZON」
の新しいバージョンに出て来る人物、特に英語の先生がカワイイと話題になっているそうですが、ありがたいことにこの件に関して
「中国オタクの反応はどうなのか?」
という質問をいただいております。

この件の日本での話題に関しては以下のサイト様の記事などをご参照ください。

【教科書】NEW HORIZON、萌化する(哲学ニュースnwk)

この件、やはりと言うかなんと言うか中国オタク界隈にも早速広まっているようです。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の英語の教科書の萌える先生キャラ」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の英語教科書のキャラはカワイイ。特に先生がカワイイ

おい、教科書ってのは勉強するためのモノでマンガのように楽しんで読むもんじゃない、そうじゃなかったのか!?

この絵柄は萌える。嫌いじゃない。

なぜかパッと見ではセイバーと思ってしまったがよく見たら違うな。こっちのソシャゲにも似たデザインのはいるし、無難な萌えによるデザインといった所か。

俺は死亡フラグ立ちそうな髪型のキャラだなーと。

英語とあと何か別のものに対する学習の欲望が沸いてきた。
この教科書、どこで買えるんだ?
日本にも教科書用の書店とかあるのかな?

学生が英語では無く創作活動を頑張ることになりそうだな……

中学生の男子の、英語の先生への初恋……アリだな!

一通りのキャラは揃っているようだし、ストーリー展開も幅広く行けそうだな。
教科書のキャラを使って、或いは自分がキャラ達と話すようにして例文のような会話をしよう、といったこともはかどりそう。

なぜ日本人は自然にこういうことをやるのか。とりあえず、国内にこの流れを持ち込むことを強烈に要求したい。

ウチの国の教育部がこんなん認めるわけねえだろ!!

むしろ、キャラデザが崩壊しているというか、あえて悪くしているというか。
きっとこの日本の教科書のようなキャラデザだと勉強に対する注意力が散漫になるからだ。きっとそうなんだ……

ところで薄い本はまだ?
このキャラデザならいける。

本は知らんが二次元絵ならもう既にたくさん……

やはりあるのか……
同人誌に出そうだとは思ったが。

旧版の英語の先生は納得というか、教科書っぽいという感じだが最新版は……

次の学年用のは金髪ツインテールでいきましょう。

俺は今日まで、英語の教科書の先生で同人誌を描くなんてことを想像したことも無かったよ。

教科書に顔くっ付けて先生と接触とかやりそう。俺ならやる。

これは悪影響が出る。学生と教師の恋愛が増える!

二次元だから大丈夫じゃないか?
現実の日本の英語教師が萌えるようになったという話は聞かないし……

正直な話、こういう教科書で勉強して見たかったなあ。
あと日本の教科書って英語以外の部分、日本語表記の部分も多いんだな。

それは自分も気になった。
ウチの国の教科書は表紙と奥付、あとは単語解説くらいしか中国語は無いのに。

とは言え、ウチの国の教科書も中学高校辺りまではカラフルだし絵もそこそこあるから悪くは無いと思う。大学に入ってからの、白黒で文字だけで理論がずっとならんでいる、辞書みたいな教科書に比べたら!!

でもさすがに日本のような漫画と比べられるレベルじゃないよね……

日本のアニメや漫画に出て来る教師が萌え属性を備えているのはこういう所から始まっているのだろうか?
絵が大きく進歩したのはこの版からなのかもしれないが、それ以前も設定上は萌え的な解釈ができるものだったのではないだろうか?

萌え以上に気になるのは、教科書なのにすごいきちんとした絵が描かれているということだな……こっちの一筆書きみたいなのとは違う……

俺は絵柄よりも、例文のシチュエーションが気になる。
日本の英語教育はどこまで突き進んでいるんだ。

絵柄は萌えだが内容的には簡単なレベルの英語だと思ったら、これ中学生向けか。
いやまて、日本は中学生向けでこんな萌えベースのイラストになってんのか!?

でも日本人はこれでも英語能力低いんだから、興味では能力が上がらないことの証明にもなってしまったな。

そこは人それぞれだろう。俺自身に関しては趣味で語学力が上がったのは間違いない。

能力向上につながるかはともかく、好き嫌いには影響しそうだ。こういう教科書ならウチの国の英語嫌いの子供もちょっとは減るんじゃないかなー



とまぁ、こんな感じで。
普通に萌えを感じられるキャラだということで、ちょっとした衝撃にもなっている模様です。

この挿絵ほどではないですが、中国オタク界隈では
日本の教科書や参考書における漫画的な挿絵の活用について
「教科書っぽくない」
「勉強のためのものとは思えない」

などといった方向でちょくちょく話題になっています。

ですがこの「NEW HORIZON」の件に関しては、中国オタク的にも萌えを感じるデザインであることや、日本のネットでは既に二次創作が行われているということで、いつも以上に話題になっている感もありますね。


とりあえず、こんな所で。
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中国オタク「日本の漫画ってなんであんなに休載するの?」「あれは休載がきちんと告知されるだけマシと見るべきでは」

ダ・ヴィンチニュースの方で連載させていただいた中国オタク事情コラムが終了となりました。ダ・ヴィンチニュースの方で書いていたような中国オタクネタに関しては以前のようにこのブログの方で紹介させていただきますので、お暇な時にでも読んでいただければ幸いです。
さてそんな訳で(?)、今回は中国オタク界隈における連載や休載関係のネタについてを。

中国オタク界隈では、日本のニュースとして人気漫画の休載がちょくちょく紹介されているのですが、そういったニュースの影響か日本の漫画の休載に関するネタ混じりのイメージのようなものが固まりつつあるようです。

中国のソッチ系のサイトでは
「日本の漫画の休載」
に関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の漫画ってなんであんなに休載するの?
しょっちゅうニュースが流れて来るが。

日本の漫画家にとって休載はありふれた事なんだろうけどね……
中でも冨樫義博はスゴイよな。

日本の休載に関しては、休載がきちんと告知されるだけマシと見るべきでは。
ウチの国ではそういうのさえ無く、突然休載とか中断とかになるし。

商業、非商業問わずネットのコンテンツとか掲載期間が延びていつの間にか掲載が止まるなんてのはありがちだよね。

冨樫義博は漫画描かないで麻雀やってるので有名。自分が主催の大会とかもやってる。

冨樫義博はずっと休んでいる状態で、再開がニュースになるくらいだからな。

休載に関しては冨樫義博をはじめとして有名な作家も少なくないが、日本の漫画の休載ってそんなに頻繁じゃないはずだぞ。ニュースとしてはそこそこ多いが……

「ベルセルク」も休載が凄い。
俺がガキの頃からあんまり進んでいない。

三浦建太郎は趣味や別の作品の手伝いとか、自分のやりたい事やり過ぎているからだろう。

漫画家は成功したらそんなに仕事しないでもいいというか、金がなくなれば仕事すればいい、あるときは遊ぶとかになるのだろう。

実際、日本の漫画が休載する原因って何?

表に出ている理由は作者の体調不良や取材だけど、なんか別の理由がありそうだと思えるケースも多い。

単純に体調、或いは漫画家の能力的な問題以外ではどうなんだろうか?

個人的に興味深かったのは、出版社側のスケジュールでの休載と言うケースだね。
日本の雑誌は連休や祝日に合わせて合併号を出すことが多いんだが、それが出版社と作家にとって一種の休載になっている。

自分も最初の頃は作者急病という情報を聞いて漫画家のことを心配していたが、最近は「遊ぶために休んでいるんじゃ」と思うようになってきている……

遊ぶために休むくらいなら作品引き延ばさないでさっさと終わりにすればいいのにと思ってしまう。

自分も心配から段々とイラつきになっていったかな。
もっとも仕事するようになってからは、休むのも描くのも作者の自由だからしょうがないと割り切るようになった。休載しても仕事があるというのは、成功者の特権でもあるからね。

うん……昔は作者急病をかなり深刻に捉えたファンが多かったんだが、最近は白ける人が多いよね……

あとは単純な週刊ペースでは無い、定期的な休載込で掲載されている作品もあるな。これは恐らく作者のスケジュールがそうなっている。忙しい人気漫画家に仕事をねじ込む上でも有効なんじゃないかな。

日本の休載って大きいニュースやネタになってはいるけど、日本で連載されている漫画作品の数を考えればそんなに頻繁じゃないぞ。
一部の人気漫画家以外は休載したら競争に負けるから休載したくてもできない。

休載する人気作品って、だいたいそれまでに長期連載しているケースがほとんどだからな。むしろそこまで休載せずにやってきたという風に見るべきかもしれん。

大きなニュースにならないだけで中国の漫画もわりと頻繁に突然休載になったり、雑誌ごと消えたりしているんだけど……

とりあえず冨樫義博、青山剛昌、高屋良樹、永野護が休載四天王だろう。

「ガイバー」の高屋良樹は本人ではなく、本人の巡り合わせの悪さが原因じゃないか。

休載に関しては井上雄彦も結構な頻度と長さだと思うが、冨樫義博に比べて全く叩かれないのはどうしてだろう。
井上雄彦もよく考えてみたら漫画以外の活動が多いんだが。

井上雄彦は下書きで掲載とかしないし、麻雀のために休載とかではないから。
そもそも井上雄彦の場合は制作に時間がかかるのが容易に想像できる。

「バガボンド」は月刊連載だぞ。それに対して冨樫義博は週刊なのにあんなに休んでいる。割合が全く異なる。

バガボンドの掲載誌って週刊じゃなかったっけ……?
それにもう不定期になっちゃっているしなあ。

井上雄彦は展覧会とかの活動で休んでいるけど、悪いイメージは無いよね。それに対して冨樫義博は出て来る理由が問題だし、掲載される作品の状態もアレだから……
職業に対する態度の違いみたいのを感じるんだよね。

漫画家の休載に関しては疑ってしまうけど、尾田栄一郎に関しては休載すると「どうか休んで下さい」という気持ちになる。

尾田栄一郎は仕事狂いだから、休載しているときに「本当に休んでいるのか?」が心配になるよな。

青山剛昌の休載のイメージって何?長期入院一度やったけど、それ以外は別に休んでいなかったような……?

たぶん艦これだろう。
艦これ関係の発言が出ているし、アップされたプレイ画面のレベルと編制からしてやり込んでいるのは間違いない。

青山剛昌は確かに艦これやり込んでいるし、休みの時にやりたいことだと公言したりしている。しかし休載しているわけではないし、入院のお見舞いネタとしての意味もあるのに、艦これでサボるというイメージになっちゃっているのはどうなんだろう。

web漫画のようにいつの間にか連載ペースが広がるのも一種の休載だろうし、週刊漫画雑誌という媒体での休載は単純に他と比較できんだろ。

実際、ゲームのために休載とかは珍しくないらしいが……

「FAIRY TAIL」の作者はゲームのために作品書きためておくらしいな。

なおそれを編集に発見されて、複数話掲載とかやられる模様。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈では漫画に関しては昔に比べて話題にならなくなっている感もあるのですが、休載関係の話題に関しては昔より活発になっているように見えるのはちょっと不思議ですね。

有名作品の休載のニュースは目をひいて扱い易い話題なのもあってか、中国では大手のニュースサイト(オタク向けだけでなく、一般でも)からファンコミュニティまで、様々な場所で掲載されます。

ですが日本の漫画雑誌の連載状況について、日本でどれだけの漫画雑誌が出版されていて、どれだけの作品がどういったペースで連載されているかなどといった情報はあまり広まっていない、意識されていない状況です。

そういった環境にあるので、中国のオタクの中には
「日本の漫画は休載が多い」
的なイメージを抱く人も出てくるのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「カラーじゃない漫画は見たくないという人、多いよね」

ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただきましたので、今回はそれについてを。

最近の中国ではweb漫画が盛り上がっていますが、配信されている作品はカラーの作品も多いそうです。また、日本の漫画に接するルートも書籍や雑誌ではなくネット経由という人が増えており、現在の中国オタク界隈では
「漫画はカラーがいい」
といった人も増えているとかなんとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「漫画はカラーじゃないと」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


カラーじゃない漫画は見たくないという人、多いよね。

それ俺だ。
脳内補完能力が微妙だから、カラーじゃないとダメ。モノクロは疲れるんだよ……

自分は白黒で描かれた漫画の方が好きなんだがなあ。

アニメで見る分には問題無いんだが、モノクロの原作漫画を読む気にはならないわ。

アニメはいいけど漫画は……カラーじゃないし……というのは俺の知り合いにもいるな。

私も昔はカラーの方が好きだったけど、今は漫画も同人誌もモノクロの方が好み。カラーだとなんか足りない所というか、制限みたいなものを感じるようになってきて。

白黒での描画だと脳内で好みの色に着色できるからね。補正がでかくなる。

上手ければカラーだろうがモノクロだろうが関係ないと思うが、そうじゃない作品も多いしな。

香港やアメコミのカラーとか素晴らしいのもあるけど、それをすべての作者に要求するのは難しいというのも分かる。

自分だと……例えば「ジョジョの奇妙な冒険」はカラー版ならいいけど、モノクロ版だと読む気にならないかな。

同人誌だったら白黒でもOK。

俺は同人誌はやはりカラーじゃないと……

自分も同人誌はカラーじゃないと嫌だな。あえて白黒を買う気にはならん。

中国のサークルが出すのは画集が多いし、カラーじゃないと売れないよね。
だがストーリー重視で日本の同人誌を探すと基本的にモノクロを選ぶしかなくなるんで、自分はモノクロでもOKだな。

私は「To LOVEる」はカラー版で見る人間だが、単行本のラフ画も良いと思っている。結局は好きな方で、好きな作品を見ればいいんじゃないか。

基本的にカラーの方がモノクロより良いのは間違いないだろう。

同意だ。画力が同じならカラーの方が優れている。白黒テレビとカラーテレビの差みたいなもんだよ。

確かに同じ条件ならカラーの方が良いとは思う。
だが国内の作品を見ていくと、カラーを使いこなせていない作品もわりと……

漫画に関しては現実を映すのではなく、絵を描くものだからフルカラーが絶対的に優れているとは思わん。特殊効果のようなもので、考え無しに使い過ぎると作品が微妙なことになると思う。

上手なカラーなら大歓迎なんだけどね。
そう言えば俺がずっと読んでる作品がカラーに移行した当初はヒドイことになった……その後作者が慣れたのかカッコ良い感じにはなってくれたんだが。

今のウチの国は漫画はPCやスマホで見るものだから、カラーの方が強くなるのは当然かも。海賊版漫画の時代は印刷コストがそのまま出ていたけど、PCだと印刷コスト関係ないし、競争する上でもやらないわけにはいかなくなってきている。

描く方はカラーだと手間が増えるんだけどね。
いや、PCで描けるから手で書いていた昔に比べれば格段に楽になっているのは承知しているよ?でもカラー処理で工程が増えるのも間違いないんだ。

昔はモノクロで描く場合でも紙にペン、それからスクリーントーンが……
特にスクリーントーンはヤバイ。手に入らない、手に入れるにしても高過ぎる。

今の時代、商業作品を一人で描いているわけじゃないんだから分業でなんとかなる。モノクロに加えてカラー担当するアシスタントを増やせばいいだけだ。

お前、CGの塗りで印象が全く変わるの知らんな?
塗りは塗りで別のスキルやセンスが必要になる。それに人を雇うとコストがかかるんだぞ。

自分の場合、国産漫画だとやはりカラー優先で見る作品決めてしまうかな。

自分の好きになった作品は白黒の漫画ばかりなんだが……今の時代難しいのかな。私もカラーにも良い作品が有るのは知っているけど、少し寂しい。

カラーは良いんだけど、グラデーションや影のつけ方がヘンで妙な印象になっている作品もあるのがな……

ちゃんとやるなら範囲指定してベタ塗りってわけにはいかんからね。でもそういう問題のある作品って、白黒にすると更にヒドイことにならんか?

一番大事なのは漫画が面白いかどうかだけど、色塗りのスキルが微妙で作品の印象もヘンな事になる作品はあるね。もちろんその逆も。

モノクロでもカラーでもいけるけど、見ていて楽なのはやはりカラーだなあ。

モノクロの場合、読者に要求される想像力というか脳内補完能力が高めなんだと思う。読む方に慣れが必要だ。てかこの辺りで年齢がバレるな!

ああ、言われてみれば……!
モノクロに関する抵抗感の有無は年齢がばれる話題かも。



とまぁ、こんな感じで。
漫画がカラーじゃないと積極的に読む気にはならないといった方も少なくないようです。
最近の中国では国産のweb漫画はカラー系の作品が多くなっているそうで、モノクロ系の人気作品も存在するものの多数ウケするのはカラーだという話も聞きますね。

一昔前の海賊版時代と違って、現在の中国オタク界隈では漫画の影響力が随分と小さくなっていますし、視聴者の多いアニメと比べてしまうと漫画を読むのは少数派になるのも確かです。

また、以前中国関係の仕事をされている方から
「辺境地区出身で全く漫画に触れた経験のない人には漫画の読み方が分からない人もいた」
という話を聞いたこともありますし、
日本の漫画に触れる機会も変化してきている昨今の状況では、
「日本の漫画の伝わり方」
といった点に関しては昔と比べて難しくなってきているというか、日本の漫画のフォーマットが抵抗なく受け入れてもらえるものではなくなってきているのかもしれません。

今回のやり取りを見ていると、コストや手続きなどの問題をクリアできるなら中国向けにカラー化した漫画の展開を増やしてみるのも一つの手かもしれないなどと考えてしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本人って絵が描ける、漫画的な絵を描ける人が多くない?」

今年もあと少しですが、この時期はやはりゴタゴタしてしまいますね。
そんな訳で今回は軽めのネタで一つ。

オタクの活動においてイラストは重要な存在となっているかと思います。
それは中国オタク界隈でも変わりませんし、中国のネットでは様々なオタク関係のイラストが飛び交っています。

ただ、中国のオタクと日本のオタクを比べた場合、自前でイラストを描く、イラストを描いて楽しむような人の割合は日本よりもかなり低いのでは……という話もあるそうです。

中国のソッチ系のサイトでは
「日本人には絵が描ける、漫画的な絵を描ける人が多いような?」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本人って絵が描ける、漫画的な絵を描ける人が多くない?
学校時代や仕事でちょくちょく日本人と接する機会があるんだが、ちょっと引っかかっているというか、疑問に思っている。

それは考え過ぎだろ。
たまたまそういう人間にぶつかっただけだろう。

私はスレ主の言いたいこと、何となく分かる。
日本のネットで飛び交う絵を見ると、即興で絵を描いてネタにする、アップする人が多い印象。

人口に対する絵の描ける人間の比率は、明らかに中国より上だとは思う。

ウチの国のネットだと二次元三次元問わずのコピペやコラ画像が飛び交うが、日本の場合はそれに加えて普通にアップする人が描いたネタ二次元画像も多い。

そんなに違いは無いだろう。最近はpixivで中国人絵師が普通にランクインしたりしているし、別に日本人との差があるとは思えないが。

プロで比べると分からんが、趣味でやってる範囲で考えると日本人の絵師の多さは特殊だと思う。なんでなんだろうね。

日本人には絵描き方面の種族補正値があるのではないだろうか!

マジメな話、環境の影響じゃないか?
ウチの国だと絵画は実利、金銭まで行かなくても進学や社会的なステータスを伴うべきと考えられているから、趣味でイラストに手を出す人も少ないし、そういうのを楽しめる雰囲気や場所が無い。

個人的なイメージだが、日本人は多少なりとも絵を描ける、手描きでラフに描ける人が多いと思っている。

本業じゃなく、副業としてイラストを描いてるんだろう。

副業というか、収入と関係ない趣味じゃないの?
日本人はイラストで何かをやるというより、娯楽で描いているというイメージが。本業とは別にやってる人が多いんじゃないだろうか。

ウチの国の環境だと、二次元関係のイラストというかオタクの活動を本格的に始めるのは大学からになるしな。最近は若い時からハマれるし自分の時よりは大分マシに見えるけど、受験で断絶するのは相変わらずだし。

日本人というか、日本の同人活動見ていると、上手いに越したことは無いけど、上手く無くても普通に楽しんでいるような印象を受ける。
ウチの国だと上手く無ければ存在する価値が無い、同人でも売れないから意味が無いとかになる。

ウチの国だと、そういう趣味でやるのはネット小説に集中しているんじゃないか?
ネット小説もサクセスというかワナビ的な志向はあるが、同人よりは明確な商売になってないし、趣味としての面も強い。

言われてみれば。
ネット小説だと外に広がり難いから具体的には分からんが、自分もその印象は支持する。

絵より小説の方が初期投資コストかからないからね。今の時代PCだけでOK、紙もペンもいらんし、発表する場もある。
絵に関してはデジタルに移行してもPC以外のハードが無いと厳しい。ソフトを海賊版で手に入れてもマウスで絵を描くとかだと二次元はさすがに無理。本気で揃えると商売や仕事になってくる。

いちおうウチの国も、デジタル環境が普及してからは描ける人かなり増えてはいるんだよ。今世紀初頭、私が若い頃は絵が描ける人は極めて少なかったと言ってみる。

デジタル環境というか、ネットが発達したおかげで参考にできる手本や、描き方のノウハウに関する情報が増えたのは間違いない。それにpixivとかの趣味の発表の場も構築されているから、ウチの国でも昔よりも絵が描ける人の割合は確実に向上しているよ。

日本人も描けない人の方が圧倒的に多いんだろうけど、描けないと言いながらあっさり描く人もいたりするのがな……

日本人の出来ないって上と比較しての話だったりするからな。上手く描けない、下手とか言っておきながらなケースもあったな……

ウチの日本語の先生、絵で萌えを量産して人気を獲得している……

俺の学校の外国人教師も日本語の授業でイラストをちょいちょいと使って盛り上げてるな。こういうのを見ると、種族補正値というのを考えてしまうぜ。

日本人の絵画能力で驚くのは、日本語教師をやるようなおじさんやおばさんな年齢の人でも二次元系の絵を描ける人がいることだな。
最新の絵柄では無くても、アニメっぽい絵柄でちょいちょいと描ける人に会ったことがある。

ウチの国も若い世代は絵が描ける人が珍しいってわけではないけど、上の世代に関しては日本と明確な違いがあるよね。ウチの国ももう少し時間が経ったらそういう人が出て来るのかね。



とまぁ、こんな感じで。
アニメや漫画、オタクなどとは全く関係なさそうな日本人がそれっぽい絵を描ける、というのにぶつかって驚いた経験のある人も結構いるようです。

実際、私の印象でも中国では趣味で絵を、しかも漫画っぽい絵を描ける人は少ないですし、その手の趣味に関する交流の場も少ないのですよね。

私が中国の現地校に通っていた時のクラスメートなどにはアニメキャラのイラストを暇つぶしに描いている人もいたのですが、その手のイラストの描き方や描いた作品に関する交流の場も無くて、受験で忙しくなったら自動的に中止といったことになっていました。

ただ、上の発言にもありますが一応中国でも趣味で絵を描く、描ける人は増えているのではないかと思われます。
イラスト関係も、同人誌の絵のクオリティもここ10年程で格段の進歩を遂げています。もっとも、描く人と描かない人の壁が日本と比べて随分と厚いのは相変わらずですが……


追記:
コメ欄で「中国の美術の授業は?」という話題が出ているので、私の現地校での体験についてを。
中国の学校にも美術や音楽の授業は週1か隔週で1〜2時限くらいはありました。
もっとも、どちらも受験には関係ない課目だったので受ける方の態度もそれなり程度でしたし、自習になったり他の授業で潰れたりということも少なくなかったような。

内容に関しては日本と比べたらかなり薄い教科書を教えて、
あとは写生などの実技→課題回収で適当に終わり
といった感じでしたね。
日本の美術の授業と比べると密度は薄いですし指導や評価も放り投げ気味でしたが、教える内容や課題自体に関しては体育の授業ほど差はなかったように思います。

ちなみに生徒の態度が一番イイカゲンだったのは音楽で、睡眠時間にあてる生徒が続出していました。
選曲がとても中国的というか社会主義的(?)だったり、抗日系の音楽が入っていたりと違いが興味深かったり居心地が悪かったりということもあり、自分の中では音楽の授業の方が美術に比べて妙に印象に残っていますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本政府はTPPから同人誌を守るだと!?」

ありがたいことに
「TPPと日本の二次創作の問題について、中国のオタクの反応は?」
という質問を以前からいただいておりました。

この件に関しては中国オタク界隈でも話題になってはいたのですが、入る情報が断片的なこともあってか、中国オタクの面々の認識も混乱しているような所が見受けられます。

先日、二次創作が非親告罪化の対象外になるという方向の話が出ましたが、これに関して中国のソッチ系のサイトで話題になっているのを見かけました。

2次創作は非親告罪化の対象外に 文化審議会の小委員会、方向性まとまる(ITmedia ニュース)

そんな訳で以下にその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本政府がTPPで二次創作を保護するという態度を明確に表明したらしい。
つまり、日本政府は同人創作を守るということになった模様。

日本政府はTPPから同人誌を守るだと!?

え?同人が守られることになったの!?
ダメになるって話じゃなかったのか!?

これに関しては日本の政府はよくやったと感心する。

同人に関してはこうするべきだよ。
同人の権利侵害を明確にやったら文化も一緒に死んでしまう。

日本政府はちゃんと民のために尽くしているな。

まだだ。アメリカ帝国主義の連中が言うまで安心できない……

同人抑制しちゃうと創作意欲も抑制されちゃうしな。

パクリ大国と風刺されるどっかの国では難しそう。
そもそも作る方も受け取る方も同人に関する態度がアレだし。

またお前らの中国はダメ、な自国叩きかよ。
同人なんかが創作意欲に影響する、促進すると考えるなんて頭おかしいんじゃね?

同人誌とか言ってしまえば全部エロにしちまえという精神によるものだ。同人誌を文化とかほざくヤツはいるけど、同人誌の90、いや99%がエロ同人誌だという事実から目をそらすなよ。

エロから文化がうまれるわけないのに、アホなことするもんだね。個人的な嗜好としてはOKだが、国としてはダメだろう。

悪い事とは思わんが……エロ同人とオタクのためにアメリカと対立するとか、、日本政府は国の利益と釣り合うと本気で思っているのだろうか?
正直理解し難い。

お前はエロ同人しか見ていないかもしれんが、二次創作の範囲はかなり広いぞ。pixivやニコニコ動画のネタMADなんかもその範疇だ。
冗談じゃなくオタクどころか、日本の娯楽文化の今後がかかっていた問題。

ウチの国も一応同人は出てるしそこまで他人事ってわけじゃないんだけどね。
もっともウチの国では「比較的手間をかけないで売れる」イラストやグッズ、それにお色気要素が目立つが。日本のコミケに行った時、マンガ同人誌や評論同人誌がとても多いのに驚いた覚えがある。

人気ジャンルや18禁などを活用して「売れる」のを狙うのは日本も一緒なんだけど、日本はちゃんと漫画なんだよな……その辺りは確かになんか違う。

二次創作では革新は生まれない。
こんなことをやってると、今後も日本にはジョブスは生まれないだろう。

だから日本はジョブス的な革新産業ではなくアニメや漫画産業でガッツリやれているんじゃないの?
アメリカとはまた別の方向で生き残っているのは普通にスゴイと思うぞ。

なあ、お前らもしかして「同人」ってほぼ全部18禁、エロ同人だと考えてないか?
日本の同人創作、二次創作って一般向けの作品も多いし、ストーリーやら解釈やらである意味原作超えるようなのも出るんだぜ?
ネット上にあるのはエロ同人データばかりだし、金が動き易いのもエロ同人だけど、二次創作作品数で考えるとかなり別のものが見えてくるぞ。

日本の文化って伝統的にエロ方面を切り離していないのも特徴だよね
浮世絵なんかもそうだし、エロと普通のコンテンツが普通に共存している。オタク方面を見てもエロ方面と一般向けの境界が曖昧だし、同人と商業の境界も曖昧だ。規制も行われてはいるが、ウチの国のような規制一発で全滅させるようなやり方ではない。そこにアメリカ的な著作権管理が入るとダメージが来るだろうし、抵抗するのも当然だろう。

あの国、エロ同人誌描いていても少年ジャンプに作品連載してそれが人気アニメになれたりする国だからな……

ウチの国は最短で最適解の作品を創ろうとする。もちろん方法論が確立している所に大資本を投入するのは別に間違いじゃない。
でも日本のやり方はそれとは違うんだよ。大量の同人作品による混沌とした環境から、時折出現する優秀な作品や人材をすくい上げていく。もちろん最適解を狙った作品制作は日本でも行われているが、それと同時に趣味に走って好き勝手やる同人文化と市場が存在するのが日本のオタク市場の特徴だ。

同人もオタク市場の重要な部分だし、財政収入に関係しているんじゃないか?

いやこれ日本のコンテンツ、文化戦略の一環だろ。
ウチの国だとたかが同人、たかがアニメや漫画だけど、日本ではそれを文化的なツールとして認識、活用している。

一方、ウチの国では海外に売るために西遊記とかの表現を削りましたとさ……

日本はちゃんと文化を守る方向になってるのに、ウチの国は……

マジでどっかの国の、どっかの文化局はこの件を学ぶべきだよな!

まぁなんだ。
私は日本政府は嫌いだが、この件に関してはグッジョブと言わないわけにはいかない……!

日本の支柱産業になり得るジャンルだし、日本の経済発展に有利な分野だから政策でフォローしているという面もあるのは間違いないだろう。

日本は同人二次創作とオリジナル作品の相互補完がうまくいっているし、上の方からも保護する価値があると見做されているんだろうなー

日本のオタク界や漫画の産業構造から見ていくと、同人が死んだら原作もいずれは死に体になってしまうだろうからな。

正直、自分には同人二次創作が、国家間交渉のテーマ、それも自国産業保護を目指す材料になるのは想像し難い。
今回の件ではあの国を見る際に、自分の感覚があてにならんというのをまた実感してしまった。

日本は同人出身の作家、或いは同人もやっている商業作家が非常に多いからね。重要なものだときちんと認識されているし、政府に働きかける動きもきちんと出るのだろう。

日本の同人はファンの娯楽であると同時に、作家育成の場でもあるんだよね。しかも昔から機能している。高橋留美子とかも同人出身だと聞いたときは驚いたわ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的には朗報になるようですが、個々の反応に関してはちょっとした差もあるようです。

中国オタク界隈では個人個人の二次創作、同人作品のイメージに関する幅が、日本以上に大きいような所がありますし、TPPと二次創作、同人活動に関する捉え方も人によってかなり違うものになるのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国国産実写版「ドラえもん」に対する中国オタクの反応

ありがたいことに
中国のショッピングサイトのタオバオが制作するという実写版ドラえもん
「拜托啦小叮当」
(日本語だと、「お願いドラえもん」といった意味になります)
に関して、
「中国オタクの反応はどうなのか?」
という質問を複数いただいておりますので、今回はそれについてを。

本物のネコがドラちゃんを演じる実写映画「ドラえもん」が中国で製作中! ウルトラマンっぽい何かもいる模様(ニコニコニュース)

【動画あり】中国の実写版『ドラえもん』が斜め上すぎ! ドラえもん役に本物の猫を起用!! ウルトラの母っぽい何かもいるカオス仕様と判明(ロケットニュース24)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた、
「中国国産実写版ドラえもんの情報」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(本編はこの記事を書いている時点で既に公開されていますが、以下の内容は本編公開前、ビジュアルやPVが出た時点でのものになります)


中国国産版の「ドラえもん」のビジュアルとPVが出たぞ。
目玉なのかは分からんが、ドラえもんの映画では初めて本物の猫を起用した作品になるのか?

「真人版」ではなく、「真猫版」というヤツか……

本物の猫のドラえもんより、ポスターの一番左にいるウルトラマンの方が気になるんだが。

早速日本で話題になってツッコミを受けまくっているようだな!

実写版にした時点で二次元キャラとの違いにツッコミ所満載なのに、本物の猫だからなー

てかキャラが揃って歳とり過ぎ!

このドラえもん、耳があるじゃないか!!
ネタに走ること自体は構わんが、作品の大事な所を見失ってないか?

まさかこの猫の耳をバッサリやるなんて、恐ろしい展開が!?

いっそタヌキを起用していればネタと割り切れたのに……!

「トムとジェリー」の国産実写版かと思ってしまった。

一応、これまでで最も美形なドラえもんとかいう話が。

二次元パロなら美化されたのはちょっと探せば出てくるけどな。

しずかちゃんに関しては、以前ベトナムで制作された実写版の方が明らかに上だ。

ああ、あれか。
他はネタまみれだったが、しずかちゃんは確かに可愛かったな。

現代風に調整されてはいるが、大人がドラえもんのメンバーの格好をするとキツイ。ダメなコスプレ感が濃厚に漂っている。

どこのTMAかと思いました。

なんだ、「のぞえもん」の映像化じゃないのか。

こののび太、小学生なのにガタイ良過ぎだろ。
俺より普通に背が高そう。

だから左のウルトラマンは何なんだ。そっちを説明しろ!

これ、本当に権利取って作っているのか?
ドラえもんとウルトラマン一緒に出すとか、どういうルートで成立したんだ?

「哆啦A梦」の名前を使っているし、その実写版とうたっているからドラえもん関係の権利はとってそうだけど、ウルトラマンとのコラボは分からんな。

ドラえもんに関しては、配信するタオバオが権利取っているらしいという話はちらほらと出ているが、ウルトラマンに関してはマジで不明。

まぁドラえもんに関してはタオバオが公式でガンガン宣伝しているし、さすがに問題は無いだろう。
もっとも、どっちも無許可で勝手にパクって作っている可能性も否定できんが。

いいかげん、子供の頃の夢を破壊するシリーズは勘弁してくれよ……

笑えばいいのか泣けばいいのか。

最近のリメイクや実写化はそういうのばかりだよな。
あとどれくらい「俺達の子供の頃の夢」で壊せるものが残っているのだろう……

横にいるウルトラマンが全て持って行っている。
ヤツは何者だ?未来デパートの関係者か何かか?

見た感じではウルトラの母っぽいが……それからウルトラマンと関連すると思われる謎の鳥居もアレだな。

実写の猫ということは、オタク向けではなく一般向けでのあざとさを狙っているように思う。

PV見たけど、ポスターほどのインパクトは無いな。
このポスターが最初にして最大の盛り上がりになる可能性も。

PVはホラー系っぽい印象も受ける。もっとも、「魔界大冒険」ほどは怖くない。

ポスターの出来自体は悪くないと思っている自分がいる。
ネタにするにしろ、真面目なストーリーにするにしろ、やるならやるでキッチリやって欲しいね。グダグダな楽屋落ち的なパロで終わるのが一番嫌だ。

ヒドイことをすると思ったが、考えてみれば日本の西遊記や三国演義の実写化や女体化などのパロディもアレなことになっているし、ウチの国がちょっとくらいやらかしても良いんじゃないかと思っちゃったぜ!

それにしても……次元の壁というのを感じる作品だね。

でも引き付けられるものはある。俺はウルトラマンが何なのか気になって仕方がないから見てしまうだろう。

ところで、しずかちゃんのお風呂シーンは当然ありますよね?



とまぁ、こんな感じで。
やはりツッコミの嵐が巻き起こっていました。

中国のオタク界隈ではドラえもんについて語れる人は多いですし、最近は「STAND BY ME ドラえもん」の中国国内での大ヒットもあり、ドラえもん関係の話題がまた盛り上がっている所でした。
そこにこんな燃料が投下されたら燃え上がらないわけがありませんよね。

現在は本編も3話まで公開されており、どうやら1話2分程度のタオバオの宣伝CM的な作品だったようです。音楽や効果音は原作通りらしく、案外原作リスペクトな内容だとか。ちなみに2話ではしずかちゃんの入浴シーンもあるらしいですよ……?

この「実写版ドラえもん」の本編の反応に関してもそのうちまとめてみたいですし、引き続き追っかけて行こうかと思います。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「「巴マミの平凡な日常」という漫画があるんだがキツイ。哀しい、そして怖い」

今回は有難いことにネタのタレコミをいただいたものの、ちょっと後回しになっていた話題についてを……

「まどか☆マギカ」
は中国オタク界隈でも非常に人気が高く、さまざまな影響を与えた作品で現在もちょくちょく話題になります。
例えば先日日本のネットでも話題になった、中国のケンタッキーのピンク色と黒色のハンバーガーに対して
【画像あり】中国のケンタッキーが発売するピンク色のハンバーガー、ものすごい毒々しいwwww (おいしいお)

「この色の組み合わせ、広告の構図が『まどか☆マギカ』のまどかとほむらに見えて仕方がない」
「食い物としてはともかく、あの色の組み合わせの広告は確かに気になる」

といったネタにされたりもしているそうです。

そしてそんな「まどか☆マギカ」のパロディ漫画の一つ
「巴マミの平凡な日常」

が、中国オタク的にはちょっとショック(?)な内容だと受け止められているとのことです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「巴マミの平凡な日常」という漫画をがあるんだが、この作品はキツイ。
巴マミの日常が哀しい、そして怖い。

あれか、巴マミ先輩31歳のパロディ漫画か。私も読み終わった後にダメージを受けたよ。結婚せずにずっと一人とか、二次元の話にしてもさすがに哀しすぎる。
しかも恐ろしいことに本編ストーリーに関係しないとはいえ、公式の商業展開なんだよな。

あれって実はかなり重い話だよな
読み進めていくと悲しみに襲われる。リア充になりたいとは思わないが、あんな生活になるのも悲しい。

本当にカワイソウな設定とストーリーだよね。
しかし31歳であれか……自分は大学の頃はその歳で結婚していないなんて想像もしなかったが、社会に出て仕事始めてみると、あの巴マミみたいなことになりかねないというか、なる可能性が低くは無いことに気付いてしまう。

あの作品は読んでいて泣けてくる作品だった。
「まどか☆マギカ」で精神的ダメージをくらうこと自体は予想できるが、こっちの方向からの鬱展開が来るとは思わなかったよ!

俺は読み進めることができなかったよ。でも巴マミは仕事もあるし、生活していく分にはそれほど問題ないんだろうけどね。その心配が無いだけまだマシなのかも?

ネタではなく本当にヤバイ喪女というのを改めて確認できてしまう。
自分は30歳になったらどうなるかしっかり考えたことなかったけど、こうなる可能性も十分にあると理解できるのがまた……

なんだろね。自分の場合はこの巴マミと同じような歳になっちゃったんだけど、一応父親に家は買ってもらえているけど、給料はそこまで多くないし車も無い。仕事から帰ったらオタク趣味に没頭。そして彼女もできない友達も少ない。
こんな生活をいつまで続けられるのやら。こんなことを改めて考えてしまう、わりとシャレにならん作品だ。

未成年の自分にとっても恐ろしい作品。大学に入って、卒業して……と考えてもその先が見えなくなる。結婚とかもイメージできない。

私は家と車はあるけど彼女がいないから結婚とか無理そう。オタク趣味を優先してしまう。

カネと部屋と車があるならあとはやる気だけだろ。それが揃わない現実に直面している人が多いんだから、注意深く前進すればいいだけじゃね?

俺、あと数年で魔法使いになれてしまうんだ……頑張らないと……

自分は高校生だけどもう彼女いるから全く心配していないわ。

彼女とかはともかく、結婚までいくと難度跳ね上がるぞ。
特に大学卒業したら金に加えて住む部屋の問題が発生する。

それは避けて通れない問題だよな。
現在のウチの国では住む所を結婚の時点で購入しないといけないような扱いになっているからね。例えば日本だったら結婚して住む場所が賃貸でも特に問題にならないが、ウチの国では大問題だ。

それ、今の若者世代の難題だよなー
上の世代とは環境、前提条件が完全に異なる。現在の不動産価格では親から譲ってもらう、金出してもらうとかでもなければ極めて難しい、リスクが高いと言わざるを得ない。

自分はもうすぐ30歳だけど、仕事以外はもう何もない気がする。新番組アニメを追っかけるのも少なくなった。昔はこんなことになるなんて思いもしなかった。

おいおい……俺は30までまだ10年弱あるけど、すごい怖くなってきちゃったじゃないか。

卒業してから数年、給料は食うに困らない程度。
家と車は親父に買ってもらった。でも彼女はさすがにどうにもならない。仕事と帰宅、そしてオタクの日々が続いている。アラサー巴マミを笑えない。

お前それかなり幸せな方じゃないか。
住んでいる街の家が買えない人間のつらさが無いのはすごい大きいんだぞ。

上海の物価や不動産の値段を見ると「仕事を頑張ろう、金稼ごう」という気持ちにもならんわ。

昔は40歳くらいで結婚できればと思っていたが、今はそれも厳しいと思うようになってきた。いや自分も分かっているんだよ。40歳だと男でもすでに遅すぎるのは。

一通り読んだが、なんか気持ちが落ち込んでしまった……

そこまで気にしないでもいいんじゃないか?それにアレはアレで悪くない所もあると思ううぞ。
自分も結婚しなければとは考えている、なんかもう任務のようになってきているし、老後のリスクとかは承知で、この巴マミのような生活もいいかなーと考えてしまう自分がいる。

でも一人のクリスマスとかはまぁネタになるが、昔の仲間が既に家庭をもっていて、でも自分は昔の価値観や趣味にこだわってという展開はキツイ。

なんかここまでレスを読んでいて、自分の考えが変わってきた。
もっと焦って動かないと孤独な一生になってしまう!

私は普通に二十代で結婚できず、そのまま独り身の可能性を考えていたからそんなにショックは受けないが、みんな結構ショック受けてるのね。

しかし日本ではこれをきちんと楽しめているんだろうか?
ざっと見た所では普通にネタ系の商業作品として普通に人気のようだが……

日本のネットで見た限りでは、自虐ネタの方向も含めてきちんとウケているようだ。
恐らく独り身、結婚しないという事に関する感覚がウチの国とは違うのも影響しているんじゃないか?
それから日本の場合、大卒までに働き始める人が多数で仕事優先の考え方も存在する。そこら辺も30歳の感覚が異なることに影響しているのでは。

ウチの国は大学院までが基本的なイメージだからなぁ……そこから就職、そして結婚を30前くらいにはというのが理想的な流れか?実際は難しいがな!

まぁ今の時代、三十歳で独り身というのも普通だよ。それも別に悪くない。
三十歳になる心配とかしてもしょうがないさ!

お前、それだとさすがに後悔するぞ……

当たり前だ!
俺はとっくの昔に後悔している!そこから先をどうするかだよ!!年齢的にももうアウトだしな!!

私はマミさんのあれはネタとして楽しめたが、まさかこっちでこんなに重い話になるとは思わなかった。あんまり今から心配してもしょうがない所もあるから、もうちょっと気楽に行こうぜ。

巴マミのあれは突然現実を、十数年後の自分は?というのを目の前に突き付けられたようで、読んだあとかなり怖かった。迫りくる現実が下手なホラーよりキツイんだよな……



とまぁ、こんな感じで。
日本の感覚でもちょっと精神的に「刺さる」ような所のある作品ですが、中国オタクの中には「厳しい現実を突きつけてくる作品」と受け止めて深刻な精神的ダメージを受けてしまう方もいる模様です。

この辺に関しては中国の社会の理想的な人生設計、生活スタイルと、それを実現するのがどんどん難しくなっていく現在の状況といった辺りのギャップ、厳しい現実を意識してしまったりもするようです。

もちろん中国オタク界隈にはこの作品をネタとして楽しんでいる人もいるようですが、真面目にとらえ過ぎて上のコメントにもあるような憂鬱な気分になってしまう人もわりと出てしまうのかもしれません。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のスーパーの店長の画力とオタ知識がおかしい」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので今回はそれについてを。

日本のネットでもちょっと話題になった
近所のスーパーの店長(53)の画力がハンパなさすぎて『ご要望欄』が絵のリクエスト状態に (Togetterまとめ)
に関して、中国の方でも話題になっているそうです。

そんな訳で中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のスーパーの店長の画力とオタ知識がおかしい。
これ描いたのは日本のあるスーパーの店長で53歳だって……

日本の店長、いや53歳は化物か!?

日本の店長が化物に思えるよ、本当に。
ウチの近くのスーパーの店長なんて作品やキャラすら知らない。

日本はタイアップ系の商品とかも活発だから、店長クラスであってもある程度子供や若者に人気のキャラを把握しておく必要があるとどっかで見た覚えがある。
ただこの店長に関しては普通にオタク趣味があるんだろうね。

驚きだ!日本はスーパーの店長、しかも53歳の人がここまで描けるの?

これが噂に聞く日本のオタク第一世代の作画力なのか!?

日本のオタクは古い世代でもこういうことができるんだね。
考えてみれば漫画家の活動も昔からだし、オタクや同人の活動もかなり続いているわけだよね。

横からの質問で悪いがオタクって世代が分かれているもんなの?古い世代の特徴ってどういうものなの?

ウチの国では明確ではないけど、日本のオタクは世代がそれなりに定義されているよ。第一世代が「宇宙戦艦ヤマト」と特撮、第二世代がガンダム、第三世代がエヴァといった辺りが代表作となる世代。
ただネットの発達以降はまだ明確な定義は無かったような?この店長は53歳ってことだから60年代生まれ、第一世代に該当するはず。

なんかウチの国のオタクのイメージと違う……

ああ、自分と同じ意見の人がいたか。
そうなんだよ。何かこう、ウチの国のオタクと微妙な差があるような気がするんだ。

そりゃウチの国は「宅」「死宅」にネガティブなイメージ、引きこもりのイメージが付いちゃっているからな。日本の「御宅」は活動のために外にも出る。PCの前に居座っているだけじゃない。

外で仕事して、サービスの一環で客にオタクな絵を描くとか、オタクのイメージから離れているよな。

日本のオタクの歴史はそれなりに長いし、仕事と両立している人だって当然いるだろ。
ウチの国はまだ学生が主流だし、社会に出ている上の世代もまだそこまで増えていないからそういった意識の差があるのかもね。

第一世代のオタクって社会的にはエリート層だから現在のオタクとはまた違うよ。それからSFオタクが非常に多い世代。

色んな絵柄を書き分けているのもスゴイな。
ところで横の日本語の文章はどんな意見なの?

絵のリクエストと店への要望って所かな。
ただ進撃の巨人の絵のやつは客の意見が絵のリクエストだけで、店側が意見もお願いしますと答えている。

日本のこの手の顧客意見と店の回答のやり取りって他にもヘンなのがあったよね。

確か前に日本のどこかの大学の店での絵+意見と、絵+回答のやり取りをいくつか見たことがある。でも、それは恐らく学生のバイトか若い店員がやったのだろうと思って面白いなーくらいで終わった。しかし今回は53歳。なんか不思議な気持ちになってしまった。

顧客の意見のためにこんなことまでするとは。大変だろうに。

でも店長がこんな絵と一緒に推薦してくれたら買いたくなっちゃうよな。

しかし53歳がこんなに描けるのに俺ときたら……何とも言えない微妙な気持ちになってしまった。

日本では53歳のオタクが絵を描けるというのは衝撃的すぎる。なんかこっちのオタクの未来が不安になってきた……

日本人というか日本のオタクって絵が描ける人多いよね。
明らかにウチの国のオタクより絵が描ける人間の割合が高いように思う。

一応ウチの国も老人のオタクがいないわけではないけど、ここまで創作活動のできる人となると極めて珍しいだろうね。
絵が描けるのって基本的にPCでツールを使いこなす若い世代のオタク。俺のような80年代生まれの古い世代は自分達で絵を描いて発表するという所までなかなかいかなかった。

自分も結構な歳でオタク。仕事でCG関係のツール使うし、絵は描けるけどこういうことをやる機会はあんまり無いなぁ。

この間のイベントで、白髪の老人が歩いていたのが印象的。グッズ買ったりしていたから普通にオタクの人だと思う。



とまぁ、こんな感じで。
ざっと見た所では53歳というのが特に大きな衝撃だったようです。

考えてみれば中国本土ではコンテンツが入った時期や社会的な理由もあり、日本のアニメや漫画関係のオタクは一番上の世代でもせいぜい80後(80年代生まれ)世代です。
そのため、今の中国ではその手の仕事に関わっていたとかでもなければ、40代以上でオタクだという人は結構珍しいかと思われます。

そういった背景もありますから53歳がアニメや漫画、しかも中国で人気になるようなオタク向けの作品の絵を描けるというのはちょっとした衝撃になったのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「パワー系の主人公が少ないのはどうしてだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので、今回はそれについてを。

中国のオタク界隈では作品の分析の中で主人公の傾向に関する話題やネタが飛び交ったりもしていますが、
「日本のアニメや漫画の主人公にはパワー重視、力強さを表に出したキャラが少ない」
と感じる人もいるようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


パワー系の主人公が少ないのはどうしてだろう?
日本のネットでパワー系の主人公が少ないと話題になったりしているそうだが、考えてみたら自分もパワー系の主人公をすぐには思い付けなかった。

主人公クラスだと確かに少ないか。
スピードが無いと相手に追いつけない、当たらない、的な展開になるし、技の演出も華麗にできない。

パワー型スピード型と明確に区別するのは問題アリじゃないか?確かに分かり易い区分ではあるが……

スピード型が多いとか、ゲームの遊び過ぎじゃないの?敏捷極振りで強くなるのはゲームの中だけ。実際は全体的に高能力というのが多いと思う。

そういった総合的な強さの中でスピード寄りかパワー寄りかってことなんじゃないか?
あとどっちかと言えばゲームの方がパワー系は活躍していると思うぞ。洋ゲーもそうだし、日本のRPGやSRPGでも最終的には火力が重要になる。

ゲーム以外では「レベル上がったから攻撃力も上がったから勝てました」じゃあダメだからな……

そりゃ公式でmはそのまま、vは二乗だからね!

パワー型だと大ダメージで決まっちゃうからバトルシーンの引き伸ばしが出来ないし……
あと主人公が強大なパワー型の場合、ボスとの力関係を描写するのも難しくなるんじゃないかな。最後に主人公のパワーによる一撃が決まる展開は悪くないが、ワンパターンになったり、下手したらネタになりかねない。

下手したら「ワンパンマン」みたいにオチ扱いにするしかないよな

いつのまにか筋肉ムキムキな兄貴キャラが主人公というのに違和感を覚えるようになっていた自分がいる。ジョジョは除いてだが。

昔は筋肉ムキムキな主人公はそれなりにいたはずなんだけどね。そう言えばケンシロウは?あれはパワー系でいいんじゃないか?

ケンシロウは今の感覚でデザインを見るとパワー系に見えるが作中の扱いで考えたらスピード系じゃないか?パワー系に関してはラオウの方が妥当だろう。

日本で人気になる主人公級のキャラは、パワー系のデザインにし難いんじゃないの?線の細い美形か、少年キャラが主流だ。逆にアメリカなんかはマッチョが人気なわけだし。

どこまでをパワー系とするかだよな。
パワーのみで戦うのか、作中で相対的に力が強いけどテクニックを駆使したり駆け引きができるやつも範疇に含めるのかなんてのも問題だ。

テクニック系みたいな分け方はダメ?
テクニック系はスピード系になり易い気もするが。

うーむ……テクニック系はスピード系と知能系に分かれる……ように思うが?

噂に聞く「キン肉マン」はパワー系らしいぞ。

パワー系は単純で分かり易いだけに、かませになり易いんだよな。
どうやってそのパワーを破るかというのが見せ場になるし。

ボロボロになりながらパワーで押し切るのがパワー系主人公じゃないだろうか?ルフィなんかが良い例だと思う。敵の攻撃を避けずにくらいながら最後にぶん殴る。

パワー系は分かり易い成長の描写が難しい。
新しい技とかそういうのがカッコよくできない。

自分も言われてみて気付いたが、案外無いな。
少年系主人公でパワー系とか、結構簡単に出てくると思っていたんだが、
「よく考えたらこいつパワー系じゃなくてスピード系か」
的なキャラが多い。

銀さんとかタイプ的にはどっちに入るんだろうな……

今ジャンプで人気が高まっている「僕のヒーローアカデミア」は主人公の特殊能力がパワー系だね。アメコミの強い影響が見て取れる作品だから、ある意味理想的なパワー系じゃないかな?

そう言えば、変身ヒーローの主人公を探せばパワー系が見付かりそうだな。変身して力が強くなるというのは分かり易い演出だし。

当初はパワー系だけど、段々と技やスピードに移行してしまうキャラも少なくない。
ナルトも最初はパワー系だったけど、演出上の問題なのかだんだんとスピード系になっていったように思う。

孫悟空とかの「ドラゴンボール」のキャラって、今見るとどれもパワー系に感じるんだが……

なんか日本では孫悟空はスピード型とされているらしいけど、意味が分からないよ。ドラゴンボールの後期とかはどのキャラも言わば万能型的な強さになっているじゃないか。

「ドラゴンボール」は初期からかなり明確にスピードが、「追いつけない」「当たらない」というのが強さの重要な表現だよ。もちろんパワーは前提として持っているから万能型と見ても良いとは思うけどね。

パワー系というのは分かり易いけど格上の存在が容易に想像出来るし、インフレにより「凄さ」が無くなってしまう。短編ならいいが、長期連載の作品とは相性がよくないのではないだろうか?
もちろんスピードに関してもインフレの影響はあるけど、そこは見せ方や種類、組み合わせ的なものによるカバーが難しくない。だからドラゴンボールもスピード基準で次にパワーというような印象になるのでは?

ここまでのやり取りを見ていてなんだが、パワー系の定義が曖昧だ。単純に物理攻撃だけで考えるのか?火力の高さをパワー系に入れても構わないか?
自分の場合、管理局の白い悪魔なんかはパワー系のイメージになっているんだが。

ジョジョはどうかと考えてみたが、大体はスピードか精密性、あとは特殊能力だな……現象はパワー系みたいなんだがなぁ

ジョジョでは単純なパワー系スタンドって他の作品に比べて更に厳しいと思うぞ。

日本はスピード系というよりも、「技」重視のキャラが多いんだと思う。「必殺技」が重要になるパターンが多いから。



とまぁ、こんな感じで。
イロイロと中国オタク界隈における主人公のイメージ的なものも出ていました。

この手の話は探せばイロイロな例が出てくるのも面白いですが、中国オタク界隈におけるイメージや受け取り方の傾向のようなものも見て取れるのも興味深いですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「少女漫画はあるけど、乙女漫画ってのは無い……よね?」

ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただきましたので今回はそれについてを。

日本のコンテンツのジャンルに関する様々な知識が中国オタク界隈に入っているようですが、中には少々混乱気味なもの、勘違いしてしまう人がちょくちょく出るようなものもある模様です。

中国のソッチ系のサイトでは
「乙女ゲーなどの『乙女』というカテゴリ」
に関するやり取りが行われていましたので例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


アホな質問かもしれないが、気になって仕方ないんで投げてみる。
少女漫画はあるけど、乙女漫画ってのは無い……よね?

無いぞ。
有るのは少女漫画だけだ。

でも乙女何とかといったタグは見かけるよね。乙女向けみたいなカテゴリはあるようだが。

乙女漫画はともかく少女向けと乙女向けってのはあると思うが……しかしその辺りの区別について自分は知らん。詳しい人いたら後よろしく。

ざっくりと言ってしまえば少女向けの作品は比較的純情な内容で、乙女向けは逆ハーレムってとこかな?

少女向け作品の方が「正常」な内容になるね。

便乗して俺も質問。
少年漫画と青年漫画の区別みたいなものは、女性向けの漫画にはないの?

あ、それ私も以前調べたけどちょっとハッキリしなかった所だわ。
日本の漫画のジャンルに関しては、一応少女漫画の他に女性向けだと、レディースコミックというのもあるそうだが、これは成年向けジャンル(BLとはまた違う、一般のエロ)らしいからなんか違うよね。

少女漫画、少女小説のようなカテゴリは存在するけど、ネットのネタを除けば一般的には乙女向けという言い方も、少女向けという言い方も無いはずよ。

あくまで個人的なものだが、私の場合は乙女向けは女性向けの要素が強い。少女向けも似たようなものだがたまに男性も楽しめる作品がある……くらいの印象かなぁ

日本のwikiを見たら女性漫画というカテゴリはあるようで、これが男性向けの青年漫画に対応すると思われる。ただ具体的な所は自分も分からない。

乙女向けの方が自己投影っぷりというか、メアリー・スーというか……

小説に例えて言うなら……少女向けは普通の恋愛小説、乙女向けは女性主人公の愛されとか逆ハーとか同人小説とかBLとかだろうか。

乙女向けでも逆ハーレム展開とは限らない。
ただ少女向け作品の場合、少年向け作品の女性主人公と同じで主人公が女性とは限らないけど乙女向けだとほぼ女性が主人公になる。そして攻略対象も男性になる。

私は少女向け作品ってのはオタク向け要素がそれほど強くない作品で、乙女向け作品ってのはオタク向けの要素がわりと多いというくらいのイメージ。

乙女向けにもいくつか種類がある。
薔薇や百合、それに全年齢向けと18禁等々。

BLと乙女は別ジャンルだよ。
それとあるのは「乙女向け」だけで、「少女向け」はないはず。「少女漫画」はあるけどね。
ちなみにゲームに関しては「乙女向けゲーム」「乙女ゲーム」というのがジャンルとして確かに存在する。それから「乙男」というのもあるらしい

そこん所がどうも混乱するんだが、わざわざ別の言葉にするってことは、乙女って少女って意味じゃないの?

それ私も聞きたい。乙女=少女でいいの?
何か違いはあるの?

少女も乙女も同じ意味だよ。
作品のジャンルで言うと、逆ハーレム或いは女性一人に男性多数的な要素が強いのが乙女、基本的に一対一に収まっているのが少女。

同じ意味としても間違いじゃないんだけど、少女と乙女は類義語的なもので完全な「=」ではない。
少女にも純真さ的な意味はあるけど、日本語の乙女という言葉は「少女」よりもファンタジーというか空想っぽい意味が強い……かな?

アニメやゲームだとややこしいけど、意味的には乙女=少女でしょ。
それと逆ハーレム的な要素を強く感じるのは、原作の女性向けゲームに多数の男性キャラが出ているものをアニメ向けにアレンジするというのも原因なんじゃないかな。

日本の漫画のジャンルにおいては、少女漫画がカバーする年代が広いから少女漫画にも逆ハーレム的なものは普通にあるよ。ただ乙女漫画ってカテゴリは存在しないと断言できる。「乙女」というジャンルやネタはあるだろうけどね。

既に出ている話だけど乙女何とかってのは、ゲームくらいじゃないかな?
いわゆる「乙女ゲー」とかの、男性を「攻略」できる、女性主人公で非BLのゲーム。

そもそも「乙女」に相当する概念がこっちには無いみたいだからなぁ。
アニメや漫画、ゲームでも日本語の「乙女」は「少女」と訳しちゃうケースも多い。そして少女という言葉のカバーする範囲はウチの国でも日本でもそう変わらないからややこしい。

日本では「少女」にすると「この作品に出てくるキャラは全部成人です」が使えなくなっちゃうんだよな!だから例えば「恋姫無双」もサブタイトルが「少女」じゃなくて「乙女」になる。でも中国語に訳すときは少女の表記になっちゃっていた覚えがあるな。

日本語においては「少女」と「乙女」は使い方や指す内容に関してはそこまで違いはない、若い女性を指す言葉のようだが、「乙女心」のような言葉もあるし一般的なイメージとしては「乙女」はやや上の年代の女性を指したり、その年齢の女性に関するイメージを表すことが多いようだ。乙女ゲーというジャンルも、その「乙女」及び「乙女的な感性の人」向けってことなんじゃないかな。

中国語と日本語では「少女」の範囲も少々異なるぞ。
上限の方は「未成年の女性」ということでそれほど変わらないようだが、下の方がわりと違う。日本は小学生くらいの年齢まで少女に含まれる。ウチの国ってだいたい12歳以上、中学生くらいからが少女でしょ。その前だと少児とか童とか孩子とかになると思うが、その範囲の一部が日本では少女になる。

なるほど。そうなると、恐らく「少女漫画」という言葉から受けるイメージはウチの国の方が「上の年齢層向け」になっているのかも。
この手の言葉は大雑把な使われ方をるするし明らかな間違いになるケースってのはそう無いと思うが印象が異なってくるのも確かだね。



とまぁ、こんな感じで。
「乙女」という言葉は中国では使われていないものの、「乙女ゲー」というジャンルがあるという知識は中国オタク界隈に入っているので、ちょっとした混乱が起こったりもしている模様です。

いくら漢字が共通しているとは言え、言葉の意味が全て同じというわけではありませんし、漢字表記になっていた場合はどうしても「中国語で読んだ場合の意味」に引っ張られるでしょうから、意外な所で意外な勘違いや認識のズレが発生してしまうのでしょうね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「今の日本だと少女漫画を読む男ってどれくらいヘンな存在なんだろう?」

ありがたいことに
「中国では男性が女性向けのコンテンツに手を出すことに関してどういった空気があるのでしょうか?オタク、非オタクのどちらでも良いので何か有ったらお願いします」
という質問をいただいておりましたが、今回はそれについてを。

中国オタク界隈でも少年、少女、青年などといった漫画のカテゴリは認識されていますが、いったん「日本の漫画」というカテゴリに入るのもあってか、少女マンガと少年マンガの区分けは日本に比べて曖昧になっています。

ただやはり区分けや壁のようなものが無いわけではありませんし、
日本ではその辺りの感覚がどうなっているのか気になるような人もいるようで、
中国のソッチ系のサイトでは
「今の日本では少女漫画を読む男ってどれくらいヘンな存在なのか?」
といったことに関するやり取りが行われていました。

そんな訳で今回はその辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今の日本だと少女漫画を読む男ってどれくらいヘンな存在なんだろう?
昔と今では日本における作品の扱いがかなり変わってきているように思うんだが、どうなんだろう?現在の日本の感覚を知りたいんだが……

もちろん無しってことも有り得ないだろうけど、そこまでキツイもんじゃないと思うが。色んなメディアに出ているわけだし。

創作の中ではまだかなりキツイというか、厳しい印象もあるんだが。
少女漫画を読むような男性キャラによる、ある種のギャップ萌えが現在も普通に成立しているくらいだし。

別に悪いことじゃないと思うが、日本の社会的にはどうなんだろうね。最近の少女漫画って完全に女性のみを対象にしているわけでは無くなってきているし。

周囲の反応がどうなるかだよなー
言ってしまえば男子主義のような感覚がどれだけあるのかということか。

ウチの国もそういうのあるしね。
私は中学の時に少女マンガ読んでいてクラスメートにヘンタイ呼ばわりされたことがある。

いい大人が少女漫画読むとか、ヘンに思われるのは当然だろう。

一般的に考えれば男が少女マンガ読むのは「間違い」だ。日本に限らず、男が少女漫画を好むのを認める社会があるわけないだろう。

俺の周りにはわりと少女漫画読む人間がいるんだけどねぇ
オタクやってると雑食になる。

日本でも時代によると思うし、最近は昔より厳格じゃなくなっているんじゃないの?ウチの国の感覚も少年向け、少女向けの区別がそこまで厳しくなくなっているし。

てか社会に出たらアニメや漫画を見ているだけで嘲笑されるんだから少女マンガとか関係ないって!

それは確かにあるかもしれないが、いわゆる「アニメは子供が見るもの」的な話だろ。

「ちびまる子ちゃん」見ていてバカにされたのは、少女漫画でバカにされたうちに入りますか!?

それは……判断が難しいかもしれん。ウチの国のオタクの間だとガキの見るものとか、くだらないモノを見ているとかいう嘲笑だった可能性もある。でも一応少女漫画によるものと言える……か?

萌え枠をどう判断するかという問題もあるな!
例えば昔は「しゅごキャラ!」とかウチの国では男からも結構な人気だったし。

自分もたまに少女漫画を読むことはあるし、男性が少女漫画を読むということに関しては、自分も他人も気にしなくなっているわ。

百合系の作品を読む男性と少女漫画を読む男性、どっちが他人から見てアカンのだろうか?

それって詳しい人間でないと、そういうの区別つかないんじゃないか?そして詳しくなったらそういうのをヘンに思わなくなるような。

日本の場合、少年漫画と少女漫画は連載雑誌やコミックの販売スペースで明確に区別されているから、一般の男性は近付き難いと思うよ。ウチの国の感覚より、更にキツイと思う。特に学生位の頃ってそういうのでカッコつけたり、他人をバカにしたりするだろう?

ウチの国だと日本の作品という見方が先に来るから、少女漫画と少年漫画があんまりハッキリ分かれていないんだよね。どの雑誌で連載しているとか知らないし。

しかし少女漫画の定義ってどの辺りまでなんだ?「君に届け」とかは分かり易いが、「月刊少女野崎くん」とかになってくると判断に迷うぞ。
それに「野崎くん」は男性読者も多い。

「野崎くん」は、どっちなんだろうな。
日本の書籍は掲載雑誌やレーベルで少年、青年、少女といった大よそのジャンルは分かるんだけど、web連載なんだよね。作者が少女漫画出身だから、広い範囲で見れば少女漫画だとは思うんだけど……

「野崎くん」のような少年、少女の区別が付かない作品が増えているのも、昔ほど少女漫画を見る男性が珍しくないということの証明にも思える。
例えば今期の新作アニメだと「繰繰れ! コックリさん」とかもそうだ。

そもそも、女性が少年漫画を見るのはどうなんだよ……?

納得いかない気もするが、一定の範囲内であれば女性が男性の趣味に手を出すのはそれほど問題とはされない。男性側がそういうのを喜ぶしね。
しかし、男性の場合は男らしさやマッチョさを求められるんだよ……

てか結局は顔で判断されるとかなんじゃないか……?

少女マンガを読んでも別に悪くないとすぐに思ったが、その後自分が昔、オタクになる前にクラスメートの恋愛小説や少女漫画を読んでいるヤツを、男のくせにと嘲笑していたのを思い出してしまって頭を抱えた……

私は学校でラノベ読んでいたら、表紙が女の子だったからか先生に「少女マンガなんて読むのか!?」とからかわれたことがあるな。
ところで露出度の高い女の子が表紙のラノベ読むのと、どっちがキツイのだろうか。

そりゃ男の場合はエロや萌えを口実にできる方が楽だろ。

でも若い頃、高校の頃までは好色と指摘されるのはかなり恥ずかしくなかったか?少なくとも俺はそうだった。

しかし実際どうなんだろうな……日本はウチの国の感覚と比べて、キツイのか楽なのか。

少女マンガというカテゴリでは分からないが、個別の作品に関してはウチの国の方がキツイと思うんだが。あんまりにも耽美だったり少女漫画的な空気の作品だと、ストレートに迫害されそうな気もする。

現実ではやはり言われるよね。男が大っぴらに少女マンガ読んでいたら、「お前、女かよ!」とかバカにされる。

女装ネタやゲイネタが流行ったせいもあってか、今でこそネタっぽくできるようになったけど、ちょっと前まで「娘娘腔」とかガチの罵倒語だったからな……
(訳注:「娘娘腔」とは女性的な気質のある男性を指す中国のスラングで、以前はかなりネガティブな意味で使われていたそうです)

ハーレム系作品の妄想にふけるのと、少女マンガ的な純愛(最近はあんま純愛じゃない作品も目につくが)、どっちが良いのやら。
ただ社会の目は少女漫画の方が痛いね。女みたいだとか、酷ければゲイだとかになるし。

日本の場合、少女漫画の更に奥にBLがあるから少女漫画の段階では案外大丈夫なんじゃないか?書店の配置もそうだし。
池袋の大型書店では、少年漫画→少女漫画→BLと段々と品揃えがアレなことになっていくんだが、そこの配置や客の流れの印象では少女漫画の一般レベルだと男性が読んでも構わない的な扱いになっているように感じた。

まぁ男がBL漫画読んでいるとゲイ疑惑が発生するからな……だから俺はこっそり読むことにしている。

個人的には日頃からどういうイメージで周囲から見られているかじゃないかと思う。良好とまでいかなくても、ある程度普通の関係を構築できていたなら少女マンガを読むという趣味が突出していてもそんなに問題にはならないはず。
でも周囲にネガティブなイメージを与えている場合や、上下関係を争っているような場合は「女っぽい」「ゲイ」なんかの攻撃目標にされる。結局は顔ってわけじゃないけど、周囲との関係や、周囲に与えるイメージといったものは大きいと思うよ。

こういうのって小さい時の方が多い話じゃないかな。
小学校の頃はこの手の感覚あったけど、歳をとるにつれ消えていって今じゃ男が少女マンガとか気にしなくなっている。
日本の各世代の学校での話とかを知りたいものだね。



とまぁ、こんな感じで。
今回のやり取りが行われていた所は男性のオタクが多いと思われる所なので、発言もそちら寄りのモノが多いかと思われますが、中国における少女マンガへの微妙な壁のようなものも見て取れますね。

オタクをやっているのもあってか、現在の中国オタク界隈では作品に関しては男性向け女性向け関係無く一通り目を通そうとする雑食な人が多いようですが、それでもオタクになる前を振り返ってみれば……といった所もある模様です。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の漫画は連載中に作者が逝去してしまったら作品はどうなるの?」

有難いことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はその辺りについてを。

日本から様々な作品が中国のオタク界隈に入るようになっていますが、日本の連載情報に関してもほぼタイムラグ無しで伝わるようになっているそうですし、人気作品に関しては
「作者急病のため休載」
といった情報も普通に中国のファンの間に伝わって話題になっていたりします。

中国のソッチ系のサイトではそんな作者急病関係の話から発展して、
「もし作者が連載中に逝去してしまったら作品はどうなるの?」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


私は作者の体調不良による休載というのをみるたびにちょっとドキッとしてしまうんだが、実際日本の漫画はもし連載中に作者が逝去してしまったら作品はどうなるの?
ラノベは残念なことになってしまうのは、私も知っているが……

ラノベは作者逝去=作品終了だとここ数年で明確になっているからな。
確かに漫画はどうなんだろう?ラノベよりはまだ続きを作り易い気はするが……

極端な言い方をすれば、作品はそこで未完のまま終わってしまうのか、誰か別の人間が続きを描くかという二種類だろうな。

あー……確かに、私も「HUNTER×HUNTER」の件で最近その手の引っ掛かりを覚えるというか、心配を感じてしまうようになったな。
日頃ネタにしてはいるけど、日本の漫画家が激務だというのも知っているから「もしや」と思ってしまったりもする。発表によれば腰痛だから、命にかかわるものでは無いとは思うが。

日本の漫画のほとんどが作者個人の作品ということになっているから、基本的にはそこで終わりになっちゃうんじゃないの?

「クレヨンしんちゃん」とかはウチの国でも非常に大きなニュースになったよね。あれは原作終了でアニメは続いているケースか。

「クレヨンしんちゃん」は原作漫画もアシスタントが描いて続けている。「新」の文字が付いた別シリーズという扱いになっているんだっけかな?無印は作者逝去で連載終了してしまっているが。

恐らく、藤子不二雄先生の「ドラえもん」とかは極めて珍しいケースなんだろうな。弟子のむぎわらしんたろう先生がいて、作品を取り巻く制作環境も整っているというのは。

アメコミだと会社が作品の権利持っているから、作者が死んでしまったから……とかいう話はあまり関係ないんだよな。クリエイター側で作品を完結させられないというアレな部分もあるが、そこは安心と見るべきなのかね。

そういうのは「永遠に終わらない作品」になってしまう。
作者が代筆者を指定していない限り、続編を描く資格はない。それこそ同人二次創作くらいしか続きというのは出ないよ。

作品人気の程度も影響するんじゃないの?
国民的な人気といったくらいになれば続きを作ろうという動きは出るだろう。そういったレベルでなければどうしようもないだろうけど……

そういうのはほぼ望みが無いとしか。手塚治虫先生も逝去したときは当時まだ連載していた作品は中断になったはず。

アニメの場合は続けられる可能性もある……ってくらいか?

小説とかは続き書けそうな気もするんだけどね。ウチの国の「紅楼夢」とかは曹雪芹が死んで未完になった所に、続きが別人によって書き足されている。

まぁ、追加の四十回に関してはイロイロとアレな評価もあるけどな。
日本の小説では「グイン・サーガ」が作者逝去後に、他の作家が続編を執筆して現在も新刊が出続けているらしい。あと「七都市物語」の続きを別の作家が書いているというケースもあるね。

おい、田中芳樹先生はまだ生きているぞ!!

あ、すまん……死んだというつもりではなく、他の作家が作品を受け継ぐ例として挙げただけなんだ。死んで銀英伝の続きが出る可能性がどうこうという話ではない。

漫画は絵があるからどうなんだろうね。アシスタントとか、絵柄の似た人を起用すればいけるようにも思ってしまうんだけど。

それにしても、どれほどの数の作品が漫画家の早過ぎる死により、どれだけ待っても終わらない作品になってしまったのだろうか……

作者の病気とかは心配になるよね。
読むのやめちゃった作品でも、一時期ハマっていたらエンディングがどうなるのかは気になる。

それに関しては同意。ラノベで悲しいことになってしまった作品もあるから、「HUNTER×HUNTER」の件とかあんまり本気でネタにできない自分がいる。

原作と作画が分かれている場合はなんとかなるんだろうか?
でも日本の漫画は漫画家一人の能力による部分が大きいという印象だからな。それが良い方向に働いている所もあるけど、こういう話になると難しいことになりそう。

原作がどうこうというのはともかく、映像化された別メディアといった辺りに関してはわりと何とかなるような気もする。例えば「仮面ライダー」は日本の特撮の代表的作品になって現在も続いているし、やり方や作品の方向性次第な所もあるんじゃないだろうか?

それはできそうだけど、純粋な続きに関しては……後の方の草稿でも残されていたならばともかく、続きを描くというのは難しいだろう。どうあっても完全な肯定はされないだろうし。

うむ……仮に手塚治虫先生や藤子不二雄先生の続き書けとか、素人の俺でも怖いと感じる。

手塚治虫作品だと、「ブラックジャック」なんかはいまだに動きがあるから「作者が死んでも作品が終わらない」例の一つにもなるのか?

でも直接の続きではなくスピンオフ的な位置づけの作品だろう。「火の鳥」なんかはそのまんま続き出ていないし。

日本の場合、問題は著作権という話も聞いた覚えが。
日本の著作権って同人が盛り上がっているからわりとグレーっぽく見えるけど、実はきっちりとやったらかなり作品が動かし難くなるらしい。

それは私も聞いたことがある。
日本では一度問題がこじれると、作者と出版社が対立するようになったりすると大変なことになるという話だ。作者が死亡してしまって権利を相続した遺族との話になると尚更だろう。
関係する企業の多い余程の人気作品でもないと、あえて死後も作品を続けるために動くことは無いんじゃないかな。

結局の所、日本の漫画は作者個人によるものだからね……プロダクションに移行していれば、そういうのは簡単になったりするのだろうか?アシスタントなどによる制作体制の他に、権利関係の交渉を行い易くなるだろうし。

とりあえずみんなの話を聞いた所だと、内容的にも権利的にも漫画家本人による部分が極めて大きいから、誰かが続きを描くのは望み薄。ただ作品の内容にもよるが、アニメになっていた場合は原作とは別に続く可能性はあるといった所なのかな?



とまぁ、こんな感じで。
微妙な空気でのやり取りが続いていました。

上で紹介させていただいた発言の中にもありますが、中国オタク界隈で人気になったラノベ系の作品の中には作者逝去により中断となってしまった作品がありますし、中国オタクの面々の記憶にもかなり深く刻まれているそうです。
そういったことから現在人気の漫画作品に関しても「もしや……」と思ってしまう人も少なくないのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ日本のスポーツ系の作品は必殺技の出るバトル系の作品になってしまうのか?」

ぼちぼち平常運行にもどせそうなので、まずは軽めの更新を。

スポーツ系の作品は選手の能力がインフレした挙句に超人バトルとなってしまうことが少なくないかと思います。

例えば「テニスの王子様」

などはそのインフレと必殺技の飛び交う展開が中国オタク界隈でもイロイロとネタになっていますし
「殺人網球」
というネタ呼称が広まっています。

中国のソッチ系のサイトではそういった
「なぜスポーツ系の作品が超人バトルになってしまうのか?」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ日本のスポーツ系の作品は、いつの間にか必殺技の出るバトル系の作品になってしまうのか?
いや、作品として見れば面白かったりもするんだけどなんでスポーツ系の作品が必殺技の応酬になるのよ?

「殺人網球」のことか!?

いや、それ以外にもたくさん。「キャプテン翼」とかの頃からずっとそんな感じのような。

そういう話じゃないと読んでもらえない、見てもらえないからだろ。

普通にスポーツやって終わる作品もあるし、「スラムダンク」といった超人気作品もある。
それから必殺技は無くても、能力がインフレしていつの間にか超人バトルものになってしまう作品も少なくない気がする。

あとは演出過剰で超人バトルに見えてしまう作品もあるな。最近だと「ピンポン」のアニメとか。私は楽しめたけど、友達についていけなかったヤツもいた。

「スポーツ系の作品=超人キャラによるバトルの作品」というのは常識だろうが!

イロイロと事情や背景があるんだろうけど、最近俺はもうスポーツ系のアニメや漫画を楽しむ体力は無くなってきているように感じてしまう。

分かる。歳とって来るとスポーツ系はキツくなってくる感じはあるね。

なんで必殺技や超人ばかりになっちゃうんだろうね。普通に面白い試合展開を描くだけではダメなのか?「スラムダンク」レベルの誇張程度ではダメなのか?

分かり易く強さを、レベルアップしたことを表現する手法として非常に便利だからだろう。作品を制作する側にとっても、見る側にとっても。

リアルな方向で作品を作るのは難しく、その方向で面白い人気作品を作るのはもっと難しいからなんじゃないかね。データの分析、取材、そして写実的な画力と要求されるで物も多いだろうし。

スポーツの試合を漫画という媒体に合わせた内容、表現にコンバートしないといけないからじゃないかな。ただリアルに描写するだけだったら試合を実際に見ればいいのだから。

私は普通にやってたら話が続かないからだと思っている。長編連載になるとネタ切れも起こる。
それに加えて過去の作品との差別化も必要だ。例えば今普通にリアルなバスケ漫画描いたら、「スラムダンク」という完成品と比較されてしまうんだぜ?

実際、主人公がどんどん強くなっていくのをスポーツという題材で描写するのは難しいよ。私にはどう描けばいいのか分からん。

人気に影響するから。アニメや漫画は商業作品なんだから、ウケる、ネタになる方向で過激化するのは当然。そもそも、人気が出なければ作品を続けることができない。

アマチュアのグダグダな試合とか、実際に参加するならともかく外から見ていてもつまらないだろ。プロレベルでも普通の試合だとチームのファン、その競技がよほど好きな人間でもなければ心に残る印象的ストーリーにはならん。
「普通の試合」を大衆向けに凄く面白く描くのはよほどの実力が無ければ難しい。そりゃ超能力スポーツモノばかりになるよ。

人気の面ではともかく、内容に関しては必殺技が無いと説明だけでやたら長くなると思うぞ。必殺技出さないと試合がハッキリと終わらない、決着がつかないからそういう方向になっている面があると思う。

漫画はページ数、アニメは時間が限られているけど描く内容、情報量に制限は無い。現実のスポーツみたいに試合時間で終了、スコアと解説の二言三言だけで終わり……とはいかないからバトル系の方に路線が動いてしまうのではないかと。

分かり易さってのは重要だよね。
どっちが強いか弱いかを単純に描写できるのが特殊能力、バトル系のストーリーの有利な部分だし。

そもそも、色んなスポーツをあえてマンガやアニメにしようと考えるのって日本くらいじゃないの?ほとんどのスポーツは絵にしないで実際に人を動かした方が良い、それかいっそのこと実物、実際の試合を見た方が良いとかになる。
日本のアニメや漫画の作品なんだから独特の誇張やアレンジが入るのは当然だし、今更ツッコミ入れてどうする。

それは分かるんだが、最近どんどんヘンな方向になっているのがね。
私は日本のスポーツ系の作品がどんどん妄想の方向に走っている、その方向を目指したがっているように思えてしょうがない。

アニメや漫画に限らず、どのジャンルもその流れはあるからなあ。分かり易い、良い気分になれる作品が売れる。リアルな作品はどんどん少なくなる。

いや、最近はわりとリアル寄りが強くなっているらしい。妄想というか現実からかけ離れている度合いに関しては昔の作品の方が全般的にヒドイ。昔のスポーツ系の作品ってほぼ超人バトル、必殺技持ちよ。
逆に最近だと「テニスの王子様」や「黒子のバスケ」くらいしか有名なのは無いんじゃないか?まぁ、その有名なのが飛びぬけすぎているんだけど……

あんまりヘンなのだとツッコミ入っちゃうからね。最近はネットもあるし、情報量や見た人間の声も簡単に広まるから昔ほど超人バトルで読者が騙されなくなってきているのは間違いないと思う。

やはり特殊能力、超人バトルに流れた方が多数派の層から人気取れるんじゃないかな。今アニメやってる「ベイビーステップ」とか、私は良い作品だと思うけど全然話題にならないし。

恐らく、作り手側にとっては作品の作り易さ、受け手側にとっては需要や人気といった要素が存在するんじゃないかな。
ウチの国のネット小説の多くが最後は中華ファンタジーバトルになっちゃうように。



とまぁ、こんな感じで。
やはり中国オタクの面々も「どうしてこうなった」と思ってしまうスポーツ系の作品にイロイロとぶつかった経験があり、そこからイロイロと考えてしまうようです。

また中国に入るスポーツ系の作品は少年漫画が多いのもあってか、日本のスポーツ系のアニメや漫画に関する認識に微妙な偏りもあるように感じられました。

ただ少年漫画系の作品に関してもリアル寄りのスポーツ系の作品は中国オタク界隈ではあまり話題になっていませんし、なんだかんだで必殺技や特殊能力が有ったりする作品の方が、中国オタク的にネタ扱いも含めた話題、妄想の材料になり易いのかなーなどとも考えてしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「スポーツやゲームが題材の作品を楽しむのにルールの知識は必要なのか?」

中国オタク「5億年ボタン、押す?押さない?」

前回の記事
中国オタク「永遠の命って死ぬより怖いことなの?」
のコメント欄で「5億年ボタン」に関して中国ではどう思われているのか、というコメントをいただきましたので、今回はそれについてを。

「5億年ボタン」の漫画は中国オタク界隈にも伝わっていまして、以前ちょっとした話題になっていました。そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「5億年ボタン」という、絵は微妙だが内容に関してちょっと考えてしまう漫画を見た。
内容は「何もない空間で5億年過ごすだけで100万円が貰えるというアルバイト」をやるかどうかというものだ。5億年過ごす空間は餓死もなく、眠ることもできない。そして5億年経過すると、全ての記憶が消去され、元の場所へ戻ってくる。みんなはコレ、押す?押さない?

ああ、確か伊藤潤二関係の所で話題になってたやつだっけ。絵はアレだけど、読んでみるとスゴイ話だよな。

想像を超える苦痛だよな。自分は数か月ですら持ちそうにない。

俺は1日ですらダメだわ。押さない。

5億年多く生きられると思ったが記憶消えるのか……ある種の錯覚とも言えるか?ちょっと考えてしまった。そして恐ろしくなった。

途中で耐えきれなくなる、悶絶して死にたくなる自分までは想像できるが、それでもまだ序盤も序盤だろうからな。押さない。

漫画だとカーズのように考えるのをやめてから、更に時間が経つとあるが……気持ち悪い話だな……

カーズとは別の話になると思うぞ。カーズは考えるのをやめることができたけど、この作品では眠ることもできないからずっと意識はハッキリしたまま。恐らく自殺もできない。
これは本当に怖い。言葉にできない圧迫感のようなものを覚える。

なるほど。私は精神崩壊「できる」と思っていたがそれもできないという話になるのか。

眠ることもできない、ずっと覚醒したままというのは非常に恐ろしいね。……まぁ、眠れるとしてもいつかは眠ることにすら飽きるだろうから、いくらお金もらってもやっぱ押さないかな。

考えていくと恐ろしい部分もあるが、それでも私は押してみたい。記憶が消されるとしても5億年の思考ができるのに何とも言えない魅力を感じてしまう。

この設定の恐ろしい所は、5億年を本人以外何もない空間で過ごさなければならない点かな。急に話のレベルが下がってなんだが、アニメも漫画も小説も無い、娯楽が全く無しとか耐えられんわ。

知っていることを書き出しまくれば暇つぶしになるんじゃね?と思ったら漫画の中でもやっていた……

5億年あればモノスゴイ漫画の達人になれるのでは?と思ったが、最後に記憶消されちゃうんだよな。それに妄想も途中でネタが尽きると描写されているしなぁ。

死んでも押したくない。

そこまでキツイ話、損する話でもないんじゃないか?送られる空間には自分しかない、しかも自分の記憶が消されるってことは5億年は存在しないとも言える。この話を恐ろしく感じるのは、私達が観測者になってこの主人公の5億年を間接的に体験するからだ。主人公の主観からすれば、ボタン押して100万と言う見方もできるんだから。

でも、実際に5億年を一人で過ごしたという事実はあるわけで。しかも5億年かけて最終的には神のようなものになって、そこからまた凡人になっちゃうんだぜ。そして、主人公の時間はずっと続いている。途中の5億年を消されたこの主人公は、果たしてそれ以前の主人公と同じ存在だと言えるのだろうか?

私はこの話を見て伊藤潤二の「長い夢」を思い出したよ。とても恐ろしい話だ。なんかもう、想像もしたくないレベルだ。

5億年は恐ろしすぎるね。実質的に永遠の命が、苦痛になる。

周りに何かある、誰かいる(人類に限らず)ということなら話は別だが、完全に孤独で5億年というのはヒドイ苦行だ。余程のバカでもなければこんなもん押さないだろ。

でもこのマンガの内容みたいなものを事前に知っておかないと、結構な数の人がボタン押しそうな気がする。「ちょっと試してみよう」とやってみるヤツはきっと出る。

何も変わらない世界にずっといると言う点が、私にとっては最も恐ろしい。自分の存在を感じ取れなくなる。孤独は怖くないが、自分が虚無になってしまうのは恐ろしいね。

予備知識なしでこの漫画のような状況に放り込まれたら、きっぱりと拒絶できる人は少ないんじゃないだろうか?
例えば友人と一緒にいて、その友人が押す、そして自分の主観的には何も起こらずその友人は100万を手に入れる。他人が労せず100万円、そして自分は何も得られない。実際の状況だったら結構キツイと思うよ。もし押さなくても、ずっと後悔し続けるようなことになると思う。だからこれは「罠」という意味でも非常に恐ろしい話だろう。

更に怖いのは記憶が消されるから、貪欲にずっと5億年を繰り返しそうなことだよな……

イロイロ想像して怖くなったが、私は5億年過ごした後に記憶が失われるというのを一番怖く感じたわ。

そこは本当に恐ろしいよね。5億年かけて神にまで上り詰めたのが、一瞬で消える。
それに最後に記憶が失われるということは、ボタンを押した自分は死んでしまうと見ることもできるし、ある意味では百万円を受け取った自分は、もう一人の自分であって、それまでの自分では無いようにも思える。うーむ……

別の自分が100万もらえる為に、5億年の孤独に耐えるとも言えるよな。割に合わないなんてもんじゃない。

全てを超越する体験ができるようだし、記憶が残る、消去されないという条件ならば押しても良いが……

私は押せる。5億年は体験したことが無いし、残念なのは記憶が消されることかな。人類を超越する存在になれるというのに……

想像を超えてしまう話だ。5億年は長過ぎる。あと金額の問題ではないような気もするが、100万円は少な過ぎる。いくらもらえば十分という話でもないが。



とまぁ、こんな感じで。
ざっと見た所では「恐ろしい」「押さない」という意見が多いようでした。

前回の記事の反応と合わせて考えると、中国では不死に関して考慮する前提条件に、ネガティブな要素が日本の感覚に比べて少ないのかもしれません。

また前の記事では「娯楽があるなら永遠の命も悪くない」といったような反応もありましたが、中国でもこの「5億年ボタン」のように、
「不死にネガティブな要素、不快な要素が加わるなら要らない」
といった考え方になるのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「永遠の命って死ぬより怖いことなの?」

中国オタク「荒木先生がまた若返った」

今回は軽めの話題で一つ。
ありがたいことに
「先日54歳になられたという、ジョジョの奇妙な冒険の作者の荒木飛呂彦先生の不老っぷりは中国オタク内で知られていますか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

以前は「ジョジョの奇妙な冒険」

は海賊版の漫画が出回っていた時期の記憶もある古い世代の間では知名度が高いものの、最近の若い世代の間では一部のマニア層の間で人気という程度でした。

しかし、アニメ化によって中国オタクのライトな層にもかなり広まるようになっています。戦闘のギミックや絵柄に一癖あるものの、エンターテイメント性のしっかりとした作品ですし、楽しみ易く話題にもし易い、ネタにもし易いということで、ここ1年程の間に人気がどんどん広まっている印象ですね。

また、それに伴いジョジョ立ち的なポーズや、作者の荒木先生の不老っぷりに関しても話題になっています。
そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで行われていた
「老いないように見える荒木先生」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


漫画家の荒木飛呂彦先生がついに54歳になられたそうだ。相変わらず外見はそのまま、いや下手すれば若返ったような状態で!

え、荒木先生がまた若返ったの?

不老の妖精、荒木飛呂彦先生……!

以前見た写真、50歳超えている荒木先生の方が周りの他の漫画家の先生(二回りは下)と同年代、或いは若く見えたからなぁ……

本当に、荒木先生は超常的というか非科学的というかな存在ですね。

「銀魂」のアニメでもネタになっているのを見た覚えがあるが、実際に写真やまとめ画像を見ると驚異的なモノを感じないわけにはいかない。

荒木先生の写真のまとめ、1503年はモナ・リザだし1868年のアレは土方歳三だしネタだよね?

うむ。あれかなり似ているが土方歳三の実物の写真。
ただ、その後はネタじゃない普通の写真なんだよね……

荒木先生のスタンド能力って青春時代を保つとかそんなものなんじゃないだろうか。若さだけでなく、創作能力も維持しているし。

スタンドではなく波紋だろう。波紋を習得する方法を知りたいものだ。

私は石仮面とエイジャの赤石ではないかと思う。

波紋もスタンドも元ネタは荒木先生自身なんだぜ?

不老の妖精荒木先生、戸籍上の年齢はもうそんなことになっているのか。不思議だ。

究極生物荒木飛呂彦!第二部はきっと彼の自伝だ!

それにしても、荒木先生の写真見るとどれも本当に若いよな……どうなってんだ、マジで。

漫画家って動かないし、プレッシャーもかかる職業だから外見は老けるものだと思っていたが。実際、日本では平均寿命より前に死んでいる漫画家が少なくなかったはず。

昔はこっちが受ける印象に関して画像が粗いのも影響していると思っていたし、軽いネタに思っていたんだけど……
あれはメイクだとか画像加工だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ

ウチの大学の20代の連中、50歳超えてるはずの荒木先生より老けて見えるんだけど。

ウチの大学も荒木先生よりも老けたのがいっぱいいる……

日本人はウチの国の人間より若く見えるような所があるように思うが、荒木先生はそういうレベルじゃないよな。

日本人は大体50くらいになって来ると白髪でウチの国の人間より老人っぽくなるんだけどね。荒木先生はその部分も含めて外見が全く……

外見の印象に関してはヒゲの問題もあるんじゃない?ウチの国の男って不精髭なヤツ多いし。

ああ日本人の方が中国人より若く見えると感じていたのは私だけじゃないのか。個人的には中年くらいの時の差が明確かなーと思っている。日本のオジサンオバサン、あんまり老けて見えない。

日本人の若さに関しては化粧とかも影響しているんじゃないの?

いや化粧抜きで。化粧っ気の無い人でも肌が若い。住んでいる環境の違いなんじゃないかとわりと本気で思う。

北京在住だけど、同意。仕事で会う日本人とその家族は大体若く見える。これは乾燥や紫外線とかの影響なのかとも考えていたが……

でも老人になると逆に日本人の方が老けて見えるね。髪の影響で。日本人はあんまり白髪を染めないという印象だ。

ウチの国は若さを演出しないといけないからね。お偉いさんとかも全員白髪染め状態だし。

でも、荒木先生はそういうの関係なく年齢が分からないよな。何か特殊な健康法をやっているのか、それとも本当に特殊な体質だったりするんだろうか?



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々も荒木先生の外見に関しては知れば知る程不思議に思ってしまうようです。

それから上の発言にもありますが、日本人と中国人の実際の年齢と外見の印象に関してはちょっと面白い指摘ですね。
老齢の方に関しては、私の印象でも中国の方が色んな意味で「若作りしようとする」、特に「白髪を染める」傾向があると思われます。この辺に関しては白髪や老人に関する社会的なイメージの違いなんかも影響しているんでしょうかね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタクとジョジョ立ち「一時停止でポーズを学べ!」

中国オタク「日本のアニメや漫画で人気の高い中国武術って何?」

アニメや漫画に出てくる中華系のキャラにとって
「中国の武術」
というのはキャラ立てや作中の活躍など、様々な面で大きなものになっているかと思います。

そういった要素は中国オタクの面々も普通に受け入れて楽しんだりしているようです。
しかし中国にも様々な種類の武術があるわけですし、日本では具体的にどのような中国武術が知られているのか、人気なのかといったことが気になる人もいるようです。

先日、中国のソッチ系のサイトを巡回していて
「日本のアニメや漫画で人気の高い中国武術って何?」
と言ったことに関するやり取りを見かけましたので、今回はその辺りについてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメや漫画で人気の高い中国武術って何だろう?
「中国拳法」「中国武術」という曖昧なのじゃなくて、名前がキッチリ出ているヤツで。

確かにアニメや漫画、ゲームで出てくるのは「拳法」と呼んで大雑把に扱っているのが多いよな……まぁ、ウチの国でも実在する武術とかになるとかなり大雑把だが。

人気が高いのは八極拳じゃないかな。個人的な印象では日本のアニメや漫画に出てくる拳法で名前が出ているやつの8〜9割は八極拳だ。

少なくとも創作作品において八極拳の人気が高いのは間違いないと思う。
てかなんで日本で八極拳がそんなに有名なの?

私は八級拳とか聞いたことないんだが……実際どれくらい強いの?

八級じゃなくて「八極」な。
実用性が高い、威力があるというのが有名なのかな?スマン、考えてみれば私もそんなに詳しくないわ。
(訳注:中国語では「極」と「級」が同じ発音です)

私は格ゲー、特に「バーチャファイター」の影響により日本で八極拳が有名になったと聞いた覚えがある。

「バーチャファイター」は格ゲー初期の頃からモーションのためにわざわざ実在の武術家を呼んで作っていた作品だったよね。

八極拳が有名になったのは「ストリートファイター」の方じゃなかったっけ?
確かスタッフがわざわざ中国に取材に来てその時に見つけたのが八極拳で、ゲームの人気拡大と共に八極拳が日本で知られるようになっていたとか、そういう話だったような。

正直、私は専門的な作品でもない限り「中国武術」という括りでもいいんじゃないかと思う。
ウチの国によくあるパターンで、武術も独立や融合を繰り返してゴチャゴチャな所があるし百度百科やwikiを見ても正直わけが分からん。ウチの国の人間でさえハッキリ分からないんだから、日本の作品で大雑把な括りになってもしょうがない。

日本でもブルース・リーが大人気だったはずだから、詠春拳や截拳道はどうなんだろう。

詠春拳はゲーム以外だと見たことが無いような?
あれは速過ぎて漫画にし難いんじゃないだろうか。

実戦的というなら軍体拳が思いつくが、これはまず出ないよね。うん。
一応八極拳の要素も取り入れて入るんだが。

軍隊系の武術は既にロシアとアメリカのが有名だし、中国人キャラにあえて使わせることはないんだと思う。あとアニメや漫画だと散打も見た覚えがない。日本では総合格闘技関連で知られてはいるらしいけど。

長拳は?私は体育でちょっと習ったんで武術のイメージでまずコレが来るんだが。日本でも大会があるという話だが……

「北斗神拳」とかちょっと言ってみる。

劈掛掌とかはどうだろう?

劈掛掌も無いわけじゃないと思うが……やはり八極拳の方が多いだろうなぁ。
八極拳の技って画で表現し易いように思う。

そうだな。八極拳に関しては日本の作品の戦闘シーンの表現と相性が良いってのが理由としてあると思う。日本のアニメや漫画の戦闘シーンって重い一撃を繰り出すのがお約束だから。

表現における相性に関しては大ゴマでの決着打についてもありそう。八極拳の鉄山靠などは非常に見栄えが良いし、それも人気拡大の理由になったんじゃないかな。

八極拳か……最近の作品だと麻婆が使うのが有名か。

そういや、TYPE-MOON系の作品でも八極拳ってむちゃくちゃ優遇されてるよね。

あの世界だと、魔術と八極拳を組み合わせたまったく新しい武術のマジカル八極拳が存在するからな!

実は俺、八極拳習い始めたきっかけって日本のゲームなんだよね……
まずゲームの知識があって、そこに祖父の知り合いが八極拳を使えると聞いてお願いして教えてもらった。そこまできちんと鍛錬したわけではないし、今はもう基本のものしかやってないけど下半身の安定感抜群なのが密かな自慢。

八極拳に関してはかなり古い漫画だけど「拳児」を読むのをオススメする。外家拳に関してよく描かれているし、何より内容がカッコイイ。
私の知り合いに武術やっているヤツがいるんだが、そいつもこの漫画をスゴイ高く評価している。

「拳児」は日本で昔かなり人気になって、ちょっとした影響を与えた漫画だと聞いたこともあるな。

八極拳が日本で人気なのは、確かゲームに加えて日本に道場が開かれていて学ぶことができるのが大きいという話だったような。あと内家の方では八卦掌も結構広まっているとか。

武術に関しては現在の中国人、特に私達のような文革以後の世代の中国人は何も言えないような。今では武術というのを体を鍛える外的な部分のみでしか語らなくなってしまった。内外共に鍛えてこそのはずなのに。

話は変わるが、中国武術といってもアニメや漫画だと武器使わないよね。基本的に素手。

でも昔ほど素手のみではなくなってきている気もする。武器だと双剣が最近は多いかな?

ここまで出ていないのだと、あとは太極拳か?
文革で潰されたあとに太極体操に改変されちゃっているから、本当の使い手がウチの国にどれだけいるかは分からんが。

案外日本で最も有名、人気なのは太極拳じゃね?
日本でも健康体操として愛好家が多いらしい。以前日本人旅行ツアーのガイドをしたことがあるんだけど、日本人のおばさんが普通に太極拳を学んでいたのには驚いた。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク内では「八極拳」が有名なのでは……といった印象になっているようですが、日本の作品に八極拳がよく出てくる理由や経緯に関してはピンと来ないようです。

また日本における八極拳人気の基礎を作った作品の一つである
「拳児」

に関しては、かなりマイナーな扱いではあるようですが知っている人もいるようです。しかし「拳児」が与えた影響に関しては、さすがにハッキリしないようでした。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なんで4コマ漫画はまだ日本で強いの?淘汰されないの?」

日本の漫画は様々な作品が中国に入っているのは御存知かと思いますが、そんな中で扱いや評価に関して日本と少々異なるのが
「4コマ漫画」
だそうで、日本の感覚に比べて随分と扱いが軽いのだとか。

もちろん中国オタクの「濃い」人の中には4コマ漫画好きな人もいますし、日本から取り寄せるなどして日本の4コマ漫画作品を追っかけたりしている人もいますが、全体的に見れば少数です。

先日、中国のソッチ系のサイトを巡回していて
「日本ではなぜ4コマ漫画が人気なのか」
と言ったことに関するやり取りを見かけましたので、今回はその辺についてを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


マンガに詳しい人がいたら教えて欲しいんだが、なんで4コマ漫画はまだ日本で強いの?淘汰されないの?正直4コマ漫画って時代遅れの形式だと思っているんだが……
アニメの原作になったり、マンガの賞をとったりしていて日本ではまだ人気と評価が高いジャンルに見えるのが不思議。

4コマの評価についての疑問は私も同意。言っちゃなんだが私は4コマの良さが分からん。4コマ以外の、ストーリーのある漫画に比べて表現できる内容も限られているし、盛り上がりにも欠ける。

私は4コマ漫画好きなんだけどねぇ。特に日常系のとか。
壮大なストーリーや熱い戦いなんてのも良いけど、見ていて疲れる時もあるし。

4コマ漫画原作でアニメ化されたりはしているけど、強いとかは無いだろ。
様々なマンガが進化している中でどんどん存在感が薄れている。いつになるかは分からないけど、いずれ淘汰される、というか現在進行形で淘汰されているんじゃないか?

俺もそう思う。日常系の作品とかが一部で好まれるかもしれないが、結局人気が高く主流となるのはきちんとしたストーリーや含蓄のある作品だろう。
実際、売り上げとか考えてみればそれは明らかだ。4コマ漫画とか、売り上げランキングに載ることなんてないし。

売り上げとか持ち出したら、アニメ化うんぬんも入り始めるからやめとけ。「けいおん!」とかも4コマ原作系作品になるし。それから「売り上げ」を数量で見た場合、毎日印刷される日本の新聞4コマ漫画はどうなるんだという話が……

日本では4コマ漫画専門の商業マンガ雑誌があるから、一概にそうとも言い切れないだろ。それに4コマ漫画が進化していないというのは偏見だぞ。4コマ漫画というジャンルの中身は結構変化している。

4コマ漫画は萌え系の作品も増えて来ているしな。私は「けいおん!」の原作が4コマ漫画だと知った時はかなり驚いたわ。

言われてみればなんで日本は4コマのフォーマットがカッチリしていて、それが流行っているんだろう?適当な例ではないかもしれないが、例えばアメリカ作品の「ピーナッツ」なんかは4コマに拘っているわけではないようだし。

「ピーナッツ」は初期の新聞連載の頃は4コマだったはず。後期になると4コマフォーマットに拘らなくなるし、日曜版はちょっと長い4コマではない作品になったりしているらしい。

4コマ漫画って日常生活にそったテーマを描きやすいし、画の大きさも話の長さも固定だから安定しているとも言える。だから安定した作品、長寿作品が生まれやすいんじゃないだろうか。「サザエさん」は日本で最も長く続いている日常系4コマ作品だし。

日本ではストーリーの作り方として「起承転結」が重視され、その典型的な例として4コマが重視されると聞いたことがある。4コマは漫画の基本技法の一つとも。ただこれウチの国の作詩に関する「起承転合」から来ているらしいが、なんで日本の漫画でそうなったのかは私も分からん……

そう言えば日本の作品は起承転結と言う4段構成を意識するケースが多いようだし、4コマがそれに合っているから日本のマンガ業界で強いのかもね。
ちなみに日本では三段構成に関しては「序破急」という言葉もあったりする。でもエヴァの新劇場版も序破急で終わると思ったら終わらなかったから、日本のアニメや漫画では4段構成が重視されている所があるのは確かかも。

手抜きとまで言うつもりは無いが、4コマ漫画ってあんまり力を入れて描いているように見えないんだよね。漫画家の技術を注ぎ込んだという作品が作れるジャンルとは思えない。
作品のテーマもギャグか、ちょっとした珍しい話題くらいだし。こういうジャンルがなぜ今まで生き残れているのかは私も不思議に思ってしまうね。

4コマ漫画の賞が目立つのって新人向けの賞が多いからだろう。新人は4コマ漫画でマンガの練習をするし、技術的な優劣以外の点が鮮明に出る。4コマ漫画のジャンルで新人を募集しそこから才能を発掘していくのは当然の話だ。

長編ストーリー作品が4コマ漫画より上とするのはどうかと思う。作品ってのは複雑にすればいいわけじゃないし、簡単で良いものを作るのは難しい。それに同じ作家で、4コマ漫画の方が長編より面白いってケースも珍しくないし。

でも、ウチの国では4コマ漫画まで好きな人がかなり少ないのは確かだろう。4コマ漫画以外の漫画が好きな人ばかりじゃないか?
4コマ漫画に金を出す人間がどれだけいると思う?少年ジャンプ系の作品とかには一般層も金を出すけど、4コマ漫画をあえて買おうとする人間なんてごく一部のマニアだけだ。

日本の4コマ漫画って古文や古詩みたいなもんじゃないか?
価値はあるし、漫画の歴史上、4コマ漫画の地位が高い時代があったのは間違いないけど、現代の商業市場には対応できず、段々と衰退しているものだろう。

現代の商業市場に対応できているから4コマ漫画原作のアニメが目につくという風にも言えないか?
現在の日本の4コマ漫画ってストーリーを持った作品になっているのも多いぞ。日常生活を描きつつ、少しずつ変わっていくストーリーがあるというのが。

私は4コマ漫画を日本の漫画の独自形式の一つだと認識している。それにギャグ系は4コマ漫画が現在も強いし。
壮大なストーリーのある作品は面白いけど、それしか存在できないわけではない。4コマ漫画に関しては淘汰されるとかではなく、日本の漫画の層の厚さの表れと見るべきじゃないか?

日本の4コマ漫画って昔から続く伝統ジャンルであると同時に、変わり続けているジャンルでもあるからねぇ。日本で最も長く続いているアニメの「サザエさん」が4コマ漫画原作のアニメだし、その後ずっと4コマ漫画原作アニメが作られている。
最近の萌え4コマに関しては、4コマ漫画が萌え、オタク向けまで広がってきたとも言えるな。

「あずまんが大王」なんかを挙げれば分かり易いかな?あの作品は学校の日常生活と、入学から卒業までの一連の流れを描いている。少しずつ変わるキャラや人間関係とか、現在の4コマ漫画は独特の構成になってたりする。

でも、「あずまんが大王」の作者はその後4コマ漫画から普通の漫画の「よつばと!」に移っているし4コマ漫画は限界のあるジャンルだと思う。
私は4コマ漫画が日本で生き残っているのは、日本人が伝統を守る姿勢が強いことが理由に思える。4コマ漫画は確かに独特の美を形成しているけど、固定された形式だし創作の自由を大きく制限してしまっている面があるのも確かだろう。

なんか難しく考えているヤツが多いが、4コマ漫画が持つ「手軽に描ける」ということの良さを忘れていないか?マンガってのは「大作」ばかりじゃないんだぞ。

4コマ漫画ってオタク向けの作品ではアンソロジー系の作品で定番なんだが、案外みんな知らないのかね。

アンソロジー系の作品ってウチの国にはほとんど入らないから、知らないというか意識したことも無い人は結構多いと思う。
あと同人のマンガでも定番だ。私の知り合いのサークルも描いているし。

日本のオタク界隈における4コマ漫画の手軽さと強さってのは、ウチの国ではきちんと認識されていないかも。4コマ漫画は中国語化され難いし、公式ルートでも入ってこないし。例えば「艦これ」だって公式による別媒体への展開の最初の一歩は4コマ漫画からだったんだけどね……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの間では4コマの評価はあまり高くないようで、日本における根強い人気などに関してはピンと来ない人が少なくないようです。

最近は4コマ漫画がアニメ化されるのが珍しくありませんし中国オタク界隈で4コマ漫画原作アニメが話題になったり人気になったりすることも少なくないのですが、それでもこういった認識があるというのはちょっと興味深いですね。

これとは対照的に思えるのがライトノベルで、アニメの原作としての存在感が高まるにつれ、中国オタク界隈でもラノベ読者が増えジャンルへの認識や評価も高まっていきました。

この辺りの違いに関してとりあえず思いつくのは、4コマとラノベのコンテンツの性質の違いや中国オタクの好みの問題、それから中国オタクの間に入る4コマ漫画がそれほど多くないといった辺りでしょうかね。
中国オタクの間ではマンガの影響力は縮小傾向にありますから、そういった中で日本の4コマ漫画は余計に意識され難くなっているのかなーなどとも考えてしまいます。


とりあえず、こんな所で。
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中国オタク「違法な能美クドリャフカ写真集が摘発された模様」

ありがたいことに情報をいただいたので、今回はそれについてを。

先日、中国の「掃黄打非」(ポルノ・違法出版物取り締まり)の「小児出版物市場」に対するキャンペーンで取り締まられた、北京の違法動漫出版物案件の容疑者が全て捕まったというニュースが報道されたそうです。
新華網の記事(中国語)は、コチラです。

記事によればこの事件は2012年の9月に通報によって捜査が行われたもののようで、摘発されたのは日本の本をコピーして中国語化した「能美クドリャフカ写真集」、「鉄コン筋クリート」等の海賊版8万冊余り、図書定価総額にして300万元(約5000万円)余りになったそうです。また、記事にはこれらの海賊版には「大量の低俗な内容が含まれていた」ともされています。

ただ、このニュースにおいて「能美クドリャフカ写真集」(中国語表記は「能美写真集」)と「鉄コン筋クリート」(中国語表記は「悪童」)

という摘発された海賊版書籍のタイトルが普通のニュースにでかでかと載っているのが、中国オタク界隈ではネタになってしまっているそうです。

以下に中国のネット見かけたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なんか違法な能美クドリャフカ写真集が摘発された模様。
この手のニュースで「能美クドリャフカ写真集」の文字が混じるとは予想外だ!

これは……反応に困るニュースだな。
いつものポルノ・違法出版物取り締まりのニュースに、作品名が加わるとこうもアレなイメージになるとは。

テンション上がりまくった取締りのおっさん達が能美クドリャフカ写真集を手にしていると思うと、乾いた笑いが出てきてしまう。

ヘンに話題にならないでほしいと思うべきか、もったいないと思うべきか、まぁ違法だからしょうがないよねと思うべきか。

私はもったいないと思ったわ。俺にくれ。

中文化してくれる紳士が捕まったことを悲しむやつはいないのか!?

本をくれ。そしたら黙祷してあげよう。

通報したヤツは死ぬべきだ。私に言えるのはこれくらい。

ネタニュースにしか思えないからな。しかもこれ、販売して利益を得るのが目的だろうし。
日頃の規制に関する反感はみんなあるだろうけど、自分とは関係ないとか、野次馬とか、遠くから生暖かく見つめる反応になったりもするだろう。

元々海賊版で違法出版物だからなぁ。たまたま見かけて気に入ったら買うかも、程度じゃないか?

今回は「能美クドリャフカ写真集等の違法出版物案件容疑者」を「1年3か月の間追いかけた末に捕まえた」というのが何とも言えない空気を作っているんだよな。

海賊版ということ以外、一体何が悪いんだ!?

いや、海賊版というだけでダメだろ。これは海賊版取締りのニュースでもあるだろうし。海賊版は「数量巨大」レベルのものにならないと公訴案件にならないから見逃されているだけで、このレベルの数で、しかも反ポルノのキャンペーンにぶつかったらアウトだよ。

よく見たら取締り自体は2012年の話なのか。てっきり年末の点数稼ぎや最近の「低俗」だというレッテルでアニメや漫画を取り締まる流れの一つかと思ってしまった。

「低俗」だという理由で取り締まるのは現在もこの事件の発生した時も変わらないよ。
アニメや漫画関係のモノを全て「小児出版物」というカテゴリに押し込めて、子供の見るものじゃない低俗なモノといった論調で取り締まる動きは常にある。

しかし……政府機関の取締りの対象が能美クドリャフカ写真集とかシュールだな……

お偉いさんが自慢げに「能美クドリャフカ写真集を取り締まりました。能美クドリャフカ写真集を!」とかやってるわけか……わふー……

お前ら、同時に出ている「鉄コン筋クリート」の方にもちょっとは触れてやれよ!!

押収された8万冊の行方が気になる。私に任せてくれれば全部チェックして分析してあげることもできるんだけどな!!

押収された中に「To LOVEる」とかは入っていなかったんだろうか?入っていたら大変なことになったと思うんだが……

「低俗な内容」とはあるが、その程度でしかないとも言える。BLとかは無かったようで安心……か?

売るための本だろうから、ウチの国の店頭に並べられるレベルだろうし「To LOVEる」みたいなのは入っていないかもね。もちろん中身をきちんとチェックしていない可能性もあるけど。

ウチの国の海賊版業者、その辺のリスクはしっかりしているからなぁ。刑法でポルノ指定されちゃうケースは昔から避けている。海賊版漫画でも「伝統的に」おっぱいの出るシーンなんかのサービスの場面は削除か修正されているし。

クドの写真集は確か全年齢向けだったはずだしね。

ただ、この手の反ポルノ系の場合は基準がオタクとは違う、保護者の「厳格」な基準になる。露出度とか以外にもキスシーンや恋愛描写でもアウトになったりするだろうね。

「小児出版物」というカテゴリがめんどくさいんだよね。
この概念でオタク系のコンテンツを扱うのは勘弁してほしい所だ。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における海賊版書籍の扱いに関して垣間見えるのも興味深いような。

こういった取締り関係のニュースに対する中国オタクの面々の反応は、現在の中国におけるオタクコンテンツの扱いに関する愚痴が多くなることも多いのですが、この件では取締りの中に出てくる「能美クドリャフカ写真集」の影響でネタニュース扱いになってしまっているようです。

ただそれでも、自分達の見ているオタク系のコンテンツまで「小児出版物」のカテゴリにされてり、「低俗」という言葉でバッサリやられてしまうのには、何とも言えない気分になってしまう模様です。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「黒子のバスケ脅迫事件ってどれくらいヤバイ事件だったの?」

ありがたいことに
「黒子のバスケ脅迫事件の犯人が逮捕されたことについて、中国での反応は?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。
「黒子のバスケ」一連の事件関与認める(NHKニュース)

昨年から続いていた黒子のバスケに関する脅迫についてのニュースは中国オタク内にもイロイロと伝わっていましたし、事件の犯人が逮捕されたというニュースもキッチリと伝わっているようです。
中国語ですが、中国のニュースサイトの記事はコチラコチラなどをご参照ください。

とりあえず以下に中国のネットで見かけたこのニュースに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のオタク界を混乱させた「黒子のバスケ事件」の犯人がついに捕まったそうだ。長かったな……

犯人は中年のおっさん?なんか納得できるようなできないような。

犯人は腐女子だとか、スラムダンクファンだとか、こっちでもイロイロな憶測が出たが……結局なにが動機でこんなことやったんかね。続報が気になる。

こんなに長引いたのは何故?
脅迫した範囲が狭かったからか、それとも脅迫の危険性が低かったからかで警察が本腰入れて無かったのかね。

日本はサリン事件が過去に有ったし、こういう反テロ活動に対してはかなり厳しいと思っていたんだが。まさか犯人逮捕に1年もかかるとは。

普通に日本の警察の能力が低いってことじゃない?

ミステリ系作品における日本の警察の右往左往っぷりはわりと真実に近かったのかね。
いや、一件落着でファンとしても安心なのは確かなんだけど、もっと早く解決しなかったのかと思うよ。その間にコミケが2回開催、3回目も近いといった時間が経っているわけだし。

そうだね。私も犯人が捕まってよかったとは思ったけど、同時に逮捕までかなり長かったとも思った。私は「名探偵コナン」とかに出てくる日本の警察のレベルって、ストーリーの演出上故意に低くされているもんだと思っていたが、現実もこの程度なのか……

日本だと強引な捜査が出来ないと言った事情はあるのかもしれないが、ウチの国だったら、この手の話で「重視」されたら数日で捕まると思うわ。
てかネットの人間で犯人特定できんじゃない?人肉捜索で。

いや、これ犯人もかなり考えていたようだからそう楽観的にはなれんと思うぞ。
ただウチの国ではこういうのを特に気にしないで強行するだろうから、結果的に日本のような事態にはならないんじゃないかな!

しかし、犯人が名乗った怪人801面相ってどういう意味だったんだ?なんか動機につながるものが込められたりしているの?

怪人○○面相ってのは日本の有名な怪盗の名前ネタ。801は腐女子のこと。

元ネタは江戸川乱歩の「怪人二十面相」からだな。あと、801は腐女子じゃなくてBL(というか、男性同性愛系の作品)の方が意味としては正しい。腐女子の元の定義が「801を好む人達」だ。

この脅迫のせいで「黒子のバスケ」が打ち切りになるかもしれない……なんて話もあったよね。何はともあれ事件が終結して良かったよ。

この犯人、「「ごめんなさい。負けました」と言ったんだって?
でも、こんだけ引っ掻き回したんだからある意味では勝ちの面もあるのかなぁ……

「間違いを犯しました」じゃなくて「負けました」なのか……なんか犯人は重度の中二病という印象を受ける。

それにしても、こっちでも結構長い間話題になっていたけど、黒子のバスケ脅迫事件ってどれくらいヤバイ事件だったの?
長引いたのは知っているが、どれだけの事件なのかがどうもピンと来ない。

日本では夜のニュースで一斉に報道される、全国レベルの事件扱いよ。

ファンからすれば気が気じゃない話だったんだが、事件レベルとなるとどうなんだろう?私もちょっと想像し難い。

同人以外の商業展開もダメージ受けたろうし、かなりの大事なんじゃないかと。ネットショップがある時代だから店頭の役割が昔ほどではないとはいえ、それでもまだ大きいわけだし。

商品に関してはセブンイレブンの店頭から商品撤去、大手のショップからも店頭撤去だっけ?

アニメは第二期が普通に始まっているし漫画も普通に連載していたんでしょ?この脅迫ってそこまで大きなものだったんだろうか?オタク作品への脅迫ということで、ネタとして取り上げているだけだったりしない?

日本最大の漫画雑誌の少年ジャンプの人気作品、コミックの売り上げもランキング上位入り。それが脅迫されていたんだから大きなニュースにもなるでしょ。
あと日本はアニメや漫画以外の関連商品の展開で大きく利益を上げるモデルだから、集英社などの関係企業は大打撃だったと思うよ。

作品人気が急上昇して稼げるであろう重要なタイミングに脅迫でイベント中止に物販が撤去だからね……

人気が絶頂の時期にコミケでジャンルそのものが中止になったりもしたね。イベントを強行して万が一のことが有ったらという判断で、幾つものイベントが中止になったし、商品も撤去されたりしたそうだ。

でもそういうのって一部だったんじゃないかな?日本にいる私の知り合いはそこまで極端ではない、「封殺」レベルではないとか言っていたけど。

昨年、ウチの国がデモでゴタゴタしたときに、それでもオタク系のイベントを実行したときのような空気だったんだろうか?当時も作品のファンや黒バスのコスプレした人が多かったが。

あの時とは別の話じゃないかな……問題となる事情の種類もベクトルも違うし……
まぁ問題が起こった時に非常に厄介だというのは共通しているけど。

そりゃしょうがないだろ。もし万一のことが起こったら、作品どころかオタク業界そのものへのダメージになる。「目をつけられたら」ジャンルどころかオタク系の活動が潰されかねないだろ?
ウチの国でも最近アニメの真似して友達を焼いて大火傷させたせいで、国内アニメ産業全体への圧力が厳しくなって大変なことになっているじゃないか。

今回の事件、イロイロと気になるというか想像し難い点があるから続報を追っかけてみたい。
あと個人的には日本のファンの熱心さというか我慢強さというか……ある種の質の高さというのが見えたのは興味深かったよ。日頃はダメな面に関する情報がクローズアップされがちだし。ああいった熱心なファンが形成される作品だったら、そりゃ他の作品との競争で勝てるわけだ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの間でも「まずは犯人が捕まって一安心」といった空気になっていますが、日本での事件の扱いについては一般社会的な面でも、オタク界隈的な面でもちょっと想像し難い所もあるようでした。

事件に関する情報は中国にも入っては来るものの、日本における空気やイベント、関連商品の展開、その影響といったことに関して想像できる材料や経験というのは伝わりませんし、どうしても違いが出てくるのでしょうね。
この辺に関しては今回の事件に限らず、様々な作品人気の盛り上がりやその方向に関して日本と中国の違いがよく出てくる分野に思えます。

とりあえず、こんな所で。例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国の国民的アニメが暴力的で下品だと批判されまくって全面修正の流れに

12/19修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク的「運命、人生を変えちゃった作品」

中国オタク内では作品の価値というか、凄さに関して
「日本でどのように評価されているのか」
というのを結構気にするそうです。

確かに日頃の反応を見ていると、日本での評価に関する情報や、それを裏付けるデータ(に思える)日本で発表される各種のランキング、例えば売り上げや人気投票などに関しては日本以上に敏感というか、大きく受け取る傾向も感じられますね。

先日、ebookが発表した。
「運命を変えたマンガ」ランキング(ebookjapan)
もその一つのようで、なぜか中国オタク内ではちょっとした注目を集める話題となっているようです。

そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトで見かけた
「運命、人生を変えた作品」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本で運命を変えたマンガのランキングが発表されたそうだ。
その結果だが……見ての通り案外納得できるというか、大作が並んでいるようだね。

確かに見れば納得できる作品が挙がっているね。
私の読んでいない作品もあるけど、どれも名前は聞いたことのある作品だし。

スポーツ系の作品が意外に多いね。部活動の要素も含めてやはり日本ではスポーツ系の作品はウケる題材で、それだけに良作も多いのかね。

これ、運命を変えたとかいうよりも影響を受けた作品って感じだよね。翻訳の時になんか拡大解釈というか大げさにしたりしてんじゃない?
それと私自身は「スラムダンク」の影響がでかいから、この結果自体には納得している。

いや、元のデータまで行ってみたけど「運命」で間違いないようだよ。元のランキング記事がそうなっているから、大げさな表現に感じるのは日本語原題のせいだろう。この手のやり方はどこの国にもある。

「スラムダンク」もいいけど、「ONE PIECE」も納得だな。斜に構えて夢を否定してばかりな自分の中に、まだ熱血バカになれる要素が残っていたのを発見できた作品だ。

見る前から「スラムダンク」が入っているのは分かった。
ただ、「北斗の拳」のランクが10位ギリギリというのはちょっと残念。

ざっと見た所では女声部門の1位も「ONE PIECE」だってのが意外かな。いや、女性ファンも人気なんだろうけどてっきり「セーラームーン」とかが来るもんだと……

それは恐らくこのランキングが電子書籍系のサイトのユーザーを対象とした、漫画作品のランキングだからってのもあるんじゃないかね?
それから、こういうランキングにはまず入らないだろうけど、私の場合は「ソードアート・オンライン」かな。自分がどういう作品を好きなのか分析できたし、自分の好みを難しく考えてグダグダにならなくなった。

運命というなら「ソードアート・オンライン」はどうかと思ったが、「島耕作」が入っているならそれでも良さそうだな。どちらも妄想というか理想の生活を二次元に描くといった作品だし。

おお、日本ではやはり「ブラック・ジャック」の人気が高いんだね。それが確認できたのは嬉しい。ブラック・ジャックの独特な人格、人間的な魅力とでも言うのかな、それは私の心に深く刻まれている。

良い方向だか悪い方向だかよく分からないが、「エヴァ」は間違いなく私の運命を変えちゃった作品だな。あの作品の影響で軟弱で中二病な思考を習得しちゃったよ!

ネタじゃなく、イリュージョンの3Dエロゲ。あの作品に出会っていなかったら、今の自分は無い。良くも悪くも。

あー……うん、当時ネットカフェのPCにはインストされまくってたし、人工少女とか上の方から名指しで正式に禁止通達を受けるくらいだったからなぁ……道を誤ったヤツは多かったろうな。

エロゲの方では無く、エロゲ原作アニメだが「School Days」は俺の人生変えちゃったよ……

何の心の備えも経験も無く見たら価値観変わるよな、アレ。
俺は「CLANNAD」を見たおかげで恋愛に対する幻想が強化され過ぎているのがヤバイ。まさに運命を変えた作品だよ!

現在進行形というか、今の自分の思想に明らかに影響が出ているのが「進撃の巨人」だわ。

大作が並ぶ中での「三国志」のランクインに吹いた。日本人は三国志を好み過ぎだろ!

このランキングを見て改めて感じたが、日本だと三国演義って漫画やゲームが主な印象なんだろうな。日本では三国演義は二次元の存在というか、なんかウチの国とは違う扱いになっているように思うよ。

純真だった自分が、戻れない道に踏み入れてしまったのは「ゆびさきミルクティー」を読んだからだわ。影響という面では最もデカイし、ダメな意味での智恵の林檎を食べてしまったという意味で忘れられない作品だ。

やはり北斗の拳だなぁ。漫画もアニメも私の人生を変えたよ。Youはshock!

「ジョジョの奇妙な冒険」は入っていないの?意外だ。日本のニュースでは影響を受けた人間が多いというのをよく聞くのに。私は第二部にモノスゴイ影響受けた、というか考え方変わったし、今の進路は「スティール・ボール・ラン」を見たからというのもあるんだけど。

影響ということなら「灼眼のシャナ」は外せないわ。あの作品に出会ってなければ今の自分は無い。振り返ってみればあの作品からはラノベというジャンルもそうだし、今でいう中二病的な感覚や、萌えの感覚などを学んだ。

まぁ、こういったテーマになるとまず「スラムダンク」の上位は堅いよね。ファンになってから何年だったのか分からないくらいになったが、いまだに山王戦とかは熱いし、泣ける。

「運命を変えた」というレベルの作品で考えてみると、ウチの国でなら恐らく「スラムダンク」と「ドラえもん」じゃないかな。この二作品に出会って漫画とかアニメを好きになった人間は非常に多いだろう。



とまぁ、こんな感じで。
運命を変えたといったレベルかどうかは分からないものの、中国オタクの面々もこのランキングに出てくる作品から色んな影響を受けている模様です。

それにしても、中国におけるスラムダンク

の影響力というのはやはり図抜けていますね。最近キッズステーションで放映されているデジタルリマスターHD版に関しても、中国オタク内で妙に話題になっていたりしますし。

ちなみに、私の場合は漫画に関してはちょっと一作品に絞るのは難しいのですが、ライトノベルならば恐らく
「コクーン・ワールド」

ではないかと思います。

それ以前にも私はアニメのノベライズやロードス島戦記などは読んでいたのですが、ロードス島戦記やSWなどの世界観のパロディであるこの作品に出会って
「こういう作品もアリなのか」
と衝撃を受け、その後食わず嫌い(?)だった様々なラノベ作品に手を出すようになりました。
振り返ってみればこの「コクーン・ワールド」が、私のその後のラノベ関連の趣味を決定づけたように思えますし、そこで蓄えたラノベの知識が現在の中国オタク事情の分析においても非常に役に立っております。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


12/2修正:誤字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「日本女性の8割がのび太は彼氏としてナシ?じゃあ残り2割は!?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれに関してやらせていただきます。

日本で先日出た記事
「野比のび太」はぶっちゃけ彼氏として“ナシ”⇒83.1%(マイナビウーマン)
が中国のネットに転載されて話題になっているそうです。
中国語のニュースはコチラコチラなどをご参照ください。

「ドラえもん」の野比のび太が

ダメ人間だということは中国でもよく知られていますし、彼氏にするのは「ナシ」だと考える女性が多いというのは中国の感覚でも納得できるようです。
しかし残り2割弱とはいえ、のび太を彼氏にしてもいいと考える女性が存在するのは、かなり意外に思われている模様です。

そんな訳で以下に中国のネットで見かけた反応を、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なんか日本でわりと衝撃的な統計が出てしまったそうだ。日本の女性に対して「のび太は彼氏としてアリかナシか?」という調査を行い、その結果として出たのは「8割がのび太は彼氏としてナシと考えている」というものだったそうだ。

ふむ。のび太では彼氏としては厳しいよな。日本女性の8割がそう考えていると……え?じゃあ2割もの女性がアリだと考えているのか……!?

そうなんだよ。
これは8割もいる、じゃなくて「8割しか」いないと受け止めるべきじゃないだろうか?

のび太って現実にいたら超ハイレベルのダメ人間じゃないか。突き抜けたレベルの無能でしかも弱虫。それでも「アリ」だと考えるとか、日本の女性の感覚が分からん。本気で。

「やさしさ」と「母性本能を刺激する」というのが肯定派の主な意見らしい。しかしそれにしたって限度があるだろう。

うーん……自分はその「やさしさ」という意見を素直に受け取れん。
のび太を彼氏にすればドラえもんもついてくる!という計算があるんじゃないか?私もその条件ならのび太を兄と呼んでもいい。

なんともはや……まさか2割弱も彼氏としてアリだと……

セワシのミッションの難度が予想外に低かったのが判明。
のび太は彼女とか結婚とか無理なキャラの典型だと思っていたよ!!

のび太なんかと結婚したら苦労するだろうし、子供を育てる能力も無いだろうからセワシのミッションの難度は相変わらず高いんでないの?

のび太を彼氏としてナシだという人が多いのは意外でもなんでもないが、残り2割のアリだと考える人に関してはかなり気になる。

ドラえもん無しとなると、のび太の良い所って何も無いだろう。
ダメな所が萌えるとか、そういうことなのか?

確かにドラえもんがいなくなったら、のび太は典型的なダメ人間、マダオだよな。

世界はこんなにもマダオに優しかったのか……

ウチの国でこのアンケート取ったら、「ナシ」と答えるのは8割強じゃなくて10割になるだろう。

のび太の能力……あるぞ!射撃の腕前は宇宙でもトップクラスだ!それしかないけど。

結局はつぶして借金を作ってしまうが「就職できないから自分で会社を作る」とか、のび太は結構行動力はあると思うんだよね。PCの前でグダグダしているだけの俺達よりはマシな気も……

しずかちゃんと結婚できるルートでは人生の勝ち組には入れるレベルなんだから、将来性は一応あるんじゃないの?

これ、回答者がドラえもんに詳しいかどうかで回答が変わりそうな気がする。のび太の将来性の知識の有無が出て来るし。

のび太の最大の問題は「怠け者」という点だが、ここが成長によって解消できるかにかかっていると思う。実際、これが解消できたと思われる未来ののび太は彼氏としてかなり悪くない人間になっている。

のび太は最終的にドラえもんを作るレベルにまで成長するんだし、将来性は極めて高いよな。

いやいや、それはネタの最終回だよ!藤子不二雄の描いたものじゃない!

公式の方では、劇場版に出てくる環境保護局の自然調査員というのが成功したケースだね。その他にはイロイロとダメな未来像も出てくる……というかドラえもんの来た理由がそのダメな未来の改変だから、放っておいたらダメ人間になる確率も高い。

漫画で描かれるのはあくまで小学生時代の話だし、大長編とかではそれなりにカッコイイ所も見せているからなぁ。成長の仕方次第ではあるけど、のび太は大器晩成型と言えなくもないと思う。

のび太の良い所に関しては藤子不二雄先生自身が良いことを言っている。
藤子不二雄先生は「のび太にも良いところが一つだけある。それは彼は反省するんです。いつまでもいつまでも今より良い人間になろうと努力するんです」とのび太の長所をあげている。

将来を知っているとか関係無く、のび太に関してはドラえもんに詳しいと「アリ」だと思う人が増えるのは分からなくも無い気がする。作品を読んでいると、時たまのび太の良いエピソードがあるんだよね。

例えばこれが男性版だと「ジャイ子は彼女としてアリかナシか」みたいな話になるだろうし、人によっては悪くないと思う人も出るんじゃないかな。私はジャイ子を彼女にするのはごめんだが。

俺はジャイ子嫌いじゃないぞ。原作序盤は性格が悪く描写されているけど、その後はどんどん穏やかな性格になり漫画家志望というクリエイターとしての描写が増えてくるし、その辺りのジャイ子なら彼女として全く問題ない!
中盤以降のジャイ子に関しては、ちょっとルックスが悪いだけで性格は悪くない。もうちょっと背が伸びるか痩せるかすれば周囲の評価も変わるんじゃないかと俺は思っている。



とまぁ、こんな感じで。
のび太のような男でもOKという女性が2割ほどいるらしいというのが、人によってはちょっとした衝撃だったようです。

日本ではのび太が彼氏として「基本的にナシ」というのに対して、中国では「絶対ナシ」になっているような空気もありました。この辺に関しては中国における「彼氏」の理想や需要、またそれに関して出回っている情報やイメージが日本とは結構違うのかもしれないと感じてしまいますね。

それからのび太の評価に関しては、中国オタク内でも作品の知識の深さや捉え方次第で評価が変わるようでしたが、こちらの方もイロイロと面白いですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ジャンプの新しい漫画賞、中国語圏作家向けの賞が専門にあるぞ!?」

少年ジャンプが世界を対象にして募集する漫画賞
SHONEN JUMP MANGA COMPETITION(公式サイト)
を開催するそうですが、中国語圏部門での「中国語人気TOP賞」というのもあるようです。

ありがたいことにこの件に関して
「中国オタクの反応はどうなのか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

中国では過去に集英社協賛での新人漫画賞なども行われていますが、今回は少年ジャンプでの漫画賞ということでちょっとした話題になっているようです。
とりあえず、以下に中国のソッチ系のサイト等で見かけたこの辺に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


少年ジャンプの45周年記念漫画賞が中国からも作家を募集しているぞ!「バクマン。」みたいな漫画家と展開がウチの国から出る可能性が……!?

おお……マジでジャンプの新しい漫画賞、中国語圏作家向けの賞が専門にあるぞ!?

なんかちょっと感動した。俺とは関係ない話だけど気になる話ではあるね。

え?10月1日締め切り?今9月中旬に入りそうな時期の発表で?応募の締め切りが早過ぎないか?

ネット投稿可能だけど、時間が無い気はするな。ページ数は15P,19P,31P,45Pか。

バクマンか……じゃあここは王道ではなく邪道な漫画をだな。

以前噂に聞いたことがあるが、本当の話だったのか……

国内では先が見えている、というか発展のしようが無いから自信のある人間にとっては良い話かもしれないね。もしかしたらテレビアニメ化まで行っちゃったり……なんて夢もあるし。

大陸だけでなく、香港や台湾からも来るよな……何気に競争率高いんじゃないか?

なんかスゴイ企画だな。漫画描けない自分には関係ないけど、どんな作品が受賞するのかは気になるわ。

賞金を人民元に換算するとたった3万元程度じゃないか。明らかにウチの国の漫画家を搾取しに来ているのに、なんで外国まで騙されに行くんだよ……

1位でたった3万元って少ないな。夢とプライドを金銭に換算するのを否定はしないが、それでもねぇ。こんな目が出るかどうかわからない機会のために苦しみたがるヤツって……しかも仮に賞を取れても今度は市場でもみくちゃになる。バカな連中はそれが分からないんだろうな。

漫画家に限らず搾取されるのが分かっているはずなのについ釣られてしまうのが毎回出る。そもそも国外市場を開拓して更に国外の作品で自国の市場まで活性化させようとするなんて、ムシが良すぎる話だ。応募しようとする人間はもうちょっと自分のやっていることと将来を考えた方が良い。

そこまでヒドイ話ではないだろうけど、盲目的に賞をありがたがるのは問題だ。ジャンプって「進撃の巨人」を門前払いする所だし。そもそも本当の人気作品ってのは自然と爆発するもんだ。大企業に作品を渡して台無しにされたり、「工業規格」に沿った作品にされちゃったらどうすんだよ。

ジャンプが嫌ならマガジンに投稿してみりゃいいんじゃね?
どっちにしろ中国語漫画でそのまま投稿できて専門の審査が入る、受賞できればジャンプに掲載されるのは確定ってのは大きい。多くの人間は上に行くための機会の入場券を求める方法さえ無い或いは分からない状態なんだから。

しかし、実際どれくらいの漫画家がこれに挑戦するんだろう?
ウチの国の漫画家の作品が日本でテレビアニメ化される未来が来たりするんだろうか?

国内の漫画家の人材は多いと思うが、彼らの将来の見通しが良いとは言えない。これは面白い機会だと思う。

でも……審査する人間が中国語分かるの?そこが疑問なんだが。

中国語部門が専門であるのに審査員が分からないわけないだろ!
てかちょっと見落としているヤツいるが、これ「中国語圏」だぞ。恐らく香港や台湾の漫画家とも競争になる……!!

それはちと厳しいかもしれんな。ウチの国のレベルだと、コマ割やカットの時点でなんか微妙なことになっていそうな気もする。

私はそれでも参加したい。学校始まっちゃったし今回は間に合わないけど、定期的にこういう賞やってくれないかな。

しかし中国語が分からない心配はないけど、審査員の好みが「少年ジャンプ系」ということは考えられるね。この賞で求められている作品から外れていて不利な作品ってのは出そうだ。とは言え、以前の傾向がわかるわけではないしそこまで考えての投稿は難しいが。

でもpixivでウケている絵師とか、フォーラムに作品投稿している人とか、普通にいけると思う。これはやる気の出る情報だよなぁ。

私も一つ投稿してみるか……自信は無いが、まずはやってみたい。「バクマン。」を読んでテンション上がって一時期作品を描きまくっていた。その後は特に何もなく漫画から離れてしまったが、良い機会だと思う。

私は仰ぎ見ることしかできないが、国内の漫画家を応援しているぞ!

何はともあれ、国内の漫画家からも受賞者が出て欲しいもんだね。

ウチの国出身の漫画家が受賞して、その後アニメ化、そしてウチの国のテレビ局に番組が売られて、修正が入りまくってガックリ来る……という所まで想像して、あまりにも気が早すぎる自分に気が付いた。
何はともあれウチの国の漫画家の方々の活躍に期待だ!



とまぁ、こんな感じで。
少年ジャンプの賞、しかも中国語圏専門の部門があるというのはちょっとした衝撃のようでした。

ただ中国では
「漫画を学ぶ環境」「漫画の描き方について語り合える環境」
に出会える機会が少なく、また同人界隈を見ても漫画を描く人は少数派ですから、中国語圏の香港や台湾と競争となった場合なかなかに厳しいようにも感じられます。
(同人漫画は割高感があってカラーイラストや同人グッズに比べて需要が無いのと、手間がかかるのでやりたがる人が少ないそうです)

しかしなんだかんだで漫画を読んでいる人間は多いですし、web漫画サイトも昔に比べて盛り上がるようになっています。また最近では日本で商業連載をしている中国出身の漫画家も出ています。

先日出たドラゴンエイジ10月号で連載が始まった
「10番ローラン」
(中国語原題は「10号露蘭」、元の中国語版はコチラのサイトで第1話が見れるようです)も中国で人気の作品ですね。

そんな訳で、中国本土からも面白い才能を持った漫画家が出てくる可能性は十分にあるんじゃないかなーとも思ってしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ドラえもんってウソ最終回の話が妙に多いよね」

ありがたいことに
「ドラえもんのウソ最終回が中国のネットでも広まっているようですが、その辺りの反応についてを」
という情報&質問を教えていただきましたので、今回はそれについてを。

教えていただいた情報によれば、ドラえもんのウソ最終回は中国のネットでも定期的に話題になり、知らない人が驚いては周りに確かめて否定されるも、中には信じてしまう人がいて更に広まっちゃったりする模様です。

そんな訳で今回は中国のソッチ系のサイトなどで見かけた
「ドラえもんなどの有名作品のウソ最終回」
に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「ドラえもん」ってウソ最終回の話が妙に多いよね。
アニメや漫画の有名な作品の中でも、ドラえもん程ウソ最終回が話題になる作品は無いんじゃないだろうか?

「ドラえもん」で多いのは、「実は病人だったのび太の妄想」のパターンだっけ?自閉症だとか、死ぬ寸前だとか、細かい違いはあるようだが。

なんであんなに楽しく美しいストーリーを、自閉症だとか死ぬ直前のび太の妄想とか、突然ドラえもんが壊れたとかにするんだろうね。

「ドラえもん」のようにうまくいかない現実からの不満をぶちまけているんじゃないの?現実がうまくいかないからって、創作に当たっても意味ないと思うんだが。

作者が明確な終わりを描かないまま亡くなってしまったというのが原因なんじゃないかな。オフィシャルも「ドラえもん」に最終回があることを否定するような発言をしているし。

作者的には明確な終わりであっても、読者がストーリーはまだ途中、続編があるように感じられる作品はそういうウソ最終回が出るぞ。例えば「スラムダンク」なんかも「ドラえもん」ほどじゃないがウソ最終回の話が多かったと思う。

あー、「スラムダンク」も確かに多いな。
私は確か流川楓が練習のし過ぎで死んだとか言うのを聞いた覚えが。今にして思えばネタにしか思えないが、当時はわりと信じてしまっていたっけ。

俺が聞いたのは流川楓が麻薬で死亡とかだったような。アメリカの薬物スキャンダルなんかの知識もあったから、一時期信じてしまった。

薬物ネタ多いよな。それと事故ネタも多い。
俺が聞いたのはドラえもんが壊れて、のび太以外は全員飛行事故のパターンだった。

「スラムダンク」では流川楓がアメリカ行きの飛行機で事故で死亡、流川楓以外の桜木花道達が事故で死亡して流川楓だけがアメリカに向かうという2パターンがあった。

完結していない作品に関してもそういうウソ最終回ネタあるぞ。「名探偵コナン」とか。

「名探偵コナン」だと阿笠博士黒幕説とそれに関するエンドの話とかもあるね。阿笠博士黒幕説はコラ画像があるから、妙に説得力がある。ただあれはネットの普及でかなり広まったタイプじゃないかな。それに対して「ドラえもん」や「スラムダンク」はネット以前からちょくちょくあったように思う。

私は「犬夜叉」のウソ展開とウソエンドに騙されたっけなぁ……

この手の話で多いのは、実は病人や死人の妄想、主人公格や主要キャラの誰かが安易な事件や理由で死んで終わりだとか、そういうのだよね。

ウチの国で一般層まで含めて大人気になっている作品は、探せば何らかのウソ最終回は見つかると思う。

実は全部、主人公の妄想だったというのがなぜこんなに多いのか。

妄想もそうだし死亡ネタも多いよなぁ。分かり易いし、ショッキングなネタだしということなんだろうか。

ウソ最終回の内容の傾向はともかく、小さい時にハマったけどキッチリ最終回まで見ていないとか、大きくなっていつの間にか見なくなってしまったという人が多いというのも原因だろう。そういう場合は、うっかり信じてしまう可能性もある。

しかも、昔はウチの国から日本の最新情報を調べる、作品展開の噂の真偽を確認するなんてのはできなかったからね。ウソが広まる理由は十分にあったと。

中には堅く信じて、ウソ最終回だと認めないレベルな人もいるからね、というか私はあったことがある。恐らく言い過ぎていつの間にか自分の中で真実になっちゃったんだろうね。

この手の鬱なウソ最終回は大嫌いだ。
純真な子供の頃、信じて悪夢にうなされたこともある。

ウチの国のテレビで放映されたアニメって、最終回まで放映されないとか、途中から急に放映開始だとか、放映スケジュールが安定しないからそれも影響しているんじゃないかな。最初から最後まできちんと放映された、それをキッチリ見れたって人間は案外少ないんじゃないだろうか。

私はそういうニセっぽいと思われる最終回の話を聞いたら、とりあえず信じないでまずネットで検索してみる。今のオタクの先輩たちが小さかった頃はネトが無かったから、大変だったんだろうな。

いや、拡散力に関してはネットと言うルートのある今の方がスゴイぞ。
ネットが普及してこの手の話は広まり易くなると同時に、否定できる情報も見つけやすくなった。どちらの効果が大きいのかは分からんけど。

こういうのが出て来るのって、現実はこんなにうまくいかないという否定の感情もあるのかなーと思ってしまう。それに加えて「有り得ないこと否定する自分は現実的でカッコイイ」といったある種の中二病の側面とかも。

この手の話が出るのって、それが人気作品であるからこそってことなのかな。小さい頃の記憶に深く刻まれているからこそ話題になるわけだしね。

「ドラえもん」に関してはなんか感動できるウソ最終回もなかったっけ?ドラえもんがある日突然壊れて、その後のび太がドラえもんを修理できるように努力して学者になり、実はドラえもんは……と言う話。あれは鬱ではないし、結構感動できてしまうよく出来た話だったように思う。

あれ?横からスマンがその話ってウソ最終回だったの!?
私は漫画版も確かに見たんだが……

あれもニセモノだよ。ニセ最終回の中では一番出来がいい話だとは思うけどね。恐らく見たのは同人版の漫画だろう。



とまぁ、こんな感じで。
定期的に広まる鬱エンドっぽい話には中国オタクの面々も辟易しているようでした。

上の方でも出ている通り、この手の話は昔から口コミで広まっていたようですし、最近ではネットのフォーラムやQQなどのインスタントメッセンジャー、weiboのつぶやきなどを通じて広まっているようです。

また日本発のコラ画像をご丁寧に中国語版に加工したものが出回っていたりもするそうなので、この手のウソ最終回ネタに対する耐性がない人がうっかり信じてしまったりすることも珍しくないそうです。

しかしまぁ、中国でこういったウソ最終回が話題になるというのは、中国においてその作品がそれだけ有名であり、作品に関する共通認識が形成されているということでもあるのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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このブログの親玉やネタ元

北京留学日中交流

日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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