「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

漫画

中国オタク「皆が最後に紙の本を手に取って読んだのはいつになる?」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「日本の電子書籍はなぜあんなに高くても売れるのか。実本と同じ値段で商売になるというのが分からない」
に関連したネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「最後に紙の本を手に取って読んだのはいつになるか?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ちょっと聞きたいんだけど、皆が最後に紙の本を手に取って読んだのはいつになる?
この間久々に実本のマンガを買ったんだけど、数年単位で紙の本を読んでなかったのに気が付いた。だから他の人がどうなのか気になってね。

2週間くらい前かな?言われてみれば手に取る機会は減っている。
学生時代から買っているマンガ本は数百冊あるけど仕事するようになってからは掃除するついでに手に取るくらいになっているかも

先月久々に「銀魂」を1巻から読み始めた自分にとって複雑な気持ちになる話題だ……ここは紙の本を読む人間が比較的多いフォーラムだとは思うが、それでもしばらく触ってないという人は結構いるだろうね

私も昔は実本をかなり買っていたけど気が付いたらその機会も減っている
最後に読んだのはたぶん2年くらい前に買った東方シリーズのマンガかな?

1年以上手に取ってないな……手頃な場所にある書店も無いし

実本は去年の夏休みに買ったきりだし最近はずっとスマホで読んでるから紙の本を手に取ってない期間は1年以上ありそう

考えてみたら俺も半年くらい紙の本は読んでいない
現代の環境だとコレクション趣味がある人でもなければ実本で持ってないだろうし、学校卒業したら本当に手に取る機会が減る

実本だと最後に買ったのは「ジョジョ」の第七部全巻セットでそれ以降1年半くらいは実本買ってない……読む方に関しても日常的にはあまり読んでないし2ヶ月くらい実本読んでないかも?本棚にはあるんだけどね。

FGOの「カルデアスクラップ」を買った時だからずっと前ってわけではないかな?
私は追いかけている作品の簡体字中文版が出たら必然的に手に取ることになるので長期間手に取らないということは無いはず

この話題で5年?もしかしたら10年?とか考えたが私もFGO の公式マンガ買ってるからそんなに間は空いてなかったわ!

暇な時に「鬼滅の刃」とかをだらだら読んでいるので紙の本を読まない期間はそんなに無いね。手元にあればなんとなく読むという人は今でも結構いるんじゃないか?

現時点で1週間ほど手に取ってないが、5日以内に「葬送のフリーレン」の簡体字中国語版が届く予定なのでたぶん2週間にはならないと思われる

買ったけどコレクションなので包装といてないし読んでもいないみたいなのはこのテーマ的に大丈夫かな?

ダメだろ……最低限読まないと

高校の時に学校の近くの本屋で読んでたマンガ雑誌が最後だから8年位経ってしまうかなあ
まさか「名探偵コナン」がまだ終わっていないなんて

最近簡体字版の「さよなら絵梨」を買ったし私はまだ実本手に取ってない時間があるという状態にはなっていないかな

この間の独身の日のセールでまとめ買いした本を暇な時に読んでいるので実本を手に取らない期間が続くことは無いね
(訳注:中国では11月11日が独身の日ということで大規模セールが行われています)

俺は基本的に毎日読んでるし、コレクションの本も数百冊くらいになってきたので当面紙の本から離れることはなさそう

近頃は紙の本の出版は日本で発売されてから4〜5ヶ月くらいで安定しているし、なかには「ダンジョン飯」みたいに台湾の繁体字版より先にこっちで簡体字版が出るような作品もあるから自分の場合は紙の本を買う機会も読む頻度も増えているな

今の時代翻訳書籍は買わないと途切れるし買える時に買わないとコレクションアイテムとしても良いのが無くなるしね……

理解できるよ。俺は「よふかしのうた」や「シャングリラ・フロンティア」はそんな感じで飼い続けている所もある。

日本での刊行すら怪しくなっている場合はどうすれば?
俺は「ファイブスター物語」を日本から取り寄せているが、これはまだマシな方だ。追いかけている作品の新刊や関連書籍が出なくなると実本を買う機会も読む機会も減るね。
私は気が付いたら1年ほどの間実本を読んでいない

作品自体は追いかけていても実本となると……思い出せる最後の記憶は「NARUTO」だから「読む」ことについては10年くらいないかも……

そこまではいかないけど、私も5年くらいはマトモに紙の本を読んでいない。何となく手に取ったことはあるはずだが。

ここにいるようなオタクなら、小さい頃に「ポケットモンスターSPECIAL」とかを買っていたという人は多いはず。

確かに。でも大きくなってからは紙の本、特にマンガとかは買わなくなる。
私も「ONE PIECE」をセットで買ってなければ紙の本読まなくなっていた可能性を否定できない。

私は新型コロナで引きこもっているうちに読もうと考えていた本がまだたくさん積んであるので当面の間は紙の本から離れることは無さそう

10年はまだ経っていないかな……この際だから言ってしまうが、個人的にファンサブ翻訳をして広めたくなるほどハマった作品があってその作品を保存用と読書用と布教用とファンサブスキャン用で4セット揃えたけど翻訳作業に途中で挫折してしまい知り合いに全て譲ってから実本は読んでない……

薄い本は「紙の本を手に取って読んだ」うちに入りますか!?
そもそもの問題として、最近はマンガも薄い本以外あまり読まなくなっている。忙しい、精神的な余裕がないと重い作品を読むのは厳しくて。

作品の評価が高いのは分かっていても、読むのに気合が必要な作品ってあるよね……俺は紙の本は買い続けているけど買った後にシュリンクを外さないでコレクション行きになっている作品が増え続けている。

この間実家で自分の部屋を掃除した時に出てきた本をたくさん読んだ
ちなみに掃除の作業はサッパリ進まなかった



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国オタク界隈の状況も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「現在の中国では日本のマンガの中国語翻訳版に関しては会員になればタダで読める作品、有料会員向けの読み放題で読むことも多く、昔と比べて正規ルートは増えています。しかし昔と比べて『本を買う』という熱意は減っているような気もします」
などといった話もありました

私自身も気が付いたら本を買う時はまず電子書籍版を探すようになっていましたし、中国オタク界隈でも実本を買う、読むといった環境は激変しているのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「薬屋のひとりごとのマンガが日本で売れまくっているのはなぜだ」「実は女性向けの中二病作品として見ると非常に強いのが分かる」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「『薬屋のひとりごと』の影響で日本で中国風の作品が大幅に増加した、ジャンルが生まれたという話を聞いたんだがどこまで本当なんだろう?」
に関連したネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「『薬屋のひとりごと』が日本でとても売れているのはなぜか」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「薬屋のひとりごと」のマンガが日本で売れまくっているのはなぜだ。あんなにツッコミ所の多い作品なのに……

そう言えばラノベだけでなくマンガも売上ランキングの上位独占な時もあったな
中国要素部分をスルーしてヒロイン中心で見れば結構面白い作品だし、俺は日本で人気になるのもそんなに不思議ではないと思ったが

ウチの国でもオタクが文句つけまくる、ツッコミ入れまくるようなドラマが大人気になったりするし、オタクの好みと一般の好みは違う。
ましてやスレ主が気にしている「薬屋のひとりごと」の売上に関しては中国人のネットユーザーと日本人のラノベ読みの違いなんだから、人気に理解できない部分が出るのは当然だ。

「薬屋のひとりごと」はアニメ化のクオリティではなく視覚情報が増えて評判が落ちた珍しい作品だけど、ストーリーやキャラ自体はかなり良い作品だぞ?

国内では宮廷モノはありふれ過ぎているけど外国では中国の宮廷モノが新鮮で大人気なんだろう。日本の作品は欧米系の異世界ファンタジーばかりなわけだし。

「薬屋のひとりごと」が日本であんなに売れているのは女性向けラノベの選択肢が少な過ぎるからだよ
男性向けラノベなど他のジャンルと比べて良い感じの当たり作品が来たら一気に売れるし、マンガでもその流れで一気に売れる

日本の女性向けラノベの市場は日本のオタク関連市場では大きい方だし選択肢も少なくはないぞ?乙女向けもBLも商売として成立している。日本最大手のネット小説サイトでも女性向けの方が強いくらいだ。
日本のラノベでは「薬屋のひとりごと」のような中華ファンタジーが定番ジャンルになっていると聞くから、強いジャンルで強い作品が出たようにも見える。

マンガ版の売れ行きについては私も詳しい所は分からないが、ラノベに関しては最近のランキングを見ると女性向け(或いは男性ファンもいる女性主人公作品?)2に対し男性向け1くらいの割合だから日本の女性向けラノベ市場はそれなりに大きいよ
そして「薬屋のひとりごと」はこういった近年の女性向けラノベの流れにおける代表的な作品の一つでアニメ化前からかなり人気が高かったしコミカライズの待遇も良い。日本で売れているのもおかしくはない。

小説やマンガの時点ではウチの国でもわりと評価高かったのを思い出そう
元々作品のパワーはかなり高い

「薬屋のひとりごと」の中国語版、俺の地元の小さな街の図書館にもあったからな

あの作品は言ってみれば中華宮廷で名探偵コナンやるようなものだ
こう考えたら人気に納得できないか?

こっちのネットの評価と一緒にアニメから入った場合は「薬屋のひとりごと」の好調な売上に関して不思議に思えるかもしれないが、原作から追いかけているとそんなに不思議ではないよ

原作小説の人気はずっと高いしマンガ版も二つあって好みの方を追いかければ良いという好待遇
それに見合った需要はあるのだろうね

あの作品は別に最近急に売れ出したわけではなく、ずっと売れていた作品だよ
人気が高いのになぜかアニメ化されない作品としてよくネタになっていたくらいだ

そうそう。アニメ化前の時点で売上ランキング常連だったからアニメ化されたら更に売れる。
原作ラノベだけでなくコミカライズも売れまくるのはちょっと珍しいかもしれないが、アニメ化で原作と関連書籍が売れること自体は少年マンガ系でもよくある展開だよ。

宮廷描写を除けばアニメのクオリティ自体は悪くないから、日本では普通に新規ファンを獲得しているのではないかと
原作はネット小説出身のラノベだけど、国産ネット小説のように量で勝負するタイプではないからすぐに面白い部分に入れるのも強いと思う

私は「薬屋のひとりごと」は面白いと思っている。中身が濃いのが良い。国産ネット小説は文字数で稼ぐために中身スカスカになりがちだし、初めて読んだ時は中身が濃くて娯楽性もあってというのが結構な衝撃になった。

あの作品に関してはこっちで公式配信無いからネットの評価やツッコミまとめ動画、キャプ画像のイメージで語られる所もあるからな……マンガ版の「薬屋のひとりごと」がマンガが本体な「葬送のフリーレン」より売れているのがおかしいという話は俺も見かけた

私は「薬屋のひとりごと」のアニメも普通に楽しめているんだけどそういう声は埋もれている……

別に皆が皆きちんとした宮廷モノを見ている、求めているわけではない。こっちでも普通に楽しんでいる人はいる。
しかしアニメになると一般層が増えて「合わない」「受け入れられない」人間の絶対数は増えるしアクセス稼ぎで燃やそうとするのが入って来るから現在の環境だと難しくなるのも否定できない。

国内の宮廷モノはどんどん極端になっているからついていけなくなったけど「薬屋のひとりごと」は久々に楽な気分で見れる宮廷モノだったので楽しんでいる自分のような人間もいるよ

「葬送のフリーレン」は良い作品だけどあまりライト層、若い世代向けではないから売り上げ的には大爆発は無さそう
資料集とかも明らかにライト層向けではないネタに走っているし、こっちの空気とはかなり違うのがそこかしこに見て取れる

「フリーレン」の「お宝の書」は作っているのが子供向けアニメ特撮雑誌なので子供向けな狙いもあるらしいぞ……あっちもどこに向かっているのか、どこに人気なのかは分からん

俺は「薬屋」も「フリーレン」も実本買い揃えているが、一般ウケするのは「薬屋」の方だと思っていた。「フリーレン」がこっちでも人気爆発したのは正直意外。
それはさておき、「薬屋のひとりごと」は日本の若い女のオタク、ラノベ読みにすごい刺さっているらしい

正直に言えば私の好みからはややズレる作品だけど人気が出そうな要素の集合体なのは理解できる。キャラ描写は良いしカップリング的にも楽しめるから盛り上がってそう。

私は「薬屋のひとりごと」に関してはテンプレばかりそうなので避けていたんだけど、実際に読んでみたらテンプレを上手く活用して構成された作品で普通に楽しめてしまったよ

「薬屋のひとりごと」はストーリー展開は古いテンプレ的だけど私はキャラクター、特に猫猫に関してはかなり「狙った」設定で作ってきているのが現代向けだと感じる
自分は前に出ないで周りの人が動く或いは動かされる、イケメンリア充とは距離を置く、特殊技能持ちで専門分野で評価される、そして「本当は美人だけど化粧で不細工にしている」という女性向け中二病要素が山盛り

私もその意見に同意する。あの主人公キャラの造形はかなりそういう所を意識しているように感じる。
中国要素に関するツッコミで見過ごされがちだが、実は「薬屋」は女性向けの中二病作品として見ると非常に強いのが分かる。

あー……なるほど、これは若い子は大好きになるか
男性の読者でも心当たりがあるネタだ

実力を隠していて一部の重要人物には評価されている、いざという時に力を披露するのは俺TUEEEEEの基本だしな

言っては何だけどある種の真の実力(容姿含む)を隠したムーブだからね……私も若い時に出会っていたら感情移入や自己投影していたかもしれない



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の作品イメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国ではネット小説が主に男性向けで稼ぐ市場として発展してきたので、日本のネット小説における女性向け作品の多さや需要の高さを想像するのは難しいです」

「中国では日本のラノベを表紙の傾向や主人公の性別で男性向け、女性向けで雑に分けてしまう傾向があります。またそれによって『自分とは関係が無い作品』という認識になる人も少なくありませんし、自分の推している作品と比較して不満に感じてしまうこともあるようです……」

などといった話もありました。

中国のソッチ系のサイトを巡回しているとたまに意外な作品が女性向け或いは男性向け扱いで括られているのを見かけますし、その辺りに関しても日本における人気や認識とズレている作品があるのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「元いじめっ子キャラが仲間や友人、良いヤツ扱いになる展開を嫌う人も少なくないけど、そういう展開を上手くやったキャラって誰かいるかな?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国における作品の評価、キャラクターの人気に関しては「元敵キャラ」「過去に悪い事をしていたキャラ」に対する評価が厳しい傾向があるとされています。
元敵キャラの扱いについては日本でも似たような評価になることはあると思いますが、中国では日本と比べても更に厳しく、特に罪を償っていないと見做されるキャラに関しては作品や作者に対する批判も出るようなレベルのキツイ評価になることも珍しくないのだとか。
そしてそんな作品やキャラの扱いに関する話題が伸びたりすることも多いとのことです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「元いじめっ子キャラが仲間や友人になる展開を上手くやったキャラは」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


元いじめっ子キャラが仲間や友人、良いヤツ扱いになる展開を嫌う人も少なくないけど、そういう展開を上手くやったキャラって誰かいるかな?

劇場版のジャイアンとスネ夫

その二人を出されると納得しかないが、いじめた側のキャラを「良いヤツ」側にするのは何かと難しいよね
「僕のヒーローアカデミア」とか爆豪だけで大量のアンチを生み出してそれがそのまま作品叩きの燃料になってしまった感もあるし

「スラムダンク」の三井寿はそういうのを上手くやったと思うが
何かとやらかしているけど、男女問わずの人気キャラだしファンの間でもいじめキャラとしては扱われていないだろう

三井寿は不良のケンカという印象が強いのもあるな。宮城も桜木も普通に反撃してるし描写的に三井そんなにケンカ強くなかったからね。
しかし作者の方針転換で仲間入りする、追加の過去エピソードで美化されるなど、嫌われる元いじめっ子キャラにありがちな部分があっても人気が高いのは「上手くやった」と見ても良さそう?

いじめっ子キャラに関してはキャラ自身のやったことに対する後悔、謝罪、やったことに対する何らかの罰や懲らしめられる展開がないと納得されないことも多い
日本の作品はそこを軽く扱う、すぐに仲間扱いして良い立場にしてしまう作品も目に付くが、そのせいでキャラがずっと嫌われ続けるしその時だけの軽いファンが離れた後に嫌う人間ばかりが残ることに……

なんとなく成り行きでいつの間にか仲間、良いキャラ扱いされているとそういう反応が常について回ったりする
これは敵キャラが仲間になるパターンでもよくある問題だが、いじめた側のキャラに関しては過去のやらかしがなかなか消えない印象だ

いじめていたキャラの仲間化で一番うまくいったのは「遊戯王」の城之内だと思う。あと本田も。

城之内は作品の最初はヒドイいじめをやっていたが、自分の間違いを認めて遊戯の友人ポジションに落ち着いたよね

こういうのって分かりやすい悪事よりも学校を舞台にした作品のいじめの方がその後の物語における修正処理が難しい気もするな

学校のいじめキャラって主人公にとっての最初の舞台だから相対的にやらかしたことの規模が小さいので無視しても良いような流れにされることも多い
しかし見ている側からすれば現実の体験の延長になる学校生活だから、ある意味では最も感情移入できるものになったりするのだよ

同意。
そして近年の作品ではキャラを強調する、話で目立つためにいじめの言動が過激で記憶に残りやすいものになっているから「許せない」「まだ懲罰を受けていない」という評価になる。

これは「聲の形」の石田翔也だろう。
作品のテーマの関係上いじめをしたキャラのその後の行動、考え方に違いを出しているのでその中で相対的に良く見えている部分もあるかもしれないけど。

石田翔也というか「聲の形」自体が当時賛否両論あったから作品として成功していても、いじめっ子キャラの扱いとしては疑問が残る。少なくともウチの国のオタク界隈で考えた場合、当時石田翔也をはじめとするいじめていた側が許される展開に対する批判、ヒロインを「聖母」だと嫌う声は少なくなかった。

「聲の形」の主人公は良いんだよ。ちゃんと代償を払ったし自分も同じようにいじめられる経験をした。
問題はサブヒロイン、あいつ全然反省してないしその後もやらかすしでね

「聲の形」の主人公に関しては理解できるが何人かの女キャラについてはちょっと。
ヒロインに関してもなぜエンディングでそんな連中と一緒に遊ぶのか。グダグダで意味の分からん終わり方になったし批判されるのも仕方がない。

俺は「涼宮ハルヒ」を思い付いたのだが

あの作品は電波キャラが暴走する話だからいじめとは違う気もする。作品が人気だった当時はいじめ要素を問題視する声は目立たなかったしね。

アメコミだが「スパイダーマン」のフラッシュ・トンプソンは元いじめっ子だけど良い仲間キャラのイメージがあるな
これに関しては昔の作品なので和解や本人のダメージに関するエピソードも十分に積み重なった状態で伝わっているのもありそうだが

ある意味では学校のいじめキャラだった「水星の魔女」のグエル
あそこまでヒドイ目に遭い続けるとさすがに十分というか、もう少し良いイベント増やしてやってくれと思うようになる

いじめは人によっては非常に嫌われるし、その後の処理が納得できないとイメージ悪くなるよな。過去の清算が上手くいっていないので人気になっても強いアンチが存在することも多い

娯楽作品だからそういうのを気にし過ぎるのもどうかというのは分かるけど、現実のいじめってやられた方が忘れない、その後の人生でも何かと影を落とすことになるものだからね
それに現実ではいじめをしていた方が罰を受けなかったりするから余計に娯楽作品に対しては厳しくなるよ
特に現代の環境では価値観を理由にした通報が可能だからすぐに攻撃を繰り出す人も出てくる

日本の作品に出てくる元いじめキャラって被害者の苦痛を体験してもいないくせに仲間、友人面するのが嫌われる。
そういうキャラが作中で正しいことを言っているカッコイイキャラ扱いされると作品の世界観も価値観も人生観も狂っているように感じてしまうよ。

言ってみれば死んだいじめっ子だけが良いいじめっ子ということだよ
日本の作品はいじめキャラが許されないのを理解せずに出す作家が多過ぎる

その辺は日本の作品の伝統、熱血作品や不良作品での積み上げに加えて文化的な違いも出てくる部分だから外作品を見ている上で割り切って考える場所だと個人的には思うが……娯楽として入っているから好き嫌いが極端になるのは止められないし、現代の環境だとアンチ層が育って炎上の燃料になるのがなー

俺がなかなか悪くないと感じたのは「はじめの一歩」のいじめてたヤツ。
主人公に憧れるようになり主人公の応援団長になったが、いじめの罪にも向き合って本人だけでなくその親に対しても謝罪して主人公の家の家業を手伝ったりしている。
ただこれも人によっては主人公がボクシングやらなかったら……と考えてしまう人がいるのは分かるかな。

梅沢正彦だっけ。言われてみれば確かに。
主人公のボクシングの試合を見てファンになり、謝ろうと思ってもプライドが邪魔をするという小ささを描写するけど、同時に行動ではずっと主人公を応援しているとか、主人公の母親が過労で倒れてボクシングを諦めようとした時に主人公の家の仕事をバイトで手伝うなど言葉にせずに支える友人的なポジションになっていくのは上手いと思う

そのキャラに関して調べてみたけど、いわゆる日本人の強い人間に従う、強ければ周りを従えられるという思想が出ているようで気持ち悪い展開にしか思えないのだが

「はじめの一歩」のキャラに関してはあらすじと作品内の描写による印象は結構違うかな。
実の所、日本の作品では単純に強いだけのキャラだと尊敬されないし仲間も出来ない。美学とまではいかなくてもキャラが立った行動の一貫性は必要になるので交流やサブストーリー的な描写が入ったりする。
よく言われる呂布に関しても養子で家を維持するのが当然な日本では三姓家奴な罵倒は理解されないからこその人気でもあるようだし。
(訳注:「三姓家奴」は「三つの家の奴隷」とも訳されますが呂布が呂、丁、董の三つの姓を持つ不忠不義で賊として侍る者であるといった強烈な風刺、罵倒の言葉になるとのことです)

「はじめの一歩」の序盤はいじめられっ子だった主人公の成長と成功のストーリーだから、先に進んだ一歩と昔のままのいじめっ子という立場の対比もあるし、私は実際に作品で見ていると別に気にならなかったが、あらすじだけ見ると確かに引っかかるかもしれない

しかしなんで日本の作品はいじめといじめたキャラが仲間、友人になる展開をやたらと入れたがるのかね。日本の二次元作品ではそこがダメで感情移入できなくなることも多いかな。
もしかして日本の漫画家は元いじめっ子が多かったりするのか?

学校を舞台にした際に主人公が苦しい、不幸な環境にいるというので分かりやすいのがいじめだからだろう。しかし言っては何だが漫画家は社会経験が少ないのでいじめの描写やそれを見た読者の感覚が想像できずに失敗するのでは。

日本社会でいじめは罪として軽い扱いだから創作の中でも雑に許される
あと作劇上の便利さやキャラ人気の関係から主人公が強くなった後にいじめていたキャラが友人(或いは仲間キャラ或いは強敵に対するかませキャラ)になることも多く、これは小さな悪より大きな悪に立ち向かうパターンになりがちだった

結局、日本の作品特有の主人公をいじめていたキャラが主人公の友人になる展開の問題って「主人公が強くならなければずっといじめ続けていたんだろう?」ということに尽きるね
だから全く共感できない

完全に同意。現実だとアニメや漫画の主人公のように強くなっていじめられなくなるなんてのはとても難しいからな。
そういう展開で罪を無くそうなんてのがおかしい。

しかしいじめに関しては当事者の問題だしキャラクター性も関係するから、いじめていたキャラに関して納得できない爽快感が無いと引きずるのもどうなのかと思う時もある。
例えば上で出ている「はじめの一歩」とか、主人公のキャラ的に試合の勝利以外で復讐するのはありえないし、いじめたヤツがあまりヒドイ目に遭うと作品の方向性がブレてしまう。

その辺は日本の学園モノ、不良キャラのテンプレ的なものがある。全力でケンカすれば仲間になる、互いを評価するというヤツだ。例えば「ペルソナ4」の花村陽介のコミュで最後いきなりケンカになるのもその価値観によるものだ。
昔の作品はそういう前提を知っている日本の読者向けで作られていたから問題にならなかったのだろうけど、今の作品はそこからテンプレ展開だけを持ち出していじめキャラを仲間入りさせるから批判が巻き起こることになるわけだな。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の考えも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国の作品における復讐の扱いや中国の歴史と権力闘争を見ていただけば分かるのではないかと思いますが、中国では少しの処罰で許されて仲間になるということは無く、やってきた相手を徹底的に倒す、処罰しようとします。その考えはいじめについても同じなので、日本の作品によくあるケンカをして認め合うという展開が受け入れられないという人も少なくありません」
などといった話もありました。

中国オタク界隈では日本の作品の悪役、いじめっ子キャラなどに関して罰を受けていない或いは十分でないから許せないという声、そこから更にこの作品は価値観がおかしいという批判も割とよく見かけますが現在の中国の感覚で創作における納得できる復讐、与えられる罰のレベルがどの程度なのかは気になる所ですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「中国国産マンガがカラーやめたらもう少し質が上がったりしないだろうか?最初は良くても中盤以降作画もストーリーもダメになる作品が多いのは何とかならないものか」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

現在の中国ではマンガはカラーが主流になっていて、日本の白黒マンガに抵抗を覚える人が増えているといった話もあります。
しかしカラーにすればそれで作品が面白くなるとは限りませんし、中国オタク界隈でも「マンガはカラーの方が良いけど読みたくなるようなカラーの作品が少ない」などといった話が出ているそうですし関連する話題で盛り上がったりすることもあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国のマンガがカラーでなければならない理由」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


国産マンガがカラーやめたらもう少し質が上がったりしないだろうか?最初は良くても中盤以降作画もストーリーもダメになる作品が多いのは何とかならないものか。

白黒よりカラーの方が良いとはいえ、最初は見れるレベルだったのが後の方では作画もストーリーもぐだぐだになるのが珍しくないからね……カラー化の労力が無くなればと考えるのはちょっと分かる

カラーもだけど連載ペースも厳しい
現在の環境では最低限週刊を要求されるから、人気出ても作品を供給し続けるのは困難だ

複数人がテンプレ展開で書いて量を稼げるネット小説と違ってマンガは分業でやるのも限界があるからな
それでいて読者の消費スピードはネット小説よりも速い

言ってはなんだがウチの国ではカラーじゃないと売れないから作家も編集もカラー以外の選択肢が無いんだよ……

スマホの画面でで見るならカラーの方が良い。白黒のマンガは読んでられない
白黒マンガと比べればまだイラスト付きの小説の方がマシ

俺もスマホでマンガ読んでるけど白黒とカラーで読みやすさが変わるという感じではないし、作品や白黒とカラーへの慣れの問題も大きいと思う。
これに関しては国産カラーマンガの1ページの情報量が少ないのも影響しているかも。アメコミのような1ページに文字が多い作品だとやはりスマホの画面では厳しい。しかしそれはそれで現在の環境に合わせたやり方だから単純に判断はできないか……

今更中国の漫画家が白黒に戻れるとは思えない。白黒で上手く描くのはカラーで描くのとは違う部分も少なくない。
デジタル環境で描いている人間が手描きに戻れるのかという話だよ。

カラー特有の表現や手抜きの手法とかもある
カラーだとそんなに描き込みに力を入れなくても良い、高く売りやすいという事情があるから皆カラーに行く

カラーの方が高く売れるのではなく、カラーでないとまともな値段で売れないんだよ!中国市場でカラーをやめるのは商売をやめるようなものだ。白黒マンガではダメな人の方が多い。
俺の大学でも「カラーだから国産マンガの方を読んでいる」人がほとんどだ。白黒にしたら競争力消えるんだよ。

白黒マンガはまだ紙媒体が強い日本で印刷コストも含めた選択の結果でもあるから、それを単純に肯定するのもどうかと思う。
中国のマンガは紙媒体がほぼ消えてネット媒体になっているから印刷コストを考慮せずにカラーを使える、カラーでアピールするのが基本になったという背景がある。マンガの環境に関してはどちらかといえば韓国に近い。

別にカラーだから国産マンガの質が悪くなるわけじゃないんだけど、俺もカラーの雑な仕事を見ると文句を言いたくなる時はあるしスレ主の言いたいことは分からなくもない。
たださすがに国内のマンガの質が微妙なことに関してはカラー作業が主な理由ではないと思う。

現代では国内のマンガ読者がカラーで週刊などの速いペースの連載を好む、言い方を変えればそういう作品しか市場で生き残れない。
稼ぐために読者を囲い込むにはカラーでたくさん描いて目立ってランキングに載るのが明確な攻略方だ。これはネット小説市場とも共通するから分かりやすいし、皆がそれで勝負をした結果が現在の状況なんだよ。

ネットメディアでは悪貨は良貨を駆逐することになりがち……

中にはカラーで面白くて各シーンの描写も良い作品はあるけど、そういう作品を描いているスタジオでも作品単独で食えているわけではないのが厳しいね。
人気になってアニメ化などのIP活用に食わせてもらっている状態。

好みの問題と言われがちだけど、実は現在の中国の読者が白黒マンガの読み方を分からない人も多い。
慣れている人は普段は意識しないけど白黒マンガは脳内で補正かける必要のあるメディアだから。

同意。昔はどれも白黒マンガだから何も問題無かったけど、今は若い世代はカラーだけしか読んでいないので初見では戸惑うとも聞く。

その辺は字幕と吹替えの関係とか3Dアニメと2Dアニメにも共通する所はありそうだ
昔は当然だったスキルの中には下の世代では当然でなくなっているものもある

国内のマンガがカラーだけどクオリティがどうしようもないが、だから白黒のマンガを読もうとはならないんだよね……俺にとって白黒マンガは読んでいて苦痛なジャンルだ

私もカラーじゃないと抵抗があるからマンガはあまり手を出していない
日本のマンガは今の時代になぜカラーにしないのか、実本ではないデジタル版はカラーにすればいいのにとか考えてしまう方の人間だ

現代の環境でも人気アニメという入口がある日本の白黒マンガと違って、国産マンガはまずネットのプラットフォーム上で生き残らないといけないから他がカラーの中で白黒マンガをやるのは自殺行為
日本の白黒マンガが成立するのは日本国内では縮小傾向にあるものの依然として白黒マンガがメディアとして大きな市場を維持しているからだ

結局、カラーじゃないと金を払う人間がいない。昔の名作国産マンガが現代で売れないのは白黒だからというのも大きい

言っては何だがカラーにできるなら皆カラーが良いし表現できることも多いからね。人気マンガを白黒アニメ化で見たいという人は現代にいないだろう。
しかしカラーの塗りが微妙、雑な仕事になっている作品も目立つし「……

自分の中では今ではもう白黒マンガは日本のもの、日本だから成立するみたいなイメージもある
それに慣れていない国内の読者を引き付けるにはカラーが最低条件だ

白黒マンガだと技術の優劣がハッキリ出てしまうから国内市場で必要になる大量生産、それを実現するための時間も精度も省コストなやり方に向いてない
カラーにするから作品の質が落ちるのではなく、カラーだからまだどうにか見れるレベルになっているのではないかと

国産マンガも昔は白黒が主流だったけど読者がカラーの方を好むというのが明確になって「カラー化で競争」するようになり、気が付いたら全部カラーになっていた。
もう戻れないと思うよ。

私はカラー以上に連載ペースが難しい問題になっていると思う。
さすがに全部週一更新ではないけど、国内のマンガ連載しているサイトを見ると隔週が多く三週間に一話更新のも結構あるがどれも時間が足りない、一話ごとの内容が薄いのは否定できない。あと4コマなどのギャグ系は週一更新が多いが、こっちはこっちで大変そうだ。

サイトによっては週刊の作者がそんなに多く無い所もあるね、隔週月刊季刊とかもある。ただ当然ながら連載ペースが遅いと作品はどんどん埋もれていく

週一どころか、週に複数回更新する作品とかもあるからな……それで人気が出るとは限らないけど、目立つし読者を掴んでいられるのは間違いないわけで

しかし最初は良くても途中からぐだぐだになる、読んでる側も時間を無駄にした気分になるような作品も目に付く
ネット環境では最初にリソース集中する方が有効なのは分かるけど、もうちょっと息切れせずに頑張ってくれと思う時もあるね

人気出た後は完全不定期になる作品もある。なかには半年や一年くらい更新されなくなるのも……

カラーの需要に関しては客層次第な気もするが、浅く広く一般向けで客を掴まないと商売にならないのが中国市場だから現代にカラーではなく白黒でいこうとする作品はほぼ無いだろう

国内では白黒でやるのがリスクの高い冒険になっているわけか。
ちなみに私は以前マンガ読みの間で似たようなテーマで話した時には第一印象においても日本の白黒マンガより国産カラーマンガの方が「高級」になるとは限らないということになった。
それに加えて印象とは別にカラーにすると「確実に制作工程が増える」という話にもなったよ……

でも国内の週一更新しているマンガの中にはカラー化の作業量そんなに大きくないだろという作品も結構あるよね!

俺は絵を描かない人間なのでよく分からないんだが、現代のPC環境で色塗るのってどれくらいの手間なの?スクリーントーンと比べてどうなの?

PC環境の色塗りは手描き時代と比べたら簡単になっているよ。キャラや背景ごとの固有の色を決めて塗る、各種効果を貼り付けていけばわりとなんとかなるし今後はAIで更に手抜きができるようになっていくはず。
スクリーントーンに関してはPC作業でやるならカラーとあまり変わらない作業の手間が増えるだけだし、それならカラーでやった方が良いと考える人が多いと思う。

カラーといっても作品ごとの違いは大きいし中には雑に塗っている作品もある。しかし雑な塗りでもある程度は基礎的な技術不足をごまかせるという事情もあるから国産マンガが現代の市場で戦うにはカラーの方が向いているという見方もできてしまう
そしてクオリティ高いカラーを描こうとしたらPC環境だろうが手描きだろうが大変なのは変わらないし、スクリーントーンでの陰影表現だってクオリティを上げるなら当然手間がかかるわけだが、その手間が評価され収入につながる環境が無い……

私も昔はカラーの方が上位的な表現だと思っていたけど、近頃は歳をとったせいなのかカラーだとマンガを読んでいて疲れるようになってきた。白黒はなんか楽

何となく理解できる話だ。絵の情報量が多い作品ってカラーになると読んでいて更に疲れることがあるよね。

結局は市場がマンガはカラーで更新はなるべく週一可能ならばそれ以上でというのを決めている。白黒では読む気がしない、隔週や月一更新では遅すぎると文句が出るし打ち切りの判断要素にもなる。
それでいてコスパの高いネット小説や拡散力が強いショートムービーなどの動画といった他の娯楽メディアとも比較される。
国内のマンガ業界は冬の時代が定期的に来てはスタジオがつぶれていくし、絵が描ける人材は挿絵や原画などの稼げる方に行きたがる。マンガという国内では手間のわりに儲けが少ない業界の未来は明るくない!



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国国内のマンガ関連の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「現在の中国ではカラーでなければマンガは読まない人が主流です。白黒のマンガはマニアが読むものになっています。これは中国オタク界隈でアニメの影響力がマンガを圧倒している理由の一つだと思います」

「しかし日本のマンガを単純にカラーにすれば良いわけでもありません。カラーにしたことで魅力が無くなる作品もありますし、比較対象が質の高いカラー作品になるのでコストをかけて質を良くする必要もあります。微妙なカラー化ならやらない方が良いかもしれません。それに中国のマンガ市場はスマホゲーム市場よりもかなり規模が小さく、それでいて規制や炎上リスクはスマホゲームと変わらないかそれ以上ですから商売としては難しいと思います」

などといった話もありました。

私も中国の方から「マンガは白黒よりもカラーが良い」といった話はよく聞きますが、どのような形でのカラー化が求められているのかはイマイチ把握できておりません……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「野球作品でよくあるエースと強打者が入った弱小或いは普通のチームって、現実ではどれくらい勝てるものなんだろうか?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本と比べると規模は小さいものの、中国オタク界隈ではアニメやマンガの作品経由で日本の野球に興味を持つようになった人がそれなりにいるそうで、そこから毎年の甲子園やメジャーで活躍する日本人選手を追いかけるようになる人も出ているそうです。
またそういう背景もあることから、野球をテーマにした作品と現実の野球の違いに関する話題で盛り上がることもあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「現実ではエースと強打者だけでどれだけ勝てるものなのか?」
など取ったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


野球をテーマにした作品を見ていて気になったんだが、野球作品でよくあるエースと強打者が入った弱小或いは普通のチームって、現実ではどれくらい勝てるものなんだろうか?
私は競技知識があまり無いし現実の試合も見ていないのでちょっと効果が分からないんだ……

甲子園なら勝てる可能性もあるけど、プロの試合は無理じゃないか?
タイトルを取った選手がいるのにチームは最下位というのがよくある。

一試合だけなのかプロのリーグ戦なのか、甲子園大会と地方予選なのかで条件が違ってくるな。

それはどれでも問題ないよ。
エースと強打者頼みで勝てる範囲、二次元作品が野球知っている人間が見ても説得力のある展開になるといったことなどについて知りたいんだ
一応私もサッカーでターンオーバーが必要になるように、野球でもずっと同じ選手が出て勝ち続けるのは難しいというくらいは想像できている

一試合だけなら何とかなるけど、野球も偶然性が大きい競技だから強い選手がいれば必ず勝てるとは限らないね
あとプロでは試合数が多いから1試合投げて4日休む現代のシステムで厳しめの投げ方をしてもエースが出場できるのは30試合くらい、他に百数十試合あるのでいくら凄くてもエースだけで優勝は無理だ

今の甲子園はプロほどではないけど試合が連続するのでエースと強打者の二人だけでというのはありえない、創作でもリアリティがないレベル

私は創作補正かかるなら甲子園は中心選手がいれば何とかならなくもない印象があるんだけど……金足農業高等学校はエースの吉田輝星が引っ張って甲子園決勝にいったわけだし

あれは弱小チームにチートなエースが入ってというわけではない。
甲子園に出れる時点でエース以外の選手も一定以上のレベルだぞ?

周りが全部雑魚というのも逆の補正かけ過ぎじゃないかな……
どんなにスゴイ投手でも毎試合完全なパフォーマンスを発揮できるわけではないし、現代の作品では見せ方、演出に工夫がいるとは思う。野球は結局のところチームスポーツだから全体的な能力が必要。

真面目に考えたら「難しい」となるだろうけど、現実でも一人のエースがチームを引っ張るみたいな展開はあるし、優勝は無理でも甲子園出場くらいまではリアリティを失わない描写にはできるんじゃないかな

二次元作品のエースって三振をバンバンとるので守備あまりいらいように見えるけど、現実では守備がかなり重要になる。守備が悪いと投手が良くてもエラー絡みの失点で負けるというのはありがち。
野球マンガでは凄いエースのいるチームは守備もそれなり以上なことが多いけど、現実だと守備が悪くてアウトが取れない、つまらないエラーで出塁して投手が崩れて負けるなんてのはよくある。特に甲子園は選手の経験不足と守備能力の低さによって偶然とミスが重なり試合がひっくり返るのも珍しくない。

選手揃ってないとドラえもんの野球みたいになるから……作品内ではしょっちゅうのび太の責任にされているけど、あれはジャイアン含むチーム全体の能力が低いという根本的な問題がある
大事な場面でのび太を使わないといけない時点で終わってる

サッカーで凄いストライカーとゴールキーパーがいるよりは効果があるけど、強い相手になると守備も打撃も一人じゃ勝てなくなる
内野外野に打球は飛ぶし、強打者は敬遠されるしで

現代で人気のあるスポーツ、特に球技はどれもスゴイ選手一人だけで勝てるようにはなっていない
バスケも外人選手頼みでは無理だ

全盛期の中国男子バスケでもヤオ・ミンにガチガチで対策されると勝てなかったからな
そして今はNBAから帰化選手引っ張って来る国が増えたので中国は更に勝つ手段が……

エースと強打者、或いはエースで強打者によって試合に勝つということはあるけど、相手側が最初から対策していると厳しい
野球では敬遠があるから強打者一人はほぼ確実に無効化できるので他のチームメイトが点を取れなければ勝てない

「MAJOR」の主人公はこのテーマの通りに一人だけ凄い選手でチームを引っ張って強敵相手には負けていったような?

野球の場合は敬遠があるから強打者一人だけでは無理というのがハッキリしている
これはサッカーが理想的な状況なら一人で全部ボールもって勝てるというのより厳しいとも言えるかな

プロや甲子園ならともかく、趣味でやってるようなレベルの野球だとスゴイ投手が一人いるとそれだけで勝負が決まったりする。
スゴイ投手の球って一定以上の技術持ってないと本当に打てない、たまに当たってもまともに飛ばないんだよ……ウチの大学のスポーツ大会ではあるチームが某研究室になぜかいた凄い投手の活躍で三連覇、そいつが現役の間は他のチーム全てが半ば諦めている空気になっていた……

スゴイ投手一人なら勝てる可能性はあるけど、スゴイ野手一人だと意味はない。上でも言われているように全部敬遠してしまえばいいから。
この作戦に関しては甲子園で全打席敬遠で打たせてもらえなかった松井秀喜が有名

原則として優秀な投手がその能力を完全に発揮するには優秀なキャッチング能力を持つ捕手が必要になる。だから野球のアニメやマンガではエースと強打者(捕手)が話の主軸になるわけだな。
そしてこの組み合わせなら勝利に関する説得力もそんなに問題無い。

なるほど、だから捕手が投手の才能を見出すみたいな展開が多いのか

一発勝負なら良いけど、試合が続く現実だと無理だよ
二次元を超えたと言われる大谷がいるチームは大谷いるけど勝ててない!

そうなんだよね……エンジェルスは大谷の他にトラウトという強打者もいるのにずっとポストシーズンに縁がない……
甲子園もエースと強打者だけで勝つのは無理だろう

そこはエース以外のレベルがどの程度なのかにもよる。もちろん素人なら無理だが。

試合のレベルが低いほど投手の影響は大きくなるから部活〜地方予選くらいの場面では凄い投手と強打者中心で話を進めてもリアリティ的に問題無いと思う。
あと投手中心だと試合のストーリーを作るのが楽(投手と打者の疑似会話シーンで進められる)という作劇における現実的な問題もある!

打者の方が活躍のシーンが分かりやすいけど、現実でも話を作る上でも重要なのは投手
現実では予選で打ちまくった期待の強打者が甲子園では全然打たないなんてのもよくある話だし、創作でも毎打席ホームランにはできないわけだしね!

現実では強打者一人だと敬遠があるからどうにもならないんだよな……大谷の前にメジャーで活躍していた日本人選手の松井は高校時代から「ゴジラ」と呼ばれる強打者だったんだけど、甲子園で全打席敬遠を受けてチームが負けたことでも有名

その件は当時の日本で何かと議論になったそうだ
日本人に聞いた話では、学校ごとの条件が違う高校野球で強過ぎる打者相手に選択肢を縛って打たれろというのも問題だが、プロではない学生スポーツで勝利至上に走り過ぎるのも問題だし、そもそも松井を敬遠した後の打者が安全過ぎるという弱点が存在するチームだったのが悪いのでは……などと結論が出ない話題らしい

俺は野球に関しては夏の甲子園を見るくらいの知識しかないけど、凄いと言われる投手でも点取られる時はとられるし、凄い打者も毎打席必ず打つわけではなく更に敬遠で打撃の機会を消すこともできるからスゴイ投手と打者だけで優勝するのはやはり現実的ではないと感じてしまう
しかし創作に関しては上杉達也が明青を甲子園優勝させた古典的名作があるから、今後もスゴイ投手の力で勝利していく作品は作られていくのだろう

あだち充の作品はチート級投手で勝つだけではないよ。
大体は主人公の投手の他にもう一人チート級の打者がいて他は平凡な選手という状態ではじまって、何度か予選で敗北して他の選手がレベルアップしたり新メンバーが入って強化されて甲子園に出場する。
タッチでも柏葉英二郎の特訓で明青野球部はレベルアップしている。

上杉達也というか「タッチ」の時代の甲子園は一人の投手で勝ち進むチームというのがそんなに珍しくなかったという背景もある。
(そして当時は無理をして選手としてダメになってしまう投手も少なくなかった)

実はあだち充作品はチートやファンタジーな部分をあまり感じさせずにそういう選手を出す、チームに集めるのが上手い作家だ。
例えば「H2」の国見比呂とかよく考えたら投打も守備も体力も本当にチートだし他のチームメイトも優秀で最終形態の千川はかなり強い。

あだち充作品も時代による変化に合わせて甲子園に勝てるチームの描写が変わっているけど、どの作品もチーム内のキャラの配置のバランスが上手い。
「H2」だと主人公チームは最初投手と捕手がスゴイけど他の戦力が足りないということでまず守備から戦力補強の話が進み適度に現実的な配置にしてキャラの掘り下げとドラマを作っている
最初は露骨に嫌なキャラだった木根が段々と面白い性格の描写が増え、控え投手として踏ん張って甲子園で勝つ展開とか俺は大好きだ。

ついでに教えて欲しいんだけど甲子園の投手って中四日で投げるみたいなことやってるの?もしかして毎試合投げてたりするの?それで疲労取れるの?

やってないし疲労はとれない……だから一人のエースの力で勝ち上がってもどこかで力尽きてしまうことが多い
しかし基本は学校の部活なのでまともな投手を揃えられる学校は一部の強豪校だけ、強制的に休む、投球回の制限をかけたら試合にならなくなるというジレンマがある

それでも昔よりはマシになっているらしい
昔の日本の高校野球はエース投手を絶対視して連投させていたから甲子園で活躍した投手は怪我持ちでプロになっても活躍できない、或いはプロに入っても怪我が治らずそのまま引退ということも多かった

現実では地球温暖化の影響で夏の甲子園が年々過酷になっているしピッチャーに人材集めて連続継投できる強豪校が優勝するようになっている
そういう意味でもエースと強打者だけという設定は厳しくなっているし、読者層の年齢が上がって子供だましな勢いで済ませられなくなっていることと合わさって、エースと強打者だけで勝つことのリアリティが薄れている

だが二刀流の大谷の出現によって野球ジャンルの作品のリアリティ設定が吹き飛んだという話もある

それは私も聞いたことがある。甲子園の試合のリアリティの隙間、夢が無くなっていくのと同時にメジャーリーグで大谷が活躍した結果、創作における野球選手の活躍の上限が見えなくなっているのは興味深い。
メジャーで一人の日本人選手が投手でも打者でも活躍するとか過去の作品でも非現実的だからやらなかったネタだというのにね!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の野球の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「こちらでは甲子園などの高校野球とメジャーリーグに関する情報が手に入りやすく分かりやすいので、日本の野球に関しても高校野球とメジャー関連の話が多いです。日本のプロ野球に関しては入っていく機会が少ない、把握しなければいけない情報が多いこともあってかあまり注目されていません」
などといった話もありました。

言われてみれば、私の経験でも中国本土では日本のプロ野球関係の話はあまり聞いたことが無かったように思います。もし中国本土で日本のプロ野球に興味を持つとしたら、どういったルートからになるのでしょうかね。ゲームも一時期大人気だったウイニングイレブンと違ってパワプロはあまり遊ぶ人はいないようですし……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております

中国オタク「日本では五条悟より対魔忍の方が強いという判定が出ているらしい……」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「少年マンガ作品でたまにメインキャラが死んでもあまり荒れない、人気に影響が出ないように感じられる作品があるけどなぜだろう?」
に関連するネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

「呪術廻戦」の五条悟は中国でも大人気のキャラだったことから、近頃の展開に関して何かと話題になっているそうで現在も様々な方面で議論が続いているそうです
またその辺りに関しては
「五条悟に関しては最強で格の高いキャラというイメージがあったので近頃のイメージの変化に困惑する人も多く討論も荒れています」
といった話もあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「五条悟と対魔忍の強さの比較」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本では五条悟より対魔忍の方が強いという判定が出ているらしい……

あのネタか。五条悟に関してはそこまで来たのかと笑ったよ。
日本では本当に五条悟の評価が落ちているんだろうな。

いくら五条悟が舐めプし過ぎだったとはいえ、さすがに対魔忍レベルではやらかさないだろうとは思う
しかし最近のアレを考えると「もしかしたら」と考えてしまうネタではあるな

戦闘力もだけど精神的な方面で無量空処VS対魔忍世界の薬物はちょっと気になる
対魔忍の連中薬物洗脳とかで悪堕ちしても戦闘力に影響無いようだし

自分から負けに行く対魔忍VS勝てる敵に勝とうとしない五条悟

対魔忍の世界ってマルチバース的なレベルの強さでやり合うのもいるから「呪術廻戦」の世界観のキャラだと厳しいかもしれんな。

世界観が違う、強さや特殊能力の定義や概念が違う作品の戦闘力を比べても意味はないんだけど、二次元界隈だとそういうのは定番ではある
特に五条悟は近年の戦闘力比較の環境を制圧していた強キャラ、ファンが騒いでいたキャラでもあるから反動でかなりネタにされている模様

五条悟は空間系攻撃でやられる、六眼があっても感知系防御能力としてそんなに強力ではないというのが出てしまった。
私は「呪術廻戦」の方は一通り読んだくらいだけど戦闘力で考えると基礎スペックの時点で呪術側はほぼ勝負にならない。そしてこの話題で挙がっている凜子は空遁の術により五条悟が食らったような空間系の攻撃を更に高いレベルで使いまくるから対魔忍の方が強いという判定は理解できなくもない。
もっともそんな戦闘力持っていても頭が対魔忍なので勝てるとは思えないけどな!

しかし対魔忍って単純なスペックでの強さって二次元系作品の中でもかなり上の方に来ると思うのだけど……日本ではこれまで五条悟が対魔忍より確実に強いと思われていたの?
対魔忍の世界だと五条悟も絶対的な強さではなくなると思うのだが。

そもそも対魔忍と比べようという話にはなっていなかった
私の見た範囲の印象だけど、日本でも五条悟が近年の少年マンガ系のキャラでは分かりやすい最強の象徴として扱われていたし、他と強さを比べるにしても六眼と無下限と無量空処を突破、対応できなければ無理だから概念的にどっちが上かみたいな話になるのでふわっとした最強の地位にいた
それが空間系斬撃くらってあっさりやられたから空間系の攻撃ができるやつを探すことになって……

空間系攻撃が可能で戦闘力の高いキャラということでぴったりなのが対魔忍のメインヒロイン?にいたのがまずかったようだ

秋山凜子がまさに理想的な空間斬的な攻撃を持っているし、千里眼や空間移動(自分も物体も)も普通にできるからな。もちろん基礎スペックは人外。
ただし頭対魔忍なレベルではシリーズ内でも上位。

個人的にはこの話題で一緒に出てきた「オーズの初期武装とセルメダル3枚で五条悟は死ぬ」の方がインパクトあったよ
ちょっと前までそういうのは考えもしなかったから

オーズの第二話から出たあの剣とタトバコンボで……確かに勝てそうだな

メダジャリバーは強過ぎるので公式が出番減らしたレベルの武器だから……!

最近の展開が出る前は仮面ライダーでも普通の必殺技や防御能力では無理、特殊系でもクロックアップくらいでは五条悟に勝てない、概念操作や世界改変系ならいけるか?惑星破壊や地球外からの攻撃であれば……みたいな空気だったのにね。

日本ではどうなのかは分からないけど、ウチの国ではこの対魔忍ネタを見て驚く或いは困惑する人間と納得して笑う人間が二極化しているのがちょっと面白い

俺も対魔忍がこんなに強いなんて知らなかったよ!
あいつらエロゲのキャラのくせになんでこんなに無駄なハイスペック持っているんだよ!?

うーん……ギャップ萌え?エロゲ的なアホ展開で負けるのは確定しているから幾らでも強くして良いとか?

対魔忍って設定上は本当に凄い、どうやってこいつら倒してエロ展開にするの?というレベル。
そこで頭に強烈なデバフをかけてエロゲーとして成立させるわけだが、その結果独特なバカ展開になり独特のバランスの作品が成立した模様。

対魔忍って実はかなり設定に凝ったサイバーパンク系で戦闘力は伝奇とサイバーパンク合わせた超インフレな世界観だからスペック比較で勝つのは結構厳しい
なお知能

頭対魔忍でエロ展開必須なエロゲー的ストーリー補正かからなきゃ対魔忍は無茶苦茶強いからなあ

実際、原作ゲームの事件も正面からまともに戦わせたらすぐに話が終わってしまうとはよく言われているし、ソシャゲの対魔忍RPGで主人公という外付けの頭脳が付いた結果かなり有能になってしまう問題が発生している

ウチの国では対魔忍に関する知識や理解はエロゲー或いはエロアニメのネタなどで知っているレベルか、シリーズを通して把握しているかで二極化していると思う。

たまにいるよな、対魔忍ガチ勢。
私はネタとして知っているレベルでしかなかったので、この件も最初は五条悟が感度3000倍にやられるとかのネタだと思った。まさか正面からの戦闘力で決まるというネタだったとは……

対魔忍世界観でも上位の強キャラを除けば五条悟は負けないだろう。しかしキャラの立ち絵とCG持ってる連中は大体その上位という設定なので……あと五条悟は童貞のまま死んでそうだが対魔忍の男主人公はどいつもこいつもNTRているからどっちが勝ちなんだろう。

しかしこの話題に限らず、こっちでも五条悟の扱いが最近急落していると感じるよ
ファンが考える理想の戦闘、能力の使い方をしない、というのが明確になった強キャラは最強比較ネタで厳しくなるのは知っていたが……

五条悟はふわっとした全部無効、全部制圧できるといった想定がある最強だったからファン側がかなり強い方に解釈していたし、恐らく作者の想定以上に強いイメージが形成されていたんだろう

防御と索敵方面の特殊能力前提で相手の攻撃を余裕で受ける強キャラというスタイルもあったからイメージ的にはかなり落ちたよね
防御系、無効化系の能力はやはり強キャラの能力として活躍し続けるのは難しいと実感する



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「対魔忍は中国のオタクの間でも非常に有名ですがエロと一部のネタ以外はあまり知られていません。この辺りはキャラだけでなくストーリーや世界観の設定も含めて把握している人の多いランスとの違いを感じます」
などといった話もありました。

詳しい設定まで知らないと言っても、中国オタク界隈では今回のネタくらいであれば十分についていける人は少なくないようですし「対魔忍は中国でよく知られている」と言っても間違いではないような気もしてきました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のマンガ原作の実写化作品にはアメコミのようにキャスト変更で何度もリメイクされた作品ってある?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国オタク界隈では日本の実写作品に関しても二次元関連、日本文化関連で何かと話題になっていることから、ある意味では日本よりも守備範囲が広いような所もあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな実写関係の話題の一つとして
「日本のマンガ原作の実写とキャスト変更」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のマンガ原作の実写化作品にはアメコミのようにキャスト変更で何度もリメイクされた作品ってある?
アメリカのヒーローって実写の役者を変えてのリメイクが結構な頻度で行われているけど、私の知識では日本の二次元系実写作品でそういう扱いの作品が思いつかない

言われてみれば思い付かないな。昔ならともかく、今の時代だと作られているけど爆死していて日本国外に伝わっていないというケースは少ないだろうし……

原作付きだとすぐに出てこない……あと特撮でも珍しいよね。
特撮はリメイクよりも新シリーズを新キャラに新しい役者で出すし、旧キャラは客演か劇場版特別編でたくさん出す時くらいだ。

「金田一少年の事件簿」はキャスト変更での実写リメイクがあったはず
あと日本の実写化の場合、アイドルを起用すると役者が歳をとってもそのまま演じさせ続けるので交代が少ないというのもあるかと

近年は日本の実写ドラマが凋落しているからわざわざ作らないんじゃないか?
それに日本の実写は役者というかアイドルについているファンを期待して配役を決めるので役者を変えてしまったら商業的に厳しい。

わりと昔の作品だけど「NANA」
ただこの実写版は第一部が大ヒットしたけどキャスト変更した第二部はコケた……

特撮が顕著だけど日本の作品は変身ヒーローであっても役者とキャラがセットでファンに認識されているので役者の変更をしたら新しくファンを開拓しなければならないので厳しい
例えばシリーズ屈指の人気の「電王」を佐藤健以外が演じたら不満が出るのは確実だし、1号を藤岡弘以外が演じるには庵野秀明のリメイク版で世界観から作り直さなければならなかった

いや、1号は庵野の「シン」の前に一度キャスト変更でリメイクされているよ。
問題はなぜか当時日本でも大流行していた韓流ドラマ要素を組み合わせた結果仮面ライダー三角関係恋愛になってしまいファンの間では黒歴史になっていることだ……
上で言われている「作られているけど伝わっていない」「調べたら名前は出て来るけどこっちでは基本的に認識されていない」レベルの実写版は現代でも普通にあると思う!!

なるほど……私はアメコミの実写版の方をよく見ていて日本の特撮を見始めたのは最近だからそういう事情は知らなかった
アメコミの実写版だと役者が変わっての新展開もそれはそれでワクワクするんだけどな

ウルトラマンも仮面ライダーも作品によっては変身するキャラが固定ではない、複数のキャラが同じウルトラマンやライダーに変身しているケースもあるからやってやれないことは無いはずだし、やはり需要の問題というか成功率の低さなのかね

日本の実写化作品ってヒドイのが多い……別に難しい話ではなく稼げないから実写版で役者変更して作るような作品も出ないということだろう

そうでもないよ。日本の実写化のやらかし率が高いのは否定できないが、日本市場の映画興収ランキングを見ると日本産二次元IP原作の実写版の興収は意外に悪くない、稼いでいる作品も普通に出ている
しかしそれよりもアニメの方が稼いでいるから二次元IPで実写向き作品の実写化や過去作品の再利用ならともかく、現代で人気なIPの積極的な実写化、役者交代で作り続けるのは少なくなるのでは

日本のドラマはマンガ原作が増えているし、日本映画も興収ランキングにマンガ原作作品の実写版が目立つから少なくとも日本市場において稼げないということは無いはず

うーむ……理由について深く考えたことは無かったが、私の中でも日本の実写は大人の事情やギャラの問題で出演できないとかでもなければ役者は変わらないというイメージだな

実写ではなく舞台の場合は役者が変わることは珍しくないんだが……

日本の業界ではマンガ原作の実写化はそれなりにあるけど、シリーズ前提での実写化が少ないからキャスト変更するほど長く続かないし続編も作られない。それをやるくらいならアニメでやる。

日本の実写化がダメというより、娯楽性の高いシリーズ化に向いているアクションやヒーロー系の実写化に失敗が多いんだと思う。
特殊効果使うような作品の実写だと日本映画は予算と監督や役者のスキル不足でダメになる。

それはあるかも。最近でも「聖闘士星矢」が大爆死して東映が大ピンチになっていると聞くしな
例えば自分の知っている日本の二次元IP実写化の成功例は「るろうに剣心」くらいなんだが、10年後くらいに別の役者で再実写化というのは可能性としてアリなんだろうか

「名探偵コナン」の実写版は結構良かったよ。そしてこれはかなり役者が変更されている。
ネットでは負の話題性から「聖闘士星矢」のようにアレな作品が目立つけど成功した作品もそれなりにあるはず。

キャスト変更後も成功している作品が少ないのでは?例えば「デスノート」はキャスト変更が原因かは何とも言えないが人気は下り坂となっていた

日本は実写版に限らず人気キャラをずっと使い続けるという印象だ
ゲームでも昔の大人気作品の主役が今でも新作ゲームで主役をやっているしね

原作付き実写ではないけど、ウルトラマンは初代が何度かリメイクされている
ただ特撮系は前作ヒーローを客演させるよりも新シリーズ新ヒーローを出した方が稼げるのか役者を変えてのリメイクは熱心ではない印象

そもそも日本には飛びぬけて人気の高い実写版が出ているIPってあるの?(特撮はシリーズ前提なのでちょっと違う)
バットマンやスパイダーマンみたいなのが無いから同じIPをリメイク、リランチして作り続けることもないのでは

私の個人的な見方になるけど、アメリカの作品はストーリー重視で日本の作品はキャラ重視だ。日本の作品が役者の交代をしたがらないのはキャラに影響が出るのを嫌うからだと私は考えている。

アメコミのストーリーってキャラと特殊なイベントの組み合わせだから、ストーリー部分の入れ替えも容易だよね。

アメコミ系はオリジンからやり直すことも少なくないので、技術が進歩したり売り上げが悪くなったら名作を現代向けに再構成、クロスオーバー向けに再設定してやり直すという印象もある
日本の作品は「終わったものは終わった」でそういうのをやらないしアニメのリメイク版も設定の改変は少ないから、実写版のリメイクも積極的に行おうという流れにならない

日本は実写化する作品の候補も多いし役者変えてリメイクをするほどの作品というのが逆に出てこないのだろう。
それにアメコミは世界観が共通するクロスオーバー前提なので実写化の際に役者中心で考えるのは現実的ではないという事情もある。

日本の作品はキャラ重視もだけど、作品そのものを売るのではなく玩具や関連商品を売るためのビジネスという面が強い。これが番組を売って稼ぐアメリカなどとの違いの理由の一つだ。
玩具を売るためには新しいキャラに変身スーツと変身アイテムと必殺武器、怪人や怪獣の着ぐるみが必要になる。

アメコミ系作品も玩具や関連商品はかなりたくさん売られていると思うが……上の方で出ているバットマンやスパイダーマンはそれこそ何十年も売られ続けている。

そこは売り方が違うんだよ。旧シリーズも売れるけど新シリーズの方がもっと売れる。
それに買ってもらうのは子供だけどお財布は当然親だから「既に同じものを買っているという親を子供が説得する材料にもなる。

マーベルのようにIPの権利握っている所が作品の内容も商売もコントロールするアメリカと違って日本だと実写作品に関しては権利が分散している上に原作側、出版社が強いから続編ならともかくリメイクだと本が売れるのを期待できないという問題もあるはず

アメコミは同じヒーローでも1巻と2巻で作画が違うどころかキャラの解釈が違うことも珍しくないから役者の変更やキャラ解釈の変更も受け入れやすい。
それに対して日本のマンガやマンガ原作アニメはキャラデザが変わるだけでファンが怒るから役者の交代はリスク高いよ。仮に実写版が成功しても、今度は実写版のキャラと役者のセットでファンが付くわけだからね。

言っては何だが日本の二次元系作品の場合、ウチの国のオタクも大騒ぎする声優変更になるアニメのリメイクや続編がアメコミの役者変更に相当するのだろう
実写版でそういうのが目立たないのは日本に二次元系の実写化が繰り返される作品、長編シリーズが無い或いは人気シリーズがあるなら実写よりもアニメでやるというのが理由として大きいと思う

二次元系ではないけど推理モノは役者を変えて何度もリメイクされている。例えば横溝正史の方の金田一耕助とか、西村京太郎の十津川警部シリーズとかは日本でもファンがキャスト変更に慣れているし「金田一少年」や「名探偵コナン」の実写版でキャスト変更が行われているのも推理系ジャンルだからというのがあるのかも。

二次元ではないけど日本の大河ドラマはある種のキャスト変更によるリメイクを繰り返すコンテンツだと思う。
それから娯楽方面では日本時代劇が長編人気シリーズを役者変えて続けているから別にやらないわけではないんだろうね。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈におけるイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「個人的には声優の変更は受け入れ難いことが多いですが、役者の変更は年齢による変化やギャラの上昇などの現実的な部分がよく見えるので受け入れ易いことが多いです」
などといった話もありました。

キャスト変更に関する許容範囲については私もあまり意識したことが無いので、機会やネタがあればちょっと調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「スレイヤーズの絵師がコミケの同人でAI作画をしたと批判されている。日本の同人界も大変なんだな……」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので今回はそれについてを。

先日のコミケであらいずみるい先生が出した新刊にAI作画を疑う声が出て、それに対してあらいずみるい先生がレイヤーを公開して否定するといったゴタゴタがありましたが、この件は中国にも伝わりちょっとした話題になっているそうです。

『スレイヤーズ』のあらいずみるい先生が新刊でAI使用疑惑 → レイヤー動画公開で否定 「ひどいと思った人の名前は記録してる」(ねとらぼ)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


スレイヤーズの絵師がコミケの同人でAI作画をしたと批判されている。日本の同人界も大変なんだな……

私も少し調べてみたがさすがにこれは難癖では?
制作過程まで公開しているし、それ以外の部分で使っていても補助ツール的なものになるから「AI作画」の範疇ではないだろ

現代の環境では誰が何を描いても「AIで描いたみたい」とか言われるからね……

事前の流れとして、この作家が過去に投下した絵がAIっぽいということで疑惑はあったらしい
ただ今回はきちんと証拠を残してそれを提示しているし、批判側の方に道理が無いね。現在も「AI作画だ!失望した!」と言い続けている人間はtwitterにもweiboにもいるようだけど、その辺は引っ込みがつかなくなっているのも混じっているのでは。

そんな感じだと思う。私もぱっと見た感じでは色の塗り方がAIっぽいなとは思ったがレイヤーと作業過程まで公開されているのを見たら納得したよ
日本のネットを見てもずっとAI認定している人はいるけど、既に大多数が「AI作画と批判されるような作品ではない」という方向で落ち着いている模様

そもそも、なんでこの先生は謝っているの?
批判に対する反論なのに。

そっちは同人誌にお金出した人に対しての謝罪
お金出してもらった本の内容をネットに一部公開することになったので、価値が下がってしまうかもしれないので謝りますということかと

なるほど……そういうことまで考えなければいけないのは本当に大変だな……

個人的には商業作品だったら難しそうだと感じるくらいにはAIっぽいとは感じるね。
たぶん色の使い方からの印象だと思うが

今のAI作画の色塗りってわかりやすく油っぽい所があるからね。それに近い色の乗せ方をしているとAI作画だという印象を受けるのは避けられない。

線の部分は人間が描いているのは間違いないが、陰影とか光の使い方は確かにAIっぽいね。でも調べて出てくる批判は髪の描き方、つながっている部分とかで……うーむ

こういうゴタゴタが出てくるので、現代の環境では作画過程の記録が欠かせないわけか!

以前からお絵描き配信みたいなのは存在したけど、そういうのじゃなくても制作過程を残しておかないといけない時代になってきたと……

現時点で既にAI作画の判別は困難だが将来的に更に難しくなるのは明らかだ。
絵師は自分の作品の価値を高めるために制作過程を証明できる記録が必須になっていくんだろうね。服飾分野で大量生産ではない手作業のこだわりのが高く売れるように。

でも、あらいずみるい先生の絵は普通にレベル高いと思うのだが……AI作画で問題になりがちな指や髪が微妙ってのも無いし

ちょっと前までよく言われていたAI作画の指や毛先の問題については既に一定のレベルで解決されているのでそこをAIの根拠にするのは弱い。
そしてこのレベルだともうAI作画かどうかの判断は難しい。個人的にはあえてそれっぽい所を探すなら目かな……?まぁ制作過程が公開されているのを見たらもう議論の余地は無いけどね。
今の時代だからこそ印象で決めつけて細部をこじつける、レッテル貼りでAI作画だというのはダメだよ。

一時期手が上手く書けていないからAIだという話がよく出たが、その後実は手をきちんと描けている絵師はそんなに多くない、こっちも以前はそんなに気にしていなかったのが徐々に判明していったのはギャグだよな……

不自然に感じる所があっても、絵師の癖やミスだったりすることは普通にあるからな。言っては何だがAI作画批判において少なくない、絵描きじゃない或いは現環境のAI作画を多用したことがない人の指摘はあまりあてにならない。

肉眼でAI判別というのは現実的ではないし、今は片っ端からAIの絵だと言われているわけだしね。二次元だとFGOのカードとかしょっちゅうAI判定する意見が出てるしもう何が何だか。

FGOのゴッホをAIだと批判しているのはさすがに笑った

そもそもAI使っていても絵柄を構築した本人なんだから別に問題無いだろう……

それはそうだ。AIの学習元、本家の作家が叩かれるようになっているのは笑うに笑えない。

俺も他人の絵柄を学習させてパクったわけではない、自前の特徴を維持できているなら良いと思う。それに日本の漫画家にはデジタル環境導入したけど塗りの技術が追い付いていなくて白黒と比べて印象が悪くなることも珍しくないし、それならいっそAIで塗りまでやるのも一つの手段だろう。

AIって現代の好みの絵柄に合わせたものを出力するし、その流行に寄せた絵柄にして叩かれるってのも何だか理不尽だな

このあらいずみるい先生のようなAIっぽい所があるから盲目的にAI判定されるという冤罪案件は今後さらに増えていくはず。
絵の世界は人気と流行のスタイルが出て広がっていき、また新たな人気と流行のスタイルが出て……の繰り返しだけど、AIはその人気と流行の特徴を模倣することに関しては人間よりも上。だから現代の環境で流行のスタイルを学んで描いたらAI作品とかぶる所が出るのは避けられない。

ちょっと前まではパクリ批判、トレース批判だったが今はAI批判になってきたよね。
しかし技術の進歩とは逆に、AI批判はパクリやトレースと比べて個人の直感的な部分が大きくなっているのはなんだか不思議だ。

サイバー環境での魔女狩りみたいになってきているのがもうね……

それにしても、調べたらスレイヤーズの絵師の人って今57歳?
その歳なのに今でも普通にコミケに参加、出した作品が特徴残しつつ現代の絵柄に調整されているのもかなりスゴイな……

その年代の先生がAIを使いこなしているというのも不思議とユーモアっぽい何かを感じる

古い世代の絵師が現代の画法を学び現代的な画風の作品を描いたらAI作画と似てしまい若い世代からAI判定を受けてしまう……気の毒な話だけどちょっと笑ってしまう

少なくともデジタル環境は使いこなしているよね。現代のAI事情も把握して活動しているというのがちょっと予想外で衝撃的。いくら創作と年齢は関係無いとは言っても……

俺はこのニュースに何となくサイバーパンクっぽさを感じたよ!
こういうネタで神坂一先生と組んで現代を舞台にした短編とか作ってくれませんかね……

スレイヤーズの絵師と言われると「俺の生まれる前に活躍した人」みたいに考えて古い作品を描き続けているのかと思いきや、ウマ娘なんかも描いているとは。

そりゃコミケの同人作品だからね
商業じゃないし流行りの作品の好きなキャラだって描くよ

理屈としては分かる。
しかし自分がガキの頃、20年前にこっちのテレビで放映されていた「スレイヤーズ」の絵師が現代で「ウマ娘」を描いているというのは……AI批判以上にそっちの方が時代を超越した何かを感じてしまう

今回描いたウマ娘もスレイヤーズの絵の人だって普通に分かるし、一時代を築いた人気ラノベの絵師というのはやはり上手い。あのウマ娘のグッズも正直かなり欲しい。

「スレイヤーズ」って日本では前世紀の作品のはずなのにね。もちろん時間の経過、環境の変化に伴って絵柄も多少変わっているけどそれでも作家個人の特徴はきちんと残っている。
AI作画の魔女狩りも怖いけど、個人的にはこっちの方もなんて言うか「怖い」ことだと思ったよ。こっちに関しては現実にあるから信じないわけにはいかないんだが。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈におけるAI作画についての認識も含めてイロイロな話が出てきました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では日本よりもAI作画の作品とそれを扱う市場が無法状態ですしそれで儲けようとする人間も多いので絵師の人達は混乱しています」

「作品鑑賞する側もAI作画作品をどう評価するかが定まっていません。中国のオタクは価値のないものをつかまされる、損をするのを嫌いますし、最近の通報攻撃のように自分が認めたくない作品をAI作画だと否定する人もいます。またそういう意図が無くてもよく調べずに個人の直感でAI作画と批判する人が増えているので空気が悪くなっています……」

などといった話もありました。
オタク分野におけるAI作画の扱いに関しては日本でも中国でも当面の間は混乱が続きそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本で本当に幼馴染を甲子園に連れていく展開があったようだ。あだち充作品は実話だった?」

ありがたいことにこの時期に助かる手頃なネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国では日本の甲子園をチェックしている人もいて、この時期は中国オタク界隈の一部では日本の甲子園関係の話題が飛び交うそうです。
そんな中、熱闘甲子園で紹介された川之江高校の選手と応援団の幼馴染4人のエピソードが中国にも伝わっているそうで、中国オタク界隈でも
「まるであだち充作品のようだ」
と驚く人が出ているのだとか。

熱闘甲子園で紹介された野球チーム、原作あだち充かってくらい青春モリモリの関係性であまりにも眩しい(Togetter)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の甲子園であだち充作品みたいな話が実現」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の甲子園で本当に幼馴染を甲子園に連れていく展開があったようだ
あだち充作品は実話だった?

幼馴染で「甲子園に連れていく」と言う関係で実際に甲子園に出場して……これはスゴイ。

小学生時代の野球チームの写真まであるんだな
すごい、なんて言うか青春だ!

これはとても青春なエピソードだという感動と一緒に、あだち充な展開は本当にあったんだという感動が私の心に押し寄せてきている……!

「タッチ」か……いや4人だと「H2」か?

現実にここまで盛られているストーリーがあるとは

うーん、確かにこれはあだち充だ

ちょっと青春過ぎて俺は悲しくなってきたよ!
彼等は甲子園のために頑張ったんだろうけど、それとは別に俺の青春時代の潤いの無さを思い出してしまって!!

おかしい、俺達が住んでいるのは三次元なはずなのに
それとも日本社会はやはり二次元とつながっているという噂は本当だったのか?

自分はなんかもう、羨ましさよりも先に眩しさを感じてしまうなあ

現実はむしろ更にすごい、逆ハーレムじゃないかと考えてしまった
私の脳内は汚れているようだ

自分は最初、乙女ゲー的展開だと思ったね

そうか……あだち充か……私は最初ラノベ的展開だと思ってしまった。

正直に言おう。俺はなんだか無性に羨ましくて悲しくなった……夏の新刊のNTR本探している所にこんなニュースが飛び込んできたのだから!!

よし、ネタは出揃ったな。推しは決めたか?あとは誰とくっ付くかの党争だ!

創作だとここから誰とくっ付くかの話になる……或いはここまでのストーリーで決着がついているパターンかな?

甲子園出場というエンディングを見たような気持になるね

このあとは老人になってあの夏の思い出を振り返るシーンになっても良さそう

原作者があだち充だと誰かが死んで話が動くぞ
本人達か母親か

確かに……男3女1の4人が幼馴染……3人のうち誰が交通事故に遭うのかと心配になってしまう

その話はやめろ!
しかし恐らく日本でも散々ネタにされているんだろうな。山内という名前の男子は双子のようだし。

俺達はこの眩しいハッピーエンドに二次元的鬱展開を妄想するからこういう展開と縁が無いのだろうな……

個人的な好みで言えばこのまま恋愛要素を入れずに夏の甲子園ストーリーとして終わって欲しい。恋愛要素は胃が痛くなる展開が多いし……

キャラが死ぬネタが有名だけど、恋愛部分に関してはあだち充は恋愛関係での胃が痛くなる展開はあまり無いぞ?良くも悪くも軽いからずっとファンが続いている。

こっちの学校だと、ずっと一緒にスポーツを続けられるというのがまず非現実的だよね……部活が無いし受験で付き合いは途切れるし……

ウチの国だとこういうエピソードが成立する前提となる条件が成立しないからな。
こういう展開でいけそうなのは「一緒に同じ大学に受かろう」くらいか?

まぁ実際の所、それをやっても学部や院の関係で実利が強く影響するからすぐに消滅するんだけどね
日本の甲子園という目標はある種の実利(就職や進学、社会的な評価)を伴っているから関係性が続くというのもあるように思う
夢だけでは続かない

こういう話が成立するのは日本のスポーツのプロチームと下部組織、訓練プログラムがあるからだろうな。
日本では大学に行けない、大学に行かない人間が成功するルートとしてプロスポーツを目指すルートが確立されているし、その方面で食っていく道も多いから若者の青春ストーリー的な展開も発生するのさ……

これに関してはプロ育成プログラムよりも日本の学校の部活に全国レベルの大会があって日本の社会では進学、就職の際に部活の実績が評価されるということの方が大きいと思う。それに現在の日本の野球は高校からプロ入りは減って大学や社会人経由が多いぞ?
日本で野球は大学進学で内申点の加点や推薦入試の資格につながるので何かと「進学に有利なスキル」でもあるし、更に大学で野球部に入るとコネの関係で就職にも有利になるという補正があるjなど、それなりに現実的な恩恵もあるスポーツになっている。

私も日本の学校の部活による所が大きいと思う。ただ部活以外に地域のスポーツ組織やプロの下部組織的な訓練プログラムの効果もあるのだろう。
日本のスポーツ育成組織に関してはサッカーが何かと話題になるけど、野球も各年代のクラブチームがあって中学までは学校の部活よりもクラブチームに優秀な選手が集まり、甲子園大会がある高校世代への選手供給源になっている。
この高校の4人の子供の頃の写真もたぶん部活ではなくクラブチーム時代のだろうね。

しかし甲子園は感動する浪漫のある、熱血エピソードがたくさん出てくるよね。
私は以前見た金足農業高校のエピソードも印象に残っている。

日本のスポーツの浪漫のある熱血エピソードは野球に限った話ではないよ。サッカーでもW杯で活躍した三苫薫と田中碧は小学校からの幼馴染だ。

幼馴染な友達と一緒に夢を実現する話って良いよね……



とまぁ、こんな感じで。
イロイロと衝撃を受けている人が出ているようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「日本のスポーツでは幼馴染の他にも小さい頃からのチームメイト関係などもよく見かけますし、選手同士の関係、関連エピソードを追いかけていくのも楽しいですね」

「中国の選手には浪漫を感じられる背景があまり出てこないのもスポーツ人気に影響しているような気がします。でも中国の育成制度ではそういう話が成立するのは難しいです……」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の電子書籍はなぜあんなに高くても売れるのか。実本と同じ値段で商売になるというのが分からない」

ありがたいことに以前
「中国のオタクにとって電子書籍のマンガはどうなのか?サブスク的なサービスで正規配信の日本のマンガの簡体字翻訳版のマンガを読む人は増えているようだが単行本として電子書籍を買うという考えはあるのか?」
といった質問をいただいておりましたが、先日これに関係しそうな話を教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の電子書籍が実本と同じ値段で売れるのが不思議」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の電子書籍はなぜあんなに高くても売れるのか。実本と同じ値段で商売になるというのが分からない。

今調べたら日本のマンガは1冊500〜800円、ライトノベルはそれより高くて700〜1500円くらいか。実本が高いのは分かるが、電子書籍の値段がそれと変わらないというのは不思議だよね

日本にはこっちと違ってマンガのサブスクが無いからだろ

私も以前は日本にはマンガやラノベのサブスクや有料会員についてくるサービスでの読み放題が無いんだろうと思っていたが、実はbookwalkerとか普通にラノベ読み放題とかがあるんだよ……

ラノベは文庫版と一般書籍版があって一般書籍版だと1200〜1500円くらいになる模様。更に文庫版と一般書籍版で中身の量は変わらないのに電子書籍版は実本と同じ値段のままだ
私もこれでよく商売になる、文句が出ないなと思うことはあるね

日本では伝統的な紙媒体がいまだに強い、電子書籍版を重視していないんじゃないかな
本業ではないのでこの値段でも買いたいなら買えばいいという態度なのではないかと

しかし日本の雑誌連載のマンガは電子版を見る場合、1話の値段は相対的にかなり安くなっているようだけど

最新作を読むには課金しなければいけないから慣れているんだろう

いや、ジャンプの人気作品の中には最初の数話と最新の数話をネットで無料配信しているのもあるからそれは何とも言えない

これに関しては中国国内が安過ぎ投げ売りし過ぎな気もするなあ

情報を売るという考えなら実本と電子書籍の価格を同じにするのは分からなくもない。作家の作業量は実本だろうが電子書籍だろうが変わらないわけだしね。
あと出版業の体力や力関係のもんだいもあるだろう。中国国内の本が安いのは出版業が弱くてぐだぐだなのが原因な所もあると思う。

日本に限らず外国は電子書籍の値段安くないと感じる。国外の所で電子書籍買うとkindleとか実本の方が安いこともあるし。

中国の書籍市場って市場規模自体は大きいから安売り競争が過激になっている面もあるのがね。中国のような値段で売れる国はほぼ無いのでは?

まぁ日本で正規版が謎の高価格になるのは気にしても仕方がない
あそこはAAAクラスの超大作ゲームよりも、よく分からんエロゲーが高くなる国だ

でも日本のマンガやラノベって600円〜くらいだろ?
電子書籍で売るにしてもそこまで高いとは思わないけど

それを適正な値段だと思って買う人間がどれだけいるのかという話だよ
確かに日本円の600円ってこっちのセブンイレブンでしっかりした弁当買ったらあっさり消えるような金額だけど、それを電子書籍に出そうとは思わないだろ?
まぁ俺はセブンイレブンの弁当自体が高くて買う気にはならないけどね!

実本はそんなに高くない、むしろコレクション的な価値を考えれば安いまであるけど電子書籍がその値段は高いだろうという話だ。

あー……そういうことか。理解した。

これって日本円の購買力で考えたら電子書籍の値段も気にならないとかそういう話なのでは?

10年前だったらそうかもしれないが、現在の中国の購買力を考えたらそこまで大きな差はないだろう
外食費用とか考えると中国国内の一線級の都市の方が割高ですらある

日本人も普通に本が高過ぎると文句言っているよ。日本のニュース調べればすぐに出てくるレベルだ。しかしそれとは別に電子書籍はあの売り方でビジネスとして成立している模様。
ただ日本だけでなく欧米も、台湾や香港でも電子書籍はこっちの感覚で見ると高い。国内市場のばらまきが世界的には珍しいように思う。海賊版が溢れて電子データに価値を感じない、課金ベースのネット小説ビジネスが大成功している特殊な市場とも言えるわけだし。

収入との割合で考えると日本の書籍は中国より割安になるかと
以前日本で本が値上がりし過ぎて本が買えないと嘆く日本人がたくさんいるというニュースを見たこともあるけど、まじめにウチの国の現状と比較するとね……

実本価格に関しては国内も値上がりしているんだけどね。
昔の名作を現代のちょっと豪華な装丁にして元の値段より何割も高くして売るなんてのはよくある話だ

国内は本が安い、しかしジャンルによっては結構な価格になることもある
大学に入って教材を買わないといけなくなって値段に恐れ戦き、pdf版は無いのかと探し出す

教材はまとめて買わないといけないから一気に金が出ていく……ただそれでも原著と比べたらまだ安かったりする。私が昔かった翻訳版の教材は原著の1/4くらいのもあったかな……それでも学生だった自分にとっては痛い支出だったけど。

中国国内では本を買う、特に日常的に娯楽として本を買う習慣が無いというのも大きいと思う。
日本は大きな書店でマンガをはじめとした娯楽系の書籍が書店のかなりの割合を占めるスペースで売られている

普段目にするのはオタクのコレクション的な話ばかりなので意識され難いが、本に対する態度の違いもありそう
個人的な印象だが日本人(オタクであっても)にとって本は金を払って楽しむ、消費する娯楽でもあるので電子書籍版でも読みたいのが読めれば良いという考えもあるように感じる

こういう話って結局は日本の本が高過ぎるのではなく、中国の本が安過ぎるという結論になる。別に悪いことではないだろう。

それでネット小説や大量に売れるベストセラー以外が死んでいるのはどうなのかと……海賊版に潰されてきたものを考えると……
日本でも電子書籍によって出版業界が昔のような商売ができなくなっているのは変わらないが、娯楽メディアとしての書籍は電子書籍やネット配信で普通に生き残っているのを見ると考えてしまうよ

電子書籍はコストが激安になるんだから安くして消費者に還元するべきなのに。日本の資本家どもはやはり悪質だと実感できる。

電子書籍も別に還元はされてないぞ?
それに電子書籍はプラットフォーム側が壟断して好きに値段や売り方(無料配信も!)決められるから結局作家が搾取されるだけなのが近年の国内のゴタゴタでハッキリと見えてしまっている。資本家が悪質なのはどこも変わらん!

コストが安くなるとは言っても人件費が消えるわけじゃないし、電子書籍安くし過ぎて動く金が減ると出版業界だけでなく関連分野もまとめて死ぬ。高ければ質が良いとは限らないが、長期的に見ると安くした分は質の低下につながる。

俺も海賊版読んで育った人間だから海賊版読むのを完全に否定はできないけど、日本の電子書籍の値段を高過ぎると感じるのってやはりウチの国では海賊版が無法状態過ぎる問題によるものでは

それは否定し難いな。こっちは海賊版のせいで電子書籍が安くなり過ぎている。
日本の電子書籍も割引セールや割引チケット配布などをやっているので実本より安く読めるんだけど、その程度のお得感ではダメなんだろうな。

中国国内の実本出版は豪華コレクション路線ばかりになってしまったからな。日本の文庫本が羨ましい。

言いたいことはとてもよく理解できる。
中国の実本は昔より装丁が豪華になって値段も高くなっているのを感じるね。そして中身のボリュームは……



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国の書籍事情やその受け止め方などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では本は価値のあるコレクションという意味が強いので電子書籍を買いたくなる人は少ないです。特にオタクにとってマンガやラノベ、画集は自分の趣味の象徴としてのコレクションになりますから」
といった話もありました。

考えてみれば、私は大型の本でもなければまず電子書籍版が無いか探すようになってしまいましたね。年々置く場所に困るようになっていったのに加えて、地震で盛大に崩れてからは電子書籍で買うのが増えていき今ではほぼ電子書籍優先での購入になっています。

それに電子書籍は手持ちに検索をかけられるのでブックカバーかけてどこに置いたか忘れた、たぶんあの辺の棚にあるような?といった事態を避けられるのもありがたいです。
ただ昔のラノベなどは電子書籍化されない、電子書籍化されても昔のイラストではないといったことも多いので、本の処分はなかなかできませんね……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ日本では姜子牙を太公望と呼ぶの?どの作品でもほぼ太公望と呼ばれていて姜子牙と呼ぶ作品は見たことが無い」

ありがたいことに前回の記事
中国オタク「釣りって日本人の趣味としてどんな扱いなの?妙に扱いが良いのはやはり日本の環境が理由?」
の釣りネタから太公望関連の話を教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「なぜ日本では姜子牙を太公望と呼ぶのか?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ日本では姜子牙を太公望と呼ぶの?どの作品でもほぼ太公望と呼ばれていて姜子牙と呼ぶ作品は見たことが無い。
普通は姜子牙、或いは姜尚や呂尚じゃないの?太公望という呼ばれ方があるのは知っているが、なぜ日本ではその名前が最初に来るのか

確かに、なぜ日本人は太公望という一般的ではないマイナーな呼び方を見つけてきたんだろうな……姜子牙という呼び方が知られていないわけではないようだし……

日本語では太公望の方がカッコイイからとか?
漢字があるとはいえ、日本人の感覚だと中国人名はカッコ良く思えないのが出てくるようだし

「封神演義」とか創作の影響の違いだろう。忘れられがちだけど、史書では姜子牙とは呼ばれていない。

日本は史書の名前からそのまま広まっているということか。

それはありそう。以前どこかで見た話で日本において姜子牙は軍師のイメージが強いらしい。封神演義のような神仙系のイメージは無いのだとか。

日本では歴史上の人物を地位や役職で呼ぶのが好まれているからとか?

地位や役職で呼ぶその辺は中国でも別に珍しくないような……これは日本人が中国の古代の呼称に関して厳格だという見方もできそう。こっちではその辺かなり雑というか、その後の王朝の圧政とか近代のアレコレな運動とかで消えちゃった部分だから……

ウチの国の人間が姜子牙と呼ぶのは講談や小説の影響だし遡っても宋や明のわりと最近の話だから歴史的にどうなのかというツッコミはできない……!
しかし太公望呼びはやはり違和感あるよね。ネットで検索すれば出てくる呼び方だけど、普通の人で太公望呼びを知っている人は少ないし、それに慣れている人はほぼいないだろう。

まぁどっちが模範解答かと言えば当時の小説家が作った姜子牙ではなく史書にある太公望の方だからな……
これはなぜ日本では太公望と呼ぶのか?ではなくなぜ日本では姜子牙と呼ばないのか?と言った方がいいのかもしれない。

言っては何だが「姜子牙」は二次元関係でもよく見る中国キャラ関係の名称で例えるなら「孫尚香」みたいなものでは。特定分野の作品経由で広まった名前は時代や地域限定のものになりがち。

孫尚香も伝統演劇の方で使われていた名前だからね
ただここまで定着したのは無双シリーズの影響もかなり大きい

姜太公に対する呼称が太公望で、史書では基本的に太公望と呼ばれている。
しかし現在では姜子牙で完全に定着しているから急に太公望と言われてもピンと来ないんだよね……

一般大衆に広まるのはやはり娯楽経由だ
そして国内では封神演義や関連コンテンツによって姜子牙で定着したわけだね

日本の学校では「古文」で中国の古典も学ぶらしいしそこで史書関係で太公望の名前が広まっているんじゃないか

単純に藤崎竜版の封神演義で太公望呼びだったからそれがそのまま定着したんだろ
日本の太公望キャラで藤崎竜版の影響を受けていない作品は無い

それはたぶん違う。日本で封神演義は最近までマイナーだったのに太公望だけは知られていた。
上でも言われているように、伝説の軍師としては有名だったし文王との故事にちなんで釣りが趣味の人間を太公望と呼ぶ習慣も昔からあった。

二次元の姜子牙のイメージがほぼ藤崎竜版の影響だというのは私も否定しないけど、実質的に藤崎竜版の原作になっている日本語版封神演義があるので影響というならそっちだろう。
ただこの当時の日本で入手しやすかったであろう日本語版封神演義は訳者の安能務が魔改造しているので原著とは違う部分もかなりあるとか。
日本ではずっと原著に忠実な日本語訳の封神演義が手に入り難かった(或いは商業レベルでは存在しなかった?)ということからも、日本における封神演義の人気の微妙さが分かる。

それにしても姜子牙のイメージが軍師か……神仙抜きだとそうなるのか?分からなくはないが、またこっちの感覚と微妙に違いそうな所が出てきたな。
それに姜子牙と言えば武聖なので、私は日本人が大好きな三国演義で例えるなら関羽ポジの認識だろうと考えていたのだが。

武聖と言えば姜子牙、岳飛、関羽だからね。私も姜子牙の日本への伝わり方が更に分からなくなってきたな。
こっちだと明朝の時に朱元璋が皇帝になったのは全て自分の力だ!と姜子牙を嫌って忠義の部下の関羽推しになって武聖イメージが薄れていき、その扱いの変化から大衆娯楽方面のヒーローとして伸びていったという話もあるが、日本ではどんな感じなのか。

日本では釣りが昔から人気の趣味で、釣りに関係する英雄として太公望がその名前と共に人気だった……という話をどこかで見た記憶がある

釣りが日本では武士階級の趣味として普及していたのも大きいということだったかな?
自分が趣味に耽溺しているのをごまかす口実として有名な人物や歴史故事を用いてカッコつけるのはどこの国でもあるのだろう

昔の日本では太公望と文王の故事が今で言う妄想のテンプレみたいなものだったという話もある。日本では埋もれていた人間が才能を見出されて有名になる、軍師になるみたいな展開が特に好まれるようだからね。
ウチの国でも近頃は軍師になりたがるタイプは増えているけど、日本は更に覇王よりも軍師になりたいという人が多いらしい。

それはありそうな話だ。日本のネット小説も有名になる際に有名人に見つけてもらうというのがテンプレだからな。
今の日本のラノベの現代ファンタジーではネット配信でバズって人気になるのが定番ルートけど、その際に有名配信者の動画に「うっかり」映り込んでというのがテンプレになっている模様。ネット小説投稿サイトのランキングに並ぶ長文説明タイトルにも「うっかり」という言葉がやたらと組み込まれているのでこれは間違いない。

ところで、姜子牙と太公望のように日本で別の名称で定着している中国古典キャラって他にいる?

いるよ。例えば日本では「西遊記」で唐僧が「三蔵法師」、沙僧が「沙悟浄」呼びで定着している。
あと知っての通り、日本の西遊記は唐僧が女になったり沙僧が日本妖怪の河童にされるなどの謎改変が多い。

謎改変と言えば姜子牙の四不象も謎改変あれがちだよね

太公望呼びは違うかもしれないが、四不象のイメージは藤崎竜のマンガの影響が大きいと見て間違いないのでは?

違う名前で呼ばれていると言えば、孫策伯符や諸葛亮孔明のように名前と字を一緒に呼ばれる三国武将達
ただこれは近年の作品では減っているようだ

確かに。まだソシャゲやグッズ展開が微妙続いている「一騎当千」が逆に浮くくらいだ。Fateでも昔の作品から出ている呂布は呂布奉先で更にそのままの名前でFGOに出てウチの国からのツッコミが多発していたけどFGOから出た諸葛亮は普通に諸葛孔明になっているんだよね。

名前だけでバカにする人も多いが、FGOの中国ネタの解釈は結構きちんとしている。FGOの太公望の土遁はちゃんと忍術的なのではない土遁だったしね。あれはウチの国でも知らない人の方が多いネタだと思う。
あと「呂布奉先」もヘンな表記に思えるが姓名字の表記も史書に載ってないわけではないから単純にヘンだと言い切れない所が……

まぁ太公望呼びも別に悪くはない。響きも良いし古風な印象もある。それでキャラとしてカッコ良ければ大歓迎だ



とまぁ、こんな感じで
現在の中国オタク界隈における日本の太公望呼びについての感想などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では姜子牙に関しては封神演義のイメージが強いので、封神演義の影響が無い日本の太公望のイメージを想像するのは難しいです。私も日本人の太公望に対するイメージを把握できているか自信がありません。例えば日本のイメージだと太公望はどれくらい戦えるのでしょうか?FGOの太公望の能力は日本人から見て納得できるものなのでしょうか?」
などといった話もありました。
考えてみれば中国の古典出身キャラの中で太公望は哪吒などと並ぶレベルで日中で人気やイメージが異なるキャラなのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「皆の知っている社畜要素のある作品、そして社畜な私が楽しめそうな作品を教えてくれないか?見ている側に優しい作品だと嬉しい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品経由で広まった言葉や概念がある種のネタ、ジャンルとして定着することがあるようですが、近年そういった形で広まっている言葉の一つが「社畜」だそうです。

近頃の中国オタク界隈では社畜という存在に共感する人も増えているらしく、社畜キャラや社畜要素のある作品に関して話題になったりもしているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「社畜要素があって社畜な自分が楽しめる作品を教えて欲しい」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


私の見ている範囲では社畜が関連しそうな作品はそんなに無いけど、私が知らないだけで日本の二次元に実は社畜関連の作品ははかなりあるんじゃないかと思っている
皆の知っている社畜要素のある作品、そして社畜な私が楽しめそうな作品を教えてくれないか?アニメだけでなくマンガでも良いあと見ている側に優しい作品だと嬉しい

「SHIROBAKO」とか?
別の業種であっても仕事における理不尽なネタは共通するものがあると実感できる作品

「SHIROBAKO」は適度に二次元的な補正があっていいよね……ずっと残業続きなのに社内の空気は良いとか……

俺が高校生の頃、まだ社畜という言葉が広まる前に読んでいた「なれる!SE」はかなり社畜な話だったな
自分が社畜になった今では、クライアントからの無理難題や突発的な異常、エラー修正の繰り返しなどから何かとあの作品を思い出す日々だ
あの作品にあって現実に無いのは有能なロリ上司だけだ

社畜関連の作品、特にリアル寄りの作品は青年マンガに多いのでアニメ化されるのはそんなに多くないはず。実写化作品の方が多そうだ。

このテーマで俺が思い付いたのは「グラゼニ」
プロスポーツだから舞台としては全く社畜ではないはずなんだけ主人公の考え方がとても社畜的だと思えたね

「波よ聞いてくれ」からは社畜な空気を感じた
しかし同時に社畜ネタより更にろくでもないネタも出てくるのが面白い作品だったな

「アフリカのサラリーマン」は動物キャラにしてもカバーしきれない社畜ネタ、社畜的精神の漂う作品

「世話やきキツネの仙狐さん」を見て現実逃避しようぜ!

ゲームだと「スパロボT」が時折社畜の空気が漂う作品だった気がする

二次元関係じゃないが「半沢直樹」は良い感じだぞ、最後にスカッとするのが保証されている

日本のドラマを探せば社畜ネタが多いのは分かっているんだが、二次元関係でそういうのが見たい気分でね……実写の場合、できれば二次元の原作がある作品を知りたい

「ハコヅメ」はどうかな?マンガ原作で実写版もアニメ版もある
正直に言えば、俺は実写版の方が出来が良いと感じた

実写が有名なのだと「逃げるは恥だが役に立つ」も社畜ネタあるよ
普通に面白いのでドラマも含めてオススメ

そういうことなら職業系のテーマの作品を探してみるといい
近頃の作品なら例えば「白い砂のアクアトープ」も水族館を舞台にした世知辛い社畜の仕事や人間関係が出てくる

日本の会社、仕事の描写の良さということなら「舟を編む」とかがオススメなんだが、これはいわゆる社畜的なネタとは違うかな……

公務員なので社畜度は下がるが「サーバント×サービス」が個人的には悪くないと思えたり

マンガでよければ「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」
社畜の萌えシチュをぶん投げてくる作品なので設定やキャラが合うなら良質な甘さを味わえるはず

甘い話ということなら「先輩がうざい後輩の話」はどうかな?

では俺は「ヲタクに恋は難しい」を推薦
この作品に限らずオタク向けのアニメで会社員キャラが主人公なら社畜的な要素はほぼ出てくるし、ネタの扱いについてもそんなに厳しくないと思う

昔は高校生キャラがやっていたようなシチュ、御都合主義的な展開を今では社畜キャラがやることも増えている。
そんな日本の二次元を見ていると、テーマ(とそれに伴う読者世代)の変化から昔のラノベ読者が今は社畜になっているんだろうと感じてしまうね。

社畜を萌えの皮でごまかしている「NEW GAME!」のような作品、私は嫌いじゃない。騙されたい時もあるのさ……

「小林さんちのメイドラゴン」もそっちの方向が混じってるね
あの作者の描く世界観はリアルベースのご都合主義なのである意味では分かりやすい

「金田一37歳の事件簿」はストーリー的な活躍はしているけど負け組的な社畜の話でもあるな

「中間管理職トネガワ」
管理職であっても所詮は社畜……!描写のやり方次第でブラック企業が笑える環境になる……!

私も「中間管理職トネガワ」は大好き
本編を見ていなくても楽しめる作品だから社畜ネタということならぜひ見て欲しい

ブラックユーモアな作品を探せば社畜的に共感できるネタに出会えるんじゃないかな
私からは「うらみちお兄さん」を薦めておこう

近頃の日本のラノベ系作品は第一話の最初の数分は主人公が社畜やっていることが多いと思うんだ

分かる。異世界にトリップする社畜の多さと言ったら!

だって現実を舞台にした作品で自分が実感できるようなネタが出てくると萌えるより先に自分の悲哀が出てくるし……それなら異世界にいって関係を断つ方が良い。
現代ベースの世界観では二次元の気軽で楽しいお仕事の方がファンタジーに思えてしまう。

そういうので良いなら「ReLIFE」とかも似たような形で社畜要素が混じっている気がする

なるほど。社畜が高校生に転生するわけだからな。
あと精神的なモノ、作中で言及されるネタ程度でいいなら異世界系では「無職転生」が社畜向けだと思います!

マンガになってればいいなら世の中には「蟹工船」のコミカライズ版というのもある。

「蟹工船」はさすがに社畜というレベルではないひどさでは……
「総務部総務課山口六平太」はどうだろう?社畜という概念が広まる以前の日本の会社を舞台にした作品だけど、社畜にとって爽快な気分で読めるエピソードの続く作品だ

昔の日本を舞台にした作品なら「課長島耕作」を薦めよう。日本のバブル時代の社畜の話だ。
絵柄に萌えはないけど内容は主人公補正、御都合主義的なので爽快感重視で読んでいけると思う。ただ商売の競争やトラブルはほぼ女の力で勝っていくので、近年の俺TUEEEEE作品とは少々違うからそこは注意してくれ。

まだ出ていない社畜的な作品だと……「孤独のグルメ」は?

面白い作品だけどあの作品は社畜と真逆の自由な社会人の作品じゃないか?
井之頭五郎は個人の貿易商で社畜的な取引相手はいるが組織に縛られる身分ではない。武術が発動する敵キャラの中に社畜っぽいのはいるけどね。



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな方向からイロイロな作品の名前が挙がっていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクには学校を卒業して仕事をするようになった人が増えていますし、まだ学生身分の人も就職活動が難しくなり入ってくる仕事の情報も厳しいものばかりになっています。二次元作品に出てくる社畜ネタに共感する人も増えています」
などといった話もありました。

中国に定着している日本語由来の言葉の中には「宅」や「黒科技」、「二次元」のように中国オタク界隈から中国の一般社会に広まり定着していく過程で中国独自の使われ方をするようになったと思われる言葉もありますが、「社畜」に関してもそういった形で広まり定着していく可能性はあるのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の漫画家やイラストレーターは学校ではなく自習ルートの人が多いって本当?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本のオタク業界事情や趣味の背景などが定期的に話題になっていますが、その際に中国の現状と比較しての議論や考察が盛り上がったりすることもあるそうです。

中国のソッチ系のサイトでは
「日本の漫画家やイラストレーターは学校ではなく自習から入る人間が多いというのは本当か?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の漫画家やイラストレーターは学校ではなく自習ルートの人が多いって本当?専門的に学んでからプロの世界に入っていくのではないの?

それは本当。少なくともウチの国と比べてかなり多い。もちろん日本にも専門学校や美術学科、芸術系大学を出てからプロになるクリエイターは普通にいる。

日本の絵師は専門課程ではなく趣味で自習してそのままプロになる人間が多いから基礎的な技術が微妙なことも多い。
基礎的な技術の平均レベルは中国の方が高いと思うよ。

デッサン何かは特に顕著で日本の二次元作品は人体がおかしなことになっていたりするからな……ただ人気になった作品を見るとデッサン的に正しいから人気になったわけではないのも分かるんだよな……

この世界ってデッサンが微妙どころか歪んでいるとかなイラストが大人気になっていたりするんだけど
東方のzunの画を上手いという話は聞こえてこないがあの画が良い、あの画じゃないとダメだという話はよく聞こえてくる

一般的な人気、需要というのは細かい所の正しさ、基礎的な技術が最重要ではないからね
大まかに見て違和感がなければいい。そして二次元の目のように、リアルで考えれば奇形っぽい目のバランスであっても流行った結果皆が慣れてしまったりする

商業イラストの差はよく分からないが、マンガに関しては日本のプロの方がレベル高い印象だ。中国では白黒読むのが嫌な人も多いし、カラーだからという理由で日本より優れているという評価さになっている所も見受けられる。

ウチの国は皆「正しい教育課程」で上達していくからそこから外れる特殊表現、二次元だからできる誇張の動きや故意に歪ませる描写は苦手だ……私はそこがウチの国で2Dアニメの人材が育たない理由の一つだったのではと考えている。

どこの国でもどの時代でも二次元絵師は自分で学んで技術を獲得している所があるけど、日本は学校以外の部分で学んでいる割合が格段に高い印象だ
同人活動の存在が理由という話も聞いたことあるけど、実際どうなんだろう?

デッサンは個人差があるけどCGの塗りの技術に関しては中国の方が明らかに日本より平均的なレベル高い。だから日本の絵師、漫画家はCG導入すると残念な絵になってしまうことも少なくない。
日本は体系的に学ばずに活動初めてそのままプロになる、現場で学んでいくケースが多いし基礎的な知識と技術が微妙な絵師も少なくないんだろう。

色塗りはまだ良いんだよ……人体構造が狂っているのは見てられない
自分が見ている範囲でも総合的な能力ということで考えると中国の絵師の方が日本より上だ

こういう話では日本は趣味でやっているだけの人も多いから、進路として勉強したセミプロ中心な中国や韓国と単純に比較するのはどうかと思わなくもない。
スポーツでも趣味や部活でやってる日本の普通の学生と中国の国家選抜で加点貰っている学生を比べたら中国の方が上になる。なお国家代表レベルでは……

日本は学校の部活動からプロに入るような人間も多く自習中心だから基礎が疎かになりがちだけど、日本の二次元の絵が下手なのはそれだけが理由じゃない
日本は人情重視の社会だから下手な絵、デッサンがおかしい絵でも許される、言ってみれば下手なままでいても良い温い環境だからレベルが低いんだよ
中国だったらそういう絵は許されない

日本は商業重視で学歴や背景通じないし、正しさが評価基準にならないからある意味では厳しいと思うよ
売れない、人気にならない画は技術があっても「正しくない」扱いになるのが日本市場
ただそれとは別に趣味でやっている人や同人でやっている人に対する扱いが優しい、下手でも許される

日本でも専門学校や民間でCGやマンガの技術を教えている講座とかを経由してプロになる人も普通にいるけどマンガに関しては基礎技術よりも才能重視だ。
例えば「ハイスコアガール」の押切蓮介はデッサンの専門学校に経済的な理由で行けなくて、生活費と専門学校の学費を獲得しようとそれまでほとんど描いていなかったマンガを描きはじめて投稿したらデビューしてしまった。

マンガは基礎技術が全てではない。福本伸行とかが人気になっているのを見ればそれは明らかだ。
マンガ市場が終わってる中国と、マンガ市場が最大の市場になっている日本では求められるもの、評価されるものが異なるのも当然だし、日本で絵描きが二次元で最も稼げる分野がそうなっている以上基礎技術が一番重要な扱いではなくなるのも当然だ。

ウチの国の二次元市場では挿絵なイラストばかりだよね……そのレベルが高いこと自体は良いんだが、作品の影響力や商業的な成功とかを考えると……

日本の絵師のおっかない所は普通に中国の塗りなども取り入れて独自の特徴を確立して人気になるのが出てくること
この10年位で日本の二次元の目や肌の塗り方とかかなり変わっているけど中国の絵師の影響っぽい部分もそれなりにある
その時点で人気の作品のデザインやネタを取り入れて量産の方向に行ってしまうこっちとの違いを感じる

ネタ混じりではあるが「武内崇やzunみたいなのが画力以外の部分に頼って二次元の有名イラストレーターとして持ち上げられているのはどうなのか」みたいな話は見かける。
絵師が実力ではなく特殊なコネや作品評価、ファン層の支持で絵師として高い位置にいるのはプロの方々からすればモヤモヤするのだろう。

私は以前日本人のオタクに聞いたら二次元関連の学校に関しては否定的で驚いたことがある。大学が自分のブランドで美術学院や動漫やCGの学科作って学生募集する、それを目指すのを親も認めるというウチの国との温度差が凄かった。二次元発祥の地である日本なのに。
その日本人の話では「プロになっても食っていけるかは分からない業界だから才能無い人間に夢を見せて金を取るアニメ系専門学校はあまり良いものではない」「趣味でやる分には問題無いが親の金でやるのはダメだろう」ということだった。

中国では技術がどうこう以前に市場が無いのが問題なんじゃないかな……

しかし日本は市場が先行して発展し過ぎたから技術が未熟なままなんじゃないか?
昔はレベルが低くても、狂った絵でも人気になって稼ぐことができた……昔のエロゲーとかひどいもんだぞ

そこは市場を形成した、先行して参加していた人間だから手にすることができた利益だろう
CGに限らず後から入るのは成功例を参照してリソースを使えるし一定のレベルまで到達するのも容易だけど、既に成功者による地位と評価が確立されている所に割って入るのは困難だ
それに加えて似たような学習環境で使えるツールにも大きな差はないから同世代の競争相手も昔と比べてレベルアップしているので、過去にスキルとツールを持ったままトリップでもしない限り「現代の上手な絵師」レベルでは大活躍して金も名声も獲得みたいなことはできない

先行して発展した日本市場の中でも競争があるし、そこで勝ち残ったクリエイターは今でも戦えている
日本の業界でも一度の大成功がその後の飯の種を保証してくれるわけじゃないから今の感覚では微妙に感じる絵で昔成功したクリエイターが普通にスキルアップして現代の環境に対応していたりするので後発の「技術は高い」人間が割り込んでいくのは難しい……

そう言えば韓国の絵師もきっちり基礎から学んでいるからデッサンも塗りもレベル高いと聞くが、稼ぐ場所が無いから外国市場に行くしかないらしい
絵師の仕事という面では韓国に比べれば中国は閉鎖的で規制も多いが独自の市場があるからマシなのかもしれない

問題は娯楽関係の市場は一定の高品質を量産すれば良いとは限らない、一つの大人気作品、大作や流行で市場の需要が決まってしまうことだよ
基礎技術はあった方がいいが、それで確実に戦えるわけではない

理解できる話だ。ウチの国のネットの音楽や動画を見ても、音楽学科や美術学科で基礎的な技術レベルが高い人が成功しているとは限らないというか、成功者にそういう背景のがあまりいないという状況がある……

一般的な仕事と違って二次元で求められるのは技術の高さだけじゃないし、尖った要素の需要というのがある
同人でも中国の絵師の綺麗なCGのゲームは売れるしランキングにも入るんだが、長期間のランキング上位に来るのは何かしらの熱意と欲望が出てくるタイプだ

今は国内でも良いスタジオに入るにはデザイン能力が無ければだめ、単純に上手いだけではやっていけない状況になっているが、二次元の商売ではオリジナリティがあれば良いというわけでもない。
ウチの国で問題なのは「既に出ている攻略法」を重視し過ぎることなのかもしれない。だがこれに関しては他にどうすれば良いのか、失敗したらどうするんだという問題も一緒についてくる!

綺麗な絵、基礎技術レベルの高い画は良い物だけど、それだけじゃ大して稼げないんだよ
一番重要なのはその画を使った人気コンテンツになれるかどうかだ
そうなって初めて価値の高い画になれる

二次元の作品において絵は一番目立つ重要な構成要素だが、それだけで評価が決まるわけじゃないんだよな。逆に絵だけが突出して良くて他が微妙だと負のイメージすらついてしまう。
例えばTonyはイラストの評価高いけどずっと名作に巡り合えないまま今に至るしTony作品は絵だけ良くて他は微妙だというイメージもある……

名作の画になる以外だと、特徴によって固定のファン層を獲得することかな
これに関しては性癖(非R18でも!)も含まれる

あー……性癖も含む特徴に関しては中国の絵師の弱点かもな……主流寄りになりがちだ。変わった方向に行くのもいるけど、そうなると今度は深くなり過ぎて一般向けじゃなくなる。
日本の絵師はこういった嗜好を売りやすい「一般向け」に調整するのも上手い。

あくまで個人的な印象だけど、こっちの二次元絵師は「良い画を描く」「評価されるキャラを描く」というのが目的だけど、日本の絵師は「描きたいものを描く」「自分の好きなものを描く」のが主な目的になっているように感じる。もちろん日本の絵師だって承認欲求的なものは強いけど、それと同時に自分の趣味性癖の欲望が混ざってくる。
だから綺麗さではウチの国の絵師の方が上だけど、記憶に残る或いはネタとして広まるのは日本の絵師の方が多くなってくるのではないかと。

日本の絵師の画に多少の技術的な問題点があったとしても、自分の特徴をもった質の高い画を作り出しているのは間違いない。二次元市場にはそういう「強者」がたくさん存在するので画は上手いけど特徴が無いタイプは厳しい。

最近のAI作画の発展に対してウチの国の方が日本よりゴタゴタしている背景の一つがそれなのかもね
基礎技術があれば実現できる分野、綺麗な絵や構造的に正しい絵はAIに描かせてしまえばいいとなるから



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈のイメージが見えてくるような話がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国の二次元イラストのレベルはかなりのスピードで進化して今ではプロ、セミプロの人が主流になっています。しかし日本のように趣味から始めて上手くなる人は少なく、美術学院などで学んだ人が主流です」

「中国のオタク界隈ではコスプレが昔はオタク全体の趣味だったものが、現在では役者やモデル、服飾の勉強をした人がやるもので普通のオタクは見るだけのものになりました。レベルも上がったのでそれ自体は悪いことではないのですが、イラストもコスプレのように普通のオタクにとって遠いものになってしまうのではないかと考えると寂しい気持ちになります」

などといった話もありました。
基礎的な技術の高さと目指すものが明確なことによる強みがある中国のオタク趣味界隈ですが、それはそれで難しい所もあるのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「作者が自分の創ったキャラを愛していないことって多いんだろうか?」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「作者が自作のキャラを愛していないのってどうなんだろう?皆の考え方を教えて欲しい。あとそういった作品があるなら知りたい」
に関して追加のネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

近頃の中国オタク界隈では作品内におけるキャラの扱いやキャラの人気などから
「このキャラは作者に愛されている」
「このキャラは作者に愛されていないからヒドイ扱いになった」

などという判定をすることが増えているそうで、「作者から愛されているキャラ」といった話題」で盛り上がったりすることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「作者が自分のキャラを愛していないことは多いのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


作者が自分の創ったキャラを愛していないことって多いんだろうか?
近頃は人気になった良いキャラが雑に扱われてダメになっていくのをあまりに多く見かけるのでこの疑問が出てきた……

純粋さを感じられる質問だ
真面目に答えさえてもらえば「そういうのは結構多い」となるかな

最近だと「リコリス・リコイル」の井ノ上たきなでよく言われていたし、他にも「進撃の巨人」のエレンとかでよく聞くな

扱いや完結後の言及の差から井ノ上たきなは金儲けの道具でスタッフは千束大好きとはよく言われてたっけ

こういうのって愛が無いではなく愛の多少の問題ではないかと。本気でそのキャラを愛さなくなると扱いが雑になるとか出番そのものが消える。

アニメに関しては原作者とアニメスタッフで話は変わって来るし、どこまでが自分が創り出したキャラなのかという問題も出てくるからなあ

創り出したキャラの中には上からの要求や編集の要求で作ったキャラというのもいるからね。
そしてその辺りを良い意味でドライに扱って成功する作家もいる。有名で分かりやすいのだと鳥山明とか。

作者が最初から嫌われるキャラとして配置したキャラはどうなのか、自分が嫌いな人間をモデルにしたキャラとかまで愛さないといけないのかなどの疑問も出てくる
この手の疑問は大体主人公などのメインキャラ、人気キャラに対するものだろうし想定の範囲外かもしれないが

そういうのまで含めて考えると作者に愛されているキャラの方が少ない、愛されているのは幸運なキャラと言えそう
やられ役やかませ役で死ぬとか、バカにされるために配置されるキャラだっているんだから

同意する。
特定のキャラのためにストーリーを作るみたいなこともあるだろうけど、作品内にそのキャラしか出てこないわけじゃないからね。
俺は作者にとっては嫌いではないが特別愛しているわけでもないみたいなキャラが多いんじゃないかと考えている。あまり愛しているとそのキャラを活躍させる話しか描けなくなるだろうし。

「BLEACH」とか見ているとそういうのを感じられる……スゴイと持ち上げたキャラをあんなに雑に消費する作品を私は他に見たことが無い

キャラを愛していないことで問題になるのは悪意があるかどうかだろう
悪意を感じられるような場合、作品の評価も当然悪くなる

しかし悪意を感じるかどうかも個人差があるし作者の考えの正確な所なんて外から分からないぞ?
正直に言えば、昔炎上した作品とキャラについて当時の空気知らない自分にはどこに悪意があったか分からんケースも少なくなかった。

悪意から出てくるアイデアというのもある
例えば復讐系の作品では作者が嫌いな存在を投影したキャラを作品内で虐待しまくっていると思われるのも少なくない
あと悪意が無くても「そのキャラの絶望する姿を描きたい」という思い入れに関してはどう判断するべきか

作者にとって作品の登場人物は駒のようなものだし読者側が感情移入と共にや想定する愛の対象とは違うだろう
それに皆も知っての通り人気キャラが作者の好きなキャラ、狙って人気になろうとしたキャラではないケースも多い

キャラはシチュエーションのためのツールだと考えている作者もいる
私はそういうのも別に嫌いではない

藤本タツキの作品のキャラは駒や舞台装置的な扱いを感じるがそれで面白い作品になってるしね

「愛の戦士」と称される虚淵玄は実の所キャラ自体を愛して動かすタイプではなく、どちらかと言えばストーリーをコントロールしてキャラを動かすタイプだという話をどこかで見たな。バッドエンドもキャラ重視ではなくストーリー重視の結果だとか。

逆に愛があり過ぎても問題になるから一概に愛があるのが良いとは言えない
「はたらく魔王さま!」の作者の佐々木千穂に対する愛とその影響に頭を抱えたファンも当時は少なくなかった

我ながら不思議な話だけど、声優や俳優が演じたキャラを(それほど)好きではないという情報より、作者がそのキャラを愛していないという情報の方がダメージというか不快感は強くなる

別におかしくはない。作者が自分で最初から創造するのと、役者が受け取って演じるのとではやはり違うよ。
俺は役者にとっては多数の演じた役の一つだろうし、ファンとしては好きだとか思い入れがあると言ってもらえれば嬉しいというくらいに考えている。

神の視点で考える作者が特定のキャラを強烈に愛することの方が少ないだろう。商業創作において「愛のため」が無いとは言わないがそれ以上に重要なのは「金のため」だ。
キャラも人気になる、ストーリーを動かすための舞台装置として創られるのだからなんの感情も無いのが普通。

クリエイター側から「なぜこのキャラに人気が出たのか分からない」みたいな話はよく出てくるし、人気のあるキャラだと把握せずに雑に扱って炎上、そこまでいかなくてもファンが離れるみたいなことは昔からあってそれはファンの声や評価がネットですぐに届く、可視化される今の時代でも珍しくない

そう言えば二次元とは少々離れるが「ハリー・ポッター」のハーマイオニーやスネイプに関しては作者の認識や人気の予想とファンの受け止め方が違って失敗した部分もあるという話が作者から出ていたっけ

駒として創ったキャラでも書いているうちに好きになることはあると聞く
また逆に好きで創ったキャラでも書いているうちに嫌いになる、愛が移るみたいな話もね

作者によっては自分の推しているキャラが人気にならず、雑に創ったキャラの方が人気になったのでそのキャラをヒドイ扱いにして人気を下げようとするみたいなこともする
リアルでも我が子に対して愛情の格差があるとか愛さないなんてのも珍しくないし、作者の創作キャラに対する愛も平等ではないのも当然さ

真偽不明なのも多いけど作者や監督、脚本がそのキャラを演じた声優などの関係者を嫌ったからその後のストーリーにおける扱いがヒドイことになるという話はわりとよく見る

ガンダムはそういうの多いよね……あと逆に声優でキャラを贔屓するようになってストーリーが崩壊したという話も……

この手の話で疑問に思うのは、良い作者というのはキャラを愛している作者なのだろうか?ということだね。
ウチの国のオタクはストーリーを評価するべき、キャラ萌えはあまり評価するべきではないというがキャラを愛しているというのはキャラ萌えによって決まったストーリーにも適用されるのではないかということだ。「SEED DESTINY」にしろ「鉄血」にしろキャラへの愛で崩壊した作品とも言えるわけで。

作者がキャラを愛しているべきだと考える人は「メイドインアビス」の作者が自分の創り出したキャラクターを愛していないかどうか考えてみよう!

作者によっては思い入れがある、愛されたキャラがヒドイことになるケースもあるな
例えば庵野秀明と一時期のエヴァにおけるアスカの扱いについてなどは分かりやすい

作品をイロイロと見ていると感情移入している、力が入っていると感じるキャラもいるけど、舞台装置的なキャラが予想外な人気になってしまった場合は愛せないというか戸惑っている、扱いに困っているのを感じるキャラもいるのが見えてくる

でもそういうのを主人公やメインキャラ級でやらかすのはどうなんだろう?

作者の想定していたのと違う受け止められ方、人気の出方だとそうなってしまうこともあるんじゃないか?

頭では理解できなくはないんだが……それでも私は「自分の創り出したキャラなのに愛していないんですか!?」という問いを諫山創にぶん投げたい

諫山創はウチの国のファンの理想から外れてキャラを愛していない作者の代表格みたいに言われているけど、日本だとむしろキャラをやたらと愛している漫画家扱いだよ?

ヤヤコシイのはそのキャラクターが好きだけど、ヒドイ目に遭ってのたうち回るのが好きだというタイプの作者もいることだな。
ウチの国ではあまり意識されていないけど諫山創もこのタイプ。

諫山創は日本だと好きなキャラを虐める作家ということでは代表的な存在らしい
ただ日本で最も彼の寵愛を受けたとされているのがライナーで、こっちで主に問題視されるのがエレンなのでその辺りの認識のズレはなかなか埋まらないのかも?



とまぁ、こんな感じで。
愚痴や考察が混じったイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のオタク、特に男性のオタクの間では不憫萌え、不幸萌えというのはあまり認識されていません」

「近頃は新作アニメや原作の連載で自分の好きなキャラが期待通りの活躍をしない、ダメな扱いをされることに対して作者からの愛を理由にする人が増えているように思えます」

などといった話もありました

中国オタク界隈では昔と比べてキャラクター重視、キャラ萌え的な評価が出ているという話は聞きますが、その受け止め方や背景に関する考え方に関しては中国独自のものもありそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「作者が自作のキャラを愛していないのってどうなんだろう?皆の考え方を教えて欲しい。あとそういった作品があるなら知りたい」

中国オタク「日本の大学生は毎日酒飲んでいるようなイメージが自分の中で発生しているんだけど、実際はどうなんだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品の定番イベントやシチュエーションに関して何かと話題になっていますが、現代社会が舞台になっている作品では
「どこまでが本当なのか?」「自分達の経験や感覚とどう違うのか?」
などといった方向で議論が盛り上がることも多いそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の大学生は頻繁に酒を飲んでいるようなイメージがある」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元経由で日本の大学生は毎日酒飲んでいるようなイメージが自分の中で発生しているんだけど、実際はどうなんだろう?
特にマンガでは大学生といえば酒飲んでいるような気がする

確かに私も日本の大学生キャラは頻繁に酒を飲んでいる印象はある
大学生=酒が飲めるキャラという記号でもあるから、アニメやマンガの定番演出になっているのかな

日本の大学生は酒飲んでばかり、中高生は恋愛してばかり、二次元だとこういうイメージになります!

まぁこういうのって話にして面白い、特徴が出る部分を抜き出して強調するものだからね……
「月刊少女野崎くん」でもそういうツッコミネタがあった

そういうの言い出したら国産ドラマが恋愛中心過ぎて中国のイメージはどうなるのみたいな話も

留学生から話聞いた感じでは日本の中高も大学も普通に勉強やバイトで忙しい模様
ただ部活で忙しいという話に関しては二次元っぽい印象も受けた

そう言えば、日本人の中では逆にウチの国の学生は勉強で忙しくて勉強以外何もできないみたいなイメージもあるらしい
確かに忙しいけど個人差があるし学生はわりと勉強と並行して普通に遊んでバカやったりはしているんだけどね……

現代社会が舞台の作品の場合は誇張はあっても完全にありえないというレベルではないだろう
そうでなければまず日本で激しいツッコミが入るはず

日本の大学生キャラがやたらと酒を飲むのについては日本の大学生活ではサークル活動の占める割合が多い(少なくとも作品内では)から、そこでのストーリーを動かしやすくするための定番要素なんじゃないかな
人が集まって様々な話をする、人間関係を動かすのに不自然ではないシチュエーションだしね

ウチの国の大学生だとあのペースで飲むなら酒は厳しい、あえて言うならコーラか?もしそっちでいくなら二次元作品特有の謎名称コーラが出てきそう。

自分の大学時代は飲む人は好きに飲めばという感じだったな
セミナー参加者で飯を食べに行った時も酒じゃなくてコーラ飲んでたりしたし

大学や世代によるけど、ウチの国の大学生でも毎日飲んでるのはそこまで珍しくない
ただ二次元みたいに華やかでにぎやかな飲み方ではないかも

自分が大学にいた頃の学生宿舎では飲み過ぎで胃だかなんだかを悪くしたのはいたけど、全体的にはそんなに酒は好まれていなかったように思う
友達の中にはアルコール全くダメで集まりでも全く飲まないのもいたし

中国の大学生でも毎日飲んでるのはそこそこいる。俺が実習に行った時にルームメイトになった人とか毎日数缶の麦ジュースやってたよ
俺の方は付き合ったり付き合わなかったりだったが

俺は大学の時に夜に強めの酒をちょっと飲むみたいな習慣だったので大学生としてはわりと飲んでいた方だったと思う
二次元作品みたいに大人数で飲んで騒ぐ機会はそんなに多くなかった

ウチのゼミはかなり頻繁に飲み会やってたから日本の作品の大学生みたいに飲んでいたかもしれない
先輩にやたらと飲む人がいたのが原因だけど正直鬱陶しかった

中国でも日本でも大学や学部によって違うだろうから違うとも似ているとも言い切れない話題だな……そう言えば芸術系にいった高校の同級生とか若い時から酒もタバコもかなりやるようになっていたっけ

ウチの大学は酒もタバコもダメな人多いから毎日酒飲むとかはほぼ無いな
タバコに至っては吸っているのがほぼいない、0ではないはずだが

酒を飲むのも仕事のスキルだし大学のうちに失敗含めて練習しておけみたいな話は聞く
しかし機会の問題もコストの問題もあって私はあまり飲まないままで大学生活が終わりそう

ウチの国の大学生は酒の飲み方を知らないままのが少ないから、歓迎会とかイベントの飲食でやらかす……日本の大学生は新入生の時にそういう失敗を経験しておくというのを俺はマンガで知った。リアルでは知らない!

日本では現実社会の方でもかなり飲んでいるようだ
俺の大学の時の同級生が日本の大学の院に行ったんだが、彼からゼミに入ってすぐ飲み会に連れていかれて徹夜で飲まされたという話を実際に聞いて驚いたことがある

日本のコンビニやスーパーに行ってみると販売されている酒類のスペースや種類が酒以外の普通の飲み物とほぼ同じかそれ以上だったりするので驚いたことがある

日本のコンビニの酒のスペースは驚くよね
アルコール度数低いのも高いのもあるけど、甘い酒だからどれも飲み過ぎになりそうだと感じた

日本では酒が飲めるのは20歳からなので大学生キャラが酒を飲むというのは大人のキャラだという表現にもなる
それでいて社会に出る前で受験も終わった比較的自由になる時期なので、そのゆるい空気を表現する上で酒を飲んで騒ぐという描写がテンプレ的に行われるのではないかと

日本の大学生キャラが酒飲んでばかりのイメージになったのって「ぐらんぶる」のせいでは?
あれは日本の二次元で大学生を主人公にした話では近年最も人気と評価が高い作品だ。それにアニメは規制の問題からどの作品でも飲酒描写はそんなに多くないはず。

村上春樹の作品に出てくる大学生で飲まないヤツはいないので、私の中には日本の大学生は基本的に酒飲んで過ごしているという偏見があります。

直接の知り合いではないけど動画配信やってる日本人(或いは中の人が日本人のキャラ)は頻繁に酒飲みながら雑談配信するので日本人は皆酒飲むの大好きなんだろうと思ったりもする
それに二次元作品では酒のみキャラが肯定的に描かれることも多いので、社会的なイメージもそんなに悪くないのだろうと

昔は中国でも酒飲みに関してはゆるかったし上の世代は乾杯大好きだけど、今の大学生はアルコールに過敏だという人が目立つし、酒飲みとか理解できないみたいな空気が強まっているので社会的な感覚に違いが出ているのかもな

日本は酒にかかる税金が多いから酒の消費を推奨しているんじゃなかったっけ

日本社会の消費の感覚やバランスが違うというのもあるんだろうけど、毎回店で飲んでいるのが非現実的に思える
あんなに飲んで飯食ってを頻繁に繰り返すとか親の仕送りがどれだけたくさんあるのかと……

バイトの描写と生活費が足りない描写と外で飯食って酒飲む描写があると混乱するよな
「ぐらんぶる」ではその辺もネタにしてはいたけど自分の現実の生活と比べると違和感がある
私が大学の頃は外だと生ビールを飲むのがせいぜいでワインなんかは高過ぎて頼んだことも無かったしもちろん好き放題に飲むような金は無かった

日本の居酒屋には時間内ソフトドリンクとアルコール飲み放題のプランもあるから、若い学生がとりあえずで酒を流し込んでいくことも多いらしい
さすがにウォッカを水みたいにガバガバやるのは二次元ネタの話だろうけどね

日本の大衆居酒屋でバイトしてたことがあるけど、客は基本的に社会人や年寄りだった
学生っぽい団体もたまに来たけど相対的には少なかったし大学生が毎日酒飲むというのは二次元特有の誇張がかなり混じっていると思う

日本人は酒飲むのかなり好きだよ
俺は昔高田馬場に泥酔した大学生がいっぱい倒れていたのを見てなんじゃこりゃと驚いたことはあるけど、日本の大学生が外で酒を飲みまくることに関しては日本の盛り場の治安が比較的安全だというものあるのかもね
日本では若い男なら酔いつぶれていてもそこまで危険ではないという認識なのにも驚いたのを思い出したが、新型コロナであの光景はどうなったんだろうか……

実は私は大学に入ったら酒を飲む機会がたくさんあるもんだと思っていたんだけど、現実は学生の集まりだろうが教授との食事だろうが女と飯食いに行く時だろうが基本的には酒飲まないのが基本な状態(完全に飲まないわけではないが)で過ごすことになった
もちろんこれが自分の行った大学や学部の空気や南方の都市部の習慣や空気によるものだった可能性もあるが

大学生の習慣、歴史的な背景による所もあるんだろうね
日本では大学生は昔から酒飲んで交流する文化があるし、定期的に事件も発生しているけど大学生の飲み会が禁止されることもない

日本の大学生の酒の事件はこっちにも聞こえてくるレベルだからなあ
急性アルコール中毒で死ぬのもあれば、有名大学の学生やサークルによる犯罪事件なんかもある。早稲田大学のサークルの事件などはサークルの名前がsuper freeだった影響で同時期に出たキラ・ヤマトの後継機が「スーパー」ではなく「ストライク」「フリーダムガンダム」という名前に変更されたというネタもある

でも現実では日本の若者も昔と比べて酒を飲まなくなっているらしいね。日本の酒類メーカーや飲食産業がそれでダメージ受けているというニュースを見たこともある
あと新型コロナで大学生の飲み会が激減したので今の大学生は酒を飲む習慣が無い状態なので今後の若者の飲酒量が減るという見方もあるらしい
中国や日本だけでなく欧米でも似たような話はあるし、どこの国でも若者は酒を飲まなくなっている傾向があるんじゃないかな



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国の大学生の飲酒事情なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国の大学生の飲酒は昔よりも減っているようです。その原因としては飲酒の機会の減少だけでなく、中国社会の娯楽が変化したので飲酒がお金がかかる割に楽しくない、無駄な付き合いに感じられるようになってきたという事情もあるようです」
などといった話もありました。

私が中国に留学していた当時は中国の大学生は飲む人と飲まない人がハッキリ分かれているような印象がありましたが、今ではそれが飲まない人の方がかなり優勢になっているのでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております

中国オタク「チェンソーマンというマイナー作品が気が付いたら有名になっていて驚いた」「あれはずっとマイナー系作風の有名作品だよ!」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを

正規非正規問わず日本のマンガ作品が中国に入る際には掲載されている雑誌についてやレーベル、出版社といった情報はそぎ落とされて伝わることも多く、その結果日本とは少々違う扱いになっていることも珍しくないようです。また
その辺りから生じた認識のズレが思わぬ所で出てきて話題になったりすることもあるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「マイナー作品扱いだったチェンソーマン」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので


チェンソーマンというマイナー作品が気が付いたら有名になっていて驚いた
今度の新作アニメまでウチの国ではたぶん配信無理な大作扱いになっているなんて

あれはずっとマイナー系作風の有名作品だよ!

そうなの?ずっとマニアの間で評価の高いマイナー作品だと思っていたんだが

アニメも少年ジャンプと大手事務所が関わっているので予算も多いだろうし原作評価も高い、関連事情を追いかけて考えてみれば大作扱いになるのは別に驚くような話ではないぞ

俺もずっとかなりマイナーな作品だと思っていた……それで最近は国内だけでなく欧米を見ても急に話題が増えているからマイナーを飛び出してメジャー化したのかと思ったんだが

アニメ化で一般レベルの話題性は獲得したけど、オタクの間ではずっと注目作だったよ
興味ないジャンルだと知らなくてもしょうがないが……

そもそも少年ジャンプ、それも週刊の方の連載だぞ!
二次元における最大の媒体での連載だから一般人ならともかくオタクがマイナー扱いするのはどうなんだろうと思ってしまう

まことに申し訳ありません
俺もちょっと前まで百合系作品みたいにファンの声が大きいから目立っているタイプの作品だと思っていました!

ジャンプで週刊連載されていた作品がなぜマイナー扱いになるのか
打ち切りだとネタにされるような作品であっても週刊少年ジャンプ連載の時点で日本の二次元業界では一線級だ

ネットメディアが基本だと実感がわかないのは分かるが、雑誌は限られた紙面の奪い合いだからね
そこに載るだけでも非常に難しい

でもマイナー扱いする人がいるのは分かる。
実は自分もアニメ化ではじめてこの作品が少年ジャンプ作品だと知った……グロ系好きじゃない自分でも名前だけは知っていたけど、それについてはマイナー作品だけど熱心なファンがいるからだと思っていた。

ついでだから聞きたいんだけど連載当時の「チェンソーマン」の評価ってどうだったの?ファン界隈を飛び出すようなレベルの人気や評価だったの?

日本でどうかは知らないけど、連載当時はこっちではわりと分かりやすい「マイナーな名作」扱いだったかな
作者の藤本タツキの知名度や過去作の「ファイアパンチ」の評価もかなり上がったけど、一部のマンガ読みの間に留まっていて興味がない人まで引き込むようなレベルではなかった

言っては何だが「ファイアパンチ」の方はマイナー作品扱いをしても間違いではないと思う
少年ジャンプではあってもweb媒体のジャンプ+での連載だったからな

ジャンプ+も少年ジャンプブランドだから他の媒体と比べたら別にマイナーではないと思う
「SPY×FAMILY」だって連載は少年ジャンプではなくジャンプ+だ

日本の二次元系の雑誌媒体とweb媒体の影響力や評価が分からない
特にマンガ関係は本当に分からない……

基本的には少年マンガ雑誌が最も影響力が大きくその中でも少年ジャンプが最強でその下に少年マガジン、少年サンデーという昔からの覚え方で良いと思うよ
web媒体出身の人気作品も出ているけどそこは出版社や雑誌のブランドと同じ扱いでも良いはず
青年マンガ雑誌は規模的には少年マンガより小さい、あと角川系はオタク向けやサブカル向けの独自路線なのでマイナー向けだが二次元限定で爆発することもある

少年ジャンプの人気作品だから二次元でもトップレベルのメジャー作品だよ
ジャンプの新世代の人気作品として雑誌を支えていた

さすがに支えていたレベルではなかったような?
「チェンソーマン」の連載期間中の少年ジャンプは「ONE PIECE」や「鬼滅の刃」、「呪術廻戦」とかが看板扱いだったはずだから
あとアニメは微妙扱いされがちだが「約束のネバーランド」や「Dr.STONE」も上の方にいるので「チェンソーマン」の人気を少年ジャンプ内だけで考えると少々厳しめの評価になる

確か去年11巻が出た時に累計販売部数1100万というニュースがあったから近年のマンガの中では「非常に売れている」作品ではあるんだけどね
ただウチの国では支持層や暴力的な内容からどうしてもマイナー扱いになるだろうな……

そもそも「チェンソーマン」が少年マンガ扱いだと認識している人がどれだけいるのだろうか?
少年向けじゃないという認識があるならウチの国でマイナー作品扱いされるのも当然という気もしてくる。

マイナーとかありえない。俺は「チェンソーマン」ほどアニメ化前の時点でマンガの評価が高くて盛り上がっていた作品を知らない。

今はマンガ読む人が少ないので……そういう意味でも「マンガを読む人限定」の盛り上がりが、マイナーだったことの証明になりそう

前世紀の海賊版マンガ全盛の頃とは違って今のウチの国のオタクはアニメの影響力が圧倒的に強くなっているからマンガだけでは厳しいんだよ
ただそれとは別に「チェンソーマン」はそのB級な作風でマイナー作品扱いされがちな所があるのを否定するのは難しい気がする

国内でも第一話から人気爆発してたぞ
フォーラムの過去ログを見れば高評価が出ていたのも分かる

それは好みに合った人間評価した人間がいるという話でこっちで人気になった、メジャーな扱いだったことの証明にはならんだろ……

自分の印象だとマンガだけで見た場合の盛り上がり具合は「進撃の巨人」以下、「東京喰種」以上くらいかな?
この2作品もアニメ化前はマンガだけしかないから評価は高くてもマイナー作品的な扱いをされていたし「チェンソーマン」もマイナー作品扱いは仕方が無い気もする。

「チェンソーマン」は少年ジャンプ掲載ではあるけど雑誌連載の方ではそこまで人気が高かったわけではなく、単行本が売れるタイプの作品だから生き残れた
自分の見ていた範囲では最初の頃は評価する声だけでなく打ち切りの心配の声も多かったように記憶している

明確にB級路線のマンガだからウチの国の二次元界隈ではどうしても受け入れられる人間は限られる
ただそういう作品がアニメ化で見やすくなってウチの国でも大人気になったことはあるし、私もアニメ化に関してはかなり期待しているが、今のウチの国であの内容の配信は無理だよね……

私は「チェンソーマン」に対しては定期的に出てくる「最初から凄かった」という話と合わせて自分は昔から評価していると語りたがられる作品という印象もあるな

さすがにウチの国で最初から有名というのは無いだろう
しかし少年ジャンプ掲載作品なので「皆は知らないけど自分は評価している」的な扱いをするのもわりと難しい気がする
日本ではかなり初期の頃から高評価でクリエイター層の反応も良かったしね

国内だと当初はマイナー扱い、ファンも小規模だったよ
ただ名場面の切り取りやネタ情報も豊富で一度火がついてからは人気が上昇するのも速かった

俺もそんな印象だ
ネタ情報から作品を追いかけるようになったけどスゴイ勢いで評価が高まっていったのを覚えている

しかし改めて考えて見るとウチの国では雑誌連載、連載媒体の強さというのは意識されていないなあ……マイナー作品だと勘違いされている作品は「チェンソーマン」以外にも少なくないんだろうな

ファンサブ翻訳でも版権買った正規ルートでも基本的に作品単体で流れているので中国に入った段階で雑誌の情報は無くなるからな
雑誌の情報は作品に関して調べるようなマニアしか意識しない

この話題を追いかけていて愕然とした。「チェンソーマン」がマイナー作品扱いとかありえないだろ……
B級作品的な要素が多いとか少年マンガではなく実質青年マンガといった部分はあるけど、本筋に注目してみれば王道の熱血系マンガなのが分かるのにマイナー作品やネタ作品扱いするのはどうかと思う

俺も王道的な展開なのは認めるけど、あそこまでバイオレンスで血腥くて更に心をへし折りに来る作品だと読む人を選ぶだろうと思ってしまうし、マイナー扱いというか「「メジャー扱いされない」というのも分かる気がする

自分も藤本タツキの作品は長編も短編も面白いと思うけど子供に見せるものではない、子供では理解できないと考えてしまう
そして余計に少年マンガ、少年ジャンプとの関係が頭に入らなくなるというか……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における作品評価や周辺の空気などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では過去に字幕組など非正規ルートを経由して作品が入ってくることが多かったので雑誌で日本の作品をまとめて見る機会は無かったと思います。現在の漫画の正規配信でも版権を買って配信しているプラットフォームは意識しますが作品が掲載された雑誌や出版社を意識する機会は少ないです」

「逆に日本よりも強く意識されているのはアニメ制作会社だと思います。中国ではアニメ制作に誰が参加するかではなくどのアニメ制作会社が作るかというのが新番の事前予想の際に重視されます」

「最近では監督や脚本に対する注目も増大していますがアニメの制作会社重視の傾向事態は変化していません。中国ではダメなアニメを作った会社が自分の好きな作品のアニメ化を担当するという情報に絶望するオタクもよく見かけます」

などといった話もありました。

今回の記事をまとめている時に、以前中国のラノベ事情を追いかけた時に日本のラノベレーベルが中国ではほぼ意識されていないのを見つけて面白いと感じたのを思い出しました。
中国では日本のマンガに関しても雑誌や出版社情報無しで作品が認識されている所がありそうなので改めて気になってきましたが……どの辺りから調べれば良いのでしょうかね。オタクの場合は作品の背景に関する情報も把握している人も多いので「知られていない」「意識されていない」というのを調べるのは逆に難しかったりするもので。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ日本の作品には目を描かないキャラが出てくるのだろう?作品の主人公でも薄い本のキャラでも結構見かける」

ありがたいことに手頃なネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本のアニメやマンガにおける定番ネタに関する話題が飛び交っていますが、そんな話題の中に日本のマンガの表現や演出、その意味に関するものもあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のマンガに出てくる目を描かないキャラ」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今更聞くのもなんだけど、なぜ日本の作品には目を描かないキャラが出てくるのだろう?作品の主人公でも薄い本のキャラでも結構見かける

主人公の方はギャルゲー主人公とかに多いが、無個性アピールの記号じゃないかな

内向的なキャラの記号表現でもあるんだけど、最近の薄い本だと目の部分を描かない男役も多いからそっちの方がイメージされやすいか?

一般作品と薄い本で別物に思えるかもしれないけど、余計な情報を加えない、無個性にするという狙いが根底にあるから共通する表現技法とも言えるかと

作品ごとにキャラの顔の合う合わないというのはあるし、読者やプレイヤーの感性次第な所もある
醜く描いてもカッコよく描いてもダメな時はダメなので描かずに済ませるというのも一つの手段だ

カッコ良くてもダメなのか……?

カッコ良過ぎる主人公が合わない、読者に感情移入されないというケースもあるんだよ
更にそれ以上に難しいのが個人的な絵柄の好み

理由としては感情移入、没入感の関係が大きいと思う
それに関しては絵のクオリティを上げる、カッコ良くすれば良いとは限らないからね

作品を供給する側からすると絵柄の好みには外した場合が痛い
作品の内容やジャンル的にそこに力を入れる必要が無い場合は無難な方に行くのも当然だ

なるほど、確かに私は狙いや性癖は分かるけど絵柄が好みじゃないとかあまりに醜過ぎて読む気にならなかった作品というのもあるな

薄い本の場合はもうエロ担当の男性キャラという概念、記号みたいな存在になっているからなあ……そういうもの、表現技法だと受け入れるしかない

見ている物がバレそうだが私の中では目を描かない男=いつの間にかNTR系作品に出てくる存在というイメージが……

昔はギャルゲーの主人公の特徴だったのにね!

今は髪形まで描いて眼だけ描かないというのが主流だから昔とはまた違うように感じるんだが

昔は髪で隠す、影で隠すという形だったな
あと髪で隠す場合は髪が透過状態になって下の目も見えるようになることが少なくない

近年の眼を描かないキャラに関しては没入感狙いよりも、余計な個性を付けないことやモブ的な存在を強調することを狙っている気がする

そういえばユーザークリエイトの新キャラを導入できるゲームでは以前から目だけ描かないキャラになっているのをよく見かけたような……

私はガンダムのゲームやアリスソフトのゲームとかで見かけた気がする
今は家庭用ゲーム機だとどこもキャラクリでパーツ組み合わせて顔作るのが普通になってるけどね

自分の中だと純愛系の作品だと目を描かないというイメージがあるんだけど、これもやはり主人公に余計な特徴を付けずに感情移入してもらうという意図なんだろうか?

できるだけ多くの人の好みに対応できるようにというのはあるだろう。上でも言われているように、主人公がカッコ良過ぎても避けられてしまうリスクはある。
それと純愛系の男主人公はどちらかと言えば目もきちんと描かれている方が多いんじゃないかな。恋愛の過程でキャラクター性は出てくるわけだし、表情も演出の一つになるから。

顔が描かれないといえばやはりNTR系の薄い本じゃないかな……あの辺はある種のシチュエーション特化の作品だから、男の方は寝取る方も寝取られる方も極端な特徴は必要ない
私は作者の好みが出たのかカッコ良過ぎてなんか違うということになったり、醜くて不快過ぎてシチュエーションに浸れない作品にたまに出会うけど、それなら顔を描かないキャラの方がマシだと思うこともある。

そういう事情もあるのか
私は一般向けでも18禁でも男性向けではどうせ男の顔なんか見ないから手抜きしているんだろうと思っていたよ!

手抜きというか省コストというのはもちろんあるだろうね
男の顔なんて重要じゃないからというのも間違いではない
メディアは違うけど、ちょっと前に流行ってた携帯向けの短編ムービーでも男の顔なんて十数秒映るかどうかみたいな扱いになっていたようなものさ

目も髪も描くとなったら作業量の負担は小さくないからね
それを描かない、或いは描く部分を減らしてその分の制作時間をメインキャラ、特にヒロインに振り分けるのは正しい

ギャルゲーの主人公の場合、プレイヤーが操作して成長したりストーリーを体験したりするわけだから基本的に個性は削った方が良い
それに対してラブコメ作品は主人公とヒロインの関係に萌えるから主人公が無個性だとヒロインが惚れる理由が出てこないのでヒロインの魅力もストーリーの魅力も薄れてしまうので顔を描いて個性も強める方が良い

でも無個性アピールするけどCVが付いて結局妙に個性的になる主人公とかいるよね!

近年のラブコメ人気作品は男性キャラが好かれる性格、容姿(美形では無くても不快ではない)なことが多い
逆に無個性、やさしいだけみたいな旧来のギャルゲー主人公みたいなのは嫌われがちだし目隠れ状態な主人公もあまり見なくなったように思う

FPS的に見るのとTPS的に見るのとの違いとも言えそう。

目を描くと表情が強く出るし記号的な人形、舞台装置キャラではなくなっていく
それが無い方が良い、あると好みが分かれるジャンルも存在する

メインキャラではない、モブキャラ或いは不特定多数の群衆の一人的なキャラを表現する上で顔を描かないみたいなのはあるね
まぁそれに関しても省コスト的な理由が同時に存在するケースが多いけど

読者層の違いというのもあると思われる
上の方でも言われているけど男性向け作品だと男の顔の優先順位は相対的に下だからリソースを節約するという意味もある

女性向けの作品のモブの描き方まで注目して読んだことは無いから分からないけど、男性キャラの顔に関しては女性向け作品の方が情報が多い気がするな

理解できる話だ。例えば男性キャラが頬を赤らめる描写や、目元の化粧が常に入るのは女性向け作品、或いは女性向け作品で活躍した経験のある作者であることが多いといった話はある。

ストーリーの評価の際によく使われるのもあってか「舞台装置的なキャラ」というのは否定的な意味になることが多いけど、シチュエーション特化の短編、主人公を読者やプレイヤーの分身として受け止めて欲しい作品では「舞台装置的なキャラ」の方が相応しいケースもあるからな
日本の二次元作品に出てくる顔の描かれていないキャラは、そういった需要の中で発展してきた表現という見方もできそうだ



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな方向に話が飛びながらの議論が行われていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「二次元ではたまに自分は慣れていても、新人の人が慣れていなくて不思議に感じる、何か不気味に感じる表現というのはあります」

「日本ではあまり無いようですが、中国では二次元系作品に接した経験の無い人からマンガの誇張表現が分からないという話が出ることがあります。また極端な例としては読み方が分からない(コマの順番や流れが分からない)という話が出てきたこともありました」

といった話もありました。

アニメやマンガのキャラクターデザインや劇中の描写には様々な誇張や省略の表現がありますが、そういったものを見慣れていない人がどう受け止めるのかはちょっと気になりますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「赤松健が参議院で本当に当選した模様。可能性はあると聞いていたが実際に当選したと聞くと驚く」

先日の参院選で赤松健先生が当選しましたが、ありがたいことにこの件に関する質問やネタのタレコミを複数いただいておりますので今回はそれについてを。
『ラブひな』赤松健氏、当選確実 漫画家として国会議員に「日本が変わります」(ORICON NEWS)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「漫画家の赤松健が参院選で当選」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


赤松健が参議院で本当に当選した模様。
可能性はあると聞いていたが実際に当選したと聞くと驚く。

本当に成功するとはね。
でもマンガの仕事の方はどうするんだ?最近どうなのかは知らないが「UQ HOLDER!」の連載が飛び飛びになっていたのでは?

連載終了させて選挙活動に入っているからそこは準備万端のようだ。
もし落ちていた場合は政治活動から身を引いてまた漫画描くつもりだったらしい。

落ちたら落ちたでネタになるし、漫画家としては何かとおいしい活動だったのかもしれない。

欧米の議員は俳優だとかスポーツ選手だとかの人気を背景に政治家になるのも珍しくないとは聞いていたが、日本ではオタク向けマンガの人気と知名度で政治家になれるのか。良いのか悪いのか自分にはよく分からないが、なんだかスゴイとは感じる。

一気に偉くなったみたいだけど、ウチの国で例えるなら何級くらいなの?

参議院の議員だからウチの国の官員とは違うぞ……ウチの国で強引に例えるなら人民代表大会代表の方だ。

そんなことになっていたのか……しかし彼は結局どういう方向で政治活動すると言って当選したの?

基本的にはクリエイターや作品の保護、創作に対する規制強化の流れを食い止めるといった方向のようだ。
しかし規制全面解除、エロの制限なしやモザイク除去みたいな方向ではない。あと赤松健は海賊版とずっと戦っているからこっちのオタク界隈の空気で想像されるような方向とは違う所も少なくないかと。

赤松健は海賊版対策の一環として「ラブひな」を公式無料配信していたりするからね。
ただウチの国は無料配布が権利放棄ではない、再配布や翻訳しての配布を勝手にしていいわけではないというのを理解していない人間も多いから、たぶん赤松健の活動の意図が把握しきれていない人もいるんだろうな……

まだ当選しただけ。今後どういう活動をするかを見ないと判断できないだろう。
選挙に当選した後に公約を実現できない政治家はたくさんいる。

全て実現できるわけが無いとは言え、それでもやらないと規制って強まるばかりだ。オタク票を背負ってクリエイターの現場とつながっている議員を送り込めたということ自体は悪いことじゃない。他の所はさておき、これに関しては日本社会の良さと言ってもいいんじゃないかね。

私は赤松健の秋葉原の街頭演説を聞いたことがあるけど、言っていることは悪くなかったよ。どれだけ実現できるかはさておき、少なくともクリエイターやオタク界隈に対してはプラスになりそうだと感じた。

でもなあ……彼を信用できるのか?こういうのって権力握ったらかつてのファンを否定する、敵みたいな存在と化すケースばかりが思い浮かぶんだけど。

「ネギま」で求められていた学園ラブコメ要素切り捨て、「アンケートと業界の動向を知っている自分が正しい」とバトル路線突き進んでぐっだぐだにした過去の事例があるから信用しにくいよな!

近年の赤松健は「UQ」でファンを裏切り続けたからオタクからの印象悪過ぎないか?
正直に言えばよく当選できたと思ってしまう。

「ネギま」までならともかく「UQ」は好きじゃない人多いよね。こっちのフォーラムでも批判ばかり目にする。
まぁその前に二つ名作があるからそっちのイメージを活用したのかな?選挙カーもラブひな仕様だったらしいし。

そしてラブひな選挙カーは事故で大破……俺はこのニュースを聞いた時点では当選とかではなくネタ枠だと思っていた。動画サイトで見かける日本の選挙番組の演説もヘンな人多いからね。

ところで「UQ」の前の二つの名作って「ラブひな」と、あと一つは「A・Iが止まらない!」と「ネギま」のどっちだい?
「ネギま」に関しては路線変更でかなりアンチ増えたし最後の投げっぱなしエンドで評価ガタ落ちだった記憶もあるんだけど!

「UQ」の方は作品の内容よりも過去の作品の世界観やキャラをぶち壊してきたのが本当に忌々しい。しかも途中から「ネギま2」をタイトルにつけるとか読者をバカにし過ぎだ、政治でも似たようなことやるんじゃないかと不信感しかない。

バトル路線のアレは赤松健がやりたかったけど向いてなかった、センスが古くなっていたことによる問題もあったから……
それはともかく赤松健の規制反対運動に関しては周辺部分の主張がわりとコロコロ変わったりしているけどマンガ図書館Zとかで権利保護と無料配信と絶版作品の復活を並行して行うなどの実績はある。
現時点では業界の権利保護に関して良い方の人材ではあるのも確かだ

こういう作家が政治の世界に入るというのは難しいね。
「作品の方で裏切られた」というかなり強めの実体験があると信用できない!!

作品を見ると昔からロジックで人気要素を組み合わせる、センスよりも流行りを分析して流れに乗るタイプだからわりと政治の方に向いてそうな気もするな。著作権関連の制度に関する経験、手続きについての知識も近年の活動で豊富なようだし。

個人的な印象で語ってしまうが、赤松健ってアンチや見下している人間も多い漫画家だったからオタクからの支持で当選したのは意外だった。

日本でも近年は青少年への悪影響とかではなく、非実在青少年キャラの保護という意味不明な理由で規制が入るなど楽観的ではいられなくなっているからな。作品とは別に赤松健の活動を支持するオタクは増えていると聞く。

規制反対派の議員としては自民党の山田太郎がいるけど(こっちでは「エロアニメのモザイク廃止で当選「というネタで有名なのが悲しいが」、彼とも協力した上で政治活動に入っているから恐らく俺達が想像しているよりもかなり正攻法の政治活動をやっていると思われる。

私は良い悪いで言うなら間違いなく良いことだと思う。あと赤松健は日本漫画家協会の幹部やってる時も基本的に問題無かったと記憶しているから方針転換でオタクの敵になるとかはあまり心配しないでよさそう。

赤松健自身の活動は良いとしても自民党にもらった地位というのが不安だ。組織として規制推進してくる可能性は否定できない。

同感だ。自民党から出馬ということでは何も期待できない。

比例での当選だが自民党内でも上位の当選なので彼に投票する支持層が存在するのを証明したと言える。もらったというほど一方的ではないかと。
今後の赤松健による影響、自民党からの扱いもそこそこ良くなるみたいだ。

日本では直前にAV規制の法律(これも自民党がやったものだけど)が成立してしまったので赤松健の当選に関してはそれに対する不安と反発からの後押しもあったらしい。
それから自民党は党内派閥が複数あるので活動の方向性も一つではない。今の日本において本気でオタクの権利保護やるなら与党の自民党でやるのが現実的だという事情もあったと思われる。

以前同じく創作の自由を訴えて当選した山田太郎も自民党所属で出馬していたしね。
それに今の日本の左派はウチの国と同じようにフェミニズムが強くなっているのでオタクの保護は期待できないらしい……

実際、日本の表現の自由とやらもヒドイことになっている。
結局上の方の関係者、お偉いさんの認める「正しい価値のあるもの」に金を注ぎこむための表現の自由はあるが、正しい価値の無いもの低劣なものは規制すべきという思想も強いから文化的な創作の基礎になる部分を雑に一掃して結果的にコンテンツ業界全体へのダメージが発生している。

自民党の名前を背景に選挙に出た=自民党というわけではないよ。無党派であっても自民党などの党が応援するやり方がある(ただし活動費などの支援はない)
言ってみれば政治的な同盟関係だな。山田太郎もこれで当選した。

赤松健は今回「自民党から立候補」だからさすがに自民党と関係無しではないぞ。比較的軽い関係ではあるんだろうけど。
山田太郎は複数の党を渡り歩いての当選と落選を経て現在は自民党所属で議員やっているね。

この件に関しては赤松健が信用できるのかという疑問に関しては作品と分けて考えるべきだろう。彼は今回オタク層、二次元クリエイター層を支持基盤として当選したわけだから裏切るも何もない。

作品の内容や制作とかとは別の話だからね。創作の権利保護に関してなら赤松健は現在最も積極的な人間の一人だったのは間違いない。

まぁウチの国にはネット小説でのし上がったくせに、作家協会入りした後はネット小説などの娯楽方面の規制推進に協力するようになり昔自分が昔書いてた作品まで規制しだした人気作家とかいるからね……
赤松健が議員になってから「ラブひな」と「ネギま」を否定する、規制しようとする可能性を考えてしまうのも分からなくはない。

言ってることをどれだけ実現できるか信用できないというならともかく、単純に規制強化に回ることはさすがに無いと思うが。日本の議員は次の選挙があるから掲げた選挙公約をあまりに無視すると地位を失う。上だけ見てればいいわけでは無い。

こっちの協会とかにありがちな呼ばれた推薦されたで入るのではなく選挙で入ったからな。色んな意味で今後の評価に影響するから、好き勝手できる権力を手に入れたというわけではない。

それにしても日本でついに漫画家出身の政治家が出たのか……政治ネタを扱う漫画家は少なくなかったが、実際に政治に飛び込むのはやはり珍しいんだろうね。

漫画家では畑健二郎や朝凪から祝福の声が出ているのも見かけた。漫画家からしてみればやはり赤松健の活動自体は歓迎されるものなのだろう。ラブコメエログロ暴力描写等々、規制しろと言われる部分はいくらでも出てくるからね。

プロの漫画家からの声といえば、私は久米田康治の感想を知りたい!!



とまぁ、こんな感じで。
日本の政治方面になると興味の有無や知識の量や方向性に個人差があるので、やはり受け止め方にもかなり幅があるようでした。

ちなみにこの件に関するネタを教えてくれた方からは
「外国の政治制度の現場やそれに対する一般庶民の感覚というのはやはり把握しきれない所があります。正直に言えば私も日本の選挙制度に関して、例えば公認と推薦の違いや選挙における実際の影響などを完全に理解できている自信はありません!」
などといった話や
「今回の赤松健先生の当選に関してもどの程度真面目にとらえるべきなのか迷っている人も出ている」
といった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本でエロアニメモザイク廃止政策で当選した議員が出たぞ!」「この人はネタではなく本当にアニメマンガゲーム界隈に対して大きな貢献をしている政治家だよ」

中国オタク「ウチの国には現在月刊漫画雑誌がほぼ無いからドラマ版『月刊少女野崎くんのタイトル』から『月刊』が消えたのかもしれない……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

以前の記事
中国オタク「日本産中華ファンタジー作品、彩雲国物語を国産実写化?どういうこと?」
でも紹介させていただいた中国の動画サイトiqiyiから発表された新作ドラマで「月刊少女野崎くん」を原作にした作品の中国語版タイトルが
「開画!少女漫」
に決まったそうです。中国のネットのニュースはコチラコチラ(どちらも中国語)などをご参照ください。

中国語版タイトルは日本語タイトルの月刊漫画雑誌をもじった所が消えていますが、これに関しては
「現在の中国では漫画雑誌、特に月刊漫画雑誌が虫の息状態なため中国向けに設定を変更した影響もあるのでは?」
という見方もあるそうです。

そんな訳で中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国の月刊漫画雑誌の状況」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


国産ドラマ版「月刊少女野崎くん」のタイトルは「開画!少女漫」になった模様。
ウチの国には現在月刊漫画雑誌がほぼ無いからドラマ版月刊少女野崎くんのタイトルから「月刊」が消えたのかもしれない……

こっちで広まっている作品の中国語タイトル「月刊少女野崎君」、通称「月刊少女」をどこかに入れるだろうと思ったらそう来たか。
まぁ月刊と言われてもすぐに実感がわかないとかイメージし難い人も少なくないだろうしな。

ドラマの視聴者層は月刊漫画雑誌を知らないとか名前の意味は把握しても中身が分からないみたいなのはあるかもしれない。
作品タイトルって第一印象が重要だから調べれば分かる、少し考えれば分かるから大丈夫という話ではないしね。

ドラマの方は設定をネット連載とかにするのかもね。
現在の国内環境だと紙媒体で稼げる漫画家というのがほぼ成立しないわけで。

ネット連載だと「月刊」という言葉が消えるのは普通だろう。
ただ「月刊少女」という言葉の刺さり方が消えるのはちょっともったいない気もする。

中国を舞台に中国人がという形に翻案するだろうから「野崎君」は消えるかもしれないとは思っていたが「月刊」も消えるか……

私もそんな感じで考えていた。外国の原作買って映像化する際にキャラの名前を原作そのままにするケースはそんなに無いからね。

少女マンガだけは通じるから残ったと。でも月刊マンガ雑誌って本当にウチの国では消えたよな……

昔は漫画雑誌も二次元系のアニメ情報雑誌も月刊や隔週や週刊のが存在したはずなんだけど!

私は中学の頃から数年「卡通王」とかを買い続けていたんだが、今調べたら2008年に休刊していた。もう15年近く前になるのか。

海賊版マンガによる市場の拡大の影響もあり、90年代半ば頃からウチの国の漫画雑誌がかなり活発に出版されていた時期がある。当時は様々な雑誌が出ては消えしていたけど気が付いたら漫画雑誌を見かけなくなっていた。

その時期以降だと、2010年代半ば頃からの国産ネット小説原作マンガの流れもあるな。その辺りの漫画雑誌なら最初は月刊、その後は隔週、週刊になっていったような?今どうなってるのかは分からんがさすがに完全に死んではいないはず。

もっと昔だと漫画月刊なんてのもあったよ。中国発のマンガの定期観光雑誌で確か80年代半ば創刊だった。

あの頃は漫画雑誌以外にも月刊のライトノベル雑誌とかもあったよね。

二次元系雑誌だと国産系作品で一時代を築いたのは間違いない「知音漫客」はどうだったかな……と調べてみたら刊行ペースが変わり過ぎてよく分からん。
最初は月刊だったけど隔週、週刊と変わって今はまた隔週なのか?

考えてみればどの雑誌も月刊や隔週だったのがペースが加速して週間になりクオリティも人気も維持できずに失速していたような……あれは稼げるうちに稼ごうということだったのかね

人気のある、成功した分野で勝ち逃げを狙うのはウチの国だとありがちだからな。

売る場所の問題もあったのではないかと。街のスタンドや売店で販売する場合、月刊だと客の記憶に残らず売れないので置いてもらえなくなる。
更に昔は郵便局での定期購入が販売ルートとして強かった時代もあったそうだが、国産漫画雑誌が盛り上がった時代はそういうのでは追いつかなくなっていたからね、

自分が買ったことのある漫画雑誌に関して改めて調べたてみた。
「月刊だった時期もある」雑誌はあったが、月刊を維持している雑誌は少なかった。実際自分の記憶でも大体が週刊或いは隔週刊で売られていた。

どれも大体そんな感じだろう。私の買っていた「漫画派対」も途中で月刊から隔週刊になった。

うーむ……私も「月刊」漫画雑誌の記憶はあまり無いな……中国のドラマのタイトルで消えるのも仕方が無い気はする。
中国が舞台では月刊漫画雑誌で活躍する漫画家という設定にリアリティが無いのは間違いないし。

今は紙媒体がほぼダメになってネット連載が主流、そしてネット連載でも月刊ペースは珍しいから「月刊」という言葉はドラマ視聴者層に刺さらないだろう。
一応昔からの紙媒体雑誌で生き残っている所はアプリとの連動とかもやってるけど、紙媒体との距離をどうするかで苦戦している印象だね、

ウチの国の漫画雑誌は最後はどれも週刊になっていく……更新スピード上げないと生き残れなかった、そしてネット媒体に負けていったという印象なのだが

日本の二次元系は月刊ペースのがあったよ。角川との合弁だった天聞角川から出ていた「天漫」とか。

「天漫」は実家の俺の本棚にかなり揃ってる。俺はあの雑誌経由で「Fate」や「ガンダムUC」にきちんと把握できるようになった。

小学館系の少年マンガを主力にした「龍漫」もあった。私が買っていた当時は国産マンガ連載もかなり頑張っていたのだが。

そうそう。「龍漫」も月刊だった。今調べたらやはり休刊していたが。

しかし日本だと、どうして月間漫画雑誌がまだ生き残れているんだ?
現在のネット環境では日本の週刊のマンガ雑誌でさえ厳しくなっているはずなのに、規模縮小しながらも続けられているというのは不思議。

日本は旧来の紙出版媒体市場がいまだに強いのと、月刊漫画雑誌が新人発掘や短編発表の場所としても機能しているんだよ。
少年マンガの週刊ペースだと描ける作家も掲載できる雑誌も限られてくるから。

月刊マンガ雑誌は基本的にはマニア向け、現在の最前線から離れた作家、ファンを相手に商売できるのが大きいんだろう。
この辺は日本のマンガ業界の歴史の長さ、客層の厚さによる所もあるのでウチの国でやるのは厳しい。

上の方でちょっと出ているけど、日本の場合は多くの書店で月刊誌のコーナーが常設されている、在庫が確保されていて買いやすいという事情もある。
ウチの国のように買い逃したらそれで終わり、発売日近辺以外はどこに売っているかもハッキリしないという事態は発生し難い。ウチの国は月刊ペースで売るためのルートが不足していて、その後更にネットメディアが普及して媒体としてのマンガ雑誌はほぼ死んだ

日本の少女マンガ、女性向けのマンガは月間雑誌が多いんだよな。
そして独自の雑誌連載、単行本での販売、人気作品の実写化といったビジネスモデルが存在する。基本的に作品の課金と広告だけで稼がないといけないネット媒体とは違った飯の食い方になっているようだ。

ネット媒体だと良くも悪くも作品の爽快感と生産力勝負になっちゃうのがね。そういうのに向いていないジャンルが死滅してしまうし、そういうのを見たい読者も描きたい作家も生存を許されなくなる。

ネット媒体のマンガを見ている読者からしたら月刊ペースでは更新が遅すぎる。
実際、人気作品でも更新ペースに関して読者と作者とプラットフォームでゴタゴタしているのはよくある話だ。

例えば「逃げ恥」の原作も女性向け月刊漫画雑誌掲載作品だな。日本の女性向けでは少女漫画雑誌だけでなく、上の世代をターゲットにした女性向け漫画があるから読者も年齢と好みに沿った移動ができる。もちろんBL系の雑誌もある。

そもそも、月刊ペースだから日本では少女漫画家の発掘、プロとしての活動が成立してきたという背景がある。日本の少女漫画家は学生のうちにデビューして雑誌掲載、連載になることも少なくない。
「野崎くん」は男の学生で少女漫画家というのが珍しいネタになっているけど、実は学生の少女漫画家というのは日本のマンガ業界ではそこまで珍しくはないんだよ。

月刊漫画雑誌が存在しない、或いは今のようなネット媒体だけだったら日本の少女漫画家が学生のうちにデビューして活動していくこともなかったし、ドラマの原作になるような女性向けマンガ作品も今のようなレベルと方向性では生産されなかったかもしれないということか。
しかし「月刊少女野崎くん」って面白いんだけど背景について考え出すとウチの国のマンガ業界に希望が持てなくなって来る作品なのかもな……



とまぁ、こんな感じで。
中国の月刊漫画雑誌事情に関する話もイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国の月刊漫画雑誌に関しては販売する場所の問題も大きいと思います。日本の書店のようなマンガ専門スペースがある書店はほぼ無いですし、雑誌は書店よりも报刊亭など街角にあるスタンドで買うことが多いです」

「私は昔漫画雑誌やアニメ雑誌を学校の近くの売店で買っていましたが置いてある場所も数もかなり少なくて欲しい雑誌を探すのに苦労したこともあります」

「しかしその後電子書籍が普及するようになって場所や在庫の問題がほぼ無視できるようになっても中国では月刊連載的な作品は盛り上がっていませんし、日本では普通に電子書籍に移行しながらビジネスとして成立しているのを見ると、月刊漫画雑誌と中国の業界や読者の相性が悪い部分もあるように感じられます……」

といった話もありました。

それから上のやり取りでも出ている「龍漫」に関しては当ブログの昔の記事でネタにしたこともあるのでよろしければご参照ください(2006年の記事なので本当にこのブログを始めたばかりの頃の記事です)
コロコロコミックは中国にも進出

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ベルセルクの連載が再開される!三浦先生の友人と弟子達が伝えられた続きを描いてくれる!!」

ありがたいことに
「ベルセルク再開に関する中国の反応は?」
という質問やネタのタレコミなどを複数いただいておりますので今回はそれについてを。
『ベルセルク』再開のお知らせ(白泉社)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ベルセルク再開」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ベルセルクの連載が再開される!三浦先生の友人と弟子達が伝えられた続きを描いてくれる!!

驚いた……これは本当に驚いた。
私はもう過去のものだと考えなければならないと諦めていたのに。

これって遺志を継いで書く、みたいな話なのかな?どこまで正統な流れなのかが現時点ではよく分からない……

三浦建太郎のいないベルセルクなんてベルセルクじゃないだろ……

紅楼夢みたいなことをやろうとしているのだろうか?

悪くない。ガッツに何らかの、できれば良い決着をつけてあげて欲しい。

でもストーリーはどうなってるんだ?三浦先生がやっぱり何か残していたの?それともアシスタント達によるオリジナル展開?

アシスタントが三浦建太郎から後のストーリーを離していたんだろう、それに続きに関するノートがあったんじゃなかったっけ?
それでも続きはオリジナル要素が多くなるのは避けられないだろうけど。

いや、ストーリーの出所は森恒二から出てきたらしい。
昔大まかな最後までのあらすじを三浦建太郎と話していたとか。

終わらせるため、作品の寿命を延ばすためにやるのはどうなんだろう……マンガは商業活動だから仕方が無いのかもしれないけど。

喜びたい話ではあるんだが、実際に作品が出てくるまでは様子見かね。

私は普通に応援するよ。三浦先生の描いていた部分と比べて厳しい見方になるのは間違いないだろうけど頑張って欲しい。

「ゼロの使い魔」のような展開だ。
作品、そして亡くなった三浦先生にとって良い終わり方になってくれるといいな。

つまりベルセルクは二次元の紅楼夢になるということか……

少なくとも紅楼夢のようなパターンと比べてイロイロな意味で「正しい続き」になるだろうし、俺は嬉しい話だと感じているよ。

同意。
本当にもう、この二ヶ月程ロクなことがなかったが久々の良いニュースだ。

自分はあまり良いことには思えないね。
構想メモと設定資料などをまとめた本を出して読者の脳内補完に委ねた「トリニティブラッド」みたいにやった方が良い。

プロットがあっても別の人間が描いたら別物だからな。

だからアシスタントが描くということなんだろう。
そりゃ三浦先生御本人がフルスペック発揮するのが理想だったけど、晩年は歳による衰えからか制作スピード落ちてボトルネックになっていたのも否定はできない。

アシスタント達による「スタジオ我画」名義の作品の作画はそれなりのレベルだったよ。完全に同じではないが連載の長期化による絵柄の変更、制作環境の変更くらいにはなりそう。

今更聞くのも何だけど、なんでこの件について混乱したり驚いたりしている人が多いの……?
三浦先生はお亡くなりになったけどアシスタントにプロットだか遺稿だかを残していたというだけなんじゃないの?

最初は突然の逝去で遺構も無い、という発表だったんだよ。実際、昨年の動きはそうだった。でもここに来て突然動きが、それも続きのプロットがある前提での動きが発表されたから皆驚いている。

皆アシスタント達が何とか描いた41巻(それも特に決着とかそういうのは無し)で描ける部分は全て終わった、その後の展開は続きが三浦先生の頭の中から外に出力されていないという認識になっていたからね。

プロットが存在するというのってデマというか三浦建太郎が逝去した際に流れた「こういうのだったらいいな」的なネットの与太話だったはず。でも昨年の動きからしてたぶん三浦先生は続きを残していないだろうという認識になった。

なんかよく分からん、結局ストーリーはどこから来たんだ?三浦建太郎が残したのでなければ、アシスタントや編集によるオリジナル展開?それとも新しく原作つけたのか?

この件について名前が出ている森恒二が三浦建太郎の高校の同級生でずっと仲が良くて、完結までの大まかな流れも聞いていたというのが依然と違った新しい要素。
たぶんその話でプロット組めて作画環境的にもいけるという判断が出たから企画が動いたのではないかと。

森恒二は三浦建太郎の高校の同級生で数十年来の友人、デビュー前からの付き合いらしい。

個人的には続きが出てくるだけでも良い、出ないよりははるかに良いと考えている。
森恒二と三浦建太郎の関係に関してはよく知らないけど友人の遺作をヒドイものにすることはないだろう。
……まさかガッツとグリフィスみたいなこじらせた関係にはなってないよね!?

三浦建太郎が逝去した時に森恒二は追悼マンガを描いていた。二人の間にあった友情の深さが感じられたマンガだったし、恐らく続きに関しても商売目的だけみたいなヒドイことにはならないだろう。

アニメ化された作品が無いからこっちではあまり認識されてないけど、森恒二は青年向けの漫画家としてはそれなりのベテランだよ。あと三浦建太郎の親しい漫画家はもう一人こっちも青年向けのベテラン漫画家な技来静也がいる。
どちらも高校の同級生で三浦のアシスタントやったり修羅場の手伝いに駆り出されたりしていた。

続編なんてやらない方が良いよ。
誰が描いても三浦建太郎の考えを再現できるわけじゃない。安易な終わらせ方をするのは作品のためにならないしファンは誰も喜ばない。文字で情報を出してファンに想像させた方がよほどマシだ。

私は無いよりは有った方が良いと感じるんだけどな。途中で中断してしまった作品というのはやはり悲しいものだよ。マンガというメディアなので、文字だけで設定やあらすじを出されるのも何だか違うと思う。

クオリティ維持してくれとは言わない。ガッツとグリフィスの決着くらいはつけて欲しいんだ。

ストーリーや絵柄に対する不満は絶対に出るだろう。拒絶反応がかなり出るのは容易に想像できるし陰謀論的な非難だって出てくるだろう。
それでもやろうとする森恒二は勇気があるな……

森恒二は漫画家としてはそれなりに成功しているし自分の連載もあるから、ここで自分の名前を出してベルセルクの続きの制作に関わるのは明らかにリスクの方が高いはずだからね。
アシスタント達だけならまだダメージは少なくなるのに。

大まかなプロットがあったというのは嬉しい話だし続きがあるだけで良い。
三浦先生の友人とアシスタント達に対するプレッシャーは大変なものだろうけど彼らがやり遂げてくれるのを祈るよ。

続編のクオリティがどうなるかはまだ何とも言えないが、森恒二と三浦先生のアシスタント達の行動はなんだか物語の中の好漢達の行動のようで心が躍る。
絵柄をできるだけ再現してくれとか考え出したらキリがないけど、やはりストーリーに決着をつけて欲しいというのが一番大きな願いだ。



とまぁ、こんな感じで。
喜ぶ人もいれば、まだ警戒気味な人もいるようでした。

ちなみにこの件についてイロイロと教えてくれた方からは
「中国オタク界隈では漫画家同士の交友関係を知る、意識する機会はあまり無いし興味を持っている人もそれほど多くない」

「本人がコンテンツになる声優と違って、漫画家本人の方を追いかける人は少ない。クリエイター側の事情に関するニュースも多く、更に同人活動がある日本とは環境が違う」

などといった話もありました。

言われてみれば楽屋裏ネタ、漫画家を対象としたような作品は中国にはあまり広まっていませんし、漫画家のインタビュー記事などがきちんと翻訳されて伝わることも稀だと感じられます。
漫画家の経歴や交友関係に関する基礎知識やイメージについては、日中の違いが意外に大きい分野なのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「三浦建太郎先生がお亡くなりになったそうだ。公式発表だから間違いない……」「ベルセルクはダークファンタジー好きが必ず通る道だった」

中国オタク「お色気目的で見始めた作品なのにそれ以外の部分の面白さに気付いてしまった作品を教えてくれ」

ありがたいことに以前
「世の中にはエロ描写を口実に好き勝手する作品、お色気要素が売りのはずなのにお色気描写以外が本編という評価になるような作品が存在しますが、中国のオタクな人達にとってそんな認識になっている作品はありますか?」
という質問をいただいておりましたが、先日ちょうどよさそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「お色気サービス目的で見始めたのに、それ以外の部分の面白さに気付いてしまった作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


お色気サービス目的で見始めた作品なのに、それ以外の部分の面白さに気付いてしまうことってない?皆がそういう体験をした作品を教えて欲しい、けしてお色気サービスの方が目的ではないんだ!本当だよ!!

分かりやすいエロだけでなく、キャラの露出度が気になるとか、なんかエロいことがありそうな雰囲気にひかれてとかでも良いの?

それくらいでも問題ないよ!
そういった方面の欲望が理由になったというのであればいい!

「To LOVEる」はドラえもん的テンプレを上手くラブコメに落とし込んだ作品だと私は思っている。矢吹先生の作画と表現技法の方が凄くて目立たないが。

「食戟のソーマ」かな……ただ段々とストーリーが微妙になって結局エロ目的でいいかという見方に戻ってしまった

犬夜叉以前の高橋留美子作品に関しては、実はエロ目的で見始めた人はかなりいたのではないかと思う。

こういうテーマなら「こどものじかん」を布教しても良いよな!?

「こどものじかん」の作者は他にも中編くらいの面白い作品描いてるよね。

このテーマなら「異種族レビュアーズ」だろう。
ネタにしか思えないはずなのに妙にロジックがしっかりしているファンタジー設定、妙に現実感のあるキャラクターが不思議な作品。しっかりしたファンタジー系世界観という意味でもトップクラスの作品なのでは。

俺がはじめてお色気サービス目的で見始めたのが「そらのおとしもの」だったが、普通に面白くて普通に感動してしまったな……

自分が「マケン姫!」を読んだきっかけは作者をエロ漫画の方で知っていたからだった……そして自分がサービスだけじゃなく燃える展開もある作品を意識するようになったのはこの作品からだった気がする

「一騎当千」はお色気と雑な三国志女体化ばかりが注目されているが、私は最初の方のストーリーも結構良いと思っている。
後の方については何も言わないでおこう。

「はぐれアイドル地獄変」は格闘部分のクオリティが妙に高いし、読んでいるうちにお色気要素がどこかにいってしまう不思議な作品。そういう描写は常にあるはずなんだが……

よく分かる。最初の方は一般向けで出来るエロ表現のギリギリを攻めているような作品だったのが、後の方になると「バキ」でも読んでいるような気分になって来るんだよね。

エロ系の作品って長くなるとストーリーが微妙になるけど前半部分は下手な一般向け作品より面白いこともある。「監獄学園」の前半部分とか本当に面白かった。

最初の方限定とかでいいなら「トリニティセブン」かな。今は何やりたいんだが分からなくなっているが、最初の方はエロ以外の部分が本当に面白かった。

「終末のハーレム」も序盤はかなり引き付けられる展開だった気がする。やはりエロが売りになる、求められている作品の場合、長期連載でエロとストーリーの両立していくのが難しいのかね。
あと「ゴールデンカムイ」をエロ目的で見始めて作品に深くハマったやつを知っている……

そっちの方向に関しては無しで頼む……
最近のだと「異種族レビュアーズ」がこの手の作品では突出しているけど、同じ原作者の「貞操逆転世界」も世界観ネタとしてかなり面白いよ。

「勇者が死んだ!」はバカエロ系作品かと思いきや、かなり読める作品だった。
JRPG勇者ネタを面白く調理している。

JRPG的なネタの方なら「時間停止勇者」とかも面白かったな。

今の感覚だとあまり良い評価にならなそうだけど「ロザリオとバンパイア」はお色気以外の部分も好きな作品だった。この作品に関してはアニメがお色気要素強くし過ぎたってのもあるらしいが……

「ストライクウィッチーズ」は軍オタの魂の方が刺激されるから困る

エロ方面ばかりが意識されるけど実は「ハイスクールD×D」はハーレム系作品の人間関係、主人公の性格や能力に関してかなり理想的なことをやった作品だと個人的にかなり評価している。

最近読んだのだと「AV男優はじめました」が良かった。最初はAV的な何かがあるかもという期待から読み始めたが、とても興味深い職業ネタのマンガだった。

ふと思いついたのだが「史上最強の弟子ケンイチ」は読んだ人の間ではバトル系少年マンガ作品としての期待とサービスシーン目的の期待はどっちが大きかったのだろうか?ハッキリと分けられるタイプの作品ではないだろうけど気になる。

まだ出ていないのだと「魔都精兵のスレイブ」を。この作品の特撮ネタに限らず、原作者は昔から元ネタがあからさまなのが多いけど気分よく読ませるということに関しては上手いと思っている。

自分の場合は「天地無用」シリーズかな。ハーレム系作品の元祖だが、作品展開が進む中でいつのまにか世界観の規模的な広さと密度、独自の技術体系をが確立されていった。

私も天地無用については同意だ。ハーレム系の人間関係を宇宙人的な時間感覚と倫理観で合理的なロジックとして成立させているのには感心する。

このテーマでならば「つぐもも」を挙げたい。
和風世界観異能バトルとして見てもかなり良い出来の作品だと思う。

「つぐもも」はバトルシーンのクオリティがかなり高いよね。私は熱血少年マンガとして見ても近年の作品の中では上位になると思っている。
しかし作者の性癖全開のエロシーンが定期的に入るせいで普通のレベルのアニメマンガ好きな知り合いに布教するのは躊躇してしまう……私自身はエロを目的に見始めたので非常に複雑だ。

「つぐもも」は作者がエロを描きたいという欲望に逆らえないのが読んでいて分かるけど、メインストーリーも気になるのでそっちも力を入れてくれという気持ちになっていくんだよね……

「つぐもも」に限らず日本のエロ系マンガにはたまに画力がトンデモナイのが混じっていたりするからな。白黒表現の凄さを思い知るのがお色気サービス豊富な作品というのもどうかと思わなくもないが、あの姿勢は敬意に値する。

画力の高さについて考えてしまうエロ要素過多な作品なら「ローゼンガーテン・サーガ」も良いぞ。

お色気をアピールするマンガって時々トンデモナイ画力の作家がいる。アニメではお色気要素の強い作品ってエロいというだけで効果があるから雑な低コスト作画になりがちなのに、マンガはどうしてそんなことになるんだろう。

お色気系作品やエロマンガってまずは絵で勝負する短編からだからな。そこの競争を勝ち残ってきた作家は絵だけで商売ができる作家ということだ。ストーリーやアイデアも含めて評価されて出てくる一般向けの作家とは背景がちょっと違う。
そういうのもあるから上の方で出ているような話が長くなるとグダグダになる作品も少なくないが、画力と描きたいものがハッキリしているから不思議な魅力のある作品も生まれるのだろう。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々の意識している作品がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは以前
「中国ではまずエロ要素だけがとても強調される傾向があるので、なかなかポルノ的な部分を宣伝する作品のポルノ的な部分以外を語る空気になりません。ただこれに関しては日本が特殊だとも考えられます。日本では昔からクリエイターがポルノを隠れ蓑にして自分の作りたいものを作り、表現したい内容を描いてきた背景があるようですから……」

「中国でも18禁galgameに関してポルノ部分以外について討論が盛り上がることはありますが、そういう作品は最初からポルノではない別の作品という扱いをされていることが多いので、やはり日本とは空気が違うように思えます」

といった話もありました。

お色気要素のある作品の受け止め方、ファン同士のやり取りに関しても中国オタク界隈独自の傾向はありますし、機会があればその辺りについても追いかけてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております

中国オタク「皆が初めて意識した打ち切り、続きが出なくなった作品って何?

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年の中国では日本の作品事情についての情報も増え、最新の展開を追いかける人も多いことなどから結果的に「作品の打ち切り」にぶつかる機会やそれに関する話題も増えているそうです。
(ちなみに「打ち切り」は中国語で「腰斬」だそうです)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「自分が打ち切りを意識した作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


皆が初めて意識した打ち切り、続きが出なくなった作品って何?
近頃は日本の作品を「追いかける」のが普通になってきたから打ち切りを意識する機会も増えていると思うんだけど。

意識した、というなら「アクタージュ」だな。
私は打ち切りを日頃あまり意識していなかったが、さすがにあの近年屈指の大型打ち切り案件は意識しないわけにはいかなかった……あれは理不尽だったよ……色んな意味で。

私にとっては「エレメンタルジェレイド」。作者が目を悪くしてしまったから仕方ないのだろうけど、長く続けている作品が終わらないのを知るのはきついものがある。

昔から人気が落ちて終わった打ち切り作品は少なくなかったから特に意識することはなかったが、「星合の空」は悪い意味で意識しないわけにはいかない作品だった……

「星合の空」はまさに「腰斬」だったよね。当初の構想の半分で終わりになったんだっけ?
群像劇で萌えじゃなく何か文芸的だか含蓄のあるだかの話をやろうという雰囲気はあったが、人気はやはり微妙でそこにダンスのパクリ発覚とかダメな事件も発生してバッサリやられるのも仕方が無いのかとは感じたな。

おっさんの自分は「スラムダンク」のアニメかなあ……続きの全国大会編があるものだと信じていた時期もあった。

「BLEACH」の作者がその前に書いていた「ZOMBIEPOWDER.」
面白いと思ったが打ち切られていたと知って驚いた

俺にとっては「エム×ゼロ」だろうか。面白いテーマで内容的にもまだまだ続けられそうだと感じていた。
かなり後になって打ち切りだと知ったけど、当時は打ち切りだなんて全く考えずに近所の漫画レンタル屋に続きが入るのをずっと待っていた。

打ち切りを意識したけど、本当にそうなのかよく分からない作品もある。
私は以前「ソウルイーター」は打ち切りだと聞いてそう信じていたが、あれは一応完結しているから一般にイメージされる打ち切りとはちょっと違うようにも感じている。

アニメは放映スケジュール変更や続編制作されないとかでハッキリと分かるけどマンガはハッキリしないことも多いからね。
このテーマなら俺は「ガンダムX」を思い付くが打ち切り決定後の展開も嫌いではない。そもそもガンダムは初代が玩具売れなくて打ち切りくらっているし打ち切り=駄作だからというわけではない。作品外の理由もある。

「トリニティ・ブラッド」は打ち切りと見ていいんだろうか?
好きな作品だったけど作者がお亡くなりになってしまって……

どうなんだろう?打ち切り寸前で無理したのが作者死亡の間接的な原因という話もあるし。

オタクの間でイメージされるのとは違うが作者がお亡くなりになって……というのもいわゆる打ち切りの範疇ではある。
そういう意味でなら「ベルセルク」はこっちでも意識した人は多かったろうね。

伏線回収無しの投げっぱなしもだけど、何かよく分からんハッピーエンドも打ち切りだというのを意識させられる。「ムシウタ」とか。

そういうのなら後の方がヘンな展開になっていつの間にか打ち切りを知った「セキレイ」も。原作は完結扱いらしいがやはりヘンな展開で私にはよく分からない。

「女神候補生」はアニメの続きがあると思って探したなあ……今のように情報が探しやすい環境ではなかったから続きの有無すら分からなかった。かなり後になってアニメは打ち切り、原作も打ち切りというのを知った。

「意識した」というならある日、作者消息不明という情報が流れてきた「ブラックブレット」かな。

自分が最初にというなら「中華一番」だったと思う。

俺も「中華一番」だった。あれで完結と言われてもなんだか受け入れられずモヤモヤだけが残った。

「中華一番」は伝説の厨具が全部出ていないのに決戦になって旅立ちエンドに困惑したのをよく覚えている。ウチの国のテレビで放映されていたしアニメの中華一番の終わりに困惑した人は当時かなりいたようだ。

「ぬらりひょんの孫」は自分が初めて本格的に追いかけた作品だったので打ち切り扱いの記憶もかなり強めに残っている。

長編になると打ち切りなのかよく分からなくなる作品も増えるように感じる。単に失速して終わるとか、まとめ切れないから雑に放り投げられるような作品もあるし。
ちなみに自分は「リボーン」のアニメかな。未来決戦編であっさり終わってそのままになるとは……

上でも言われているようにアニメは原作の最後までやらなかった=打ち切りで良いと思うけどマンガはよく分からない時もある。
基本的には急に話を終わらせる、続きがあるような展開なのに続きが出なくなったら打ち切りと見て良いのかね。

そこは出版社と作者次第だから個別に見ていくしかない。ただ少年ジャンプで連載される作品は巻数が少ないのは大体打ち切り、連載レースに勝ち残れなかった作品と見ていいはず。
なかにはアニメ化まで行っても打ち切り、という作品もあるので意識されていない打ち切り作品もかなりあるんだろうね。例えば「武装錬金」だって打ち切り作品だ。

その辺りは難しいな。
長編連載でも人気が落ちて編集側から連載終了にされたら打ち切りなわけだし。それに「武装錬金」のように打ち切りでもちゃんと綺麗に終わっている作品もあるからね。

「ダブルアーツ」はたぶん続きは出ていないんだろうな……と小さい頃にも感じていたが、後になって日本語タイトルも調べてやはり打ち切りになっていたというのを確認したから自分の中では最も打ち切りを意識した作品になっている。

わりと付き合いの長いオタク仲間がいるが、そいつに「機動戦艦ナデシコ」を見せられて、その後にそいつが打ち切りだから続きは無いぜと嬉しそうに言い放った件だけはいまだに許していない。
作品自体はかなり面白かったけどな……

まだ「シャーマンキング」が出ていないのか。あれはよく分からない終わり方だったよ……

「シャーマンキング」は確かに。
近頃は打ち切りに関しては日本の作品よりも国産マンガの方が意識するかもしれない。国産マンガ、アニメ共にね。

打ち切りに関して国産作品は日本の二次元作品とはまた違う伝わり方だよね。日本は週刊や月刊の雑誌、週1更新のアニメだから打ち切られたらすぐ分かるけど、こっちは普通の人気作品でも更新ペースが安定しないことがあるから……

国産アニメやマンガは徐々に更新が伸びていくと、リソース投入されなくなったからもう打ち切り扱いかと覚悟するようになる

国産だとなんとなく消えていく、告知されないままというのもあるよね。

最近は国産の方で何かと打ち切りが目立つように感じるのは、日本で打ち切られた作品は日本国外にあまり出てこないというのもあるのでは……

その観点には同意。まず日本の作品はこっちに入ってくる時点で人気の競争を突破しているわけだからね。

近頃は国産のマンガを追いかけると最後には不幸になるという考えになりかけている自分がいる。私の本棚に並ぶ続きの出ない単行本!

打ち切りに関する環境は変化したが、昔も今も読者がダメージを受けるのは変わらないよな。
でも今はまだ知る手段がある、語る場所があるというのはマシだと思う。昔の海賊版マンガとかの頃は打ち切りなのか業者が続き出すのやめたのか分からなかった……

あいつら売れる作品しか扱わないし最新刊だけ販売とかもやらないでセット購入強制とかも多かったからな。長編になって人気が落ちると続きを探すのが難しくなる。

昔は打ち切りに関する情報が知られていなかったと思う。今は逆にすぐに話題になってデマも混じるから別の意味で難しい所も出てきたが。

自分の打ち切りに関する知識も後になってから知ったのが多い。
実は日本での放映時に視聴率低迷で打ち切りになっていた作品とか、連載で人気が微妙で打ち切られていた作品とか。

打ち切り情報と言えばウルトラマン系はそういうのをよく聞くが正確なのかどうか分からない所もあるな。「A」や「80」とかは制作側が混乱していても打ち切りではないみたいな話もあるし。

ウルトラマンはウチの国での知名度が抜群に高いわりに作品の情報が不足している。特に昭和の作品は時代と権利の問題などから情報が少ない。

昭和ウルトラマンは日本国外の権利の問題で、今の中国では正規ルートでの視聴は実質不可能だからね……上の世代はテレビで見た記憶だけ、若い世代は視聴できない状態だ。
そして円谷の制作体制が混乱しているから制作背景についても色んな憶測が混じるし打ち切りについてもそういう文脈で語られがちと。
(訳注:権利的な問題なのか現在中国で正規配信されているウルトマンで昭和の作品は「ウルトラマンレオ」のみとなっているそうです。またかつては海賊版がたくさん流通していたものの現在の中国のネットでは昭和ウルトラマンを中国語吹替え或いは字幕できちんと見るのは簡単ではないそうです。そのため現在の中国の若い世代のウルトラマンファンは昭和ウルトラマンをよく知らない、実感がないといった状態なのだとか)

ウルトラマンネクサスが打ち切りなのは有名だがこれは確定の話。あとはコスモスとかも放映当時は役者の不祥事で打ち切りだったとか。ただこっちは後で裁判に勝ってるからアクタージュの件とは違うみたいだね。



とまぁ、こんな感じで。
中国における体験や感覚についての話がイロイロと出ていました。

またこのネタを教えてくれた方からは
「中国で打ち切りを実感する機会が多いのはやはりアニメの方だと思います。しかしアニメで次のシーズンが制作されないと明確に決まるケースは少ないので皆時間が経つうちにあのアニメは打ち切りになってしまったのだ……と思うようになります」

「中国の国産作品も打ち切りを意識する機会は多いです。中国では雑誌側、ネットのプラットフォーム側の理由もありますが、作者側も人気にならないから、稼げないからと更新をやめてしまうことが珍しくありません」
「ある作品では作者が別に描き始めた作品の方が人気になって稼げるので、前の作品も更新をすると言いながら描かない状態が続きファンが怒って新しい作品を通報して配信中止に追い込んだ事件も発生しました。私もさすがにこれはどうかと思いましたが、怒る気持ちが理解できないわけではありません……」

といった話がありました。
やはり商業媒体における作品と打ち切りに関しても各国独自の事情があるのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「作品の結末はそれほど重要ではない、途中まで面白くて人気を得ることができればいいという話はどうなんだろう?分からなくもないが納得もしがたい」

中国オタク界隈では近頃「進撃の巨人」などをはじめとして、中国オタク的に
「終わり方に納得がいかない」
という作品が続いているという認識も広まっているそうです。
またそこから個別の作品ではなく全体的な傾向として「なぜそういうことになるのか」「なぜそれが許容されるのか」などといった方向での討論が盛り上がったりもしているのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「作品の結末は実は重要ではない」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


作品の結末はそれほど重要ではない、途中まで面白くて人気を得ることができればいいという話はどうなんだろう?
商業的な意味では分からなくもないが、作品を追っかけている方から考えると納得もしがたい。

俺は最後がダメな作品微妙なことになる作品は見る気にならないよ……

結末が重要ではないと言えるのは作品のテーマを概ね描き切って矛盾も大体処理できた作品だけだろう。世に溢れる投げっぱなし作品が言える話ではない。

こういうのってきちんと作品を終わらせられなかったクリエイターの言い訳だろ?

本当にお願いだから世のクリエイターの皆様はストーリー構成をきちんと考えて欲しい。最後ぐだぐだになるとか雑に余ったキャラくっ付けて終わりとかはやめて……

出版社側にしてみれば最後の方はもう売上落ちているから途中が重要なんだろうな

世の中には最後で失速する作品や投げっぱなしになる作品が多過ぎるので、私は近頃きちんとした結末がある作品というだけでとても貴重だと思うようになってきたよ。

言っては何だけど商業作品としてはまず打ち切りを食らわないのが第一目標だからな……作家が自分の意思できっちり終わらせる「権利」を獲得するのがまず難しい。
そしてそういったことができるような地位になると、今度は打ち切りを食らわないためにやったその場しのぎのせいでキレイに終わるのが困難になっている!

最後がグダグダで作品のイメージが微妙になるのってアニメやマンガに限った話ではないからね。アメリカのドラマでもよくあり過ぎるパターンでシーズン重なるたびにぐだぐだになって最後はまた大ピンチで終わって続編匂わせて続編やっぱり作られないみたいなのも珍しくない

重要じゃない(俺には書けない)みたいなこと言われても。
終わり方が重要じゃないなら作品に対する恨みがここまで蓄積して言い続けられる事は無いはずだぞ。

終わり方が重要ではない……某巨人……

最近だと「進撃の巨人」が真っ先に出てくるが他にも該当例はたくさんあるのがな。「ウルトラマントリガー」もあれだったし近頃は「かぐや様」も怪しくなってきた。

自分は終わり方、最終回が重要なのかについては何とも言えない。
見た後に気分が良いのは大歓迎だけど、作品としてはテーマを描き切れたならそれで良いのだ塔とも思うし。

結末=最も盛り上がる場面とは限らないしね。
「NARUTO」も「BLEACH」もそうだったし「進撃の巨人」にしてもそれ以前に人気になったからこその期待とその後の失望があるわけで。

こういうのって「万能に適用できる正解」というのもないからな……あえて言うなら商業的な成功、顧客の評価くらいだろうか。
そしてその場合は「進撃の巨人」にしても正規ルートの市場が壊滅しているウチの国では批判続出で炎上でもメインの市場である日本では賛否両論だから別に問題無いという見方もできる。

「進撃の巨人」の終わり方に関しては自分も不満だけど、国産マンガの状況を見ると何も言えなくなる。きちんと風呂敷畳んで終わる作品は滅多に無い!

同感だ。国内の商業系マンガの作者を考えると「進撃の巨人」の作者はまだマシと言う気もしてくる。
目を引くカバーイラストだけ描いて後は流行りのキャラデザにして序盤の注目があるうちに雑に描いて話数重ねて数十話くらいで人気がパッとしなくなったら止まる。

個人的には完成度が高いと感じられた作品ならば終盤が投げっぱなしでも良いとは思うのだが、終盤でやらかした作品を完成度が高いと認める人は少ないのでなかなか話が……

結末が重要ではないというのは商業的な作品での話だろう。ランキングで課金に影響するネット小説なんかもこれに入れて良さそう。
描きたい所を描き終わった作者や人気のある時に売りまくりたいメディア側からすればそうなんだろうけど、作品を追いかけているファンからすればそうとは限らない。

読者にとって作品の終わりは重要だけど資本家にとって終わり方は重要ではないということだな。資本家からすれば売りやすいエピソードとキャラ、世界観が欲しい。

商業的な作品なら結末も重要なんじゃないか?
金儲けを考えればファンを引き留めて金を使らせるためにはキャラがきちんと活躍したこと、目的を果たすなどして良いイメージを印象づける上で良い結末は重要だ。もちろん結末の前にそういうのが終わって後は惰性みたいなケースはあるだろうけど、良いイメージを維持するためには良い結末であるべきだろう。

資本家にとっても終わり方は重要だろ……終わりでやらかした作品は悪いイメージでしか語られなくなる。「進撃の巨人」もだし「アルドノア・ゼロ」や「ダーリン・イン・ザ・フランキス」辺りは今では終盤のヒドさのイメージでしか語られない。

「報いを受ける」ことを期待したくなるのは分かるが、現実だと終盤失敗しても商業的にそんなに影響ないことが多い。終盤に至る過程で作品の勢いは落ちているのがほとんどだしそこまでついてくるファンって少ない。終わりに力を注いできちんと終わらせるよりもまた新作はじめてランキングに載って注目を集める方が有利なんだよ。
「進撃の巨人」に関しても終わりが気にいらないファンが多くても、作者が新作始めたら絶対に話題になるだろうしね。

結末、ストーリーでやらかしてもキャラで成功していればわりと何とかなっている気はする。例えば「アルドノア・ゼロ」はNTRでダメだが、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」はゼロツーのヒロイン人気がある。それに「SSSS.GRIDMAN」とかも本編の終わり方はなんだそれ状態だったがヒロイン二人で作品後も食っていけてるわけだしな。
そういう意味では「進撃の巨人」はエレンで失敗しているのが厳しい。

IP価値への影響というが最後についてよく言われる「進撃の巨人」は最後コケてもそのダメージは致命傷ではないぞ?連載長期化している間の関連商品でかなり稼いでいるわけで。
こっちでも分かりやすい所で言えばゲームのコラボでも存分に稼いでいただろ?

「進撃の巨人」の終わり方については日本での評価はこっちほど悪くない(良いわけでもないようだが)ので日本市場向けならあれで構わないということなのでは。言っては何だが日本の作家が日本市場向けに作った作品を追いかけている時点でウチの国の好みからズレるリスクは覚悟しておくべきだったのだろう。
女性作家のラブコメ、ハーレム系作品での恋愛展開が男の読者の好みとはズレがちなので読む際には覚悟しておくべきみたいに。

日本のネットや創作界隈ではエレンよりもライナーの人気が高くて普通にネタとしても確立されているから作品としては悪い扱いじゃない。
ライナーは例の銃のシーンとか名言ネタも多いのが良いのかね。

そういえばこっちだと終わり方失敗ネタが主流だけど、日本のネットではライナーネタが主流になっている印象もあるな。日本では作者の愛を一身に受けてしまった、作者に贔屓されるのが幸せとは限らないというネタキャラとしての地位が確立されている。
日本のような客層が主流なら終わり方よりキャラクターって考えになるのだろうという気もしてくる。

日本のマンガ制作参考書を幾つか買ったことあるけど、重視しているのは概ねキャラクターに関してで次にエピソード。何よりもまずはキャラクターという感じだったから、話の終わらせ方は重視されていないんだろうな。

どこの国の創作でも長編の終わらせ方が二の次になるのは変わらないのでは?
終わらせるよりも続けられるかどうかだ……人気が無ければ打ち切りという意味での終わりだから重要なのはまず生き残ること。連載作品としてのポジションを確立しなければ何もできない。

日本の漫画家の基本的なスキルには作品を連載するためのスキルはあってもキレイに終わらせるためのスキルは無い、そういうスキルを持っている人の方が珍しいのでは。
作品がきちんとした結末の作品の好例としてあがることの多い藤田和日郎の「読者ハ読ムナ(笑)」を見ても連載をどう終わらせるかみたいな内容は無かった!

藤田和日郎だって伏線広げた後にどう回収するか苦労しているというのが島本和彦のマンガでネタにされているからな。ある程度の構想はあるだろうけど、伏線を全て計算しているわけではないしその場の勢いというのもかなりある模様。他の漫画家はもっとぐだぐだなんだろう……

作品の結末がスゴイから人気になる作品もあるけど、序盤中盤の勢いで人気になる作品の方が主流だろうし難しい所だな。結末を軽視していいわけではないが最も重視するというのも何か違う。
ネット小説とか長々と続けて人気になったあとに完結しないまま止まっている作品が評価高いなんてのも普通にある。

現在の商業メディアにおける作劇の理論として、結末がそれほど重要ではないのは確かだよ。
ただそれは作り手の理屈であって、ファンの感情とはまた別なんだよね。特にウチの国の環境だとめんどくさいし、後に影響する。

クリフハンガーも嫌われるが、キャラが希望する方向に行かないのも嫌われるからねえ……

個人的には結末を気にしないでもいいのって、単発エピソードが続くタイプの作品や日常系とかくらいかな。やはり良い感じの決着、結末は欲しい。

上手く終わらせられないなら終わらせなければ、続きを書かなければいい!
日本の雑誌連載とかなら難しいかもしれないけど、ウチの国のネット連載ならそれも可能だ。可能になってしまっているんだ……

実際国産作品を見ると作者がどうやってまとめるか分からなくなって投げ出したと思われる作品
も珍しくないからな……そういうのってヒドイ結末と比べてどっちがマシなんだろうね。

近頃はウチの国だとそういうことやったり、投げっぱなし状態にするとアンチが増えてその後の活動に悪影響が出るから日本の連載作品とはまた違った意味で厳しくなっているという説もあるぞ。

確か国産マンガである作品の連載放り投げて別の作品の連載ばかり進める作者の連載進めている方の作品が通報されて配信中止になったと言われる事件もあったし、ハッキリとしたリスクではないがめんどくさいことになるケースは出ているようだね。
作品を通報する口実なんていくらでも作れるし、アンチが固定でついてしまった作者は何かと通報されることになる。ウチの国の通報環境ではアンチの攻撃力高過ぎる。

それはまた残念というかイヤな通報の理由だな……でも連載作品をまとめられないから、人気が微妙で割に合わないからと投げっぱなしにする作者も珍しくないから複雑な気分になってしまう。



とまぁ、こんな感じで。
作品としての成功と言う方向からの見方やファンとして作品を追いかけている側の見方などイロイロな話が出ていました。

ちなみに上のやり取りでもよく名前が挙がっているように中国オタク界隈では「進撃の巨人」に関していまだに引きずっている人が少なくないようです。以前ある中国オタクの方からは
「日本ではなぜ進撃の巨人の結末に関する不満が多くないのか分かりません」
といった話もありました。

それから今回のネタを教えてくれた方からは
「中国ではまだ長編作品を追いかけた末にダメな終わり方になり精神的なダメージを受けた経験の豊富な人が少ない、鍛えられていないという事情もあると思います。オタクとしてはまだ若い人も多いので……」
といった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「子供の頃に見ていた『ドラえもんズ』が好きで新展開が無いかずっと待っているんだけど、やはり難しいのだろうか?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国でも「哆啦a夢」のタイトルで大人気の「ドラえもん」ですが、本編だけでなく派生作品に関してもかなり知られている、ファンがいる作品もあるそうで、
「ザ・ドラえもんズ」

などは中国でも人気のあったドラえもんのスピンオフ作品の一つなのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ドラえもんズの続きや新展開は無いのか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって


子供の頃に見ていた「ドラえもんズ」が好きで新展開が無いかずっと待っているんだけど、やはり難しいのだろうか?

当時は結構人気だったし、マンガもアニメも勢いがあったよね。

昔はドラえもん劇場版の併映がそれなりにあったはずだけど、今は全く聞かないな。
ドラえもんが声優交代含めて実質リメイクされるにあたって整理抹消されてしまったという話を見たこともあるがどうなんだろう。

アニメ化されていないエピソードも結構あったし、当時はいずれアニメ化されるものだと思っていたな。気が付いたらもうすぐ……20年!?

聞いた話では原作者がもうドラえもん関係は描かなくなっているから無理じゃないか?

作品の扱いとしての原作者は藤子不二雄だよ。シナリオ、作画で実質的に別の漫画家が描いているようなものではあったが。

小さい頃はこのシリーズ何度も繰り返し読んでたな。大好きだった。

俺もドラえもんズは普通に面白い作品だと思う。子供の頃にお小遣いためて全巻揃えたマンガだ。
しかしこの歳になって考えてみると、ドラえもんとしては好みが分かれるだろうし、前提となる設定も混乱するから今の時代に企画が再始動するのは難しそうな気がする。

ドラえもんは好きだけどドラえもんズは好きじゃない自分みたいなのもいるからな。

自分もガキの頃はなんか偽物感があって好みじゃなかった。外伝作品だとドラミちゃんやミニドラの方が好みだったような?

ドラえもんズは親友テレカでなんとかしてしまう部分が多いから本編作品よりも更にご都合主義的な印象が。

不満としてよく聞くのは親友テレカのせいで他のひみつ道具の影が薄くなり過ぎ、ドラえもんが舞台装置扱いでのび太はモブ扱い、ジャイアンスネ夫しずかちゃんに至ってはどこにいったのやらという感じかな?
どこまで「ドラえもん」として見るかで好き嫌いも分かれそうだ。

作品の面白さや我々の好き嫌いは別として、現代にああいう雑な外国シンボルはダメだろ。特に子供向けは親のチェックが厳しいから広い範囲の目を集めるアニメ化のようなことは難しいかと。

昔だから作れた、出しても問題無かった外国人キャラっているよね
藤子不二雄作品だって「ジャングル黒べえ」(アニメ化有)という今なら人種問題になりそうなのがある

「Q太郎」も同族を食う人間に例えるなら人食い設定の黒人で未開人デザインなお化け出した回があって未収録や修正になったりしているし、今はそこにポリティカルな問題が関わる。
ウチの国でも価値観や文化の問題になるから王ドラを今の時代に出したら絶対に批判する人間でるだろう……

調べたらドラえもんズが95年から、Gガンダムが94年からなのか。この時代の日本の二次元は外国ネタの量と雑さが突出していたりするのかね。

ドラえもんズも面白いことは面白いけど、今のドラえもんの方向性とは合わないのでは。扱いが何かと難しそうだ。

ドラえもんズに関しては、ドラえもんから主役の立場を奪ったという見方をされることもあるし企画として動かしにくそうに感じられるな。ガンダムのように後継機を出していくのとは違うわけだし。

今考えてみるとストーリー展開もちょっと派手にやり過ぎている所があったな。後の方になるとあまり子供向けに思えない展開になっていたから今の時代にドラえもんブランドでアニメ化は……

ドラえもんズは大山のぶ代型ドラえもん時代の作品で水田わさび型ドラえもんになってからはドラえもんズの設定は消えたということなんだろう。
水田わさび型の「誕生秘話」では同級生が全て黄色のタイプになっているしね。

言われてみればドラえもんズは怖い展開多かったな。実はあんまり子供向けの平和な作品ではない。

ドラえもん本編もたまに怖い回あるけどね。特に大長編。ただドラえもんズの怖さには大長編の怖いのとはまた違った怖さがあった。
あとドラえもんズのメデューサも大長編のメジューサも怖い

ドラえもんズの設定自体は悪くないと思う。
既に言われているけど問題は親友テレカが強力過ぎることだな。ひみつ道具が活躍しないのはやはり不満だった。

設定もストーリーも悪くないんだけどね。
問題はドラえもんとして見た場合は引っかかること。キャラと背景設定だけ使ってずっと冒険作品をやっているようなものだからギャップが合わない人は合わない。

シリアスな展開や殺伐とした展開や愉悦展開などがある作品を4コマギャグマンガ化するような、よくある流れの逆のパターンと言えるかもしれない。
緩くなるのではなくハードになる流れの場合はダメな人が多くなりそうだし、色んな意味で好き嫌いがハッキリ分かれるんだろうね。

新規のアニメ化が難しいのは何となくわかるけど、結局ドラえもんズの扱いってどんなものだったの?いわゆる平行世界的な世界観?

ifのある別の世界線ではなく基本設定とキャラを流用した別の作品扱いだったような?
ドラえもん系ではあるけれど、藤子不二雄作品ではないという括りにされているはず。

マンガ版も藤子不二雄が描いたわけではないしね。ドラえもん本編の方にも藤子不二雄が描いていない作品もあるけど。

藤子不二雄以外の漫画家が描いたドラえもんって、基本的に藤子不二雄のスタジオ所属でアシスタント経験している漫画家とかだから藤子不二雄に「かなり近い」作品と見ていい。
他の作品でよくある版権持ってる所が別の作家探して描かせる外伝やスピンオフ作品とはちょっと違う。

ドラえもんズのマンガの作者も藤子不二雄のアシスタントだし、普通にドラえもん本編の方の作画にも入っている。
ドラえもんズの扱いに関しては藤子・F・不二雄先生がお亡くなりになった関係で版権管理が厳格になった影響も多少はありそうだ。他の事例を見てもそうなんだけど、日本の版権関連は原作者がいるならかなり鷹揚な対応もできるが原作者がお亡くなりになっていると難度が急上昇する。

ドラえもんズ自体も初出はゲームのオリジナルキャラ(実は設定がその後と違う)で藤子不二雄がドラえもんの友達キャラだと認めて動いた企画だからな

見たことのない人にはオススメと言える作品ではある。
しかし合わない、きらいな所があると言われたら受け入れられる作品でもある。

私がそうだったんだけど、「ドラえもんが主役」というイメージが強いと厳しいんだと思う。ドラえもん以外の六人は実質的にドラえもんの強化版。それに対して青いのは独自設定も四次元ポケット設定もノーマル、オプション無しな状態だ。
ストライカーパック無しのストライクと各種パック装備のストライクを比べるような感じで不公平さにつながる。

当時の事情として劇場版の大長編シリーズの同時上映作品だったというのもある。
ドラえもん自身は大長編(当然メイン作品扱いなのはこっち)で主役をやっていたから出番が減らされるのも無理はない。マンガ版でも雑誌連載でドラえもんズの他に普通のドラえもんが連載されていたしね。

どちらにしろ水田型で安定している現在のドラえもんではドラえもんズをあえてアニメ化することはなさそう。藤子不二雄作品で現代向けのアニメ化が望まれる作品はいくらでもある。

ドラえもんズも良いけど、個人的にはドラベースをアニメ化して欲しいな……こっちはドラえもん自身は出ないから見ていて楽というのもあるんじゃないかと

私もドラえもんズに関しては面白いと思っているんだが、同時に何と言うか……ドラえもん的な部分が少ないと思ってしまうんだよ。
でも3DCGの劇場版を見た後だと、ドラえもんズの方がまだしっかりと原作を尊重していた気はしてくる。

「STAND BY ME ドラえもん」はストーリーもキャラも魔改造が激しかったね。
世界向けで今の子供向けに作るという事情は理解できるし子供を連れて映画館に行くなら選択肢として悪くないんだけど、見ていて自分の子供の頃の思い出がこれは違う、ここを削るとかおかしいとか不満を吹き出しまくって大変だった。一緒に行った親戚の子の体験を壊すわけにもいかなかったから余計に。

確かに設定もストーリーも良い。でもなんだかドラえもん感が薄い。
小さい頃はホラー要素がちょっと怖いくらいに思っていたが、この歳になってもう一度読んでみると考えさせられる深いものがそこかしこに見受けられたし、今でも「ドラえもん増やした雑な商業企画」みたいに考えて敬遠している人にはきちんと見てほしいと言える作品ではあるんだが。

たぶんドラえもん(本編、大長編ともに)と比べて日常感とSF(すこしふしぎ)感が薄いんだと思う。
ダメな小学生であるのび太の日常とそこから発展するストーリー、そこに混じる少し不思議な要素が飽きずにずっと見ていられる内容につながっている。
ドラえもんズは良くも悪くも「少し」じゃない部分があるから、同じドラえもんというカテゴリではあっても印象はかなり違ってくるのではないかと。



とまぁ、こんな感じで。
子供の頃の記憶と印象なども含めてイロイロな話が出ていました。

このネタを教えてくれた方からは
「私も子供の頃にマンガ版を買っていました」
という話がありましたし、今の中国オタク界隈には「ドラえもんズ」を読んでいたという人も少なくないようです。

ドラえもん関係の書籍は中国にかなり早い段階で正規版が入っているのを見かけた記憶もあります。海賊版がそれで無くなるわけではありませんが、売り逃げして終わりな海賊版と比べて正規版の人気作品は長期間、世代を超えてファンを獲得していくことになります。

そんな訳でドラえもんとその関連作品については昔の中国で人気になった日本の作品では比較的珍しい、「地域や世代を問わず広い範囲で共通の話題になる」「子供の頃に見た作品」といった扱いなのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「例の『異世界転生者殺し』が連載中止になったらしい。批判が出るとは思ったがこんなに早く打ち切りになるとは」

何かと物議を醸していた「異世界転生者殺し-チートスレイヤー-」が連載中止となったそうですが、ありがたいことにこの件に関して
「中国での反応は?」
という質問やネタのタレコミなどをいただいておりますので今回はそれについてを。

『異世界転生者殺し-チートスレイヤー-』連載中止のお詫びとお知らせ(ドラゴンエイジ公式サイト)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「チートスレイヤー連載中止」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


例の「異世界転生者殺し」が連載中止になったらしい。批判が出るとは思ったがこんなに早く打ち切りになるとは。

「賭ケグルイ」原作者の新作だっけ。
打ち切りになった理由は内部で問題視されたのか、外部から警告が来たのか……

どうなんだろうな
批判が殺到したのは間違いないようだが

ちょっと残念。しかしあまりにもたくさんの作品を負の方向でネタにし過ぎていたから、日本の業界ではダメだったということなのだろう。

モブ的に使うとかじゃなくて敵にして自作の主人公に殺させるという扱いだったからね……日本ならこれでも商業作品としてやれるのかと感心していたが、実は見通しが甘かっただけか?

多数の作品のファンと同業者を敵に回してしまいさすがに出版社側もこの炎上商法的な作品を続行するのは無理だと判断したのだろうか。
でも雑誌に掲載されたということは編集側は一度はあの内容を通したということだから、編集に問題があったように見える。

誰もがなんとなく知っていて過去に繰り返しネタにされている長寿人気作品とかではなく、まだ活発なファンの熱がある人気作品の主人公をやられ役にするとかヘイト稼ぎ過ぎだとは思っていた。でもすぐにやめるならなぜやった。

作者もだが編集もなんでこれでいけると思ったんだろうな。
同じ出版社の作品だけじゃなく、他の出版社の作品までネタにしているのに。

日本のオタクも怖いね……「ザ・ボーイズ」のように他の作品や有名ヒーローをネタにするとか揶揄するなんてのはアメコミだとありがちなのに。

日本は比較広告とかが許されないからね。ウチの国みたいに即発火や通報合戦になったりはしないが、日本のファンも炎上する時は炎上する。
あとアメリカと日本ではキャラや作品の扱いが違うのも影響する。アメリカは企業が権利持っているけど日本は作家個人が権利持っているし著作権のフェアユース関連が厳しいから商業的な利用は作者個人がダメといったらほぼダメ。ただ同人のようにあえて見ないようにしてくれているグレーな領域も多い。

商業展開でも話を通しておけば結構なんとかなるみたいだよ。例えばジャンプの方でやってる日本版デッドプールはサノスがToLOVEるのデビルーク星を滅ぼしてデッドプール激怒なんて展開やっていて、当時批判もそれなりに出たが押し通していた。

この件は関係者間の調整を軽視した昔のハイスコアガールの著作権侵害案件に近いのでは?今出ている情報では編集が仕事しなかったように見える。

日本の作品では元ネタからある程度改変して自前で描くような場合はスルーしてもらいやすいけど、この件はそういう手間をかけずにそのままに近い形でキャラを出してしまったのがいけなかったんじゃないか。更にそれが悪意のある使い方だったから……

結局は抗議される、他の人気作品のファンを敵に回す形でやってしまったのが問題。創作としてはアリかもしれないが、それが悪意をもってネタにされた側に受け入れられるとは限らない。
ロジック的にはこのまま強行することも可能かもしれないが更に炎上して不買運動や関係各所への抗議、スポンサーへの抗議などになっていくリスクもあるから中止と判断したんだろう。

単純に疑問なんだけど、批判が殺到するのは容易に想像できたろうになぜやったのだろうか。炎上商法じゃなかったの?

俺も批判が殺到するのを想定した上でやったであろうになぜやめたのかと思ったよ。

他にも元ネタを大して読み込みもせずに上っ面だけ持ってきて使っているというのも炎上の燃料になっている模様。「異世界食堂」のメイド店員は転生者じゃないし戦闘力も無いだろうとツッコミが入っている。

「異世界食堂」ネタのキャラに関しては「賭ケグルイ」がアニメのディスク販売枚数で負けたことを嫉妬していたからだという説もあったな!

嫉妬はさすがにネタだろうけど、作中に出した作品とそのファンを下に見ていたというのはありそう。
でもそのファンが作品を掲載する雑誌の読者とも重なっていた。現実に対する想像力は無かったのかもな。

チートで殺す悪人側じゃなくマトモな扱いをすればここまで問題にならなかったとは思うんだけどね。あんな描き方をしたら元ネタの作品のファンは怒る。しかも作品の人気からしてジャンルの多数派になってしまう。

日本は事前に許可を取っていたり、知り合いで話を通していたりするならば緩いけど、それをやらないで商売にした場合はかなり厳しい。裁判になって作品が止まったり消えたりする。
やったもん勝ち、人気になってしまえば勝ちみたいなやり方は通用し難い。

謝罪の書き方からすると、読者からの批判が多過ぎて出版社側が打ち切りを決めたみたいに読めるが実際はどうなんだろう。
書き方からして編集側の責任の所在も明確じゃないので、内部が混乱して責任の押し付け合いになっている可能性も考えられるような?

角川は色んな所を吸収しているから横のつながりができていないのかもね。
編集者も外注が多いと聞くし過去に発生したゴタゴタを見ても、責任を負って企画を押し通すとか、既に動いている企画をリスクが高いから表に出る前に中断するとかの泥をかぶる仕事をやれる人間が現場に不足しているのでは?

「転生したらスライムだった件」の作者がこの件に公式に言及して収拾をはかっているし、各作品のファンがかなり荒れたんだろうな。

「転スラ」の作者が後から謝罪を受けたようだし、本当に話通してなかったようだね……

最初は「異世界かるてっと」の成功に味を占めた企画かと思っていたけどどうやら違ったようだ。「異世界かるてっと」は元ネタ公認のギャグだからね。

作者ごとの受け止め方の違いも出そうだし後から許可を取るとか謝罪するのは大変そうだ。個人的なイメージだと批判的な読者とバトルしていた「この素晴らしい世界に祝福を!」の作者はちょっとめんどくさそう。「幼女戦記」の作者はこういう企画を後押しして更に自分でネタにしそう。

作品の設定自体は興味深い。
でもこの結果は予想外であり、予想通りでもある。

チート持ち転生者を殺すみたいな話は私も妄想したことはある……

そういうネタの作品、独善的な価値感や浅い知識で社会を崩壊させるけどチート能力のせいで対処できない転生者を現地の人間や別の転生者が倒すみたいな話は既にあるよ。
もちろんその倒される転生者の元ネタは人気作品のツッコミ所なわけだが、このマンガのようにキャラをあからさまに持ってきてやるわけではない。

私も現地主人公が転生者を殺す展開の作品は見たことがある。そこまで珍しいもんじゃない。
この「チートスレイヤー」の作者と編集は先行作品との差別化を狙ったのだろうか?それとも先行作品が気を使っていたことを見落とした或いは軽視したのだろうか?

異世界にクラスで転移して自分は最強チートを獲得、学校でいじめてくるリア充をぶち殺すといった現実の世界が上手くいかない作者の願望が混じっていると思われるような作品を見たことがある。
もしやこの作品はクラスの生徒ではなく、先行して人気になっている作品でそれをやったのか……?

ツッコミ所だらけの人気作品を揶揄するネタ自体は悪くないんだよ。
ただやるならばもっと上手くやらないといけなかった。

「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。」「神眼の勇者」などのいわゆるトリップしての俺TUEEEEEをネタにするような作品は既にあるからな。この間アニメ化決定した「異世界おじさん」もそのジャンルの一つと言えるだろう。
この作品はネタの扱い方を間違えて単に先行する人気作品とそのファンにケンカを売っただけになってしまったのでは。

勇者を批判するように転生者を批判すれば人気になれる!までは良い。しかしそこで具体的な人気作品を悪意のある形で雑に扱っちゃったのがダメだったんだろうね。

それにしても連載第一話で打ち切りか……これって新記録だったりする?

どうなんだろうね。私も第一話で打ち切りというのは今のネット環境ならではだと思うが……
ネットの無かった時代は第一話から批判が殺到してもタイムラグにより一定期間は続ける余裕があったはず。
でも雑誌廃刊に巻き込まれて第一話だけで強制打ち切りみたいな作品も探せばありそうだし、予告したけどトラブル発生で連載開始前に打ち切りみたいなのもありそう。

私がよく分からないのはこの作品を連載しているのが角川系の雑誌で、異世界ネタの作品を多数連載していることだ。
ネタにした人気作品と読者層が重なっているだろうし、読者をそのままバカにしていると受け取られるリスクを考えなかったのだろうか?それとも無視できるかネタとして歓迎されると勘違いしたのだろうか?

同感だよ。「このすば」のマンガ版とかを連載している雑誌のはずなのだが……

ネタにするにしてもそのまま持ってきて更に「賭ケグルイ」の悪趣味なノリでやったらそりゃ批判でるよね。
「このすば」だって過去の人気作品によって形成された定番ネタを皮肉って人気になった所はあるけど、あくまで共通認識になっているネタを使ったオリジナル設定なのだから。

編集も作者も分析をミスっていたという感じなのかなあ……

やはり悪意過多だったということなのでは。異世界転生者殺しという設定自体はアリだ。
でも商業作品で他所の家の子供ともいえるキャラを勝手にやられ役の敵に悪役として強調して使って殺すのはダメだろう。ネットの片隅でやる同人じゃないんだから。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でも背景が何かと気になる人が少なくないようでした。

ちなみにこの件に関するネタを教えてくれた方からは
「最初見た時には日本の業界はこんなことをしても問題ないのかと少し驚いたのですが……あっさり連載中止になったニュースが流れてくるというのは予想外でした!」
という話もありました。

それから本題からは外れますが、マンガの最短の連載終了作品って何があるんでしょうかね。
私が実際に体験した中では子供の頃に読んでいたわんぱっくコミックスで「2」が終わったあとの新シリーズとして始まった「スーパーマリオブラザーズ3」が雑誌休刊でいきなり終わったなんていうのがありましたが。マリオのマンガに関してはその後コロコロコミックで別設定同作者でまた始まったのもなんというか子供心に衝撃的でしたね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「もしかして今は繁体字でアニメやマンガを見る人は少なくなっているのか?皆簡体字で見ていたりするのか?」

最後は乙で流しましたが、お陰様で艦これの春イベントの攻略が出来ました。あとはE3の巻波掘りをぼちぼちとやっていこうかと。そしてFGOのLostbelt No.6が実装されたので、しばらくはネタバレ回避のためにストックしたネタでの更新を……


現在の中国本土で使われている漢字は簡体字ですが、中国オタク界隈では香港や台湾ルートで入ってくるコンテンツが繁体字ベースだったことや、大陸系のファンサブ字幕や翻訳でも繁体字が主流だったことなどから、簡体字だけでなく繁体字もかなり使われているという独特の事情がありました。

しかし近年は中国の娯楽コンテンツの環境が変化していることなどから、中国オタク界隈における繁体字と簡体字に関する扱いも変化しているそうで、ありがたいことにこの辺りの事情に関してイロイロと教えていただきました。

また中国のソッチ系のサイトでは
「今は繁体字でアニメやマンガを見る人は少なくなっているのか?」
といったことに関するやり取りも行われていたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


もしかして今は繁体字でアニメやマンガを見る人は少なくなっているのか?皆簡体字で見ていたりするのか?気が付いたら中文化作品が簡体字ばかりになっていたんだけど。

正規ルートの公式翻訳が簡体字だからね。
ファンサブ翻訳と比べてそっちの方は消えにくいから必然的に簡体字の方で読む人が多くなるかと。

特に気にしたことなかったわ。
皆も勝手に脳内で簡体字繁体字の切り替えフィルター稼働しているんじゃないの?

近頃は簡体字と繁体字で摩擦というか、相手に対する蔑視が目立つようになってきているね。昔のように繁体字を使う方がなんtなくオタクとして良いみたいな空気とは違う感じのが。

繁体字と簡体字は完全に同じってわけじゃないし、字幕なんかの識別能力に関しては慣れないと厳しいね。
今はオタクでも簡体字字幕じゃないとつかれる、反応が遅れるという人も少なくないと思う。

繁体字なんて減った方が良いだろ。
見ていて疲れる。

簡体字ばかりになってきたみたいに言う人に聞きたいんだけど、簡体字使っていて何が悪いの?

単純に昔とはかなり変わったっていうのを感じて不思議に思うことはあるな。
昔は大陸の人間は簡体字繁体字両方分かるけど、香港マカオ台湾の人間は簡体字が分からないからデフォは繁体字になっていたような所があったので。

それもあるけど昔は大陸の字幕組も「繁体字の方がカッコイイ」的な空気でやってたし、見る側もその空気に染まっていたような所はあった。

行事で使う垂れ幕やポスターの文字をなんとなく繁体字でカッコつけて書くみたいなのはいまだにあるからね

ファンサブ翻訳に関しては繁体字の方が使えるフォントが多くてマンガの訳で文字をはめ込む際に見た目を良くしやすいっていう事情もあったかな。
今では簡体字もフォントライブラリが整備されているし翻訳の際のフォントの不自由がなくなっているというのもありそう。

あとフォントを貼り付けた際の空白の問題も。繁体字の方が字の隙間が無いからごまかしやすかった。
日本のマンガって擬音擬態音が強調表現になっていることも多いから雑にフォントを貼り付けるとカッコ悪くなるんだよ……

フォントに関しては今でも繁体字の方が良いね。
あと加工も楽だから今も自分が使うのは繁体字になってる。

今は正規ルートだと加工前の画像が手に入るだろうし簡体字でもかなりやりやすいんだろうな……と思う。今はファンサブでも昔のようなキャプ画像から翻訳ではなく電子書籍からやってたりするのか?

どっちでも分かるから気にしないが、気にする人は目に付くようになってるかなあ

簡体字はスカスカだから繁体字と比べてバランス良く、カッコ良く見せるのが難しいってのはあるかな。まぁそれだって個人の美的感覚、経験によるものだから簡体字になれているなら引っかかるわけではないかと。

ファンサブやってるとやはり繁体字の方になれているからそっちでやることが多いな。
公式翻訳だと簡体字一択になるんだろうけど、見れるならどっちでも良いんじゃないか?

繁体字は高画質なら問題無いけど画質が悪いとモザイクみたいになっちゃうからね。特にマンガの方はサイトやツールによって圧縮やらなにやらの加工が入ると字が潰れがち。
あと画面が小さくても厳しい

サムネイル画像になったときとか判別の度合いが違うよね。簡体字の方が雑に扱っても分かる。

俺はどちらかを選べるならば簡体字だな。繁体字も読めるけど疲れる。特に日本のマンガは白黒だから余計に疲れるわけで。
それに俺達は大陸の人間であって台湾や香港マカオの人間じゃない。繁体字をわざわざ使うのはおかしい。

俺は簡体字でも繁体字でもどっちでもいいが、古い繁体字にこだわる人間はいっそのこと甲骨文で表記してろと思うね。

自分は翻訳の質が高ければどっちでもいいんだが。
字体にこだわってケンカするのが何の得になるんだよ……

この辺に関しては以前と比べて最近は優越感というか文化的マウント案件な空気が濃くなってきているし、いよいよめんどくさい問題になってきているかな……ただ自分は簡体字の方が楽だったから、今の簡体字の何が悪いんだくらいの空気は、個人的にやりやすくなったとも感じている。

近頃は特に顕著だが台湾人嫌いも出てくるからね……あっちは別に気にしていないだろうに。

簡体字になる際に消える情報が無いわけではないが、アニメやマンガを見ている分には関係ないレベルだよね。
翻訳で失われるニュアンス等の方がよほど重大だ。

アニメやマンガならどっちでもいい。
ただエロゲの中文化パッチで繁体字推してくるのはさすがにやめてくれ。そこまでいくとさすがに疲れる。

こっちは普段使いが簡体字なんだから翻訳も簡体字ベースで良いと思うがな。簡体字と繁体字を単純に変換しても完全に正しいわけじゃない。繁体字も地域によって種類が違うし独自の言い回しが存在する。

簡体字も繁体字どっちも漢字だから分からないってことは無いと思うが好みはあるだろうね。

他の場所でどうなのかは分からんが、個人的な経験だと繁体字の読める学生は少なくなっているね。特に小中学生はハッキリと繁体字が分からなくなってきていると感じた。

今は繁体字に触れる機会が無い、触れる必要も無いからね。
昔は新しい娯楽を楽しむには繁体字の理解が必須だった。海賊版のマンガやゲームは繁体字、一般向けコンテンツだって香港映画や南方系の動画は繁体字の字幕、カラオケだってはんたいじだったから誰もが自然と慣れていた。

たぶん上の世代の人が想像しているより今の学生は繁体字分からない人多いよ。
以前授業で文言文(漢文)を昔の繁体字版で体験してみようというのをやったら、半数以上の生徒が根本的に分からなくて授業が止まった……

そもそも繁体字を使うと雑に言われているけど、どの繁体字なんだと言いたくなる。
大陸の繁体字も独特で香港の繁体字とは微妙に違うし、台湾の正体字も一部の漢字の書き方や言い回しなど微妙に違う所がある。
大陸のファンサブグループは雑に簡体字繁体字変換ツールで繁体字にしちゃうけど時々問題が出ているし、だったら簡体字で良いだろと思わなくもない。

この際だから言ってしまうが、私はなんで皆そんなにスムーズに繁体字が読めるんだと不思議に思っていたり。
繁体字版は見ていて3〜4割は分からない字が混じるから、文脈から連想してなんとなく把握することも多い。

簡体字と似ている繁体字ならなんとなく分かるけど、簡体字と繁体字で違いが大きい字になると分からなくなるよね。だから繁体字でマンガを読むのはとても疲れる。

見たい作品で中国語で見れるものがある、それだけで十分ですよ。
文字はこだわる部分じゃない。それに自分もそうだが、ほとんどは繁体字を読めてもきちんと書けるわけじゃないから繁体字読めても別にエライわけじゃないのさ……

結局はそんなもんだよね。今は大陸の方では積極的に繁体字に接しないでもよくなっている。
昔は映画もゲームもマンガも、それどころか面白いサイトを見るなら繁体字が分からないとダメだったから自然と覚えただけだ。
今の若い世代が簡体字に慣れているならそっちで楽しめばいい。

同意。特に今の状況を考えるとそう痛感する。
今考えてみると、繁体字と簡体字のコダワリって字幕組が飽和していた時代の差別化戦略の一種という面もあったのかもね。

その辺についてはどうなんだろうなあ
私は今も細々とファンサブやってるけど基本的には繁体字。これは主にグループの仲間を考慮してであって、読者を考慮してというわけではない。

簡体字も繁体字もどっちも読めるしどっちでもいいとは思うけど、繁体字は目が疲れるのも確かだ。
若い時はきにならなかったけど、今は繁体字がぎっしりみたいなコンテンツは疲れていない時に見よう……と後回しにしてしまうな。



とまぁ、こんな感じで。
繁体字に関する現在と昔の中国オタク界隈の感覚の違いや、現在の若い世代の繁体字に関する認識などイロイロな話が出ていました。

それにしても上のやり取りにもありますが、昔は面白い娯楽コンテンツを求めるならば海賊版や香港のテレビなどが基本になりましたし、特に意識しないでも繁体字が分かるようになっている人がたくさんいたようです。

しかし近年の中国では簡体字のみで完結できるようになっていますし、国外コンテンツに接するルートも限られていますから、あえて意識しなければ「繁体字をスムーズに読める」ようにはならないのかもしれませんね。

このネタを教えてくれた方からも
「大陸のオタクにとって繁体字でアニメやマンガを楽しめるかというのは漢字の知識よりも繁体字を読むのに慣れているかが関係するので、世代間で体験の違いが明確に出てくる問題かもしれません」
などといった話がありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

2012年の記事です。この頃はなんだかんだで平和だったのかもしれません。
中国オタク「簡体字と繁体字について、どう思う?どっちが好き?」

中国オタク「「異世界おじさんについて語ろう」「ゲームネタ意味不明だけど面白いよね」

以前の記事
中国オタク「サクラ革命は結局どこがダメだったんだ?」
で現在の中国オタク界隈ではセガに対する風当たりがかなり強いことに関する疑問を書きましたが、ありがたいことにその後中国におけるセガ関連のネタをイロイロと教えていただきました。

またその中に私が以前から探していたセガネタも出てくる
「異世界おじさん」

関係のものもありました。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「異世界おじさん」
に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「異世界おじさん」という異世界転移と骨董ゲームネタの作品について語ろう。
変則的なネタが多いけど面白い作品だと思う。

ゲームネタ意味不明だけど面白いよね。
しかし広い範囲で人気になるのかどうかが……

連載長く続いているし、単行本の売れ行きも良かったはず。
日本のネット連載マンガの中では上の方。人気だけならアニメ化も不思議じゃない。

ああ、そんな感じなのか。

日本だとセガファン、セガネタという強力な武器があるからね。
でもそれはウチの国では効果が無い。更に言えばそのせいでアニメ化の可能性が消えている。権利的に難しいから。

ゲームを題材にするのは難しいからね……「ハイスコアガール」もそれで大きくやらかしている。

「異世界おじさん」の方はセガとの関係悪くないんじゃないの?

セガとの関係が良くても、ゲームの方をそのまま使えるとは限らない。
日本だとその辺りが権利的にかなりヤヤコシイ。

アニメ化されたら見たいとは思う。異世界側のヒロインがカワイイし、すれ違いネタも面白い。

この作品、キャラの顔の密度が高いしアニメ化したらキャラデザの時点で劣化して叩かれるんじゃないかな……戦闘シーンも派手だから作画のパワーが必要だろうし、アニメ化には向いてないのでは?

おじさんと異世界ヒロインの関係がもどかしい……あとアニメにするなら子安か石田辺りのキモイ演技の上手いイケメンボイスにやってほしい。

登場人物も設定も、テンプレと見せかけたテンプレ破壊なのが面白いよな。

良くも悪くもちぐはぐな所が味になっている作品だから、アニメにするならどう編集するかで印象が激変しそうだ。
異世界転移ネタがベースではあるが反テンプレ的な展開、そして淡々とした諧謔の混じる日常、あと意味不明なゲームネタ。しかしゲームネタは読者がほとんど理解できないから甥っ子と幼馴染路線に……と思いきや、そっちも微妙だから異世界偽ハーレム路線に……面白いけどネット連載の迷走感も濃厚。

異世界のヒロインがかなり良いデザインとキャラしtげいるし、そっちに力を入れれば人気拡大できそうなんだが、この作者的にはやらなそうな気もする。

異世界のモンスターや戦闘部分もかなり良い。ただアニメにする場合、どこまで作画ができるのやら。

「異世界おじさん」に関しては恐らく作者はゲームネタを描きたいんだろうとは感じられる。しかし気の毒だが需要がね。作者のモチベも心配。

骨董ゲームネタが本当に意味不明だが、それ以外は笑えて面白い。要素としてはテンプレなんだけどストーリーの転がし方が独特で続きがとても気になる。

あれ……?セガネタ分からない?笑えない?私はむしろそこが序盤で客を掴めた、作品人気の最大の理由だと思っていたんだが……

他も面白いしあの辺りのネタはスルーするものでは。ゲーム系のフォーラムでも「骨董ゲームネタだけは分からないが面白い」みたいな評価だぞ。

アニメ化するならそこもいじるというか削った方が良いのかもな。通じないし、ヘイトも稼ぐし。

ウチの国、セガ大嫌いだからね。
そこは下手すればマイナス要素になりかねない。

いや、おじさんが若い頃はセガと言えばあこがれのゲーム機だった時代があってだね……

セガが人気だったのって前世紀の話だからもう無理でしょ。

いやいやいや、00年代初頭、ドリームキャストの頃まではかなり強かったよ?サクラ大戦だって3までは人気だったろ?シェンムーは海賊版ではなくオリジナル版を手に入れようと頑張る人がたくさんいたんだよ?

今のセガに対する空気と、昔のセガに対する空気は完全に別モノだからね……

若い人にはセガネタは通じないんだよ。作品としての評価は悪くないけど。
公式の翻訳は「異世界帰来的舅舅」で良いのかな、配信の翻訳ペースが遅いけど力を入れればもっと人気になりそうな気はする。

異世界生活を懐かしんだり、良い物だと認識していない主人公というのはちょっと新鮮だったし何はともあれこのまま続いて欲しいもんだ。

人間扱いされずに処刑されそうになったりするし、ヒロイン勢の好意は全く伝わっていないからそりゃね?

おじさんのチート能力とギャグ描写でごまかされているが、異世界転移系作品では地獄の方に入れてもいい環境だったと思うわ。
そこで勘違いモノになって、甥っ子達がツッコミいれる、俺達もツッコミをつぶやくというパターンで進むのがまた面白いんだけどね。

ヒロインが二次元で言う所のテンプレ的なツンデレなのに、おじさんがトリップした時代は日本でもまだツンデレという概念が成立していないから話が通じないというのは爆笑した

作品そのものは良いけど、今の環境だとアニメ化して一般人の目を集めるのはどうなのかと思ってしまうね。「無職転生」が大炎上したし、ラブコメも叩かれがちだ。

ネタが限定的過ぎるのと、きわどい部分も多いからアニメとしては難しいものを感じるね。
しかも私はゲームネタが古過ぎてごく一部の人間にしか通じていないから安全だとネタ混じりに思っていたが、言われてみればセガというだけでヘイト稼ぐよな……

今の時代、セガネタが分からない方が普通だよ。
おじさんのセガ好きは日本においてさえも異様に感じるレベルで設定されているから。

どっちにしろ当面の間はアニメ化なんかは無いだろう。
原作の量が少な過ぎるし、話も進まない。

1クールならいけるんじゃないか?内容濃いし、引き延ばせるし、手抜きもできるしで。

むしろ13話「しかない」からどこまでやれるかという話になる可能性が……

私は原作少ないと感じるが、どうなんだろうね。
あとアニメ化プロジェクトの情報って出ていなかったか?

噂だけで確定ではなかったはず。
ただ原作の量が少ないからというのはアニメ化できない理由にならないのは確かだ。もっと少ないのがアニメ化されたこともあるし、最悪アニメオリジナル回を入れればいいんだから。

最悪5分アニメみたいなのでもいけるのでは。
ゲームネタの解説で間をもたせるという手段も考えられる。というか解説してもらわないと厳しいよ!!



とまぁ、こんな感じで。
作品の評価に加えて、作中のセガネタが分からないという声がそこかしこで出ていました。

ちなみに現在の中国におけるセガの扱いというか嫌われ方に関して、知り合いのセガマニアな中国オタクの人に聞いて見た所

「とりあえず『トータルウォー』のsteam展開に対する不満、『戦場のヴァルキリア4』の不満が大きいかと」

「中国国内運営と中国国外の大元が別系統でグダグダな展開もあった」

「正規版を購入できるようになってハッキリと文句を言うようになった。更に客の数が増えたもののサポートが不十分で結果として炎上リスクも上昇した」

「昔は中国語版など無く中国のゲーム雑誌の攻略がないとゲームプレイもままならない時代で、まともにプレイさえ出来ればみんな十分に満足していた。しかし今はもう違う。例えば中国語版無しでsteamに出したらそれだけでボコボコにされるような恐ろしい時代に……」


といった話が返ってきました。
今の中国のゲーム環境ではセガに対する好感度が昔のようなレベルに復活するのは難しいのでしょうね。


それにしても「異世界おじさん」ほどではありませんが、今回の反応を調べていて見かけた「セガネタが分からない」という声の多さには私もちょっと衝撃を受けてしまいました。
久々に「知らないうちに時代が進んでいた、全然別の状況になっていた」というのを実感できました……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

10年前はこんな感じだったのですが……
中国にはなぜ、セガファンが多いのか

6/2修正:教えていただいたコメントは「例えば中国版無しで」ではなく「例えば中国語版無しで」でした。申し訳ありません。

中国オタク「三浦建太郎先生がお亡くなりになったそうだ。公式発表だから間違いない……」「ベルセルクはダークファンタジー好きが必ず通る道だった」

三浦建太郎先生がお亡くなりになられたそうですが、この件に関する質問をいただいておりますので今回はそれについてを。
「ベルセルク」三浦建太郎が急性大動脈解離で死去、54歳(コミックナタリー)

三浦建太郎先生の
「ベルセルク」

は中国でも幅広い層からの支持が集まる作品でしたし、このあまりにも突然の訃報に中国オタク界隈だけでなく一般寄りの各コミュニティでも衝撃が走っている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトなどで行われていた
「三浦建太郎先生が死去」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「ベルセルク」の三浦建太郎先生がお亡くなりになったそうだ。公式で発表しているから間違いない……

ありえないよ……何かの冗談であってくれ……

そんな……突然すぎる

先週ネタで死ぬまでに終わるのかとか言っていたのに、まさか。
どうか安らかにお眠りください。

ご冥福を祈ります。
今は「ベルセルク」の話が進んでいる、終わりの気配も感じられるようになってきていたんだが……

その後の展開は読者の想像に委ねられる……みたいになってしまうのかね。
一応今はそれなりに今後を想像できるような場面だが

自分は年に数回「ベルセルク」のアニメや主題歌を見たり聴いたりするんだが、こんな終わり方は受け止められないよ

なんとも残念なニュースだ。
ご冥福をお祈りします。

本当に急な……心から哀悼の意を捧げます

まだ50代だよね。こんなに早くお亡くなりになってしまうとは。

60歳にもなってなかったのか。若すぎる死だ。

「ベルセルク」が始まったのが1988年で連載期間は長いけど、若い頃からプロになっていたからまだ54歳だった。
漫画家やラノベ作家には突然体調を悪化させてお亡くなりになってしまう人が多いという印象だ。若い時の無理が後で強く出てしまうのだろうか。

急に突き付けられた別れがつらい。
なんだかんだでハマったし、自分の感性にも強い影響を与えた作品だったと改めて実感する。

自分もその一人だけど、読者が作者を追い詰めてしまったのだろうか……終わらない進まないことをネタにされて気分が良いわけはなかったろうし

心からお悔やみを申し上げます。
体調が悪いとは聞いていたけど……あまりにも突然すぎる。

本当にもう言葉が出ないよ。今は先生のご冥福を祈るばかりだ。

本当に「ベルセルク」の完結を見ることはできなくなってしまったのか。

最初はネタだと思っていた、思いたかった。でも公式で訃報が出てしまったのなら信じないわけにはいかない……ご冥福をお祈りいたします。

このニュースを見てから他の漫画家の体調が心配になってきた。
冨樫はまだ遊んでいるから大丈夫だよな?奈須きのこも大丈夫だよな?

冨樫は仕事しないとはいっても週刊連載のダメージがあるだろうから不安だね。そもそも「仕事しろ」とネタにされるようなクリエイターって遊んでいる情報が出ても仕事していないわけじゃないだろうから。
三浦建太郎もそういった情報があったけど、それと並行して漫画を描いているというかなりハードな生活をずっとやっていたようだし……

あまり完結に拘らず、続きに期待を求められるくらいの状態でいてもらえればそれで良い気がしてきた。

しかし「ベルセルク」はどうなるんだろう。未完の大作となってしまったのか。

ご冥福をお祈りいたします。
「ベルセルク」に関してはその後の展開に関するプロットでもあれば良いのだけれど。

仮にプロット的な物が存在しても、小説ではないから恐らく無理だろう。
こういうニュースが流れてくるたびに、漫画家に限らずクリエイターの方には身体に気を付けてほしいと願ってしまうよ。

本当に受け入れ難いニュースだよ……こんなことになるなんて全く考えもしなかった。ついこの間まで終わらない終わらないとネタにしていた自分を後悔している。

マンガは三浦先生の画力あってのものだったし、プロットだけあっても厳しいだろうな。

「ベルセルク」はとても影響の大きい作品だったし、影響を受けた後続の作品もたくさん出たが……
ダークファンタジー系のジャンルが着実に広がっているのを感じていたのに、パイオニアの一人である三浦先生がこんなに早く逝去されるのは悲し過ぎる。

大体皆ガッツのスタイルが記憶に刻み込まれているからね。
重量感のある大剣をかついだごつい剣士というのは「ガッツみたいな」という形容詞が確立されている。

ベルセルクがなければ二次元のパワー系キャラの扱いはもっと悪かっただろう。

あと日本産のダークファンタジーもだろうね。
アニメやマンガだけでなく、ゲームだってそうだ。もし「ベルセルク」が無ければ二次元系ファンタジー作品の結構な部分が別物になっていたはず。
「ベルセルク」は二次元のダークファンタジー好きが必ず通る道だった。

三浦先生のご冥福をお祈りします。
それにしても、長編作品を追いかけ続けるのが怖くなってしまう。

平均寿命が延びているとは言うけど、作家としての負担も増えているからなあ

現代は前世紀、昔と比べて長編を描き続けられる環境になっているが、作家の体がついていかない状況になってしまっているのかね。
昔と比べて作業量も増加し続けているし。

ウチの国の分業体制でさえネット小説もマンガも作家があっさり疲弊しちゃうわけで、日本の漫画家個人に集中する方式がどれだけ負担になるか……

作家の才能を前面にだせるという意味で日本のシステムは悪くないとは思う。
長編連載がぐだぐだになる、完結しないなんてのは分業でも変わらないし、むしろ企業の論理が入りがちなだけ安易な引き延ばしや突然の打ち切りが派生しがちになる。
でも個人の負担は……

小学生の頃に出会ってずっと追いかけていた作品の作者がお亡くなりになってしまうというのは予想もしていなかったしとてもつらい。
「ベルセルク」完結しないことはいいんだ、日本の平均寿命を大きく下回る年齢でお亡くなりになってしまったのが悲しい。

こんなにつらい気持ちになるなら、「ベルセルク」に出会わなければよかった。
いや、やっぱ無し。やはり楽しんだ時間と思い出はすばらしかった

こういう訃報に接してしまうと、作品を描き続けることについて考えてしまうな。
もちろんファンとしては描いて欲しいが……

三浦先生、どうか安らかにお眠りください。
それにしてもまた一つ名作が紅楼夢みたいになってしまうのか。



とまぁ、こんな感じで。
やはりこの突然の訃報にショックを受けている方が多いようでした。

中国では昔から「ベルセルク」は日本の二次元系の定番となっている作品でしたし今回の件に関する反応を調べていても、いわゆる「二次元」とは関係が薄そうな場所でも話題になっているのが目に付きました。

また上のやり取りにもありますが、中国オタク界隈ではダークファンタジー系作品好きがそれなり以上にいるそうで、日本の二次元系ではゲーム系を中心に比較的マニア寄りのファン層が形成されているといった話を聞いたこともあります。

私も中国オタク界隈で「ベルセルク」のストーリー展開については定期的に話題になっているのを見かけましたし、昔からかなり広い範囲で人気になっているのを実感できる作品でした。
改めて三浦建太郎先生のご冥福を祈らせていただきます。

中国オタク「日本の作品は異世界に行ったらまず主人公がヒドイ目に遭うのが基本なのだろうか?そしてそこから復讐をしながらの俺TUEEEEE展開になるような?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品におけるテンプレ展開をネタにした話題で盛り上がることもあるそうですが、近頃はアニメやマンガを通じて日本のネット小説出身の異世界転移、転生系作品に関するネタが一部で広まっているそうです。

この辺りに関しては、日本以上にネット小説が盛り上がっている中国でも異世界転移、転生系の作品が「穿越」と称される人気ジャンルとなっていて何かと比較しやすいという事情も影響している……といった説もあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品では異世界系にいったらまず主人公がヒドイ扱いになる」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品は異世界に行ったらまず主人公がヒドイ目に遭うのが基本なのだろうか?
そしてそこから復讐をしながらの俺TUEEEEE展開になるような?

私も近頃の日本産異世界系作品はスタートダッシュで主人公をいじめるのが常態化している印象はあるかなー

異世界で主人公がヒドイ目に遭うのは俺が思い付くだけでも前世紀、数十年前とかそういうレベルで存在するんだけど。

ネタとしてはそうなんだが、昔は徐々に……という感じだったけど、今はスタートから一気にそういう展開をぶつけて、そこからすぐに逆転にいく感じだから印象は結構違う、

昔は異世界で苦労するという感じだったけど、現在は異世界特有の召喚システムや被召喚者や被転移者に対する処遇、設定上は仲間なキャラの裏切りによるものになっているな。

ヒドイ目に遭わされる理由については、日本の作品の定番、チート能力に関する格差による部分が強調される感じでは。
そこに現実社会側の学校生活におけるリア充といじめられっ子の格差が加わって強調されるといった所かな?

そういう境遇のをもう一人だか一組だかおいて敵にするパターンもあったな
日本のネット小説でも流行りの模倣と微妙な変化は繰り返されている模様

テンプレ異世界だからというお約束の知識前提で反応する、行動するみたいな展開もよく見かける。読者側の方にも既にテンプレ世界観どころかテンプレ展開のイメージが蓄積されているという前提で作品が作られている。

そこはこっちの作品の中華ファンタジー世界ネタも変わらないだろう。
ネット小説はどこの国でもその国の作品や読者層特有の「お約束」を前提とした、予備知識無しだとハマれない方向に進化していく傾向がある。

主人公が利用されるから、いじめを受けて扱いが悪いからと能力を隠す展開もある。
まぁこっちの作品にもバカなフリをする主人公というのはよくあるけど、そこに至る流れはやはり中日で違うものがあるよね。

テンプレ異世界に召喚されて、すぐに世界というか人生の頂点を約束された能力を獲得しているのに気付いてそれを隠すとかだな。
その状態で自分を見下す集団、現状に甘んじる手抜き生活や戦闘に入るのは見せ方を間違うと本当にヒドイ主人公になってしまうような……

ああいうのって主人公のチート能力を爽快に使うため、復讐や強大な力をぶつける相手を作るための展開の準備だというのは分かるんだが、正直ツッコミ入れてネタにしたくなる。

私は最近言われているというかネタになる「受害者有罪論」のような、やられる方にも問題があった、犯罪に巻き込まれた方も間違いがあったみたいな話は嫌いだが、中には復讐に至る過程やその度合いだとか、説教の内容が見当違い或いはお前がそれを言ったらダメだろみたいになったりとかで、主人公側を肯定しにくいと感じた作品もあったな。

そこは感情移入させられるかどうか、作者やコミカライズ担当作家の力量次第だろう。
良い人がそのまま幸せになるわけではない、良い人が主人公にはならないのがネット小説だし

俺は「騙される方が悪い」的なのが日本では特に嫌われるという話を聞いたことがある。
国産作品が凡人を雑に扱う、騙したり利用したりするのはひかれることも多いので、なかなか俺TUEEEEEに感情移入できなくなるとも。
日本市場の読者にそういう傾向があるなら、序盤に主人公がヒドイ目に遭って力を手に入れて復讐する流れに強いカタルシスを覚えたりするのかも。

見ている人間は非リア充の学生だからいじめられている学生が主人公、リア充グループが敵という設定が多いというよくあるネタ以外の背景もあるのかね

自分の場合、日本の作品の主人公はいじめられっ子よりも社畜のイメージの方が強いな……

私は日本の異世界転移、転生系はマンガだといじめられている少年、アニメになるレベルだと引きこもりや社畜が目に付くといったイメージだ

いじめられっ子というのはそこまで多くないんじゃないか?リア充が主人公なのも滅多にない(0ではない)けど。

最初にヒドイ目に遭う系で最近流行っているのは追放、他の場所で俺TUEEEEEして今更態度を変えても「もう遅い」と元仲間を見下すという展開だぞ。いじめとはちょっと違う方向になってきた。
主人公にも追放される理由が無いわけではないが、それ以上に追放する側が理不尽なことをやってくるという展開。

どっちにしろ、最初にヒドイ目に遭ってそこから上昇していくパターンなんだよね。
無能だからと主人公がパーティから追放されてその後能力覚醒というのはよくあるし、悪役令嬢系も婚約破棄ネタが最初に来ること多い。

今日本の異世界系作品で流行しているのが「もう遅い」系と言われる、実は有能だった人間が評価されないで表面的な部分だけで高評価なリア充に追放される展開だからなー

それって魔法学校では評価されない項目みたいなもの?

いや、違う。
功績をかすめ取られていたり、後方支援的なギルドの評価体系では目に見える評価がつかない部分を支えていたみたいなのが多いような?いなくなってみて不具合が発生!追い出したのを後悔!!ということになる。

現実だとよほどの人間ではない限り代わりはいるし、人が抜けて多少の混乱はあってもいずれ落ち着くんだけどね……このネタに関しては現代日本社会の社畜の鬱屈した部分や、特別な存在だと評価されたい感情が反映されているのかもしれない。

異世界転移だけでなく、現実ネタでも同じだぞ。ランキングがそれで染まっている。そういう話のテンプレが使われる理由は理解できるけど、あそこまで常態化しているのは……

ウチの国も底辺からの成り上がりだけど、わりとあっさり別の段階に行ってしまうことが多い

凡人との関係が続くのが日本の異世界転生系の特徴だと思う。
ウチの国の種田系もそういうのはあるが、日本は本当に環境構築、仲間を増やして固める傾向があるからね。
(訳注:中国のネット小説ジャンル「種田流」は日本のいわゆる内政系に近いものだそうです)

最初に主人公をヒドイ目に遭わせるという展開は感情移入やその後の爽快感のための環境整備に加えて、底辺に落とし込むから統治側、社会制度そのものを敵にできるという効果がある。
登場するキャラも敵味方に二分できるのが書く方も読む方も楽だというのも理由なのでは。

日本の異世界系作品のヒドイ目に遭ってからの復讐やもう遅い的な展開に関してはちょっと日本社会の闇を感じるな……
ウチの国のネット小説で定番の人間の上位存在となって見下してやろうというのもどうなのかという話になるけど。

日本のこの手の作品だと、復讐や破壊対象が目に見える範囲、例えば嫌な奴や嫌な上司的な存在ということが多い。
これに関しては作者の書ける世界観の狭さもあるだろうけど、既存の社会そのものに対する不満はそれほどではないということの表れなのかもしれない。
そしてそういう風に考えていくと、国産の上位者になって凡人を見下したがる、世界を管理したりまたにかけたりしたくなるというのは……

はい、やめやめ。
そういった統治者が管理できない存在になるという話は武侠からの伝統だし、科挙とかの文化背景もあるから……!

最初に主人公がヒドイ目に遭うのはマンガ化する作品に多いから、マンガ中心で見ているとそういう印象になるのも無理はないかもな。
日本のネット小説として見た場合は多いけどそればかりというほどでは無いというくらいの割合なんだが。

作品の構成、メディアによる競争環境というのもありそうだよね。
ネット小説とマンガでは使える話の長さや比較の対象となる作品が違ってくるし、マンガの場合は序盤の限られた分量で話を加速させて客を掴まないといけない。

中国のようにまず文字数を稼ぐ、量を保証されたお得感と安心感を提供するのではダメなんだっけ。

設定や攻略法垂れ流しは日本だとあまり有効では無いと聞くな
日本の読者は最初であっさり切るかどうかの判断をしてしまうということだし、内容以外の部分でのネット小説の人気獲得手法には結構な違いがあるという話だ。



とまぁ、こんな感じで。
所々で脱線しながらイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では日本のネット小説作品は漫画化されたものを読む人が多いので、人気や流行に関しては日本のネット小説プラットフォームの利用者の認識と中国で広まっている認識には違いがあると思います」
といった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報影響お待ちしております。

中国オタク「鬼滅の人気投票は意外な部分もあった」「敵側の人気の理由が分からなくてモヤモヤする」

ありがたいことにネタのタレコミと質問をいただきましたので今回はそれについてを。

先月末発売の少年ジャンプで「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」の結果が発表されました。
1位はギャップが激しいあの男! 「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」ついに発表(GAME Watch)

近頃の中国オタク界隈では「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」のトンデモナイ興収に関してどのように解釈するべきかと頭を悩ませている人も少なくないようで、日本における「鬼滅の刃」の人気に関する分析材料としてもこの人気投票が話題になっているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


一位は意外でもないが下の方を見ていくと意外な部分もあった。
私の好みではないが善逸の一位は分かる。

ジャンプの人気作品だと主人公よりも仲間キャラの方が人気出るのは珍しくないからな。
俺は禰豆子が10位に入れなかったのはちょっと意外。

兄弟子はさすがに善逸超えはできなかったか。まぁ二位なら上出来だな。

アニメの霹靂一閃無茶苦茶カッコイイからな。
現在アニメ化されている部分のブーストまで考えたら私は善逸の一位も納得できる。

好きなキャラはどれもベスト10入りしているから自分にとっては全く不満の無いランキングだ。

熱血系が人気上位にいないのはいかにも鬼滅の人気投票だと感じる、自分は一位は善逸か義勇だと思っていたので一位二位は意外ではないが時透無一郎の3位はちょっと驚き。
柱の中では毒の無い方の性格だし伝統的な美少年天才剣士キャラ設定に重なる部分も多いから人気を獲得しやすかったのだろうか。

でも一応実は美形枠な伊之助な六位だよ?
俺の好きなキャラだがファン全体での人気はもっと下だろうと思っていたから嬉しいんだけど。

炭治郎や善逸と比べて伊之助は成長要素薄いからね。アニメでもまだ見せ場のエピソードに到達していないからベスト10入りは上出来だと思う。
ネタ系コスプレだと非常に人気が高いらしいんだがな……

善逸の人気はなんだ?俺は気に障る部分の方が多いキャラだと感じるんだが。ヒロアカの爆豪みたいに特定の女性ファンが付いているのか?
顔が悪くても女性人気が爆発するケースもあるし。

善逸は長所と短所、更にキャラの性格の問題と成長が相互補完的になって活躍しているキャラだからな。こういうキャラは当たった場合は優秀な強キャラや性格の良いキャラよりも人気になれたりする。欠点がある方がキャラが立つし成長や覚醒を強調できるんだよ。

意外に感じる部分に関しては公式の人気投票はネット投票じゃないからというのもあるのでは。
公式人気投票は原作コミックを購入したらついてくる応募券が必要。ネットの多数派工作やネタのよる暴走は少ないだろうし、ネットの評価や話題性と一致しない部分も出るだろう。

ネット投票だとファン動員の工作で簡単にコントロールされてしまうからね。以前某女性ファンの多いコンテンツはヒドイことになった……

今回はある程度は正しい、現時点における日本の現役ファンの人気が反映されているのだろうね。
鬼滅は日本のアイドルのCDの投票とは規模が違うし、新刊売り切れ続出で大量買いができる環境でもなかったようだから票数工作の影響もそれほど大きくなさそうだ。

意外でも何でもない。女性向けマンガで女性の作者というのを考えれば予想出来た結果だろ。

私はちょっと意外かなあ。鬼滅に限らずなんでジャンプ系は主人公のそばにいる男性キャラがいつも1位になるんだろう。

だから女性が中心に票が集まっているということなのでは。

鬼滅の刃のキャラデザインは女性向けに特化したものだからな。男性キャラばかりになるのも当然。

でもそういう見方でいくと、ここしばらくの間で一番票を稼ぎそうな煉獄杏寿郎が上位に入っていないのが不思議に思える。
時期的に劇場版公開による追い風は無いだろうけど、キャラ人気が劇場版の社会現象レベルの人気の原動力の一つではあると思っていたから。

それに関してはこれが少年ジャンプの方の投票だというのも理由ではないかと。
煉獄杏寿郎は序盤で強敵や厳しい環境を強調して主人公に意志を受け継がせて退場する師匠的な存在だ。アニメではこれからに見えても原作では過去に少し出たくらいのキャラになる。

禰豆子が10位にも入れなかったのは原作後半では活躍できていないのが響いたか。

上位はなんだかんだで納得できるが、11位以下の鬼の人気も考えるとよく分からない部分が出てくるな。
下弦の壱はなぜこんなに高いのかとか、上弦の参はもっと上じゃないかとか。劇場版時点で考えると下弦の壱が上でも良さそうだがこれはジャンプの人気投票だし……

それに関しては女性ファンが多いということの証明でもある。
日本でこんなに短期間で人気が爆発するのは女性向けで人気になったからだ。キモオタ向けではこうはいかない。

キモオタ向けでも女性向けでもないと思うが……少年ジャンプの看板作品だし普通にアニメマンガ好きの全体から支持を獲得しているんじゃないか?

私は女性向け作品なのに胡蝶しのぶが5位になっている方が自分は驚いた。
ジャンプの女性向け作品のランキングだと女キャラは抹殺されるもんじゃないの?

胡蝶しのぶは女性人気も高いようだぞ?
鬼滅の人気投票は普通に男性人気もかなり反映されていると思うがな。原作で活躍しているキャラは順当に上位に来ている。

「少年マンガ」だから男性向けだと思うのは間違いだぞ。
現代で一般的な少年マンガは大衆向け或いは女性向けだ。

いや、それもまた極端過ぎるというかオタクの思考になってないか?
ジャンプ系作品で男が男性キャラに投票しちゃいかんのか?

作中で正しく活躍するカッコイイ男主人公は男からも普通に人気でるからね。カップリングやキャラ萌えだけではない。

女性人気を否定するつもりはないが、鬼滅は基本がバトル系の少年漫画だからそっちを好む男性からの支持も普通にあるだろう。
少年ジャンプ連載の他の作品の公式人気投票を見ても基本的には主人公と仲間で活躍するキャラが上位に来る。ヒロインが上位に来るのは基本的にラブコメ系作品。

「NARUTO」でもベスト10入りする女性キャラってサクラかヒナタのどちらか一人で投票時点での扱い次第みたいになっていたように思う。
むしろ女性キャラがトップになっている人気のバトル系少年マンガって何があるんだ?

「ONE PIECE」はどうかと思ったが海賊団でレギュラーだからナミとニコ・ロビンはそこそこ上位に入っているが逆に言えば女性キャラは5位が最高でそれより上にはいけない構造だな。

「食戟のソーマ」の最新のランキングはトップ3全部女だぞ!

言われてみれば……でもソーマと比べると鬼滅の方が個人的には納得できるランキングなんだよな……

味方側は自分の中のイメージとランキング順位にズレはあっても概ね納得できるが、敵側の人気の理由が分からなくてモヤモヤするな。

敵はランキングに出ている分では上弦壱>下弦壱>上弦参>上弦弐>新上弦陸>無惨か……上弦壱以外はホントよく分からん。

上弦の参ちょっと低くない?俺は女性ファンがつくならこいつだと思ってたのに。CVだって石田彰なのに。やっぱり顔がキモイとダメなのか?

敵ボスが一番下なのは珍しいね。女性向けと騒がれているから顔面偏差値高くて更にCV関俊彦ならもっと上にいくと思ったんだが。

無惨は人気出るようなキャラじゃないだろ。人気になった悪役が備えているような大物感も美学も無い。
私は無惨が30位以内に入ってる時点で高過ぎるように思える。

無惨は作品追いかけていると本当に顔以外良い所無いボス敵だという印象になるからこの順位も分かるような気がする。
鬼滅は良い意味で敵は倒すべき悪ばかりな作品だから味方側キャラが上位に揃っているのでは。そういう意味でも私は普通に男の子感のあるランキング結果にも思えるな。



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国オタク界隈における「鬼滅の刃」の人気のイメージも含めてイロイロな見方が出ていました。

以前の記事
中国オタク「なぜ日本であんなに鬼滅の刃が売れているんだ!?あの劇場版の興収はいったい?私は普通に良い程度の作品にしか思えない!」
でも少し書きましたが、中国オタク界隈では日本の「鬼滅の刃」の人気に関してファミリー層や子供からの人気という部分はあまり意識されていないように感じられますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

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「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。

ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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