「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

オタクin中国

中国オタク「日本の作品でよく出てくる正義の味方という言葉にはどんな背景があるんだろうか?元ネタになった作品、影響の大きかった作品みたいなのはあるの?」

猛暑と身の回りのゴタゴタが重なってグダグダな状態が続いております。
それからありがたいことに攻略情報もいただている艦これイベントですが、管理人は現在E4をだらだらと進めており今回は甲甲乙甲乙になりそうな気配です。

それはさておき、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国オタク界隈では日本の作品の定番要素についての考察で盛り上がったりしているそうですが、中には改めて現在の感覚で見ていくと昔の印象とは違ったものになる要素もあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「正義の味方」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品でよく出てくる正義伙伴(正義の味方)という言葉だけど、ああいう言い回しが使われるようになったのにはどんな背景があるんだろうか?
やはり元ネタになった作品、影響の大きかった作品みたいなのはあるの?

元ネタか……文学とか宗教、民間芸術とかを遡ったら出てくるのだろうか。それとも比較的最近の作品なのか。

「仮面ライダー」とかじゃないの?
二次元だとFateでもよく出てくるというか、テーマとして扱われてはいたが概ね流れ的にはその辺りに思える。

元が子供向けの特撮ヒーローで、その影響を受けて憧れるキャラが二次元の作品に出てくる。ただ二次元だと扱いは微妙。ウチの国のオタクの間だとハッキリ言って評価されない、嫌われる属性だった。
でも最近はウチの国でも特撮の人気が高くなっているから昔よりマシになっているようにも感じる。

「正義の味方」はFateとかでかなり強調して使われるけど、皮肉な意味の方が強い感じだしな

現代の作品だと「正義の味方」が良い意味で使われることは少ないのではないかと。ふわっとした正義と単純な悪者という作品は厳しいし、正義を口実に何かするのは胡散臭い。

まぁそこはファンタジーでパラディンや教会組織、異世界で勇者が悪役や踏み台になりがちなのと似たようなものだろう。

特撮系作品だとまだわりとマシな意味で使われているはずだけど、仮面ライダーでも平成だと明確な「正義の味方」タイプは少ないかもしれない。

自分は特撮を見ていないから正義の味方という言葉をハッキリ意識するようになったのは「Fate」からかな。それまでも見かけていなかったわけじゃないはずだけど……

私は「ブギーポップは笑わない」の霧間凪からだった。
子供向け作品ならともかく、ある程度現実的な世界観の作品だと道化的な扱いになるのは避けられない属性だと思う。中二病的な価値感だと、正義をかかげることはバカにされるから。

奈須きのこはブギーポップの影響を受けたと聞くし「Fate/stay night」もその流れなんじゃないかな。そしてブギーポップの前には仮面ライダーなどの特撮ヒーロー作品がある。

元ネタは特撮で、背景としては仏教関係も入っているというのを以前見た気がする。誰も正義そのものになることはできないがその手助けになることはできる……とかだったかな?

影響に関しては特撮ヒーロー系と見て間違いないだろう。日本社会ではアニメやマンガ以前に子供向け作品で影響が大きかったのは特撮で、特撮の影響を受けた人間によって広がったのが日本の二次元界隈だから。

正義を名乗るには格が足りない、説得力が無いみたいな部分もあるのでは。
個人ヒーローでも組織に属するヒーローでも、設定ではそんなに強くない、立場が下の方というのはあるだろうしね

確かに雑に正義を掲げるようなスタンスよりも「正義の味方」の方が汎用性はありそうだな……

天使だとか宗教勢力による絶対的権威ではないのも興味深いね。

日本でも警察ドラマが大人気だった時代があると聞いていたから私は警察関係のネタかと思っていたが、そうでもないのか。

特撮などのヒーロー系作品の基本的なターゲットが子供だからというのも理由だろう。正義の「味方」なら子供でもできそうだと感じるし上手い言葉だよ。

私がこの言葉を初めて見たのは藤子不二雄作品、たぶん「ドラえもん」だったかな……?
実はのび太本人がタイムマシンで演じていたというネタの。

俺もたぶん同じのが初めて見たのだ。あれ元ネタは仮面ライダーなんだろうけど、ガキの自分は正義の味方という言い回しも含めて不思議に感じた。
ストーリー自体はロジックもオチもしっかりしていて理想的な展開の短編コメディだったね。

あれはたぶん仮面ライダーじゃなくて更に昔の「月光仮面」が元ネタだと思う。
あと中国語版では「正義伙伴蒙面侠」と訳されていたけど日本語だと「正義の味方セルフ仮面」で「セルフ」(self)という自分自身だというネタも含めた名前になってる。

その「月光仮面」が最初に正義の味方という言葉を使った作品だよ。1958年の作品。
実写テレビドラマのヒーローなので特撮とは別ジャンルだが、日本の仮面ヒーローの元祖なので仮面ライダーなどの源流と言うこともできる。

正義の味方という言葉自体はもっと昔の、1947年から始まった「黄金バット」で使われているから月光仮面が元祖ではないよ。

正義の味方がいつから使われていたかは私も知らないけど広めて定着させたのは「月光仮面」と見ても問題無いだろう。社会現象レベルの大人気になった作品で、決め台詞や主題歌で「正義の味方」という言葉が強調されているから。

正義の味方の原作、脚本の川内康範が仏教徒で月光菩薩からのアイデアで主人公や「正義の味方」のスタンスを創作して、劇中の「正義の味方」の言葉の使われ方にも仏教の考え方が入っている。
その後の使われ方でどこまで残っているかは分からないが、よく言われる宗教的な背景については恐らくこの辺りから来ている。

どの作品が最初というのはハッキリしないが、今の二次元の正義の味方ネタの流れとしては初期の特撮ヒーロー作品で多用されて広まり、その影響で型月作品のような作品でも使われるようになったということで良いの?

それで問題無いと思う。あと特撮に限った話ではなく、ヒーロー系で全般で使われる言葉だったようだ。昔のアニメやマンガでもよく見かける。

日本の二次元界隈で長年の蓄積により形成されたイメージに関してはその見方でも良いはず。
現代の作品では現実的ではない、あやふやなイメージの正義の味方を目指してしまったキャラは出てくる例えばFateなら切嗣はそれに失敗する場度エンド、士郎は各ルートや赤アーチャーの姿で矛盾を突き付けられることになる。

正義の味方は異世界ネタの「勇者」よりはマシな扱いだと思うよ。
正義の味方を冷笑することもあるけど、矛盾や現実的な問題を認識しつつ理想として掲げたり取捨選択する展開があるから。

背景に関してはイロイロとあるけど、現在の使われ方に関して大雑把に言えば自分自身が正義だとするのは傲慢過ぎるという考え方があるんじゃないかな。

大体そんな感じだろうね。
実際日本の作品では自分が正義と言うヒーローはあまりいない。やってること自体はそういうヒーローとそんなに変わらないけど。

「俺が正義だ」という「サクラ大戦」の大神一郎のようなキャラは珍しいわけか。

恐らくそうだろうけど探せば見つかるくらいだと思う。常にネタ不足でキャラかぶりを避けたがるジャンルだから。
正義の味方という言葉の源流である特撮作品でも自分が正義というのはいる。「巨獣特捜ジャスピオン」は主題歌でも自分が正義だとアピールしてる。

特撮ヒーローは司法組織や平和維持組織の系列という扱いが多いし、作中世界観的に正義の執行者という立場をとれるので自分=正義になりそうなもんだが、そうじゃないのか。

仮面ライダーを見れば分かるけど戦闘行為が社会のルールからは外れるので警察と友好関係ではない個人だったり、司法組織とは別の超法規的な存在だったりすることも多いから何とも言えない。

まぁアメコミでもYour Friendly Neighborhoodな有名ヒーローがいるからね……



とまぁ、こんな感じで。
時折妙に詳しい人も出現しながらイロイロな方向に話が飛んでいました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「最近は少し落ち着いていますが昔は中国のオタクは大学生から本格的に活動し始める人が多かったのと、昭和ウルトラマンのような子供向け作品がとても嫌われていたので『正義の味方』の概念やそれを目指すキャラに対してはかなり批判的な扱いをされていました」

「昔の中国で衛宮士郎が伊藤誠と並んで人渣(人間のクズ)と言われてとても嫌われていたことの主な原因は06年版のアニメの頭が悪くて無能な熱血キャラという演出でしたが、正義の味方という概念が見下されていた当時の中国のオタクの空気が影響していた部分もあったのかもしれません」

などといった話もありました。

十数年程前の中国オタク界隈における衛宮士郎に対するヘイトはすさまじいものがありましたが、少し時間が経った今の感覚で考えてみると当時はあまり意識されなかった部分が見えてくるのも興味深いですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「衛宮士郎の蔑称『土狼』って昔とてもよく使われていたらしいがどんな感じだったの?」


中国オタク「なぜ二次元の獣娘は猫勢力が優勢になってしまったのか?犬とか狐とかもっと増えても良いはず」

ここしばらくの暑さでぐだぐだな状態なので、今回は簡単なネタで……

ありがたいことに
「中国では動物擬人化キャラでは狐系がとても好まれていると聞きましたが中国産の作品には猫系や犬系もかなりいるように見えます。実際の需要と供給はどうなっているのでしょうか?」
という質問をいただいておりましたが、先日ちょうど良さそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「二次元の獣娘で猫系が多いのはなぜか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ二次元の獣娘は猫勢力が優勢になってしまったのか?
犬系や狐系、日本だと狸系などがそこそこ健闘しているのは知っているがやはり猫系が強い。なぜだろう?犬とかもっと増えても良いし狐とかウチの国でもっと増えても良いはずなのに。

猫以外も一応は探さなくてもすぐに思いつく程度の勢力はあるけど、萌え獣人ではやはり猫が圧倒的だよね。
ペット枠なら犬もいるし、人間となら犬の方が強そう打と思うのだけど。

犬は獣人かさせるよりもそのまま出して人とセットで動かした方がやりやすい、人気も取れるというのも理由ではないだろうか。わざわざ人にしないでも良い。
猫が人間と一緒に行動するのはシチュエーションが限定されるけど犬はそういうのが無い。

うーむ……私はあえて言うなら狐娘が好きだという認識ではあるが、獣耳系萌えキャラだと猫娘が先に出てきたな。

実際、自分の目に付く範囲でも獣耳キャラの割合でも猫系多いからなあ……

ウチの国のペットでも明らかに猫飼ってる人の方が多いしね。

そうだな。新型コロナの物資不足でまず売り切れたのが猫用のだった。猫がそれしか食べないという餌が買えなくて困ったという話もよく聞く。

そう言えば俺の知り合いで猫飼ってる人から聞いたんだが、猫飼っている人が多いから病院の猫用ワクチン手帳がすぐに底をついて皆困ったらしい。一応日頃の需要から猫の方を多めに確保したらしいがそれでも無くなったとか。
昔と比べて猫飼う人かなり増えているように感じるけどこれも猫娘増加の原因だったりするのかね。行動や手触りをハッキリとイメージできる人もふえているだろうし。

ウチの国もだけど、日本でもこの十数年でペットは猫の方が多数派になっているというデータがあったし二次元作品にもその影響が出ているはず。

飼っていることの影響というならば、若い世代に猫飼っているのが多いというのも理由かもね。老人は犬の方が多い印象だ。
データを見ての話ではなく、あくまで個人的なイメージだけど。

犬猫などよりも狐だよ。
中国人ならば狐娘に萌えるのが伝統的に正しい。もちろん娘だけでなく男の方でも。

ウチの国で狐系の人気や評価が高くて国産での人気キャラや作品も出てるけど、絶対数はやはり猫優勢な印象だ。
狐はキャラ付けで動かしにくいのかそれとも描きにくいのか……

狐はペットとして一般的ではないし、猫や犬と比べたら雑に出せないというのもある。設定盛ってメインキャラにするなら良いのかもしれないが、ハーレム要員にするにはちょっとヤヤコシイ。

身も蓋も無いけど猫系は描きやすい、パクりやすいからだろう。
犬は種類が多いからどの犬種をベースにするかで違いが出るので単純にパクるとバレやすいし作画とデザインのコストが上がる。それに対して猫は耳つけて瞳や毛(ようは髪)で区別つければ良いからパクって独自要素加えるのも楽。
拘りや性癖があるなら犬娘の独自性に熱意が注ぎ込まれるんだろうけど、見る側も作る側も大半はそういうのは気にしないし求めていない。

猫娘キャラってテンプレに耳と尻尾つければ良いからな。犬娘になるとそこが固まってない。
あと基本的な性格として、最初から好意をアピールするキャラよりも距離があってクールなキャラの方が話作りやすいし人気になりやすいのよ。
この人気部分に関しては幼馴染キャラが負けるのと似たような所もあるんじゃないかな。

狐も大きな尻尾で強調すれば良いから場合によっては犬より楽という話もある。狐娘はテンプレデザインに伝説や神話的なスゴイ背景盛ればできあがり。

猫の場合はツンデレ、特にツン要素があるからキャラ立てしやすいし話の中でも動かしやすいんだよ

でも二次元の猫娘的なキャラに関しては親しい人に甘えるとか、元気でおバカだとか、やきもちを焼くとかどちらかと言えば犬の方のイメージになる要素が混じっていることが多いように感じる。
そこはちょっと不思議だ。

でもそういうキャラは基本的な所、第一印象はやはり猫系のテンプレに沿って出してないか?補助属性に犬っぽいのが付くことが少なくないのには同意だが

猫そのままで出すとデレ描写とかも難しくなるから人間のキャラと同じくある程度の「都合の良い改変」は必要だ。カワイイしぐさと鳴き声をアピールして性格は扱いやすくした結果、二次元のキメラ的な存在になってきているのだろう。
それに近年は猫動画とかで猫がおバカなイメージも拡散しているから、バカ方向と小賢しい方向のちらでも見ている側が納得できるようになっているんじゃないかな。

異世界ファンタジーのエルフと重なる所もあるが、猫の孤高で冷たいキャラは男女どちらのキャラでも人気になりやすいからね。
犬系の性格は安全ではあるんだが現代の主な需要からはやや離れている。

とは言え、犬の性格の主要なイメージである「忠犬」的な性格の猫娘というのも珍しい。

その性格を強調するならさすがに猫系ではなく犬系にするはずだ。
しかし忠犬的な性格のキャラは嫌われないけど面白みも無いから今の時代は厳しいのだろう。

猫キャラはずる賢い言動のキャラでもある程度許されるのがずるい、犬キャラでそれやったら卑怯だと本気で叩かれる……!

メイドや執事のように忠犬的なキャラは現在も需要あるよ。ただ懐くキャラ、奉仕するキャラに対する犬属性呼ばわりはよくあるけど犬耳まではつけないよね。ここも猫系との違いか?

二次元の目が大きい顔のデザインが猫に近いという事情もある。猫娘的な方向にアレンジするのも他の動物と比べれば楽だ。

猫の顔の構造的に人型にしても違和感が比較的少ないし人間の顔に寄せやすいんだよな。
逆に犬は構造上人と同じようにはできないし、犬の方に寄せたデザインだと受け入れられる人が減る。
だから量産されるのが猫になるのも無理はない。

そこはどうせ耳と尻尾だけアレンジ入るからあまり変わらないような……国産狐耳キャラもそんな感じだし

自分の周りを見ての印象だが、ガチの獣人好きの間では狐娘そんなに人気無い気がする。

狐も猫もウチの国の需要だと大体は尻尾と耳ついてるくらいだよね。でもたまに本気で深い所にいってしまったのもいるからな……

俺の周辺を見た限りでは、獣好きだとマイリトルポニーとか欧米の作品の方まで一気にいってしまう印象もあるな。そういう意味でもやはり現在の二次元環境では猫が有利か……

現在というか二次元では昔から猫娘優勢だったはずだよ。昔の方が犬系擬人化は多かったとは思うけど。例えば日本の二次元オタクネタの集合体であるFateも猫耳だけで犬耳ないしね。

いや、過去の企画で犬耳が実装されていたことはある。神風魔法少女ジャンヌとか。
それにタマモキャットが名前猫だけど耳は狐で口調は犬という混沌設定、それからアーケードで沖田総司の霊衣で実装があったような?

Fate関係ならこの間こっちでも第六章と一緒に実装された妖精ガウェインが犬系の妖精ではあるな
あとfateはタマモがいるから狐耳勢力も強い

犬娘はまだいいよ……俺のように狼娘が好きな人間はかなり苦労する。

そっちはよほど拘らないと犬と同枠になりかねないからな。それにワーウルフの関係からどこまで獣要素を入れるかでもめそう。

ソシャゲでは犬娘より狼娘の方が多いように感じられる。戦闘力や背景の伝説アピールでは犬より狼の方が良いのかも。

それを考え出すと狐もイヌ科なので、犬娘の一種という見方もできてしまう。そこまで足せば猫娘の勢力より上に?いやそれでも厳しいか?

良いことを教えてやろう。日本では食肉目を「ネコ目」と言うこともある。(これは過去に日本の文部省が雑に翻訳定義したせいだとか)
つまり日本では犬も狐も猫の勢力内と言うこともできるのだ……

なんだと!?やはり猫は卑怯だ……!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の獣耳系キャラに関する認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「猫娘は内外どちらもデザインしやすいので中国国産作品でもよく見る属性です。狐系のキャラも男女共に人気は高いですが既存の大人気キャラとの差別化が難しいのか意外に苦戦することも少なくありません」

「昔は国産の『娘化』は狐ばかりだった時期もありますが、最近はそこまで多くは無いようです」

などといった話もありました。

それからこの記事をまとめている途中でFGOに曲亭馬琴が犬系で実装されましたが、今回紹介させていただいたやり取りはちょっと前のものなのでその辺りの情報は入っていません。今ならまた違った見方が出てくる可能性も考えられますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ蛇娘は二次元でいまいち流行らないのだろうか?狐耳とまでは言わないが他の獣耳キャラのような扱いにならない理由はなんだろう」

中国オタク「面白かったけどNTRネタで炎上しているのが何とも言えない」中国版FGO第二部第六章前半への反応

ありがたいことに
「FGOの第二部第六章前半の中国の反応は?」
といった質問やそれに関するネタのタレコミを複数いただいておりますので今回はそれについてを。

実装と同時期の修正の影響で何かとゴタゴタしている中国版FGOですが、6/10から実装となった第二部第六章のシナリオに関してはそれなり以上に盛り上がっているそうです。
中国語版公式告知ページ(中国語)

中国版FGOまたまたまたイラスト修正

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「Lostbelt No.6 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ 星の生まれる刻(前編)」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(ネタバレの混じった話も多いので一応お気を付けください)


FGOの第二部第六章クリアした!今の所かなり面白い。
始める前にやたらときのこを批判している発言やスレが目に付いて不安だったが、なんてことはなかったな。

面白かったけどNTRネタで炎上しているのが何とも言えない。

私も第二部第六章ってネットの反応からはストーリー崩壊しているのかと思ったが、前半終了時点ではきのこのテキストはやはり面白いし読みやすいという印象だな。

批判に関しては主にマシュが記憶喪失で結婚式でNTRだああああ!な辺りだろ。
実際にその部分までいくと思ってたのとかなり違う、NTRにならんようにかなり配慮した書き方とストーリー展開だったな

同感だ。騒ぐほどじゃないレベルに感じられた。
自分は「ソードアート・オンライン」のような作者の性癖が投影されるみたいなもんかと覚悟していたのだが。

私は普通に楽しめたけどマシュのNTRというか記憶喪失からの偽の結婚式シーンについて潔癖な人はダメなのかもしれないとは思ったけどね。
第二部第六章は視点変更、独自行動が多いし人によって印象がかなり違うようだし、自分の望んだ展開じゃない!というのが出やすいのかも。

そもそも不満を爆発させている人と比べて満足している人間はあまり強烈に発言しないからね。特にFGOは新ストーリー実装からしばらくの間はネタバレ回避で、ストーリークリアするまで離れる人も多い。俺もそうだった。

第二部第六章のテキスト量や戦闘難度を考えると、批判していた人間が全てストーリーをきっちり読んでから発言したとも思えないしな……

とは言え、俺はやはりなんだかモヤモヤした、NTRされたような感覚はあったよ!何とも言えない気分になった!

自分はNTRよりも妖精の村で初っ端から胃の痛い展開が続いたのが厳しかった。あらすじは何となく知っていてもテキストで実際に体験させられるとキツイ。面白かったのは確かだけど。

テキスト長いし重いしで、やはりストーリーよりもまずはモルガン実装での獲得報告と爆死報告の方が盛り上がっていた気がする。

俺はモルガンに関してはストーリー終わってからどれくらいの石を投入するか決めようと考えていたんだが、全然出番が無いし前編ではほぼ出番が無い、後編でもそこまで重要なポジションではないという話も聞こえてくるのだが……

モルガンはキャラデザやボイスは良いけどストーリーの方では恐らく皆が期待しているものは出てこない。こっちが見たいストーリーは水怪クライシスまで待たないといけないという説もあるし、マスターラブ的なものも取得後の絆会話くらいかもしれん。その会話の破壊力が日本で人気爆発した原因の一つではあるのだが。

マスターラブ的な描写ならバレンタインがあるぞ。だから引かなかったらどうなるか……分かるね?
あと戴冠式での最速復刻もあるのでそこで決めるのもアリ。

前編は個人的にはかなり満足。ただ妖精が噂以上に危険な存在、強力な存在なのに頭がヤバイような雰囲気が不安だ……
あと妙に批判されているマシュの一連のシーンに関してはかなりギャグ感が強くてあんまり気にならなかったな

俺はあのシーンは笑えなかった。記憶喪失の無辜の少女が巻き込まれる話にしては悪趣味すぎる

うーむ……俺は童話的な空気も感じていたからそっちのテンプレと活用という印象になってNTRだなんだを心配することはなかった。三匹のゴブリンも実は悪いヤツではないというキャラなのがあからさまだったし。

ゴブリン出してきたのとか、明らかにギャップ狙いもあったろうな
後半にも色々とあるが、Fateの妖精キャラの様々な側面を描写する上でも重要な部分ではあるからNTRだ凌辱だみたいな薄い本思考だけで止まるのはもったいないと思う

だから前から言われていたろ、NTRターゲットはぐだの方だと。逆にマシュの方は合流からの決戦など結構な配慮はあるけどヒロインというか相棒枠の部分はかなりキャストリアやオベロンに持っていかれた印象になる。
ネタバレになるから詳しくは言わないが、最後の決戦はFateのエピソードをなぞる決め台詞になるくらいだ。

まぁきのこは後輩系キャラに関して何かと前科があるからそっちを意識してしまうのも無理はない
日頃はNTRネタを口にする連中も自分の好きな作品、思い入れのあるヒロインが乱暴されるとかNTRだとかいうのは好まないどころかブチ切れるし。

面白いかどうかではなくこの展開自体が許せないみたいな暴れ方しているのも見かける。
きのこより東出の方がマシみたいな発言まで出てくるのは、過去の始皇帝の件での大批判を考えるとさすがにどうなんだとは思うが

私としては第二部第六章はキャストリアの独白がとても良かった。あそこはテキストゲーム以外では難しい体験だと強く感じたね。
NTRネタで炎上っぽい空気になったのはFGOというゲームに対する熱気が国内ではどんどん落ちているから仕方が無い所もある。

所々に泣ける展開熱くなる展開もあるけど、ようやく前半終了だから評価については保留かな。後半以降のオベロンとキャストリアに関してかなり気になっているからそれを見てからでないと。

キャストリアの独白は奈須きのこの色が強過ぎて好み分かれそうだけど、キャストリアの人生観的なモノに対して私はかなり共感してしまった。
今になってセイバー顔からこんなキャラを出してくるとか、やはりきのこはスゴイと感じた。

NTRで騒がれているけど前半は皆それなりに評価しているように感じる。
しかし問題は後編だ……日本ではファン界隈が大混乱になった。その後の戴冠式は後半より毒は少ないがそっちはそっちでイロイロと……

実際、第二部第六章のストーリーを出来が悪いと評価している人はそんなにいないだろう。好みが分かれるのと、精神的なダメージに個人差があるだけだ。

日本のユーザーを呼び戻し売上を復活させただけのものはあるな。ただウチの国でもそうなるかはちょっと分からない。最近は文句ばかりが目に付くし。

第二部第六章には明らかに説明不足でもっとこの方面を掘り下げて欲しいみたいな所が少なくないという問題もあるからね。
これに関してはきのこが途中で大幅な方針変更しちゃったせいらしいけど。

私はマシュの記憶喪失パートが飛び飛びで唐突、成長の実感がわかなくて引っかかった。納得がいかないというレベルではないんだが……

断章の配置で途切れ途切れになるのがマイナスになった気がする。
それに日本版でも妖精トリスタンの第三臨の説明がいまだに行われていない、妖精ランスロットも召喚までの間に何があったか分からないとか聞こえてくるのはさすがにどうなのかと。

メリュジーヌの方はあの世界の竜種の能力で未来に発生することまで把握して接して来るからという説明があったはず
でもバーヴァン・シーは本当に分からん

私は日本版を遊んだ時に非常に素晴らしいシナリオだと感じた。特に後半、戴冠式が良かった。stay nightの全ルートを現代のFGO版アレンジにして出されたというか。
しかし欠点も少なくないと感じた。モルガンと妖精トリスタンに関してはもっとしっかり描いてくれと頭を抱えたよ。

概ね楽しめたけどなすびのストーリーに関してはブラック・バレルの扱いの雑さ、管理の甘さがかなり引っかかった。あんな危険な武器をストーリー的に雑に扱われるシチュエーションにしてベリルに持っていかせたのとか、逆のご都合主義で凄いもやもやする。

ブラック・バレルに関しては誰が所持しているかに関して伏線があるから安心して欲しい。持っているキャラとそれに関する展開は良くも悪くも奈須きのこの趣味が出るけどな!

記憶喪失展開ではマシュの方は不満がかなり出たけどぐだの方には不満を見かけない。この辺りからもシナリオの不安定さ、危うさが見て取れる。
楽しめたのも確かだが、そこかしこに奈須きのこの悪意も感じた。

後半も戴冠式ももっと危ない所を突き進むから楽しみにしてると良いぞ!きのこが悪意なんてもんじゃない、人の心を見せてくるから。



とまぁ、こんな感じで。
実装が前半までの現時点ではやや大人しいものの、やはりイロイロな感想が出ていました。

ちなみに今回のネタや感想を教えてくれた方からは
「既にネタバレ情報も広まっていますし、前半に関してはそれほど盛り上がっていません。そんな中で記憶喪失のマシュのエピソードに関しては悪い意味で目立ってしまったようです。NTRネタは何かと反応が出るので、煽るネタとしても効果的です……」

「モルガンピックアップは突撃した人も多く盛り上がっていました。千里眼で石を貯めていた人も多いです。でも私はこの後の水着カーマちゃん狙いなので我慢です。しかし最近の修正の多さを考えると水着カーマをそのまま実装できるのかとても不安です」

などといった話もありました。

中国のゲーム関係では規制や修正が断続的に発生していますし今後の中国版FGO実装状況がどうなるのかは何とも言えませんが、アヴァロン・ル・フェに関しては最後まで何事もなく実装されてほしいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ウチの国のちまきの味のように日本で戦争になる食べ物ネタを教えてくれ!!」

ありがたいことに手頃なネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年の中国のネットでは美食関連の話題が非常に活発に飛び交うようになっていまして、中国オタク界隈でも飲食関係のこだわりや料理の格付け的な話題が飛び交っているのを見かけます。
またそんな流れの中で「ちまきの味は甘いのとしょっぱいのでどちらが良いか?」といった結論の出ないテーマをネタにした論争で盛り上がるのがある種の定番になっていたりもするそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本で論争になる食べ物」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国のちまきの味のように日本で戦争になる食べ物ネタを教えてくれ!!
アニメやマンガでそういうネタを結構見かけるのに気付いて有名なものにどんなのがあるか気になってきたんだ。

日本の作品でならチョココロネをどっちから食べるかとか、たい焼きの餡子が尻尾に入っているかどうかみたいなネタか。

そうそう、そんな感じ。

目玉焼きの焼き加減に関するこだわりみたいなのは他の国の作品でもあるらしいけど、日本の作品はそこに妙にこだわるし更に何をかけて食べるかでも争うような……?

ウチの国で言うなら豆腐脳(豆花)の甘いのとしょっぱいのどっちが良いか、みたいな話なんだろうね。でも日本の二次元作品でそういうのが頻繁にネタにされているのは私も興味深いと思っている。

日本は目玉焼きの黄身をどのタイミングで食べるかだけでマンガが描ける国だからな!アニメでは見たこと無いけど、調べたら噂の卵かけごはんでも細かいこだわりがあって争っている模様

私が二次元でそういうネタを意識するようになったのはチョココロネをどちらから食うかだな

よし!ちまきの味について語ろう!!

また戦争がしたいのか!? あんた達はあああ!

ちまきの甘いしょっぱいは空気悪くなったり荒らしのネタっぽくなったりで扱いが難しい気もする。日本の作品のネタはもうちょっと軽い印象だが、実は日本人の間ではかなり感情的になるようなのも混じってそうに思える。どれがネタでどれが危険なんだろうか?
(訳注:中国のネットのちまきネタに関しては過去記事中国オタク「もしかしてアニメやマンガにちまきが出てくる作品ってほとんど無いのか?以前聞いた話では日本でも端午の節句にちまきを食べるということだったのに……」などもよろしければご参照ください)

どれもネタ扱いできるけど扱い次第では危険……といった所なのでは?どこの国でも食事に関しては何が好きかどうやって食べるのが良いかで論争があるはず。
ちなみに私が以前日本人に聞いた話だと関東系の味付けと関西系の味付けで争うことがあるらしい。特に蕎麦とうどんは分かり合えないものがあるとか。

例えばアメリカでもコークとペプシで本当に企業とファンが国家規模でメディアも使って戦争してきた歴史があると聞く……ウチの国でもコーク派とペプシ派の摩擦はあるがアメリカに比べればかなり優しい。

日本のインスタント蕎麦やうどんは同じメーカーの製品でも東西で味が違うらしいな。

俺が昔日本人から聞いた話ではからあげにレモンをかける、かけないというのがあった。
ネタ扱いされがちだけど実際に酒の席でネタアピール的にやると本当に機嫌悪くなる人も出かねないので、普通に確認するかいっそのこと複数注文して分けて好きな方を選ばせた方が良いという話だったような。

日本のネットでよく見かけるのは「きのこたけのこ戦争」だ。
明治製菓のきのこの山とたけのこの里のどっちがおいしいかで常に戦争している

きのこたけのこはグラブルでまでコラボしてイベントやってるレベルだから、どこまでがネタでどこまでが本気なのか俺にはよく分からない……

例えば自分がそこに明治製菓なら普通のチョコが一番おいしいよね、と言いながら入っていったどの程度ボコボコにされるんだろう?KYとしてスルーされる可能性もありそうだが。

ゲームだと俺のやってる「アリス・ギア・アイギス」が以前定義から外れた「芋煮」をイベントで出したせいで謝罪とデータ修正に追い込まれたことがある。
私も当時調べて初めて知ったんだが芋煮は日本の東北地方の伝統文化に関連する背景があり現代でもイベントが開催されている。問題の対処に関してはネタも混じっているんだろうけど厄介な通報もあったようだ。

「Splatoon」でそういう論争になる食事の好みでチーム分けをやったせいで任天堂が戦争に加担している企業扱いされるネタには笑った。

日本の論争は自分の見た範囲ではウチの国のちまきの味よりはネタっぽい空気ではあるかな。ちまきの甘いしょっぱいは相容れない価値観として互いが互いを本気で否定する気分が根底にあるから……

日本では長いこと食い物ネタをやっているからウチの国よりも更にネットの娯楽ネタになっている面もあるのではないかと。ウチの国でも昔は本気のヤツが出てかなり荒れてたちまきの「咸甜之争」が近頃はネタとして扱う空気が定着してきているからね。
アニメやマンガで食い物のこだわりネタを頻繁に扱うのもそれだけ「扱いやすいネタ」になっていることの現れだろう。

でも日本の二次元作品の扱いを見ているとやはり不穏なものを感じる……ネタ扱いしていても一線を越える、否定をぶつけられると本気で激怒するみたいな展開もありがちだし。

ウチの国のゴタゴタを見ていても分かるが、食事関係って自分の価値観、文化的背景ともつながるから否定されると発火する人が少なくないからね。ネタにするにしても一定の配慮は必要だ。
私が知っている日本の争いになる食い物ネタでは今川焼(仮称)の名称を巡る戦い、自分の慣れた呼び名が最も正しいというネタでやるというちょっと変わった方向のものがある。今川焼以外にも大判焼や御座候などといった名前の支持者たちが戦っている。

そっちでならたぶん「お好み焼き」に関してがかなり危険。大阪と広島でどちらが「正しい」かを争っているんだが、こっちの日本料理屋で酒の入った日本人同士が本当に言い争いしているのを実際に見たことがある。

私が以前見たのでは、日本の卵焼きに砂糖を入れるか入れないかで分かり合えない戦いがあるとかだったな。

卵は日常的に食べるから国や地域、或いは家庭ごとの違いがありそうだよね。私もトマトと卵の炒め物に片栗粉を使うかどうかでもめたことがある。

日本では確か餃子の食べ方でも戦争やってたはず

日本人が餃子で戦争するの?どういうこと?
小籠包でスープを先にすすってから酢をつけるか、酢をつけてからスープをすするかみたいなことやってんの?

まぁウチの国でも餃子の餡は何が一番おいしいかで戦ってるし、日本でもそれだけ餃子が人気なんだろう。
でも俺は日本だと餃子よりも日本のラーメンの方が争い激しそうだと何となく思っていた。俺の周りでさえ牛肉拉面を麺から食うか肉から食うかのこだわりによる衝突が発生するくらいだからね。

日本ではラーメンは専門店でどこが美味いみたいなのはあるけど、特化したのが多くて一般庶民の定番の好みの違いみたいな話にはならないらしい。

自分の中で日本人は炭水化物セットのあの伝説の餃子セットの食べ方とかで争っていそうなイメージがある……!!

ところで小籠包に関してはまず前提としてスープの有無が関係しているのでは?俺の食っているのはスープ無しだ。

うーむ、ウチの国のネットを見てもすぐ食い物ネタの論戦がはじまるな……

上の方でも出ているけど「目玉焼きの黄身いつつぶす?」という作品がこういうネタを本体にして成立させている作品だったね。
これを見ると日本人の食い方のこだわりネタがイロイロと分かるし、自分が食事のスタイルに関してどこまで共感できるかみたいな考え方の整理もできて面白かった。

食い物の味、食べ方に関しては二次元作品でよく見かけるネタの一つだけど、現実でも食い物ネタの戦いはどこの国、どこの食文化でも多いからよく使われるということでもあるのかな。
私はこれまで何となく日常パートの描写のネタにすると楽だからくらいに考えていたが。

その楽だからという見方も間違いではないと思うよ
視聴者が感情移入しやすくて嫌悪されることも少ない、現実感のあるネタだから使い勝手はかなり良好だ。



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国の食事ネタ論争に関する話もイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「日本の食べ物ネタ論争に関してはお菓子やインスタント食品に関するものも多いのが興味深いです。それだけ多くのお菓子やインスタント食品が日本人の共通の記憶になっているわけですから」
といった話もありました。

国ごとの食べ物ネタ論争の定番を追いかけていくと、その国独自の好みだけでなく食文化や飲食産業に関する背景も見えてきそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「もしかしてアニメやマンガにちまきが出てくる作品ってほとんど無いのか?以前聞いた話では日本でも端午の節句にちまきを食べるということだったのに……」

中国オタク「ウチの国には現在月刊漫画雑誌がほぼ無いからドラマ版『月刊少女野崎くんのタイトル』から『月刊』が消えたのかもしれない……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

以前の記事
中国オタク「日本産中華ファンタジー作品、彩雲国物語を国産実写化?どういうこと?」
でも紹介させていただいた中国の動画サイトiqiyiから発表された新作ドラマで「月刊少女野崎くん」を原作にした作品の中国語版タイトルが
「開画!少女漫」
に決まったそうです。中国のネットのニュースはコチラコチラ(どちらも中国語)などをご参照ください。

中国語版タイトルは日本語タイトルの月刊漫画雑誌をもじった所が消えていますが、これに関しては
「現在の中国では漫画雑誌、特に月刊漫画雑誌が虫の息状態なため中国向けに設定を変更した影響もあるのでは?」
という見方もあるそうです。

そんな訳で中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国の月刊漫画雑誌の状況」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


国産ドラマ版「月刊少女野崎くん」のタイトルは「開画!少女漫」になった模様。
ウチの国には現在月刊漫画雑誌がほぼ無いからドラマ版月刊少女野崎くんのタイトルから「月刊」が消えたのかもしれない……

こっちで広まっている作品の中国語タイトル「月刊少女野崎君」、通称「月刊少女」をどこかに入れるだろうと思ったらそう来たか。
まぁ月刊と言われてもすぐに実感がわかないとかイメージし難い人も少なくないだろうしな。

ドラマの視聴者層は月刊漫画雑誌を知らないとか名前の意味は把握しても中身が分からないみたいなのはあるかもしれない。
作品タイトルって第一印象が重要だから調べれば分かる、少し考えれば分かるから大丈夫という話ではないしね。

ドラマの方は設定をネット連載とかにするのかもね。
現在の国内環境だと紙媒体で稼げる漫画家というのがほぼ成立しないわけで。

ネット連載だと「月刊」という言葉が消えるのは普通だろう。
ただ「月刊少女」という言葉の刺さり方が消えるのはちょっともったいない気もする。

中国を舞台に中国人がという形に翻案するだろうから「野崎君」は消えるかもしれないとは思っていたが「月刊」も消えるか……

私もそんな感じで考えていた。外国の原作買って映像化する際にキャラの名前を原作そのままにするケースはそんなに無いからね。

少女マンガだけは通じるから残ったと。でも月刊マンガ雑誌って本当にウチの国では消えたよな……

昔は漫画雑誌も二次元系のアニメ情報雑誌も月刊や隔週や週刊のが存在したはずなんだけど!

私は中学の頃から数年「卡通王」とかを買い続けていたんだが、今調べたら2008年に休刊していた。もう15年近く前になるのか。

海賊版マンガによる市場の拡大の影響もあり、90年代半ば頃からウチの国の漫画雑誌がかなり活発に出版されていた時期がある。当時は様々な雑誌が出ては消えしていたけど気が付いたら漫画雑誌を見かけなくなっていた。

その時期以降だと、2010年代半ば頃からの国産ネット小説原作マンガの流れもあるな。その辺りの漫画雑誌なら最初は月刊、その後は隔週、週刊になっていったような?今どうなってるのかは分からんがさすがに完全に死んではいないはず。

もっと昔だと漫画月刊なんてのもあったよ。中国発のマンガの定期観光雑誌で確か80年代半ば創刊だった。

あの頃は漫画雑誌以外にも月刊のライトノベル雑誌とかもあったよね。

二次元系雑誌だと国産系作品で一時代を築いたのは間違いない「知音漫客」はどうだったかな……と調べてみたら刊行ペースが変わり過ぎてよく分からん。
最初は月刊だったけど隔週、週刊と変わって今はまた隔週なのか?

考えてみればどの雑誌も月刊や隔週だったのがペースが加速して週間になりクオリティも人気も維持できずに失速していたような……あれは稼げるうちに稼ごうということだったのかね

人気のある、成功した分野で勝ち逃げを狙うのはウチの国だとありがちだからな。

売る場所の問題もあったのではないかと。街のスタンドや売店で販売する場合、月刊だと客の記憶に残らず売れないので置いてもらえなくなる。
更に昔は郵便局での定期購入が販売ルートとして強かった時代もあったそうだが、国産漫画雑誌が盛り上がった時代はそういうのでは追いつかなくなっていたからね、

自分が買ったことのある漫画雑誌に関して改めて調べたてみた。
「月刊だった時期もある」雑誌はあったが、月刊を維持している雑誌は少なかった。実際自分の記憶でも大体が週刊或いは隔週刊で売られていた。

どれも大体そんな感じだろう。私の買っていた「漫画派対」も途中で月刊から隔週刊になった。

うーむ……私も「月刊」漫画雑誌の記憶はあまり無いな……中国のドラマのタイトルで消えるのも仕方が無い気はする。
中国が舞台では月刊漫画雑誌で活躍する漫画家という設定にリアリティが無いのは間違いないし。

今は紙媒体がほぼダメになってネット連載が主流、そしてネット連載でも月刊ペースは珍しいから「月刊」という言葉はドラマ視聴者層に刺さらないだろう。
一応昔からの紙媒体雑誌で生き残っている所はアプリとの連動とかもやってるけど、紙媒体との距離をどうするかで苦戦している印象だね、

ウチの国の漫画雑誌は最後はどれも週刊になっていく……更新スピード上げないと生き残れなかった、そしてネット媒体に負けていったという印象なのだが

日本の二次元系は月刊ペースのがあったよ。角川との合弁だった天聞角川から出ていた「天漫」とか。

「天漫」は実家の俺の本棚にかなり揃ってる。俺はあの雑誌経由で「Fate」や「ガンダムUC」にきちんと把握できるようになった。

小学館系の少年マンガを主力にした「龍漫」もあった。私が買っていた当時は国産マンガ連載もかなり頑張っていたのだが。

そうそう。「龍漫」も月刊だった。今調べたらやはり休刊していたが。

しかし日本だと、どうして月間漫画雑誌がまだ生き残れているんだ?
現在のネット環境では日本の週刊のマンガ雑誌でさえ厳しくなっているはずなのに、規模縮小しながらも続けられているというのは不思議。

日本は旧来の紙出版媒体市場がいまだに強いのと、月刊漫画雑誌が新人発掘や短編発表の場所としても機能しているんだよ。
少年マンガの週刊ペースだと描ける作家も掲載できる雑誌も限られてくるから。

月刊マンガ雑誌は基本的にはマニア向け、現在の最前線から離れた作家、ファンを相手に商売できるのが大きいんだろう。
この辺は日本のマンガ業界の歴史の長さ、客層の厚さによる所もあるのでウチの国でやるのは厳しい。

上の方でちょっと出ているけど、日本の場合は多くの書店で月刊誌のコーナーが常設されている、在庫が確保されていて買いやすいという事情もある。
ウチの国のように買い逃したらそれで終わり、発売日近辺以外はどこに売っているかもハッキリしないという事態は発生し難い。ウチの国は月刊ペースで売るためのルートが不足していて、その後更にネットメディアが普及して媒体としてのマンガ雑誌はほぼ死んだ

日本の少女マンガ、女性向けのマンガは月間雑誌が多いんだよな。
そして独自の雑誌連載、単行本での販売、人気作品の実写化といったビジネスモデルが存在する。基本的に作品の課金と広告だけで稼がないといけないネット媒体とは違った飯の食い方になっているようだ。

ネット媒体だと良くも悪くも作品の爽快感と生産力勝負になっちゃうのがね。そういうのに向いていないジャンルが死滅してしまうし、そういうのを見たい読者も描きたい作家も生存を許されなくなる。

ネット媒体のマンガを見ている読者からしたら月刊ペースでは更新が遅すぎる。
実際、人気作品でも更新ペースに関して読者と作者とプラットフォームでゴタゴタしているのはよくある話だ。

例えば「逃げ恥」の原作も女性向け月刊漫画雑誌掲載作品だな。日本の女性向けでは少女漫画雑誌だけでなく、上の世代をターゲットにした女性向け漫画があるから読者も年齢と好みに沿った移動ができる。もちろんBL系の雑誌もある。

そもそも、月刊ペースだから日本では少女漫画家の発掘、プロとしての活動が成立してきたという背景がある。日本の少女漫画家は学生のうちにデビューして雑誌掲載、連載になることも少なくない。
「野崎くん」は男の学生で少女漫画家というのが珍しいネタになっているけど、実は学生の少女漫画家というのは日本のマンガ業界ではそこまで珍しくはないんだよ。

月刊漫画雑誌が存在しない、或いは今のようなネット媒体だけだったら日本の少女漫画家が学生のうちにデビューして活動していくこともなかったし、ドラマの原作になるような女性向けマンガ作品も今のようなレベルと方向性では生産されなかったかもしれないということか。
しかし「月刊少女野崎くん」って面白いんだけど背景について考え出すとウチの国のマンガ業界に希望が持てなくなって来る作品なのかもな……



とまぁ、こんな感じで。
中国の月刊漫画雑誌事情に関する話もイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国の月刊漫画雑誌に関しては販売する場所の問題も大きいと思います。日本の書店のようなマンガ専門スペースがある書店はほぼ無いですし、雑誌は書店よりも报刊亭など街角にあるスタンドで買うことが多いです」

「私は昔漫画雑誌やアニメ雑誌を学校の近くの売店で買っていましたが置いてある場所も数もかなり少なくて欲しい雑誌を探すのに苦労したこともあります」

「しかしその後電子書籍が普及するようになって場所や在庫の問題がほぼ無視できるようになっても中国では月刊連載的な作品は盛り上がっていませんし、日本では普通に電子書籍に移行しながらビジネスとして成立しているのを見ると、月刊漫画雑誌と中国の業界や読者の相性が悪い部分もあるように感じられます……」

といった話もありました。

それから上のやり取りでも出ている「龍漫」に関しては当ブログの昔の記事でネタにしたこともあるのでよろしければご参照ください(2006年の記事なので本当にこのブログを始めたばかりの頃の記事です)
コロコロコミックは中国にも進出

とりあえず、こんな所で。
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中国オタク「金田一少年はダークな要素が濃かったからコナンより人気の寿命が短かったのだろうか?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではミステリ系の作品に根強いファンが付いているそうですが、「名探偵コナン」「金田一少年の事件簿」がやはり二大巨頭的な認識をされていて、その二作品から広まったと思われる日本のミステリ系作品に関するお約束ネタなども多いそうです。
またこの二作品に関しては両方とも見ている中国オタクの人も少なくないので、両作品を比較して盛り上がったりすることもあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「金田一少年の事件簿と名探偵コナンの作品人気の寿命が違った原因」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


金田一少年はダークな要素が濃かったからコナンより人気の寿命が短かったのだろうか?
今では想像しにくいが一時期は金田一少年の方が名探偵コナンより上だみたいな認識もあったと思うのだが。

ウチの国だと昔から人気ではコナンの方が上だと思うよ。アニメの影響が大きいから。
評価に関してならコナンより金田一の方が好きだという人は今でもかなりいるけどね。

金田一は昔のドラマのイメージも強いけど、ドラマって特定の時期の特定層しか見てないから……そこに限ってみれば確かに金田一の方がコナンより上だったが。

2022年版のドラマもそんなに悪くなかったけどね。主人公役も結構カッコイイし制作側も結構頑張っている。

ダークなのかは何とも言えないが、金田一の方が殺される理由や殺され方、被害者の人数などに関してはヒドイことになりがちなのは確かだろう。人が死に過ぎ。

金田一の方が殺人の連続する頻度は高いけど、死んだ数の総計はコナンの方が多いらしいぞ!死に方は……うん、まぁね。

金田一少年は元ネタが金田一耕助だからダークでエログロになるのは必然だった。元ネタに比べればマンガの方はまだかなり押さえている。
ただそれが現代向けでも許容されるかどうかは別問題なわけで……

作品の人気維持に対する影響は分からないが、それぞれの元ネタの違いによる作風の違いの影響はありそうだ。コナンの方は古い探偵小説っぽい雰囲気とストーリーだし。

でも江戸川コナンの元ネタの一つである江戸川乱歩もわりと怪奇猟奇的な話を書いてるよ?日本の近代ミステリって大体そんな感じになってる印象だ。

元ネタはさておき探偵事務所に依頼が来る、名探偵の評価と名声が使えるコナン、高校生の身分だけで事件に巻き込まれる金田一、といったように作品の基本設計が違う。それによってファン層や作品の寿命も決まったのでは。
まぁどちらも成功したからこその悩みではあるんだろうけどね。

金田一の方はキャラの入れ替わりが激しかったけどそれが長期連載では足を引っ張ったのだろう。
コナンは固定キャラで二次元の超長編にありがちな終わらない日常を構築できたが、金田一はつねにキャラを「消費」していかなければならなかった。

キャラが簡単に死ぬ上にキャラ萌え的なエピソードも少ないから金田一は萌え視点で見るのも厳しい所はあったかな……

探偵の出てくるミステリと言っても必ず殺人事件にしなければならないわけではないが、殺人事件だとやはり話を作りやすく盛り上げやすいからね。
そして金田一の場合は「安全」なキャラがほぼいない。コナンだと小学生組や身内は死なないなどの名言されていないけど一定の安全範囲のルールがあるから見る方も気楽でいられる。これが恐らく一般人気にもつながっている。

何年か前に改めて金田一を最初から見た時に、親友的なポジションのキャラが二回目に登場した時は死んだり犯人になったりしているのが多いことに驚いた覚えがあるよ。

ビデオカメラで撮影するキャラを事件で死なせたあとに同じ特徴の弟を出してきたときはさすがにどうかと思ったなあ

佐木竜太の件からは原作までついている金田一少年でさえあまり長期的な考えで動いているわけではない、軌道修正を雑にやっているというのが分かってしまうのも面白い

佐木竜太は常駐型舞台装置キャラとして便利なのに殺しちゃって後悔したんだろうね。
ただあいつに関しては長いこと出ていた後に殺されたという印象の人もいるようだけど、原作を見てみると二回目の登場であっさり殺されているので作者側は雑に舞台装置として認識していたようにも思える。

コナンは複数回出てくれば最低限命の保証や犯人堕ちは無いみたいな所はあるけど、金田一は二回目に出た時が危ない。
その辺も見ている際の不安や陰鬱さにつながるが同時に面白さの理由にもなるんだが。

「金田一少年」はアニメの長寿作品になるには向いていない作風だったように思う。
これは金田一に限った話ではないけどダークで重い展開って疲れている時や休みでダラダラしている時に見る気にはならない。元気がある、時間が余っている、気合が入っている時とかじゃないと。

同意。
数エピソード見るくらいならいいんだ。しかし雪山の別荘のような孤立した場所のシチュエーション、そしてほぼ死ぬその回の登場人物といった話がずっと続くと疲れてくる。

自分の基本的なイメージとして、コナンは犯人の動機については浅くて分かりやすいの或いはヘンなもので、人間的にクズが多い。
それに対して金田一は復讐や正直者が追い詰められて、道を誤ってみたいなのが多くて殺される被害者の方がクズで死んだ方が良いみたいなことになっている。(もちろんどちらにも例外的なエピソードも普通にあるが)
そして納得がいくのは金田一の方で、見ていて楽なのはコナンの方。

言いたいことは理解できる。
ただ天草財宝伝説とかは犯人の動機が子供のためとはいえ被害者側は何も悪くなかったよな。それに金田一少年の殺人みたいな変則的なのもある。

死神小学生とか言われているけど江戸川コナンは子供の身分として扱われているのが本人と周囲の安全や安心感につながっているんじゃないかな。
金田一一は学生の身分だけど登場人物としては大人として扱われているし、容疑者として疑われるとか犯人に襲撃されることも普通にある。

あの作品の高校では頻繁に殺人事件発生して教師や生徒が加害者にも被害者にもなるから金田一が安全な立場とはならないよな

金田一少年の方は動機が復讐で、犯人側は本人や家族、親しい人間が死に追いやられた後に真相と復讐対象に気付いて殺人事件を計画するという流れだから感情面での引き込みはかなり強いんだよね。
だから金田一の方をコナンよりも好む人がいるのもよく分かる。

コナンの方は誤解からの殺人みたいなのも少なくないからね。その後の展開もトンデモになったりしがち。

動機の方は金田一少年の方が理解しやすく感情移入するものになっているんだが、見ていてキツくなる時もある。
それに外見や情報からはホラー要素が強く感じられるのも一般向けだと不利だったのかもしれない。実は俺もホラー系だと思って手を出さなかった時期がある。いざ見てみたら事件発生とそれに続く更なる事件、そして謎解きに至る展開が巧妙で面白かったが。

考えてみれば名探偵コナンは事件が相対的に軽め、日常的なものだから長く続けられたのかな

金田一少年は日本の推理小説の新本格派の流れだからトリックも凝っている。
ただ実現するにはかなりハードで無理があるのも間違いない。その辺をネタにした「犯人たちの事件簿」は面白くて上手いやり方だと思ったよ。金田一がダークな話になる理由の一つである動機の部分もかなりカットしているから、ここに来て作品が復活する原動力にもなった。

金田一の方は動機は良いんだよ。家族が殺されたから復讐だ!みたいなのはとても分かりやすい。コナンで結構な頻度出てくるアホな動機と比べてかなり良い。
問題は大体それが一ちゃんの親しい人間かその知り合いくらいの距離で発生することだ。

探偵がいるせいで事件が起こるというのはミステリ作品にありがちなツッコミではあるんだけど、金田一レベルで続くとさすがにと厳しい。
短期的に見るとコナンより金田一の方がリアリティがあるように感じられるが、長期的に見ると金田一の方が逆に無理があるように思えてくる。

例えば金田一は舞台と人間関係が学校ベースの部分が厳しいとかになるな。
それに対してコナンの方は良くも悪くも二次元世界ということで割り切って見れる。推理とは別の部分の、作品が超長期連載に移行する際の構造上の問題とも言えそう。

金田一のあの人が死に過ぎな高校に通うのは罰ゲーム過ぎるし、卒業してからもどうなるかわかったもんじゃないよね……

金田一の復讐ネタに関しても、全部が全部理解できるわけじゃないからな
悲恋湖の同じイニシャルのやつ全部殺すとかは見ていた当時もさすがにどうかと思った

金田一が長期的に続けられなかったのは事件の範囲、登場人物の動機、トリックのネタなどがかぶる、どんどんネタ切れになっていったからじゃないかね。基本構造が一緒だからあまり続けられない。
コナンの方は徐々に推理の方に重点おかなくなっていったから続いたんだと思う。

近頃のコナンはキャラ萌えやアクション系に重点が置かれたことによる新規ファンの増加もある。私のような昔からのファンからの不満は出るけど商業的な延命は出来ているのを見ると複雑な気分になる。

コナンはキャラ萌えだけで語ることもできるから、その辺りも上手くやったと言えそうだ。
上で言われているように金田一はキャラが再登場したら死ぬからそういう萌えやカップリングの燃料としても厳しい。敵に高遠とかはいるけど、それでも黒の組織とその関係者みたいにはなってないから連続ストーリーとしての軸にするのは難しかったかと。

コナンは一般向け、子供や親戚の子と一緒に見れるアニメの地位を獲得したのが強過ぎる。金田一の寿命が短いのではなくコナンの寿命が長過ぎるんだ。

ウチの国で「名探偵コナン」は人が死ぬのが度々批判されてはいるけど、なんだかんだで安全な作品扱いではあるからな。
金田一はその辺りどうしても猟奇路線に入るから子供と一緒に見るのは厳しい。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の印象についての話や考察などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「金田一少年の方は中国ではポルノと暴力方面でも難しいと思います。『子供への悪影響』と批判されそうです。他のアニメやマンガ作品にそういう内容がないわけではありませんが、金田一少年はそういった部分の描写や展開が意図的に強調されています」

「しかし昔獲得したファンは存在するので、現代向けの基準でポルノや暴力を調整した作品が作られたならばまた人気が出るかもしれません。中国市場ではストーリーのロジックが正しい作品が好まれますから推理系作品は相性が良いです」

といった話もありました。

確かに中国オタク界隈を見ているとミステリ要素のある作品に関しては日本よりも食いつきが良いように感じられますし、動画コメントでも盛り上がりやすい傾向はあるようです。
しかしその分理屈に合わない展開だと感じられた際の批判や失望も激しくなるようですし、中国独自の日本のミステリ作品の需要や評価というのも気になりますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

6/23修正:誤字脱字誤訳を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「ウチの国の人間には白髪フェチが多いという説はかなり定着したがなぜ現実で白髪に染める人間が少ないままなのだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

過去の記事
中国オタク「中国人は白髪フェチというネタはどこから広まったのだろうか?いつの間にか定説として語られるようになっているのだが……」
などでも紹介させていただきましたが、
近頃の中国オタク界隈或いは中国のネットでは
「中国人はみんな白髪キャラが大好き」
「中国人は白髪フェチ」
というネタが広まっているようで、それに関連した疑問や考察の話題で盛り上がったりすることもあるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「白髪好きが多いと聞くのに現実で染める人間は少ない」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国の人間には白髪フェチが多いという説はかなり定着したがなぜ現実で白髪に染める人間が少ないままなのだろう?

普通に白髪になるならともかく白く染めるのは何かとめんどくさいし難しいから……

黄色人種に白い髪ってのが一般人にとっては受け入れ難い。
バカにされるリスクがあるのにやる人はいないよ。

真っ白にする場合、顔面偏差値もかなり影響するだろうからね……アジア人は白くするなメッシュ的なのがせいぜいじゃないか?
それでも失敗したら老人扱いだろうけど。

現実で白く染めても「良い効果が無い」ということだよ。
コスプレで二次元の髪色にしてヘンな印象になることは多いが、白髪は特にそうなりやすい・

白髪に染めることもできなくはないし、実際にそうやった知り合いもいるけど違和感が出てね。知り合いも次に会ったときは金髪になってたし。

二次元の髪形、髪の色は現実に持って来ちゃいけないという話を知らないのかい?
特に白髪は二次元の顔じゃないとに合わないぞ?

現実だと髪の色と肌の色で顔の印象が変わるわけで髪だけ極端に白くすると顔色が悪く見えたりする

俺達がイメージする二次元の白髪のように滑らかで艶のある白髪にはならんからね。

そうそう。現実では画像処理のように簡単に光沢持たせるみたいなのは厳しい。出来ないとは言わないが日常生活で一般人がやれるようなもんじゃない。

美男美女がやるから白髪が良く見えるのであって、白髪にすれば美男美女になれるわけでは無い。ちょっと髪の色を抜くなら雰囲気だけイケメンっぽくなれたりすることもあるが、白髪までやっちゃうとそういう効果も期待できなくなる。

以前見た某ドラマで白髪に染めた女優が黒髪の状態と比べて顔面偏差値落ちてたし、普通の人間がやるには尚更キツイ。分かっている人はわざわざやらないんだろう。

単純に白髪って老けて見えるんだよ。ちょっと遠くから見ると特に。
私は以前通勤時間でたまにすれ違うちょっと元気な爺さんがいるとずっと思っていたが、ある日近くでよく見ることになってようやく自分とそう年齢の違わない兄ちゃんだと気付いたなんてことがあった。

以前陳坤がこっちのFGO公式で赤アーチャーのコスプレやったときは結構見れるレベルだったし、リアルでもやってやれないことは無い……はず。

やってやれないことはないけど、二次元みたいな印象を与えられる顔はかなり少ないぞ?

老人のイメージになることに加えて、ウィッグや染めた白髪が現実の顔と合わない、想像上の白髪キャラとのギャップが発生する。
無理が無いのって顔の上半分を覆う2Bのコスプレくらいじゃないか?

2Bは白髪キャラとしても革命的だったからね……ウチの国での大人気は尻に加えて顔の構造によるプラスも間違いなくあると思うわ。

単純にリアル生活だと白髪のイメージがまだまだ悪いというのもある。
髪染めるのも他人からの目が厳しいけど、それが白髪だと理解されない可能性も高い。

まぁ職場や学校で髪染めるのを認めてもらえるのか?規則違反ではなくても評価に影響しないのか?ということだよね。

ウチの国で白髪に染めたいという人はいないわけじゃない。俺の知り合いにも一人いた。
でも仕事見つからなくていつの間にか黒に戻ってた。

二次元の画面ではなく現実で見かける人の顔だと白髪はやはり引っかかる。
それに染める手間や髪の痛みといったコストの問題が……

白髪はアルビノの赤い瞳や白人系の青い瞳じゃないと合わんよ。
アジア人では老化して見える。

韓国の男性アイドルグループで白く染めているのを見たが、カッコイイとかよりも先にこの白髪を維持するための手間が凄そうだとか、アイドルやるのも大変なんだとか感じてしまった。見た目の方も悪くはなかったんだけどね。

ウチの国の偉い人と日本の偉い人で髪染める割合、白髪のままにする人の割合が明らかに違うなんてのもあったからね。もちろん黒く染めるのが多いのはウチの国の方。
ウチの国の社会的な感覚の影響はまだまだ大きい。

社会的な感覚の違いはありそうだね。
そう言えば日本では新型コロナ関係のコメンテーターとして日本のテレビに頻繁に出ていた慶応大学の教授が髪を白く染めている独特なスタイルだったけど、日本では白髪に染めるスタイルも少なくないのだろうか?

コスプレで瞬間的にやるならともかく、日常生活であまり変わった髪の色は難しい。自分のやりたいスタイルと他人がどう見てどう受け止めるかという問題にぶつかる。
それに白で綺麗に染めるのって髪質の問題もある。顔だけが重要なわけではない。

こういう話に関しては髪染めた経験の無い人の意見、例えば「一度髪を染めたらそれが続く」みたいな前提で語っていると思われる意見が混じるので議論が迷走する。
髪は伸びるし色も落ちるというのを意識して考えれば、白に染めることのめんどくささが分かると思うのだが。

髪染める時に明るい色であればあるほど強めにブリーチを行わないといけないから髪が痛むんだよね

白く染めて維持するのも難しい。
以前やったことあるけど、染めたばかりの時は良いけど髪洗うたびに色が抜けて二週目に入ったくらいには黄色っぽくなってた……

現実だと結局茶髪くらいが良い感じになる。手入れも楽になるし

茶髪は髪の痛みが目立ちにくいから染めると楽いう話も聞く。白に染めるのはそういう需要が消えるどころか逆方向になるというのも染める人が増えない理由の一つでは。

自分はブリーチして白く染めるくらいなら青とかの別の極端な色にしたいな。白髪は自分に合わないしやりたいコスがあるわけでもないしで。

白髪に染めるのって現実だとカッコ悪くなりやすいんだよ。
そして今の時代はウィッグも活用できるから日常生活に重なってマイナスのあるような白髪に染めようとする人は滅多にいない。

そもそも最初から考え方が違う。白髪フェチは現実でカッコイイ、キレイな白髪を実現できないから二次元にそれを求めているのだよ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における髪を染めることに対するイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

私も現在の中国オタク界隈における白髪属性の需要や許容範囲についてはイマイチ把握しきれていないので時々混乱することがあります。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「昔と比べたら現在の中国でも髪を染める人は増えていますが学校や仕事を考えると難しいですね」
「ただそれとは別に、私も二次元の白髪キャラは大好きです」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「カウボーイって日本の二次元的にどうなの?分かりやすい職業ネタなのにあまり見かけない気がするのは考えてみれば不思議」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品の定番要素やテンプレ展開などに関する話題がイロイロと飛び交っているようですが、その中には「他のメディアやジャンルでの定番要素がアニメやマンガではどうなのか?」といった話もあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「カウボーイは日本の二次元では出る機会が少ない?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


カウボーイって日本の二次元的にどうなの?
分かりやすい職業ネタなのに、日本の二次元であまり見かけない気がするのは不思議。

出ていないわけじゃないだろ「カウボーイビバップ」とか……と言おうと思ったが、あれはよく考えたらメインにカウボーイ的なキャラはいないな……

カウボーイは必殺技無いからな
いや他の二次元でありがちな職業がリアルで必殺技もってるわけじゃないけど、拡大解釈したりネタにしたりできる要素がイロイロとある。

カウボーイはアメリカという地域限定要素が強過ぎて……それに加えてカウボーイは歴史が短いというのもありそうだ

地域限定問題ならやはり地域限定要素が濃厚な武士や忍者がファンタジー世界に出てくるのだけど。

カウボーイって基本的には平原、牧場、近代の列車や駅が無いと寂しくなる職業だから、雑に東洋系戦闘職にしておけばいい武士や忍者に比べて、他の設定と組合わせにくい。メインキャラにカウボーイ設定を持たせた場合、ストーリー展開が限定される。

カウボーイキャラって今でも小説やアニメ、ドラマに普通に出てくるだろ。以前は世界的に大人気となっていたジャンルだぞ?ウチの国の人間でさえカウボーイを想像できないヤツはいない。

だが二次元に限らず有名なわりに近頃あまり見なくなっているのも間違いない。
最近の日本の二次元作品のメインキャラ級でカウボーイモチーフが強く出ているのって誰だ?俺は「ジョジョ」や「サクラ大戦V」まで遡ってしまった。

今の日本の二次元作品でも部分的にカウボーイ、西部劇のガンマン的な要素をもったキャラや背景設定はあるけど、メインの属性としてカウボーイというのは珍しいんじゃないか?分かりやすくて強烈な属性だから出す場合は世界観も含めてやらないとテンプレから抜け出せない。

カウボーイって最低限荒野的な場所で馬的な何かが使えるシチュエーションじゃないとキャラが薄くなるので難しそうだ。

異世界転生してカウボーイになる作品とか話作るの簡単じゃないわりに人気獲得は難しそうだしな……ネット小説とかを探せばどこかにはあるんだろうけど。

戦闘力方面での特徴が拳銃と投げ縄というのも厳しい
拳銃限定だと火器としては日本の二次元キャラ、少年少女に持たせて伝奇パワーを発揮させるには相性が悪いし投げ縄は拘束系だからやはりパワー不足だ

日本の二次元だと火器<刀剣が定番だからね。火器が強くなる場合もあるけど長くて大きなものになるから拳銃だとなあ

昔の作品を見ると拳銃がメインウェポンなキャラは普通にいるけど、今の流行りの作品、異世界転生作品でもたせる武器じゃないよね。

異世界転生だとマスケットライフルの方が出番あるぞ!
拳銃はある程度の工業力が必須なのがふわっとした生産チート、内政系では扱いにくい所だ。

チートネタだと遊牧民の方がヤバイから、そっちを出した方がネタとしても強そう
カウボーイは牧畜系でもアメリカかオーストラリアに限定されがちなのがな

正しいかどうかはさておき、カウボーイというか西部劇の特殊能力的強さのイメージには早撃ちがある。
しかしこれも二次元だとどうにも……現実の早撃ち競技の動画を見ると映画よりもスゴイのが普通に出てくるから面白いんだけど。

二次元だと居合があるからね。そっちは更に電磁抜刀みたいなトンデモ要素を組み合わせた必殺技もある。火器としては最低ランクの拳銃カテゴリに縛られるのが現代のチート環境では厳しい。

居合はあまり関係無いように思えるんだが……それに武士と拳銃の組み合わせはそれなりにあるよ。映画のせいで混同されがちだけど、カウボーイではなくガンマンモチーフなら今でも普通に出て来る。
日本の二次元だと時代が近いのと史実にそういう武装していた武士がいたこともあってか片手に日本刀、もう片方にリボルバーといった西部劇モチーフを組み込むことは現代の作品でも少なくない。

昔の作品を見ると確かに今よりもカウボーイの出現率は高い。
「ドラえもん」などは特に分かりやすい。劇場版の「宇宙開拓史」などはまさに宇宙でやるカウボーイな作品だ。

藤子不二雄先生ってカウボーイや西部劇も大好きだからね。大人になってからもう一度ドラえもんを読んだり、短編作品を見るとそこかしこに西部劇ネタが散りばめられているのに気付く。
「まんが道」からも当時は西部劇映画が人気でクリエイターに大きな影響を与えていたのが見て取れるし、のび太の特技が射撃になった理由の一つでもあるんだろうな。

「カウボーイビバップ」に限った話ではないけどカウボーイは未開地域のある宇宙を舞台にしたスペオペやSFと相性が良いはず。しかしスペオペやSFが現代では残念ながら相対的に不人気なジャンルだ。これもカウボーイが出ない原因の一つだろう。

アメリカ系キャラのテンプレとしての価値が薄れているんじゃないか?
カウボーイと西部劇=アメリカ人みたいなネタは現代の感覚では逆に引っかかるだろう

でもいまだにチャイナドレスとお団子頭と中国武術が日本の二次元では中国人の記号として使われているんだが。

そもそもアメリカっぽい何かだと海賊の方が下手すればイメージとして強いかもしれない。なんていうかハリウッド作品的に……

昔と違って今はカウボーイが映画に出て来なくなった、西部劇作品が減ったというのも理由だろう。ハリウッド作品でもディズニー作品でもカウボーイを見かけなくなっているからね。

日本のアニメだと例えば初期のスーパーロボット系にはカウボーイ的な所が前面に出るキャラも結構出ていたよ。

あれは「グレンダイザー」のように牧場が舞台になってる作品だからじゃないか?結構特殊な設定だと思うが……

現代ではアメリカ人のイメージとしてカウボーイが使われなくなっているのも影響しているかと。中国人に中国武術、フランス人に薔薇と貴族みたいなテンプレイメージではない。

そう言えばガンダムも海賊はいるけどカウボーイはいない……永井豪系だとアメリカのロボとしてテキサスマックが出ているけど、ガンダムだとガンダムマックスターはカウボーイじゃないな

でもGガンダムには西部劇の拳銃モチーフはまだ残っている気がする。自由の女神砲などという頭おかしいことをやる作品でカウボーイが出ていないのは、前世紀の90年代でも既に設定の素材ネタとして存在感がかなり薄れていたということなのでは。

なるほど。Gガンダムの頃でも既に西部劇映画が流行らなくなっていたはずだからな。

イタリア産の西部劇にも有名なのはあるけど現代でも作り続けられているわけじゃないからね

アメリカ系のネタで考えるとカウボーイ作品ってゾンビ作品みたいなもんだよ。
元々マニア向けだったジャンルが大人気になる作品の出現によって世界的に広がりその後が続かず萎んだパターン。元ネタの歴史も浅いし現実では貧乏くさい存在だから、消えたりはしないが存在感を維持するのは無理だった。

過去の作品の数や影響からしてさすがにゾンビよりは上だろ……
ただカウボーイもゲームの方だとまだそれなりに使いやすいけど、日本の二次元作品だと厳しいのかもしれない。「オーバーウォッチ」のキャスディとかのようにキャラデザ、性能の特徴を強調するという面ではまだカウボーイは現役なんだが。

カウボーイそのままでは出てこないけど、西部劇的な世界観の作品はまだ出て来るよ。
「ガン×ソード」のように。

そうか。「ガン×ソード」があったな。ヒロインがまさにカウボーイ系デザインだった。

もっと前だと「トライガン」もある。
SF系の一度文明崩壊した世界と西部劇は相性が良いし多くはないけどそういった作品は定期的に出ている。現代アメリカ社会の方が価値観や何やらの関係で大衆向け作品の舞台としては使いにくいくらいだ。

アメリカの神話、ロマンとしてのカウボーイの存在感が薄れている現代の環境では出す意味が無くなってきているんだよ。アメリカンドリーム的なキャラでさえ現代の情報環境では時代遅れな所があるくらいだから。

正しさにこだわらないで良いなら、カウボーイについては単純にリボルバーもった侠客と考えればわりと扱いやすいクラスではあると思うのだが。
上の方にもある通りリボルバーが戦闘スタイルに組み込まれているキャラは今でも少なくないし、そういう意味ではカウボーイの要素は現代の二次元でも使われているという見方も可能なのでは。

確かに。そういう意味では中国の武侠よりも多くなるかもしれないな。
あまり意識されないが、武侠は日本の二次元ではいるんだかいないのかよく分からない、日本人の感覚では武侠を理解しきれていない節がある。中国要素持ちのキャラや組織はたくさんいるけどきちんと武侠的なキャラは少ない。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における考察がイロイロな方向から行われていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「これは私の個人的な見方になりますが、日本の作品のカウボーイ的なキャラや設定から受ける印象と比較するとフロンティアスピリット的な要素が中国ではあまり意識されていないように思えます」
といった話もありました。

カウボーイのような定番のイメージに関してもやはり日本とは違った中国オタク界隈独自の認識や知識の蓄積などがあるのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「評価は微妙だけど実は自分に対する大きな影響、作品の好みや性癖などに影響のあった作品に付いて語ってみないか?」

中国では学年末、受験シーズンに入っているので中国オタク界隈の動きもにぶくなり、しばらくはネタ不足に苦しむ時期が続きそうです。そんな中ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本と比べて「間違いない人気作品」「高評価が定まっている作品」に注目が集中する傾向があり、「周りの評価はイマイチだが自分は好き」といったスタンスで作品を楽しむ人の割合は低い……といった話があります。(これについては政治的商業的どちらの意味でも勝って「価値観的に正しい」となった作品しか生き残れない中国の環境や、ハズレを引いて無駄にすることを嫌う中国の感覚が影響しているという見方もあるそうです)

しかし中国オタク界隈でも大人気作品、高評価作品以外からの影響を受けている人は普通にいますし、近頃はそれについて語る機会も増えているそうです。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「評価は微妙だけど実は自分に対して大きな影響のあった作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


評価は微妙だけど実は自分に対する大きな影響、作品の好みや性癖などに影響のあった作品に付いて語ってみないか?
ちなみに自分は「棺姫のチャイカ」がそんな作品になっている。なぜか世界観も、ヒロインのデザインもかなり好み。あの頃と違って今の時代は眉を強調したヒロインも探せば見つかるようになっているので助かる

ヒロインの好みというなら「政宗くんのリベンジ」のヒロインが妙に自分の好みに合ってしまったというのがある。ツンデレや大食いといった属性の見せ方に関する好みもこの作品で決まってしまったような?

私は昔々見た「HAND MAID メイ」の影響が深刻だ。
作品自体は一昔前のハーレムアニメなんだがヒロインがロボ美少女でな。しかし今の主流のミリタリー系萌え擬人化とはちょっと違うので好みのがなかなか見つからなくて飢えを感じている。

そういうストーリー以外の部分だけで良いみたいなのあるよね
私は「エア・ギア」の影響で「絵だけでも良い」と受け止めるようになった。大暮維人の絵、描き方見せ方が衝撃的で、翻訳が無い所も絵だけで追いかけていた。
足が長めのキャラが私の好みになっている原因でもあるようだ。

評価されないのは自分でも分かっているが「かのこん」にハマってその影響が自分に強く残っているのも分かっている。
しかしたまにウチの国の二次元作品に「かのこん」の影響を受けているであろう作品が出てくるし、私のような人間は意外にいるのかもしれない。

「Re:CREATORS」の最初のキャラ設定、創作のキャラが逆に現実にトリップしてくる展開にはワクワクした。
ストーリー展開が期待したものとは違ったし評価がボロボロになっていったのは仕方が無いが、自分の好みの設定や展開ということについての影響自体はかなり大きい。

私も「Re:CREATORS」かな。ヒロインの好み、特に白髪ヒロインに関する部分が開発されてしまった

俺は「涼宮ハルヒ」本編の影響は特に感じなかったのに「長門有希ちゃんの消失」は妙に好みに合って、あの手の空気の作品を探すようになったよ。

ヒロインについてなら俺は「さんかれあ」だ!
何十回と見ている。第二期は……やっぱり無理なんだろうなあ

上で大暮維人に関する話が出てるけど、私は大暮維人も関わっている「火魅子伝」がそうだった。キャラデザ、OPEDが本当に衝撃的だった。
ストーリー重視な評価基準とは相性悪いが、キャラ萌えだけOPEDだけで作品を好きになれるというのを体験してから自分の作品探しの傾向が変化したよ。

「NARUTO」や「BLEACH」くらいしか見ていなかった頃の自分は「K」に出会って本格的なオタク趣味に目覚めた。ストーリーやキャラデザなど、色んな方面に影響を受けていると思う。

私のオタクになってしまったきっかけが「緋弾のアリア」でしてね……当時でも既に使い古された設定のツンデレではあったらしいが、いまだにこの作品もヒロインも忘れることができません。

心が凹んでいる時に「となりの吸血鬼さん」に出会って救われた。
それから萌えアニメに抵抗が無くなったというか積極的に追いかける候補として考慮するようにもなった。

俺は「ココロコネクト」の自分が自分であることの証明を考えさせられる展開や最終的にたどり着く所が大好き。
それだけに見終わってから作品の評価や周辺事情を知って何とも言え亡き分になった。

まだ出てないがこういうネタだと珍しくないかもしれない「ギルティクラウン」を。評価サイトのスコアはパッとしないが俺の心の中では突出した作品になっている。

「空を見上げる少女の瞳に映る世界」が実は京アニ作品で最も自分に大きな影響を与えた作品。
今はこの作品の話をすると歳がバレるくらいの古さになってしまったな。

中学校の時に見た「BLASSREITER」だろうか。当時の自分は全く知らなかった冷たい世界観、美女、3Dバトルによって作られた独特な雰囲気がなんだかとてもスゴイと感じた。
他人に薦める気は無いしやらかした部分も多くて名作だとはお世辞にも言えないが、自分が影響を受けたのは間違いない

私は「さくら荘のペットな彼女」がオタクになった作品、初めて自分が最後まで追いかけた作品だ

「コンクリート・レボルティオ」はオタクとして勉強になる作品で良かった。私は間違いなく影響を受けている。
日本の怪獣や特撮作品の歴史を知ることもできるし、もっとたくさんの人に見て欲しい。

「ガッチャマン クラウズ」は「科学小飛侠crowds」という子供向けなクソダサ中国語タイトルでなければ私のように影響を受けた人間や、作品を評価する人間がもう少し多かったのではないかといまだに考えている。

作品としてはそこまで悪くはないが突出して評価が高いわけでもない「デート・ア・ライブ」は自分をオタクに啓蒙してくれた作品だ。
今もこっちで地味に人気が続いているのを見ると、自分みたいな人間は少なくないのかもしれない。

国内では規制入ってもう過去の話になってしまったが「デート・ア・ライブ」は簡体字版ラノベの勢いがあっていろんな場所で売られていた時期の人気作品だったからね。入門作品になった人は結構いるはず。

「デート・ア・ライブ」って中二病的な妄想をかなり広くカバーできている作品だし、時期的にもちょうどよかったからウチの国のオタクに対する影響は結構大きいかと。

評価は低くないと思うんだが、扱いが難しい「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」
あの作品のせいで偏ったオタクの道に入ってしまった。後悔はしていないが。

俺は大学受験直前の登下校のちょっとした時間に流し見た「盾の勇者の成り上がり」にハマって毎日少しずつ見るようになった。
模試の結果が微妙だった時も受験の結果が理想通りにならなかった時もこの作品の記憶が一緒になっている。恐らく当時のスケジュール的に考えてこの作品を見たから上手くいかなかったわけではないだろうけど、やはりこの作品を見て集中力が落ちたせいでとか考えてしまう。作品が嫌いなわけではないけど「影響」ということで考えたら非常に複雑なものがある

それはなかなか厳しいな……
「おねがい☆ティーチャー」のせいで女教師モノ大好きになってしまったと書き込むのがなんだか申し訳なくなる

性癖への影響って作品の良し悪し以外の所で刺さったりするからね。
私も「ブラックロックシューター」のせいで貧乳ビキニにコートとか華奢な少女に大きな武器とか病的で傷のある少女とか大好きになってしまった

私の場合、オタクの趣味に関する影響なら百合を教えられた「神無月の巫女」だね
あとNTR趣味もたぶんこれで仕込まれて後の方で開花した模様

今では何かと悪い意味でネタにされまくる「ガンダムSEED DESTINY」だけど私はこの作品からイロイロな影響を受けている。特に大きいのは嫌な主人公、死ねば良いと思うような主人公を初めて意識したこと。だから近頃のシン・アスカ再評価の流れに感情がついていけない。頭では分からなくもないんだが。

今では釘宮病とかくらいしか話題にならないようだが「灼眼のシャナ」は原作者の作風は自分の好みに対する影響がかなり大きい。

「シャナ」は今の感覚で見ると引っかかる所もあるがリアルタイムでは普通に人気あったし、微妙な作品扱いはちょっと違うのでは。

そういうことなら「キャプテン翼」も違うか。

さすがに世界に影響を与えた人気作品を微妙扱いするのは違うと思う。
今の感覚で見てツッコミ所だらけというなら、過去の名作もそんなのばかりになる。

ならば私は昔も今もオタクからの評価はあんまり高くない(人気が無いわけでは無い)「ソードアート・オンライン」で。最初の自分から追いかけたアニメで、原作ラノベもディスクもフィギュアとかのグッズも集めた。

「超電磁砲」と比べると評価はあまり良くないが「とある魔術の禁書目録」のアニメ版。俺はあの作品と出会わなければオタクやってなかったかもしれない。

評価が微妙どころではないけど「自分に対する影響」というならば「けものフレンズ2」だな
制作サイドが悪意をもってIPを潰すというのがネタでは無く実在するというのを目の当たりにして自分のクリエイターに対する視線が変わった。
アニメに限らずそれまでも続編から関わったクリエイターが作品を自分の手柄にしようと魔改造して名作を台無しにする、思い出をぶち壊されるという経験はあったけど、あそこまでやるとは思わなった。作品周辺の情報も含めて経験という意味でならば貴重だったかもしれない。

「アスラクライン」の宗教ネタの二次元的な扱いはかなり自分の妄想に影響を与えている。その後の同作者の「ストライク・ザ・ブラッド」でいよいよエロ作品のイメージが強くなっているし作品の畳み方という面ではちょっとあれだが、世界観は今でも好みだ。もちろんエロも嫌いじゃない!

こういう話題の時、人気があっても最後の方でコケて評価が微妙になる作品は判断に迷う。
私がこの話題を追いかけていて思い付いたのは「俺ガイル」だった。ちょうど高校の時だったので主人公のひねくれた性格と行動に共感してカッコイイと感じた。

後の方でコケて評価が地に落ちた作品なら「東京喰種」がまさにそれだ。そして自分はこの作品の影響を強くうけている。自分にとっては「NARUTO」とかの定番所から次に見て、定番アニメとは違う世界を知った作品でね……

私も「東京喰種」だね。
リアルに中二の時で影響を受けまくって作中の色んな動作や言動を真似た黒歴史を今でも時々思い出して叫んでしまう!

こっちでは虚淵玄作品の中ではあまり意識されていないアニメの「Phantom」(日本では有名らしいが)オタクネタの歴史的にはかなり周回遅れなんだろうけど、中二病的な要素の塊というのを強く感じてそっちの好みがとても強化された。
良いよね、旅先で事件に巻き込まれて暗殺者として訓練される展開……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々の過去の思い出と共にイロイロな作品の名前が挙がっていました。

それからこのネタを教えてくれた方からは
「私が影響を受けたのはメガドライブのゲーム、特にラングリッサーやシャイニングフォースですね。あの時代の作品としてはかなり人気があったのですがさすがに昔の作品過ぎて今の時代では相対的に『微妙な評価』になってしまっているように感じられます」
といった話もありました。

ちなみに今回の記事をまとめていた時に私自身への影響ということで思い付いたのはラノベのあかほりさとる作品でした。(今の評価はともかく当時大人気だったのでテーマからは少々外れるような気もしますが)
小学生の頃、私がライトノベルに手を出す切っ掛けになったのが「ダ・サイダー伝説」で、私はそこから小説を娯楽としても強く意識するようになりましし、オタク分野に限らず個人的な読書経験としてもかなり大きかったと感じています。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「好きだと公言すると批判されるが、やはり好きな作品について」

中国オタク「オタクとしてはあまり公言できないけど、大きな影響を受けた作品ってあるよね」

6/17修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「奈須きのこと武内崇が今度のコミケで同人サークルとして復活参加するらしいが、これってどれだけ凄いことなの?」

ありがたいことに前回の記事と一緒にイロイロとネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

今年の夏コミにTYPE-MOONの前身のサークル竹箒が復活して参加するというニュースが中国オタク界隈でもちょっとした話題になっているそうです。

夏コミ(C100)に「竹箒」(武内崇/奈須きのこ)、ワダアルコ、羽海野チカが参戦! まさかのサークル並びに「サード・インパクト起きる」「完全に大規模特異点」とお祭り騒ぎに(ねとらぼ)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「夏コミに竹箒が復活して参加」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


奈須きのこと武内崇が今度のコミケで同人サークルとして復活参加するらしいが、これってどれだけ凄いことなの?
自分が無知なのは承知しているのでこっそり教えて欲しい……

伝説のサークルの復活なわけだからね。間違いなく大事件だよ。

あー……この件は私もちょっと把握しきれない所があるから話に加わらせてくれ。
同人サークルとして型月が伝説的な存在なのは知っているけど、例えばプロとして活躍する作家が同人サークルで参加するのとどう違うんだろう?

そこは受け止め方次第な所があるね。
実の所、日本ではプロの漫画家がコミケに参加するというのはそんなに珍しい話ではない。

奈須きのこっていつからコミケに参加していないんだ?
型月が商業化した2003年以降は無しだったと見ていいの?

参加自体は企業ブースでのがあるからその辺は何とも言えないない。サークル参加についてはそれでよさそうだが。

ちょっと思いついた疑問なんだが、TYPE-MOONではなく古いサークル名の竹箒の方を使うのはなぜだろう?
懐かしさアピールみたいなもんなのかな。

昔の一同人サークルだった頃のように参加するということなのでは?
まぁ会場では圧倒的な存在感の壁サークルだろうけどね。

武内崇と同人活動でいちゃいちゃするために二人だけで立ち上げた時の名前を使ったんだぞ

初心忘るべからずみたいなものでは。

うーむ……俺も同人に詳しくないしどうも理解できていない気がする。この竹箒復活と同クラスの事件って例えるならどんなものなんだろう?
例えば冨樫義弘が今サークル参加をした場合はさすがに型月よりは上だよね?

自分の雑な知識で例えとして思い付いたのは同人出身と聞く高橋留美子が参加するみたいな話なんだが、どうだろう?

そこまでいくと更に上の次元の伝説じゃないかな……とりあえず型月は今世紀の同人発のオタク文化の原点の一つだし、現在も一線級で活躍し続けているクリエイターが一時的かもしれないが「同人活動に戻ってきた」というのが大きいのではないかと。

日本ではやっぱり月姫ファンが狂喜状態なんだろうか?

型月ファン全体が喜んでいる模様。
こういう件に関する日本の反応を見ていると日本のファンの層の厚さや広さを感じるね。

日本では同人時代から追いかけているファンも多いはずだからな。
それに同人時代を知識としてしか知らないから憧れているというファンもいるだろうからね、俺のように。

この件に関しては明確に趣味で、やりたいから参加しているというのも期待や評価を大きくしていると思われる。
同人活動するプロの漫画家、イラストレーター、アニメーターの場合、同人活動が稼げない本業の補填といった意味を持っていたりもするからね。

日本の反応を見ていると竹箒周辺の配置も凄いようだな。
となりにExtraのキャラデザもやっているワダアルコのスペースがあって、更にその隣ではオベロンのデザインした羽海野チカがオペロン本を出すという事態に日本の型月厨は戦争を予感している模様

いったいどれほどの密度になるのやら。比喩ではなく圧死する人間が出るのでは?

羽海野チカも同人やってたのか。
そっちもちょっと驚きいたが確かに同人活動やってそうなタイプではあるのかな。

日本の業界には商業デビュー前にコミケ参加していた漫画家もそれなりにいるらしい。ちなみに羽海野チカは20年以上前に参加していたとか。

所で気になったんだが、奈須きのこの顔がこのイベントで判明するの?

今の地位の奈須きのこがわざわざサークルのスペースに入って何かやるはずがない。当日は同人関係の作業は関係者に任せて武内と一緒に会場で遊んでるんじゃないか。

イベント会場で自分がスペースに入らないとか、サークル参加する意味あるのか?
ただ私もきのこがリアルに顔を晒すというのはちょっと想像し難い所があるのも確かだ……

でも近くにワダアルコも羽海野チカもいるからきのこと社長が出てこないとも思えないんだよな。

奈須きのこの容姿、性別は世界の謎だから正直とても気になる。現地入りした人間のレポートを期待している。

奈須きのことしてよく流れてくるインタビューだかの背中からの写真も本人なのか疑っている人の方が多いしな!
まぁメディアに画像出してないだけで全く顔出さないわけではないんだろう。関係者と普通に食事や宴会の話は出てるし。

俺はリヨぐだ子みたいにきのこの着ぐるみが出てくるもんだと……

そんなわけあるか!奈須きのこは女性のはずだ!信じている!

全くだ。社長との出会い、コンビ結成のエピソードとか乙女ゲー過ぎるからな!!

個人的な疑問なんだけど、さすがに18禁の薄い本は売らないよな?

18禁の需要が無いことは無いだろうけど、型月の公式でそういうのは求められてないだろうしな。裏設定が開示される短編マンガか小説でも出すんだろうか?

そもそもこのイベントで出す同人誌?って公式なのか、それとも同人なのか……

言われてみればハッキリしないな。私も型月が企業ブースで出す本と竹箒で出す本の違いとか、なんとなく分かるような分からないような……

原則として商業ルートのらない場合は基本的に同人扱いになるんだっけ?
実は扱い的にはFate/Zeroの最初の方の版も同人と聞いた覚えがある。

でもこういう所に顔を出すのってどうなんだろう。きっと文句言うヤツ来るだろうから危なくないか?
第二部第六章のシナリオが気に食わないから突撃してやれという発言が既にこっちのネットでもあるけど

正直「魔法使いの夜」と「月姫R」の続きはまだですかくらいは言いたい。

第二部第六章はこの間実装された前編だけじゃなく戴冠式までやってから考えて欲しいな。文句とかじゃない、甚大なダメージが来るから……!
それはともかく、同人界隈は今より昔の方が無法地帯で大変だったはずだからリスクは心配するほどでは無い気もするんだが。

配置からして明らかに安易な考えで近づける場所じゃないぞ?
人の壁に押しつぶされ日本の夏の暑さと湿度で消耗する、更にすぐに売り切れて終わりになるだろうから開場と共に即正確なルートを素早く移動するための知識と運動力も必要だ。

今度のコミケで最大級に人が集まるのは確定だからコミケ側もスタッフ配置するし、売り子も参加するだろうからリスク無しではないだろうけど心配するほどではないのでは。

新型コロナ以降、コミケは人数制限のためにチケット有料で抽選だから、ヘンな客は減ったとも聞くが。

有料参加だと金払っている分のサービスを要求する人間が増えるように思えるんだけど、その辺の事情はどうなんだろう?ウチの国のイベントだとチケット売ったのに会場のキャパ超えだったせいで入場できない、何も買えないで炎上や返金騒動になったこともあるが。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈におけるイベント参加のイメージについても話も出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「日本でコミケが復活して本当に良かったと思います。中国は今年の夏の二次元イベント開催は難しいかもしれません……」

「日本では入場チケット販売によるコミケの有料化に対して反対よりも歓迎する声の方が多いようなのは少し意外でした。日本でもイベントによっては入場が有料なので、コミケが有料になるのにも抵抗が無かったのでしょうか?」

などといった話もありました。

私の方は今年のコミケは会場まで行くのはちょっと無理そうなので、通販をしてくれないかな……などと祈っております。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国版FGOまたまたまたイラスト修正

中国版FGOでまた修正が入った件に関して、ありがたいことにネタのタレコミや質問を複数いただいておりますので今回はそれについてを。

中国版FGOでは6/10のアップデートで新章の実装と共にイラストやテキストに修正が入ったそうでファン界隈も現在混乱しているとのことです。
中国語版公式告知ページ(中国語)

中国版の方では6月前半に第二部第六章「アヴァロン・ル・フェ」の前編が実装&モルガンピックアップが開催されそうでしばらくはモルガンが引けた引けない重なった爆死したの話が多くなるだろう……という予想がありました。
そんな訳で私も反応についてはもうしばらくしてから探そうかと思っていたら6/10の第二部第六章実装と一緒にこんな事態になっていた模様です。

教えていただたいた話や公式の告知によると、玄奘三蔵は修正済のイラストになっているようですが、他の修正中のサーヴァントや礼装は以前の中華系サーヴァント大規模規制の時と同じくクラスカードのイラストやカードの背面のイラストになってしまっている模様です。

現在修正の対象となってイラスト消失中なのは
サーヴァントが
オリオンの初期状態
カーミラ(アサシン)の霊基再臨1回目
メドゥーサ(ライダー)の初期状態
牛若丸(ライダー)の霊基再臨1回目
タマモキャットの初期状態
クー・フーリン(ランサー)の霊基再臨1回目
フェルグス・マック・ロイの初期状態
ファントム・オブ・ジ・オペラの霊基再臨1回目
ジル・ド・レェ(セイバー)の霊基再臨1回目


礼装が
封印指定執行者
フォーマルクラフト
黒の聖杯
カムランの戦い


だそうです。
オリオンは超人ではなく弓の方だけのようですね。

修正の原因に関しては基本的には胸の谷間や太股などの露出、流血表現、傷痕や入れ墨的なものがダメだったのでは?という考察が出ているそうです。
また一部のサーヴァントの「吸血」などのスキル名が「汲取」になるなど単語の翻訳も変更が入っているそうことですが、これは規制の他に誤訳の修正らしき部分も見受けられるという話です。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国版FGOまた修正」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


こっちのFGOにまた規制が入った模様

bilibiliの公式の通知も来たし、本当なのか……

クー・フーリンまで修正?何が問題なんだ。

急に石100個配布で何かと思ったらこれか!!
運営はモルガンピックアップに合わせてごまかそうとしたのかね。

なんか急に遊ぶのやめるだとか日本版に移るだとか荒れてる発言が出てきたのはこういうことか。でも日本版に移っても俺は言葉が分からんからなあ

三蔵は分かるけど他のキャラの修正がよく分からないな。特に剣ジルは露出皆無なのに。

暴力や流血表現だろうね。
礼装のカムランの戦いの方は剣が突き立てられている表現がダメだったのか、それとも積み重なる死体の山の上という表現がダメだったのか

クー・フーリンはピチピチスーツが許されなかったか!

真面目に言えば第一再臨だからぴちぴちスーツではなく肌の露出がダメなんだろう。
他の国産ソシャゲの修正や対策を見た限りでは、クー・フーリンも師匠のようにバニーになれば回避できたかもしれない!!

流血もだけど傷痕や入れ墨がダメだという説も出ているね。
タケシ……じゃないフェルグスの傷痕もクー・フーリンの入れ墨も。なおベオウルフ

入れ墨じゃないかな。他のゲームでも入れ墨に規制が入っている。俺の遊んでいるのでも門派の特徴だった入れ墨全部消されてキャラの特徴が行方不明になってむちゃくちゃ文句が出た。
そういえば燕青は大丈夫なのか?あれは規制=水滸伝規制になるからまた別の危なさがあるのだろうか?

結構長く遊んでいるのに黒の聖杯まだひけてなかった……のに手に入れる前に修正入ったよ!

これどこまで修正入るんだろうな……サロメとかどうなってたっけ?

サロメは最新の6.5章のイラストもダメになりそうだよね。

礼装も危ないのが多いし、水着サーヴァントとか片っ端から削らないといけなくなる。

虞美人とかはどうなるのやら。昨年の夏イベ普通にやれたから大丈夫だと思っていたんだがなあ

男性の上半身裸もダメとなると、規制範囲がとても広くなる。
アルジュナ・オルタとかオリオンとか村正とかどうすんだ。

こっちでは皆の熱が冷めに冷めている所にコレか。第二部第六章が終わるまでもつのだろうか。

日本版でもこのタイミングだとFGOは冷えに冷えていたから……

でも日本だとウマ娘という業界を激変させる新作が出たというのが理由だった。日本版のアイドルイベントとか比較対象がウマ娘のライブだからヒドイことになったそうだけど、業界全体で見れば盛り上がっていたしFGO自体がその後普通にきのこシナリオによって復活してウマ娘が合わなかったユーザーを再度引き寄せている。
こっちは規制規制で冷えているのが不安なんてもんじゃない。

なんか精神的なダメージが重たい。
前の修正の時は憤怒が先に出たけど今回はもう気力がわいてこない感じだ。

文字部分もかなり修正入ってる模様
エウリュアレの「吸血」が「汲取」になってるのを確認したし血がどうのこうのな表記はダメになったのかも。

でもバーヴァンシーの妖精吸血はそのままなんだが……相変わらず雑だ……
あと日本語版「絆」の訳が「羈絆」から「牽絆」になってるが、なぜこれを変更したのかも分からんな

「羈絆」自体は昔から日本語の「絆」の訳語としてこっちに広まってる言葉だけど誤訳だという指摘もあったから修正自体は問題無い。でも他のと一緒の大規模修正の中でだからイロイロと考えてしまう

イラストもテキストも修正が入る、第六章に合わせての大規模更新が来るという話だけは間違いなかったな!

イラストは基本的に布足すのかな?既に変更されている三蔵くらいならまだいいけど、雑な色塗り修正みたいなのだとテンションが下がる。修正するんだからそれくらいは真面目にやって欲しい。

自分の好きなカードのイラストが修正対象にならないか祈るしかないのがとても大きなストレスになっている。ゲーム遊んでいてなんでこんな気分にならないといけないんだ。

自分の推しは着ている服が多くて良かったと思う日が来るなんて。

このゴタゴタを見ていると、今やってる第六章のシナリオに出てきたオーロラとか胸元修正されそうだと思えてくる。
噂通り外見だけは良いな、コイツ……

今回の修正に対する反発が大きくなったのって修正の内容や規模ではなく対象が原因だろうね。
修正されそうだと認識されているキャラではない「このキャラは安全」だと思われていたようなキャラに修正が入った。FGOに修正されない安全なキャラ、イラストやテキストは存在しないと思い知らされたわけだ。

エロだから中国だから女だからという理由が使えなくなったからな。俺の推しは服着てるけど言動が時々ウルクのキレた斧になるから不安を完全には否定できない……!

修正が入ってないのは戦闘シーンのモデルだけか。これに関しては注目されないのと現地運営側で変更するのは難しいというのもあるんだろうけど。

修正する部分はこれで終わりになってくれればいいんだが、無理だよな。

無理に決まってる。きっとまた次の規制修正が来る。



とまぁ、こんな感じで。
やはりどんよりとした空気が漂っている模様です。

ちなみにこの件に関するネタを教えてくれた方からは
「モルガンピックアップのために石をためていて、それを溶かすのを楽しみにしていたのですが……」

「規制の傾向としては特に予想外というわけではないのですが、予想外なキャラが今更修正されたので不安になります」

「実は原則として中国では男性の裸やBL表現に関しては日本よりもかなり厳しい規制が入ります。男性向けエロのように普段は取締りまでいくことは多くないですが、もし上や社会から問題視され厳格に対処されたらかなり怖いことになります。国内で定期的に行われるポルノ規制や国産ゲームにおける男性の課金を煽るエロ表現とそれに対する規制が目立つので今の若いオタクでこの問題を意識している人は多くないです」

といった話もありました。

そう言えば昔中国のテレビで放映されていた日本のアニメでは男性の裸のシーンにも規制が入っていましたね。例えばエヴァのシンジの一連のシーンなどはかなりカットされていたはずです。

それにしても中国版FGOの規制が今後緩くなる、解除されて以前に戻るのはあまり期待できそうにありませんし、こうなってくると逃げ切れるのはどこまでか?という気分にもなってしまいますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国版FGOで大部分の中華系サーヴァントの名前やイラストなどに修正が入り大混乱中

規制された中国版FGO中華系サーヴァントの再改名とその反応

中国オタク「ベルセルクの連載が再開される!三浦先生の友人と弟子達が伝えられた続きを描いてくれる!!」

ありがたいことに
「ベルセルク再開に関する中国の反応は?」
という質問やネタのタレコミなどを複数いただいておりますので今回はそれについてを。
『ベルセルク』再開のお知らせ(白泉社)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ベルセルク再開」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ベルセルクの連載が再開される!三浦先生の友人と弟子達が伝えられた続きを描いてくれる!!

驚いた……これは本当に驚いた。
私はもう過去のものだと考えなければならないと諦めていたのに。

これって遺志を継いで書く、みたいな話なのかな?どこまで正統な流れなのかが現時点ではよく分からない……

三浦建太郎のいないベルセルクなんてベルセルクじゃないだろ……

紅楼夢みたいなことをやろうとしているのだろうか?

悪くない。ガッツに何らかの、できれば良い決着をつけてあげて欲しい。

でもストーリーはどうなってるんだ?三浦先生がやっぱり何か残していたの?それともアシスタント達によるオリジナル展開?

アシスタントが三浦建太郎から後のストーリーを離していたんだろう、それに続きに関するノートがあったんじゃなかったっけ?
それでも続きはオリジナル要素が多くなるのは避けられないだろうけど。

いや、ストーリーの出所は森恒二から出てきたらしい。
昔大まかな最後までのあらすじを三浦建太郎と話していたとか。

終わらせるため、作品の寿命を延ばすためにやるのはどうなんだろう……マンガは商業活動だから仕方が無いのかもしれないけど。

喜びたい話ではあるんだが、実際に作品が出てくるまでは様子見かね。

私は普通に応援するよ。三浦先生の描いていた部分と比べて厳しい見方になるのは間違いないだろうけど頑張って欲しい。

「ゼロの使い魔」のような展開だ。
作品、そして亡くなった三浦先生にとって良い終わり方になってくれるといいな。

つまりベルセルクは二次元の紅楼夢になるということか……

少なくとも紅楼夢のようなパターンと比べてイロイロな意味で「正しい続き」になるだろうし、俺は嬉しい話だと感じているよ。

同意。
本当にもう、この二ヶ月程ロクなことがなかったが久々の良いニュースだ。

自分はあまり良いことには思えないね。
構想メモと設定資料などをまとめた本を出して読者の脳内補完に委ねた「トリニティブラッド」みたいにやった方が良い。

プロットがあっても別の人間が描いたら別物だからな。

だからアシスタントが描くということなんだろう。
そりゃ三浦先生御本人がフルスペック発揮するのが理想だったけど、晩年は歳による衰えからか制作スピード落ちてボトルネックになっていたのも否定はできない。

アシスタント達による「スタジオ我画」名義の作品の作画はそれなりのレベルだったよ。完全に同じではないが連載の長期化による絵柄の変更、制作環境の変更くらいにはなりそう。

今更聞くのも何だけど、なんでこの件について混乱したり驚いたりしている人が多いの……?
三浦先生はお亡くなりになったけどアシスタントにプロットだか遺稿だかを残していたというだけなんじゃないの?

最初は突然の逝去で遺構も無い、という発表だったんだよ。実際、昨年の動きはそうだった。でもここに来て突然動きが、それも続きのプロットがある前提での動きが発表されたから皆驚いている。

皆アシスタント達が何とか描いた41巻(それも特に決着とかそういうのは無し)で描ける部分は全て終わった、その後の展開は続きが三浦先生の頭の中から外に出力されていないという認識になっていたからね。

プロットが存在するというのってデマというか三浦建太郎が逝去した際に流れた「こういうのだったらいいな」的なネットの与太話だったはず。でも昨年の動きからしてたぶん三浦先生は続きを残していないだろうという認識になった。

なんかよく分からん、結局ストーリーはどこから来たんだ?三浦建太郎が残したのでなければ、アシスタントや編集によるオリジナル展開?それとも新しく原作つけたのか?

この件について名前が出ている森恒二が三浦建太郎の高校の同級生でずっと仲が良くて、完結までの大まかな流れも聞いていたというのが依然と違った新しい要素。
たぶんその話でプロット組めて作画環境的にもいけるという判断が出たから企画が動いたのではないかと。

森恒二は三浦建太郎の高校の同級生で数十年来の友人、デビュー前からの付き合いらしい。

個人的には続きが出てくるだけでも良い、出ないよりははるかに良いと考えている。
森恒二と三浦建太郎の関係に関してはよく知らないけど友人の遺作をヒドイものにすることはないだろう。
……まさかガッツとグリフィスみたいなこじらせた関係にはなってないよね!?

三浦建太郎が逝去した時に森恒二は追悼マンガを描いていた。二人の間にあった友情の深さが感じられたマンガだったし、恐らく続きに関しても商売目的だけみたいなヒドイことにはならないだろう。

アニメ化された作品が無いからこっちではあまり認識されてないけど、森恒二は青年向けの漫画家としてはそれなりのベテランだよ。あと三浦建太郎の親しい漫画家はもう一人こっちも青年向けのベテラン漫画家な技来静也がいる。
どちらも高校の同級生で三浦のアシスタントやったり修羅場の手伝いに駆り出されたりしていた。

続編なんてやらない方が良いよ。
誰が描いても三浦建太郎の考えを再現できるわけじゃない。安易な終わらせ方をするのは作品のためにならないしファンは誰も喜ばない。文字で情報を出してファンに想像させた方がよほどマシだ。

私は無いよりは有った方が良いと感じるんだけどな。途中で中断してしまった作品というのはやはり悲しいものだよ。マンガというメディアなので、文字だけで設定やあらすじを出されるのも何だか違うと思う。

クオリティ維持してくれとは言わない。ガッツとグリフィスの決着くらいはつけて欲しいんだ。

ストーリーや絵柄に対する不満は絶対に出るだろう。拒絶反応がかなり出るのは容易に想像できるし陰謀論的な非難だって出てくるだろう。
それでもやろうとする森恒二は勇気があるな……

森恒二は漫画家としてはそれなりに成功しているし自分の連載もあるから、ここで自分の名前を出してベルセルクの続きの制作に関わるのは明らかにリスクの方が高いはずだからね。
アシスタント達だけならまだダメージは少なくなるのに。

大まかなプロットがあったというのは嬉しい話だし続きがあるだけで良い。
三浦先生の友人とアシスタント達に対するプレッシャーは大変なものだろうけど彼らがやり遂げてくれるのを祈るよ。

続編のクオリティがどうなるかはまだ何とも言えないが、森恒二と三浦先生のアシスタント達の行動はなんだか物語の中の好漢達の行動のようで心が躍る。
絵柄をできるだけ再現してくれとか考え出したらキリがないけど、やはりストーリーに決着をつけて欲しいというのが一番大きな願いだ。



とまぁ、こんな感じで。
喜ぶ人もいれば、まだ警戒気味な人もいるようでした。

ちなみにこの件についてイロイロと教えてくれた方からは
「中国オタク界隈では漫画家同士の交友関係を知る、意識する機会はあまり無いし興味を持っている人もそれほど多くない」

「本人がコンテンツになる声優と違って、漫画家本人の方を追いかける人は少ない。クリエイター側の事情に関するニュースも多く、更に同人活動がある日本とは環境が違う」

などといった話もありました。

言われてみれば楽屋裏ネタ、漫画家を対象としたような作品は中国にはあまり広まっていませんし、漫画家のインタビュー記事などがきちんと翻訳されて伝わることも稀だと感じられます。
漫画家の経歴や交友関係に関する基礎知識やイメージについては、日中の違いが意外に大きい分野なのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「三浦建太郎先生がお亡くなりになったそうだ。公式発表だから間違いない……」「ベルセルクはダークファンタジー好きが必ず通る道だった」

中国オタク「日本の二次元系のキャラ名で記憶に残る、すぐに覚えられた名前を教えて欲しい」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「アイドル系作品のファンはキャラの名前はきちんと覚えられているの?数が多い上に日本人名と日本語の外国人名が混在して難しくない?」
に関してその後、
「逆に中国オタク的に覚えやすい日本のキャラ名はどんな感じなのか?」
という質問をいただいておりましたが、先日それに関係しそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のキャラ名で記憶に残る、すぐに覚えられた名前」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元系のキャラ名で記憶に残る、すぐに覚えられた名前を教えて欲しい。
自分の場合は朽木露亜(朽木ルキア)がそんな感じだった。

確かに朽木露亜(朽木ルキア)は覚えやすかったね。カッコイイ名前に感じられたし。
私は「BLEACH」なら他にも日番谷冬獅郎がすぐに覚えられた名前だったな。

このネタを見てすぐに思いついたのが「ラーゼフォン」の如月久遠
意味がある漢字の組み合わせだと印象に残りやすいかな

すぐに出てきたのがアニメじゃないけど、「白夜行」の唐沢雪穂は覚えやすい名前だったね。

「仮面ライダーカブト」の天道総司は覚えやすくて中二病的で個人的にかなり好きな名前だ

ポケモンの小智(サトシ)でもいいかな?短いのも楽でいい。
すぐに名前を覚えたキャラだけど昔からずっと肝心な所で勝たせてもらえない、なんだか扱いが悪くなっていくのが気の毒でアニメスタッフに対するヘイトもかなり蓄積している……

子供の頃に見たきりなので「デジモンアドベンチャー」のキャラの名前の記憶があやふやになってきているが、八神太一だけはまだはっきりと思い出せる

そう言えば昔は名前覚えようと頑張っていたけど、今では主人公やヒロインは「男主」や「女主」、サブキャラサブヒロインは「男二」や「女二」、あとは髪の色とかで雑に呼ぶことが多くなってしまったな……
ちょっと考えて出てきたのはなぜか「東方」の上白沢慧音と八意永琳だった。一応自分が好きな響きの名前なのは間違いない。

「ダンガンロンパ2」の七海千秋のように、コレは良い名前だと感じられるのはすぐに覚えられるね。

私が好みの名前ですぐに覚えられたのは立華奏(立華かなで)かな

「犬夜叉」の桔梗
二文字だとそこそこ覚えやすい気がする。長くなるとやはり中国語の感覚から外れるのでは……

私が今でも覚えているヒロイン、月宮亜由(月宮あゆ)
ギャルゲー系はテキストで何度も見るから記憶しやすいというのもありそうだが

「ゾンビランドサガ」の源櫻(源さくら)はなんか言いやすいから抵抗なく覚えられたね

そういうのなら私は「ギルティクラウン」の楪祈(楪いのり)で。

単純にキャラが強烈で覚えていられるというケースも……球磨川禊のように。

私は志々雄真実がキャラのイメージ込みで覚えた名前かもしれない。初めて読んだ時、普通に一発で記憶したはず。

漢字で意味がつながっている、強調されていると覚えやすいかも。「俺ガイル」の雪之下雪乃(雪ノ下雪乃)のように。日本語で読めば元ネタの意味がわかるみたいなのは意味不明になって混乱する。

でも私は「成歩堂龍一」はすぐに記憶したような気がする。カッコイイというわけではないんだが、むちゃくちゃ印象に残った。

私も「逆転裁判」のキャラでは成歩堂をすぐに覚えた
当時、日本語の「なるほど」から来ているとは知らなかったが

四月一日君尋は原作の「xxxHoLiC」をほとんど見てないけど名前だけは記憶に残っている
突飛過ぎる組み合わせだけど言葉自体は日常的なのも記憶に残る理由なのかもしれない

俺が作品ちゃんと見てないのに覚えているキャラの名前「冴えない彼女の育てかた」の霞ヶ丘詩羽がいる。とても響きの良い名前だと思う。

実は「スラムダンク」見てないんだけど流川楓だけは名前のカッコ良さから知っている。いかにもイケメンな名前だ……

流川楓だけでなく櫻木花道(桜木花道)も覚えやすかったな……ガキの頃の自分がヘンな名前だと感じながらもすぐに覚えていたくらいだ。

漢字の意味というのなら「未来日記」の我妻由乃
「我妻」という姓は非常に強い印象を与えてくる上にヤンデレキャラだから記憶に刻み込まれた

そこまで強烈なものではないけど「凪のあすから」の潮留美海は設定の属性そのまま搭載した名前だから覚えやすかったような気がする。

たまに漢字の意味がしっくりくる名前で印象に残る場合があるよね。私の場合は「文学少女」の天野遠子とかがそうだった。

ラノベだと「ムシウタ」のキャラ名も杏本詩歌や薬屋大助とか印象に残るのが多かった気がする。ただ日本語での読み方は特殊なのが多過ぎて覚えるのは諦めた……

中国語で読んだ時の語感が良ければ長い短いはそこまで関係無い気もする。「神のみ」の桂木桂馬なんかは日本語読みよりも中国語読み(訳注:ピンインでは「gui mu gui ma」になります)の方が良いと感じるくらいだ。

私が語感が良くてもどんなキャラなのか想像できなくて逆に興味を持ったのが「空の境界」の両儀式

「少女革命ウテナ」の鳳暁生。なんか中国にもありそうで、今で言う中二病的な組み合わせで……

中国人的な名前かはさておき、ゲッターの流竜馬はとても主人公っぽくて覚えやすいし言いやすい名前

虚淵玄、キャラ名じゃないけど二次元関係ということで
彼の作品の登場人物の名前はこっちの感覚で見ても良いのが多いけど、一番良いのがクリエイター本人の名前だよね。抵抗なく頭に入ってくる。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的に覚えやすいと思われるキャラ名がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国人のオタクは基本的に二次元のキャラでも漢字で書かれた名前はまず中国語の方で認識するので中国語で見て良いと思える名前だと印象に残りやすいです。そして名前に特徴がある、名前が覚えやすいキャラが一人でもいると作品の印象も強くなります」

「名前のひらがなやカタカナの部分は中国語漢字に変換されるので、中国語で読むとリズムが悪くなることも多いのですが、たまに良いリズムになる名前もあります」

といった話もありました。

名前の覚えやすさに関してはやはり母国語の感覚が影響しますし具体的な例が欲しくなります。そんな訳で中国オタク的に良いと感じる名前やカッコイイと感じる必殺技の名前といった辺りは定期的に調べていきたいですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「FGOに張角?妙な所が来たな……」「日本でも三国志の人気高いのは知っているが張角とは」

ありがたいことに
「FGOの第二部6.5章に登場した張角に対する中国の反応は?」
という質問やネタのタレコミを複数いただいておりますので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「FGOに登場した張角」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


FGOに張角?妙な所が来たな……

日本でも三国志の人気高いのは知っているが張角とは。
諸葛亮と司馬懿は良いとして、型月では他が呂布、陳宮、そして張角だからな……

まぁ型月の張角はきちんと男なのは悪くない。
美少女や美少年美青年キャラを雑に出して張角の名札つけているようなのよりはまだ受け入れられる。

男であるだけで評価されるのはどうなんだろう。
それはともかく、FGOの張角ってわりと普通だよね。FGOで嫌われる性転換や魔改造も無いようだし、中国版に将来実装する際にも公明や陳宮のように名前変えずにそのままいけそう。

日本には張角達を美少女アイドルグループにした前科があるからな。

「恋姫無双」はもう忘れられただろうと思っても、定期的に画像が貼られるしね……とりあえずFGOの張角は顔芸が汎用性高そう

髭が編み込みで辮髪みたいになっているなどヘンな部分もある
あと引っかかるのは教典じゃなくスローガンの方が宝具なのかという点か

私は顔のヘンな模様が引っかかった、それさえなければ良かったんだが。

うーむ、デザインに関しては批判につながる要素は少ないけど褒められる要素も少ない感じだ。こっちの「三国殺」の張角の方が明らかに上。

それについては私も同感。
このデザインはあえて言うなら三國無双系だろうか……私は積極的に課金したくなるほどでは無い。

いや、そっちとも違うかと。
FGOの傾向として中国系サーヴァントのデザインはコーエーの三国志、三國無双とは明らかに差別化する方向にするから、ウチの国で評価される方向のデザインにはなかなかならないと思う。孔明や始皇帝みたいな完全別方向での当たりが出現する可能性も否定はしないけど。

FGOの張角のデザインってなんか普通過ぎない?まだ新三國無双や女体化の方が面白い

女体化は日本ではもうありふれ過ぎていてつまらんという扱いになるらしい。それにfateからの流があるから「またか」となりかねないからな。

近年は型月も単純に女体化するのではなく、理由つけて女体化するから張角女体化は厳しいのでは。
FGOの荊軻の女体化の理由?それは知りません。

今回実装されたキャラでの女体化枠はドン・キホーテの馬らしい……しかも日本の反応を見た感じではストーリー上での評価はかなり良いようだ……

ロシナンテ女体化……?なぜ?

上で恋姫無双の話をしているのを見てから、ハゲ&おさげなデザインなこの張角がどんどん恋姫無双の貂蝉と重なるように見えてきた……

個人的にはFGOの張角に対して不満はない。型月系の中国人キャラの中では間違いなく上位に入るデザインだ。あとはストーリーの活躍がどうなのかだな……

ざっと遊んだ感じでは敵陣営側だけど強キャラで有能な扱いだよ。ホームズからこの特異点最強の道術師だとかトップサーヴァントクラスだといった評価も出ている。

まぁトップサーヴァントクラスってのはホームズの評価だし特異点の補正もあるからね。そもそもクリームヒルトが聖杯背景にトップクラスの強さという特異点だ。
ただ強いという設定自体は間違いないだろう。型月世界観だと東方系、特に仙人は非常に強いという設定だからね。

方士の徐福ちゃんでさえ設定上の強さは別としてかなり万能なことできるみたいだから、それより明確に格上とされた張角はかなり強い。

徐福は一応道士扱いだったような?
それにしてもFGOに実装されている中国系で現時点で強そうなのって誰なんだろう。始皇帝が別格なイメージだがその下がよく分からん。哪吒は設定はともかく活躍微妙だし……

日本版でちょっと前のイベントで実装された太歳星君がフルスペック発動できるならかなり大変なことになるはず。
それと比較すると張角はかなり落ちるはずなんだが、日本の反応見ると能力面でもかなり評価高いみたいだね。

後漢末期だから約二千年前の人物なので古ければ古いほど強い型月世界観ではむちゃくちゃ強いのも当然だ……と思ったが、型月世界だと中国は神秘幻想がかなり早く消えちゃったんだっけか

太平道をどう評価するか次第な所もあるけど、張角を道教の源流の一つと見ることもあるし、黄巾の乱のリーダーだったからブッダの弟子やキリストの使徒くらいに考えて盛ることもできそう。あと仙人との関係もネタとしてあるし、于吉や左慈の下くらいな扱いにはできるんじゃないか?

当時のもう片方が五斗米道だからな
それに西遊記だと中央黄極黄角大仙のモデルなのでそっちから補正を加えることもできるかも?あと日本だと単純に三国志の発端補正で知名度高いから強くなるという説が

しかし桃園ブラザーズ実装の前に張角実装かよ……桃園ブラザーズ実装はいつになるのか

桃園ブラザーズは既存の三国志系キャラとの差別化が難しいのでは。
普通に動かしたら三国志二次創作になりかねないだろうし実装は無いんじゃないかな……それに桃園ブラザーズ実装するなら趙雲とか実装した方が喜ぶ人多そう。

ところで張角の声優って有名な人なの?FGO張角に関しては声優の方でも日本の反応がかなりざわついているようなんだが……

まだ正式発表ではないが千葉繁だと言われているから、日本のアニメファンならほぼ分かるレベルの有名声優なんじゃないか?
日本ではいわゆる「大御所」と言われるレベルでベテラン中のベテラン。

よく分からんが山寺宏一みたいな地位の声優?

山寺宏一は日本の一般向けテレビ番組でも有名だからちょっと違うかな……ただ声優としては山寺宏一より更に古い世代でずっと活躍しているから単純に比較するのは難しい

ウチの国で有名なのだと「ONE PIECE」のバギーや「オーバーロード」のセバスかな?
主役ではなくサブキャラやゲストキャラでの出演が多い。あと声優以外に音響監督の仕事もやっている。

「呪術廻戦」の漏瑚も千葉繁。
昔から日本のアニメ業界では存在感のある声優だった模様。「パトレイバー」のアニメで整備班長の部下に本人をモデルにした「シゲオ」というキャラが出てたりする。

私も印象が強いのは「パトレイバー」のあいつだ。
千葉繁は独特な存在感のある、一度意識するようになったらすぐに分かるタイプの声と演技の声優だよ。

確か「鬼滅の刃」の善逸の師匠も千葉繁。調べてみると昔から本当にたくさんの作品に出ているし、まさにベテラン声優という印象になるね。



とまぁ、こんな感じで。
FGOの張角に関する詳しい情報はそこまで広まっていないようですが、第一印象としてはそんなに悪くないようです。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「今の中国では張角はゲームの三国殺での活躍などから知名度はかなり高いと思います。しかし三国殺の張角は雷系怪人的な中年のデザインなので、それに慣れていると老人の張角に違和感が発生するかもしれません」
という話もありましたし、現在の中国オタク界隈における三国志系武将の受け止め方や評価に関してはやはり独自のものがあるようですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「今更聞くのもなんだが日本の学校って寮のある所は珍しいのかな……?」

この週末でどうにかFGOの6.5章をクリアしてネタバレを恐れずにネットを巡回できるようになりました。とは言え、今回はまだ以前教えていただいたネタで一つ。

中国オタク界隈では日本の様々な作品で描写される日本の学校生活に関する話題をよく見かけますが、なかでも「日本と中国で同じようなものは存在するが扱いが違う」設備や制度に関する話は盛り上がるそうです。

そんな訳で中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の学校で寮のある所は珍しいのか?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今更聞くのもなんだけど、日本の学校って寮のある所は珍しいのかな……?

日本の学校の学生宿舎ってウチの国と比べたらかなり少ないはず。特に中学高校は。
例えば「明日ちゃんのセーラー服」みたいに山間部の学生が進学する所とか、特殊な条件が背景なことが多かったような?あとは厳格ルールのある私立校とか。

日本の二次元だとウチの国の学生宿舎の感覚に近いのってほぼ無いからな……大学もウチの国のように全員寮に入るわけではない、一人暮らしが主流のようだし。
私も見ている作品の範囲は広くないけど、それでも一部屋4人〜8人で個人スペースはベッドの上だけみたいな学生宿舎が出てくる日本の作品って見たことないな。

日本の学校の「学生寮」の有無に関しては、少なくとも二次元の作品で見かける割合は現実よりかなり高いはず。寄宿舎生活、寮生活はストーリー作りやすい、進めやすいからね!

むしろストーリー展開に関しては宿舎の方が不便だろ。
幼馴染や妹的な関係のキャラが朝部屋に主人公を起こしに入ってくるという展開とか、距離の近いネタができない。
日本の学校に学生宿舎が少ないと感じるのは単にお前らが見てる作品の範囲が狭い、数が少ないのと、ちゃんと現実社会の知識を調べてないだけ。

さすがにそれは想定するシチュエーションが限定的過ぎないか?
学生寮の共同生活が創作で便利なのは学校だけで舞台と人間関係の描写を完結できるから楽だというのもある。世界観を広げる場合に足かせになることもあるけど、そういうのは大人気作品になってから考えればいいわけだし。

今調べたら日本の高校で学生寮のある所の方が少ない、大学でもキャパが小さいというのも出てきたのだが……

日本は大学周辺に学生向けの物件が多いので、そこからも宿舎に住むのが主流ではないというのが分かるな。

ウチの国でも地方や時代ごとの違いがある。
特に中高は都市ごとに違いが大きいし、比較的近くの学校に通える都市なら寮に入らず普通に通学するのが主流になる。

私がいた高校は宿舎に入ってる学生は全体の1割くらいだったかな?
遠くから来ているのとか、貧困な学生とかがそうだったが、大学に入ってから別の地方の人に聞いた話だと高校の時点で全員宿舎って学校もそこそこある感じだったな。勉強のために有利だし。

ウチの国は学生が宿舎に入って、その世話のために親が学校周囲の物件に住んだりするからね……

今は越境入学や籍だけ別の学校においていい学校に通う「借読」も難しいんだっけ?

近頃は学校の近くのマンションとか近くに家があるのが入学の条件だったりするし、ウチの国の中高の寮の重要性も昔と比べてかなり小さくなっているかと。親戚の子が通ってる高校は全生徒の5%くらいが宿舎に住んでると聞いたこともある。
もっともウチの国は大学になれば相変わらず全員宿舎入りだし、日本の二次元とは違うな……

日本は学生人口が多かった時代は「下宿」という学生向け民間宿泊業が盛況だったし、学校の基本設備として寮が存在するという考えはあまり無いように感じられる。

日本の学校にも学生寮があるのは間違いない。
しかし中高だとごく一部だし大学も寮のキャパシティはそんなに大きくないようだから、寮が必要なら進路の選択肢がかなり狭まりそうだ……

日本の二次元じゃないけど、ウチの国の宿舎生活の感覚に近いと感じたのは「ハリーポッター」とかだな。もちろんウチの国の学生寮より何倍も豪華だったけど!

イギリスはボーディングスクールの伝統があるから創作における全寮制の描写も自然なんだろう。豪華さについては背景の違いもあるかと。

日本の大学の学生用の宿舎って長期の居住向けじゃないのでは?
普通の学生は部屋借りて一人暮らしだ。

私もそう聞いた覚えがある。日本の中高については知らないけど日本の大学の宿舎はあくまで外に部屋を借りるまでの一時的なモノで、学生は大体済む所を見つけて出ていくとか。

日本の大学にも学生向けの宿舎はあるよ。ただ学校からかなり離れた所にあったりするし、そもそも全生徒の数%どころか下手すれば1%ですら収容できるのか怪しい。
ウチの国のような大学内で全て完結する印象でいたらかなり戸惑う。

そんな感じだよね。最初は土地が狭いからかと思ったが、根本的に学生宿舎に対する感覚、扱いが違うとは感じるね。
大学に入ったら親元を離れる!という考えまでは共通しているようだが、こっちでは大学に入ったら基本的に全員寮に入るが、日本では一人暮らし開始となる模様。

日本の大学生ってシェアハウスするのが多いと思っていたが、そうでもないのか……ちょっと良いなと思っていたんだけど……

あくまで作品経由の知識だが日本の学生寮は一人一部屋か二人一部屋なことが多い印象。それでは学生全員が宿舎入りは無理だな。

二次元だと軍や特殊能力者の武力集団、強豪の部活みたいな専門系の活動は学生寮の設定と相性が良い、設定的にも無理が無くなるんだろうとは思う。

あとは百合も!なぜか二次元の女子高は寄宿舎ベースの学校生活が多くなる印象。

BLも多いよ。貴族学校的な男子校、女子高が舞台の作品はかなりある。
現実的には強制的に宿舎に入らなければならない学校は少ないし、宿舎は学校内ではなく学校の近くにあって二人部屋とかになる。ウチの国の学生宿舎の位置関係や人口密度とは結構違う。

個人的には寄宿舎生活の学校と言えば、TS系や女装系の作品だな……どういう作品から影響受けたのがバレそうだ

確か学生を全部寄宿舎に放り込む、それも一部屋に4人だとか8人だとかの密度でというのはいわゆる東側の制度じゃないか?
西側の国の大学は学生寮はあってもせいぜい全学生の5%くらいの収容量だという話をどこかで見た覚えがある。

私もソ連から来たシステムだと聞いたことはある。管理しやすい、金もかからないという理由も一緒に。実際、欧米みたいな宿舎は金かかるだろうしね……

でもウチの国の学校も宿舎は縮小傾向だ。居住環境の変化、予算や管理の問題などの理由から。
私の地元は中途半端な位置の街だったけど、中学は基本的に宿舎無しで高校になってからも宿舎組は通学組よりかなり少なかった。建物二つで数百人くらいだったかな?
家が遠くにある学生は学校の近くに部屋借りて親と住んでいる方が多かった。

私は大学に入るまで宿舎入ったことなかったし、国内でも実は学校の宿舎がある中学高校って珍しくなっているのでは?

そこはまだ場所次第だろう。大都市は宿舎アリな学校はかなり少なくなっているようだけど、私の地元の中学高校は基本的に宿舎アリだったし、高校になると宿舎組の割合がかなり上がった。

減ってはいるけどまだ珍しいというほどではないといった所だろうね。
単純に考えれば分かるが夜自習で9時や10時とかになるなかでの通学組は現実的ではないから宿舎の需要は常にある。
ただ地方によっては今は学校の近くに部屋借りることも多いらしいから、生徒の大部分を収容できる宿舎は必要ではないのだろう。

改めて調べてみたが、現実の日本では学生寮というのはどんどん少なくなっているのは間違いないようだ。東京都の公立高校で学生寮のある所はもう存在しないというデータも出てきたし、少なくとも二次元の作品で見かけるのと比べて現実に宿舎のある学校はかなり少ないのだろう……この情報に対して自分はなぜか少し残念に思ってしまった。



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国の学校の宿舎事情も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「自分の大学の宿舎生活が嫌だったわけでないのですが、日本のアニメやゲーム作品の快適な宿舎生活を見ると複雑な気分になることもあります!!」
という話もありました。

また上のやり取りにもあるように中国の学校における学生寮の必要性に関しては朝晩の自習(課題やプリントをやって先生が解説したりするので実質補習みたいなものにもなりますが)で登下校の時間が長いと何かと厳しいといった事情もありますし、学校の近くに部屋を借りる或いは買うことができるかで教育における経済格差が浮き彫りになるといった問題も聞こえてきます。
そんな訳で中国の中学高校で現実的なことを考え出すと「楽しい寮生活」というのはなかなかに難しいのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

6/5修正:誤字脱字などを修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「日本の二次元関係を見ているとぶつかる意味不明なコラボ予想外なコラボについて語ってみよう」

ちょっと前のDMMのTD祭りで派手に石を溶かして戦果は微妙、FGOの6.5章のピックアップでも石を突っ込んで戦果無しだったので地味に精神的なダメージを受けていたのですが、ありがたいことにゲンかつぎにちょうど良さそうなソシャゲネタを教えていただいたので今回はそれについてを。

中国でも最近は各種限定商品、パッケージやサービスなどでオタク向けのIPを使ったものが増えているそうですし、ソシャゲでもコラボイベントがあちこちで開催されているそうです。しかし中には「なぜこの組み合わせが」的なものも出現しているとのことで……

中国のソッチ系のサイトでは
「日本の二次元関係で印象に残っている予想外なコラボ」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元関係を見ているとぶつかる意味不明なコラボ予想外なコラボについて語ってみよう。
グッズとかソシャゲとか印象に残っているのならなんでも可

国産ソシャゲが日本の作品とコラボというのでも良いか?
アズールレーンなんかはそういうのばかりだが

問題無い、どんどん挙げていってくれ。

近頃だと……真っ当な方向で驚いたのはスマブラにソラが参戦して実質任天堂とディズニーコラボになったことかな。

印象に残っているというので思いつくのは「ネプテューヌ」と「学園ハンサム」だな。
何やってんだか……でもやりそうな所ではあったかも……

今では中国の銀行カードと国産二次元作品とのコラボも珍しい話ではないけど、昔こっちの銀行のカードで初音ミクやfateのコラボが出た時は衝撃的だった。

「シャドウバース」と支付宝(アリペイ)も何とも言えない気分になったな……ソシャゲは課金が絡むからね。もっとも、シャドウバースは中国向けのコラボもイロイロやってるから近頃はあまり驚かなくなってきたが。

国産ソシャゲは上層部の趣味でわりと頻繁にヘンなコラボやるからな。「アズールレーン」なんかは分かりやすい。

「アズールレーン」と「ボトムズ」のコラボはウチの国向けでもやってくれよと思ったなあ
エロ規制よりも残念に感じた

「崩壊学園3」のエヴァコラボはやりたかったんだろうな……と感じた。エヴァはコラボ狂いだからよかったねとも思ったよ。

自分の印象に残っているのは「ラングリッサー」と「サムライトルーパー」かな。あれを見た時は笑った。今のソシャゲ版ラングリッサーのユーザーにどのくらい需要あるのか分からないけど、スタッフの世代的にテレビで見ていたろうからやりたかったんだろうな……

そういう関係者の趣味っぽいのだと日本では「シンフォギア」のソシャゲが凄い。「ゴジラ」や「ガメラ」に「ウルトラマン」、「スーパー戦隊シリーズ」などの特撮、「聖闘士星矢」等々。やや珍しいはずの「スタァライト」とのコラボがなんだか大人しめで業界の都合にすら見えてくるレベル。

初見では驚くが後からコラボを頻繁にやっている作品だから実の所コラボ先選んでないだけか……と納得するのもあるね。「リゼロ」とか「「鋼の錬金術師」とか「進撃の巨人」とか「ペルソナ」とか「ライザのアトリエ」とかは一時期とてもよく見かけた。

私はこの話題で「涼宮ハルヒの憂鬱」と「PUBG」を思い浮かべたが、あれも今考えてみればそういうのだったんだろうね。
作品売り出しに合わせてコラボを連発する商売もあるんだろう。

一時期のエヴァはコラボ狂いだから何とでもコラボするくらい言われていたね。

「鋼の錬金術師」の国産ソシャゲとのコラボは驚いたけど、調べてみるとそんな感じだったな。

そう言えば「三国志14」も「ライザのアトリエ」とコラボしてたな……まぁあのゲームは「銀英伝」とかともコラボしてるし雑になんでもやる感じだったが。

コーエーテクモは会社内の版権でのコラボはよくやっている印象。信長の野望や三国志、アトリエシリーズ、DOAが多い印象。こういった同じ所が版権握っているか、コラボに積極的だか安売りしているだかの作品は何かと「簡単」なんだろうな。

それでも組み合わせによってはと驚くのはあるね。最近ので印象に残っているのは「ひぐらしのなく頃に」のソシャゲで「CLANNAD」とコラボやったやつ。よりにもよって、その組み合わせかよ!と思った。

昔3DSで出ていた「ポケモン+ノブナガの野望」は色んな知識を仕入れた今になってから考えてみると、かなりトンデモナイことしていたのではと思えたりする。

しかし見なかったことにしたいコラボというのもある。特に18禁関係。dmmの「対魔忍」のコラボとか……

遊んでいるのに聞いたところでは、対魔忍はコラボに関して実はわりと気を使っているらしい。たまにヒドイのもあるけど、エロでも基本的にコラボ相手には気を使うとか。エロシーンを入れるにしてもNTRにならないようにとかね。(そういうのが無いわけでは無いが)
容赦ないのはアリスソフトのエロソシャゲらしいが、あそこは自社版権キャラだから好きにできるとか。

アリスソフトのは自社コラボで実質作品の後日談だったりするので歓迎する気分もあるので複雑だ。ランスの続きとかもうあそこでしか見れないだろうし。

最近だと映画の「トップガンマーヴェリック」と「ウマ娘」のコラボが予想外過ぎて俺の周囲もざわついている。

あれは「トップガン」を見ているおっさんや、日本語の名前を知っているとそんなに不思議でもない。
競走馬「重炮」の日本語名は「マヤノトップガン」で元ネタがそのまま日本でも大人気になった映画の「トップガン」だ。そしてそのネタを拾ったウマ娘のマヤノトップガンの服装はトップガンネタで染まっている。

あー……ウマ娘とトップガンの件は日本ではかなり前から動いていていわゆる「敏感」な背景があるんだよ。トップガンの中国市場もターゲットにした展開に合わせてジャケットの背中の国旗が修正され、ウマ娘のマヤノトップガンの方も修正入って当時ちょっと炎上した
しかしその後ウチの国の市場向けが頓挫しているのかトップガンの方は前のデザインそのままになってウマ娘の方は負の印象だけが残る結果に……

版権の枠を超えたコラボってソシャゲと違ってテレビドラマとかではやはり少ないよね。個人的には「勇者ヨシヒコ」とウルトラマンコラボみたいなのをもっと見たい。

あれはパロディネタじゃないか?

いやヨシヒコは公式で許可取ってるはず。ただコラボではなくネタや音源の使用許可みたいなもんだろう。私もコラボとはちょっと違う気がする……

ソシャゲはなんだかんだでコラボ多いから、あまり珍しさは感じなくなっているな。
大体キャラ出して稼いで終わり。シナリオの水増しや広報素材として楽なんだろうという印象にもなる。

同じ作品ないでもコラボ作品次第で明らかにスタッフ側のやる気が違うというのもあるからね。
「グラブル」のコラボはその辺分かりやすくて昨年のエイプリルフールに合わせてやった「ボボボーボ・ボーボボ」とのコラボ頭おかしいレベルでネタも含めてクオリティの高いコラボになってた。それと最近やった「FF11」とのコラボもプロデューサー推しの作品だからクオリティ高かったらしいが元ネタ知らないのでちょっと判断できない。

グラブルを見ていても感じるが、ソシャゲのコラボって宣伝効果以外にも社内リソースの問題を感じる。ストーリーが停滞して効果的なアピールができない所にコラボを放り込めば楽になる。もちろん素材作成の作業が無くなるわけじゃないが、ストーリーという現在のソシャゲで問題が出やすい箇所に関しては一息つけるのだろう。

ここしばらくで見かけた予想外のコラボ、こんなの(オタク向け)とコラボするのか……と驚いたのは「サンリオと「東方project」のコラボ。東方はエロが無いから一般向けでも扱えるというのは分かるが、サンリオとコラボが発生するとは……

そっちの方向で一番トンデモナイのはガンダムとハローキティのコラボだろ。コラボのためにわざわざアニメ作ったんだぞ?クオリティ高いけどどことなく狂気の漂うアニメを!

日本ではハローキティはコラボの仕事を選ばないというので有名らしいよ。
私も調べたらガンダム以外にも超合金でマジンガーになってたり、他にもたくさん変なのが出てきてサンリオのイメージがかなり変わった。



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな作品とそのコラボの名前が挙がっていました。日本関係に絞ってもこれですから、中国の作品同士だと更にイロイロありそうですね。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「近頃は一般向けで二次元IPの活用が増えていますし、国産ソーシャルゲームもあるので皆慣れてしまって二次元関係のコラボに驚くことは少なくなっているように思えます」

「ただゲームのガチャが回ったり、今過熱状態なKFCのポケモン玩具のコダックのようなものが出現していますし驚きは小さくなってもコラボ限定効果というのはやはり大きいものだと感じられます」

といった話もありました。

コラボ商法はイロイロな方面に対してなんだかんだで効果のあるものですし、中国オタク界隈で話題になるようなコラボが今後も出てきそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「コダックの突然の大人気って何なの?」中国で大人気になっているコダックの玩具について

ありがたいことに
「中国で人気が爆発しているというコダックの玩具について知りたいです」
という質問をいただきましたが、こちらもまたありがたいことにちょうどその件に関するネタのタレコミをいただいておりましたので今回はそれについてを。

ポケモンの「コダック」中国で大人気になり入手困難。独特なダンスが大喜利合戦のネタに(ハフポスト WORLD)

若者がポケモンフィギュア「コダック」に夢中になるのはなぜ?(人民網日本語版)

このコダックは中国のKFCが中国の児童節(6/1、日本の子供の日と違って休みではありません)に合わせて5/21から販売開始した69元(約1300円)の期間限定二人向けセットについているおまけで、全3種類ピカチュウのものが2つコダックのもが1つだそうです。
そして中国の大都市のKFCでは大人気となったコダックは売り切れ、ピカチュウは残っている状態なのだとか。

日本での報道にもある通り、このおまけのコダックはネットで何かとネタアイテムとして活用されているそうですしネットのフリマサービスでの取引価格はどんどん上昇して500元、1000元と上昇している模様です。

ちなみに中国のKFCが児童節にコダックのおまけ玩具付きセットを販売したのは今回が初めてでは無かったそうで2020年にもピカチュウ、ピカチュウ&プリン、コダックの3種がおまけについていたそうです。
2020年版に関してはbilibiliのコチラの動画などで確認できると教えていただきました。
そして今年のコダックのネタ動画はコチラ、残業しないと訴えています。
他にもガンダムのバックパック装備なフリーダムコダックや緑のツインテ髪をかぶった初音コダックなどが登場しているとかなんとか。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「人気爆発中のKFCのコダックの玩具」
といったことなどに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


コダックの突然の大人気って何なの?おまけの玩具がネタになるのは過去にもあったけど……

コダックとかポケモンのおまけ玩具って前にもあったよな
たぶん俺の実家を探せば昔のが出てくる

今回は手が動くからな。そこに持たせてネタに出来るんだよ。
昔のと比べて遊べる、ネタに出来るというヤツだね。

KFCのおまけ玩具は過去にもネタとして人気になったことはあるけど、今回は過去にないレベルだよね。

オークションサイトでもどんどん値上がりしているしな……

こういったファストフードのおまけ玩具って再版が無い、今手に入れなければ終わりということで加熱している所もある。

一応言っておくと、今回のおまけ玩具ではコダックの出来が他と比べてかなり良いという事情もある。そこにコダックのネタになる表情が加わって妙な存在感、遊べる玩具になった。Tiktokとかと相性の良いネタアイテムになったので人気爆発。

今のネット環境でバズるネタになれたといった所か。ネット環境はこの数年でまた変わり続けているし、新型コロナで皆やることないからね

しかしなぜコダックなんだという疑問は残るよね。
ポケモン界隈では昔コイルの人気を捏造しようという意味不明な事件もあったから、これもそういった意味不明な案件かと当初は思っていたんだが……

コダック自体はそこまで人気高くはなかったよね?
もしかして日本や他の国だと大人気ポケモンだったりするの?

ウチの国限定の可能性はある。こっちでは確か以前ゼニガメも何か不思議な人気爆発が発生したような……

日本でも代表的なポケモンくらいの扱いではあるんじゃないか?
最初の作品からずっといるし、分かりやすいネタデザインだし。

個人的にはピカチュウとコダックだったらコダックの方が好き。
ピカチュウは一般向けの定番人気過ぎる、ありふれた存在になっているというのもある。

コダックのあの独特の表情は一度見たら忘れられない味があるからな。
ただ今回の人気爆発はSNSと動画からのだね。それ自体はそんなに不思議なものではない。今回がたまたま大規模でネタがコダックというオタクの目を引くものにもなったが、ネタがバズって界隈に注目が集まる事件はちょくちょく発生している。

コダックはメジャーな人気ポケモンから外れるちょうどいいポジションの存在ではあるかな。「ポケモンに詳しいです好きなポケモンはピカチュウです」だと軽すぎるが、これが「好きなポケモンはコダックです」なら良い感じになる。

真偽不明の情報ではこのコダックのアイテムが日本でも人気爆発しているというが本当?

日本ではウチの国のこのネタが報道されているようだけど、コダックの玩具が流行っているわけではないぞ。
日本のネットショップで高額取引中みたいな画像は流れているが、それ自体が工作の可能性もある。日本でコレクターが動いている可能性は否定しないが。

ネタ動画もだけど、興味をひかれる面白い玩具ではあるんだよな。
ポケモンだから子供の頃の思い出を刺激される人は多いだろうし、大人気になるのも分かる。

コダック以外だとコイキングとかでも流れ次第では似たようなことができそう。

とは言え、さすがに今の過熱ぶりはどうかと思わなくもない。
このコダック、甥っ子とKFCで飯食った時のセットについてきたが甥っ子はハズレだとこっちに押し付けてきたくらいのアイテムなんだが……今の過熱状況では逆に始末に困る。

私はちょっと前に100元ちょっとで売ったがさらに値上がりしているのを見てしくじったと思っているよ!

自分もそんな感じ。ただ少し残念だが今の加熱し過ぎな状況を見ると早めに手放した方が良かった気もしてくる。

今はネットでは1000元超え画像も出ているしもっとすごいんだろうな……工作も混じっているだろうから実態は例によって分からんけど。

これまでのKFCの玩具からするとここまで高くなるのはアレだし色んな所の思惑が絡んでそうだ。ここまで来るとさすがにね

珍しいネタだけど単純な一発ネタでもあるから、そんなに長い間続くものではなさそう。コダックのアイコン集とかの需要は続くかもしれないが。

コダックの玩具に関しては発売前から動きがあったことは確かだ。実際、発売即日で無くなる店も出ていた。そして今の吊り上がった値段を考えると……

予想外なのはネタ動画での人気も爆発したということだろうね。恐らく売り抜けて得する所と引き際を見誤って失敗する所が出るんだろうね

盛り上がるのは大体この2週間〜1ヶ月くらいじゃないか?玩具そのものよりもネタ動画の方に注目は移りつつあるし、玩具そのものを使うのではなく流れている素材加工で魔改造ネタにするのも出てくるだろうから。

この手の騒ぎに関しては、北京オリンピックのビンドゥンドゥンの件を思い出して見ると良い。

ビンドゥンドゥンに比べたらコダックの方が思い出補正や何やらが理由として思い付くから個人的には現実感のある需要と人気に感じられる。ただ玩具の方は熱が冷めるのも速そうだ……

コダックの独特な表情とギミックで何かとネタになるアイテムだけど、それを楽しめないならあんまり意味無さそうだしな

今回のコダックに関してはポケモンファンの大きなお友達が手に入れたがっている可能性も高そうだ。俺がKFCに行ったとき、小さい子は皆ピカチュウの方を欲しがってた。KFC側もおまけの需要の主力に考えていたのはピカチュウの方だったはず。
だからネットで話題になり価格もあがるのだろうけどね。



とまぁ、こんな感じで。
現在のおまけ玩具コダックの人気に関してイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「おまけの玩具のポケモンは基本的に初代アニメのキャラクターです。ゲッコウガのようなポケモンはほとんどの中国人が知らないはずです」

「中国の子供は今ポケモンアニメを見ていないはずなので、今回の活動に注目するのは初代ポケモンアニメを見た若者だと思います」

といった話もありました。

現在の盛り上がりに関しては、過去にポケモンにハマった世代やその世代を親に持つ子供の需要というのもあるのかもしれませんね。

それにしてもこういったおまけに付くようなレベルの、中国の「一般のポケモン好き」くらいの人の間で認識されているポケモン、知名度の高いポケモンというのはどんな感じになっているんでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「お色気目的で見始めた作品なのにそれ以外の部分の面白さに気付いてしまった作品を教えてくれ」

ありがたいことに以前
「世の中にはエロ描写を口実に好き勝手する作品、お色気要素が売りのはずなのにお色気描写以外が本編という評価になるような作品が存在しますが、中国のオタクな人達にとってそんな認識になっている作品はありますか?」
という質問をいただいておりましたが、先日ちょうどよさそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「お色気サービス目的で見始めたのに、それ以外の部分の面白さに気付いてしまった作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


お色気サービス目的で見始めた作品なのに、それ以外の部分の面白さに気付いてしまうことってない?皆がそういう体験をした作品を教えて欲しい、けしてお色気サービスの方が目的ではないんだ!本当だよ!!

分かりやすいエロだけでなく、キャラの露出度が気になるとか、なんかエロいことがありそうな雰囲気にひかれてとかでも良いの?

それくらいでも問題ないよ!
そういった方面の欲望が理由になったというのであればいい!

「To LOVEる」はドラえもん的テンプレを上手くラブコメに落とし込んだ作品だと私は思っている。矢吹先生の作画と表現技法の方が凄くて目立たないが。

「食戟のソーマ」かな……ただ段々とストーリーが微妙になって結局エロ目的でいいかという見方に戻ってしまった

犬夜叉以前の高橋留美子作品に関しては、実はエロ目的で見始めた人はかなりいたのではないかと思う。

こういうテーマなら「こどものじかん」を布教しても良いよな!?

「こどものじかん」の作者は他にも中編くらいの面白い作品描いてるよね。

このテーマなら「異種族レビュアーズ」だろう。
ネタにしか思えないはずなのに妙にロジックがしっかりしているファンタジー設定、妙に現実感のあるキャラクターが不思議な作品。しっかりしたファンタジー系世界観という意味でもトップクラスの作品なのでは。

俺がはじめてお色気サービス目的で見始めたのが「そらのおとしもの」だったが、普通に面白くて普通に感動してしまったな……

自分が「マケン姫!」を読んだきっかけは作者をエロ漫画の方で知っていたからだった……そして自分がサービスだけじゃなく燃える展開もある作品を意識するようになったのはこの作品からだった気がする

「一騎当千」はお色気と雑な三国志女体化ばかりが注目されているが、私は最初の方のストーリーも結構良いと思っている。
後の方については何も言わないでおこう。

「はぐれアイドル地獄変」は格闘部分のクオリティが妙に高いし、読んでいるうちにお色気要素がどこかにいってしまう不思議な作品。そういう描写は常にあるはずなんだが……

よく分かる。最初の方は一般向けで出来るエロ表現のギリギリを攻めているような作品だったのが、後の方になると「バキ」でも読んでいるような気分になって来るんだよね。

エロ系の作品って長くなるとストーリーが微妙になるけど前半部分は下手な一般向け作品より面白いこともある。「監獄学園」の前半部分とか本当に面白かった。

最初の方限定とかでいいなら「トリニティセブン」かな。今は何やりたいんだが分からなくなっているが、最初の方はエロ以外の部分が本当に面白かった。

「終末のハーレム」も序盤はかなり引き付けられる展開だった気がする。やはりエロが売りになる、求められている作品の場合、長期連載でエロとストーリーの両立していくのが難しいのかね。
あと「ゴールデンカムイ」をエロ目的で見始めて作品に深くハマったやつを知っている……

そっちの方向に関しては無しで頼む……
最近のだと「異種族レビュアーズ」がこの手の作品では突出しているけど、同じ原作者の「貞操逆転世界」も世界観ネタとしてかなり面白いよ。

「勇者が死んだ!」はバカエロ系作品かと思いきや、かなり読める作品だった。
JRPG勇者ネタを面白く調理している。

JRPG的なネタの方なら「時間停止勇者」とかも面白かったな。

今の感覚だとあまり良い評価にならなそうだけど「ロザリオとバンパイア」はお色気以外の部分も好きな作品だった。この作品に関してはアニメがお色気要素強くし過ぎたってのもあるらしいが……

「ストライクウィッチーズ」は軍オタの魂の方が刺激されるから困る

エロ方面ばかりが意識されるけど実は「ハイスクールD×D」はハーレム系作品の人間関係、主人公の性格や能力に関してかなり理想的なことをやった作品だと個人的にかなり評価している。

最近読んだのだと「AV男優はじめました」が良かった。最初はAV的な何かがあるかもという期待から読み始めたが、とても興味深い職業ネタのマンガだった。

ふと思いついたのだが「史上最強の弟子ケンイチ」は読んだ人の間ではバトル系少年マンガ作品としての期待とサービスシーン目的の期待はどっちが大きかったのだろうか?ハッキリと分けられるタイプの作品ではないだろうけど気になる。

まだ出ていないのだと「魔都精兵のスレイブ」を。この作品の特撮ネタに限らず、原作者は昔から元ネタがあからさまなのが多いけど気分よく読ませるということに関しては上手いと思っている。

自分の場合は「天地無用」シリーズかな。ハーレム系作品の元祖だが、作品展開が進む中でいつのまにか世界観の規模的な広さと密度、独自の技術体系をが確立されていった。

私も天地無用については同意だ。ハーレム系の人間関係を宇宙人的な時間感覚と倫理観で合理的なロジックとして成立させているのには感心する。

このテーマでならば「つぐもも」を挙げたい。
和風世界観異能バトルとして見てもかなり良い出来の作品だと思う。

「つぐもも」はバトルシーンのクオリティがかなり高いよね。私は熱血少年マンガとして見ても近年の作品の中では上位になると思っている。
しかし作者の性癖全開のエロシーンが定期的に入るせいで普通のレベルのアニメマンガ好きな知り合いに布教するのは躊躇してしまう……私自身はエロを目的に見始めたので非常に複雑だ。

「つぐもも」は作者がエロを描きたいという欲望に逆らえないのが読んでいて分かるけど、メインストーリーも気になるのでそっちも力を入れてくれという気持ちになっていくんだよね……

「つぐもも」に限らず日本のエロ系マンガにはたまに画力がトンデモナイのが混じっていたりするからな。白黒表現の凄さを思い知るのがお色気サービス豊富な作品というのもどうかと思わなくもないが、あの姿勢は敬意に値する。

画力の高さについて考えてしまうエロ要素過多な作品なら「ローゼンガーテン・サーガ」も良いぞ。

お色気をアピールするマンガって時々トンデモナイ画力の作家がいる。アニメではお色気要素の強い作品ってエロいというだけで効果があるから雑な低コスト作画になりがちなのに、マンガはどうしてそんなことになるんだろう。

お色気系作品やエロマンガってまずは絵で勝負する短編からだからな。そこの競争を勝ち残ってきた作家は絵だけで商売ができる作家ということだ。ストーリーやアイデアも含めて評価されて出てくる一般向けの作家とは背景がちょっと違う。
そういうのもあるから上の方で出ているような話が長くなるとグダグダになる作品も少なくないが、画力と描きたいものがハッキリしているから不思議な魅力のある作品も生まれるのだろう。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々の意識している作品がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは以前
「中国ではまずエロ要素だけがとても強調される傾向があるので、なかなかポルノ的な部分を宣伝する作品のポルノ的な部分以外を語る空気になりません。ただこれに関しては日本が特殊だとも考えられます。日本では昔からクリエイターがポルノを隠れ蓑にして自分の作りたいものを作り、表現したい内容を描いてきた背景があるようですから……」

「中国でも18禁galgameに関してポルノ部分以外について討論が盛り上がることはありますが、そういう作品は最初からポルノではない別の作品という扱いをされていることが多いので、やはり日本とは空気が違うように思えます」

といった話もありました。

お色気要素のある作品の受け止め方、ファン同士のやり取りに関しても中国オタク界隈独自の傾向はありますし、機会があればその辺りについても追いかけてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております

中国オタク「ウマ娘の繁体字中国語版が6月27日にサービス開始!そしてやはり国内向け簡体字版の情報は無い……!」

ありがたいことにネタのタレコミや質問をいただきましたので今回はそれについてを。

先日、「ウマ娘 プリティーダービー」の繁体字中国語版のサービスが6/27から開始されるという発表があったそうで、中国オタク界隈でもちょっとした話題になっているとのことです。
繁体字中国語版公式サイト

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ウマ娘の繁体字中国語版がもうすぐサービス開始」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウマ娘の中国語版が6月27日にサービス開始!そしてやはり国内向け簡体字版の情報は無い……!

うん、まぁそうだよね。一時期よりはマシになったとはいえ、それ以前と比べたらやはり状況はよろしくないわけで

中国語版出ること自体は自分が思っていたよりかなり早かった。
しかし簡体字版については期待することすら難しい。

事前の報道はあったけど意外に早いよな。
しかし香港台湾向けの繁体字版はやれたとして、こっち向けの簡体字中国語版はどうなんだ?

無理じゃないかな。やるとしたらアニメ配信してるbilibiliだろうけど、流れてくる話では希望が持てない

bilibiliは一応版権はとってるけど許可が下りないという話が有力なんだっけ?

他の外国産ゲームを見る限り説得力はあるな。プリコネRの中国語版サービスが始まった時とは状況が完全に変わってしまった……

ギャンブルである競馬がモチーフの作品が審査通るのかという不安はあったが、それ以前にこっちの市場的にウマ娘はどうなんだろう?香港は競馬の伝統があるが中国本土には無いぞ?定番のJRPG世界観のプリコネとは違うぞ?

アニメも局地的な話題の熱さはあるが再生数はそんな伸びてないからね。
それと一応こっちにはメジロアルダンからのメジロの系譜がある……

可能性が無いわけじゃない
ゲーム自体も商売のやり方は別として、質は高いしね。日本のゲーム市場が質の面でウマ娘以前と以後になるレベル。

今更聞くものなんだけど、これどういうゲームなの?育

雑に言うなら「ときめきメモリアル」から続くパラメータ育成してイベントを突破してエンディングを目指すゲームだな。
直系の元ネタとなっているのは「アイドルマスター シャイニーカラーズ」だろうと言われている。cygamesの中でもかなり遊びやすい方になるしゲーム部分の出来だけなら間違いなくレベルが高い

イロイロと言いたいことはあるが、言葉の壁が無しに遊べるのは大歓迎だ。6月末開始だと日本との差はどれくらいになるの?

大体一年半かな?ただ日本と同じペースでやるかは分からない。

結構間が空いているんだな。プリコネRの差が確か半年くらいだったか。

無課金プレイだとどうなの?正直に言えば、俺は可能な限り課金しないで遊びたいんですよ!

ウマ娘を見る、ストーリーを見るとかだけなら全キャラ狙うとかでもなければそこそこ楽しめる。でもしっかりやるならサポートカードを引いて重ねないとダメなので途端に課金の要求が跳ね上がる。

大体の所はプリコネRと同じだし、遊び方次第だ。楽に流せるなら無課金でいけるけど、深くやりたいなら課金と時間が必要になる

ウマ娘のPVP、月一開催の大会はランキングではなく3人マッチングでの勝負なのが何かとキツイと感じるな。人が少なくなると相対的に上位にいけるランキングと違って、人が少なくなると上位のやり込んでいる強いプレイヤーと当たってしまう。
だから人が少なくなる、参加が遅くなるとPVPでの勝ち目が無くなる。更にあるのは単純な勝ち負けだけなのでやった分だけ伸びを体験できるランキングと違って理不尽さを感じる環境に……

チャンピオンズミーティングとチーム競技場を諦めたら気軽に楽しめるゲームになるんだけどね。
ガチャもサポートカード諦めてキャラだけに絞れば配布石だけでも天井で確実にとれる。私はとりあえずキタサンブラックだけは狙う予定。
実装加速がなければ1年後だろうけど!

ストーリー自体はアニメ版ウマ娘楽しめるなら問題無い。日本のソシャゲの中でもストーリーの質は上位だと評価されている
ただキャラの個別ストーリーは評価高いがイベントストーリーは概ね雑な萌えストーリーなので注意

上を目指す、勝つ体験をしたい、いわゆるギルドに相当するサークルで上位狙う所に入るとなったら急に難しくなるゲームだからね。
私はもうチーム競技場のランク5でぐだぐだと毎週の報酬を受け取る状態だ。まぁこの辺は中国語版プリコネRの競争に関する空気とそんなに変わらないはず。
それでも日本だったら競馬ネタや同人創作雑談で盛り上がれるんだろうけど、中国語版だとどうなるんだろう……?

同人は禁止だから盛り上がらないんじゃないの?

禁止されているのはいわゆる18禁エログロ同人やヘイト系の同人だから、一般向けの同人絵や同人小説はかなりあるよ。

重課金しないと勝てないと分かっているゲームはやはり手を出す気にならないな……

課金に関してはスケジュール把握している分、千里眼が有利な所も出るんじゃないの?こういう先行実装のあるゲームは配布を吐き出すタイミングが分かればそこそこいける印象もあるんだが。

課金は軽いわけじゃないが、課金については千里眼で絞っていけばそこそこレベルになりそう。
しかし課金すれば勝てるわけでもないんだよ。きついのは育成、継承のための周回だ……

新規実装のタイミングを知っているのと毎月開催のPVP大会の条件を知っているのは有利ではあるんだが、最初からやるのは正直厳しい
私は日本版サービスの方に課金してとったカードと育てたウマ娘がたくさんあり過ぎて中国語版で最初からというのはできそうにない。

育成資産が重いゲームだからな。課金もだけど時間も。
育成する際の因子継承キャラを再度育成するのを考えると……

日本版で引継ぎコードの保存でやらかしてから遠ざかっていた自分にとっては待ちに待った中国語版ですよ!

こう言っては何だが私は繁体字版が先に出たのは良いことだと思う。簡体字版はどこでどう修正が入るかわかったもんじゃないし、繁体字版に中国系ユーザーが集まって運営が安定する方がIPとしては良いだろう。
現在の国内ゲーム市場は不安定過ぎるしヘンな影響もよく見かけるからね。

でも繁体字は慣れないんだよな……できれば簡体字が良い

私は日本語能力の問題でストーリーがいまいち楽しみきれていないと感じていたから、ストーリー目的で中国語版は手を出すかな。
あとウマ娘の中国語名称についても気になる。香港競馬での名前になるということでいいのかな?日本版で新キャラ実装の時に流れてくる名前が何かと混乱している……

正式なのは香港競馬での名前だろう。
ファン界隈での訳名、謎の空耳ネタ呼称も嫌いではないんだが、あの辺はやはりネタのままにしておくのが良いか。

名前に関しては公式でハッキリ確定していない名前、香港の競馬での中国語名とアニメの字幕で違うようなケースもあるからその辺りが改めて確定するんだろうね。その点に関しては私もかなり気になっている。

ところで繁体字版は馬の点四つはそのままなの?世界観の設定として馬という動物がいないから漢字の馬も点が二つになっているはずだが。

そう言えばタイトルは「賽馬娘」のままだな。日本語だと「ウマ娘」で漢字無しの表記でいけたが、中国語だとそれは無理か。

さすがにタイトルは現実の漢字使うだろ。読めない出入力できないでは商業活動的に何かと困る。
ゲーム内の有馬記念のタイトルとかはあの点二つの馬になってるんじゃないか?

今後サービスが始まるかはさておき作中世界の「马」(馬)の漢字が簡体字版ではどうなるのかは気になるな。
 


とまぁ、こんな感じで。
内容や課金などに関しては同じサイゲームスの作品でbilibiliが運営する中国語版もある「プリコネR」を参考にする人もかなりいるようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「私は繁体字版を本気でやるつもりはありません。日本版で課金していますし因子用の周回をまた最初からやるのは嫌です・・・」
という話もありました。

個人的にはウマ娘の中国語版に関してはマルゼンスキーが繰り出す二昔以上前の流行語の嵐をどう訳しているのかが気になっていたりします。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のやたらと長い作品タイトルって「俺妹」が原因だと聞いたけど、どこまで本当なの?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年の日本の作品には長文で説明的なタイトルの作品が増えているかと思いますが、中国オタク界隈でも日本の作品の長文タイトルに関してはイロイロと考えてしまう所があるそうです。
たまに長過ぎる作品タイトルに対するツッコミや「なぜこんなに長くしたのか?」という考察などの話題で盛り上がったりもしているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「近年の日本のやたらと長い作品タイトルはどこから始まったのか?『俺妹』という説は正しいのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲン訳で紹介させていただきます。


近年の日本のやたらと長い作品タイトルって「俺妹」が原因だと聞いたけど、どこまで本当なの?

その話は私も聞いたことあるな。あの手の長いタイトルの作品はそれだけで見る気が失せるんだけど何でやるのかね……

日本人の理解度が落ちたのさ!
と言うのは簡単だが、恐らく近年の日本市場特有の競争環境を原因とした変化だろうね。「俺妹」の影響、言ってみれば「俺妹」が大人気になったことも原因の一つではあると思うが。

イロイロと批判はされるが「俺妹」はラノベの転換点レベルの人気作品、影響を与えた作品の一つなのは間違いないからね……

日本の作品のやたらと長いタイトルがこっちでも認識されるようになってから……たぶん数年くらい前からだったが「これは全部俺妹のせいだ」みたいな話は出てたな。
ただデータとしてどこまで根拠があるかは分からん。タイトルの長文化が俺妹から始まったのかも分からん。

当時の代表的な人気作品だからレッテル貼りに便利だったって所もあると思う。まぁ俺妹が「オタク趣味の妹キャラの創始者」みたいな言われ方よりはまだまともだとは思うが……

Fateが歴史人物召喚バトル系作品の原典、みたいな言い方するようなものだな。そこからしか知らない、それしか知らない人がいるという問題。

年代調べたら「俺妹」って2008年だからかなり前だな。自分の中でタイトルの長過ぎっぷりを意識しだしたのは「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」や「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」辺りからだし、雑にその辺の影響だろうと思っていたのだが……

「ダンまち」は元のタイトルが「ファミリア・ミィス」でそこから編集の指導でタイトルを長くして人気になったという経緯がある。その辺の時代はまだ過渡期だったんだろう。

そこはもう少し複雑。あの作品は初出のネット小説の時点で「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」だったのをGA文庫大賞応募時に「ファミリア・ミィス」にした。そして受賞したのが2012年だから、この時点ではまだ長いタイトルは主流のものではないという空気があったという証拠として見てもいいんじゃないかと。
ちなみに2008年に電撃文庫大賞受賞した「アクセルワールド」はネット小説の時は「超絶加速バースト・リンカー」だから、この時期はまだ長くする方が良いという空気は無かったのだろう。

俺妹は2010年にアニメ化だから本格的な影響はそこからだろう。実際、それ以降に長いタイトルが増えていく傾向はある。しかし当時はとあるシリーズやバカテスとかの長いタイトルも人気だった時期だから俺妹だけの影響として見るのはどうなんだろうか?ラノベのタイトル自体、それ以前から長くなる傾向はあったわけで。

いや、日本語だと漢字とひらがなカタカナでの表記だからその二作品ならそこまで長いわけではない。どっちも日本語では10文字だ。あと「超電磁砲」の方も日本語原題だとこっちの印象ほど長くない。

確か「俺妹」の方は口語的で長いタイトルなのも特徴、それまでにあまり無いやり方だったかな?
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」のようなタイプ

日本のラノベテータベースを調査したデータによると、00年代の時点で「俺妹」の16文字よりも長いタイトルが少なくなかったはずだ。

こっちでは全く知られてないけど、日本市場における影響としては俺妹とほぼ同時期の「もし高校野球の女子マネジャーカドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の方が大きいと思う。こっちは俺妹よりもっともっと長いタイトルで、もっともっと売れた。2010年の日本のベストセラー1位で日本の社会現象レベルだった作品だ。
編集サイドがこの大成功した実例の影響を受けないはずが無い。

そもそも00年代だと「トリニティ・ブラッド」のタイトルとかがかなり長いはずだよ。

「トリニティ・ブラッド」は背表紙の文字が3列になってたからな……
ただその時代の作品はメインタイトルとシリーズ名とサブタイトルで分けていたから、実際の印象としてはそこまで長くないというのもある。
例えば「トリニティ・ブラッド」にシリーズ名の「Rage Against the Moons」と読み仮名、そしてサブタイトルとしての「フロム・ジ・エンパイア」という構成になっているのでデザイン的には案外コンパクトにまとまっている。

ラノベは文庫本の表紙、特に背表紙では載せられる文字数の問題がある。それに表紙で強調されるメインタイトルとサブタイトルは別扱いなことが多い。

私は「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は字数よりも内容で「今まで見たことない」「なんだこれは」と感じたのを覚えている。
それまでは「涼宮ハルヒの憂鬱」「灼眼のシャナ」、古めのだと「銀河英雄伝説」「ロードス島戦記」みたいな感じだったからね。字数への影響はさておき、当時はとても珍しいインパクトのあるタイトルだったのは間違いない。

あの口語的?なタイトルは確かに目立っていた。好き嫌いはあったけど目を引いたし記憶に残った。
恐らく「俺妹」が長いタイトルのラノベとして最初の作品というわけではないけど、ラノベ業界で最初に大成功した作品とは言えるかと。

長文化していく過程において、口語的な表現で長くするという手法を流行らせたという感じかもしれない。
しかし現在の作品と比べると「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」でもそこまで長いと感じなくなっているのは……

昔は「キノの旅」を書いていた作者が、今では「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」や「男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。」というタイトルの作品を描いているからな。

SAO外伝の方はサブタイトル的な所もあるから少し違うと思う。
もう一つの方は長い日本のラノベタイトルの中でも最上位クラスなのは間違いないけど。

今の日本の作品は出版社と編集が長文タイトルを押し付けているからな。作者が短い名前でやりたくても、よほど作者側が強くなければやrたせてもらえない。

日本の出版社と編集者は注目度、露出度を上げるために作品のタイトルをどんどん長くするように要求していったからな……その結果が今の惨状だ。

いや、そうとは限らない。
ラノベの背表紙じゃないけど、日本でもネット小説媒体以外では長いタイトルは有利になるとは限らない或いは不便だと認識されているような所はあるよ。
近頃の作品では「慎重勇者」はネット小説の時点では「この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる」という長いタイトルだったが、商業化の際に「慎重勇者」というタイトルにして元の「この勇者が〜」はサブタイトルになった

長いタイトルネタ自体は昔からあったんだけどね……「ロビンソン・クルーソー」とかが有名。日本のラノベタイトルの長文化もルネッサンス的な何かだったりする可能性がもしかしたら……

しかし日本の二次元作品で不思議なのは「タイトルが短いのが流行っていた時代」が存在したという点だ。「らき☆すた」や「けいおん!」、「ラブひな」といった作品のように。

あの短い発音だけのタイトルも翻訳したら微妙なことになって困る所はあったな……日本語の語感重視で意味がいまいちハッキリしない所もあったし。

タイトルの文字数が更に増える、長文化したのはネット小説系の作品が商業化されたことの影響もあるはず。ネット小説サイトではタイトルの長さの制限が無いようなものだし、日本のネット小説はタイトルで内容をアピールするスタイルが主流だから、キャラの立場やチート能力など説明的なタイトルが多い。

比較的初期のネット小説出身作品もそこまでタイトルは長くないからね。例えば「魔法科高校の劣等生」、「無職転生」とか。「この素晴らしい世界に祝福を!」や「Re:ゼロから始める異世界生活」はちょっと長いがそれでも俺妹よりは短い。

ラノベのタイトルが長ければ読者は内容を把握できるし人気、流行の要素がある内容だとアピールできるから手に取ってもらいやすくなる、買ってもらえるようになるという理屈は分かる。日本のラノベ市場が……あまり露骨にやられるとラノベ市場以外の人間からの印象悪くなるんじゃないかね。

個人的に興味深かったのが、ネット小説サイトのランキングの表示行数が増えて目立つ、クリックしやすくなるからタイトルを長くするという戦術が理由の一つになっているという話だな。日本のネット小説市場も独特の環境があるようだ。

そこはまずラノベ市場での競争を勝ち残らなければならないという考えなのかもしれない。日本のマンガが世界市場ではなくまず日本市場での勝ち残りを意識した作品を描くように。
どちらにしろ日本市場のどこかの段階で「タイトル長い方が有利」という環境が確実に存在するのだろう。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈での見方も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこの話を教えてくれた方からは
「中国では日本の「なろう系」と言われるようなネット小説出身で商業化した作品と、最初から商業向けで書かれて出版された作品の区別がありません。どちらも『軽小説』と呼ばれています」

「中国ではネット小説と言えば起点のような課金プラットフォーム(及び課金で稼ぐ作家、運営側の編集)の作品だと認識されていますから、日本のネット小説がずっと無料、無課金のプラットフォームで発達したものであること、課金的な機能のある所が最近ようやく増えてきたということなどについて把握している人はほとんどいないと思います」

「これは私の個人的な意見ですがタイトルの長さ、目立ち方に関しては中日のネット小説の人気獲得の対象や目的の違いが影響していると思います。中国のネット小説は人気の目的が課金収益なので読者がお金を払う気分になる良い作品だとアピールする必要があります。長いタイトル、口語的なタイトルは低俗な印象が強くなるのであまり良くないです。それに対して日本では人気のランキングで上位に入り、出版社のスカウトを受けることや周囲に称賛されることが目的です。その為にはできるだけ多くのライトな読者を引き付ける必要があります。低俗に見えたとしても分かりやすくアピールする方が良いのでしょう」

といった意見もいただきました。

確かにネット小説で人気になること、目立つことの目的というのは重要な要素かもしれませんね。中国オタクネタからは外れますが、長文タイトルのアピールによる分かりやすさを重視する傾向のある日本のネット小説界隈の背景についてはどこかで調べてみたいです。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

5/27修正:誤字と誤訳を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「日本で人気の高い三国志武将って誰なんだろう?パリピ孔明から考えると諸葛亮に関しては変わらないようだが他の有名武将に関しても気になってきた」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

相変わらず中国本土向けの配信は無いものの「パリピ孔明」は中国オタク界隈で何かと注目を集める作品となっているようで、そこから日本の三国志事情に関する話題が盛り上がったりすることもあるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本で人気の高い三国志武将は?中国におけるイメージとの違いは?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


結局、日本で人気の高い三国志武将って誰なんだろう?パリピ孔明から考えると諸葛亮に関しては日本でも人気やテンプレ的なイメージは変わらないようなんだが、他の有名武将に関しても気になってきた。

三國の人気武将に関しては中日でそこまで変わらないという印象だが……

とは言え、渋谷に転生して活躍する日本のトンデモ作品なのに武将のキャラに違和感が無いのは諸葛亮くらいでは無いかと思う
他の武将で現代転生的な話をやったら中日のイメージの違いから「誰それはこんなキャラじゃない」みたいな批判が出た可能性は高い

劉備なんかは日本の作品で最近食わせ物キャラ、有能な世渡りキャラという扱いも増えているからギャップが大きそう。
ただ人気に関してはそこまで違いは無い気もする。

全く同じではないが武将の知名度、人気に関してはウチの国と日本の違いはそんなに無いかと。あえて言うなら違いが大きいのは孫権だろうか?孫十万の蔑称は中国限定だ。
(訳注:中国の三国志好きの間では孫権は「孫十万」のあだ名で呼ばれることも多いそうです。これは孫権が十万を称する大軍を率いていながら合肥で負けてばかりというネタから来ているものだとか)

孫権の評価の急落はウチの国のネットのネタの影響も大きいからな

三国武将の最上位の人気、評価は普通に諸葛亮、曹操、関羽といった所だろう。この辺はどこの国でもそう変わらない。

あとは趙雲も。三國無双でも実質主役級の扱いで分かりやすい。

趙雲は人気高いけどウチの国のように圧倒的というわけではないね。
あと昔の日本では趙雲にイケメンのイメージが無かったらしい。三國無双以前の日本の二次元における三国志イメージを作った横山光輝版の趙雲のキャラデザを見ると分かりやすいぞ

趙雲は日本のゲームで昔から能力が高いから人気、評価は高いんだろうけどね。
昔のゲームだと劉備の方がキャラデザ的に美形寄りなこともある。

日本でもトップは諸葛亮と関羽は確定だろうけど、曹操はウチの国でも世代や知識の濃さで評価違うからどうなんだろうな。
曹操に関してはウチの国を見てもネット人気は高いし三国志詳しい人の間では間違いなく人気高いが、全体的に見れば諸葛亮と関羽の次、趙雲と曹操みたいなレベルなんじゃないかとも思う。

日本での人気ということなら関羽がちょっと分からない。
諸葛亮と曹操は間違いなく人気高い。ウチの国で曹操の評価が急上昇する前、90年代のニュースには日本では曹操が人気高いのが不思議、みたいな文化ネタも出ていた。

日本で関羽の人気が無いわけじゃないが、二次元作品での扱いを見るとトップクラスの人気ではないという印象にもなるね

日本の作品だと関羽は不人気ではないけど、広い範囲の人気では趙雲、武力なら呂布という感じで突出してはいない。

日本だと関羽を呂布と入れ替えて諸葛亮、曹操、呂布じゃないか?
日本では呂布の人気が無茶苦茶高くて武将枠では完全に別格。こっちの感覚では理解できないレベルでの人気。

俺が日本の作品、マンガやゲームとかを見た印象では蜀だと諸葛亮、趙雲、劉備、関羽、馬超の順かな……

馬超は日本での人気がちょっと分からないんだよね。ウチの国では趙雲と違って近年蜀の評価と一緒に人気も急落していたが、昔は演劇の出番が多いからとても人気が高かった。日本ではそういうのが無いからあまり人気が無いという話も聞いたことがあるのだけれど。

自分の実感でも日本では関羽の人気はそこまで高くない、趙雲や呂布よりも人気無いといった所だ。諸葛亮や曹操はこっちと同じくらいだが。

呂布とか武力以外に何も評価できる所が無くて他全部マイナスなキャラなのに、なぜ日本で人気なのか……意味不明過ぎる……

ウチの国で司馬懿や呂布を主人公にしたり良い扱いにした作品が出て見直しムードもちょっと出た時に、日本人は呂布を理解していないずっと悪人扱いだみたいなこと言っているヤツがいたが……正直、日本の呂布はこっちのイメージと完全に別方向行っていて理解とかいうレベルじゃないと思う!

日本の作品の呂布に関しては実はスゴイ、実は良い所もあるとかいうレベルでは無いからな。
「火鳳燎原」とかの影響は出ているけどウチの国ではまだ呂布も司馬懿も人気に流されない自分アピールみたいな所はあるからな……

今でも呂布はイメージが悪過ぎる。曹操と違って立場や解釈による変更も難しいしね。

この手の話の時に「日本人は呂布が好き=呂布の悪辣さはまさに日本人のようだから人気が高いんだろう」みたいな話も出てくるが、逆に日本人から見て理解できない中国で人気の高い武将がいて日本人から見てそれが中国人の悪いイメージと同一視されるみたいな話はあるんだろうか?個人的にかなり興味がある。

呂布の義よりも利を取る、怨みをもって徳に報いるというのが日本人からするとカッコイイらしいよ。
二次元でも突き抜けた悪さをもつ強い敵キャラに人気が出ることはあるし、そういう枠なんだろうか?

そういう枠での評価は中二病系にありがちだから分からなくもないが、日本人の呂布理解はもっと別な何かを感じる……

呂布ってウチの国だと三姓家奴をはじめ典型的なヘイトを集めるキャラだから曲解でもしなければ強くても好かれる所は皆無なはずなんだけどな。
日本の作品だと三国志関係では武力的な頂点、最強の存在として出てくるから評価は高いと感じられる。あと日本の作品では関羽を忠義方面での頂点として描くことは少ないようだが、これも日本での関羽人気がコチラより低い理由の一つなのか?

呂布の「三姓家奴」という蔑称が日本ではほとんど知られていない、通じないというのが違いとして分かりやすいと思う。以前日本の三国志マニアに聞いたときもこの部分だけは何かすぐに反応が返ってこなかった。やたらとマイナーな武将やその解釈まで知っている詳しい人だったのに。
(訳注:「三姓家奴」は呂布が呂、丁、董の三つの姓を持つ不忠不義で族に侍る者であるという風刺、罵倒の言葉になります)

「三姓家奴」は演義で張飛が呂布に対して言ってるネタだから日本で全く知られていないとは思えないのだが……

個人的な印象だが日本の作品で呂布は裏切るずる賢さの強調よりも、脳筋で深く考えずに美味しい方に釣られるアホ、動物的な感覚の人間みたいな扱いになっている。
そこに三國界隈最強の武力が加わって独特なキャラになってるんだと思う。

そういうのだと「名探偵呂布」とかあったよね。現代を舞台に陳宮が助手の。

日清公式のアレか……忘れられがちだが高順もいたよな

日本における関羽の人気に関しては、関羽張飛が実質劉備のオプションパーツ、セット扱いになっていることからも何となく理解できるかと。

まぁ劉備も諸葛亮活躍のための舞台装置みたいなもんだけどね!
日本の人気事情で独特なのと言えば曹操が信長と重ねられるというのもある。これは光栄のゲームの影響もかなりあると聞く。

確かに。
曹操は信長と重ねて扱われる所があるから深い所ではズレてそうだしパリピ孔明みたいなネタをやったらこっちの曹操のイメージではやらないようなことやりそう

日本人は曹操を金髪ロリで百合キャラにしてくるし、俺は日本人の曹操のイメージが深い所でどうなっているかを知るのがちょっと怖い。

魏に関して日本で人気や評価が高いのは曹操、司馬懿、張遼、夏侯惇、郭嘉といった辺りか。
この中でちょっと不思議なのは夏侯惇だろうか?

そう言えば夏侯惇の人気も高いんだよな。
日本だと魏の武将の評価も高めだと感じる。ウチの国だと曹操それから軍師の方に人気と評価が集中している印象だ。

夏侯惇についてもよく分からんな。三國無双の影響か?創作で動かしやすいキャラだとは思うが……

個人的には眼帯で絵的にキャラが立っているんじゃないかと思っている。雑に言ってしまうが信長を曹操に重ねるように、独眼竜正宗を夏侯惇に重ねているような所があるのではないかと。

でも某作品で作者が呂蒙と夏侯惇を混同して呂蒙女体化キャラに眼帯付けちゃってしかも人気になったという事例もあるので知名度は高くない可能性もある。
日本における夏侯惇の人気や知名度については確かによく分からない……



とまぁ、こんな感じで。
日本の武将人気に関する認識以外にも、近年の中国オタク界隈における三国志武将の評価やイメージなどイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「昔と比べて現在の中国では三国志に詳しい、三国志について自分の意見を持っている人がかなり増えています。日本の作品の三国志ネタや武将の描写に関しても『日本人は分かっていない』と語る人は少なくありません。しかしそんな人達も『パリピ孔明』の孔明に関してはほぼ納得しているのは面白いです。単純に正の方向で活躍させているだけではここまで好意的見られることはなかったはずです」
という話もありました。

中国の方でも三国志武将の評価は変化し続けているようですし、その辺りについても機会があれば調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国人「呂布と趙雲どっちが強いか」「呂布有利だがやはりやってみるまで分からない」 中国では趙雲の人気や評価が日本より遥かに高い?
(後ろの方に呂布が中国で嫌われる要素満載という事情についての話もあります)

中国オタク「呂布はガンダムで言えばシャア」(注:馬は関係無い)

日本の「戦える曹操」が中国に与えた衝撃
(一昔前の中国における曹操の認識に関する話です)

中国オタク「三国志で美形キャラと言えば趙雲と郭嘉だ」「女性が三国志武将好きって言うのはかなり珍しいよね?」

中国オタク「日本産中華ファンタジー作品、彩雲国物語を国産実写化?どういうこと?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

先日中国の動画サイトiqiyiから発表された新作ドラマの中に、日本の作品の「彩雲国物語」「月刊少女野崎くん」「理系が恋に落ちたので証明してみた」を原作とした作品があったそうで、中国オタク界隈ではちょっとした話題になっているそうです。
中国での報道はコチラ(中国語)などをご参照ください。

日本の作品を原作としたドラマに関しては過去にもイロイロと話題になったりしていましたが、今回発表された中にある「彩雲国物語」は「日本産中華ファンタジーを中国で実写化?」ということで困惑する人も出ているとのことです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「彩雲国物語、月刊少女野崎くん、理系が恋に落ちたので証明してみたなどが中国でドラマ化」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


iqiyiの新作ドラマで日本産IPの「彩雲国物語」、「月刊少女野崎くん」、「理系が恋に落ちたので証明してみた」が実写化されるようだ……

日本産中華ファンタジー作品、「彩雲国物語」を国産実写化?どういうこと?

一緒に発表された他のIPについてはへー実写化するのか……くらいだが「彩雲国物語」は予想外過ぎるな。
「理系〜」は実写のビジュアル出ているので確定だが、他はまだハッキリしないのか?恐らく実写化の企画と見て良いとは思うのだが。

この題材で今更アニメ化は無いと思う。3Dで見せるタイプでもないだろう。
しかし彩雲国のあの当時でさえわりとツッコミ所があると言われていた作品が、今の時代にこっちで実写化されたらどうなるのやら。

「彩雲国物語」って序盤にシリアスはあったが基本的にはコメディだったよね。ああいう軽い空気の作品は国産原作とは違うし現代向けの叩き台として版権を活用するのはアリなんだろうか?過去の古装劇系ドラマの成功率を考えると普通に作ってもあまり期待できる気がしないし。

原作者はライセンス収入が得られるし、古い作品だからこっちのファンも見たくなければスルーできる。ダメージを受ける人は少ないのかな?iqiyiが失敗したらそれは自分の責任だしね。

「彩雲国」はさておき「月刊少女野崎くん」は少し楽しみではある。

国産の実写版「月刊少女野崎くん」の情報は結構前から出ていなかったっけ?出回っていた作品ビジュアルを見た感じではそんなに期待できるとは思えなかったのだけど。

実写版もアニメも動画で見るまでは分からないから……それにアニメの続きが期待できないしドラマでも良いかなって……

月刊少女の方は前から情報出てはいたけど、ようやくiqiyiで正式に発表されたという感じでは。そして驚いた人が出ているのが実写版彩雲国の方だろう。
私もまさかこれが来るとは思わなかった。

「彩雲国物語」は個別の要素を見ていくと現在のネットの視聴者、特に若い世代向けではあるのかもしれない。乙女系、イケメン、古風と人気のあるとされる属性を押さえている。

近年の国産のアイドル系ドラマはお世辞にも褒められたもんじゃない。量産、省コストが加速して衣装もセットも役者の演技も脚本もグダグダになってきている。昔が全部優れているとは言わないけど、今は雑な所が何かと目に付く。
そんな迷走気味な状況だから、日本の原作持ってきて別路線を試しているのかね。

出演しているイケメンのファンじゃなければ厳しいけど、そっちの需要で人気になれるから他がどんどん雑になっていくんだよな。
そういう方向で考えると、この作品が実写ということならオタク向け昔のファン向けではないだろうし、原作者の収入になるからマシと考えておくのが良いのかもしれない。

それにしたって、これはどうなんだろう。
私も私の友達も日本のアニメが嫌いなわけじゃないけど、彩雲国物語を実写化するくらいなら国産作品実写化しろと思ってしまう……

その気持ちはよく分かる。
このニュースを聞いて私もまた国産作品がヒドイ扱いをされるのかと思ったよ。

ウチの国は日本や韓国のドラマ買ったり原作買ったりはするけど、その逆はなかなか無いよね。そしてなぜ国内作品を使わないんだと怒る人間が出るという話も聞かない。うーむ。

映画やドラマでは日本から韓国、或いは韓国から日本で原作が行ったり来たりしているんだけどね……
我が国では外から原作買ってきてドラマを作るような話ばかりだから悲しくなる。

しかもそれで面白いドラマガできるわけでもないのがね。国内で日本のマンガや小説原作で作られた作品は微妙なのも多い。更に今度は中国ベースの東洋ファンタジー、古装系の作品とはね……

別の国の原作を使うことに関しては日本産原作だけでなく、「シンデレラはオンライン中!」とか中国原作を日本でまたドラマ化みたいなのもあるから私はヘンな話だとは感じない。
しかし日本産中華ファンタジーな彩雲国物語を原作にするのは変な話だとは感じてしまうな。

国産の原作で皆がイメージする国産ネット小説って人気があるのはどれも長編過ぎて実写化が難しいという話がある。圧縮したり再構成する作業も簡単ではない。
それにこの類のドラマは長編作りたがらないし撮影期間も3ヶ月くらいだから、国産ネット小説は何かと相性が悪い。そういう意味では日本のラノベの方が使いやすいのかもしれない。

国産のネット小説原作ドラマもたまに当たり作品があるからやってやれないわけじゃないんだが、失敗するリスクが高いというイメージになっているよね。
あと版権問題は国内の方がどんどん複雑、高価格になってきているからいっそ日本から買ってしまった方が楽になるという話もある。

版権は国内だとテンセントが押さえてる部分が大きいからな……iqiyiがそっちから獲るのは厳しいというのは何となくわかる。

悲観的な声が多発する原因としてはここ数年の間、演技のできる若いイケメン俳優が少な過ぎるという問題もあるだろう。演技へっぽこなのが古装の格好する役をやったら欠点が拡大されて更にヒドイ印象になるから。

それは否定できない。
実際自分の好きな作品じゃなくて良かった、今回同時に発表されてた「仙剣奇侠伝4」のドラマ化が既にファンのみんなはお気の毒みたいにも言われてるからなー

二次元のイメージが強い作品なので私も主人公の紅秀麗も紫劉輝はじめ周囲のイケメンも誰が演じれば良いのか想像し難い。
誰がやっても文句は出るだろうし難しそうだな。

正直に言えば、自分にとって彩雲国の実写化は「子供の頃の思い出にダメージ」な案件になりそうで不安。

「彩雲国物語」って自分の昔のふわっとした思い出では悪くない印象だけど、元々そんなにきちんとした作品ではない。今見たら絶対にツッコミを入れてしまうと思う。
そしてそれが実写になると……

かなり女性向けご都合主義的な作品だったからね。包子だかなんかで片っ端から男を征服するし女性が宮廷で役人やる際の詳しい部分についての描写もない。
日本の少女小説なんだから粗探しする方が野暮ではあるんだけど……実写化する場合、その辺はどうするんだろうね。さすがに現代中国向けでそのままは無いと思うが。

作品の雰囲気がどうなるかなあ……自分としては「彩雲国物語」は開き直って見れそうだが、現在出ているビジュアルからは「理系が〜」の方が不安。「野崎くん」はなんとかなる……かも。

「理系が恋に落ちたので証明してみた」は何がダメかってメガネと白衣が無さそうなのがダメだよ!

結局、ターゲットが原作ファンとかオタクではないということなんだろう。
国内向けだとメガネは明確な不人気パーツだからイケメンが演じるなら無くすのも無理はない。オタクの間でさえメガネを好むのは少数派で日本の二次元のメガネ人気とのズレが定期的に話題になっている。

でも純粋に面白いから使うのではなく、宣伝効果もあるから使うという面もあるのでは……原作ファンもターゲットには入っているだろう。こういうのは幾ら面白くても株価を上げるためのアピールに使えないとね。
それに女性視聴者はドラマ見る人が別にアニメ見ないわけじゃないし、

厳密には違うだろうけど、例えば「夏目友人帳」のファンとかをイメージすると分かりやすいんじゃないか?
より正確に言うなら「男のオタクはターゲットではない」といった所では。「野崎くん」も女性人気高いし、他の2作も恋愛中心だから基本的には女性向けで強そうな作品だ。



とまぁ、こんな感じで。
日本産中華ファンタジーを中国で国産ドラマ化するという話に困惑気味な人も少なくないようでした。

このネタを教えてくれた方からは
「外国産なら歴史、時代背景を全て架空ということでごまかせるという判断もあるのかもしれません。中国の国産作品は歴史要素の間違いや解釈について厳しい目で見られることも多いですし、もし何か重要な要素を侮辱しているという批判、炎上が発生したらかなり大変です」

「日本の作品でも現代の中国の古装劇の感覚で調整すれば見れる作品になるかもしれないという考えは出てきます。元々ある程度の原作改変自体は避けられないわけですから」

といった話もありました。

中国の方でもドラマの原作不足については何かと深刻だという話は聞こえてきますし、中国の国産ドラマ制作事情に関してもイロイロな背景があるのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
私は中国の実写ドラマに関しては守備範囲外なので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「明るい雰囲気だったのに途中からシリアス、重い展開になる作品ってどれくらいあるんだろう?二次元方面のそういう作品で有名なのについても教えて欲しい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国では昔から作品選びで失敗しないため、嫌な気分にならないためにネタバレ的な情報を仕入れておくという傾向があり、それは中国オタク界隈でも同じだったそうです。

その後中国オタク界隈では作品を楽しむためにネタバレ情報は回避する、話題に関しても住み分けするという習慣が形成されつつあるそうですが、それとは別に相変わらず危険回避的な意味でのネタバレ需要はあるそうですし、そういった話題から作品の考察につながることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つして
「明るい雰囲気だったのに途中からシリアス、重い展開になる作品」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(微妙にネタバレ的な情報も含まれていると思われますのでご注意を)


明るい雰囲気だったのに途中からシリアス、重い展開になる作品ってどれくらいあるんだろう?重い作品というイメージだけど、最初はコメディ色があったみたいな作品とかも珍しくないと聞くが。二次元方面のそういう作品で有名なのについても教えて欲しい。

最後に真面目な話が入るくらいじゃなくて、作品の空気そのものが重くなるくらいの作品でいいんだよね?
ストーリー性の強い作品は基本的に終盤のイベントでシリアス、重めになったりする。逆にそうならない作品を探す方が難しい。

そうだね。そのくらいのレベルで頼む。
質問しておいてなんだけど、自分もふわっとしたイメージしかないので……あとできれば成功した、面白い作品で知りたい。

成功したかどうかは分からない、ガンダムのファンには嫌う人も多いが「ZZ」はまさに序盤コメディ、中盤以降シリアスだね。コメディ路線で出したキャラが強化人間にされて笑える要素皆無になったりもしている。

「かぐや様は告らせたい」はちょっと違うか?近頃のシリアスストーリー不評だけどギャグが消えたわけでは無いし。
「シュタインズゲート」とかはどうだい?序盤の空回りする中二病路線から中盤以降の怒涛のシリアス展開のギャップが激しくて燃える。

「かぐや様」はラブコメ回とバカ回とシリアス回が混ざるから途中から重い展開とはちょっと違うような?

「輪るピングドラム」は後の方があそこまで重くなるとは思わなかったな……幾原監督だから警戒はしていたつもりだったんだけど。

「グレンラガン」は最初はコメディ色強いけど兄貴死亡以降はガラッと雰囲気が変わる。
でも書いておいてなんだがこの作品は兄貴死亡までがプロローグとも言えるからちょっと違うかもしれない

「プリズマ☆イリヤ」の熱血でヘビーな展開は当初のサービスシーン過多の魔法少女モノと比べるとかなり戸惑う。型月系のマニアックなネタがたくさん出てくるし重い展開になってからの方が個人的には好みではあるんだが。

私が思いついたのは「舞-HiME」だけどキャラや設定はともかく、ストーリー展開に関しては当時の作風として中盤以降のシリアス、鬱展開はそう珍しいものではなかったかも。

成功した作品かは別として、恐らく一昔前の作品を探せばそういう作品はたくさん出てくると思う。昔の長編作品って中盤〜終盤に重いシリアス展開を入れて最終回に突入するから最後まで明るい空気を保てないことも多い。これはハッキリとした子供向けでも発生する。

考えてみればエヴァも序盤はわりと明るいシーンも多かったんだよね。マグマダイバーくらいまでか?

「機動戦艦ナデシコ」はこのテーマに相応しい。序盤からわりと厳しい世界観ではあるんだがパロディ的な空気も強いので表面的には明るい作品。しかし劇場版では明るいネタ部分取っ払ってえぐい設定や伏線をそのまま出してくるシリアス展開に。

途中からシリアス、バッドエンド展開で自分の頭の中に水滸伝が浮かんできたんだが、二次元の翻案作品で終盤の壊滅展開までやった作品はあるのだろうか?

ストーリーを進めていくとギャグやネタを入れる余裕も空気も無くなるからな。私が最近ハマっている「スタァライト」もそんな感じだし。

「リトルバスターズ!」なんかは序盤ギャグ路線だけど中盤以降シリアス、重めで鬱な展開になるよね。

「Rewrite」や「Angel Beats!」もそうだし、麻枝准の作品は大体そんな感じじゃないの?
序盤にギャグを連発して後半にシリアスで泣かせる展開。序盤のギャグが合わなくて評価の高い後半にたどり着けない人も少なくない……

いや待ってくれ、よく考えたらKeyの作品ほとんど全てがそうなのでは?

その見方で間違ってないかと。
昔のエロゲー全盛期の頃はそういうフォーマットが人気、高評価だったようだ。他の作品でも珍しくない。そして重いシナリオバッドエンドでダメージを受けたファンが癒されるため、或いは萌える日常パートの燃料追加としてファンディスクを販売してもう一回稼ぐという商売。

ルート分岐する作品はアニメ向きじゃないのでアニメだけを見ると目立たないが、エロゲーはそういうの多いだろうね。高評価のエロゲーは更にその割合が上がる傾向が見受けられる。

序盤がギャグの共通パート、個別ルートになったらシリアス、重い、泣けるストーリーになるのはありがち。なかには並行世界にいって熱血SFバイオレンスロボバトルはじめるマブラヴみたいな作品もあるが。

昔はエロゲーに限らずオタク向け全般がそんな感じだった気もする。ハーレム系作品も楽な空気なのは中盤まででエンディングに向けてシリアスな展開になったりするから見た後に何となく重い物や心残りが発生したりする。ハーレム系の開祖的な「天地無用」もシリーズによって重さ、俺TUEEEEE感が結構違うから興味深い。
そしてその反動が今の全編爽快感重視な俺TUEEEEE異世界モノの流行の原因の一つなのではないだろうか……

「うたわれるもの」もそんな感じだったな。新作も構成や空気は似ていた。

特撮はどうなんだろう?「電王」は途中からシリアス方面にいって空気も変わったが特撮は基本的にバトル系作品だし終盤の戦闘激化とシリアス増加、キャラ死亡の鬱展開とか多そうなイメージなんだが。

特撮の各シリーズ作品を見ていけば色んなのがあるよ。あとシリアス路線からコメディ路線になるという逆のパターンもある。
特撮は重いストーリー展開にするといった変更に限らず、人気が無い、玩具が売れない、予算が不足などの理由で様々な要素の路線変更をかなり露骨にやる。よくネタになる「ウルトラマンレオ」の防衛チーム全滅もそれだ。

「チェンソーマン」と言おうと思ったが、考えてみたら昔の少年マンガの方がこのテーマに合うギャップの激しい作品は多いような気がしてきた……

軽めのコメディ路線から入ってシリアス展開で人気が出てそっちに固定というのは少年マンガにも多いからな。連載競争に勝ち残って安定、長期化路線に入った作品にはそういうのが多い。

ギャグは日常系でもなければ長期間続けるのは難しいからね。

長期連載作品を見ると、最初はギャグも入っている作品はかなりある。「ドラゴンボール」とか「ONE PIECE」のように所々に軽めの空気やネタを残したまま続けられる作品は珍しいのかもしれない。

「魁!男塾」も実は最初はギャグ漫画だったが、その後はシリアスバトル路線に入って脇のデタラメな解説やバカバカしいネタを全力で熱血バトルにするという形で笑える所も作るという不思議なバランスの作品になった。

最初は軽くて後から重くなるなら「まどか☆マギカ」と思ったが、3話で急展開だから違うか……

魔法少女系は結構頻繁にそんな感じの展開になるよ。例えばこっちのテレビでもやってた「ヤダモン」とか中盤以降はどんどん話が重くなって最後は世界を救うために主人公消滅。
魔法少女系は中盤〜終盤は重い、魔法の力で対処できない重大事件や失敗、鬱展開になり魔法の力を失ったり魔法バレしたり自己犠牲的な展開で終わりになることも多い。

「セーラームーン」も中盤以降重くなったし全滅展開になったしなあ……魔法少女系ってバッドエンドとまではいかなくても一般的なジャンルのイメージ通りにハッピーエンドで終わるのは珍しいのかもな。

魔法少女を危険な職業にしたのは虚淵玄というイメージも強いが、実は昔からそんな感じな作品が少なくなかった。女の子向け、そして現代を舞台にした場合は制作者がどんどん夢を描けなくなって鬱展開、御都合主義の放棄になるとか。

そう考えると熱血系の空気を取り入れたプリキュアは、ヘビーな展開が混じることはあっても相対的に見たら平和な方なのかね。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々の作品の記憶や経験などについての話がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「現在の中国では爽快感重視で作品を選ぶ人も多いので途中からのシリアス展開や犠牲の多いバッドエンド展開には批判が出る可能性が高そうです。またその結果作品のイメージはダメな方で固定されてしまうことも考えられます」
「今は昔と違って不満や不快だという発言が素早く広まる環境になっています」

といった話もありました。

現在の中国オタク界隈におけるシリアス展開の分量やバランスの好み、評価のされ方に関しては私も気になりますね。一昔前とはかなり変わっているようにも感じられますし。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ歌える声優を起用しているアニメで声優とは別の歌手に歌わせるのだろうか?声優に歌わせた方が効果的じゃないの?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年の中国ではアニメの出演以外の声優の活動のコンテンツや関連情報が増え、声優の仕事やその周辺事情に関してもイロイロな話題や疑問が出てきているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「アニメの主題歌を歌の仕事もやっている声優ではなく別の歌手に歌わせる理由」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ歌える声優を起用しているアニメで声優とは別の歌手に歌わせるのだろうか?
主題歌だけでなく劇中歌までそうなるのはどうしてなんだろう?声優に歌わせた方が効果的じゃないの?

それは私も引っかかる時があるけど、そういうのは珍しい話ではないよ。
代表的なのだと「マクロス」がある。

OPやED、劇中歌を誰に歌わせるかは企画次第だ。声優ではない場合、声優好きがターゲットになっていない作品だということさ。

水樹奈々や坂本真綾を起用する際に必ず歌も担当というわけではないしな

最近だと「vivy」が演じた声優以外が歌っているのを意識させられる作品だったな。あと今何かと話題の「パリピ孔明」も。

歌に関してはオタク人気以外の部分では声優よりプロの歌手の方があらゆる方向で絶対的に上だから音楽としてのクオリティを求めたならそりゃ歌手を起用するよ。

歌の上手さも理由の一つだろうけど、商業的に声優とセットでキャラを売れるか、イベントができるかというのも理由になる。
アイドル系作品は声優のライブイベント前提なビジネスだから声優に歌わせるが、普通に音楽を売るなら声優ではなく歌手の方が良いということにもなる。人気声優はスケジュールを押さえるのも簡単じゃないからね。

イベント開催は休みの時期に重なるからキャラを演じた声優を常に呼べるわけじゃないしな。新人を使うならともかく人気声優の場合はアイマスのライブの方に出演しているからこっちのイベントには出れません!みたいな事態はよくある。
あと人気になっちゃったから別のイベントの方を優先したので来れませんというのもよくある。

ビジネス的な面でも声優ではなく歌手の方を売りたいというのもあるだろうね。音楽系の所が制作委員会に入っているとかなら当然自分の所の歌手を推す。

なるほど、言われてみればレコード会社が関わるなら確かに自分の所の歌手を推すよな

今更な疑問かもしれないが、声優とプロの歌手の歌にはどれだけ違いがあるの?

そりゃ違いがあるよ。現代の音楽編集修正能力はスゴイし様々なメディアが修正前提。後で販売されるライブのディスクとかでは普通に修正されていたりするし、素の歌唱力を知りたいならライブ配信の映像を見るしかない。

言っては何だが「歌える声優」という印象も結構怪しいところがあるから、やはりプロの歌手を起用するのが何かと無難だと思う。

昔からアニメではキャラの演技は声優で歌だけ別の人間を使うことがあった。例えば「マクロスF」のシェリルは演技が遠藤綾で歌はMay'nだったろ?

歌の上手さが理由にならないわけじゃないだろうけど、主な理由は制作委員会やレコード会社関係じゃないかな?

私もそう思う。上が誰を推したいか、どう売りたいかだろう。
逆に歌だけを別の有名な声優にやらせることもある。上で出ている「マクロスF」では坂本真綾がちょい役で出てはいるけどほぼ歌関係だけの出演で最初の主題歌からして坂本真綾だ。

どうしても声優の歌で売りたければ編集しまくればいいわけだからね。
ただ作品楽曲とのタイアップやサントラの販売戦略まで考えた場合はやはり普通に歌手を使った方が良いというケースもある。声優使えば二次元業界関連の商売全てが有利になるとは限らない。

サントラで思い出したが昔々「ラングリッサー3」で当時アイドル声優として大人気だった椎名へきるのヒロインだけキャラソンが作られなかったという話を聞いた時は何とも言えない気分になったことがあるよ。
声優を起用するにしても権利問題は普通に存在するので、それなら自前の歌手を起用した方が良いケースもあるんだろうね。

でも基本的には声優の方がその手の問題は楽だろう。契約の時の力関係で考えても、プロの方が基本的には厳しい。

そこはその時点の人気や力関係次第だろうな……特に事務所の強さは重要。

そう言えば「ウルトラマンティガ」もこっちのテレビで放映される際に主題歌が版権が高いから使えない、中国語版が独自に作られたという話が有名だけど、日本の状況を調べてみると権利問題の可能性も考えられるんだよな。

確かに。アイドル系は難しい、ティガの日本版主題歌のV6のいるジャニーズ事務所系は電子書籍から抹消しないといけないなど特に難しいと聞くしね。まぁティガは中国語版主題歌の出来が良かったので結果的には悪いことにならなかったけど……

歌がメインの作品の場合は声優を起用することはないだろう。声優の歌とか脳内フィルターかけなきゃカラオケで聴けるレベルかそれ以下ばかりだ。マクロスシリーズだって主役(プロの歌手という設定なのに!)の声優は歌がヘタだから別に歌手を呼んで来ている。

声優の中には歌手が本業というのもいるから一概に比較するのは厳しい
歌手が声優もやってるみたいな話はあるからね。

でも「パリピ孔明」のように歌がテーマになる作品ならそれも込みで声優を起用するもんじゃないの?実際、本渡楓は過去に歌ってるしCDも出しているのだが。

アイドル系ならともかく、プロとしての歌手がテーマになる作品だと逆に声優の起用は避けるのでは。

こう言っては何だがキャラソンは特殊な需要があるだけで、一般的な歌手の評価にするのは厳しいぞ……

俺も本渡楓は好きな声優の一人だけど、歌が上手い方だとは言えないかな……ライブでのパフォーマンスもまぁその、目立って良いというのは難しい。

声優の歌とかアイドルの歌とかはかなり音をいじっている。
レッスンはやっているんだろうけど歌が商業的なレベルで上手い、プロとしてやっていけるようなレベルではないことが多い。

「マクロス」が例に出てくると逆に混乱するのでは?あれは音楽関係が特殊な作品だし、中島愛のように歌わせる前提でオーディションして声優やらせるのもあるから……

「マクロス」はリン・ミンメイからして本業が歌手の飯島真理に声優やらせたわけだからな。あと「マクロス7」はミレーヌの中の人がお色気アイドル時代にかなり歌っているけどそれでも歌は別。ただ「7」に関しては逆に歌手が先に決まって似た声質の声優を探したという話だけど。

そもそも「パリピ孔明」の場合はヒロインの目標がアイドルじゃなくて歌手だから……声優に歌わせるのは逆に違和感が出かねない。

「パリピ孔明」で歌っている人は歌手として一線級というわけではないけど、それでも普通の声優よりは格段に歌が上手い。音楽がテーマの作品ならそっちの方が良いという判断になったんだろう。

「パリピ孔明」のアニメ化で心配されたのが歌はどうするかということだったからな。英語の歌もあるだろうと言われていたし、実際あったからプロの歌手に歌わせるのが正解だろう。

プロとして歌が上手い声優もいないわけじゃないが、基本的に声優の歌って「普通」のレベルだからね。声優が日本語以外で現地のファンに挨拶してくれる際の発音とかを考えると、英語の歌詞が混じると悲惨なことになりかねない。もちろん中国語で挨拶とかしてくれたらこっちは嬉しいよ?でも歌になるとさすがに、その……

結局は作品次第。「キャロル&チューズデイ」とかは設定的に英語の歌が多くなるから歌の方もプロを起用していた。

あとはジャンルも。ライブもだけどいわゆる2.5次元系の売り出しをする場合は声優以外の部分、歌に加えて演技やダンスも評価基準になる。実写や舞台を中心に活動している人を声優としては棒読みでも起用することはよくある。

今のアイドル声優は歌もだけどダンスもできる必要があるから、ライブを歌だけで評価するのもまたちょっと違うとは思うんだけどね。
「ラブライブ」や「スタァライト」「ウマ娘」とかのイベント映像を見ると歌以外の練習も大変だろうと思ってしまうよ。

それには同意する。ただそれでもやはり歌の上手さは重要だ。「ウマ娘」とかでも歌える声優とそれ以外の差がハッキリしているし、ファン向けイベントならともかく音楽番組だと歌える声優を混ぜる編成になると聞く。
そういう意味ではトウカイテイオーやシンボリルドルフの声優が歌手メインでの「歌える」声優だったのは幸いだったということになるとか。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における見方もイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国にもライブやイベントの動画がかなり入るようになっていますし熱心なファンがつくようになっています。昔の中国のオタク界隈ではほぼ声優のイメージ=アニメのキャラでしたが、今は演じたキャラ以外の活動も声優の印象に影響するようになっています」

「しかし一般のアニメ視聴者の間ではまだキャラのイメージが圧倒的に強いままだと思います」

「それに加えて日本のメディアでの扱いや、日本での需要や商業的な効果がどうなっているのか、中国からはよく分からない所もありますし、声優の活動に関しては混乱することもあります」

といった話もありました。

中国オタク界隈における声優のイメージや声優の活動と作品の人気の関係などについても、何かと変化し続けているようですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

5/18修正:遠藤綾さんの名前を訳す際に間違っておりました。また誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「作者が自作のキャラを愛していないのってどうなんだろう?皆の考え方を教えて欲しい。あとそういった作品があるなら知りたい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本から入ってくる情報が増えた結果、近頃の中国オタク界隈では作品以外にも作者の事情や言動なども関連情報として広まるようになっているそうです。しかしその影響で作品の受け止め方に関する悩みも発生すようになってて来ているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「作者が自分の作品のキャラを愛していないという話をどう受け止めるか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


作者が自作のキャラを愛していないのってどうなんだろう?皆の考え方を教えて欲しい。あとそういった作品があるなら知りたい。
「SPY×FAMILY」作者の自作のキャラを愛していないという発言を見てからモヤモヤした気分が続いているんだ。

群像劇系の作者は主人公も含めてキャラに愛が無さそう、シチュエーションに萌えてそうな印象はあるが……

よし、定番の監督と脚本に愛されていなかった主人公のいた「ガンダムSEED DESTINY」から入ろうか。

キャラを上手く動かせるのとキャラに愛があるのは別だから、結局は作者と作品次第じゃないか?私は面白ければそれで良い。

正直に言えば他人が作る作品だから別に構わないとは思うが、人気作品の場合は価値観に問題があったら炎上するだろうけどね……

私も不安な気分になるのは分かるよ。「進撃の巨人」の作者はエレンが嫌いという話があって、終盤あんなことになったからね。

しかし作者の愛が注がれてもどうなるかは分からん。「進撃の巨人」の作者から愛されたライナーは、作者の渾身の愛が注がれた銃の自殺ポーズが描かれたからな!

作者の寵愛の結果、逆にファンのヘイト集めたりもするからね。「BLEACH」の織姫なんかが分かりやすい例だ。

有名なのだと鳥山明は「ドラゴンボール」のどのキャラも基本的に好きじゃないという話がある。

鳥山明がドラゴンボールのキャラにあまり愛着が無いというのはあの雑な扱いからも何となく分かる。
ただそれとは別に話の引き延ばしで苦労している時に遊ぶことができたミスターサタンや話のネタとして活躍してくれたベジータなんかに対する感謝しているといった話もあるとか。

冨樫も「幽遊白書」の螢子が嫌いだったという話があるからな。作家にとって連載のためとか編集に言われてみたいに不本意な形で出したキャラには嫌いなのもいるだろう。
ただ見る側としては作品が面白ければ構わないとも言える。そういうのが引っかかる人は情報を切り離しておくのがベターだろう。

たまに話題になる、人格や言動に問題のある作者と作品を分けて考えるべきかという問題の派生問題みたいなものかもね。
「敏感」な問題にまで言及してウチの国の感覚ではその作者の利益になるような行為全てが許されない……みたいになるのと比べたら、自作のキャラに対する愛は内部的なものだしかなりスルーしやすい問題ではないかと。

「SPY×FAMILY」の作者は「愛着が無い」と言っているだけで別に強く嫌っているわけじゃないぞ。だからそんなに不安に思う必要は無いだろう。
言い方を変えれば計算で作品を作って当てたわけだから、人気の需要の方向から大きく外れる展開はやってこないという見方もできる。

「ガンダムSEED DESTINY」に比べればそんなに悲観しないで良いと思う。
主要キャラどころか主人公が作者から愛されてないと感じられる作品も珍しくない。しかしそれとは別に成功している作品も失敗している作品もあるから気にせず作品を楽しめばいい。

個人的にはキャラをいじめて楽しむという方向じゃなければ問題ない。
面白い作品って作者の独特な好みや価値観があってこそのものだし。

作者がキャラを愛していなければならないというなら、歪んだキャラや不快なキャラ、更には視聴者から許されないヒドイ悪役を出すことで作者の人格が疑われることになりかねない。
そういうキャラを考え出す能力と個人の価値観や倫理観は別だろう

スクウェアの古いゲームだが「バハムートラグーン」の主人公はヒドいものだった

ゲームだと真の仲間ネタで有名な「テイルズオブゼスティリア」が近年の分かりやすい例だろう。別のひいきキャラがいて、その影響で扱いが悪くなって、更にストーリーどころかゲーム全体のバランスも崩壊。
作り手のキャラへの愛というのも厄介なものだな!

そういう方向だと「FF12」のヴァンとバルフレアも該当するかな。
制作側の好みが強く出ての主役ポジションの途中交代は見ている側、遊んでいる側としてはキツイことになる可能性が高いと思う。

「ゆるゆり」の主人公はヒドイ扱いで愛されていないと感じられた。

「ゆるゆり」は原作の方では普通の扱い、作者の愛も恐らく普通という感じだった。しかしアニメの制作スタッフからのものが……

アニメの方はかなり主人公いじめがネタを超えて不快なレベルになっていた。ああいうのが無ければ、自分の扱うキャラを愛していないという件に関しては問題無いと思うが。

作者からの愛の有無に関してはどういう方向に影響するかが分からないからね。
愛が無いと言っても、雑に扱って良い、ネタでヒドイ目に遭わせてもいいみたいなのから、舞台装置として動かすだけだとか、ストーリー上の役割は全うするので作品だけを見ていれば普通に良い印象になるのまでイロイロとある。

原作者とは別に、アニメ化や実写化先のスタッフに愛されないケースも。
個人的には禁書シリーズの上条当麻はアニメだと制作スタッフに愛されていない印象がある、そして原作だと御坂美琴が逆に作者からの愛が微妙な印象だ。

扱いの悪さについては「Fate/Apocrypha」の主人公は作者から愛されていないと感じるな。その後の出番が無いわけじゃないがほぼ目立たない。FGOにだって名ライターで参加しているのに目立つのはラスボスの天草ばかり。

「Fate/Apocrypha」主人公のジークは舞台装置として使われてポイ捨てされた気の毒なキャラに思えるね。放映当時も今でも嫌いな人は多いキャラだけど、さすがにあの扱いはどうなのかと思わなくもない。
ライターの東出と絵師の近衛も天草ばかりを好んで取り上げているし……

ジークに関しては東出の書くラブコメ主人公のキャラの薄さによる微妙な印象じゃないかな。エロゲライター時代もサブや敵ボスの男キャラの方が人気出ていたらしいし。

型月作品の主人公は基本的に他のシリーズで活躍しないのでジークがFGOで目立たない、天草ばかりがやたらと出張るというのも別におかしくは無いぞ。言ってみれば志貴や士郎がFGOで活躍しないから愛されていないみたいな話かと。
村正?あれは別人だから……

私が愛による悪影響を感じたのは「鉄血のオルフェンズ」の第二期だ。主人公達以外のキャラと中の人に対する愛によるバフの影響でストーリー自体が崩壊。ある意味では「SEED DESTINY」よりもひどかった。
あの作品のことを考えると、愛着とか関係無くクリエイターとしてプロフェッショナルに徹して人気になる作品を作り続けているという方が安心できる気がしないでもない。

作者が自分のキャラに対して平等に愛着が無いなら問題無いと思う。それから作者側が割り切ってキャラを動かせる場合も問題にはならないはず。
めんどうなことになるのは愛に差がある、それによって作品が歪むような場合ではないかと。

そんなもんだろうな。
私は今の所「SPY×FAMILY」はとても楽しめているけど、作者のキャラへの愛については特に気にならない。作品関連の言動を見た限りでは雑に扱うのではなく仕事としてきちんとやるタイプに感じられた。

根本的な事情としてほとんどの作者にとって大当たりした作品を世に出してからじゃないと自分の趣味にこだわった作品は出せないからね。そしてその作品が当たるとは限らない……

作者が愛を注いだ、自分独自の価値観で描いたストーリーが大衆に受け入れられるとは限らない。そして過去作の評価を見るに「SPY×FAMILY」の作者は明らかに自分の価値観にこだわった作品は一般ウケしないタイプだと思われる。
私は人気のためにあざとい内容を描いた「SPY×FAMILY」のキャラに愛着が無いというのは仕方が無いと思うし、それでも成功したのがスゴイし描き続けてくれるのはありがたいと感じている。

そういう方向から考えると「SPY×FAMILY」に関しては当面リスクは少ないと言えるのかな?やらかすとしたら人気が高まって一定の期間それを維持して地位を確立してからになりそう。
もっとも、その頃になれば長期連載作品によくある迷走や作者や編集サイドの好みや認識がファンとズレることによる弊害も発生しがちなので気にしても仕方ない。

長期間続いた作品でやらかすのはどのメディア、どのジャンル、どの国でもありがちな話のようだからね……作品が迷走する原因は作者の愛の有無に限った話ではないし、結局はま自分の好みと合った展開が続くことを祈るしかないな!



とまぁ、こんな感じで。
作品の印象や受け止め方についてイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「昔は情報が少なかったので日本の作品を気楽に見ていられたように思います。今は作者の発言やネタバレ以外にも作品を見る際の印象が変わってしまう情報がたくさん流れてきます……」
といった話もありました。

オタク的に興味のある内容とはいえ、情報が増えるのも単純に良いことばかりではないのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「Fateはカップリングの党争、ゴタゴタが少ないと聞いたけど、本当?実は他の作品と比べて荒れない界隈なの?」

ありがたいことにFate関連のネタのタレコミをいただきましたので、ガチャも含めて厳しい戦いになりそうな第二部6.5章のゲン担ぎもかねて今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「Fateはカップリングの争いが少ない?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


Fateはカップリングの党争、ゴタゴタが少ないと聞いたけど、本当?実は他の作品と比べて荒れない界隈なの?

ふーむ、それは間違いではないかも。fateは昔から炎上がそこかしこで発生しているジャンルだが、キャラ萌え方面での炎上は自分もあまり記憶にないな。最強談義や設定談義で炎上したのは覚えているが。

ウチの国で党争が一番熱かった時期とfateのキャラ人気の盛り上がりの時期はかなりズレていたのもあるかな
キャラ人気としてはたぶん06年からの数年、スタジオディーン版の影響があった頃が最盛期だったように思う

一番燃えそうなZeroがカップリングとか萌え方向の恋愛で分かりやすいの無いからね。ウチの国の党争は同人の勢力争いみたいなのともちょっと違うし、カップリングはあっても女性向けが中心だからラブコメアニメとかの推しヒロインで闘う党争とはかなり違うし表に出る感じではない。

Zeroのカップリングとしては……私は百合とかまだあまり知らない時期にセイバーとアイリのカップリングはちょっと良いなと萌えていた。

Zeroでもめたカップリングと言えば金ぴかとセイバーのカップリングとか?ただこっちはカップリングの勝者を決めたがる党争とはちょっと違ったかな。正しい、こうなるべきといったマウントによるゴタゴタはヒドイことになっていたが。

こっちのFate関連のゴタゴタは一昔前の衛宮士郎に対するヘイトの大流行と、Zeroファンが他の作品どころか他のシリーズに対してまで覇権マウントとってたのが大きな所だと思うがカップリングはそんなでも無いね。

Fateのゴタゴタと言えば戦闘力比較とライター陣に対するヘイトという印象。
ただどっちも一時期に比べて落ち着いているし昔ほどレッテル貼りで語られることも無くなっているから昔の記憶を考慮しなければ「比較的落ち着いたファン界隈」に見えなくもない。

ストーリー上の解釈や伝言ゲームによるキャラヘイトはあるが、それがカップリング論争に影響することはあまりないだろうしね。
あとキャラ贔屓に関してはライター陣に対するヘイト関係で言及されることもあるが、型月系の作品は贔屓される=出番があるとはいえ、同時に愉悦される曇らされる被害者にもなるので一概に歓迎できるわけではない……

FateはソシャゲのFGOに中心が移行した時点でカップリングはあまり意味をなさなくなった。キャラが多すぎるし自分の嫁、推しを誇ることはできてもストーリー上の明確な勝者はいない。

原作からして複数ルートのある作品で世界線も複数あるという設定が前提のストーリーだからカップリングの勝者を決める党争を適用するには向かなくなっているのかもしれない。もちろん無いわけでは無いが。

FGOでマスターラブ勢じゃないことで荒れることはあってもカップリング厨で燃えるのは少ないのでは。最初から夫婦固定で人気が高いのもいるし。

いや、昔はカップリングでの炎上も普通にやってたよ?単純にファンの年齢が上がって大人しくなったというのもあるんじゃないか?あとFGOの影響は私も否定しない。

Fateの特徴として派生作品が多いというのがある。また派生作品で様々なエンディングやキャラ萌え要素、カップリングの燃料の提供やっているけど、それを界隈全体に
例えば「Fate/unlimited codes」なんかは個別ルートで金ぴかとセイバーカップリングで持ち出されることもあるが、それを根拠にして全体向けの理論武装するのは厳しい。

別ルートの解釈持ち出すと、金ぴかの場合はHFルートの瞬殺やUBWの最後の往生際の悪さも意識しないといけなくなるからな。
あと根本的な問題として、派生作品は把握している人が少ない上に中国語の情報が少なかったので共通の話題になりにくかった。
言っては何だがFateシリーズの中でキャラ萌えの共通の話題として成立したのはZeroとFGOくらいじゃないか?

私の中にも一応士郎とセイバー、凛、桜のカップリングが正統派なんだろうという認識はあるが……この辺りのカップリングでの戦いの記憶も無いとは言わないが他の作品の党争と比べて少ないのは確かだ。

カップリングは知らんがfateは最強談義やで度々燃えている
あそこは設定(自分の脳内基準)と違う!ときのこを否定するヤツが珍しくない
きのこの後出しに文句言いたくなるのも分からないわけではないが!

FGOで金ぴかがあっさり負けるだけで炎上したからな……

Fateはカップリングでは燃えてないけどキャラの扱いや強さの設定、シリーズの優劣での紛争は頻繁に発生している。あとライター陣の方でも……それに加えて中国版FGOがクソ運営と化したせいで炎上する余力はそっち行っちゃった可能性が……

そう言えば遠坂凛に関してはカップリングよりもイシュタル、エレシュキガル、スペースイシュタルの登場とそれに関する「遠坂凛との関係、同一人物ではないとは言えどこまで遠坂凛と重なっていると見做すか」による派閥の内部分裂の方がヒドイことになっていた。

弓凛(弓イシュタル)や宇宙凛(スペースイシュタル)問題は何かともめるのは分かる。どっちも設定上の強キャラだし、特に宇宙凛は型月世界観でも明らかに格の違う存在だから何かと意識される。

Fateはシリーズとしてはファンが多いけど各シリーズをまたいでの設定も多いし、中国語化された情報にもムラがあって長い間知識の量や深さでかなり個人差があったからな。これはアニメ見ている動画でゲーム見ているだけでは埋まらない。
結果としてゴタゴタするのはカップリングよりもキャラの強さや翻訳の正しさの方が中心になったのかも

カップリングに関して火種が無いわけじゃないしちょくちょく不満は出ている。
例えばFGOで太公望が出て以降、タマモ推し界隈で解釈が荒れている。個人的にもとても憂慮している……!

投下されるカップリングに拒否反応が出るのは分かる。
しかしFateってキャラの数が多い上に扱いもちょっと複雑だから、いわゆる二大三大党派のカップリング論争みたいになりにくいんだよね。
例えば士郎と赤アーチャーをキャラとして同じものにするか別のものにするかとか。今は別扱いが主流っぽいけど一時期もめた。

どういうこと?Fateのファンって赤アーチャーと士郎は同一人物扱いで妄想してるもんじゃないの?

いや、Fateはそこが独特でな……赤アーチャーの過去が士郎というのを意識させられるネタは時折出てくるが、作品内では別キャラ扱いなんだよ。同時に存在する作品、シーンも多いしね。
それに後発の作品ではエミヤ或いは無銘の方で出てくるのがほとんどだし周囲のキャラからも別扱い、カップリング的にも赤アーチャーと士郎は別扱いにするのが基本。

赤アーチャーに限らずストーリーの可能性以外にも同一人物の別の可能性がたくさんいる世界だしサーヴァントというクローン複製みたいなシステムがあるから、カップリングの種類や可能性はあっても絶対に固定のカップリングというのは逆に無い。

アルトリアシリーズは顔同じでも別世界線だと別キャラだからな。そこがキャラの寿命を延ばす上で上手いんだろう。
実は最初の青セイバーはFateの顔ではあるけどこの十年ほどはゲストキャラ状態で凛や桜に比べると出番が無い、なのに評価や人気は高いし川澄綾子の仕事もずっと続いているのが興味深いよ。本当に。

そこは作品として各カップリングが好きに解釈しやすい世界観な上に、公式がかなり気を使っているからね。
こっちではあまり広まってないようだけど、例としてはFGOのアナスタシアが分かりやすい。公式は恐らくマスターラブ勢のぐだとアナスタシア推しだが、日本のファンやリヨのマンガではカドックとアナスタシアのカップリング派の勢力も強い。またアナスタシアに関してはカルデア壊滅など異聞帯の敵としてのやらかしもあるからアンチも多い。
それに対して公式はカルデア召喚の汎人類史アナスタシアと異聞帯アナスタシアは別の存在ということにして、更に幕間で解釈を整理させるストーリーも実装するなどケアに努めている。

外からは分かり難いけど、型月のキャラってそのキャラが一人しかいないというわけではないからな。サーヴァントなら別の作品に召喚されたら基本設定同じ別キャラだしスキン変更で別キャラ扱いにもなる。或いは同じ名前だけど別側面や別クラスなので別キャラみたいなのもある。

サーヴァントの設定がカップリングのゴタゴタの少なさの理由の一つと見ても良いだろう。
それはさておき、Fateでもめたのはやはりギルガメッシュと青セイバーのカップリングだ。他のカップリングのゴタゴタはどれも双方向性だったが、このカップリングだけは他の型月全体との紛争になっていた。

そう言えばセイバーとギルガメッシュのカップリングだけはやたらと火種になっていた覚えがあるな

あれはZeroのみをベースにしている、そっちの認識だけで語る人が多かったのもヤヤコシイ……

あー……私も一時期はどのカップリングで楽しんでようが構わない、ただしギルガメッシュと青セイバーのカップリングだけは除くというスタンスだったよ。

あのカップリングってどっちのキャラも好きじゃなくて金ぴかだけが好きっていうのも多かったし、更にギルガメッシュのキャラを詳しく知っているとまた微妙な印象になる組み合わせだから型月の知識が増えると反感も増えていく組み合わせなんだよな。
日本では昔川澄綾子が士郎嫌いギルガメッシュが好きという発言をして大問題になったそうだが、こっちのファンの間のゴタゴタはそれとはまた別方向にめんどくさい。

あれは一見分かりやすいけど、ウチの国の市場的には荒れるわりには存在感なかったな。セイバーとギルガメッシュのカップリングに対してセイバー好きからの支持も無かったし。
そして金ぴかガチ勢はエルキドゥとのカップリングに移行していきZeroのみのファンはオタクの世代交代で消えていった。

金ぴかはエルキドゥやザビ子、麻婆など他のカップリングもそこそこ見かけるかな。ただその勢力やそれを許容する勢力からもセイバーとのカップリングの評価は微妙?

呆毛(セイバー)に関してはカップリング無し派も強いしね。あえて言うなら士郎とのカップリングとマーリンのカップリングでこの勢力同士の衝突はたまにあった。一方は正統派、もう一方は背景エピソードに加えてFGOでの絶対的な強キャラということで一進一退。
しかし……その後FGOの第六章でセイバーっぽい別人物と士郎っぽい別人物とマーリンっぽい別人物による大冒険があり事態は混迷を極めている。

キャストリアと村正とオベロンか。あれで知り合いのCP論争やってるやつの脳がバグってた。なんだかんだでfateのカップリング論争にも根深い問題があるのだろう……!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈のイメージや過去の記憶がイロイロと語られていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では日本と比べてFateのカップリングの争いが意識されることは少ないです。Fate関係で紛争になるのは主に設定や強さに関してです。例えば本気になったギルガメッシュが最強ではないというショックでかなり荒れたこともあります」

「今では蓄積された情報が増えて昔より少なくなりましたが、それでも自分の脳内設定がFateの新作、新ストーリーで否定されるのを見て暴れる人は定期的に出てきます。私もその気持ちは少し分かります」

「逆にキャラ萌えの方は選択肢が増えているので自分の好きなキャラ、カップリングを追いかけていれば良いという印象です。現代はよほど珍しい物でも無ければ好みのカップリングの二次創作を見つけることもできます」

といった話がありました。

それにしても当ブログ的に「Fate」は中国オタク史における作品内容に関する三大炎上事件の一つが発生した作品(残り二つは無職転生とヒロアカ)でもありますしFGOだけでなくディーン版のアニメや「Zero」全盛期の頃からゴタゴタの続くジャンルでもあったので炎上しない作品という印象は皆無でした。

しかし言われてみればキャラ萌え方面の炎上は他の作品に比べて少ないかもしれませんね。どこに注目するかということが重要だということを改めて実感しました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「中国語版タイトルで損をしていると感じる作品について語りたい」

ありがたいことに前の記事
中国オタク「ヴァイオレット・エヴァーガーデンの中国語タイトルは誤訳でカッコイイ方が良いのか正しいけど意味不明な方が良いのか……」
に関連してアニメやマンガの中国語タイトルに関する質問とネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国語タイトルやファンの間の通称のせいで損をしていると思う作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


中国語版タイトルで損をしていると感じる作品について語りたい。
ラノベ系の長文タイトルの直訳とか「魔法少女」がつく作品とかは内容を見る前に切り捨てられるようなことも少なくない。そんなタイトルの付いている作品を教えてくれ!

タイトルからは期待していなかった、タイトルのせいで後回しにしていたが実際に見たら予想外に面白かった作品ということでいいの?

そんな感じで頼む。
他にも他人に薦めてもタイトルで後回しにされてしまうような作品とか、正式な名前ではなく通称で広まっているような作品も。

最近のだと「奇巧計程車」(オッドタクシー)がもったいないと感じたが、絵柄も内容も独特だから人を選ぶタイトルで良かったのかもしれない。

「乒乓」(ピンポン)はマニアならともかく、一般人は見ないよね……直訳以外にどうすればいいのかは自分にも分からんけど。

「回転企鵝罐」(輪るピングドラム)は意味不明過ぎ。まぁこれは日本でも意味不明だったらしいが。
受け取り方のギャップというなら「魔法少女小圓」(魔法少女まどか☆マギカ)だろう。日本語だと外来語が入るけど中国語タイトルではそれが無くなっているから余計に普通の魔法少女作品に感じられる。

魔法少女系では「光之美少女」(プリキュア)も微妙だな。これって「美少女戦士」(セーラームーン)から来ているのだろうか……

二次元作品のクソ中国語タイトルなら「女僕珈琲厅」(それでも町は廻っている)を超えるのは難しいだろう。
中国語タイトルからは女僕珈琲厅(メイドカフェ)をネタにした雑な萌えアニメ二しか思えないが、実際に見てみると様々な要素が絡むファンタジー的な日常系作品だ。

日本語タイトルの「それでも町は廻っている」で結構凝っているんだよね。
ちょっと古い作品だし当時としてはタイトルが長過ぎるのを嫌ったのか、それとも原題の意味では通じないと思ったのか?

原題直訳では客の興味をひけないという考えは分からなくもないが、メイドカフェなんてタイトルにしたらさらに埋没するだろうに。放映当時はメイドカフェも特に新奇なものではなくなっていたし。

「平稳世代的韋駄天们」(平穏世代の章駄天達)は日本語直訳だけどこっちだと全く見たいと思えない感じに……
こっちで配信されなかったのは内容もだけどタイトルが微妙だったのではないかと考えたこともある。まぁその後やはり内容がこっちだと危ないからだろうなという結論になったが

日本人或いは日本のオタク界隈なら分かるのかもしれないが、こっちのライトなオタクや一般層からは良さが感じられないものもあるからね。
日本語タイトルの漢字がそのまま使われて意味は間違ってないが印象がズレるケースも少なくない。

「歌劇少女」(かげきしょうじょ!!)と「少女歌劇」(少女☆歌劇 レヴュースタァライト)の混乱は何とかしてほしいと思う。日本語だと別に混乱しないのに。

原題の漢字そのまま使って失敗するのもたまに見かける。例えば「俺物語」とか。「俺」が一般的な一人称なのは日本でだけだ。

「末日時在做什么?有没有空?可以来拯救嗎?」(終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?)はどうすればよかったのかね。こっちでは日本市場の感覚が通じないから長文タイトルの印象は良くない。

その作品、長過ぎて略称「末日三問」になったからな。
名前が長い作品って駄作ラノベ臭が感じられて印象が悪い。

さすがにそこまで長くはないが「問題児童都来自異世界」は長過ぎるタイトルで損していると思う。実際には世界観の大きさやキャラの活躍のさせ方が日本の量産型ラノベとは違うし、ウチの国の好みに合う部分も多いのに。

近年のラノベ系の長文タイトルは直訳になって印象が悪くなりがちだよね。

個人的には鴨志田一作品はどれも中国語タイトルで損しているように思う。
「櫻花庄的寵物女孩」(さくら荘のペットな彼女)や「青春猪頭少年不会夢到兔女郎学姐」(青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」とか、あと英語そのままな「Just Because!」とかも。
聞いた話では日本語では文学青年寄りのラノベ読みに刺さるような遊びのあるタイトルということなのだが……

「斬服少女」(キルラキル)は最初見た時は全く意味の分からないタイトルで困惑した。当時の私の周りの反応も似たような感じになっていた。

「キルラキル」は日本語の「斬る」と「切る」と「着る」、更に英語のkillをカタカナ表記にした際の音が全部「キル」というのを利用してるからね。翻訳で二つ意味を拾えているだけで十分頑張っているとは思うが……初見ではやはり意味不明だよな。

まだ出ていないのなら「白箱」(SHIROBAKO)も。ただ中身は日本のアニメ業界用語が飛び交うマニアックな内容だしタイトルで選別した方が良さそいうだと思わなくもない。

「舞動青春」(ボールルームへようこそ)は似たような名前の作品や似たような名前のラジオ体操があるせいで社交ダンスがテーマの作品だと全然伝わらないのが悲しい。

作品の通称で思い付くのは「銀河美少年」かな。
あのセンスは当時のこっちのオタクのごく一部にしか刺さらなかった。

「喬喬的奇妙冒険」(ジョジョの奇妙な冒険)は子供向けっぽい印象にもなるから最近のアニメで評価が上がるまでオタクの間でも微妙だったな。
一度広まり出してからは定番ネタレベルになったが。

うむ。私も10年くらい前に友達に薦められた時は児童文学みたいな作品、一部のオタクが評価する子供向けみたいな作品だろうと思って見もしなかった。

最初はてっきりジョナサンと犬の冒険物語だと思っていた。「タンタンの冒険」みたいに。
いきなり残酷に殺されたのには驚いた。

残念タイトルならば「科学小飛侠」(ガッチャマン)について語らないわけにはいかない。
昔訳された子供向けっぽいタイトルをそのまま使っているせいで……間違いではないけどそれが作品を成功させる上で正しいとは限らないという見本だ。

「科学小飛侠CROWDS」(ガッチャマンクラウズ)はこういう話題の時の定番だね。
面白いのに子供向けタイトルのせいで本当に気の毒なことになった……こっちには日本と違って「科学小飛侠」(ガッチャマン)の高評価も思い入れのある人も存在しない。

「日常」かな。当時は京アニファンの期待から外れていて批判も多かったと聞くが、タイトルからの印象も混じっていたのではないかと思う。

「王牌酒保」(バーテンダー)はダサかった。酒保で間違ってるわけじゃないんだが。
その後バーテンダーという職業に対する呼び方として「調酒師」というのも広まっているからこの作品のタイトルもそっちになっていたりはするようだが、アニメの時はまだ酒保が一般的だったからなー

「勇者闘悪龍」(ドラゴンクエスト)はウチの国のゲーマーの好みではないと感じる。

「老虎和兔子」(TIGER & BUNNY)も子供向けっぽい印象のタイトルはマイナスだったな。更に劇中に広告を出す手法から「広告侠」の別名もついて当時とてもバカにされた。中日で最もオタクの評価に違いが出た作品の一つだと思う。

「奇幻貴公子」(ゴーストハント)
私も「十二国記」と同じ原作者だと知らなければ見ようとしなかったかもしれない。

自分も「奇幻貴公子」のタイトルを知ってからしばらくの間は女性向けの恋愛モノだと思って自分が見る作品じゃないと思っていたよ。

タイトルで損をして埋もれていった作品というのも実は少なくないんだろうね。
「獣娘動物園」(けものフレンズ)や「煙草」(ケムリクサ)もタイトルだけしか情報がなければ私は見ることは無かったと思う。

中国語タイトルはこっちでの作品の第一印象になるので重要だよね。今はネットの新番情報まとめやPVもあるから埋もれるリスクは昔よりも下がっているけど。
私は「佐賀偶像是伝奇」(ゾンビランドサガ)を危うくタイトル切りするところをPV見たおかげで踏みとどまった。

タイトルで損しているわけではないが「星星公主」(なるたる)はタイトルとの違いが詐欺だ。星で公主(お姫様)なのに!知り合いに薦められて騙された!ギャップにより大ダメージだった!

それはヒドイな
雰囲気の良い作品だよ、タイトルのようにキレイな海を舞台にした作品だよと「碧藍之海」(ぐらんぶる)を新人に薦めて楽しむ俺くらいのレベルにしておかないと

それなら一緒に「地球防衛少年」(ぼくらの)も観るように言ってくべきだろう!



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな作品の中国語タイトルが出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクの間ではラノベ作品に多いとても長いタイトルは嫌われます。良い作品ではないだろうという印象になります」

「長過ぎるタイトルはネットでの交流にも不便です。人気になった作品は使いやすくて覚えやすい略称が出来てから人気が急速に拡大することが多いように感じられます」

といった話もありました。

日本のネット小説系に多い長めの説明的なタイトルに関しては他の所でも微妙な評価になっているのを見かけますし、中国オタク界隈における好みや扱われ方も含めて時間のある時にでも調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ヴァイオレット・エヴァーガーデンの中国語タイトルは誤訳でカッコイイ方が良いのか正しいけど意味不明な方が良いのか……」

ちょっと面白いネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

京アニ作品は中国でかなり評価が高く、
アニメ版も劇場版も中国国内での配信がある
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」

もそういった作品の一つだそうです

しかしこの作品の中国語タイトルとしてよく使われている
「紫羅蘭永恒花園」
に関しては、作中のキャラの名前ではなく名前の意味の訳になっているので「誤訳ではないか?」という指摘もあるそうで、現地のファンの間ではちょくちょく話題になっているとのことです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ヴァイオレット・エヴァーガーデンの正しい中国語タイトルとは」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ヴァイオレット・エヴァーガーデンの中国語タイトルが混乱している。
少し前までは「紫羅蘭永恒花園」だったけど、近頃は徐々に「薇尔莉特・伊芙加登」の方も増えているように感じる。

確か元々の広まっている方が誤訳なんだっけ?

そうだね。訳としては広まっている「紫羅蘭永恒花園」の方が間違い。
作品を見てみれば分かるけど、主人公の名前だから原則としては音訳する方が正しい。

タイトルは誤訳でカッコイイ方が良いのか正しいけど意味不明な方が良いのか……

どっちが好みかと言われたら「紫羅蘭〜」の方なんだが、誤訳だから全肯定も難しい。
あと日本側がどこまで認識していたかは知らないけど、こっちの公式配信の宣伝も「紫羅蘭〜」の方でやってたので何かとヤヤコシイ。

ウチの国での宣伝ということなら「紫羅蘭永恒花園」の方が効果的なのも間違いないからね。キャラ名の音訳である「薇尔莉特・伊芙加登」だけだと意味不明。

作品のタイトルだけ発表されて中身がどうなっているのか分からない状態がかなり長く続いちゃった作品だからね。
タイトルの意味が判明した時にはもう遅かった。

2018年に新番で配信されたときはまだ「紫羅蘭〜」の方だったし、確か2021年の年末に劇場版がこっちで配信されたときもまだ「紫羅蘭〜」のままだったよね。

検索とかではまだ「紫羅蘭〜」が主流、bilibiliの所は「紫羅蘭〜」で検索しても「薇尔莉特〜」が表示されるが会員限定の所なので広まり方については不明。

主人公の名前がどこから来ているか考えればセーフと言えなくもないかもしれない。でも「永恒花園」についてはさすがに弁護が難しいかも。

無理矢理こじつけられなくもないが、見た感想では「紫羅蘭」(アラセイトウ)も「永恒花園」も無かったからな

紫羅蘭と花園という言葉が与えるイメージが強過ぎた。
原題の方もそういう意味が込められていないわけではないんだろうけど、中国語訳になるとほぼその意味だけが意識されることになった。

京アニファンは濃いのが多いけど、この作品も濃いファンがいるからタイトルの問題も深い所までいってしまって大変だな。

あそこは原作の話や登場人物の名前の花言葉の意味とかまで踏まえて討論されているからな。一般のオタクではついていけない。

そもそも「violet」を「紫羅蘭」(アラセイトウ)にしたのも間違いじゃないか?violetって「堇菜」(スミレ)やその色じゃないの?

花というか植物に関しては何かと混乱するよね……violetで検索したり翻訳にかけるとまず出てくるのが「紫羅蘭」だし。
ただ日本のサイトの方で翻訳にかけるとスミレが出てくるから制作側の意図としているのはスミレの方だという可能性はあるな。

日本の感覚で見た場合の意図は「堇菜」(スミレ)で確定だろう。
紫のスミレの花言葉が愛、貞節でそれがキャラや名付け親の意図にかかっているという解釈になるから。日本のファン界隈でもその認識で語られている。

「紫羅蘭永恒花園」は文芸的なタイトルでストーリーにもあっていて良いタイトルだと思うんだがな。
原題からハッキリと変更されているのだと「さよならの朝に約束の花をかざろう」の中国語タイトル「朝花夕誓」とかは良い翻訳タイトルとして評価されている。

映画のタイトルが人名の作品はそのまま使わずに中国語版は別のタイトルにすることも珍しくないからな。
歴史上の著名人とかでもなければ人名タイトルで通じる、効果があるのは基本的にその映画を作った国或いは同じ文化圏だけだろう。

面白い例としては昔の映画の「Bonnie and Clyde」が中国語版だと「雌雄大盗」で日本語版だと「俺たちに明日はない」で文芸的なタイトルになっていたりする。そして日本では人気になる上でこのタイトルの効果も大きかった。

そうなんだよね。
だから商業的な翻訳という意味で考えると名前だけ音訳するというのは「完全に正しい」とは言い難い。視聴者のことや商売のことを考えていないとも言える。

中国語タイトルが「情迷弗蘭克斯」とかでカッコ悪いせいでいつの間にか中国向けの公式関係でも「DARLING in the FRANXX」呼びに落ち着いた作品もあったな!
中国向けで完全に英語なタイトルというのは珍しいのに。

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」は意味で訳すとダメなタイトルだったよね。そりゃ通称「国家隊」呼びにもなるよ!
「紫羅蘭〜」と同時期の作品だったが内容や人気はともかくタイトルでは圧倒的に差がついていた。

しかしそれでも「紫羅蘭」の明らかにやらかした誤訳で広まっている状況についてはどうかと思う。
だがここからどうすれば良いのかは私も分からない。

「その名前で広まっている、人気作品として認識されている」場合は修正しようがないケースもあるからね。正確な翻訳ではないとしても。

正直に言えば、私は誤訳であるのを知ってからも誤訳のが良いタイトルだと感じてしまうな

俺も「紫羅蘭〜」文芸的だし美しいタイトルだと思うよ。京アニの高品質な作画のイメージとも合致している。

同意。
そして作品に関して語る時はみんな「京紫」の略称で呼ぶ!

間違っているのは確かだが、その間違いがツッコミ所になるヒドイものではないというのがね。

そういう評価だから俺は今更名前の変更ができるとは思えない。
京アニ作品で時期的に何かと知名度が高い、名前がよく出ていた作品だからかなり「影響力の大きい名前」なわけだからな。

その辺りについては公式がどう判断するかだ。
ファンの間に広まっているとしても、間違ったタイトルを許容してそのまま展開していくのかについては版権を持っている所の判断次第だ。あとこれは今回の件とは別だろうけど、ファンや非正規経由でボトムアップ的に広まったタイトルって商標に関する商業的な問題が発生して公式タイトル変更というのも珍しくない。

既に言われているがこの件でヤヤコシイのは現地の事情を意図しての翻訳による現地向けタイトル変更ではなく、明らかに誤訳で広まっちゃってるという事情だよね。

今更変えられるのかという問題については現在のファンはそうだろうけど、数年後のファンは分からないとも言えそう。
映画を見ても昔ウチの国に入った時の雑な翻訳タイトルで広まった作品が今では修正されて広まっているケースはあるよ。

検索で上位に来るところ、公式がタイトルを修正すると影響が大きい。すぐにではないけど年単位で見ると変化が出る可能性はあるだろうな。
リアルタイムの事情を把握しているファンが目立たなくなり、後の検索で作品を調べるようになったら昔のネタ呼称は消えていく。

ネットの流行語、ネタ呼称なんかを見るとそう言う変化は分かりやすいね。10年前のオタク界隈で使われていた作品のあだ名とか、今の若い世代には通じない。

結局の所、問題は「紫羅蘭永恒花園」の方がカッコイイということだ。これが「薇尔莉特・伊芙加登」だと何のことかすぐに分からないしイメージも広がらない、そして「紫羅蘭」ではなく「堇菜永恒花園」だと途端に世界観が小さくなったように感じる。



とまぁ、こんな感じで。
翻訳の正しさだけでなく作品としての正しさなど、考え出すとキリがないようでした。

私も今回改めて調べてみたのですが「violet」を中国語にした場合、植物としては「堇菜」と「紫罗兰」が該当します。そしてネットで検索を書けると先に出てくるのは「紫罗兰」(紫羅欄花)、私の手元にある商務印書館の華英詞典だと「堇菜」(スミレ)が先に来ます。
どうやら「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の中国語タイトルに関しては「登場人物の名前なのでは?」という問題に加えて、「violet」をどう訳すかという問題もあるようですね。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「植物に関しては正確に名前が出ないことも多いので翻訳の際に苦労することもあります」

「私は日本語の文章に出てきた『さくらの花』がどの花なのかハッキリしなくて苦労したことがあります。その場面の時期からソメイヨシノではないだろうというのは分かったのですが、そこから先が分からなくて辞書だけでなく植物図鑑まで調べました」

「大部分の人はそこまで気にしないというのは理解していますが、オタクとしてはやはり拘りたいです……」

といった話がありました。

以前の記事
中国オタク「日本のピーマンって中国のとは別の種類なの?日本の作品の中であまりに強烈に子供から嫌われるのが不思議なんだけど」
にも似たような混乱がありましたが、完全に間違っているわけではないけど正しいと言い切るのもどうなのか……というような訳についてはイロイロと考えてしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「二次元から好色な大人キャラが消えてしまったのはなぜだろう?主人公でもサブキャラでも昔はそれなりにいたよね?」

GWが終わってしまうので通常運行に戻りたいのですが、ぐだぐだな気分からの切り替えが上手くいきません。
それはさておき、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではアニメやマンガの定番要素に関する討論や考察で盛り上がったりしているそうですが、近頃は定番要素が昔と比べてどう変化したか、なぜ変化したのかということに関する話題も増えているとのことです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「近頃の作品には好色な大人キャラがいない」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元から好色な大人キャラが消えてしまったのはなぜだろう?主人公でもサブキャラでも昔はそれなりにいたよね?

昔は主人公の基本セットだったり、サービスのきっかけになるスケベなおっさんがいたよな。
考えてみればこの10年くらいでかなり減ったかも。

「シティハンター」の冴羽リョウみたいなキャラは見かけなくなった
好色ぶりが話を動かす動機になるようなのが

流行らなくなったのか……或いは今の視聴者からスケベなキャラは嫌われるようになったのか。

でも「クレヨンしんちゃん」は相変わらず人気だろ?

ガキが大人をからかうようにやるのと、おっさんが若い子にやるのとでは印象が全然違うし……

「無職転生」とかの反発を見ると、今の時代はリスク高いから「なんとなく」で出すことは無い、出すなら狙い(お色気要素を中心にするとか)をハッキリさせて出すということになっているのでは。

言われてみれば確かに。
個人的にはスケベなキャラも、不細工なキモオタキャラにするとかでなければまだ成立しそうな気はするんだが……

昔の作品で例えるなら亀仙人みたいなキャラ?

そうそう。まさにそういうキャラ。

そこまで古くはない作品だと「To LOVEる」の校長だろうか。でもあのキャラが大嫌いな人も多いようだし、作者も動かし方に関してかなり気を使っているという印象がある。

「To LOVEる」だと親友ポジの猿山も典型的な好色キャラだけど、やはりサービスシーンの恩恵を受けないように気を使って動かしているよね。

俺はそういうキャラがずっと不快で嫌いだった。現在の読者視聴者に嫌われているではなく、昔から嫌われていたのが表面化したのでは?

同感だ。好色なキャラは不快だし、そこに描写ノリソースやページを割くなら別の方に使えよと思う。

好色なキャラは動機がハッキリしている、欲望で動かしやすいから舞台装置としては便利なんだけどね。障害発生とかで。それに亀仙人のようなギャップ萌えもできる。

しかしギャップ萌えを演出するにしたって好色である必要はないだろう。普段は好色ではなく、普段は怠惰や強欲、無能に見えるとかで。

好色な性格って不快さ、描写の「安全性」とのバランスが難しいんだよ。
このテーマで改めて考えてみたが、実は冴羽リョウは設定に外面内面の描写、北条司の絵などによって奇跡的なバランスで成立していたキャラなのかもしれない。

舞台装置的な存在、キャラ付けの要素としては見かけなくなったかもしれない。
「NARUTO」くらいまではそういうのもいたような気がするんだがな。

4月の新作アニメでも好色キャラは出てなかったっけ?女に襲い掛かってぶち殺されるのとかが。

そういうのはもう犯罪者の方だろ。
このテーマで該当するのは好色だが好色な行動や言動に対してはちょっとした暴力による制裁で済む、話がそのまま進むタイプだ。

暴力オチが減ったからそのまま好色キャラも減ったんだよ。
制裁無しだと好色キャラは不快感や犯罪者っぽい印象だけが残るだろうし。冴羽リョウなら100tハンマーくらうから許されるわけだしな。

昔から好まれるタイプではない、あえてヘイトを集めさせようという属性ではあったけど、現在の環境では批判が集まると容易にファンの空気が悪くなるからね。出す場合のリスクが上がっているのは間違いない。

サブキャラに関しては確かにそんな感じだ。
NTR判定だって昔と比べて段違いに厳しいというかめんどくさいことにくなっているし、お色気要素は主人公が独占することが求められている。

そもそもスケベな主人公が減少傾向にある。今の主人公は草食系、女は不要というタイプだ。

女不要はウチの国の傾向で日本の二次元はそうでもないぞ。
ただ昔のように好色さ、日本語のスケベと称されるタイプが減っているのは確かだろうね。現代では受け身の「ラッキースケベ」というのが多い。

このフェミニズムの強大なご時勢に好色キャラは無理だよ。
それに加えてLGBTQな問題も加わるしエロ描写の範囲もややこしくなるから商業作品では回避しておくのが無難。

ポルノ判定が世界的に厳しくなっているから作品を売る際のリスクを避ける動きが出ているはず。
アニメ化もだけど電子書籍化した場合、amazon基準はかなり厳しいと聞く。

個人的にはメディアよりも読者側の反応の問題の方が大きいと思う。今の読者は出てくるヒロイン、女性キャラに対する独占欲が強い、少なくともファン界隈では独占欲の強い発言が目立つ。そこに手を出す好色なキャラはとても嫌われるし作品批判にもつながりやすい。

好色キャラに関しても不快さの有無や程度に関しては描写次第ではあるんだろうけど、今の環境では人気になった場合のリスクが高い。普段のファン以外の注目が集まった場合の批判が怖い。

好色キャラって男からも女からも批判されるからね。
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」とかそんな所で炎上するのかみたいな好色批判があったのを覚えている。ガイナックスの流れの所の作品はそういうキャラ出したがるから、どこかで批判炎上につながらないかと見ていて不安になる時もある。

昔のオタク市場って閉鎖的で規模も大きくは無かった。現在は市場規模が拡大しているから社会的な倫理観が適用されるようになったから昔の歪んだオタクの感覚によるキャラは出せなくなったんだろう。

その辺はオタク市場に限った話ではなく社会的な感覚、メディアの基準の変化によるものが大きいのでは?
例えば暴力描写などは昔と今ではメディアに流れる作品で許容される描写の過激さが明らかに異なっている。
昔から一般向け市場として確立されていた日本のマンガを見ても、昔の作品は現代と比べてエロ描写に寛容だったから好色キャラの生存する余地があったのだろう。

好色なキャラを出しても得をしないということなのかもね。サービスシーンは別に好色キャラが必要なわけではない。感情移入してもらえるキャラでもない。必要性、需要が無いんだよ。

おっさんキャラはエロ漫画やエロ同人ではおっさんは相変わらず大活躍なのに……

でもエロ系作品のおじさんって顔をあまり出さない或いは顔が無い、キャラと言うよりも概念的な存在に近いからな……

必要性に関しては本当に無くなってきているのではないだろうか。
今は好色ムーブの役割は女キャラが担当している。

完全に同意。
現代はメインサブ問わず好色属性は女キャラが担当しているから作品における役割の配置としては案外変わってないかもしれない。
女同士なら男のファンが不快感を覚えないのと、百合営業もできるということなのでは。

現在の主流は美少女、美女な外見におっさんの心だからね!
女同士なら抱き着いても良いしおっぱいだってもめる。

好色女性キャラってどこから流行って定着したんだろう。便利なので一気に増殖していったのだろうか?
自分の知っている範囲では「らき☆すた」くらいまでしか遡れない。

好色キャラの扱いに限らず、昔の作品を今の感覚で見ると心配になることは珍しくないからな……リメイク作品もそこで上手くいかないケースもあるし。
昔の代表的な好色主人公のいる「うる星やつら」のリメイクアニメとかどうなるんだろうな。原作の連載されていた70〜80年代の感覚のままで出したら批判が殺到しそう。

あの作品、主人公がスケベだけど周りのキャラも同類のスケベだからな……今の感覚で見たらどうなるんだろう。
正直自分自身の受け止め方も含めてどうなるかも実際に見るまで分からない。

好色キャラ、好色描写に関しては昔から続いている作品ではそまだ出てくるが、最近の作品では見かけない。
恐らく新作でターゲットもまだあまり明確ではない作品の場合、マイナス要素になりかねないから好色キャラは避ける傾向もあるのでは。

そういう作品は少年マンガではなく青年マンガに移行していたりする。昔好色なキャラの出る人気作品(もちろん人気の理由の多くはエロとは別の所だが)を描いていた作者が青年マンガ雑誌で描いていることもある。
そして青年マンガ雑誌だとアニメ化される作品は少なくなるので、普段目にする機会も減るといった事情も理由の一つなのかもしれない。



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国オタク界隈の受け止め方についてもイロイロと出ていました。

またこのネタを教えてくれた方からは
「こちらのファンの反応を見ると好色キャラに関してはサービスシーン描写の問題よりも好色キャラの言動に対して感じる不快さ、許せない感情の方が強く出るようです。とてもストレスを感じるキャラになるのでやった行為に対する罰が不足している、正しく罰を受けていないと受け止められた場合は価値観的な方向で作品批判、炎上につながる可能性もあります」
といった話もありました。

この手の描写やキャラに関しては日本でも見る側からの批判やコンプライアンス的な問題が常について回るかと思いますが、中国オタク界隈にも日本と共通する部分や独自の厳しい部分があるようですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております

中国オタク「他人に薦められる二次元異世界ネタ作品ってどんなのがある?主に転移や転生とかの方で」

ありがたいことに
「中国では日本のネット小説系の異世界作品の需要が伸びているそうですが、日本と同じようにバカにされているという話もあります。そんな中国で評価の高い異世界ネタの作品って何がありますか?」
という質問をいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「他人に薦められる転移や転生系の異世界ネタの作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


皆は他人に薦められる二次元異世界ネタ作品ってどんなのがある?主に転移や転生とかの方で。
近頃は何かとダメな評価をされがちな異世界系作品だけど、人気と需要は間違いなくあるし面白いとか評価できるとかな作品もあるはず。そういうのを教えて欲しい

俺がすぐに多い付いたのは「慎重勇者」だ。アニメの顔芸とかのネタもだけど伏線の仕込み方も良い。

ラノベだとちょっと前だが「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」かな。私が薦めるとしたらの話だけど。
主人公の立ち位置や活躍のさせ方、世界観の大きさとか他の作品とはちょっと違う。

実は世界観が大きい作品とか、群像劇とまではいかなくても主人公以外が活躍する作品は良い感じだよね。
というわけで私は「ログ・ホライズン」を挙げておく。アニメも結構話数があるのが良い。

「ログ・ホライズン」は異世界転移してギルド組んで数十人でインスタンス攻略するみたいな話もあって良いよね。なんて言うか「見たい展開」というのをやってくれる。

ラノベ原作だと「無職転生」はやはり頭一つ抜けているかな。ただオタクに薦めるのは良いけど雑に薦めるのは躊躇する。

雑に薦めるなら「リゼロ」の方が無難だろう。
あとギャグ系なら「この素晴らしい世界に祝福を!」とか。

「このすば」はいつの間にか異世界系おススメの定番入りしたよな。最初はかなりバカにされていたのに。ジャンルの作品を読み込んでいるオタク以外のファンも多いようだし、まさに「他人に薦めやすい作品」だったのかな。

「このすば」は自分も強く薦めたい作品になってるなー

二次元の異世界トリップ系作品に一時期ハマっていたが、面白さもだけど周りに薦められそうだと感じたのは「蜘蛛ですが、なにか?」と「本好きの下剋上」だったな。
ただ「本好きの下剋上」の方はカップリング党を意識する人にとっては地雷があるようなので薦める人を選ぶべきなのかもしれない。

最近のだと「迷宮ブラックカンパニー」かな。ブラック企業ネタは刺さる刺さる

まだアニメ化はないけど「理想の聖女? 残念、偽聖女でした!」は綺麗に終わっている所も含めて薦めやすいな。トリップ系としての俺TUEEEEE要素を上手く活用しているのも、こういう作品をバカにする人にはとっかかりとして良い。

自分と好みが合う人に対しては「異世界迷宮の最深部を目指そう」を薦めている。

ウチの国で一般向けに薦めるならやはり「オーバーロード」だろう。毎シーズン数億の再生数は分かりやすい。内容も安定した勘違い系なので無難。

「異世界おじさん」が良い感じだと思うけど問題はセガネタが理解できるか、好きか嫌いかが分からないことだな!
(訳注:近頃の中国におけるセガの扱いは過去記事の中国オタク「「異世界おじさんについて語ろう」「ゲームネタ意味不明だけど面白いよね」などもよろしければご参照ください)

他人に薦められる異世界トリップや転生?なら「十二国記」が最強だ。

確かに十二国記を出されたらもう勝負が決まるわ……
それなら俺は「ダンバイン」で。

じゃあ私は「デジモンアドベンチャー」を。
考えてみれば分かるが、異世界に転移する作品は昔から普通にあったんだよね

昔ので良いなら「戦闘妖精雪風」を推薦したい……!

異世界トリップ系ということなら別に西洋ファンタジー、剣と魔法の世界に限った話ではないからね。古い作品で有名なのだと「ふしぎ遊戯」とかもそうだ。ただ古い作品は単純に今の人向けに薦めにくいというのもあるかな。

「ノーゲーム・ノーライフ」なんかもそうだよね。

最近の二次元系作品だと転生してチート能力もらってが基本だから、ダメな方向の欲望が露骨に出てくるしそこで軽蔑につながってしまう所はあるよね。そこが気楽に見れて良いというのも確かなんだが。

「灰と幻想のグリムガル」も評価高いし薦めやすい。
俺TUEEEEEから外れる、厳しい世界を突き付けられ生存するために戦うというのは他の作品との違いとして大きい。

「灰と幻想のグリムガル」は常に一定以上の評価にはなっているし、ちょっと変わった作品を薦める際にも重宝する。
ただ普通に爽快感重視の作品を薦めても悪いことにはならないね。特にオタクじゃない人に対しては。

オタクの間で評価が微妙な作品=需要が無いではないからな
そう言えば「ソードアート。オンライン」もそういう部分はあるけど、古い作品になってきたから他人に薦めやすくなってきた感がある。

「ソードアート・オンライン」も設定はゲームになってるけど異世界トリップ系の範囲に入れてもいいよな。

過去の作品になって歴史的な価値を語れるようになるのは良いのか悪いのか。
まだ出ていないのだと「ゼロの使い魔」はオススメしておきたい。

「ゼロの使い魔」は異世界系ラノベとしてかなり上手くまとまっているから、もしアニメが合わなくても原作の1巻は読んでみて欲しい作品だな。
今のネット小説系のラノベとは違う、1巻ごとに出版される作品の構成がどうなっていたかについての上手な実例でもあるから。

それにしてもトリップや転生はさておき、昔はファンタジー系作品の代表作、薦める作品としては「ロードス島戦記」辺りが定番だったけど今そのポジションにある作品ってなんだろう?

「無職転生」辺りじゃないかな?原作ファンの支持率が非常に高い。アニメも大炎上したけどクオリティは高いしファンからの評価も良好だ。

上で出ているダンバインで思い付いたが「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」は良質な異世界モノという見方ができると思う。

それは同意できる意見だ。
「ビルドダイバーズRe:RISE」は近年の作品ではかなり完成度高い。ロボの部分もガンダム知識がそこまで重要じゃないし、主人公の年齢が他のビルドシリーズと比べて高めなのも良い。

ロボ系なら「異世界の聖機師物語」も良いぞ。
二次元ハーレム系作品の始祖とも言える天地無用系列の作品だがシリーズの知識はほぼ必要ない(調べたら楽しめるが)
でも天地無用シリーズの後発作品だけあってストーリーのロジックや世界観はよく出来ている。典型的なハーレム系作品なので推薦するのは難しいが……

「異世界の聖機師物語」はかなり開き直った主人公万能最強な俺TUEEEEEなんだけど見せ方が上手いんだよね。登場人物の動き方や考え方も合理的で納得できる。
ハーレム系やそれに伴うお色気描写に拒否感が無ければかなりおススメできる作品だろう。

天地無用系世界観の外伝作品って異世界トリップ系好きの人なら相性が良いと思う。
ファンタジーなのは「異世界の聖機師」だが「天地無用!GXP」はSFだけど地球の外に飛び出すわけだし「デュアル!」もSFベースだがトリップ展開だ。ハーレム要素でまずスルーされそうだが見る価値はあると思う。あと「デュアル!」に関しては時代的にとてもエヴァっぽい所もあるが気にしないように。



とまぁ、こんな感じで。
最近のだけでなく一昔前の作品もイロイロと出ていました。

ちなみに以前中国オタクの方とこういったネタに関する話をした時に、
「中国では世界観の宏大さや緻密さがあると良い作品だと推薦しやすいですね。それからストーリーに関しては伏線配置と展開が良くできている、驚かされるというのも日本より良い評価につながりやすいです」

「逆にキャラクターや爽快感については作品推薦ではあまり重視されません。自分で見て楽しむなら問題無いのですが、友達に自分が評価している作品だと紹介する時に否定されないか少し心配になる時はあります」

といった話も出てきました。

中国では作品の評価において世界観やストーリーが重視されるという話がありますが、それは中国オタク界隈の異世界トリップ系作品の評価基準に関しても同じような所はあるとのことです。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

5/6修正:誤字脱字の修正と抜けていた文章の追加を行いました。ご指摘ありがとうございます。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

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ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



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