「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

アニメ

中国オタク「「輝夜」や「かぐや」な名前のキャラで皆が思い浮かべるのは誰?」「日本のアニメやマンガで原典に忠実な設定の輝夜ってどれなんだろうか……」

週末の寒さと雪で体調がぐっだぐだなので、今回はありがたいことに以前教えていただいた手頃なネタで。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「かぐやというキャラで皆が思い浮かべるのは誰?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品にはよく「輝夜」や「かぐや」な名前のキャラが出るけど、輝夜というキャラで皆が思い浮かべるのは誰?
最近また「超かぐや姫」で「輝夜」の字を見ることが増えているので気になってね

俺の世代だとやはり「NARUTO」かな

なんだかんだで心に残っている、真っ先に思い付いたのは四宮かぐやだった

日本の二次元には本当に輝夜がたくさんいるよね……仮面ライダーやウルトラマンにもいると聞いた時は笑った

すまん、エロアニメの「黒獣」が一番先に出てきてしまった

人間型のキャラではないが「ポケモン」のテッカグヤで

「デジモン」にもカグヤモンとかがいたし、「遊戯王」にもなんかいたような……
日本では月や別世界、別次元属性が付く場合に便利で使い倒されるようだ

日本産のソシャゲやってると「輝夜」的な存在がほぼ出てくると思っていい

国産ソシャゲでも和風なら輝夜出てくるぞ
「陰陽師」の輝夜は好きな人も多いし

ソシャゲに限らずゲーム関係で和風の世界観やキャラが入ると高い頻度で出てくると思う
俺はテッカグヤには助けられたし、デザインもとても気に入っている
異形でありながら高貴っぽいしよく見るとなんかカワイイ

ここまで「かぐや姫の物語」が出ていない
あれは原典に忠実なかぐや姫なのに

高畑勲のあれはかなりアレンジ入っているし原典とは違うぞ
オリキャラもいるしかぐや姫の解釈も独自の部分が大きいし他の二次元作品と同レベルの改変という見方もできる

日本の二次元作品ではアレンジが強過ぎて「原典に忠実な輝夜」というのがよく分からない

元が童話、民間伝承だからキャラも話も薄いし、原典に忠実にやってもあまり面白くならないだろうからね
だから作品や作者ごとの解釈、追加要素が色濃く反映されることになる

私の印象に残っているのは「ドラえもん」だね
オタクとしての嗜好に影響を受けた

青髪で兎耳でママで触手か……

いや、ルナも良いキャラだとは思うけど私が行ったのはマンガ版のひみつ道具のかぐやロボットの話
のび太が後先考えずに美少女ロボのかぐやを作って……という展開になるんだが、この話のせいで私の性癖は歪んだようだ
特に後悔はしていないけどね!

子供の頃に見たアニメの「桃太郎伝説」のかぐや姫がわがままな性格のネタキャラ系ヒロインだったが、あれでも二次元ではまだ原典に忠実な方だったというのを知って驚いたことがある。

日本の作品に「かぐや」というキャラが多いのは間違いないが、その名前でメインヒロインやってるケースが珍しいのは興味深い
「かぐや様は告らせたい」や「超かぐや姫」のようなケースは逆に印象に残る

元ネタが最後に月に帰るという存在だからね
主人公達とは距離がある、距離が発生するキャラとして配置されがちなのではないかと

では自分は東方シリーズの輝夜で
ボスキャラ的な存在としても便利に使われている

「竹取物語」は日本の伝説で明確に宇宙ネタにつなげられる作品だし、天皇の軍勢をあっさり無力化するなど強さも見せつけるからね
ボス敵、上の次元の敵といった存在として解釈しやすいのではないかと

まず思い付いたのは大筒木カグヤだった
「輝夜」に関してはボス級のキャラというイメージも強い

それで思い出したが「YAIBA」にもいたな
あれはかなり珍しい方向の輝夜だった気がする

「YAIBA」のかぐやのデザインはかなり驚きだった
その後あの方向性のデザインのかぐやが出ていないということは青山剛昌独自の方向で弾けた結果ということだったのかね

ジブリ系なのでオタク人気はよく分からんが
私は「かぐや姫の物語」のかぐや姫は結構好き

やはり「NARUTO」のカグヤかな
あとまだ出ていないのだと「無双OROCHI」のかぐやも結構好き

「かぐや」という名前では無くても輝夜モチーフ的なキャラは少なくないね
例えば「トニカクカワイイ」の由崎司とか「∀ガンダム」のディアナ・ソレルとかもそうだ

名前気にしないで良いなら「銀魂」の神楽だってそうだからな
やはり日本の二次元では人気の高いネタなのだろう

だがどの「輝夜」も魔改造されている
日本のアニメやマンガで原典に忠実な設定の輝夜ってどれなんだろうか……

設定だけなら東方の蓬莱山輝夜がわりと正統派なのでは?
神話伝承を元ネタにキャラが作られているから

蓬莱山輝夜はキャラデザはともかく、設定は蓬莱山が混じっているしどうなんだろ?

改めて調べてみると興味深い傾向に思える
魔改造で有名なはずの無双シリーズのかぐやが非常に伝統的なデザインに見えてしまうくらいだ



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の見方も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国でかぐや或いは輝夜は和風系の女性キャラの名前として分かりやすいものになっていると思います。しかし月と関係するネタがあるという知識はあってもく、日本の月に関する神話伝承の知識とまでは結び付いていないので日本の作品でよくある月ネタと一緒に出てくると分からない人も多いと思います。月の兎、兎の餅つきなどもそうでしょうね」
などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本には玉兎伝説が伝わってるの?」「日本の月ネタはかぐや姫だと思っていたが、玉兎もあるのかね」

中国オタク「本編未登場の黒いプリキュアが大人気になっているらしいけど、何が理由でこんな大人気になってるの?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

プリキュアの新作「名探偵プリキュア」のキャラ、キュアアルカナ・シャドウが登場前から大人気になっているそうですが、その人気が中国オタク界隈にも到達している模様です。

中国でもプリキュアは配信されていてそれなりに知名度はあるものの、人気や話題性はやはり日本と比べてかなり落ちるという話もあります。
しかし近頃の中国オタク界隈ではキュアアルカナ・シャドウ関連の話題や情報がそこかしこで目に入るようになっているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「キュアアルカナ・シャドウはなぜ大人気になっているのか」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


本編未登場の黒いプリキュアが大人気になっているらしいけど、何が理由でこんな大人気になってるの?

キュアアルカナ・シャドウか
日本で大人気なだけかと思ったらこっちでもファン界隈飛び出すレベルで注目を集めているんだよな
これに関しては俺だって詳しい理由を知りたい!

日本だと既に大量の同人創作が投下され、しかもR18率が35%に達しているという恐ろしい状況だ

普段「プリキュア」を全く見ていない自分の所にまで流れてくるくらいだし本当に大人気っぽいな
どういう形で発生した人気爆発なのかは自分も気になる

キャラデザが良かったから?たぶん?

キャラデザが良くてエロ画像もたくさんあるからだろ

それはいつものプリキュア、いや人気の魔法少女系キャラ全般に対して言えることでは……?

不思議な大人気だ。類似の事例としては何があるだろう?Vtuberのバズりはまだ理由が分かりやすいから違うだろうし……クッパ姫みたいな元ネタが非常に有名な二次創作とも何か違うような

キャラデザが良かったから
簡単な話だ

キャラデザがとても良いのは確かだし、ソシャゲのスキンに来たら確実に売れそうだとは思うが……

こういうのって偶然の機会が重なった再現性の無い事態な部分もかなりあるはずだし、あまり深く考えすぎない方が良い
俺もよく分からないけど、人気の原因を考えるのはやめた

オタクは黒金の配色、ゴスロリ風衣装が大好きだからな!
ちなみに俺が何となく似ていると思ったキャラは「GOSICK 」のヴィクトリカだった

キャラデザが良いのには同意するが、それだけでこんな瞬間的な大爆発につながるというのが納得できない

言ってみれば「プリキュア」に関する固定観念から生じたギャップによる衝撃じゃないかな。これに関して私は昔ウチの国のオタク界隈で「巴啦啦小魔仙」がバズった時と似ていると思った。
「巴啦啦小魔仙」は国産魔法少女シリーズではあるけど、当時は期待するような作品ではないとオタクの眼中にはなかったのが、突然プリキュア風になり作画(切り抜き)も日本の一線級レベルに見えるということで熱狂的な支持者が出て大きな話題になった

そんなに難しいものでもなく、単純にステマの仕掛けが刺さりまくった結果じゃないの?
たまに予想外の大成功でバズりまくることはあるし

アイマスで言えば樋口円香みたいなものだと思う
キャラは詳しくないけどキャラデザは良い、探せば同人関連の話題や作品もたくさん見つかるのでそっち方面の女王になった

現に大人気なんだから仕方が無い

よい子の皆にとってどうなのかは分からないが、オタクに刺さるデザインなのは否定できない

とてもよく分かる
水銀燈が大好きだった俺にとって、抵抗するのが困難なキャラデザだ……

まだキャラの中身が出ていない、外見や背景考察で好き勝手に語れる今だからこその人気というのもありそう

プリキュアに限らず昔から追加戦士というのは大人気になりやすいのさ

最初から敵側にいると明記されているのは初めてのケースではあるが、彼女は追加戦士ではなく最初から出ているキャラの方だよ

メタ的な考察から語れる部分も多いからというのはあるだろうね
敵側なのに最初からプリキュアとして敵で出るのは初めてだし、モチーフがモリアーティなのかルパンなのかもまだ分からんし

主なモチーフがモリアーティなのは確定で良いと思う
キャラの名前の「森亜」は日本語で書く「モリア」ーティと同じ発音だから

こっちのオタク界隈でも人気キャラ扱いになっているのが分からん
国内だと「プリキュア」は配信はあってもオタクの話題としてはそんなでもないのに

このキャラ一人で一気にプリキュアがオタク界隈全体の話題になった感もあるよね

プリキュアに来たオタクっぽい黒系キャラデザというのも衝撃につながったのかもしれない
実はプリキュアでは黒がメインのデザインは珍しい。初代が象徴的に黒だけど、その後は概ね敵か元敵で味方になるキャラ(ただし黒なのは敵の時で味方になっても黒がデザインに大きく残るのはキュアパッションくらい)、それか闇落ちした時の色で上でも言われているようなオタク好みの黒金プリキュアというのはこれまで存在しなかった。
「なのは」のフェイトなどを見れば分かるが魔法少女ジャンルとしては昔から定番の色の組合せではあるんだが

ウチの国で流行っているのはキャラデザ以外にもわりと単純な所がある
流行りネタが大好き、今なら全員知識に差が無いから楽、そしてプリキュアなら安全に気楽に語って楽しめるということだ
炎上している作品や知識や理解の深さでマウントの取り合いのある作品はもう疲れたという人が少なくない

プリキュアというブランドとオタクの好みのデザインがコラボした結果だろう
プリキュアでありつつもオタク好みのキャラデザイン、そして無口で天然系の性格なのでオタクは大喜び

キャラの内面に関してはまだほとんど出てないぞ……だからこそ語りやすいというのもあるのか?

俺の見た所では母性のあるロリ、ロリママキャラとして語られていたな

自分もそんな感じでシャアとセットでネタにされているのを幾つか見かけた

そのロリママ要素、どこから来た
本編ではセリフ喋ってないし、出ているのは公式のキャラデザだけだろ?

第一話のEDでしっかり踊ってる
なお第二話はサポートキャラ登場回らしいのでキャラが判明するのはまだ先になりそう

敵側プリキュアと紹介されているのにEDあっさりと登場して可愛く踊っているのも人気と話題性をかなり強化していると思う
ツッコミ所でもあるし、踊っている姿は本当にカワイイ
あと私みたいに普段プリキュア見てない人間が最新のプリキュアのダンスを見てそのクオリティに驚いて話題にしているのもあるかも?昔見たのは横や斜めからの顔や腕のパーツは厳しいな……とか感じられたけど今回はそういうのが無かった



とまぁ、こんな感じで。
キャラデザの良さは皆が認めているようですが、人気の背景に関する認識には個人差があるようでした。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国国内のオタクにはプリキュアを語れる人はそれほど多くありません。日本では普通に生活していれば子供の頃にどこかで作品や作品の関連グッズに接する機会があると思いますが、中国ではテレビでの放映がなく関連グッズも日本と比べて売り場の数も取扱商品の種類も少ないです」

「中国のテレビで放映されていたセーラームーンと違って、中国ではプリキュアはオタクの方から探さないと出会う機会が無い作品とも言えます。ですからキュアアルカナ・シャドウのイラストが特に何もしなくても流れてくる今の中国オタク界隈はかなり珍しい状況だと思います」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
この人気に関しては私もよく分からないので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「名探偵コナンがヒロアカとコラボして大炎上しているけど今後への影響がとても不安だ」

この所、「ポケモン」や「ヒロアカ」が中国国内で炎上して中国オタク界隈でも何かと何かと難しい空気が漂っているそうですが、ありがたいことにこの件に関する質問やネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

「名探偵コナン」が中国で炎上、中国メディア「中国人の感情踏みにじった」(Record China)

ポケモン、「靖国神社でのイベント情報掲載」を謝罪 中国紙が批判(日本経済新聞)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトの比較的冷静な所でで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


名探偵コナンがヒロアカとコラボして大炎上しているけど今後への影響がとても不安だ

ポケモンといいコナンといい、なぜこんなに炎上するようなことをするんだ……

二次元系のイベントで名探偵コナン参加拒否の情報に対しても正義はなされた支持するなどといった言葉が飛び交っているし、今後どうなるのかね

それは当然の流れだし仕方が無い
ヒロアカとコラボする方が悪い
コナンだけでなくポケモンも禁止されないのが信じられない

俺はコナン見てないから別に?
日本人には愚かなことをすればダメージが出るというのをきちんと見せてやらないと

ヒロアカの時ほどじゃないけどコナンは人気は高いがファン以外の味方は少ない
あの界隈はずっとカップリングで戦争しているし人気作品だからと他作品界隈にマウントとる、話題を合わせないなどで嫌われているから味方が少ない
この件でここぞとばかりに叩かれているのは予想通りではあるかな……

別に悪いことではないだろう
ヒロアカなんて作品とコラボする方が悪いんだしそんな辱華作品が稼げた状態がもともとおかしかった
「敏感な時期」にやらかした作品側が悪いのと、ファン界隈の日頃の積み重ねの結果だ

ポケモンが規制されずにコナンが規制の方向になっているのを見ると、やはりコナンの方が手頃なターゲットということなのかね
そうなるとコナン関連はずっと厳しいことになりそうだが

ポケモンはすぐに公式が謝罪対応したから初動で止まった感はある
コナンの方は謝罪してなからどうなるか分からん
ただポケモンも今回の件で分かりやすいレッテルが出て嫌いな層が批判しやすくなったから作品に対する飾辺りも界隈の空気も悪くなりそう

コナンは公式がこの件に対して特に反応してないし、国内の炎上とは空気が違う
以前カップリングで炎上した時もそうだったけど、コナンの中国展開って国内の代理に丸投げっぽいし公式側が中国国内は気にしていない節もある

個人的にはヒロアカとコラボしたら国内では全部炎上するという実例になりそうなのが気になるわ
日本ではヒロアカとコラボしている作品やイベントは普通に多いし、そういう所は中国と距離を置くだろうしなあ

俺は性格が悪いから集英社の作品ってどれもヒロアカとコラボしてたよね?「NARUTO」も「ONE PIECE」も「BLEACH」も全部コラボしていたのになぜ禁止されないんだい?とか言ってしまう

ヒロアカ関係は調べたらたくさん出てくるんだよね……マーベルやNBAとかのコラボもやってるし、ちいかわとのコラボだってやってる

日本ではヒロアカとコラボすることを別に悪いことだと思ってない節があるし、中国における炎上リスクも大して意識されていないようだからコナンに限らず今後も似たような事態は発生しそう
なぜか日本ではヒロアカの人気が落ちないし……

ヒロアカのように分かりやすくは無くても、場合によっては国内市場から静かに撤収していく可能性もあるのでは
とても大きな中国市場とは言われているが近年はコストが高くなっているし日本関連というだけで炎上リスクは高い
今回の件に限らず炎上すると「敏感な時期にやったのが悪い」「風向きを読み違えた作品側がバカだった」みたいに言われるけど外国IP側がそこまで把握してコントロールするのは難しいし、中方の現地代理がそういうリスクをきちんと予測できるわけでもない

中国人が関わっているから炎上しないというのは幻想だからなあ
それにグローバル展開するアメリカの大きなIPならともかく、日本のIPは小規模だからコストやリスクには敏感だ

リスクというなら、今回のコナン関連の動きはリスク回避のための自主規制も多そう
国内のイベントではコナン禁止みたいな話も出ているようだし

リスク回避のままずっと消えたままになる作品もあるのだが
ヒロアカ自体も当時リスク回避で各所が自主規制に入った結果、今ではどうなっているのかと
ここのやり取りを見ても当時広まった各種デマをそのまま信じている、或いはデマがあったけど自分が信じている部分のデマは断片的には正しいみたいな感じで語っているし

コナンに関してはこっちでの商売の規模、動く金額が大きいからヒロアカみたいにはならないと思いたいが

さすがに即全面規制で死亡と言うことは無い、はず
上からすれば「ちょうど良いタイミング」でやらかした、叩きやすい大きさと影響力の作品だったというのもあるだろうし

近い所では日本の衆議院選挙があるからな
それがあるから自主規制的に下げておいて様子見という所もあるだろう
結果次第でまた扱いを考えると

しかしどういう結果になろうと鳩山由紀夫みたいな首相は出てこないだろうし規制が消えて盛り上がるのは期待できそうにない……

今の流れとしては日本文化関連のものはどれも弾いていく空気が形成されているし、既に輸入されている作品も今後輸入されるはずだった作品もダメそう

映画の国内上映にも希望が持てない……まぁ金使わずに済んだと思うことにするか

私が好きなのは怪盗キッドの方だから別物ということにしてくれませんかね?

真面目な話、コナンがここから持ち直すことはできるのだろうか?

国内での話ならこの件の処理と今後の空気次第ではあるが、ここから更に悪化していくなら当面持ち直せないと思う
風向きが変わったとしても一度消えた商業展開ルートを新たに構築してというのを考えるとすぐにどうにかなる物じゃないし

アメコミ系の映画のことを考えたら数年止まるのは覚悟した方が良い

昨年後半以降、日本の映画は完全に止まっている
ここからすぐに復帰できるかは何とも
過去に他の作品が持ち直した時と違って今は日本関連に限らず、どこも元気がないしね

数年か……名探偵コナンがそこまで続くか、そもそもIP資本側の体力が続くのかという問題が……

コナンより更に問題ありそうな「ちいかわ」がなぜかまだ大丈夫なので、結局はどこに注目が集まるかどこで炎上するかだ
持ち直す可能性が全く無いわけではない

言っては何だけど、この件でコナンの公式が謝罪しても引き続き叩かれるだけだろうし映画が再開されるわけでもないので日本側も積極的に動かなくなりそうだし良い方向になるのもあまり期待できない

現実は相手側も独自の都合で動くしこの手の案件で期待されるような爽快に完全勝利でその後も上手くいくってのはなかなか無いからな
しかしNBAが規制受けた後に新規が入らず断絶していったのを考えると、二次元界隈もそうなっていきそうだ

日本の映画が去年の終わりから完全に止まってしまったし、もう「名探偵コナン」だけの話ではなくなっている
昔のような状態に戻ることは期待できないけど、私はどこまで更に昔のスタイルに戻ることができるのだろうか……



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の空気も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「ヒロアカに関して中国国内ではもう反人類的な作品ということで評価が確定してしまっているのでどうしようもない感じですね。コラボしたコナンの方が悪いという判断になってしまいます。それに加えて政治的な風向きが良くならない、中国側が勝ったと認識できそうな展開が見えてこないので日本の作品に対する厳しい空気はまだまだ続きそうです」
などといった話もありました。

近頃の中国国内は何かと余裕がない、普段のニュースやネット上で見聞きする良い状況とは違う個人の状況や将来への不安を意識させられる機会が多いといった話や、そういったままならない思い通りにいかないことの中には国際関係と日本関連も入っているのが難しいといった話も聞こえてきます。

現在の中国の対日感情は気に食わない、許せないという感情が積み重なっているような節があるので簡単には解消できなそうですし、中国オタク界隈でも日本は気に食わないがここは大丈夫、評価できるといった切り分けががきるような見方も無くなっているように感じられます。この辺に関してはもう距離をとって割切った対応でやっていくしかないのでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国におけるヒロアカの炎上とその後の影響に関してはnoteの方の記事もよろしければご参照ください。
ヒロアカが大炎上して中国国内から消えてしまうことに 2019年頃の中国で配信されてその後に影響を与えたりしたアニメ作品その5

中国オタク「私は『大道寺知世』という中二病感あふれる名前に出会った衝撃を忘れることができない」「日本の作品にたまに出てくる凄い中二病感のある名前について語ろう」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本と中国では同じ漢字であっても微妙にニュアンスが違う、連想する言葉が違うといったことは珍しくありません。
またそういう背景もあってか中国で日本の作品のキャラ名の印象が中国独自のものになる事態がたまに発生しますし、中国オタク界隈ではそれに関する話題で盛り上がることもあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国の感覚で見た日本の作品にたまに出てくる凄い中二病感溢れるキャラ名」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品にたまに出てくる凄い中二病感のある名前について語ろう
私は「大道寺知世」という中二病感あふれる名前に出会った衝撃を忘れることができない

「何々寺」って凄い名前多いよね
天空寺尊(天空寺タケル)とかも一度見たら忘れられない名前
なお日本では地名から来ていることも多いのでこっちの感覚で受け取るほどの中二病感は無いという話もある

個人的には「不破」という名前のキャラは出てくるたびに心の中の中二精神がざわつく
もっとも、日本では結構いる名前らしいし日本人の感覚だとそんなに中二っぽい印象にはならないらしい……そこそこカッコイイ名前ではあるらしいんだが

夜神月……はちょっと違うか
作者があえて狙って中二病的にした架空の姓名だというし

日本には羽生结弦みたいな名前が普通に存在するからな
創作でもっとスゴイことになるのも当然だ

そういうのがカッコイイと感じる年代の時にそういう名前のキャラに出会ってしまうと大変なことになる
私は「デュラララ!!」の龍之峰帝人(竜ヶ峰帝人)という名前を見て「こんなにカッコイイ名前があったのか」と衝撃を受け、その感覚が今でも自分のオタク趣味の根底に残っている

これは「デジモン」の八神太一を避けて通れないテーマだ!
日本の作品でも歴代最強級だろう

八神太一のキャラ評価は賛否両論な所もあるしいまだに語られるキャラになっているけど、その圧倒的なキャラ名のネタ具合で良くも悪くも記憶に残っているのも話題性に影響していると思われる

八神太一は中二病に中二病が重なっているからね
日本のキャラ名はトンデモ単語を複数重ねるからやり過ぎ感が出て面白い

日本の二次元にはこっちのネット小説だってこんなトンデモナイ名前のキャラ出さないぞ!?みたいなのがそれなりの頻度で出てくる……!

理解できる
こっちだと中二病名なキャラは二文字なキャラ名が多いけど、あれは日本人からするとあまり中二病感が無いと聞いて笑った

例えば「神」が入った姓とか、日本では一般的な姓でもこっちだと漢字の意味だけで理解することになるので、結果的にインパクトの強い名前が生まれることに

同意する
「神」や「天」が入ると一気に中二病パワーが爆増する

そこは慣れの問題もありそうだ
ウチの国だって「王」はたくさんいるけど中二病感無いし

俺は「寺」がある名前では「西園寺世界」が凄いと思った
しかも作中では普通に「世界」と呼ばれているし何が何だか

日本語だと発音も一緒に意識されるから実は日本人の感覚だとあまり中二病感が無い名前というのも少なくないらしい
例えば最初に出ている大道寺知世はまず「ともよ」という発音の方が意識されるそうで、日本人で作品のリアルタイム世代にとってはかわいいアイドル系の名前に感じられるのだとか

こっちだと「知世」の「zhi shi」という発音の時点でなんかもう中二パワーが溢れているのに!
そういえば初見で「大道」「寺知世」と呼んでこれは強い……と受け取ったヤツもいたのを思い出した

ウチの国だと漢字の読み方は固定だし、漢字の意味でしか認識されないからなあ
夜神月も「月」を「ライト」と読ませるから日本人にとって中二病感が無茶苦茶強くなると聞くが、こっちの感覚だとそれは分かり難い

「大道寺」は日本だと古い武家の姓だから、それなりに「重い」印象の名前ではあるらしい
それから「大道」さんというのも日本では普通にいるらしい

日本の二次元は実在する名前と創作した名前が混在するのが困る
「八神」も「太一」も少なくない人数の名前として実在するけど「宇智波」は現実には存在しないとか……そんなの分かるか!

その辺りの狙い、本気で中二病を狙ったのかちょっとカッコいいくらいを狙ったのかが分からないことも少なくないよね
「負けヒロインが多すぎる!」の馬剃天愛星のように作中でもネタにしているから分かりやすいキャラの方が珍しいと思う

言いたいことは理解できる
でも「NARUTO」に出てくるキャラの姓は日本語オリジナル表記だと「うちは」などのひらがな表記だから創作の名前だというのがハッキリ分かるようになっているんだよ……こっちに入ってきた際にひらがなやカタカナの名前が雑に漢字に翻訳されるのも混乱を助長してそう

しかし中国の姓にも「独孤」や「東方」が実在するからな
そして独孤求敗や東方不敗が日本オタク界隈に衝撃を与えている模様

中国に実在すると聞く姓だと「皇」なんかも中二病パワーあるよね
ただ漢字二文字だけだと日本人にとっては短過ぎてパワー不足に思えるとかなんとか
私の見た範囲だとこっちの名前で日本に中二病的に刺さっているのは主に異名や称号の方だ

日本の二次元に出てくる中国ネタで「封神演義」の名前はよく使われるているし「天命執行官」みたいなのもあいつら好きっぽいしそういう感じはあるな

日本人は名前を付ける時にまず発音から考えて漢字は後から音に合わせて考えるし、そもそも漢字自体が日本人にとっては外来語の一種だ
漢字で考えるこっちの感覚だと信じられないような名前が出てくるのも当然ではある

モチーフとなる単語や外来語の発音を強引に漢字にした結果、こっちの感覚ではスゴイ名前になるケースもあるけど、中二病感が高いのは漢字の意味優先で考えられた名前の方が多そう
そして日本人の漢字に関する感覚でカッコイイと思っているくらいの言葉が、中国語の漢字ではやり過ぎに感じられる事態が発生することも……

言いたいことは理解できる
天道総司とかもそういう名前だろうね

「天道」まではちょっと凄いくらいだがそこに「総司」だからな……天の道の総てを司る……そしてキャラも名前を裏切らない

ライダー系だと浮世英寿も凄い名前だと界隈がざわついたことがある
しかし日本のファンからすると漢字自体はそんなに中二病感はないようで、何が中二病かというと「英寿」を「エース(Ace)」と読ませることらしい
今ではこっちのファン界隈もace呼びされているけど私は浮世英寿の方が中二病でカッコイイと思う

子供向けではカッコつけて中二病にした方が良いはずだし、特撮や玩具販促アニメのキャラ名が中二病的になるのは理解できるね
さすがに特撮で平凡な名前、例えば「太郎」とかはダメだろうし

昭和ウルトラマンにカタカナ表記だけど「太郎」がいるんだけど……中国語だと今は「泰羅奥特曼」だから案外意識されていないけどね

でも私は南光太郎や東光太郎は結構良いと思う
「太郎」に他の字を組み合わせればカッコ良く見えるようになるのでは



とまぁ、こんな感じで。
中国語の感覚で見た日本のキャラ名の印象などイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国の感覚で見ると『デジモン』の八神太一の名前は本当に凄い、いくら最強な名前にするにしてもやり過ぎだ・・と感じられる名前になっています。まず『八神』という名字が人間レベルではないです。八柱の神或いは神レベルの存在がいる神話レベルの名字です。そして更に『太一』が凄いです。太一は道教における宇宙の根源的な原理で、最高神と同一視されることもありますし神の上位存在的な概念という解釈もできます。ですから『八神太一』というのは神の上位存在な超超強い真のラスボスみたいな印象になります。こんな名前の普通の少年主人公がいるか!とツッコミたくなりますね」
などといった話もありました。

中国オタク界隈の反応を見ていると強そうな名前、カッコイイ名前、それをやり過ぎた名前に関する感覚の違いがたまに出てくることがありますし、また何か機会があれば掘り下げてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「いつの間にか『クレヨンしんちゃん』のひろしとみさえの人気に大きな差が出ているけど理由は何だろう?」

ありがたいことに
「中国国内で絶賛公開延期中のクレヨンしんちゃんの映画はどうなりましたか?」
という質問をいただいておりますが、もうすぐ春節の時期になっても続報が出てきませんし劇場版クレヨンしんちゃんの中国国内上映は当面無理そうな気配が濃厚ですね。
それとは別に「クレヨンしんちゃん」関連のネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「クレヨンしんちゃんのひろしとみさえの人気に大きな差が出た理由は?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


いつの間にか「クレヨンしんちゃん」のひろしとみさえの人気に大きな差が出ているけど理由は何だろう?

今ではひろしは理想の父親キャラの一人みたいなイメージになっているし、単独の外伝作品がアニメ化されたりしているからな
みさえは……うーん……

ひろしは「欠点もたくさんあるけど良い父親」なイメージだけど、みさえは金銭管理のやらかしや精神的な浮気の印象が強くてダメなキャラ、場合によっては嫌な印象が強い女性キャラみたいなイメージになってしまっているかも

作品の構造的にみさえは「悪役」「問題を起こす役」を割り振られることが多いから仕方が無いとも言える
それに対してひろしは一家のために社会で頑張る描写がそれなりに入るし、劇場版だと一家のメインタンクとして頑張る描写が増えるし父親としての苦悩がより深く掘り下げられる

みさえは主婦だからひろしに比べて良い話を描きにくい
特にTV版本編の一話完結のエピソードだと舞台装置的なキャラになりがちだ

みさえは主婦やってるキャラなので、現代だとあまり良い目で見られないのは仕方が無いと思う
ずっと昔に始まった作品なので別に作品の方が悪いわけではないのだが

みさえもしんのすけに苦労させられるキャラではあるが、それは家庭内やその延長線上で処理される問題だからな
それに対して外で苦労して家族のために金を稼いでいるのはひろしだし、視聴者の年齢層が広くなればなるほどひろしの評価は上がっていき、今ではアジアの中年男性の理想像みたいになっている

TV版だとしんのすけの周辺の話が中心になるけど、そこで発生するギャグ展開の原因がみさえのやらかしになったり、しんのすけを怒るみさえの反応がギャグになる
そしてそれはみさえの自分勝手さやズボラさ、ケチなのに自分に使う金には甘いなどの欠点ややらかしだったりするから……

初期の頃は特にそうだったよね
近年のエピソードでは母親としての面が強調される扱いに変化しているけど、初期の数年分はしんのすけと対立して怒る母親、子供に暴力をふるう、周囲に見栄を張る困った女みたいなのも多かったしそのイメージが今でも残っている人は多そう

初期のみさえは日本では保護者から暴力的過ぎると抗議を受けたこともあるし、暴力的な面も徐々に減っていったようだが、そういうのはエピソードがある時点で視聴者の印象に残るからな

みさえはツッコミ役なので視聴者の印象において割を食うことが多いんだろう
たまにあるギャグではない日常、ノスタルジー系のエピソードだとみさえも普通に良い感じのキャラとして描写されている

「クレヨンしんちゃん」はコメディ系の作品だしTV版だとみさえはギャグ展開でヒステリックに怒る、手が出るなどのネガティブな描写が出るのは避けられない
私も別にそれが嫌いなわけではないけど、人気や評価の面では厳しいだろうというのもよく分かる

みさえは浮気しているけどひろしはそういう誘惑を断ちきっているという評価もある
まぁギャグネタではあるが、実際にみさえがイケメンの若い男に対して独身だとかしんのすけを親戚の子だとか嘘をつく話や不倫願望の妄想ネタもあるから印象は悪くなるね
実の所ひろしだって綺麗なお姉さんにでれでれするとか好色な描写はあるんだけど、それとは別に劇場版で家族の方を選ぶなどの明確な描写があるので印象がかなり違う
こういう所でもみさえは損しているかな?

既に言われているけど、みさえは初期エピソードにおけるクズ描写の印象がいまだに残っている
それに対してひろしは上手くイメージが上書きされた

TVアニメでも最初の頃のみさえは青年向けな原作マンガ寄りの部分、29歳というまだ若いつもりの女としてダメな所がかなり出ていたからね
実は他の子供向け作品の母親キャラと違う側面を持っていたし、それに関連した描写も少なかった

初期のみさえはダブスタで被害者意識の強い部分も強調されていたよな
それにギャグの中には見ている方があまり笑えないネタも混じっていたのでキャラの評価としては……

初期のみさえは他人に厳しく自分に甘過ぎる性格やブランド好きで無駄遣いするなどケチで見栄っ張りな所がギャグとして誇張され過ぎて不快に感じられる時もあったし、それがネット上では更に誇張して共有され続けている

しかし私の記憶だと昔はひろしよりみさえの方が存在感もあって人気が高かったように思う。昔のひろしはほぼ舞台装置だった。
みさえは話が進むにつれて浮気性な所や神経質な所が強くなっていき、ひろしは逆に出番が増えて過去のエピソードも強調され気が付けば人気が入れ替わっていた。

その辺はネタ切れ、極端な強調のギャグに走った結果でもあるのではないかと
長編作品ではありがちな話だ

近年のみさえは母親部分が強調される路線になっているけど、当初のみさえはのび太の母親のような完全に母親という舞台装置キャラではなかったんだよな
ギャグで包まれてはいたけど女の部分が前に出るから人によっては嫌な印象になっていた

ひろしとみさえに関してはお互い様な話でも描写の違いによって印象が違うというのはありそうだ
例えば「オトナ帝国の逆襲」のひろしの回想みたいなエピソードがみさえには無い
みさえにも良い親をやっているシーンはあるけど印象に刻まれて思い出しやすい、多くの人が共有するイメージに結びつくような長い描写が無い
(もしかしたらあるのかもしれないが俺のレベルでは思いつかない)

「逆襲のロボとーちゃん」のみさえはかなり良い母親やっているんだが、あれもイメージとしてはひろしの方が強いからなあ

「ロボとーちゃん」はみさえの妻としての部分もかなり強調されているが話の中心はやはりひろしだしね
あと「オトナ帝国の逆襲」のひろしの回想が単独で抜き出しても分かる雰囲気とBGMが神がかった素晴らし過ぎるシーンなのも……

劇場版の補正、言ってみれば劇場版ジャイアンの補正の多くがひろしの方に流れているという見方もできるのではないかと
みさえは劇場版補正が少ない或いは劇場版でも役割あまり変わらないから良いイメージがなかなか蓄積されない

日常編だとみさえは厳格で日常的に子供を叱り教育する母、ひろしは時々出てきて叱るのを止めてくれたり子供を解放したり遊んだりしてくれる優しい父だから見ている側の好感度がどっちに傾くかは明らかだ

みさえが話の中心になる劇場版も普通にある
例えば「オタケベ!カスカベ野生王国」は実質的にみさえ主役、母子の絆が中心になっている作品でみさえの過去エピソードも結構あった
しかし劇場版全体を見ると「オトナ帝国」「ロボとーちゃん」の二作が突出して高評価過ぎてね

みさえの存在は「クレヨンしんちゃん」という作品の日常生活の一部分なので、視聴者からは「あって当然」なものとして評価され難いんだよ
劇中でも出番のある時はしんのすけと一緒にいることが多いから記憶に残り難い
TV版でもみさえを掘り下げたエピソードはたまにあるしそこで描写されるみさえの一面は普通に良いキャラではあるのだが

他の人も言っているようにみさえは印象に残るエピソードがダメな方向で多くてね……特に金関係のやらかしは子供の時も見ていてなんか不安で嫌な気分になったけど、大人になって考えると本気で笑えない案件に思えてしまう

みさえが関係するそういう失敗エピソードって妙にリアリティがあって見ている側が嫌な気分になるんだよね
それがそのままみさえの印象の微妙さにもつながっている

言っては何だけど、みさえって作品の舞台である家庭における悪役を割り振られることが多いし、金銭管理などの妙に現実的で嫌な方面の問題も描写されるから子供心に嫌な印象が刻まれがちだ
それに対してひろしは作品の舞台の外側で金を稼ぐ、家庭のために苦労しているキャラとして描写されるから印象は悪くならない
現在のひろしとみさえの人気の差はこの違いが長年積み重なっていった結果でもあると思う



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国社会の感覚も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国の感覚だとお金を失うような金銭問題と浮気問題は笑える失敗ではないので、みさえの失敗をギャグだからでは済まない話だと受けとる人は少なくありません」

「中国の社会はお金が無いと安心して暮らせないし社会的な信用も無くなるので『お金を失う』というのは人生が破綻するのと同じような意味だと考えられています。皆経済的なリスクを意識しながら生きているので、二次元のキャラであっても家族の生活を破綻させるような浪費やお金を落とす(まともに管理できない)というのは人格的に問題がある害悪なキャラという印象になってしまいますね」

などといった話もありました。

「クレヨンしんちゃん」は中国で幅広い世代の間で良くも悪くも非常に知名度の高い作品で、2024年に中国国内で上映された「オラたちの恐竜日記」は興収約1.3億元のヒットを飛ばしていますし、2025年に中国国内で上映された「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」は興収約6800万元と旧作として大成功を収めています。(ちなみに昨年中国国内で上映された「もののけ姫」の興収は約1.1憶元です)

しかしそういった「クレヨンしんちゃん」の中国国内における知名度とそれなりの実績が昨今の日本の作品に対する規制の象徴としての使いやすさにもつながってしまっているという話も聞こえてきます。
そういった事情を考えると映画に関してもすぐにどうにかなるというのは難しそうですね……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「大好きなキャラだけど現実にいたら困る、身近にいて欲しくない友達にもなりたくないキャラっていない?」

ありがたいことに
「中国のオタクの間で人気があるけどダメな部分もある、現実にいたら嫌なキャラだと割り切った認識をされている人気キャラはいませんか?」
という質問をいただいておりましたが、先日これに関連しそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「好きなキャラだけど身近にいて欲しくない友達にもなりたくないキャラ」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


大好きなキャラだけど現実にいたら困る、身近にいて欲しくない友達にもなりたくないキャラっていない?
例えば私は「チェンソーマン」のマキマが近年最も好きなキャラだけど、それとは別に身近にいたら嫌だという気持ちもかなりある

この話題ですぐに思いついたのは時崎狂三だった
身近にいたらヒドイことになるとしか思えない

高橋留美子作品のキャラは概ねそんな感じでは?
作品を見ている分にはとても楽しいしキャラも魅力的だが、あの中に入っていきたいとはあまり思えなかったり

同意する
私は天道姉妹は皆好きだし特に次女のなびきは大好きなキャラだが……あれは現実にいたらクセが強過ぎるとも思っている

江戸川コナンとは絶対に友達になりたくない……ヤツは死神だ……!
あと子供の立場を利用する大人というのは現実だと引っかかりそうな気もする

人気の悪役キャラは大体そんな感じになるのでは?
分かりやすい所だとディオや夜神月とかね

ツンデレやヤンデレなキャラもそうだ!
オタク界隈でさえ二次元と現実を分けて考えることができる人はいまだに多くない
例えば俺は「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」が最近大好きになったヒロインではあるが、現実にああいう彼女が欲しいわけではないのですよ

悪役が好きだからって悪役になりたいわけではないのにな
世の中には模倣しちゃうトンデモナイのが定期的に出るけど、ああいうのは珍しい例外だろ……そのキャラに出会ってなくても別のきっかけでやらかすと思う

東方シリーズのキャラは基本的に近くにいてほしくない、いたら普通の人間にとっては危険な存在ばかりだと思う

それで思いついたが、「女神転生」を遊んでいる時にふと自分がこの作品に巻き込まれたら、この仲魔達が近くにいたら大変なことになるなと考えてしまうことはある

メスガキが大好きだけど、あれは現実にいたら自分はきっと許せないんだろうなーと考える時はあるね
アレは二次元のファンタジーだから楽しめる性癖だ

ガキの頃はこのテーマのようなことはあまり考えなかったけど、歳をとってくるとそういうことも考えるようになっていくね
俺は今でも「エヴァ」のアスカが好きなこと自体は変わらなくても、現実だとダメなキャラだな……という評価も大きくなっている

アスカに関しては深く同意する
ガイナックス作品は同時期の作品と比べてクオリティが高くキャラデザも良いから見ていて好きになってしまうんだ!

俺にとっては「ふしぎ身の海のナディア」もそうだった気がする
ヒロインも世界観もストーリーも良かったけど、今ではナディアのめんどくさい性格は無理だという認識もあるし、ジャンもシンジもよく付き合ってたな頑張ってたなと思えてきたり

自分が見た中で最近の記憶に残っているのだと「湯神くんには友達がいない」
主人公は良いキャラだと思うし作品も楽しめたけど、現実だったら絶対好きになれない、巻き込まれたくないタイプだと思ったな

「とらドラ!」はどのキャラも好きだし今でもたまに最初から読み返す作品だけど、自分があのキャラ達の中に入って上手くやっていく自信は無いなあ

「呪術廻戦」のキャラは大体そんな感じ
ハマった作品ではあるけど世界観も含めてあの作品のキャラとは関わりたくない

分かりやすい最強キャラの五条悟の影であまり目立たなかったが、「呪術廻戦」は好きだと公言すると人格を疑われるようなキャラも多いのが現在の環境では難しいと思う
定期的にキャラ人気やキャラ評価関連でゴタゴタするしアニメ第三期もやはり燃えてるし……

キャラが好きなのとそのキャラのようになりたい、そのキャラと友達になりたい、そのキャラみたいに俺TUEEEEEしたいは全部微妙に違うけど、それを分けて考えてくれる人はあまりいない

日本の二次元にしろ国産ネット小説にしろ、俺TUEEEEE系作品の主人公は友達になりたくないキャラが多過ぎる
ただ感情移入して楽しむ対象でもあるから完全に別物と割切って考えるのも厳しい気はする

好きなキャラや作品、持ち上げるキャラや作品が個人の人格、評価に関わるのは昔から続くから難しいのだろう
それはそうと私はこのテーマだと「ワンパンマン」のタツマキかな
村田版のキャラデザと描写で大好きになったけど現実でお近づきになりたいかと言うと……

妹のフブキの方がマシ……と考えたが、すぐに相対的にマシに見えるだけでどっちもトンデモナイという結論になった

これは空条承太郎
カッコいいし昔から大好きなキャラだけど、いわゆる不良のレッテルをはられるような行動を日常的にやるような人はちょっと……

私は涼宮ハルヒに関して同じ学校のモブとして見ているくらいまではいいけど、直接の知り合いや活動の範囲内に含まれるようになったら困るとは思っていたかな
その辺がリアルタイムで勢いがある時と落ち着いてからでキャラ評価が大きく変動した、今では否定的な評価が目立つようになっている原因の一つだったのだろう

人気の勢いの変化によって評価が裏返ったタイプなら「オーバーロード」のアインズもそうだな
しかしアインズに関しては自己投影しての俺TUEEEEE願望が目立つジャンルの作品でもあったから、好みと現実は別と分けようといった意見にはなり難かった

すぐに思いついたのは「Fate」の金ぴか
昔から「Fate」で一番好きなキャラだしグッズや課金もしまくってはいるが、同時にこのテーマのようなことも考えている

「Fate」ならメルトリリス
彼女に関してはぐだとの関係を眺めていたいだけなんだ……

メルトリリスに関してはCCCだけだと悪役の印象ばかり、FGOのコラボイベントがなければ今のような人気は無かっただろうと言われているけど、俺も逸れには深く同意する

ヤンデレとかがわかりやすいけど、暴力性のあるキャラのほとんどが現実だとダメだろう
二次元補正がかかっているキャラ、特に主人公補正のある主人公だから安心して見ていられる、楽しめるというだけ

暴力性がないタイプのツンデレでも、現実だと精神的に圧迫してくるめんどくさいだけの存在になりかねない……

私はガールズバンド系の作品が大好きだけど、実は推しのキャラでも身近にいたら嫌だなとハッキリ感じることも多かったりする

ガールズバンド系の作品ってクセが強いキャラが多いし、キャラ同士の衝突エピソードもよくあるからね
まぁそのおかげで余計なことを考えずに百合を楽しめているような所もあるが!

まだ出てないのだとベジータ
逆に現実なら孫悟飯とは仲良くやれそうな気がするし、チチの方針に関してもウチの国の母親に比べればマシな悪くない母親じゃないの?という考えになるね



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタクの感覚や人気のキャラ事情も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では伝統的に作品を娯楽だから創作だからと許す空気はあまり無いです。それが現代でも続いているので悪人や言動に問題のあるキャラとそれを好きな人を同一視する、キャラと一緒に批判する傾向が日本と比べて強いと思います」

「ご存知の通り中国のネットでは価値観に問題があるという批判は頻繁に発生しますし、作品だけでなく作者も一緒に批判することも少なくありません。当然そういう作品やキャラを評価する、好きだと推している人も一緒に批判されることになります。これに関しては中国のネットは日本のファン界隈よりかなりマウント合戦が激しい環境なのも影響しているのでしょう」

などといった話もありました。

中国オタク界隈を巡回していると自分の追いかけているキャラや推しているキャラが良くも悪くも自身の価値に関係しているという考えの人を見かけますし、割り切った評価で安定するというのはやはり難しいのでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の作品はなぜ今でも公式サイト制作に力を入れてくれるのだろうか?日本ではまだ有効な宣伝方法なの?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

作品の宣伝に関しては国や地域など各市場ごとに有効な手法が違うかと思いますが、オタク関連でも日中でかなり違いがあるようですし、現在の中国の感覚だと不思議に思える日本の作品の宣伝活動もあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品はなぜ今でも公式サイト制作に力を入れてくれるのか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって


日本の作品はなぜ今でも公式サイト制作に力を入れてくれるのだろうか?
日本ではまだ有効な宣伝方法なの?

言われてみれば不思議だな
個人的には助かるが……

欧米の作品も今はあまり公式サイトに力を入れ無くなっているからね
ジャンル次第ではあるんだろうけど、自分の見ている範囲だと日本の作品にだけ残っている習慣に思えたりもする

FAXをいまだに使ってる国だから公式サイトみたいな非効率的なのも残しちゃっているのでは?

そういえば国産作品も昔は公式サイトを作っていた時期もあったな
今はSNSで公式アカウント作ってそっちで広報するのが普通だけど

中国だと配信するプラットフォームでアカウント作るのが宣伝効果も権利の面でも安定する
なおプラットフォーム側が力を入れていない、扱いの良くない作品だと……

公式サイトがあると大きめの動画や画像、長い文字情報をまとめられるので助かるよね
でも正直に言えば今の時代にコスパが悪そうだと思ってしまう

エロゲーの公式サイトはキレイに作られている所も多いし、面白いネタを提供してくれる所もあるので大好き

エロゲーはCG紹介や公式配布の体験版とかもあるから公式サイトを作る方が良いのだろうな
普通のSNSでは18禁情報はダメだし、ネット上に公式か非公式か分からない配布データが流れたら大変だ

日本ではちょっとした商業展開程度でも公式サイトを作る
アニメやゲームだけでなく、ラノベや画集とかの書籍でもそうだ
日本の公式サイトってある種の信用、やらない方がイメージの悪いものになっているようにも感じられる

かと言って日本ではSNSでアカウント作っての宣伝をやらないわけではないから余計に不思議に感じられる

日本のアニメはキャストや制作スタッフ、キャラ情報や各話の紹介、放映メディアと放映時間など提示される情報が多いから公式サイトが残っているのではないかと
制作委員会方式のように関係者が多いから省略できない部分もあるだろうしね

公開される情報量が多くなるアニメやゲームは分かるけど、出版社の推すラノベの特設サイトが制作されたりするのはやはり独特なものを感じるな
日本のオタク向けのイベントとして効果的なのかね?

日本は公式サイトの制作、運営維持コストが安いからでは?
とりあえず作って更新しておく、主な宣伝活動が終わった後もしばらくは公式情報や素材置き場として残しておくのがそんなに手間ではないくらいには

公式サイトが非効率的なのは中国国内が逆に独特な環境という見方もできそうだなあ

国内のネットにサイトを作るのはめんどくさ過ぎる
サイト開設に提出が必要な資料はたくさんあるし、そこから審査がかかって、開設後も管理責任が重くのしかかる
それに国内では皆wechatやweiboや小紅書などのアプリ内完結のプラットフォームでの広報展開に慣れているわけだしね

国内の企業や作品も公式サイトを作りたくないわけではないんだろうけど、やるコストとリスクが明らかに高いから後回しになる、SNSでの広報に集中した方が良いという選択になっているのでは
かと言って国産をアピールするような作品が外国に公式サイトを作るわけにはいかないし、そもそも外国のサーバーでサイト作ると接続が不安定になったりする

国内で公式サイトが廃れたのは、サイト運営に関する運営責任が重いからというのも理由の一つだろう。コメントやリンクのリスクも発生するし、それならプラットフォーム側に丸投げできるSNSアカウントでの広報の方が安全。
まぁ最大の理由は現代のネット環境だと検索で見に来るのではなくSNSなどのアプリ内で完結することが多いから、そっちに力を入れた方が効率的ということだろうけどね。

考えてみればアメリカの作品も公式サイトはあまり熱心じゃない印象がある
ウチの国と違って公式サイトを作るのは別に手間でもないはずだが……

アメリカの作品は公式サイトは公式の情報を発信するための拠点、SNSや動画サイトのアカウントが積極的に宣伝を行って客を捕まえに行く主力という感じかな
個人的な印象だけど、国内の宣伝よりも更に分かりやすい数字を重視して攻略法を使っている感がある

今のアメリカのゲームの公式サイトの場合、発売前は購入予約の導線まとめくらいだが、発売後は不具合やアプデの告知、運営方針の説明など他の話題に混じって流されたらまずい類の公式のアナウンスやサポート窓口など、公式サイトは発売後の方がある意味では重要になる

SNSの炎上コントロール的にもそっちの方が良いのかもしれない
こっちだと炎上するとプラットフォーム側が強制的に何とかすることになりがちだけど、そのレベルだとファンの熱が一気に冷却されるし歪んだ形で情報が拡散していったりするからな……

炎上に対するアナウンス、歪んだ情報の訂正もだけど、日時や正式名称など不確かになりがちな情報に関して一括で調べられるなど今でも公式サイトはあれば便利なのは間違いない
でも現在の環境、特にスマホの普及以降は宣伝の効果はかなり落ちているしリソース分配の優先順位で下になる、選ばれないのも仕方が無い

ジャンルによって違いはあるんだろうけど、日本の観客は今でも公式サイトを見に行く習慣があると聞いたことがある
それに対してウチの国はもうアプリ内で完結しているから外部の公式サイトに誘導するのは効率が悪い

日本は企業だけでなく個人の有名人でも自前のサイトを運営していることが多いし、ブラウザでHPを見るスタイルがまだかなり残っている
だから新作の宣伝でも公式サイトが作られ続けるのだろう

スマホが普及して以降の若い世代はPCで見るような公式サイトに価値を感じなくなっているし、ブラウザ自体スマホではあまり使われない
検索もアプリ内で検索するから外部に公式サイト作っても客を呼び込めない
QRコードを使うにしても、公式サイトに飛ばせるよりも登録や購入が簡単なアプリ内公式プログラムに飛ばせた方が良い

プラットフォームの話で思い出したが、日本はTV局のサイトの中にアニメの公式サイトが作られていることも少なくない
これはこっちでよくある配信するプラットフォームのSNSと連動する公式アカウントと共通する部分もあるかと

アメリカも似たような所はあるな
テレビ局と紐づけされたアニメ作品も多いから、公式サイト的な作品紹介がテレビ局のサイトにあったりする

それにしてもこの話題を見ながら考えてみたが、ウチの国で今でも「公式サイト」があってきちんと動いているのって政府機関や大学、大企業やニュースメディアとかばかりだな

「公式サイトがある」ことに懐かしさを覚える自分に気付いた
昔は国内にもあったし、その頃はネカフェやPCのネットゲームがとても熱い時代だったな……



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国の公式広報事情なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「現在の中国ではQRコードの宣伝が多くQRコードからSNSアプリの公式ミニプログラムに誘導するのも一般的です。アプリ内では会員登録や特典配布、作品やチケット購入の決済ができます。他にもカウントダウンや抽選イベントなどの開催、リマインド通知や友達に教えるシェア機能も使えるので非常に強力な集客と販売のツールになっています。現在の中国の環境では公式サイトを作るよりもSNSの公式アカウントとSNSアプリ内の公式プログラムを連動させる方がはるかに効果があります」
などといった話もありました。

私は指がタッチパネルに嫌われがちなのか反応が悪く操作ミスもやりがちで、スマホやタブレットよりもPCの方が楽、できればPCで操作したい人間だったりします。そんな訳でスマホが圧倒的に重要な現在の中国でやっていくのは厳しそうだと考えてしまいますね……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

1/26修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「日本では大学に入ったら毎日酒を飲むようになるというのはどこまで本当なのか?」「日本人が酒好きなのは日本の酒の広告や売り場の大きさを見ればわかりやすいかと」

ありがたいことに以前
「中国と言えば日本以上の酒飲み文化があったはずですが、最近の中国の若者は全然酒を飲まなくなっているという話も聞きます。実際はどんな感じなんでしょうか?」
という質問をいただいておりましたが、先日これに関係しそうな話を教えていただきました。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本は大学に入ったら毎日酒を飲むようになるというのはどこまで本当なのか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本では大学に入ったら毎日酒を飲むようになるというのはどこまで本当なのか?
日本の二次元の大学生キャラは酒飲みまくりなテンプレイメージもあるのだが

そこは自分も気になる
アニメやマンガだと大抵は酒を飲む、飲み過ぎるエピソードが入るよね

日本に留学していた時に私も日本人の飲み会に参加したことはあるけど、さすがに二次元の作品のように飲んではいなかったかな
はしゃぐ学生はいたけど、それはこっちと変わらない

日本人が酒好きなのは日本の酒の広告や売り場の大きさを見ればわかりやすいかと
もちろんアニメやマンガでの描写に誇張はあるだろうけどね

ウチの国の大学でも飲んでるヤツは毎日飲んでるから、日本の大学生の特徴としてはどうなんだろう?

でも今は国内の大学は数年の違いでかなり飲む人間が減っている
私の下の世代は本当に酒を飲まなくなっている

俺の周りだと飲む人間がいないわけじゃないけど積極的に飲もうという人もいない
飲酒よりやばいんじゃないかと思えるくらい甘いミルクティーを頻繁にやってるのはいるが

もう10年くらい前になる私の大学時代は酒飲みの学生も珍しくはなかったんだけどね……一度寮の隣の部屋に飲んで倒れて救急車な奴が出た時は結構な騒ぎになったし、学部によっては酒飲んでばかりな所もあった

正直に言えば俺は日本の作品の大学生の飲酒シーンって意味は分かるけど感情移入はできないことが多い
酒なんて何が美味しいのか、何が楽しいのかというのが先に来てしまうというか

俺は飲めないわけじゃないけど、大学の時に学生で集まって酒を飲んだのはゼミの実習の打ち上げで教授がおごってくれた時の一回だけだったかな
もちろん同学年には飲むのが好きな人はいたし、自分が社交的な方ではないのも自覚してはいるけど飲み会に積極的な人の方が少なかったから日本の二次元のような雰囲気には縁が無かった

日本人が酒好きなのは確かだろうけど、日本の統計では酒の消費量が減っているし今でもアニメに出てくるような「大学生の飲酒」がどれだけ行われているかは怪しいと思う

同意する
日本では酒を飲ませるのがハラスメント行為として社会的な批判を集めるようになっているのと、新型コロナで忘年会などの宴会の習慣が一度消えたから大学生の酒を飲む習慣も急激に減少しているらしい
それに加えて物価上昇で飲酒が安い娯楽ではなくなっているので「新人」が入ってこないとか

現代では酒以上に安く楽しめる、コスパの良いものがたくさんあるからな!
「新人」が入ってこない、入りたがらないのはどこの国でも共通する傾向だろう

私は近年の日本では学生の先輩後輩関係、それから仕事などの上下関係のある場所での飲酒、宴会自体がかなり減っているという話は聞いたことがある
ウチの国でも「飲ませる」のは批判されているが仕事としての宴会に対する批判はそこまで強くないのを考えると「酒を飲まなくなった現在の若い世代」というデータの背景にウチの国と異なる部分もあるのではないかと

日本社会だと酒を飲むのが交友関係を強化する儀式だから学生同士、同輩同士で飲むことが多いしアニメやマンガでも飲酒シーンが「仲の良さ」「リア充達」の描写になる
しかしこっちでは誠意を示して上下関係の確認をする儀式だから……

こっちでもそういうのが封建的だと嫌われ減っていったのはわりと最近だけどね
昔は飲酒の強要、飲まなければいけない空気みたいなのは更にヒドイというか、俺の実体験から言わせてもらえば昔は日本の作品の飲酒ネタの方がよほどマシに見えるレベルだった

日本の二次元作品において高校生は毎日部活をしなければならない
それと同じように大学生は毎日酒を飲まなければならない
それが話の都合というヤツだ……!

「四畳半神話大系」の寮生活なんかも非常に誇張された、理想的な日本の大学の寮生活の空気だからな

「酒を飲みまくる大学生」については昔からあるダメな大学生、受験の反動で大学入学後に弾ける、遊びまくってしまう学生という描写のテンプレという面もあるのは間違いないだろう
ウチの国でも大学に入ったら酒やゲームなどでやらかす学生は一定の割合で出るし、大学側からも警告されるしね

ウチの国でも大学のサークル次第では酒飲みになったりするぞ
私の入ったサークルは一緒に飯食う時も個人で好きに飲めばいいくらいだったけど、ルームメイトの入ったサークルは全員で騒いで飲むような所だったらしく隔週くらいで二日酔いになってたし一人で飲んでいるのを見かける頻度も上がっていった

上の方で「話の都合」と言われていて思い付いたが、この手の話題で言われるのが、日本の作品では酒を飲める=大人になったという証でもあるから、学生キャラの酒を飲むシーンに関しては「子供ではない」というアピール、その後のイベントのための説明といった意味合いもあるという話だな
実際どうなのかは分からんが

学園祭をはじめ日本の大学の各種イベントって酒が出てくるのも多いから、作品内で飲酒シーンが増えるというのもあると思う
まぁイベントが多い=酒好きという解釈でも間違いではないと思うが……あと日本の大学は学生だけでなく教授も酒好きが多いよ

日本も統計上はアルコールの消費量が減っているし、「酒を飲みまくる大学生」も一昔前のテンプレになっている可能性がある
実際、自分の知り合いの日本の学生は積極的に飲むのとほぼ飲まないので分かれている

日本の大学生に酒飲みの印象がついているのって大体「ぐらんぶる」のせいでは?
と思ったが、二次元の大学生の飲酒エピソードは常にあるな
個人的には「惰性67パーセント」とかのノリはかなり好み

私も「ぐらんぶる」はさすがに創作の誇張入りまくっているのは分かるが……

実際どうなのかね
自分の知り合いの日本人は飲み会大好きだし、日本のV界隈でも酒関連のネタはよく聞くというか定番ではあるから判断に迷う

言っては何だがこの手のイメージの原因として大きいと思われる「ぐらんぶる」も原作が始まったのは10年以上前だし原作者や編集者の学生時代はその更に前なので飲酒描写も「古い」
現代の日本の学生はそこまで酒を飲まなくなっている
この辺は中国も上の世代と今の若者では酒を飲む感覚がかなり違うのと似たような所もあるはずだ

昔はウチの国の大学生も飲むヤツは毎日飲んでいるような勢いだったし、大学生の飲酒に関しては個人差含めてそこまで変わらない気もする
今の大学生世代が酒を飲まなくなっていることも含めて

確かに近年の日本の大学生は酒飲まないね
私が日本の居酒屋で見かけた客の多くは中年から老人、そして主に社畜の方々
大学生グループはたまに見かけるくらいだった

店で飲むのではなく家で飲むのが多いんじゃないか?
日本の若い世代は安く飲める「宅飲」スタイルが多いというのを見たことがある

日本の大学生は一人暮らしが主流だから部屋で酒を飲みやすい、そして日本ではコンビニなどで簡単に酒を買えるから容易に飲酒を始められるというのもあるとか
こっちの大学生は寮生活だから飲んで騒ぐのは無理、外の店で飲むのも高い、そもそも楽しい経験が無いから酒を飲む大学生の割合はどんどん減っている

既にも言われてるけど日本旅行に行って日本のコンビニに入ってみれば日本人は酒好きというのがすぐに分かるよね
場所に寄るけど冷蔵庫の棚の1/3〜半分は酒が置かれているし、ジュースみたいな果物のイラストの飲みやすそうな酒も多い

今は世界的に近頃は酒を飲むということに関しては好きな人とそうでない人は分かり合えないのを強く感じるような機会が増えている
ギャグシーンとしての飲酒描写もいつまで通じるのか、正直に言って不安だ

私はもう分からない方の人間かもしれない
酒はコスパが悪いし健康にも悪い
昔は社交のために飲酒が必要という口実もあったけど、今はスマホゲーやってる方がよほど交流ツールになるし、普段の食事で一緒に出前を取るだけでも出費はかなり厳しいんだよね

案外そうでもない
今でも院の方では結構酒が入る機会が増えるし、シンポジウムとか行くと俺一人だけ酒飲めなくてコーラでちょっと肩身が狭いなんてこともありがち
昔のような肯定的な空気はさすがに無いけど、酒を飲むということの価値が完全に消えることも当面無さそう

ウチの国で飲酒が減っているのは間違いないし、その理由として大きいのはやはりコスパの悪さだというのも否定できないと思う

現在の競争社会では酒で体調崩している余裕はないし、酒で得られる人間関係などの実利も若い世代には無いからね
一定以上のコネと地位があればまた別なのかもしれないが、資格の有無やSNS上でのアピールにかわるようなものではない



とまぁ、こんな感じで。
日本の大学生の酒事情の考察に加えて、中国の大学生の飲酒事情などの話題も出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「最近の中国では酒を飲んでも得にならないから、損失が大きいから酒は飲まないという人が増えています」

「現在の中国の若者は上の世代の飲酒文化、特に酒を飲ませる文化を嫌がる意識が強くなっています。それに加えて酒を飲むことによる身体へのダメージや行動できなくなる負の影響を気にするようになっています。現在の中国の環境では一日動けなくなることのマイナスはとても大きいと考えられています。勉強や運動の時間がなくなり副業で稼ぐ時間も減ります。そして周りからも厳しい目で見られます。日本社会のように二日酔いで動けないのをある程度笑って済ませてくれるような空気は無くなっています」

「同じ体に悪いものなら管理が出来て動けなくならないもの、例えば甘くて高カロリーなスイーツやパールミルクティなどを摂取してテンション上げる方がマシだという考えもあります」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

こちらは2022年の記事ですが、中国の若い世代にとってはその当時よりも更に酒は遠い存在になっているのかもしれません。
中国オタク「日本の大学生は毎日酒飲んでいるようなイメージが自分の中で発生しているんだけど、実際はどうなんだろう?」

中国オタク「日本の二次元でも寒そうな冬、スカートで寒そうな冬が来た……」「あれは教育や社会の空気、日本の女性の立場などが理由として有力らしいが」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国のネットで定期的に出てくる話題の一つに
「日本の女性は冬でもスカートをはいている」
というのがありますが、それは中国オタク界隈も同じだそうで、冬の風景の中にいる女性キャラクターが増える季節になるとこの手の話題も増えるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「冬の日本とスカート姿の女子学生」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元でも寒そうな冬、スカートで寒そうな冬が来た……

上はきっちり着込んでいるのに足は露出しているんだよね

言いたいことは分かる
冬の背景のイラストが出てくるとそこが気になってお色気よりも先に「寒そう」が来る

あれはカワイイを重視するのと日本の青少年に対する耐寒教育の結果が結びついて発生した日本の風景だ
我々は真似しようと考えない方が良い……!

冬になると定期的に出てくる疑問だし、探せば過去の質問と回答がたくさん出てくるけど逆に分からなくなるんだよね
あれは教育や社会の空気、日本の女性の立場などが理由として有力らしいが

日本のニュースや日本旅行の動画を見ると普通にこういう格好している学生がいるから現実の話ではあるんだろうけど、なぜその服装でいられるかまでは分からない

AIもそういうの学習しているから画像生成すると足が寒そうになりがち

分かる
AIで遊んでいると二次元世界の冬の気候は大体日本仕様なのを実感できる

東京や大阪の気温を見た感じでは若ければ、風が無ければ見た目重視で頑張って耐えられるんだろうな……くらいの印象になるかな
腰や足首まで露出しているわけではないし

日本人は小さい頃から耐寒能力を鍛えているというか、日本社会は制服の着用に関する校則も厳しいから耐寒能力を鍛えなければやっていけない

そもそも日本の大都市はそんなに緯度高くないからな
東京は上海くらいの気温になるし、北海道とかならさすがにスカートは無理だが東京や大阪くらいなら耐えられるらしい

いや、北海道でも普通にスカートだぞ?
晩秋の頃に旅行で行った時、それもちょっと雪が舞っているような天気なのに、北海道の観光地に普通に足出した学生がいて一緒にいった全員が唖然としてしまった

寒い時どころか雪が降ってもスカートはいているのは想像を絶する

日本は空気を読まないといけない国だから仕方が無いんだよ
周りの空気を読んで対応するのは空気の温度を見て対応するよりも重要なので、周りの人間がスカートはいて足を出しているなら自分も同じ格好をしないと集団から排斥される

雪国だとスカートの下にジャージを着るパターンもあるし、場所と気候次第という面もあるらしい
都市部は暖房の効いてない場所が少ないからスカートでいけると聞いたことがある

それは私も驚いたことがある
なぜそこまでしてスカートをはくのかと……

「ぼっち・ざ・ろっく!」のジャージのズボンはいて更にスカートをはくスタイルが現実の社会でもそこまで珍しくないというのを知ったのは近年最大級の驚きだった
文化の違いというヤツを実感したよ

日本の教育や社会の空気が原因で強いられているという面もあるのかもしれないが、好きでやっている人も多いのでは?
お洒落って結局は我慢とトレードオフなわけだし、日本社会でも現代では女性に対して特定の服装を強要するのはリスクが高いはず

このネタは定期的に話題になるが、日本の若い学生ならわりと何とかなるらしい……でもさすがに歳をとったら無理なのでタイツはいたりスカート長くしたりと対応していくと聞いたことがある
あと常に外にいるわけではないし風があるとかでもなければこちらが考えるより寒くは無いとか

別に日本の女子学生が寒さを克服しているわけではない
学校の規則、周りからの同調圧力も大きいから我慢してああいうスカートでいるという事情もある模様
私は実際に「本当はズボンでいたかった」という話を日本人の女性から聞いたことはあるよ

学校指定の制服がスカートだからそれを着なければいけない
またそれとは別に皆が着ているという圧力、周りから浮かないように我慢するという事情もあるらしいね

日本の女子学生にはカイロ、ひざかけという補助装備がある、それと若さや慣れ、あと室内や公共交通の暖房が安定しているから学生時代なら何とかなるという話だ
歳をとるとさすがに着込むみたいだよ

あれは萌えとかそんなに良いものではないぞ
日本ではあの格好でなければ排斥されいじめられる

それがあるから単純に楽しめないんだよね
「女性」の身分であることを示さなければ日本社会ではまともにやっていけない、だから日本の女性は寒さに耐えなければならない

日本では冬じゃないと足を出した服装がやれないから冬の方が良いなんて話も聞いたことがあるからどうなんだろうね
夏は汗や日差しのケアの問題から露出が逆に難しいとかなんとか

日本の女子学生の「冬でも制服とスカートの格好」が実在するのは間違いないし、私も外に雪が降っているような天気でもスカートで動いている人は見たことがある
室内だと更にハッキリと足を出したまま過ごしているし、見ているだけで寒くなる

上は脱いだり着たりで調整しやすいけど下は調整しにくいからあの格好に落ち着いているんだよ
日本の女子高生がいる場所って大部分は室内で外に出るのは主に移動の時
それに日本の屋内は暖房が強くて店の中だけでなく電車の中も熱くてちょっと厚着してると汗が出るくらいだし、座席も暖房がついているから座っていると尻の方が汗をかくような暖かさだからあの組合せが合理的になる

これに関しては日本に住めば分かる、慣れるとしか言えない話だろう
日本は公共交通でも学校でも室内の暖房強いから上着も脱ぐし靴も脱ぐ或いは履き替える
自分が日本で中国のような装備が必要だと感じたのは電車の乗り継ぎに失敗して外のホームで長く待たされた時くらいかな
さすがに外にずっといると寒いが電車の駅も待合室が暖房ガンガンに効いているので普通に移動する分にはそこまで厚着しないでもいい

日本との交流プログラムで日本人の女の子に「寒いのに皆スカートなのはなぜか?」と聞いたことがあるけど、普通に「カワイイから」と返ってきた
彼女達は寒さをあまり気にしてないし、男に見せるよりも自分の納得や同性の友達に見せるのが先にあるような感じだった

JKばかりが意識されているけど、日本の秋冬はこっちの感覚だとオシャレ重視で薄着の人は結構見かけるよ
足出した女性(JKより上の年齢)もいるし、薄着(俺はタンクトップも見たことがある!)のマッチョなお兄さんもいる
俺は寒そうだという感想が真っ先に出るけど、本人達は違うんだろうな

ウチの国でも南方の人は寒さに弱くてすぐ着込むし、東南アジアだと25度以下になったくらいでもダウンジャケット着こむ人が出るし、日本人が寒さに慣れている或いは慣れる環境で過ごしているというのもあるのだろう
会社で一緒に仕事している日本人は中国の家の暖気(セントラルヒーティング)に慣れてしまって日本の家が寒い、帰国した時にそこが困ると言っていた

体質や慣れの問題は確かにありそうだ
俺も冬の東京に行ったときに薄着の若者をそれなりに見かけたし、中には半袖の若い男性もいたよ



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の知識とイメージなどイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「日本の都市部では冬でも下半身の服装をそれほど厚くしないでも問題無いというのは中国からは想像できない所だと思います。私も日本に来るまでは知らなかったです」

「公共交通の暖房、特に座席の暖房の効果は体験しないと分かりませんね!中国の地下鉄の暖房は基本的に空調のみで座席の暖房はありません。北方には座席の暖房を導入している車両もあると聞いたことはありますが私は乗ったことはありません」

などといった話もありました。

確かに中国の冬、それも風が強い所では足を出して外に出るなんてのは考えられませんね。
私の留学生時代も北京の冬を未経験な日本人留学生がズボン一枚で外に出てヒドイことになるのはよくある話でしたし、私も寒くなるとカッコつけてる余裕は無くなるのでズボン下を着込んで外に出るというのが普通でした。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

新作アニメは無いわけではないが少なめ、クレしん映画は延期中 中国の2026年1月新作アニメ公式配信状況

例によってかなり遅くなりましたが、中国で配信されている、或いは配信予定とされている日本の1月新作アニメの現時点での配信状況についてまとめさせていただきます。

bilibili
炎炎ノ消防隊 参ノ章
カードファイト!! ヴァンガード Divinez 幻真星戦編
元祖!バンドリちゃん
勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録



以上が私の方で確認できたのと、配信に関する情報を教えていただいた現時点で中国国内における配信が始まっている或いは配信予告のある作品になります。
教えていただいた情報によると、現時点でbilibiliの配信リストに出ているのは「勇者刑に処す」だけだという話もあるので、今後の配信がどうなるか現時点では分からない所もあるとのことです。

過去に「葬送のフリーレン」や「メダリスト」の第一期が中国国内で配信された際にはかなり遅れて配信開始となっていましたし今後配信される可能性も否定はできませんが、現在の空気だと難しそうだという話も聞こえてきますし今後どうなるのやら。


それからネタのタレコミや質問をいただいている現在中国で上映延期中の「クレヨンしんちゃん」の映画「超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ」ですが、現在も延期のまま音沙汰無しのようです。

2024年に中国国内で上映された「オラたちの恐竜日記」は興収約1.3億元のヒットを飛ばしているので「クレヨンしんちゃん」でも新作映画が日本の上映と同じ年に上映される流れが出来るかも……という期待があったそうですが、現在の中国の空気だとダメそうですね。

ちなみに今回の情報を教えてくれた方からは
「今の国内は以前の『空気が悪くなった時期』と比べれば落ち着いた状態ですが、リスクは普通に高く忖度と自主規制の空気も非常に濃いので新作アニメに関しては難しいと思います。それに景気も良くないので新番の版権をたくさん買うプラットフォームが出るのを期待できないというのもあります」

「今のような状況になると、審査の方で止まっているのかプラットフォーム側が自主規制で止めているのか分からなくなるのでユーザー側は状況を予想しながら待つしかなくなります……」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
日本からは現地での配信状況に関して把握しきれない部分も多いので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ラブコメ作品の男主人公はリア充キャラが増えていくのだろうか?」「勉強ができるだけでなく立場と人間関係まで手に入れるのか」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本語の「リア充」からきている「現充」という言葉が定着しているそうですが、これについては「便利だから定着した」という面もあるのだとか。
現実の話題に関してだけでなくオタク談義でも何かと便利で使いやすい言葉となっているそうで、特に現代を舞台にした作品関連の話題ではよく出てくるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそういった話題の一つとして
「ラブコメ作品の主人公はリア充キャラが増えていくのだろうか?」
などといったやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元のラブコメ作品の男主人公はリア充キャラが増えていくのだろうか?
1月の新作アニメもラブコメ系の話題際にリア充主人公がいるので気になった

勉強ができるだけでなく立場と人間関係まで手に入れるのか

昔から「客観的に見たらリア充」な主人公自体は普通にいた
アニメ化まで行くような作品ではない、オタク向けラブコメの主人公としてはあまり目立たなかっただけな気もする

でも最初から恵まれている、社会システム的に見たら何の不安も無い主人公というのは珍しかったと思う

考えてみれば二次元の日本の学校のラブコメ空間も俺からすれば異世界みたいなものだし、チート能力持ち転生主人公も嫌いじゃないからこれはこれで良い気がしてきたぞ?

しかし気が付いたら昔のハーレム系のような「ヤサシイ」主人公は見なくなったなあ

読者視聴者の感覚を作り手がきちんと意識するようになった結果の変化が続いているのでは
昔からヤサシイだけの主人公は人気なかったけど、作り手が
「そういう主人公でなければオタクは好まない」
と思い込んでいた節がある

有能な主人公というのは結構いるけど、私もリア充という人間関係まで獲得しているのは珍しい気がする
恋愛中心だと話の構造的にやり難そうに見えるんだが

文学系な空気だと向いてないかもしれないが、コメディ系に寄せるならリア充の方が向いているのかも?

前にちょっと話題になった「千歳くん」はどちらかと言えば文学系寄りな空気だったけど日本では大人気だったらしいし、コメディだけとは限らないかと

二次元のラブコメ、ハーレム系作品の主人公って客観的に見たらリア充になっている主人公というのはありがちだけど、あまり強調されると自分はキツイ
「五等分の花嫁」のような主人公くらいなら良いんだが

俺は日本のラノベにありがちなスクールカーストを強調するのがなければ有能でリア充主人公も悪くないと思っている

理解できる
スクールカーストは感情移入できないものだけど、それ以上に将来的に意味がないように見えて残念な印象になる
日本の学生経験があるなら違うのだろうけどね

12話のアニメ、すぐにファンをつかまなければならないネット小説だと主人公のキャラを強調する、ヒロインが惚れるの早過ぎなくらいにするのが戦術的に正しいのかもしれない

しかし頭のいい主人公は受け入れやすいが、リア充だとどうなんだろう?
10月新作の「千歳くん」はbilibiliでも評価5点台というアレなことになっているが……

「千歳くん」の主人公はかなり好みが分かれるタイプだった
濃い固定ファン層がつくけど、受け入れられない人も多いので作品ランキングをあてにして見ると悲劇が起こるような作品になっていた

「千歳くんはラムネ瓶のなか」の主人公のあのイキリまくりなリア充感は独特なものがあったし、自分はネタとしても別のリア充主人公にもちょっと期待してしまうかな
ツッコミが多発するのも理解できるし、一般的な需要がどこまであるかは何とも言えないけどね!

昔は有能、リア充主人公がいなかったというわけではない
例えば「生徒会の一存」の主人公はリア充の方だろう
当時はリア充という言葉も概念も無かったけどね

でも「生徒会の一存」は有能主人公だけど見せ方やヒロインとの関係自体は当時の定番路線だったはず
ここで話題になるようなリア充主人公はサキュバス的な存在の如く女から感情を向けられまくるというパターンなわけで

昔のラブコメは主人公に一目惚れしてくるのは少ない、いても負け要員のサブヒロインという感じだったのを考えると流行はかなり変わっているのだろう
考えてみれば今の自分の好みも惚れられる方が好みになってる

恋愛方面の超人、常に正解の選択肢を選び解決方法を提示できる主人公みたいになるのか?
この手の万能主人公はイベントが単調になりやすいけど、1クールくらいのアニメだとそれが顕在化するリスクも無いのかね

今度の新作アニメ「真夜中ハートチューン」は結構良い感じの主人公らしいが

あれは原作の評価が高いね
主人公の山吹が頼りがいのある行動できる男だし、ストーリーも主人公が中心になって動いていくのでヒロインの好感度が上昇していくのも納得というパターンが積み重なっている模様

主人公がヒロインの悩みやピンチを解決するのは気持ちよく見ていられるが、ラブコメ系って案外そういう展開をやってくれないんだよね
「五等分の花嫁」や「ぼくは勉強ができない」がウチの国で好まれているのもそういうイベントが多いからという話もある

アニメに関しては「作画が貧しそう」という話が結構出ていてこっちだと厳しいかもしれないが、原作ファンの忠誠心はかなり高くて、その理由が主に主人公というのは興味深い

あの主人公は性格良くて有能で金も持っているからな
作中でその辺をきっちり見せてくるからモテるのも当然、ハーレム作っても納得みたいな印象になる

ふーむ……そういう話を聞くと、ここで議論になっているリア充系の主人公って本質的には主人公の俺TUEEEEE系作の需要もあるように思えてきた

キャラの人気、爽快な活躍はラブコメで大事だ
主人公が読者に好感をもって受け入れられるならストーリーはテンプレでも人気は出る

現代の環境だとそういう主人公の方が何かと有利になるのかも
実際ハーレムを作るのも納得できる主人公、むしろハーレムを作ってくれと願う主人公みたいになれば作品も安泰だ!

実力があってそれに伴う自信がある、これは昔のラブコメ作品の主人公には無かった部分だし、気分よく見ていられる作品になる理由の一つだろう
現代の感覚だとヤサシイけど自分に自信がない主人公というのは嫌われるし、嫌われる主人公が出るような作品は一般受けはしないよ

しかしヤサシイどころかクズな主人公でも作品が人気になることはあるぞ
伊藤誠のようにネタ方面のもあれば、「彼女、お借りします」のような評価ポイントに困る主人公でも作品自体の人気はあって長編作品になれることもある

日本のリア充に関しては、学校限定かそうでないかが違うから、作品によって印象というか安心感が違ってくるのは気になる
「真夜中ハートチューン」は財力も有能さもあるから安心だけど、「千歳くんはラムネ瓶のなか」だとリア充的な状態がいつまで維持できるのかという気持ちがわいてくる

理解できる話だ
高校のリア充、自信の源がまだ学生な本人の経験だけというのは信頼できないように感じられる。もちろんウチの国の感覚で見るこっちの問題なのは分かっているつもりだけど……

ラブコメ作品はまず主人公を好きになれるかが重要だという話はあるが、異世界系のようにラブコメもチート主人公化していくのはちょっと複雑だ
自分はヒロイン目的で見ているわけだし

その場合、近年の作品によくある「正室」が確定して多数のヒロインを出すみたいなバランスになるのか?
いや、もう探せばそういうバランスのアニメにまではなってないくらいのヒット作品とかもありそうだな……

昔は男主人公のキャラがひどくてヒロインと釣り合わない、ヒロインまでダメなキャラに見えてしまうという話もよく聞いたけど、今はヒロインの方が主人公に釣り合わないとかいうことになってしまうのだろうか?

キャラデザによる補正があるからそこまでヒドイことにはならないと思うけど、主人公の方を重視し過ぎてヒロインのために苦労する主人公を見てヒロインにヘイトが集まるような作品はありそうだ
ラブコメではないがウチの国のネット小説でもヒロインがカッコイイはずの主人公の迷走の原因になって炎上したことはあるし、その結果ヒロイン無しアピールするのが作法になったのを思い出した



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈からの印象も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「リア充主人公でも嫌味ではない、爽快なタイプの主人公であれば中国オタク界隈でも評価が高くなると思います。嫌われるのはリア充かどうかよりも、迷って動かないタイプの主人公ですね」

「迷って動かない主人公でも各ヒロインが魅力的で推しの『党争』ができれば盛り上がりますけど、そういう作品は話が進み主人公の行動がヒロインに影響するようなイベントが続くようになると主人公が原因で作品の評価が落ち、批判されたりバカにされたりするようになっていきます……」

などといった話もありました。

近頃の中国オタク界隈では恋愛要素の強い作品でもヒロインより主人公が話題の中心になることが多いように感じられますし、主人公の評価と知名度の方から作品の反応を見ていくのも面白そうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「二次元で朱雀と鳳凰って混同され過ぎじゃない?」「不死鳥の混同は日本の二次元では手塚治虫、中国だと郭沫若のせい」

今回はありがたいことに以前教えていただいたものの、後回しになっていたネタで。

中国では中華系の要素に関してはかなり厳格で、娯楽作品でも間違った使い方をすると厳しいツッコミが入ることも多いそうです。しかし中には一般的なイメージが本来の定義や設定から離れている、実はズレた使われ方をしているものもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「二次元で朱雀と鳳凰って混同され過ぎ」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元で朱雀と鳳凰って混同され過ぎじゃない?
格や能力が混同されている、間違っている作品も珍しくない……

そこに更に不死鳥も混じる!

作品によっては朱雀と鳳凰の扱い逆じゃね?みたいなのもあるよね

朱雀が鳳凰の上なのは明らかなのに、強さや格で鳳凰が上みたいな扱いの作品は日本の二次元どころかこっちの作品でも珍しくないんだよね

鳳凰とか所詮は瑞獣でしかないのに……!

ウチの国のネット小説でもその手の間違いは珍しくない、というか気付いていない人も結構いるんじゃないか?
なお俺もネットで教えてもらえうまで勘違いしてたよ!

本来は両者に関連性はなかったんだっけ
そして今はフェニックスまで混じってくるし、イメージを分離して正しく扱うのは困難では……

本来朱雀は神格があるはずなんだけど鳳凰より上なイメージあまり無いよね
現代のイメージとしては朱雀も鳳凰も不死鳥もあまり変わらない火属性の鳥?

不死鳥とか完全に外国からの要素なのに、東洋系の世界観に混じって特殊能力発揮してるよね
これに関しては強さや格の強調として便利過ぎるから今更分離は難しそう

昔翻訳した人間はなぜ不死鳥を鳳凰に混ぜてしまったのか……

山海経の鳳凰は格が高いと感じられる扱いではないんだがな
それに対して朱雀は四象として昔から格の高い扱いだった

言ってみれば朱雀は神だけど鳳凰は獣、物質の方だから根本的に扱いが違うはず。しかし現代では雑に混ざるし地位も不安定だ。

翻訳に関しては郭沫若が混ぜた影響だっけ?
わりと最近の話だとか

その認識で問題ないよ
不死鳥の混同は日本の二次元では手塚治虫、中国だと郭沫若のせい

朱雀と鳳凰に関してはともかく、不死鳥のイメージの混同に関してはハッキリしているのがこの手のネタだと珍しいよね

中国だと文学方面におけるイメージの形成は郭沫若からというのがハッキリしているけど、日本の二次元方面ではどうなんだろうね
不死鳥の概念も郭沫若が日本留学で知ったものだと言われているし

日本だと二次元では朱雀、鳳凰と不死鳥の合流に関しては手塚治虫の「火の鳥」の影響が大きいらしいが、手塚治虫以前はどうなっているんだろうな……

元々似たような描写になりがちだったのが近代に統合されたというのは共通してそう

神話の方では朱雀の方が明らかに格上だけど、その神話ネタを現代の作品に引っ張ってくるとなぜか格が落ちる模様

東洋系ではあるが神話大系が同じわけではないからね
それに時代的に見たら鳳凰は商や周の時代から出ているけど朱雀はもっと後、遡ったとしてもせいぜい秦らしいから格という意味では単純に判定し難い

どっちも火属性で鳥系だからね
自分の見たのだとたくさんいる鳳凰の中で特に凄いのが朱雀みたいな設定の作品もあった

火属性で神鳥カテゴリで括れそうに見えるからなあ
そしてそこにフェニックスを混ぜてしまうのも分からなくはないのが……

混同されやすいのは仕方がない
そもそも朱雀の設定は鳳凰が元ネタになっている所も見受けられるわけだし、現代の二次元作品で「やりやすい」方に設定を改変されてしまうのも流れとしては分かりやすい

この話題を見て自分の中のイメージを見つめなおしてみたが、麒麟と鳳凰が最高クラスのスゴイ聖獣というイメージはあるけど、朱雀に限らず四象は強いとか凄いとかのイメージはあまり無いかもしれない
一応四象が神のカテゴリの存在という知識はあるんだが

現代の作品では四象って単独で出てくるカテゴリだから凄いというイメージにつながり難いのかもしれない
それに対して鳳凰は鳥類の、麒麟は獣の頂点みたいに比較対象があるから作品世界観での強さもイメージしやすいことが多い

格という意味では四象の方が明らかに高いはずなのに……

四象の方は色んな作品で使われ過ぎて現代だと逆に地位が低いというか、特別な存在に感じられなくなっているのがね
ネット小説とかで雑に格を盛る際の踏み台にもなりやすいし

現代においては一般社会でも創作でも鳳凰の存在感が強過ぎる

鳳凰は見方によっては等級分けされがちな龍より上に感じられたりもするしね
朱雀は四象セットで扱われているから相対的な印象が弱くなるし、なんとなく鳳凰の方が上みたいなイメージが蓄積されていったのかも?

言われてみれば比較対象があるから凄く見えるということもあるのか
俺は朱雀は唯一の存在なのに対して鳳凰はたくさんいるから格も落ちるみたいに考えていたんだが

そこは捉え方次第だけど、作品の中で出すとしたら種族の中に飛びぬけて凄いのがいる、或いは逆に弱いとか未熟なのがいるみたいな方が設定もストーリーも作りやすいからね
出番が多くなれば当然印象も強くなる

既に言われているけど娯楽作品とだと不死鳥能力が便利過ぎるんだよ
「強くて格の高い存在」だけでは動かしにくい
だから朱雀や鳳凰から不死鳥能力を分離するのはもう無理では?

しかし郭沫若が翻訳で鳳凰とフェニックスを混ぜなくても、いずれは鳳凰にも炎で自身を焼き尽くして復活するスキルが付いた気はする
ウチの国の中華ファンタジー作品でも分かりやすい、馴染み過ぎている能力だ

イメージが混在してはいるけど、現代において四象の中で一番扱いが良い、出番があって能力に関する知識やイメージも共有されているのって間違いなく朱雀だよね
他の四象は攻撃方法も特殊能力も一定しない

それは否定できない
それに現代の創作物だと火属性はそんなに強いイメージないし、単純な攻撃力だけだと微妙な印象になるからな
朱雀や鳳凰は不死鳥の能力を後付けされたからこそ出番が多くなった、ある意味では現代環境でも格の高い存在になったとも言えそうだ



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の大雑把なイメージなどイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「日本の鳳凰や不死鳥は手塚治虫の影響はどれだけ大きいのでしょうか?例えば日本の作品に出てくる鳳凰系のキャラや神獣に人間を明確に下位の存在として扱うような性格が少なくないのは火の鳥の影響ですよね?」
などといった話もありました。

朱雀と鳳凰とフェニックス以外にも、中国で定番になっている中華ファンタジー設定で実は近年取り入れられた要素が混じっているものはありそうですし機会があれば掘り下げてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の神社って本当にどこも長い石の階段があったのが不思議に思えた。二次元特有のテンプレ描写かと思っていたんだが」

年末年始でだらけた気分が抜けずに苦戦している今日この頃ですが、ありがたいことに正月っぽいネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の神社にはどこも長い石の階段があった」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の神社って本当にどこも長い石の階段があったのが不思議に思えた
二次元特有のテンプレ描写かと思っていたんだが

確かに……画面上の演出効果を期待したデザインではなく、普通に石の階段が続いているし実際私は結構疲れた
こっちの観光地も石の階段が有名な所は少なくないが日本の神社の日常的な階段はまた独特だと思う

現実もそうなっているからアニメの神社描写になるというのまでは分かるが、そのフォーマットの意味までは……うーむ

「君の名は。」とかでもそうだったし、場所を示す記号として便利なのも間違いないかと

日本の神社は山の上に作られていることが多いので構造上仕方が無い所ではあるのだろう
エスカレーターやエレベーター何て無かった時代から存在するわけだし

あれは防御拠点として守りやすいからだよ
巫女などの女性でも薙刀や弓で防衛をこなせる有利な配置

日本は室町時代まで僧兵が無茶苦茶強い存在だったし、その後の戦国時代は本願寺がチート宗教勢力だったわけで宗教勢力の施設が防御力高そうなのも当然だ

日本の歴史で僧兵が強いのは知っているけど、神社って武力持ってたの?
二次元だと巫女パワーがあるので神社の方が圧倒的に強そうだけど!

無いわけじゃないけど、まとめ役的な地位だったかな
神社関係の一族が豪族、戦国大名になったケースはあるけど寺の僧兵と違って神社には宗教的権威を背景にした兵力はないし、寺と違って神社がそのまま防衛拠点として構築されることも無かったはず
そして残念ながら戦う巫女はファンタジー……

神社って日本社会における祭祀の場なんだから山の中に寺院があるのは普通のことだし、石の階段が付属するのも当然のことでは

聖地が高山の上にあるのはどこの文化圏でもありがちだしね

それはそうなんだが、神社が山の上と石の階段ばかりなのは引っかかる
宗教的建築物って山とは別に平面的に広い場所に建築することも多いわけだし

神社の長い石の階段は宗教的権威の強調という側面がある
この辺はウチの国の寺院が山の上に豪華に作られたのと共通する部分だろうし、仏教系は明確に中国からの影響があるはず

結局は日本は平地が少ない地形だからじゃないの?
使う人間が少ないから広い場所を確保するのが容易になる
平地でそれをやったら騒動の原因になって宗教権威の拡大どころではない

日本の神社はどこいっても石の階段があって不便そうに見えたりもしたが、あれは宗教的権威や修行という意味では有効なのだろうか

山の上にあること自体はウチの国の寺院と共通しているし、そんなに気にするほどではないと思うのだが

こっちだと平地に大きく建築された場所も多いから日本の神社とはちょっと違う気がする
日本の神社って階段を上るのが基本構造として組み込まれている

山の上にある寺というのはこっちでも珍しくないが、そういう場所にわざわざ作られた背景は国や地域ごとに違う部分もあるんだよね
日本の神社はどうなんだろう?

上の方でも言われているが日本の神社で興味深いのは平地の神社が珍しいことだね
無いわけではないが有名なのはほぼ山の上に存在するタイプ

たどり着くのが難しい場所ほど価値がある、ありがたみがあるという考えは分かりやすいかと
例えば道教的な世界観で山の上に建築するのは天に近付く、修行のためになるという意味があるわけで

こっちでは山の上の寺院といえば修行の場所だけど、日本の神社はたぶん違うと思う
修行の側面が無いわけではないのだろうけど

こういうのって疲れるし事故のもとにもなるからエスカレーターやエレベーターにするべき……というのはやはりダメか

統治階級と結びつく聖地や観光地化しているならそれでいいけど、修行する宗教施設としてはダメなのでは
楽な場所ではありがたみが無いし、真剣に修行する人間の選別もできない
それに地域の文化遺産的な意味でも改造するのはダメじゃないか?

こっちだと道教というか修仙関係で山に寺があるのは普通だけど、神社と日本の神道はどういった背景があるのだろう
考えてみれば自分はその辺りについて知らないのに気付く

日本も修行の場としての仏教の寺はあるし、そこはたぶんこっちの感覚とそこまで変わらないはず
しかし神社に関しては自分もよく分からない

個人的には石の階段の意味よりも神社の建物の中がどうなっているかが気になる
調べても外見しかでてこないし、中も仏像みたいに神像が置いてあるわけでは無いようだし

日本旅行でガイドの人に聞いた話だと、神像というのは無くて抽象的な神がいる?神が来る?場所ということだった
そこでは特別サービスみたいなものとして別料金を払ってお願いすれば、その神社に所属する神職の人間が個人向けの祈祷もしてくれるらしい

日本の神社には御神体という神像に相当するものはあるけど、それよりも場所そのものを神域として扱う考えが強い
山に登るのもその神域に入るという意義があるということだったはず

ふーむ、そういう儀式的な側面もあったのか
実際日本旅行で見た神社はある種の儀式感がある地形だとは感じられたが……

日本の神社は「鳥居」とセットになっているのが特徴だね
あれで世界を区切るという意味がある

JRPGでもよくある鳥居を強調した異界MAPはそういう思想が背景にあるんだろうな
興味深い描写ではあるけどワープ移動のギミックを多用する高難度設計はやめてほしい



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈におけるイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では山の上というのは修行の場所、世俗から離れた場所というイメージが強いですね。武侠作品だと下山するというのが実質的に修行パート終了、師匠の庇護がなくなり主人公は自分自身の力だけで道を切り開かなければならなくなる、様々なトラブルに巻き込まれる高難度のイベントが発生する転換点になっています」
などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


1/11修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「昔みたいに現代社会に帰ってくる日本の異世界系作品を教えてほしい」「今の作品は『終わり』を作りたがらないので現実社会に帰る完結イベントをやる作品は珍しい」

FGO第二部終章をクリアして面白かったなーという気持ちと共になんだか気が抜けている状態ですが、このまま年末が終わりそうな気も……

それはさておき、ありがたいことに今回も以前いただいたネタのタレコミで。
そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「昔みたいに現代社会に帰ってくる日本の異世界系作品を教えてほしい」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


昔みたいに現代社会に帰ってくる日本の異世界系作品を教えてほしい
今の日本の異世界系作品の主人公は「家に帰らない」キャラばかりだけど、昔は現実の家に帰る、帰ろうとするのが多かった気がする
新しい作品でも古い作品でも構わないので良い感じのを教えてくれないか?

昔のでもいいということで「デジモン」を挙げてみるが、あの時代と今の作品では基本的な方針が違っている

私もすぐに思いついたのは昔の作品、「天は赤い河のほとり」だった

行ったり来たりでいいなら「犬夜叉」とかもそうだね
あと昔の短編の「炎トリッパー」もかな?
昔の作品だと最終的に異世界(古代)で暮らすエンドでもその前に現代社会に帰りたい、帰る展開はあったように思う

俺は「異世界おじさん」くらいしか思いつかなかった……おじさんはセガという現代社会に戻る強烈な理由が存在するけど、異世界系作品の主人公のほとんどは現代社会に未練が無いし帰りたい主人公もほぼいないのでは?

おじさんは異世界の生活がひど過ぎて現代に戻りたいではなく、異世界にセガが無いから現代に戻りたいというキャラだからな
あそこまで行くとネタになって納得できる

異世界の方が俺TUEEEEEできて爽快に暮らせるから、感情移入する読者を納得させられる現代社会に戻ろうとする動機が出てこないんだよね

異世界系作品って史実のヨーロッパベースのファンタジーではなく、JRPG的なファンタジー、それもある程度社会制度や衛生環境、娯楽や食事が整った世界だ
現代社会に戻りたがる動機を作るのは簡単ではない、特に俺TUEEEEEを爽快に楽しめるようなバランスにすると帰ることを良いものだと思えなくなる

そもそも死んで転生しているパターンが多いから戻りようがない、作品の設定的に戻る理由を最初から意識的に潰していることも多い

ウチの国のネット小説もそんな感じだよね
主人公を独り身、孤独な設定にしておく

現代で普通に楽しくやっている人間が異世界に召喚されたらまず「帰りたい」になるはずだけど、そういう背景のキャラが最近は珍しい

昔は現実社会からファンタジー世界へ冒険に出るといった扱いだったので冒険が終われば家に帰る、トラブルを乗り越えて家に帰りたいという考えでいられた
でも今は転生して次の人生に入って楽しむ展開が主流だから家に帰るも何もない……!

今の作品は「終わり」を作りたがらないので現実社会に帰る完結イベントをやる作品は珍しい
現代環境における作品と読者視聴者の関係、競争の基準だと終わったらダメ、人気が出たら稼ぎ続けるのが正しいことになっている
TVアニメなどで明確に終わりが決まっている作品が多かった昔の異世界ファンタジー作品との構造的な違いも影響していると思う

小説にしろゲームにしろ、利益が出る限りは話を続けてキャラを追加し続けたいわけだからストーリーは延長優先になる
そして急に訪れる「作者の重点が別作品に移る」「サービス終了」などのリアル終了イベント!
好き嫌いは別として、今は物語の中で現実に帰るイベントを読めるのは貴重な体験だと言えるのかもしれない。

「蜘蛛ですが、なにか?」は現実世界も意識させられるけど、神視点みたいなものだから家に帰るのは違うしなあ

「無職転生」のように主人公ではないが帰りたがっているキャラが帰還する展開はどう?

この話題を追いかけながら「DOG DAYS」を思い出したけど、この作品は昔の異世界冒険と現代のチートで余裕のある異世界冒険の過渡期的な内容かもしれない。

まだ出ていない「家に帰る異世界系」だと
「ありふれた職業で世界最強」とか?
本編完結後に現代に戻って更に良い思いもする好きな人が多そうな展開でもある

あの作品は今では帰ってからの方が長いんだっけ?

昔というか、異世界系ジャンルの初期は戻ろうとするのが普通だったはず
ジャンル始祖の一つ、「ゼロの使い魔」はまだ現代社会に普通に戻っていたし

「ゼロの使い魔」が現代に戻るのはアニメのオリジナルエピソードじゃなかったっけ?

原作でも終盤に現代に戻ろうとする話はあるよ。ただアニメ化はされていないはず。

なるほど
「ソードアート・オンライン」も現実の家に帰るのが目的な異世界モノという見方はできるしね。実態はさておき、初期の作品ではそういう目的が提示されているのが普通だった気はする

ちょっと前まではあったんだよね。改めて探すと見当たらなくて意外な気持ちになる。
積極的に帰りたい、帰れないというのではなく気軽に行き来するようなのはそこそこあるんだけど

「後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます」や「佐々木とピーちゃん」みたいに行ったり来たりというのはあるね
ファンタジー世界と現代社会で交易するのがチート能力、特別な立場につながるパターン

雑なチートで進む「異世界はスマートフォンとともに。」も途中で現代社会に戻る話はあったな

異世界と現代社会を行き来できるのはあるけど、片方の世界で残りの生涯を過ごすか……となった時に現代側を選ぶ作品はそんなに無い気がする

「佐々木とピーちゃん」は結局現代社会に残りそうな気はするが
こういうのはどこの世界観を話のベースにするかで変わるし、異世界中心の話だと現代社会に戻らないバランスの世界観になるのだろう

昔のラノベは現代に戻る展開が結構あったんだけどね
「イコノクラスト!」も最終的にハーレム築いて現代に戻る展開だったような

身も蓋も無い話になるが、ネット小説のトリップ系作品を読むのって現代社会が嫌になっている青少年、つかれた大人がメインだから戻りたくはないという考えになるし、その需要を満たす作品が増えるんだよ
昔の子供向け作品とは違う

前世紀〜今世紀初めの00年代前半くらいまではそういう作品ばかりだった
主人公が異世界に行って魔王を倒して現代の家に帰ってくるまでがテンプレ

1990年代くらの作品だと異世界で使える力はロボやモンスターなど借り物が多かったので現実世界に戻って残ったのが冒険の思い出だけでも許容できた
しかし現代の異世界系作品で使える力は主人公自身に紐づけされる、主人公が望んで獲得或いは喜んで活用するチート能力だから現実社会に帰還する際に力を失うのが視聴者にとって大きなマイナスに感じられる
だから「家に帰ってその後は楽しく暮らしました」とはならないし、作者もやりたがらない

そういう意味では主人公が望まぬ形で変身能力を獲得して戦いに巻き込まれる仮面ライダーのテンプレって1年完結のシリーズものとして使いやすいのが分かるな

異世界系作品は昔の子供向け作品と違って分かりやすい物質的な報酬や栄誉が強調される
そして獲得した仲間や恋人、鍛えた能力、特別な装備を全部放棄し頑張った報酬が現実への帰還だけだと今の時代は納得されない

設定だけでいいなら異世界から帰還した後の現代日本社会で俺TUEEEEEする作品は「帰りたい」と考えて帰ってくる主人公は多いはず
現代日本ダンジョン物とかにも多いので異世界系とはちょっとズレるかもしれないが

このジャンルの古典である「ダンバイン」は帰ってきたら現実社会の方もヒドイことになるのが現代までに蓄積された作品の中で考えてみると、珍しい展開と言えるのかもしれない



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の「異世界」に関するイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「異世界に行った後に現実社会に帰ろうとすること自体は構わないのですが、それで主人公が迷い続けるとか、頑張って獲得したものを失うような展開になるのは中国では地雷ポイントになります。近年の日本の異世界系作品は観客にそういう所を意識させず爽快に見ていられるのは良いと思います」

「含蓄のある作品、中身のある作品に対する評価も理解はできますが、正直に言えば私は疲れている時にそういう作品を見る気にはならないです……」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ケロロ軍曹がまさかの新作アニメ、しかし同時に声優を一新するらしい」「ウチの国のオタクが声優ネタガンダムネタガンプラネタを意識するきっかけになった作品」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

先日「ケロロ軍曹」の新作アニメに関するニュースがありましたが、「ケロロ軍曹」は中国オタク界隈の黎明期に大きな影響を与えた作品なのもあってか、声優交代なども含めてちょっとした話題になっているそうです。
『ケロロ軍曹』キャスト一新で新作TVアニメ発表 2026年秋放送で夏公開の映画は現キャスト担当(ORICON NEWS)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ケロロ軍曹の新作アニメ」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ケロロ軍曹がまさかの新作アニメ、しかし同時に声優を一新するらしい
仕方が無いと言えば仕方が無いのか……

俺がオタクになる前からある作品だからなあ

昔は国内のオタクの入門作品扱いされていたね
当時はようやくオタクという概念が確立されるかどうか……という時期だったはず

声優ネタの宝庫な作品だったし、俺が初めて声優ネタを意識した作品だ

もう20年くらい前になるのか
大学のサークルではこの作品で知った声優ネタが飛び交っていた思い出がある

ウチの国のオタクが声優ネタガンダムネタガンプラネタを意識するきっかけになった作品だと思う

当時、ガンダムネタをこの作品から学んだオタクは多かった……

これはちょっと期待してしまう情報だ
昔テレビで見ていた時は毎回爆笑していた

ウチも香港のTVBが見れたから小学生の頃の自分は学校から急いで帰って見ていたな
懐かしい

新作アニメの情報で原作がまだ続いていたことを知って更に驚いた
あいつらまだ地球侵略してたのか……

しかしなぜ声優を変更するんだ?
この作品は古いファン向けのIPだし声優ネタもあるから変更するのを喜ぶファンはいないだろ

同意する
私もなぜ声優を変更するのか分からない。古いファンを捨てて新規ファンの発掘だけを狙うというのか?
制作側は古いファンはもういない、或いは非常に少ないとでも思っているのだろうか?

声優変更に関してはこの間も「空の軌跡」が話題になっていたけど、変更する主な理由としては新規ファンを増やすために若い世代に人気の声優を起用する、声優が歳をとって演技が変わることや健康のリスク、あと単純にギャラの高騰などが考えられるらしい
それから一部変更するくらいなら全員交代した方が結果的にファンの反発や声優事務所との関係悪化リスクが小さくなるというのもあるとか

次の劇場版が最後のカテ公版ケロロになると……こうやって最後の作品だと告知するのはマシなやり方ではあるのか

前に見た新劇場版の予告編だと既にかなりきつい感じだったから交代も仕方ない
正直残念ではあるけど良い機会とも言えそうだ

あれは聞いていて厳しかったね……以前「セーラームーン」のリメイク新作を見て三石琴乃の声に困惑したという話を聞いたことがあるけど、それを自分の実感として理解できた

ケロロ軍曹の声優陣ってすごい豪華だけど、皆かなりの年齢だから昔のテレビアニメと同じ演技をするのはもう無理なんだろうね

ゲームのパートボイスくらいならともかくアニメの掛け合いをずっとやっていくのは厳しいだろう

昔冬樹役の川上とも子がお亡くなりになった時に交代が入ったけどまた変えるのか

そこは日本だとお亡くなりになった声優もいて過去に交代したことがありオリジナルキャストを維持することはできないのだから、改めて全員交代するのも仕方が無いという見方になっているね
でもモアは私にとって能登麻美子を意識するきっかけになったキャラなので、声優変えて欲しくないなあ……

声優変更以上に、この話題で渡辺久美子がケロロ以外の役は特に知られてないみたいに言われていた方がショックだった

時代は変わったんだね……

渡辺久美子は国産二次元ソシャゲに出るような声優の前の世代の一線級の声優だから、現在の国内のオタクはよく知らないといったことになりそうではある

最後にケロロの劇場版アニメが出たのいつだっけ……と改めて調べたら2010年だった
そりゃ今の若いオタクは知らないよ

言っては何だけど渡辺久美子くらいの世代の声優は現在も作品展開が続いている大人気IP、例えばコナンやガンダムで重要なキャラを演じ続けているとかでもなければ新人は知る機会が無い……そういう意味でも声優交代は避けられないのだろう

今はカテジナ役のイメージで語られがちなのもそういうことだよね
それ自体は声優全体で見ればかなり「良い」方のことだ

「プリキュア」のレジーナがケロロだとネタにされていたのでさえも10年以上前だからなあ

調べてみたが渡辺久美子がデビューしたのは1985年
そして個人的な主観による印象だがその年にデビューした声優で現在も活躍している声優には山寺宏一や浪川大輔などがいて、あと1986年には林原めぐみがデビューしているな
恐らくここに書き込んでいる人間のほとんどが生まれるよりかなり前から活動している

渡辺久美子は日本のアニメ特有の女性が演じる少年役向けの声質の声優だ
そのポジションは当たれば大きいけど席は少ないし、近年の子供向けアニメが減っていく中で競争は更に激化していった
そんな中で上手く少年からマスコットキャラやおばさんキャラ役に転じた声優という見方もできる

ケロロ自体が長期間目立った動きのないIPだったから再始動でかなり変えてくるのかな
モアはどうなるやら

俺はドロロと小雪の変更がどうなるか気になっている
お色気サービスも多いキャラだし現代の一般向けだと厳しくなるか?いやでもアニメ版は元々無難な方向で作られていたはずだし……

声優交代ならそこまで反発は出ないだろう
新ケロロに入れ替えるとかしなければね!

あれは本当になんだったんだろうな……今考えてみると、その後の「けものフレンズ」も含めて作者の才能が枯渇したか時代に追いつけなくなったかで迷走していたということなのだろうか?

アニメの「けものフレンズ」とたつきに対する迫害、「けものフレンズ2」のやらかしを知ってから前と同じ気分で見られなくなってしまった作品
自分にとっては本当に「作品以外のことを知りたくなかった」作品だよ

とてもよく分かる
あの件以降、作品の後ろ側を意識するようになり気分よく楽しめなくなった
最近はそういう気分も薄れているし、原作者関連の話を聞かくなったからある程度は楽しめるようになっているのだろうか?自分のことながらよく分からない

あの一件で「ケロロ軍曹」を昔のように見れなくなったという声は当時よく聞いた
「けものフレンズ2」の失敗で決着はついたけど、たつきと「けものフレンズ」、吉崎観音の関係はごちゃごちゃして後の方ではよく分からなくなったな……

さすがにあれだけやらかせば問題は認識されているだろうし作者の扱い含めてまともな方向にはなるんじゃないか?声優変更に関してもかなり気を使っているようだしね
どちらにしろ予想外の新作情報なので俺は期待してしまう

新ケロロは長編ストーリー、バトル系に移行して一般向け路線を目指したようにも感じられた
でもケロロ軍曹って人気になって作品が広まったのはギャグ要素のおかげだし、ケロロのちょっと不気味な造形だから目立てていたのもあるから外見も中身もパッとしないものになってしまったのではないかと

今原作の方読み返してみると長編ストーリーやってるのは、新ケロロが出たしばらく後だし、キャラの追加に関してはネタ切れ、特にギャグ路線に限界が来ていたのかもね
オタク向けの流行りのネタも多い作品だから

作中のネタの多くが今の時代にそのまま使うのは無理だよね
そういう意味では単純なリメイクでいくのは難しい、新作でやるしかない作品なのかもしれない



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における昔の思い出なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「当時は軍曹といえばまずケロロ、次が相良でしたね!」

「中国では模型は昔から社会的に認められている趣味でしたが、オタクの趣味としてガンプラがカッコイイ趣味になったのはケロロ軍曹の人気による効果がかなりあったと思います。当時はケロロ軍曹のようにオタクネタを扱える、ガンプラを楽しめるのがオタクとしてカッコイイ、正しいというイメージが形成されていきました。もしケロロ軍曹が無かったら中国国内市場におけるガンプラの地位や売行きはもっと低かったかもしれません」

などといった話もありました。

今回の記事をまとめていて、昔の中国オタク界隈におけるケロロ軍曹のオタク入門作品としての強さや、当時の中国の大学の動漫サークルで
「『軍曹』という明らかに日本軍関連のモチーフのキャラを表に出して楽しんでも大丈夫なんのか?作品の中身まで見て判断してくれるのは期待できないし……」
ということでサークルの活動アピールのポスターにこっそり描くなど、おっかなびっくりな扱いになったりしていたのを思い出しました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「あの『鉄鍋のジャン!』が今の時代にアニメ化されるらしい」「意外なことに料理自体は当時としてはかなり正しい作品だった」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の昔の作品のリメイクなどが何かと話題になったりしているそうですが、昔の作品を知っている世代から「あの作品が現代でアニメ化されるのか」と驚きの声があがることもあるそうで、先日アニメ化が発表された
「鉄鍋のジャン!」
もそういった作品の一つだった模様です。

鉄鍋のジャン!:なぜ令和にアニメ化? 空前絶後の料理バトルがよみがえる あおきえい監督インタビュー(まんたんウェブ)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「鉄鍋のジャン!が今の時代にアニメ化」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


あの「鉄鍋のジャン!」が今の時代にアニメ化されるらしい

昔の名作のリメイクが増えてばかりだと思ったが、今度は昔のマンガのアニメ化か
でもこの作品をアニメ化して良いのか……?

アニメ化も驚きだが今になってアニメ化という方が驚きだよ!
あの邪道な内容で今の時代にアニメ化できるの?

ちょっと調べたらハーレム要素があるとか主人公の子供世代が続編だとか自分にとっての地雷要素があるんだけど面白いの?

読む人は選ぶ作品だけど私は面白いと思っているよ。
あとその辺の地雷要素は有名作品のやらかしパターンではないし、そこまで気にならない。

雑に説明するなら1990年代後半に描かれた邪道主人公による王道美食マンガ?
個人的な印象だと面白いし不人気ではないけど、内容的にも人気的にもアニメ化まで行くのは厳しいだろうと感じる作品だったが……アニメ化の基準ってのは本当によく分からない

言ってみれば主人公が汚い手段を使って汚い敵キャラを倒す展開の作品だけど、ストーリー展開もキャラの扱いも勝負の場の観客の反応もスッキリしない所があったし、なんだかついていけない所もある作品だった
それがまさか現代でアニメ化されるとは

90年代の作品の中でもかなり尖った作品だからね
全般的に美味しそうというよりも料理バトルギミックの方が強烈な作品で、だから私の中でも妙に印象に残っている

ウジ虫使う料理とかあったよな
あと万能調味料頼りで勝利し続けたという敵キャラとかも何か覚えている

普通の二次元的な極端さとは違う、なんだかおかしなキャラがかなり出てくる作品だった気がする

俺はレンコン勝負の糖水をよく覚えている
先手の料理で審査員に満腹感を与え胃を満たしたせいで後攻の敵側の鰻と蓮根を食べられなくして勝ってしまうというアレ

「中華一番!」でも似たようなことやってはいた。敵が!

主人公にあるまじき勝ち方として有名だよな
しかし敵も審査員もヒドイのが多いから読んでいてあまり引きずらない

主人公側も敵側も「中華一番!」の裏料理界関係者っぽい料理バトルが繰り広げられる作品

原作者の西条真二は活動期間の長い漫画家だけど、これが初のアニメ化になるのかな?
私の若い頃から知っている作者なのでちょっと嬉しい

この作品、料理の他にも抗日ドラマみたいなことやってなかった?

敵キャラ審査員のショタの姿が判明する話だったか?
考えれば考えるほど当時はよくやれたな……となってくる作品

自分の記憶ではマンガとしては面白いし、癖は強いが画力もあるけど、アニメ化するのは難しそうな作品だった気がする
今になってアニメ化されるとか、本当に全く予想していなかったよ!

料理以外の部分での勝負もだけど、料理自体もヤバイきのこや薬物、鳩の生き血の卵とか美食以前に倫理的にどうなのかみたいなのが頻繁に出てくるけど現代の基準で問題にならないのだろうか?
それが面白い所だし、そこを削ったらアニメ化の意味がなくなる

邪道ではあるけどロジック的には意外に問題なかったりするからね
今考えてみると、「焼きたて!! ジャぱん」をもうちょっと現実よりにした作品だった気もする

見ていてお前らもっとまともに料理を作れ、審査員はまともに審査やれ!観客はもっと考えろ!となる作品。

刀削麺とか普通の中国料理もたまに出てくるので急に現実に戻ったりする
最初の方で大量の青椒肉絲をスタッフ用に作ったら大失敗する主人公とか、キャラも技術もその場その場で結構ブレてた気がする

実は日本の美食系作品ではわりと珍しい、中国料理メインの美食系対決作品
そして意外なことに料理自体は当時としてはかなり正しい作品だった
料理の正しさという点から考えると現代向けの作品ではあるのかな?

この作品がアニメ化されるなら土山しげるの「喰いしん坊!」もアニメ化してくれないかな……

私は古い日本の料理マンガでアニメ化してないのだと「ラーメン発見伝」とかもこの流れでアニメ化されることを期待してしまう!

土山しげる作品は実写映像化自体は多いらしいんだけどね
「ラーメン発見伝」も実写ドラマ化はあるんだっけ?原作は絵柄の時点で「鉄鍋のジャン!」より更に一般大衆向けとしては難しそうだが

「ラーメン発見伝」は面白い作品だけど、日本のラーメンに関する時事ネタも多いから難しそう
あと実写化されたのは敵キャラを主人公にした続編の方だね
しかもその敵キャラのハゲを美女キャラに設定変更

昔の作品だから仕方が無いが、中国料理バトルではあるものの概ね日本で現地化された中華料理の方での話だし、中国人キャラもほぼいなかったりする

主人公の働く店に李姓のほぼモブなキャラはいたけど、他は香港人との混血キャラが出るくらいだっけ

後半のラスボス含むアジアの中国料理界を支配する敵集団も一応中国人ではあったはず

「中華一番!」に比べてマイナーな平成の料理バトル作品だけど、困ったことに料理の知識や表現自体は「中華一番!」よりかなり正しいんだよね……邪道バトルでも見れてしまう理由の一つがコレだった

日本式中華料理バトルの作品で日本人の頭の構造を疑いたくなるノリではあるが、原作自体は面白い作品だからな
現代のアニメ化にはちょっと期待してしまう

90年代の作品だし少年マンガだから仕方ないとはいえ作中世界観だと日本式中華料理が正統派みたいな空気はちょっと引っかかるかもしれない
しかし主要なキャラに中国人がいないからこそあのトンデモバトルをネタで楽しめたような所もあった



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々の中には「鉄鍋のジャン!」が忘れられない作品になっている人もいるようでした。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中華一番は当時の中国国内のテレビで放映されたので日本の二次元の美食系作品としては圧倒的な知名度がありますが、鉄鍋のジャンはアニメ版が無いので今の中国で作品を知っている人は上の世代の一部に限られると思います。しかし読んだ人間には強烈な印象が残る作品でしたね」
などといった話もありました。

中華料理の扱いやイメージも「鉄鍋のジャン!」連載当時からかなり変化していますし、そういった部分の扱いも含めて現代のアニメ化が気になる作品ですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のりんご飴っておいしいの?知り合いの日本人からは好きだという回答は無かったんだが……」「あれは大きい糖葫芦(タンフールー)みたいなものでは?」

ありがたいことに食べ物ネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では定期的に日本の食べ物が話題になっているそうですが、中には味や見た目だけでなくその食べ物の扱いや評価が気になるといったものもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本のりんご飴はおいしいのか?」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のりんご飴っておいしいの?知り合いの日本人からは好きだという回答は無かったんだが……

あれは大きい糖葫芦(タンフールー)みたいなものでは?
なら味もそれなり程度だと思うが
(訳注:糖葫芦は中国の竹串に刺したサンザシなどの果物の飴賭けのお菓子です。日本の中華街ではいちごなどで作ったものが「フルーツ飴」として売られているそうです)

ビジュアルは良いから、言ってみれば見る美食
二次元にしろネットのSNSにしろ現代向けな食べ物に思える

確かりんご飴は夏祭りなど限定のアイテムで日常的ではないし人気もそこまで高くはないはず

俺はりんご飴はこっちの糖葫芦のように日常的に売られている物ではないし、日本人でも知ってはいるけど食べたことが無い人も珍しくないと聞いたことはある
個人的にはサンザシみたいに一口で食べられないから食べにくそうに見えるし、アニメに出てくる他の日本のスイーツと比べたらそこまで食べたいとは思わないかなあ

自分の場合、糖葫芦も食べるのめんどくさいしそれなら見た目が良いりんご飴の方が……という考えになったりする

糖葫芦って安いからよかったというのもあるからね。味のみで考えるとそこまでおいしくない。
そしてりんご飴も素材を考えるとそこまでおいしいものにはならないと思う。

今は1本10元(約220円)とかも珍しくないしね……俺が子供の頃は1元で2~3本買えたんだが

日本のりんご飴も今はどんどん高くなっているらしい
値段はさておき、以前私が食べたのは結構おいしかったし、売ってる店も賑わっていたよ

飴かけのりんごということで考えたなら普通に美味しい食べものになるはず
私の地元ではサンザシではなくリンゴの糖葫芦を売っていて美味しかった
日常的に食べるものではないけどたまに食べたくなる

子供の頃は中のサンザシが酸っぱいから糖葫芦は嫌いだった
その後みかんやいちご版が出てから結構好きになった
りんごならサンザシよりマシだとは思うが……

りんご飴に使うりんごは品種的には酸っぱいのだろうし加熱するからシロップ漬けのみかんとかと比べると酸っぱいよ

糖葫芦は作ってる場所も作り方も汚いという話を見てから食えなくなった
今の店売りは違うのかね

砂糖は180度くらいで溶かしてかけるからその辺の食い物よりよほど清潔だと思うが

糖葫芦が何となく汚れてそうで嫌なのは理解できる
加熱はともかく、その後の保存や置き場所の問題もあるし、露店で吹きさらしの中ずっと置いてあるとかだと……包装してあるのも包装する過程がイマイチ信用できない

飴かけの果物はまず果物で好みが分かれるし、更に果物の質でも味が変わるから単純に「おいしい」と評価するのは難しいと思う
質の良い材料を使えば美味しくなるとかじゃないか?

俺が以前食べたりんご飴は悪くなかったよ
ただ正直に言えば良い材料を使えば無茶苦茶おいしくなるような食べ物というわけではなさそうだとも感じたね

サンザシの糖葫芦は嫌いだけどみかんなら問題ないみたいな人も結構いるし、まずりんごに関する好みで美味しく感じるかが変わりそう
日本ではりんご以外にああいった飴かけのお菓子はないんだろうか?

果物を使わないで飴を直接加工する「飴細工」というのはある
これはほぼ味よりも見た目、制作過程の面白さが大きいものだったが

おいしくないわけではないんだが、恐らく皆がアニメやゲームで見て想像するほどおいしいものでも爽やかなものでもないかと
俺もずっと食べてみたいと思っていたが、ついに食べた時の感想は「憧れの味とはなんか違う」だった
あと糖葫芦だと串の途中でやめられるけどりんごあめは残しておいてまた食べるのもちょっと……みたいなことになるが、単純な味だから食べてるうちに飽きてくるので困った

そういえば、りんご飴って食べ難いのではないだろうか?
かじるときに歯や顔にくっついたりしないの?

食べやすいものではないかな……飴をやっとかみ砕いたと思ったら中にはまた硬いりんごが入っているから
それにりんご1個だから大きい
切り分けた方が食べやすいと思う

実際、切り分けたタイプも売ってるよ
でも私は切っちゃうとコレジャナイ、お金出すほどではない気分になってしまったが

見た目は良いけど、糖葫芦の方が食べやすそうだと感じてしまう自分の中の浪漫の貧しさときたら!

今は高級りんご飴専門店とかあるし、そこのなら美味しいし食べやすいとか
店の方で切り分けもしてくれるらしい
でもアニメの夏祭りシーンに出てくるりんご飴はそこまでおいしいものでもないんだろうね

それで結局、あの大きな一塊のりんご飴はどうやって食べるの?
舐めるの?かむの?

リンゴ飴ってどうやって食べるのが正しいんだろうね。アニメだと食べている途中のシーンはほぼ出てこない
イチゴとかなら一つずつ食べられるけど……ゆっくりかみ砕いていけばいいのか?

普通にかみついて食べる
なめてもいいけどそれだと減らない
砕けるし飴がくっつくから苦戦する人もいるだろうね

マンガだと口を開けてかみついていたな
描写的にはケーキみたいなことになってた

一枚絵はともかく、食べる動きが出るシーンでりんご飴が選ばれることは少ないはず
キレイで描きやすい記号的なアイテムだし、印象には残りやすいのだろうけどね

結局、りんご飴は二次元補正が極めて強い食べ物なのでは
あれは日本のお祭りに和服を着たヒロインが食べているから良く見えるのではないかと

私は日本のお祭りシーンに出てくるアイテムだと、模様付きの水風船が好み
りんご飴だとなんとなく味が想像できてしまうのがちょっと微妙というか

最近りんご飴の話題が目に付くのも、味より見た目の良さ、そしてSNS向けだからというのは否定できない
アニメで見栄えがするから出番が多いのと根本的な所で似ていると思う

見た目が良い、現代のSNS向けという側面はあるけどおいしさということならノスタルジーを感じて美味しく思えるかどうか、昔はおいしかったけど現代だと他においしいものがあるから相対的にあまりおいしく感じられなくなったスイーツだと思う

イベントの食べ物だからこっちで例えるなら月餅みたいな扱いでもあるんじゃないか?
月餅は一部においしいと感じる人もいるようだが、概ね高いのに対して美味しくないし買うのもめんどくさい限定モノだが、イベントでとりあえず食べる、食べなければ落ち着かないから食べるような人も多い
りんご飴も日本ではそういった扱いで、人によってはお祭りに行ったら食べないと落ち着かないものなのでは



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈のりんご飴のイメージや捉え方などイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「りんご飴は日本文化関連、特にお祭りのイラストや写真によく出てくる綺麗な食べものというイメージがあります。またSNS映えする新しい食品という価値もあるので、日本よりも強く意識されている食べ物かもしれません」

「私は以前日本人にりんご飴を食べたいといったら、そんなものよりもっと良いのがあるよ!きちんとしたお店で食べようと言われたのがちょっとショックでしたね」

などといった話もありました。

そういえば今の中国では糖葫芦の扱いや人気ってどうなっているんでしょうかね。私が中国に留学していたニ〜三十年前でも既に他のお菓子に押されている、今の若い子はあまり食べなくなった扱いをされるお菓子でしたが。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「『緑は不人気』というネタはどこまで正しいのだろうか?緑の人気キャラも別に珍しくは無いはずなのに」「日本では緑はあまり良い扱いをされない色だからとか?」

ありがたいことに前回の記事
中国オタク「日本の二次元だとなぜか紫色の扱いが良くない。高貴な色、権力の象徴の色だし美人の色のはずなのに」
に関連してオタク界隈の色関係のネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「緑は不人気というネタはどこまで正しいのだろうか」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元の「緑は不人気」というネタはどこまで正しいのだろうか?緑の人気キャラも別に珍しくは無いはずなのに

二次元関連のネタとしてはよく聞くけど、不人気になるほどのハズレ属性とは思えないよね

それだったら眼鏡属性の方がよほど分かりやすい不人気だ
日本では謎の人気評価だがこっちだと明確に負の属性

今は調べればどんな色でも人気キャラは出てくるから「人気キャラはいるのに」という反論だけでは消えない、むしろネタに関する記憶が強化されてしまうのでは?

相対的には少ない、サブキャラに多い色だからでは
現代でも緑髪で人気になるキャラはいても、公式が最初から推す分かりやすいメインヒロインははあまりいない
ここで重要なのは「探せばいる」ではなく「探さなくても目に入る」かというものだ

長いことオタクをやってるとすぐ出てくるようなキャラも、たまにアニメやゲームに手を出すくらいの人やオタクの世界に入りたての人だと分からないしな

ウチの国だとアレなことになったけど「ヒロアカ」は緑主人公だし日本だと「緑は不人気」ネタは更に通じなそう

アニメ化されるレベルの少年マンガだと「Dr.STONE」の主人公もネギ的な配色だが概ね緑キャラだよね

これに関しては一般層にも広まるレベルの初音ミクの出現以降否定されると思ったら、いまだに言われているんだよな……

イメージだけで語るなら、主役の色になる赤や一般人の黒、特別さのある黄や青や白と比べて緑は非一般枠なのに特別な地位にいる色ではない、どちらかと言えば後方担当の色というイメージになる
物語を動かす色ではない、記憶に残るキャラが少ないからこの手の雑な話題でなんとなく否定され難いネタになってしまうのでは

日本では緑はあまり良い扱いをされない色だからとか?
こういう消えないネタは事実で否定されてもイメージにより再生強化されているケースもある

色の好みに関しては中国のような武侠、仙侠と結びつく色というイメージは無くても、日本でも自然の色、青の派生といったイメージはあるようだから扱い自体は悪くないはずだが……

自分の体験だと「マクロスF」のランカなどと組み合わさってネタが定着したように思うが、日本だともっと前からあるネタらしいな

緑を使ったキャラは外見も内面もデザインが難しいという事情も影響してそう
緑を「使いこなしている」キャラはそんなに多くない

汎用性が他の色に比べて低いということなのかね
緑ヒロインの定番には「コードギアス」のC.C.がいるし、ラスボスだがロボ系だと「00」のリボンズも人気高いんだっけ?探せば出てくるんだけどね

ジャンルごとに人気の緑系キャラはいるけど消えないネタだよな
例えばゲーム系だと「FE風化雪月」の先生は人気が高い緑系キャラだ

FEは緑の人気キャラが多い。
私は任天堂は緑の地位が高いと感じている。ゼノサーガシリーズとかあるし、マリオでもルイージやヨッシーがいて、クッパも緑の割合高い。

このネタの成立に関しては「緑はアニメや特撮では主人公の色ではなかった」ということの影響も考えられる
この傾向が昔は特に賢慮で緑キャラは主役キャラではない、いわゆる五色戦隊では中心人物にもヒロインにもならない、補助系の役割になりがちだった
人気になるとしてもマニアックな人気の出方になるから人気が無いイメージになっていたのも仕方が無い

理解できる意見だ。アニメだと緑キャラはメインに来ることが少ないので人気の面でどうしても不利になる。
しかし現代ではボカロなどジャンルによっては緑が最初に来るしジャンルによって存在感の有無、不人気に感じるものが違うというのはありそう。
そして一般人にとってはアニメが一番印象に残るからこの手のネタが消えないのかもしれない。

俺も緑を割り当てられるキャラの役割が人気の上で不利だというのがイメージに影響している可能性は高いと思う

緑が割り当てられやすいタイプの一つに風属性があるけど、「風属性は不人気」みたいなイメージは無いのは面白いよね

ちょっと前までは雑に使いやすい、何となくオタクの知識があるアピールをする際に使いやすいネタだったのだろう
反論はあるけど分かりやすく誰もが知っている緑系の人気キャラは少なかったし、記憶だけだと「C.C.は人気キャラ」というのに対して「他には?」とやられると次のがすぐに出てくるか怪しい

赤や青、白が不人気というのはオタクじゃなくても違うと判断されてしまうが、緑だとね……

そもそもこのネタって元々エロゲー界隈から来たネタだと聞いたことがある

エロゲーにだって魔想志津香みたいな人気キャラはいるだろうに

エロゲー界隈最大級のブランドである「ランス」で一番人気が高いのが緑髪の魔想志津香なわけだが?

魔想志津香は中国だとランスの代表的な大人気ヒロインみたいな扱いされているが、長編シリーズなのでキャラ人気は時代ごとに違うし言ってみれば複数いる人気ヒロインの一人でしかない
もちろん不人気ではないが、好みが多種多様な日本のエロゲー界隈で「誰からも大人気」と出すにはちょっと厳しい

アリスソフトのキャラで人気な色は黄、青、黒(紫)、白辺りだと思われる
「ランス10」の後の人気投票で1位魔想志津香、2位ホーネットという緑が二人並ぶ結果になったけどあれはかなり珍しい結果で直近のストーリー補正も大きかったという説がある
近年のメインコンテンツのソシャゲにおけるランス出身キャラの人気はシーラ>上杉謙信>魔想志津香の順なので、結局は「緑キャラにも大人気キャラはいる」くらいかと

エロゲーだと精神的におかしいキャラが多い、危険な属性という扱いもあったはず
緑髪のキャラはメインではないサブキャラ、或いは王道路線ではないキャラなのでライターの趣味が爆発してヒドイことになったキャラも少なくないらしい

そういえば俺が最初に思い付いた緑キャラのエロゲーは「沙耶の唄」だった……

このネタに関しては反例が多いのになぜ消えないのか?という方向で見ていくのも面白いと思う

昔は緑キャラが少なかったから相対的に人気キャラも出ない、不人気に見えたということなのでは
昔の時代は五色戦隊くらいの規模でしかメインキャラがいなかったけど、今はシーズンごとにキャラが入れ替わる長寿作品やアイドル系作品など緑キャラが量産され当たりも出てくるから不人気には見えなくなっている

ソシャゲでもガチャを増やすためにキャラは多くしないといけないし、服装のバリエーションで必然的に緑も多用されることになっている現代の環境ではなく、一昔前の環境で考えたら見え方が変わりそうだね
昔はメインキャラの色ではないということの影響は現代と比べてかなり大きく、人気がある、活躍する緑キャラが少ない、或いは情報が広まらなかった

日本のネットには定番ネタとして、緑と赤の対立ネタ、言ってみればこっちの「ちまきは甘いのとしょっぱいのどっちが良いか」みたいなのがある。
これは緑色のガチャピンと赤色のムックという日本の昔の児童番組のマスコットが元ネタなんだが、現代の日本社会でもCMやゲームにコラボ出演しているのでネタとしての寿命がずっと続いている
そしてここでムックに「緑は不人気」と言わせるネタがもあるんだけど、この二体で人気が高いのは明らかにガチャピンの方だという背景がある。つまり日本人ならネタと分かる、反例がすぐ出てくるネタという側面もあるわけだな。

俺も改めて考えてみた
やはり二次元だと緑のメインキャラが相対的に少ないから記憶に残るキャラが少ない、ネタとして再利用ができるというのが強かったんじゃないか?
すぐに反論できるのはアニメに詳しい人間、オタクとかの知識がある人間だから伝え方や伝える範囲に問題がありそうだしな……



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における緑キャラのイメージを含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国の作品では緑はかなり良い扱いの色になると思います。武侠作品の美学、情景が緑と相性が良く、自然と調和した強者のイメージにもなります。たぶん日本の作品におけるサブキャラの色とはやや違うイメージだと思います」
などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の二次元だとなぜか紫色の扱いが良くない。高貴な色、権力の象徴の色だし美人の色のはずなのに」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

キャラクターと色、例えば髪や服、装備或いは名前などに出てくるキャラ固有の色はそのキャラのイメージにも関係する重要な要素ですが、同じ色でも日中でイメージに違いがあるようです。
その中でも人気や扱いなどを含めた違いが特に大きいのは「紫」なのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の二次元では紫色の扱いが良くない」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元だとなぜか紫色の扱いが良くない
高貴な色、権力の象徴の色だし美人の色のはずなのに

大体は敵とか邪悪な存在の担当カラーだよね

他の主要カラー、例えば赤や青にも敵キャラはいるし別に紫だけが特別扱いが悪いわけではないと思うが

日本の二次元だと紫のキャラ自体がそんなに多くない、髪の色でも青や黒などの他の色の派生扱いされがちなのも微妙な印象につながっている気がする

私の中でも外国の作品だと紫はデバフ、毒使いという印象があるなあ

日本の二次元で紫は悪や毒の色、それからヘンタイキャラの色になりがちな気がする……どこの国でもそんな感じではあるが……

私の知っている限りでは漢字を使っているはずの日本では紫はそこまでヒロイン感が無いようだ
キャラの髪の色が紫というのは結構あるけど、それをそのままキャラのイメージカラーにすることはあまりないしね

「プリキュア」には紫キャラがかなりいるぞ
劇場版の集合イラストとか一列に一人は紫がいる

プリキュアは青を紫に寄せることが多いし青と紫がいるシリーズもあるし、差し色でも紫はよく使われるね
今年の「キミとアイドルプリキュア」は赤黄、青、紫で追加戦士の二人もわりと紫

「ジョジョ」の白金之星(スタープラチナ)は紫色だぞ!

スタープラチナは白黒イメージが強いし、緑版もあるからイメージ的にはどうなんだろう?
最近はアニメの影響で紫イメージ強くなってるようだが

「ジョジョ」だと紫煙(パープル・ヘイズ)の方が何かと紫のイメージ強いのがね

パープル・ヘイズは元ネタ的にも仕方が無いけど、紫色って視覚的には毒や毒の煙の色のイメージが強くなりがちなのが難しい
特にアニメやマンガだと単純でハッキリした色になりがちだから

紫で良い印象にするのは結構難しい
濃淡や合わせる色ですぐに悪い、邪悪な印象に傾く

紫に関して高貴、神秘、聖なる色みたいなイメージは日本に無いのか?
だとしたら「紫禁城」という言葉の日本語における語感、日本人がどう感じるかみたいなのも気になってきたな……

そもそも紫って神秘的な存在や遥かに上の地位のまとう色だから、二次元作品のメインキャラには使い難いはずだ
逆に敵キャラだと超常的な存在でも権力者でもぴったりの色という面もあるからそっちのイメージが積み重なっていったんじゃないか?

ところで日本の二次元で紫色の有名キャラって誰?
ウチの国だと「紫」が名前にあるキャラをよく目にするし、影響力のあるキャラも定期的に出ているけど私の知識では日本の作品の有名紫キャラをすぐに思いつけない

最近だと「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶとか?あとは「黒子のバスケ」の紫原敦?
あとはえーと……アニメ版もマンガ版もある紫式部の「源氏物語」の紫の上はとても紫……!

胡蝶しのぶは毒使いで人気キャラだから、ある意味では日本の二次元的な紫イメージ通りのキャラに見えるな

日本の二次元だと名前に「紫」の字を使うキャラがそんなにいないし、こっちの作品と比べて印象に残る紫感は無いのかもしれない

ウチの国だと紫を視覚経由ではなく漢字経由でイメージするからというのもありそう
昔からヒロインの名前に色の漢字を使ってキャラ分けしているような所もあるわけだし

「紫」は美少女、それも仙女系によく使われるという感じもあるが、名前に紫があると自分の脳内の容姿に補正がかかるのというのはあるな

どこかで日本でも紫は皇室の色として大事にされているというのを見た覚えがあるんだが……

それは間違いではない
しかし娯楽作品における扱いはまた別の話ということだろう

まぁウチの国でも皇帝の象徴的な色でもあった「黄」にいつの間にかエロの意味が強烈に付着してしまったからな……
(訳注:中国語の「黄色」にはポルノ的、エロいといった意味もあります)

二次元作品だと貴族系キャラはあまり出てこない
だから貴族向けの高貴な色というのは二次元では使われない

むしろ二次元だと主要キャラの中にかなり高い割合で混ざるのが貴族や王族関係者じゃないか?

それに関しては一般人に混じるから普段は貴族専用装備や貴族の装いを使っていない、その結果紫のイメージが薄くなるというのも考えられるが

異世界系作品のベースは西洋ファンタジー、JRPGだから紫が使われないのは仕方が無い
和風ファンタジーだとそれなりに出るんじゃないか?色と地位の関係は中国から輸入しているはずだし、実際「源氏物語」の紫の上とか日本の古典における紫の扱いはかなり良い

一応日本にも紫は高貴な色というイメージはあるはず
例えば「マブラヴ」の将軍やいわゆる高位貴族出身者用の機体は紫系カラーリングになっている

でも紫のロボということで真っ先に来るのはエヴァ初号機では……?

初号機はまさに邪悪なデザインだよなあ
強烈に印象に残る良いデザインなのも間違いないのだけど

こっちのイメージと微妙にズレている節もあるが、一応日本の二次元でも名前で「紫」が使われる時は結構良い扱いではあると思う

イメージが悪いわけではないけど、こっちに比べると数は少ない
「紫苑」或いはかな表記で「しおん」「シオン」くらいでは

東方の八雲紫のように「紫」を「ゆかり」と読むケースもあるよ
日本の二次元にも紫の字を名前に使った印象に残るキャラがいないわけではないが……

日本の二次元作品では例えば「物語シリーズ」の戦場ヶ原のようにヒロインの髪の色が紫(作中では大体黒という設定になるが)なことは少なくないし、悪役が目立つ他の国と比べたら扱い自体はそこまで悪くない気もする

同意する。黒や青の設定を紫で彩色するみたいなのはそれなりにある
ふと思いついたが「天地無用」の阿重霞とか、私の周りではかなり人気が出た紫系ヒロインだったかもしれない

それで思い出したが以前日本のオタクに聞いたら紫でイメージする女性キャラはキシリア・ザビやニナ・パープルトンという回答が返ってきたことがある。確かに若いキャラではない。
まぁこれは俺が知り合いのガンダムファンに聞いたのがいけなかったのかもしれないが……

キシリア・ザビの年齢は24歳だぞ!
声も初代、ジークアクス版共に美少女キャラの演技が高評価な声優が演じている!

間違ってないが意図的に情報を欠落させて語ってはいけない……!



とまぁ、こんな感じで。
中国における紫の扱いや名前に紫の入ったキャラの印象などイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれたか方からは
「中国では名前に『紫』を入れると高貴で神秘的なイメージになりますしヒロインに高貴、仙女なイメージを追加することができます。中国の感覚では紫+女性の名前のキャラ名だと、かなりヒロインらしい名前だと感じられます」

「中国のネット小説などの国産作品のキャラ名では紫などの色の漢字が象徴的に使われています。『紫』であれば神秘的、高貴、仙人などのイメージになります。他にも例えば紅(赤)ならば情熱的、戦いというイメージになりますし黒だと悪や闇、強敵のイメージになります。中国オタク界隈の作品のキャラと色のイメージに関しては日本の二次元、特撮作品の色のイメージとの違いは大きくないと思います。しかし紫はプラスの方向に関する違いが大きいように感じられますね」

などといった話もありました。

この記事を書いていてふと思いついたのですが、「るろうに剣心」の四乃森蒼紫などは中国オタク的にカッコ良さのある名前だったりするんでしょうかね。
1990年代後半頃に私が通っていた中国の現地校でも「るろうに剣心」は大人気で四乃森蒼紫も人気キャラでしたが、その人気に名前の補正がどの程度かかっていたのか今急に気になってきました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「かつて頂点に君臨した無口無表情無感情キャラはどこに行ったんだろうか?ツンデレは衰退したと言われるが、それ以上に見なくなっているように思う」

前回に続いて今回もありがたいことに以前いただいたものの後回しになっていたネタで。

中国オタク界隈では昔から人気キャラのタイプの一つとして無心無口無表情な
「三無」「三無少女」
というのがあり、綾波レイや長門有希など中国オタク界隈で一時代を代表するヒロインもこのカテゴリとして語られることが多いそうです。
(ちなみに「無心」の部分は日本語の意味からちょっと離れているようで、「無感情」から「感情を表に出さない」「感情が読めない」「感情表現が下手」といった辺りまで幅があるようです)

しかし中国オタク界隈でこういったキャラが好きな人達の間では、近年出てくる人気ヒロインにはこの三無系が少ない、なかなかフォロワー的なキャラの成功例が登場しないというのが残念だという認識もあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「無口無表情無感情のキャラの流行はどこに行ったんだろうか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


かつて頂点に君臨した無口無表情無感情キャラはどこに行ったんだろうか?ツンデレは衰退したと言われるが、それ以上に見なくなっているように思う

三無少女系のキャラか……確かに話題にならないな

こういうのってそもそも大して流行ってなかった、後の時代に拡大解釈して騒ぐようになったというのも多いし、そういう話じゃないの?

さすがに綾波レイやホシノルリ、長門有希などが該当するジャンルを流行ってなかったは無いだろ
瞬間的には社会現象レベルだった

ウチの国だと「Angel Beats!」の立華かなでも影響が大きい
全盛期は作品ではなくキャラで語られるレベルの大人気キャラが出現するジャンルだったのは間違いないかと

綾波レイと惣流アスカラングレー、ジャンルとして長く残ったのはアスカということなのかね
当時の勢いとしては綾波レイの方が上だったように思うが

最後に流行ったのは誰だろう?
俺が思い出せるのは「禁書目録」の御坂妹や「これはゾンビですか?」のユーだった

感情が無い系は淘汰されたけど無表情でクールなキャラはそれなりの頻度で出てくるよ
例えば最近だとフリーレンなんかはどうだろう?

フリーレンは反応が遅いだけで感情はあるし、フェルンは感覚がずれているタイプだから三無系としては判断に迷うな……

たまに大当たりキャラは出るけどテンプレを適用して人気キャラを出せる属性ではなかったのだろう
ハーレム系作品でもメインではなくサブ枠、たまたま作り手の予想外な人気になったようなキャラが多かった気がする

現在の環境ではハーレム系作品が減り、長編作品も減っているのが厳しい
ヒロインの種類を多くするための三無キャラ枠も三無系のキャラを描写するだけのストーリーの長さもないから出番は減るし当りキャラも出てこない

そもそも三無キャラって最初からメインで扱われる、主流になるタイプのキャラではなかっただろう
綾波レイという原点があるから勘違いされがちだが、大当たりしたキャラの多くはサブヒロインの一人として出ているし、最初はキャラデザで人気が出たようなタイプだ

今の作品でも探せば普通にいるタイプだけど、印象に残るキャラは大体昔のキャラかもしれない
自分が思い出したので一番新しいのは「ReLIFE」の日代千鶴だった……

ツンデレよりも扱いが難しかったというのはありそうだね
あと「三無」っぽくても実際はそんなに「三無」じゃないキャラも多かったからジャンル分けが難しい

ツンデレと違って「三無」はストーリー上の表現、特に感情表現に難しさがあるんだよ
ツンデレは「ツン」の部分の主人公に対するきつさ、暴力表現などがどんどん過激になりついに衰退してしまったが、ストーリーを動かしやすい、舞台装置的に扱える強みがある属性だ

日本の二次元系作品は会話中心でストーリーを進めてキャラ付けしていくので、会話しない三無系キャラは模倣、量産するのが難しいのではないだろうか?
もちろんやってやれないことは無いので、今でも当りキャラは出る
例えばFateシリーズにおける近年の大人気キャラの一人であるモルガンは三無系カテゴリに入るキャラだと思うが、他のキャラとの関係や過去描写、本編シナリオにおける悲劇によって濃いキャラが確立されている

私も長編作品が減ったことによる影響はあると思う
三無系キャラをヒロインとして上手く動かすには長いストーリーや世界観が必要になるが、現在の12話程度で終わる作品では尺が厳しい
ツンデレは話のアップダウンをヒロイン主体に短いストーリーでやることができるけど三無にそれは難しい

アニメだと厳しいだろうね
大量にテキストを使えるギャルゲーとかならいけそうだけど、現代ではテキストでの長編と言うだけで厳しくなるという問題が

ある種の育成、独占の体験を与えるキャラになるからオタク受けしそうだと思ってしまうんだがなあ

三無系キャラは周囲のキャラとの関係を作り難い、受動的なキャラだから扱い難いという問題も考えられる
主人公のキャラを積極的にするとか、周りのキャラを積極的にするかして巻き込むとかをあえてやらないといけないし、他のキャラの設定や言動に影響してしまう

碇シンジやキョンとハルヒのようなキャラと組み合わせて輝くキャラなわけだしね
出せば雑に動かしてイベントを起こせるツンデレとは違って、単体で出して輝かせるのが難しいのでテンプレ的に模倣し難い

そこで主人公の描写も上手くやらないといけなくなるからな……昔みたいに受動的なハーレム環境をもらえるやさしい主人公はもうダメだし、俺TUEEEEEをやる主人公がヒロイン一人にこだわってヒロインに合わせてばかりなのもダメだろうし

「阿波連さんははかれない」の阿波連さんのように、作品の中心に据えれば話を作ることはできると思う
それで大当たりできるかまでは私にも分からないが

量産型三無みたいなのはあまり上手くいってないよね……作品内で量産される御坂シスターズみたいなのはあるが……

三無は作られた存在なことも多いし作中設定による量産、複製と相性良いからな!
綾波レイからしてたくさんいたわけだし
でもキャラとして量産、複製するのは難しいと

まずストーリー、世界観と組み合わせないといけない属性なのがね
シチュエーションだけではダメだ

考えてみれば我らが長門有希は本編二シーズン、エンドレスエイトを無かったことにしても二十数話と劇場版によって確立された人気と評価だよね
現代の序盤から濃い話とキャラを叩きつける手法とは相性が悪いのかもしれない

長編が必要だから安易な模倣は難しい、でも上手くいったときの成果は大きいという属性という言い方もできそうだ
現在の環境的に上手くやれそうなのは大量のテキストと「キャラを手元に獲得する」体験が得られるソシャゲくらいか?

こっちではあまり意識されないけど、日本では「クーデレ」というジャンルが形成されていて旧来の三無少女はそちらの方に収束しているように感じられる

そういえばクール系だと「かぐや様」の早坂愛みたいなクールなツッコミ系もいるし、完全な三無はなくてもクール系として見ればジャンルとしては続いているような気もしてきた

ツンデレと同じく、「三無」も単純なテンプレではなく複合属性の一つになっているという面もありそうだ
例えば上でも出ているフリーレンを「三無」なキャラだと判定する人は少ないだろうけど、個別に分析していけば該当するような見方もできるわけで

最近だと「顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君」のように、無口無表情まではいけるけど無感情まで行くのは珍しい気がする
内心の描写でギャップ萌えを狙うことはそれなりにあるし、言ってみれば不完全な三無に変化していったのでは

そういえば天然ボケな側面のある三無キャラってどうなんだろう?
立華かなではこのタイプで大人気になったが

三無キャラにとって普段の言動や外見からの誤解や偏見、そこからの和解という流れは重要になるが今の作品はその辺りの描写をやる余裕がないし、見ている側も待ってくれないのがな
三無を分析しているとツンデレの使いやすさについても意識してしまうよ



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「長門大萌神は若い時の私の女神でしたが、もう15年前の作品だというのに気付いて複雑な気分になりました!」
などといった話もありました。
「長門大萌神」は当時の中国オタク界隈で流行っていた呼び方です、キョンの独白の「長門大明神」からきているネタ呼称として広まり、そこから更に縮めて「萌神」と呼ばれることもありました。

この「萌神」に関しては「涼宮ハルヒ」関連以外でも別ルートで普通にオタク用語として使われているようで時代によって該当するキャラも違うそうです。
長門有希全盛期は主に長門有希だったようですが、その前は綾波レイに対して使われることもあったそうですし、更には初音ミクなどの「萌え」のシンボルに対する尊称?としても使われているとかなんとか。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「こっちで俺達が使っている『純愛』って日本語の『純愛』とは別の意味だったのか……」「日本語だと『NTR』の反対語ではないね」

ありがたいことに
「中国オタク用語になった『純愛』に関してはまだやってませんよね?」
という質問とネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

昔から中国オタク界隈に伝わった日本語単語が現地で「便利な外来語」的な言葉として使われる、使われているうちに中国独自の意味を持つようになる、ある種の流行語になってしまうような流れは度々発生しています。

そんな単語の一つに
「純愛」
がありますが、現在の中国のネットではいわゆる「NTRの反対語」の意味を持つ言葉として、中国オタク界隈の議論において何かと欠かせない言葉になっているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国に入って意味が変わった『純愛』という言葉」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


こっちで俺達が使っている「純愛」って日本語の「純愛」とは別の意味だったのか……

こっちだと「NTRではない」のが「純愛」だけど、日本語だと「NTR」の反対語ではないね

日本語の「純愛」は純粋な愛、見返りを求めない愛とかいわゆるピュアな愛情といった意味になるかと
こっちは心も身体も汚れない、他者が入り込まない恋愛関係、全部の初めてが主人公なヒロインの出てくるジャンルが「純愛」だから、まぁ……かなり違う

昔のドラマや映画で使われていた「純愛」は日本の言葉と似たような意味だったんだけど、今では明らかにネタ用語
昔の使われ方を知っていると、どうしてこうなったと言いたくなる時がある

日本語の「純愛」は少なくとも、こっちでNTRの反対語として使われているような意味ではないし、NTRが発生しても相手に対する愛は変わらない、自身の中にある愛を貫くような展開も「純愛」扱いされることがあるので表面的に似たような言葉に見えても適用範囲は結構違う

普段は意識されないが「純愛」って外来語みたいなもの、中国語では一般的ではなかった言葉だからな
日本の作品経由で入ってきた言葉で、それがウチの国のオタク界隈に定着して広まっていく中で現在の意味、反NTR的な意味へと変わっていった

「何か良い純愛作品は無いか?」と質問すると、日本のオタクからは文学的な恋愛モノが紹介され、中国のオタクからはNTRの無いヒロインが出てくる男性主人公作品が紹介されるというネタを見たことがある

俺も気が付いたら普通に使っていた言葉だけど、どこから広まったんだ?

「CLANNAD」とかそっちの方じゃなかったっけ?

最初にエロゲー界隈で流行ったからね……NTRと逆のジャンル、反NTRを表す言葉として便利だったから……

今の意味で広まったのはエロゲー界隈からだけど、「純愛」という言葉自体はその前から外来語として使われていた
「人気」とかと一緒にギャルゲー(18禁のエロではない)の中国語訳でも使われていたはず

昔の「ときめきメモリアル」の中国語タイトルの一つが「純愛手扎」だったかな

00年代までは上でも言われているような純粋な愛情、純粋な恋愛関係のあるストーリー、作品などに対して使われていた
「CLANNAD」も含むkey系作品なんかが当時の典型的な「純愛」ジャンルだったと思われる

こっちのオタク界隈の「純愛」って主に貞操の問題になるけど、日本語の「純愛」って精神的なものが強調されることも多いし、似ているようでもやはり違う
あと「純愛故事」のように中国国内でも日本語の意味の「純愛」が使われていないわけではない
「呪術廻戦0」の乙骨のセリフの中国語訳ようにそのまま「純愛」で通すこともある

ネットスラングの「純愛」と一般社会で使われる「純愛」は別の意味になるから公式翻訳だとそのまま「純愛」を使う判断になることもあるのだろう
しかしその結果、乙骨憂太は「純愛戦神」というネタを背負うことに……
(訳注:中国オタク用語の「純愛戦神」や「純愛戦士」には作品のNTR判定、NTR疑惑で騒ぐ人や、ヒロインの貞節さや処女にこだわる人に対する皮肉、或いはそういう好みに関する自嘲として使われるそうです)

乙骨憂太は例のセリフで完全に純愛戦士の象徴になってしまった
日本語の「失礼だな純愛だよ」も結構ネタ要素を含んだセリフなんだけど、中国語でもそのまま「純愛」で訳したからネタ要素が別方向に爆発したんだよなあ

それ以前も「純愛戦神」とかのネタはあったけどNTR関係のネタ用語、狭い界隈の言葉みたいなものだったけど、乙骨憂太と「呪術廻戦0」で国内のネットミームとして大きなものになり「純愛」「純愛戦神」が広い範囲でネタとして定着したよね

自分の記憶だと00年代だとまだNTRとの組合せは強調されていなかったはず
あの頃は非18禁のギャルゲーに対して「純愛」が使われることもあったね

私も既に記憶が曖昧だけど、全年齢向けの他にいわゆるエロ方面で使える「抜作」の反対の意味で使われることもあったかな?

昔の日本のドラマ関係でも「純愛」という言葉はそれなりに使われていた
それもあってか今でもメディア関係、広告などでは日本語の意味に近い「純愛」が使われているし、公式翻訳でもそっちの意味で出てくることがある

日本語の純愛って愛を貫いた末の悲劇や悲恋、せつない恋の作品に対して使われることが多く、いわゆる「泣ける恋愛モノ」のジャンル名でもある
だから上で言われているようにkey系作品などは分かりやすい日本の純愛作品でもあった
しかしこっちだとNTRではない、ヒロインが主人公以外と関係を持たない(肉体的にも精神的にも)という独占ルート保証のジャンルになっているから表面的な部分以外を見ていくと大きなズレがある

日本語の「純愛」は良くも悪くもポジティブに扱われる言葉だけど、今我々が使っている「純愛」は知っての通りネガティブな言葉、自嘲が混じりがちな言葉だな……NTR関連のネタ要素としての意味も強い

確かウチの国のオタク界隈に入った当初は日本の純愛系エロゲーから来た「純愛」だったような?
その後NTR系作品や「牛頭人」(訳注:「牛頭人」はピンイン表記で「Niu Tou Ren」なのでNTRを指すスラングとしても使われます)という概念がこっちに広まって、それに対するカウンター用語として「純愛」が使われるようになり、現在のような「NTRではない恋愛作品」という意味の「純愛」になっていったはず

あの当時は作品やキャラとNTR判定に関する議論が熱かった
「NTRではない」「NTRと対立するジャンル」を指す言葉が必要とされ、そこに「純愛」がぴったりハマり過ぎてしまったという事情がある

「School Days」や「WHITE ALBUM2」などが初期のNTRや純愛に関して何かと議論の的になっていたけど、今の感覚で振り返ってみると「純愛」だけでなく「NTR」という言葉の意味もかなり変化しているのに気付く

NTRネタ?がウチの国に広まった結果、「純愛」という言葉の意味は変質してしまったわけだが、
上手く言えないけどこの流れがなんとなくNTRっぽい展開に思えたりもする

ウチの国では文化的にNTR展開が非常に嫌われているわけだが、だからこそ話題になりやすい、食いつく人間の多いネタになる
NTR展開の需要は少なくても、NTR議論の需要はとても多いし、その過程で「純愛」という言葉も完全に定着してしまったのではないかと

言っては何だが現在使われている「純愛」という言葉には貞操、処女の保証という意味が混じるから否定や自嘲が混ざるのは避けられない
日本語の「純愛」のような綺麗な言葉に戻るのはもう無理だよ!

実はエロゲー的にも「純愛」の反対が「NTR」というのはちょっとおかしい
本来は「鬼畜」や「凌辱」みたいなジャンルが来る言葉だったはず

「純愛」ほどではないが「NTR」の方も日本のオタク用語とは違う使われ方もしているけどね
性的な関係が発生するケースもだけど、ヒロインが奪われる展開でもNTR判定になるなど、かなり範囲が広い
そしてその反対がそういう展開が一切ない「純愛」だ



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における「純愛」の使われ方や変化の過程などに関する話がイロイロと出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では緑帽という浮気された男をバカにする屈辱的な言葉がありますが、これと近年日本のオタク文化経由で入ってきたNTRの概念はとても相性が良く、中国人にとって理解しやすいものでした。今ではNTRという概念やそれに関するネタは中国に広まり、定着しています」

「現在の中国のネットでは緑帽、NTRは話題性のあるネタとして消費されている概念ですが、根底には中国の面子に関する感覚と連動している部分があります。緑帽は中国で名誉、男性としての面子に関わる極めて強烈な屈辱となります。だから中国のオタクがNTRされるキャラに感情移入した場合、日本のように個人が脳破壊されて終わるネタにするのは難しいかもしれません」

などという話もありました。

とりあえず、こんな所で。
「純愛」という言葉に関しては私の知り合いが多い世代よりも下の世代を中心に流行って定着した言葉なので、私は解釈や使われ方に関してイマイチ自信がありません。そんな訳でいつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「二次元特有の中国語的に意味不明な日本語由来の漢字単語やズレた使い方の言葉について語ろう」

中国オタク「日本でガンダム00は不人気なの?ガンダム総選挙で上位に入れないのは意外過ぎる」「中国で『Z』に相当するのが『00』という言い方もできる」

ありがたいことに
「現実のイベントは中止した事例が出てしまうとしばらくどこも忖度してダメになりそうですが、日本のオンラインならまだどうにか楽しめるかも……」
という話と一緒にネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

「全世界“ガンダム”総選挙2025」(公式サイト)
が始まりましたが、中国オタク界隈でもこの総選挙の動向が気になっている人が少なくないそうで、先日発表された上位20機の中間発表に関しても注目を集めているそうで、そこには中国オタク的に意外に感じる部分もあったようです。

「全世界“ガンダム”総選挙2025」中間発表!上位20機&歴代ガンダムパイロットキャスト推薦コメントを公開!(GUNDAM Official Website)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国と日本のガンダム00の人気の違い」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本で「ガンダム00」は不人気なの?ガンダム総選挙で上位に入れないのは意外過ぎる

上位20機のガンダムの中に「00」が無いというのは確かに予想外だ
逆にこっちの感覚だとZガンダムの人気の高さが不思議

機体が多くて分散した影響もあるかもしれない
しかし最初に見た時はフリーダム系ガンダムが分散していて厳しそう……と思ったら普通に入ってきてるしなあ

自分の印象だと人気的には「00」>>「Z」だけど日本や他の国ではそうでもなかったのか

私は日本以外のガンダム事情に関してはアメリカで「W」が人気というくらいしか知らないけど、日本だと「Z」はずっと人気高いはずだよ
Z系の派生MSが出続けるのも結局は人気が高いからだ

日本だと初代の大人気がそのまま「Z」に移って、そこから「逆襲のシャア」にいくまでがセットかな
ファン層が昔から手堅いし、商品展開も厚いから人気が維持されている

「Z」がこっちでパッとしないのは「古過ぎる」というのが主な理由だが、日本ではそれが昔からの人気、忠誠心の高いファン層につながっている模様

ウイングガンダムゼロはゼロカスタムとの扱いが相変わらず不安定だが上位には入ってきた
しかし「W」が入っているのに00系が上位にいないのは私も驚いた

そんな状況なのに「Z」の機体は二機入っているんだよな
Zガンダムが入るのは分からなくもないけどMk-IIも入るくらい人気高いとは……日本での人気の高さを改めて実感する

Zガンダムに関しては直近で「ジークアクス」関連で補正がかかったというか、思い出した人が多かったというのもありそう

こういう投票は基本的に新しい作品、特にアニメが出た作品が強いからね
SEEDは劇場版が大ヒットしたことによる後押しは間違いなくある

あとはバージョン違いによる票の分散も影響してそう
フリーダムが不利だというネタは言われているが、「00」は更に派生が多い
あと4種類いるV2とか不利過ぎるだろ

ストライクも5種類だしフリーダム系の方がまだマシだよ!

ユニコーンみたいにフルアーマー・ユニコーンガンダム(デストロイモード)に投票すればいいみたいなのだとあまり不利にはならないんだろうけどねえ

日本で初代、Zが大人気という事情に関してはこっちでSEEDが大人気になり、その後でまた00が人気になった関係と重なる部分が見て取れるし、中国で「Z」に相当するのが「00」という言い方もできるだろう
これはリアルタイムでの体験が無いと把握し難い部分でもあるが

確かにそういう解釈もできるか……考えてみれば俺も「SEED」の次は「SEED DESTINY」ではなく「00」みたいな認識はある
ウチの国でリアルタイムでガンダムのアニメを追いかけて話題にする人が増えたのは「DESTINY」からだし「SEED」と「SEED DESTINY」をまとめて見た人もおおかったから放映時間が1年空いた日本と違うイメージになっているのかも?

「Z」の日本での人気が分からないという人もいるようだが、ウチの国でも「Z」の作品評価自体は高いだろ。評価サイトでのスコアも高いし古参のマニアが持ち上げるのはまず「Z」だ。

しかし「Z」はMSの評価は微妙過ぎない?
こっちの感覚だと背中が寂し過ぎる

ウチの国だと羽があるロボが大人気だしな
国産オリジナルの機甲(ロボ)も売れるのは大体羽根つきだし、「00」も作品やキャラの人気はあっても機体の人気はイマイチな所がある

「羽があるロボでないと国内では人気がでない」というのは暴論ではあるが、否定もし難いんだよな……
それに対して日本では羽パーツやエフェクトはマイナスにはならないが、こっちほど大きなプラスにはならないように感じられる
あと国内の謎オリジナルな「機甲」に対する「00」の影響は主に脚の形状だと思う

中間発表の結果については「00」の人気が無いというよりも日本では宇宙世紀を舞台にした旧作の人気が高いという解釈をするべきではないかと

同意する
こっちだと宇宙世紀は「UC」が突出して人気が高くて最近「閃光のハサウェイ」で少し新人は増えたけど、やはり「SEED」以降の作品の人気が高い

こっちのオタク界隈の感覚だと宇宙世紀系の作品はどれも古い、キャラデザも絵柄もだけどアイデア的にも昔の作品だから面白くないんだよね
価値や放映当時における新しさに関する知識はあっても、視聴体験としてはすでに陳腐になってしまった部分が少なくない

理解できる
イロイロと批判はあるけど、今の時代に宇宙世紀系の世界観で大きく当てるなら「ジークアクス」くらい極端にやらないといけないし、だから「ジークアクス」はあんなに話題になったのだと思う

作品が人気になる、記憶に残るというのはその当時の環境の影響も無視できないわけだし、国内の「00」人気が日本と違う理由の一つはそれだろう
「00」が放映されていた頃の国内は高速大容量のネット環境が急速に整備され普及していった時期だし、私の中でも当時は「00」と「SEED」を中心にガンダム人気はずっと上昇し続けていたような記憶がある

「00」の時期はネットに加えて海賊版ディスクも紙雑誌媒体もまだ生き残っていた時期で、そのすべてのルートに乗っていたから多くの人が作品を見ることになった

「W」の頃は海賊版がVCDだったから枚数多くて値段が高いから通してみた人は少なくて当時は枚数の少ない「08小隊」が最も馴染み深いガンダムだった
そして「SEED」の頃はDVDの海賊版の時代で枚数が減って画質も上がり急速に普及した
そして「00」の時代はネットのファンサブとダウンロードで海賊版ディスクは壊滅
バンダイからすれば商売にならない嫌な時代だろうけど、人気に関しては作品の内容に加えて環境もかなり影響していたと思う

こっちのファンは宇宙世紀系は大体が「スパロボ」や「Gジェネ」で知った人間で、わざわざ「初代」「Z」「ZZ」を見に行った人はそんなに多くない
だからこっちでは「Z」の人気は実感できないし、わざわざ見た人は作品の価値を実際よりも高く評価することになりがち

「00」は最後にSF作品の方に突っ走ってしまったから日本では評判がイマイチだいという話を聞いたことがあるけど……

宇宙世紀枠とは別物だからね
でも「Gガンダム」みたいなのがあるからストーリーの方向性の違いはそこまで大きな問題にはならないような気もする

国内において「00」は「SEED」で盛り上がった人気の熱を上手く受け継いだ作品だ。
キャラデザもこっちの好みの範囲だったし、ファンサブ経由で日本のアニメ視聴が習慣として広まる際の定番作品の一つにもなっていた。

現代でも記憶に残る、話題になるという点では「SEED」がトップだけど、当時の国内におけるライト層、一般層への普及という意味では「00」の方が「SEED」より上だったし、広い範囲での記憶ということなら「00」の方が上という可能性もある
日本ではそういうのが無いはずだし、それが投票で「00」が埋もれてしまった原因の一つじゃないかな

「00」は「コードギアス」や「マクロスF」と重なったのもあってか印象が弱くなりがちだけど、当時の国内のアニメ視聴環境の急速な発展拡大と重なったことによる人気、思い出の強さはかなりあると思う
私の中ではライト層に人気、手頃に薦められるガンダムは「00」という印象だ

この話題を追いかけながら考えてみたが、上の方でも言及されているように中国国内のガンダム史においては「00」は日本の「Z」に相当する作品といった見方もできそうだな
そしてその後に路線変更して人気の流れが一時断絶した「ZZ」のようなポジションとして「AGE」が続くと

なるほど
人気の出方、広がり方と定着の流れを見ていくと「1st」「Z」「ZZ」というのがこっちでは「SEED」「00」「AGE」となるわけか
歴史は繰り返すのかもしれんな……



とまぁ、こんな感じで。
中国におけるガンダム人気の広まりやその周辺事情なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国ではオタクの世代交代が速いですし、アニメ以外で作品に接する環境も少ないのでシリーズ系作品の人気作品やキャラの変化も日本と比べてかなり速くなっています」

「ガンダムだとZは上の世代のオタクの間では名作としての評価は高いですが、若い世代の間での人気はないですね……私も若い人との話で自分からZガンダムを語ることはかなり少なくなりました。相対的に見たら昔と比べてかなり人気は落ちていますし、思い入れのある人、実際にガンプラに手を出す人の間でも微妙かもしれません」

などといった話もありました。

そういえば私は昔、中国の「SEED」ファンの方から
「中国のガンダムファンは皆SEEDとSEED DESTINYをまとめて見ているので、主人公だと思っているのはキラ・ヤマトです。シン・アスカは途中から出てきた邪魔なキャラですし嫌われています」
などといった話を聞いたこともありますし、SEEDの視聴体験やそれによってファン界隈に蓄積されたイメージは中国独自の部分もかなりあるのでしょうね。

ちなみに管理人はZZが好きなガンダムなので人気投票では概ね低見の見物状態になりますが、今回の「全世界ガンダム総選挙」のZZはフルアーマーが別枠なだけでなく強化型ZZも別枠で出ていたのにはちょっと驚きました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の異世界系作品の冒険者ギルドは国の権力とぶつかる或いは利用される存在にならないのだろうか?日本で納得されている理由、設定などがあれば知りたい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でも日本のファンタジー作品のお約束が把握されるようになってそれなりの時間が経ちましたが、日本のファンタジー作品、特に異世界転移転生系に出てくるテンプレ設定に関しては作中であまり説明されないこともあってか時折引っかかる所も出るそうですし、それが話題位になることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の異世界系作品の冒険者ギルドは国の権力とぶつかる或いは利用される存在にならないのだろうか?」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の異世界系作品の冒険者ギルドは国の権力とぶつかる或いは利用される存在にならないのだろうか?日本で納得されている理由、設定などがあれば知りたい

確かに統治者に反抗する武力集団になりそうな不安定さはあるよね
そして逆に国或いは権力者の支配下としての汚い組織にもなりそう

国がスポンサーとなっているある種の自治組織という設定なこともあったかな?
国が既に利用している、ある種の大衆向けのインフラ兼セーフティネットだから極端な話にはならないということなのでは

舞台装置的な存在と言ってしまえばそれまでだけど、「腐敗した冒険者ギルド」みたいなクエストが発生してそうなパターンはあったな
しかし冒険者ギルドが軍閥化するとか、反乱起こして独立するような作品は記憶に無い

ネット上を探せばあるんだろうけど、商業レベルでは見ないよね

役所の窓口業務みたいなものなんだろうけど、元冒険者、それも高レベルの冒険者が職員側にいるのが珍しくないし、私も強大な武力をもった危ない組織に思ったことはある

あれはそもそも国の下部組織じゃないの?
作中で詳しい描写がされることは少ないけど、内部に国側の人間がいて制御しているから潜在的なリスクはあっても国との衝突をまず気にするようなレベルではないと思うが

作品によっては国から一定の権利を認められているような冒険者ギルドも、国の管理下にある冒険者ギルドもあったね

日本の異世界系の少年キャラを「大人達の介入や誘惑」と距離を置いて活躍させるために作られた設定が「冒険者ギルド」だ
背景として童話の舞台設定的な存在なわけだし、国との争いや国からの介入は跳ねのけられるものという前提があるんだよ

異世界の冒険者ギルドって作品にとって都合が良い便利な存在ではあるが、そんなに純真なものでもないように思うが
冒険者が身を持ち崩すとか奴隷落ちするとか、ゴブリンの巣で繁殖の母体になるとか珍しくないし

日本の異世界における冒険者ギルドってTRPGやMMOの影響が大きいから青少年の主役達向けというのは違うぞ
その設定に「青少年の主役達」が乗っかるというのはあるけど、世界観によってはリアリティ方面で盛ったりダークな方向で盛ったりすることもある
もっとも冒険者中心にする話の都合上、国や貴族と距離を置く組織になりがちというのはあるだろうけどね

日本の異世界系作品を見ていると、国王と対立するよりも国王や貴族の手下になってやらかす方が心配になる

実際そういう展開も少なくないぞ。近隣都市の冒険者ギルドが……というのもよくあるイベント。
しかし国王とかになると対立して勝った後にどうするかという問題が出てくるし、本格的に国王と対立するなら冒険者ギルドは間に挟まない、或いは別口で直接対立という展開になることが多いはず。

日本で納得される理由としては、国家権力からすればそこまで問題にならない、対処可能なレベルの小規模な武力というイメージになっているからでは?
こっちでも直接王朝が介入したら武侠集団なんかあっさり制圧されるというイメージがあるわけだし

確かに武侠、仙侠系作品でも結局は王朝が本気出したら終わり、王朝がリソースを本気で投入したら勝てないというのは大体の共通認識としてあるからな

上からすれば冒険者ギルドって直接的な保証が必要ない、使いやすい傭兵組織みたいなものだろ
反抗や癒着はあっても大掛かりなレベルにはなかなかならない

冒険者ギルドって現代で言う所の危険な地域の警備業務まで担当する人材派遣会社、こっちで言うなら古代の「鏢局」みたいなものだよ

結局、冒険者ギルドって現実のワグネルのような組織でいいの?

そんなに待遇良くないよ!ワグネルはまだ現代基準の取引が残っている
異世界の冒険者ギルドは使い捨ての日雇いの集まりだし、人材派遣業務に関してもモンスター退治などの荒事が普通に混じる

武力だけに注目すると危険に見えるけど、薬草採集や都市清掃の仕事も仲介しているし、冒険者の大部分は「農民工」より更に下みたいなもので異世界だとある種の底辺向けのセーフティネットだし、政府からすれば社会維持コストの一種だろう

冒険者ギルドのメインは人材斡旋、それも作中世界観では合法的なものだ(たまに非合法なのが混じるのはお約束)
こっちの作品でいえば宿屋が人材斡旋や紹介の場になっているのを組織的に扱ったものと考えれば良い

冒険者ギルドがテンプレになる前の、「ロードス島戦記」などの昔の日本のファンタジー作品では酒場兼宿屋が冒険者ギルドの役割だったわけだしな

いわゆる「鏢局」や「幇会」だと考えると国とぶつかりそうな組織に見えるが、日本の二次元の冒険者ギルドってそんなに結びつきは強くない
上で言われている役所の窓口が近いし、国と衝突するような描かれ方は珍しいかと

現代で臨時雇いの人員で構成されている小さな会社が大企業から仕事を請負っていることはあるし、冒険者ギルドと国や貴族の関係もそういうイメージなんじゃないの?
反抗も癒着もあるけど、社会システムを揺るがすレベルまでいく案件は滅多にない
そして日本の作品では国が冒険者ギルドの上にいることも少なくない

国が上にいるのとは違うと思う
日本の作品に出てくる冒険者ギルドって普通は国を超えたつながりがある、世界的な統一協会とも言えるシステムだ
そこが西洋系ファンタジーの地域限定のギルドとは違うし、妙に不安定な印象につながっているわけで

国に裏では従ってないならともかく、表立って国から手を出されない関係というのは珍しくないか?
私はフォーマットが共有されている地域ごとの緩い連携みたいなものだと感じていたが

日本の冒険者ギルドって構成員の組織に対する帰属意識が強い、ランク制度を重視しているというのが独特だけど、政府との関係も確かに独特ではあるな……私の中でも西洋のファンタジー作品のギルドはもっと地域制が強い印象になっている

日本の冒険者ギルドって帰属意識はあるけどギルド側の命令の強制力が大して強くない、ペナルティを課すくらいしか無いのも特徴だ
こういう所からも国に対する反発、或いは国の下部組織として組み込む展開には向いていないように思える

「軌跡シリーズ」の遊撃士協会のように話を広げていくうちに設定と空気の調整が難しくなったんだろうな……と感じられるギルドも結構あるし、舞台装置としてあまり深く考えずに受け入れるのが良いんじゃないかな……

「ゴブリンスレイヤー」だと実は国が後ろにいるという設定だったはず
他の作品も国や国の上層部に近い大貴族が冒険者ギルドのパトロンになっているのをよく見かける

設定として出ているかは分からないが、ギルドの収入源がどこから来ているか、どこの管轄かなどからその作品における冒険者ギルドの立ち位置や力関係も見て取れると思うのだが

異世界では冒険者ギルドの運営費は仕事の仲介費用という建前の作品が主流のようだが、賞金首モンスターの賞金が国王から出ているという設定の作品もあったかな?
もちろん結局は作品の設定しだいだが、どちらにしろ国王から一定の権利を認められている組織なのは間違いないだろうし、民間の独立した組織という世界観の方が珍しいだろう

国や統治階級にとっても冒険者ギルドって便利な存在になるんだよ
騎士団、軍隊を動かすと費用が大きいし封建社会だと貴族間のしがらみも多いし貴族の家に死傷者が出たら継承などで更にめんどうなことになる
そこで冒険者というどれだけ死んでも構わない連中を冒険者ギルド経由の下請けで使うわけだ
冒険者では手に負えない、死に過ぎるレベルだと判明したら正規軍が出動!

リアリティ重視で考えていくと、軍隊や組織内で栄養十分で訓練して装備も整っている方が強いし、主人公達例外の外側を考えるとそういう感じで落ち着くよな
異世界系作品の中では冒険者>軍隊みたいなイメージになりがちだけど、大半の冒険者って食い詰めて装備も経験もない人間だ

でも異世界系作品だと軍隊で対応できないモンスターがいるのがな……冒険者と冒険者ギルドは危険な存在だけど外敵はもっと危険

軍隊で対応するのが難しいモンスターのいる世界観だと冒険者ギルドで成功した超人的な個人を政府側に取り込むのがベターなのかもしれない
魔王を倒した後のまともな勇者の扱いの簡易版みたいな感じで

上で言われている「ゴブリンスレイヤー」の冒険者ギルドは魔王と戦争していた時期に発生した流民の受け皿であり同時に口減らしのための手段でもあるということだったな
あの作品の世界観では定期的にポップする魔物を倒さないといけないし国の生産力で養える人間にも限りがあるから、クエストで冒険者が死んでもそれはそれで悪くないという背景がある

傭兵組織みたいに受け取る人もいるようだが、傭兵団や傭兵ギルドは別にあるのが日本の二次元の異世界なんだよね
それに対して冒険者ギルドって軍とは違って個人〜チーム単位の武力の集合体という、世界観における武力の影響がなんとも分かり難い存在ではある

でもイベントで対強敵のレイド戦みたいなことはやるから軍隊組織的に動けないわけではないのが……

以前どこかで冒険者ギルドの謎の自治能力に関しては日本の政府と軍隊の存在感がとても弱いからだという話を見たことがある
日本ではメディアで軍や軍の新兵器がアピールされることはこっちと比べたらほぼ無いと言っていいレベルで、国防教育もやらないからラノベを読むような若い世代はマニア以外日本の軍隊を意識することが無い、だから異世界系作品のように冒険者の存在感ばかりが強くて軍隊は存在感や扱いも微妙ということになりがちだとか

理解できる話だ
最近聞こえてくる日本の熊の問題を見ていると日本は軍隊って本当に存在感無いんだ……と感じる
あれってウチの国だったら政府の責任になるし軍隊がすぐに動いてアピールしそうな事態なのに、日本だと金を払って狩猟協会に熊退治を依頼するという……俺はそれでいいのか?とニュースにツッコミを入れてしまったよ

あくまでこっちに流れてくるニュースからの雑な印象でしかないけど、私は日本の熊問題から冒険者ギルドと冒険者と軍隊に関する感覚が見えてくる気もする

そういえば日本の熊問題って冒険者が対処できないレベルになったモンスターに対して国が騎士団(軍隊)派遣したみたいにも見えるな
現実がああいう関係だから日本の二次元の冒険者ギルドはあんな感じになるのか……

現実の日本だと狩猟協会が言ってみれば冒険者ギルドみたいなものだよ



とまぁ、こんな感じで。
中国の感覚で見た際に気になるや中国の作品で例えるならどうなのかといった話も出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「異世界の冒険者ギルドに関しては、宗門や宗族などの秩序ではなく依頼とランクを通じたつながり、緩い自治で成立する武力のある組織というのはちょっと不思議に思えます。それに近年の中国国産作品では武侠の宗派であっても国家の秩序の中にある下部組織という扱いが多いですから、日本の冒険者ギルドの曖昧さが引っかかる人も出ると思います」

「それから現代の作品では武侠は設定上の戦闘力は昔よりはるかに強くなっていますが、同時に相対的にはかなり弱くなっています。現代の作品の武侠キャラは国を動かすような個人の英雄ではなくなっているので日本の異世界系作品における冒険者の強さ、力の及ぶ範囲の広さに対してなんだか納得できない気分になる時があります」

「現代の武侠キャラは巨大な組織には勝てません。王朝が本気を出したら個人、小集団の武侠はあっさり負ける、鎮圧されるというイメージが強くなっています。これは現代の仙侠ジャンルにおける世界観の拡大、強化によって国家が相対的に強く、武侠は限定的な英雄になっていったことや、国内における創作環境でも怒られない内容のライン、現代の読者の感じるリアリティの変化なども影響していると思われます」

などといった話もありました。

冒険者ギルドと冒険者の扱いに関しては私もその手の作品を読んでいて「何か自分の認識と違うみたいだぞ?」と感じることがたまにありますし、中国からだとそういったズレは更に大きくなるのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

寄稿記事: 「中国における藤子不二雄漫画単行本の出版状況およびアニメ状況について」 その3

その2から続いています。


第三章 中国における藤子不二雄作品単行本に関する小括

やはり、「ドラえもん」の存在感が圧倒的に大きすぎる。一九九一年の中国中央テレビでの放送開始のみならず、二〇〇八年三月一九日にドラえもんが、アニメ文化大使に就任するなど、外交関係にも影響を伴う動きをしているのがドラえもんであり、作品としての枠組みが遥かに超えた存在と言えると思われる。そのため、藤子・F・不二雄先生の死去は中国の一般社会でも大きな悲しみと伴う大ニュースになっており、ドラえもんの訳名変更の件も話題になっていた。

ただ、他の作品に関して、藤子不二雄作品は若干絵柄は子供向けのため、一九九一年以降の少年漫画直撃世代にとっては格好いいものではなく、敬遠されるようになった。もっとも、その後、高校と大学時代に「四併一」漫画によって「異色短編集」などディープな作品と出会って、藤子不二雄を再認識する者もいた。

さらに、SNSの時代に入ると、藤子不二雄Ⓐの死去はSNSなどでも取り上げられ、『劇画毛沢東』を書いたことが記事になっていた(ちなみに筆者は2004年ごろ日本留学中に、BOOK・OFFで初めて『劇画毛沢東』を見てかなりビックリしていたことを今も覚えている、すぐに購入し写真を撮ってネットに書き込みした)。

無理やり結論をつけると、中国において藤子不二雄とは、「一般的すぎる」と「マニアックすぎる」と言う両面性が物凄くきわだつ作家だと言えると思う。ドラえもんは一般的すぎるが、その他の作品はマニアックすぎるのである。


第四章 中国におけるアニメ版藤子不二雄作品

ご存知の通り、中国は香港とマカオを除いて、三二の省レベルの行政区画があります。そして、それぞれ独自のテレビ局を持っていて、放送チャンネルを複数もっている地方局もあります。
また、広東省では直接香港のテレビ信号を受信できたり、一九九〇年代中半から個人用衛星アンテナで香港や台湾の衛星局の放送を受信できたり、一九九〇年代後半にはケーブルテレビが始まったり、受信環境は多岐に亘っています。特に香港のTVBは一時期中国の深圳に支社を作っていた時期もありました。また、少数民族地区ではチベット語やウェイグル語、モンゴル語アフレコ版のアニメも存在していたりします。

ドラえもんに関しては、香港のTVBの広東語版の『叮当』、台湾国語版「機器猫小叮当」、大陸CCTV北京語吹き替え版「机器猫」がそれぞれ別のルートで入っていた可能性があり、少なくとも筆者はCCTV版を見た後、台湾版も中国のテレビ放送で見たことがあります。同じ話で声優と訛りが違い、またキャラクターの名前も違うため、特に印象に残りました。広東語(香港版)は流石に北京では需要がありませんので、テレビ放送で見たことありませんでした。


一九八〇年〜二〇〇〇年代は、まだ中国各地の地方局が各自の判断とルートで海外からテレビ番組を輸入していました。特に台湾と香港の人がセールスに来ていたり、中国現地の劇団役者を使ってアフレコすることもありました。また台湾や香港のライセンサー経由で一回切りの放送権を買っても、勝手に再放送したりしていました。また、放送専用のテープは当時貴重品なので、元の番組を消して新しい人気番組を上書きし使い回しすることが普通でした。そのためビデオテープをもって各地のテレビ局を飛び回り、もっている番組を他局にコピーして代わりに他局がもってる番組をコピーすることで、お金を稼ぐ人たちが現れました。この商売はかなりの稼ぎになったようで、飛行機で各テレビ局を移動していたそうです。

海外アニメは視聴率が稼げるため、そのようなダビング屋たちの活動により、あっという間に中国全国各地方で放送され、氾濫しました。そのため二〇〇〇年初頭、地方局が一気に衛星放送に進出し(中国語では「上星」)、全国でも見られるようになると、見られるテレビチャンネルが一気に七〇〜八〇ほどになりました。カオスなことに、違うチャンネルに回しても同じアニメを放送しているという事態になることもありました。「サムライトルーパー」とか「クリィミーマミ」とか「ウルトラマン」とか、酷い時はどの放送局を見ても「ビーストウォーズ」でしかも同じ話の放送でアフレコが違うということもありました(同じ劇団の役者が同じ話を二回アフレコしてセリフと配役が微妙に違うバージョンが同時放送されていることもありました)。また「エヴァンゲリオン」も同じ俳優たちによるバージョンの異なるアフレコシリーズが二種あったりします。

このような状況は流石にどう見てもまずいので、二〇〇六年に中国では、ゴールデンタイム(一七〜二〇時)に、海外アニメの放送を禁止しました。海外アニメ禁止令が発令した後は、深夜に海外アニメが放送されることになりました。最終的に二〇〇八年頃に、海外アニメは一切放送禁止になりましたが、番組紹介として放送されることもありました。

またCCTVには映画評論(解説)番組がありました。この番組で映画ドラえもん(大長編ドラえもんシリーズ)が取り上げられることもあったのです。この番組の構成に合うよう、映画を編集して、三〇分程度あるいは三〇分以上の番組に編集して、話は一部割愛されていますが、一応ストーリーの最後まで知ることができるものになっていました。

以上のような中国の事情から、藤子不二雄作品のテレビ放送の詳細を割り出すことは非常に困難と言えます。
一応、中国で最初のドラえもんの正規放送は一九九一年二月九日から始まったCCTVによるものとされています。番組枠は「正大総藝」(タイの正大グループが協賛している番組です)でした。

ドラえもん以外のアニメ作品については、少なくとも筆者が見ていたものとしては、CCTV教育チャンネルで一九九〇年後半から二〇〇〇年初頭に「モジャ公(宇宙小毛球)」が放送されており、見ていた記憶があります。これは確か北京語吹替でした。また、同時期に北京テレビで「ポコニャン(叮当猫)」もやっていたと思いますが、これは台湾で吹替えされていたものでした。他の地方局でも何らかの放送はあったかとは思いますが、今となってはもう分からないです。「キテレツ大百科(奇天列大百科)」は恐らくテレビ放送はなく、台湾で出版されていたビデオCDが中国に持ち込まれて、勝手に放送していた地方局があったかなぁ、という感じです。

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CCTV教育チャンネルで1990年後半から2000年初頭頃に放送されていた「モジャ公(宇宙小毛球)」


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北京テレビで1990年後半から2000年初頭頃に放送されていた「ポコニャン(叮当猫)」



ただ、北京語版ドラえもんが中国の放送局の知らないところで放送されていたということはないかと思います。版権がCCTVという国営放送局なので、ここを敵に回すことはできません。もっともドラえもんは話数も多いので、全てのお話しが北京語に吹き替えられているとは思えません。このお話を中国語で見たければ、台湾華語版を見るしかないといったお話しも存在すると思います。もっとも、CCTVは日中友好のためという枠で比較的熱心にドラえもんを吹替て放送していたと思います。

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山东有线台(山東ケーブルテレビ)で
放送されていた「叮当」


寄稿0304

贵州卫视(貴州衛星テレビ)で
放送されていた「叮当」


寄稿0305

广西电视台(広西テレビ局)で放送されていた「叮当」


寄稿0306

CCTV(中国中央テレビ)で放送されていた
「机器猫」

台湾で吹き替えたもののように聞こえる


また、香港経済や文化力が現在よりも強い時代には、香港の映画や音楽が中国の大衆文化に大きく影響を与えていた時代がありました。この影響で、広東語を勉強する人も多く、教材も豊富に出ていた時期もありました。この影響で、香港製の広東語吹き替え版アニメと映画とかのコンテンツがかなりの数中国にも入ってきていました。私は広東語のコンテンツは一切見ていないので、詳しくはないですが、中国では北京語コンテンツと広東語コンテンツが全く異なる世界を創っていた時期があります。なので、ここで解説した以外にも中国で放送・流通していた広東語アニメ、広東語コンテンツというのも多く存在していたはずです。

(了)

寄稿者:フギョウ

中国オタク「表立っては言わないけど実は人気に関して納得できていないキャラ、そういう話をよく見かけるキャラについて語ろう」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「『呪術廻戦』の禪院直哉の人気の理由が本当に分からない。誰か教えてくれ。助けてくれ」
に関連して、
「中国で大人気なキャラだけど、実は現地のオタクの間で好き嫌いが分かれているようなタイプのキャラは他にいるのか?」
という質問をいただいておりましたが、先日これに関連しそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「表立っては言わないけど実は人気に関して納得できていないキャラ、そういう話をよく見かけるキャラ」
などといったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


表立っては言わないけど実は人気に関して納得できていないキャラ、そういう話をよく見かけるキャラについて語ろう
なぜあのキャラが大人気なのかとモヤモヤした気持ちになるようなキャラについてを!
この間別の所で「呪術廻戦」の禪院直哉の人気が高いという話の際にそういう話が出ていたが、他にもそういうキャラがいるのか気になってね

納得できていない、ということなら人気の理由が理解できるかとかは関係なく語って良いのか?

そうだね。ただキャラ自体を叩くのはあまりしない方向で頼む。
今の時代に他人の人気を気にしても仕方が無いのは理解しているつもりだが、それとは別に人気が高いばかりではないキャラについては知りたい

「NARUTO」の大蛇丸かな
嫌いという程ではないが、人気が高いというのはよく分からん

「NARUTO」なら、うちはイタチもそんな所があるね
敵から味方になった、いわゆる「洗白」されたキャラに関してはそういう不満が多い気がする

イタチに関しては家族全員殺しで良い兄貴扱いされているのがダメだとか
どこに注目するかで印象も変わるのだろう

敵から味方になったキャラに関してはベジータくらいまでいかないと反発は残るのではないかと
そしてベジータでさえも過去の所業で批判する人がいないわけじゃないし

昔のキャラでも良いんだよね?
私の場合は「Fate」の金ぴかがそれだ

私も同じだ
ギルガメッシュは「Zero」の方でも「stay night」の方でもかなり好みが分かれるキャラしていると感じている

国内だとギルガメッシュは「Zero」の群像劇における格の高い最強キャラ視点で入った人が多かったからずっと人気高いというのもありそう
それに加えて近頃はギャグ補正や味方補正が入って随分と印象良くなっているけど、元はかなり好み分かれるタイプだよね

「Fate」だとイリヤをまだ敵キャラとして見ている人もいるし、入った作品やその当時の環境次第でイロイロと違ってくるのだろう
国内のファン界隈でも「Zero」が圧倒的だった時期と比べてギルガメッシュ嫌いの発言が増える、許容されるようになってきているのは興味深い

遠慮せずに言えば「デート・ア・ライブ」の時崎狂三
国内にだって彼女が苦手な人間はいるのですよ

俺の知り合いにも時崎狂三がダメなのがいたけど、「キャラデザは本当に良い、人気になるのも理解できるが中身はダメ」とか言ってたなあ

キャラデザが良いけどストーリー上の活躍や扱い、汚点が残るパターンだとここのテーマみたいになりがち

他にも作者がひいきしてキャラ設定を変えたように見えると嫌われやすい
時崎狂三もキャラデザはずっと評価高いけど、キャラ設定に関しては何かと言われるね

「東方」の博麗霊夢
これは自分が博麗霊夢の同人二次創作のキャラが苦手というのもあるかもしれないが

この手の話題で定番なのは「ヒロアカ」の爆豪?
特に男の間では火暴猴(オコリザル)のあだ名と共に「何で人気なのか」と言われ続けている

「オーバーロード」のアインズ

確かにアレは極端に好みが分かれる。好きな人は本当に好きだがダメな人は本当にダメ。

ヒソカだね
「HUNTER×HUNTER」の悪役はクセの強いのが多いけど、こいつは特に苦手
不人気になるタイプではないというのは分かるが……

人気になった理由は想像できるが、大人気になるとは思えなかったのが狛枝凪斗

狛枝凪斗はダメな人は本当に不快でダメらしいね
しかし「ダンガンロンパ」にハマるような人間にとっては好みのキャラでもある模様

これはディオの名前を挙げざるを得ない

俺もそうだな……ここだから言ってしまうけど、俺は「ジョジョ」のディオは評価するのが当然という今のオタク界隈の空気も含めて苦手だ

空気も含めて良いなら私はシャアが苦手だったり
ガンダムファンをやるならシャアネタは避けられないし評価しないわけにはいかない空気なのが……

「アカメが斬る!」のエスデスは自分の好みじゃないけど人気出そうと思っていたらやはり人気が出てちょっと微妙な気分になった

まだ出ていないのだとフリーザ
非道なことをやって主人公は見逃されて死んだり生き返ったりしながら悪事を続け、味方になることもなく主人公と結果的に協力するかもないのに人気が高いというのはわけがわからない

フリーザはウチの国だとあまり人気無いままだと思うぞ
日本では本当に人気が高いらしいが

ここでなら「FF」のセフィロスの人気が意味わからんと言っても問題無いよな!?
やはりキャラデザと装備と中二病パワーなのか?

このテーマなら、自分の中ではここしばらくの間では禪院直哉の他には「ワンパンマン」のガロウも該当する

改めて考えてみたが、私は最近だと「葬送のフリーレン」のユーべルが自分の好みと一般の人気の違いを痛感するキャラだった

「デュラララ!!」の折原臨也はこのテーマに合いそうなキャラだと思った

極端なキャラ、敵キャラは評価が両極端になるし該当するキャラが結構出てきそう
俺にとっては「禁書目録」の一方通行がそれだった

こういうのは重要キャラ、印象に残るキャラに甚大な被害を与えるとか殺したりすると反発が残る。

「ペルソナ5」の明智は私も人気出るだろうとは思ったが、大人気ぶりにモヤモヤしたものは感じる
「ペルソナ5」はお約束展開のために舞台装置的な行動を振り分けられるキャラが多いし、明智はその中でも損な役回りだったのは分からなくもないが

明智は強烈に好き嫌いが分かれているよな
ファン界隈ではずっと戦いが続いている……

美形の黒幕キャラは人気出るけどアンチも大量に出ることが多い気がする
ずっと戦うボスキャラとはまた違う印象になるのが原因なのだろうか

やったことの責任を取ってない、報いを受けていないのにチヤホヤされるというのは見ている側にとっては結構なストレスになるからね
そこで解釈が分かれるから好きな人も嫌いな人もたくさん出るキャラになりやすいのでは

「屍鬼」の桐敷沙子も作品人気が高かった時期はそんな感じの扱いだったかも

黒幕ポジションは全てを操っている、キャラを駒扱いにしているように感じて嫌う人がいるという話もある
黒幕キャラ以外にも「ようこそ実力至上主義の教室へ」の綾小路清隆なんかもそういう部分で好みが分かれる、好きな人は本当に好きだけど……となるようだ

ウチの国は上からの別視点で話に関わるキャラの人気が高くなりがちだよね
でもそれが嫌な人間もいるのですよ

涼宮ハルヒはリアルタイムでは横暴なキャラなのが合わなかったけど、周りの大人気とオタクなら見ておかなければいけない、評価しなければいけない空気がきつかったな
ただ最近は逆に批判が強過ぎて逆にそこまで言わなくても……という考えも出てきた



とまぁ、こんな感じで。
今回名前が出ているキャラは基本的にどれも中国オタク界隈で人気が高いとされるキャラですが、やはり合わない人もそれなりにいる模様でした。

ちなみに今回の件を教えてくれた方からは
「中国ではオタクの間でも好きな作品やキャラが主流かどうか、昔言われていた『覇権』のような地位であるかどうかが重視されます。ですから大人気キャラを良いと思えない人、或いは自分の好きなキャラが大人気キャラに負けて主流になれない人は気分が良くないと感じてしまう時がかなりあります。日本のオタクのように自分が好きならば良いという考えになれない人も少なくないのです」

「もちろん中国のオタクにもマイナーな好みを維持している人はいます。しかし言っては何ですが中国のオタクには自分の好きな作品、評価している作品が主流になるべきという願望を抱いている人も少なくありません。そして自分の好きではない作品やキャラに対して批判や通報を行います。そういう人たちの中にはそのキャラが嫌いというだけでなく、嫌いなキャラが大人気になるのが嫌、自分が評価していない作品が大人気になって評価されることが嫌という考えになっている人も少なくないように思えます」

などといった話もありました。

キャラの好みやその評価に関してはイロイロな意味で中国オタク界隈独自の傾向があるようなので、何か機会があれば追いかけてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「私は昔からジャイアンがのび太の友達扱いされているのに納得できないんだけど、自分と同じ考えの人っていないかな?」

中国オタク「日本では電動バイクや電動自転車ってどれくらいあるの?アニメだと電動バイクなんかはほぼ出てこないけど……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

現在の中国では庶民の足として電動自転車や電動バイクがあふれているそうで、日常生活に当然存在するものといった認識にもなっているとのことです。
またそんな背景もあってか、日本のアニメやマンガを見ていると電動バイクや電動自転車を目にする機会があまり無いということで引っかかる人もいるのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「アニメに電動バイクが出てこないけど日本では電動バイクや電動自転車はどうなっているのか?」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本では電動バイクや電動自転車ってどれくらいあるの?
アニメだと電動バイクなんかはほぼ出てこないけど……

日本の二次元にはバイクに関してはレース系作品から女子高生とスーパーカブの日常みたいな作品まであるけど電動バイクがテーマの作品は無いよね
新しいものだからすぐには出てこないのかと思っていたが、いまだに出てこないのは何が原因なんだろうか?

あることはあるけど、中国ほどじゃないとか
確か日本だと充電が不便なんだっけ?

国産マンガだと電動バイクに乗ってるキャラというのは別に珍しくもないけど、日本の二次元だと出てこないのは確かだ
現実の日本の学校の授業でタブレットが普及しても黒板とノートの風景は変わっていないくらいだし、移動手段も当面大きな変化は出ないということなのかもしれないが……

日本は電池産業も電気の供給網も劣っているし、社会的に身近ではないんだよ

今の日本は電動自転車はかなり普及しているし、電動バイクも電動キックボードも増えてるし充電可能な駐車場とかも増えているよ
ただ電動系は都市部の気軽な移動手段扱いで、長距離だとパワー不足、気温や天候の変化に弱いからと敬遠されている

日本だと好きな人間はガソリンのバイクに乗れるのにわざわざ電動バイクに乗らないということでは?
安いから、簡単に乗れるから電動バイクという需要はあるはずだが、そういうキャラとバイクの二次元での出番は少なくなる

日本は環境関連の規制以上に安全関連の規制から電動バイクが普及し難いという話だったかな?
こっちだと自転車扱いのが日本ではバイク扱いになるので手軽に売るのも、乗るのも難しいとか

俺が以前見た日本旅行動画では日本だと純電動車は禁止されていて、ペダルを補助する電動アシスト車以外は法律上売れないということだったが

売れなくはない
でも日本だと電動バイクは免許やナンバー取得が必要で、こっちほど雑に買って乗ってはできない

こっちは税収……もとい産業育成のために管理が緩い時期が続いていたけど、日本は最初から管理が厳しかったので電動バイクの普及は遅かった
さすがに今の日本では電動自転車の方は結構普及しているけど、学生キャラのイメージとは合わないのでやはり出番は少なくなる模様

日本では電動バイクは機動車(自動車)扱いで、ウチの国で長いこと電動バイクが非機動車(自転車)扱いだったのとは違う
日本だと税金や免許、手続きが大して変わらないからガソリンのバイクに乗るということになるだろうし、それがそのまま日本で制作される作品の描写にも反映されているのではないかと

ウチの国も一応電動バイクの規制基準はあるんだけどね……今は最高時速25km以下が非機動車扱いで免許不要、ただしナンバーは必要ということになったはず
それを今年から厳格にやるということだが……

規則を順守した場合、電動バイクは時速25km以下になるから二次元における極端な使い方には向いていないのは分かるだろう

日本には「銀魂」の坂田銀時が乗っているようなバイクがあるから電動バイクは流行らないと聞いたことがある
あれが性能的にもコスト的にも電動バイクっぽいレベルで普及しているとか

電動バイクってデザイン的に日本の「原付」と大して変わらないし、作画は変わらなくても実はガソリンではなく電動になっているケースもあったりするのでは?

どうだろう?
二次元で原付に乗るキャラでも車種は明確なことが多いし、電動が出たら分かりそうな気もする

日本は安全基準が厳しいからこっちのように電動バイクが普及するのは難しいはず
日本では代替手段として電動キックボードを導入したがそれも評判は良くないと聞くし、自転車の地位は得られても旧来のバイクの地位まで得るのは当面なさそうに見える

ウチの国で電動バイクが普及したのって電動バイクの管理が緩かったからというのも大きな理由だからね……
今は厳しくなっているけど、2010年代は免許もナンバー取得も不要、出力規制も有名無実、警察も大して取り締まらないから日本のバイクみたいな感じで一気に普及したわけだし
そういう環境ではない日本で作られる作品に電動バイクがたくさん出てくるのは当面無さそう

こっちで規制が強化されたのも結局は事故やバッテリー火災、デリバリー業者の問題が増えすぎたからだしね
そういうネタが日本ではまだ日常的になっていないということでもあるのだろう!

なんだか理解できてしまう話だ
こっちでバイクの規制強化が受け入れられているのって環境への影響以上に治安の影響が大きいわけだしね
乗っている人間の質が悪いとヒドイことになる乗り物だし、俺は電動バイクもガソリンエンジンのバイクと同じく禁止してもいいくらいだと考えてしまうよ

電動バイクに関してはむしろ中国が突出して普及している独特な環境とも言える
中国国内では電動車関連産業を推進するために規制管理が緩い、税金も安い時代が長く続いて
庶民の移動手段として普及したし、地方によっては今でも規制管理が緩い
もし免許とナンバーを規則通りに厳格に扱ったら国内の電動バイクは半分も残らないんじゃないか?

ウチの国は都市部でかなり前から「禁摩」(ガソリンバイク禁止)とかの政策があったし、バイクの習慣がそこまで強くないからね。こっちの電動バイクは旧来のバイク禁止の環境で急速に広まった習慣という言い方もできる。
日本はバイク産業、バイク文化が昔から続いているし、二次元ではSF的なアレンジをするネタが普及しているからなかなか変化が出ないのだろう

俺も「AKIRA」の金田バイクが電動バイクになったらダメだろうというのは理解できる

私には真っ黒な煙吐きながら走る、跡をつけて走るバイクが電動バイクより良いものには思えないんだがなあ

煙吐くのは燃焼に問題がある質が悪い、手入れされてないエンジンだからというのもある
俺も排気ガスは嫌いだけど、あれは慣れている人間からすると、ちょっとした煙程度ならロマンがあるとか
そういう所が日本の二次元作品では演出的にも使いやすいのかもね

日本の二次元作品の場合、「ガソリンスタンドで給油している、給油の際のちょっとした時間」というシチュエーションが使い難いくなる問題もありそう
EVだと充電の遅さや充電スペースの奪い合いもあるし、それを上手く活用した話を新しく作るのも手間がかかるだろうしね

イメージ的にも実用的にもEVはガソリン車に比べて貧弱、設備が整ってないと使い難いというのがあるんだろう
二次元作品って何かと極端なシチュエーションを描いて誇張するわけだしね

ウチの地元はバイク禁止じゃないので私は電動バイクもガソリンバイクも乗ってるけど、街中の通勤に使うなら電動バイクの馬力は十分だし、電動バイクの方が便利だし燃費も良いね。

近頃はEVがどれだけ走れるかが強調されているけど、実際は数十キロ圏内で一〜二日に一回の充電での使いやすさの方が重要だ
日本の二次元作品でも将来的には行動範囲がそんなに広くない日常系の移動ツールとしてなら出てきそうだけど、その際にあえて強調されることも無さそう

国内ではガソリンバイクが禁止されているという話はよく聞くけど、大々的に禁止したのっていつ頃からなんだろう?
私が小学校の頃はガソリンのバイクが普通に走っていたんだけど……

こっちは都市や地方ごとに規制が違うからガソリンのバイクが好きに走れた地域、時代はある
基本的に大都市の方がバイク禁止の規則は厳格で、都市によっては前世紀からバイクが入るのは禁止されていたような?
あと台数自体が少ない、取締りが熱心ではない時期もあったから「バイク禁止」な地域でもガソリンバイクが走っていたというのも珍しい話では無かったりする

道路の取締りって今も雑だけど、昔はもっと雑だったからな……キャンペーンで急に厳しくなることもあれば、それ以外の時期は目に付く所、稼げる所を取り締まるだけみたいな時期もあったりで

バイクに関しては時代や住んでいた場所による印象の違いもある
大都市で小さい頃から育った人間はガソリンエンジンのバイクに馴染みが無いし、電動バイクの利点が意識され、ガソリンのバイクの強みや昔の人間が感じたバイクのカッコ良さみたいなものが実感できないのも無理はない
逆に言えば、日本の二次元作品に電動バイクが出てこないのはガソリンのバイクを良いものだと感じている世代がまだ作り手に多いからというのも理由の一つではないかと

たぶん俺も実際に見たら臭いしうるさいしで嫌になったりするんだろうけど、今世紀の初め頃に地元の兄ちゃんにバイク乗せてもらって遊びにいった思い出とかもあるし、まだバイクが走っていた時代が時々懐かしく思えたりする



とまぁ、こんな感じで。
中国における電動バイクの印象や昔のバイクの扱いなど、イロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「個人的な印象ですが、中国では10年くらい前に電動バイクが一気に便利で手頃な価格になって普及したように思います。ただ規則もマナーも整備されないまま来てしまったので問題も発生していますし、バッテリー火災のリスクもかなり意識されるようになっています。今は電動バイクで爆走する人に対する視線はかなり厳しくなっています」
などといった話もありました。

昔の中国の風景といえば大量の自転車でしたが今ではそれが電動自転車や電動バイクなどに入れ替わっているという話や、それとは別に「騎行熱」という趣味やレジャー目的で自転車に乗って移動するというブームが出ているというも聞こえてきます。
アニメやマンガの中の街並の描写に関しても同じ部分、違うと感じる部分が何かと出ているのでかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「近頃は正統派な忍者作品を見かけなくなった気がする」「最近の二次元で人気になっているのはアメリカ式忍者ばかりだよね」

ありがたいことに先日の記事
中国オタク「最近強くて金持ち、上流階級に入るような話がきつくなってきたので、例えば『CLANNAD』みたいな貧しいけど幸せや愛はあるみたいなアニメを見たい」
以外にも、「時期によって回答にちょっとした違いが発生する定番要素」に関するネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「近頃は正統派な忍者作品を見かけない気がする」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


近頃は正統派な忍者作品を見かけなくなった気がする
忍者キャラ自体は相変わらず少なくないし、変則的な忍者作品もあることはあるんだが……

最近の作品だとは「忍者と殺し屋のふたりぐらし」や忍者と極道」とかだろうか

「忍者与殺手」(「忍者と殺し屋のふたりぐらし」の中国語タイトル)は「忍者殺手」(ニンジャスレイヤー)みたいな作品を期待してみたら全然違って頭を抱えたわ
確かに真っ当な忍者主人公の作品って最近見ないと思う

一応「忍の一時」という作品はあったけど、大して話題にならなかったし記憶に残るような正統派忍者作品って案外難しいのかもしれない

「忍の一時」は設定が忍者だけどビジュアル的にあまり忍者っぽくないから解釈違いの人もいたと思う
いや、現代を舞台に忍者をやるならあれが正しいやり方の一つなんだろうけど

現代を舞台にした忍者なら「アンダーニンジャ」は結構良かった
でも忍者中心の異能バトル、異世界のファンタジー世界観みたいな話は無いね

「忍者と極道」はアニメ版のクオリティが低いのが気にはなるけどツッコミ入れられる環境で見るならかなり面白そうな作品だ
「忍殺」もアレだったが、それを更に頭おかしくして来たような?

「忍者と極道」は廉価版忍殺みたいなのがな……あれなら忍殺の方を見れば?となってしまうし、忍者を題材にして極端に作るのも簡単ではなさそう

今の時代にやるのは忍者を中心に据えた正統派ではなく「アンダーニンジャ」のように忍者要素を組み合わせた作品の方が良いのでは
忍者本体に関してはもう語れることがあまりない

理解できる。俺が最近見た「NINJA KAMUI」も忍者の皮をかぶった作品という印象になったしね

最近の二次元で人気になっているのはアメリカ式忍者ばかりだよね
「ニンジャスレイヤー」や「忍者龍剣伝」とか、伝統的な忍者とは別物の魔法、超能力とかの異能バトル
「NARUTO」だって結局はアメリカ式忍者の方に入るし

そもそも正統派な忍者作品って諜報、暗殺分野での戦いになるんだよな
「NARUTO」みたいなのは異端だよ

日本の二次元における忍者は忍法帖シリーズから急速に歪んでいったからね
アニメの「バジリスク」の原作の「甲賀忍法帖」から超能力的な忍術、瞳術などの独自用語や世界観が固まっていった。

そもそも忍法帖シリーズがあったから二次元で忍者と忍術バトルが発展したので、歪んだというよりも、ジャンルを創作したと見るべきでは?

二次元だとそれに加えて横山光輝の「伊賀の影丸」だね
流れとしては忍法帖シリーズの影響を受けたというかパクったのが「伊賀の影丸」で、その後の日本の忍者キャラと特殊能力バトルは大体ここで固まった

「正統派の忍者作品」というけど、忍者と超能力的な忍術バトルが日本のマンガにおいては正統派の流れだよ
魔法や超能力的なポジションとしての忍者と忍術が伝統的なジャンルとして存在してきた
もっとも時代と共に淘汰されていったジャンルでもあるし、「NARUTO」はそういう過去の忍者作品を現代風に再構築してヒットさせた作品と言う見方ができる

忍者自体はずっと人気だけど、新しいアイデアは出ていない
大体は他の題材、世界観に忍者が混ざるパターン

実は「バジリスク」は原作が日本の忍者作品の原点の一つだ
それによって日本の忍者は、能力やチームバトルといった辺りだけに注目して雑に例えるなら東洋的な要素が濃厚なX-MENみたいになった
作品として出たのは忍法帖シリーズの方が先だけど

話を戻すけど、「NARUTO」は同じ世界観で「BORUTO」が続いているし「ニンジャスレイヤー」みたいな作品もあるから、今の環境で正統派な忍者主人公及びそれを中心とした世界観でやるのは厳しいのではないかと
たぶん正統派な忍者をやろうとしても編集が許可しないんじゃないか?

「NARUTO」の忍者や属性ってもう忍者の名前の付いた魔法使いみたいなものだし、作品後半になると魔法使いと何が違うんだという状態になっていたからそんなに気にするほどでもないと思うのだが……

日本の二次元の流行りが変わったんだよ。
今は忍者ではなく鬼殺隊!ちょっと前には陰陽師バトルもあったしね!

でも忍者自体は消えていない
メインキャラとしての流行りが消えてもサブキャラの需要は尽きないのが忍者の強い所だ

いわゆる1クール、12話くらいのアニメでやる場合、正統派な忍者とその世界観をやるのは困難だ
「アンダーニンジャ」のように舞台は現代社会!主人公は現代社会に形を変えて存在する忍者!で始める方が良い

逆に12話しかなくても「忍者」という属性で見ている側に受け入れさせられるのは非常に便利と言えそうだ

忍者は記号として便利過ぎるんだよ
現代だろうがファンタジーだろうが出せば勝手に世界観に馴染んでくれるし

しかしそういう二次元の忍者って大体は完成したキャラ、忍者という属性をもって出てくるのがね
俺は成長していく、強くなっていく忍者キャラも見たい……

「ニンジャバットマン対ヤクザリーグ」みたいに変則的な忍者モノはあるんだけどな

最初の忍法帖シリーズからして主人公も敵も味方も完成した超人同士のバトルだから、未熟な忍者や成長する忍者の方が変則的な設定なのかもしれない

「NARUTO」が日本の業界では珍しい正統派な忍者の少年マンガという評価もあるようだし、やはりその影響がある間は正統派の忍者作品でヒットするのは無理じゃないかな……

同意する。
現代の環境だとシチュエーションやキャラで勝負できるギャグ系作品はいいけど、長編を忍者、それも忍者が中心になる世界観でやるのは難しそう

「忍殺」とかもよく考えたら現代で珍しい長編忍者作品だったりするし、忍者モノは既存の競合作品がすぐに出てくる

こっちでは忘れられているけど日本ではまだ続いている「忍たま乱太郎」みたいな作品もあるし、日本で正統派な忍者作品が作られていないわけじゃない
実際「忍たま乱太郎」は土井先生がメインの劇場版が今年公開されて30億円超えという日本市場のアニメ映画では大ヒット級の成功をしている

日本市場だと「BORUTO」が続いているし「忍たま乱太郎」みたいな作品もあるから正統派の忍者モノ新作で割って入るのはやはり厳しいのかね



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈で認識されている日本の忍者作品や忍者ネタの知識など、イロイロな話が出ていました。
ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国では『NARUTO』のイメージが非常に強いので日本の昔の娯楽方面の忍者ブームを知らない、知らないまま議論を進めてしまう人は珍しくありません。そもそも中国に日本の作品が大量入ってきて広まったのは1990年代以降なので、日本の昔の作品に関する知識はそこまで多くないですし、昔の作品とのつながり、影響というのも意識する機会は少ないですね」

「日本の忍者ブームは大衆向け娯楽小説や実写作品の影響が大きかったのも、今の中国国内のオタクが日本における昔の忍者の人気や扱いを見つけられない原因の一つでしょう」

などといった話もありました。

近頃の中国オタク界隈では「ニンジャスレイヤー」などの存在感が地味に強くなっているという話も聞きますし、「NARUTO」が完結してかなり経った現在の中国オタク界隈における忍者ネタや忍者の扱い、中国オタク界隈でイメージされる「定番の忍者キャラ」に関しても気になってきましたね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「最近強くて金持ち、上流階級に入るような話がきつくなってきたので、例えば『CLANNAD』みたいな貧しいけど幸せや愛はあるみたいなアニメを見たい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では定期的に「何々のような作品を見たい」いった話題で盛り上がるそうですが、時期によっては回答にちょっとした違いが発生することもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「貧しいけど幸せや愛はあるみたいな作品を見たい」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます・


最近強くて金持ち、上流階級に入るような話がきつくなってきたので、例えば「CLANNAD」みたいな貧しいけど幸せや愛はあるみたいなアニメを見たい。
二次元で何か良い作品はないだろうか?

小さな街の狭いアパートで暮らすような話、心が温かくなるストーリーみたいな感じでいいのか?

そこまで厳密でなくても構わないよ
あとできればあまり胃が痛くならない、最後はハッピーエンドで終わってくれるのが良い

その組み合わせだと御都合主義的な奇跡にしないと破滅エンドになりそう

そうでもない
昔はそういうのがテンプレの一つだった時代もあるし、イロイロなのが探せばあると思う

貧乏だけど愛はある若い家族の暮らしって、現代ではいわゆる爽快感重視、俺TUEEEEEに淘汰されたテンプレの一つだ
「CLANNAD AFTER STORY」は当時でも古いとされたテンプレを麻枝准が活用した作品とも言える

「CLANNAD AFTER STORY」って小さな街の小さな家族の暮らしというある種のノスタルジー展開だったわけだしね。麻枝准はそういうテンプレをよく使う

「AIR」の海の近くの田舎の村?な話もノスタルジー、テンプレな設定上で展開される話だからな
今年の「FGO」の夏イベントでも似たようなネタが使われていた

スレ主が求めているようなアパートで暮らす若者達という設定は日本の文化と高卒で働き結婚して子供を作るのがありふれていた時代背景の組合せだから、探すなら結構前の作品になりそうだ

シチュエーションだけなら重なるのもありそうだけど、ハッピーエンドは難しいな
アニメ化ではなく実写化されるような青年向け作品に結構あるけど、胃が痛くなるような展開になりがち

空気だけなら新海誠の「秒速5センチメートル」みたいな方向はどうだろう?

文芸的な作品、胃の痛くなるラブストーリーみたいな漫画はそれなりにある
その中でスレ主に薦められそうな比較的胃が痛くならなそうのは「イエスタデイをうたって」だろうか?
原作が始まったのはかなり昔だけどアニメ化されたのは2020年とそんなに昔ではない

「イエスタデイをうたって」は良さそうだね
確かにアパートに住む金のない青年が主人公のラブストーリー

そっちの方向でいいなら「めぞん一刻」はどうだい?
この作品も日本の昭和ノスタルジーな世界観で古いアパートを舞台にしたラブストーリーだ

俺もアパートを舞台にした作品ということで最初に思い出したのは「めぞん一刻」だったし、ここのテーマに合ってそうな作品だと思う

「CLANNAD」は有名だけど似たような設定の作品がウチの国で評価される、広い範囲で人気になるのは難しそうだ
「CLANNAD」は昔から主人公が電気工事士というだけでバカにされていたけど今では内容を語る前にまずそこがネタにされる、茶化されることでまともに議論にならないような所がある

言いたいことは理解できる
「CLANNAD」でそれだから、他の作品だともっと厳しいだろうね

現代の感覚、それもウチの国の感覚での生活や将来についての考えが投影されるから学歴も無く将来の成功にも希望が持てない庶民の話みたいに受け取ってしまう
でもそういう環境での日常生活、幸せについての話は刺さる時は本当に刺さるんだ……

そもそも二次元だとアパートを舞台にしたラブストーリーってかなり少ない
「めぞん一刻」くらいまで遡らないと出てこない

「六畳間の侵略者!?」や「住めば都のコスモス荘」みたいな作品もあるぞ
しかし多いわけではないし実写作品向けの設定なのは否定できない
二次元だとやはり学校を舞台にした作品、特に高校世代の作品が圧倒的に強いしアニメ化まで行きやすい

ギャルゲーだけど「家族計画」はアパートでもないし疑似的な家族の話だけど「CLANNAD」的なものが好きならオススメの作品
個人的にライターの田中ロミオがもうちょっと生産力あったらアニメ化までいったのかな……と考えてしまうくらい好きな作品

仕事をして家庭をもって、というわけではないが貧乏なアパート暮らしということなら「ハチミツとクローバー」はどう?
設定的には更に離れるけど同じ作者の「3月のライオン」も良いと思う

人間関係の方で見ていくなら「3月のライオン」は良いかもしれない

スレ主の言いたいことを「童話的な箱庭」のストーリーと解釈した俺は「よつばと!」を薦めてみる
こっちは逆にストレス無さ過ぎかもしれないが

日本のノスタルジーを強調するような作品の方がスレ主の望むような作品が見つかりそう
シチュエーションだけなら「昭和元禄落語心中」は結構近いのではないかと
テーマが落語なのでストーリーだけを目的に見るにはちょっと難しいけどそれに抵抗が無ければとても良い作品だよ

このテーマに関しては「アパート暮らし」というのがこっちの学生の感覚だと把握し難いというのもあるだろうね
日本では大学を出たばかりの社会人は実家に住んでいるとかでもなければ基本的にはアパートだし、大学でも一人暮らしをするならアパートだから別に特別な物ではないといった事情がある

スレ主は胃が痛い展開を避けたいようだが、そういうストーリー展開の作品を求めるのは難しいジャンルだと思う
実の所、麻枝准は悲劇展開を好むとはいえ同時期のクリエイターの中ではまだ胃の痛さが少なくハッピーエンドになる方で、昔のギャルゲーはもっと鬱展開やぐだぐだ展開になることが多かった

俺も昔の作品でアパート暮らしな設定の恋愛モノって胃が痛い展開はほぼ避けられないと思う
最初に出ている「CLANNAD」もだけど、昔はある程度悲劇や胃の痛い展開を入れないと評価されない時代だったからどの作品もそういう展開になりがちだった

現実社会、リアリティを考えるとそうなるのは分かる
いずれ来る問題を先送りにしている、突発的な問題に対応できる能力も経済力もないキャラ達の話という見方もできてしまうわけだし

アパートを舞台にした恋愛モノに反発する人がいる原因の一つがそれだろう
実際ウチの国だと上にいかないと、金も学歴もないと将来に不安しかないわけで……他にも登場人物に最初からある程度のスペック、家などの装備をもたせておかないとステップアップさせるのも非現実的に見えてしまう

「CLANNAD」をバカにする連中も電気工事士やってるような人間のくせにヒロインと結婚して家庭もって幸せになるのが納得できないというのがあるからな
現実の収入のイメージ、それも前提条件が違うからズレたイメージによるフィルターを通して作品を見るのはさすがにどうかと思うけど、こういうのって感情的な部分だから消えることはなさそうなのが……

日本の電気工事士ってかなり稼げるし資格持ちなのでコンビニバイトとかよりも格段に安定しているという話だが
そして日本は良くも悪くも箱庭な社会で暮らせた時間が長いんだろう

こっちも箱庭だった時期があるよ!
何かと上からの突発イベントが発生する不安定な箱庭だったけど!

日本のノスタルジー的な作品を見ると、日本には裕福ではないけどまあまあの暮らし、目の前の仕事を続けていればそれが維持できるという実感、或いはそういうイメージの存在する時代があったのだろうというのは何となく理解できる
だから「CLANNAD」のような設定のハッピーエンドな作品が作られるのだろうね

こういう「学校を舞台にした作品ばかり、それ以外のは無いのか?」という話題になるたびに学校という舞台装置の地域や時代を選ばずに見れる、様々なタイプのキャラを出せてどんなストーリーにも使える便利さを感じてしまうな……

恐らくウチの国のオタクが「CLANNAD」のような展開で感じる童話っぽい印象は日本のオタクよりもかなり強いものになっていると思う



とまぁ、こんな感じで。
作品を探したり考察したりするのと同時に、中国オタク界隈におけるイメージについての話も出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「言っては何ですが中国ではつつましい生活をして平穏な日常をずっと続けられる、家族が暮らしていけるという話は現実的ではありません。改革開放以降は社会全体が大きく変わり勝ち組と負け組が分かれましたし、それ以前の時代が老百姓(一般庶民)にとってどういう時代だったかというと……」
などといった話もありました。

ノスタルジーを感じる設定や、ストーリーに関しても日本と中国では結構違いがあるようですし、何かとっかかりになるような作品があればその辺りに関しても調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「CLANNAD主人公の電気工事士の仕事って実は待遇かなり良いのでは?昔はヒロイン要素以外下に見ていたけど今は普通に羨ましいよ!」

中国オタク「40歳にもなって仮面ライダーに夢中になのは現実だとどうなのか?」「日本における大人の仮面ライダー好きの扱いがいまいち分からない」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国では2000年代半ば頃からオタク層が本格的に形成されていったのもあってか、日本と比べて良くも悪くも若いオタクが多いとされてきましたが、近年はさすがに中国オタク界隈でもぼちぼち自分の老いを意識する人が出ているそうですし、それに関連した話題も増えているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「40歳にもなって仮面ライダーに夢中になのは現実だとどう見られるのだろうか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


40歳にもなって仮面ライダーに夢中になのは現実だとどう見られるのだろうか?
東島丹三郎のようなのはさすがに非現実的なのだろうけど、一般的にどうなのか気になって仕方が無い

東島丹三郎レベルならどうかと思うが、趣味で見る分には別に問題ないのでは

日本における大人の仮面ライダー好きの扱いがいまいち分からない
報道だと結構良い扱いにも見えるが、私は現実社会では厳しい目で見られるのではと疑っている

家庭のことを放り投げるとかでなければ趣味はスルーされるのでは?
でも「東島丹三郎」は結婚もしてない子供もいないだから判断に迷うな

40までの収入を全部趣味に投入するのは仮面ライダーに限らずダメだろ
東島丹三郎は熊に勝てる二次元的な戦闘力を持っているからまだ見れるだけで

あの作品はネタだと分かっているが、見た後に自分の趣味と将来のことに関して妙に考えるようになってしまった……

周りに迷惑かけてないから問題は無い
しかし周りから変な目で見られるのも避けられないと思う

日本社会でも特撮って基本的には子供向けだし、着ぐるみのヒーローショーでは大人はあくまで子供の付き添い扱い、単独で見に来るのは普通ではないとされるし一般的な扱いは厳しいと思われる
それでもショーを見にいきたいなら子供の邪魔にならないようにしろというのが日本の特撮ファンの意識、或いは別のジャンルのオタクからの意識としてあるのだとか

言っては何だが東島丹三郎は消費だけで見てもオタクの中でもかなり上の方だぞ
確か百万元以上はグッズに投入しているからこっちの一般的なオタクよりもかなり濃いし、あそこまでいくのがまず難しいはず

現実だと結局は金を持っているかどうかじゃないの?
金、それから地位があるなら趣味の人として見てもらえるけれどそうでなければ社会のゴミ扱い

やはりそうなるか……
30過ぎて仮面ライダー大好きな私にダメージが来るような話題だ

ウチの国でも二次元好きなおっさんは珍しくなくなったし、現実の日本だと40歳の仮面ライダー好きのおっさんとか珍しくもないのでは?
日本のオタは日曜朝にプリキュアとライダーを見るのが習慣だというネタもある

仮面ライダーに限らず趣味にハマるだけなら問題ない
そこにいい歳して結婚せずまともな仕事についていないのに趣味に金をつぎ込んでいるとかいう話が加わると社会的な目が厳しくなるのは避けられない
東島丹三郎は40歳でフリーターだから日本でも厳しい目で見られる存在だろう

趣味にハマり続けること自体は良いけど、そういう歳までいったら他人に理解されるのは諦めた方がいいんじゃないかなあ
特撮関係はウチの国だといまだにオタクの間で幼稚、負の意味での「子供向け」の評価が抜けていないし

昔ルームメイトが俺の見ている仮面ライダーを幼稚だとバカにしていたけど、気が付けばルームメイトもハマっていたしオタクを引き込むパワーがあるジャンルなのは確かだ
しかし40になっても同じことをやるのは難しそうではある

逆に言えば今の時代だと他人を巻き込まなければ問題にならない気もする
私も「自分の方に来ないならご勝手に」くらいの考えあ

「仮面ライダー」は極端な例ではあるが、ゲームやお茶、釣りが趣味でも似たような問題は出てくるだろうね
俺も将来のことを考えると憂鬱だよ

さすがに40歳で特徴が仮面ライダー好きだけでは、趣味に生きることを尊重してもらうのは厳しいだろうし幼稚だと言われて交流を拒絶されかねない
私としては食っていける、それでも好きでいられるなら良いとは思うが社会的にどうみられるとか、ネットでそういうステータスだとどんな罵倒が飛んでくるかという話になるとね……

言っては何だが「どういう人間か」で趣味の価値も決まってしまう
40にもなって何も成し遂げていないなら無意味だと言われるし、成功者なら価値のある趣味と勝手に持ち上げてもらえる

周りの人間に迷惑かけてなければ好きにすればいいと思うし、他人に説教する資格は無い
説教を聞く時間だってタダじゃない、趣味に使える時間だ
特に40歳にもなったら残っている「まともに動ける」時間だって余裕はないわけで

今の社会だと厳しいけど、しばらくしたら結婚できない人間が増えて罵倒するような声も減っていくかもしれない
今でも「東島丹三郎」のように良い仕事をしているわけではないがそれでも自給自足でやっていける、社会を乱すようなこともやってないなら別に構わないと考える人は少なくないだろうしね

なお日本だと「周りの人に迷惑をかけないオタク」といっても、家族にはコレクション関係、買い物やコレクションの置き場所などで迷惑をかけがちという話がある
実家にあるコレクションも、本人は保管しているつもりでも価値を共有できない家の人間からすれば邪魔なゴミになるということで勝手に捨てられる悲劇が発生する模様

俺もその話は聞いたことがある
そこは金銭価値で説明しやすいこっちの親や家族の方が楽な気もするな

法律に違反してなければ問題無いと思っているけど、実際は何かと難しそう

法律といっても運用解釈に幅があるから……
自分は公共の場で騒ぐ、ウチの国の社会的にダメなコスプレをするとかでもなければ問題ないと思っている
しかしやらかす人間は尽きないし、それとは別に他者の問題をあえて探して批判、説教しようとすのもいるから簡単ではないな!

問題はオタク側も自分をアピールせずにはいられないのが多いということだよね
自分が楽しむ趣味だけでは終われない

「東島丹三郎」みたいに自分の死後まで考えて大事なグッズの処分を実行するレベルだどうだろう……
個人的にはちょっと尊敬するような考えではあるんだが

こういうのって気にしても仕方がない
ネット上のケンカと一緒で距離を取れば実害はないから割切ってやっていくのが良いと思う

言っては何だけど40歳どころか50歳にもなってソシャゲに課金したり動画up主に課金したりしているのを見ると、特撮くらいで済むのはマシな方に思える

身も蓋も無い話だけどその趣味の社会的価値というのもかなり影響する
そして言っては何だけどこっちでは「仮面ライダー」はかなり下の方だ

例えば国内だと「王者栄耀」とかの主流な国産ソシャゲや一般社会の評価、価値が高い「トランスフォーマー」やアメコミ系のヒーローだと大人になってハマっていても批判されない所かコレクションや活動を評価されたりもするわけだしな

それは否定できないかもな
日本の作品でも「ドラえもん」辺りなら大丈夫そうなんだが

日本でどうだかは分からないけど、国内で今40歳くらいのオタクが仮面ライダーに夢中になっている……と考えた場合、オタクとしてかなり厳しい体験をしてきたことになりそうだ
特撮というか仮面ライダーがオタクの間でまともに評価されるようになったのってこの数年で、それ以前はずっと子供向けで幼稚な作品扱いだったからね

確かに。特撮系作品って昔はまともなオタクが見るものではない、オタクならもっと含蓄のあるものを見るべきだという考えが主流だった。当時は昭和ウルトラマン好きをオタクが大っぴらに言うのはかなり恥ずかしいものだった気がする。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の空気や、外からの目についての話なども出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』は中国のオタクが完全に理解するのは難しい作品です。中国では昭和ウルトラマンを追いかけた人はいますが、昭和ライダーを追いかけた人はほぼいませんから。中国のライダー人気は基本的に平成ライダー以降のものですし、『龍騎』や『555』も人気はありますが本格的にファンが広まったのは『エグゼイド』と『ビルド』くらいからなので、中国国内の仮面ライダーはファンの大部分は若い世代です」

「中国では日本と比べて結婚して子供がいない大人はかなり厳しい目で見られますし、自分自身への圧力も大きなものになります。日本のオタクの人達のような、趣味を優先して結婚しない或いは結婚を諦めるという意識の人はたぶん少ないです」

「中国のオタクはまだ若い世代、結婚しないことがそこまで問題視されない年代の人が多いですが、今後どうなっていくかを考えると……私は『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』はネタとして笑うにはちょっと重い作品だと感じてしまう時があります」

などといった話もありました。

現在の中国では社会に出てからの人生プランがまた大きく変動しているようですし、趣味優先で生きることに関しても機会があれば調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「仮面ライダーって本当に子供向けなの?平成仮面ライダーとか最初の方からエグイ内容多くない?面白いけど別の意味で不安になる」

中国オタク「もしかして日本人って結婚する時に家買わないで問題無いの?」

中国オタク「鬼滅の刃はなぜ長引かずきれいに完結できたのだろうか?」「日本の大人気マンガってあそこで完結していれば本当に名作だったのにという作品は少なくないからね」

この週末に中国国内で「劇場版鬼滅の刃無限城編 第一章 猗窩座再来」の上映が始まったこともあってか、昨日の記事に続いて「鬼滅の刃」関連のネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

ちなみにこの記事をアップした時点での中国のネットの興収速報によると「劇場版鬼滅の刃」の興収は既に3.5億元(約77億円)を超え更に伸び続ける大ヒットになっている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトでおこ案われていた
「鬼滅の刃はなぜ長引かずきれいに完結できたのか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「鬼滅の刃」はなぜ長引かずきれいに完結できたのだろうか?
社会現象級の大人気マンガって普通は編集が完結させないものじゃないの?

その疑問は理解できる
日本の大人気或いは過去に大人気になったマンガって「あそこで完結していれば本当に名作だったのに」という作品は少なくないからね

引き伸ばして面白くなくなった作品に関しては編集側の意向による原因も、作者側の能力や失敗による原因もある
それに昔はともかく現代では作者の方が編集より強い、言ってみれば「人気になった作者の方が強い」場面が多い
「鬼滅の刃」はあまりにも大きく成功したから編集側は従うしかなかった

結構前から編集が大人気作品の作者に無理を強いれる時代ではなくなっている

分かりやすい所では「幽遊白書」後の冨樫だろうな
あの辺から作者側が本気でやめる、休載するといったら編集も逆らえなくなった

昔は「大人気作品はやめさせてもらえない」というのが定説だったけど、現代の環境では編集と作者の力関係がかなり変わっているからそうとは限らない

現代では業界、編集部が作家をコントロールできないという話は聞こえてくる
少年ジャンプだと「呪術廻戦」や「チェンソーマン」とかは編集が明らかにコントロールできていないわけだし「鬼滅の刃」に対しても編集部が何かできたわけではないのでは?

雑誌側も昔は雑誌と単行本しか大きく稼ぐ場所はなかったけど、今はネット配信も関連グッズもあるから連載をそこまで無理して続ける必要がないんだよ
もちろん人気作品の作者が続けたいというなら歓迎するだろうけど、無理に引き延ばさせることはない
その結果ストーリーが失速して作品の印象が悪くなる方が痛い

引き延ばすよりも完結を目指すタイプの作品と作者だったということだろう
「鬼滅の刃」がブレイクした時にワニの人はほとんどのストーリーを最初の編集者と作っていたわけだし、無限城まで人気を維持して完走したんだからそれ以上やれることはなかった

ワニの人は「鬼滅の刃」の後に漫画を描いていない、少なくとも商業では描いていないようだし編集がどうにかできるタイプではなかったんだろうね
出版社からすればアニメや関連商品などのビジネスを任されていれば商売としては問題無いわけだし

「鬼滅」の作者は漫画完結させた後は親の介護の方にいったんだっけ?
こっちに流れてくる話からは根本的に作品を強引に続けさせられる作家ではなかったという印象になるな

今のビジネス環境だと別に本編の連載続ける必要は無い
作品の人気が十分にあれば別の作者に描かせる外伝やアニメ、ゲームなどの別メディア展開などの派生作品で稼げる
そういう意味では「鬼滅の刃」は手頃な長さで大団円にした、使いやすい超大人気作品という言い方もできる

そもそも少年ジャンプだと長く続けても、新作を描いても人気出なければ打ち切られるわけだしね
「NARUTO」の岸本も新連載がコケて今は他人に任せた「BORUTO」が唯一動いている作品だし、それと比べると連載を完結させてある程度距離をとるワニの人は賢いやり方に見えたりする

「キメツ学園」もそれなりに人気があるのに打ち切りになったのを見ると、現在の編集側は続けるのも打ち切るのもあっさりと判断しているのでは

日本の少年マンガ雑誌の編集方針はその時の編集長次第でかなり変わるから一つの時期、一つの作品だけで判断するのは良くないと思う
「鬼滅の刃」の時の編集長の方針が作品完結、入れ替えに積極的だった可能性もあるぞ

これは「作者が完結させたかった」という話でしかない
最近の「呪術廻戦」の続編や「ジョジョ」の続け方を見ても、作者が描きたければ(そして人気が出るなら)続きは出る
しかし作者に描く気がなければそれまでだ

「鬼滅の刃」のような世界観の場合、続けるだけなら「BORUTO」のように子供や子孫世代の話をやればいいわけだしな

既に言われているが鬼滅の作者は最初に組んだ編集者とプロットを固めた際にストーリーの方向や内容、それを描くのに必要な巻数はほぼ決まっていたらしいし多少巻数が増えたくらいでほぼ予定通りだった
そのようなプロットを組んで進めるタイプの作者に蛇足な続きを描かせるのは難しいだろうし、続けさせるよりも大々的に宣伝して綺麗に終わらせる方が良い

しかし自分は「鬼滅の刃」の終盤の時期の少年ジャンプにおける扱いはそんなに良くないと感じたが……少なくとも大団円で勇退させようという空気は感じられなかった

それはそれで編集部側は「鬼滅の刃」の終了が既定路線として早い段階で決まっていたようにも見えるな

なんか勘違いしているような人も少なくないけど、「鬼滅の刃」の全23巻って別に短くはないぞ
週刊連載マンガとしては長編に入る方の長さだし、作者が終わらせると言えば終わらせられる長さだ

続けたい作者もいれば終わらせたい作者もいるし、少年ジャンプには「ONE PIECE」という続けたい作者の人気作品があるからな

この手の話でよく出る「ドラゴンボール」とは雑誌の状態も漫画家の仕事の環境も違う
映画の興収だけだと「鬼滅の刃」が圧倒的に見えるかもしれないが範囲は限定的
「ドラゴンボール」の当時の日本社会における経済効果の範囲があまりにも広過ぎたという事情がある

時代が変わったということさ
今では少年ジャンプ側が作品完結に口出しできる権利はそんなに無いし、大長編作品は「ONE PIECE」が連載中だから枠は埋まっている

無理に続けても現在休載が伸びている「葬送のフリーレン」みたいになりかねないしね
IP自体は劇場版が記録を作り続ける絶好調状態が続いているし、原作はあの時期に綺麗に完結させるのが関連商法を展開する上でも正解だった

少年ジャンプは「鬼滅の刃」の前に「ワールドトリガー」や「D.Gray-man」のような作者が体調を崩して作品が動かなくなってしまった作品があるし、冨樫の「HUNTER×HUNTER」が今みたいになっている原因は完結させずに無理をさせたせいだからね
人気が出る時に後押しする、無理させることはできても作品を終わらせると言われたらそこまでになるのではないかと

マクロな視点で見るとメディアの力関係が変わったからとも言える
ネットが発達して漫画雑誌のプラットフォームとしての役割はどんどん小さくなっている
それでも少年ジャンプは最大のプラットフォームの一つではあるが、雑誌連載に関しては昔のような影響力、拘束力はない

他に考えられるのは十分に稼いだ、成功したから作者が当面のモチベーションを失った、引き伸ばさずに作品を綺麗に終わらせるだけでいいと考えたとか?

その可能性も否定はできないね
現代の漫画業界で「それ以上はほぼ無いレベル」の成功だから名声もあり金銭的にも一生分は余裕で稼いでいて更に当面は関連商品による大きな収入が続くのがハッキリと見えているだろうし

昔の「やめさせてもらえない」という話も、結局は他の仕事の場所がない、収入の道が途切れる恐れからの話だったし、見方を変えたら「鬼滅の刃があのくらいの長さで完結できた」のはネットが発達してメディアや商売の手法が変化したという言い方ができるかも?

結局、「鬼滅の刃」は「名探偵コナン」みたいに作者は続けたい、雑誌も続けてもらわないと困るという作品ではないということだな
それに「鬼滅の刃」は編集側と打ち合わせて当初から完結を見据えた話作りをしていた作品だという背景もあるしね

編集部のせいで引き伸ばされて駄作になったというネタはよくあるけど、それに本当の意味で該当する作品は少ないと思う
少年ジャンプ系作品で「終わらせてもらえない」作品は「ドラゴンボール」くらいじゃないか?「聖闘士星矢みたいにアニメの人気がまだあってもあっさり打ち切られる作品の方が多い

この手の「あそこで終わっていればよかった作品」に関して混同されがちなのが、作者が完結させられなかった、作者が人気を維持できなかったというケースだ
編集側からの要求だけでなく漫画家側の問題、内容や体調が理由なこともかなりある
やはり大人気の連載作品が綺麗に完結するのはとても難しいことなのだろうね



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における日本の雑誌連載に関するイメージや定番ネタなど、イロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクで『日本の雑誌連載を追いかけて作品を読む』ことをきちんと体験している人は少ないです。ネットに流れているデータや漢化組によるファンサブ翻訳、真面目な人でも電子版で読んでいますから」

「ですから日本の漫画雑誌におけるアニメ化される大人気作品の誌面における扱いや存在感、限られた誌面を奪い合う競争、その結果の連載打ち切りの原因やその影響に関する知識はあっても実感はそれほど無いです。また日本の漫画家個人に関する情報もあまり意識されていないので、作品完結の理由や背景に関してはどうしても中国の知識や感覚で想像する部分が多くなってしまいますね」

などといった話もありました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。

ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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