「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

アニメ

中国オタク「CLANNAD主人公の電気工事士の仕事って実は待遇かなり良いのでは?昔はヒロイン要素以外下に見ていたけど今は普通に羨ましいよ!」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近頃の中国はまた景気や社会的な環境が大きく変わっているようですが、それにより中国オタク界隈の空気も何かと変わっているそうです。
そしてその変化は現在の作品だけでなく、昔の作品に対する受け止め方にも影響しているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな昔とは受け止め方が変わった作品に関する話題の一つとして、
「CLANNAD AFTER STORYの主人公の境遇や仕事環境はかなり良い」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


CLANNADの岡崎朋也の電気工事士の仕事って実は待遇かなり良いのでは?
昔はヒロイン要素以外下に見ていたけど現在は普通に羨ましいよ!

朋也は不幸キャラではあるけど降りかかるイベントを除くと案外悪くない待遇だよね
昔はなんとなくその辺のサービス業くらいで全然稼げないだろうというイメージだったが、改めて考えてみると三人家族で食っていけるという時点でかなり良いような?

あれで一家三人食っていけるんだからオフィスで働いているより稼いでるよな
日本では現場技術の価値が相対的に高いとか子供の将来の教育とか考え出したらキリが無いけど、高卒であの生活レベルでと考えるとかなり良いと感じてしまう

言いたいことが理解できてしまう
二次元と現実を比べてどうするという話もあるけど、現実を見て昔の記憶と比べるとどうしてもね!!

ウチの国だと二人とも働いて稼がないとかなり厳しいシチュエーションなのにね……

日本は電気工事士の給料高いから朋也は一家を養える
それに渚が全く何もしない稼がないわけでもない

日本で待遇が良いのは上級資格持ちだから岡崎朋也みたいなのは給料自体は日本でも安いはずだよ
ただ日本は収入に比べて生活費は安いし給料未払い問題がこっちと比べて少ないのでそういう意味で電気工事士のような仕事でも安定感はある

ウチの国でも下請けの底辺とかでもなければ電気工事は食っていける仕事になってる
CLANNADのように地方都市で堅実な所だと特に

プログラマーの仕事をやめて配達員になるネタが昔と違ってネタに出来る空気ではなくなってしまったし、サービス業の従業員は更にひどくなってるしな……

朋也はkeyの泣きゲー展開に入らずに普通に熟練して資格とっていけば良さそうなのがね
ああいう小さい街だと現場技術者少ないから失業の心配もないだろうし

現実の自分がやれるともやろうとまでは思わないが、そこに飛び込んで仕事を続けられている状態自体は悪くないと感じるのも確かだな
昔は朋也ってストーリー展開だけでなく境遇もとことん不幸な主人公みたいに感じていたのだけどねえ

「CLANNAD」の展開自体は進学できずに良い仕事が得られず苦労するという定番の話なんだろうけど、現実の方が大学に行っても仕事が見つからない学費と時間を無駄にするような状況になってきたから見え方も変わって来ると

朋也は優しい嫁さんとかわいい娘、義理の父母は近くでパン屋経営で仲の良い友達もたくさんいて給料もそんなに悪くないブルーカラー……実は条件良過ぎるしかなり盛り過ぎな気もしてくるが、よく考えたらこいつギャルゲーの主人公だったわ!

本編だとkeyの作品にありがちな急な悲劇的展開と最後のハッピーエンド或いは鬱エンドになるわけだし、実際逆の主人公補正かかるタイプではある
しかし仕事や家族関係に関する受け止め方が学生の時とは違うので、今では設定自体は普通に羨ましいと感じられるな

同意。昔は嫁さんと子供が「勝ち」の要素だったのにね!

社会に出てからは朋也の職場環境が良さそうなのが特に羨ましいと感じるようになったなあ

ハードな肉体労働で疲れる仕事という点を除けば人生の勝ち組では……

問題というか潜在するリスクは本人の父親くらいか?
原作でも問題発生したし、現実の日本でも身内の不祥事はとても大きな問題になると聞く。

現実的な所だと保険や年金も気になるが、悪い方向で解釈しなければ親が自営業でパン屋をやってるからそこまでヒドイことにはなって無さそう

美人の嫁もだけど男が家も車も買わないでいい、挙式費用も彩礼もいらない結婚という時点で既に羨まし過ぎるわ!

日本も男性の負担はあるんだろうけど、中国の男性側の負担が重すぎるよな……彩礼と家のローンが無いし無駄遣いしない分かっているパートナー、嫁の親のサポートもあるんだから電気工事の一馬力で一家を養えるよね……
(訳注:「彩礼」は中国で結婚の際に男性側から女性側へ贈る結納金のようなものです)

うろ覚えだがストーリー的には自分の父親関係の問題で出世できずに嫁が死産で育児放棄で5年間ぐだぐだになっていたんだっけ?
でも逆に言えば問題はそれくらいということでもある。

その辺はゲーム的な都合もある話だから。確か小説だとその後朋也は出世しているし汐も成長して一人で外国にいく優秀な子供になっている。

あの展開、当時は否定的に見る人も多かったしKey作品特有の逆ご都合主義のバッド展開にいろいろとストレスはたまるが今だと現実の方が何かとひどいしなあ

勉強しない、ドロップアウトした不良はああいう仕事にしかつけないし苦労して幸せにもなれない……というギャルゲー妙な現実重視で作中の演出としてもその方向だが設定だけ見ると悪くないのでは?と感じてしまうのが何とも言えない気分になるよ!

渚ルートは悲劇的なイベントが発生してはいるけど、実は仕事も人間関係も安定しているんだよね
それと比べて智代ルートはかなり厳しいし仕事も安定していない

岡崎朋也に関しては当時のダメなギャルゲー主人公によくある大事なもののために必要なことを真面目に調べれば周りに聞けば良かった、肝心な時に逃げる等々褒められたものじゃない部分は多過ぎるが、それとは別に電気工事士やって一家三人養えてたのは悪い事じゃないように思えるよね

「CLANNAD」のアニメはもう15年前か。
当時はヒドイ境遇、進学できなくて人生に失敗した展開にするのはさすがにどうなのかと考えていたけど、その後のウチの国の現実は結婚も子供もどんどん難しくなって今では普通に非現実的なものになってしまった。AFTER STORYの朋也の設定もどう受け止めれば良いのか迷うよ。

日本社会で住居、良好な関係の嫁父母がいて安定した稼ぎがあるという時点でかなり良い
日本に関してはこっちのニュースだと主に問題点が流れてくるが、なんだかんだでアジア屈指の治安で物価も安く給料も安定しているし仕事もあるわけだからな

大学生の頃に追いかけていた頃は「CLANNAD」って先進国の底辺の幸福といった感じで受け止めていたけど、今はそれが更に強く感じられるようになった。

社会に出た後の岡崎朋也に関しては主に本人のやらかしと親の問題による負の影響があるけど、それでも環境由来のどうしようもなさ、何も変わらない先に待つのは絶望みたいな状況ではない
今の感覚で見るとなんだかんだで割と余裕がある(だからこそ彼が家族がいるのにダメ人間やれたわけだが)

岡崎朋也はリアルタイムだとウチの国はどんどん景気良くなる、投資で稼げるという空気の頃だったからバカにされたし否定されたという面もある
そして現在の状況と比べると逆にかなり良く見えてしまうわけだな

今は公務員でさえ厳しいというか、逃げられないからボーナス遡って返納どころか債権買わされたりするからな……金銀鉄の飯椀とか言われていた時代もあったのに……



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国の空気も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「CLANNADに関して、当時の中国オタク界隈では主人公が進学校にいる主人公が大学に行かずにブルーカラーになるというのはあり得ない、理解できないと感じる人が多かったですね。当時の中国ではブルーカラーの給料は相対的にかなり安く生活も安定しないものでした。また国内の景気が良かったので進学しないにしても、もっと稼げる仕事を探すべきだろうという考えになりました」

「当時の中国のオタクは現在と比べて大学生の割合がかなり高く、将来に対する自信と希望もあったのでこの予想外な展開によって、CLANNADは自分達にとって違う世界の話になってしまったと感じる人も多かったと思います。しかし現在の中国社会の先が見えない状況で考えると高校を出て結婚もできて食べていける岡崎朋也の幸せは昔よりもかなり眩しいものになっているかもしれません……」

などといった話もありました。

年齢や環境の変化によってキャラや作品の印象が変わるというのはよくある話ですが、中国は社会的なアップダウンが激し過ぎますし現在の感覚で見た昔の作品に対する印象が大きく変わるといった話もよく聞きます。
そういった印象の変化で好き嫌いが変わるのか、或いはそれでも割り切って楽しめるのかというのも気になりますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「二次元作品の子供キャラを子供の声優が演じる、特にショタキャラをリアルショタが演じることってどれくらいあるの?」

例年通り春節後のネタ不足期間な今日この頃ですが、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「子供のキャラに子供が声をあてるのはとても珍しい?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元作品の子供キャラを子供の声優が演じる、特にショタキャラをリアルショタが演じることってどれくらいあるの?
自分の中では滅多にないくらいの印象なんだけど

欧米は知らないけど、二次元だとウチの国でも日本でもわざわざ子供に声優やらせることは滅多に無い気がするな……

子供の声優ってちゃんとレッスンをした大人の声優と比べて下手だし、声の質も単独で聴くと荒いことも多いからね
それに変声期もあるので不安定で使い難い

ようは色んな意味で「手間がかかるわりに効果が期待できない」ということになるんだよな。子供をそのまま出す必要のある実写と違って二次元は声だけあれば良い。
そして二次元の声優の層の厚さを考えると普通に子供の声の演技ができる大人の声優を使った方が良いということになる、

声優ではない芸能人の起用は宣伝効果があるけど子供だと単純に下手なだけになりがち
もちろん「子供が演じている」という話題性を演出することは不可能ではないけど芸能人起用と比べて簡単ではない

日本は劇団所属の子役がそのまま声優やることもあるらしい
こっちだとあまり知っている人はいないけど増田裕生は子役の時にアニメの主役として声優デビューして活動を続けている

木村昴は15歳で声優デビューだがルックスと演技的に若くしてデビューという感じでショタという感じではないかな……

子供の範囲にもよるかな?
小学生以下と中学生では演技力の経験が違うし活動できる時間や範囲も変わるので10代前半くらいに声優デビューしてそのまま活動する声優は珍しいけど滅多にないレベルではない……はず

アニメで子供の演じる子供キャラは悪い方向で目立ってしまうんだよ
「名探偵コナン」の劇場版は子供の声優が演じたキャラがそれなりにいるけど、どれも棒読みで声の調子も引っかかる

「名探偵コナン」は声優体験企画による日本のファン向けのサービス、話題作りだからこのテーマの子供の声優とはちょっと違うし上で言われている宣伝コスト的にはアリということなのでは
でも「ベーカー街の亡霊」とかひどかったな……

子供の声優の起用に関しては監督、演出の意図次第だろう
コスト的にも子役という役者層が存在するからそこまで高くはならないはず

私もそう思う。
しかし商業作品に求められるプロのスキルという面では厳しいし、そういうことをやりたがるのはプロの声優嫌いな宮崎駿くらいでは。

まぁそうなるか
確か「崖の上のポニョ」はメインキャラにも子供の声優がいるし主題歌も子供だったよね。あと「千と千尋」のメインの二人は収録当時十代前半だったはず。

個人的な好みは別として、探せば案外出てくるし「滅多にない」という程ではない気がする
例えばショタキャラではないけど「ちいかわ」のハチワレの声優の田中誠人は小学生の頃から声をあてていたはず

「ちいかわ」のメインキャラは小さなお友達的な年代の声優が声をあてているな。更にうさぎの声優が小澤亜李だというのに驚くまでが定番の流れ。

探せば出てくるのには同意。でも「どろろ」とかダメな印象が先に来るかな……

子供の声優の成功例が無いわけではない
私が見た中で「ばらかもん」は子供が演じる子供キャラとしてかなり良かった

日本のアニメってロリキャラに女子中学生が声をあてることがそれなりにあるけどアニメで聴くと声が濁っているというか、声優の演じる偽のロリキャラ演技の方が本当っぽく感じられるんだよね……

現在の日本では芸能関係でも子供が仕事に出られる時間帯が法律で制限されるようになったから子供の声優が使い難いという事情もあるらしい(当然一般的な学校と宿題だってある)
だから昔のアニメの方が子供の声優が演じている子供キャラは多い

「甘々と稲妻」のメインキャラが子役声優で結構良かったけど、その後すぐに大人になって子役時代の演技の強みも消えてしまった。そういう意味でも子供の声優というのは難しいのだろう。

声変わりが来るのは避けられないわけだしね。
ショタ声優時代も含めて有名なのが浪川大輔。「ポケットの中の戦争」のアルを演じていた時はリアルにショタな年齢でその後声変わりを経ても一線級の声優として活躍している。
さすがにアルの声は出なくなったけど、大人になったアルというシチュエーションでバーニィに語り掛けるCMがDVD版、BD版発売の時にそれぞれ制作され演技も変化している。

宮崎駿だけでなく新海誠も子供の声優を使うことが多い気がする
変態的なこだわりのある監督は子供を声優に使うという説はどうだろう?

「すずめの戸締まり」のダイジンが子供の声優だったけど、あれは悪く無かったね。「君の名は。」のヒロインの妹もキャラ設定よりやや年上だけど子役声優だっけ?

国産のアニメ映画でも「深海」とかで子供の声優を起用していたはずだし、演出の意図としてはそこまで珍しいものでは無いと思う
ただ一般的な二次元作品だとやはり珍しい印象にはなるかな

二次元の子供キャラと三次元の子供って違うから、子供の声をそのまま使えば良いというものではないし子供の声と演技を上手く活用するには明確な意図が必要になるんだと思う。

上でも言われているけど劇団出身で子役から活動している声優を見ると子供時代に声優経験があることも珍しくない
例えば悠木碧は小学生時代に「キノの旅」に出ている

その話を見て宮野真守がショタ時代に声優やってないか調べに行ってしまった!やはり無かった!!

何かと大人気な花澤香菜も声優デビューは子役時代で「LAST EXILE」の女の子だった。
その頃の演技と今の上手くなった演技と比べると「訓練されたプロの声優には出せない子供の声」に求められるものが何となく分かる気はしたが、同時に汎用性のあるものではないなーとも感じたよ。

畠中祐はショタの頃から声優やってると聞いた覚えがあるが……

畠中祐は「遊戯王ZEXAL」の時は十代後半だったはず。ただその前に映画の吹き替えをやっていて声優デビューは2006年で12歳だからショタと言えなくもない?

結局上手い演技のできる子供の声優は少ないし、できたとしても数年で声変わりして大人になり希少性は消える
上でも言及されている浪川大輔のような活動ができる声優は珍しい

長編作品の最中に変声期が重なると難しいだろうしね。男性が極端だけど女性だって変声期はある。
映画に子供の声優が多いのはこれも理由かな?TVアニメは長期の活動になることが多いし、声が不安定だと使い難いから宮崎駿みたいに子供が大好きでなければ難しいと。

ここの議論だけでもそれなりの数の実例が出ているし子供キャラを子供の声優が演じるのは「一般的ではないが探せば出てくるレベル」、オタク向け作品でも「滅多にない」とまではいかない気がする
「コードギアス」の天子がロリキャラより下の年齢のロリ声優が声をあてていると当時一部で話題になったのを思い出した

そんな所だろうね。
もっとも二次元的の声優はリアリティのある子供キャラ(リアルとは限らない)を演じられるし、制作スタッフに明確な意図が無ければやらない。だから多くなることもないのだろう。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈で広まっている声優の知識やイメージなどイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のアニメファンで日本の声優を意識してアニメを見ている層は日本の一般的なプロの声優の声や演技を期待するので子供の声優を喜ぶことはありません。また基本的に字幕を意識している人でも子供の声は異物として感じられることも多いので良い印象になることは無いようです」
などといった話もありました

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「劇場版でシン・アスカとデスティニーの強さってどうなったの?デスティニーは強いという話が妙に流れてくるんで現在の評価を教えて欲しい」

ありがたいことに
「劇場版ガンダムSEEDに関する中国の反応は?」
という質問や関連しそうなネタのタレコミを複数いただいております。

しかし私自身が公開前のタイミングでインフルエンザをもらってしまい、あまり悪化せずに済んだもののセキだけがなかなか治らず様子見しているうちに確定申告シーズンに突入して見に行く余裕が無くなってしまいまして……
先日ようやく劇場版を見に行けたので、遅れましたが今回はそれについてを。

教えていただいた情報によると現在の中国オタク界隈では
「劇場版ガンダムSEEDに関しては日本滞在組の中国オタクからの情報や日本のネット上の情報は入っているが現時点では伝言ゲーム的な所も少なくない」
「内容に関する話題についてはやはり局地的なものになっている。上映前に発生した機体情報や動画の流失騒動の時と比べると話題性は弱い」

などといった状況になっているようです。

とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「劇場版ガンダムSEEDのデスティニーとシン・アスカの強さ」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(今回は劇場版のネタバレ全開なのでお気を付けください)


劇場版でシン・アスカとデスティニーの強さってどうなったの?
近頃デスティニーは強いという話が妙に流れてくるんで現在の評価を教えて欲しい。ネタバレは気にしないから。

それは俺も知りたい。デスティニーとシンが関連作品で強化されることはあるけど、結局ジャスティスとアスラン相手に何もできずに負けたMSというイメージは変わらないままだったわけだが……

劇場版の活躍が考慮されるようになった結果、「DESTINY」の時だとアスランは終盤でメンタル万全、それに対してシンはメンタルズタボロだから負けて当然という評価になった模様

劇場版で判明したのは精神的なデバフがかかっていない万全のシンとデスティニーがヤバイということであって、逆に言えばデバフかかってたらかなり能力落ちる
まぁキラやアスランも精神的なデバフかかってたら能力落ちるし、あの世界のネームドエースは精神的なコンディションの影響大き過ぎではあるが

しかし「SEED DESTINY」を見てシン・アスカに反感を抱かない人間はいないし、常にアンチを作り続けているのによくシン・アスカを持ち上げる気になったな
SEEDの監督はわりと大衆の反応を見て内容を決めるタイプだと思っていたのに

活躍するシン・アスカというだけで違和感を感じる情報だし、デスティニーがGガンダムの如く分身するという話になると違和感強過ぎだ
あいつはアロンダイトで突っ込むけど何も成し遂げられず咽び泣くキャラだろうに

日本だとシンとデスティニーのファンもかなりいるんだよ。最大勢力がキラとフリーダムなのはウチの国と変わらないけど2番手或いは3番手としてシンとデスティニーに堅実な支持層がついている。
スパロボなどのコラボ作品でデスティニーの扱いが良いことは多いし立体化商品も売れている。立体化商品だけで考えるとデスティニー>ジャスティスだしね。

デスティニーが凄いと言われているのもよく分からん
言っては何だがデスティニーの持っているものってストライクフリーダムはほぼ持っているし、ストライクフリーダムは更にドラグーンがついて活躍の場面も圧倒的
そして接近戦、機動力ならインフィニットジャスティスの方が強いし実用的
エネルギー効率もパワーダウンしないフリーダムとジャスティスの方が良い
ゲームでもSDガンダムではデスティニーは中途半端なゴミ性能だ

デスティニーは前格だけは間違いなく強いと皆が認めているだろ!

劇場版だと敵の黒之騎士団(原文ママ)の機体がフリーダムやジャスティスをメタった能力+新型性能だったからフリーダムが苦戦したというのがあるので、単純に遠距離特化のフリーダム、近距離特化のジャスティスがデスティニーの上位版という感じではなくなったね

劇場版ではフリーダム、ジャスティスより強力な敵新型に有効な武器が対艦刀、掌ビームだったこともありデスティニーだけはずっと安定して戦えた
まぁ決め手になったのはよく分からん分身能力とステラの悪霊だけど

デスティニーに関しては設定と作品内の扱いの矛盾(それも負の方向に)がたくさんあり過ぎたとも言えるからね
失ったというかアニメ初登場時から持っていなかった主人公補正をデスティニーは劇場版でついに獲得したとも言える

デスティニーの掌ビーム役に立ったの?接触するくらいで使わないとダメという間抜け過ぎる設定なのに腕を失って使えなくなる飾りにしかなってない武器だったのに……

ビームサーベルの鍔迫り合いが出来ない世界だし、デスティニーの手はぶった切られて足しか使えなくなって更にボッコボコだからなあ……

デスティニーは腕が無くなったら戦えなくなるのが弱点という長年の評価に、そもそも万全の状態なら腕を無くすのが難しいくらい強いというのが判明したのには笑う

議長が開発費を着服したせいでデスティニーは予定通りのスペックを発揮できなかった説がネタではあるがわりと有力視されていたくらいだからなあ

劇場版の情報が入った最新バージョンだとデスティニーはパイロットの精神状態に問題無けれ「そもそもあのバケモノMSの両腕をどうやって落とすんだ?」というレベルになっている模様

上でも言われているようにゲームで無理矢理活躍させていた掌ビームも有効な武器として活用できるのが判明したしね
謎の分身はいまだによく分からんが

あの分身なんなんだよ……非科学的過ぎる
いくらなんでも設定を無視し過ぎだ

まぁシンって宇宙世紀で言えばカミーユのポジションだから謎のパワーが使えるということで?
今回精神攻撃するコーディネーターの上位種も出てきたしな
あらかじめ対策として童貞くさい妄想(さすがにアスランは童貞ではないと思うが……)を浮かべて対処するアスラン、何も考えないのとステラの悪霊で対処するシンという感じでキャラの方向性の違いも出ている

劇場版でデスティニーにだけ無いと判明したのは頭についている必殺武器だな!

デスティニーの頭にはインパルスに補給する装置ついてるから!スパロボでもレベル上げに使えるかもしれないんだぞ!

敵と戦況が違うとはいえ、劇場版だとフェイズシフトダウンするのがフリーダムでルナマリア機へのエネルギー補給までこなすのがデスティニーなのは制作側もイメージ修正考えていたんだろうな

劇場版でハッキリしたのはTV版だとシン・アスカに各種のデバフがかかっていたこと、特に精神的なデバフの影響が大きかったということだね
それが無ければデスティニーとの組み合わせは強いというのが描写された

劇場版によってTV版の頃のシン・アスカとデスティニーは戦い方も精神状態も悪かったし相手も悪かったというのが改めて証明されたと言える。
逆に劇場版の後半はキラに認められて頼られてオーブを守るための戦いでシンの精神はかつてないほどの絶好調
「20年を経て証明されたデスティニーの強さ」というのはネタではなく本当のこと

シンはトダカを殺しちゃった辺りからストーリー的にも作品外の扱い的にも全く救いが無かったからね
こっちではあまり意識されていない、嫌われキャラ扱いだったけど日本では同情を集めて派生作品では扱いが良くなっていったという話もある
劇場版の分身とか明らかにそういうデスティニーの扱いが良い作品、スパロボなどからネタを持ってきて公式で更に極端に調理したように見える……!

それで結局、誰が最強みたいなのはハッキリしたの?シンとデスティニーが強いと言う話は出てもキラやアスランと比べての扱いがよく分からん

ネタも込みで「最強はアスラン・ザラ」で確定だよ。個人戦闘でも圧倒的。ただしコミュニケーション能力に関してもダメな方向で圧倒的というのが確定。
あとCE世界だとエースは精神的なバフデバフ次第という認識になってきているので、勝ち負けは戦う時の状態次第。そういう意味で「DESTINY」時代のシンは最初の時点で既に精神デバフ状態、話が進むごとに悪化していったのでアスランに勝てないのも当然。

キャラはバフデバフ次第になってきたが、機体の強さと活躍に関して相性やシチュエーションの影響が描写されたことも無視できないかな
ブラックナイトの機体は遠距離ビーム攻撃無効+物理耐性なのでフリーダムやジャスティスはかなり不利だった

最強は愛の発動したマイティーストライクフリーダムだろうけど、シチュエーション次第で有利不利みたいなのは普通にありそうなんだよね
あと主人公側の機体で強さにちょっと疑問が出てきたのがジャスティス。弱いわけではないけどむちゃくちゃ強かった理由が「アスランが乗っていたから」という説が。
更にアスランはフリーダムをドラグーン込みで普通に使いこなせるというのも判明したのでいよいよ「アスランは何に乗っても強い」ということに……

シンが「ジャスティスだから負けたんだ」という責任転嫁するやられ役みたいなこと言い出してその通りの展開にしたのはさすがにどうかと思った

劇場版だとシンはジャスティスに乗っていた時は雑魚相手でもターゲット変更に手間取るような遅さ(キラの非殺を真似して不向きな戦い方をしていたのもあるらしいが)が所々にあったけどデスティニーだと動きが一気に速くなって敵を片っ端から殲滅していた
少なくともデスティニーとシン・アスカの組み合わせに関しては議長が正しかった模様

公式の機体人気投票、中間発表でジャスティス系は最高が9位のインフィニットジャスティスだし人気の変動もかなり出ているようだね
ただ4位にズゴックなのでアスラン機の人気が落ちているというわけでもない

ジャスティスがズゴックに負けているのには笑ってしまう

劇場版ではズゴックの活躍凄いしカッコイイんだよ!
あのデザインなのに乗っているアスランはシリアスさを維持しているからギャップが物凄いことになってむちゃくちゃ印象に残る。

劇場版では明らかにズゴックの方がジャスティスより活躍しているし、見終わった後のアスランの機体のイメージとして真っ先に出てくるのもズゴックになるんだよ……でもズゴックをジャスティス系として良いのか迷う……

人気投票は中間発表の時点でフリーダムの方がストライクフリーダムより人気が高いのもちょっと意外だな

恐らく劇場版での活躍から日本のストライクフリーダム支持層がマイティーストライクフリーダムに移っている
それに対してフリーダムは昔から支持層が堅固

そしてデスティニーSpec2が中間1位と……ただフリーダム系の票は5機?に分散しているから何とも言えない所はあるな
今回の劇場版ではフリーダムの乗り換えが隠し要素かと思いきやズゴックとデスティニーSpec2+新装備を隠しきったし、そういう意味でもデスティニーの扱いは良かったと思う。事前の情報流出の嵐に管理体制ぐだぐだじゃねえかと思っていたが、後から考えると実際はさておきダメージコントロールが上手かったと錯覚してしまう……



とまぁ、こんな感じで。
現時点では作品を実際に見て語れる人が少ないのもあってか、認識や印象に関してはまだ個人差も大きいようでした。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「昔の中国では海賊版ディスクや字幕組動画のダウンロードによってSEED、SEED DESTINYをまとめてみる人が多かったのでDESTINYのキャラはあまり人気がありません。これはTV放映でDESTINYから入る人もいた日本との違いだと思います。DESTINYに関しては当時の中国オタク界隈の環境、特に議論の環境からシン・アスカがとても嫌われるキャラになっていましたし、デスティニーも作品内での扱いが悪いのでやられ役の敵MSくらいの印象になっていたように思います。劇場版で20年を経てついに活躍するシンとデスティニーに対する興奮というのは中国のガンダムファンにはあまり無いかもしれません」

「劇場版SEEDに関して中国のガンダムファンは設定を無視した能力が多過ぎて反発を覚える人が少なくないようです。しかし劇場版は娯楽向けに振り切っている内容なので中国のロボファンではなく一般層も含む中国のSEEDファンに届けば人気になるかもしれません」

などといった話もありました。

そう言えば私がリアルで会ったことのある中国オタクの面々でガンダムを語れる人の中にシン・アスカが好きだという人はいなかったような……
中国オタク界隈を探せばシンやデスティニーが好きだという人も出てくるとは思うのですがファンの規模についてはどうなんでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「昔と比べてアニメのOPの存在感が無くなっているという話を聞いてなんだか納得してしまった。大ヒット曲はあるのに……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国オタク界隈でもアニメのOPやEDは昔から何かと話題になっていましたし、OPがきっかけで作品を追いかけるようになる人もたくさんいたそうですが、近頃はそのアニメのOPに関する印象yや話題の方向性が変わってきているという話もあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「昔と比べてアニメのOPの存在感が無くなっている」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


昔と比べてアニメのOPの存在感が無くなっているという話を聞いてなんだか納得してしまった。大ヒット曲はあるのに、昔みたいなオタク界隈に広まって記憶されるOPがあまり無いというか……
このモヤモヤについて皆と語りたい

数字的に見ると存在感のあるアニソンはむしろ現代の方が多いだろ
例えば去年は「推しの子」の「アイドル」が大爆発していたし

ちょっと違うんだ。アニソンという意味ではなくアニメのOPやEDとして見ての話。
もちろん年寄りの自分が見ている範囲が現代の流行とズレているというのもあるんだろうけど、動画サイトのランキングを見ても昔のようなアニメOPを素材にした動画が目立たなくなっているのも確かだと感じてね。

ふーむ……確かに今ではアニメのOPは飛ばすものになっているしOPよりもアニソンやそのアーティストの方が話題になっている感はあるかも?

オタク界隈にとどまらない大人気のアニソンは増えているように感じられるのにね

アニメのOP使われる曲としてなら相変わらず良い曲は多いと思えるのだが……
個人的には「葬送のフリーレン」とかOPもEDも大好きになった

米津玄師やYOASOBIが大活躍しているので存在感のあるアニソンは多いが、アニメ作品のイメージが先に来るようなアニソンは少なくなったかもしれない

むしろYOASOBIが活躍し過ぎてアニソンというイメージが薄れているような気がしないでもない

オタク界隈で定番ネタになってリピートされるアニソンは昔と比べて少なくなっている印象はあるが、これは視聴環境の変化やアニメの作品提供の変化も影響して僧

「フリーレン」の他にも最近また「マッシュル」のOPがバズっているしOPの存在感は相変わらずだと思うが?むしろ昔より高くなっているように思う。

しかし人気の寿命は明らかに昔より短くなってないか?
再生数やランキングなどの数字として見れば昔よりはるかに大きいのだけど

「マッシュル」の第二期OPで考えてみると、今の人気OPって特定の層には深く刺さるけど、オタクであっても知らない人はほぼ知らない意識されていないのが昔との違いかもね。

昔のことを知らないから正直何とも言えない
でも去年の「推しの子」関連のニュースの中でOP曲が大人気というのは頻繁に見かけた覚えはある

オタクの共通の話題、共通の記憶になるような作品、OPは昔からそんなに多くないし昔の記憶が美化され拡大している可能性も?
ただそれとは別に昔と比べてオタクの作品を見る範囲が狭くなっている、ファンコミュニティが閉鎖的になってきているというのも原因として思い付くな

俺はアイドル系作品が流行り出した頃からファンコミュニティとそれ以外で知っている「人気のアニソン」に明確な違いが出てきたようには感じている

なるほど
そう言えば私も近年高評価だと聞く「MyGO」の歌も更にその元ネタのバンドリの歌もほぼ知らないわ

昨年は「推しの子」一昨年は「チェンソーマン」とすぐに思いつくくらいの大人気OP、オタク界隈を飛び出したアニソンというのは出てくるんだが……

個人的には「推しの子」に関してはOPが作品以上に人気、話題性のある存在になっていたという印象がある
しかしオタクの共通の話題なのかというと少し悩む……「超電磁砲」とかの時代と現代では空気が違うのは否定できないし

根本的な問題として昔のアニソンが好きな人間が好むようなOPが減っている、最新の好みとズレているという事情もあるだろう

今の人気の高いOPっておっさんおばさんにとっては歌うのが難しい曲が少なくない
世代間の感覚や好みの違いというのもあると思うぞ?

世代もだけど環境自体がかなり変化している。1クールアニメが増えたし、1話全部を正規に高画質で見れるようになったからね。
字幕組、ダウンロード時代のようにOPを手軽に見れる共通のコンテンツとして繰り返し視聴することは無くなった。

昔動画サイトでOP動画を再生しまくってコメント付けていたような層って今はソシャゲ周回しているんじゃないか?
そしてソシャゲは狭い範囲の話題性は強いが拡散力は弱いのでその界隈から外れると流行りの勢いが感じられなくなる

昔と比べてアニメのOPが低くなったように感じるのはそういうことなのかもな……
そういう意味でも「推しの子」のOPは化物だった気がする、ゲッターによる他ジャンルへの拡散力も含めて完璧だった

通信環境が良くなってアニメのOPにとって代わる動画が増えた結果だと思う。言ってみればアニメのOPのようなコンテンツが昔は少ない、アニメOPがある種の独占状態だった。
現代では情報量の多い動画が増えているし、アニメのOPに関してもバズるとOPそのものではなく曲+ダンスやら動物やらの動画が作られて話題も移動する。tiktokとかでバズるのはアニメのOPそのものではない。結果的にアニメのOP自体の存在感は縮小する。

今はOPって自動的にスキップされがちだし、アニメ自体も新作期間が終わるとすぐに話題性が落ちるからな……「マッシュル」のOPの話題が長く続いているように感じられるのは中国国内の配信が遅れた結果、国外の流行と国内の流行にずれが生じた結果でもあるし

昔と比べてOPが本体みたいな作品が減ったというのはあるかもね
本編微妙だけどOPだけで記憶されているような作品が近頃は無い。

現代の環境ではダメな作品はOPが良くてもそのまま埋もれていくから、結果として存在感のあるOPが少ないように感じられるという見方はどうだろう?

このテーマについて改めて考えてみたけど、俺はアニソンとJ-POPの境界が曖昧になった結果だと思った。

自分の中でYOASOBIとかはアニソンではなくJ-popの方に記憶されているな……

言ってみれば昔はバズるコンテンツが少なかったんだよ。
今はネットでバズるコンテンツが多い、バズろうとする仕掛けが上手いからどんどん話題のコンテンツが入れ替わっていく。
昔の有名な、話題になったコンテンツは盛り上がった期間が長いので記憶に残っているけど実は瞬間的な熱は今と比べてそんなに高くない。

存在感については私も何とも言えないけど昔と比べてOPが本体みたいな作品、OP詐欺やED詐欺みたいに言われるような作品が減ったという意見には同意したくなるね。
そういう作品だと、自分の中で思い付くのは……「マクロスΔ」が最新かな?

作品が先に来るかどうかは人それぞれだけど「推しの子」や「鬼滅の刃」は作品本体のパワーが年度代表級以上だからOPだけの作品ではないよね。

今はOPを繰り返し見るよりも倍速三倍速で作品の方を追いかける方が重要といった空気になっている
何が良いか悪いかはさておきOPを消費するのではなく、作品の方を消費するようになった結果という見方もできそう

私の中の印象だと、「鬼滅の刃」辺り(恐らく詳しい人はもっと前から把握していたのだろうけど)から日本のメインカルチャーの音楽がアニソン分野に近付くようになり、結果としてOPやEDの音楽の質はかなり向上していった
現代ではそういうアニソンが大人気になれば広い層からの支持につながるので人気や再生数という面では圧倒的になるけど、中心から外れてしまえば熱さが実感し難くなるなどズレみたいなものが生まれるのでは

今はJ-POP的なアニソンが主流だし広い範囲でバズるのもそういったアニソンだよね。ただそういう曲って討論の話題になることは少ない、すぐに次の話題に取って代わられるようにも思う。
これに関して私は上で言われているようにJ-POP的になり「二次元」的な所が無くなっているのも影響しているのでは……と考えられる部分もある

個人的にはやはり環境の変化が大きいと感じるね。今はアニソン以外にも面白い、話題にしやすいものがたくさんあるからアニソンというかアニメのOPEDを狂ったように再生し続けることは無くなった。
当時は本当にそればかり延々と繰り返し再生していた気がする



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の空気も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「昔は皆アニメのOPの動画をPCで再生していた、動画サイトで繰り返し見ていましたが、今はスマホで動画サイト、それもショートムービーを見ている人が増えています。またアニメも話題のために中身を飛ばして見る、ネタになる部分だけを再生することも多いのでアニメのOPを見る機会は相対的にかなり減っているはずです。アニメのOPEDの話題性が落ちるのも仕方がないと思います」
などといった話もありました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「二次元で日本人はしゃがんで花火をするイメージなのは何故だろう?あれって危なくない?」

中国は春節休みが花火、爆竹のシーズンとなっていますが、ありがたいことに季節ネタ?になりそうな花火関連の話を教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「二次元によくあるしゃがんで花火をするシーン」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


花火の爆発音でふと思いついたんだけど、二次元で日本人はしゃがんで花火をするイメージなのは何故だろう?
あれって危なくない?

ああやって描くのが構図的には良く見えるからでは?
二次元というのは誇張、見栄え重視だ

二次元における夏の女子高生の理想の構図の一つだよね!

今年も爆竹が鳴り響く季節になったけど、確かにああいうのをしゃがんでやれるのは二次元特有の嘘だよなあ

考えてみれば私もしゃがんでやる花火というのは二次元作品で見るまで意識しなかったスタイルかもしれない。

一応日本の作品にも立って花火をやる、掲げるように持っているイラストも探せば出てくるよ
定番はやはりしゃがみポーズだろうけどね

アニメでもないとか遠め、横長のシーンとかだと立って花火するシーンになるな

そっちの構図はあまり無いよね……立って振り回す、振り回して字を書くような遊び方が楽しいと思うんだが

「サマーゴースト」とか、立って花火をやる構図もあるよ
しゃがんでやる花火の構図と比べて相対的に少ないけど

日本の二次元の花火は美少女を強調するものでもあるから、動きのある楽しさアピール的なシーンはあまり使い勝手が良くないんだよ

ああいったシーンで重要なのは花火じゃなくて女の子、特にその脚だからね!

ああやって描けば綺麗に見えるから模倣され定番化していったんだろう。
あおりの構図で脚の描写もできるから多方面にアピールできるし。

花火に限らず二次元作品だとしゃがむポーズ、動作はよく使われるしね。
立った状態と比べて同じ画面内で顔と身体を拡大して描写できるし、スカートをはいた女性キャラなんかは特にそうだ。浴衣で花火というのも露骨過ぎない萌える構図という意味で強い。

結局は二次元なんだから見栄え優先、現実のことを気にするのは野暮ということか

それは理屈としては分かる
でもしゃがんで花火をするのって無理な態勢だし疲れそうに見えて……

立ってやるよりは疲れない、椅子があるわけでもないから座らずにしゃがむということだろう

二次元だとしゃがんで仙女棒のような花火をやるのは定番描写なのは間違いないが、現実ではどうなんだろう?
こういうのは二次元的な強調構図とはいえ、ある程度現実に元ネタが存在すると思うのだが

日本だと花火に関しては火災防止の意識が強いというのもある
日本では花火をやる際にまずバケツを準備して事故防止をするくらいだし、しゃがんで花火をするのも燃え広がることや火傷のリスクを避けるのにつながっている

しゃがんでやる方が火傷のリスク高くならないか……?
浴衣の女の子とか大体素足だしいくら二次元とは言え心配になるようなイラストもある

服に火が付きそうな距離で花火持っているキャラとかいるよね
あれは心配になる

火力次第だけど、風よけにもなるからしゃがんでやる花火というのも合理的な所はあると思う

俺がああいう花火の餅方をするのは他の花火にも火をつける時くらいだな

そうそう、着火の時にしゃがむことはある

俺は小さい頃にそれやって他の花火全部に着火しちゃって大事になったことがある
だからしゃがんで花火をするのは個人的にはちょっとしたトラウマを呼び起こすシーンだったり……

仙女棒系の花火って立ってても座ってても遊べるけど、二次元的にはしゃがんでいた方が見栄えが良いということなんだろう
美観優先だと美少女はしゃがんでいた方が近い距離で綺麗に描写しやすい、

あの花火ってウチの国の花火とは違うんじゃなかったっけ?

日本の作品に出てくるような、しゃがんでやる花火は大体「線香」と言われている種類だね。仙女棒とかだと思っている人もいるようだが、あれと比べるとかなり火力は小さい。

日本人も火力強めのとか飛ぶような奴はさすがに立ってやるはず。
昔エンドレスエイトの検証で繰り返し見たから俺は詳しいんだ。

しゃがんでやるのは基本的には風よけだろうね。現実の日本でも花火を誰が最後まで火を維持できるかという遊びをしていてあの態勢に行きつく模様。

あの態勢なら灰や燃えカスが服に付くということも少ないだろうからね。
私は昔仙女棒タイプで遊んだ時に外れのが混じっていてヒドイ目に遭ったことがあるよ……



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では日本のアニメの花火シーンに出てくる花火が日本の花火の定番である線香花火だと認識している人はそれほど多くありません。同じような形で火が出る仙女棒などの手持ちの花火だと思う人が多いと思います」

「中国の花火はお祝いなどで派手にやるものなので、日本の線香花火のような過行く夏、夏休みはもう残り少ないとか、君と夏の終わりや将来の夢を忘れないみたいなシーンを演出するアイテムではないですね」

などといった話もありました。

近頃の中国では春節の花火、爆竹が緩和ムードになっているとも聞きますが、私が中国に留学していた頃は都市部での花火、爆竹禁止がかなり徹底されていた時期で、私自身も郊外まで出てやりたいという程ではなかったので、中国国内で花火や爆竹をやる機会はほぼ無かったですね。
そんな訳で上のやり取りにも出ている「仙女棒」に関してもよく分からない所があったりします。仙女棒は日本の花火で例えるなら手持ち花火のスパーク系のものが近いらしいのですが……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の二次元のどんどん太くなる太股ってどうなの?あれは本当に好む人間いるのか?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では二次元分野の流行も何かと話題になっているようですが、その中には日本の流行との感覚のズレに関するものもあるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の二次元のどんどん太くなる太股」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元のどんどん太くなる太股ってどうなの?
あれは本当に好む人間いるのか?

売れているということは需要が有ることの証明になるはず
好みの問題は自分の感覚だけで判断しても理解し難い……

以前私は二次元における太股増強路線は露出によるエロ描写が何かと制限されるようになった現代の環境によるものだと思っていたが、最近は普通に性癖の需要なのでは?と考えるようになってきた。

近頃はあまりに太くなった「SSSS.GRIDMAN」の宝田六花に関してデザイナーが謝罪する事件が起こったけど、あれは好きな人とダメな人の比率が日本で具体的にどうなっているのかとても気になる
自分はあそこまでいくとダメな方だが、他人の萌えと性癖に関しては分からん

反対に腰はどんどん細くなる……

腰が細くなるのは尾田栄一郎くらいじゃないか?
あっちも既に独自領域になっている気がするけど。

でも欧米と比べたら欲望に正直になれる日本の二次元は良いと思う。
絵柄と一緒で性癖にも流行り廃りはあるしこの数年の間は重戦車化する太股ということなんだろう。

日本の1990年代のオタク向け作品を見ると現代の感覚だと目が大き過ぎるし脚に関してもやたらとハイレグで強調をしているなど昔は昔で極端な方向に走っていたりするからね

そういうキャラデザにするのは好みだとしても、あまり極端なものになったらネタにされる、ツッコミを受けるのも避けられないと思う

難しいな……個人的には太股が太くなるのは歓迎だが最近はそういうイラストやキャラデザに対して最初から批判的攻撃的な人が増えていて嫌な気持ちになったりもする。

二次元でチャイナドレスの脚とかを見て育った自分としては、日本のオタクの性癖が実は自分と違ったというのを思い知らされている
いや、俺が勝手にそう思っていただけなんだろうけど同好の士だと思っていたんだよ……

脚フェチの方向性の違いは感じるよね

初音ミクでさえ近年大幅に太股が太くなっている情報を聞いて私は絶望した

なんだかんだで日本は肉感的なキャラの方が需要は高いんだろう
ロリキャラが強いとされる時代もフィギュアは巨乳が売れていた

確かに。
こっちのソシャゲはおっぱい強調するキャラが増えてスキンも出しても人気投票上位はロリキャラという話と一緒に考えると、根底にある二次元の好みの感覚は所々ズレているのかもしれない。

これってたぶん国産ソシャゲの一部で巨乳が奇形化状態になっているのと似たようなものだと思う
奇形化についていく、需要を生み出して話題にする層はいるけど一般層は段々とついていけなくなるのとね

日本の二次元の太股はもう一般大衆の審美眼から外れ過ぎなんだよ
デザイナーが謝罪した宝田六花はもうバランスが崩壊している

しかしあの宝田六花は立体化確定しているようだし需要はあるみたいなんだよね……

太くなり続ける太股に関しては批判も支持もあるし批判の方が目立つ気がするくらいだけど、金を出すのは性癖を満たされる方だしこの太股重装化の傾向は当面続くんじゃないかな?

「SSSS.GRIDMAN」に限らず同じ絵師とか同じIPで太股を強調するタイプのキャラを追いかけていくと、数年前よりも明らかに太くなっているのでどこまで行くのか不安になる
俺の好みのラインは既に突破しているのが多くなってきているし……俺はもうついていけないようだ……!

最近の太股、現実的にあり得ないレベルの奇形にするのはさすがにどうかと思う……

待て待て待て
「現実的にあり得ない」は二次元の髪形や目や服装など全てに対して返って来る言い方だぞ

私は支援系サイトで課金プランに入って追いかけていた絵師の人が反応やチップが良いからと?巨乳化という名の奇形ばかりになるとかリョナ系や排泄系などの特殊な方向の性癖ばかりになるとかで自分の好みから外れてしまった経験がある。だから近頃の太股に関してもあまり他人事に思えない。

理解できるよ。ああいうのはたぶん反応の多さに加えて更新のネタ切れもあるんだと思う。
その経験があるから俺は推しの絵師が昔のままな方向の絵をアップしてくれたらチップを投げるようにしているが、そういう最初のままな作品だと概ね反応が減っていくしライトな好みのファンはあまり積極的に発言しない。たぶん描いている側(或いはIP持ってる公式)は「極端にするのが正しい」と感じてしまうのではないかと。

分かりやすい反応、分かりやすく商売になる方向に行ってライト層が離脱するのは二次元分野でありがちだからな
そして次の流行が来る(我に返るのか新しい流行に乗るのかは分からないが)

二次元では昔から奇形な巨乳はあったけど、太股はあまり無かったよね?少なくとも主流になるほどではなかったはず
太股に関しては今まで発見されていなかった二次元の鉱脈が出てきたとも言えるし、この傾向はまだ続くだろう

盛る方向でもバランスが良ければ問題ない。フィギュアの中には太股の肉感的なのが良い造形のもある。
問題はバランスが崩壊しているのだよ……宝田六花のアレはさすがに

個人的には短足で太すぎるのは受け入れられないと感じる
宝田六花は最初のキャラデザなら良かったのに!

「SSSS.DYNAZENON」を経由して太くするのが正しいと学んでしまったから……!

初期のキャラデザに関しては俺も「健康的で良い、二次元は細いキャラが多過ぎするからね」とか思っていたが今は太すぎて不健康に見えてしまうんだよね

バランスの問題なのかな?もう一人の太股系の代表的なキャラであるライザはそこまで極端な批判は出ない。
ゲームの方はこっちでもかなり人気があるし需要の存在も感じられる。

好きな人、嫌いな人の他に私のような「そんなに気にしない」タイプもいるぞ
私は顔のキャラデザが好みかどうかがまず最初に来るし、身体の太さはそこまで気にしない

結局は他人が好きなものを気にしても仕方がない、自分の好きなものを追いかければ良いということにならないか?

それは正解なんだが、現実は難しい。例えば自分の好みが流行から外れて供給されなくなった時とかね。
アトリエシリーズで言えば岸田メル時代のキャラも、桜瀬琥姫のキャラもいなくなって今はトリダモノのライザばかりだ。

アトリエシリーズはまだ過去作のキャラ出している方だと思うよ。それにキャラデザイは昔から定期的に変わっている。
ライザが目立つのは斜陽のシリーズを復活させる大当たりを出したことによるもので、それ自体は別に問題視するほどではないかと。

今の時代、AIに学習させて作らせるという手段もあるから昔と比べて絶望するほどではないと思うが公式の供給や、盛り上がる新作が自分の好みのデザインであって欲しいとは思うよね

俺は盛る方向の改変は薄い本で頻繁に体験しているので、日本の公式はまだブレーキが効いていると思っていた
しかしこの話題を追いかけていて自分の感覚の方がズレている疑惑が出てきてちょっと心配になってきたかも……



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では二次元系メディアとしての影響力があるのはアニメとスマホのゲームですが、スマホゲーは限定的な閉じた世界になりがちです。人気作品の関連商品や版権イラストの広まり方は日本と比べてかなり限定的ですし流行の先端を追いかけている人、流行の変遷を体験している或いは知識を蓄えている人は昔より減っているように感じられます」

「これは太股に限った話ではありませんが、近年の中国オタク界隈では突然流行の先端をぶつけられて自分の審美センスとの違いに戸惑う人、先端の方が間違っていると感じる人が目立つようになっています」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「うる星やつらのリメイク版アニメの評価がイマイチなのは何故だろう?近年のリメイクの中では上位に来る誠実に作られた作品だと思うんだが……」

ありがたいことに節分に合わせられそうなネタを教えていただいたのに、管理人がインフルエンザでぐだぐだになり忘れてしまったネタがありますので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「うる星やつらのリメイク版アニメの評価」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


うる星やつらのリメイク版アニメの評価がイマイチなのは何故だろう?
近年のリメイクの中では間違いなく上位に来るような、予算があって誠実に作られた作品だと思うんだが……

さすがに元ネタが古過ぎたのかね
クオリティ的には間違いなく良いしリメイクアニメの中でも運の良い方だと思うんだが

ウチの国のオタクに関しては「うる星やつら」は知識として知っていても実感のある人間がいないという問題が
アニメが始まったのって1981年、原作は更にその前だからウチの国のオタクの一番上の世代がようやく生まれたかどうかだぞ?

いないわけじゃないけど、オタクとしての認識、知識があるのって概ね80後以降の世代だからね
昔々だと香港のTVでやっているのを見た人がいるかも?くらいかな

時代を考えていくと「うる星やつら」を見て影響を受けた日本のクリエイターの作品とかをオタクになる際に見ているとかで、直接的な体験や感情移入は無いと思う
あまりにも有名な作品とキャラだから知らない人はないだろうけどね。うろ覚えだが、そもそも露出度高過ぎて海賊版マンガもあまり売られてなかったような気がする(同じ作者の作品なら「らんま1/2」の方が人気高かったというのもありそうだけど)

高橋留美子作品の場合、こっちだと「作品を追いかけた経験がある」大人気作品は「犬夜叉」からなのであまり盛り上がらないのは理解できるけど、日本でもそんなに盛り上がってない或いは好意的な意見を見かけないのは正直意外だった

作品評価はともかく、今の時代に「うる星やつら」の主人公を気に入る人は少ないだろうし新作枠として目立つような人気と盛り上がりを期待するのは無理だと思う

中国国内で人気にならない方が良い
諸星あたるのようなキャラは社会的な批判でつるし上げになりかねん
「無職転生」のパウロの大炎上は皆まだ覚えているだろう?

日本はまだマシだよ
中国は本当に深刻な熱量不足だ……「封神演義」のアニメ化を待ち望んでいる俺からしてみればなんて贅沢なんだと文句言いたくなる!

日本のネットだとそれなりに話題になっているし、新聞に大きな広告を出すなど公式の動きも活発だからね。なんだかんだで日本の国民的なIPとして扱われているのは見て取れる。

こっちだと女性作者でハーレム系作品というだけで見る人間いなくなるからね。

おーい……高橋留美子先生の作品は「らんま1/2」も「犬夜叉」も大人気になっているんだが?ただ「うる星やつら」は昔過ぎてネタやキャラが古いと感じてしまう所はあるかも……

日本では公式の宣伝は目立つんだけど評価は微妙。
リメイク版「うる星やつら」に関してはむしろウチの国の方が評価は高い気がするな……「理想的な高品質のリメイク」とか言われているし。

ウチの国だと正規配信結局無しだったから話題の多さに関してはどうにもならんが、マニア層でわざわざ見に行っている連中の評価は高いと思うよ。
リメイクってわけじゃないが「半妖の夜叉姫」と比べると「うる星やつら」を羨ましく感じることもある

しかし正規ルートで配信した場合は批判によってヒドイことになりそうだしなあ
知名度は間違いなく高いし一般向けという意味ではこっちでも強そうだったのに……

満ち足りた経費で作られた画面に豪華な声優陣、リメイクアニメとしてはある種の理想形だよね
昔の作品なのに現代の審美眼でも普通に見れる

しかし新作版は綺麗過ぎるというか、原作にあった混沌さが消えているような……悪い部分は無いけど現代向けとして尖った部分が無いし盛り上がりに欠けるのも何となく理解できてしまう

俺も知り合いの濃いオタから「ビューティフル・ドリーマー」からのイメージを期待していると肩透かしを食らうという評価は聞いたが……

リメイク版は声優を一新しちゃったせいで印象が薄くなったのでは。旧作のアニメは声優の特徴や暴走によるパワーもあったわけだし。

声優の評価自体はリメイク版も悪くないし、かなり旧作の演技に寄せている。恐らく昔の声優そのまま継続した方が失敗していたと思う。

同意。例えば旧作の方では田中真弓が男装ヒロインの藤波竜之介演じてたりするけど、たぶん私が今の感覚で聴いたらルフィと混ざって萌えられない可能性が高い……

アニメの出来は良いし原作を尊重した作りになっているし悪い作品ではないはず
しかしなんだか乗り切れない感じはあるんだよな……うーむ

「盛り上がりに欠ける」という点に関してはやはり話題性の不足、続きが分からないことによる考察や討論の余地がないのは厳しいと思う
それに加えて原作の古さというマイナスも加わるわけだからね。

新作版「うる星やつら」に関しては極端な言い方をしてしまえば現代のアニメ視聴者にとっては「退屈」な作品なんだと思う
これは「うる星やつら」に限った話ではなく、後世に大きな影響を与えた作品は多かれ少なかれフォロワー的な作品や表現の増加によってその後の時代の作品と比べて洗練されていないありふれた物になってしまうわけだからな

しかし昔の名作のリメイクでも現代で普通に高評価を獲得することはあるんだよね。例えば「寄生獣」とかがそうだったし、私は運というか巡り合わせによる所もかなりあると思う。

寄生獣は中国では評価高いけど日本ではパッとしない感じだったね。実写版も中国国内画上映されていたし当時の扱いはかなり良かった気がする。
「うる星やつら」も「寄生獣」のような展開のされ方だったなら……?

どうだろう?
「寄生獣」のアニメも10年近くの話になる。当時と今ではアニメ視聴者の方向性もネット環境もかなり変わっているから何とも言えない。

「うる星やつら」のようなドタバタラブコメ作品が現代ではあまり需要が無いというのはあるかな?
日常系とは違うしツッコミ系でも無い。個人的には嫌いじゃないけど需要が見えない。

リメイク作品の人気や評価に関して新規ファンを獲得できるかと、古参ファンからの評価が良いかという二つの要素がある。「うる星やつら」は古参ファンからの評価がパッとしないのが問題
これは恐らく思い出補正が強過ぎるのと、昔過ぎてIPの支持者がオタクとしての元気がないというのが原因ではないかと

「ダイの大冒険」でも旧作ファン世代はかなり歳をとっていたし「うる星やつら」だと更に前、80年代だからな。正直に言えば俺も具体的には想像できないくらいの年代だ。

例えとしては庵野秀明がアニメーターの活動を始めたくらいの時期だね
庵野秀明は大学生時代に初代マクロスのアニメから現場に参加していたらしい
確か「うる星」のアニメの作画にも参加していたはず

以前リメイク版は原作重視し過ぎて守りに入っているという評価を見たが、何となく俺はそれに納得してしまった
原作の評価が高い上にアニメの魔改造が許容されないというのも元気の無さにつながっているのでは
ただ旧作版の押井守みたいなことを今の時代にやるわけにもいかないだろうし、もし現在の押井守にやらせたとしても成功しそうにないからなあ……

テンプレ展開、萌え属性の原典みたいなキャラはいるんだけど現代だとそれが更に複雑化して、感情を揺さぶる追加要素が入っているからね
現代の感覚で見ると萌えの薄さを感じるのは仕方がない

ラムのビキニも昔は衝撃的だったんだろうけど、今の感覚で見るとそこまでの衝撃は無いし、落ち物系美少女としての歴史的価値は分かっても感情的な萌えの衝動はそんなでもない
言っては何だが自分にとっては「勉強のために見る」アニメになっているかもしれない



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における見方も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「うる星やつらは中国でも非常に有名な作品ですし、露出度が高過ぎるヒロインが分かりやすく出てきますし、主人公のあたるの好色な性格も現代中国では何かと価値観の問題に引っかかります」

「実際に見たらそうでもないというのは理解できるのですが、批判する人は作品をきちんと見て理解しようとはせずに動画などで誇張された話題に乗っかるので作品が理解してもらえるのは期待できません……言ってみればうる星やつらは中国国内では批判されるリスクだけはとても高い作品になってしまうと思います」

などといった話もありました。
やはりと言うかなんというか、「うる星やつら」に関して現在の中国では何かと難しくなってしまうのでしょうね……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ中国の声優はアニメだと日本の声優と差があるように感じるのか?ゲームだと中国語の方が好みだと思うことも珍しくないのに」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では昔から中国の声優に対するある種の不信感、抵抗感のようなものがあるそうです。こういった感覚については近年の国産二次元コンテンツの盛り上がりもあってか徐々に縮小してはいるものの、今でも何かと話題になる問題ではあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトでおはそんな話題の一つとして
「中国語ボイスはゲームでは良いのにアニメだと微妙に感じる」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ中国の声優はアニメだと日本の声優と差があるように感じるのか?ゲームだと中国語の方が好みだと思うことも珍しくないのに

確かになんでアニメの声は中国語だと微妙なんだろうね。ゲームだと中国語ボイスでもかなり評価が高いこともあるし、その声優がアニメにも出演していたりするのに……

アニメの声優の伸び悩みを見ると、イラストよりもこっちが先にAI化直撃しそうという印象になってきたり……

分かりやすい所では編集や音響監督の問題があるかな
声優よりもスタッフの方が人材不足は深刻だという話も否定できない

アニメの場合、良い演技もあるけど悪い演技の下限が突き抜けて印象に残ってしまうという問題もあるのではないかと
ディズニー系とか資金潤沢なゲーム系アニメとかの中国語演技は概ね悪くない

個人的には日本と違って現場に声優が集まらないのが地味に影響していると思う
日本は現場で音響監督の指導と共に掛け合いで変化していくし、現場による台本からの改変も行う
それに対して国内で多いのは音響監督と声優の一対一の形式で、声優がやるのは基本的に自分のパートの対話だけだから、音響監督なり声優なりが解釈を失敗した際の問題も深刻になりがち

ゲームの評価が高いのは戦闘シーンなどでBGMと一緒に比較的短いフレーズで喋るので粗が目立たないというのもあるかと
複数キャラによる会話のやり取りになると、演技の相対的な良し悪しも目立ちやすい

ゲームのボイスとアニメのボイスは耳に入る環境も声優側の演技する環境も違う
掛け合いが微妙なのは現場と声優どちらも経験不足というのもあるかと

以前見たニュースによると日本の声優業界でも長編アニメの減少や新型コロナ以降広まった別撮りの影響で、若手声優が上手くなる機会が減っているという悩みはあるらしい

中国国内の業界はこの分野の蓄積が無いし、蓄積する機会も無いのでたまに大当たりは出ても全体的なレベルの向上は難しいのではないかと思ってしまう

でもさすがに現代では中国語ボイスでも無茶苦茶な棒読みは減ったよね
もっとも「とても良い」と印象に残るのもそんなに多くは無いけど

日本も現代の環境では普通に別撮りは珍しくないと聞くが……今日本で話題の劇場版ガンダムSEEDもメインキャストに別撮りがあったはず

ベテランはそれで問題なくても、若手〜中堅は別撮りだと厳しい
当然ながらキャラの把握は現場に入った方が良いしシリーズを通しての上達にもつながるから、日本の声優は長編作品に出演すると一気に上達することも多い
有名な日本の声優が若手の時の棒読みがネタになることもあるけど、それが長編作品だった場合は終盤の演技の向上とセットで見るのもオススメだ

評価する声を否定するつもりはないが、二次元系ゲームの中国語ボイスが「どれも」良いというイメージで語られがちなことについてはちょっと言いたくなることはある
二次元系ゲームにもダメなボイスはかなりあるから

極端な演技にして強い違和感が出たり、逆に授業で教科書読んでいるんじゃないんだからさ……というのも珍しくないな

結局はリソースの問題になるんだと思う
ボイスに関しては重視されない、予算でもスケジュールでも後回しになりがちだから当然失敗も増える
そしてアプリ配信後、アニメ放映後に不満の声が急速に蓄積される

ボイスはわざわざ効かない、テキストや字幕で見るという人も多いから問題が大きくなり難いので対策はどうしても後回しになるんだよね
国内では標準的な中国語放送でも基本的には字幕表示になるから最悪字幕でいいやとなるわけだし

昔から言われているけど、別に中国の声優のレベルが低いわけではないんだよね。方言の関係から中国は吹替えの仕事が他の国よりも多いし、昔から国内のアニメ以外でずっと活躍しているベテラン声優のレベルは高い
これは二次元界隈の若い声優がなかなか及ばないレベルだ

昔から映画の吹き替えはレベル高かったし、お金がある所にはちゃんとした人材がいた。問題が発生しがちなのはアニメや子供向けで、二次元界隈もなかなか浮上できない

アニメ向けの演技ができる声優の不足は相変わらずだけど、昔の子供向け作品にありがちな一本調子でずっとやるような演技は減っているし、娯楽コンテンツの中国語ボイスは昔と比べてかなり良くなっている
この分野も進歩はしているんだよ、難しいのは比較対象に日本の声優がいて娯楽に関する要求もインフレしていることだな

上でも少し言われているけど、個人的には声優のレベルに加えてスタッフの問題もありそうだと感じている
二次元系の声優は層が薄いから別のソシャゲでも声優がかぶりまくることがあるのに、片方のゲームはボイスが評価されもう片方はズタボロなんてことも発生しているからね

俺は中国語のボイスもネットで言われているほど悪いものでは無いと思うが、やはり日本の声優のように基本的に声の好み以外は気にしないでいられるほど安心はできない……

作画崩壊と似たような感じでネット上で切り抜きを繰り返し再生されて判断されることによるイメージの悪化もあるのでは?
俺が子供の頃にテレビで放映されていた日本のアニメの吹替え版について、当時は特に問題を感じなかったしね

いや、さすがに昔のテレビで放映されていたアニメの吹き替えよりは今の方がレベル高いよ
当時のテレビでは「子供向けの演技」に合わせてやらなければならなかった。国内はビデオが普及していなかったので当時のリソースは少ないが、現代でも残っている動画を視聴すると子供の頃の思い出補正無しでは厳しいと感じられる

昔よりも中国の声優のレベルが向上しているのは間違いないが、コンテンツが増えたせいで雑な仕事が目に付く場面も増えている
音響の問題、セリフ自体の問題とかもアニメのセリフの印象に影響する

セリフ自体が変な感じになっていることもあるよね
ゲームのボイスの古風な言い回しなら問題無いのに、現代的な言い回しになるとなんか違わない?という微妙な印象になったりとか
テキストの質と現場での変更に関する裁量の問題は影響してそうだ……

ゲームでも演技以前にテキストがおかしい作品は存在する。特に初期のゲーム立ち上げの頃はテキストの質が不安定になりがち、ゲーム自体は高評価でもテキストが日本語も中国語がまざったような変な言い回しになってしまっていたケースはあった
そしてボイスの印象もぐだぐだに……!

日本のアニメの吹き替えとかではなく、最初から中国向けに中国人が作っているはずの作品でも怪しいテキストは出てくるからな……
そして日本のアニメの吹き替え版に関しては中国語ではなく日本語を中国語に直訳したようなセリフにより演技以前の問題になっているケースにも結構ぶつかる

中国語の脚本としての翻訳とアニメの字幕翻訳は違うし、そっちの方の人材は字幕組関係を使っても厳しい分野なのかもしれない
昔のファンサブ系中国語吹替えも声だけでなく脚本に職人芸的な所があった

今でも非公式吹替えで無茶苦茶高評価なのが出てくることはある
質の悪い脚本に雑な演技の公式中国語版をやめてこっちにしろというようなのが

理解できる話だ……そういうのを聴くとセリフの質や口調の重要さが分かる。しかし現代の環境でそういうの数少ない大当たりを全ての作品に対してできるわけではないからな……特に音声は画像よりも更に感覚的な評価になりがちだし、音声が良いから売れるという場面も少ない。

確か福山潤が出演したbilibiliの動画で、もらった台本が直訳のセリフ多過ぎで声も演技も良いのに妙な印象になってしまうある種のネタ動画があったな

「流浪地球2」のアレか……ルルーシュっぽい良い声で喋るのに、「移山計画」を日本語で「山移り計画」とかにしているからツッコミ所になってしまっていたな
日本語でも「愚公移山」は通じるから名詞としては「移山計画」で音読みにする、或いは中国語の発音を日本語のカタカナ表記にするなどが妥当なはずだが……

中国国産アニメが日本で放映される際に、硬くてヘンな日本語訳が障害になることも多かったし、翻訳の質もあまり軽視してはいけないんだろうね……



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国語のゲームのボイスやアニメの吹き替えはアニメの作画以上に雑な仕事が横行しているかもしれません。中国人に対するアピールで最も効果的な『豪華さ』を演出する上で音声の価値は相対的に低く、一般人に対して通用する分かりやすい凄さというのもありません。アイドルやネットの有名人は特定層には強くてもアンチ層もいるので話題性はともかく評価という面では難しいです」

「そもそも音声の所にまで回って来る資金などのリソースはそんなに多くないです。ゲームなどはアニメと比べて頑張っている、結果を出している方だと思います」

などといった話もありました。

作画と違って声に関しては失敗、質の低さが分かり難い、分かるのに時間がかかるものですし、中国語のボイスに関してはいつの間にか負のイメージが積み重なっていたような部分もあるのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「皆の男性向けと女性向けの判断基準を知りたい。例えば『葬送のフリーレン』は女性向けだという声も少なくないがどうなんだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国オタク界隈では作品のカテゴリ分けとして男性向け、女性向けが強めに意識される所もあるそうですが、その判断基準に関して個人差があるこ都も珍しくは無いそうで、出てきた人気作品に関して
「あれは男性向けなのか?女性向けなのか?」
「そんなのどっちでも良いだろう?」
「しかし気になるのも確かだ」

などといった堂々巡りの話し合いになることもあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「男性向けと女性向けの判断基準」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


皆の男性向けと女性向けの判断基準を知りたい。例えば「葬送のフリーレン」は女性向けだという声も少なくないがどうなんだろう?
キャラなどを中心に見ていくと女性向けだと判断されやすい傾向があるようだし、実際アニメで有名になる前は女性向けっぽいから見ないという人もそんなに珍しくなかった

「フリーレン」は少年マンガだけど女性も見ているタイプの作品だと思うが……

言われてみればフリーレンは女性向けという声はたまに見かけたな
私は魔族だとかなんだが出てきて戦いが中心に来ている、ジジイが最後は殴り合いで挑むような女性向けは無いと思っていたが

女性向けネット小説的な作品→女性向けみたいな流れは見かけた
メインキャラは女性だし、主人公が女エルフで最強キャラだしそこに注目すれば分からなくもないかな?

「葬送のフリーレン」は男性ファンもいる「薬屋のひとりごと」とは逆のようで微妙に違うのが興味深い
「薬屋」の方は絵柄もキャラ設定も雰囲気も男性向きと判断されることは無いのに

日本ではどうだか知らないけど、こっちでは女性主人公だと女性向けに、男性主人公でもイケメンなら女性向け、イケメンでなければ男性向け扱いな傾向があるよね

男の描き方で男性向けと女性向けの違いは分かる
イケメンが目立つ、特に馬面的なバランスの顔で細い目が出てくると女性向け

少年マンガ系でもラノベ系でも美形キャラデザの主人公は珍しくないし、女性人気の高い作品の主人公、例えば「家庭教師ヒットマンREBORN!」なんかは明らかにカッコイイ系ではないぞ?

女性から無茶苦茶叩かれて大炎上した「無職転生」も一応主人公やその関係者はイケメン枠ではあるしキャラデザとしても悪く無かったりするのだが

こういうのって基本的に一般向で男女どちらのファンが多いかみたいな話であって明確に男性向け、女性向けで区切っていることは無いと思うんだが

そこで結局男性向けか女性向けかを分けようとするのが現在の環境なわけで
あと結果的に男女どちらのファンが多くなるかとは別に、日本では掲載媒体の関係上メインターゲットを男女、年代別に想定するから「特定ジャンル向け」というのがほぼ存在するとも言える

俺は「フリーレン」も「薬屋」も普通に楽しんでいたけど、この話題を見るまで両方とも女性向け作品だと思っていた……

設定や出てくる画像を見るとそう見えてしまうのも無理はないか
ただ「フリーレン」に対しては熱血度合いやバトル要素がもっと欲しいみたいな話は出るしファンの空気はずっと男性向けっぽかった

「フリーレン」はハード目のファンタジージャンルだし、日本ではずっと男性向け扱いだな
「薬屋」は2種類のコミカライズは女性向け路線でデザインされているけど、ネット小説時代は男性読者層の獲得もかなり意識していた節がある女性向けだった。

「薬屋のひとりごと」って日本のネット小説の恋愛ベースの女性向けとは毛色がちょっと違うし、基本的には女性向けで良いんだが「男性読者も読める」所は設定も描写も計画的だと感じられる

アニメ化されるレベルの作品の場合、原作の掲載媒体を見れば男性向け女性向けはある程度機械的に分別できる
女性向け扱いされがちな美形男子のスポーツ系作品でも、掲載誌が少年ジャンプなら当然男性向けになる

そういう意味では話題になっている「葬送のフリーレン」は週刊少年サンデーという伝統的な少年マンガ雑誌連載だから男性向けになるということか

そうだね。しかしこの分け方は男性向け女性向けが混在するオタク向けマンガ雑誌になると使い難くなるし、現代では掲載雑誌と単行本でターゲットが違うということも珍しくないから……

掲載媒体のみで判断した場合、「薬屋のひとりごと」は最初の商業化ラノベが男性向けのヒーロー文庫、コミカライズがオタク向けのビッグガンガンと男性向けのサンデーGXなのでどちらかと言えば男性向け作品ということになってしまうといった問題もあるな

日本では男性向け、女性向けは連載雑誌や出版社で分けるので実は個別の中身に関してはそこまで影響しなかったりする
しかし国内だとこの分け方はされないし、伝言ゲーム的に情報が広がるから男性向け女性向けの認識に個人差が生じたりしている印象もある
そしてネットでの情報が入口になるから男性向け女性向けの分け方の影響の大きさが目立つことに?

なぜそんなことを気にするのか
男性向け女性向けなんてのはジャンル分けでしかないのだから結局は自分の好きなものを見れば良いだろうに

私もその原則に間違いはないと思うけど、現実では男性向け女性向けで見るのを決める人は多いし、それによって作品を批判する人も目立つからね……

「男性向け」「女性向け」「一般向け」「子供向け」については日本との微妙な違いを感じることもある
そしてこっちのカテゴリ分けはあてにならないし、日本の雑誌を見ても近年では男女どちらかはハッキリしないことが少なくない

掲載媒体がターゲットとして想定している層は存在するけど、実際のファン層と一致するとは限らないし、私は媒体で男女向けを判断するのは違うと思う
国産ネットネット小説でも男性向けのはずの作品だったはずが、いつの間にか女性ファンの方が目立つ作品になっていたケースだってある

そして商業展開、アニメ化が明らかに女性向けに偏って従来の男女どちらもいた支持層が偏って失速の原因になったりすると
この辺は日本の二次元だと少年マンガのスポーツ系作品がすぐに女性向けになるのと似たようなものかもしれない

それにしても世界観重視のファンタジー系でバトル要素があるのに女性向け扱いされがちな「フリーレン」って考えてみれば不思議な作品だ

フリーレンは女性主人公でその主人公中心に話が進んで大活躍するわけだし典型的な女性向け作品だよ
設定やバトル要素などじっくり話を見ないと分からない部分はあまり関係ない

女性主人公作品に関しては「スレイヤーズ」の頃から男性向けに存在するぞ?
それに「クロスアンジュ」のような女性向けの設定を混ぜつつ基本は癖の強い展開、ロボという男性向けジャンルで成功した作品だってある

大人気になるような作品は男女どちらのファンも付くことが多い
ロボ系だって「ガンダムSEED」や「コードギアス」のようにリアルタイムでは男女どちらからもファンがついていた大人気作品があるし、単純に男女どちら向けかを判定するのは難しい

話を戻すけど、男性向け女性向けは大まかなジャンルもだけど、絵柄もかなり影響すると思う
例えば耽美系の絵柄の男性向けというのは珍しいし、男性向けの媚びた萌えデザインの女性キャラが出てくる作品で女性向けというのも珍しい

萌え系の絵柄で女性向けになっているのは少ないな
「フリーレン」なんかは萌え系じゃない絵柄なのが女性向け扱いされる原因の一つな気がする

この男性向け女性向けは人によって捉え方や必要とするものが違うのがヤヤコシイ
上の方にもあるように男性向け女性向けで区別するのは意味が無い、男性だけ女性だけしか見てはならないわけではないのに……というのは正論だ

別に誰が何を見ても良いという意見には同意だけど、自分の場合は個人的な地雷避けとしての情報という意義もある
読み進めているうちに自分の好みではないのに気付いた、恋愛描写の価値観が違ったなどの地雷は避けたいといった感じで

こういうテーマって原則、理想論ではなく現実的に個人の好みやジャンル分けでどうなっているのかという問題だから二極化させる意味は無いという発言に意味が無い事態になるのかもな……

男性向けだと思って追いかけているうちに女性向け要素が露骨になって来るようなのは避けたいので、最初から男性向け女性向けをハッキリさせてほしいが、国内プラットフォームの公式配信もオタク系フォーラムの作品紹介もイマイチ信用し難い

ウチの国のファン界隈のゴタゴタを見ていると恋愛関係の扱いに関する火種がかなり大きいので、そっち方面での男性向け女性向けの区別は必要だと感じる

私も読んでいくうちに男性同士のコミュニケーションの距離感、肉体的接触の多さでなんか違うぞ?→ぐああああ!?みたいな経験がある
この辺はキャラデザでは判断が難しいかな。例えば男性が頻繁に赤面するのは女性向けの手法だけど、今ではそちらのジャンル出身で男性向け作品を描いている作家もいるし。

同意
例えば「その着せ替え人形は恋をする」は男性向けか女性向けか判断に迷う。最初は内向的な男がギャルに惚れられる男のオタク向け作品かと思ったが、追いかけているうちにオタク気質のギャル女が男子に支えられる展開になっている……

私も恋愛要素に関連しなければ男女どちら向けでも気にしないが、恋愛や性的な関係に関する描写については「合わない」と感じることも多いので、事前の情報の一つとして結構意識することになるね。



とまぁ、こんな感じで。
近頃の作品を中心にいろいろな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では雑誌連載がある日本と違って直接ネットで作品を探すことになるのでカテゴリの影響はかなり大きいですし、自分の読みたいものから外れる要素や展開を嫌う人も多いので男性向け女性向けなどの分け方は必要だと思います……」
などといった話もありました。

中国オタク界隈における作品の広まり方や受け止められ方に関しては中国独自の要素も何かと影響していますが、その中の一つに接する環境、入り口の違いといったものもあるのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「原作者が怒った、不満を表明したアニメ化作品について知りたい」

インフル後の体調がなかなか本調子に戻らないのが何とも厳しいですが、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「原作者が怒った、不満を表明したアニメ化作品」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


原作者が怒った、不満を表明したアニメ化作品について知りたい
実写化についてはよく分からないが、アニメに関しては原作党の話と一緒にそういう話もよく見かけていたし改めて聞いて見たくなった

探すなら主に昔のアニメだろうね
今は実写化はともかくアニメ化なら他人の作品を借りているのに自己表現やる人間は少ないが昔のアニメはそういうの多かったというか、やって当たり前だった

比較的最近の作品だと「あひるの空」のアニメは作者の不満が爆発していたな
あれはもしかして「黒子のバスケ」の大成功を見ての雑な企画だったりしたのかね

「惑星のさみだれ」に関しては原作者の不満に関する情報もファンの嘆きも後ろのゴタゴタに関する話も流れてきていたが、単純に出来の悪いアニメ化だったから納得しかなかった。

アニメ改変のやらかしの代表的な例と化している「くまみこ」
原作になりオリジナル要素やアニメ制作側の解釈によるアレンジが失敗すると作品にも作者にもダメージが出る

世界的に有名な原作者が怒ったアニメ化は宮崎駿の息子がアニメ化した「ゲド戦記」だろうな

ジブリ系は実は作者が不満を述べているケースが少なくない。ほぼ宮崎駿の解釈で作られてしまうから。
「魔女の宅急便」とかも作者が不満案件だったような?しかしその後の実写化が喜ばれたかとなると……

京アニ作品は原作を粉砕してアニメ視聴者に大好評な作品を作るから原作者によっては消化しきれない不満、ダメージを受けるとか言われているけど、私はジブリアニメの方が作者的に大変なことになっているのではないかと考えることもある

アニメ化の際の魔改造による失敗ではなく「作者が不満」か……それだと「チェンソーマン」はちょっと分からないか

昔の作品はそれが当然だったこともあってか、作者の不満が表に出てくることが少ないという事情もあるから「魔改造」は分かっても作者の気持ちというのはすぐに出てこないこともある。特に中国からは分からないケースも多い
例えば「スラムダンク」のアニメに対して作者の不満が非常に強いという情報が知識としてきちんと広まったのはわりと最近の話

こういう情報って作者側の発言力や発言の機会の有無も影響するからな
たぶん一番有名なのは高橋留美子の劇場版「うる星やつら」だろう

確かに。
押井守も小学館も好きにやった結果、ファンからの評価は高いけど原作者からは……という例としてあまりにも有名だ。

「ビューティフル・ドリーマー」は小学館含む関係者からの意見も押井守は馬耳東風だった上にファンからの支持も強かったという時代的な背景もあって成立した作品だよ

高橋留美子は「ビューティフル・ドリーマー」に対して激怒しているわけではないよ
元ネタとされるSF作家の平井和正との対談で「あれは押井守さんのうる星やつら、私のじゃない」と言って距離をとっているだけ
しかし原作者による別物扱いというのは、ある意味では激怒よりも怖いかも……

魔改造によって原作者からの別物扱いされるアニメ化というのは手塚治虫原作の「海のトリトン」など昔から途切れることが無い
ちなみに「海のトリトン」のアニメはハゲの初監督作品でたぶんウチの国のテレビで初めて放映された富野作品でもある

私はオタクになってから「セーラームーン」の旧作版アニメに対して原作者の武内直子は不満があったと聞いて少し驚いたが、監督が幾原邦彦だったのを思い出して納得した

私がすぐに思いついたのは「HELLSING」だな

「ヒャッコ」は予算不足なのかなんとも雑で貧しいアニメだな……といった印象になったが後で原作者がアニメにかなり不満だったと聞いて納得したな

「銀河戦国群雄伝ライ」は作者がアニメの内容に激怒してアニメの影響を消すためにその後のストーリー展開変えたというレベルだと聞いたことがある

「鋼の錬金術師」の最初のアニメ化がまだ出ていない

「鋼の錬金術師」は何か文句言う所あったの?新旧どちらも面白いし高評価なのに。

怒っているという程ではないけど「鋼の錬金術師」の最初のアニメ化は牛おばさんの少年マンガ的な思想と合わないことなどから不満が表明されている。
もっともそういった部分が当時のウチの国のオタクにはかなり刺さっていたわけだし、この話題は単純に良い悪いという判断は難しい。

確か吉崎観音はアニメに対して不満が多い原作者だと聞いた覚えがあるが

「けものフレンズ」の原作者と見るならそうかもしれないが、吉崎観音は元々言動がめんどくさいタイプだし「けものフレンズ」だけでなく「ケロロ軍曹」関連や「VS騎士ラムネ&40炎」の話も混じっているから正直よく分からん。

「GUNSLINGER GIRL」は作者が不満な第一期の方が、作者自ら関わった第二期と比べてファンの評価が高いのがややこしい

あれは原作者の思い通りにやった第二期が散々な評価で爆死するという原作、原作者重視が正解とは限らないという例になってしまっているからな。別メディアの作品にする以上、原作者側もどの程度まで「理想通りにはならない」かは考えなければならないのだろう。
しかし現在日本で問題になっている実写化に関する事件は映像化側が最初の約束を守らなかった、原作者側に責任転嫁したというのが炎上の原因になっているしメディアやプラットフォーム側をどこまで信頼できるかという問題も付いて回る。これだから問題発生時に原作者の負担とダメージが大きくなるのも当然か。

昔と違って今は漫画家がアニメ制作の現場もやるみたいなのは難しいだろうしな……今でも青山剛昌みたいに劇場版の原画担当するような原作者はいるけど、結局一般的にイメージされるようなアニメの現場に参加する原作者は手塚治虫くらいだったのでは。

同意する。藤子不二雄達も手塚治虫のような形を目指してスタジオ作ったけどアニメ制作は維持できなかったからな。
ちなみに「ドラえもん」は最初のアニメ化は原作に無い勝手な改変やキャラ追加をしたのに不人気で打ち切り、藤子不二雄にとっても強い不満の残るアニメ化になり、その時の失敗も踏まえて再度アニメ化されたのが今でも続いている方の「ドラえもん」だ。
もっとも藤子不二雄は別に原作改変を全て嫌っていたわけではないし、原作わずか3巻の作品を10年近く続く長寿アニメにした「キテレツ大百科」などはかなり高く評価していたとのこと。

アニメの魔改造作品に関しては当たりもあるから結局は映像作品になってみなければわからない所がある。
ただ最近問題になっているのは原作者に対するダメージで、原作者が意図しない形の魔改造やそれに関連した周囲の攻撃により最悪のダメージを受けるような映像化が許されるのかという問題でもある……

良い悪いとは別の話として、日本のマンガ、ラノベは個人作家による作品が主流というのも作者の意図しない原作改変による原作者への影響の大きさにつながっているのだと思う
ネット小説だってチーム執筆が基本な国産ネット小説と違って個人作家が多いと聞くし

映像化失敗で作者が怒るということなら「進撃の巨人」もあると思うんだけど

「進撃の巨人」はアニメ第一期のミカサが作者にとっては不満なんだっけ?ファンの評価は良かったのに

「進撃の巨人」は魔改造実写化として散々な評価の実写劇場版の方が作者にとっては高評価とか、映像化という意味でもよく分からない

あれは作者の方は喜んでいたのか……まぁ最後の展開をあんなのにしたくらいだからセンスが一般と違う作者ということなのか……

アニメ化の際の改変に関してはアニメ側もだけど作者次第な所もあるからな
「とある魔術の禁書目録」なんかは原作者もかなり許容しているようだし

近年はアニメ化が魔改造されると原作者の連載モチベーションにかなり影響するのが明確になってきたので原作改変に対して慎重になっているし、ファンもアニメ化を喜ばないケースも珍しくないらしい

アニメ化の出来が悪い、魔改造されたから作者のモチベが切れて続きが出ないとされている作品も少なくないよね

そう言えば作者がアニメ化の出来に怒ったせいで「十二国記」は続きが出なくなったとこっちのファン界隈ではかなり言われていた時期もあったけど実際はどうだったんだろう……

「しろくまカフェ」は作者が怒って連載まで止まってしまったケースだね
日本だと連載中止というカードが原作者側にあるので連載中の作品の方が関係者は丁寧にアニメ化を進めるといった話もある
それでもダメなときはダメなのは皆も知っての通りだが

この手の話で有名な「くまみこ」はあのアニメ最終回&炎上なのに連載が続いて最近完結したのはスゴイと思う
そして改めて調べてみたらウチの国のオタクが持て囃している「ウマ娘」の第二期の構成、脚本が「くまみこ」最終回の脚本だったのを発見してアニメ制作の難しさと無情さを感じてしまった

どこまで本当か分からないが、世の中には作者が知らないうちにアニメ化の企画が進んでいたという事件もあるらしい。あとエロ漫画原作のアニメには実際にアニメ化まで行ってしまったケースもあると聞く。
しかしそういうのってウチの国の作品にもありそうだな……

国産ネット小説原作アニメだとそういう話は流れて来るね
国内だとネット小説サイトでまず稼ぐからその時点での契約的にプラットフォーム側が圧倒的に強くなるし法律的にはセーフなのかもしれないが、ファンも作者も公式扱いしていないアニメ化作品なんてのも普通にある



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では日本の青年マンガや少女マンガ、女性向けマンガを意識する機会は相対的に少ないのに加えて、実写化による影響というのも中国では間接的なものになりますから実写化魔改造による作者やファンへのダメージというのを中国のオタクはきちんと把握できていないかもしれません。実写化されるような作品、特に女性向けの場合はドラマの方から入ることになる人多いでしょう」

「そもそも中国では実写化の時点で原作通りにやってもらえない、魔改造されるのは確定ですし成功のためのルートとして作者側もビジネスとして割り切るどころか積極的にやろうとすることも多いので……」

などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「昔のアニメは原作と違う展開が多過ぎない?なぜあれが許されていたの?ファンも原作者も怒らなかったの?」

中国オタク「アニメ化の際に原作改変して成功した作品ってどんなのがあるんだろう?」

中国オタク「日本産のエルフは一般的に肉を食わない設定があると聞いたけど本当?」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「日本の二次元の男性エルフキャラは鬼畜キャラというイメージが自分の中に生まれているのに気付いたんだけど……」
に続いて日本のファンタジーにおけるエルフの扱いや設定についてのネタをいただきましたので、今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品のエルフの肉を食べない設定」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本産のエルフは一般的に肉を食わない設定があると聞いたけど本当?
イメージ的に理解できるけど最近見た作品ではそうではなかったりするし、この話はどういった作品の影響なんだろう?

確かに私の中にもそういうイメージはあるな
しかしフリーレンもマルシルも肉を普通食っていたはず

フリーレンはハンバーグ作って食べいたよね
考えてみれば異世界でハンバーグの名称をそのまま使う問題も気になったけど、エルフから肉料理が出てくる違和感も多少はあったな

「ダンジョン飯」のような環境が舞台の作品で菜食主義者のエルフがいても困るし、マルシルだけが特別な可能性は?それにマルシルは種族としてはエルフではなくハーフエルフなはずだし

二次元のシャーマンに多く混じっているドルイド要素の関係とか?
しかし宗教的な戒律とは別のものにも思えるし……うーむ

私もエルフは肉食わないネタに関しては昔からあったように記憶しているが、どうなんだろうね。確か映画の「ホビット」では緑の野菜を求めるエルフの描写はあったが原作までは知らない

「異世界食堂」ではエルフが肉を食べられない(肉も魚も卵も乳も)という設定が明確に出ているので、この作品がネット小説として出てきた2013年以前の作品になるはず。

エルフが肉を食わないという認識は中国国内にも何となく広まっているイメージと言える……本当にどこから来たんだ?個人的には初期のネット小説の影響が大きそうに思えるのだけど。

どうだろう?私はエルフが肉を食わないとか初めて聞いた気がする。

日本産ファンタジー以外でもエルフは肉を好まない描写は少なくない
D&Dでも肉を好まないエルフがいたし、「ロード・オブ・ザ・リング」の映画でも菜食主義だった

国産ネット小説を遡っていくと「ゼロの使い魔」の影響を受けたトリップ系ジャンルのように、エルフに関しても日本の作品から影響を受けた部分もありそうだ……

私はウチの国のネット小説でもエルフが肉食わない的な設定を見た記憶はある
エルフは森に住む種族で自然を保護している菜食主義者というのが美形で長寿で高慢な性格、弓術に優れるといったイメージと一緒に存在している

日本の作品における「エルフ=菜食主義者」の広まり方はイメージと実態は違うギャップネタにすることもあるレベルだね
「異世界のんびり農家」とかでも見た

考えてみれば弓使いなのに巨乳になっている問題のように、狩猟生活なのに肉を食わないというのはよく分からない話だよね
何のために狩りをするのかと

現代的な環境保護活動のテンプレ的なイメージが混ざったとか?
あと動物との交流や使役能力があるから友達は食べないみたいに扱う流れ?

昔の西洋ファンタジー作品ってエルフが肉を食べないみたいな描写はなかったようだし、近年の欧米社会で拡散定着しているビーガンとかの影響がありそう

国内だと「精霊」という言葉の影響も考えられるが、日本語の「エルフ」がどういう語感なのか分からん
こっちだと明らかに良い印象になる言葉だから自然を愛する友好的な種族というイメージになって野蛮な事や肉食から遠ざかるというイメージになっていくのは想像しやすい
実はハードなファンタジー作品を見ていくと好戦的暴力的で世界的な危機を生み出すような「狂った」エルフも珍しくないのが分かるけど、ふわっとしたファンタジー設定を使うならそういうのは意識されない……!

新作アニメが始まった「ダンジョン飯」のエルフも狂乱の魔術師とか世界を管理しようとする武力集団みたいな感じでやべえのがいる類のエルフだしな

エルフは平和を愛する争いを嫌う種族というのが殺生をしない、肉を食わないになったのかね
しかし自分の見てきた作品だと平和を愛するというよりも排他的で交流を拒否する、他種族の争いを野蛮だと見下し上位存在として武力介入するう種族なことが多いかな……肉食に関しても野蛮な習慣として避けているといった感じで

エルフに関しては「あまり食事が必要ない」という設定の作品もあったはず
大気中のマナを吸収しているとか、大自然の化身的な存在だったり植物から進化した存在だったり等々

D&Dでは肉を食わない宗派のエルフもいたけどそれがエルフの全てでは無かったし、分かりやすく極端な方のイメージが拡散したのかもしれない

D&Dに限らずTRPGには菜食主義者のエルフという設定もあったような?
そもそも日本のファンタジーの原典的な「ロードス島戦記」のエルフってどうだっけ?

ディードリットは肉を食べていないはず

うーむ……ディードリットは菜食主義者的なスタンスだったけど種族的にはどうだか分からん。あとディードリットはハイエルフなのであの世界の一般的なエルフとは別の部分もあるから……

TRPGベースなロードス島戦記の世界観で冒険者をやるエルフが肉を食わないというのはちょっと考えられないし、たぶん普通に食っているはず
菜食主義者に限らず食事制限はそれなりに大きい「不利な特徴」だからね。

剣と魔法のファンタジー世界のネタに関しては国内でネット小説が盛り上がる以前に「ロードス島戦記」の影響を受けた日本産ファンタジー、の影響を受けた日本のラノベやアニメやゲーム、を経由して国内に広まっている部分もかなりある。
だからこの手のファンタジーテンプレに関しては遡ればロードス島戦記かその前のD&Dに元ネタになりそうな部分が見つかるんだが「肉を食わないエルフ」に関してはそれが見つからない。これは興味深いネタかもしれない。

エルフのイメージに関しては映画の「ロード・オブ・ザ・リング」の影響もかなり混ざっているから元ネタを正確に遡るのは結構難しい
例えば現代のエルフの食事に関しては映画に出てきたレンバスなどのイメージもかなり影響しているはずだ

「ロード・オブ・ザ・リング」の映画版の影響もありそうだね
エルフの菜食主義的な部分は原作にはない描写で映画の方で付け足されたものだ

エルフと菜食主義者の組み合わせってイメージ的にしっくり来る設定だから創作を通じて広まりやすいのは何となく分かる
エルフは大自然に溶け込んだ生活をしている森林の守護者だから森林の動物の保護や環境破壊行為(伐採や焚火とかも)の排除も行う、そういった設定から肉を食わないというイメージも付いてくるのでは

人間冒険者の焚火を怒る→火を使った調理をしない→肉は食わないというイメージになったという説がある
俺が今思い付いたものだが

エルフに普通デブはいない(ネタキャラならいるかも)のも菜食主義的な食生活っぽいイメージを強めている気がする

改めて考えてみると自分の中にもエルフは肉を食わない、金属を使わない、森林を傷つけないというイメージがあるな
冶金と自然環境維持は対立するから金属を使わないというのは分かるが、考えてみたら食物連鎖のある自然環境的に肉を食わないというのはおかしい……

日本の作品はさておき、中国国内だとあの辺のファンタジー種族を翻訳では「精霊」で雑に括っていることも影響しているのでは
「spirit」「fairy」の方は食事の概念が薄い或いは無い存在も多いし、それが「elf」と混ざった影響はあるはずだ

国内の初期のネット小説や外国産ファンタジーからの影響ということなら、仙人要素が混じった可能性もあるのでは
肉どころか食事があまり必要なさそうなのは仙人と重なる部分もある



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈におけるイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

それにしても改めて現在のエルフの定番設定はどうなっているのか、昔と違う部分は何かというのを考えてみるとハッキリしない所も少なくないです。

すぐに思いつく昔のエルフの種族的な特徴としては精霊魔法能力(と鉄系金属鎧の装備不可)、弓使い、動物会話、暗視能力(赤外線視覚)などでしょうか。
暗視はドワーフとの差別化なのか、いつの間にか見かけなくなっていったように思いますし、鉄系金属鎧の装備不可というのも職業や種族による装備制限の境界が曖昧になるにつれて目立たなくなっていったような気もしますが……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の実写化はなんで変な髪型や変な色の髪まで真似するの?出来の悪いコスプレにしか見えなくなってしまうのに」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

マンガやアニメ原作の実写化については中国オタク界隈でも何かと話題になっているようですが、実写化されることによって生じる原作との差異などに関する話題も多いのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の実写化作品に出てくる原作再現の髪形」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の実写化はなんで変な髪型や変な色の髪まで真似するの?
出来の悪いコスプレにしか見えなくなってしまうのに

そこに拘ってどうするみたいな再現の仕方になっている実写版キャラも少なくないよね……「逆転裁判」の実写版で成歩堂龍一の髪形再現するのはどうかと思った記憶が浮かんできた

最近は衣装や撮影場所に拘って画像も加工しまくるコスプレのレベルが上がっているし、公式実写化の方がパチモノに見えてしまうこともある

こういうのってやらかした作品の方が記憶に残るというのもあるからある程度割り引いて考える必要があるのは分かっているつもりだけど……それにしたって変なことになっている作品少なくない気がする

国産の実写化作品だと例えば仙侠系などのファンタジー要素強めであっても長髪や歴史ファンタジー特有の髪形のキャラはいるがヘンな色でヘンな髪形のキャラはあまりいないからね
映像や衣装のチープさ、脚本のダメさや原作魔改造でファン激怒案件はあってもダメなコスプレ感はそこまで強くはならない

日本の視聴者向けだからあれが正解ということなのでは
日本は二次元文化の空気が濃いし日常生活にも溶け込んでいるのにああいう髪形が出てきてもそんなに違和感が無いのだろう

うーむ、どうなんだろう?
私も実写版の名作と言われている「るろうに剣心」のような髪の色なら違和感ないんだが……剣心は口調もかなり原作通りのが多いけど実写で見ても違和感が無い、大成功の実写化作品としてよく名前が挙がる

日本の実写化に謎コスプレ含むダメな魔改造のイメージが強いのって原作まで把握されている作品が少ないというのもありそうだ

例えば「ぐらんぶる」のように再現にあまりこだわらない実写化というのもあるんだが、そういうのはあまり話題にならないんだよね。原作もアニメも評価が高い「ぐらんぶる」でさえこうなんだから把握されていない原作による実写化作品は少なく無さそうだ。

あのヘンな髪はキャラの識別と二次元世界だというお約束を強調するための誇張なんだよ。そういう世界なんだと納得させるために必要なものだ。
そもそも二次元も顔がほぼ一緒なキャラデザを髪形と髪の色で別キャラと認識させているなんてのは珍しくないわけで。

ヘンな髪は仕方がないんだよね。髪形が変わったら誰がどのキャラか分からなくなるから……
それはそうと実写版「遊戯王」をどこかでやってくれないものだろうか。あの作品なら逆にヘンな髪形でなければファンは納得しないだろう。

日本の二次元系で髪がアニメ色でも失敗していない作品はある。私がこの数年で見た作品の中だと「銀魂」の実写版は良かったよ。格好もそこそこだし、なにより演技が銀魂っぽかった。

こっちでポスターに対してツッコミが多発した「斉木楠雄のψ難」の実写版のように、実は設定が関係しているケースもあるからな……

ギャグ系(たまにギャグ要素が混じるとかではなく)の作品ならともかく、シリアスなストーリーの実写化でヘンな髪形が出るとツッコミしたくなる感情が先に出てしまう

ギャグ系でもきついのはあるぞ
日本のコスプレ実写版もある程度見続けているうちに慣れる作品もあるが、最初のハードルが高いんだよね……現実に引き戻されてしまうのもあるし、場合によっては原作を見る気すら失せてしまうことすらある

コスプレの出来だけで見るなら某TMAの方が頑張っていて原作再現度も高いなんてことも多いからな

日本ではマンガ原作の実写化が定期的に当たっているからジャンルが廃れることは無いんだろうね

私が知っているだけでも「東京ラブストーリー」から続いている流れだからな……ただ良い作品になるのはやはり「仁」や「のだめカンタービレ」のようにコスプレ感が無いというか、必要ない作品が多いと思う

実写化に関してはコスプレが地雷要素なのはマシだぞ?
本当に見ていてダメージが来るのはストーリーとキャラ改変、特に妙なラブストーリーにされた時だ

「ハコヅメ」とかはアニメの方が実写より評価低いし、題材次第ではあるんだろうね。そして我々が普段追いかけているような少年マンガ系の実写化との相性は……

二次元の少年マンガ系でも現実ベースの作品、例えば「金田一少年の事件簿」とかならヘンな髪形にはならないし成功している。
ヘンな髪形の再現に拘る作品が出続けている以上、日本ではファン向けとして需要があるんだろうけど具体的にどのくらい効果があるのかこっちからはよく分からないし困惑ばかりが蓄積する。

あの謎のコスプレ再現はファン向けで必要なものなんだよ。
キャラくらい再現しないとファンは見に行かない。ターゲットになっている層からリアルさは求められていない。

でも日本のファンからも実写化でヘンな色の髪のキャラが出たら不満が出るのをよく見かけるが……

そこで文句言うのはターゲットのコアなファンではないということだよ
マンガを見ているというレベルは熱心なファンではない

実はこういう格好のキャラも2.5次元の舞台で見る分にはそれほど違和感はない
しかし実写ドラマや映画になるとすごい引っかかる

舞台と実写映画の違いか……そう言えば日本では宝塚で二次元原作の舞台をやる分には昔から評価が高いらしいが

私も宝塚の二次元作品舞台化は成功例が多いと聞いたことがある。「るろうに剣心」も作者が感動して本編にキャラ設定を逆輸入したし最初の方で出ている「逆転裁判」も宝塚で人気になってシリーズ化している模様。

宝塚の「逆転裁判」は実写ドラマのキャラと違って宝塚的なアレンジの方が強いようだが御剣だけは原作そのままの格好で違和感無くてすぐ分かるのは面白いな

俺は外見だけとはいえファンにアピールできそうな要素を入れるのは悪い事じゃないと思ってしまう
もしウチの国でIP買って実写化した場合、ほぼ確実に謎のアイドルドラマになるしキャラやストーリーも原作無視の魔改造になるぞ?

キャラの再現だけに注目した場合、アメコミは現実に元ネタの特徴を付与して長期間活躍できる辺りキャラもそれなりに生み出しているけど、日本は創作を現実にそのまま再現しようとして偽物っぽくて生活感もないコスプレ集団と化してしまい長期間活躍する実写化キャラがなかなか出てこない……

実写化で長期間活躍するキャラがいないわけじゃないよ。例えば「孤独のグルメ」の井之頭五郎は10年以上続いている長寿キャラだ。
もっとも「孤独のグルメ」は最初から作品コンセプトは維持するがキャラ再現は狙わないという方針だったから今ではほぼ松重豊の演技によるキャラになっているけどね。

シリーズ化される二次元系実写化作品だと、俺は「岸辺露伴は動かない」が最近の期待作になっている。二次元系でも良い感じの実写化は探せば出てくる。

やはり制作側のこだわりもだけど原作に二次元だから許容できるヘンな色でヘンな髪形のキャラがいるかどうかも大きいのでは?
最近の実写映画だと「ゴールデンカムイ」の評価が高いと聞くけど、あの作品は題材的に日本の環境や映画の素材と日本人の役者で再現しやすいというのも良かったのではないかと

金髪キャラだけでも微妙になりがちだからな。二次元の金髪キャラと現実の染めた金髪は違うわけだし。

謎のコスプレに関しては問題もあるが、アニメやマンガが原作である以上は原作要素、少なくとも原作が人気になった理由になっている特徴を再現する姿勢は重要だと思う。
そういったものまで放棄してしまった「聖闘士星矢」がどうなったかは記憶に新しい。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「二次元作品の実写化に出てくるコスプレキャラに関して、中国では日本のファンはあれで納得しているのか?反発しているのはファンなのか一般人なのか?ファンだとしたらどういった層なのかといった疑問があります。正直に言えば私もよく分かりません。作品ごとにファン層の傾向も違いますから……」
などといった話もありました。

私も中国のネット小説やゲーム原作の実写化作品の評価や受け止められ方に関してはよく分からない所の方が多いですし、外国の実写化作品がどの層をターゲットにしているのか、どういった所が評価されているのかといった話を把握するのは難しいですよね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のマンガ原作の実写化作品にはアメコミのようにキャスト変更で何度もリメイクされた作品ってある?」


1/27修正:「金田一少年」が「金第一少年」になっていました。ご指摘ありがとうございます。

配信作品数は少ないが期待作はある?中国の2024年1月新作アニメ公式配信状況

例によってかなり遅くなってしまいましたが、中国で配信されている或いは配信予定の日本の1月新作アニメの現時点での状況についてまとめさせていただきます。

毎年1月の新作アニメに関しては学期末〜春節期間と重なることもあってかあまり盛り上がらないのですが、今年は中国国内の娯楽方面の規制や経済の冷え込みもあってか例年と比べても微妙な空気になっているといった話も聞こえてきますね。
以下、現在中国の動画サイトで配信されている1月の新作アニメになります。


bilibili
異修羅
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 第2期
ダンジョン飯
メタリックルージュ


現時点で配信が始まっているのは上の4作品です。
それから10月の新作ですが

鴨乃橋ロンの禁断推理

の配信も始まっているとのことです。
近頃のbilibiliでは新作アニメ配信に関する予告が出ないことも多く10月のシーズンも11月以降に配信開始となった作品がかなり出ましたし、1月の新作アニメについても今後の動向を見ていきたいと思います。


iqiyi
「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」


中国オタクの方の話によるとnetflix系のアニメに関してはどこで配信されるのかが一定しないそうで、思わぬ時期に思わぬサイトで配信されることもあるとのことです


以上です。
10月開始の2クール作品や、遅れて始まった以前のシーズンの新作アニメの更新が続いていることもあってか「新作アニメ」枠の作品ラインナップに関してはそれほど悪くはないようですが、現時点での1月新作アニメの配信数が少ない、情報も出ていないことに関しては不安に感じる人も出ているとのことです。

後から配信が始まった10月の新作アニメに関しては過去記事の
ウマ娘第三期とゲームの配信が計画通りにいっていれば……中国の2023年10月新作アニメ公式配信状況
などもよろしければご参照ください。

ちなみに1月新作に関する情報を教えてくれた中国オタクの方からは
「最近の配信状況を考えると審査の関係で配信告知が出来ない、或いは遅れている作品があることが考えられますし、今後配信が急に始まる作品が出てくる可能性もあります。しかし内容的に今の中国ではまず無理だろうという作品もあります」

「1月新作で衝撃的なダークホース扱いもされている『勇気爆発バーンブレイバーン』などは自衛隊が出ているのでたぶん無理だと思います。日本の軍事関係では過去に『ハイスクール・フリート』が配信中止になった事件もありますし軍事以外でもバーンブレイバーンは『敏感』な内容が多過ぎます……」

などといった話もありました。

「ハイスクール・フリート」の配信中止の件については当ブログの過去記事
中国オタク「『はいふり』はやっぱり配信無くなっちゃったみたいだね……」
などもよろしければご参照ください

とりあえず、こんな所で。
日本からは現地での配信状況に関して把握しきれない部分も多いので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「気持ち悪い勇者ロボと主人公達が歌いながら脱ぐEDが出現した……!」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「日本で広告詐欺ロボアニメが出現した模様。事前の情報ではリアル系だったのが始まってみたら無茶苦茶スーパー系で勇者ロボだ!」
に関連したネタのタレコミや質問を複数いただいております。
「勇気爆発バーンブレイバーン」は中国国内向けの正規配信が無さそうなので当ブログ的には後回しに……などと考えていましたが、とりあえず周辺の反応を中心に紹介させていただこうかと思います。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「勇気爆発バーンブレイバーン第二話と衝撃のED」
などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


俺達の予想を裏切りまくってくれた「バーンブレイバーン」だが第二話でも早速裏切ってくれた。気持ち悪い勇者ロボと主人公達が歌いながら脱ぐEDが出現した……!

鋼の魂ってちょっと間違ったら気持ち悪くなるんだなあ

そしてあのED……キャラが歌い出すまでは問題なかったが脱ぎだしてあの形の握手……脳が固まる状態というのを体験できた

いや本当に、なぜ脱ぐ!?
しかもなぜ男同士で「十指相扣」をするんだ!?

スーパー系とリアル系が共存するスパロボ的なOPの後にリアル系世界観な拷問シーンと気持ち悪い発言を繰り返すロボ、そしてEDで歌いだしたと思ったら脱ぎだす主人公達
私は一体何を見たんだ?

自分の記憶と印象に自信が持てなくなるよな
俺はなんか凄いスーパーロボットアニメを見ていたという感覚はあるのに、記憶にあるのは気持ち悪いハンサム顔のロボとホモEDだけだ……

ロボとは鋼の魂とは男の世界!
……いや私はそういう意味で言ってたのではないんですが?

ゲイネタをぶち込んできてはいるが、すごい作品なのは間違いないから評価に迷う
基本的には燃える王道展開なのだが

間違いなく1月新作でもっとも露出が多い、乳首がハッキリ見える作品になったな!あのEDは光が飛び交う某魔法少女アニメにも勝てそう。
しかし1月新作は「ダンジョン飯」で頼れる男なのに友達にはなりたくない絶妙な活躍と行動をする主人公とか、定番から外れる面白主人公多くない?

こっちで配信無いしまだ見ていないけどなんかロボ好きの友達が物凄いテンション上がってるから衝撃的な作品なんだろうと思ったら流れてくる情報が意味不明過ぎて怖い

落ち着いて考えてみると、王道の組み合わせと予想外の展開はやはりCygamesのアニメだ。鬱展開など妙なリアル系に進まずにこのまま突き進んでくれたら嬉しいね。

ロボアニメの定番の一つに「三角関係」があるけどロボ→男主人公1→男主人公2→ロボな関係になっているのも関係描写がここまでヒドイのも初めてだよ……!

この話の脚本を書いたのはいわゆるロボBL同人誌を把握している人間なのでは?セリフやネタが本職くさい

第二話の脚本も「ウルトラマンブレーザー」の小柳啓伍だから「本職」なのは間違いないだろうな……

クールで機械のような軍人かと思いきや怯える、ロボに乗りたくないとわめく不幸な主人公だった
金髪の主人公その2の方は少女を拾う方の王道展開になりそうなのに

これもやっぱり自衛隊じゃないと無理だね
ああいう無様さもだけど、拷問シーンも描けない

しかしリアルで考えたら拷問されるのも無理はないと考えてしまうのがまた……普通に戦死者出て基地もボロボロ、「世界の敵かもしれない」というのも理解できなくはない

リアル系世界観なら「あのイカれたロボットはなんだ?」とか尋問されるよな。そしてイサミからしてみれば本当に答えようがないのもかわいそう。

そういう意味でも訓練を受けた軍人が主人公というのは話を描きやすいんだろうね。あれがよくある少年主人公だったら組織の正統性や周囲の人間に対する信頼が全て崩壊する。
あと今後の展開次第ではあるけどあのにこやかに拷問をやったジジイが罰を受ける展開を強く望む気持ちがあまり湧いてこないのは我ながら不思議
普通の作品だったらあんなキャラやそれを許容した組織に対して報いが無いのは許せないというストレスになりそう

拷問から金髪に救われた後の緊迫のシーンもロボが「生理的に無理」だと金髪の搭乗を拒否するというギャグ展開、そしてあのEDだったから……王道展開やロボ定番の構図と一緒に飛び交う言葉のヒドさがもうね

ロボの言葉として出てくる「生理的に無理」
内部に搭乗させるから理屈は分からなくもないがあの言葉のせいで意志を持ったロボに乗るキャラ全般が「生理的にOKだから乗っている」みたいに考えるようになってしまったよ!

日本では早速主人公がかわいそうだと話題になっている模様
「イサミかわいそう」がトレンド入り

主人公が最後に椅子でうつむくシンジみたいになっていたが強制キャストオフで全裸のマッチョなのでより哀しさを感じる

冷静に考えると碇シンジよりヒドイ扱いになってそうなロボ作品主人公なんだが、それとは別に理不尽な王道ロボ展開を混ぜる面白さがあるので言葉にしにくい面白さもある
しかしあのロボにはオイルで駆動する構造もあるようだし本当になんなんだろうな……

鈴村健一が楽しそうなのは良かった!
紫のロボは杉田智和だし今後出てくるロボもロボ関連で有名な声優が起用されるのか気になってきたね

無口な三白眼でやる時はやる系の軍人キャラかと思ったら不幸な目に遭う巻き込まれ系主人公パイロットだったとは……シンジだってミサトやアスカと同居というサービスはあったのに
自分のパイロットが拷問受けているのにキショイ自分語りで気持ち良くなっているスーパーロボットとか初めて見たぞ!?

まだだ……まだ各ロボットの中には女の子が内蔵されている可能性が残っている!

そう信じたいのも理解できるけど無駄な期待に終わる気がする……だって主人公1と2でハッキリとした対比があった方が面白いからね?
ストーリー的にも商業展開的にもホモロボとカップルのイサミの方が当たりではあるけどキャラの幸せ的には謎の少女との出会い(もしかしたら別れも?)のスミスの方が当たりというギャップが生まれるのがおいしいのは俺でも分かる

紫の機体の名前がスペルビア(superbia)だから「傲慢」、OPに出てくる6つのシルエットからして毎度の七つの大罪ネタ、ブレイバーンはそこから離反した元七つの大罪でかつての仲間と戦うのではと予想されているけど概ねブレイバーンは色欲担当だろうと見做されているのには笑う
もちろん俺も同感だが

「テッカマンブレード」みたいな背景がありそうだが悲劇よりもロボの気持ち悪さが先に来るな……まぁ爽快感がある分にはそういうネタでも問題は無いんだがEDを思い出すと何とも言えない気分になるよ

EDのノンテロップ版がすぐにアップされたのもだが一緒に前世紀の画質再現のTVCMもアップされたのには公式サイドの本気さを感じる
しかし全裸キャラや全裸シルエットが出てくるOPやEDはそんなに珍しくないけど歌いながら脱ぐEDは初めて見たような……前例がたくさんあっても困るが……

日本のファンの話を見た所によると、あれは30年くらい前のTVCMを「ビデオで録画」した画質を再現したものらしい
俺にはそこにこだわる理由や当時の実体験がある人にとってどうなのかまでは分からないけど、制作側がかなり熱く楽しんでやっているのは興味深い

この作品の勇者ロボ系?かと思いきや全く先が読めない作品は内容だけでなく周辺事情も本当に面白い

良い意味で予測できない、予想を裏切られる作品の素晴らしさを感じるな
これはネタバレをできる限り避けたい作品だ

内容以外では今の時代にこんなに大きなネタを仕込みながら、今の所ネタバレや情報流失なしでやれているのも凄いと思う
ロボ系作品だと「ガンダムSEED劇場版」とかネタバレ情報どころか一部動画の流出までしていてネタバレ許容派な俺でさえさすがにどうなのかと思うレベルなのに、こっちは本当に情報が出てなかった

同意する。過去に「名探偵コナン」が試写会情報で炎上した事件などを考えると私も不思議に感じるよ。
「バーンブレイバーン」も一般的なアニメのように1か月前だかに先行上映会とかやっているはずなのにね。リアル系と見せかけて勇者ロボとか歌って脱ぐゲイEDとか少しでも情報が出たら連鎖的にひっくり返るネタなのにそれが出なかった。

作品ごとのファンの規模や方向性の違いはあるんだろうけど、それにしたって現代環境でこれだけ大きな仕掛けのネタを情報流出やネタバレなしで放映まで持たせることができたという面でも驚きの作品だな

「バーンブレイバーン」のスパロボ参戦が更に楽しみになってきた
俺はこの気持ち悪いロボが他のロボやパイロットとコラボする展開をとても見たい……!

勇者ロボと少年のアレに見えてしまう交流は「ジェイデッカー」が有名らしいけど「バーンブレイバーン」はその辺をネタにして爆発させたと聞く
俺もスパロボで他のAI人格持ちのロボとの交流を見たい……あの気持ち悪い自分語りはボイス付きでやってくれそうだと考えてしまうよ!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でも衝撃を受けた人は少なくないようです。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「私はバーンブレイバーンの昔の録画画質を再現したCDのTVCMを見て少し不思議に感じました」

「昔の中国でもビデオデッキは販売されていましたが当時の中国では機械もテープも高価で一般家庭に普及はせず、普及していたのは海賊版が安く買えるVCDでした。しかしVCDは録画ができないので日本と違ってTV番組を個人が録画して見る習慣は無く昔の番組やCMの動画もあまり残っていません」

などといった話もありました。

昔の作品の再現ネタに関しては当時の日本の環境特有のものもありそうですし、そういった部分に関する中国オタク界隈の受け止め方も気になりますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の二次元の男性エルフキャラは鬼畜キャラというイメージが自分の中に生まれているのに気付いたんだけど……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品に関するお約束ネタが何かと話題になっていますが、その中には中国に入った作品や中国語翻訳などの影響により中国独自のイメージが蓄積されているものもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の作品に出てくる男性のエルフキャラ」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元の男性エルフキャラは鬼畜キャラというイメージが自分の中に生まれているのに気付いたんだけど……皆はどう思ってる?同意してもらえる所もあると思うんだが。

ふーむ、何となく子安武人の演じる悪役にありそうなイメージはあるかな
たぶん「ソードアート・オンライン」のオベイロンからの影響が大きいのでファンタジー経由では無さそうなのが我ながら微妙な話だが

男性のエルフ=敵或いは味方ではないようなイメージはあるね。自分の場合はCV石田彰になっているが

現在の二次元エルフのイメージに関してはオベイロンのイメージが強過ぎるんだよ
例のキャプ画像や同人イラストが大量に流通しているからどうしようもない

同意せざるを得ない
あいつ中身人間のゲームキャラだし日本語では「妖精」種族だからエルフというわけでは無いのにね……

SAOのオベイロンのエルフ扱いに関しては日本語の「エルフ」が中国語に訳されると「精霊」になるのも問題だったのかもしれない
日本だと「エルフ」と「精霊」と「妖精」が区別して使われているけどこっちはわりと雑に「精霊」で括っているから耳が長ければどれもエルフ扱いだ

日本の異世界系作品はサブヒロインにおっぱいの大きいエルフが出てくるのは知っているが、男のエルフはすぐに思いつかない……いないわけではないはずなんだが

「最果てのパラディン」には男のハーフエルフがメインキャラにいるな

「骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中」にもまともな方の男エルフキャラ出ていたよ
村人やメインキャラの関係者としては探せば出てくるんじゃないかな

でもやはり日本の二次元の男エルフと言えば金髪長寿で子安武人

なお黒髪、長髪、子安武人な異世界おじさん
子安武人は異世界だと鬼畜系の敵キャラかセガ好きおじさん

扱い的にはもう二次元だと耳が長くてゴブリンじゃなければ大体エルフ?

ジャンルによる扱いの悪さという意味で男エルフはゴブリンと似たようなカテゴリに入るかもしれない
男性エルフって敵か主人公或いは仲間の妨害をするような存在にされがちだしね

「ダンジョン飯」のように世界観のしっかりした作品ならメインキャラにはいなくてもサブキャラとして存在感のある男エルフキャラは存在するかと

男性エルフの場合、種族的に美形が基本装備なのが日本の二次元系作品とは相性が悪いんだよ
近年はハーレム系が減ったとはいえラノベ系作品の俺TUEEEEEな主人公がヒロインの感情を独占するという展開に関しては相変わらず需要が有るし、主人公と別のキャラを天秤にかけるようなキャラも好まれない
だから美形の男エルフは敵や問題のあるキャラにされがち

確かに。
日本のファンタジーでも硬派な方だと普通にエルフの男性キャラ出ているしね。私がすぐに思いつくのは「ゼルダの伝説」くらいだが。

「ダンまち」には男の黒エルフがいたけど重度の社交恐怖症で中二病という残念キャラだったな……主人公との関係も含めて扱いはかなり良い方ではあるのだけど

逆に女性主人公作品で攻略対象に男性エルフが出てくる作品のアニメって何かあったっけ?
エルフが異世界ファンタジーな学園に通うとか宮廷に混じっているというのがあまりイメージできないんだが

すぐに作品は出てこないけど教師キャラならいた気がする
しかし探せばあるとは思うが男子学生だと私も見た記憶がないかも……

日本の二次元系作品では男性エルフキャラで印象に残るキャラが少ない。女性向けでもエルフキャラは長命なので人間と同じ時間感覚での生活を共有し難いという問題がある。そして吸血鬼のような独特な特殊能力や背景設定も無いのであまり使いやすくはない。
普通にアニメ見ているくらいではイメージが蓄積されるほどではないし、結果としてどぎつい悪役のイメージがまず出てくることになっているのでは?

母数が少ないからヘンなのが代表的なキャラになってしまっているのはあるだろうな
俺も男エルフキャラで名前と性格まで合わせて思い付くのはそんなに多くない

「オーバーロード」の男の娘キャラみたいなのはいるぞ!

そういえば「オーバーロード」の原作に出てきたエルフの王もヘンタイ的なキャラだったな……

ラノベ系作品でもモブキャラ、メインキャラの関係者の男性エルフは結構出ているんだけどね。例えば「ゴブリンスレイヤー」の妖精弓手の家族とか。

女性向けファンタジーがもっと広まっていれば違うんだろうけど、男性向けの異世界系作品だと男性エルフって対立する存在になりがちだからね
ヒロインとして一定の地位を獲得しがちな女性エルフとは違う

ポジティブな方の男性エルフって「ゼルダの伝説」のリンクくらいしか私は思い付かない
そのリンクにしてもゲームやってない人はすぐに思いつかないだろうしね

男性エルフのイメージが負の方向になっているのって「フリーレン」のヒンメル以前は男でまともな勇者のイメージが無かったのと似たようなものかもね
勇者のように今後何かのアニメで主人公出なくてもカッコイイ、真っ当な方向で描かれる男エルフのキャラが出たら二次元における代表的なイメージも変わるのかもしれない

真っ当な方向……うーむ、比較的有名な男エルフで味方側のだと「異種族レビュアーズ」のゼルとか?
しかしこいつは鬼畜ではないがヘンタイ枠だしなあ

上でも言われているように作品的には主人公ではない勇者が悪役じゃないといけないように、美形エルフは裏側のある悪人や高慢で嫌な奴でなければダメなんだよ
美形で長命で能力が高くてというキャラをそのままでは俺TUEEEEEな作品の需要と噛み合わない

まぁね。画面の前のオタクからしてみれば……という話は俺も何特理解できてしまう

実写だと「ロード・オブ・ザ・リング」という正統派が存在するのに……!

全くだ。私もちょっと考えてみたけど、自分の中でもやはり男のエルフは日本の二次元だと須郷のようなヘンタイ、欧米系の作品だとレゴラスのような強キャラといった印象があるかな

大体そんな感じか。自分も「葬送のフリーレン」に出てきたクラフトは男エルフで濃いキャラなのは珍しいと、始めて見た時ちょっと驚いた記憶がる
そういえばあいつもCV子安武人だったような……



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈に漂っている空気も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに上の方でも出ている日本の作品の「エルフ」の中国語訳の問題、
「『エルフ』が中国語では『精霊』や『小妖精』など翻訳が一定しない、耳が尖っていて人間サイズのキャラは大体エルフという認識になっているかもしれない」
といった事情に関しては以前の記事
中国オタク「日本産のエルフキャラで有名、影響の大きいキャラを知りたい」「とりあえず思い付くのはディードリットになってしまうかも」
の後ろの方にある話などもよろしければご参照ください。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

それから中国国内向けの正規配信が無さそうなので当ブログ的には後回しに……などと考えていた「バーンブレイバーン」についてですが、ありがたいことに新たな展開やあのEDに関するネタのタレコミや質問を複数いただいておりますので近いうちにやらせていただこうかと考えております。

中国オタク「日本の地方を舞台にした作品で出てくるキャラによくある東京に行きたい、憧れているという感情はどれくらい現実と重なっているのだろうか?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近頃は中国オタク界隈にも日本の地方を舞台にして御当地ネタが出てくる作品がイロイロと入って話題になっているそうですが、そういった作品を見ていると日本の地方と東京の距離感や憧れのようなものに関しても気になって来るのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「アニメやマンガに出てくるキャラの東京に行きたい、憧れている感情はどれくらい現実と重なっているのか」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の地方を舞台にした作品で出てくるキャラによくある東京に行きたい、憧れているという感情はどれくらい現実と重なっているのだろうか?
転校生(主人公或いはヒロイン)が東京から来て当地の人間から羨ましがられる、東京に憧れた質問をされるという展開はありがちだけど実際はどうなのか。

東京から来た転校生が東京とその地域のギャップを体験して驚く、現地特有の習慣や意識をネタにする御当地ネタの日常系作品も結構あるよね
個人的には北海道や愛知県や静岡県のが印象に残っているけど、各作品に出てくる東京に対する憧れの誇張の程度は確かに気になる

それは私も知りたいね。
ああいった展開に関して私は以前から疑問があった。中国だとある程度の大きさの都市に住んでいれば上海や北京に行きたいという強い感情あまり無いのにね。

待ってくれ。都会、一線級の都市に行きたいという感情はウチの方が露骨だろう。なぜ東京だけなのかというのはともかく、東京(国際的な大都市)に行きたいという感情自体は普通に理解できないか?

わざわざ大都市に行かないで良いと考えるのは良い環境にいるか、良い環境を知らないかだろう。最近のネットの環境だと都市部のリスクや高いコストの情報だけ意識しているとかもあるかな?
良い仕事や環境、娯楽の多さを求めるなら北京上海広州深センを目指さないとダメだという感情が湧いてくると思うよ

キャラデザの良い男女が好意的に対応してくれるというのは二次元的な誇張だけど、日本だったら東京に行きたがるのは普通のことでは。
ただ俺は学生の頃は上海に憧れたが今となっては大都市よりも二〜三線級の都市の方が良いと思うようになってきているかな。旅行先もそっちの方を選ぶようになってきているし。

ウチの国でも北京上海広州に行きたい、そこで暮らしたいという人は普通に多い。そういう場所にいった体験が無い若い時は特にそうだろう。
歳をとると現実的な理由で大都市以外に自分にとって良い場所をみつけられたり妥協で諦めたりしていくが、もし可能ならば……という考えは残ったりする。

昔と違って流動人口が減っている、都市部が労働力不足になっているのは条件が悪いからであって中国の田舎の農村の人間も大体は北京上海広州深センに行きたがっているぞ

北方では特に大都市に行きたがる傾向が強い
「人生のどこかで天安門には行っておかねば」みたいな考えの人は今でもかなり多いよ

個人的な経験では一度行ったら憧れや夢は落ち着いたけど、それまでは上海や北京に対する憧れはかなり強かったね
学生時代ならアニメに出てくるような反応は主人公関連イベント補正を除けばそこまで違和感のあるものではないと思う

日本の作品でこの手の話題がなぜ東京ばかりなのかというと、日本では東京が圧倒的な差をつけて一位の都市だという事情がある
ウチの国のように北京上海広州重慶深センといった比較的近い規模の大都市が幾つかあるわけではない
大阪や名古屋も大きいけど東京とは明確に差があるので憧れるならまず東京ということになる

俺は日本に留学中だけど東京に行きたいと強く感じているし周りの日本人からも東京に対する良くも悪くも特別な感情を感じるので二次元作品の東京に対する憧れネタはわりと現実的なものだと思う

私は北海道に留学していたけど北海道は小さな都市や村が点在している環境だし東京どころか本州に行ったことが無い人もいるので東京との距離感は北京上海広州と地方都市どころじゃなかった。
一応札幌はそこそこの都市だけど東京と比べたらオタク向けのイベントやライブは少ないし若い世代が住むには娯楽が少ないと感じたよ。

ライブもだけど創作活動は東京とそれ以外の格差が大き過ぎるという話は日本のオタクから聞いたことがあるな
娯楽産業というのは人が多い所にまず集中するし、ネットがあっても結局は受け取る機会も発表する場所も東京とそれ以外で全然違うので東京にいないと厳しいのだとか

日本旅行で私は東京とそれ以外の街はかなり違うと感じた
東京と比べるとどこも田舎に感じられる所があったし、東京から千葉に出るだけでも風景が都市から田園に変わったような印象を受けた

東京は人の多さもだけど活力も違う。大阪と京都に留学している知り合いからも東京だけは「別」だという話を聞く。
日本では経済的な意味と歴史的な意味で隔絶しているのをネタにしている言葉として「東京以外は全部田舎」という話と「京都以外は全部田舎」というのもある。

東京は徳川家が江戸時代を通じて参勤交代制度により日本全土の富を吸い上げて作った都市だから現代においても他の地方との差が凄いことになっているのだよ

大都市に憧れる感覚は分かるけど、同時に人口の流動が中国より少ない日本でそんなに東京が憧れられているのか?という疑問も残るんだよね。
日本は大学に行くとかでも無ければずっと地元にいる選択も珍しくないようだし。

日本の人口流動が少ないように見えるのは大都市の外側にベッドタウンと呼ばれる居住の役割の衛星都市があるというのも理由になっている
東京に住まないで千葉や埼玉から東京に通うような生活が日本では成立しているので恐らく都市部に住むという感覚が中日で結構違う

日本語には東京に移住するという意味になる「上京」という言葉があるくらいなので、東京を目指す意識は昔からかなり強かったんだろう

それにしても大都市への憧れか……昔よりマシになったとはいえウチの国も大都市と地方都市、農村の差は激しいからなあ
俺も「北京の戸籍欲しい?」と聞かれたら迷わず欲しいと答えてしまうだろう

河南や河北の人間からは軽いのから重いのまで北京の戸籍が欲しいという話はよく聞いたな……

理解できる話だ
俺も出張で地方にいくと同僚との雑談が北京に行きたい上海に行きたいばかりになるから日本の作品の東京からの転校生の扱いもそんな感じなんだろうな……と思っている

こういうのは逆に考えてみるのも一つの手段
例えば北京に住んでいて親の仕事で河北省に引っ越さなければならないというとき普通はどうする?
子供が学生の場合、親としても子供としてもまず北京に残れる方法を模索するだろ?誇張はあっても転校が普通に扱われているだけ日本の方が大都市に対する感情は小さいといった見方もできる

日本の人口密度の分布を見ると東京のえげつなさが分かる
実際観光で日本の田舎の都市に行ってみると人が少ないのが分かる。平日の昼間なのを考慮しても十数分歩いて10人ともすれ違わなかったのが自分の中ではかなり印象に残っている

ウチの国は百万クラスの人口の都市が各地にあって田舎でも人口数十万の都市がそれなりにあるけど、それは世界的に見たら珍しい
日本は人口減少の影響がハッキリ出ている国だから分かりやすいけど、日本に限らず地方は衰退するけど大都市が更に栄えて憧れるようになっていくのは自然な流れ

日本が目立つけど大都市一極集中って別に日本に限った話ではない
イギリスやフランスでも首都圏から外れるとすぐに田舎、農村になるぞ

ウチの国でも昔と比べて大都市と地方の格差が明確になってきているし……国内だと100万いかない小さな都市、それより更に人口が少ない周辺の農村みたいなことになってきている
そういう街で暮らしていると夜は人通りがないというのを実感することになる

以前一緒に仕事した日本人からは大都市の方が良い仕事や良い学校だけでなく公共設備やサービスが整っているから地方の人口が大都市に移ってしまうという悪循環になっているという話も聞いたことがある
災害時の対応も結局は大都市の方が良いらしい

こっちの注目されない農村ほどではないようだが日本の田舎の災害は救助復旧が遅れがちになるようだしね……この間の輪島と珠洲の大地震もインフラの弱さが救助復旧作業にかなり影響しているというニュースを見た
自分も周囲の設備も歳をとっていくわけだし、災害を経験してみると分かるがネットと通販があれば問題無いと思える時期って意外に少ない……

そういうのって普段はあまり意識されないけど重要だよね
辺鄙な農村なんて断水しようが停電しようが後回しにされがちだし

日本の農村って本当にいわゆる昔の農村の生活形態なんだよ。中国の大都市近郊の農村と比べ物にならないほどの田舎で何もないし東京に対する憧れが強くなるのも当然ではある。

それは中国国内の農村を甘く見過ぎだ……あと日本の農村もなんだかんだで都市部との流通的には近いし住宅などのインフラ整っているから居住環境や生活レベル自体は都市と比べてそんなに劣っているわけではないよ。
違いとしては娯楽や教育関係、あと物価だろうね。日本の農村は土地や家賃は安いが物価や燃料費は高いので都市部(東京の中心ではなく周辺地域)の方が全体的な生活費としては安くなる。

私もこっちの大都市が拡大して開発が入っている近郊の地名だけ村な地域を普通の農村扱いするのは何か違う気がする
内陸の農村や小さな都市で暮らしてみれば厳しい方の田舎暮らしや大都市に憧れないわけがないといった背景が少しは分かると思う

しかし日本の農村が綺麗だけど何もないというのも確かだ
私は佐賀県に行ったけど、これはアイドルが出ても救うのは難しいと感じる農村ぶりだった

1980年代でさえテレビも無くてラジオも無くて車もそれほど走ってないという歌が流行するくらいには日本の農村は厳しいらしいぞ

あれはさすがに当時の日本でもネタ扱いだろ!
歌手の吉幾三が元ネタにした出身地の青森県から「そんなに田舎じゃねえよ!」と激怒の抗議を受けた
実際は1950〜60年代の体験をもとにした歌なので全部嘘ではないがわりと誇張されているのも間違いないのだとか



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国の大都市に関するイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国も昔と比べて流動人口の勢いは小さくなっていますし人が集まる所は更に栄えてその周辺は寂れています。観光地など分かりやすい所には人が集まりますが、日常生活や仕事に関しては昔ほど人がたくさん、余るほどはいない……と感じることもありますね」
などといった話もありました。

中国の人口動態も一昔前とはかなり違ったものになっているようですし、大都市と地方の関係も変わり続けているのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ドラゴンボールではブロリーが大人気らしいがどうしてそうなったの?原作にいない私が全く知らないキャラなので困惑している……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

昔と比べてアニメの人気事情に関しては日中の違いが縮小していることもあってか近頃の中国オタク界隈では「日本での作品やキャラの人気が理解できない」ことはかなり減っているそうですが、人気の背景に中国からは見え難い要素がある場合はやはり困惑することもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「ドラゴンボールのブロリーの人気の高さ」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


近年の「ドラゴンボール」ではブロリーが大人気らしいがどうしてそうなったの?原作にいない私が全く知らないキャラなので困惑している……

ブロリーはアニメ劇場版で人気になったキャラだから原作の知識だけだと戸惑うのは理解できる

ブロリーに関しては国内のファン界隈でも人気キャラによくある「好きな人」と「そんなに好きじゃない人」「嫌いな人」ではなく、「好きな人」と「知らない人」に分かれている感があるね

ブロリーはアニメオリジナルの作品内最強キャラ(強さに上限が無いとされている)というのが人気の理由の一つ。
「ドラゴンボール」に限らず最強扱いされる、最強だと解釈できるキャラには人気が出るものなんだよ。

私も正直に言ってブロリーの人気はよく分からない
敵キャラとして出た中では第3位の人気だし日本ではかなり人気高いみたいだが

たぶん同じランキング見ていると思うけどあのランキングって1位がベジータ、2位がフリーザという突出して大人気な敵キャラだからどれだけ参考になるかよく分からないような……

ブロリーは突出して強いから人気なんだよ。努力や修行で強くなるキャラとは違う、作品内の「強キャラ」の概念の象徴みたいなものだ。
他の作品のキャラで例えるなら範馬勇次郎みたいなキャラとして受けているのでは

それは少し違う。ブロリーは範馬勇次郎と違って作品内で普段意識されない最強だから人気が高い。皆も知っての通り「ドラゴンボール」って出番が多いとインフレに巻き込まれて強キャラではいられなくなるわけだがブロリーにはそういうのが無い、出番自体は少ないけど出番がある時は扱いが良い神秘的な強さを持った敵キャラになっている。
敵としてはストーリーの御都合主義で強引に倒されるので最強という格が傷つくこともないしファンとしても安心して感情移入や妄想ができる。

自分は新作のブロリーしか知らないが確かに見ていて爽快感のあるキャラになっているし、人気があるのは分かる。旧作の方ではどうだったの?

旧作だとなんかマッチョになってカカロットと叫びまくる設定が固まっていない超サイヤ人?

旧作の方だとトランクスと違って筋肉爆発で超強いド迫力キャラ。色が変わり続ける変化よりシンプルに強さを感じられるキャラになっていたかな。

ブロリーに関しては新劇場版以降で特に人気が高いと聞いたね
旧作版ブロリーは劇場版で出番が多かったけど現在のように他の原作人気キャラと比べても人気が高いというほどではなかったらしい

ゲームでは出番が多いし扱いも良いからアニメや原作マンガではなくゲームで追いかけている人にとっては慣れ親しんだ最強キャラ
個人的にはスパロボ補正と似たような所もあると感じている

旧作の方のブロリーも悪くはないよ。純粋な戦闘民族にして伝説の超サイヤ人という強敵で強さの表現も非常に迫力があって昔から好きな人はいた。
ただ孫悟空の活躍を期待して見たファンにとっては興覚めなアニメオリジナル要素だったのも否定できない。今のブロリーの大人気ぶりに関しては現代の新作劇場版のクオリティで見たことによる加点があってのものだと思う。

「ドラゴンボール超」劇場版はストーリー的には大したことないけどバトルシーンはファンにとって「これが見たかったんだ!」というクオリティになっているからね。

「ドラゴンボール超 ブロリー」の中国国内興収は微妙だが見た人からの評判は良い
あの劇場版を見ればブロリーの人気が高くなるのも理解できるはず

ウチの国の「ドラゴンボール超 ブロリー」の興収に関しては原作の知識とイメージで見に行って反発が出てしまった所もある。
たぶんウチの国ではブロリーが大人気になる過程を体験する機会が無く、現在の「ドラゴンボール」のブロリー人気を把握し難くなっているのだろう。

原作だけ見ている人にとっては原作世界観を壊すアニメオリジナル最強キャラだし受け入れ難い、人気の理由を理解し難いと感じるのではないかと
ただドラゴンボールという作品って実はファンのイメージと違って強さに関してかなり雑に扱っている作品なのであまり気にしても仕方がない気も……

旧作版のブロリーは当時のドラゴンボールの戦闘力の誇張の極致と言えるキャラとして存在感があったし日本ではブロリーMADなどもあり非常に人気が高かった。
新作の方は旧作版のような独特の悪の魅力は無くなったけど、受け入れやすい上に分かりやすい戦闘力の高さと最強ぶりで大人気になっている。

ブロリーは新作で設定と演出が刷新されて成功したキャラの一人だろう。
旧作版のブロリーは強さが際限なく上昇するという設定だったから最強解釈から大好きになる人が出るのも当然ではある。ただ旧作映画版って作りが雑なのであまり面白いわけじゃない、原作読んだ方が良いやとなってしまうのがね……

新作版の展開はフリーザのようにキャラや戦闘力設定の崩壊が激しいのもいるから相対的にブロリーがよく見える、受け入れやすくなっている所もあるのかな?

確か旧作版はスタッフからは大人気、しかし当時の日本ではそもそも「ドラゴンボール」という作品自体の人気が低調になっていて……という感じだったはず
「聖闘士星矢」の終盤よりはマシだったようだが

ブロリーの人気は時代やメディアの事情も絡む背景があるので単純に作品を見るだけでは分からないのがヤヤコシイ
比較的分かりやすい部分としては原作終了後の派生作品、特にゲーム分野ではその時その時の設定に合わせた最強級のキャラとしての形態が設定されていたので派生作品もずっと追いかけているファンにとっては馴染み深い存在になっていったこと
それに加えて日本ではブロリーMADが作られたことによりサブカル的なキャラクター人気も獲得することになったし、欧米でのファンによる同人創作世界観においても何かと活躍するなど一般のファンが見ているのとは違う所で不思議な人気を獲得していたことだろうか

ブロリーに関して私は以前制作側(原作者の鳥山明ではなく東映のアニメスタッフ)の寵愛を受けたキャラという評価だという話を見たことがあるけど、現在の状況を見ると新作では普通にファンからの評価も高いしリブートに成功したという見方ができそうだね

旧作版のブロリーは知らないけど今のブロリーは全てを破壊する天災のような最強の存在としてかなり良いキャラになっていると感じられる。
あと旧作版と違ってある程度普通の交流もできるキャラになったのも良い方向に働いたと思う。

ブロリーの人気の背景については長年の二次創作による積み上げもあって、特に欧米では以前から人気が高かったはず
これは原作の影響は何かと大きいがアニメがあまり入らず関連作品も比較的最近まで入らなかった中国国内では分かり難い

欧米のファン界隈は勝手に続きや超サイヤ人の新形態作っちゃうから原作あまり気にしてないし、感情移入する対象のオリキャラとしてブロリーが大人気になっていたとは聞いたことがあるな

以前のブロリー人気に関しては「同人でサブキャラをある種のオリキャラにして妄想と一緒に活躍させられるから人気になっている」という背景もあったのでは……

ブロリーはアニメオリジナルキャラとしてかなり特殊。
上でも言われているが原作では出てこないけど、ゲームとかの関連作品においては頻繁に隠しボスとしての出番や、独自の超サイヤ人形態などが追加されて公式?のパワーアップも続いたから最強さと人気が維持されてきた不思議な位置のキャラだ。
そしてそういった裏の方で続いていた人気と原作公式展開の人気が「ドラゴンボール超」の劇場版で合流した

ブロリーに関してはどこの国でも「ドラゴンボール」をアニメで追いかけていたファンの間では人気がとても高い
しかし中国国内ではテレビで放映されたアニメはごく一部だし、原作党が多いのでアニメに関してはゴミ扱いが続いていたから……

それはあるね。中国国内では原作党が強いし、設定にもこだわるからブロリーはあまり意識されなかった。
ブロリーの人気に関する認識の違いは国外との環境の違いが目に見える形で出てきた例の一つだろう。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国ではドラゴンボールのアニメで『Z』時代以降の作品が入っていません。それに加えてゲームでも中国ではSFCが広まった時代がほぼ無いので『ドラゴンボール』のゲームで評価が高い作品の体験がほぼ無いです。これが中国国内におけるブロリーの人気の無さに影響していると思います」

「ドラゴンボールに関しては最近の新作で過去に中国のファンの間で蓄積されていた戦闘力、強さの関係が崩れるような展開が多く日本語で言う『公式が解釈違い』と受け止めて熱が冷めてしまう人も出ています。最近はドラゴンボールに関する外国との温度差を感じることも増えています」

などといった話もありました。

ブロリーに関しては私も昔の劇場版で見たきりだったので最近の人気や評価の高さに関しては驚くこともありますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「国内に限って言えばNARUTOとドラゴンボールじゃ格が違う」 中国で公開された「ドラゴンボール超 ブロリー」の興収に関する反応など

中国オタク「日本で広告詐欺ロボアニメが出現した模様。事前の情報ではリアル系だったのが始まってみたら無茶苦茶スーパー系で勇者ロボだ!」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

始まってみたら事前情報には全く出ていなかったスーパーロボット展開を投げ込んできた
「勇気爆発バーンブレイバーン」
ですが、中国の方でもこの情報に衝撃を受ける人が出ているそうです。

Cygamesが贈るロボットアニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』第1話が放送、大張正己監督デザインのブレイバーンが初お披露目(電ファミニコゲーマー)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「勇気爆発バーンブレイバーン」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本で広告詐欺ロボアニメが出現した模様。事前の情報ではリアル系だったのが始まってみたら無茶苦茶スーパー系で勇者ロボだ!
公式サイトや広報内容もガラッと入れ替わっているらしい

あれはやっぱりスーパー系だったのか……タイトルの「勇気爆発」とモブ兵士向けっぽいロボがかみ合ってなくておかしいとは感じていたが……

「勇気爆発バーンブレイバーン」というスーパー系なタイトルだから何かしかけがあるとは思っていたが、ここまでひっくり返してくるのも勇者ロボになるのも予想できなかった
俺達もエルドラン系作品を見ていたはずなのに!

明らかに「絶対無敵」「熱血最強」「元気爆発」とかの流れのタイトルだったわけだしな

初見の時にリアル系の機体に「勇気爆発」というスーパー系タイトルという変な組み合わせなので気になっていたけどいつのまにか忘れていた……トンデモナイ情報でネタバレくらったわ

俺は最初のPV的にはなんて言うか「ガサラキ」みたいな雰囲気になるのかと思っていたが、こんなものが隠されていたとは……

自分はメカ的には「攻殻機動隊」、戦いの方向性は「惑星強襲オヴァン・レイ」や「フロントミッション」っぽいと聞いていた。しかし今調べたらめちゃくちゃ勇者ロボみたいになってる?

現代兵器とリアル系ロボの中にスーパー系が出現!
これは確かに興味がわいてくる

私も言っては何だがゲームにありそうなミリタリー系のロボアニメくらいに受け止めていた
名前については企画側が迷走したんだろうか?と

制作側を見たらCygamesが入ってるし「ゾンビランドサガ」を思い出すべきだったのかもしれない

設定で自衛隊とアメリカ軍が明確に出ているので国内配信は無いだろうし評価が良ければ考えようと後回しにしていたけど、俄然気になる存在になってきたかも

自衛隊ネタだったからね……俺も第一話を知る前は「男主人公二人が自衛隊とアメリカ軍所属で合同演習?その辺の宣伝になるような内容だと扱い難くなるからあまりそっちを強調しないでくれたら助かるんだが……」とか考えていた
しかし第一話を見て「これは自衛隊所属の日本人が主人公じゃないとダメだわ。突然現れた謎の喋るロボに乗り込んで一緒に必殺技を叫ぶのにつきあえる軍人は世界中で自衛隊にしかいない」と感じた

俺は「ありがちだけど現実ベースの装備は面白いしリアル系ということはたぶん人型ロボがわざわざ戦場で使われる設定もあるんだろうな……金髪の方の主人公はリディ少尉っぽいけどまさか闇落ちして敵に回る主人公その2か?」くらいに思っていたよ
なお現在は完全に予想外の展開に混乱中

調べたらロボが完全に大張正己じゃねえか!?
放映前のティザー情報に出ていたリアル系量産機どうなったんだ

あの量産型は後半になったら謎の敵ロボのバリアーに攻撃が通じずにやられたよ……日本のオタク界隈も衝撃を受けているようだしスーパー系の要素は本当にしっかり隠されていたようだな……

これは伝説の昭和ロボアニメ!
2024年になって新作アニメに新たな勇者ロボが出るとか、去年の自分に伝えても信じなかったろう

今慌てて情報を調べているけど、事前に出ていた情報だと男くさい戦場の話にしか見えない。
メカニックやスタッフ、謎の白髪少女といった女性キャラの情報は出ていたようだけど現在のメインビジュアルで前に出てくるような扱いではなかったようだ。

なるほど、鈴村健一は勇者ロボになっていたから劇場版で新型ガンダムもらえなかったのか。主題歌CDのジャケットでロボ(CV鈴村健一)がマイク持ってるのは笑うしかない。

昨年10月にPVと一緒に発表されたキャストに鈴村健一の名前はなかったはず。ロボが喋るタイプなのも含めて隠していたわけか……やられたぜ!

第一話で提示された作品の方向性をロボで例えるなら「ラーゼフォン」「アクエリオン」っぽいけど、シリアスでハードなのか熱血勇者なのか、ギャグが入って来るのか……大張正己が監督だから予想し難い。「グラヴィオン」とかもスパロボ系っぽい外見だけど戦闘バランスもストーリーも妙な方向に行ったし。

大張はロボデザインでは信用できるが話を作るということに関しては信用し難いからなー

同意
メカデザインや原画が大張だとテンション上がるけど「監督」だと急に不安になってくる

シリーズ構成が「ウルトラマンブレーザー」の小柳啓伍なのを信じるんだ!

ギャグというかツッコミ所は意識して作ってネタにしているんじゃないか?過去のロボアニメのお約束ネタで笑わせに来ている。
第一話後半の熱血ロボな主題歌が流れる決めのシーンで操縦席の主人公がそのBGMにツッコミを入れて「作品内の現実世界でもアニソン流しながら戦っている」事実が判明したのには大笑いした

主人公が困惑して怯えている描写だったし、話が通じないけど主人公への好感度はやたらと高い勇者ロボというのもツッコミ所なんだろうな

とても良い感じだけど一つだけ残念だったのは歌がJAMじゃなかったことだな。あのロボの名前を叫びまくる昔の、熱い昭和風ロボアニメソングも悪いわけじゃないんだが。

第一話の演出がJAMだと無理だから仕方がない。歌っているのが鈴村健一ではなくあの勇者ロボという設定だから。

なるほど……そっちのネタも込められていたのか。戦場で実際にロボが主題歌(自分で歌っている)を流しながら戦っているとあのシーンが更に強烈な味のあるものに思えてきたね。

二か月前のPV第一弾と放映後のPV第二弾やOPを比べると笑える。嘘はついていないけど伝えていないことが多過ぎるタイプの作品だった。
「喰霊零」ほど大がかりではないが故意にやっている部分がたくさんあって楽しそう。

方向は逆だけど「ハイスクール・フリート」に近いと思う。「はいふり」から「ハイスクール・フリート」になったネタは当時のウチの国だと翻訳と伝わるタイミングの問題もあってあまりネタが伝わらなかったけど「勇気爆発」の方は分かりやすい。

Cygamesが作ってるから恐らく勇者系を含む過去のロボ系作品のパロディになるだろうし、ロボ系のネタは出てきても昔の勇者ロボ系作品とは違ったものになりそう。そういう意味でも今後の展開が気になる作品だね。

Cygamesはプリコネやウマ娘といったソシャゲ原作アニメのイメージが強いけど実はかなり頭の悪いアニメを作る所だよね。この作品もヘンな方向に暴走してくれることを期待する。

なるほど……俺が課金した金でスーパー系ロボが作られたんだと思うと少しだけ爆死が許せそうな気もしてきた



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でもかなり驚かれているようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国オタクのロボアニメのイメージはスパロボの影響が大きいので勇者シリーズのロボのデザインや演出のネタは把握している人は多いのですが、アニメを見ていないと分かり難い勇者ロボの世界観や勇者ロボの人間関係のお約束ネタに関して把握している人は多くないかもしれません」

「ガオガイガーに関してはかなり詳しく、マイトガインのネタも理解できると思いますがジェイデッカーになると怪しいです。中国のテレビでも90年代後半に勇者シリーズのエクスカイザー、ファイバード、ジェイデッカーが放映されていたことはあるそうですが、それを見ていた人はあまりいないようです。私も見た記憶があるのはエクスカイザーの一部だけです」

「昔の中国国内で放映されたロボアニメで『子供の頃の思い出』として中国のオタクの記憶に残っているのはゴッドマーズ、魔神英雄伝ワタル、絶対無敵ライジンオー、魔道王グランゾートなどです」

などといった話もありました。

昔中国のテレビで放映されていた日本のロボアニメに関しては過去の記事
90年代前半に中国のテレビで放映された日本のアニメ オタ中国人の憂鬱アップデート

90年代後半から00年代前半にかけて中国のテレビで放映された日本のアニメ オタ中国人の憂鬱アップデート
などもよろしければご参照ください。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「最近のラノベ系アニメは戦闘力インフレが極まっていて萎える。なんだよ即死チートって……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

1月の新作アニメで何が中国国内で配信されるかはまだハッキリしませんが、以前のシーズン初めの時期と同じように、今期も中国オタク界隈では新作アニメ関連の話題や情報がイロイロと飛び交っているようです。
またそういった話題の中で「即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。」の設定や主人公の特殊能力である即死チートに関して何かと注目が集まっているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「即死チート」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近のラノベ系アニメは戦闘力インフレが極まっていて萎える。なんだよ即死チートって……

元々戦闘力はインフレしがちだったけど、ついにここまで来た感はあるな
強さとは数字ではなく哲学概念?

雑な素人考えのチートは理詰めでロジック構築されると最強ではなくなるし引っかかる人もいるんだろう

強さ比較やっている人間としては日本のラノベはまだそこまで極まってない、娯楽レベルだと思っていたが……

現代の日本のラノベはネット小説出身の作品も多いから、ネット小説的な戦闘力インフレが発生しているのかもしれない
戦闘力に限らず様々な分野で昔のラノベの感覚は通用しない

アメコミやSCP、ネット小説でたまにあるトンデモ系と比べたらまだ納得できる、ネタとして楽しめるレベルではあるかと。
あまりそういう方向に行くとネタにし難いし何が面白いのかという話になってしまうから。

チートを活用して俺TUEEEEEする作品ってストーリーも設定もガバガバだから気にするほどではないと思うんだが……

こういう情報が入って来ると雑に「最強」「好き勝手やれる」と信じられなくなるのが厳しいんだよ

近頃話題の「即死チート」はその辺の最強比べをネタにしているのが良くも悪くも現代向けだと感じる

あれをネタとして楽しむか、自分の妄想に対する嫌がらせと受け取るかといった個人差が結構出ているのは興味深いな

その作品だけの話だから気にしないで構わないのでは……?という簡単な話ではないんだろうな

同人のクロスオーバーとか強さ比較とかもあるし意識してしまう人は出る
ネタ自体は面白いんだけど、強さ比較なんかの議論にも進出して来るネタだから困った存在だというのは自分でも何となく分かる

本編だけ見ていたら異世界召喚で召喚する側、召喚されて成功した側が悪役というテンプレ的な構造、それをアホみたいなチートで潰していくという構造だからネタとして楽しめるんだが情報だけ来るとモヤモヤしたものを感じてしまうのではないかと。

概念レベルの即死がどうこうのアレは異世界チート版銀魂みたいな空気でツッコミ入れまくる作品だぞ
テンプレを故意に積み上げ過ぎてラノベではちょっとないレベルの強さになっているし真面目に受け取らずに気楽に考える方が良いぞ

俺は例の即死チートに関してネットで流れてくるネタでしか知らないんだけど、殺意に反応するカウンター系即死ということで良いの?
それだったら偶然とか範囲系で何とかなりそうに思えてしまうのだけど

殺意が無くても、主人公に被害を与えそうな攻撃は全部カウンターで死ぬし他者を操作するとか独立した分身とかでも関係性から本体に遡って死ぬ模様

なるほど、ならば思いつく大規模MAP攻撃で巻き込むみたいなすぐに思いつく攻略方なんかは対処可能になってるのかな

某最強キャラを殺した本人の意識外からの瞬間発動系の攻撃、空間切断攻撃とかもダメか?

誤射や範囲攻撃に巻き込む、瞬間も時限式もダメだな。殺意、主人公を害する効果になった時点で発動、因果逆転的なのもある。
そういうネタを敵が思い付いて実行して即死チートにやられるのがあの作品の基本的な流れ。ラノベで十数巻分よく続いたと思う。

敵で出て来るなら意外な攻撃、慢心で死ぬパターンだろうけど主人公補正かかってるし作品内で後出しできるから厄介

即死チート持っている主人公の方が死の定義を決めているから不死種族だとかも意味ない
この手の最強ビルドに関しては過去の作品にネタとして出ているわけだし、作者が認識しているネタであれば作品内では効かないことにされるんだろう

あれって現在の異世界チート系のテンプレに対するカウンターを極端にしたネタという背景があるようだ
自動反応系は認識範囲外、反応する定義外からの攻撃で破るのが定番だろうけど無理なんだろうなあ

恐らく強さ比較、最強談義が好きな作者が書いた作品なんだろうね
ウチの国にあるその手の議論をする場所はどこの国にもあるだろうし……

作者が最強談義大好きっぽいという意見はちょくちょく見かける
意味が無いとは分かっていてもそういうのを語ってしまう戦力痴の心を持った人間はどこにだっているのさ!

「即死チート」の作者は過去にこの手のテンプレをネタにする作品で書いてきた作家なので慣れているというのもあるし、日本には長年続いている最強議論のスレとかがあるのでそういう所の議論も参考にしていると思われる。

あの作品の原作者は過去に中二病ネタ系主人公最強モノを書いているが最強に徹することができない爽快感不足な展開に進んで打ち切りになっている
このシリーズはその失敗をふまえてずっと最強に徹したのかもね

即死チートは極端な例だが、過去のラノベにも最強談義を意識して設定されたようなキャラは度々出現しているよ。
確か「劣等生」の司波達也もその辺の最強議論を参考にして構築されたキャラだという話を見た覚えがある。最強議論のネタに関してもテンプレ化して陳腐になって、更にインフレしてというのが繰り返されてきたのだろうね。

こういうのって結局は小学生のやる反射だ無限だの繰り返し後出しになりそうな気がする。無効化を無効化の繰り返しとか……

強さ比較ネタを見ていると概念系の能力だって最終的にどっちが優先されるかでこじつけ勝負の比較になってくるし、面白くなるかは結局設定の強さではなく作者次第だろう

ネットの情報だけだと「即死チート」能力以外はよく分からないが実はあの作品の世界観は多元世界で情報生命体とかのSFネタも突っ込まれている。舞台となっている世界もテンプレ構成ではあるがふわっとした異世界ではなく簡単に人が死ぬしチート持ちや桁が違う高レベルのが上から下までいて一般人に価値は無いハードというかナイトメアなバランスだ。

あの作品の設定やノリに関してはチート的なインフレが一回りして「文字通り」のチートになっているのが笑える
真面目に考えたら負けという作品だが現代の環境だと扱いについて(持ち込むのも真面目に反論するのも)は要注意なのかも

あの作品が面白いのはチート能力ではなく、敵側があの手この手(ある種のテンプレ的な強攻撃)で即死チートを攻略して主人公を殺そうとするのに逆にあっさり殺される展開だ
そして最近こっちのフォーラムの住人が即死チートを潜り抜けて主人公を殺す方法を考えるたびに、作品の後ろの方まで把握している人間から否定されては作者を罵倒して消えていくどこかで見たような展開が多発しているのにも何とも言えない面白さがある

理解できる。
そしてチートが極まった作品が出現したことにより最強を論じることが、作品の面白さや楽しむことにつながらないという教訓を実感させてくれるというのは非常に興味深い。

まぁ「はい全知全能〜」みたいに出されて萎える気持ちも理解できなくはないけどな。
特定の作品で俺TUEEEEEな妄想している時だと自分が楽しんでいるもの、気分よく浸っているものを邪魔する悪意みたいに感じてしまう……

戦闘力に拘り過ぎると話が面白くなくなるし、個人的には全知全能的な方向なら「涼宮ハルヒ」くらいにして欲しい

特撮を追いかけていると最強キャラであっても玩具を売るという資本主義的な意思には敵わないのがよく分かるよ!
ラノベ読者も気楽に構えていればいいのだよ

二次元におけるインフレに関しては伝奇系作品追いかけているといつの間にか慣れてしまう。強さに関しても例えば正田崇作品で数字や設定によるインフレが極まってしまったから逆に気にしなくなる

慣れると最強ではないが、最強を崩せる強者みたいな方向で妄想できるようになるよ!
型月だと最強を何とかする、概念的に対抗するというのがイロイロとあるから妄想の解釈しやすくて良いぞ

型月は奈須きのこが定期的に最強の妄想の基礎をぶっ壊すような設定の後出しをしてくるからね……インフレした後にセファールやヴェルバーが出現して既存の最強キャラでは全部ダメみたいになった時は私もモヤモヤしたけど、そこから更に最強格キャラや概念の追加でひっかき回して何となく妄想できる環境にしているし今では上手いやり方だったと感じている

強さ比較はネタで済んでいるうちは良いんだが、キャラの格の比較みたいになってくるとめんどくさい
そういう意味ではインフレし過ぎて気にするのが馬鹿らしくなるのも悪い事ではないように思える
作品内では登場人物に見合った難度の問題、障害が発生してそれを解決するキャラが魅力的に感じられればいいのであって最強である必要はないのだから

最強設定並べているだけではフリーザの戦闘力53万、三回の変身のような絶望感は出てこないわけだしな。
話題になっている「即死チート」も原作の最初のタイトルでそれをネタにしていたけど、ネタで扱うなら割り切って極端にするのも一つの手なんだろう。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国ではキャラの格の高さを重視する人が多く、格の高さの根拠となる強さ、特に最強であることに対するこだわりは強いので即死チートのようなネタは良くも悪くも意識してしまいます」

「中国では二次元のキャラクターの強さ比較に関しては死火海(BLEACH、NARUTO、ONE PIECE)が大人気だった頃から行われていましたし、ウルトラマンなどの特撮でも盛り上がって荒れるネタになっています。日本の最強談義のようにランキング分けしたまとめのようなものもあります」

などといった話もありました。
誰が強いか何が強いかの泥仕合は中国オタク界隈でもありふれたものになっているのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の二次元でも十二支ネタで龍はほぼ強キャラになっていると見ていいんだろうか?」

ぼちぼち通常更新に戻っていきたいと思いますので、ありがたいことに昨年いただいたお正月っぽいネタで。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品に出てくる干支モチーフのキャラで龍はほぼ強キャラになっているのか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元でも十二支ネタで龍はほぼ強キャラになっていると見ていいんだろうか?

基本的に扱いは悪くないはず
例えばこっちのテレビでもやってた「十二戦支爆烈エトレンジャー」では強キャラだった

少なくとも最強級扱いにはなるはず
ただ明確に最強というのはそんなに多くないかな?

「HUNTER×HUNTER」の十二支んは龍と猪が強いという感じだったな

十二支だけで考えた場合、他は実在する動物なのに龍だけは幻想動物だから基礎部分でまず比較にならない。
しかし十二支モチーフになると話は変わる。龍という明確に強いイメージをどう扱うかは作者次第になる。

国産アニメだとタイトルに龍が入っていて当然主人公が龍担当るのが幾つかあったし主人公、強キャラ扱いになるのが普通なイメージだけど日本の作品ではどうなんだろうね。

「大神」は犬が最強だったけど、主人公が犬だから当然の話かな

日本でも龍、ドラゴンが強種族なのは変わらないし扱い自体は悪くないはず
しかし十二支ネタで龍モチーフキャラが主人公属性になることは少ない気がする

日本の作品だと主人公属性はネズミになる気がする。
こっちの武侠小説だとネズミが最強なのもあった。あと自分の印象だと龍は出番が遅くなる或いは消えたりすることもあるので設定はともかく強さを実感できないことが少なくない。

日本の二次元だとセオリー通りにならないことも少なくない
例えば「十二大戦」では牛が最強、龍はそれなりレベルという扱いだった

「十二大戦」は西尾維新の作品だしテンプレ、視聴者の予想外しを重視した作品だから参考にするのはちょっと違うと思う!

敵側だけど特撮の「獣拳戦隊ゲキレンジャー」でも十二支モチーフの幻獣拳の龍がボスキャラ扱いだった。これは四神も混ざっていたようだけどね。

龍は変身能力がある時点で強キャラになる、イベント対応ができるモチーフだから弱くするのは逆に難しい気がするが……

日本の二次元だと強い属性が強いままでいることは多くないよ
ギャップ演出を狙いがち

理解できる話だね。
龍は干支の中で唯一のファンタジー生物だしそのままで出すならまず最強、他の干支を最強にするなら何かしら工夫や例外ネタと合わせる必要がある。
しかし二次元作品ってキャラを強調するために工夫するのが普通で強い属性がイメージ通りに強くて戦ったら最強というのは面白くないから龍が普遍的な強キャラになれるかは疑問だ。

「えとたま」では十二支にない猫が一番で、次がネズミだったよね

そう言えば十二支なのに猫が混じっていることもあるし、わざわざ足すのだから扱いも良い……

「デジモンテイマーズ」の十二支だと最強は味方側になった兎だったはず

あれか……「デジモンテイマーズ」の十二支の龍はなんて言うか恥さらしな龍だったね……

なんだかこの話題で出ていた実例を見ていると、日本の二次元の十二支で龍が最強なのか怪しくなってきたな
弱いキャラになるというわけではないようだが

やはり中日で結構違うのかな。ウチの国では龍が皇帝の象徴だし社会的な扱いも良いから龍キャラも当然格が高くて強くなるのだけど。

日本の作品では十二支、十二神将は種類が出せて何かと便利なネタ扱いされている
「グラブル」で毎年新年に一人出してもうすぐ1周しそうなのは結構スゴイと思う。ただ「グラブル」のようなソシャゲだと龍が突出して強いということはなさそう。

カードゲームでもそんな感じだよ
「遊戯王」に十二獣シリーズがあるけど龍より牛が強かったはず

日本では十二支の伝説ベースで設定されることが多いという見方はどうかな?
伝説ベースで考えると順番としてはネズミが一位だが、能力的には牛が最強になるし、実際牛担当の強キャラがいる。

自分の中では牛は強キャラ或いはネタ切れしてのやっつけかで扱いが極端になる印象だ
とりあえずたくさん種類を出したいから十二支モチーフで……みたいな考えの場合、龍は概ね問題無いけど干支によっては「この辺でネタが尽きてきたな」というのが分かってしまうケースもある

ネタで思い出したが龍に関しては西洋龍を使うのは十二支的にどうなんだと思ってしまう……自分が細かすぎるのも分かっているんだが

龍は強キャラ扱いではあるけど強過ぎて出番が少なくなる傾向もあるかと
それに基本的に十二支でセットのグループだから、その上位存在が出てきたら扱いが悪くなることも珍しくない
あくまで十二支内での強キャラでしかない

そもそもメインキャラだけで12人というのが多過ぎだから、龍担当は格が高い、強いキャラになったとしても舞台装置的なキャラになりがちだ
それに日本の二次元だと龍は主人公担当にはならない気がする

国産作品でも龍が突出した最強キャラではない、ストーリー上の印象だと別の干支が強そうみたいなることもある
国産CGアニメの「十二生肖総動員」でも設定上は最後に出てくる龍が強いとされているが、ファンの間では龍と牛どっちが強いという議論になっている模様

国産作品でも龍や虎がパッとしない作品はあるよ
分かりやすく強いというのはクリエイター側としては意外に使い難い、面白くするのが簡単ではないのかもしれない

設定上は強キャラで後の方にならないと出番が来ない、強キャラとして登場したけどもっと強いキャラ(敵味方問わず、敵なら作品独自世界観のボスなど)が出る、成長型の他の干支キャラがもっと強くなるので強さの印象が薄れる
「エトレンジャー」でも最初は龍が最強だったけど後半はねずみが最強キャラになっていた

二次元作品だと十二支で一グループ扱いになりがちだが、世界観的にそのグループだけが戦力の全てでは無いことも多い
だから十二支の龍担当のキャラ(敵味方問わず)がそのまま強キャラ、カッコイイキャラになれるとは限らないのだろう

そもそも二次元作品では龍が十二支の独占属性ではないことの方が多い
そういう環境だと十二支の龍はキャラかぶりで微妙な扱いになるんだろうね

二次元でモチーフになる場合、十二支グループ内における他の干支との戦力差や扱いの差は意外に小さい
例えば二次元における十二星座の階級格差と比べれば十二支はかなりマシ

十二星座の格差は大体「聖闘士星矢」のせいじゃないかな……



とまぁ、こんな感じで。
中国の感覚も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「『エトレンジャー』は昔中国のテレビで放映されていたので、日本のアニメの中ではかなり有名な方だと思います。『テッカマンブレード』ほどではないですが終盤の展開が鬱なアニメとしても知られています」
などといった話もありました。

「十二戦支爆烈エトレンジャー」は私も中国のソッチ系のサイトを巡回している際に思い出の作品などの話題でよく見かける名前ですし、上の世代のオタク層の間では日本よりもかなり知名度が高いのかもしれませんね。


それから中国で最近妙に話題になっている「勇者」ネタとその背景などについて、アキバ総研様の方でちょっと長めの年末年始版記事にまとめさせていただきました。よろしければご参照ください。

中国でも通じる日本のRPGのお約束と、ゲーム以外から学んだ「勇者」の概念【中国オタクのアニメ事情】 - アキバ総研

アキバ総研様の方で書かせていただいているコラムでは他にも中国における日本の作品、配信されている日本のアニメの動向や各シーズンの人気の傾向などについてまとめておりますので、よろしければそちらもご参照ください。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の作品で最も信用できない言葉は『最強』だと思う」

ようやく年越しという気分になってきましたが、ありがたいことに以前いただいたネタで後回しになっていたものがあるので今回もそれで一つ。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品に出てくる『最強』は信用できない」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品で最も信用できない言葉は「最強」だと思う

同意
絶対的な意味で受け取っているとまず裏切られる

日本の作品の最強って最強のままいてくれることがほとんどないからねえ

とは言えずっと最強だったら話が面白くならないというのも理解はできる
皆最強は好きだけど不変でいると飽きてくる

最強キャラが最強で無くなるのは良いんだけど、無様に負ける、強さを発揮できずに負けるみたいなのは嫌だ
こういう展開が日本の作品の最強には少なくない……!

これは日本の作品に限った話ではないけど最強キャラって舞台装置的な役割のキャラになることが多い
最強で出てきて最強の役割が終わったら捨てられる

これはもう昔からそういうものだからね
物語において、最強や無敵というのは打ち破られるためにある属性なので最初からそれを持って出てきたらストーリー的にはある種の確定デバフになる

古今東西弱い(とされる側)が強いのに勝つ展開が好まれるし、弱い方を強調するより強い方を強調する方が何かとバランス取るのが楽なんだよ

現実でも最強、一位になったらその後は落ちるだけ。最強の称号は永遠に維持し続けられるものではない。
次の日、次の試合に失うことだってある。

しかしウルトラマンの最強が毎年入れ替わるのは子供心にどうなんだろうと思っていたよ。
オタクになった今でもその記憶は残っている。

特撮は好きなヒーローが客演で踏み台にされるのが良い子の皆にとっての通過儀礼だぞ

最強ということは変化がない、それ以上強くならないということでもあるから更に強いのが出てきたら落ちていくしかないのだろう

最強キャラが強化される或いはまだ隠されていた真の力が発揮されるみたいなイベントはそれなりにある
しかしそれでも結局負け展開になることも多いという印象が

最強がそれ以上強くならない問題は確かにあるね
だから範馬勇次郎がずっと最強でいることが余計に際立つ

範馬勇次郎は戦闘力インフレに合わせて最強としてもインフレしていくのが珍しいキャラだと思う
一般的な最強キャラはインフレの象徴としてどこかでかませになるからな

日本の作品の「最強」ってtier1くらいの扱いだと感じている
そして作品内で後からtier0が出てくる

日本の「最強」に関して私は以前中国語と意味や使われ方に違いがあるのではと日本語の辞書をひいて調べたこともある
しかしやはり同じだった……!

中日で「最強」の意味は同じだ。しかし日本の作品には最強を虚偽の看板として使うのを好む傾向があるし新キャラが古い最強を潰す展開も多いから「最強」が安っぽくなってしまうのだろう。

日本人は「最強」に特別さ、言ってみれば畏敬のようなものを持っていないんじゃないかな
同じように安っぽく使われる言葉には「天才」などもあるかと

「天下無敵」とかもそうだよね。

それに関しては昔から「絶対無敵」が無敵じゃなかったりする分野なので今更です

アルテミット・ワンとかも信用できない!

型月は最強を別ルールで倒す作品だからたぶんセーフだと型月厨の俺が擁護させてもらおうか!

最強が安っぽくなるのは日本に限った話ではないと思う。戦闘力がインフレする作品が多いジャンルでは「最強」は暫定的なものになるし濫用される
だから日本の二次元で「最強」に権威が無くなっているのは仕方がないのだよ

日本の作品の最強は戦っていないわけではないが実戦が少ない、重みが無い気がする。言ってみれば他者に認められるある種の投票結果みたいな感じだろうか?
国産作品の最強って例えば万単位の下手すれば数百万、数千万人の戦いを潜り抜けた凄い奴みたいなイメージだし、それを期待して見ていると微妙な気分になってしまう。

なんとなく言いたいことは分かる。
物語の出番的に仕方がないのだろうけど設定だけの軽さはあるかな。

最強が負けないわけではないけど、大体皆負けないから最強だという風に考えている。そしてガッカリする。
最強は無敵ではないみたいなことを言っていたのは「禁書目録」の一方通行だったかな?

「負けない最強」って言うのが少ないから余計に最強の価値が微妙に感じられる。
概ね「常勝の天才」より「不敗の名将」の方が強そうだと感じる見ている側の事情もあるんだろうけどね。

日本の「最強」もアレだけど、こっちでも世界「第一」とか国内サーバ「第一」みたいなネタはしょっちゅう使われるからあまり文句は言えない気がする

確かに。誇張して最強、一番みたいなネタは多いからな……
細かく分けて一番の地位を量産するのもよくある話だ

俺も「最強」というのがある種の地位、カテゴリだというのは理解している。
しかし最強にしろ一番にしろ、負けることに関してはストーリーの都合であっても、最強を看板にファンを集めたんだからそれは虚偽広告だと言いたくなる時もある

「最強と呼ばれている者達の内の一人」みたいな扱いもあるからね。
あと公式もだけどファンが持ち上げる「最強」も信用できない。公式展開によってその幻想がぶち壊されて荒れる荒れる

「最強」という言葉が信用できない、漢字と実際の意味が違うって?
なら次は「必殺技」について語ろうじゃないか。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクは日本人と比べて『日本の作品にありがちなパターンで』予想を裏切られることに慣れていません。これは最強キャラに関する雑な扱いや期待されたキャラがくっ付かない恋愛展開など、見ている側の期待が混じった予想を裏切る展開になった場合に日本よりも強い反発が出る原因の一つでしょう」
といった話もありました。

一昔前と比べたら今の中国オタク界隈には「日本の作品のお約束」に関する知識やネタがかなり広まっていますが、それでも予想外の展開についての許容範囲や受け止め方には中国独自の部分が少なくないように感じられます。
これに関しては慣れに加えてたまに出てくる日中のお約束展開の違いなども影響してそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のアニメやマンガはトーナメント戦ばかりでリーグ戦が滅多にない。リーグ戦やっている作品があれば知りたい」

ようやく年越しができそうな状態になってきましたが、ありがたいことに以前いただいたネタで後回しになっていたものがあるので今回もそれで一つ。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のアニメやマンガはトーナメント戦ばかりでリーグ戦が滅多にない」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本のアニメやマンガはトーナメント戦ばかりでリーグ戦が滅多にない
リーグ戦やっている作品があれば知りたい

ホームアンドアウェイでやらないリーグ戦はそこそこあるような?
「スラムダンク」も全国大会前はリーグ戦だったはず

日本のアニメやマンガって基本的にトーナメント戦だよね
「NARUTO」とか雑に組み合わせ決まってロック・リーは運悪く一回戦で我愛羅と当たって消えるとか気の毒過ぎた

ああいうのは運が悪いではなく作者がそういうストーリーを見せたいということだろ。実際の所「もし」はありえない。

トーナメントは主人公以外のキャラの出番、活躍を出せるから便利なんだよ
普通にやってたらシチュエーションを作るのが難しい組み合わせ、味方同士敵同士の戦いにもできるから

使い古された展開だけど「HUNTER×HUNTER」のトーナメントのように上手くやれば面白くなるので一概に否定はできないんだよな……

冨樫は「HUNTER×HUNTER」の時はまだ自重していた方だぞ。「幽遊白書」とかトーナメント繰り返したせいで序盤と仙水編が異質に思えるくらいだ。

負けたキャラをそのまま退場させられない(また出番を作る必要がある)からリーグ戦は創作だと使い難いというのもあるかと

別にリーグ戦やる作品が無いわけじゃないよ
例えば「遊戯王」はトーナメント戦に混じってリーグ戦もやっている

アニメでやるような作品だとはリーグ戦は冗長過ぎるし同じキャラが何度も出てくる、主人公と関係無いキャラの出番が長過ぎるとかで飽きられるからトーナメントが多くなるのは仕方がない
アニメ化されてない作品を探せばそれなりに見つかると思うよ

トーナメント戦は日本の少年マンガのテンプレ展開の一つだから増えるというのもあるだろう。リーグ戦だと単純なテンプレではやれない部分もあるから

チーム戦になった時点で既に描くのが難しくなって来るからね
トーナメントで単純に1対1をした方がやりやすいのは理解できる

バトル系作品で3試合で2試合先取で勝ちみたいなことやるのは無理。1試合やるだけで時間がかかるのに更にもう一試合同じ組み合わせでやらせてくれるスポンサーはいない。
そしてスポーツ系やカード系は一試合の時間がバトル系よりも長くなるからスポンサーだけでなく視聴者の興味も離れる。
現実と違って創作である以上、基本的にトーナメント戦が人気でも制作でも有利なんだよ。

そう言えばこっちのネット小説でもリーグ戦をきっちりやる、敗者復活もやるみたいなのは無いな……

視聴者側は負けたキャラの次の試合を見たいと思ってくれるとは限らない
敗者復活に安定した需要があって話が作りやすいのは主人公くらいでは

現実だと弱いチーム同士のしょっぱい試合なんて八百長でもなければ高い需要は無いからな
アニメやマンガでリーグ戦をやるとそういう無駄が出てくるし、トーナメントの方が作者側が無駄のない配置や省略をやりやすい

リーグ戦より楽ではあるがトーナメント戦でも不人気キャラの戦い、勝敗が明らかな戦いをどう処理するかの問題はついてまわるぞ
そこを面白くできれば作品人気はぐっと上がるのだろうけど

トーナメント戦は戦いをどんどん進められるのが良い
現実のesportsのリーグ戦でさえ長過ぎるみたいに言われる時があるんだし、アニメやマンガをリーグ戦できっちりやられても困るよ

作劇上の理由としてトーナメントは一発勝負だから奥の手による予想外の展開、賭けに出て拾った勝利みたいなのを成立させやすいというのがある
リーグ戦だと次の機会があるのでジャイアントキリング一回では無意味になりがち

現実のスポーツならともかく、架空のバトル系作品でリーグ戦やるのは簡単じゃない
勝ち抜け、勝ち点などのルールをまず考えないといけないしリーグ戦が終わった後に今度はトーナメントの決勝になるわけだから、じゃあ最初からトーナメントでよくない?となる

架空ネタだと最近は「競女!!!!!!!!」でリーグ戦やってたな
一応スポーツという体裁の作品だから現実のスポーツのリーグ戦を持ち込んでも問題なかったのだろう

これは読者の好みもだけど世界観や戦闘のバランスといった問題も影響する。
リーグ戦は主人公もライバルも負け展開でも次があるというバランスが前提になるし負傷や死亡があるバトル漫画でのリーグ戦は困難だ。
上で言われている「遊戯王」だと負けても次がある、不敗でいる必要が無い作品だからリーグ戦も可能だった。

確かに。最近の熱血少年マンガはキャラが簡単に死ぬ、身体欠損も頻発するからリーグ戦は厳しいだろう……

負けても良いというなら昔の「サイバーフォーミュラ」みたいなレース作品もトーナメントにはならないでやっていけるね

「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」も世界大会がリーグ戦だった
かなり無茶苦茶なスケジュールだった気もするし、リーグ戦形式でも勢いでやってしまえる例の一つだと思う

リーグ戦でキャラが死んだらどうするんだよ
トーナメント戦でもキャラ死亡や途中でトラブル発生からの中止展開は多いけどリーグ戦でそれをやるくらいなら最初からトーナメント戦でやる方が良い

作品側の目的はキャラクターを活躍させる、ストーリー展開を引き延ばすことであってリーグ戦をやることではないからな
必要性があるとか書きやすいとかが無ければ今後もトーナメント戦は繰り返されていくだろう

トーナメント戦、特に選抜テスト的なシチュエーションの主な目的は新キャラを増やすことだがネタに困ったから過去の作品からパクったように感じられる作品も少なくない……
トーナメント戦に関してはテンプレを作った初期の大会の方が合理的で作劇上の必要性も分かる優秀な展開になっていると思う。なんだかんだで「天下一武道会」は上手い発明だったということなのだろう。

トーナメント展開自体は「ドラゴンボール」以前にもありそうなものだけど……

「ドラゴンボール」以前にもあるよ
例えば車田正美の「リングにかけろ」が初期のトーナメント展開のある作品で人気の高さから後発作品への影響もあったと言われている

「リングにかけろ」は「聖闘士星矢」の原型みたいな必殺技バトルのボクシングマンガだから、バトル系とスポーツ系の両方の源流という見方もできそう
ちなみに鳥山明は「ドクタースランプ」でも終盤にトーナメント戦をやっているし、少年ジャンプ編集部にトーナメント戦をやらせる方針がこの当時から存在していたのではないかと

トーナメント戦に関しては上で言われている「新キャラ登場」という意義もあるんだろうけど、自分の見た作品では話の引き延ばしによる時間稼ぎの方の意義が強いように思えるな
味方同士、敵同士の戦いは既存リソースの再利用だし出オチな使い捨てキャラもたくさん出てくる

同意
そして作品の引き延ばしをリーグ戦でやられるなんて考えたくない

たぶん珍しいのはバトル系のリーグ戦、架空世界架空の競技でのリーグ戦だと思う
逆に現実のスポーツを題材にした作品の場合は現実に合わせてリーグ戦をやる作品も少なくない……はず

一般的なバトル系とはちょっと違うかもしれないが、柔道をテーマにした作品は大体リーグ戦やっていたかな。日本の学生大会が予選リーグと決勝トーナメントだから。

なるほど。
じゃあ格闘技系の学生スポーツ作品を探せばリーグ戦のあるバトル作品が見つかるのかな?

日本の作品といえばトーナメント戦というイメージは間違いではないけど、実は近年の作品ではトーナメント展開は減っている
過去にトーナメント戦をやっている人気作品もその後またトーナメント戦を開催することは少ない

トーナメント展開は序盤〜中盤で便利な展開だから、短期で終わるか長期連載になるかな現代では減っていくのも当然だろう
それに現代では読者側も慣れ過ぎている、過去の作品の情報がすぐ調べられるようになっているからテンプレのトーナメント展開ではダメ
かと言ってテンプレ外し過ぎて読者の期待を裏切ってもダメだから昔と比べて簡単ではなくなっている

現代の作品の需要とトーナメント展開が合わなくなっているのだろうか?
言われてみればこの所自分が見た作品ではルールに従って順番に戦うトーナメントではなく普通に敵と戦っていく、或いは聖杯戦争みたいに複数のキャラや勢力が入り乱れる戦いが多いようにも感じる



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国ではアニメの影響が圧倒的に強いのでアニメ化されていないマンガ作品の内容を把握していてすぐに思いつける人は日本と比べてかなり少ないはずです。トーナメント展開に関しても皆がすぐに思いつくのは人気があった熱血系作品でしょうし当面の間は『トーナメント戦しかない』というイメージが変わることはないでしょうね」
などといった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の二次元でリメイクやリブートに成功した作品を知りたい。リメイク作品は批判されてばかりな気がするけど成功例があるからこんなに繰り返されるはず」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「ドラゴンボール級の待遇!これでやっとウチの国でONE PIECEが頂点に立てるかもしれない!」ONE PIECEリメイクに対する中国の反応
に関連したネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の二次元でリメイクやリブートに成功した作品は?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元でリメイクやリブートに成功した作品を知りたい。
リメイク作品は批判されてばかりな気がするけど成功例があるからこんなに繰り返されるはず。
新規ファンを獲得した、旧作ファンにも歓迎された、商業的に大成功してシリーズが復活したといった事例があれば教えてくれ!
リメイクやリブートの定義に関しては現代にIP使って作りなおすくらいで問題無い!

成功例としてよく言われるのが「鋼の錬金術師」だろうな
旧作も新作も評価は高いしどちらも好きだというファンもいる

最近の作品なら「ダイの大冒険」が成功例だと思うよ
微妙だなんだという声もあるが旧作版のアニメは当時珍しくなかった魔改造ストーリーでの打ち切りだ。
新作版は声優変更も上手くいって原作をきっちり最後までアニメ化したから現代になってファンの夢がかなった例と言える。

「ダイの大冒険」は確かに。
ちなみに日本のファンにとっての問題をあえて挙げるなら1990年代当時は許されたお色気サービスが現代ではほぼ不可能になって修正されてしまったことだとか。

「エヴァ」の新劇場版は少なくとも「序」「破」に関しては成功で良いよね?

「宇宙戦艦ヤマト2199」はリメイクの成功例で人気維持の難しさについての分かりやすい例でもあると思う

二次元で分かりやすい成功例としては「ドラえもん」もある。
今のアニメはTV版は過去のエピソード(ひみつ道具)の現代版リメイク、劇場版は完全新作と過去の大長編のリメイクになっている。

「ドラえもん」は声優変更後の第二期が実質的にリブートだな

アニメはあまり知らないがゲームだと俺が遊んでいるのにも結構あるね
「バイオハザード2re」は名作評価になっている

何かと批判されている作品もあるけど「ポケモン」のゲームのリメイクは概ね成功している方だと思う
後続シリーズ関連の要素を追加して現代のハードに対応するだけで需要が発生するという強みもあるのだろうけど

このテーマ的には「ジョジョの奇妙な冒険」も大丈夫だよね?
OVAやゲームで断片的に扱われていたのが2012年に入ってついにきちんとしたアニメ化になって現代の人気ジャンルとして復活した。
楽に稼げそうな原作が無いから作られた昔の名作リメイクと比べて、昔のファンがスタッフ側に回って作られたリメイクやリブートは成功しやすい気がする。もちろんファンが作っても原作再現に拘って作品として面白くないとか現在のファンとの解釈違いになってガッカリということもあるが。

自分の周りではこっちの方が好きだという人はいない「ドラゴンボール改」だけど、商業的には二次元業界屈指の大成功作品だと思われる。劇場版やゲーム(ソシャゲも家庭用も)も盛り上がって今では「ドラゴンボール」がバンダイのIPの稼ぎ頭だ。

ゲームだと「FF7リメイク」
問題は続きがいつ出るのか、そっちまで成功するかだな……

エロゲだがランスシリーズのリメイクがかなり良い。さすがに旧作は現代の感覚で楽しむのは厳しいからね。

「テッカマンブレード」はどうなんだろう?ウチの国の上の世代のオタクは大体が「テッカマンブレード」大好きだけど

「キューティーハニー」は何度かリメイクされているが中でも「F」が最初の作品より人気になったと聞く
最初のアニメ化より長く続いたしクオリティも作風もその時代の最新のものとして作られた

「キューティーハニー」の最初のアニメ化が短いのは社会的な批判が爆発したからなので単純な比較はできない。
「キューティーハニーF」はオタクの間での評価は微妙で女子児童には好評、しかし視聴率低下でリメイクの後に続く企画は無かったという失敗ではないが成功というには微妙な所では……「セーラームーン」の後番組としての企画だったのが不幸という話もあるが

「キューティーハニー」は絵柄を時代に合わせてアップデートするだけでお色気的に価値があるので成功で良いと思う!俺は「新」も「Re」も大好きだ!

絵柄と時代で思い付いたが、何かといわれてはいるものの「うる星やつら」はリメイク成功例だろう。
別に新作が優れているというつもりはないが、現代の感覚で旧作を見るのはさすがに厳し過ぎる。

「セーラームーンCrystal」はリメイク失敗ではないと思うが肯定もし難い
内容や演出もだが絵柄が特に……原作者の方に寄せたので作品的に「正しい」のかもしれない、しかし旧作ファンの好みからは外れて……となって何とも言えなくなる

中途半端に旧作要素残してアピールしたことに関しては失敗だろうね
今考えてみると「セーラームーン」は三石琴乃も交代とか徹底的にやっていればもっと評価が高くなったように思える

永井豪作品だと「DEVILMAN crybaby」はリメイクの成功じゃないか?デビルマン関連作品では最も広まった作品になった。
最初のアニメ企画がマンガ版とは違うヒーロー系作品だし、マンガ版ベースのこのアニメで「デビルマン」が日本の二次元業界に影響を与えた作品だと間接的に把握できた人も多いはず

個人的には「HUNTER×HUNTER」の新作の方も成功だと思っている
作品によっては単体で見れば悪くないけどシリーズのファンからは失敗扱いされているアニメ化もあるし旧作の記憶、思い出の濃い人間がいる間にリメイクを作るのは難しいんだろうな

人気になったのが昔の作品で現代のリメイクに価値があるということなら最終的には「鉄腕アトム」になりそう。
アトムのようにIPの人気が高くて旧作が古過ぎる場合は堅実に作れば失敗はしないと考える人間が多いんだろうな……

実際は単純に画質上げただけではダメなんだけどね。ストーリーだって原作通りではなく現代の視聴者向けにアレンジしないとあっさり埋もれる。
原作ファンからは賛否両論らしいが「おそ松さん」くらいやらないとリメイクは厳しい。

旧作アニメが古典ということなら私は「タイガーマスクW」は現代でリブートされた良作続編だと思う
ウチの国では原作知名度無いのであまり話題にならなかったけど、旧作の世界観ベースに現代的な要素を加えた面白い作品になっていたね

「KANON」のように数年でギャルゲー原作アニメに関する環境が変わって顎アニメで不評な旧作の後にファンから歓迎され新規ファンも獲得できるような京アニ版リメイクが制作されたこともある

「Zero」経由だけどufotableの「Fate stay/night」もそれかな。なお「月姫」

調べてみるとリメイクブームの波って定期的に来ているようだ
ロボ系では「マジンガーZ」「ゲッターロボ」「ガイキング」などリメイクしたのが当たって最近はスパロボにもそっちで参戦することが多いので話題になることも多い
今度は「UFOロボグレンダイザー」のリメイクが出るし、これでまたロボ系作品リメイク増えたりしないかなー

スパロボ関連では「ダンクーガ」はどうなんだろう
アニメ自体は微妙でスパロボで人気になって作られたリメイク的な「ダンクーガノヴァ」は旧版と比べればそこそこ見れる作品になったが……

ロボで思い付いたが「スパロボOG」もある種のリブートだな。あれは上手くやったと思う。
ゲームはリマスター版やレトロゲー枠で稼げるのもあってか、明確なリメイクやリブートで成功する作品は案外少ない気がする。

忘れられがちだが「遊戯王」はリブートして大成功したアニメだ
今見ると初代遊戯王は声優が豪華に感じるけどDM以降に慣れている身としてはどうしても違和感が

テレビ朝日版遊戯王とDM版って一応続きの関係じゃなかったっけ?

原作の話の順番考えれば続いているように見えるかもしれないが、権利が移ってスタッフも全面変更だし公式で「関連性はない」という扱いだよ。かなり後になってオマージュ的なネタやキャラが出たくらいだな。
再アニメ化、リブート作品扱いで問題無いかと。

なるほど。
それにしてもリメイクやリブートは失敗、ファンが失望するというイメージがあったが成功例もそれなりにあるんだな

リメイク成功の記憶が少ないことについては、失敗したらリメイク失敗扱いとして記憶されるのに対して、成功した場合はそこで新規ファンが増えて話題も新作の方が中心になるからリメイクの印象が薄れるというのもあると思う



とまぁ、こんな感じで
今の中国オタク界隈の認識も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では昔の作品を知っていることがオタクにとっての価値として強いのでリメイクに対して厳しい評価になることもあります。しかし中国のオタクは日本と比べて若く現代にリメイクされたアニメの旧作の方をきちんと見ている人は少ない或いはほとんどいないということが珍しくありません」

「それに加えて中国では絵柄が古いと評価が大きく下がる上に昔のアニメにありがちな原作とは違うアニメオリジナル展開を嫌います。だから現代風の絵柄で原作に忠実に作られたリメイク版の評価は日本より高くなる傾向があります」

などといった話もありました。

管理人的に最近当たりだったリブート作品は「EVE burst error」のリブートの「EVE rebirth terror」と「EVE ghost enemies」ですね。私は昔「EVE burst error」の続編に振り回されてガッカリした経験があるのですが、まさか今になって昔待ち望んでいたような続編に出会えるとは思いませんでした。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ドラゴンボール級の待遇!これでやっとウチの国でONE PIECEが頂点に立てるかもしれない!」ONE PIECEリメイクに対する中国の反応

ありがたいことに
「ワンピースのアニメのリメイクが発表されましたが中国での反応はどうなんでしょうか?」
という質問やそれに関するネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを
「ワンピース」新アニメシリーズ「THE ONE PIECE」制作決定!「東の海編」から再びアニメ化(アニメ!アニメ!)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ONE PIECEのアニメのリメイク」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


やったぞ!
「ONE PIECE」がリメイクされる!俺達の夢がついにかなった!現代の高クオリティなアニメになる!!

これはあれか「ONE PIECE改」をやるということ?

いずれあるかもしれないとは思っていたが……しかし現行のアニメはどうするんだろう?

WIT STUDIOなら勝ち確定だと思ったが制作スピードの問題を思い出した。
嬉しいけどよく考えたら不安もあるニュースだなあ

東映の名前が先に出ているからWIT STUDIOだけで作るわけじゃないだろうし、やれる見通しはあるんじゃないか?
元々のアニメが原作や制作体制の関係から時間稼ぎの引き延ばしがヒドイ部分もあったから、話数も圧縮できるだろうし

私はリメイクに関してこういう事例を他に知らないんだけど、現行のアニメはどうなるんだ?
近いうちに完結ということにして新作に移行するの?

それは無いだろう。たぶんどっちもやることになるはず。
Netflixが関わっているからTV版とネット配信版(先行配信?)みたいな扱いになるのでは。

新作映画がまだまだいけるか、記録作るレベルで稼いでるから現行のアニメを止めることはないと思うよ

リメイク版が最新の展開まで追いつくのにはかなり時間がかかるから現行のアニメの需要が消えることは無いしね

既に成功しているアニメ版があるんだから、わざわざリメイクする必要無いと思うんだけど……

必要だよ!現行版の最初の方は昔のアニメだから単純に出来がイマイチだし当時の原作事情から引き延ばしもヒドイ。リメイクしてくれるなら大歓迎だ。

関係者側はファンの高齢化、新規参加者の減少を気にしているんじゃないかな?
何も知らずに今から「ONE PIECE」を見始めるのはきついだろうし、ファンの中に入るために見なきゃいけないものも多過ぎる

原作が25周年だけどアニメだって始まったのは1999年、前世紀になる
今の若いオタクにそれを見ろとは言えないし、ファンだって昔作られた部分に関してはもうちょっと何とかならないのかと思ってしまうよ
あれでも当時は一線級だったわけだが、近年の少年ジャンプ系の新作と比較したらどうしても見劣りするしね

「ONE PIECE」見たことない自分にとっては手を出す良い機会だと感じられる
昔から興味はあったんだけど量が多過ぎてね

アメコミのリランチ、MCUの増え続ける宿題なんかを考えると「ONE PIECE」のアニメリメイクは何かとファンにとって優しいように思えたりする

集英社は「ドラゴンボール」のアニメリメイクと世界展開で大成功しているから「ONE PIECE」でリメイク路線をとるのも不思議ではないんだよね

そうだよ。
ドラゴンボール級の待遇!これでやっとウチの国でONE PIECEが頂点に立てるかもしれない!

ファンとしては夢にまで見た情報だ
「ONE PIECE」はこれくらいの待遇があってもおかしくないはずの作品だ

まだ安心はできない。「名探偵コナン」のように最初をちょっとリメイクするだけな可能性だってある……

Netflixまで関わっての話だから長編で最初からと安心して良いと思うが
第一期で大爆死、ファンから大不評とかにならなければ続くはず

本当に最初からきっちりやってくれるならかなり嬉しい
序盤はあまり出来が良くないし魔改造独自展開も多かった

アニメ版は小さい時に見たことによる思い出補正をかけても厳しい所があるからリメイク版できちんと作りなおして欲しいね
特にストーリー

同意する。「ONE PIECE」のアニメが批判される大きな原因の一つがストーリー展開の遅さだ。
リメイクでは動画としてのクオリティだけでなくストーリー展開の改善を期待している人は多いはず。

原作不足の問題に対して「NARUTO」や「BLEACH」のアニメは当たり外れはあるけど長編のオリジナル展開をやってそれなりに収穫がある
「ONE PIECE」のオリジナル展開はそれと比べて小規模だしオリジナル展開よりも引き延ばしで対処しようとすることが多くてこれが本当に苦痛
ストーリー展開0.5倍速というのはネタでもなんでもない

昔見た時に楽しめなかったわけじゃないんだが、今見るとかなり粗が目立つ
エニエスロビー編や空島編辺りは特にリメイクして欲しいと感じるよ

エニエスロビー編はさすがに引き伸ばし過ぎだよな
アニメ版初期は熱血展開にし過ぎだとかの不満もあるけど引き伸ばしと比べればまだ許容できる
引き伸ばしは視聴体験に対する負の影響が深刻だ

何はともあれ、不評なアニメ版に関してもめることも無くなるなら最高だ
最近のリメイクだと「うる星やつら」くらいにはなって欲しい……あと原作を尊重して欲しい……

俺はこの10年ほどアニメのリメイクがあると信じていた
ついに本当の「ONE PIECE」のアニメが見れる!

本当に信じていて良かった……これで「呪術廻戦」にだって勝てるかもしれん!

鬼滅がなんだ!呪術がなんだ!これが世界的なアニメの実力だ!!

ちょっと気になるのは声優変更があるかだね
「ドラゴンボール」の例を考えるとたぶん無いと思うが、「聖闘士星矢」みたいにぐだぐだになっての変更もあったし

それは私も気になった。
PVだとルフィの声優はそのままのようだが、最近少年ジャンプ系のリメイクアニメでは「ダイの大冒険」が打ち切りだった旧作から声優変更して一応成功しているのを考えると……

制作は絶対に長期間になるし新規ファン向けだろうから全キャラ声優変更じゃないか?
俺はもう覚悟している

しかし「ONE PIECE」までリメイクか
喜んでいるファンの気持ちは理解できるしビジネス的に当然なのも理解できるが、自分のようなマイナーな作品のアニメ化を期待している人間にとっては名作リメイクの増加は何とも言えない気分になってしまうよ。業界のリソースがそっちに流れるのは確実だから。

ところで「BLEACH」のリメイクはまだですか?

「BLEACH」はこの間続きをやったでしょ!!



とまぁ、こんな感じでした。
中国オタク界隈では基本的に歓迎ムードのようですね。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「ONE PIECEに関して中国国内だと少し複雑な背景があります。中国でONE PIECEはずっと大人気ですがオタク界隈でトップだという扱いはされません。日本では凄い作品だけど中国ではずっと二位以下という印象もあります」

「NARUTO、BLEACHと一緒に『三大民工漫』だった時代は一般向けではNARUTO、オタク向けではBLEACHに及ばない状態でした。その後完結して思い出補正で美化される他の二作品と違って、常に新番の人気作品と比較され続けるONE PIECEの地位が向上するのは困難です」

「中国のONE PIECEファンは日本で一番の作品を追いかけているのに自分の推している作品が一番だという実感のあった時期がほぼ無いのです」

などといった話もありました。

ここしばらくの間にリメイクされた或いはリメイクの情報が出た作品と比べて「ONE PIECE」のリメイクの情報に対しては肯定的な反応が多いように感じられますし、中国オタク事情的に引き続き追いかけてみたいと思います。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の作品っていじめ展開が多過ぎない?学校が舞台になったらいじめの描写が出てくるような気もしてきた……」

年末のゴタゴタがいよいよ厳しくなってきたので、今回はありがたいことに以前教えていただいた手頃なネタで一つ。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品はいじめ展開が多い」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品っていじめ展開が多過ぎない?
学校が舞台になったいじめの描写が出てくるような気もしてきた……

日本人はいじめ大好きだからな!

日本でいじめが多いと聞くし、実際日本のニュースでも多いけど日本の学校に通った連中の体験としてはそこまで多いものではないという話もあるからどうなんだろう

どこの国でもいじめはあるし、言っては何だが欧米の自然にやってくる差別の方が……

まぁ日本の学校のいじめには独特なものを感じるけど、どこの国にもいじめはある。ウチの国でも外地人(よそ者)に対しては露骨にキツイ対応になるし。

こういうのは単純に日本の学校が荒れている、いじめがえげつないという話になりがちだが……実際どうなんだろうね
それをまた娯楽作品で多用するのもよく分からん

気になるのは未成年のいじめの扱いだ。学校を舞台にしたいじめでなければ、国産のネット小説でも似たような展開は多い。
スタート時に周り全員から虐げられる弱い主人公、そこからチートなり攻略法なりを手に入れて俺TUEEEEEに走るのは現代だろうが中華ファンタジーだろうがある種のテンプレ

体験したことない人や見たことがない人もいるんだろうけど、国内のいじめと比べれば日本の作品のいじめは子供のお遊戯レベルだ
だから創作でも気軽に使われる、使っても良い判定になるのでは?

言いたいことは分かる。日本の作品のいじめは独特なきつさ不快さがあるが、逃げる方法もあるので致命的ではないように感じるられたりもする
もちろんいじめに貧困や家庭の問題も加わってどうしようもない状況の作品とかもあるけど

日本人は空気読んで群れないと生きていられない民族だから集団の中のいじめは日常的に接するものなんだろう
だから創作のテンプレになった

いじめに関してはアメリカの学校ドラマとかも厳しいと感じるかな……どこの国でも不文律や同調圧力はあるのだろうけど、外国の作品のいじめはこっちの感覚では普段意識しないような部分が口実にされるから見ていてキツイ

日本の作品の多くが学校を舞台にする関係上、問題を起こすなら学校でのいじめを絡ませるのが楽だというのもありそう
「金田一少年」みたいなドロドロな動機を最初の導入にやりたい作品ばかりではないだろうし

今では見えなくなっているけど、ちょっと前までは国内でも学校のいじめ関係のニュースはあったし、検索ワードとしてもちょくちょく上位に来ていた
それが創作の中で出てこないのはまぁそういうことなんだろう
日本の作品のように多用するのはどうかとも思うが

これは純粋な疑問なんだが、日本の作品のいじめが嫌な人って「ハリー・ポッター」とかはどうなんだ?
あれは英国社会の伝統が煮詰まったいじめや差別が展開されているわけだが

「ハリー・ポッター」は学校どころか家庭や社会までもいじめ満載だからな……

これは私個人の印象だけど、「ハリー・ポッター」は魔法の世界というファンタジー世界観だから現代とのつながりがあるとは言っても遠い所の話に感じられる
それに対して日本の学園系の作品は現代社会の日常と近過ぎて妙に不快に感じてしまう

日本の作品のいじめに関しては萌えアニメや爽快な気分になれる作品を求めていた所にぶつけてくるから困る

同意。萌えアニメでいじめが出てくるのはちょっと所ではなく萎える。
近頃見た中では「ひきこまり吸血姫の悶々」のようなタイトルの作品だっていじめがあるし……俺は萌える豚になりたいのであっていじめ展開を見たいわけじゃない

「ひきこまり吸血姫の悶々」はちょっと前の伝奇、能力系な内容もある作品だから萌えだけを求めるにはちょっと厳しいと思うぞ
そもそも二次元の萌え系作品にはいじめに限らず鬱展開が混じることは少なくないからいじめだけ避けても安全になるとは限らない!

続きをどんどん見ていけるネット小説と違ってアニメは1週間待たないといけないのも厳しいね
来週の話で爽快な展開になるよ!と言われても、こっちは「1週間嫌な気分のままでいるのは確定なのか」となる

日本の学校のいじめは不快、極端な描写になったりはするが致命的な事件まではいかないので安易に使われている面もあるのではないかと
作者がいじめをしたキャラなのに優遇する、報いを受けない展開にしてしまうのもこれが原因の一つではないかと私は考えている

俺は序盤でいじめが出てくるとすぐに切ってしまう
そういう展開を見たくない以上に不快な展開を見せて盛り上げようとするのが白ける

自分はいじめの展開自体はそんなに気にならないけど、いじめをやっていたキャラが大して報いも受けない反省もしないで味方になる展開は嫌いだなあ

この話題を見て考えてみたが、私はやはりなぜ日本の二次元での作品ではいじめがあんなにたくさん出てくるのかが気になる
私が見ている範囲が偏っているにしてもちょっと多過ぎる

既に出ている話だが、ストーリーを進める上でいじめは便利なテンプレでもあるんだよ
キャラ同士の衝突や怨恨を描写しやすいし、主人公の不遇な状態の表現としても分かりやすいし感情移入させやすい

日本の学校の実態は私も知らないけど、日本の作品では「学校のいじめ」は便利だから多用されている面は間違いなくあるかと。異世界系でもテンプレの一種で、獲得したチートを復讐の道具にする上での口実になっていることもある。
そして言っては何だがこっちではもう使えなくなったネタだ……

国内では未成年による学校のいじめはわりと危ないラインだよね
規制を受ける可能性も否定できない

編集側からの修正要求も考えられるし、読者側からの反応も激烈になりがちだからリスクは高い。
そういうのが存在するだけで許せない人間もいるし、騒ぎ立てずに学生同士がふざけていることにしておきたい人間もいる。

しかし考えてみればウチの国の学校でいじめがそこまで大きな問題扱いされないのは不思議かも。ウチの国の親はみんな日本で言う所の「モンスターペアレンツ」だし自分の子供がいじめられたとかになったら大騒ぎしそうなものになのに。

国内では受験という関門があるから親が暴れてどうにかなることは多くない
親同士の力の差(=学校側が重視する順番)があるからモンスターペアレンツがいても自分の意見を好き勝手に押し付けられるわけではないのさ

特定の子供の親が騒いで他の生徒の勉強に悪影響が出る方が嫌がられるし、現代の中国だと受験以外に勝ち組になれる希望がある(ように見える)ルートは無いから中国の親は「子供に悪影響がある」というのでは騒げるけど「子供がいじめられた」(相手がいて学校にも影響する)ではあまり騒げない。
だから二次元のエロやいじめに関しては強烈に騒ぐことになるし、それに乗っかって嫌いな作品やジャンルを叩く連中も出てくるというわけだ

ウチの国だとレベルの高い学校になると優秀な教師>親が偉い子供になってくるから親の力も万能ではなくなってくる
本当に力と金のある親だったら子供を留学させる
レベルが低い学校については知らん

どこの国でも子供はいじめをやるものだし、やられた人間の気持ちを考えると日本はいじめがヒドイから中国の方が良いみたいなことは言えなくなる
それにこっちだと学校はともかく、社会に出てからのパワハラが……

確かに。日本の社畜ネタが可愛く思えるレベルだからな。

ストーリーの定番という意味なら、二次元ではいじめを使うのをやめても社畜が増えるだけな気がする
そして学校のいじめと違って、社畜な主人公だとなぜかウチの国でも共感される……!



とまぁ、こんな感じで。
近頃の中国の感覚も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えくれた方からは
「未成年によるいじめの描写が有る作品を中国のメディアで出せないわけではないと思いますが、批判リスクを恐れて避けようとするクリエイターは少なくないと思います。『子供も見る作品で』というのは中国でよく出てくる批判ですから未成年のいじめが出るようなストーリーをやるのが不安だという気持ちは理解できます」
といった話もありました。

以前の記事
中国オタク「元いじめっ子キャラが仲間や友人、良いヤツ扱いになる展開を嫌う人も少なくないけど、そういう展開を上手くやったキャラって誰かいるかな?」
でも中国オタク界隈におけるいじめネタに対する受け止め方が出ていますが、中国には日本とは違う引っかかり方もあるように感じられますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ガンダムSEED劇場版にNTRっぽい展開があるかもしれない」「キラも以前友人の婚約者を寝取っているんですが」

ありがたいことに
「劇場版ガンダムSEEDに関する中国での反応はどうなのか?」
という質問やそれに関連しそうなネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

キラを襲う不穏な影…劇場版「ガンダムSEED」本予告解禁、10種のキャラビジュも(コミックナタリー)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「劇場版ガンダムSEED本予告でNTRっぽい展開が示された?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ガンダムSEED劇場版にNTRっぽい展開があるかもしれない。世界の頂点に立っていてもNTRからは逃れられないのか

本予告の例のシーンか。私はあのNTR金髪男?を最初カガリかと思ったので混乱した
でもなんか「サイバーフォーミュラ」で似たような展開を見た気がする

くっ付いたはずの主人公とヒロインとのすれ違い展開は福田監督の過去作品にもあったし、好みは別としてSEED劇場版で出てくるのも違和感はないかなあ

キラも以前友人の婚約者を寝取っているんですが

アスラン「NTRされたのは俺の……俺のはずだった……!」

そういえばそっちもか
俺はフレイの方で考えてた

うっかり忘れそうになるけどSEEDはNTRが繰り返される展開だったし劇場版は原点に戻ったとも言えるのか?

最初は微妙に感じられたけど婚約者を寝取った男がついに自分の罪を突き付けられる展開だし仕方ないかなあ……と思えてきた。
たぶん10年前の自分だったらもっと反発したんだろうな

自分の中ではキラはフレイに対しては積極的にいきそうだがラクスに対しては身を引きそうなイメージになってるな
PVでの態度もわりとイメージ通り

キラ・ヤマトって碇シンジや天河アキトのような90年代の内向的巻き込まれ一般人主人公から00年代の積極的な強キャラ主人公、その後の俺TUEEEEE系主人公に至るなかで内向的で人を殺したくないアピールの強キャラという過渡期的な存在でもあるからね
戦闘力は俺TUEEEEEだけどメンタルは強くない

好き嫌いは実際に見てからだけど、印象だけ見ると確かにNTRっぽいがラクスよりもキラの精神的ダメージの方が心配になるな
あとなんか「サイバーフォーミュラ」で見た気がするという意見には同意

「サイバーフォーミュラ」の記憶が混ざったせいで俺の中であの金髪NTR男の名前がランドルと記憶されてしまった

劇場版ラクスがキャラデザのせいでかなり老けて見えるようになったのか、思ったより不安になっていない自分がいる

私も劇場版のPVのキャラデザを見たあとはちょっとさめているな
唇がダメなのかなー

キラは「DESTINY」でもフレイに関するトラウマが治っていないのに戦い続けて精神状態が更に怪しくなったように見えるし、アスランもシンも精神的にマトモになっているようには見えない
劇場版でこの三人が戦い続けるだけでなく、精神的に立ち直れる展開もあると良いのだが……

個人的にはNTRよりも精神操作っぽい展開の方が萎えそう
「DESTINY」が終わってすぐの頃ならともかく、現実で十数年経ってるのに今更戦うことの迷いだなんだが出てきてもね

言いたいことは理解できる
しかしキラ・ヤマトはPTSD状態になってたわけだし精神攻撃には弱そうだよな

自分は予告編からはなんだかコードギアスっぽい展開に見えたよ

あのPVよく見るとラクスの瞳がハイライトオフだからSEED発動状態或いは他の作品でありがちな催眠状態にも見えるんだよね

なるほど。NT-Dみたいな感じでコーディネイター特効の精神操作能力というのもありそうな世界だからな……現在の公式設定なのかは分からんがラクス自身がそういう能力に調整されたコーディネイターだという話もあったし

PV見た感じだとキラが洗脳されるパターンもありそうだ
皆が予想しているアスランの裏切り、陣営変更の理由になったりして

あの金髪NTR男、真の目的はキラの方でアスランとラクスが寝取られる側だったら笑う
あと寝返るかどうかは別として、アスランはまた周囲に説明せずに突然陣営変えて行動しそうだという謎の信頼感がある

予告編の金髪NTR男が世界に対して素晴らしいことをアピールしつつラクスとも婚約発表するみたいな展開になって、他の主人公側キャラ達が金髪NTR男の裏の顔や悪事を暴いてキラも復活してアスランもまた寝返って敵を倒す展開になりそうだと思った

それと似たようなことをデスティニープランの時にもやってなかったっけ……?
まぁそういう展開はありがち過ぎるしPVの時点だとミスリード狙いの可能性も考えられるから後は公開されるのを待つしかないか

それにしてもウチの国のオタクはNTR大嫌いなはずなのに、PVのNTR展開みたいな見せ方についても思ったより荒れてないな
その前に出てきている情報と比べれば些細なことに思えてくるのか

ラクスのイメージが昔よりアレになっているし今ではファンが歳をとっているしその前に出ていた情報の方が不安過ぎるしでね……

福田監督には「SEED」の後に男女関係についてわりと良い意味でヒドいことになっていた「クロアスアンジュ」があるので今でも「SEED」追いかけているロボ系作品のファンはあまり気にしてないというのもあるかと

同意。それがあるからあんまり不安にはならない自分がいる。過去作を見てもNTR展開でオチを付けるタイプではないしね。

主人公は入れ替わるけど主人公扱いのキャラがヒドイことにはならないだろうという予測はできる
それにNTR展開に関しても「クロスアンジュ」で「抱きまくったんだ! 三日三晩!」と断言する展開があったから妙な安心感が

あのキャラデザが出てきてしまった時点で心の薄目開けながら様子見といった人がかなり出ていた
もしNTRで本格的に荒れるとしたら上映後にNTRエンドで確定して一般にもそれが広まった場合とかじゃないかな?

正直に言えば唇や頭身とかキャラデザに不安しか無かったけど、アニメで動いている分にはそこそこ見れそうなので少しホッとした
NTR展開よりもキャラクターデザインの崩壊の方がよほど心配だ

とてもよく分かる
ガンダムでは過去にZガンダム劇場版というファンとしてはかなり扱いに困る劇場版を作っているから、SEEDがどうなるかとても不安になるよ



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の見方も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「唇をはじめ各所に違和感のあるキャラデザや、この所のガンダムと比べて微妙に感じられるMSデザインなど不安な情報ばかり出ていましたが本予告を見たら一応期待できそうだと考えられるようになりました」
などといった話もありました。
中国のSEEDファンも良い歳になってきているのか、昔と比べて良くも悪くも落ち着いているという話を聞きますが劇場版公開以降の反応も気になりますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「劇場版ガンダムSEED FREEDOMの上映日時が確定だ!」「ラクスの唇の描写が気になる。人妻化?」

中国オタク「男性向けで恋愛要素のある作品で嫌われる、炎上する要素や展開ってなんだろう?」

中国オタク「葬送のフリーレンの日本アニメ史における評価ってどんなもんなの?最近は進撃の巨人レベルみたいだとか言う人もいるようだけど……」

ありがたいことに
「葬送のフリーレンに関して中国ではかなり熱心なファンがついているように感じられますが、普通のオタクからはどのような評価なのでしょうか?」
という質問をいただいておりましたが、先日これに関係しそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「葬送のフリーレンの作品としての評価はどのくらいのレベルなのか?」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「葬送のフリーレン」の日本アニメ史における評価ってどんなもんなの?最近は進撃の巨人レベルみたいだとか言う人もいるようだけど……

いやいや「進撃の巨人」は最後でやらかしたから過小評価されているけど最初の勢い、影響は本当に凄かったぞ?
異論はあるだろうけど中国国内でも瞬間的には社会現象級の人気があった
「フリーレン」は良作だけどさすがにそのレベルではないよ

ああ、そうか。今は進撃の巨人の人気に関する情報って簡単には見つからないのか。
当時版権取って配信していたIqiyiが悪乗りして凄いことになっていたんだが規制入ってそういうのほぼ消えたようだし、こういうネタでわざわざ外国語の所にはいかないよな……

完全に消えたわけではないけど「進撃の巨人」の最盛期の事情については気合入れて探す必要はあるね
消えたのもだけど中盤の微妙な時期の情報や終盤の不評も積み重なっているから初期の勢いを何も知らずに探し当てるのはわりと手間がかかるのは間違いない

俺は「フリーレン」に関して「まどか☆マギカ」レベルだみたいに持ち上げている人を見たことがあるよ
たぶん虚淵玄全盛期をリアルタイムでは知らない世代だと思うが……

年間を通して見たら商業的にもネットの話題性的にも「フリーレン」以上の作品は毎年出てくるし、今年の新作だったら「推しの子」があるからレベルの高さを言うならまずそっちを上回らないと
「進撃の巨人」や「まどか☆マギカ」は「推しの子」の更に上のレベルだ

原作付きアニメでまだ1期のみで原作未完結だから、アニメとしてのクオリティや内容の好き嫌い、設定考察ならともかく、作品の評価を語る時期ではないだろう

影響を語るならネットの話題ではなく後の作品にどれだけ影響を与えたか、言っては何だがどれだけパクられたかだよ
「進撃の巨人」はポストアポカリプス、ダーク系の展開に大きな影響を与えたし「まどか☆マギカ」は魔法少女ジャンル自体を変質させてしまった

同意。
しかしそう考えると「フリーレン」の影響はまだ未知数だな、勇者が嫌われ役や敵ポジションが基本だったJRPG系世界観の作品に真っ当な勇者をベースにした世界観を持ち込んだのは「まどか☆マギカ」のような転換点にも見えるが、日本では異世界系作品とは違う所で常に存在した世界観だとも聞くから影響が分からん。

「フリーレン」は悪い作品ではないけどマイナーな良作レベルじゃないか?
オタク界隈でさえ分からない人には話が通じないし、誰でも知っている作品ではない

「フリーレン」に関しては光る所はあるけど現時点では他の作品と比べてどうこう言えないよ。アニメ史における評価を語るには原作完結とまではいかなくても、アニメ第一期くらいは完結してからじゃないと。

原作追っかけている自分でもアニメ化部分だと評価しにくい
原作の黄金郷編までいけばもっと語りやすくなるかも……?くらいだね

今の時点での良作、ジャンル内での独自性のある作品といった扱いを考えると「氷菓」みたいな位置になっていくかもね
JRPG的ファンタジー作品なので推理系の「氷菓」より一般向ではないが

原作あるし当面の間は失敗しない作品だとは感じられるけど、ここから大爆発するとも思えないから過去の超話題作と比べると厳しい
そういう作品って大体まず序盤の数話で爆発していたわけだから

個人的な体験だけど、以前「フリーレン」をアニメ見るくらいのレベルの友人に薦めたら「時間があったら見る」と返ってきたから「進撃の巨人」や「まどか☆マギカ」レベルではないと思う
そういう作品って「アニメ見ている」レベルの人から「もう見た?」「凄いよね」と言われたからね

なぜ急成長した作品のファンは自分の推し作品を他と比べたがるのか。近頃はこの「フリーレン」や「MyGO!!!!!」に関してこの手の話がやたらと多い……

自分が追いかけている作品が人気になって成長していくのを体験して浮かれてしまうのだろう
特にマイナーな作品は「自分が見つけた」「大人気になる前から好きだった」と感じられるわけだし

他の作品と比べてどうなのかはさておき、私も「フリーレン」の二次元業界に対する影響力やファン以外に対する影響力については知りたい所だ

既に言われているけど良作ではあるが突出したレベルではない
言っては何だがまだ10月シーズンにおける良作レベル、思いっきり贔屓しても覇権とは言えない

10月は「呪術廻戦」と「スパイファミリー」があるから覇権扱いは厳しいよなー

俺もどうやら浮かれていたらしい
「進撃の巨人」レベルではないが今年の新作の中で最良レベルではあると無意識に考えていたのに気付いた……

今年は熱血少年マンガ系を除いても「推しの子」があるからトップは難しい
時間が経ったら「宇宙よりも遠い場所」や「凪のあすから」くらいのマイナーな「神作」になるのでは

「フリーレン」はまだ去年の「ぼっち・ざ・ろっく」レベルではない
「かぐや様は告らせたい」よりは上だろうけど

それは「かぐや様は告らせたい」を低く見過ぎだ
この作品もアニメの第一期〜第二期辺りの勢いは凄かったし国内の再生数も余裕で数億レベルだぞ?普通にオタク界隈を飛び出すレベルの人気作品だった。

「進撃の巨人」、「かぐや様は告らせたい」のように終盤に失速して評価急落した作品って、失速して失望されるのが大きな話題になるだけの評価をそれ以前に稼いでいたというのが忘れられがちだよな……

現時点ではオタクの間で比較的長い間話題になりそうな良作レベル?
作品の考察で議論したがる層の間では評価されやすいけどライトなオタクや一般層にとってはそんなに引き付けられるものが無い

言っては何だが「フリーレン」は綺麗過ぎるんだよね。「悪趣味」なところが無いと言っても良い。
私も大好きな作品だけど、業界に影響を与える一般層からも人気になるような作品の持っている毒が無い。
「進撃の巨人」や「まどか☆マギカ」にはそれがあったし、今年で言うなら「推しの子」の第一話が良くも悪くも分かりやすい。

「推しの子」はウチの国だと炎上ばかりが目立ったけど、世界的に大人気になって主題歌も大人気だからな
影響力という意味では間違いなく今年の最上位クラスでそれと比較すると「フリーレン」は落ち着いた作品過ぎる
もちろんそれが悪いわけではない

個人的には「狼と香辛料」くらいの扱いの作品だと感じているかな
この作品もアニメ放映時はそれなり以上に討論されていたし、アニメ終了後もコアなファンによって長い間語られる作品になった
「真っ当な勇者」のように「ファンタジーと経済」という新しい組み合わせを提示したしね

ウチの国だと新鮮に感じられるのは分かるが、日本の二次元界隈における「フリーレン」の評価は佳作止まり
自分の見た範囲での個人的な印象だが、日本では新しいものを生み出したわけではないので良作ではあるが新しい潮流を生み出したとまではいかないといった評価になっているようだ

自分の印象でもそんな感じだ
「フリーレン」って既存の設定を組み合わせた世界観だし魔族に関しても過去の作品に無かったわけではないネタだから日本のオタクにとっては面白いけど衝撃的というほどではないと聞く

こっちだと勇者達の冒険というのがあまりピンと来ない人多かったろうからね
これは私自身にも当てはまるんだが勇者というネタの知識はあっても実感は無かった、正義を押し付ける鬱陶しい存在くらいだと認識されていたはず。実際日本の異世界系作品だと勇者って主人公ではないし、主人公の味方側にいることは珍しい。
そこにヒンメルというマトモでカッコイイ、ストーリーと世界観に組み込まれた存在を見せられたというのはかなりの衝撃になった

自分の中だと現時点では優秀だけど長いアニメ史の中では埋もれていく作品といった印象
上の方で言われている「進撃の巨人」や「まどか☆マギカ」のように業界に大きな衝撃を与えてファンに新たなジャンルを突き付けるような熱はさすがに無い

マンガ原作系はリアルタイムで初期〜アニメ人気全盛期を知っている人間でないと当時の人気というのは分かり難い
それに加えて現在のネット調べるとマンガ原作系は中盤以降の失速、評価の急落の情報ばかりが目立つから現在の人気作品と比べて微妙イメージになりやすいのかも

実は日本における影響力という意味ではそれなりに威力が高い
日本のネット上ではかなりの種類のフリーレン由来のネットミームが拡散及び定着している。作品としての評価はまだ分からないが現代の環境における瞬間的な拡散力と定着といった意味では過去の作品と同等かそれ以上という見方ができなくもない。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の見方がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクは昔から子供向けではない含蓄のある作品を求める、作品に価値があるか、評価されているかなどを気にする傾向がありますが、『葬送のフリーレン』に関しても自分から「見つけた」と考えて価値の証明を求めている人が出ているようです」

「中国では過去10年くらいの作品に関しては人気の情報や体験があまり共有されていません。これは世代や環境の変化が大きいことに加えて中国のネットでは過去の記事や、SNSやBBSの過去ログがすぐに消されるので昔のことを調べるのが難しいからでもあります」

「更に昔のノスタルジーを感じられる時代の情報の方がまとめ情報が見つかりやすいという話さえあります。昔の話も需要はあるので記事や動画でPVを稼げますし娯楽方面であれば安全な話になります。記憶頼りなのであまり正確さは期待できませんが」

などといった話もありました。

それから上のやり取りにもある「進撃の巨人」ですが、中国では2013年からiqiyiでアニメが配信されていました。
(iqiyiはかなり早い段階で日本からのアクセスを弾いているので私も具体的に何時から何時まで配信されていたのかは分かりません)

「進撃の巨人」は中国国内でも当時大人気になったものの2015年3月頃から中国の動画サイトに対して行われた日本のアニメの規制でブラックリスト入りとなり動画作品としては表向き言及されないような扱いになっていきました。
7月新作アニメの中国公式配信状況(2013年7月です)

中国の動画サイトの日本アニメ配信規制、ブラックリスト38作品が確定した模様

ちなみにこのブラックリスト入りした作品の中には「ソードアート・オンライン」や「デート・ア・ライブ」のようにその後自主規制込みではあるものの中国国内における扱いが復活した作品もあるのでブラックリスト入り=中国でずっと扱えない状態というわけでもなかったようです。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

12/13修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「自分がずっと好きな作品を『私が小学生の頃の作品ですよね』と悪気なく言われた時に自分が年寄りになったと実感した」

気が付けば師走で今年も残り少しに……ありがたいことにそんな気分に合いそうなネタをいただきましたので今回はそれについてを。

中国で本格的に「オタク」の概念が広まり定着したのは2000年代半ば頃からですが、なんだかんだで20年近く経っていますしジェネレーションギャップや老いを感じるオタクも増えてきているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「オタクとして自分はもう年寄りだと実感した瞬間」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


皆は自分がオタクとしては年寄りになってしまったと感じたことってない?
私は最近知り合ったオタク仲間に自分がずっと好きな作品を「私が小学生の頃の作品ですよね」と悪気なく言われたときにそれを感じてしまった……

最近始まったことじゃないけど、オタク界隈を飛び出すような大人気作品の話題に入っていけなくなったことかなー

それ以上に周りに自分の好きな作品について語れる人がいなくなった、自分の好きな作品が昔の作品扱いされるようになった時に自分が年寄りになったと感じるよ
探せばそういう話題が通じるフォーラムは見つかるけど、探さなければ見つからない

憧れの先輩キャラが全部年下だと気付いたとき

それはこの間葛城ミサトが年下になったのに気付いた俺にもダメージを与える発言だぞ!?

俺は昔ある新作を賞賛する例えとして古い名作を持ち出して語ったことがあるんだけど、その「新作」が今の新作アニメを賞賛する例えとして使われているのを見たときだね
その新作アニメ自体は面白かったけど、何とも言えない精神的な圧力があった

うっかり「最近のアニメは〜」と雑な括りで否定的なことを言いそうになってしまったとき
昔歳をとってもそういうことだけは言わないようにしようと思っていたはずなのに!

「紙の漫画なら小さい時に触ったことがあります」と言われた時……いや、俺も考えてみれば直近一ヶ月くらい紙の漫画を手に取ってないのに気付いてしまったが……

自分が知らない、自分では思いつかないであろうオタク用語に出会ったとき
今の若い世代は小説を「一次元」と呼ぶけど、元になったであろう「二次元」は日本の影響があるオタク向けアニメマンガゲームラノベなどに対する雑な呼称だ
そこから一次元なんて言葉は出ないだろ……

理解できる。二次元には日本のラノベも含まれていたから小説を一次元と言う発想はないよな……つまりラノベを普通に読んでいる俺は……

エロゲーについて語ってる時に「スマホ版は無いんですか?」と言われたときかな

家庭用ゲーム機の一般向け作品でも「スマホ版は無いんですか?」と聞かれるね
彼等に悪気が無いのは分かっているけど微妙にダメージが来る

ゲームで主流層との好みがズレたと実感した時。例えばこの数年だとポケモンの「ソード・シールド」で俺は批判的な発言をしていたが周りを見たら大絶賛。こういうのに何度かぶつかって自分の考え方を変えなければダメなんだと実感するようになった。

今はスマホ経由で二次元に入るのが多いしな
スマホだけでで他の話題が無い、スマホゲーについていけなくなった後に見るもの遊ぶものが無くなって抜け殻っぽくなる人がそこそこ出ているのは気になる
好きなものが終わった、或いはダメになった際の行動にも世代の違いを感じる

新しい流行についていけないから歳をとったと感じるだって?
ようこそ!「ラブライブ!」の時にアイドル系作品についていけなかった自分と同じような人が増えてくれて嬉しいよ!

アイドル系は少し前の「少女☆歌劇レヴュースタァライト」、今ではバンドリからの「MyGO!!!!!」など新しい動きが出る度に老いを実感する人間が出ている気がする

私にとっては「V」が指すのがボカロではなくvtuberだと気付くまでに時間がかかったときがそれだった!

今大人気な熱血系作品を面白いと感じられなくなったとき
ここだから言ってしまうが「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」が大人気になる理由が分かんない

「鬼滅」も「呪術」も熱血系ではあるが、最新の作品だから昔の熱血系とはストーリーの見せ方やキャラの扱いが違うので昔の感覚だと合わない所が出るのは仕方がない

流行っている作品についていけないこと自体は好みと流行がズレただけだし、私はそれが年寄りになった結果だとは思わない
流行に取り残されたとは思うが

でも昔はその時その時の覇権作品、最先端の流行作品を追いかけて理解しようとしていなかったか?
「理解できない」ならともかく、「理解しないでも良い」とスルーしてしまうようになったらそれは老いだと思う。

マイナーな作品、不人気な作品を追いかけている分にはあまり影響ない話題だな。元々話が通じる人少ないし、作品に関してもアナログで確保していたりしたので昔から技術や環境に取り残されている体験ばかりだった……

作品に関する討論で、皆の議論の対象になっているのが自分にとっては枝葉末節な部分だと気付いたときだね
気にする部分、興味をひかれる部分が違うのは世代の変化を強く感じるよ

シリーズの最新作に対して過去の作品を語って否定的な態度でいる連中が老害扱いされるのを見たとき、老害扱い側の意見を結構理解できてしまったときだろうか
ガンダムの新作なんかでは毎度のことではあるが「水星の魔女」の時は以前より更にハッキリしてきていると感じた

自分は最近では論争の対象になるネタが見つからない、炎上しているネタに対して何の感情もわいてこないね

それは歳をとったどうのこうの以前に、疲れ過ぎているのでは?
趣味でまで無理をする必要はないからまず休もう

主人公達が不幸になっていく作品がダメになってしまったのは俺が歳をとったからか、疲れているからか或いはその両方によるものか

どの新作アニメも最初から追いかけてまで見る気がしないと感じてしまった時だな……この1年くらいはずっとそんな状態だ

新作アニメ関係は気力と体力を使うから老いを感じやすいと思う
私も仕事で忙しいから新作アニメが見れてないけど、考えてみれば学生の頃も下手すれば今以上に忙しかったのに新作アニメは追いかけていたんだよな

2010年代をいまだに「最近」扱いしていることに気付いたとき、かな

この話題を追いかけていて、ネットで出会う新しいネタ用語や名称に関して分からなくても大して気にしなくなった自分を発見したときに年寄りになった自分を感じたのを思い出した

昔からの知り合いが徐々にネットから消えていく、音信不通になっていくこと
生活が変わってネットから離れるようになっていったなら良いんだけど、最近の景気を考えると嫌な予感もするのがまた何とも

同意。結婚したとか仕事が忙しいから趣味に使う時間が無くなった、趣味が変わったとかなら残念に感じるけどまだマシなんだが



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でも周りの変化と一緒に自分の変化も感じて考えてしまう人は結構いるようです。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「昔はオタクとして流行作品を知っていなければならないと含蓄がある作品、オタクが見る価値があるという評価の作品を追いかけていましたがいつの間にかそういうのを気にしなくなっていました。そして若い頃は作品を見ずに軽蔑していた萌え重視の作品や子供向け作品も好みに合えば見るようになっているので歳をとるのも悪くはないと思っています」

「でもストーリーや設定が複雑な作品は見ていて疲れるようになってしまったので、自分が楽で爽快感重視な作品を選ぶようになってきているのも感じます。そこは少し残念です」

などといった話もありました。
長編、ハードな作品に関しては私も昔と比べて手が出なくなっていますね……

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

12/7修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「近頃はなんだが生き返らない方が良かった、生き返らないままでいて欲しいキャラが多いように感じる」

12月に入ったらなんだか急にゴタゴタしてきたように感じてしまいますが、ありがたいことに手頃なネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国ではお約束、テンプレ的な展開の扱いに関して好みや「こうあるべき」という認識が強いという話も聞きます。またそういった背景もあってか、中国オタク界隈では人気の作品で何かと話題になるような展開が出ると関連するテンプレ要素に関する議論で盛り上がることが多いそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「近頃は生き返らない方が良かった、生き返らないままでいて欲しいキャラが多いように感じる」
などといったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


近頃はなんだが生き返らない方が良かった、生き返らないままでいて欲しいキャラが多いように感じる。皆はどう思う?
俺は昔は生き返った方が良いと単純に考えていたような気がするんだが……

最近だと「呪術」の五条悟や「フリーレン」のヒンメルに関してそういう議論あったよね
そしてどっちも単純に生き返って欲しいという意見は否定される流れになっていた

五条悟は死に方も死んだ後の扱いもネタになってファンの熱が冷めちゃった感があるね
生き返ってもチープな展開になりそうだしこのまま風化していくのが良いのかもしれない

ヒンメルは「生き返らないのが良いんだ派」と「フリーレンに若い時の姿で同じ時間を過ごして欲しい派」でもめてる所もあるような……

ヒンメルは作中で年老いて死んでるから単純に生き返るのもそれはそれでどうなんだという話になるのが外から見ている分にはちょっと面白いね

死んでしまった仲間が生き返る展開を妄想することは多いけど、実際に生き返ってカッコ良く活躍してくれるとは限らないからな!

死に方がアレでもう死なせておけばいいよ扱いになるのもいるけど、生き返って欲しいとファンに願われるキャラって死ぬ時が一番輝いている、印象に残っているケースが多いと思う
だから雑に復活すると死ぬ時の輝きがチープになってしまうのではないかと

しかしチープに生き返ってハッピーエンドになるというのも、需要はあるんだよね
作品の完成度的にはダメなのかもしれないが

「シュタインズ・ゲート」のように復活そのものが目的なら問題になるのはストーリーの良し悪しだけになると思う
しかしバトル系は難しい。キャラの扱いに加えて戦闘力のインフレなども関係するから。

一番ダメなのはきちんと死なせた後に人気のために復活させるケースだよ
ストーリーとしてもキャラとしても台無しになるしその後の展開についても期待されなくなる

みんなの想像するのとはちょっと違うかもしれないけど、過去の人物が現代に蘇るという展開だと敵でも味方でも失敗は少なくなると思う。限定的な助っ人とか穢土転生みたいなのとかね。

NARUTOで思い出したけど実は死んでいなかったみたいなのはこのテーマ的にどうなの?

「実は死んでなかった」もある種の復活だし議論の対象に含めても良いと思うよ。生死不明にして復活させるかどうかは後で決めたみたいな作品は少なくないと聞くしね。

個人的には「FAIRYTAIL」の死んだキャラ、死んでなかったキャラの扱いはかなり納得できたかな

しかし復活させて本編とは別の所で活躍させるのはアリでは?
例えば俺は「バキ」の烈海王は死なせておくのが良いキャラだと思っていたが、異世界転生させて俺TUEEEEEさせるのはキャラと作品の売り方としてアリだとは思ったよ

「ドラゴンボール」くらいまでいけば逆に気にならない、そういう展開も楽しめるようになるぞ!
「ドラゴンボール」キャラが死ぬ意義が消失するレベルで死んだり生き返ったりしているから俺はこのテーマ的には無しだと思う……

私は復活が安っぽくなり過ぎなければ良いと思っているけど、自分の好みから外れた際に文句を言わない自信も無かったりする

世界観次第じゃないか?「ドラゴンボール」みたいな世界観なら死亡と復活を活用しない縛りを作るのは逆にあり得ないから「生き返らない方が良かった」とはなり難いだろう。

でもあまりにも濫用されると「もうそのまま死んでおけ」とならないか?
私はアメコミとかビジネスの都合で死んだり生き返ったりするからもう気にしなくなってしまった。しかし私も最初はキャラの死に衝撃を受けたし復活を喜んだりしていたはずなんだよな……

「ウルトラマン」も雑に死んで雑に生き返るシリーズだけど「ガイア」のウルトラマンアグルの復活はいまだに評価高いしやり方次第だとは思う

現代では受け取る側が生き返る展開に慣れきってしまっている、冷めてしまいやすいというのもあるんだろうね
生き返った後にグダグダな展開になった作品も蓄積されているし

復活させた時点で作品内の死が安っぽいものになるのは避けられないし復活展開で全員に歓迎されることはありえない。
しかし復活して悲劇を消す展開自体は常に需要があるのも間違いない……私自身、作品とキャラによっては雑に復活して欲しいと妄想したことはある。

肯定的な評価が多くなるかに関しては復活エピソードの盛り上がり次第な所もあるかと
伏線や正しいロジック、キャラの思い入れのあるファンが納得する合理的な展開があれば歓迎する人間の方が多くなる。でも作者が話の展開に困って雑に復活させたりすると「復活させない方が良かった」扱いに……

復活に関する伏線、ストーリー上の溜めは欲しいよね。そして復活した後はきちんと目の前の困難な問題を解決する活躍をさせて欲しい。

目の前の問題を解決しなくても、望まれた復活と共に不幸ではない生き方ができるというのでも良い。
復活ではなく死の回避と言えるかもしれないが、最近見た作品だと「理想の聖女? 残念、偽聖女でした!」が復活して隠居生活という感じで結構良かった。

主人公ならともかく、サブキャラの場合は物語の重点をずっと独占できないから「歓迎される復活」になるのは難しいように思う。

伏線も大事だが熱い勢いというのも大事だよ。死に別れからの一時的な復活、ここぞという時に死者が手を貸してくれるような展開はなんだかんだでテンション上がる。
例えばFGOとサーヴァントという設定ありきの展開だが第二部第六章の最後でFateの伝統的な呼び方でキャスターを召喚する展開は熱かったな

今ではあまり見なくなったけど、昔のアニメでよくあった最終戦で主人公側キャラ、味方死亡からの復活みたいなのはどうだろう?

「魔神英雄伝ワタル」や「サクラ大戦」にあったような展開か……あれも最初は良いけど飽きられていくと思う。あと私はそういう展開も嫌いじゃないけど現代では主人公が強くなったのに敵はもっと強い、主人公の力では倒せないというのは好まれないから「復活」が嫌いな展開を批判する口実にされそうな気もする。

最初の勇者ヒンメルで思い出したが「ダイの大冒険」の勇者アバンに関しては最初で死んだままにしておいた方が良かったように感じるな
純粋な戦力的には強くなった主人公チームについていけない、魔王との因縁の決着など活躍のさせ方に工夫はあったけど、私は主人公をかばって死んだ偉大な師匠のままの方が良かったと感じた

雑な死に様で見ている側の感情を浪費させることに対する反発も理解できるけど好みの違いもあるからね……例えば「ペルソナ5」の明智とか、私は歓迎したけど嫌がっている人も少なくないようだし

雑な復活でも嬉しい時はあるから難しい話だ。例えば私はジョジョ第三部のアヴドゥルが生き返った(死んでなかった)のはかなり嬉しかった記憶があるし、ルルーシュも死んでなかったのは嬉しかった方だ。しかしどっちもその後の展開やキャラの扱いに関しては完全に肯定できないのも確かだ……

ルルーシュに関してはストーリーの完成度的には明らかに死んでた方が良いけど、それとは別に生存を喜ぶ声が大きかったのも間違いないからな。その後の展開であまり上手くやれなかったケースだろう。

個人的にはサブキャラの場合は復活させるならさせるで復活後も活躍させてほしいというのがある。なんのために復活したのか、復活しても役に立ってないキャラも珍しくないが、そういうのはとても萎える。
復活させたなら最後まできちんとやってくれ。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の感覚も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに今回のネタを教えてくれた方からは
「現代の視聴者は死んだキャラが復活する展開にも慣れてしまって、単純に復活するだけでは喜ばない、感動しないようになっていると思います。言っては何ですが、今の中国だと復活することを話題にするよりも、復活する予想を当てた或いは外したで騒ぐ気もします……」
などといった話もありました。

中国オタク界隈に限らず、現代の作品におけるテンプレ的展開の需要やその受け取られ方に関しては何かと難しい所があるのでしょうね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「世界の危機とか肝心な時に使えない、使い手がいない勇者の剣ってどうなんだろう?」

予定外のゴタゴタが発生しているので今回は簡単なネタで。
ありがたいことに以前の記事
中国オタク「葬送のフリーレンのアウラは10月新作アニメで最も記憶に残るキャラになるかもしれない……」
に関して追加のネタをいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「世界の危機なのに使い手がいない勇者の剣」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


世界の危機とか肝心な時に使えない、使い手がいない勇者の剣ってどうなんだろう?
冷静に考えたら危機が発生してから勇者の剣とか聖剣とか、それも使えるかどうかわからない物を探しに行くのってどうなのか
ツッコミが野暮なのは分かるが、現実的にはどう解釈すれば良いんだろう……

大体はストーリー、作品の都合で設定されるというものだけど理屈としての設定は作品次第だ
近頃話題の「フリーレン」だと勇者ヒンメルの人格、功績を掘り下げるエピソードというのが主な役割で、ヒンメルが持っていた方の剣はともかく使えないスゴイ武器自体はあまり重要ではない

でも議論の内容を見ると、あのイベントを「ヒンメルを勇者の剣が使えない偽勇者と貶めるためのイベント」みたいに受けとめて荒れている人もいるようだけど?

「フリーレン」関係は魔族との共存や勇者の剣とか、解釈がなんか妙なことになっている部分も多いな
概ね肯定的に受け入れられているようだが中には納得できないのもいて妙な方向にスレが伸びているような……

それはさておき色んな作品に出てくる「肝心な時に使えないスゴイ強い武器」に関してモヤモヤした人はたくさんいるだろう。
もちろん私もそうだった

そこはゲーム的な扱いの解釈でもあるかな
個人的には「フリーレン」の勇者と剣の関係はとても面白かった

同意。勇者の剣を持つ人間が勇者なのではなく、世界を救ったから勇者なんだというテンプレとは逆の話で印象に残るね。

勇者の剣?2回攻撃は便利だけど別に無くても……

FEの勇者は主人公補正の入る勇者とはちょっと違うから!
でも封印された伝説の聖剣があるようなゲームでも、勇者がその武器を使わなければダメという展開はあまり無いよね

ああいった武器はゲームだと隠しアイテム、それかラスボスを倒してから手に入る最強の武器みたいなものになる

魔王を倒すのに必要な武器という場合は「ランス」のカオスや日光みたいになるけど、その場合はその武器以外では絶対に倒せない存在みたいになってくるからなあ

その辺りに関してはゲーム的なバランスと神話伝説が雑に混同されているからややこしいかもしれない

そもそも「過去に使われたとても強い武器」の所有者(当時の勇者?)がそれを現代でも使えるようにしておかなければいけないわけではない

真面目に解釈するなら、強力な武器を濫用されるのを防ぐためとかだろう
その結果大事な場面で役に立ってない、使えるようになる頃には使う側がそれなしでも十分強いみたいなことになっていることも多いようだけど

「フリーレン」の状況とは違うかもしれないが、俺は「世界の危機のレベルが足りない」というのを思い付いた
世界崩壊ではない、種族間戦争レベルなら使えないとかそんな感じで

「フリーレン」では「この世界を滅ぼす大いなる災いを撃ち払う勇者」が使えるという話になっていたっけ……「ランス」みたいに人類の死滅率上がらないと使えない武器だったらやだなあ

この手の伝説の剣に関しては正しい情報が失われている、歪んでいるというケースもあるな
「本来の使われ方は敵を倒す聖剣ではなかった」といったように

勇者の剣の存在そのものが抑止力になるという説はどうだろう
核兵器だって使わない状況が一番強いし、輸出制限だって脅しをかけているうちがカードとしては最も強くて実際に使ってしまったら普通に対抗される……

そういう方向でファンタジー的にカッコ良くやるなら、人々の希望、心の拠り所としての存在とか?

実はそんなに強くない、選ばれた人間にしか抜けないという封印だけが強い武器という説を思い付いた
ゲームでもこの手の武器って大体そんな感じ、イベントがめんどくさいわりにはそこまで強くないのばかりだろ?

しかし勇者の剣に限らず、勇者のテンプレを崩したキャラやストーリーはよく見かけるけど正統派の勇者キャラの方が現代では逆に珍しくなっているよね
勇者の剣を手に入れた勇者が冒険をするような作品は滅多に無い。俺がやっと思い付いたのは「ダイの大冒険」だけだった。

言われてみれば二次元だとまともな、正統派の勇者キャラってほぼいないね。
ウチの国に入ってきた二次元作品で真っ当な勇者が出てくる作品はほぼ無い。

そうかもしれない。DQがリアルタイムでは入っていないし、「ダイの大冒険」の前はジャンプ連載当時の海賊版マンガの「ダイの大冒険」」とかになりかねない

「まおゆう」とかも変則的な作品だし……勇者王ではダメだよね……

真っ当な勇者……うーむ……ヒンメルも本人と冒険の中身は正統派な勇者だけど実は勇者の聖剣が抜けなかったというテンプレ外しのネタが組み込まれているからな

テーマから外れるけど、個人的に興味深いのは上の方でも言われているようにヒンメルが聖剣を抜けなかったエピソードがヒンメルの勇者としての価値を落とす余計なエピソードだとキレているっぽい人も見受けられることかな。
勇者が抜けない聖剣に関するツッコミが盛り上がっている理由の一つがそれだろうし。

作品内でも別に勇者の剣を抜けなかったから偽勇者だとか、実は最も多くの七崩賢を倒していた南の勇者が真の勇者だとか言う話にはなっていないはずなんだが
勇者ヒンメルという実は珍しいタイプにハマってそれが完全無欠で上の方にいなければならないとか考えるようになってしまったのだろうか?

話を戻すけど、使うことができない強い武器に関しては強過ぎるとか呪いがあるとかで使いこなせない、作ったは良いけど使い手がみつからない武器というケースもあるね
個人の武器だけでなくロボなどの兵器でもよくある

日本では英雄が強い武器で倒すのではなく、英雄が強い敵を倒したから強い武器を手に入れたという考えの方が主流だからという見方はどうかな?
有名な草薙之大刀或いは天叢雲剣はヤマタノオロチを倒すための武器ではなく、ヤマタノオロチを倒して手に入れた武器だ

他に考えられるのだと勇者認証システムみたいなのも有り得る
これは勇者以外にも王家の血統を証明するといった役割になったりする

真の勇者の血統以外は使わせてもらえない強力な武器
日本の作品は強キャラ、主人公キャラの血統重視が多いし説得力が感じられるな

作品次第だけど、そういう役割の「伝説の武器」はあるだろうな。西洋では元々剣自体が歴史的に権力の象徴だし、日本では日本刀が武士階級の権威の象徴だった。
なおウチの国では環境や制度の違いなどもあっていわゆる「冷兵器」に関しては特定の神や武将の象徴にはなっても権威の象徴にはならなかった模様。

石に刺さった剣の元ネタはアーサー王伝説だし、このテーマに関してはJRPGと勇者以外にも西洋ファンタジーや伝説のネタも混じってそうだね……


とまぁ、こんな感じで。
迷走しながら現在の中国オタク界隈の認識などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「葬送のフリーレンに出てくる用語はテンプレ的なものであっても作品独自の世界観による設定になっていることも多いので、人によっては最初戸惑うこともあります。私も魔族に関して中二病的にカッコイイ強い種族くらいなイメージがあったので人類と共生できない存在という設定を把握するまで少し時間がかかりました」
といった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。

ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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日本からだと存在そのものを疑われる事も有った北京の漫画喫茶B3は現地の制度変更や地価高騰の影響で伝説の彼方の存在となってしまいましたが、中の老板は相変わらず活発に動いてらっしゃいます。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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