「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

アニメ

中国オタク「チェンソーマンみたいなレベルでスタート地点から悲惨な境遇の主人公ってどれくらいいるのだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では「何々のような作品は無いか?」という話題が定番になっていますが、その際によく出てくる条件として主人公の扱いや背景設定などもあるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「スタート地点から悲惨な境遇の主人公」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「チェンソーマン」みたいなレベルでスタート地点から悲惨な境遇の主人公ってどれくらいいるのだろう?
最近不幸な主人公が好物になってきたので教えて欲しい

物語のスタート限定?
第一話で転落していくみたいなのはアリ?

それは無しで頼む
騒動に巻き込まれて不幸になる、家族や友人を失うとかは珍しいわけではないし

異世界にトリップするような主人公は大体最初はひどい状況じゃないか?
死んだ方がマシみたいな境遇とかもあるし

そいう連中って大体チート的な何かを獲得したりするので私が聞きたいスタート地点が不幸なキャラでは無いことが多くて……

そうなると、異世界転生系もダメか
転生前がヒドイこともあるけど転生してからスタートみたいなものだからな

復讐系や追放系はどうだろう?
マイナスからスタートするのが基本のジャンルだ。

復讐系はスタート地点では悲惨ではない、普通の幸せ状態なことが多いような?追い出され系も屈辱ではあるが別に全てを失うわけではないし

こういう話題だと両親死亡で天涯孤独みたいなレベルではまだ勝負にならないのが考えてみれば大変だな

うーむ……「鬼滅の刃」の炭治郎もとても悲惨な境遇ではあるんだが妹がいるので印象が全然違うことになるんだよな
その妹が大変なことになっていたとしても家族がいる、一人ではないというのは印象面で大きな違いになるのか

「ベルセルク」のガッツを思い付いたがスタート地点というのが難しいな
子供の頃の環境は悲惨としか言えないレベルだが、物語開始時点では傭兵としてやっているわけだから

主人公じゃないけどうちはサスケは悲惨度かなり高い境遇
しかし最初の方では提示されないからなー

「どろろ」の百鬼丸は自分の身体のほぼすべてを失っている所から始まるので二次元でもかなり突出した悲惨なスタートだと思う。

百鬼丸は確かにそうだな
原作だとアニメより更に悲惨なんだっけか

「東京喰種」はどうかと思ったが、最初は普通の人間だったな……

「東京喰種」は悲惨な主人公大会では強烈な支持層が出張ってくるのだが、今回はレギュレーション的に除外できそうなのが平和で良いな

なんていうか、「東京喰種」は中二病的感性に刺さりまくるからね
流行が過ぎ去った後でも忘れられない人は少なくないし、感情移入できて語れる悲惨な主人公なんだろう

ちょっとズルいかもしれないが、「チェンソーマン」と同じ作者の「ファイアパンチ」のアグニはデンジより悲惨
こういうのって現代社会ベースよりファンタジー世界、SF世界の方が該当するキャラが見つかるんじゃないかな

言いたいことは分かるんだが、このテーマに関しては時代や世界観の扱いもあるから単純に比較し難いね
例えば生まれる時代がヒドイだけで悲惨だと受け取れるケースもあるし、現実世界ベースだと今度はリアルの方がもっと悲惨なネタが出てくる

改めて考えて見ると、話の構成的に悲惨な状態の主人公の描写から始まる作品って案外少ないのか?「ヴィンランド・サガ」も最初に成長後を見せて過去描写に入る流れだったし

それか何かしらの事件に遭遇して悲惨な境遇になるとかだね
「鋼の錬金術師」のエルリック兄弟もこのケースだろうか

主人公の過去が明かされる展開も有りならDボゥイを出せるのだが。

「テッカマンブレード」は皆がよく知る二次元屈指の不幸な主人公だからな!

「チェンソーマン」と比べたらマシだと感じられるかもしれないが「からくりサーカス」の加藤鳴海は現代社会が舞台なのに奇病にかかって常に命の危機状態というのがなかなかに悲惨だと思う

悲惨さ比べの強キャラでまだ出ていないのだと「ノーゲーム・ノーライフ」のリク?
ただこのテーマだと条件に合わないか

「チェンソーマン」の主人公は冷静に考えたら何とか生きていけるレベルだし、他の生死にかかわる境遇の主人公と比べたらそんなに悲惨じゃないと思うのだが。それにすぐ特殊能力獲得できるしその後の展開で失う物に関しても他の悲惨なイベントが多発する作品に比べたらまだ緩やかだ。

相対的に見ればそうなんだろうけど、デンジの場合は自分の悲惨さを理解できない愚かさも加わっているのがより一層悲惨さを際立たせているのがな。

百鬼丸に関しては言われてみれば自分も納得できるんだが、時代背景を考えるとそんなに悲惨だとは感じない所もあるんだよね……デンジの場合は現代社会が舞台であの境遇だからとても悲惨に感じられる所もあるのだろう

同意できる話だ
ポストアポカリプス世界観なんかでは悲惨な境遇に関して現実感が薄れるし、設定だけ比べると時代や世界観設定だけで悲惨さ大勝利になっていたりもするのだが

それに加えてストーリー上の描写、強調の仕方も。
よく考えたら悲惨な境遇を設定されているキャラというのもいる。例えばシリーズ作品だからあまり意識されてないけど「ジョジョ」第七部のジョニィ・ジョースターは結構な悲惨さだと思う。

悲惨さに関してなら別にデンジが飛びぬけて悲惨というわけでは無いし、他の作品を見ればいくらでも悲惨な目に遭う主人公は見つかる。しかしそういう作品は普通にスタートして悲惨な境遇に叩き落される展開も多い。物語の構成的にその方が効果的だからね。
デンジの場合は最初から悲惨、不幸のどん底というのが二次元としてはわりと珍しいんだと思う

最初から何も持っていないよりも持っていたものを失う方がダメージでかい
悲惨な過去が……と明かすのもそのパターンの変形だな

チェンソーマンがやや特殊なのは自分の悲惨さを理解できない愚かさが不幸に見えるような主人公が唯一の小さな幸せを奪われる、自分が不幸だと認識することになるという二段底の構造になっていてそれがヒーローとしてのオリジンになることだろうね。
主人公に感情移入した所にそれをぶつけて来るから気持ちを一気に持っていかれる。上の方で出ている「からくりサーカス」もダブル主人公でそれに近いことをやっている。



とまぁ、こんな感じで。
作品と一緒にイロイロな考察の話も出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では鬱展開、思い通りにならない展開が続くと不満がどんどん強まっていきます。しかしそれとは別に設定上の悲惨さ、重さと深さに関しては普通に需要があります」
「でも国産作品のストーリーを見ると、悲惨で重い設定をストーリーに反映させて爽快感を演出するのはあまり上手くないようにも思えます……」

などといった話もありました。

作品の設定やその見せ方の好みに関しても中国オタク界隈独自の傾向があるようですし、機会があればそっちの方も調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「喜多郁代という名前は日本語の感覚ではどこにどういう問題があるんだろうか?」

ありがたいことに前回の記事
中国オタク「もしかして『ぼっち・ざ・ろっく!』と『けいおん!』ってかなり違う作品なのか?」
に続いて「ぼっち・ざ・ろっく!」関係のネタを教えていただいたので今回はそれについてを。

「ぼっち・ざ・ろっく!」の喜多郁代には自分の名前にコンプレックスがあるという話が出てきますが、「喜多郁代」を中国語で読むとダジャレ的な語感が消えてしまうのでかなり把握し難いネタになっているそうです。

そんな訳で中国のソッチ系のサイトで行われていた
「喜多郁代の名前のどんな所が悪いのか?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


喜多郁代という名前は日本語の感覚ではどこにどういう問題があるんだろうか?
「ぼっち・ざ・ろっく!」で彼女が自分の名前を嫌うシーンがあったけど、漢字だけ見ると別に問題があるようには思えないし日本語による問題だと思うのだが……

日本語に同音の言葉があってその意味がネタになるというヤツだね。

こういう日本語発音ネタは字幕だと分かり難いからなあ
ファンサブ字幕だと注釈つけてくれることもあるが、それをやり過ぎて逆に混乱したりすることもあるし

大まかに説明すると「喜多」の発音が日本語の「来了」の意味になって、「郁代」が「走了」の意味になる、それがセットでネタにされるわけだな

その意味だと別に嫌がるほどの問題になるとは思えないんだが……やはり翻訳の問題かな?名前関係はたまにそういうことが発生していると聞くけど。

あ、そっちの方の意味に素直にとっていいんだ!
俺はてっきりAVの方の「いく」だとばっかり思っていた
リアルで誰かに言わないで良かった……!

それを意識してしまうのも理解はできる
しかし「ぼっち・ざ・ろっく」はアニメ化の際に原作から明確にエロを削っているし劇中のやり取りを見ても絶対にそっちの方では無いな!

「いくよ」という言葉自体は日本の作品を見ているとよく聞く言葉なんだけどね

必殺攻撃とかの動作に入る際にその「いくよ!」から始まったりするな。

この喜多郁代に限らず、二次元だと同音で別の意味にとれる、ネタになる名前が結構多いよね。

日本の作品は元になる日本語の言葉があって、その発音をいじってキャラ名にすることも少なくない
しかし中国に入ると漢字の音は中国語でしか読まれないから、元の日本語の音で仕込まれたネタが意識されることはほぼ無いんだよな

有名なのだと「逆転裁判」かな?「成歩堂」は日本語の「なるほど」から来ているし、他のキャラも日本語の単語に強引に同音或いは音の近い漢字をあてて名前っぽくしている。
しかし中国語だと「成歩堂龍一」に関してはなんか凄い組み合わせの名前だ、コレが二次元かみたいなことになる。

人名でも漢字でもないけど「アイドルマスター」の数字の名前のプロダクションに関してはどれも日本語に該当する言葉がある
「765」は「namco」で「961」は「黒い」、「315」は「最高、「346」はちょっと外れて「美城」の日本語発音の「みしろ」からとか

タイトルだと「銀魂」は日本語の「キンタマ」に近い発音だというのもネタとして意識されているんだっけか

「名探偵コナン」の「米花」市が「Baker」Street、「阿笠」博士が「Agatha」 Cristieなのはファンの間では有名

最近の作品でこういうネタが多いのは「古見さんは、コミュ症です。」だろうか
古見硝子は日本語の「コミュ障」を元ネタにした名前だし、只野仁人は「ただの人」というのが元ネタだ

日本の二次元作品ではむしろそういうネタが無い方が少ないという話も聞くな
日本人からすればキャラ付けが分かりやすくて印象に残る名前になるからと

なら「ぼっち・ざ・ろっく!」のキャラは喜多郁代以外にもそういうネタが仕込まれていたりするの?

うん、大体仕込まれている
メインの四人の姓は作者が好きなロックバンドのメンバーからとっているし、名前の方は実はダジャレでつけられた悪趣味な名前もある
主人公の名前からして元ネタが「一人ぼっち」だからね

悪趣味なネタだったのか……ちょっとショックだ

いや「ぼっち・ざ・ろっく!」のキャラ名は悪趣味とまではいかない、悪ノリなネタだよ
コメディ要素のある作品ならよくあるレベルで悪意があるとかではない

しかし普通にネタにするとしても「后藤独」或いは「后藤一里」というのは変な名前過ぎるだろ……
(訳注:両方とも現在中国で使われている「後藤ひとり」の中国語表記だそうです)

それ日本語ではひらがなで「ひとり」だから日本語での意味は「一人」になるけど、ひらがな表記だと二次元なら別にありえないわけではないくらいの印象になるらしい
これも翻訳のせいで元の名前の印象が消えているケースかもね

しかし妹は「ふたり」、中国語翻訳だと「二里」だけど日本語だと「ふたり」は概ね「二人」と受け取るから合わせて見ると更にヒドイと思う

親の常識を疑うレベルだ
あの家で三人目の子供ができたらどんな名前にするんだろうね。日本語で「さんにん」になるのか?それとも古文で「みたり」になるのか?

これはキレイに訳すのは難しい部分だろう
意味に加えて日本語の発音と文字による印象もあるんだけど、そこを説明なしに短い言葉で訳すのは困難だ

最初の方に出ていた喜多郁代に関しては「郁代」がシワシワネームという指摘、名前として古い世代の名前、近年の子供に付ける流行からは外れているというのもあるはず

その通り。郁代は日本人の名前によくある何々子というのよりも更に前の時代に流行った名前だ。
現代の日本では「子」を使う名前ですら古めで嫌がられているから、郁代ならば尚更だしそれが作品内ではネタになっている。

逆に伊地知星歌の「星歌」がキラキラネームだという話も出ていた
そういう名前は逆のベクトルでやはり嫌がられる、バカにされるのだろう

二次元とは言え、子供が学校でヘンなあだ名をつけられてバカにされるような名前を付ける親はどうかと思ってしまう。

ウチの国の親を見ても分かる通り、子供のことよりも自分の考える特別さを優先してヘンな名前をつけられて子供が苦労する話は珍しくない
親が付けた変な名前で子供が被害を受けるのはどこの国でも発生している問題だ……

日本にはリアルで「光宙」で「ぴかちゅう」と読む名前を付ける親がいるらしい
しかしあの作品に関しては「ひとり」なんて名前のキャラがいる世界なんだから名前が古いくらい気にする必要は無いと思うんだが

女の子の名前で自分がどう感じるかだから他人の名前がと言うのは関係無いんじゃないの?
それにハッキリと陽キャという立場でもあるキャラだから、流行から外れるのは嫌なんだろう

自分の名前を嫌がることに関してはあだ名をつけられることの他に、その時代の感覚でダサい名前だというのもキツイからね
特に小中学校くらいではそういうのをバカにするのが大好きだから……



とまぁ、こんな感じで。
日本の作品のキャラ名の翻訳事情も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国語では日本の作品のキャラクター名のひらがなとカタカナの部分は全て漢字に翻訳されます。そして漢字は全て中国語の音で把握されるので日本語としての音に意味があるような名前のネタが伝わっていない、ファンの間でも知られていないことも珍しくありません」
などといった話もありました。
それから、ざっと反応を見た限りでは漫才師の今いくよ・くるよ関係のネタはさすがに伝わっていないようでした。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本の二次元作品によく出てくる名前について語ろう。流行のようなものもあれば知りたい」

中国オタク「もしかして『ぼっち・ざ・ろっく!』と『けいおん!』ってかなり違う作品なのか?」

中国における日本の新作アニメの配信が何かと不安定になっていて当ブログのネタ的にも何かと厳しくなっていますが、ありがたいことに「ぼっち・ざ・ろっく!」に関するネタのタレコミと質問をいただきましたので今回はそれについてを。

「ぼっち・ざ・ろっく!」

は配信開始後にどんどん人気が伸びていき現在中国で配信されている10月新作アニメの中では現在「SPY×FAMILY」に次ぐ人気になっているそうですが、中国オタク的に「期待していた内容と違った」「合う合わないが分かれる」作品だという話も出ているとのことです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「『ぼっち・ざ・ろっく!』と『けいおん』はかなり違う作品なのでは?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


もしかして「ぼっち・ざ・ろっく!」と「けいおん!」ってかなり違う作品なのか?俺は「けいおん!」の後継が来たという話を聞いて見始めたんだが、見ているうちにかなり違うと感じるようになっていく……

それは自分も感じている
「けいおん!」や「Don't say "lazy"」の精神的後継者とかなんとかいう評価を聞いていたのだが
楽しめているからこの作品に出会えたこと自体は良いんだけど……

「けいおん!」みたいなゆるい日常系、ソフト百合解釈できそうな展開もある作品を期待したら非社交キャラの独白ネタが続いて困惑している自分みたいなのもいるぞ!

大まかな所では同じカテゴリには入れられるんだが、芳文社の萌え作品くらいの括りまでだろうな

テーマがロックバンドで芳文社系の作品ではあるから同じように見えるけど、歌で世界を変える系のロボアニメの方がまだ近い気がしないでもない

全く違うと言ってしまうのもまた違うが「けいおん!」みたいな作品を見たい人に「ぼっち・ざ・ろっく!」を薦めるのも何か違う気がする

この話にはとても同意できる
「けいおん!」も悪い作品ではなく俺も普通に楽しめたけど、皆が「ぼっち・ざ・ろっく!」は「けいおん!」の精神的続編だとかなんとか言っているから見に行ったら全然違う!!と感じることになったよ

芳文社の作品でバンドがテーマだということで最初はネタ混じりの宣伝もあってそれがまだ残っているのがヤヤコシイ所だ

ちょっと前に盛んだった「けいおん!」と関連させてのアピールはネタじゃなく本気の方が多かった気がするぞ
しかし10月新作だと「Do It Yourself!!」の方がよほど「けいおん!」に近い……でもDIYの方は正規配信無いようだし、bilibiliが推してる「ぼっち・ざ・ろっく!」の方が目に入って混同されてヤヤコシイことになっている模様

「ぼっち・ざ・ろっく!」の作者は「けいおん!」を意識しているし、そこから外れるように意図的に作ってるらしいな

私は最初主人公のぼっちちゃんが学校の軽音部に入ると思ってたし、その後もずっとバンド組んだ4人が軽音楽部を作る話になるのだろうと思っていたよ!

私も「ぼっち・ざ・ろっく!」を過去の作品で例えるなら何か?というので「けいおん!」は無いと感じるようになった
あえて言うなら「ゆるキャン△」だろうか?

こういう話のネタが出てくるのも「ぼっち・ざ・ろっく!」のクオリティが高いからなんだろう。
しかし正直に言えば「けいおん!」的な作品だと紹介されて見始めたから複雑な気分にはなる。

結局、主な共通点って「高校生バンド」ということくらいだよな……

「けいおん!」は日本の学校の部活と学校生活がメインだけど「ぼっち・ざ・ろっく!」はライブハウスとバンドの活動がメインだ。
「ぼっち・ざ・ろっく!」も芳文社系作品のゆるい萌え系な空気はあるけど努力してバンドで成功する、プロになる(学校やめる)という目標があるので話が進むほど違う印象になってくる。

バンド活動もだけど、私は主人公の内向的で社交能力皆無なキャラクターと動機、承認欲求の強さが「けいおん!」と比べて結構な威力の毒になっているようにも感じるね。

理解できる。その部分がこっちで合わない人が出ている原因にもなっていると思う。
それに学校が舞台ではなくライブハウスが舞台という時点でかなり難しくなるというか、想像から外れるし楽器やりたくなるまではあっても、バンドやりたくなるになると一気に難しくなる。
あと日本語で言う所の「ぼっち」の思い出とか理解し難いネタがちょくちょく入るけどこれも共感し難い所がある。

ぼっちに関しては日本ではすごい「あるある」ネタらしいし、ウチの国にも理解できる人はいるようなんだが……うーむ

主人公のこじらせ方が「けいおん!」とは大きく違う部分でもあるよね
そこだけ切り取ると「エヴァ」に近いとか思えてきたり

日本だと軽音楽のバンドが一般的でアニメに散りばめられたネタも実感をもって受け止められているようだけどこっちの感覚では調べないと分からない所も少なくない
アニメも楽曲もライブシーンの質も高いから何となく楽しんで見てはいられるんだが

そもそも日本で二十世紀から続くバンド文化とロックネタがベースだから「けいおん!」的な方だけで考えていくとかなり見落としが出るのだろうね

ロックと言えば、この作品に関する話を見ていて疑問が出てきたんだが、もしかして「けいおん!」の歌ってロックではなかったりするの?
皆の話題や評価を追いかけているとそんな風に感じるんだが……俺は10年以上勘違いしていたのか?

ロックの定義はさておき、「ぼっち・ざ・ろっく!」はファンの話題で楽曲の評価関連で人気だけでなくロックとしてどうなのかとかでもゴタゴタしているのが結構珍しいな

この作品の歌に対するロック好きの評価を見ると自分の好きになった「ギターと孤独と蒼い惑星」よりも「あのバンド」の方が評価高いとされている。どうやら俺は良いロックの曲は好きじゃなかったようだ……

場所によってはどっちの曲が良いか、ロックなのかで荒れたりしているから気になるのかもしれないが、好みの違いくらいのもんじゃないかなあ
そういうのは話す時期や話す人とかでいくらでも変わるから気にしないでいい

俺の中のロックのイメージなんて長髪の男が大音量のメタルサウンドと共に叫んでいるというレベル、日本のロックと欧米のロックの違いも全く分からないけど普通に楽しめているから大丈夫だ!

私はロック好きだし個人的には「ギターと孤独と蒼い惑星」と「あのバンド」だと「あのバンド」の方が好みだったけど、明確な差があると感じたわけでは無く好みの差くらいだったからそんなに気にしないでも……それにロックの定義はかなり広いものだから好みに合わない曲=ロックが合わないと決めつけないでも良いと思うよ

そもそもロック要素に関しては音楽以外ではキャラや犬の名前の元ネタが数少ないロック要素に思えるレベルだから作品側もそんなにハッキリと狙っているわけでは無いかと

「ぼっち・ざ・ろっく!」の楽曲の歌詞を見てみるとわりとロックに思える
ただ日本ではネタとして傍若無人な行動、奇行を「ロックだ」と言ったりするのでかなり雑に扱って良い概念っぽいし、「摇滚」(ロック)の定義を重視するこっちの考え方とは何かと違う気がしないでもない

オタクは正統性や上下にこだわりたがるんだろうけど「ロック」の範囲は複雑で広いから決着をつけるのは難しいんじゃないか
そもそも「正しいロック」を求めるのってロックの精神に反すると思うんだが……

ロックについてはさておき、楽曲を「けいおん!」的に考える、「God knows」、「Don't say "lazy"」の流れとかで理解しようとするのも作品評価が混乱する原因になってるな
あと二次元的な題材として学校の部活はまだ良いんだが、ライブハウスになると知識と実感の間がかなり遠くなるように感じる

ウチの国では学校でバンドやる、それが大人気になると周りにチヤホヤされるというのが実感としてよく分からないからね
高校でそんなことやってる暇ないし、大学受験失敗したら人生ドロップアウトだから高校でクラスメートに人気になってもすぐに意味が無くなるというのが頭に浮かんでしまう

南方だと違うのかもしれないが、俺の地元だと学生のバンド活動に関しては全く縁がないし俺の中には雑知識によるイメージしかない

昔「我為歌狂」というバンドネタの国産アニメが作られたこともあったんだけどね……ウチの国だとそういう場所もだけどロック自体が規制受けて一度ほぼ消えてしまったから今の学生にとっては遠いものになっているのだろう

オタクにも世代交代が発生しているし知識が継承されているとは限らない。「けいおん!」はもう13年前で「涼宮ハルヒ」のアニメは15年以上前だ、あの当時ウチの国のオタクの間に広まった日本の学生とバンドに関する知識はかなり消えてしまった

そうなんだよ……だから「ぼっち・ざ・ろっく!」の受け止め方、ロックの受け止め方の違いがそこかしこで発生するのも当然なのかもしれない
それにしても二次元経由でこっちに入ってくる日本のロックは政治性が無いから安心して楽しめるのは良いんだが、しよく考えたら何とも言えない気分になる



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の作品の受け止め方に関する話がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方とのやり取りでは
「バンドについては問題無いのですが主人公のぼっちネタが分かり難いです……」
などといった話もありましたしその後
「ぼっちネタに共感し難いのは中国のオタクは日本のオタクと比べて積極的な人の割合が高いからなのかもしれません。中国でも社交能力の欠如やリア充ではない自分を嘆く声は多いのですが」

「押しの強さ、積極性に関しては中国社会と日本社会の違いもあるかもしれません。他にも中国ではオタク文化が外国から来た若い世代の先進的なカルチャー的な扱いだった時期が長いので、中国のオタクは自信をもって積極的に動いてアピールする人の割合が高くなっている可能性も考えられます」

などといった話もありました。

人気になった作品は反応の数も多くなるので中国独自の反応も目立つようになったりするのですが、「ぼっち・ざ・ろっく!」に関しては他の人気作品と比べても独自の反応が出ている部分が多いように感じられます。作品と一緒にその辺りについても引き続き追いかけていきたいですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「現代の二次元では大和撫子属性ってどれくらい人気あるのだろうか?この属性の人気キャラというのがなかなか思いつかない……」

朝起きたら日本がスペインに勝って予選リーグ突破という予想外な状況に混乱しましたが、今日はW杯関連のニュースを追いかけるのに忙しくなりそうなので以前教えていただいた手頃なネタで更新を……

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「現代の二次元作品における大和撫子の人気や扱い」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


現代の二次元では大和撫子属性ってどれくらい人気あるのだろうか?この属性の人気キャラというのがなかなか思いつかない……

大和撫子って知らない人はいないレベルの有名属性だし過去に人気キャラはいたはずだけど今はパッとしないよね。

有名なのは現実で使われる用語、実写や文芸方面など二次元以外での扱いの多さも理由じゃないか?
オタク用語というかオタクの概念が出る以前から使われていた言葉なわけだし

私も二次元とは別の影響を考慮するべきだと思う。現代社会では表立って言うのは難しくなったが大和撫子というのは男が妄想する結婚相手の理想像の一つではあるからね。
しかし二次元では属性を強調して扱うから大和撫子は現代の環境では相対的に不利だろう。

実際、三次元だと現代でもかなりの強属性なのは誰もが認めるだろう

大和撫子は人気属性の集合体でもあるから、近年の二次元で圧倒的な人気属性になるのは逆に難しいんじゃないか?まぁ俺は大好きだけどさ

特定年代の流行の頂点ではないだろうけど、黒髪ストレートロングは今でも人気だし、キャラデザの一種として大和撫子は現代でも強いと思う

大和撫子系キャラの人気については確かによく分からない
例えが古いが「サクラ大戦」の真宮寺さくらはキャラデザはともかく、性格的には上位の人気は厳しそうだし……

藤島康介のキャラならベルダンディーの方がそうじゃないの?

うーむ……確かにそうかも。
真宮寺さくらは嫉妬やコミカルな部分が強過ぎてよく考えると大和撫子という印象が薄れてくる

「艦これ」の大和はどうかと思ったが、艦これは二次創作で作られたキャラ付けも多くて本体のキャラ自体は薄いから何とも言えないか

大和撫子って例えば「物語シリーズ」の千石撫子のように嫉妬、ヤンデレを含みがちな属性だからそれも現代ではマイナスになりそう

ヤンデレはどうなんだろう?千石撫子は名前からしてその属性を極端にして歪めるのを狙っているキャラだとも考えられるが……

近年は大和撫子キャラをそのまま出す作品が無い
イロイロ考えて見たが、強引にあてはめて「冴えない彼女の育てかた」の加藤恵とか?同時期の二次元では人気キャラとしても一位ではないが上位にはいたはず

近年の作品で少なくなったのは日本の現実社会で大和撫子な人が減った、評価されなくなったということなんだろうね。

日本社会で減っているのは確かだろうけど二次元の属性に「現実にいる」は関係無いと思うが。尖った非現実的なのも多いのだし

うーむ……二次元における代表的な大和撫子キャラというのをなかなか思いつかない自分に気付いてしまった。社会現象レベルの人気キャラだったという「タッチ」の浅倉南とかになるか?

浅倉南はかなり男を振り回すタイプだし、私の認識している大和撫子属性とはちょっと違うような気がする。
私はあだち充のヒロインだと鹿島みゆきや古賀春華が大和撫子属性だと感じる。

現代の二次元では少々厳しいかもしれないが、過去に大人気になったキャラがいないわけではないぞ。
「藍より青し」の桜庭葵とか20年位前だが大人気だった。

昔か……かつて「まもって守護月天!」という作品もあってね……

受動的な言動のキャラになりがちだから一昔のヤサシイだけが取り柄のハーレム主人公との相性は良いけど、現在の俺TUEEEEE的な主人公とは相性悪いんじゃないかな

大和撫子の扱いはツンデレのようなものだろう
現代二次元環境だと単独では戦えないものの、他の属性と混ざって強力な存在を生み出し続けている

上でも言われているけど大和撫子属性自体が混合属性っぽいから複合属性の一要素となっていったツンデレと同じに扱うのはどうなんだろう

大和撫子属性が変化していった、他と混ざっていったこと自体は間違いないと思う。俺は母性のあるキャラに大和撫子属性が混ざっていると感じることも多い。

確かに。母親キャラや姉キャラに備わっている要素の一つといった印象もある。

ツンデレのようにネガティブな評価も付いて回るようになったわけじゃないが、二次元における流行はかなり昔な気がする。
この数年で探すと人気キャラ見つからないのも無理はない

十年……いや二十年でも無理だろ

20年前なら上で出ている「藍より青し」があるね
ただ当時の流行は暴力ヒロインだったから……

「犬夜叉」の桔梗や「NARUTO」のヒナタもいるから広義的な方向で見ていけば二十年前でも見つかると思うよ
しかし誰もが納得しそうな大和撫子キャラのベルダンディーとか初出は1980年代だから昔の流行ということ自体は全く否定できない!

「乙女はお姉さまに恋してる」や「月に寄りそう乙女の作法」はとても理想的な大和撫子キャラが出ている。本当だよ!

一番重要な性別に言及しないのはどうかと思う!
でも二次元なんだから偽娘キャラを探すのも一つの手か……?

伝統的な受け身で男に救われるのを待つような大和撫子は二次元ではもう人気出ない。
今出るのは有能だとか戦えるだとか、孤高だとかツンデレだとかも備えているタイプの大和撫子だ。重要なのは大和撫子的外見と家庭能力のスペックで性格面は現代のオタク属性的を取り入れているということ。

堂々巡りになるけど、それ「サクラ大戦」の真宮寺さくらの時点でかなり満たしてないか?
「サクラ大戦」は第一作が1996年だ

「FF7」のティファだって評価としては大和撫子だというのがあるからな
戦える大和撫子自体は新しい概念ではないだろうね

現代では大和撫子は外見(容姿或いは表面的な言動や趣味)からの印象に活用されて、ギャップ萌えを演出する素材になっているような気がする
皆から大和撫子だと思われていたキャラが実は……みたいにね

理解できる。現代の二次元の環境において単純な属性ではもう厳しいのだろう
上で言われているようにツンデレと同じに扱うのはちょっと違うが、変化の経緯や現代の環境での扱われ方についてはツンデレと重なるものがあると思う。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における大和撫子キャラのイメージに関してイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「現実の親しくない人もいる場所で言うことはありませんが中国では大和撫子を理想の一つだと考えている人は今でも少なくないです」
などといった話もありました。
こういった中国オタク界隈における好みとその受け止め方の変化については引き続き追いかけていきたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「実は世界観がつながっていると知って驚いた二次元の作品に付いて教えて欲しい」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でも作品の設定というのはかなり盛り上がる話題となっているそうですが、中でも「実はこの作品とあの作品は世界観が共通している」などといった隠された世界観設定などは大好物だそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「実は世界観がつながっていると知って驚いた二次元の作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(ネタバレ的な情報も混じっているので一応お気を付けください)


同じ作者や会社の作品で実は世界観がつながっているみたいなことがたまにあると思うけど、そういう実は世界観がつながっていると知って驚いた二次元の作品に付いて教えて欲しい

「驚いた」ということならシリーズ作品や型月みたいにつながっているのが基礎知識的な作品だとか、別世界線があるのが前提みたいな作品は無しで?

そうだね、普通に見ている分には意識されないような作品だと嬉しい。

分かった。
そういうことなら「ダンベル何キロ持てる?」と「ケンガンアシュラ」を。当時フォーラムにこの情報が投下されてかなりざわついていたのをよく覚えているよ。

「ハヤテがごとく!」と「トニカクカワイイ」はつながってそうでつながってるのか分からないのが意外に面白かった

つながってるのかハッキリしないのだと仮面ライダーの「クウガ」と「アギト」も
私はこの二作品が世界観つながっているという情報を見て驚いたが、調べたら同一という程ではないという話も出てきて当時は何だか微妙な気分になったよ

そういうのなら「FF7」と「FF10」もだろうか。個人的にはやっぱりつながっているんじゃないかと考えてるが、公式による正式な発表というのは無いんだろうな……

公式での展開と言えば、「勇者王ガオガイガー」と「ベターマン」には驚いたね。

同感だ。
俺は「覇界王」を見るまでは全くそうは思えなかったが見た後はそういうもんだと納得しているのも我ながら不思議だ。

「女神転生」シリーズと「ペルソナ」シリーズ。
同じ会社で類似のシリーズではあるが世界観までつながっている、分岐しているとは思わなかった

ゲーム会社のアイレムが作った作品はシステムも作品の時代設定や雰囲気も全然違うけど世界観はつながっているみたいなのがかなりある
例えば「R-TYPE」シリーズ関連とか、他にも「アンダーカバーコップス」と「海底大戦争」と他にも数作が同じ世界観とかだったはず

「Steins;Gate」と「CHAOS;CHILD」が同一世界観というのは設定を知って驚いたな。
しかし驚いた後、自分の中ではどうにも納得できない気分が続いている。

言いたいことは分かる。
しかしあれは科学ADVシリーズということで世界観つながっているけど、整合性についてはあまり重視していないようだしシリーズの話題性を高めるための付けたしくらいに考えておけばいいんじゃないかな……

平成ライダーシリーズは世界観がつながっていると見るべきなのか、クロスオーバーネタとして見るべきなのか……

特撮ヒーローは伝統的にクロスオーバー作品が多いし、「クウガ」と「アギト」や昭和ライダーのように作品内で言及されているの以外は別世界観と見ていいんじゃないか?「ディケイド」だってオリジナルとは違う世界という扱いだったし。

私は作品の印象に強く影響するわけではないがつながりが明示される「炎炎ノ消防隊」と「ソウルイーター」みたいな関係くらいが好き

とりあえず「BLEACH」と「BURN THE WITCH」を挙げよう
自分の曖昧な知識だと作者が遊びで出したのか明確に設定したのかハッキリしないのが多い……

私は「エヴァ」と「ふしぎの海のナディア」を出そう。まだ出てないよね?

オタクなら基礎知識レベルなのかもしれないが自分は「マブラヴ」と「君が望む永遠」には驚いた

言われてみれば今は「マブラヴ」はトリップ後の情報ばかりだからトリップ前の世界については意識して調べないと把握できないか
原作のエロゲーだと長い日常ラブコメパートがあってそこで「君が望む永遠」と同じ世界観なのがハッキリと分かる作りになっている。しかし出来は微妙だし作品売るなら削った方が良さそうな所だったな……

子供の頃に「ドラえもん」に他の藤子不二雄作品のキャラが出てきて驚いたことがあったけど、あれは世界観がつながっていると見るべきなのか、コラボ展開と見るべきなのか

藤子不二雄作品は「世界観がつながっている」というほどではない緩いつながりじゃないか?キャラだけ使うスターシステムなことも多いし。
でもパーマン終了後の星野スミレの話がドラえもんで描写されるというのもある。自分はこのエピソード大好き。

俺が驚いたのは「天地無用」と「異世界の聖騎士物語」
名前だけ使っているのかと思っていたら、まさかきちんと設定されてつながっていたとは

ここまで話題が伸びているのに「ドラゴンボール」と「Dr.スランプ」はまだ出てないとは。

そう言えばあれはコラボじゃなくて普通に同一世界観だったなあ……

他にまだ出ていないのだと「テッカマンブレード」と「DETONATORオーガン」

非常に完成度高くて逆に困るがあれはスパロボオリジナルだ!
でも世界観は別だが「DETONATORオーガン」が「テッカマンブレード」をオマージュして作られた作品なのは間違いない
(訳注:原文では「テッカマンブレード」でしたがコメントでもご指摘いただいているように「オーガン」のオマージュ元は「宇宙の騎士テッカマン」の方です)

ロボ系は世界観のつながりがある作品もあれば、明らかに影響を受けた設定やデザインだけど別物というのもあるし、「robotech」のように日本国外で編集合体して同一世界観にされてしまった作品もあるからな……

ロボ系はこだわりの強い人もいるからちょっと怖い
昔「エルガイム」と「ファイブスター物語」を同じ世界観の作品だと言ったら、この二作品の微妙な関係について長文で説教されたことがある

古いけど「スレイヤーズ」と「ロストユニバース」はかなり驚いたな
光の剣にあんな設定があるというのは完全に予想外だった

CLAMPの作品は世界観かなりつながっていると知った時には驚いたが、いつの間にか慣れてあまり驚かなくなってきた

CLAMPはスターシステムや別世界線的なのも多いから時々混乱する。でも版権的に難しそうな「BLOOD-C」と「xxxHOLiC」がつながっているというのには結構驚いたね。

いつのまにか全部つながってる勢いの永井豪作品について、自分の中では驚きよりも戸惑いの方が大きいかもしれない。

「アスラズラース」と「ストリートファイター」は実は同じ世界観

その二つは同じ会社でやったパロディじゃないか?

「アスラズラース」はエンディングのネタやDLCもあるけどコラボ企画だろう
光栄のゲームのように同じ会社の作品でシステム違っても世界観ずっとつながっているみたいなのはあるが

歴史系は大体そんなもんだと思うし、よく言われる世界観の共通する作品とはちょっと違わないか?

すまん説明不足だった。私が言いたかったのは「仁王」や「ニンジャガイデン」や「DOA」についてだ……

ああテクモの方の「忍者龍剣伝」からの流れか。あれはコラボ設定くらいに思ってたら共通世界観だったりするよな。
「零」シリーズもその流れで同一世界観という話も聞くが、これは以前調べた時に確定情報が出てこなかった……

「DOAXVV」で女の子眺めている時にこれが「忍者龍剣伝」と同じ世界観というのを意識してしまうと何とも言えない気分になる

「サイバーフォーミュラ」と「クロスアンジュ」

あれはスタッフが遊んでるだけだろ!
しかしこういうのはネタとして話す分には良いんだが、制作会社やクリエイターが同じなのでお遊びでやったパロディを本気で同じ世界観の証拠だとしている人もたまに見かけるのでちょっと不安になったりもする

他にもスターシステム的なキャラについてとかね。例えば「To LOVEる」と「BLACK CAT」のように。
ちなみに「To LOVEる」はマンガ版「デッドプール」で勝手に同じ世界観に巻き込まれて滅ぼされたことがある

作者がそういう作風だというケースもある
私は「ピーチボーイリバーサイド」が「メイドラゴン」とつながっていると聞いて驚いたが、後からあれは作者或いは原作者のクール教信者の習性だと聞いて理解した

そういうのなら竹井10日の書いたラノベの世界観全部つながっていて妙にSF的な背景があったりする

竹井10日はラノベだけでなく昔作ったエロゲー作品からつもながってるらしいな
私もさすがに全部は把握できていないが、今メインライターやってるソシャゲの「モン娘TD」ともつながるんじゃないかと少し期待している

片方が二次元じゃないけど「鍵泥棒のメソッド」と江戸川コナン失踪事件」が同じ世界観と言うのは面白かった

私が驚くと同時に複雑な気持ちになったのが「ドラッグオンドラグーン」と「ニーア」のつながり。ヒドイ話と世界のつながりもあったもんだと……

二次元じゃないけど四谷怪談が実は忠臣蔵の世界観で書かれた作品だというのを知った時はかなり驚いた
日本の江戸時代の作品は当時の人気作品の二次創作みたいなのも結構あるようだ



とまぁ、こんな感じで。
古いのから新しいのまでイロイロな作品の名前が出ていました。

今回の話題に出てきた作品に関しては私も中国のネットを巡回している時にやたらと濃い話題を目にした記憶のある作品も混じっていましたし、規模については分からないものの熱心なファンがいるのでしょうね。

ただこのネタを教えてくれた方からは
「古い作品に関しては実際に作品を見たり遊んだりせずにネットに流れていた情報だけがソースと言う人もいるのでコラボ企画やイースターエッグ的なネタを同一世界観の根拠だと勘違いしている人もたまに見かけます」
などといった話もあったので、「実は同じ世界観」という話題に関しては伝言ゲーム的なことも発生しているのかもしれません。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


11/30追記修正:「オーガン」に関して追記しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「俺はトゲ付きの打撃武器的なものが大好きなんだが二次元での使い手には誰がいるだろうか?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では創作における武器の話題が定番の一つだそうですが、そういった話題の中では武器の人気に加えてなぜその武器が人気なのか或いは不人気なのかといったことに関する考察で盛り上がることもあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「トゲ付き打撃武器を使うキャラ」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


俺はトゲ付きの槌や棒などの打撃武器的なものが大好きなんだが二次元での使い手には誰がいるだろうか?詳しい先輩方に聞きたい。

人間だとちょっとすぐに出てこないがMSのバルバトス?
打撃武器は今の二次元だと流行が過ぎてしまったからなあ……ちょっと前まではそれなりにいたんだが

ガンダムは結構そういうの持ってるね
ロボだとトゲ付きでもそんなにヒドイことにならないのが良いのだろうか?生物に対してトゲ付き打撃武器を使ったら相手のグロ状態が大変なことになる

そう言えば「水星の魔女」のチュチュは設定でその手の武器を持ってる画が出ていた
ガンダム系はビームと思いきや以外に打撃武器が多いのか?

ロボ系はメインでは無いけど打撃武器はそれなりに出てくるね
ただメインの武器なのはバルバトスやガオガイガーくらいでやはり少ないんじゃないかな

ゴツイ武器はロリキャラ、ショタキャラに持たせてギャップを演出するのも良いと思うのだが、狼牙棒のようなトゲ付き打撃武器を持っているキャラになると意外に思いつかない

パワー強調の武器として見ると打撃武器は斧とも競争しないといけないのが厳しい
美少女に持たせる武器としても斧の方が明らかに優勢

私も虚淵玄の初期作品「吸血殲鬼ヴェドゴニア」のヒロインのロリキャラが使ってるくらいしか思いつかなかったり
「リリカルなのは」のフェイトのバルディッシュとか斧系の方がどうしても先に出てくる

「なのは」ならヴィータがハンマー使いだぞ
ただその後はヒロインで巨大ハンマー使いって誰がいたかな……

トゲ付き打撃武器とかいかにも凄い!強そう!ではあるんだが主人公側に持たせる武器ではないからね。中間くらいの地位にいるパワー系ボスキャラが持ってそうな武器だ。

トゲ付き打撃武器は言ってみればカッコ良さが足りないから正統派主人公や二次元で需要の高い少年キャラは使わない。使うなら剣や刀や銃だ。
味方側でも主流とは違う、例えば不良や乱暴者的な方向に寄せたキャラが持つ武器になっている。例えば「ペルソナ5」の坂本竜司とか。

斧は手持ちのでかいのでも、竿状武器としてもデザインできるから少女の武器として映えるんだよね……槌系は打撃部分を大きくすると「頑丈そうに見える」ようなバランスが難しい。

そうなんだよ。槌系はバランスが悪い上に長さが短めになるのがかなり厳しい。しかし長めの棍では見た目のパワーが足りない。
だからトゲ付き、良いと思うんだけどなあ……

カッコ良さは別として、攻撃とその被害の描写に関しては普通のハンマー的な武器ならなんとかなる。極論だけど二次元では「とても強いパンチで殴られた」のと似たようなものだから。
しかしトゲ付きになるとその部分による被害の描写も必要になって来るから主人公側の武器としてはかなりキワモノになるし、アニメになるレベルの作品では使われない。

グロ描写を問題視する人がいるけど、斧もそんなに変わらないのでは?

そこは二次元的なイメージによるものだから「変わらない」わけではない
斧も大剣も現実ではほぼ打撃だが二次元だと打撃ではなく「斬る」効果が強調されるからダメージ描写が槌系とは別になりがちなのだよ

アニメでやるならそういうのをネタにするしかないのかもしれない
「ドクロちゃん」みたいに

撲殺天使か……あの辺りの時期の作品は打撃武器がそれなりに良い扱いだった気がする。

槌系は誇張すればネタにはなるが、パワー系過ぎるので二次元では定番の選択肢にならないんだろうな。世界観や攻撃のバランス的な所から考える必要もありそうだし。

上で言われているけど、凄そうに見えるが外観も動作もあまりカッコ良くないというのに尽きるのでは。二次元は娯楽だから見た目や動作でまず刀剣系が選択されることになる。リアルでの強い弱いは作品の設定や特殊能力で何とかなってしまうことも多い。

中国の作品で考えても狼牙棒系を持っている武将とかを見たことはあるが、使われているのはあまり見た記憶がないなあ……

確かどこかの武装警察が狼牙棒持って街をまわっていたというニュースがあったけど実際の効果についてはツッコミ受けていたな。威圧効果が無くはないのだろうけど。

現代の治安維持だと狼牙棒で負傷させるくらいなら「もっと強い武器」か無力化できる催涙ガスとかの方が良いだろうからな。

トゲ付きに関しては好みが分かれそうだが槌系武器好きとしては使い手なキャラを探してしまう気持ちはよく分かるよ。もっと増えないもんかね。

打撃武器に関しては現代ベースの世界観ではもっと効率のいい武器があるしファンタジーだと剣や刀がファンタジー的に強化されるので居場所がないんだよ!

最近の作品ではなく「呪術廻戦」の釘崎野薔薇のようにカッコ良さではなく変わった特徴としての金槌使いみたいなのもいるし、打撃武器が存在感を発揮している作品も探せば出てくるけど探さないと見つからないレベルとも言える。

ゲーム系では種類を増やせるから槌系武器の選択肢やそれをメインで使うキャラはそれなりにいる
ただアニメで探す場合は急に難しくなる、特に狼牙棒みたいなトゲ付きを主人公クラスだとね

国産ゲームの「決戦!平安京」のキャラはトゲ付き打撃武器を使ってたね。

和風の妖怪キャラの中のパワー系は結構使っている印象がある、国産ならそっちの系統を探すのも良さそう

あれは「金棒」という武器だな。日本の「鬼」の定番武器だ。
それで思い付いたが「ONEPIECE」のヤマトも金棒を持っていたがトゲを丸くするアレンジが加えられていたね。トゲ付きと言うには厳しいが、あれくらいがアニメで主人公側に持たせられるラインなのでは。それに対してカイドウが持ってるのはトゲがそのままだ。

他にはなんだろう。
ポプ子?

いたいた。あれは日本の不良の定番武器の「釘バット」というものだね。あの武器でもいいなら該当する作品はかなり増える
アニメ化まで行く作品は少ないけど不良マンガを見ると大体は登場しているよ

あの武器は日本で不良のシンボルになっている手作り武器で、ある種のネタ武器でもある。ゲームの武器としてもかなり出てくる。FFのクラウドのネタ武器になっていたりもするしね。
上の方で出ている「水星の魔女」のチュチュの設定がもそういうネタを合わせてのものなんじゃないかな。

そういうものだったのか。現実の「防身棒球棍」のように武器として売られているものだと思っていたよ。

日本の不良マンガの釘バットは殴られた方の出血は派手だが傷痕はそんなに強調されないので、打撃武器でもああいう方向なら二次元で活用される機会が多くなるのだろうか。

釘バットは特定ジャンルでのネタ武器なので特殊な事例だろう。残念だがきちんと強くてスゴイ武器としてのトゲ付き打撃武器としては難しいとしか言えない。



とまぁ、こんな感じで。
武器の好みや創作での扱いについての考察などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクには槌や打撃武器が好き、最強だという宗派が存在します。しかし武侠系作品を見ても分かる通り中国では槌系武器の人気はずっと微妙です」
などといった話もありました。

創作に出てくる武器の人気については国ごとの違いがあるのでしょうけど、打撃武器の人気の低さや刀剣武器の人気の高さについてはある程度共通しているようにも思えますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「おばさん、熟女的な年齢やデザインのキャラが最近更に減った気がする」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では作品やキャラクターの好みに関して日々様々な話題が飛び交っていますが、その中には自分の好きなジャンルや属性の作品、キャラクターがなかなか見つからないなどといった嘆きの声もあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「おばさん、熟女的な年齢やデザインのキャラが最近更に減った気がする」
などといったことに関するやりとりを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


おばさん、熟女的な年齢やデザインのキャラが最近更に減った気がするんだけどなぜだろう?おじさんの主人公やメインキャラは昔より増えていると感じるのに。

元々需要が少ないジャンルだし二次元ではおばさんキャラが少ないのは昔からよく言われてなかったか?

いや、私も昔から少ないのは知っているけど最近は更に減ったと感じているんだよ。

女性キャラについては何とも言えないけど、男性キャラの年齢層は昔より広がったのというのには同意。主人公も学生が多いのは相変わらずだが別の年代のキャラは出ている。

俺は熟女系キャラが好き。しかしアニメでもゲームでもそういうキャラ少ないんだよね……主人公クラスになるともう滅多にいない。

年上キャラ、お姉さんキャラに関しても一時期勢いがあったけど、結局は年下、妹系に押しやられている
熟女、おばさん系は更に厳しくなるのも仕方ない

別にそれは今に始まった話じゃないだろ。
昔から二次元コンテンツの主流は少年少女キャラだ。でも割合ではなく数で考えればそこから外れるキャラは普通に見つかる。

それは探せば出てくるという話であって好みのキャラが供給されるという話ではない
好みのキャラが供給されるのを期待するにはジャンルの盛り上がりが必要だ

外国産ならともかく国産コンテンツだと「白幼痩」がもてはやされているからそこから外れると厳しくなる
今の時代の環境では一般向けのコンテンツで「白幼痩」から外れるのを探すなら、最初から制作側の好み、性癖が強く出ているのを探した方が良い

二次元は日本の作品の影響が濃いから熟女、おばさんキャラも少なくないと思っていたが今はそうでもなくなっているのか。

私もこのテーマで改めて考えてみたが国産ソシャゲとか露出こそ減ったが肉感的なキャラ自体は少なくないし熟女キャラもいる……かと思ったら若いのやロリが多いな……
あと女性向けでも国産はやはり若いイケメンの割合が高いように思うし、ウチの国は全般的に若いキャラを好む傾向が強いのだろうか?

日本の作品も割合的にはおばさんキャラがそれほど多いわけでは無い。
ただ年齢設定の幅が広いのと、おばさんキャラがジャンルとして確立されているので供給が安定しているのがこっちとは違う所かな。

自分の印象では日本の作品だと熟女キャラはまだそれなりにいる、韓国の作品だと多くなる印象。韓国は好みの他に政策の影響や欧米路線に寄せているとも聞くがどうなんだろうね。

こういうのは市場の需要がハッキリと影響してしまうのでマイナーな好みは厳しいのだよ。主人公やヒロイン需要の中心は少女キャラや学生くらいの歳のキャラ。あとモブではないサブキャラとしてはカッコイイおばさんよりもカッコイイ婆さんの方がキャラが立つから……

良い感じの熟女キャラを見たいなら実写を探した方が良いのでは?
役者の中から容姿と演技力とギャラで選んでいく実写と違って、二次元ではイラストやモデルに人気と需要を直接的に投影するから特定要素に特化しがち。

絵柄的にも美少女路線が今の流行りだからな……成熟した方向の絵柄で商売になっている絵師はごく僅かだ

ウチの国の市場は結局年下やロリ好きが主流なのかね。いわゆる「白幼痩」とか「白痩幼」みたいな言葉でも特に「幼」が、若さが重視されがちだ。

顔や身体が良ければ年齢関係無い!とか熟女が好き!とか言っている人も設定だけの認識で、見ている作品の画やキャラデザの方は普通に若かったりするしな

二次元好きの主流層は学生だから熟女を好きになるのはやや特殊だろうし、底で商売をする以上仕方が無いのでは。ウチの国でも歳をとったオタクが増えればおばさんなヒロインも増えるだろう。

現実ならそうなるかもしれないが歳をとっても二次元の好みはあんまり変わらないんじゃないか?おっさんのオタクも昔の心の女神を引きずっているし年齢の好みもそんなに変化していない

歳をとると絵柄や設定の許容範囲は広がるんだけどね……しかし考えてみれば宇崎ちゃんのママとか個人的には近年で一番好きなキャラだけど、デザイン的には全然おばさん感無いな!
ただ若いときだったら旦那との夜の生活ネタに拒否感が出たかもしれないとは思う

歳とってむしろ年下、ロリコンにシフトしていくヤツも出るぞ?
それから大人気キャラが出てそれに市場と個人の好みが影響を受けることは珍しくない。例えば「SPY×FAMILY」のヨルは設定年齢27歳で一昔前の感覚ではおばさん扱いされかねない年齢だが普通に大人気だ。
絵柄とキャラ付けはおばさん感ないのでこのテーマの方向性に対してはどう影響するのか分からないが、少なくとも年齢設定に関してはおばさん方向に許容範囲は広がっていると見ていいはず。

二次元では化粧嫌いも多いので口紅の強調といった化粧描写が入るおばさん、熟女キャラの場合はそこがもう不利だという話もある。
しかし女性の絵師の流入などにより昔と比べて男性向け作品の男性キャラにも目元の化粧や頬の紅潮描写が明らかに増えているけど、女性キャラにはそういうのあまり感じないのはなぜなのか。

自分の手に余る、コントロールできないから年上キャラは好まれないという話もある。ウチの国で年下、ロリが好まれる理由の一つはこれだろ。俺もそうだ。

ウチの国だと年上キャラ、お姉さまキャラも厳しいようだからね。
日本の二次元見ると、コントロールされたい甘やかされたい願望による姉キャラ人気があると聞くし、国ごとの嗜好による影響もあるんだろうな……

お前らは年下妹ロリキャラを愛でればいい、おばさんキャラは俺がもらっていくとかネタで言ってはいるが、現実問題として供給が減っていくのは困る

自分は熟女好きじゃないけど今は広い範囲の人気を確保できそうな属性以外は減っていく傾向があるからお前が感じていることも分かる気がするよ……

例えが古いけどウチの国では「エヴァ」の葛城ミサトくらいの「年上のお姉さん」が広い範囲を狙えるデザインや年齢設定の上限じゃないか?
もちろんそれより更に老けさせても需要はあるだろうけど、安定した人気と稼ぎは期待できなくなっていく、

俺は「薬師寺涼子の怪奇事件簿」の薬師寺涼子とかもいいな。ただこういうキャラを上手く活躍させて人気になるのは難しいのも理解できる。

年上女性、おばさん的な年齢のポジションの女性キャラは現代の二次元コンテンツと相性が悪いんだよ。
例えば主人公にした場合は話を広げるのが難しいし、少年少女主人公の相棒ポジションとしても微妙。それに若いキャラのような単純なキャラにするのなら出す意味がない。

国産コンテンツが広がると共にウチの国の人間の年下好み或いはロリコン的な好みが明らかになってきたように感じられる。そういう環境では年上キャラもおばさんキャラも厳しい。
現在の二次元はソシャゲで稼ぐためのキャラが量産されているが、そういった環境ではおばさんに限らずマニア向け、ファンが少ないタイプのジャンルのキャラは少なくなっている。

確かに。私も私の友達もそういうキャラに対して課金しようとは思わないからな……

昔のハーレム系作品だとネタかぶり回避のために出していたような支持層が少数派な属性のキャラが出なくなったからおばさんや年上系のキャラも減ったんじゃないかな

日本の作品では年齢が年上のキャラ自体は結構増えているぞ
特に目立つのは姉キャラで、血縁関係のある姉だけじゃなく自称姉、偽の姉的なキャラなど昔とは違う関係性で配置されることも少なくない

日本で近年目立つようになっている萌え属性には、社会人で生活力の無いズボラな年上キャラ、仕事に疲れたお姉さんみたいな属性があるよね
しかしこれに関しては恐らく社会の変化やオタクの高年齢化も影響しているだろうけど、熟女好きとはちょっと違うか?

日本の二次元もデザインで老いを強調することが無いだけで年齢的にはおばさん扱いされそうなキャラは結構いる。あと年上、年齢不詳の美女みたいなのも。

言われてみればこのテーマになるような設定のキャラを出すくらいなら、年齢不詳な仙女とか出した方が良いか……

それもあると思う。外見若いままで年齢だけ数千歳みたいなキャラを出した方が何かと有利だから中途半端に老いているキャラは難しい。モブや舞台装置的なキャラならともかくヒロインでは特にね。

現在の環境ではマニア向けは最初から特化した作品として出すし、人気作品を追いかけているとマニア向け路線を目にする機会は減ると思う。例えばモン娘なんかは漫画もゲームもソシャゲも昔と比べたら本当に盛り上がっているけど、一般のオタクからは意識されていないわけで。

国産コンテンツは人気=稼げるかどうかをまず重視するし、主要な人気から外れる属性は使われなくなる
そして上でも言われているけど年上よりも年下の方が人気になりやすいという判断になるし、現実と違ってユーザーの年齢が上がっても二次元世界の概念的な年下キャラに対する好みが消えるわけでは無いから年上系キャラが増産されることはないのだろう

自分の知っている限りでは二次元の好みに関しては歳をとってキャラデザの許容範囲が広がったり性格面での好みは変わっても年齢に関する好み自体はそこまで変わらない(広がることはあるが移動は珍しい)印象がある
実年齢で年下になっても先輩キャラは先輩のままだしおばさんキャラはおばさんのままだから、中年や老人のオタクが増えても中年や老人キャラ好きな人が同じように増えるわけでは無いと思う



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈における好みと人気のイメージや空気も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では大成功したキャラクターや作品が出ると一斉に模倣して流行が入れ替わります。似たような傾向はどこの国の市場でもあるのでしょうけど、中国では変化が非常に速いので昔の流行やマイナーな属性のキャラが好きな人間にとってはつらい環境です」

「最近は皆国産作品や正規配信作品に慣れてしまっているのと字幕組の活動が昔より縮小しているので、主流の人気作品以外の国外作品を見るのも探すのも昔と比べて難しいと感じるようになっています」

などといった話もありました。
今の中国では自分の好みにあった作品やキャラを探す際に、昔とは別の悩みや苦労もあるのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「最後に特別な力が消えて皆普通の人間に戻るハッピーエンドってどう思う?私は昔から納得できない所があるんだが……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではアニメやマンガの定番展開やその好みに関する話題が飛び交っているそうですが、その中でも作品の終わり方に関しては何かと好みや不満についての話が出てくるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「物語の最後に主人公達の特殊な力が消えて終わる展開」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(ネタバレが混じっているかもしれないので一応お気を付けください)


最後に特別な力が消えて皆普通の人間に戻るハッピーエンドってどう思う?私は昔から納得できない所があるんだが……

いわゆる特殊能力、超能力的なのを消すために頑張って戦って最後は普通の人間に戻るという流れか。個人的にはあまり良い印象にはならないけどそれで面白かった作品もあるから一概には言い難い。

「Charlotte」なんかが最近だと分かりやすい例か。でもあまり評価は高くない。
日本の作品は日常への回帰が動機としてとても大事なものにされるから、日本人向けのエンディングなんじゃないかね

日本の作品だとよくある展開だよね。
作り続けられるからには好きな人がいる、評価される展開なんだろうけど正直に言えば私はあまり好きじゃない

何気ない日常、小さな幸せを求める的な展開は日本の作品における動機として好まれる印象があるけどこっちだと微妙?

爽快感的にはちょっと不利だが、その動機で動くキャラに納得できるならばアリだろう
問題はそれで納得できるケースが少ないことだ。

波乱万丈の冒険から確固たる秩序の社会へ戻されるのはなんだか夢が無くなったように感じられるし、あまり好みではない。
自分の中で「グランベルム」とかがこれのせいで印象が更に悪くなっている。

「鋼の錬金術師」のように失ったものを取り戻す戦いの結果として力を失うなら納得できるのだが、よくある力を失ってそのうち後悔しそうだと想像できてしまうのはどうかと思ったり。

同意。こういうのって「つまらない」と感じるのもだけど、他にも「力を失った主人公達のその後」が心配になるというのがダメだと思う。
主人公達の能力があるから守れていた、安全だったことが能力を失った後にどうなるかを見ている側が考えてしまうのは……

能力を失って普通に戻る展開の中には「ペルソナ3」の主人公のように普通に戻って更に死ぬみたいなのもあるからなあ
そもそも女神転生系の世界で力失うのはどうかと思ってしまう!

でも「ペルソナ5」のような終わり方は普通に好評だったよね。

私も「ペルソナ5」で力を無くしたけど皆前に向かっていくというのは良いと思う
ペルソナ主人公の屋根裏のゴミや番長は特殊能力が無くてもハイスペックだというのがゲームを通じて認識できているので今後も頑張っていけるだろうという信頼感があるというのも理由の一つになっているかもしれないが

こういう特殊能力を失って残念に思うのって制御できる能力だというのが前提だよね
制御不能な能力で日常生活に支障が出るなら当然消してしまいたいとなるはず

ストーリーが進んで最後の方では強い力をある程度使いこなしていることも多いし、そのイメージで考えると失うのは惜しいと思ってしまうのかも

異常な力が幸せにつながらないみたいな状態ならば捨ててしまえとなるが、二次元だとインフレ進んでいつのまにかリスクが実質的に消えていたりもするからね

こういうのは作品の見せ方次第だ。
上で出ている「鋼の錬金術師」もそうだし「BLEACH」とかも悪くはない。

「デジモン」はほぼこのテーマな終わり方だったような気がする。そして納得できるのもそうでないのもあったし、その後のシリーズ展開で更に微妙な気分になったりもした。
私は主人公が普通の人間に戻った時に冒険の記憶以外にも何かを得た、成長したと感じられたなら良いんじゃないかと思っていたが皆はそうでも無いのか。

昔はどうだったのかは分からないけど、今は現実社会が厳しいのが分かっているし普通の人間が持っている力ではどうにもならないことが多過ぎる。私は「特別な力を放棄する」のがハッピーエンドだと素直に受け取れない。

平凡な日常に戻りたいというけど、力を失った主人公達は平凡な日常を維持することが出来るのか?とか考えてしまうよね。

こういうのも結局は作り手、作者の能力次第だよ
ただこのテーマについては作品の結末の描き方と重なるから更に難度が上がるし、上手くいかない際の不満も膨れ上がる

主人公側が選んでいるように見せているつもりが、強制されている、なぜか急にそれに従うみたいなのもあるよね……

テーマから外れるかもしれないが、社会システムや成功している組織が特殊能力の便利さや有用性の上に乗っていた場合、能力消えた後の社会的な混乱や主人公達の苦労を思うと不安になったりもする
さすがにこういう副作用が大きなケースはそんなに多くないはずだけどね

仮面ライダーのように本人が不本意に改造されて獲得してしまった特別な力、日常生活に支障が出るような力なら元に戻る、力が無くなって普通の人間になるのがハッピーエンドというのも分からなくはない

人間でなくなる、特に外見が異形化するならばわかるが超能力系だと外見がイケメンや美少女のままだったりするし、特別な力持ったままの方で良いんじゃないかと思ってしまうかな

特撮だと「超星神グランセイザー」の普通の日常に戻るエンドは良かったな。もう変身して戦わなくても良いんだというのを感じられる終わり方だった。

特撮の力って戦わされるのが前提で命削るのも少なくないし、力に伴う責任とかもある。
戦わなくて済むようになるなら無い方が良いよね。力を無くすことで未来に進めるようになる。

力に関係して騒動に巻き込まれる、戦わなければならないのと縁を切れるならアリだが、敵を倒して平和になった後に一人だけ力を持っていたら……みたいなことは考えてしまう
あと特撮でも脚本家によっては力を失った後に通りすがりのモブに殺されそう。

特殊能力、武力を失った後に自分の身や周囲の人間をどうやって守るのかという心配がある。作品を通じて主人公達の人間関係は変わってしまうわけだからね。

そこまでいかなくても、その後の生活で何らかの優遇というか、良い生活を送れる何かがあればいいのにとか考えることはある。作品のストーリーを通して頑張ったんだから、普通に暮らしていくだけだと少し残念に思えたりするんだよ。

理解できる。普通の日常であってもどこに落とし穴があるか分からないのでハッピーエンドを維持するための保証、力みたいなのは持っていて欲しいと思ってしまうかな
主人公達が力なんか関係無い日常に帰るのが目的だとしてもね

二次元で特別な力による戦いに巻き込まれるのが大体は若者、学生だから力を失ってしまうと将来どうするんだみたいな不安は来るよなあ……

昔のハイスペックで公的な防衛組織に所属しているようなヒーローだったらともかく、巻き込まれた学生が特殊能力失って普通の人間になってしまったら今後の生活はどうなるのかと考えてしまう。
子供の頃なら気にしないでいられたのかもしれないけど、さすがに今では将来についても意識してしまうわけで。

平凡な学生の主人公が巻き込まれて死ぬような目に遭ってそれを乗り越えて完結!は良いんだけど、その分だけ人生の時間、特に重要な学生の期間を使えなくなったわけだからね。
普通の人間に戻ると言っても、同世代の普通の人間は勉強して「普通の人間としてのルート」をかなり先に進んでいる。そして特殊能力バトルの経験がその後の仕事、金儲けに活用できるわけじゃないからドロップアウトしかねないと思ってしまうわけだ。
設定で関係者が大財閥の子息みたいなこともあるのでコネだけは残ってまだマシみたいなのもあるけどこういう力を失う主人公はその手の特別な場所から遠ざかって普通に戻りたがるし!

言いたいことは理解できる。巻き込まれた平凡な学生って自称平凡ではなく、特殊能力無ければ本当に平凡だったりするからな。
上で言われている作り手の能力というのには、その不安要素を感じさせずに大団円とかやりきった空気を作れるか、この主人公なら大丈夫だと思わせられるかというのも含まれると。

これはヒーロー像とヒーローの活動に対する報酬の感覚の違いもあるだろう
日本のヒーローは無私無欲が良いとされるけど、こっちだとやはり栄耀栄華を得て欲しいと思ってしまうから
そういう意味で力を失う=報酬が無い或いは足りないという考えも出てくるんじゃないかな。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における好みや作品の終わり方に求められているものなどイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「日本の作品の主人公が何気ない日常に戻るのが良いことだと考えるのには違和感があります」

「中国で武侠キャラが人気なのは皇帝だろうと手を出せない、人間を超越した存在になれるというのが理由の一つです。私にもそういう好みはあるので、作品の内容や特殊能力次第ではありますが人間を超越した主人公がまた人間に戻ってしまうのを残念に感じてしまうことはあります」

などといった話もありました。

作品の終わり方に関する受け止め方については日中でそれなり以上に違いが出ることも珍しくないですが、その中には主人公の扱いが理由となっていることも少なくないようです。
キャラクターの活躍の終わらせ方についても、何かと日中の感覚の違いが出てくると思われるので当ブログ的にはその辺りにも注目していきたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「主人公があっさり負けて殺されるような作品はどんなのがあるんだろうか?成功した作品はどれだけあるのだろうか?」

今回のワクチンで私は副反応が頭の重さの方に来てそれが長めに続いているのがめんどくさいですね。別に動けないわけでは無いものの頭の回転をあげると調子が悪くなるような状態なのがなんともかんとも。
それはさておき、ありがたいことに手頃なネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではバッドエンド展開や主要キャラの死亡に関して日本よりも強い拒否反応が出るといった話がありますが、そういう内容の作品が人気にならないわけでもないようです。

中国のソッチ系のサイトでは
「主人公があっさり負けて殺されるような作品はどんなのがあるのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(テーマ的にネタバレ情報が多くなっていますのでご注意ください)


近頃は主人公が負けたり醜態を見せたりすると炎上するけど、主人公があっさり負けて殺されるような作品はどんなのがあるんだろうか?成功した作品はどれだけあるのだろうか?
最近「サイバーパンク」のアニメがウチの国でも大人気になったのが不思議に思えてね。

群像劇的な作品だと主役ポジションのキャラが死んで話が続くことは結構ある
例えば「銀英伝」のヤン・ウェンリーは狂った小物暗殺者に殺されてるとかね

バッドエンドにいくとあっさり殺される型月作品みたいなのはどうだ?
主役じゃないけど型月はバッドエンドじゃなくてもルートが違うと金ぴかのような最強キャラがあっさり殺されたりする

「ジョジョ」はスタンドバトルが対処失敗実質即死なの多いからかなり負けて死んでいる印象
第六部とか読者からすれば実質主人公があっさり死ぬし

昔のロボアニメの終盤はあっさり主人公も死ぬ
特に「ザンボット3」とか黒富野の時はね

ガンダムもハゲが書いてる小説版ではアムロが流れ弾であっさり死ぬんだよなあ

このテーマに歴史ネタベースの作品は反則か?三国演義とか。

歴史系もだけど、群像劇的な作品だと主人公ポジションのキャラがあっさり死ぬこともあるような?あとは田中芳樹のように作者の性癖とか。

このテーマなら「シャーマンキング」も該当するか?たださすがに途中で主人公があっさり死ぬ、殺されるのは珍しいよね。

ストーリーの早い段階であっさり死ぬキャラは主人公じゃない。主人公としての活躍ができなくなるんだから。
なお後から復活する展開については除くものとする。

主人公が死ぬとしたら最終局面だからな。重要キャラが死ぬ、視聴者に衝撃を与えるために唐突に仲間キャラが殺されるという作品はそれなりにあるけど、主人公は最後まで生き残ってそれに対する反応を見せなければならないわけで。

ラスト直前に主役ライダー死んだ「龍騎」の話をしようじゃないか

希望の花〜な「鉄血のオルフェンズ」はプラモ売れたから失敗じゃないよな!

主人公があっさり途中で死ぬ作品もあるよ
主役交代するとか世代交代するタイプの作品だと死んで交代というのも珍しくない
近頃だと「チ。-地球の運動について-」とかは分かりやすい例だろう。

主人公クラスがあっさり死ぬということなら「トランスフォーマー」かな。コンボイの扱いが雑な時は本当に雑

アメコミ系はそういうの多いよな……
日本の作品よりもアメリカの作品の方が制作側の都合で雑に殺す、そして生き返らせている

商業的な要素が強くなる、一般向け人気作品が中心になるアニメで主人公が途中であっさり殺される展開は少ないだろう
ネット小説だと作者が飽きたとか書けなくなったとかで主人公あっさり殺してほぼ打ち切りエンドになった作品はそれなりにある

「ドラゴンボール」はどう?話の途中で普通に主人公死んでるけど。

「ドラゴンボール」のように死んでも復活できる世界観の作品だと主人公死亡が重要イベントになるから「あっさり殺される主人公とは違うと思う。
最初に殺されたクリリンはまさに「あっさり」で本当に衝撃的だったけどね。

キャラが生き返れる作品で死亡と復活を繰り返すせいで主人公もあっさり殺されてあっさり生き返るような印象になる作品でも、少なくとも最初は重要イベントになっているはず

「アカメが斬る!」は主人公含めて主人公側のキャラを雑に殺す作品だった

そうそう「アカメが斬る!」があったな
その分野なら当時の流行りの発端だった「まどか☆マギカ」から見ていくのも良さそうだ

主人公死んでないけど主人公側あっさり全滅でよければ昔見た「爆裂ハンター」がそうだったような……原作小説の展開はまた違うらしいけど、作者は最後の強敵にあっさり味方側全滅からメインキャラの命をかけて解決全滅した仲間も何か復活で終わりにする展開をよくやるとも聞く

「ベルセルク」のようにハードな世界観で敵が強過ぎるバランスの作品を探せば該当する作品は有りそうに思うが……どうなんだろう

探すなら恐らくバッドエンド、ビターエンドで終わるような作品を探せば当たる確率は高いと思う、例えば「BANANA FISH」とか
それから最近の商業作品ではバッドエンドや主人公死んで終わる展開が少なくなったから作品の時期(原作も)を考慮するのも良さそう「BANANA FISH」も原作は30年以上前の作品だ

考えてみれば私はアニメで主人公があっさり死ぬ作品を見た印象が無い……
「サイバーパンク」はそういう意味でも衝撃的で面白いと感じた
しかしそういう展開の作品ばかり見たいとは思わないので主人公あっさり死亡展開が珍しいのも理解できる気がする。

作り手側からすれば主人公も駒の一つかもしれないけど視聴者や読者にとっては違うからね
主人公あっさり殺されたら感情移入している側は戸惑うし、その後何を見るんだということにもなる

敵とは限らないが転生系は主人公の前世は死ぬ必要があるので特殊な伏線でもなければどこかで確実に死ぬ

そう言えば主人公があっさり死ぬという条件で良いなら、異世界転生作品のほとんどが該当するのでは……?

それはさすがに無しでは?やり直せるのは違うだろう。

この間ようやくこっちでの配信も完結した?「サマータイムレンダ」のようなタイムリープ系もそういう意味では違うか……

「リゼロ」や「無職転生」のような主人公が失敗して死んでやり直す展開は私も大好物だけど、失敗して死んで最良の結果を求めていくルールの作品はこの話題に関してはちょっと違う気がする。

まだ出ていないのだと「デビルマン」は?間違いなく成功している作品だし、この間またアニメ化もされた!
もっともこれは原作がかなり昔の作品で名作だから現在でも許容されているような気がしないでもない

主人公が殺されること自体は別にやってはならないことではない、視聴者を納得させられるなら別に死なせても問題はないんだよ
言い方を変えれば重要なのは「どうやって殺すか」になるので、「あっさり殺す」というのも実はそれなりに難しい演出と言える

なるほど自分がこのテーマで思い付いたのは「BLOOD-C」(死んではいないがあっさり負けてズタボロ)だったけど視聴につかった時間を返してほしくなったからな……

「サイバーパンク」は原作ゲームがあってアニメのボスの扱い的に勝てないの確定していた上に、主人公のパワーアップの方向性が二次元ネタで見たら明確に負けフラグだったので、何かと心の準備ができていたようにも思うね



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の作品の受け止め方や主人公の扱いの希望のような話などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国で『サイバーパンク』の評価が高く展開に不満が少ない理由としては正規配信が無いのに加えて原作ゲームにあまり人気が無くマニア層から口コミで徐々に情報が広まったので話題の拡散速度がやや遅くなって話題の寿命が長くなったというのが理由として考えられます。そこから更に名作の評価や一気に全部を見ることができるというのもこの作品にとってはプラスの作用を生み出しました」

「これは主人公死亡に限った話ではありませんが今の中国ではずっと追いかけていた長編作品が期待していた展開と違ったものになってしまった、時間が無駄になったというのをかなり嫌いますし、それが作品批判や炎上にもつながります。バッドエンドに対する心理的な準備ができていてすぐに消化できるのが良かったのだと思います」

などといった話もありました。

こういった話題に関するやり取りを見ていると中国オタク界隈の好みだけでなく作品の受け止め方や反応の広がり方といったものに関しても考えてしまいますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「スタジオジブリの作品って本当に子供向けなんだろうか?ホラーな部分が多過ぎるのでは?」

やっとこさオミクロン株対応のワクチンをうってきましたが、私の場合筋肉痛のような副反応だった以前のワクチンとは違って今回の副反応は風邪の病み上がりみたいな頭の重さを感じるような状態がじんわりと続いています。頭の動きが鈍くなっているので場合によってはブログの更新もちょっと休むかもしれません。

それはさておき、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年の中国では規制強化や中国のネットに完備されている通報システムを使った通報攻撃による炎上が多発しているのもあってか、オタクの間でも作品に関して
「この作品は問題ないのか?」
という考えから入る人が増えているそうです。

また批判される際に「子供に対する悪影響」という理由が良く出てくることもあるのでアニメに対しては「これは子供に見せても良い作品なのか?」などという方向から作品を評価することも増えているらしく中国のオタク界隈でもその手の話題から逃れられなくなっているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「ジブリ作品は子供向けとしても良いのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


スタジオジブリの作品って本当に子供向けなんだろうか?ホラーな部分が多過ぎるのでは?
私もジブリ自体を否定するつもりはないが、子供が見たら怖がるからよくないと思ったり理解できない作品もあるのではないかとも思うんだが?

ジブリ作品に怖い部分があるのは否定しないけど、そういうのを否定したら二次元作品ほぼ全滅じゃないか?
子供向け作品だってキャラがピンチになることはあるし、ピンチを正面から乗り越えるからこそ教育になるわけだから

ジブリ作品にホラー要素あったっけ……?
ストーリー的にえぐい描写が無いわけじゃないが、基本的にはロマンのある冒険や心温まるストーリーとかのはずだが……

怖い所は結構あるよ、特に子供が見るとね
ただ合わない子供はいるだろうけど、私は子供向けではないとまでは思わないな

ジブリ作品に限らず化物キャラや悪役キャラは子供向け作品に出てくるのだって怖がる子は怖がるし、なかには気合の入ったホラーデザインのもある。
ジブリ作品で有名なのだと「千と千尋」の化物のデザイン、カオナシとかは特に怖がる子多い印象だね。あとストーリーでも親が豚になってしまって自分は一人ぼっちで周り化物ばかりの世界に放り出されるというのも子供からすれば怖い展開だ。

私も子供の頃に見たジブリ作品はなんか怖かった
「風の谷のナウシカ」の最初のぼんやりおした巨神兵が燃え盛る街を歩いている所とかかなり不安な気分になったのを今でも覚えている

俺はガキの頃はジブリ作品を退屈に感じていたし、子供によっては好みに合わないのはあるだろう
ただホラーだから不健康だから子供向けではないというのは違うのでは?

子供の頃はジブリの良さが分からない、理解できないことがあるのは否定しない
俺もガキの頃はジブリよりウルトラマンティガの方が大好きなガキだった……

言っては何だがこういうのってジブリ作品が子供向けじゃないと考える大人側の問題じゃないの?
そりゃ私も子供にアニメを見せる時に毒の無い作品の方が良いだろうと考えてしまうことはあるけど

しかし実際にジブリ作品がダメという人は子供に何見せるんだ?
ディズニーアニメくらいしか該当しなくなるぞ?

いやディズニーアニメだって怖いシーンあるよ
「ライオンキング」や「アラジン」とか悪役がいる作品何かは特に

なら国産のアニメか?でも国産もわりとえぐい内容や人気のために露骨なことやってるのがあるんだよな

国産アニメは昔から何かと批判されてるし近年更に問題探しの動きが強まっているからねえ
昔の作品だと価値が確定しているからスルーされているけど、それはそれで昔の規制が緩い時の基準による作品だから問題になる部分もわりとある

子供向け作品は昔も今もえぐい内容や怖い内容がそれなりに入って来るよ
ジブリ作品に限らず分かりやすい部分は気を使っているけど、人気作品は何かしら「威力のある」所を備えている

こういうのは「子供に見せない方が良い作品」ではなく「お前が子供に見せない方が良いと考えている作品」でしかなかったりするのがまた何とも言えない気分になる
国内国外問わず昔から子供向けの作品ではホラーとお化けは定番だけど、現代は子供をそれから強く遠ざけようとするこれまでとは違った事態になっているのかもしれない

今の感覚で見ると昔の子供向け作品ってホラー要素強過ぎだろと感じることもあるよね。私も以前初期の特撮作品を見て驚いたことがある。
流石に今の作品でああいうのは無いようだけど

ジブリのブランドで全部同じように扱ってしまうウチの国の扱いにも問題があるんじゃないかな
「となりのトトロ」と「もののけ姫」では対象年齢明らかにに違うだろうに……

でも日本では特に区別なく上映されたらしい
これは当時の日本でまだ映画のレーティングが厳しくなかったかららしいが

ジブリ作品と言っても子供が理解できる作品とそうでない作品があるのは確かだな
例えばウチの国で一番人気と評価が高い「千と千尋」は理解できる子とそうでない子がハッキリ分かれる印象
ただ子供向けではないというのも違うだろう

小さい頃に見て面白かったのは「天空の城ラピュタ」「千と千尋」「魔女の宅急便」「風の谷のナウシカ」だったな
この辺は問題無いけど「もののけ姫」とかをあまり小さい子に見せるのはどうかという気はする

個人的には「ナウシカ」のオームや「千と千尋の神隠し」の親が豚になるシーンはとても怖かったので見るのは嫌だった。好きだったのは「魔女の宅急便」と「ラピュタ」、あと「ハウルの動く城」は普通によく分からなかった!
どれも大学生になってからまた見たらとても楽しめたけどね。

しかし現在の環境ではみんな「見ても良いのか」「見せて良いのか」といったことに関してあまりに敏感になり過ぎているんじゃないか?

それは仕方が無いよ
最近は気軽に通報できるようになった影響でその作品を嫌う人間に通報されて「見ることができない作品」にされるリスクが出ている
人気になっているだけで嫌う人間は出てくるから気にしても仕方が無いんだけど、嫌われない、批判の理由にならないことを探してしまう
他にも審査で止まって入って来れなくなる、入っても修正削除シーンが出ることが増えているから問題点をまず考えるようになってしまう

言っては何だけど子供に見せるのに合っているジブリ作品って「となりのトトロ」くらいじゃないか?
他の作品は多かれ少なかれ怖いシーンやえぐいシーンがあるし暴力シーンだってある

それを言い出したら本当に何も見せられないよ……例えば子供はカッコイイ戦闘シーン大好きで親はそういうのを見せたがらないけど限度がある
ラピュタの戦闘やケンカの場面はコミカルだったりカッコ良かったりで大人も子供も楽しめるというのではダメなのか

ジブリ作品に関しては学校で映画鑑賞する際の作品としては最上位の「当たり」だったから小学生の頃の自分は大歓迎だったな
ただ怖がるクラスメートもいたから全く問題無いという保証を求める今のめんどくさい状況だと……

子供の頃トラウマになる人は出るかもしれない
クラスメートに「千と千尋」で悪夢を見たヤツがいたし

大人になって多くの作品を見た後に見るのと子供の時に見るのでは受け取るものが違う
私も子供の時に何の気なしに見ていた子供向けの国産アニメ「ひょうたん童子」(原題は「「葫芦兄弟」)に関して、大人になってから実はかなり風刺的な内容が含まれていたのに気付いたなんてこともある
「全く問題無し」にするのは現実的に無理だし、そもそも子供の感受性や怖さの許容範囲は個人差もあるから仮定の「子供」を対象にするのも良いとは言えない
結局は自分の目の前にいる子供が楽しめる作品で比較的安全なものを自分できちんと選ぶくらいしかないんじゃないか

それはそうなんだけど、ウチの国の保護者は自分の子育てにおける正しさや安全の保証を社会や政府に求めるから……

個人的にはテレビで流れている怖い番組レベルなら構わないと思っているし自分の子供が見たがるなら見せても良いくらいには考えているが、他所の子供に対して同じように見ても良いとは言えないと考えてしまうね

ジブリ作品だからって雑に見せるのはどうかと思う
幼稚園の時に「千と千尋」を流していて、俺はそれが怖くて泣いてしまいしばらくバカにされ続けた……今でもたまに思い出すちょっとした心の傷だ!!

感受性の強い子、怖さに敏感な子だとどんなアニメを見ても怖いと感じてしまうから、ジブリ作品程度のレベルならあまり気にしないで良いと思うよ
親に教えてもらった話なので実感は無いけど、私なんか「トムとジェリー」やディズニー作品で何かのシーンが怖くて大泣きしたことがあるらしいから

ウチの国は子供に無害なものを与えて無害な環境にしなければならないという考えがどんどん強まっているので何とも言えない気分になるよ
確かアメリカのドキュメンタリーか何かでの議論だったと思うが、怖さを感じることも人生の一部分なんだからその存在を理解し立ち向かい方を学ぶべきだという話があって非常に納得した
もちろん悪趣味なホラーはダメだろうけど完全に無菌状態にするのもダメだよね

ジブリ作品は子供も大人も楽しめる作品という扱いではダメなのか……今ではダメなんだろうな……

実はウチの国の保護者にとっては「海がきこえる」のようなラブストーリーの方が問題になりそうな気がする
「海がきこえる」はジブリ作品の中でもマイナーだからあまり意識されないようだけどね

正直に言ってしまうが、ジブリ作品は子供に対して安全かどうか以前に「見る価値がある文化的な作品」だという評価になっていることがウチの国では何かと重要
あとは内容の好みだから楽しめるかはその子供次第

ジブリ作品を子供向けじゃないから見せるべきではないという意見はどうかと思うが、ジブリ作品だからと言ってそのまま全部子供に見せるのもどうかとは思う
自分の子供に見せる作品なんだから事前に親が内容を把握しておくべきだろう
子供の話にも合わせられるし、問題とかではなく子供に合う合わないだって考えられるのだから



とまぁ、こんな感じで。
ジブリ作品の受け止め方につちえ、最近の中国オタク界隈の空気も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では小さい頃にこっそり暴力やエロな作品を見ていたはずのオタクでも自分の子供には無害、無毒な作品を見せるべきだと無意識に考える人が多いです。これは最近の規制強化とはあまり関係無いと思います。ホラー以外にも昔から恋愛を子供向けから排除しようという意識などがありました。私も気が付いたらこの作品は子供に見せて大丈夫かと否定的な方向から作品を採点してしまうことがあります」

「中国国内ではレーティングが存在しませんし、基本的に流通する全ての作品が子供でも見ることができるので『子供に悪影響がある』という批判が強力な武器になっています。アニメやマンガを見ているとそういう批判を意識することになりますし、自己防衛的な意味でも子供に見せるべきではない作品の基準を考えてしまいます」

「なお上が好きなように規制をするために明確な基準を定めたがらないので、中国では今後もレーティングの導入は困難でしょう!」

などといった話もありました。

オタク関連に限らず近年の中国の娯楽分野における「子供への悪影響」の扱いに関しては中国独自の感覚に加えて、中国特有の環境や政治の風向きなども加わってイロイロな意味で難しくなっている模様です。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております

中国オタク「子供の頃に見た『千と千尋』が怖かった人はたくさんいるはず」「あれはある種のトラウマアニメだ」

中国オタク「ウチの国は子供の恋愛が問題視されるけど、実際にそれが問題になったとか、親に怒られて別れさせられた人っている?」

中国オタク「いつごろから勇者は物語の中で成長しない、最初から強い存在になったんだろう?ダイの大冒険を見ていて気付いたんだが昔と今では勇者の扱いがかなり違う……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年は中国オタク界隈でも日本の異世界系作品を見る機会が何かと増えていることから、日本の異世界作品の定番要素として出てくる日本産ファンタジーやJRPG関係の用語や概念などに関する話題も増えているそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「今とは違って昔の勇者はゆっくり成長していた」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


いつごろから勇者は物語の中で成長しない、最初から強い存在になったんだろう?
この間「ダイの大冒険」を見ていて気付いたんだが昔と今では勇者の扱いがかなり違う……

確かに「ダイの大冒険」の勇者観はかなり古かったね
血統や天稟はあるけどそれ以上に人としての意思や出会いと別れ、苦難を通じて強くなっていく今では珍しいタイプだった

ウチの国のネット小説読者にもある傾向だけど、今は見る側が苛烈な環境におかれる主人公や弱く虐げられるままの主人公に耐えられなくなっているからね。成長するまで待ってられない。

日本の異世界系の作品を見ても勇者=天然のチート持ち、その世界における主人公としての資格みたいな扱いではあるが成長過程は描かないよね

そもそも勇者ってのは偉業を成し遂げたから勇者になるわけで勇者という職業があるわけではなかった。それがいつの間にか最初から勇者でチートな能力持ちになっていった。

いや日本の二次元の勇者は基本的に主人公的存在だから、最初から選ばれしものとしての勇者扱いだよ
偉業の結果で勇者になったというケースは昔の作品を見てもそんなに多くない、そういうキャラは直接「英雄」と呼ばれている

「ロードス島戦記」が六勇者じゃなくて六英雄だからな。日本の作品では勇者は成長していくものでその果てに英雄になる。
あと一応最近の成長しない勇者も高成長率でLV上がれば更に強くなるみたいなこともあるけど、基本的には登場時点で高スペックチート能力持ちで成長の描写は無い感じだろうか。

私が見た範囲での話だけど日本の作品では基本的には困難、強敵に挑む存在が勇者なので昔は主人公扱いもされていたようだ
それと「ロードス島戦記」を例にすると魔神戦争のラストダンジョンに挑んだのが「百の勇者」でラスボス倒して生還したのが「六英雄」となっているね

勇者というのは天に選ばれた人間で魔王を倒せる存在といった所だろうか?
今の二次元の勇者ってファンタジー系の概念に見えて実は日本の二次元特有の概念だったりするから漢字や英語の意味を考え出すと迷走しやすい

作品次第だが勇者出なければ魔王は倒せない、他の人間はどんなに頑張っても無理みたいなことも多い

昔と比べると今の勇者はかなり特別、強い存在になったのは確かだな
昔の勇者は大体が低レベルで端金と薬草と剣一本で放り出されて自活していかなければならなかった……

「ダイの大冒険」日本のJRPG世界観の基礎となっている「ドラゴンクエスト」IPの公式作品で原作マンガは前世紀の作品だから昔の勇者の参考モデルとして見て問題無いだろう。あれが昔の勇者モデルのキャラ。

その手の作品を見る読者も中高年が多くなっているから現在の環境では「ダイの大冒険」のような王道展開は飽きられてしまっているし、今更若者が頑張って強くなって成功するような作品は喜ばれないのだよ。

成長過程の描写の省略自体は今に始まったことじゃない
「NARUTO」や「BLEACH」の頃でさえそれより更に昔の作品と比べての修行描写の省略化が指摘されていた

言ってしまえば今はゆっくりレベルが上がっていく、成長していくのは好まれなくて、一気に最強になるのが好まれるということだな

成長するシーン自体の需要はあるよ、ただそれは主人公のものであって勇者のものではない

アニメだと省略されがちだけど、日本のネット小説は成長してチート能力が強化される、チート能力が発揮される過程で文字数を稼ぎながら人気も獲得するスタイルだから成長描写自体は好まれているはず。
たぶん成果が得られるか分からない努力や効率の悪い修行描写がダメなんじゃないかな。ゲームで攻略見て最適解でレベル上げをしたがる、無駄なことをしたくないような感じで。

成長する勇者キャラと今の最初から強いチートキャラの間に、特殊能力覚醒する、普段は普通だけどピンチで爆発的な力を発揮するみたいなタイプの主人公が流行った時期もある

あったな。ガンダムSEEDみたいな感じで。
一時期は能力バトル系とかも多かったな……

それが強調されて今のチート能力の威力や効果範囲になり、更に特別でもない一般人が獲得するテンプレも構築されていったりしたのかね

特殊能力覚醒系は言ってみれば努力しないで獲得できる強さ、特別さだから今のチート能力の源流という見方もできる
今の異世界系二次元作品などに多いチート能力獲得はそれをテンプレ化、お約束化したものでもあるのだろう。

勇者出てこないウチの国のネット小説でも実は努力の描写そんなに無いからね
苦難の修行の果てにチート発動するけど「苦難の修行」は一言で終わったりするからつらい修行で苦労するみたいな印象はないし、それに視聴者が付き合わされているという感覚はもっとないな

今はゆっくり成長するキャラでは人気になるのが難しい
ネタが飽きられたのもあるけど、読者や視聴者側が努力の過程を見せられるのに飽きたのに加えて、努力した結果成功するとは限らないという認識の社会になってきたのもあるだろう

自分だけが努力するわけではないし、努力した結果向上する能力に才能が影響するという認識になっているからね
ファンタジー世界であっても作品を見るのは現実の人間だから現実の感覚を納得させなければならないわけだ

今の社会的な環境だと特別な才能の無い一般人が成長して強くなる、成功する展開の方が説得力を持たせるのが難しくなってきている
そりゃ成長する勇者よりチートもたせるよ!

昔の王道展開な勇者は特別な存在というだけで押し切れたけど、今は特別さの根拠や強さもかなり強調しなければならない
私は昔見た「魔神英雄伝ワタル」くらいのバランスが好きなんだけど、今はそういうの無理かなあ

そう言えばロボに乗るのではなく、ロボな勇者は成長あまり強調されないし最初から強いね。敵もいきなり強いけど。
「ガオガイガー」から勇者を意識した自分の場合、勇者は強敵と戦ってボロボロになりながら勝利するキャラみたいなイメージが……

王道は飽きられるからね。現代の作品では「結城友奈」シリーズのように勇者、魔法少女の定番ネタをいじったマニア向け作品も出ているくらいだから王道的な展開を新作でやるのは難しい
「ダイの大冒険」にしても過去の人気作品のリメイクアニメだから今の時代にやれたという所があるはずだ

今は見ている方が修行シーンをずっと見ているほどヒマじゃない、そんなことやってたら別の作品に映られてしまうという話はよくあるが、他にも昔と今ではアニメに使える話数が違うというのもよく言われる話だね
昔のアニメは50話以上が普通で100話以上だってあったけど、今は24話でも長めなくらいだから成長エピソードをゆっくりやってられない

そして原作の方は修行で話を引き延ばすと人気が落ちるから省略されるようになっていった
ネット小説なんかはレスポンスが速いからより極端になっていったわけだな
昔は逆に原作が足りない、修行回で引き延ばさないとスケジュールに穴が開くので大変だったケースもあったらしいが

ウチの国のネット小説は最初から強いけどバカなフリして強いのを隠して活躍しようとする。一応エピソードごとに戦闘力は成長してどんどん上の敵と戦うようになるが成長の過程やきっかけについては苦労の実感は無い。
日本のネット小説だと無能を装うのではなく覚醒前或いは能力が理解されなくて追放されてその後にチートが覚醒とかが多いようだがこちらもやはり苦労の実感は無い。やはり現代では修行で苦労する、成長のエピソードを長くやるのは好まれないということなんだろう。

しかし正直に言えばモノスゴイ努力をしながらゆっくり成長するという作品はイマイチに思えても、勇者がチートで大活躍する作品も微妙に感じるんだけど……

量産されると飽きるからね、特に王道展開は
だから今の異世界系作品だと勇者は傲慢な強者、いずれ無様に倒される敵といった扱いになっているのだろう

昔の勇者は主人公だったけど、現在の勇者に関してはやられ役で良い所がまわってこないクラスという印象もある

それか舞台設定的な扱いになっていたりとかね
勇者は存在する世界観だけど主人公は勇者ではない、その世界の感覚では特別な存在ではない(でも実はチート能力はある)みたいな話で

今はマトモな扱いの勇者に関しても一ひねりされている
例えば「葬送のフリーレン」の勇者は血統は無いけど自らの行動で勇者と認められる存在になったという設定で、それを好意的に受けとめている人は多い
この勇者も強くなる過程の描写は無く、舞台設定的な存在だった

勇者の成長描写が消えたのは勇者にとって重要なのは天に与えられた血統だからと気付いてしまったからだろうね
だから努力して成長させる展開も大して重要ではなくなって扱いも雑になっていった

でも昔の作品を見ると勇者の血統そこまで強くないんだよ……最初の方で言及されていた「ダイの大冒険」でも敵に同格或いはそれ以上の強さのが普通にいるし

確かに。日本の作品では結局は血統で強さが決まるみたいなネタはあるが……昔の血統ってそこまで絶対的な強さでは無かった気がする。

上でも言われているドラゴンクエストでも特殊なクラスで特殊な装備ができるけど単体で世界を圧倒できる強者というわけではなかったからね

血統の効果もインフレしていたというわけか……

それに関してはJRPGでは勇者=主人公の証という扱いもあったから、その部分が後発の作品で強調されてチート持ち、或いは倒されるべき歪んだ正義の味方の象徴みたいな扱いになっていったんだと思う。主人公、正義の味方の条件や能力は時代とともに変化するから現代では最初から強いチートということになっているのではないかと。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的な知識や感覚も合わさってイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では日本のファンタジー世界観に対するツッコミネタで盛り上がることもありますが、中国のオタク側もどの作品で日本産のファンタジー世界観を学んだか、JRPG的なネタを知ったかについて世代や個人で違いがあるので討論の際に混乱することもあります」
などといった話もありました。

勇者関連に限らずストーリー展開や設定に関する好みについては時代共に変化していくものですし、中国オタク界隈ではそこに更に日中の感覚や知識の違いまで加わりますから皆が納得できるものを探すのも難しそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本の作品の『勇者』って英語ならなんて言うんだ?漢字そのままで何となく使っていたが、自分の認識に自信が無い」

中国オタク「日本の作品には大学生主人公が少ないが、更に上の現役院生の主人公やメインキャラがいるような作品ってどんなのがあるかな?」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「なんで日本の作品のキャラは高校や大学卒業ですぐ就職するの?院に進まないの?それで仕事が見つかるの?」
に関して追加でネタをいただきましたので今回はそれについてを。

中国では受験勉強の厳しさなどから本格的にオタク趣味をやる余裕ができるのは概ね大学生からだそうで、実際中国のオタク層の中心となっているのも大学生です。また中国の大学では院に進んだ方が条件面などで就職に有利だとされることも多いそうで院に進もうとする学生が日本と比べてかなり多いとのことです。

そんな訳で中国オタク界隈では日本の作品における大学生や院生の扱いが気になっている人も少なくないらしく関連する話題が盛り上がったりすることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の作品で現役の大学院生が主人公やメインキャラにいる作品は?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の作品には大学生の主人公が少ないというネタはよく聞くけど、そこから更に上の院にいるようなキャラが主人公或いはメインキャラにいる作品ってどんなのがあるかな?
現役院生の主人公やメインキャラがいるような作品を教えて欲しい

設定上の高学歴キャラは珍しくないけどそういうのじゃないんだよね?

そうだね。できれば作品の内容に主人公の学歴関係の身分がきちんと反映されているとか、その所属する学校などが出てくるのを頼む。

こっちで地味に人気が出た「理系が恋に落ちたので証明してみた。」は院生としての活動にツッコミを入れるという意味でも楽しめる作品だったのかもしれない

「STEINS;GATE」の牧瀬紅莉栖のような飛び級高学歴キャラはどう?

「ゴジラ S.P」の主人公は大学院生
特撮系は研究所所属のメインキャラもいるから設定上は条件満たしているのが多そう。

スパロボ系、特撮系は軍関係も含めて高学歴主人公多いよ
兜甲児もNASAの研究者になったりしている

高学歴だったら昭和仮面ライダーの本郷猛が大学研究員みたいなのはそれなりにあると思うが……

昭和のライダーはアマゾン以外は高学歴じゃなかったっけ?

今調べて見た感じでは院生かちょっとハッキリしない
特撮主人公は優秀ではあるが大学生が多くて院生はいないかも?城南大学の関係者まとめみたいなのは流石に見つからなかった……

なんか院生っぽいイメージがあった「NHKにようこそ!」だけど今調べたら大学中退だった……うーむ

「WHITE ALBUM2」は大学のエピソードはあるけど院には行ってなかったよな
やはりなかなか思いつかない

日本の二次元キャラの学歴って良いとされるキャラでも有名大学の学士どまりなんだよね
修士や博士までいったキャラというのが案外みつからない

私が以前調べた時もそんな感じだったな
大学生以外だと一気に博士号が複数とか飛び級で卒業とか非現実的なIQとかになる印象が

まだ出てないが「ReLIFE」の主人公が逃避で大学院まで進んで就職してなにかと上手くいかずに本編が始まるが高校の勉強についていくので苦労している

「銀英伝」のように士官学校卒というのはどうだろう?
活躍の場が士官学校ではないからテーマ的にダメかもしれないが、ヤン・ウェンリーも実は経歴自体はあの世界でかなりのエリートだったりする

ジョジョの空条承太郎は海洋学者になっているので高学歴キャラなのは確かだ

大学院は舞台にならないけど「ログ・ホライズン」の主人公は大学院生だったし大学生キャラもかなりいた

古い作品だけど「ああっ女神さまっ」の先輩キャラは院生だったはず。自動車部で作業してばかりだから院生のイメージあんまり無いし、主人公は大学生だけど。

中高生じゃない主人公の話で評価が高い「ぐらんぶる」は院生じゃなく大学生の話だしな……

大学が舞台の作品は青年マンガ、青年マンガ原作のアニメを探せばある程度は見つかるよね
でも院が舞台として出てくるとなると

「げんしけん」も大学が舞台だけど院生はメインキャラにいなかったような……二次元作品で大学が舞台の場合上の学年になると院に進むのではなく就職が主なネタとして出てくる印象だ

日本の作品の高校で登場キャラ達が進学と就職で悩むのに関して中日の違いを感じるけど、大学を舞台にして基本的に就職で悩むキャラばかりという展開に関しても違いを感じるよな

大学生主人公が少ないのは本当になんでなんだろうね
中高生だと学校の授業があるから放課後のわずかな時間や週末しか自由な時間が無いし大学生という設定の方が自由に動かせて良いと思う
そして院生なら更に地位が上がってやれることも増えて時間の融通もきくようになるから便利だと思うのだが

日本の二次元で学校ネタが多いのは自由さとは逆、閉じた世界観と定番設定によって説明の省略と共感の獲得ができるのも理由なんだよ
大学生だから自由に使える時間が多くて動かしやすいと言っても、大学になると一般社会とのつながりや学校以外の生活や人間関係も描写しないといけないから手間がかかるし矛盾しない設定にするのも難しくなる

中学高校は強制参加になるイベントが多いのも強い。主人公が参加する動機が特に無くてもイベントに巻き込むことができる。
あと日本だと大学は学校の全員参加イベントが少ないし部活の大会も盛り上がらないらしい。大学生の部活の大会もあるけどアマチュアで注目が多い、扱いが良いのはやはり高校生なんだとか。

現実問題として院まで行っているクリエイターとか滅多にいないから実体験をふまえたリアリティのある描写ができないという理由もあるのだろう
ちなみに近年の日本の作品には芸大が舞台の作品は増えているけど、これも作者が実体験を活用できるからだろうね

「ぼくたちのリメイク」もそうだったな
あとマンガでも芸大関係のは結構見た記憶が……

「すべてがFになる」は主人公が助教授だしヒロインなどが彼の研究室の学生だからこのテーマの条件に合っている。でもこういうのってテレビドラマはともかく、二次元のアニメやマンガではなかなか出てこないな。
多いのは中学生や高校生キャラで大学生キャラが少ないのだから、院生は更に少なく夏のも当然だが……

「虚構推理」の男主人公も院生だったしミステリ系作品なら大学院中心にやるのも難しくはないのかもね

大学生だと学校外の人間関係も扱いやすいし、院だと研究室も関係させられるからな
推理モノを小学生や高校生でやると最初の人気獲得には良いけど、長く続くうちに所属する学校が殺人事件多発する危険な場所になったり狭い行動範囲で殺人事件が多発するので危険な街になってくる

日本では院卒はあまり評価されていないのかね
日本の検索サイトでアニメの高学歴キャラで検索しても基準になっているのは出身大学の良さだけでほぼ大卒、院にいるキャラについては出てこない

日本社会だと院に進んでも就職に有利じゃない、ポストや条件的にむしろ不利になることすらあると聞くが、それも原因になってそう
ウチの国の院生になる方が有利だから皆とりあえず院に進んで今じゃ院卒ばかりで学費を回収できる就職が困難になっているのとは環境が違うから、学歴に対する感覚も違うのだろう

なるほど……実は私はこっちの大学で研究生まで進む学生が増えているし「理系が恋に落ちたので証明してみた。」のように良くも悪くも雑な作品も出てきているから、二次元でそっち向けの作品が増えていくだろうとか思っていた。
しかし日本がそういう環境なら待っていても変化は無さそうだな……

ここまでのやり取りを見れば分かるが、そもそもの問題として大学院を舞台にする作品というのが二次元ではあまりない
そして既に言われているけど大学院を舞台にすると、学校を舞台にした際の人間関係やイベントといった作品を作る上での強みのかなりの部分が使えなくなってしまうから今後も大幅に増加することは無いと思われる
珍しいネタとして出てくる可能性は否定しないが

研究室を舞台にすると出てくるキャラの分野やイベントが限られてしまうから話を広げにくいだろうし長編に向かなそうだね
特別な目的があるとかゲストキャラとしてならともかく、アニメになるような人気作品で雑に院生をメインキャラにする理由はないということなんだろう



とまぁ、こんな感じで。
思いつく作品に付いてや今の中国の学生の感覚での見方などイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国は9月から就職活動が活発になりますし最近の厳しい事情もあるので日本の二次元の大学生の扱いや就職事情について気になる部分や引っかかる部分も増えてしまいます!」
などといった話もありました。

日本と中国の大学生の生活スタイルや就職活動の違いというのも興味深いテーマになりそうですね。ただ就職活動事情に関して掘っていくと憂鬱な話もたくさん出てくるので、日頃見る娯楽作品であまりリアルに扱われるのも少々困るような……などと考えてしまったりも。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「スラムダンクの声優全員変更だ……元のCVが出演できないわけじゃないはずなのに」「何十年も前の役をやるのは厳しいよ」「それより山王戦なのかハッキリさせてくれ」

ありがたいことに
「スラムダンクの声優変更が発表されましたが、スラムダンクが大人気だった中国での反応はどうでしょうか?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

映画『SLAM DUNK』キャスト一新 湘北メンバー5人発表で桜木花道役は木村昴【予告映像公開】 (ORICON NEWS)

「スラムダンク」は当時の中国で社会現象レベルの大人気になるなど、「中国で人気になった日本の作品」ということでもトップクラス、アニメやマンガとしては一番なのではないかと思える作品です。

しかし実は当時の中国で作品が広まったのは主に中国のTVで放映されていた中国語吹替え版アニメと海賊版のマンガだったので、中国のオタクの大多数にとってはスラムダンクの日本語オリジナルの声優に関しては「知識はあるが実感は無い」ような状態だそうです。
劇場版「スラムダンク」の声優変更に関してもそれほど大きな衝撃ではないといった話も聞こえてきます。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「劇場版スラムダンクの声優変更」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


劇場版スラムダンクの声優全員変更だ……元のCVが出演できないわけじゃないはずなのになぜここまで……

やっぱり変更か
最近のリメイク作品の傾向からしてたぶん変更だろうとは思っていたが、新CV発表が無いままここまで来たから何かしら前のCVに関する調整があるかもと期待していたんだがなあ

言っては何だが声優よりもこっちの映画館で上映できるかということの方が心配だよ!

中国社会における最も有名な二次元作品、かつての社会現象級作品だからこっちの映画業界もかなりやりたいのは間違いないだろうけど、昨今の状況だと予想が付かない

変更に対して例によってキレている人もいるが、昔の作品だからそんなに極端な反応は無いか?
「月姫」や「閃光のハサウェイ」の時の方が燃えてた気がする

「スラムダンク」の頃のアニメの記憶が吹替え版だからな。皆の子供の頃の思い出「デジモンアドベンチャー」のリメイクで声優変更になったときもそんなに騒ぎにならなかったし。

ウチの国で声優が強く意識されるようになったのは字幕組のファンサブ動画が増えてからなので00年代以降にこっちで人気になった作品とそこに出演している声優が関係しないと実感の伴う騒ぎにはならないのでは

なるほど、ところで日本の反応はどんな感じなの?
当然ながらオリジナル音声版で見ていた人しかいないはずだから、声優交代に実感を伴った不満がありそうだけど

不満はあるけど交代は覚悟していたファンもそれなりにいる模様
ただ新CVに対してより公開1か月前にようやく新CV発表になったことの方に対する不満の方が爆発しているかな?
調べて見たら9月に限定グッズ付き前売り券販売開始しているし声優変更の発表がその後なのは私もどうかと思う……ウチの国なら大炎上しそう

この件に限らず古い作品の声優に対する思い入れってちょっと変わっているよね
「スラムダンク」ならどれくらいの人が日本語版を見ているんだろうか?

小さい頃に見ていたという人はほぼいないんじゃないかな……長編だから原作ならともかくアニメを大人になってから再履修することもそんなにないだろうし

自分も子供の頃は吹替え版で見てたけど、声優の声がイメージできるキャラというのもあるのよ
業界的に声優交代は仕方が無いのだろうけど、流川楓が緑川光でなくなったのは正直に言ってかなり残念

しかしなんで声優そのままでやらなかったのだろうか?金が足りないの?
昔のファン向けで思い出補正も強い作品で劇場版だからCVそのままの方が有利だと思うのだけど

日本の声優費用はランク式で固定なので、人気声優やベテラン声優でもアニメの制作費用と比べれば問題にならない金額にしかならないし金の問題じゃないだろう

名探偵コナンは制作費が足りないので神谷明を切ったしウチの国の俳優のギャラ値上がりほどではなくても問題にならないわけじゃないぞ?
まぁ「スラムダンク」のような社会現象級の作品で劇場版、しかも作者自身が監督だから私も声優の金をけちった可能性は低いと思うけど……

声優変更でよく言われている年齢の問題やお亡くなりになった声優がいるからという理由もスラムダンクの場合は当てはまりそうにないんだよね

年齢も理由の一つではあるだろう。
しかし赤木の三宅健太が45歳だから年齢だけが理由ではないだろうとも考えてしまうね。「月姫」の時のように今後の展開も見据えた若返り目的のキャスト一新だとは思えない。

旧作の声優で湘北の5人で一番若いのが置鮎龍太郎で今52歳だからな
でも宮城の塩屋翼が64歳だと考えると全員そのままというのも厳しそうに思えるのも確かだ

木村昴と三宅健太はベテラン声優だし評価や名声的にも別に悪くないよ
そりゃオタク向けで緑川光や置鮎龍太郎と比べたら厳しく感じるかもしれないけど、一般向けで考える或いはキャスト全体で考えればそれなりの所になったと思う

映画版スラムダンクは井上雄彦が監督やっているのが声優変更になった原因じゃないか?当時のアニメ版にかなり不満があったらしいし。

当時は疑問に思わなかったけど、今になって考えて見るとあのアニメには魔改造も多かったからな
評判良かったらこのまま全体リメイクまで行っちゃうのだろうか?

現実的に考えて井上雄彦の現在の生産力や作品に対する拘り方からして原作全編再アニメ化は厳しいんじゃないかな……

やはり井上雄彦がTVアニメ版好きじゃないから今度は全部自分で作ってやるという流れの一環としての声優交代なのかね
しかしジャイアンの木村昴くらいしか聞いたことのある名前が無い

木村昴はジャイアンが代表作になるけど女性向け作品でかなり活躍していたような?
ただ自分も男性声優で代表作が中国で大人気になった作品ですぐに出てくるのが無いかも……三宅健太がアヴドゥルだったのは覚えているけど

知り合いの話では三宅健太以外は二次元の音楽系プロジェクトでわりとよく見る名前だとか

女性向けソシャゲでは以前からかなり活躍している声優だね。中国だと実感できないけど日本の二次元では「あんすた」や「ヒプマイ」の人気はかなりのものだから恐らく日本の女性オタク受けはかなりいいはず
男性向けで例えるなら「アイドルマスター」でずっと活躍していた声優が起用されたようなものだと考えればいいかも

なるほど……俺は神尾晋一郎も笠間淳も最近FGOで聴いたくらいだ

俺も新CVに不満が無いわけじゃないけど、一番欲しかった情報が出ていない方が不満だ。山王戦やるのか、それともリブート作品なのかくらいハッキリさせてくれ!!

私もCVより山王戦なのかの方が気になっている。
正直に言えば私は旧作の声優って情報として把握しているだけなのでこの間の「月姫」の変更と同じく特に騒ぐ気にはならない。
あと同じジャンプ系のリメイクアニメで直近の「ダイの大冒険」が全員変更だったからそういうものなんだろうと考えていた。

この話題でゴタゴタしているのを見て、実はスラムダンクのアニメの日本語版を見たことなかったのに気付いてしまった!アニメは昔吹替え版を見た切りだった
原作マンガは何度も繰り返して読んでボロボロ、日本語版もコレクションとして確保しているんだけどね

改めて調べたら木村昴が一番若くて32歳、三宅健太が45歳、他も30〜40くらいだから年齢的にはそこまで若返っていないのか

でも言い方を変えればTVアニメ版の声優は「若い時に出演した」わけだから同じ声は出ないだろう
出演作を見ても年齢に合わせて役柄が変化しているし昔の声優そのまま使って昔と同じ演技ができるわけじゃないので現代に作り直すならキャスト変更も一つの手段だ

何十年も前の役をやるのは厳しいよ。定期的にそのキャラを演じる機会があったならともかく「スラムダンク」は時間がかなり空いているしね。
例えば鈴村健一は「デジモンフロンティア」(もう20年前……)の時の声は出ないと言っていた。

容姿に比べて声は劣化が少ないのでずっと続けられる仕事ではあるが、声優も若い時にしか出ない声というのはあるからな
誰だったか思い出せないがスラムダンクのTVアニメ版の声優で「当時の声はもう出せない」と言っていた人がいたような……

元の声をあまり知らなくて急に新作で聴くと若いキャラの声に聴こえなくて作品に入り込めなくなることもある
「ドラゴンボール」とかが有名だし、他にも例えば「セーラームーンCrystal」で三石琴乃だけCV変更無しだったのは正直とてもキツかったし気の毒でアニメも見ていられなかったよ……

昔から活躍している声優に何十年も前と同じ声を要求するのが無理な話だからね
そういう意味では古谷徹があの歳になっても徐々に変えながらなんとかアムロとかの若いキャラの声をやっているのは本当に凄い
池田秀一がオリジンで久々に若いシャアやったら声若くないのがハッキリしてしまっていたから余計にそう思う

やはり気になるのは山王戦なのか、あと国内での上映があるのかだな
声優問題は中国語吹替え版の声が当時とあまり変わらないといいな……くらいだ

当時吹き替えた中国語版の声優は今どうしているんだろう
ちなみに自分は台湾版の声の印象が強い

私はやはりいつもの遼寧人民芸術劇院版の吹き替え
「CCさくら」もここの吹き替え版だったなあ
毎回この手の声優変更は荒れるけど、実際どの程度の影響が出るんだろうか?

日本ではそこそこ影響あるんじゃないか?実際発表後の日本のファン界隈は荒れ気味だ
しかしこっちへの影響は何とも言えないな……そもそも中国国内でこの手の声優変更で影響が出たことってあるの?声優ファンって声は大きいけど数は少ないから影響力がよく分からん

こっちだとかなり荒れてファンに影響も出てそうなのはハサウェイの声優変更だろうか。当時ガンダム界隈がかなり荒れた。
ただ実際に作品が出て見ると古い世代の拒否反応は主に「閃光のハサウェイ」の新しいスタイルやMSデザインについてになったし、映画自体は新規のガンダムファンの入り口になったので声優変更問題は相対的に目立たなくなっていった……

ハサウェイは少々特殊なケースなのでヤヤコシイ
ウチの国のオタクがハサウェイの声を意識するようになったのは主にゲームからで、その時点で佐々木望は「逆襲のシャア」の頃とは声がかなり変わってしまっていたので日本のファンの感覚とは別物になっていたから

今更ニュースを追いかけているが、今の自分はメインキャラより赤木晴子の声がどうなるかの方が気になっていたり
アニメ化する部分によっては出てこない可能性もあるが

声優変更はショックじゃないけど主題歌がWANDSではないというのは結構大きなショックだった自分に気が付いた
「スラムダンク」の主題歌は日本語のカラオケでも歌えるくらいだったから

ああ……よく分かるよ。吹替え版でも主題歌はそのままだったからね
俺も「世界が終るまでは…」は日本語で歌える



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタクの面々のスラムダンクの声に関するイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみに昔中国で開催される日本の声優イベントに関してスラムダンクと声優関係の話を聞いたことがあるのですが
「スラムダンクは中国でも社会現象になった大人気作品なので中国の一般メディア向けの宣伝、周囲にイベントの凄さを分かりやすくアピールする上で「スラムダンクの出演声優が来る」以上のものはない」

「実は中国でスラムダンクのアニメの視聴者はほとんどがTVの吹替え版の方を見ているので出演した日本の声優に関して知識はあっても実感はそれほどではないので現在の中国のオタク、特に声優ファン層向けのアピールとなると難しい。それとは別に今のオタクの思い入れがある作品を探すしかない」

などといった話も出てきました。

またスラムダンクの話題からは外れますが別の機会に聞いた話では
「実はスラムダンクの声優で中国向けにアピールするのが一番難しいのは主役の桜木花道役だった草尾毅さんです。草尾毅さんが主人公をやっていた作品で中国のオタクからの人気が高くてオリジナルの音声を聴く機会があった作品はありません。草尾毅さんの活躍した時期が中国のオタク世代にとって思い出のある時期やオタクになって活動している時期とズレています。それでも中国のオタク全体に対して比較的効果のある出演作をあえて挙げるなら『最遊記』の紅孩児くらいでしょうか」

「草尾毅さんの出演作品の中でサムライトルーパーは中国でも人気が高かったんですがさすがにスラムダンクの人気が高過ぎますしこちらも吹替え版で見ていた人がほとんどなので……」

「個人的な印象ですが私の世代では装着系の作品の人気や思い出の大きさは聖闘士星矢>>天空戦記>=テッカマンブレード>サムライトルーパー>>>>ボーグマンといった順番です。中国では聖闘士星矢が圧倒的な人気で世代を問わずファンが多いです。他の作品は当時のテレビ放映で見れたかも影響するので世代や地域の違いも大きくなります」

などといった話もありました。

中国オタク事情を追いかけていると日本の声優の人気を意識する機会も多いのですが、所々で日本との事情の違いや人気の狭さ、需要の違いのようなものを感じたりしますね。

中国オタク「盾を使うキャラがいないと言ったら今は二次元で盾使いの扱いが一番良い時代だという答えが返ってきたんだけど、どういうことだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

前回の記事はミリタリー系のネタでしたが、中国オタク界隈ではミリタリー系のネタも含めて武器関連の話題も大好きだそうで、アニメやマンガに出てくる武器のリアリティとカッコ良さのバランスなどについてああでもないこうでもないと盛り上がったりもしているそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「実は近頃の作品では盾の扱いが良くなっている?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ちょっと前に盾を使うキャラがいないと言ったら今は二次元で盾使いの扱いが一番良い時代だという答えが返ってきたんだけど、どういうことだろう?
その場は流してしまったが今になって気になってきたのでここで質問させてくれ……

発言の意図が分からないので正解については何とも言えないけど、例えばマシュとか「防振り」のヒロインとかすぐに盾使いのイメージが出るようになったのは明らかに昔と違う所だろうね

昔も盾を使っていないわけではない、装備として描かれていないわけではないけど盾を意識させられるような戦闘というのが珍しかったからね

二次元でありがちな感情描写や感情の爆発による行動と盾のアクションが結びつかないからね

盾は一見装備としては良さそうにみえるけど、動かしてもカッコ良くならないのが問題だ
攻撃にも防御にも使える剣、質量重視ならそれこそバカでかい剣の方がアニメやマンガの画としては何かと良い

ストーリー展開でも二次元だと概ね攻撃は最大の防御状態だし高い防御力は破られるためにあるものだからな
攻撃に使える盾をわざわざ設計しないといけない時点で使いにくいのは明らかだ

盾はぶつかれる、格闘ができるというけど盾を使った格闘モーションをカッコ良くするのは難しいし剣を使う主人公が格闘で戦えないわけでもないしという事情が……二次元で重要なのは性能ではなく見栄えや描きやすさなんだよ!

そういう意味では格ゲーにFGOのマシュが参戦したのはかなり面白いと個人的に考えている
それまでは盾使いで有名なキャラはキャプテンアメリカくらいで、しかも作品によっては盾を落とすと弱くなるキャラで微妙だったから盾キャラのイメージ向上にもつながっていくのではないかと

盾はまだ良い……ハンマー系は相変わらず存在感が無い
ハンマー系は盾と比べて出番は多いんだけどマッチョキャラか雑魚キャラの武器になりがちだからな……

ハンマー系は一昔前は主人公側のキャラの使い手がそこそこいたけど、今は少なくなってしまったように感じるね

創作だと日本刀が耐久無制限状態になったりするし、ハンマー使うより剣や刀を使う、大型武器でも斧や槍や鎌だよね
でも盾はそれ以上に使われなかった

今は逆張り的な防御特化キャラが目立つようになって盾の存在感が上がっている
代表的な所では「盾の勇者」「防振り」そしてFGOのマシュなど

逆張りかはさておき、Fateの最新作のメインヒロインが防御だけでなく攻撃も行う盾使いでこの数年の間ずっと出張っているのは本当に大きいと思う

昔は二次元の盾使いなんて紫龍や童虎とかの聖闘士星矢系くらいしか思いつかなかったのにね。しかも盾自体はあんまり役に立つイメージが無かった。
あとはアメコミのキャプテンアメリカのような唯一的な存在とか?

しかも聖闘士の聖衣の盾って大体砕かれるためのものだったから良いイメージは無かった

結局、盾メインでカッコイイキャラにするのは難しいというのに尽きる。
昔の作品だとキャプテンアメリカの他には「ゴッド・オブ・ウォー」のクレイトスくらいでは?そしてどっちも片手持ちの小さな盾だからそれなりにカッコ良く見えて動かしやすいデザイン
しかし本格的にでかい盾を持ったキャラは……

昔は身体が隠れるような大きさの盾持ちでカッコイイのってMSとかくらいだった気がする
ガンダムは盾が強調されるカッコいいシーンも結構あるけど人間だとやはり少ない

あまり昔では無いけどシールド4枚のサンダーボルト版のフルアーマーガンダム、あそこまで行くとなんか逆にカッコ良くなるよね

二次元で盾が使われないのって日本が主な作品原産国だからじゃないか?
日本文化のシンボルにもなっている武士や忍者は盾を使わないし、歴史的な背景としても武士のメイン装備に盾はないし日本の戦場では手持ちの盾は発展しなかった

日本の戦場でも射撃戦は普通にやってたので盾はあったけど個人単位で持ち運ぶものではなかったらしいな
個人装備だと鎌倉時代の武士の鎧は盾が肩に固定されている形状だったとか。それがザクの肩シールドに影響していたりするのかな?

大鎧だっけ。武者ガンダムの肩アーマーは分かりやすいが、大元のガンダムに大鎧を参考にしたデザインってどれくらいあるのかね。兜とV字アンテナの顔には何となく共通性を感じるけど……

影響力の強い少年マンガでは防具の強靭さをアピールするより肉体の強靭さや特殊能力による防御をアピールすることが多いから防具の扱いは微妙
その防具でも盾より鎧の方が分かりやすいから盾を使うキャラのイメージが構築されることは少なかったのだろう

これは二次元に限った話じゃないしウチの国でも創作のイメージでいる人は多いけど人対人の戦闘だと防具の効果は非常に大きいし、盾は比較的安価で効果の高い防具だから重要だ。
しかし創作だときちんと防具を装備している相手に剣だけでは勝てませんみたいな展開はほぼやらない。

盾を装備しているキャラは昔からそこそこいたけど盾を使うキャラはそんなにいなかった、そして盾をしっかり使うのも少なかったということなのかもな

日本の昔のゲームでは盾の存在感が無かったからだよ
主な行動は攻撃と回復と補助で防御は数値の上下だけだから盾は防具の一種でしかなかった

日本の作品に限らずゲームだと盾はずっと「鎧より効果の弱い防具」くらいの扱いだった時期が長いからゲームをベースにすると盾の存在感が消えがち

異世界ネタの大元になったJRPG「ドラゴンクエスト」で盾は勇者の紋章が描かれている象徴的なアイテムだよ
「ドラゴンクエスト」では盾を装備できるかで戦士職としての価値がかなり変わるしシリーズが進むと特殊能力や特殊防御効果の備わった盾も出るので重要装備になっていく

JRPGは単なる装備の数値かもしれないけど「ゼルダの伝説」や「ドルアーガの塔」のようにアクション系は昔から盾の存在感あるぞ
「ドルアーガの塔」はアニメでも盾が結構目立っていた

そこまで昔ではないしシリーズによるけど「モンスターハンター」はそれなりに盾の存在感はある、はず
それから「ゼノブレイド」シリーズは盾が防御にも変形して武器にも使えるキャラが出てくるね
これはなんだかんだでロボ系の流れにある作品だからだろうか?

やはり盾使いはカッコ良くならない、それを使ったカッコイイアクションが難しいというのに尽きるのでは。
ガンダムの盾も基本的には遠距離攻撃機能を活用することが多いし

ガンダムは盾が使われるカッコイイアクションがそれなりにあるぞ
壊れたり防いだり捨てたりといった演出や、盾で隠れた部分とその後の強調とか、盾で敵の視界を遮っての射撃とか

初代のガンダムとグフの戦いとか盾がかなり印象的な使われ方をしているよね
昔のガンダムを見ているとロボは盾の部分は隠れる(作画が楽になる)のもロボが盾をよく使う理由なのではと思えてくるが、どうなんだろう

ガンダムの場合、盾は投擲武器や「盾としても使える武器」も多いので人間キャラの持つ盾とはちょっと違うような……

まぁ初代で既にギャンの盾のようにミサイル満載だから敵の攻撃防ぐの無理だろうし盾ではなく手持ちのミサイルランチャーなのでは?みたいなのがあるからね

アクションをカッコ良く描きにくい、顔をアップにするシーンで武器が描けないとかも理由だろう。槍や矛をメインに使うキャラが少ない理由の一つがこれだけど、盾は接近戦だとぶつけるくらいしかアクションができないので槍や矛より更に厳しい

その意見には同意する
他に盾を持たせるとキャラを隠してしまうから好まれないという話も聞いたことがある

それにしても日本の作品にもファンタジー系世界観は多いのに盾キャラが目立たないのは不思議だね
異世界ファンタジーで盾を使うなら騎士系、特に聖騎士的なクラスがいそうなものだけど……もしかして日本の異世界ファンタジーで聖騎士は定番クラスになっていないのか?

聖騎士的なクラスは日本の作品でも昔から出ている
ただこれは日本に限った話ではなく、昔から騎士系クラスの盾はそんなに目立ってなかったよ。ローマ系の剣闘士とかの方が盾を使うクラスとしては目立っていた気がする。

異世界行っちゃうとビームシールド的なカッコイイ盾みたいな何かを出して防ぐ特殊能力なんかも出てしまうから余計に盾を持たなくて済むのではないかと

逆に異世界系があるから今は盾の存在感が増している、防御系ビルドが実用的だと扱われるようになったんじゃないか?私はこう考えていたのだが……

上で出ている現実で効果的かどうかではなく二次元的にカッコイイかどうかが重要だという意見は納得できる。
それから現代のキャラで盾が目立つのは盾の作画コストが下がったのも影響しているんじゃないかね。現代の環境では盾の表面に見栄えのするテクスチャ貼り付けて、それをそのまま動かせばいい。昔の環境のように別方向別角度から見た盾の形状や模様を描かなくてもよくなった。

確かに描写できることの増加や作画コストの減少というのも理由としてありそうだ
ゲームでキャラに持たせる装備としても強調されるようになってきた気はするね



とまぁ、こんな感じで。
盾使いとして思い浮かぶキャラについてや作品内における盾の使われ方についてなどイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方によると
「昔は現実での有効性やリアリティ方面からのツッコミや批判が優勢でしたが、現在は二次元特有の演出や人気重視の改変といった事情からの擁護も増えるなど討論の空気や方向性が変化しているようにも思えます」
などといった話もありました。

言われてみれば過去にまとめた武器ネタの記事と今回の記事ではやり取りの空気に違いがあったように思えます。
盾の扱いに限らず中国オタク界隈でも創作における武器防具の扱いや描写に関して、好みやリアリティを感じる方向性などイロイロと変化しているようなのは面白いですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「味方になっても強いままでいられる元敵キャラにはどういう条件があるのだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈で話題になる「アニメやマンガでよくある」的なネタには日本と共通するものも多いそうで、そんなあるあるネタに関する考察で盛り上がることもあるそうです。

中国のソッチ系のサイトでは
「味方になった元敵キャラは弱くなりがちだが、強いままでいる条件には何があるのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


味方になっても強いままでいられる元敵キャラにはどういう条件があるのだろう?
基本的には敵が味方になったら弱く、味方が敵になったら強くなるものだが、例外もそれなりにあるので共通点がないか気になってきた

主人公の宿敵キャラが味方側になる場合、いわゆる相棒ポジションになるなら大丈夫なんじゃないか?

ずっと相棒の地位でいられればそうなんだけどね……例えば「遊戯王」は海馬などの強さを維持できるキャラも少なくはないが「ドラゴンボール」ではかなり難しい

昔からある話題だけど、有名な例としては「幽遊白書」の飛影とかが挙がるかな

最近リメイクになった「ダイの大冒険」のヒュンケルも
敵がもっと強くなってるけど明らかに味方になってからの方が強いし主人公のメイン戦力になってる

ヒュンケルは強さも格も落ちない上に女まで獲得するし、味方になった元敵キャラとしては二次元界でもかなり上位の扱いだろ
そしてクロコダインがあからさまに味方になったら弱体化な扱いなのは気の毒

元敵キャラって味方になる際に能力を動かしやすいようにデチューンされることもあるが、被害(周辺もだが自分自身にも)や悪い印象を気にしないで戦っていたのができなくなったりするからね。
更に人気による商業的な競争もあるから、強いままでいるのは難しいのだろう。

「禁書目録」の一方通行のように設定上弱くなっても扱い的に強い、勝利或いは負けないキャラみたいな印象になることもあるよ
「強さの維持」に関してはメインキャラ級の扱いを維持できるかだと思う

ロボとか兵器系では試作型やコントロールが困難とかで敵が使いこなせていないみたいなのがつけば味方化で強くなると思う

それは実質的に主役ロボになるパターンじゃないか?強くなるのは当然な気もする

このテーマで闇落ちしてまた元に戻った主人公はアリかな?

それはさすがに無しだろう。
それから昭和の仮面ライダーみたいに敵組織から寝返ったキャラが主人公みたいなのも無しにするのが妥当だろう。大元のネタが「味方になったら弱体化するかつての強敵」なわけだから。

序盤の中ボス、主人公覚醒のきっかけになるようないじめっ子キャラみたいなのが味方になる展開だと成長にもついていくので結果的に強いままでいられることも多いと思うんだが

ふーむ……そういうのなら「シンフォギア」のクリスとかもかませキャラにはなってないか

このテーマなら私は親友やヒロインとしての属性を獲得すればヒドイ目には遭わないと考えている
強さや能力が特徴のキャラだとインフレに巻き込まれて消える

なるほど。私が思い付いた「家庭教師ヒットマンREBORN!」の六道骸は元敵キャラの扱いとしては強さも変わらず本編でのキャラの変化や崩壊も無いのがかなり珍しいと思うが、人気になったこともだけど、最初のボスキャラ的な存在だったのも良かったのかな

六道骸はファンだけでなく作者にも愛されていた印象があるな

自分は「ジョジョ」の花京院を思い付いた
本格的なバトル路線が始まる前、キャラや作中のルールを整えている段階で仲間になれたなら比較的安全だ

敵ではないけど完全に仲間にならないというのはどう?
「犬夜叉」の殺生丸のように時々出てきて手助けをするならボスクラスの格を保てる

フェニックス一輝もそれかな
ピンチの時に出てきて手を貸す展開だと弱くなったと感じられる展開は少なくなりそうだ

探せば例外も出てくるだろうけど基本的に早い段階で仲間になる方が弱くならないが、中盤以降に味方になるかませになる

最初の方に仲間になる敵については言い方を変えればインフレに合わせて「強くなれる」といったところか。

「SEED」のアスランは味方側になるのは中盤以降で続編でも敵味方でいったりきたりしているけど戦闘力は作中最強扱いだったな
でもこいつは例外の方かな

この話題は「強いままでいられる」の基準に個人差があるのも難しい
例えば私はベジータやピッコロまでなら強いままだと思っているけど彼等に対して味方になって弱体化だとする人がいる。そして私もその意見が理解できないわけではない……

前半で主人公側の陣営に入って適度に出番がもらえるかだろう
主人公達から離れてしまうと存在感や強さの根拠も薄れていくしインフレに対応したエピソードや設定をもらえずに消えていく

作者側が新キャラ出さずに旧キャラを活用するのならいける
これも古い作品になってしまうが「魁!男塾」の先輩キャラはその後の試合で勝っても負けて死んでも大体が最初に敵として出てきたときよりは強い

インフレした敵の引き立て役として負ける場合でも強いと感じられるキャラはいるよね

「強いままでいられるか」というのは「強くなれる余地があるか」と言い換えることもできる
バトル系の作品は主人公が成長するし壁となる敵や大会のレベルがどんどん上昇するから強さの基準もインフレするので強いままでいるにはそれに対応しないといけないからね
そして早い段階で仲間にならないと、強化する話が無く引き立て役になると

でもドラゴンボールのヤムチャも早い段階で仲間になっていて強くなっていたはずなんだよね……

ヤムチャについて考えるとメインキャラとしての役割がどうなるかも重要なのだと思えてくる

大体はキャラ自身が弱くなるのではなく、相手が強くなるわけだからなあ

「味方になって弱くなる」というのは大体が強さのインフレについていけないからで、能力が低下したわけではないんだよ
ベジータやピッコロも、ヤムチャでさえも弱くなったわけではなく更に強い敵が出現したから弱いと感じられるようになってしまったわけだし

ゲームのキャラなら弱くならないことが多いんじゃないか
シリーズ変われば主人公キャラが入れ替わるし強さもリセットできるから同一世界観内における戦闘力のインフレも回避しやすい
例えば軌跡シリーズにはそういうキャラが少なくない

強さ、特殊能力の上下関係などのルールが変わる、単純なインフレではなくなるというパターンはどうだろう
「BLEACH」の藍染は強いんだか弱いんだかよく分からなくなる展開もあったが知恵の方での格は保っていたから敵ではなくなった元敵キャラとしては弱くなった印象が無い

特撮、特にスーパー戦隊シリーズは玩具を売らないといけないので味方になった敵キャラは強いぞ!
この話題に特に合ってそうなのは「魔法戦隊マジレンジャー」の父親と「烈車戦隊トッキュウジャー」のザラムとか

強さの演出に関してはストーリー展開や作品の周辺事情的に強くしなければならない場合もあるからな
例えば解放軍に加入した元国民党の兵士とか、強くならないと色んな意味でまずい!

私はギャグ担当の敵キャラが味方になった場合は強キャラになると感じている
これはギャグ担当の場合は敵でもヘイトを稼いでいないのと、ギャグ担当は実力を隠しやすい(発揮しない)からではないかと

ネタとして闇落ちしたら3倍の強さになるとか言われているが、これについては闇落ちで実際に能力強化されているので分かりやすい
しかしその逆に敵が味方になった場合は能力はそのまま、場合によっては制限がかかって明確に弱くなることも多い
この状況でも「強い」という印象を与えるには能力的な強さよりも作品内のポジションで良い所を取れるかが重要になって来る

弱くなる=話の中心ではなくなるということでもあるからね。モブキャラ化まではいかなくても敵の強キャラの引き立て役として雑に扱われてしまう
そうならないためには主人公達との強い関係を構築(一緒に成長)できるか、人気を上位で維持できるかなどが大きい



とまぁ、こんな感じで。
実体験も含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「好きなキャラが作品内で活躍しない、ヒドイ扱いで負けるというのは中国のファンにとってはとても不満が貯まる展開なので予想や解釈の動きも活発になります」

「不満が爆発するきっかけになりやすいのは、設定上の能力や知能が発揮されずに負ける展開で、その結果ファンからの批判が作品に対してではなく作者に対してのものになってしまうことも多いです。これは国産作品でもある話です……」

などといった話もありました。
中国の方でもキャラの活躍とファンからの期待の扱いに関しては何かと難しい所があるのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「近頃は憧れのヒロインを振り向かせるために頑張るみたいな話が減ったどころか見かけなくなったような気がする、どうしてだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを

中国オタク界隈でもアニメやマンガの恋愛要素、カップリングなどは何かと注目され誰とくっ付くかなどで良くも悪くも盛り上がっていますし、サブヒロイン、負け犬ヒロインの扱いなど作品の恋愛ネタの定番要素に関する分析などが話題になったりしているそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「近頃は憧れのヒロインを振り向かせるために頑張る恋愛モノを見かけなくなった」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


近頃は憧れのヒロインを振り向かせるために頑張るみたいな話が減ったどころか見かけなくなったような気がする、どうしてだろう?

今はすぐに惚れられるとか、感情や力量、地位などで主人公側が有利な恋愛関係なことが多いよね

恋愛関係に頑張るという展開自体が無くなった
昔もヤサシイから好きになってもらえるハーレム系主人公なんかはたくさんいたけど、今はそれより更に自動化、標準設定化されているとでもう言えそうな状態だよ

「リゼロ」はそんな部分もあると思うが、それなりに昔の作品になってしまうか?

そういう作品を描くのって難し過ぎるからだろ
ちょっと匙加減を間違うと批判が出る

でも昔はそういうのが別に珍しくなかったわけだが……

確かに昔はあった。しかしメインヒロインに人気が出ないで主人公に好きアピールして来る負け犬サブヒロインに人気が出てしまうケースも珍しくなかったので上手く書くのが難しいというのには同意したくなる

現代の環境やファンの価値観だとそれを話の軸にしても人気得られないからじゃないか?
「リゼロ」のように惚れたヒロインを救うというくらいじゃないと

考えてみれば確かに最近は見なくなったなあ……
自分が思い付いたのは「Just Because!」くらいだ

考えてみれば攻略だけに特化した「神のみぞ知るセカイ」のような作品が出た時点で二次元のテーマとしては終わっていたのかもしれない

女のために頑張る、そして頑張った報いがあるというのが現実的に思えなくなってるんだよ!

今は主人公だけでなく好かれる側のキャラの評価も重視される
そこで魅力的なキャラであること、主人公の行動(努力)に納得できるだけの存在であることを描写しないと作品そのものが批判される

なるほど
そういう意味では振り向かせるよりも救う、悲劇を回避するみたいな方が受け入れやすいね

現実で恋愛に夢を見られなくなっているからだよ!特に恋愛関係の苦労が!!

そもそも現実で疲れた人間がそういう作品を見たいと思わないのでは
甘いイチャイチャを見たいという需要は存在するとしても

女のために努力する「だけ」というのが微妙なのかもね
それだけで感動させるのはかなり上手くやらないと……

今は良いヒロインが出てくる品は百合ばかりで感情移入できる男主人公がいるだけマシに思えたりする

さすがに百合はまだ主流になっていない別ジャンルだと思うが
ハーレム系は見かけなくなったけど異世界系に吸収されている部分もあるから探せばいいキャラデザのヒロインは見つかるはず
中身?さて?

今は努力するなら自分の夢の実現とかになるし、女のためだけにというのはもうネタとして厳しそう。世界を救うために頑張った果てに救うか女を取るかみたいな展開ならともかくね。

結構古いけど「バクマン」を思い付いたが……あの作品みたいな話、主人公は最近見てないかも。

恋愛目的が前面に出るのは減ったけどボーイミーツガールの需要は相変わらず強いしヒロインのために頑張る主人公という構造の作品自体は普通にあると思うよ

正統派な「ヒロインのために冒険する」作品は探せばありそう
すぐに思いついたのは「ゼノブレイド」

もう最近では無いけど「Gのレコンギスタ」も序盤の主人公の動機は一目ぼれしたヒロイン(?)のためだったな。
最後までそれで引っ張るのは厳しいだろうけど最初の動機としては今でも使えると思うよ

最初は主人公の男に対して何の感情も無い、つれないヒロインを振り向かせようとする展開自体は昔からあるけど現代にそのままやっても印象はあまり良くならない
恐らく内容の好みだけでなく正しい価値観がどうこうで男女どちらからも批判される

恋愛目的でヒロインを追いかけるという作品か……他のジャンル、実写とかならあったように思うけど二次元系作品だと減った気はする

恋愛を中心にすると話を大きくできない、ヒロインをあまりたくさん出せない、話を長く続けられないなどの問題がある
商業的な題材としては中途半端だからアニメにするのは厳しいし長くして稼ぐのが大前提なネット小説では尚更だ

昔も完全にヒロインだけを目的に頑張る作品はそんなに多くなかったはず
最初は何とも思っていなかったけど頑張る姿にひかれて態度が変わっていく「主人公が憧れていたヒロイン」みたいな展開が多かったように思う

そういう憧れのヒロインと付き合えたら〜みたいな考えの主人公を見かけなくなったというのもあるのでは

少女マンガや男性向けならギャルゲーではまだありそうな展開なんだけど……案外思いつかないもんだね

男性向け作品で言えば主人公が大好きなサブヒロイン的なポジションのキャラが主人公の作品?どうなんだろうか、今でも普通にありそうな気はするのだが

この題材がネット小説に向いていないのは間違いない
元々恋愛メインだと文章量を稼げないし、単独の異性を攻略するだけでは話がすぐに終わってしまう。かと言ってバッド方向の御都合主義をやるとか余計なイベントで回り道をさせるとストレスがかかって読者ウケが悪くなる。

恋愛、かわいい彼女とかが目的で頑張るというのは珍しくなっているね
大陸での配信は無さそうだが「うる星やつら」の主人公みたいなのは好色な部分を除いて考えても今の時代ほぼいないから逆に新鮮

「うる星やつら」は作品が出た当時は革新的だったんだろうけど今の感覚で見ると主人公だけでなくヒロインキャラも記号的で薄いのが厳しいね
この作品からその後のラブコメ、ギャルゲー的な作品が広まっていったと考えると感慨深いけど恋愛部分に関しては発展した後の作品を知っていると厳しいのも間違いない

現実の環境が変わって情報も交流も増えたから現代をそのまま舞台にすると昔のように目の前のヒロインだけが全てだとは思えなくなるし、それを全てだと思う主人公とヒロインに対する感情移入も難しくなった
あと「頑張れば夢を実現できる」というのが信用されなくなったのも厳しいかな、現代基準では憧れのヒロインとの恋愛の前提条件や駆け引きが二次元の少年少女キャラには厳し過ぎる

ウチの国だと恋愛しても結局普通の若者は家買えないから意味がない、みたいな受け取り方が出てしまうけど日本はどうなんだろうか?

恋愛に関しても現実だと最初でダメならほぼダメ、頑張って何とかなるものではない!みたいなイメージが強くなっているからね!

ヒロインとの恋愛のためだけにというのはもう難しいだろう
でも何かを成し遂げる、夢をかなえるとか何かを救うために頑張った過程や結果でヒロインが惚れるというのなら今でも普通にいける

単独のヒロインではないけど「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」みたいな作品も出てきているから不可能な題材ではないと思う

皆大好きな「サイバーパンク エッジランナーズ」だって女の夢をかなえるために頑張る話だ
世界観がアレだし結局は女の夢をかなえたい男とそうではなくなった女がすれ違うことになるので甘い恋愛モノではないけどね!

恋愛メインでやるにはその作品の世界観や価値観が良くも悪くも閉じている方が良いので二次元の学園モノと相性が良かった
しかし今の時代の二次元は異世界いったり転生したりで外部世界とのつながりや広がる余地があり過ぎるから恋愛だけを目的にしていられないのだよ

追加キャラくらいならともかく、目的となるヒロインの立場や価値が揺らいだらダメだからな
生徒会の絶対的な権威や崇拝される存在としての地位といった二次元世界の学校の定番要素も、攻略対象となるヒロインを描写する上では便利そう

恋愛モノは実写などの中短編ならともかく、現代の二次元の人気作品に求められている拡張性が不足している、言ってみれば話を引き延ばすのには向いていないジャンルということなのかね

でも「かぐや様は告らせたい」もヒロインのために頑張る主人公という構成だし「ヒロインのために」というテーマ自体は現代でも有効なはず
今はそれを使うならどういう要素を加えて恋愛感情をどう演出すれば見ている方が納得できる、感情移入できるようにするかということになっているのかもね



とまぁ、こんな感じで。
該当する作品や適用できる範囲などイロイロな方向の話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてレクた方からは
「中国のオタクにも二次元の作品に対して恋愛の甘さ、『糖』を求めている人は多いですし日本のラノベの中編作品が中国で注目される理由の一つでもあります」

「聖女系キャラの批判やツンデレやヤンデレの流行の衰退など、中国オタク界隈でもヒロインの好みが変化しているのでどういう恋愛要素が人気になるかは予想し難い所があります。作品によっては価値観が問題だと批判されてしまうこともあります……」

などといった話もありました。

中国オタク界隈の反応を見ていると恋愛要素に関する需要は相変わらず高いと感じられますが、それとは別に「期待通りではなかった」場合の反発と批判、そこからの炎上が一昔前よりもかなり過敏で過激になっているような印象も受けます。
そんな訳で中国では恋愛要素に関して昔より扱うのが難しくなっているのは確かなのでは……などとも考えてしまいますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「ウチの国の作品のヒロインキャラは出さない方がいいという流れはどうなんだろう」

中国オタク「新人の自分にガンダムの定義を教えてください、どんなロボをガンダムというのか、どこが他のロボと違うのかよく分からない」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

一昔前の中国オタク界隈ではガンダムなどのロボット系作品がオタクの一般常識として扱われていたものの近年はロボ系作品のファンがどんどん減っていき「ロボ好きはおっさん趣味」的な空気もあったそうです。
しかし最近になって「閃光のハサウェイ」や「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」、そして新作の「水星の魔女」によって新人が入ってくるようになりガンダムなどのロボット関係の質問やそれに関連する話題も目に付くようになっているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「ガンダムの定義とは?」
といったことなどに関するやり取りが行われていたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


新人の自分にガンダムの定義を教えてください
どんなロボをガンダムというのか、どういう部分が他のロボと違うのかよく分からない
例えば「水星の魔女」ならエアリアル=ガンダム=唯一特別な存在でいいの?

作品ごとに違うので、実はシリーズに共通するお約束はない
雑に主役ロボ、話の中心になるロボがガンダムくらいに考えておけばいいと思う

作中世界でアンテナ2本で目が二つならガンダムだよ

俺がガンダムだ!と自称する主人公がいるんですが

宇宙世紀系ならV字のデュアルアンテナとツインアイというのが一般的な定義だけど後続作品だと本当に作品ごとに定義が違うからなあ

宇宙世紀でもEz-8のようにV字アンテナじゃないガンダムがあるぞ
分かりやすく考えるならガンダムシリーズの主役ロボくらいで良いと思う

身も蓋も無いけどバンダイがガンダムと呼ぶものがガンダム

これは真面目なファンほどすぐに答えられない質問かもしれない
世界観と設定が〜みたいに話して質問した人に通じなくなる

基本的には特殊な型式番号、或いは特殊な技術や材質のMSがガンダムで良いのかな?

外観がRX-78に似ていればガンダムと言おうと思ったがオタクでも慣れていないとロボの違いは分からないな……

とりあえず今の新作の「水星の魔女」ではガンダムは医療技術のGUNDを転用したGUNDフォーマットを使っているロボットGUND-ARMのことになっている、はず
それから「水星の魔女」の世界では特別な存在ではあるけど唯一ではない。まだ出ていない別のガンダム系MSは発表されている。

「ガンダム」っぽい名前の特殊な装甲とかフレームとか、あとはOSや運用システムの英文頭文字がGUNDAMだからというのも多い

宇宙世紀もVくらいになると政治的な理由でガンダムの名前使ってるしガンダムだと宣伝したらガンダムみたいな扱いでもある

作品内ではわりと雑な扱いなんだよね
俺も名前にガンダムとついていたらガンダムくらいで良い気はする

自分は宇宙世紀の設定にはかなりこだわる方だけど、考えてみればガンダムに関しては「設定上そうなっているから」以上の説明ではできないかもしれない

水中型や陸戦型、量産型Z、量産型ν、リ・ガズィとかはガンダム扱いしていいものか正直迷う
量産型寄りだけどちょっと特別な部分もあって個人的に好みではあるのだが

外見がガンダムみたいなデザインならガンダム……とは限らないのもヤヤコシイよね

ガンダムっぽいのに実はガンダムじゃないMSもあれば、ガンダムっぽくない顔なのにガンダムなMSもいる……

百式とかガンダムグシオンをデザインだけでガンダムだと判断するのは無理だ!

スパロボのヒュッケバインのようにバンダイに怒られて一時期存在が消えた海賊版ガンダム(ガンダムではない)もいる

ガンダムのアニメに出てくる主役ロボがガンダムみたいな考えだった自分には難し過ぎるスレだ……

そんな感じの認識で良いと思うよ
濃い人間がこだわって正確さを求め出したらめんどくさいことになるだけで

その見方は「主役ロボという認識」があるからしっかりしている方だ
私なんか昔はガンダムに出てくるロボは全部ガンダムでザクもガンダムの一種だと思っていたからね!
ネットでは一部の濃いファンらしき連中が「ザクは男のMSだ」と持ち上げているのを見かけたし、人気のあるガンダム(ザク)みたいな認識だった時期がある

そう言えば以前ガンダムに詳しい人から「機動戦士」がついているのが正しい意味での「ガンダム」だという話を聞いたこともあるんだけど、これは正しいの?

それだとシリーズ作品のかなりの部分が切り捨てになってしまうから現実的ではないよ

宇宙世紀限定で考えても「機動戦士ガンダムF91」というタイトルなのに作品内の設定ではガンダムではないF91なんてのもあるから正確さを求め出すとキリがない!

F91の頃はガンダムは過去の伝説になっていたからそれをつけたらそのままガンダム呼びで定着したんだっけ?
開発したサナリィはアナハイムと商売上でも敵対しているはずだし商標とかどうなっているんだろうか

最初に出た「唯一の存在」というのはガンダムには無いと見ていいんじゃないかな
主役ロボとしては唯一の扱いでも、ガンダムの名前に関しては「ガンダムシリーズ」といった扱いになる、更に「ガンダム以外のMS」も存在する

ガンダムという作品とガンダムというロボはそれまで流行っていたスーパーロボット系作品に対して兵器としての面を打ち出して作られたから、スーパーロボット的な唯一無二の存在というのは基本的に無いと見ていいはず

「∀」ではガンダムは実質∀ガンダムだけじゃないか?ターンXは兄弟機だけどガンダム扱いされていない
「∀」はハゲがガンダムを否定するガンダムとして作ったという背景もあるので特殊な例になるかもしれないが

「設定でそうなっている」のではなく「商売の関係上そうなっている」みたいなのもあるからもう何が何だか
ウチの国でたぶん一番人気が高いガンダムの「自由高達」(フリーダムガンダム)も実は設定上はガンダムなのか怪しい

SEEDは作品内だとキラ・ヤマトと次回予告くらいかしかガンダム呼びしないんだっけか

極論だがSEEDに出てくるMSにガンダムは存在しないという言い方もあるね

一応劇中では顔などで「ガンダムタイプ」という呼称が広まったという設定もあったし、DESTINYでガンダムと呼ぶシーンもある
ただアストレイの扱いとかも含めて正直よく分からない

SEEDは量産型でなければガンダムみたいなネタもあるが、ガンダム扱いだけど先行量産型のもいるからなあ……

「水星の魔女」や「鉄血」、「00」と最近は特定の装備が使われているのがガンダムというパターンが多いんじゃないかな
宇宙世紀はもう設定広がり過ぎて単純な定義は無理だろう

顔でガンダムを見分けるのも実はかなり危険だからやめた方が良い
例えばコードギアスもなんかそれっぽい印象になるし、勇者ロボにもガンダムっぽい顔のが結構いる
私も実際に間違うのを見たことがある

とてもよく分かる話だ……「アンテナと目じゃなくて顔で判断すれば良い」と考えていたら間違う

俺はスパロボで気付いたんだけど「戦国魔神ゴーショーグン」もかなりガンダムな顔だよね
更に敵としてガンダムのパクリロボも出てくる

俺は顔でガンダム判定も悪くは無いと思うんだけどね
それにGガンダムに出てくる数々の「顔だけガンダム」を見ているとガンダムの正しい定義なんてどうでもよくなってくる

Gガンダムを出されると反論できねえ……

結局、プラモの商品名に「ガンダム」ってついているのがガンダムでいいと思う
アニメ本編や設定などを考えるとこんがらがる



とまぁ、こんな感じで。
質問をネタにしてイロイロと楽しんでいるようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「新人が入ってくるのは嬉しいのですが、それと同時に新作のガンダムが自分の求めているガンダムとは違うということで荒れる人もいるのも難しいですね」
などといった話もありましたし、中国オタク界隈のガンダムファン界隈もイロイロと変化しているのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜGガンダムみたいなヘンなガンダムの評価がウチの国でも高いのだろう」

新作配信は前よりマシになったもののガンダムはまだ?中国の2022年10月新作アニメ公式配信状況

近頃の中国における配信の不安定さからいつも以上に遅くなってしましましたが、中国で配信されている日本の10月新作アニメの現時点での状況についてまとめさせていただきます。

7月のシーズンは新作アニメに関して全く音沙汰無しの状況がかなり長く続き、配信についても1か月以上遅れて始まる作品がかなり出ましたが、10月の新作アニメに関しては7月よりはまだマシな状況だそうです。

例によって配信が具体的にいつ始まるのかについての告知はなく、更新ペースも不安定な所はあるようですが、bilibiliでは配信予告自体は出ているそうなので主にその辺りについてまとめさせていただきます。

また現時点で日本から配信状況が確認ができる或いは当ブログに配信確認の情報をいただいているのはほぼbilibiliだけなので、他の動画サイトの新作アニメの配信状況に関してはあまりあてにならないと思われます。その辺りに関してもうどうかご注意を。
10/26追記:配信作品に関する情報をいただきました。ありがとうございます。


Iqiyi(配信状況不明)
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました
SPY×FAMILY 第2クール
ブルーロック
魔入りました!入間くん 第3シリーズ


youku(配信状況不明)
BLEACH 千年血戦篇


テンセント
SPY×FAMILY 第2クール
BLEACH 千年血戦篇(現時点で予告のみ?)



bilibili
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました
うちの師匠はしっぽがない
永久少年 Eternal Boys
銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀
クールドジ男子
忍の一時
ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン第2クール
新米錬金術師の店舗経営
SPY×FAMILY 第2クール
農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。
ブルーロック
ポプテピピック 第二シリーズ
虫かぶり姫
モブサイコ100 III
ヤマノススメ Next Summit
四畳半タイムマシンブルース
弱虫ペダル-LIMIT BREAK-


現時点では予告のみ
機動戦士ガンダム -水星の魔女-
不滅のあなたへ Season2
ぼっち・ざ・ろっく!
魔入りました!入間くん 第3シリーズ
勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う



以上です。
中国オタク界隈でも何かと注目を集めている「水星の魔女」については予告のみで配信時期は未定ですが、現時点でも配信が無いということは「SPY×FAMILY」の第一期のように一月半程遅れての配信になったりするのでしょうかね。

ちなみに10/23の時点で「SPY×FAMILY」は13話まで配信状態だそうで、7月ほどではないものの現時点で配信の始まっている作品でも日本での放送から遅れての配信になっている作品は出ているとのことです。
他にも中国での配信開始が遅かった以前のシーズンの新作アニメの中にはまだ配信が終わっていない作品もあるようで例えば10/23の時点で「リコリス・リコイル」は第9話まで、「サマータイムレンダ」は23話までの配信となっているそうです。

それからこの一月ほどの間中国オタク界隈の話題、高評価をかっさらっていた「サイバーパンクエッジランナーズ」の配信もやはり無いようです。
また過去に中国本土で「NARUTO」「ONE PIECE」と並ぶオタク史における初期の大人気作品だった「BLEACH」の千年血戦篇の配信はどうなるのでしょうかね。テンセントの方では配信予告が出ているそうなのですが、いつ始まるのか、他のサイトでの配信はあるのかなどイロイロと気になります。


とりあえず、こんな所で。
日本からは現地での配信状況に関して把握しきれない部分も多いので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なんで日本の作品のキャラは高校や大学卒業ですぐ就職するの?院に進まないの?それで仕事が見つかるの?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国では9月から新学年が始まりますが、今の中国の学生にとって9月は就職活動が本格的に始まり忙しくなっていく時期でもあるそうです。

私自身の実感としてもこの時期は中国のソッチ系のサイトを巡回していても就職に関する話題(オタク分野でも雑談でも)が目に付きますし、その勢いが年々強まっているようにも感じられるので現地の状況について何かと考えてしまうこともあります。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の作品のキャラは高卒や大卒ですぐ就職するのはなぜか」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なんで日本の作品のキャラは高校や大学卒業ですぐ就職するの?院に進まないの?それで仕事が見つかるの?
院に進んでも仕事が見つからない私はとても引っかかる!

日本の社会システム、それも企業を含めたものがそうなっているからとしか言えないかな。
日本だと院に進んだ方が「稼げない」んだよ。

昔は中国でも大卒でそのまま仕事があったし、自分の実体験でも数年の違いで就職の難しさに関する話が通じなくなる
日本の二次元も昔の感覚のまま、仕事が容易に見つかった時代の感覚で作品作っているんだろう
制作側の人間が現代の若者ではないからね

二次元だと上手くいけど現実だと大卒でも厳しいし、高卒だと更に厳しくなってコンビニバイトくらいしかできないだろう

そしてそれより下だと「CLANNAD」みたいに工事現場と。

アニメだとそんなでもないけどエロゲーとかでは卒業後にえぐい現実に立ち向かわされる作品もあるぞ
ただそういう話は娯楽としては一般的な需要が無いから普段は目にする機会が無い

日本で高校卒業したらすぐに働く人間が少なくないのは家庭の経済状況も大きな理由だ。
これは昔より現代の方が更にハッキリしている。欧米でも大学の学費で大変なことになっているし、ウチの国だって親が教育に使える金の差が昔より更にハッキリと出るようになってきている。

日本に限った話ではなく高校を出て働いてすぐに収入を得るか、大学を卒業した時点で社畜になるか、院まで行って高給取りの社畜になるかの違いはどこの国にもある
中国と日本の違いは、高卒で働いた場合の給与と社会的な目じゃないかな?こっちほど激しい格差は無いようだから

中国でも数字の上では世代の半分くらいは職業高校に行って就職しているはずなんだけど、そういう人達の話はなかなか表に出てこないからなあ
日本の高卒との社会的な扱いや認識の違いはありそうだ

「民工漫」なんて言葉が使われていた昔と比べて多少の変化はあるけど大学行ってないことに関する話は現実でもネットでも出てこないからね
高卒で就職の話が普通に出てくる、進路の話として出る日本との空気の違いは意識せざるを得ない
(訳注:「民工漫」はアニメや漫画とは全く縁が無いであろう農民工でも知っているほどの知名度な作品ということで、昔の中国で大人気だった「NARUTO」「ONE PIECE」「BLEACH」を指す言葉としても使われています。この言葉の扱いに関しては過去記事
中国オタク用語「民工漫」の変化、この言葉は蔑称なのかなどもご参照ください)

大卒に関しては日本では企業側が院で学位とった人間よりも大卒の方を求めているという事情もある
院卒人材向けのポストがそんなに無いとか

昔よりも減っているらしいが日本企業は主に大卒で採って自社で育てる「新卒」というやり方があるので大卒の方が院卒よりも良いという認識が根強いという話だ
日本はニートが多いとかヒドイ就職難だとかいうニュースはよく聞こえてくるけど、データやシステムを調べて見ると就職に関しては日本が羨ましく思える所も少なくない……

日本では実際に大卒で就職するのが一番多い、一般的なルートだと思われているんだよ
これは仕事で一緒になった日本人から実際に聞いたんだけど、日本だと良い所に就職するのを狙う場合院に行くのはコスパが悪いという考えになるという話だったね
それから高卒はさすがに稼ぎ以外の面でも厳しいので、やる気があるならば奨学金なども使って大学に行った方が良いという認識だったが、同時に奨学金は実質借金になるものが多いのでやる気が無いならやめた方が良いという話も出た

実際、院卒だからって使える人材とは限らない
ウチの国は職業教育が実質的に無いようなものだから基礎無し、実習に行ってようやく知るみたいなのが多い

今は院卒が最低ラインみたいなことになってきているからな……金も時間もかかっているのに就職だけを考えたら日本の大卒と同じようなものなんじゃないかと思えて来るよ
人が余っているのと高い給料を求めて仕事を選ぶ人ばかりなのが合わさってどんどん厳しくなる

国別の新人の平均給与とか言っても、就職できない人間ドロップアウトした人間はカウントされないからな……

正直に言わせてもらえば大した才能が無い、見通しが無い人間は大卒くらいで就職した方が良いと思う。就職した後で上に行けると分かったならそこでまた院に進めばいい。
中国国内で研究生がこんなに多くなってしまって院に進むことの「利益」が薄くなっているのを見ると本当にそう思う。

こういう就職事情で出てくる話は現実を考えているようで現実に目を向けてないのが多過ぎる
実際は大学に行かないで働いている青年はウチの国にたくさんいるんだぞ?

しかしネット上だと余計に見えて来ないだろうな
マウント合戦になるネット上だと大学に行っていないというのを表に出す人間は更に珍しいだろうし

あとは高卒で見つけられる職業が「目に入らない」というのもあるのだろう
大学まで行った苦労や費用に見合う収入を求めるのは分からないでもないが……

大学行かないと学校に通って勉強した意味がない、勉強に見合った就職先でなければ人生失敗した、投資が無駄になったということになる
こっちの現実では日本の二次元のようにそういう進路もあるという空気では無いからね

昔からの科挙に及第するかしないか士大夫とそれ以外で別種の存在みたいな認識の影響は強い

昔と比べて現代はマシとは言っても、元が科挙のイメージだとな……
人間として上か下かという絶対的な区別だと高卒、そして大卒を下に見ていく感覚がある中では大学に行かないルートは何かと厳し過ぎる

日本のアニメでよくある進路希望調査表の記入とそれに関するエピソードを見ると学生だけでなく保護者や教師の考え、教育理念の違いも見て取れるよね
今更どっちが良いとか言うつもりはないが

ウチの国でも高望みしなければ仕事は見つかるだろ
高卒でも大卒でも院卒でも
単に条件が合わないだけ

一昔前ならそうだったんだけどね……

仕事が見つかるのか、その収入で現在住んでいる都市部での生活を維持できるのかまで考えると途端に難しくなる

日本は現場の技術職の待遇かなり良いし職業教育のレベルも高い
そういう背景があるので日本社会ではブルーカラーとホワイトカラーの差別や対立はあっても、工場で働くというのがウチの国のようにかなりネガティブな意味を持つ言葉にはなっていない模様

若いのだと保安人員かコンビニの店員くらいならすぐ見つかるだろう
それで家の近くに住んで趣味を楽しめる収入があるかは何とも言えないけどね

日本ではコンビニはほぼバイトなのでちょっと違う
アニメのような感じで高校卒業した場合、コンビニで働くというのではなく工場やサービス業、或いは派遣などに所属して働くことになる
どちらにしろ日本は高卒でも就職できればそこそこ稼げて、家賃含めて自分を養っていける
そういう環境なら受験して勉強続けてという先行き不安で苦痛の道を選ばない人間もたくさん出るのだろうね

日本では高卒でも良い企業に入れる、良い企業が高卒で募集しているという事情もあるぞ
例えば「NEW GAME!」の主人公は高卒(美術系だからやや特殊ではあるが)で有名ゲーム会社に就職している
これに対してあまりに非現実的だとツッコミ集中しないというのはそういう社会だということなんだろう

日本は若者が少ないからそういう状況になっているという背景もあるんだが?国内の人が余っている状況とは違うよ

国内も若者足りてないぞ?今後更なる勢いで足りなくなる
余っているのは大学生だ
仕事はあるけど別に大卒レベルの学歴が必要な仕事ではないという状況だろう

日本は学歴不問の仕事やポストがあるけど教育を重視せずに競争ばかりを重視しているから大学行かないで良いと考えるんだよ

受験やテストの競争ばかりを考えているこっちの人間がそういう批判をするのはどうなんだ……

ウチの国は古代から今に至るまで勉強だけが至上のもので、芸術や運動方面を評価しない空気がいまだに濃い
子供に芸術や運動をやらせるのも「才能があって勉強で勝負しないで済む」からでしかない
日本の会社が高校や大学の運動部の経歴を重視するとか、全国大会に出れば地元の企業に就職できるなんて話はちょっとおとぎ話じみていると感じてしまう

甲子園に出れば地元企業(別に野球部があるわけではない)にスカウトされるらしいからな
甲子園出場というブランドの宣伝効果と、部活の実績=体力や社交能力もあるという評価になるとか

現在の就職問題に関しては食っていくだけなら何とかなるという認識の人多いけど、就職活動始めて見るとそういう気分は吹っ飛ぶよ。
ウチの国もさすがに学歴崇拝の空気は終わりかけているけど、次はどうなっていくのか。ヨーロッパや日本のような方向を目指すのか
院を出ても需要が無ければ下の方に行くのを許容するようになっていくのか……

ブルーカラー、工場で働く人間やサービス業の人間が必要だ、自分達の生活が彼らに支えられているという知識はあっても自分がその境遇で働くのは勘弁という人ばかりだからな

ウチの国も不動産高騰と社会保障の不備さえなければもう少し余裕があるはずなんだが、都市部だとどうにもならんね

職業教育を強化する流れは出るんじゃないか?
ただウチの国の「オフィスでの仕事でなければ仕事ではない」みたいな空気をどう変えていくのかが想像し難い
ウチの国の作品を見てもコンビニやマクドナルド、カフェやナイトクラブで働くのをマトモな仕事として扱うこと自体が少ないしな

二次元の扱いについての疑問なら、日本社会が大学に対して淡泊だという背景もあるよ
国内のように大学に行かなければ生きていけない、生きている意味がないみたいな感覚はない

自分の場合は高卒で働くということよりも、二次元やドラマで日本の高校生が大学進学で考えるのがまず自分に合うかどうかという考えから入る方に引っかかっていたな
こっちだとまずどうやって大学に合格するかから考えるから



とまぁ、こんな感じで
現在の苦労や隣の芝は青く見える的なものも混じりながらイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国のネットでは大学に行かないことに関してはあまり話題にならない、或いは話題にしない傾向があるかもしれません」

「これは個人的な印象ですが大学に行った人間の就職難で良い仕事が見つからないことに対する周りからの圧力は日本より小さいように思えます。中国では親も勉強してお金もかけたのに……ということで良い仕事を探し続ける子供を肯定的に考えるので、仕事を探し続ける態度で実質的にはいわゆるニートの状態になる人もいます」

などといった話もありました。

それにしても中国では高学歴の就職難や日本以上に厳しい受験戦争などの話がイロイロと聞こえてきますが、その背景としての学歴の扱いや社会的なイメージについても日本と異なる部分が潜んでいるのでしょうね。

また科挙の影響に関しては「凡人(一般人)と隔たった存在、人間の上位存在となるのが何かと定番」な娯楽方面でも何かとありそうです。
その辺りに関しては過去の記事
中国オタク「中日のネット小説系作品のテンプレの違いについて」
などでも触れていますので、よろしければご参照ください。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ二次元の異世界系作品では吟遊詩人キャラが出てこないんだろう?メインキャラ級では見たことが無い」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本でも中国でもいわゆるファンタジー系世界観やそれに伴う設定が様々なジャンル、作品で使われていますし定番要素として認識されている設定もかなりあるかと思います。
中国オタク界隈ではそういったファンタジー的な定番設定に関してで盛り上がることもあるそうで、その中にはファンタジー的な定番要素が日本の作品でどう扱われているのか、どういう背景があるのかといった話題もあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本のファンタジー系作品では吟遊詩人のメインキャラを見かけない」
などといったことに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ二次元の異世界系作品では吟遊詩人キャラが出てこないんだろう?メインキャラ級では見たことが無い。
RPG系世界観のゲームでは普遍的な存在で現実の歴史的な背景もあるはずなのに。

日本の認識では使えない職業だから、活躍させにくい職業になっているからだろう
日本の異世界に吟遊詩人は向いてない

使えない職業ってことはないだろ……ネットゲームでは重要な役割のクラスになっていることも多い
ただ日本はネットゲームが流行っていないから吟遊詩人クラスに触れる機会が無いのかもな

もっと単純な話だ。日本の異世界ネタの根幹になっている「ドラゴンクエスト」で吟遊詩人クラスの存在感がほぼ無いんだよ
理由はそれに尽きる

「ドラゴンクエスト」で吟遊詩人クラスは「遊び人」にされてしまっているからな
あそこまで歪んだらもうまともな吟遊詩人キャラは無理だろう

JRPGでも吟遊詩人は普通に出てくるし語り部的な存在感のあるポジションにいることはあるよ
それに吟遊詩人はネットゲームよりも古典的なTRPGの方がよく出てくる

日本の古いゲームの詩人クラスはトンデモ能力持ちのがいたりする
でも近頃の作品では少ないのも確かだ。存在感があるのはFFくらいか?
ドラクエだと吟遊詩人はほぼNPCでたまに仲間のクラスとして吟遊詩人があったりするくらいのはず

JRPGだと吟遊詩人の扱いが一定しない、戦士や魔法使いのようなテンプレイメージが構築されていないのも理由ではないかと
設定がゲームごとに違い過ぎる

こっちでも吟遊詩人は能力の解釈や適用範囲が安定しない所はあるからな……補助系としてゲームバランスにも直結する
それに定義の方でも例えば李白は吟遊詩人扱いしていいのか、みたいなネタがあるし

吟遊詩人って史実においてはある時代のメディア的な存在ではある。
しかし上の発言にあるような「使えない」はなくても「活躍させにくい」はありそうだ。異世界系は大体がチートや便利な魔法が飛び交う世界観だから。

アニメだとまともにキャラを割り振ることはないよね
アニメの原作小説だと世界観描写、舞台の小道具的な存在として出てくることはあるようだが

「ゴブリンスレイヤー」は舞台装置、英雄譚を広める存在としての吟遊詩人は出ていたがメインキャラではないな

いないわけじゃない
古いけどギャルゲー原作アニメの「ティアーズ・トゥ・ティアラ」でメインキャラに吟遊詩人がいた
でも吟遊詩人能力で活躍する方ではなかったので真っ当な吟遊詩人を活用するのはやはり難しいのかもしれない

ファンタジー系作品だと探せば出るんじゃないかな?
自分が知っている範囲で記憶を掘り起こして見たが、確か日本ファンタジーの古典「グィン・サーガ」にも吟遊詩人のメインキャラがいたはず。

ネット小説の作者がまともな歌、歌詞なんて書けないんだから今の時代の作品で吟遊詩人キャラを活躍させられるわけがない!

結局そうなるよな
設定だけの吟遊詩人キャラなら出てくるのだろうけど

吟遊詩人の凄さを描写するのは難しい。戦闘への影響もだし芸術的な凄さの描写でも。
ネット小説にあるようなチート芸術スキルやタレントとして名作パクリ的な詩詞を並べる、知識チートで現実世界の良い物をパクって発表するみたいなやり方はできない。

凄い吟遊詩人を描写するには複数の楽器の知識が必要だし歌曲のフォーマットや韻に関してもきちんと表現できなければならないから筆力とは別のセンスが必要になる
出て来なくなるのも当然か

いや、そんなの必要ないぞ?弦楽器1つで何となくこなせればいいんだよ
何をもって「正しい」とするのかハッキリしない部分だからむしろ近現代の楽器の知識を適用すると連鎖的なツッコミ所発生の原因にもなる
名称や楽器の構造は詳細にやろうとするより文化圏で分けて読者がリアリティを感じられるくらいでいい

それにしたって吟遊詩人をきちんと描写するには筆力と文学的な素養は必要だろう

難しく考える人がいるようだけど、既存の作品を見る限り詩を書かずに背景として描けば問題無いと思うのだが
上の方で出ている「ゴブリンスレイヤー」の吟遊詩人のように、その世界におけるメディアとしての役割をさせて影響力を描写するとかね

物語の中で重要なのは吟遊詩人の作品ではなく活躍だからね
もちろん作品がきちんと作られているに越したことは無いんだろうけど

作品で思い付いたが恐らく俺達が想像する詩人、吟遊詩人と日本人が思い描く吟遊詩人にはズレがあると思う
ウチの国だと武侠ファンタジー系世界観のイメージもあるから世界観の設定や詩の方を重視するけど、日本の場合は音楽と歌を重視する
日本だと吟遊詩人に限らず詩詞よりも歌のほうを前に出すから、異世界でも吟遊詩人はアイドル系の方に吸収されている感がある

ウチの国だと吟遊詩人が歌っている内容を描写しないといけないと考えるけど、日本の作品は「凄い歌に対する反応」という演出で済ませるから表現に関する筆力はともかく文学的素養はそこまで必要とされていないんじゃないかね

考えてみれば日本は昔から「マンガで」音楽やアイドルの描写やっていたし、「想像上のスゴイ歌手とその音楽」みたいなことはやれるわけか。言われてみれば俺もマンガの音楽表現のテンプレが幾つか思い浮かぶ。

改めて考えて見ると日本の二次元の吟遊詩人もかなり独特な扱いなのかもしれない。
欧米ファンタジーがベースなんだろうけど、JRPG世界観に混じってから長いだろうし。

しかしアニメやラノベにおける吟遊詩人キャラの出番ってないな……昔の「ロードス島戦記」のアニメで六英雄の歌とか私はかなり好みだったのだけど

異世界だとやはり「歌でどうやって戦う」問題になるのでは。
ミンメイアタックは文化格差無いとできない!

「ログ・ホライズン」のキャラにメイン職業が吟遊詩人の強キャラいたね
描写的には広範囲に強力なバフをまくキャラ

今の二次元はかつてないほど歌のパワーで超常現象が発生する時代では?
アイドル系アニメとか歌とパフォーマンスで必殺技的なものが繰り出されたりするし、破壊や再生だって可能だから歌の戦闘力はなかなかに高い

しかしそういうのってどれも現代音楽の派手な曲になるから吟遊詩人の楽器一つでどうするんだ?

あー……ロードス島戦記の六英雄の歌みたいなのでは盛り上がる場面では使えないか

BGMとして合わないというのはありそうだ
「シンフォギア」みたいに歌って戦う方が良い

言っては何だが、今の時代に吟遊詩人出すならアイドルを出す(出せる世界観にする)よね
人気の面でも商業的な面でもそっちの方がつよい

確かに。あと異世界で職業は吟遊詩人で実態はアイドルみたいなのは複数見かけたような気がするけど、何の作品だったかな……

表向きの職業は吟遊詩人で他に剣士や何かの戦闘職みたいのもあるよ
ゲームでも完全支援職で歌っているだけみたいなのはそこまで多くないだろうし

そういうの「ソードアート・オンライン」とかにもいたっけ

ああ、それがあった。それなら「アルスラーン戦記」のギーヴがそんな感じだね。
楽器も歌も上手いが剣と弓の腕前も一流なトリックスターだ

メインが吟遊詩人の戦闘職ってまさに「シンフォギア」じゃないか?あの世界では最強の武器を使える条件の一つが吟遊詩人クラスみたいなもんだ。

実質的に異世界でマクロスとかシンフォギアやってる作品と考えるなら、探せばありそうな気がしてきた



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の考え方や受け止め方がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では異世界で俺TUEEEEEする際に文化的な面での人気や評価を獲得するための芸術系の才能やチートでは文芸的なものが重視されています。日本の異世界転移転生では歌やアイドル、娯楽などが重視されているのとは違いがあると思います」

「詩詞が日本語に翻訳されると消えてしまいますが、中国語だと声調や韻などの音楽的な部分もあります。中国の感覚では吟遊詩人がそういった詩の専門家という見方もできるので日本の異世界ファンタジーのようにアイドル路線と合流するのは難しいかもしれません」

等といった話もありました。

ファンタジー世界における吟遊詩人はかなりふわっとした便利なポジションですが、そのふわっとしたイメージに関しても例えば求められる能力や活躍の方向に関して日中の違いがありそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の作品の男性キャラで料理下手が特徴なキャラって誰かいる?女性キャラで料理下手、暗黒料理の作り手みたいなのはそこそこ思い付くのだけど」

ありがたいことに中国オタク界隈で語られている日本の作品の定番要素や設定などに関するネタのタレコミを幾つかいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「料理下手な男キャラを見かけない気がする」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ふと気になったんだが日本の二次元の男性キャラで料理下手が特徴なキャラって誰かいる?女性キャラで料理下手、暗黒料理の作り手みたいなのはそこそこ思い付くのだけど。

ふーむ、考えてみれば男キャラで料理が特徴だと最初から料理人で料理スキル持ちみたいなのが多いね。

現実世界ベースでも少ないし非日常系世界観になると男性主人公で料理ができるのはほとんどいないと思うよ。ただ女性主人公でも料理を有利な武器にするキャラでもなければ上手いことはそんなに無いけどね。異世界系だとアイデア出して他人にやらせるし。

「ひぐらしのなく頃に」の前原圭一は料理が下手で火事を起こすレベルだな
ただ暗黒料理系ではないのがちょっと違うか?

かつて流行ったハーレム系作品の主人公は料理ができることが多かった
優しいアピールの一種につながっていた

料理下手の男キャラがいないことに関して日本社会の感覚が反映されているのだろう
男は料理ができないというのが日本の社会的な認識だったから、男が料理できないというのは面白い特徴にならない

日本の作品の男性キャラは料理ができないのがデフォルト設定だから特に説明されることもないんじゃないの?

逆に料理ができる男はそれだけで特徴になるというわけか

ポケモンのサトシの料理は人間向けもポケモン向けもマズイという設定だったはず。

二次元の場合、料理の腕前もキャラ付けの一つだから良い方でも悪い方でも突出してないと描写されないからなあ
今の日本の感覚で見るとどうなんだろう?現在の若い世代は男も自分で料理するようになっているなんて話も聞いたことがあるけど……

「料理ができないわけではない、しかし作った料理はおいしくない」という特徴はストーリー的には扱いに困るんだよ

男女問わず料理が無難なレベルのキャラもいたはずなんだが、思い出せない……こういうことになるからあえて設定しない、描写しないということになるのか。

やってやれないことはない。例えば「きのう何食べた?」というゲイの料理漫画に出てきた女性キャラにそういうのがいたけど、人間関係に加えてその料理技術の特徴と軽量通りに作るお菓子はマシなものができるということでストーリーを構築していた。
でも中途半端に下手だときちんと設定と話を作らないと効果が無いのは間違いなさそう。

味覚がおかしい男キャラというのはいる
「ガン×ソード」のヴァンみたいに

料理が下手な男性キャラもいないわけじゃないが、特別強調されるような特徴でもないから記憶に残り難いのでは?

男性の料理下手キャラが珍しいことの原因として、日本社会では料理スキルが女性の能力として評価されるという事情がある。
料理下手の女性キャラというのは日本社会の女性の地位や身分の問題が関係している描写、設定なんだよ。普通に作品を見るなら気にしなくてもいい要素だけどね。

いわゆる日本の「大男子主義」ってやつだな
日本人男性は基本的に料理しないから、料理ができるだけで男性は非常に高く評価される。そして女性の場合は基本的に料理が出来て当然という前提なのでその上手い下手が評価基準になるしキャラの特徴としても反映される
深く考えるとあまり気分の良い萌えではない

身も蓋も無いけど、日本社会では料理は女の仕事だという認識あるから、それを引きずった特徴なのだろう。
有名漫画家の作品を見ても、男キャラは飯が出てくるのを待っているだけだしヒロインもエンディングでは主婦になって家庭に入る展開ばかりだ。

大男子主義については知らんが日本では料理ができるというのが女性のアピールとして普通に強力なのでそれがそのまま反映されているという見方はできそう
聞いた話によると日本の男性の料理スキルの高さも効果はあるけど料理オタク的な扱いになることもあるので女性ほど万能なアピールではないのだとか

グルメ系作品でもなければ、二次元の料理に関しては女性が料理作れない或いは男性が美味しく料理作れるというのがギャップ萌えのアピールにつながるかどうかだよ。
こういうのは現在の社会的な印象によるもので、何が正しいかというのは関係ない。作品を受け取る側がどういうキャラ設定や描写に魅力を感じるかというだけだ。

同意する。日本の二次元では料理ができない、暗黒料理を作ってしまうのが優秀な女性キャラの欠点、萌える弱点といった扱いにもなっている。
しかしウチの国は男女どちらが料理するのかという以前に、社会的な要素によって家庭料理の習慣が無くなってしまっていまだに混乱中だから日本の料理の扱いを見ると別の意味で複雑な気持ちになるな……

これは別に悩むような問題ではないと思うが
日本の作品の男性主人公って一部の例外や料理人系キャラを除けばみんな料理できないし、上でも言われているように基本設定だから料理できない男性キャラに関する特別な描写が無いから目に付かないだけ

そうか?自分の印象ではむしろ最近の日本の作品だと無難に料理くらいはこなせる主人公も多いんだけど

昔の作品はどうか知らないけど、この十数年くらいの作品に関しては描写が無い=料理ができない、ヘタクソではないよ
例えば「BLEACH」の黒崎一護は妹と交代で料理しているといった話がさらっと出ていたはずだし特別な描写は無くても家事の一環として無難に料理できるくらいな扱いのキャラは普通にいる

日本の二次元作品は料理、食事関係の描写が妙に多いから何かと気になる話題だな
ウチの国のコンテンツでも肉や魚焼いたりハーレム作ったりはしているんだが料理関係は結構感覚や描写が違うように感じる

中国と日本では料理スキル、料理の効果に対する重要度が違う気はするね
日本のネット小説はウチの国よりも妙に食事ネタが多いし、主人公の主な動機の一つに現代の食事や調味料の再現が入るのも珍しくない
それが食い意地が張った主人公ということで差別化を狙ったネタ的な特徴かと思ったら、他の作品でも度々出てくるので、たぶん日本人読者にはかなり刺さる、共感できるネタなのだろう

逆に芸術系スキル持ちやそれを活用した評価獲得や好感度稼ぎが日本のネット小説ではあまり無い
今ではさすがに少なくなっているけど、一昔前のウチの国のネット小説の主人公には詩や音韵などの才能持ちが多かった
物語を動かす際のツールとして考えると、この辺りの才能やスキルが日本の作品の料理スキルの扱いと近いような気もするね

話戻すけど例えば現実の知り合いに料理ヘタクソなのにふるまいたがる男がいるんだけど、こういうのは二次元にいるのかね

短編ならありそうなネタだが長編やラブコメだとどうだろう?

「七つの大罪」のメリオダスのように料理下手どころか暗黒料理レベルなのが特徴としてネタにされているのはいる。

乙女ゲーの攻略対象の男性キャラとかにもいる
料理は日常生活と直結するから男女問わずキャラ付けやイベント制作に便利だからキャラ付けが被らないように恋愛対象をたくさん出す必要があるラブコメ作品では異性の料理下手(もちろん料理上手の方が多いだろうけど)も増える
男性向け作品で料理下手の女性キャラが目に付くのも当然なのでは

乙女ゲーじゃなくてもキャラが多いと男性キャラに料理で特徴付けはそこそこ出てくるように思う。個人的に印象に残っているのは古いJRPG「Ruina 廃都の物語」のメロダーク。
真面目な会話に時折混じるヘンな話と全裸と料理下手が特徴だがゲーム内ではまさに「暗黒料理」が作れて武器や攻撃アイテムになってしまう。ちなみにこのゲームは女性仲間キャラのメイドも暗黒料理キャラだったりする。

料理がヘタクソなのに食事系の店をやりたがる、やっている男性キャラはたまに出て来るよね

ああ、それで思い付いたんだが日本社会って食材を無駄にするとかなり強烈な批判が出るんだよ
だから二次元であろうと「正方向のキャラ」であれば調理された食材は食べないといけない、しかし男キャラが暗黒料理をやって男友達が食うならともかく恋愛感情のある女キャラに強制的に食わせる、ダメージを与えるのはかなりよろしくないので……

なるほど。言われてみれば日本ではバラエティ番組でネタ的に使っても「使った食材はスタッフで食べた」というようなテロップが流れるね。
原則としては男女平等とはいえ女性キャラを痛めつけるのは感覚的に忌避されるし、例えば顔面パンチを女性キャラに繰り出す、女性キャラの人体欠損ダメージみたいなのは珍しくなっているようなものか。

そんな感じ。日本の作品は「BLEACH」や「ドラゴンボール」のように他国に比べると女性キャラに対するダメージ多いけど、それでもある種の男女差は存在する。
もちろん暗黒料理に関してもギャグ表現で男女関係無く被害発生みたいなのは普通にあるはずだけどね。

お前ら……二次元世界で最も有名な料理下手の男キャラがいるだろう?
さすがにジャイアンを思い付かないのはどうかと思うぞ

なるほど!
思いつかなかったのは恥ずかしい。私はオタク向け作品ばかりで考えていたよ。

のび太のパパは料理が全くできないという設定でそれをネタにしたエピソードではまさに「食えるものが出てこない」レベルだった
しかし最近は母の日にのび太と一緒に料理を作る話(料理できるようになるひみつ道具使用だけど)もあるなど、日本の作品の男性キャラと料理の扱いも変化しているんだろうね



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の知識や感覚による話がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「たぶん中国では日本と比べて個人の料理スキル、家庭料理というがはあまり重視されていないと思います。中国社会で美食が流行り出したのがこの十数年ですし、習慣的に家庭料理よりも外食や買ってきて食べる或いは出前を頼む方が美味しい、コスパも良いという考えもあります」
などといった話もありました。

ちなみに中国の家庭で料理をすることに関してはかなり前のものですが過去記事の
中国人「中国の男は料理が出来ないと困る」(2012年の記事です)

中国オタク「現実で料理の出来る男に萌えを感じるか?」「ウチの国だと料理を披露する機会を作るのがまず難しいんだが」(2018年の記事です)
などもよろしければご参照ください。
この数年の新型コロナで外食や出前が不安定になっている影響で、最近の中国ではかなり家庭料理の習慣が広まっているという話も聞こえてきますがどうなんでしょうかね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本ではまだテレビアニメを録画してたのか!?『SPY×FAMILY』のビデオ録画失敗というニュースが日本を駆け巡っているようなのだが」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

先日「SPY×FAMILY」の放送時間変更によって録画失敗する人が多数出てしまったそうですが、この件に関するニュースが中国にも伝わってちょっとした話題になっているそうです。

「SPY×FAMILY」放送時間変更で「録画失敗」がトレンド入り テレ東が謝罪し「再放送を検討」(ねとらぼ)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本で『SPY×FAMILY』の録画失敗事件が発生」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本ではまだテレビアニメを録画してたのか!?「SPY×FAMILY」のビデオ録画失敗というニュースが日本を駆け巡っているようなのだが……

まだビデオテープ使ってるのか?何かの誤訳とかでは?

「SPY×FAMILY」と卓球で日本人が被害を受けたというニュース事態が意味不明過ぎる
そこにビデオテープネタまで入ってもう何が何だか

原因が世界卓球女子の放映時間延長?
ウチの国の男子卓球はダメだが女子卓球は頑張ってるな!二次元世界で大きなニュースになったぞ!

いやいや、俺は中国代表を応援してはいるが「SPY×FAMILY」最新話を見せてあげないなんて、非道だ……いくらなんでもやり過ぎだ!

あの時間帯の試合は俺も見ていたけど日本ではそんな大事件が発生していたとは
あとこれはもしかして噂に聞くテレ東の伝説に入るネタでは?女子卓球はもしかして二次元的にも凄いことになったのか?

日本の会社ではいまだにフロッピーディスクやFAX使ってるからビデオテープ使ってても驚かない

ウチの国だと最新のもの、勝利したものしか残らないのでもうディスクメディアすら消えかけているから日本とのギャップが想像以上に大きくなっているのかね

さすがに家庭内では使ってない
今はハードディスクやブルーレイだろう

外付けではなく録画機能付きのテレビというのもあるし日本の家電環境だと録画は昔からごく普通のことだぞ
そもそも昔というか今でもだが字幕組のファンサブ動画のリソースがどこから来ているか考えて見ろ

日本にはアニメのストリーミング配信的なものが無いので日本人は録画してアニメを見ている
だから今の時代も録画失敗みたいなことになるのだろうな

日本でも普通にアニメの配信はあるぞ。ただテレビが一週間先行だったりすることも多い、これはテレビ局との権利関係による問題だ。そういう事情から一時期は中国も含む日本国外の方がネット配信だけは早いなんて事態も発生していた。今はどうだか知らないけどね!
アニメ配信に限らず実はテレビ放映やネット配信も国ごとの違いがかなりあるし、それを把握している人は多くないのでは……

最新作、人気作品を追いかけている分にはストリーミングだけでも問題無いんだが、自分の好みを掘り下げて昔の作品を調べたりすると途端に現代の環境で手軽に見れるのはメジャーなのだけ、効率重視の結果というのを実感してしまう
非効率的でも昔のシステムや記録は残っていた方がオタク趣味的には絶対に良いと思う

日本でもビデオテープは過去の遺物だよ
FGOの夏イベで赤アーチャーが一人だけビデオテープを実体験していてFGOの年代に生きるぐだ達との認識や知識の違いに甚大な精神的ダメージを受けるというネタもあった

赤アーチャーにはアニメの方でも録画ネタがあったが、あれは確かカニファンだったからもう10年くらい前かな?その時点でハードディスクには言及していたね
日本は保守的だけど先進的な家電の需要は高い国だしTVや録画についても昔のままということはない

録画失敗に関して日本でニュースレベルの話題になるのは昔からアニメの録画が日本のオタクの生活習慣と密接に関わっていたからというのも理由だろうな
この件に関して日本ではオタクの懐古ネタで盛り上がっていた

日本はスポーツ番組の延長で録画予約に失敗する悲劇がビデオテープの時代から発生し続けていたらしいね
ただ近年は時間指定ではなく番組での指定になったりスポーツ番組自体が減ったりで事故はほぼ無くなっていたはずだが

日本のニュースを調べてみたが、どうやらテレ東での放映時間が直前に変更になって、録画スケジュールのアップデートが間に合わなかった機械だかサービスだかが発生したことによる録画失敗らしい

なるほど。そういう流れか。
日本の録画失敗ネタには「CCさくら」の最終回という伝説がある。
放送の日に直前の相撲の試合が延長になっていて、次の日にウキウキで見ようとしたオタクの目に映ったのは相撲の男達、しかもその後に録画された最終回は延長時間分の録画無しなので最後の最後が見れなかったという……

そのネタは俺も知ってる
録画失敗を知らずにCCサクラを見ようとしたらいきなり半裸のデブが大写し、その後のアニメも数分の差で録画が不完全になりラストで木之本桜が李小狼へ呼びかけた所で終了になったとかで、気の毒だが大爆笑してしまった

日本では古い世代のオタクにとって共通のネタになっているようだ
「らき☆すた」でも野球の延長での録画失敗ネタが言及されていたはず

しかし今の時代に日本ではまだテレビを録画しているというのを知ったのは結構な驚きだった
ついでに思い付いた疑問なんだが、特定の時間に録画しなければならないということなら別のチャンネルで放映されるアニメが複数あったらどうするんだ?
日本のテレビだと深夜アニメは放映時間重なっているのが少なくないけど

ビデオの録画に関しては元々そのための録画という意味もあったんだよ
いわゆる「裏番組」を録画しておくとかね
もちろん現在の機械なら複数チャンネル録画とかも可能

ウチの国だとテレビ番組録画が普及していた時代がほぼ無いから実感が無いんだよな
それが原因で国内の昔のテレビ番組やCMの動画が少ないのはちょっと悲しい

しかし録画失敗で騒ぎになるってことは日本では「SPY×FAMILY」を一度テレビで見逃したらもう見れないのか?
別の時間帯での視聴、配信での視聴とかできないの?

技術的には可能だけど日本国内では権利的に不可能
アニメのネット配信はあるけど有料サービス加入してないと見れないんじゃないかな?

今はテレビ局の公式サイトで見れたりするようだね。ただ全ての番組が見れるわけでは無いのでやはり版権の問題はある模様

そこはウチの国も似たようなものだろう。
権利関係まで似ているかは知らないけど、こっちでも番組によっては配信時間帯しか見れない

見るだけなら問題無いけどネット配信は普通の環境では録画できないから「録画はもうできない」ので騒動になっているんじゃないかと
日本では録画してデータを手元に保存したいという人も多いのだろう

違法アップロードが溢れかえっているこっちだと分かり難いけど日本はアニメに限らず版権の絡む動画を違法アップロードすると普通に捕まるからな

ウチの国でも今は有料会員にならなければ見れない或いは1週間以上遅れてじゃなければ見れないアニメも多いけど、テレビならばタダで見れて(TV視聴自体はNHKに費用徴収されるが)タダで録画していつでも見れるようにできる。そりゃあ録画するだろ。

日本は大企業が権利を独占しているから庶民は録画するしかないのは気の毒だね
ビデオデッキなんてものはもう日本でしか生き残れない行き止まりのジャンルなのに

このニュースに関して日本はいまだに録画しているのかとバカにする声もあるけど、日本は別にアニメ配信プラットフォームが無いわけじゃないし、ウチの国では直接見れないDisney+やNetflix もあるし正規版が削除修正されまくるわけじゃない
それに二次元系などのサブカルチャーに関しては大きい所がダメだと言ったらあっさり潰されるんだし、複数の選択肢があるのは良いことだろう

まぁ「SPY×FAMILY」の配信予告があったのにいつから見れるか全く音沙汰無しで一か月遅れで急に配信が始まって中身も修正があったウチの国の状況を思うとあまり笑えることではないな……
こっちは先端の技術が広まっているけど不安定さがあるし、その最新の手段に適応できなければまともに楽しめないのが厳しいと言えば厳しいわけで

ネット配信する場合、有力なプラットフォームの基準に合わせないといけなくなるので欧米基準に合わせてもアニメにポリコレ的な改変が入って面白くなくなることもある
「ウチの国で配信できない作品」「欧米で配信するのが難しい作品」を作っても商売になるのが日本の二次元の強みだから、その理由の一つでもある日本独自のメディア環境についてもそのまま突き進んで欲しいね
更にこういう面白ネタの提供もあるし

配信のみだとプラットフォーム側が配信しなくなったらそれで終わりだからな
それに後からは修正版しか見れないなんてこともあるだろうから、録画でデータを手元に残すというのは今の時代も普通にアリだと思う

昔と違って今はウチの国でもネットメディアはフリーランチじゃない、好きなように便利に使えるわけじゃないのを何かと実感するようになっているからなあ……
ネットのデータがいつまでも残っているわけではない、クラウドも消されるときは普通に消されるし

動画サイトだと広告が本当に鬱陶しくて広告回避プラグインも対策されたり不具合出たりで別の問題はある
録画だと広告をカットできるということだから現在の環境でも意外に有効なのかもしれないな

勝手な話だが広告カットはちょっと残念
私は昔まだ海賊版が売られていた頃に買ったディスクにたまに入っている広告や災害情報を見るのも好きだったから



とまぁ、こんな感じで。
録画失敗の話から始まって、現在の中国オタク界隈におけるビデオ録画に対する認識や日本のアニメ視聴についてのイメージなどについての話も出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「今の中国のオタクで録画ネタが通用しない人がいるのには私もちょっと驚きましたが、考えてみれば最近の日本のアニメでは録画ネタがあまり出てきませんからアニメを録画して視聴するという行為が中国のオタクの知識から消えている可能性があります」

「中国国内でテレビ番組を録画したことのある人はかなり少ないですから、外からの知識が無ければ録画という行為について想像し難いでしょう。中国国内は海賊版ディスクとその再生機はたくさんありましたが、録画の機械やメディアはほとんど普及せずに終わってしまいましたから」

「アニメで描写されなくなっているということは、現代の日本社会でもアニメ録画の習慣は減っているのだと思いますが、FGOの夏イベントではビデオデッキが過去の遺物になっていてエミヤが衝撃を受けていたように、いずれ『昔はアニメを録画していたことに驚く現代人』というネタが出てくるのでしょうか」

などといった話もありました。

あまり意識されることは無いですが、アニメ視聴に関しては国ごとの環境やルールの違いも大きいようですし、その辺りの事情やその影響というのも調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「原作ファンには嫌われアニメだけ見ている人からは好評みたいな作品ってあるのかな?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

昔と比べて中国でもアニメ化に対して原作を重視する人が増えているそうですが、そんな人達を指す「原作党」という言葉があります。
この原作党の声は作品評価や批判において良くも悪くも目立つそうですし、原作党のスタンスや評価そのものが話題になることも少なくないのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな原作党関係の話題として
「原作ファンからは不評だけどアニメだけ見ている人からは好評な作品は?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


原作ファンには嫌われアニメだけ見ている人からは好評みたいな作品ってあるのかな?
原作ファンは大体どのアニメに対しても文句言うし、人気アニメの原作は大体知られているから原作知識の有無で評価が両極端になる作品って意外に思いつかない。

原作を知っていると不評、原作を知らないで見る分には楽しめる作品という感じか。探せばあるだろうけどそんなに多く無さそうだが……例えば「ワンパンマン」はどうだろう?
ONE先生の原作が最も評価されるしマンガ版は魔改造や話進まないので批判されがちだが、アニメ版だけ見て作品を好きになっている人も多い

原作党の不満はよく見かけるが、作品の評価がかけ離れている作品というのは珍しいよね
作品知識やオタクの経験に何かと差があった昔の作品はともかく、現代の環境では原作党とそれ以外のファンの違いって、アニメの前に原作の内容を把握していたか原作との違いをどこまで許容するかくらいになってるような?

「この素晴らしい世界に祝福を」は原作の笑える部分がアニメ監督によって削除されたり魔改造されたりしたのが原作ファンからはかなり嫌われている
でもアニメは近年のアニメでは珍しい新作期間後に伸びて今ではオタクの定番ネタにまでなっているからアニメだけ見た人からの評価は間違いなく高いのだろう

「このすば」に関してはアニメ版のキャラが良くも悪くも尖っているから原作ファンがアニメを見て合わないと感じる、逆にアニメファンが原作読んで戸惑うみたいなことが発生しているな

いざ考えて見ると確かに難しいかも
アニメ化で原作ファンから文句言われることは多いが、人気になるようなアニメは原作ファンも細かい所の文句言いながら追いかけるからね
とりあえず俺が思い付いたのは「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」だった、当時原作ファンと一般層で評価が真っ二つになってた記憶がある

環境の変化と共に容易に手に入る情報が増えるので新しい作品でこのテーマに該当する作品は少なくなりそう
私が思い付いたのは「ペルソナ5」原作ファンはイベント進行が速過ぎるという批判がかなり出ていたけど、アニメから入った自分は普通に楽しめていてなんだか不思議に思えたよ

「Fate/Zero」は型月系アニメでは最も高い評価だが、型月厨の間での評価はボロボロ

「Fate/Zero」のアニメはアニメだけ見ている人からは時代を代表するアニメだが原作党からは嫌われているよね

いや、「Fate/Zero」のアニメは型月ファンからは嫌われていないが肯定もされていないレベルだな。落差は激しいけど。
問題は型月世界観ベースで語る原作ファンと、「Fate/Zero」の世界観だけで語るアニメファンの対立だろう。そして昔は「Fate/Zero」がアニメの人気を背景に圧倒していたのがオタクの世代交代とFGOの人気で立場が入れ替わったので何かとヤヤコシイことになっている。

ufotableのFateアニメはアニメファンからは好評でも、原作ファンからはあまり好かれていない傾向があるかな。ただこのテーマだと「Zero」に関しては原作を奈須きのこと虚淵玄のどちらで見るかでまたヤヤコシイことに!

「Fate/Zero」に関しては原作ファンとアニメファンの問題ではなくFateというIPのファン界隈における内部抗争じゃないか?

「ようこそ実力至上主義の教室へ」の第一期は原作ファンからの評価は高くなかったね。しかしその後アニメ自体は大人気になって、主人公のキャラ含めてウチの国の二次元系学園モノにおける代表的な存在になっている。

「約束のネバーランド」第一期は原作ファンとアニメから入った人で評価が分かれて一時期かなりゴタゴタしていた
そしてその後第二期のせいで対立そのものが消滅した

第二期といえば私はかなり後になってから「黒執事」のアニメ第二期は知り合いの原作ファンからは不評だと聞いた、しかしそれと一緒に実写版に比べるとかなりマシなのでどこまで批判するか迷うという話も聞いた

ファンが中小規模の作品を探すと結構見つかるよ
私はこのテーマなら「りゅうおうのおしごと!」を挙げる。将棋の世界に全てを投入する者達の熱いストーリーを単なるロリコンアニメにしやがってという嘆きが聞こえてきたが、私は萌えアニメとして見る分には悪くなかった

原作とはちょっと違うけど、俺は「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」ほど昔からの熱心なファンとそれ以外で評価が二極化状態だった作品を知らない。

実は「オーバーロード」も原作ファンからアニメ版は演出やクオリティ面などで何かと嫌われている
でもウチの国ではアニメが一般層で大人気になっているから原作ファンの声は目立たない

「オーバーロード」は動画サイトの全体的な再生数が爆増する前の時代なのに再生数が各シーズン数億だったからな……
それより更に古い作品だが「とある科学の超電磁砲」はオリジナル展開やアニメの追加要素多いから原作ファンとしては複雑な気持ちになる
でもウチの国で作品が大人気になったのは間違いなくアニメのおかげなのを認めないわけにはいかない

「超電磁砲」は典型的な原作党は嫌うけどアニメの方が好きな人の多い作品だろうね

「DEVILMAN crybaby」は原作ファンの集まる所では罵倒されているけど原作ファンがいない所では非常に高く評価されている印象だ
個人的にはかなり良いアニメだと思ったんだけど作品を語れる場所が無いか探してみたら険悪な空気で驚いた

確か原作に余計なものを足した、ダメな改変をしたというのが物凄い批判されているんだっけか
大陸向けの配信無かったしあまり話題にならないけど結構な憎悪を伴って批判されているよね

「プリンセスコネクト!Re:Dive」のアニメはかなり荒れた
ちなみに自分は原作ゲーム未プレイで普通に楽しんだ方

プリコネのアニメは萌えアニメとして見れば普通に良質なんだよね
主人公をバカ以上の何かにしたのがいけなかったのだろうか

それもあるけど、自分の周りでは百合アニメにしたのも強烈な拒否感につながっていたね
日本はどうだか知らないけど、ウチの国ではソシャゲに課金する層と最近声のでかい百合好きの層は違ったということだろう

そうえいばかなり古いが「恋姫無双」も百合化で原作ファンとアニメ視聴だけのファンでもめた作品だな
当時は百合好きの勢力がほぼ見えない状態だったけど、主人公消すのは原作ファンからすれば許せなかったんだろう

まだ出ていないが「攻殻機動隊」はどうだ?これは珍しく原作党よりもアニメファンの方が圧倒的に優勢だけど

原作ファンとアニメファンどっちが多くなるかはさておき、押井守作品は大体そんな感じだと聞くが

実際にどれくらいいるのかは知らないけど、ジブリアニメは原作からほとんど別物にして更に原作よりも有名になってしまうので原作ファンにとっては複雑だろうとは思うね

「耳をすませば」の原作ファンでアニメ版が嫌い、認められない人はいると聞いた覚えがある
原作好きからするとアニメは原作設定も原作での重要な人物もかなり扱いが雑になっているらし

ちょっと変わった流れだが「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」はアニメ第一期でファンになってそのまま原作ファンにもなった層がアニメ第二期、第三期で批判に回ってアニメのファンが内部分裂になっていた

「STAND BY ME ドラえもん」はこのテーマに合っていると思う
特に「2」は荒れた……でも中国国内の興行収入は良いから複雑

宮崎駿や押井守や3D版ドラえもんで思い付いたがこのテーマに合致するような作品はアニメ監督の名声が高い、それからライト層にファンが多くいる(或いはファンを多く獲得できる作品を作れる)のを探してみると良いんじゃないかと

それはありそうだ。結局は原作ガチ勢のファンからの評価と一般人、ライト層の評価のギャップの問題だからな
あと他にも比較的昔のアニメで「中国語化された原作」(あらすじではない)が中国ではあまり広まっていない人気作品にも該当するのがあると思う



とまぁ、こんな感じで。
いざ探してみると思い当たる作品もそれなりに多いようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国ではアニメの影響力が大きく、それに加えて原作のマンガやラノベが日本と比べて広がり難いのでアニメだけを見ている人の割合は日本よりも高いと思います。しかし作品を評論する際には原作知識の有無が重要視されるので原作党的な発言はかなり多くなります」

「私も原作は尊重しなければならないと思っていますが、近頃はアニメ独自の演出や変更が入ると良くなったか悪くなかったかを判断するよりも先に魔改造だと批判する空気になってきているように感じられるので少し心配です」

「中国国産の名作ゲームや人気のネット小説は実写化で原作ファンが大ダメージを受けることも多いので日本のアニメの原作ファンは比較的平和に過ごせていると思います。仙剣奇侠伝のテレビドラマは本当にひどかったです……」

などといった話もありました。

日本でも原作の扱いに関しては昔と今でかなり変化していますが、中国オタク界隈では日本以上に「原作通りに作る」ことを重視する傾向が強くなってきているようにも感じられるので、その辺りの事情についてもどこかで調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「昔のアニメはサブタイトルや次回予告ですごいネタバレしてるんだけど、ああいうのは当時問題にならなかったのだろうか?」

中国は現在何かと「静かにしなければならない」時期ですが、そんな中でもありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタクの面々の中には当然ながら新作だけでなく昔の作品を遡って見ていく人もそれなりにいるそうですが、昔の作品に関してはやはり現代の知識や感覚で見ると引っかかる部分も少なくないそうです。
この辺りに関しては日本と比べてオタクの世代の幅が狭いので昔の作品に関する実体験がほぼ無いのも響いているといった事情もあるとのことです。

中国のソッチ系のサイトでは
「昔の作品はサブタイトルや次回予告でネタバレをしていた」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


昔のアニメはサブタイトルや次回予告ですごいネタバレしてるんだけど、ああいうのは当時問題にならなかったのだろうか?

昔のアニメのサブタイトルがスゴイと感じるのは分かる。
しかし、ある意味では誠実と言えるのではないだろうか?

そういうネタバレをしているのが一つの作品だけではないし、当時は別に問題にならなかったんだと思う
現代は逆にネタバレに過敏過ぎる所もあるからね

しかし「ドラゴンボール」のアニメはサブタイトルでネタバレ状態というネタや「遊戯王」のネタバレ予告がスゴイみたいなネタは聞いたことがあるが……昔のネタバレはどの程度まで許されたんだろう?
ウチの国は海賊版時代はネタバレも何もない状態だったから昔の日本のネタバレ基準が想像できん

最初のガンダムはガルマが死ぬのをサブタイトルネタバレしてたし、後のシリーズもキャラの死亡予告タイトルは少なくない
ただ本当にキャラが死にまくるVガンダムにおいてはそういうネタバレタイトルは無いので時代が進むと共に減っていった可能性も?

Vガンダムはキャラが敵味方問わず死に過ぎるのでいちいちサブタイトルで語ってられないという事情もあるのではないかと

サブタイトルでのネタバレに関しては昔は日本でもアニメが子供向け作品扱いなのでわりと雑に見られていた、作られていたからじゃないのか?
子供向けだと分かりやすくアピールする必要がある

どこで見たか忘れたけど、当時のネタバレ次回予告やネタバレサブタイトルに関しては次の回の放映までの一週間の話題性を維持できるという効果もあったということだったが

なるほど、言われてみれば現在の一気に見ることも調べることもできる環境とはまた違うよね

ネタバレ情報は予想できても肝心の展開までは語られないからな

確かに。例えば「ドラゴンボールZ」のネタバレは有名だけど、ナッパとベジータが襲来した時にヤムチャと天津飯が死ぬというサブタイトルはあっても死に方までは分からなかったろうからな

あの有名なヤムチャの死に方もそうだったのか……

昔の作品に関しては先行する原作マンガでのネタバレを調べようと思えば調べられたので、制作側もネタバレをそこまで気にしないで良かったんじゃないかと

今のネタバレ禁止の空気って、ネタバレ無しでの作品体験をしたいからというのが理由として大きいわけだから、調べる手段があるというのはちょっと違うだろ

ドラゴンボールもガンダムも自分が生まれる前の作品だ……昔と今では話題、作品の消費スピードが違った、ネタバレの扱いが違ったんだろうとは思うが具体的にどう違うかが分からない

昔と今では作品の密度が違う、あまり必要ではないエピソードも多いから予告やサブタイトルでのネタバレ情報は「話が進む」というアピールとして重要だったんじゃないか
特にあのキャラが死ぬ(かもしれない)というのは効果的だったのでは

それに加えて討論する環境の違いも大きかったはず
現代のようにネットで考察される、ネタバレを「見ていない人にも」拡散して話題性を消費することはできなかったから、現代のようなネタバレに対する敏感さは無かったんじゃないかと

ウチの国も一昔前はネタバレなんて関係ない、むしろネタバレ調べてから見るみたいなスタンスが普通だった……

いや、ウチの国のアレは海賊版でコンテンツが大量に流れているからハズレを引きたくない時間を無駄にしたくないという独特な事情もあるので国外の過去に単純に当てはめるべきではないと思うぞ

情報、解釈についての個人差が大きかった時代ならあれでも良かった、商業作品としてあれが有効だったんだよ

昔のサブタイトルや予告を見ていると「昔の作品は正直だった」ように思えてくる
今の時代には無くなってしまった、ストレートに視聴者を引き付けようとするやり方だ

ネタバレに関してはサブタイトルもだけど、そのサブタイトルを語る次回予告が更に凄いね。
最初に爆発させるのではなく終わってから爆発させるのは宣伝効果も狙っていたんだろうけど……今の感覚で見るとここでネタバレして良いの?と少し不安になる。

言いたいことは理解できるよ
遊戯王やドラゴンボール、ガンダムなんかは今でも古い作品が視聴されているからこの手の時代の違いによる衝撃を感じる人は少なくないはず

私はZガンダムでそれを体験したなあ……

昔のガンダム見ているとサブタイトルだけでなく次回予告のあらすじでかなりネタバレしているね。
上の方で出ている初代の他にも、私はZZのダブリンのエピソードの次回予告見ていて「ここでネタバレするのかよ」と驚いたことがある

例えば初代ガンダムの次回予告でもマチルダが死ぬとあっさりネタバレしてたりする。それからドラゴンボールだとトランクスが登場して引きを作った後の予告ですぐに「ボクの父はベジータです… 謎の少年の告白」というサブタイトルでネタバレするのには笑ってしまったね。

「の死」「死す」「散る」「散華」「最期」とかがあると死人が出る、直接指名が有ったら確定
ちなみにネタバレではないが「生命、散って」のようにどこまで被害が及ぶか分からない恐ろしいサブタイトルもある

ガンダムはZの「永遠のフォウ」みたいに死亡のネタバレっぽいけどネタバレじゃない可能性もあるように感じられるタイトルもあるから、その時のスタッフの感覚次第だった部分もありそう

「城之内死す」はキャプ画像の方が広まっているけど次回予告を動画で見て欲しいと思うネタだな
「お願い、死なないで城之内!」という語りのあとに「次回、城之内死す。デュエルスタンバイ!」は笑うよな

あれは本当に死ぬまではいっていないので、実質的に敗北のネタバレではあっても死ぬ方のネタバレではないから大丈夫だったのだろうか?
あと次回予告に関してはネタバレ以前にテンプレとはいえどんな内容でも「デュエルスタンバイ!」みたいなのでまとめるのはどうかという気もしてくる。

考えてみればあのネタも一種の予告詐欺ではあるのかな?
今は予告詐欺を狙ってくる作品も多いけど、昔はどうだったんだろう?予告詐欺も視聴者を引き付けるための手段の一つだが。

今ほど明確に予告詐欺を狙っている作品は無かったと思う、分かり難い或いは見る気を無くさせるのは意味が無いしね
ネタバレとは逆に予告詐欺に関しては何かと煽りやすい現代の環境の方が使いやすい手法になっていると思う

予告詐欺といえば「カロスリーグ優勝 サトシ頂上決戦」みたいなファンからしてみれば悪意しか感じられないサブタイトルをつけてしまったのはなぜなんだろう……アニメポケモンはスタッフが何考えているのか、なぜファンの期待とは別のことをして失敗したがるのかが分からない

誰々死す、誰々の死みたいなタイトル、個人的には結構好き
ネタバレはともかく、話は盛り上がるし心の準備はできるしでね

ネタバレサブタイトルなら特撮ファンやってると詳しくなれるぞ
「死刑!ウルトラ5兄弟」「ゾフィが死んだ!タロウも死んだ!」など強烈なのがある

その手のサブタイトルに関しては慣れてくるとそんなにネタバレは感じなくなるよ。ああいうのは香港マンガにもよくあったし、自分は当時ネタバレタイトルも演出の一種だと思っていた。
近年の作品のように誰が死ぬか分からないとか、虚淵玄以降に増えた突然主要キャラを殺して衝撃を与えようとする演出もまだ無かった(或いは珍しかった?)時代だしね。

結局は演出、作品の空気次第なんだろう
例えばみんな「さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す」や「Gガンダム大勝利!希望の未来へレディ・ゴーッ!!」はネタバレでしかないけど好きだろう?俺も大好きだ。

完全に同意だ、あのサブタイトルはGガンダムという作品に相応しい!



とまぁ、こんな感じで。
それぞれの体験や印象なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「特撮はおかしなサブタイトルが少なくないように感じます。例えば『夏の怪奇シリーズ』などはどういう意図があってつけられたサブタイトルなのか理解できずに悩みました。その後当時の日本がホラーブームだったので流行に乗ろうとしただけで特に意味はないという事情を知って無言になりました」
などといった話もありました。

それにしても上のやり取りにもあるように昔の中国オタク界隈では作品を視聴する前にまずネタバレ情報を調べてから見る人も多かったのですが、今ではかなりネタバレを避ける動きが強くなっています。
この数年程の間に私がリアルで話をした中国オタクの方々からもそういった変化が感じられましたし、話題によってはむしろ私の方が昔の感覚でうっかりネタバレをしないように気を付けなければならないことも。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「二次元の理想の仕事の一つが喫茶店のマスターだと思う」

ありがたいことに管理人の艦これイベントに関する攻略情報や質問をいただいておりますが、私はダラダラと進めながらようやくE5の第二戦力ゲージに到達という状況です。難度に関しては甲甲乙甲乙乙でいくことになりそうです。

それはさておき、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でもイロイロとオタク要素の混じった妄想ネタが語られているそうですが、妄想する際に自分が担当するポジション、職業などについての定番ネタというのも幾つかあるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「二次元の喫茶店の仕事って良いよね」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


二次元の理想の仕事の一つが喫茶店のマスターだと思う
二次元の喫茶店の仕事って良いよね……この憧れや妄想を分かってくれる人いるかい?

分かるよ!喫茶店が舞台にある作品って世界観やキャラも良いことが多いからね……なかにはバイオレンスなのもあるけど!!

外で殺し合いやっていても安心して営業できる、ヒドイ客も滅多にいない、来ても常連や店主が何とかしてくれる……ある種の安全地帯、秘密基地的なものだよね

でも突然の交通事故とか病気とかのパターンもあるぞ
「メモリーズオフ」にそういうのあった気がする

考えてみれば鬱系やドロドロ恋愛系よりもバイオレンス系、伝奇系の方が喫茶店関係者が安全に思えるのは不思議!

文化方面寄りの若者が夢見る職業と言えば本屋、バー、そして喫茶店……!

遊びやオタクが入るとネットカフェの店長なんかもあったよね

二次元系だとその辺は何となく妄想するな
もっともネットカフェは環境の変化と新型コロナでほぼ死んだので今後は妄想の材料にならなくなってしまいそうだが

図書館勤務、日本語だと「司書」とかも憧れるな
現実だと儲からないらしいが、二次元は魔法や伝奇的な何かも関係したりで非常にクールなイメージがある

でも現実を考えると親が金持っているとかじゃないと成立しないんだろうね。二次元だからこそ美しくて居心地のよさそうな仕事に見える……

商売として考えるなら喫茶店より朝食スタンドとかの方がよほどマシ
普通にやっても需要はあるだろうし地域で人気のある朝食スタンドになれればかなり稼げる
もっとも、仕事としてはキツイし夢も萌えもない

作品内での描写は少ないけど日本の喫茶店は「モーニング」という朝食セットもあるし、その辺の需要もカバーしていたりする

外国の喫茶店も本質的にはウチの国の朝食スタンドと似たようなもんだろ
設備は国や地域、価格設定でかなり違うが根本的な所は一緒

そりゃ商売としてはそうかもしれないが、雰囲気はかなり違う
さすがに朝食スタンドでは二次元の喫茶店の代わりにはならない
妄想や憧れの対象になるにはある種の綺麗さや良い雰囲気といった幻想が必要だ

現実とすり合わせるなら、喫茶店のあるビルや土地全てが喫茶店のオーナーのものみたいな感じか?これなら店が赤字とか関係なくなるし従業員だって雇って自分はあまり働かない店長になれる

夢が無くなるとそんな所だろうね
俺も昔知り合いの親戚に金もってる人がいて小さな本屋(一日に数冊売れるかどうか)をやっているのがいて主な稼ぎは別の所の家賃収入だと聞いて心の底から羨ましいと思ったことがある

個人的には「ご注文はうさぎですか?」みたいなのがやはり好みかな。「リコリス・リコイル」みたいな多数の属性混ぜたのも嫌いではないけど
そして二次元の喫茶店で重要なのは「客が少ない」ということだろう。客が少ないから客同士、客とマスターや店員との色んな萌えイベントを発生させられる。現実では客の少ない儲からない喫茶店は無理だ……

そもそも現実でも金儲けしたいなら喫茶店なんかやらないよね
チェーン店でないなら商売よりも趣味の方を優先する所があるのではないかと

喫茶店に関してはコーヒー一杯で数時間とか午後の間ずっと粘る客がいてどうやって儲けているのかが分からん
これは二次元でも現実でも感じる疑問だ

人が少ないのは作画やゲームの遊びやすさ優先という事情もあるんだろうけど、その人が少ない描写が良い雰囲気を作っている所もあるから現実とのすり合わせが難しくなる

そういう店は描写される時間以外では客が入っているとか、店の入っている建物のオーナーが喫茶店もやっていたりするとかになるはず
二次元だが例えば「ペルソナ5」のルブランは稼ぎ時と思われる平日ランチタイムの時間帯の描写がほぼ無い上にマスター一人で店を回している。小さな店を維持して食っていくだけなら何とかなるという設定だ。

私も大都市というほどではない街で喫茶店を経営するという妄想をしたことがあるが……金も無いし店を維持するだけの儲けも出せないだろうというの現実も見えてしまうので脳内だけで楽しんでいる

私も商売考えないで良いならパンとか軽食重視の家庭的なレストラン(二次元だとたぶん喫茶店の範疇?)をやってみたいと妄想したことはある!
夏場のクソ暑い中で中華料理の炒めものとかもうやりたくねえ!ケーキとかスイーツを作って売りたいというか人を雇って自分は店長として毎日メニューを研究したい!
そしてスイーツがおいしければきっと二次元の女子高生がたくさん来てくれるんだ……

こっちにもコーヒーのおいしい喫茶店みたいなのはあるけど、店として続けられているのは金かコネのある店主の所ばかりだな
喫茶店に憧れて始めた経営者は儲からなくてやめてしまうことがほとんど。俺は珈琲の味が落ちたらもうダメだと見切りをつけることにしている。

二次元の喫茶店って精神的な満足を得るための産業なんだと感じるね
コーヒーやスイーツは美味しい方が良いけど、それ以上に重要なのが客の心が休まる雰囲気とサービス、そしてこれは恐らく現実の喫茶店に対する「あったら良いな」的な希望の投影でもあるのだろう

喫茶店の飲食物はまずくなければ、普通以上のレベルであれば良い、大事なのは場所としての雰囲気や人だろう
欧州のカフェも飲食物よりも社交の場としての方が重要だったしな

店の雰囲気が良い、嫌な客もいないというのはとても大事だ
現実はそんな客は滅多にいないし忙しい人間ばかりだから成立させるのは困難だけど

店の態度もだけど客のマナーも重要だよね
騒がしいのも嫌だが、自習室みたいになっているのも困る

とてもよく分かる話だ。俺の家の近くの喫茶店、以前は良い雰囲気でちょくちょく行っていたんだけどいつのまにか試験勉強の場所にされてしまっている
大学院だとか公務員だとかの試験勉強で一日中座っているのばかりだから雰囲気も席の空きも微妙になったので行かなくなった

現実で喫茶店を経営していくのはやはり難しい
スターバックスに駆逐されるのも無理はない

今はパン屋とカフェはチェーン店以外はほぼ無理だよ
中国で最もカフェが多いと言われた上海でさえカフェはスタバがほとんどで、個人経営の所はそういう所をネタにする動画の中でしか見かけないような状態だ

たぶん今はチェーン店以外の所は副業や趣味でやっている所がほとんどなのでは?

二次元限定で考えるならスタバと個人経営の所では客層が異なるようにも感じられるけど、現実はそうもいかないよね……

スタバはコーヒーよりもコーヒーの混じったスイーツ的な飲み物と次々に新作が出てくるスイーツの需要が大きいんじゃないかな
欧米や日本と違ってウチの国ではコーヒーを好む人は少ないしコーヒーを目的に店に行く人はもっと少ない
他の国は知らないけどウチの国ではスタバの需要>>喫茶店の需要になっているから、上海のような都市でも喫茶店をやるのは困難だろう

二次元だけでなく現実の話を持ち込んでしまうが、喫茶店に関しては土地や建物の権利を持っているというのも重要だろうね。これは日本でも変わらないはず
家賃が発生するかどうかで気楽さ、安定感が段違いだ

あー……家賃か……俺の大学周辺も不動産の値段が上がって飲食店がどんどん消えていったからな……

ウチの国でも一時期それなりの出店ペースだったメイド喫茶がほとんど続かずに消えていったのも家賃の問題が大きかったんだろうな
もちろん人件費高騰や儲けが少ないという問題もあったろうけど

結局、喫茶店なんてのは金持ちの娯楽だ!ほとんど儲かるものじゃない!

金持ちのレベルはさておき「持っている人間」がやるお仕事だよね。
現実で喫茶店をやれるのはヒマとお金があるということなんだから幸福でいらられるのも当然さ。



とまぁ、こんな感じで。
最近の中国における喫茶店のイメージも含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では学生のバイトというのが現実的ではないので、中国の若者が喫茶店経営の妄想をする際にかわいい女性店員という妄想はあっても、女子高生バイトの子というのはほとんど出てこないと思います。出てくるとしたら客としてでしょうね」

「中国のカフェ系のお店をやっていくのは難しく、ダメな方向に傾くと非常に分かりやすく店のサービスや雰囲気が悪くなってそのうち消えます。経営がそこまで悪く無くても儲け重視になって飲み物と食べ物の質があっさりと落ちる店も少なくありません」

などといった話がありました。

考えてみれば、確かに私が中国にいた頃に開拓していたカフェ系のお店で開店当初の状態を維持出来ていた店は滅多に無かったような……最初は良くてもどんどんコーヒーやケーキの味が落ちていくんですよね。
そういう店はまず飲食関係が悪化して、それから店員の仕事ぶりが悪化して店の雰囲気や清潔さも悪化していく……といったのがかなり速いペースで発生していた記憶があります。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供おまちしております。

中国オタク「皆は日本語の『異世界』を中国語ではどう扱うのが良いと思う?『異世界』のまま?それとも『奇幻」』ファンタジー)に訳す?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近頃の中国では「fantasy」を「奇幻」と訳すことが主流になっているそうで、日本語のファンタジーもこの言葉に訳されることが多いそうです。
また近頃の中国オタク界隈では「異世界」(こちらは日本語の漢字をそのまま簡体字表記にして使っています)というジャンル分けが成立しているらしく、それにはいわゆる異世界転移転生系に加えて日本のファンタジーネタが含まれる作品も雑に含まれたものになっているのだとか。

しかしこの「異世界」と「奇幻」の扱いに関しては中国オタク界隈でも何かと異論があるようで、翻訳や作品のジャンル分けなどの際にどちらの言葉を使うか、どこまで含めるかなどといったこだわりによる議論が発生することもあるそうです。

中国のソッチ系のサイトでは
「『異世界』を翻訳する際の言葉の選び方」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近ちょっと気になっているんだが皆は日本語の「異世界」を中国語ではどう扱うのが良いと思う?「異世界」のまま?それとも「奇幻」(ファンタジー)に訳す?
近頃の使われ方を見るとなんだかよく分からなくなって来て……

正規版の中国語タイトルで「異世界」を「奇幻」と訳していることも多いので、下だけでなく上も何かと雑に扱っている所はあるね

「異世界おじさん」も「奇幻世界舅舅」になってたな
この翻訳タイトルに対してはかなり批判が出ているというか、みんなずっと「異世界」の方で使っているのもあってか好意的に捉えている人を見たことが無い

ああいうのはあえて「異世界」という言葉を使うのを避けた翻訳にも見える。
正規版タイトルのあれは商標だか上の規制で「異世界」が使えないという説もあるが、どうなんだろう。

かなり前から異世界トリップ系のタイトルに「奇幻」も使われていたからそこはよく分からない……こういう基準が明確に表に出てくることは無いし、上の方も基準を雑に変更して来るしね

日本語の単語を漢字そのままで使って中国語の意味とズレるのは批判されることもあるので、今は「異世界」に関してもちょっとめんどくさいことになってるのかもしれない

日本語そのままで漢字を持ってきた言葉に関しては、例えば最近何かと問題になっていた「夏日祭」は「祭」の字の扱いが中国語と日本語では結構違うから言葉の使い方について批判が出るのは分からなくもないが、「異世界」は別に意味が違うわけではないし問題ないのでは?

そりゃ意味は通じるけど、中国語では耳慣れた言葉ではないのも間違いないだろ

メディアの発言や作品名で「異世界」を使ってはならないなんて通知や規制があったのか?こういうネタはいつの間にか話が大きくなるがソース不明なことも多い

自分はスマホゲーでは「異世界」という言葉を使うのがダメになったと聞いたことはあるが、まぁこれも結局は噂話だな
この手の規制についてはガイドラインが表に出ることが無いのでメディアにおける外国語の単語使用禁止みたいに分かりやすいケースは少ないから疑いだけが積み重なる

その手の規制問題になると翻訳が正しいかどうかという問題が消えてしまうが、実際どうなんだろう?

今の所全面的な使用禁止は無いと思われる。他の作品例えば「Re:从零開始的異世界生活」(Re:ゼロから始める異世界生活)は最近あれだけ字幕に修正入ったのにタイトル変更入ってないぞ?

「リゼロ」は「奇幻」で訳すとなんかおかしなことになるし、そのままでいくということなのかね。トリップ先がファンタジー世界ではあるんだが、ファンタジーよりも「異なる世界」の方を強調している内容だったから「異世界」のままが正しいよな。

近頃の正規配信があった作品だと「異世界ブラックカンパニー」や「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」も普通に異世界のまま翻訳されていたね

「異世界おじさん」とかファンサブ翻訳のタイトルが広まっている場合に別タイトルをつけている可能性も考えられる
商標もだけど、検索でファンサブの中に正規版が埋もれてしまうという問題もあるだろうから

「異世界美少女受肉おじさんと」も「与变成了異世界美少女的好友一起冒険」になっていたはず

あったな、その作品は原題の「おじさん」の訳の「大叔」がなぜか「好友」になっていたので翻訳が違うのでは?と感じたのを覚えている
内容的にはおじさんではあるが親友キャラでもあるので意味の方を重視したとも言えそうだが

こういうのは「過去の作品が無事なのは今年からの新基準だからだ」といった反論が出て堂々巡りの話になりがちだが、個人的には禁止というよりも正規版関係者の翻訳方針の確定或いは変更の方が大きいような気もするね
禁止や規制が入るなら、単語よりも中身の方だと思うし

ウチの国はメディアで「NBA」という言葉を使わないようにさせる国だからまずそっちを考えてしまうが、日本語の「異世界」をそのまま使うとオタク以外はよく分からなくなるリスクもあるだろうからね……トリップ先がファンタジー世界なら「奇幻」で訳すのもアリだろう

あまり意識されないけど、実はオタクの間で流行って定着した用語を後発の正規版がそのまま使うのにはリスクがある
こういうのはパクリ認定されて炎上した時点で大ダメージになるからそれを避けるという目的も入っているのではないかと

パクリ、盗作に関しては「法律的に問題無い、裁判すれば勝てる」という話では終わらない案件も少なくないからな
日本の二次元どころか日本社会を見ても著作権とパクリ認定の炎上に関してはいちゃもん付けた方が実質勝ちになっているのも珍しくない、対応が難しい問題になっているんだから通報システムやレッテル貼って炎上させるのが大好きなウチの国だと尚更だ

ただでさえ翻訳では似たような文章になるし単語まで同じ、それも字幕組とかが先に使っていたとなると粗探し、勝手なパクリ認定するのも簡単
私も正規版で別のタイトルにされる件については版権獲って商売している側からすれば「正規配信の連中は分かってない」とか笑われていた方がマシという感じなのでは……と考えてしまうかな

しかし改めて考えて見るとウチの国ではオタクの方がむしろ「異世界」=「JRPG的でファンタジーな世界」という固定観念が強くなり過ぎているのかもしれない……

日本のネット小説サイトを見ると「異世界ファンタジー」と「現代ファンタジー」でカテゴリ分けされているんだよね
それを考えると安易に「異世界」という漢字表記の単語を使うのはどうかと思わなくもない

確かに。
これまでこっちに入ってくるのは主に異世界ファンタジー作品なのでいわゆる二次元、特に日本のファンタジー作品はほぼ「異世界」で括られていたが、それはそれで何かが違う気がする。

分かるぞ!今の「異世界」という言葉の扱いについては言いたいことがイロイロとある
例えば並行世界はどうなるんだ?SFやサイバーパンクは?異世界はファンタジーだけじゃないんだ!!

異世界ネタで一番多いのがファンタジーなのは認めるが、「マブラヴ」好きな自分としてはファンタジーを安易に「異世界」にするのもどうかと思うね
「異世界おじさん」のタイトルに関しては日本語の単語そのままでも良いし「奇幻」に翻訳するのもアリだろうというどっちでも良いという感じだが

そもそも日本語の「ファンタジー」の翻訳がいつ頃から「奇幻」で定着したのかがハッキリしない
上からのあれこれはさておき、全く使われていなかった言葉でもないだろう

今では「剣と魔法の」「奇幻」みたいな言い方もするようになったが、確かに昔はその扱いをしてなかったかも……
ウチの国では武侠系、仙侠系からの流れで成立した「玄幻」(中華ファンタジー)がジャンルとして強力なので、それに対応する形で「奇幻」呼びが広まったのかね

国産だとファンタジー系作品はずっと微妙で、武侠要素入る「玄幻」がいわゆるfantasyの代表的なジャンルだからな。一応「奇幻」という大きなカテゴリの中の「玄幻」という概念ではあるはずだが……

言われてみれば「ファイナルファンタジー」の中国語タイトルは「最終幻想」だし、更に昔の時代は「太空戦士」と訳されてて「太空」(中国語で「宇宙」の意味に)要素どこだよというツッコミされてたりしたっけ

今ではそれなりに昔の作品になる「GATE」の中国語タイトルは「GATE奇幻自衛隊」だった
あとローファンタジーを「低奇幻」と雑に訳す時もある

でも「異世界食堂」は第二期で「異想食堂」になっていたから何かあったんじゃないかとも思う
サブタイトルに一応「異世界食堂第二期」とついてはいたけど、劇中で日本語の「異世界」を全て字幕では「異想世界」に翻訳していたのはさすがにアホっぽかったな

それはダメな翻訳とも言えるだろう。しかし漢字があるからといって日本語の漢字単語をそのまま持って来て使いたがるのも問題だ。
ウチの国のオタクがいまだに字幕組の時代の感覚を引きずっているというか……

「異世界」の意味は字を見れば分かるけどやはり日本語の単語だからね。

言いたいことは理解できなくもないけど、習慣的なものと雑に翻訳してきたものが混じっているのでちょっと難しい話
それに中国語ではないとか言い出したら日本産の漢字造語系の言葉はどうするんだろうという非常にめんどくさい問題が……

日本語からの言葉禁止にすると政府だとか民主だとか科学だとか日常的なアレコレに支障が出るし、国の名前さえ……

「言葉の正しさ」を掲げる際の難しさだよな
外来語の定着や新語の扱いなど、言葉の変化に関しては時代の影響は避けられないがウチの国は更に上からの強制が入るのがまた何とも



とまぁ、こんな感じで。
言葉に対する感覚や翻訳事情とその背景に関する穿った見方など、イロイロな話が出ていました

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「翻訳する言葉の選択に関しては時代による変化もあるので、うっかり昔のオタク用語を使ってしまい通じない、自分の老化を感じることもあります」

「最近はリゼロの字幕用語の修正もありましたし、正規配信の翻訳タイトルに関して『良い翻訳の言葉があるのに使わない』という評価が出た場合、上からの何かがあったのでは?という所から考え始める傾向が強くなっています」

などといった話もありました。

最近の中国では娯楽コンテンツ全般で規制強化の影響がそこかしこで出ていますが、中国オタク界隈でも翻訳事情に関しても考慮する要素やその順番が変化しているのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「リコリス・リコイルも進撃の巨人も、なぜ俺が追いかけた作品はどれも微妙な展開になって評価が急落していくんだ!良い終わり方にならないんだ!」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でも日々自分が追いかけている作品に関して語られているようですが、中には自分の追いかけている作品が失速してしまったことを嘆く声や好みの展開ではなかったことに対する不満の声などもある模様です。

中国のソッチ系のサイトでは
「自分の追いかけた作品はいつも終盤でグダグダになる、良い終わり方にならない」
などといったことなどに関するやり取りが行われていたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「リコリス・リコイル」も「進撃の巨人」も……なぜ俺が追いかけた作品はどれも微妙な展開になって評価が急落していくんだ!良い終わり方にならないんだ!
そして評価の高い「鬼滅の刃」も「ウルトラマンZ」もリアルタイムでは追いかけていない、あとまだ終わってないが「SPY×FAMILY」も追いかける時機を逃した……

長編、シリーズ作品は終わりまでずっと面白いことの方が珍しいというのを意識しておくべきだろう

自分も似たようなことはあったので同情する
「それだけ」を追いかけているとショックが大きくなるんだよね

オタクと一般層で温度差のあった「鬼滅の刃」はともかく、こっちでもあんなに大人気だった「SPY×FAMILY」だけ逃すのはある意味では才能あるな

アニメで大人気になった作品に関してはアニメになる際にアニメスタッフによる改造が入って更に面白くなったケースもある
そして基本的に作者一人で話を作ってキャラを動かしていく原作マンガは長編になっていくと迷走してしまう、面白さを維持できなくなることも多い

良い終わり方にならない?
オリジナルアニメを見ているとそういうのが1〜2クールで体験できるから慣れていくものさ

長編だとダメージが大きくなるから愚痴が出てくる気持ちは理解できる
一年とか半年単位で追いかけた挙句なんかだと特にね

特撮のファンを見るとそんな感じの多いよ、特に最近は微妙なのが続いていると聞く
そして惰性で文句言いながら最後まで見て次の作品に期待してまた……とかになっている模様

アニメ、特に序盤の制作リソースを集中投入して客集めに行く所はクオリティ高くて視聴者が盛り上がりやすいネタを使うから広い範囲の人間に刺さってしまうから悲劇が生まれる
そういう作品が終盤で日本の作品がよくやるウチの国で批判されるストーリー展開やキャラの扱いをやった結果、ウチの国では評価が急落していくことも多い
言っては何だが日本でまだ人気があって連載も続いている作品であっても、こっちの感覚とズレていくような作品についてはあまりこだわり過ぎない方が良いと思うよ

失望するということは楽しんだ時期もあったということなんだから、それで良いと割り切れよ
毎シーズンの新番で終わりまで楽しめる、テンションを維持できる作品は一つか二つ、何とか話をまとめられたのが半分もあれば良い方だ

ダメならダメで別の作品に移れば良い、愚痴っていても作品の内容が変わるわけでは無い
「遊戯王」をシリーズで追いかけていて、苦痛なのに毎シリーズ最後まで見てしまう自分のようにはなるな……

アニメの「ポケモン」のファン界隈もそんな感じになっている気がする

こういうのはその時点で一番話題性の高い作品を話題性メインで追いかけると高確率でぶつかる問題では?

そもそも一番人気のある、話題性のある作品を追いかけ続けるのはリスクが高い
一番人気=ずっと高評価な名作になるとは限らないし、一番人気があるというのがその時期だけ面白かった、瞬間的で爆発的な面白さがあったとか、「巡り合わせが良かったから」といった理由もあるわけで

終わっていない作品を追いかけるのは楽しいけどリスクがある
作品が終わってから見るのにも良い所はある

かと言って完全に完結してからでは話題に乗り遅れるし、ファン界隈の熱と盛り上がりも体験できないので楽しみが減る
何を追いかけるかについては賭けのような部分もあるので外した作品にあまりこだわり続けない方が良いと思うが、ウチの国のファン界隈のアンチ化の傾向を見るとそういう割り切のできる人は少ないんだろうな

あの辺りでは作品に対する愚痴や批判がずっと続いているからなあ……

原作の無いオリジナル作品に関しては上手くまとめられないことも多いし、あまり期待し過ぎない方が良い
まぁ追いかけた作品ほとんどでそれというのはある意味才能があるのだろうけど

現代は人気作品の「終わらせる際の失敗」に慣れている人が少ないんじゃないかな
国産作品は引き延ばして更新されないことはたくさんあっても終わらせようとすることはなかなか無い

こっちのネットプラットフォームでは課金が絡むから当てた作品で可能な限り稼ぎたい上に容量は実質無制限だけど、日本のアニメやマンガは「容量」が限定されているから作品をある程度積極的に終わらせなければならないというわけか。
俺は何度か日本のオタクとこの手の話をしたことがあるけど、確かにあいつらこういうのにかなり慣れている節があるし、連載終盤でグダグダになったりして失敗した作品についてもネタにして楽しむ習慣があるな……

覇権クラス扱いされたこともある人気作品には多かれ少なかれ面白い時期はあるんだからそこを楽しんでおけばいいのさ
迷走したり転落した後については忘れよう

こういうの気にする人って、周りの評価、極端な発言気にし過ぎじゃないか?
最近よく言われている「リコリス・リコイル」は確かに最初の期待通りにはいかなかったが、そこまでヒドイわけでもないぞ

終わりがグダグダになるとか凡庸な終わり方になるとかは珍しい話じゃないよな

「鉄血のオルフェンズ」や「正解するカド」を経験しておくと他の作品が終盤にやらかしても余裕をもって見ていられる。
ウチの国は慣れの問題に加えて主流的な大人気作品をずっと追いかけている自分が正しくてエライ的な認識があるのも難しい所だね。そして作品が失速して評価が反転すると周りは今までの反撃として叩く方にまわるしファンは発狂してアンチになるなど造反する。
「進撃の巨人」は特に顕著だったけど「リコリス・リコイル」にも似たような空気は感じる。

「リコリス・リコイル」は百合好きな連中の間で炎上している評価で作品が語られている所もあるけど、作品自体はそこまでヒドイことにはなってない
個人的には「ベン・トー」的なのを期待していたのでちょっと肩透かしだったけどね

「リコリス・リコイル」は最初に持ち上げられ過ぎていただけな所もあるだろう、本当の終盤で失敗した作品はあんなものではない。

自分もそう感じているよ。今のゴタゴタした批判や評価は作品を楽しめる層以外の人間からの注目を集めすぎてしまったことによる負の影響でもあるかと。。
それとは別に、長編の場合はファンが濃く煮詰まって意見の方向性も固まっているから終盤にコケた際に炎上したりする際の炎上も大きくなるので恐らく「進撃の巨人」にはこういう部分もあったはず。日本や欧米とは評価や受け止め方が違っているようだしね。

それにしても終盤の展開にガッカリした作品には時間が経てば落ち着くような所もあるが……例えば俺は昔「BLEACH」を追いかけて最後の方はアレな気分になったけど、今ではそれもネタにして楽しんでいる

視聴完了後はストーリーに関して納得できなくてイラついても、キャラが好みだとそのうち作品に対する反発も落ち着いていくこともある
私は「SAO」のアリシゼーションがそんな感じだったよ

同意できる話だ
俺も「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のストーリーに関しては良いとは思わんが、ゼロツーという女神に出会えたし全体的に考えれば良い体験だったと言える

オタクやってるとこのテーマのような感じのダメージが続くことはある
私は「甲鉄城のカバネリ」「Re:CREATORS」「ダーリン・イン・ザ・フランキス」と自分がその年に一番期待した作品が連続して中盤〜終わりで大失速して自分の選別能力のダメさを痛感していた時期もある!

俺は「神様になった日」、「ワンダーエッグ・プライオリティ」と期待してガッカリというのが続いたことがあるよ

原作の続きが期待できない作品よりマシだぞ
それに人気作品じゃないと中国語翻訳や字幕すらない、字幕組のファンサブ活動だって途中で放棄されたりするし

結局の所、「連載作品」「まだ続いている作品」を追いかけるのにもそれなりのリスクがあるということだ
特にネット上で作品に関して討論するのを楽しむ場合は作品本体だけを見ればいいわけではないし

俺達が追いかけているのは商業作品だというのを忘れてはならない
人気作品に関しては面白いうちに綺麗に完結させるのではなく可能な限り引き延ばして稼ごうとするし、ストーリーの整合性よりも注目を集めて人気になる方が重要だと見做されている
だから人気が爆発して追いかける人が急増した辺りで追いかけ始めてその後もずっと追いかけるのはガッカリする事態を体験することになりがちだ

それは分かるんだけど……「無難な終わり方」がどちらかと言えば良い意味で使われる時代になっているのに対しては何とも言えない気分になるね



とまぁ、こんな感じで。
自分の体験や愚痴なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「近頃は日本の長編作品は終わりの方は面白くない、失望するという印象がとても強くなっています。私はこれに関して最後の方では作者の筆力や想像力が尽きるのと、結末が日本人読者向けになる、日本人なら納得できるけれど中国人にとっては納得し難い展開になるからではないかと考えています」

「それに加えて中国では自分の期待と違った作品に対する不満の表明、それを理由にした批判が二次元以外でも強くなっているので環境面でも作品が円満に終了するのは難しくなっていると思います」

などといった話もありました。

近頃の中国オタク界隈では作品批評に関しても何かと増幅されやすい環境になっているように感じられますし、昔と比べて人気獲得と商売がやりやすくなった面と難しくなった面があるようにも思えますね。

とまぁ、こんな感じで。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「最近はラブコメ系や百合系でいちゃいちゃするシーンがくどいとか突然過ぎるとかいう反応が目に付くんだけど、皆はどんな作品でそういうのを感じる?」

毎年9月は中国の社会事情的にネタ不足になりがちですが、今年は諸々の理由から例年以上にネタが不足しております。そんな中でありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを……

作品内の恋愛関係は中国オタク界隈でも何かと盛り上がる要素ですが、その描写や扱いについては好みや評価の違いでもめることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「最近の作品の恋愛描写がくどい、テンプレで突然すぎる」
などといったことに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近はラブコメ系や百合系でいちゃいちゃするシーンがくどいとか突然過ぎるとかいう反応が目に付くんだけど、皆はどんな作品でそういうのを感じる?
個人的には甘さを摂取するだけでわりと満足しているんだが……

お前らそんなに親しかったっけ?と感じることはあるかな
ただそう感じる作品の中には百合とかも含まれているので、自分の解釈が追い付いていない可能性も考えてしまったり

突然距離の近いイチャイチャが始まって戸惑うのはあるかも
テンプレ的ないちゃいちゃを急に放り込まれて……という感じはあるし、それが続き過ぎてくどくなるというか

妙な話だが百合、更に普通のラブコメでもオタクに媚び過ぎてオタクが付いていけなくなっているんじゃないかな

過去の流行でもオタクに媚びるというか過剰にやり過ぎて人が離れることの繰り返しはオタクの間でも普通に発生していると思うよ
ツンデレなんかもどんどん過激化していったし、それと重なる所だと暴力系ヒロインとかもいた
他にも例えば虚淵玄フォロワー的なキャラを突然惨く殺して視聴者を驚かせようとする作品なんかもそうだろう

突然テンプレ的な描写が過剰に強調されているのがダメなのだろうか
それから好きになる過程の描写不足も

その辺はありそうだな。
俺は「ホリミヤ」や「トニカクカワイイ」なんかに対してそういう批判を見かけた気がするし。

同性なら抱き着こうが乳を揉もうが許されるみたいな風潮はあるが……男キャラは過剰接触がBL的だと結局は嫌がられるようなこともあるし、百合もあまり極端な表現は作品に対する批判や付いていける人間が減るのではないかと考えたことはある

そういう批判に関しては百合系で多い気がしないでもない
ウチの国だと百合系のジャンルは視聴者の住み分けができていない傾向があるし見る作品や恋愛描写の受け止め方で混乱していることが理由になっているのではないだろうか
一応百合でも「やがて君になる」のようにゆっくりとした恋愛描写の作品もあるんだが

逆に近頃急速に流行って急速に反発が出ている「リコリス・リコイル」なんかは分かりやすくそういう部分で批判されている作品なのかな
百合系作品は恋愛要素中心で見る人が多いのでラブコメ系と違って「メインじゃないから」では済まないとも聞く

世界的な配信を考えると露骨なエロ系サービスシーンができないから、いちゃいちゃシーンでの接触率、サービス描写を増やしているような所もあるのだろうか?

このテーマについて言いたいことは理解できる
私も近頃のイチャイチャするシーン、甘いシーンは過剰で工業的だと感じていた

別にテンプレだから悪いというわけでは無い、過程の描写が足りないのが悪い

でも「トニカクカワイイ」なんかはそういう作品だからとしか言いようがないかな……
「ハヤテのごとく!」の頃からそういう作風なのでそういうのを知らなかった昔の自分ならともかく、様々なテンプレに慣れて知識も体験もある今の若いオタクが思い出補正無しに見たら微妙な印象になりそうだと私も感じていたし

過程、前提描写や説明をしっかりやるのも上手くやらないと面白くなる前に人が離れてしまうリスクがある
ウチの国のネット小説作品を映像化する際に、原作で最初にやる世界観設定やチート攻略法の垂れ流しを上手く編集できずにずっこけているのを考えれば分かりやすい

異世界系アニメは原作から編集して最初にチートで活躍する派手なシーンが来る構成になったのも見かけるけど、恋愛系も「甘い所」を視聴者に早めに見せないと生き残れない時代になってきているのが「工業的な甘さ」と感じられる原因の一つなのかもしれない。

そういう話って甘いだけで他に何もない。どのキャラも恋愛のために出てきて恋愛する、恋愛意外に何もないストーリーだ。例えば「徒然チルドレン」なんかはこういう所が引っかかって厳しかったよ……

作品の内容について語りたい人には向いていないんだと思う
ウチの国のオタクはやはりストーリー重視な傾向があるから、シチュエーション体験の方を強調する作品に対しては評価が低くなりがち
ただこっちのプラットフォームでも再生数はそこそこ稼いでいるので需要が無いわけではなさそう

まぁこういうのは以前から国産作品でもよく言われていた批判だからな……出てくる男女の甘いラブストーリーのためだけに存在してストーリーのロジックが行方不明とか

国産のアイドル系ドラマはこういう批判がそこかしこで爆発していたので二次元にも、そして百合系にもついに来たかという感じがしないでもない
ふと思いついたのだけど、男女のラブコメの方は恋愛関係特化な作品はアニメになる作品はそんなに多くなかったから批判が目立たなかったのだろうか?

こういうのは匙加減と個人の好みの問題だから難しいな
あと日本のオタク界隈を見るとこの手の要素に関してはジャンルが細分化されている、タグなどで住み分けが徹底されている印象もあるので、上でも言われているように百合系やラブコメ系が住み分けできていないことや、ウチの国のオタクの間で認識されている作品の選択肢が少ないといった事情も考えられる。

最初からそういうのを分かっていて求めている人には良いのかもしれないが、そういうのばかり見たいわけではないとか、そればかりだと飽きるとか胸やけするとかな人にとっては厳しい

昔の作品でも例えば「犬夜叉」みたいなのが受け入れられて人気になっていた時代もあった。そしてそれをそのまま現代でやった「夜叉姫」は微妙なことになったので、環境や見る側の感覚の変化もあるのだろう

このテーマに関して改めて考えて見たが、私は突然の告白ならアリだが、突然の過剰なイチャイチャアピールや甘いエピソードアピールだと……うーむ、スキンシップ過剰とかそういうの関係無く違和感は覚えるかも

甘さに特化した作品でも「からかい上手の高木さん」なんかは評判良いよね。

最近目に付くのだと「リコリス・リコイル」や「ラブライブ!スーパースター!!」の赤と青はそんな感じで批判が集まっている感じはする。サービスシーンが嫌、なぜそんな余計なことをするのかみたいに。
あと私は嫌いではないんだが「理系が恋に落ちたので証明してみた。」が批判されるのも理解はできる。

逆に評価高いのは「リズと青い鳥」や「加瀬さんシリーズ」辺りかな?関係の深まりとストーリーが自然だとされている。でも実はこっちも見る人を選ぶ作品になっているので正解はなさそう。

見せ方次第だとは思うんだけどね
「かぐや様は告らせたい」で評判のいい序盤〜中盤も過剰表現なとこはあったが、ギャグの空気と合わせて特に抵抗は感じなかったし

そうそう。自分がこの話題で思い付いたのは「SSSS.GRIDMAN」だが、お前らそっちに行くのか、そこまでの関係だったのかという意外さはあったが、主人公の扱いを除けば普通にアリな展開だったな

身も蓋も無い言い方になるが、こういう批判って自分の好きな作品が見つからないとか、流行りの路線が自分の好きだったものからズレてきて、それを批判する口実、レッテルという面があるからあまり気にしても仕方が無い

今の「甘い」作品の流行の傾向がそうなっているとも言えそうだ。狙いとしてのテンプレ活用と萌え特化な作品もあるし、それで当たった作品もある。
例えば「宇崎ちゃんは遊びたい」なんかはヒロイン属性に特化した狙いで当てたから、ストーリーや自然な関係がどうこうという批判は筋違いだろう。

概ね今の作品は昔よりも勝つ方法を考えているし、昔より特徴的な部分が「濃く」なっている
しかしそれが歳をとってしまった自分にとって面白いか、楽しめるかは別問題

この話題に関しては最初から好感度MAX状態で恋愛が始まるのが受け入れ難い人の意見も混じっているのが難しい
感情の変化が無いと楽しくないとか、関係の発展がスムーズに行き過ぎるのでくっ付いた時の幸福感がないとかの意見も分からなくはないのだが

でも俺は好感度MAXでイベントが発生するのを見たいので正直に言えば今のラブコメの傾向はそんなに悪くないと思っている
自分はドロドロした胃が痛くなるような恋愛とか、くっついたのに幸せにならずに離れてみたいな展開は精神的にキツイので見たくないんだよ……見るとしても心の準備をしたい



とまぁ、こんな感じで。
恋愛関係の好みや何やらに関する話がイロイロと出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国でも恋愛関係の感情描写の好みは世代や性別ごとに違いますが、それに加えて中国では勉強の忙しさや早恋禁止の影響もあり学生の恋愛観はかなり偏っています」

「中国で百合系のファンは近年急速に拡大しています。更に中国で注目される日本の百合系アニメ作品もかなり増えているので好みに合わない、納得できない人が出る作品も増えています。男女ラブコメ系作品よりも百合系作品の方が恋愛にうるさいファンが多いかもしれません」

などといった話もありました。

考えてみれば私は恋愛要素の有無や濃さはともかく、中国オタク界隈で求められている恋愛描写、恋愛展開というのはあまり意識したことはなかったのでその辺りに関しても少々気になってきました。
今回のやりとりからして「オタクから高い評価」を判断材料にすると偏った見方になりそうですし、中国で恋愛要素も含めて人気の高い作品というのも合わせて調べてみますかね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「ウチの国は子供の恋愛が問題視されるけど、実際にそれが問題になったとか、親に怒られて別れさせられた人っている?」(早恋関係の記事です)

中国オタク「なんで武士キャラは攻撃するたびに刀しまっちゃうの?敵まだいるのに!!」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品における定番描写についてかなり受け入れられているそうですが、やはり主にアニメやマンガ、ゲームなどの二次元コンテンツ経由なことによる難しさもあるそうです。
例えばアニメによく出てくるシーン、動作に関して定番の描写であるのは理解しつつも、その描写で誇張されている或いは省略されているのが何かといった部分に関しては理解に個人差があったり混乱していたりということもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「武士キャラが攻撃した後にすぐ納刀するシーン」
などに関するやり取りが行われていましたので以下に例によって私のいイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今更聞くのもなんだけどなんで武士キャラは攻撃するたびに刀しまっちゃうの?敵まだいるのに!!

ある種の誇張演出なんだろうけどツッコミを入れたくなるのは理解できる

居合系の場合は納刀状態からの攻撃が一番強いというか、それに特化しているという事情があると思われる
防御?当たらなければどうということはない!

しまう方が気になるか。
私はサイズに余裕の無さそうな鞘にしまう方が気になって仕方が無い。

鞘にしまう方は練習すれば普通にできるらしい。実写でも手元を見ないで滑らかにやってる。

あれは残心モードに入って体力回復するんだよ!

いや、たぶん抜刀パワーを貯めているんだ!
まぁずっと刀を持ったままで戦い続ける作品も多いし、居合系の流派や技の演出なんだろうね。

ドラマや映画の見過ぎ
映像作品は現実ではなく誇張するものだぞ?

たぶんドラマや映画よりもアニメそれから特にゲームからの印象じゃないかな。
これは剣道に限った話ではないが日本の武道は残心を重視するから攻撃後の動作や構えまできちんとやることを重視する
ただ残心の目的は相手に余力がある反撃されることを警戒するというのもあるから、刀を鞘に納めてしまうのは居合系の武士だけ……のはず

納刀した後にすぐ再度抜刀攻撃するんじゃないの?

自分も二次元だとそう解釈していた。抜刀動作をすることによってSTRとDEXにプラス補正。

鞘に納めないと九頭龍閃も天翔龍閃も撃てないんだよ!!

ゲーム以外では斬った後も刀を普通に構える武士も見かけるが、二次元だと抜刀じゃないと撃てない技がかなりあるしここで言われるような「刀をしまう」動作は居合パワーを再チャージする状態に入ったと見て良いのかね

あれは戦闘状態解除に見えるけど再チャージなのか?

基本的には戦闘状態解除で良いはず
現実だと居合って一撃必殺狙いだから
薩摩の示現流とかも一撃必殺狙いだけど、こっちは一撃が無理だったらATK全振りで攻撃し続ける流派

日本刀は切れ味重視なので相対的に脆いというか、威力減少が激しい武器なのできちんと鞘にしまって持ち歩くし、雑に抜き身で持ち歩くと持ってる人がケガする
あと江戸時代は抜き身で刀を持っていると捕まるのできちんとしまっておく

日本刀って抜刀する際に鯉口という固定装置を解除する動作が入る(それをやらないと刀が抜けない)から、鞘に納まった状態は凶器を使えないというか安全装置付きですというアピールになる
だから刀を鞘にしまったら基本的に戦闘終了という認識でいいよ
カットインのたびにやるのは演出だと割り切れ!

敵がまだいるのに刀をしまえるのは主人公や強キャラの証だ!
例えば敵がまだいるはずなのに刀をしまって背を向ける、敵が激怒するが実は斬られていたのに気付かなくてそこでようやく体が真っ二つになって死亡……みたいな展開はあるだろ?

こういうのは基本的にはカッコ良さ重視で現実では欠かせなくても地味な所やカッコ良く見えない所はどんどん省略されていく
そしてたまに現実ベースのリアリティ重視な描写をする作品が出ると、評価するマニアとなんかカッコ良く思えない一般視聴者に分かれたりするのでリアルであれば良いとは限らない……

剣道の試合だと残心(反撃の警戒)をきちんとやらないと点数にならないというから、鞘にすぐしまうのは創作のなかの演出だろう

あと人を斬った刀をすぐしまって良いのかという疑問が……刀本体もだけど鞘が汚れない?まぁこれに関しては他の国の刀剣系の鞘についても似たような疑問があるけど……

現実だと刀は鞘に納める前にしっかり汚れを拭く
ちなみに有名な妖刀村正は抜刀したら水が流れるから血で汚れにくい、汚れても自動洗浄できるから切れ味が落ちないという特殊効果付きなのだが、これは昔の武士が考えた「あったら良いな」的な特殊効果でもあったのだろう

その特殊効果を更に誇張して描写すると水の呼吸みたいになるのかね

水が出るのは「里見八犬伝」の村雨の方だな
村正は徳川キラーな特殊効果の伝説はあるけど実在した刀のブランド
ちなみに日本刀の名刀妖刀の伝説や評価の中には「人を斬ったのに血が付かないほどの切れ味」というのもある

現実の居合、抜刀術の動画を見ると本当に速いし「使える」剣術体系だったんだろうとは思うが、刀をしまう動作の強調に関してはやはり創作のカッコ良さ重視の演出だろう……

ゲームでは必殺技出してしまうとかカットインで斬ってしまうとかが繰り返されるから、現実と比べればかなり多いんだろうけど、それにしたって戦いの最中にしまうのはどうなのかと思ってしまうよね

あれは日本の伝統的な時代劇の演出の影響だと思う。テレビの連続ドラマの方の。
テレビドラマでは毎回最後に主人公のサムライが悪人と戦う「殺陣シーン」が入る構成になっているんだが、その際にテンション高いBGMと一緒に悪人全員斬り殺す→納刀して殺陣シーンとBGM終了になるんだよ。だから日本の作品でサムライキャラの技の一連の流れで多用されるようになった。

刀なんて斧にぶつかれば砕けるし矛に対しては短過ぎて一方的にやられるから戦場で使う武器じゃない
そもそも盾を使わない時点でカッコ良さ重視の誇張全振りなんだから、鞘がどうとかこだわる意味はないだろうに……

一応日本の戦場で刀が使われていないわけじゃないよ。ただ主な用途はサブウェポンであえて使うならとどめを刺す時くらい。そして当然血で汚れるからきちんと血を拭ってからじゃないと鞘どころか武器本体まで使えなくなる……

日本の武器だと実戦なら薙刀はわりと有用そうなんだが、なぜかアニメやゲームではあまり使われない……

日本の江戸時代の実戦は主に都市部での戦闘になるから刀がメインウェポンだぞ?
槍もあるけど持ち歩けないから使う場面は限定的になるかなり特殊な環境
戦場での実戦じゃないから防具も特殊な場面で装備するチェインメイルくらいなので刀が有効になっていた

刀を戦場で使わないから意味が無いというのは現代の環境で拳銃は戦場で使わないから意味が無いというのと同じだ
刀は都市部で武士が常に携帯できる武器だったというのが大きい
日本にも槍や盾や弓や銃はあったが日常的に持ち歩けない、例えるなら現代の普通の街中でアサルトライフル持ち歩けるかというようなものだった

刀と防具無しで戦うのも、連戦や移動しながらの長期戦に対応できるという意味合いがあったらしいな
幕末で戦っていた武士は当初は長めの刀が多かったのが、実戦で疲労や振り回せる場所の問題が判明して適度な長さに短くなっていったという話もある

斬って刀についた血に関してはしまう前に振って落としてから納刀という動作をすることもある
これが「血振り」と言われて、たまにゲームの武器や技の名前にも出てくる

作品によってはちゃんと血振りの動作をしてから納刀していることもあるね。更にしっかりしているのだと和服の胸にある収納部分から紙を取り出して刀を拭いてから納刀する描写になっていたりする。
あと使った刀は歪みや刀の固定器具が壊れてないか調べて洗って油を塗って鞘に納めているので、実際の手入れはやはりそれなりに手間がかかるとか。

なるほど「るろうに剣心」は逆刃刀だから斬っていないのですぐに納刀しても良いという合理的な設定もあったのか……峰打ちだから死なないので不殺というのはおかしいというツッコミ所ばかり意識していたよ



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな話が出ていましたがイメージするシーンや解釈の仕方の個人差もそれなりにあるようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国だと武士の戦闘に関してはアニメやゲーム、あとは日本映画で見たものによるイメージが強いです。テレビの時代劇を見ている人はほとんどいません」

「日本のテレビで放映されている時代劇のチャンバラシーンまで把握している人は恐らくいないので、チャンバラ戦闘のお約束的な演出が元ネタだと理解できる人もほとんどいないと思います」

などといった話もありました。

私も中国オタク界隈では日本の時代劇ネタに関しては通じないことが多いという印象ですし、サムライキャラの戦闘シーンについても中国独自の知識や感覚で解釈されている部分もかなりあるのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「オタクの老婆(嫁)は三か月で変わるというネタがあるけど正直実感が無い。皆はどの程度の頻度で変わっているんだ?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国語では「嫁」のことを「老婆」とも言うのですが、中国オタク界隈ではオタク用語の「俺の嫁」的な感覚で大好きなヒロインを「老婆」呼びすることもあるそうです。
またこの「老婆」に関しては個人的な認識や扱いの違いというのもあり、時折その辺りに関して議論が巻き起こったりすることもあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「オタクの老婆(嫁)は三か月で変わるというネタは正しいのか?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


オタクの老婆(嫁)は三か月で変わるというネタがあるけど正直実感が無い。
実際の所皆はどの程度の頻度で変わっているんだ?純粋に興味がわいてきたんで知りたい。

え……実感が無いというのが俺には分からない。オタクは普通1シーズンで老婆をかえるものではないのか?

自分の場合変わらないのは本命の老婆、それとは別にそのシーズンに追いかけるヒロインがいる。
三か月ごとに嫁を替えるというのはネタとして分かりやすいが、個人差に関してちょっと説明がいるネタなのかもしれない。

確かに心の奥底にいて変更不可能なヒロインがいる。
自分の周りを見ても各世代のオタクにレムだとかアスナだとかシャナだとかが存在する。
でもそれとは別に短期間で推しが入れ替わっている傾向はあるので、自分は「三か月で変わる」というのはその部分だろうと解釈している。

自分の中では老婆(嫁)と女神が混在しているという認識だ

自分で考えて見るとハマっている作品がある間は老婆の変更はまず無いし、3ヶ月ペースってのはよほど雑に作品を見ているんだなと思ってしまったり

愛とは移ろい行くものだよ……好きなヒロインは変わらないけど、その時点での愛の分配は変わるだろ?

「オタクの老婆が変わる」ネタか……最近の作品だと「その着せ替え人形は恋をする」が物凄い勢いで人気になって急に見なくなった皆の老婆か?

例えば「リゼロ」のレムとかはいまだに老婆として心に住んでいるオタクがいる印象だし、言われるほど頻繁に変更されているという実感は無いな

今ではオタクの言う「老婆」、日本語の「俺の嫁」ってある種の誇張ネタになっているんじゃないか?
私は好きになったキャラに関しては普通に数年単位で好きなままだし

オタクの好き「老婆」は軽いんだよ!
というか日本のオタクは既に「俺の嫁」という言い方はしない、「推し」と言うことが多いと聞くが。

歳をとるとヒロインの好みが固定されて、若い時に好きになったキャラが心の中の老婆枠で好きというだけになってくるような……私はずっと長門有希がそんな感じだ

そうそう、私にとっての老婆はずっと雪ノ下雪乃だし。

「老婆」的なキャラに対する感情の維持に関してはアニメ以外のコンテンツ(同人も)がどれだけあるかというのも重要だ
安定供給されるなら三か月どころか数年も余裕

同人作品、二次小説があると思い入れが強くなるし常駐型になるよね。

いわゆる「老婆」的なキャラって薄い本で人気になるキャラのことでは?そっちは定期的に人気キャラ変わるのは間違いない。

そういう部分が無いわけではないだろう。しかし薄い本が出るのは作品が人気になってしばらくしてからだし、良い薄い本が出るのは最低限作品が終わってからだろうから「三ヶ月で変わる」というネタの対象は主にアニメの方ではないかと。

作品全体のストーリーは微妙でもヒロインキャラの描写やエピソード、同人た二次創作小説経由で接した情報だけは良いから老婆レベルで好きになるというのもある
例としては「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のゼロツーとかが分かりやすいかと

老婆枠としてはいつの間にか存在感無くなっているけど、内外の造形の独特さでいまだにキャラとしての存在感はある「魔女の旅々」のイレイナみたいなキャラもいる

自分の中だと、ここ数年におけるオタクの間の「老婆」級の人気で印象に残っているのは宝多六花と喜多川海夢だけど宝多六花の方は3ヶ月で変わるという感じではなかったな。それに対して喜多川海夢は3ヶ月で人気が変わってすぐに見なくなったけどオタクの好みなのか、見かける機会は多いけど人気や「老婆」扱いを実感する機会は無かったのでよく分からん

「その着せ替え人形は恋をする」は作品を見ているとカップリング萌えになるし、喜多川海夢の方が主人公で、いわゆる「老婆」的な立ち位置はどちらかといえば五条新菜の方だから、ファンの間ではそんなに俺の嫁みたいな感覚はあまり無いという話を聞いたこともある

「彼女、お借りします」とかもこっちの人気だけでなく日本での扱いを見ても老婆としては入れ替え対象になっていると感じられる作品は今でも少なくない

でも「五等分の花嫁」のように劇場版が成功するなど、実はいまだにファンが多かったらしいという作品もあるわけだが

喜多川海夢はなんというか、皆の昔の女扱いになっているというか本命が別にいる上での浮気相手になっていたような?私も本命は桜島麻衣のままだった。
そういう意味でも二次元的な「老婆」だったのかもね。

このテーマに関する討論を見ていて思い付いたんだが「オタクは3ヶ月で老婆が変わる」ネタって、ハーレム系が量産されていた時代の話じゃないか?
今はヒロインの人気の寿命はそこまで短くないし、「老婆」になるほど人気が出るヒロインは少ない。

確かにこのネタが語られていたのは結構昔の話だね。最近はあまり聞かないかも。
ただウチの国では萌えアニメは評価されない時代が長かったし、ヒロインを日本のオタクが「嫁」と呼び感覚で「老婆」と表立って叫べる環境になったのも割と最近だから、時間差で入って広まった結果、ネタとしての寿命が尽きていた可能性も……

しかし言われてみれば近頃見たアニメで老婆認定したくなるキャラはいないかもしれない
作品がつまらないわけでは無いのだが

近年の作品はヒロインよりも主人公の方、俺TUEEEEEが重視されているからヒロインの存在感が無いんだよね
上で出ている宝多六花や喜多川海夢は今ではあまり無いタイプの扱いと言えるかもしれない

女性キャラ重視なら百合系(アイドル系も含む)の方を見ることになっているかも
まぁそっちで「老婆」なんて言おうものなら袋叩き確定だが

現在の環境や作品展開を見ると、人気出た後の追加コンテンツがそこそこ続くからアニメ終わったら終了という感じではないよね
作品人気は新番の時期を過ぎたら落ちるけど、キャラ人気はそこまで急激に落ちない印象があるし、「老婆」と呼ぶほど好きになるキャラの場合は燃料を求めてネットをさまようことになるわけで

スマホのソシャゲなんかはキャラ扱いや強さ課金でつるためのスキンとかが露骨なので、こっちも雑に老婆を積極的にアピールでもしないと楽しめない気はするが

自分の周りを見ると、作品の思い出と合わせて好きになった人が多いヒロインは寿命が長い気がする。
レム以外にも結城明日奈やC.C.とかいまだに根強い人気だしラクス・クラインだってキャラ評価は変わったがヒロインとしての人気自体は高いままだ

その意見には同意する。自分の知り合いにもいまだに「キノの旅」のキノが好きなんてのがいるしなあ

オタクになったばかりの頃に大好きになった桐ヶ谷直葉をずっと好きでいる、自分の「老婆」に扱いにしている自分は重い人間なのかと思っていたけど案外そうでもないのか……?

珍しいというほどではないだろう。
子供の頃とかオタクになったばかりの頃に好きになったキャラはその後の二次元的な嗜好に強い影響を与える、オタク的な原点とも言える存在になってずっと心の一部を占めることになる。
だからそのキャラの関連情報やグッズを求め続けることになるのも無理はない。
それに市場に出回る過去の人気作品の新作グッズやフィギュアを見てもそういう人間が少なくないのは明らかだ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈の空気や個人的な感覚など、イロイロな方向の話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「昔はヒロインレースのある作品に対して自分の推しヒロインを決めてファンが戦う『党争』で作品を楽しむ人も多く、その当時なら『老婆』が三ヶ月で変わるというネタも通じたと思います。しかし近年は『党争』を行える作品が減少しているので自分の『老婆』に関して更新されない人も少なくないと思います」
などといった話もありました。

考えてみれば私の方でも中国オタク界隈におけるヒロイン人気の寿命や移り変わりに関しては一昔前と比べて良くも悪くも安定しているような印象はありますね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

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