「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

アニメ

中国オタク「女王シェリルが日本でもまだ人気健在で嬉しい」「シェリルって誰?何のキャラ?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

先日、「マクロスF」

のシェリル・ノームの新曲「ゴ〜〜ジャス」が街頭PVで公開されたそうですが、秋葉原のUDX前などはスゴイ人だかりとなったそうです。

おかえりシェリル! 「マクロスF」シェリル・ノームの新曲「ゴ〜〜ジャス」、街頭ビジョンで公開(ねとらぼ)

マクロスF「シェリル・ノーム」の新曲PV解禁!新宿・秋葉はファンで大混雑に(NAVER まとめ)

中国オタク界隈において、「マクロスF」は一時代を築いた作品ですし、シェリル・ノームは「女王」の通称と共に当時屈指の人気ヒロインとなっていました。
また暴動で冷え込んでしまう前の、中国における日本のアニソンイベントの盛り上がりにおいて「マクロスF」及びそのアニソンは非常に重要な存在となっていました。

そんな訳でこのニュースも中国オタク界隈に伝わり話題になっているそうなので、以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


東京の街頭でシェリルのPVが放映されたが、もの凄い数の観衆が集まった。
作品が終わってからかなり経っているのに、「女王」シェリル・ノームの人気は健在のようだ。

女王シェリルが日本でもまだ人気健在で嬉しい。

日本のニュース見たけど、なんかウルっとしてしまった……May'nライブにも行ったっけなあ。

シェリルとしての新曲展開があるってことでいいのかな?

スゴイな。
秋葉原の歩道橋が埋まって大変なことになっている。

これは期待せざるを得ない。

何のアニメ?何の宣伝?

このキャラが誰か分からない。
シェリルって誰?何のキャラ?有名なの?

ああ、そうか……シェリル知らないのか。世代の変化を感じるな。
「マクロスF」のヒロインだよ。あの時代のアニメの代表的なヒロインだ。

私は「マクロスΔ」しか見ていないんだけど、噂に聞くマクロスFってどんな感じだったんだ?CDたくさん出てたりするの?

そりゃもうたくさん出ていたよ。
当時のウチの国の環境では買うのも手間がかかった……まぁ、CDは有名な曲を押さえておけばいいって感じだたけどね。

ウチの国で一番盛り上がったマクロスは「F」じゃないかな。
「Robotech」は作品の扱いも時代もちょっと微妙だし。

私は「7」も好きだったけど「F」に比べてグダグダな日常パートが多くて脱落する人も少なくなかった。みんなで盛り上がれたのはやはり「F」だな。ヒロイン論争も熱かった。

そうなのか……自分は全く知らなかったよ。00年代に入る少し前にオタクになったから。

その時代にオタクやってて知らないのはさすがにどうかと思うぞ……当時のオタク界隈ではルルーシュと同レベルの有名キャラだったのだから。

May’nのコンサートの記憶がよみがえってきた。
今ではそういうの難しくなっちゃったけど、あの頃はアニソンアーティストがたくさん来てアニソンコンサートもどんどん増えていくような空気だったなー

「ダイアモンド クレバス」はずっと私の選曲リストに入っている。

今更時代遅れのシェリルを持ってくるのはどうなんだ?
最近は昔のIPを活用する動きばかりだ。冷めた飯でチャーハン作ってばかりなのは良い流れじゃないだろう。

それでも嬉しいことは嬉しい
思い入れのあるキャラが時代の中で忘れられていくのは寂しい。

シェリルを見ると07年辺りの数年間を思い出すよ。
当時はマクロスがロボアニメで一番勢いがあるように感じたんだが。

その後はロボアニメ自体が一般向きじゃなくなってきてしまった感があるな。
歌って戦う系の作品もウチの国では流行らないし……と思っていたら「ラブライブ!」が爆発するし、よく分からんわ。

自分はラブライブ以降なんで当時のことは全く知らない。
昔はアニソンでそんな盛り上がりもあったのか。

俺みたいにシェリルの歌でテンションが上がりまくるおっさんは結構いるぞ。

ウチの国のアニソンの盛り上がりの代表的なシンボルじゃないかな。
当時の商業イベントでは定番だったし、スパロボ系ソングとかよりもマクロスFの歌の方が強かった。

日本の人の集まり方が凄いよな。恐ろしいレベル。

これ秋葉原だよね。
こんなに集まるなんて日本人はどうしたんだ?

でもウチの国でもでかいスクリーンでの営業ではかなり人集まるよね。それと似たようなものも感じる。

日本でもシェリルの人気がまだ高いってことだな。
てっきり日本ではもう存在感が無いと思っていたんだが。

女王が流行ったのはもう何年も前なのにな……まだこんなに人気があるなんて。

ところで緑のファンはどこに?

ヤツらはもう死に絶えた。
生き残っているのは女王のファンだけさ。

まだ生きているぞ、ここに。
我々は女王党の奴隷ではない!

この集まった群衆、全部シェリルの熱心なファンなの?

あんな昔の作品に今でもファンがこんなにいるというのがどうも信じられない。
これって単に人が集まっているから野次馬が集まっただけだろ。

さすがにそれは分からんが、少なくともシェリル好きかマクロス好きかな人々なのは確かだろう。

日本の秋葉原だとそれだけで集まったりはしないだろ。
ウチの国の男性のオタクに比べて、日本のオタクはファンの活動が長く続くから、まだファンがいたってことなんじゃないか。

シェリルも、マクロスもどうなんだろうね。
最近のデルタも日本ではそこまで大人気ってわけではなかったし、ウチの国でも若い世代はマクロスを知らないような状況になってきているしで。

そんなことは今心配してもしょうがない!
女王万歳!感動しました!新たな活躍を楽しみにしています!



とまぁ、こんな感じで。
分かる人と分からない人がハッキリしているような所もありました。

この情報を教えていただいた方によればアニソン系、オタク系の歌やイベントに関して、一昔前と今の間の流れが断絶してしまっているような所もあるとのことでした。

これに関しては手に入る関連情報や商品が少ないのでアニメが終わると作品に接する機会が激減してしまうという中国オタク界隈の事情に加えて、現在主流の「ラブライブ!」系やその前に主流となっていたボーカロイド系や歌ってみた系がネット動画などの既存のアニソンとは別ルートで中国オタク界隈に拡散したということや、中国のアニソン系のイベントの流れが2012年の暴動の影響によって一度ストップしてしまったことなどが影響しているという話も聞きます。

最近の中国のアニソン系イベントは「ラブライブ!」以降に流れ込んだ新規のファンを考慮しても、一昔前の中国オタク界隈におけるアニソンファンとは異なる客層になっているようですし、中国に日本のコンテンツを展開する際の難しさもイロイロと感じてしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


DBZは中国のアニソンイベントで選曲しない方がいい

中国オタク「十字固めってどれくらい痛いの?ヒロインがかけるサービス技にも見えるんだけど」

ありがたいことに手軽なネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではアニメや漫画の中に出て来る技に関してイロイロと話題になっているようですが、完全に想像上のものだけでなく、格闘技で実際に使われている技に関しても話題になることがあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「関節技の十字固め」
に関するやり取りが行われていたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


アニメでたまにヒロインが主人公にかけたりする十字固めってあるよね。
あれってどれくらい痛いの?ヒロインがかけるサービス技にも見えるんだけど。友達からは「あれはとても痛いし、簡単には抜けられない」と言われたんだが……

実際にやってもらえば?

そりゃ女の子だったらやって欲しいけど、周囲にいるやってくれそうなのは男だけ。しかも手加減を知らないのばかり。
実際に女の子にやってもらう機会があるかどうかはともかく、ホントに痛くて取り乱したらイヤなので予備知識として把握したい!!あと外し方も予習しておきたい。

外し方?
お前のパワーで相手ごと腕を持ち上げればいいのさ!

抜けるのは難しいと聞きます。Mになって痛みを楽しむのが合理的です。

見たのがどの作品だか思い出せないが、確かに女の子にあの技をかけられるのは憧れる。自分もやられてみたい。

私もだ。動いて暴れるのなんてもったいない……

同意だ。外すなんてもったいないしそのままで良いだろうと思ってしまう。

個人的には、エロゲーやエロアニメによくあるシーンよりも憧れる。

普通に抜けるとするなら、相手の身体をつねるかなんかすれば放すんじゃないの。ラッキースケベ的なことをやったりとか!

お前ら……あれって決まると本気で痛いし力入れる靭帯が切れたり骨が折れたり外れたりする技なんだぞ。拳でぶっとばすより危険という見方もできる。

空いている方の手で何かをすればすぐに解けるんじゃないの?

あのポジションになると人間の身体の構造的に力が入り難いから、腕が伸びきったら外すのはキツイだろう。
実は女性の力でも男性に効果的にダメージを与えられるやり方かもな。

ずっとPCの前にいて運動していないオタクがあの技に対応するのは無理だぞ。相手が女の子でもな。

十字固めって柔道の試合で普通に有効な技、試合が決着する関節技だからな。

アニメの中のヒロインがかけてくるなら、足をペロペロして反撃するのはどうだろう。

そんな余裕無いぞ。
あれは本気で痛い。何も考えられなくなるレベルで。
心理的な準備をしても、未経験だと身体が動かなくなるんじゃないか。

ウチの学校では遊びでやって普通の男が涙を流して痛がったし、靭帯を負傷した。関節技の中では手加減し易い技とされているが、それでも遊び半分でやるのはやめた方がいいぞ……

関節技の中ではまだ外せる技だよ。裸絞めとかの方がキツイ。
ヒロインにやられると考えた場合、太股の十字固めにおっぱいの裸絞めと優劣がつけにくいが……

まったく……カワイイの子がやってくれるのに、なんで外す必要があるのか。じっくり味わえばいい。

お前、腕いらないの?

パワーがあれば起き上がって腕で相手を吊り下げるなんてのが可能かもしれないが、オタクだと無理じゃないか。

プロレスでそういう形で技を破るシーンもあるが、あれは双方の協力によるパフォーマンスだからな。現実的に考えるとどうするべきなのか。

地面に倒されて腕が伸びたらアウト。
まだ立っているなら相手を地面にぶつけて外れることを狙おう。

それは跳び関節からの十字固めじゃないか?
二次元ならともかく、現実の十字固めのかけ方だとかなり珍しいのでは。

裏返れば大丈夫だけど、素早くやらないとダメ。太股でガッチリはさまれたらもうヤバイ。

遊びでやるなら派手に痛がって降参するのが現実的なやり方じゃないかな……関節への攻撃はやり過ぎると怖い。

十字固めは力で外すか、柔軟性で外すしかないはず。
ただアニメのようにヒロインが主人公にかけるとかなら、体格差で持ち上げることも可能なんじゃないか。柔道のように同階級でやるわけじゃないんだし。

現実で十字固めの形になるまでやられたらどうにもならんよね。地面叩いて負けを認めるべき。

十字固めが完成してしまうと普通の人間の骨格構造だと抜けるのは不可能。力があり過ぎると腱を痛める可能性も高くなる。

ほとんどの関節技は完全にかかる前に外すというのが対処法、逆に言えば完全に形になったら諦めるしかないぞ。暴れてどうにかなるような体格、力の差があるならほとんどかからないわけだし。
ちなみに上位的な技に三角絞めというのがある。
腕を十字固めのように固めつつ、更に太股で首を絞める。

それは……なんだかとても上級だな!

うむ。ただこれは本当にキツイらしい。
柔道の寝技の中でも一番苦しくて痛いとも言われている。

とても痛いのはなんとなく分かった。
でも私はそれでもかけられたいし、外したくない。



とまぁ、こんな感じで。
関節技に関する知識と経験(?)の個人差が結構大きいようでした。

考えてみれば、中国の学校では体育で柔道をやるようなこともありませんし(受験とあまり関係ないので体育自体が重視されていませんが)、格闘技関係の情報というのも自分から積極的に探しに行かないといけませんし、普通に学校に通っているだけだと関節技を体験したり意識する機会はなかなか無いかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「国産で中国が社会崩壊したり占領されたりしている設定の作品を作れるのか」

ありがたいことに
「中国では崩壊した中国を舞台にした作品や、中国が占領された状況になる仮想戦記的な話の作品を作ることは出来るのか?」
という質問をいただいておりましたが、内容的にスレが残り難い話題なのもあってかちょうど良いのが見付からないまま結構経ってしまったのですが、先日ようやくそういった方向のやり取りにぶつかりました

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国で、中国が社会崩壊したり占領されたりしている設定の作品を作れるのか」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ふと思いついたんだが、SFでよくあるifの歴史展開によって荒廃したり占領されたりした社会を舞台にした作品というのを、ウチの国でやることはできるのだろうか?
特別な意図は無い。単なる疑問だ。

荒廃した中国、占領された中国を舞台にした作品がやれるかどうかということ?
うーむ……不可能ではないと思うが、リスクは高そうだな。

「コードギアス」みたいな話ってことか?

そういうのでもいいし、歴史の流れが変わったとか、ゾンビが発生して社会システムが崩壊したとか怪獣が襲来したとかでもいい。

無理無理。すぐに水道メーターのチェックしに来るよ!
(訳注::中国ではネットでヤバイことをやらかした人の所には、「水道メーターの検査」を名乗って怖い人が来るというネタがあります)

何でダメなんだろう?
言い方を変えればダメな部分を除けば作れるとも考えられるが。

ゾンビ系だと「屍兄」とかがwebアニメにまでなっているし、ゾンビ系の社会崩壊作品ならやってやれなくもないと思う。

でも都市レベルの混乱ならともかく、国レベルだと難しいんじゃないか。

亡国になりそうだったり、亡国になっちゃったりした状況というのがダメだろう。
そういうのが許されるわけがない。

設定上とか画面の中に出てこないような形で世界滅亡したんで中国も既に滅亡とかならそれほど問題ないだろうけど、滅亡に瀕した中国を舞台にだと厳しいかなあ。

下が騒いだら上が対応しないわけにはいかなくなるしね。

ウチの国にはそういう話を「受け入れられない」人が多いから……炎上するし、そうなったらアウトだ。
でもウチの国であっても、そういうのを理解できる所で一定以上の人気になって、ある程度コンテンツとして育てばいけるか?商売になるレベルなら案外押し通せる。

海外から持ってくるならともかく、ウチの国だと育つ前に潰れる可能性が高い。

考えれば考えるほどリスクが浮かんでくるよ。私自身は嫌いなタイプの話ではないんだが。

細々とやるなら勝手にやればいいとは思うが、商業レベルだと審査通らないだろ。

「コードギアス」っぽく考えるなら、中国が他の国に征服された植民地状態ってことだろ?そんな設定の作品がウチの国の審査を通れるか?

通る可能性は低いよなー

そう言えば「コードギアス」が作られた時、日本では反発は無かったのか?日本人がブチ切れそうな設定だが。主人公のルルーシュだって日本人じゃないわけだし。

特に問題無かったはずだぞ。続編や外伝が作られているし、スパロボにだって参戦している。最近またプロジェクトも始動した。

日本の連中は荒廃した日本だとか占領された日本を舞台にした作品に慣れている。大事なのは面白いかどうかってことなんだろう。

日本だと日本が占領されたり、東京が焦土になるような作品って別に珍しくないよ。
それにアメリカなんかはアメリカ産だけでなく様々な国の作品でしょっちゅう国家崩壊とか文明崩壊とかそんな感じになってるぞ。

ウチの国だとなんで「批判される」「炎上する」というのが容易に想像できてしまうのだろうか。プライドが高過ぎるのか、それとも自信が無さ過ぎるのか。

現代の中国が外国に征服されるっていうのがダメなのかね。中国の歴史上では征服がどうこうってのは珍しくないんだが。

まずは作ってみればいいと思う。
審査に通るかはその時の空気次第だし、問題あったら修正すればいい。

ウチの国だとそういうのは難しいぞ。
ネット配信も規制は入るし、ある程度まとめて作って一気に配信だから、審査と制作及び配信のペースの関係から、日本のアニメのように様子を見ながら軌道修正とはいかない。最低限シーズン単位で考えないと。

可能性は0ではないけど、企画の段階で弾かれるよね。
炎上のリスクが目に見えるわけだし。

トンデモ抗日系作品だって審査通っているんだし無理な話ではないんじゃないか?
仮に審査通らないのは別の理由だろう。

だって抗日モノは主人公側がアレじゃないか。

逆に言えば、アレ以外に解放の功績をあげるのは許されないってことだわな。

そもそも現代の状況がその、亡とかそんな感じで……

我が国は亡びない。あと1万年は続くことになっているんだろう。

既にあるし、似たようなタイプの作品は量産されているじゃないか。
近年の有名所は「建国大業」とかかな!

笑った。茶を吹いてディスプレイとマウスが……!
確かにジャンルや方向的には抗日、建国系がそうなるな!ウチの国でそういう話が出来ないわけでは無いが、特定の条件をクリアしないといけないってことかも。

亡国を救うって言うのは、実質的に建国の元勲になるってことだぞ。その意味を考えてみろ。

解放するということは、太祖様の事業をそのキャラがやってしまうということだからな……うん、難しい!

それをやるのは唐国強の外の人じゃないとダメでしょ。
国がそういうタイプの作品が生まれることを許すわけがない。
(訳注:唐国強は毛沢東役で有名な役者です。TVドラマ版三国演義の諸葛亮役なども演じています)

ウチの国も愛国の皮をかぶればわりとなんでもできるけど、完全オリジナル、ifの歴史展開だと別の話になるからね。

例えば清末を舞台にしてこの手の話をやる場合だとどうなるんだろう?
危ないような、危なくないような……

なるほど。
じゃあ例えばトリップ系作品によくあるイイカゲンな明だか清だかっぽい時代を舞台に、滅びかけただか占領されただかの中国で一人の青年が立ち上がって仙侠の能力で戦うとかだと……

リスクはあるけど、現代中国を救うとかでなければやれる気がする。
抗日戦争系のトンデモ作品も、抗日ネタのテンプレという皮をかぶせて、その下で好き勝手やっているような所もあるからな。
例えば古代や近代なら……?

光武帝を主人公にした話で、ルルーシュっぽいことをやる!これでどうだ!!

現代と直結していなければ何とかなるような気はするね。トリップ系はこの辺りをうやむやにしている作品もあったはず。

やれなくもない気はするが、リスクを考えるととりあえず作って見てというのは難しいよ。クリエイターも関係者もその後のことを考えてしまうだろうし。

やはり審査を通るかどうかの不安要素が大きいってのが厳しいね。



とまぁ、こんな感じで。
なぜダメなのかということについての認識は、意外に人それぞれな所もあるようです。
この辺りは具体的なガイドラインが示されない、空気を読む必要がある中国社会の事情も影響しているとは思いますが……

あくまで私の個人的な印象ですが、中国のコンテンツでもこの手のテーマをやってやれないことは無いと思います。中国の規制に関してはその時の空気次第な所もありますし。

ただ炎上や社会的な槍玉にあがるリスクは否定できませんから商売として難しいのは間違いありませんし、規制のリスクに加えて、中国の自粛の空気の強さも難しい所のような気がしますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本ではオタクの間でも山寺宏一の評価が圧倒的に高いらしい」「一位の山寺宏一だけ分からないランキングだ……最近のアニメだと何をやってた人?」

ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただいていたものの、後回しになっていたネタについてを……

以前日本のテレビで放映された
「人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP」の中の「声優200人が本当にスゴイと思った声優」に関する反応を紹介させていただきましたが、
中国オタク「日本の声優総選挙の基準がいまいち分からない」
その後ドワンゴの方で行われた
「ネットユーザーが本気で選んだ声優総選挙」
に関する情報も中国オタク界隈に伝わり、ちょっとした話題になったそうです。

ドワンゴが「ネットユーザーが本気で選んだ声優総選挙」発表 2位石田彰、3位沢城みゆき、1位はやっぱりあの人!(ねとらぼ)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ニコニコの方で日本のネットユーザーによる声優総選挙が行われた。
これは前の日本のテレビによる声優総選挙とは別物で、実際かなり違った結果となっている。しかし一位は同じく山寺宏一だった。

日本ではオタクの間でも山寺宏一の評価が圧倒的に高いらしい。

全体の5.1%、2位の石田彰が3.3%だから間違いなく圧倒的な一位だな……

あの声優総選挙のランキングって、日本ではテレビ局や声優業界の影響が透けて見えるからツッコミ所も多かったらしいが、トップが山寺宏一なので何となく納得している日本のオタクも多かった。それは、こういうことだったのか。

投票したのがネットユーザーだし、やはり現在活躍している声優が多いね。
逆に元老級は少ない。

一位の山寺宏一だけ分からないランキングだ……最近のアニメだと何をやってた人?

最近だと「ソードアート・オンライン」の茅場とかかな。

でも石田彰、神谷浩史、杉田智和といった辺りが入っているのはとても安心するというか、理解し易いランキングだよ。

やっぱり石田彰の評価は高かったんだね!

釘宮理恵はランクインせずか。
こっちでやったら確実に入るのに。

非常に面白いデータだ。
もちろんアンケートの取り方による偏りは否定できないが、それでも2017年時点での日本のアニメファンの声優に対する好みが出ているのだからね。

でもこんなに一位の人気が実感できないランキングは初めてだぞ……
これ絶対大きな問題有るだろ。

そりゃあお前が中国でオタクをやっているからだよ。

日本で生まれ育ったオタクなら納得のいく結果なんだろうね。私も山寺宏一って脇役を演じている声優という印象だけど……
確かハリウッド映画の吹き替えやゴールデンタイムで放映される一般向けの超定番人気作品で有名な声優だから、コロコロ作品や人気が入れ替わる深夜枠の作品で活躍する声優とは違う扱いなんだろう。

しかしネットユーザーの間でも山寺宏一は石田彰、沢城みゆきの上か。
日本ではどれだけ意識させられる存在なのか。

有名なのに前のテレビの総選挙の結果にはいなかった声優がかなり入っているな。

ネットユーザーによる人気重視のランキングのはずなのに、「リゼロ」のレムの声優でさえトップ10入りしてないのか!?

当たり前だろ。水瀬いのりは最近になって人気が出て来た声優だ。
さすがに直近の人気作品だけだとこういうランキングで上位にはこれない。23位にいるというのだって、直近の人気補正の大きさの証明だろう。

オタク向け作品で人気の高い声優はランクインしていない。
川澄綾子や能登麻美子でさえ上位に入っていないんだからな。

そもそも、「リゼロ」は日本だとそこまで大人気ってわけじゃないぞ。シーズンを代表する人気作クラスで、いわゆる年間の覇権クラスではない。

知らない声優もちらほらといるけど、前の総選挙みたいに全く想像できない声優は少ないな。

古谷徹と池田秀一はやはり入っていないのか……

このランキングになると野沢雅子が入らないのは興味深い。

野沢雅子の評価の理由が日本の国民的アニメとして君臨する「ドラゴンボール」だから、普通のアニメファンからするとあえて選ばれることはないんじゃないかな?

圧倒的に有名な役が一つ固まっている声優や、声の幅が狭い声優だと厳しかったりするのかな?

ようし!若本のオジサマはランクインしているな。

早見沙織が上位で入っていて嬉しい、そして安心した……

早見沙織の人気が随分高いな。会一太郎みたいなアンケート集計特有のネタ枠じゃなくて、普通に上位の人気なのか?

花澤香菜より早見沙織の方が上という結果が意外過ぎる。

なんで花澤香菜がこんな下なんだ?
これに関してはテレビ局の総選挙より納得できない所だ……

花澤香菜に関しては一般人やライトな層からの人気が高いんだろう。
これ確か投票時間が短かったはずだし、ディープなオタクしか投票していないんじゃないか?

悠木碧が10位なのは高いと見るべきか、低いと見るべきか。

間違いなく高いと見るべきだろう。
東山奈央ですら23位だし、それでもかなり良かった方に見える。

声優御三家の堀江結衣が入ってない?
アニメ声優としては御三家の中でトップだと思っていたんだが。

そこも興味深いね。まぁ個人的には田村ゆかりが入っていて安心したけど。

水樹奈々が低過ぎるような……

声優としての評価だしね。
歌手込みで考えても林原めぐみとかが上にいるし。そう言えば高山みなみも入ってないな。

それにしてもお前ら、ホントに山寺宏一のこと知らないんだな。
「カウボーイビバップ」を見れば彼の凄さはすぐに分かるってのに。

そりゃそうだよ。
嫁さんが声優界の美女ということくらいしか知らん。
「カウボーイビバップ」も「らんま1/2」も「エヴァ」も古過ぎる。

ウチの国のネットはガキばっかになってしまったのか?
声優界の神というレベルなのに。スパイクくらい知ってないと。

山寺宏一のアニメの代表的な役って00年代以前だからね。こっちで広い範囲で知られるには、少なくともBLCDがこっちで流行り出した時代に活躍していないと無理だって。
日本の映画の吹き替えや日本のテレビでの活躍は全くと言っていいほど広まらない。彼をスパイクで評価しようとするヤツはいても、ドナルドダックの吹き替えや声帯模写で語るヤツいないだろ。

それにしても、もしこっちでこういう投票やったらどういう結果になるだろうな。

でも男性声優に関しては順位は変わっても、ランクインする声優はそこまで変わらない気がする。山寺宏一を除いて。

山寺宏一は女性票でも3位か。これって絶対スパイクや加持による評価だけじゃないよな。



とまぁ、こんな感じで。
イロイロと言いたい所はあるものの、テレビの声優総選挙に比べると中国オタク的に納得できる結果ではあるようです。

ただやはり、山寺宏一さんがトップというのにピンと来ない人は少なくないようですね。
山寺宏一さんに限らず、日本の声優の人気や評価に関しては基本的にアニメで演じた役、それも中国に入って人気になった作品のイメージで語られますから、オタク関係の情報差が随分と縮小した現在でも日中間の違いが大きい分野なのではないかと。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本の声優総選挙の基準がいまいち分からない」

石田彰に見るこの十数年の中国の声優人気の盛り上がり方

中国オタク「ウチの国の普通の感覚で笑える日本のアニメ作品って何があるかな?」

以前よりマシにはなっているのですが、中国オタク界隈はネタバレ大好きな人が多いのか、中国で人気の作品に関してはネタバレを踏んづける危険性がかなり高いように思えます。
そんな訳で、この週末はFGOの新章をある程度進めるまではソッチ方面への巡回をやめようと考えております……

さて、今回の更新の方を。
アキバ総研のコラム記事
【中国オタクのアニメ事情】中国の1月新作アニメの動向 有料会員限定なら配信リスクの高い「幼女戦記」も配信できる?(アキバ総研
などで「中国人の感覚にも刺さるコメディ」といったことを書いたのですが、この件に関してありがたいことに
「中国の感覚に刺さるコメディ系の作品とは?」
という質問をいただいております。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国オタク的に笑えるアニメ作品」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国の普通の感覚で笑える日本のアニメ作品って何があるかな?オタク向け過ぎるとか、マニア向け過ぎるとかはちょっと無しで。

普通のって、どの程度?
ディープなオタクじゃないと分からないレベルはさすがに避けるとして。

予備知識が必要無くて、ウチの国の一般的なアニメ視聴者が分かるレベルで頼む。オタクネタはあまり多過ぎない方がいいかも。
まぁあまりディープなの、例えば「魁!クロマティ高校」とかのレベルで無ければ問題ない。

ああ、「クロマティ高校」は確かにな……
普通に笑える作品ってことなら「日常」とか良いぞ。
私は何度も繰り返し見ている。

オタク向けなら「あっちこっち」とかを薦めるんだが、普通だと……「生徒会役員共」かな。

「生徒会役員ども」は俺も笑いまくった。あと生徒会ネタだと「生徒会の一存」も良い。

古い所だと、「あずまんが大王」や「フルメタルパニック!ふもっふ」とかは定番の名作。

「フルメタルパニック!ふもっふ」はいまだに鉄板。
ウチの国の上の世代はあれからオタクになったヤツも多い。

「フルメタルパニック!ふもっふ」が無かったら、ウチの国のオタクの広まり方はもうちょっと遅かったかもね。当時、最も使い易い入門作の一つだったよ……

定番としては「銀魂」とか……あとは「男子高校生の日常」とかかな。

「男子高校生の日常」は自分も大好き。
腹筋が心配になるレベルで笑える。

爆発力なら「バカとテストと召喚獣」も。これは大笑いできる。
同じ作者の「ぐらんぶる」も早くアニメ化してくれないものか。

昔のだと「ジャングルはいつもハレのちグゥ」もいいんじゃないかな。

「ジャングルはいつもハレのちグゥ」は今の感覚だとちょっと厳しい所があるような。当時は代表的な、笑える作品だったけど……

笑いのツボが合うか、電波の方向が合うかで笑える作品になるかどうか決まるが、その範囲が狭い作品ってあるからね。笑える作品のオススメって、ややマイナーな作品になると急に難しくなる。
私は「じょしらく」とかも好きなんだが

「よんでますよ、アザゼルさん。」は良いよ。私はこの作品で笑い過ぎて困った。

アザゼルさん、良いよね。
私の感じた印象だと、アザゼルさんはオタクの方が逆に楽しめないかもしれない。女性ファンも多いし、オタクより一般向けという感じかな。

えーと、ここまでで挙がってないのだと「荒川アンダーザブリッジ」とかはどうかな?なんか古いのばかりが思い付くんだが、最近だと何があるかな?

「月刊少女野崎くん」なんかはどう?

それはもう最近じゃないような……うーむ、笑える作品に関しては古い名作が強いか。

作品の新しさはともかく、「月間少女野崎くん」はスバラシイ!毎回ハラが痛くなる作品だった!

最近というなら「この素晴らしい世界に祝福を!」や「斉木楠雄のψ難」辺りじゃないかな。笑える作品は当たれば強いね。どっちも長期間、上位の人気作品として注目されている。

クセが強いが、「監獄学園」はハマると危険なレベル。

「この素晴らしい世界に祝福を!」はトリップ系、ファンタジー系ということで、見始める時は笑う要素が強い作品では無いと思っていた所に来る不意打ちがヤバイ。
実際はモノスゴイ勢いで笑わせに来る作品だ……

お笑いに関して「おそ松さん」はどうなんだろう……オススメしたいんだが。

ウチの国だと難しいんじゃないか?
コメディ部分の出来も良い作品だとは思うけど、日本のように広まらなかったわけだし。

ところで「日常」はウチの国だとどんな感じなの?
京アニ爆死みたいなネタを除いて考えても、スゴイ笑える、面白いといった感じで評価する人と意味が分からないと否定する人で両極端だけど。

ハマるとスゴイって所かな。笑いのツボがちょっと変わった所にある作品だと思う。オタクの知識は関係ないが、見る人を選ぶような所はある。

「日常」は楽しめる人の範囲がわりと狭い作品だろう。私は笑える方だったし、薦めた知り合いの中には私以上に笑いがハマった人もいたが、三話まで我慢して見たけど笑えなかったなんて人もいた。

無難な所では「男子高校生の日常」や「月刊少女野崎くん」じゃないかなあ

「みつどもえ」良いぞ!
絵柄で避けずに見てみよう!

ここまでで出ていないのだと「天体戦士サンレッド」はどうだろうか?

あれはオタクの知識を蓄えていると面白いけど、予備知識無いと微妙じゃないか?
日本の特撮ネタくらいは知っておかないといけないし、日本生活ネタも多いから初心者向けではないと思う。笑えるのには同意だが。

なんか上がっている作品を見ていくとお笑い系作品は作品人気の寿命が長いのが多いね。昔の作品だけど、時々見たくなる、私の周りでもいまだに見ている人が作品ばかりだ。



とまぁ、こんな感じで。
「笑える作品」に関しては、比較的古い作品も頻繁に出て来るのが興味深いですね。

上のコメントにもありますが、「フルメタルパニック!ふもっふ」は中国オタク界隈黎明期の人気作品で、私がまだ中国に留学中だった00年代半ば頃も中国で大人気だった作品です。

この辺りに関しては、「笑える作品」には大当たりとなる作品が少ないのと、一度人気になった「笑える作品」は中国オタク界隈における定番として、人気の寿命が長い作品となるといった事情も影響しているのではないかと。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「また字幕組が日本で捕まった……」

ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

先日、またアニメの違法アップロードによる字幕組の逮捕者が出たそうです。
「字幕組」の中国人男逮捕 「アンジュ・ヴィエルジュ」違法公開(産経WEST)

このニュースは早速中国のネットにも広まっているようですが、昨年の9月と10月に続く3回目となることや、中国では学校によってはまだ冬休み中といった状況なのもあってか、中国オタク界隈では今の所それほど強烈な反応は出ていない模様です。
中国の大手古参字幕組の人間が日本で捕まり、中国にも衝撃が走っている模様
字幕組から更なる逮捕者で中国オタク界隈も混乱中

ちなみに「アンジュ・ヴィエルジュ」に関しては、昨年の7月新作アニメとしてbilibiliやPPTVで正規配信が行われていたようです。
中国の2016年7月新作アニメ公式配信状況

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの件に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。

それからこの手の事件に関する反応は既に何度か取り上げていますし、以前のものとは少々変えてみようということで、以下に紹介させていただくのは比較的冷めた反応の多い所を探して、定番の反応である「烈士が」「勇者が」的な反応は省いたものになっております。予めご了承ください。


また字幕組が日本で捕まった……ニュースにもなっている……今回も「字幕組」ときっちり出ている。

またかよ。
最近続き過ぎだ。もう3回目じゃないか?

字幕組の活動に関して何らかの問題が起こる、事件になる可能性を考えたことはあるけど、日本でこういうニュースが続くなんて考えもしなかったよ。

驚いたのと、またかと思ったのが半々くらいだ。
日本の警察はこの方面に力を入れるようになったのだろうか?

ニュース見たがダウンロードしてアップして、それで捕まるの!?
いやロジックとしては分からなくもないが、もっと捕まえるべき対象があるんじゃないか!?

日本の取締りがどんどん厳しくなっているのは間違いないな。

海外だと厳格に取り締まってくるからね。こういう活動を警戒無しにやれる所の方が珍しい。アニメは比較的取締りの緩いジャンルだったけど、ゲーム関係や映画ドラマ関係は以前からかなり厳しかった。ついにアニメも……ということなのかも。

日本人は字幕「組」をなんとか「組」と似たような暴力団と思っている……とかいうネタで笑える状況じゃなくなってきてるかなー

最近、字幕組の関係者がたくさんつかまっているようだ。
さすがにここまでくると字幕組の活動、特にアップロード行為に対してはかなりの打撃になりそう。

ニュースに「後に何者かによって字幕が付けられた」とあるけど、これって明らかに字幕組の別のメンバーだろ。

日本の取締りにどんどん力が入るようになってきている。
字幕組のリスクも上がる。好きでやってる、好きな作品を広めたいと考えている人にとっては本当にやり難い時代になってきたな。

需要と供給、そして競争的に、今は個人で字幕やれる時代じゃなくなっているから単純には見れないぞ。
ただ、日本在住のメンバーのリスクが目に見えて上がってきているのはなんか気の毒。

こういうのを見ると中国で良かったと思うわ!

日本でやるのは本当に危険になったよね。
データのやり取りとかを中国にいる感覚でやるのはもうダメなのでは。

昔は交流の中心だった字幕組が今では取り締まられている。中国に日本のアニメを広めたのは字幕組なのに。

今の時代にまだやり続けるからこういうことになるんだよ。
評価されたい称賛されたい、利益を得たいと続けるからこうなる。本当に作品を広めたいなら、今は字幕組で発表するよりもライセンスを獲得する所にいくのがベターなやり方だ。もっと簡単なやり方としては、配信の情報とリンクをまとめた作品スレを立てればいい。

だが正直な所を言わせてもらうと、今後この手のアップロードがどんどん減っていく、アニメを見るのに金をとられるようになるというのは憂鬱だな。

ウチの国だと正規配信でも金払わずに見れるじゃないか。
広告モデルで無料の視聴者を確保して、そこから別の集金モデルにつなげるのが、ウチの国のアニメに関するやり方だ。

今はまだそうだけど、今後もそうだとは限らない。

最近はウチの国の動画サイトも人気作品で無料は最初の方だけとかいうやり方が増えているんだぞ。今後は「有料会員にならなければ見れない」ということになる可能性は否定できない。

しかしこの事件に関しては、違法なことをやってしまった以上どうしようもないだろう。中国国内でもリスクは0ではないのだから。

日本ではダウンロードも違法だが、優先的に取り締まられているのはアップロードだからね。これは無防備にアップして、それが取締りに引っかかってというパターンじゃないかな……

動画ファイルも画像も危ないけど、動画ファイルは特にヤバイ。トラフィックがでかくなるから隠しようがないしあっさり発見される。

ここ最近は動画データのやり取りのリスクがハッキリしている。
本気で称賛されたいヤツや稼ぎたいヤツで、スキルやセンスのある連中はアニメよりも画像にシフトしている印象。ネタ画像や同人とかの方が、作業量少ない上にPVや宣伝効果も上で、反応も良いとか。

この事件に関しては何とも言えないが、ウチの国だと配信されるのが絶望的な作品で見たい、語りたい作品が定期的に出て来るのが……
今期も「クズの本懐」とか大人気なのに配信無しで、今期の字幕組のパフォーマンスの主戦場になってるし。

でも今回のはちょっと違うように見える。
逮捕の理由になった「アンジュ・ヴィエルジュ」ってどんな作品なんだ?聞いたこと無いぞ?

16年の7月の新作。カードゲーム原作系のアニメだけど当時ほぼ話題になってなかったはず。

私は連続の逮捕よりも、かなりマイナーな作品での取り締まりというのが衝撃的だよ。

こんなサービスも過激さも無い作品に手を出して捕まるという件に関して、何と言えばいいのやら。

確かに。わざわざリスクを負って字幕つけるほどの作品なのかと言えば……



とまぁ、こんな感じで。
ざっと見た印象ではありますが、逮捕のニュースが続いているのもあってかこの件に関してはそこまで衝撃的に受け止められているわけではないようです。

しかし日本における取締りが厳しくなっていることは意識されているようですし、それに加えて近頃の中国のネットにおける日本のアニメの正規配信のモデルの変化もあってか、イロイロと考えてしまう人も出ているようです。

実際、1月の新作アニメに関してはYoukuTudouだけでなくiqiyiも独占配信となった作品を有料会員向けのサービスに活用していますし、中国のネットでも徐々に全ての配信作品を制限なく見ることができる状況ではなくなってきているようです。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&除法提供お待ちしております。

中国オタク「日本の学校で使う文房具高過ぎないか!?」「ランドセル以外もあんなに高いのかよ」

ありがたいことにネタのタレコミをいただいているので、今回はそれについてを。
中国における1月の新作アニメの人気作品の一つとなっている
「小林さんちのメイドラゴン」

ですが、作中に出て来る日本の生活の描写やキャラクターの行動もイロイロと話題になっているようです。

第4話ではカンナが学校に行くために、文房具やランドセルなど一揃いを買いに行くというエピソードがありましたが、その中で出て来た
「日本の文房具やランドセルの値段が非常に高い」
ということでちょっとした話題になっているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の学校で使う文房具高過ぎないか!?
日本ではマジであんな額が飛んで行くのか!?

「小林さんちのメイドラゴン」のアレか。私もそこは気になったよ。
作中の扱い的に誇張でもない感じだったし、多少の幅はあっても現在の日本社会の学校ではあんなもんなんだろうな。

どこの国でも勉強のためには金を使うとは思っていたが、日本の学校での勉強の費用のかかり方がああいうことになっていたとは。

そりゃ日本が少子化するわけだよ。
ウチの国も教育費の高等で少子化が加速した所はあるが、日本は更に金かかりそう。

絵の具セット、2580円か。
こんなものまで高いなー

あと日本では習字セットというのもある。
これ高いんだぞ……日本に暮らしている親戚が驚いていた。

遊び重視の選択とはいえ、子供一人分のセットで1万円って。

本当に高いよな。
勉強用の文房具で1万円……

そう言えば無印良品の文房具ってどれも数十元はする高いものだけど、日本の文房具ってもしかしてどれもあんな値段なのか?
長く使えるし良いものではあるのは確かだが……

なるほど。無印良品のアイテムで全部揃えたと思えば理解できなくもない。そりゃ高くなるよ。そして日本の学校ではそれで揃えるのが一般のレベルと。これはカルチャーショックだ。

ウチの国は学費や付け届けで金が飛んで行くが、日本は学校で使うアイテムで金が飛ぶのか。

癒着の構造まで分かるとは!

服や靴は学校で直接買うんじゃなくて、店に委託してるのね。

学校が指定する唯一の商店って分かり易い大きな利益構造だし、ウチの国だと訴えが飛んで社会的な槍玉にあげられてしまうのは確実なのに。

なんで日本ではあんなあからさまなやり方ができるんだろうな。
一般庶民の受け取り方が違うのだろうか?それとも商店側が何かしらの負担やサービスの提供をしているのか?

ウチの国は学校経由の注文が多発して小銭を徴収されるが……日本ではでかい出費が用具関係で出ていくとは……

ウチの国だとカバンは個人で好きなのを購入だけど、今なら300元(約5千円)くらいかな。
今の値段は分からないが、私が中学の頃は制服が100元(約1600円)いかなかったし、文房具はどれも数元だったからなあ。物価が違うとは言っても、日本の文房具の値段は想像の範囲外だ。

制服やジャージの単価は日本の方が圧倒的に高いけど、ウチの国は頻繁に、小学校なんかは下手すれば毎年モデルチェンジやる所もあるからね。それに破れたら新しいの買わないといけないし。

それにしても日本の学校用のカバンが高いというのは聞いていたが、38000円というのは本気で驚いた。

日本のランドセルについては知っていたけど、ランドセル以外もあんなに高いのかよ。

そして驚いてもあっさり払う小林さんの支払い能力も驚きだな……

あれってブランドものじゃない、普通のがあの値段なの?

日本の子供が背負っている学校のカバンは革で作ったオーダーメイドだから高いんだよ。
もっとも、今ではスーパーで売っている大量生産品を買うのがほとんど。アニメの中のはオーダーメイドのカバンとスーパーで売っているカバンを混同して誇張している。

日本の一般的なランドセルって明らかにオーダーメイドではないぞ。
あんなのはせいぜい100元(約1600円)だろ。そもそも200元も出せばもっとカッコ良くて使い易いのが買えるだろうに。

こっちの通販であのランドセルの値段を調べたら輸入品が2700元(約4万3千円)くらいだった。輸送コストや仲介の上乗せを考えると、アニメの中の値段は特に誇張もない、一般的な価格と見ていいのでは。

日本は先進国で、ウチの国は発展途上国だ。
庶民の消費レベルも違うのは当然。
給料や購買力の違いというだけだ。

レストランとか生活関係は既に中国の方が高いくらいなんだけど。
日本の商店で売られている日常的な生活用品は中国より安い印象もある。もっとも、ウチの国の場合は質と価格を一緒に下げれば日本より安く済ませられると思うが。

どの国にも相対的に高いものと安いものがあるのは当然だ。
日本の学校用品の値段に驚く必要は無い。

日本のカバンが高いのは消費レベルがどうこうじゃない。
単純に質の差だ。あのカバンは小学校の六年間ずっと使うことが想定されている。更に地震の時に身を守るための特製カバンだ。

質の良いカバンってのは分かった。でもカバンでどうやって地震から逃れるんだ……?落下物を防ぐのもあまり現実的ではないような。使えないことは無いだろうけど。

私が以前聞いたのは、地震に加えて水に落ちた時の浮き輪としても使えるという話だったが。たださすがに38000円は高過ぎるな。私なら高くても1000元(約1万6千円)くらいまで。

それにしても今後は学生が主人公の作品を見る目が変わりそうだ……親がどれだけ負担しているか、金かけてるかで……

親が主人公的な立ち位置の話でも、子供とのふれあいや子供の成長、或いは子供が生活に加わったことによる親的なキャラの生活リズムの崩れは話題になるけど、「学校に通う際の出費」まで出て来るアニメってなかったからね。

実際の生活に関する費用のネタが出るのって、結構珍しいからな。広い範囲で人気を獲得し易い題材ではないだろうしテンポも悪くなるし舞台によっては野暮になるしで、アニメになるような作品では住居とか出費とかの具体的な数字を出して扱うことはないのでは。

アニメになっていない作品で学習系の作品や職業系の作品とかを探せば費用の説明が載っているのはあるかもしれないが、アニメでは滅多に無さそう。
それだけにこの作品が「子供を学校に入れる際にかかる費用」をストーリーの中で面白く描写しながらきちんと見せてくれるというのは予想外の収穫だったように感じる。

文房具の値段にも驚いたが、それを負担する小林さんの甲斐性にも驚いたよ。高いと感じても普通に払う、カンナにお祝いのプレゼントもしてあげる。
これには他の様々な作品の「強い」描写よりも凄い衝撃を受けた。小林さんには勝てねえ……

小林ってプログラマーなのにそんな稼げるのか?
ベテランで仕事はできるようだけど……

日本の分析を見たがあれくらいをポンと出せるほど稼ぐのは不可能じゃないようだし、そこそこの給料でも独り暮らしだったから金は貯めていたという見方もできるようで、どっちにしろ日本の感覚では別に非現実的なモノではないらしい。

まさか社会人主人公の日常生活に衝撃を受けることになるとは思いもしなかった。
独立してある程度の経済力があってそれを活用できて更に気配りも出来る……自分は今最強のハーレム系作品主人公の出現を目の当たりにしているのかもしれない。

自分は最初カンナが傍にいたら嬉しいと思ったが、今では小林さんに傍にいて欲しい。自分が留学したばかりの頃、小林さんみたいな人がいてくれたならば……なんて妄想してしまう。



とまぁ、こんな感じで。
文房具やランドセルの値段もそうですが、それをあっさり出せる小林さんの懐具合や態度も衝撃だったようです。
これに関しては自分達の学校生活や、社会人としての収入支出などと容易に比較できる内容だったのもあってか、下手な衝撃的展開よりも衝撃的だったなどという話もあるとかなんとか。

ちなみに中国オタク界隈では
小林さんはそのスタンスや社会人の主人公であることなどから
「一味違うハーレム系作品の主人公」
といった評価も出ているようです。
「小林さんちのメイドラゴン」についてはヒロインに関する反応以上に、作中の生活描写や小林さんに関する反応が面白いことになっているような気もしますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「アイドル系作品はどこを楽しめばいいんだ……教えてくれ……」

ありがたいことに
「最近多いアイドル系のアニメ、ジャンルは中国ではどうなのか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

中国でも「ラブライブ!」が凄まじいレベルで人気になりましたし、中国の動画サイトで正規に配信されるアイドルをテーマにした新作アニメも少なくないことから、アイドル系のアニメやそのジャンルはかなりきっちりと認識されているようです。

もっとも「ラブライブ!」以降に大人気になった作品というのは出ていないようですし、中国オタク的にはやや難度の高いジャンルになっている感もあるそうです。

中国のソッチ系のサイトでは
「アイドル系のアニメを楽しむにはどうすればいいのか」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


アイドル系作品にハマれない。どこを楽しめばいいんだ……教えてくれ……

最近はアイドルがテーマの作品が多いよね。
昔はアイドルキャラだけだったのが、今ではアイドル業界やシステムがメインになってきている。

そうなんだよ。
だからどうにか頑張って楽しもうとしているんだが、どの作品も3話辺りで脱落してしまうんだ。

合わないなら別に無理して見る必要ないと思う。
スレ主はなぜそんな無理をするんだ?

なんて言うか、これだけアイドルジャンルの作品が作られていると、楽しめない自分は間違っている、損をしているような気分になってしまって……

ストーリーじゃなくてキャラを中心に見るつもりでいけ!

すまん、そこが最大の障害なんだ。
キャラのデザイン自体は好みでも、アニメの中のキャラの行動が好きになれないで挫折し易い。

アイドル系の作品を楽しむコツがあるなら私も知りたい。
私はストーリーというか、作中の障害や心配事がなんか受け付けない。
現実的なんだが、キャラが現実的でなかったり、納得できない行動をしたりで。
いや、アイドルの女の子と自分の考えが合うわけがないのは分かっているんだが。

なんとなく理解できるかも。
私もライブに至るまでに頻発する障害がヒヤヒヤするというか、見てらんない。

アイドル系の作品は、可愛いキャラはいるけど、カッコイイ、納得できるキャラは貴重。

迷走するというか、考え無しに見えるようなキャラが少なくないかもしれん。そこが気になると厳しい。

中にはアタリもあるし、普通に見れる作品もある。
「アイドルマスター」なんかがオススメ。

この間やっていたのを見たけど、自分には微妙だったんだが……

ああ、そっちの「シンデレラガールズ」ではないよ。
オススメなのは本編の765プロの話の方だ。王道ストーリーでアイドルの仕事を描いている。

私もアイドル系作品の楽しみ方は気になる。
あれだけ量産されているんだから、楽しめる所があるのでは……と思ってしまう。

オタクとして、そして年齢によるものもあるんじゃないか?
若いとき、学生の時、社会人のときでは好みが変わっていくし。日本ではオタクの年齢が中年から老人クラスまでいるからアイドル系も需要があるのでは。

最近のアイドル系アニメ以外にも、「ラブライブ!」や「アイマス」もそれぞれ独立した作品になっているから、好きなのを試して合わなかったら放り投げるとかでいいと思うぞ。

いっそネタ重視でツッコミながら見るとか……
「Wake Up, Girls!」とかはその手のネタが豊富。

あれは……さすがに……

「Wake Up, Girls!」は日本ではまだ活動続いているらしいね。アイドル系はやはり他のジャンルに比べて生き残り易いのか?

アイドル系は一般向けじゃない。コアな層から稼げるから量産されているだけだ。
アイマスの時代からアイドル系の作品は一度ファンが付くと長く、高い客単価で稼げるんだよ。「ラブライブ!」とかディスク売れない時代なのに圧倒的な売れ方だし。

一般向けアイドル?
なら「アイカツ!」にハマろう!
ウチの国でもアーケードゲームが遊べるぞ!!

アニメがダメならゲームはどうだ?
私はアイマスに関しては音ゲーのソシャゲから入ってハマった。

音ゲーはハードル高くないか?
環境やスキルの差も出る。
それにアイマスのスマホゲーは日本のアカウント作る必要があったような?

うーむ…・…音ゲーもダメだと、とっかかりがかなり難しいかな。

音ゲーがダメだったけどキャラは好みだったので、デレステではなくモバマスの方で課金するようになってしまった自分のような人間もいるぞ!

普通に歌やライブシーン経由とかはどう?
最近のアイドルアニメってほぼライブシーンがあるから、そこだけ見ていくのもアリだと思う。

自分もそこから「ラブライブ!」にハマったっけな。

私はライブシーンがなんか合わないから、逆にソシャゲの存在に助けられている。
アイドルのキャラとストーリー自体は好きなもので。

そもそも「ラブライブ!」は既に先達のラブライバー達が整備開拓していたジャンルだからな。中国語向けも含めて。
アニメ2期のPVで一気に人気になったが、着火して爆発する下地があったわけで、後発のアイドル系作品とは前提が異なる。

ある程度流行ってしまえばウチの国でも簡単に楽しめるようになるけど、そこまで行ったのって「ラブライブ!」だけだからな。
「ラブライブ!サンシャイン!!」も他のアイドル系作品に比べたらかなり良い方だが、本家との差は大きい。

そんなに頑張らないでもいい。
そもそもアイドル系の作品をアニメだけで楽しむのはちょっと違う。
オタク向けの場合、キャラと声優とライブも把握しておかないといけないジャンルだから……

「アイカツ!」とかの子供向けアイドルアニメとオタク向けアイドルアニメは分けて考えるべき。どちらもファンになると金が飛んで行くのは変わらないけどね!

アイドル系はハマると本当に抜け出せなくなる、かかる金も跳ね上がると言われているね。グッズだけでなくライブにも行くことになるから。

私もアイドル系が好きで色んな作品追っかけてはいるけど、脱落してしまう作品は結構あるから気にするな。
個人的には「シンデレラガールズ」とかキツかったし、1月新作のは全部脱落している!!

アイドル系アニメに関しては、「アイドルマスター」の本家の方のアニメが合わないレベルなら無理しない方が良いんじゃないか?
あの作品は最も安定したアイドルをテーマにしたアニメだ。

自分の嫁が決まれば自然とハマってしまう。逆に言えばその前であれば引き返せる。
あえてこちらに来る必要は無い……

自分や周囲のアイドル系作品にハマった人間について考えてみたが、なんだかんだでアニメ単体では無いね。動画サイトで弾幕とか以外に、ソシャゲとかライブとかも合わせてになる気がする。
アイドル系の作品ってファンが積極的に動く必要のあるジャンルだし、新しい方の作品に関してはウチの国で楽しみながら追っかけるにはハードルが高いジャンルだと思うよ。



とまぁ、こんな感じで。
ハマっている人は出ているものの、そこに至るまでが難しいという見方もあるようです。

中国における「ラブライブ!」の人気はさておき、考えてみればアイドル系のジャンルは中国オタク界隈では「アイマス」の頃からライトな層お断りな所がありましたね。

アイドル系の作品に関してはアニメ以外にCDやグッズ、ラジオ、ライブといったメディアも重要になるので中国オタク界隈では個人の能力(語学力、行動力、資金力など)や環境による格差が大きいジャンルの一つでしたし、中国でオタクをやって日本のアイドル系のアニメにハマる……というのはなかなかに厳しい道なのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


日本の「けものフレンズ」の人気に困惑する中国オタク 

ありがたいことに
「『けものフレンズ』の中国での反応は?」
という質問を複数いただいているので今回はそれについてを。

「けものフレンズ」


は中国でも複数の動画サイトで正規に配信されていますが、
日本で人気(?)が出る前はほぼ空気状態でした。

この数日、日本での盛り上がりに関する情報が中国のネットでも流れるようになってきましたが、その唐突な情報に困惑する中国オタクの人も少なくないようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「けものフレンズの人気」
などに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「けものフレンズ」が今期の真の覇権作になりそうなんだが……
突然人気が爆発して日本のランキングの上位に躍り出ている……

一体何が起こったんだ?
アニメのクオリティも内容も優れているわけでは無い、むしろゴミ寄りの方だったじゃないか。

そもそもどういう背景の作品なんだ?
情報が少なくて分からん

日本の業界はどうなっているんだ……私は一月新作アニメでは真っ先に除外したのに……

こっちで覇権だ覇権だ言っている連中が誰も見ていなかったようなのが笑える。
ウチの国の視聴者はステマと再生数とディスク売り上げしか気にしないのがまた明らかになった。bilibiliとかで爆死と嘲笑していた連中は今どんな気持ちなのかな?

でもみんな第一話の3Dモデルのヒドさで見るのやめちゃったよね……挿入される動物解説も「子供向けの教育番組」という印象を強めたし。

日本でも最初は埋もれていて、後から急に人気が爆発したようだぞ。
実際、単純な擬人化の話じゃない。
どんどん不穏な世界の話になっていって面白くなるよ。

良いことを教えてやろう。
このアニメはソーシャルゲーム原作だが、ゲームは既にサービス終了している。なんでアニメ化したのかすら意味不明だ!

韓国のゲームが原作だよな。
私もこっちのニュースで「韓国ゲーム原作のアニメが日本で突然爆発」というのを見ただけで、ゲーム自体は知らないが。ゲームが人気にならなかったけど、アニメ化を中止すると更に損害が大きくなるから続行したということなのだろうか?

企画は日本じゃなかったっけ?
ネクソン開発のゲームが先行展開という話だったと思うが、情報が少なくて分からんなあ……

どこの作品なのかハッキリしないという点からも、この作品の人気の意味不明さが感じられる。

この人気ってamazonランキングのニュースからして、OPやEDが大人気になったからか?中身はアレでも歌で勝った?でも日本の人気を見るとそれだけではないような。

確かにEDは悪くないと思ったが。

マジでどういう状況なんだよ……

一話から追っかけているけど中毒性のある作品だよ。セリフに散りばめられた情報が意味深で気になってしょうがない。

俺はついていけないので切ってしまったんだが。

私も切ったけど、改めてまとめて見たらなんか味のある作品なのに気付いた。

唐突に入る動物園職員の動物紹介が音質悪くて聴き取れないんですが……

その解説、後の話ではアメリカからの解説で英語になったりするから無理して直接理解しようとしないでも良いと思うぞ。

大人気になる理由が本当に分からない。
誰か説明してくれ!!

単に騒ぐネタとして弾けただけじゃないか?
ネットでは意味不明な人気爆発なんてよくある話だろ。

こんなことが起こるなんて全く想像できなかった。
第一話は見たけど、絵柄もクオリティも下のレベルだったから切っちゃったのに……

私は一話の半分で脱落しました。

自分は流行りに乗ろうとする人間なので、人気になったので見なければ!と見てみたが、第一話の半分も行かずに挫折した。やはり面白くない。なんで人気なんだ。

私も萌えアニメはそれなりに見ているし耐久力もあると思っていたが、コレはあんまり萌えじゃないし、そもそも3Dだし、声優は棒だしで追いかける気になれなかった……

追っかけている私からのアドバイス。
第一話は飛ばせ!第二話からしっかり見ろ!
この作品、実は崩壊している世界を、たった一人の人類が行く話だ!

最初の「ボス」との会話で、この世界のヤバさが漂い始めるからな。あそこから見た方がいいかも。

話が進んでいくと単純な萌え化ではないのが明らかになってくるんだよね。
「フレンズ化」という言葉とか、かなり不穏。

今の所は、人類が滅亡した後に、実は生き残っていた人類と動物による、テーマパークの廃墟を舞台にしたロードムービーというような印象だが……

EDの背景として使われている廃墟も、なんか意味があるようだしね。
謎の多い不穏な作品。

あと今の所だと4話もやばい。
作品の背景に関する怪しい描写がかなり出る。

よく考えると怖くなるアニメ。微妙な3D萌えアニメの皮をかぶっているが……

「がっこうぐらし!」みたいな感じなのか?
それから「マッドマックス」?それとも「猿の惑星」?

その辺りに似た空気は感じるかなあ。
ただここまで人気が爆発する理由としてはちょっと足りないような。

日本で急に燃え上がった人気の理由は恐らくストーリーだけじゃない。日本の評価を見る限り萌えに関しても、日本人だけが好む良さがあるわけではないだろう。

人気爆発の原因に関しては誰に聞いても分からないと思うぞ。
この作品を作っているスタッフでさえもこの人気に困惑している。

電波系作品が刺さったとかそんな感じなのかなあ

昔あった「gdgd妖精s」の人気みたいなもんなのかね。
あれも日本のネットで妙に人気になったけど、こっちではほとんど理解できなかった。

「gdgd妖精s」ってまだ版権取っての正規配信が珍しい、版権獲得合戦も始動していなかったような頃なのにこっちで正規配信されていたんだよね……それでも理解できなかった。

「けものフレンズ」もこっちの日本アニメ配信サイト全部で配信されているぞ。
人気の理由は理解できないが!

うーむ……2話まで見るべきだったのか。
改めて見てみたが、冒頭でいきなり怪しくなるとは。
ボスが会話するのは主人公だけで、喋れる動物キャラとは会話も交流も無いというのが分かり、一気に引き込まれた。

内容的には「うたわれるもの」や「新世界より」みたいな背景があるようにも感じられるな。

ところで、ツチノコってどんな動物なんだ?



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈では完全にノーマークだった所に来た「日本で大人気」の情報に混乱している人も少なくないようでした。

また今回ざっと反応を見た限りですが、
現時点では現在日本のネットで飛び交っている
「たーのしー! 」
「すっごーい!」
「きみは○○のフレンズなんだね!」
といった用語や、IQの下がる空気についてはまだ認識されていないようでした。
そもそもこの空気や語感を中国語に訳してどうやって伝えればいいのか分かりませんが……

とりあえず、
「文明崩壊後の世界の話らしい」
という所から食いつく人が出ているようですし、中国オタク界隈にどのような形でこの作品が広まるのか、日本の人気の情報が広まるのかなども気になりますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「『君の名は。』の最終的な興収は約5.8億(約94億円)か……」「やはり日本映画はアニメが一般向けだね」

ありがたいことに
「中国で上映されている『君の名は。』はその後どうなりましたか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

昨年の終盤に中国で上映され、
中国オタク界隈だけでなく中国の映画業界にも衝撃を与えた
「君の名は。」

ですが、さすがに1月になってからは上映スクリーン数も減り、数字の伸びはかなり鈍くなったものの、中国のニュース記事のコチラコチラ(どちらも中国語)などによれば最終的な興行収入は約5.8億元と、中国で上映された日本映画の中で歴代トップの興行収入にはなったようです。

中国のネットでもこの辺りに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「君の名は。」の最終的な興収は約5.8億(約94億円)か……これは成功したと見ていいよね?

これで成功じゃないとしたら何が成功なんだ。
成功したうえで、社会に対する影響や最新の市場傾向を考察するべきレベルだろ。

8億だ10億だとか吹いているヤツがいたし、それに到達しなかったから叩くヤツもいるが、普通に考えて5.77億元って海外のアニメ映画、しかも比較的小規模の展開では明らかにおかしい数字だぞ。

去年のウチの国の大作アニメ「大海海棠」が5.65億だから最終的には大魚超えはしたわけだしな。

日本のアニメ映画だと、去年は「ドラえもん」「NARUTO」「ONE PIECE」とウチの国で上映されたが、どれも「君の名は。」には及ばない結果だったからね。

以前ウチの国の興収記録で歴代トップの記録を作った「STAND BY ME ドラえもん」が5.3億だったかな。あの年は映画の興収が全体的に大きい年だったし、それを普通に超えたのはスゴイことだと思うよ。

騒ぎ過ぎた感もあるが、5億なら上々だよ。新海誠監督のアニメ映画がここまで良い成績になるなんて、去年は思いもしなかったからね。

アニメ映画に関しては2015年に国産の「大聖帰来」が興収9.6億元の大爆発をして、これからは中国のアニメ映画の時代だ!と思いきや、2016年は思ったほど伸びないというか維持から下り坂気味っぽくなってやっぱアニメは難しいな……と思っていたら、最後の方で予想外のアニメ映画が大爆発だからな。

「君の名は。」のせいでウチの国の映画市場の分析が難しくなったのは間違いない!

新海誠は好きだったけど、まさかこんな数字になるとはなあ……日本の映画で、「NARUTO」や「ONE PIECE」や「名探偵コナン」より上になるとは。

ウチの国の環境を考えるとこんなに良い数字が出るとは思えなかった。
数か月のタイムラグがあった上に動画データもあっさり流出していたから、上映前にウチの国のオタクの連中はみんなネットで見ちゃってたはずだし、わざわざ見に行くヤツがどれほどいるのかと思っていたんだが。

映画館に行ってみたら、リア充の巣窟だった。地形によるダメージが甚大だったぜ……

観客がリア充と言えば、観客層に関する各データの分析を見ると興味深い所がかなりあるね。例えば観客比率は女性の方が高いとか。

そこは自分も気になった。これまでウチの国の新海誠ファンって男が目立っていたからね。

私もそうだけど、結構女の子見に行ってるよ。
グループで見に行くのにちょうど良い映画だったし。

なんでこんなに良い数字が出たんだろうな。悪いとは思わないが、せいぜい中の上レベルだと思うんだが……

なにかの賞を取れた作品というわけでもないのに。騒がれ過ぎだろ。
ここ最近のテレビアニメ系以外の日本のアニメ映画では、「バケモノの子」とかの方がよほど良い。

確かに飛び抜けた良さや深さがある作品では無いが、さすがに「バケモノの子」よりは上じゃないか……?あっちはロジックじゃなくてキャラが破綻していたような所もあるし、妙に説明的だしで。
「君の名は。」って見た後に何も残らない、良い気分だけが残るというのが今の時代に向いていたんじゃないかな。

話題にし易い、見ていて気持ちが良いという方向に特化した作品だからな。賞を取れないのも分かる。ただ別に作品自体に問題があるわけでもないし、良い意味で「消費される」作品ということなのでは。

ここまで数字が出たということは、カップル向けでもあったし、一般向けでもあったということだろう。

あと何回も見るイベント組とか。

ウチの国では定番である「みんな見ているから見に行く」というのにも合致している作品だったように思う。楽しむ上で必要な知識や感性も要らないしね。

つい何度も見に行ってしまう映画だったかな。上映期間がもう少し長ければなあ……春節中にも見に行きたかった。

やはり日本映画はアニメが一般向けだね。
オタク向けとか、アニメ視聴者向けで考えるのも間違ってはいないが、作品によってはターゲットの範囲が変化する。

日本のアニメ映画はファミリー層向けのIPとか、若者向けの内容とかもあるからね。大きく当たる可能性がある。これが実写の方だと、日本映画の当たる可能性が考えられない。
商業的な面で考えれば日本映画の輸入はアニメの方に枠を使う方が良いのかもしれんな。

「君の名は。」とは違うが、「ドラえもん」「NARUTO」「ONE PIECE」はギリギリではあっても1億元超えたからな。
もっとも「名探偵コナン」や「ちびまる子ちゃん」は3千万、「クレヨンしんちゃん」や「ドラゴンボール」はそれ以下と当たらないのは当たらないようだが。

その辺は気が付いたら終わってたとか、スクリーン数が少ないとかいうのもあるか。
ウチの国ではIPの人気に加えて配給方法や広報活動も影響していそう。「名探偵コナン」の劇場版大爆死に関してはいろんな見方があるし。

どちらにしろ、もっとたくさんアニメ映画が入って欲しい。日本のアニメ業界では劇場版作品が増えているのだから。

ところで都市によっては全く人気になってない所もあったようだけど、これは上映スクリーンに偏りがあったということなのだろうか?

上映期間もなあ……国内の作品が押してこなければもっと多くの場所と時間で上映できたろうし、数字も伸びたと思うんだが。
ウチの国で上映開始された当時、私はちょうど忙しい時期で見に行けなかったので、少し経ってから見に行こうとしたんだが、その時には地元の映画館ではもう午前に1回とか2回しか上映されないといった状態になっていたよ。

中国国内の上映決定も急だったし、当たった前例が無かったから大都市以外は活発じゃないのはしょうがないし、かかっている時間が少ないのもしょうがない。
私だってもっと大々的に上映すれば、もっと長期間上映されればと思わなくもないが、昨年の状況を考えればスクリーン数的にも十分以上に頑張っていたと思う。

当たったからいいものの、実際国内展開はかなりの賭けだったよな……

オタクしか見ないだろうと思われていたが、日頃は三次元ばかり見ている層も見に行っていたからな。

さて、あとは国内の動画サイトでの配信がどうなるかだ。

TudouYoukuが獲得したと発表されたけど、配信開始時期については延期しまくりなのが……当初は1月末とか言われていたのに。

当初は1/31から有料配信ということだったよね。今は土豆のサイト上の予約が5月になってるから5月まで延期?といった話も出ているな。日本のディスク販売とかに合わせてのことなのだろうか?



とまぁ、こんな感じで。
もうちょっと伸びて欲しかったという気持ちもあるようですが、アニメ映画として大成功だったと受け止められているようです。

上のやり取りにもありますが、昨年は様々な日本のアニメ映画作品が中国で上映され、「君の名は。」ほどではないもののそれなりの成績を上げているようですし、映画ジャンルの今後の展開も気になる所ですね。

ただ、日本映画というジャンルになると難しい所もあるようで、特に実写関係は苦戦しがちだそうです。この辺に関して中国の方から聞いた話の中では
「日本の実写映画は、よほどの日本オタクじゃないと見ませんよ!」
「アニメ漫画原作の実写化作品は、コアな層だけが見るジャンルだと思います」

という言葉がイロイロと衝撃的でしたね。

言われてみれば、現在の中国では日本の作品に関しては
「一般向けのアニメ」「オタク向けの実写
となっているような感はあります。

中国で日本のアニメは海外文化枠なのもあってか、アニメ視聴に関する抵抗感は日本と比べてかなり小さなものとなっているというか、普通に接する娯楽コンテンツのジャンルの一つ的な扱いにすらなっていますし、日本のアニメには「ドラえもん」や「NARUTO」をはじめとする中国で知名度の極めて高いIPがあります。

それに加えて作品供給が継続している「日本のアニメ」ジャンルのイメージがあるわけですから、現在の中国における日本のコンテンツでは、最も「一般向け」になるのも自然な流れなのかもしれません。

それに対し実写の作品はテレビでも映画でも歌でも、近年は継続した日本ジャンルの供給がありませんから、一般向けという意味では過去の、今の時代の人からは遠いものとなってしまっているのだとか。
しかも実写のコンテンツの場合は競合するのがアメリカや韓国などど、海外展開に力を入れている国のコンテンツになりますから、日本のコンテンツはどうしても厳しい所があるそうで……

中国の方に言わせると、
「中国への展開が活発な様々な国のコンテンツがある中、日本の実写作品は中国向けの営業、展開の動きが非常に少ないので厳しい」
「中国の視聴者にとって、現在の日本の実写系作品は他の外国系作品に比べて、積極的に自分から開拓していかなければならない、オタク向けなものになっています」

といった話になるみたいですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ハーレム系作品の男性主人公は嫌われる、ならばハーレム系作品に女性主人公というのはどうだろうか?逆ハーレムではなく、普通のハーレム作品でだ。」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではいわゆるハーレム系作品に関して批判的なスタンスを取る人が少なくないようですが、ハーレム系作品を嫌う理由の一つに
「主人公の優柔不断さや、考えの無さが我慢できない」
というのがあるそうで、この問題に関する考察もイロイロと行われているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではこの問題に絡んで
「ハーレム作品の主人公と性別」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ハーレム系作品の男性主人公は嫌われる、ならばハーレム系作品に女性主人公というのはどうだろうか?逆ハーレムではなく、普通のハーレム作品でだ。

なんだそりゃ……

それって百合になるだけじゃないの?

いや、百合とハーレム系作品は展開が違うだろう。
ハーレム作品の人間関係を、女性主人公でやるということだ。

あれか、「小林さんちのメイドラゴン」みたいなのを言いたいのか?
主人公が女性で、その周りに可愛い女の子が集まると。

そうそう、まさにそれ!
ハーレム系作品が嫌われる大きな原因の一つにハーレム系作品の男性主人公が嫌われる、受け入れられないというのがある。そこを女性にしたら解決できないだろうか?

百合は大好きだけど、そっちで考えたことは無かったな。複数ヒロインの百合と女性主人公ハーレムって違う……のか?

ハーレム系作品の構造として、誰とくっ付くかの決断するのを先延ばしにする必要がある。結果的に主人公が突発性難聴になったり、非現実的なレベルのフラグ破壊連発になったり。
女性主人公ならば、この種の問題を意識しないでもいいってのはあるな。

なるほど。男の主人公って基本的にハーレム的人間関係でヘイトを稼ぎ過ぎる感があるからね。

男性主人公が嫌われるハーレム系作品って、ストーリーが失速してグダグダになった結果でもあるし、単純に主人公だけでどうにかなるものでもないような。

ハーレム系作品の主人公なら「SAO」のキリトとかはダメなの?
あれは中二病方面で嫌われることはあっても、ハーレム関係では比較的マシな評価だろ。

キリトはヒロインこそ多いけど、作中の選択に関しては基本的にアスナ一筋だからな。そこが意外に珍しい。

キリトもそうだけどいわゆるハーレム王になるようなキャラで嫌われないのは、正直で爽やかなキャラで優柔不断では無いキャラとかじゃないか?

ハーレム系作品を見ていて疲労する、主人公が嫌になるのは主人公がダメな方向にバカだという点につきる。学生で未熟だとしても、もう少しなんとかなるだろうと……

なるほど。そう言えば私もハーレム系の主人公の、どこの村上春樹だ!みたいな展開を女性にしたら受け取り方が変わるかもと考えたことはあるな。

それはそれでちょっと……私は百合でハーレムというのは欲しくない。

でも、男性主人公にするよりは好感度の面で安全な気がしないでもない。

男性主人公で現代社会的な舞台だと、複数のヒロインと付き合うのが色んな意味でおかしいということになるからね。複数のヒロインをキープしているキャラは、それだけで一般的な倫理に反することになるから、特殊な設定が必要になる
後宮(ハーレム)系作品とは言っても、古代や異世界でなければ後宮はできない。

女性主人公だとそういった環境が構築されるということや、ヒロインに関する決断をしなくてもいい……ということになるのかね。

でもそうなったらどこに感情移入するかという問題が。

確かに感情移入する際のハードルは上がるな。
私は過去に「けいおん!」が人気にはなったけど萌え要素がいまいちウチの国で広まらなかったのは、男性キャラがいなくて当時のウチの国のオタクには感情移入が難しかったからだと思っている。
もっとも近年は「ラブライブ!」が人気になったし、今のオタクの間ではそういった難しさは無視できるようになっているのかもしれないが……

「ラブライブ!」は歌とPVとアイドルといった要素もあるから、単純に例として挙げるのは適当ではないような。
実際、普通に学園が舞台で女性キャラ中心のストーリーというだけだとオタク向けか女性向けになるんじゃないか?メイドラゴンもユーフォニアムも一般の男性アニメ視聴者にはちょっとハードルが高い。京アニブランドでなければもっと埋もれていただろう。

今期の新作では「ガヴリールドロップアウト」がそんな感じかもね良い作品だけど、初動で苦戦してしまった。

キリトも実は女性寄りだったから許されたという見方もできるような。キリトって偽娘属性もあるわけだし。

じゃあキョン子はどうだろう?

キョン子は全部性転換のケースだから、ここでのテーマのハーレム系主人公の女性化とは違うんじゃないか?

でも、キョンの立場や性格が嫌いでもキョン子なら構わないというヤツはいないか?

女性を主人公にした場合、ハーレム系作品の強引な展開や設定が自然に使えるというのも有利だろう。着替えに乱入とか、女子高が共学になったので男子は皆無とか、ラッキースケベを起こさないでも接触できるとか。

それで面白くなるとは限らないぞ。
特異な、不自由な状況に放り込まれるからこその面白さがあるわけで。女性キャラが普通に女子高通うだけでは面白くならん。

キリトや一夏や八幡を女性にしたら本編のストーリーが崩れるな。

キャラの関係が男女では異なるから、女性を主人公しても男性主人公のハーレム系作品の手法がそのまま使えるとは限らないんじゃないかな?
ここ最近の女性主人公系、百合系を見ても、主人公と他の女性キャラの最初の距離、近付き方が普通のハーレム系とは異なるわけだし。

男女はそこまで重要ではないんじゃないか?女性キャラだけのアイドル系作品でも、女主人公が不快で見るのやめてしまうことってあるし。

「メイドラゴン」の小林さんが評価されるのは社会人でしっかりしているからというのもあるし、性別変えてもそこまで役割は変わらない気もする。

女の主人公でのハーレム作品の問題は明らかだ。妄想や薄い本がどうなるかという点を考えれば簡単に分かるだろう。

そこは「生やせば」いいんじゃないかしら。

薄本の傾向を見るとどうにでもなるだろ。
日本の薄い本界には、精力絶倫で顔無しのおっさんという幻想種が存在するんだから。

どうにも実例が少ない。
小林さん以外に人気の高いハーレム的立場の女性主人公って誰かいるか?

FGOの公式漫画のぐだ子は?

なるほど。あれは女性主人公だから成立する、受け入れられている部分はあるよな。

女性主人公はどうかって、主人公を嫌わないで済む方法についてでもあるのかね。

男性主人公と複数の女性ヒロインとの関係が構築されるハーレム系アニメでは、難度が跳ね上がるから好かれる主人公というのはかなり難しい。主観で進むギャルゲーとは違う。

うーん……ちょっと考えてみたが、「嫌われない」という面においてではあるが、やはり女性主人公系ハーレムって一般向けではないけどオタク向けだと「楽」なやり方なのかな?



とまぁ、こんな感じで、
イロイロとこんがらがってしまった人もいるようでした。

最近の中国オタク界隈では、ハーレム系作品に限らずアニメの主人公の考えや行動が批判されることが多くなっているというか、
「主人公の行動に不快感を覚える」
といった発言が目立つように感じられます。

今回の話題も、オタク系のコンテンツに関する不快感や引っ掛かりの無いものを探している中で出て来たような所がありましたし、現在の中国オタクの面々の求める主人公像とその活躍など、なかなかに難しいことになっているのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本のたぬきの股間のアレってなんであんなに大きいの?」

春節になって何もしたくない気分になっていた所、ありがたいことに手頃なネタをいただきましたので今回は軽めの内容で。

「たぬき」

と言えば日本では昔から様々な所で顔を出したり活用されたりするモチーフですし、信楽焼などでも有名な大きな金時計付きのデザインは簡単にイメージできるかと思います。

しかし中国の方では日本におけるたぬきのイメージや、たぬき的要素の扱いに関してピンと来ないそうです。
そもそも中国語の「狸」は主に中型のネコ系の動物を指すものですし、同系統の意味では「野猫」や「山猫」が来る言葉です。また中国語で「狐狸」とした場合は「キツネ」のみを指すことになります。

このように日本のたぬきには日本独自の部分がかなり多いのもあってか、「たぬき」に関する言葉の齟齬やイメージの違いなどに関して引っかかる中国オタクの人もいるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「たぬきの金時計」
に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元のたぬきの股間のアレってなんであんなに大きいの?

実際はどうなんだろ?
現実の、日本のたぬきってあんなにでっかいのが付いているのか?

さすがに自然にアレはないだろ……

実際の動物と比較すると極端な誇張になっているのは明らかだけど、どういう経緯でアレになったのかね。

あの大きさは昔からある設定なんだよね。神話の時代から、日本のたぬきのたまたまは大きいということになっている。

あれは日本の伝統的なものだな。
日本ではたぬきという動物を描く際に、昔からああいった描き方をする。
ちなみに日本語の「狸」は中国語の「狸」と同じ字だが、指す動物が異なるぞ!

「狐狸精」とかも日本だとウチの国とは別の扱いになるらしいな。狐だけじゃなくて日本のたぬきもセットになっているという、ヘンなカテゴリ。

一応ウチの国にも「日本語の意味での狸」はいるんだが、日本ほど身近な動物では無いしな。「日本語の狸」は都市部にも出没するから昔から様々な伝説や民話の題材になっている。そしてそれらのたぬきは睾丸がでかいという描写が付いて回る。

元ネタがあるのか。
俺はそのたぬきキャラのアソコがデカイという、そのままの意味で受け取っていたよ。

今やってる「戦国鳥獣戯画」のたぬきもデカイが、私はてっきり徳川家康のイチモツがでかかったからああいう表現になっている物だと……

作品の名前は思い出せないが、私の小さい時に見たアニメの動物擬人化キャラで、たぬきのキャラは「デカかった」覚えがある。

「朧村正」に出て来るたぬきはスゴイぞ。本体と金玉の比率がおかしい。

たぬきと言えば、今やっている「戦国鳥獣戯画」で家康がたぬきになっているのがどうも分からんな。あれ、どこから来ているネタなんだ?明らかにイメージに合わないだろ。

いや、あれは日本の伝統的なお約束の結果だ。
日本では徳川家康は最も有名なたぬき系歴史人物なんだよ。家康を動物として描く場合はたぬきというのが常識というレベル。

なんで家康がたぬき?
経歴やのし上がり方を考えると、例えば亀とかそっちの方がそれっぽいんじゃないか?

日本では織田信長や豊臣秀吉に比べて徳川家康の評価が低いので、動物のイメージを当てる時にもカッコ良さや華やかさの無い、たぬきがイメージとして使われているんだよ。

恐らく日本社会におけるたぬきのイメージによるものじゃないかなあ。
日本では人を「たぬき」と形容する場合、考えていることを周囲に悟らせない、権謀術数に長けた人物という意味になる。「たぬきおやじ」は徳川家康の代名詞の一つだ。

日本での徳川家康の評価って、どうもハッキリしないんだよな。
たぬきに例えられているのがネガティブな評価によるものだとは何となく分かるが。

二次元で「たぬき」と形容される、或いはたぬき化されるキャラで有名な所を挙げると、「リリカルなのは」の八神はやてが「たぬき」なキャラだな。同人イラストでもたぬき的なオプションが付くことが多い。
またこれは、たぬきが男性に対してのみ使われるイメージではないという実例にもなるだろう。

しかしなんでたぬきをデフォルメする際にタマタマがでかくなるんだ……日本人はたぬきのタマタマにどんな思い入れがあるんだ?
特別なものがなければあんな形にはならんだろ。

あれって日本だとそれほど特別なイメージは無いらしいよ。性的なのも含めて。
「平成狸合戦ぽんぽこ」関係だったと思うが、日本の社会だとたぬきの巨大な睾丸は一般的に許容されているユーモラスな動物描写になるらしい。

日本では狐狸が「きつね」と「たぬき」の両方を合わせた意味になるから、きつねのイメージと比較して考えると分かり易いよ。
日本のたぬきの化生のイメージって、こっちの狐の化生のイメージと似ている部分も少なくない。睾丸の大きさに関しては、言ってしまえば妖狐の尻尾の数みたいなもんだよ。妖怪として強くなると睾丸も大きくなる。

ということは妖狐の尻尾の数で強大さが分かるように、たぬきの妖怪は睾丸の大きさで強大さが分かるのか……

そんな情報知りたくなかった!
タヌキ系キャラを今までと同じ目で見れなくなったじゃないか!!

「平成狸合戦ぽんぽこ」もそんな感じだったっけな。
たぬきのきんたまの使い方に関してはあの作品はとても参考になるぞ!

でもそれならメスのたぬきが化けて強くなった場合はどうなるんだ?おっぱいが伸びるのか?

化けるのはオスのたぬきだけだからだよ。
近年の創作物ではアレンジされているが、日本の伝統的なたぬきの化生は男だけ。美女になって人を化かすのも、全部オスのたぬきの仕業。

強くなるとたぬきのタマタマが巨大化……じゃあドラえもんの完全体は……!?

あれは青狸じゃないとフォローするべきか?

ちょっと待て……もしや「うどんの国の金色毛鞠」のポコの股間も……?

たぬきの睾丸と化ける能力の関係については様々な説があるぞ。デザイン上の存在だけというパターンも少なくない。
たぬきの特殊能力の発動に関しては睾丸より葉っぱが有名で、葉っぱを使って変身したり、偽物や偽金を作るというのも伝統的に有名な設定。

日本の伝説や創作物だと動物、特にキツネやタヌキが変身する場合は葉っぱを頭に乗せるなどして発動、軽い爆発が起こってそこには……というパターンが多いはず。
たぬきの睾丸に関しては「使う設定の話もある」というくらいじゃないだろうか。

あれに関しては、金箔を作る際にたぬきの皮を使って叩いて伸ばしていたというのが理由とされている。日本語では睾丸のことを金玉というから、金と伸ばすというイメージが合わさって狸の睾丸にもあんなイメージがついたという説が有力らしい。

戯画化されたたぬきのデザインと、化生としてのたぬきの能力はある程度分けて考えるべきか。

戯画化された方のたぬきは商売繁盛の伝統的マスコットとしても有名だな。信楽焼とも言われるあのタマタマのでかいたぬきを飾っている店は結構あるよ。私も日本旅行で何回か見たし、日本ではあのタマタマが本当に一般的なんだろう。



とまぁ、こんな感じで。
日本と中国では「狸」が指す動物が違いますし、日本社会におけるたぬきに関する感覚は、中国オタクの面々にとってピンと来ない所があるようです。

ちなみにこれがキツネの場合、中国でも伝統的に超常的な存在や怪異としての出番が多い上に、最近では萌えキャラとしても人気があるのでかなり理解し易い所(それから微妙に勘違いされ易い所)があるそうです。
中国オタク「気が付いたら国産の娘化が狐系ばかり。どうしてこうなった。猫とかどこいったんだ」

それにしてもこの調子だと、日本におけるキツネとタヌキのイメージの違いや、「たぬきっぽいキャラ」と「キツネっぽいキャラ」の違いを伝えたりするのも難しそうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

1/29修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「京アニ作品としては力不足」「私は充電式ジト目ロリに萌えて大変なことになっています」 「小林さんちのメイドラゴン」に対する中国オタクの反応

春節前で中国側の動きが止まり、ちょっと時間が出来たので今のうちに更新を……

ありがたいことに
「中国で放映前の期待作となっていた1月の新作アニメは何だったか?その反応は?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でも新作アニメの放映開始前には様々な情報が飛び交い、期待作は何かといった方向でのやり取りが行われますが、1月の新作アニメに関しては続編系を除くと
「小林さんちのメイドラゴン」

が比較的ハッキリとした期待作になっていたように思えます。

この作品に関しては中国オタク界隈で強いブランド力を発揮する京アニ作品だということに加えて、過去には同じ原作者の「旦那が何を言っているかわからない件」がかなりの人気になっていましたし、更には現在の中国オタク界隈で最も強力なコミュニティを持つとされるbilibiliでの配信となっていたことから、放映開始前の注目度はかなり高かったようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「小林さんちのメイドラゴン」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今期の覇権候補だった「小林さんちのメイドラゴン」ってどう?
俺はとても面白かったんだが!

面白かったよ。ただ、ファンタジー系の要素がある作品だから、世界観やキャラの思想や感覚について把握しきれずに脱落している人も出ているかなー

原作よりもトールがかわいくなっているな。よし!
原作よりもメリハリのきいた内容になっている。

作者的に、てっきり5分か10分くらいだと思ってたわ。まさかちゃんと二十数分やる作品だったなんて。

ああ、これ京アニだったのか。
クール教信者作品ということだけで見てたわ。

どこが優れているとは言い難いが、気持ちよく見れる作品だな。

京アニ作品として見た場合は期待外れじゃないか。
京アニの凄さが出ていないし、クオリティ的にも今期の他の作品と比べて特に優れているわけではない、場合によっては負けている。

まだ開始直後の印象だが、今期は動画工房の「ガヴリールドロップアウト」の方が上かもね。
ジャンル的にも結構重なってているから比較し易い。京アニだからという時代は過ぎさったのかもしれん。

京アニ作品としては力不足だ。日常系の作品としては普通のレベルだし、恐らく他の制作会社なら普通に受け入れていただろうけど、京アニ作品として考えるとね……

この何だか作品が理解できないという感覚……「らき☆すた」や「ハルヒ」の第一話を思い出したが、さてどうなるのか。

全体的に中の中という感じじゃないか。批判するほどでもないが、絶賛するほどでもない。
クオリティは高いけどユーフォや日常のような一部の連中が強烈にハマり、脱落する人間も少なくないような作品ではないのかもしれない。

なんだかモンハンっぽいと感じた。
あとOPが魔性のOPだった。

洗脳されるような、でもよく見たら怖いようなOPだよな。

何度も見てしまうけど、でも同時になんか寒気がする所あるよなー

まさに有毒OP。
個人的には第一話の印象ではガヴリールよりメイドラゴンの方がやや好みかな。笑える部分もツッコミ入れられる部分も多いしね。

うーん……今の所普通のレベルといった所かな。
あと場面転換が速すぎるのが厳しい。

これは「日常」っぽい方向になるのかな?

「日常」ほど作り手が悪ふざけというか暴走はしていないように感じたかな。こっちの方が広い範囲にはウケるのかもしれないが、日常のあのノリは私個人としてはかなり好みだったり。

微妙だな。4コマ的なノリをそのままアニメに流し込んだように感じる。
日常系の作品は作中のお約束や世界観が分かるとまた別の印象になることもあるし、もうちょっと追いかけるけど。

第一話は助走、第二話で本格始動で萌えを発動させてるし追っかけてもいい作品だと思うぞ!

追いかける作品には入るが、今の所ユーフォニアムのように夜中の配信時間を待つほどじゃないレベル。ストーリーが動いたらその辺変わるかもしれないが。

所々にある、妙にリアルな仕事関係の日常描写がキツイ……俺も社畜でデスマなのに、メイドはいない……社会人主人公は感情移入する上で複雑だ。

私は充電式ジト目ロリに萌えて大変なことになっています。

カンナヤバくね?マジヤバくね?
萌え破壊力は抜群だ。ヒロイン的には一月の覇権いけるよ!

メカじゃないけど充電式少女……そうか……こういうのもあるんだね……ハァハァ

段々と面白くなっていく作品。それにクール教信者の作品だから、後々伏線の回収とか説明はやってきそう。小林とトールの出会いの部分とか、この世界のドラゴンの背景とかはまだちゃんと出て無いだろうし。

第二話は戦闘シーンがスバラシイというか大爆発したし、第一話で切らないで良かったわ。

うむ。第一話はハッキリ言って普通だったが、第二話で弾けたね。

とても気分よく見られる作品だ。
京アニ顔じゃないのもあってか、私はあまり京アニ作品だとは意識しなかったが、龍の変身だとか眼だとかの描写やバトル(?)シーンに来ると京アニだったことを思い出す。

個々のパーツは良いんだけど、ストーリーが微妙、各ネタが独立し過ぎているように感じる。4コマ漫画感が強過ぎるという指摘には同意。

第一話だけだと微妙かもしれないが、第二話と合わせてみるとかなり印象が変わる作品。
それと私は2話のバトルシーンの動きで京アニだというのを思い出した……作品内に様々な遊びを散りばめているから、見るたびに新しい発見や異なる印象を受ける作品だ。

なにやら「らき☆すた」の流れと見る人と、「日常」の流れと見る人が出ているな。それにどちらも肯定否定両方の意味で言われている。
そして共通するのは、京アニの大作という印象は無いという点か。

私は肯定的な意味で「らき☆すた」のような京アニが帰って来たと思った。
こういうアニメが見たかったんだよ。

京アニということで皆の心の中の期待水準が高くなり過ぎたんじゃないか?
そういうの抜きで見ればシーズン内の良作レベルはあると思うんだが。

再生数の勢いにブレーキがかかったが、評価は第二話で結構持ち直したと思う。ただ、第二話の面白さの前提として第一話があるわけだから、構成自体は成功しているんじゃないだろうか。

笑えて少し暖かい気持ちになってと、なかなかに良い作品だよね。今期最高クラスに萌えるキャラも出て来たし、今後に期待だ。



とまぁ、こんな感じで。
放映前の注目度が非常に高かった反動か、期待外れという声もそこそこ出ているようですが、作品自体に関しては悪くない評価となっている模様です。

中国オタク界隈の一部では京アニ作品に対して
「京アニブランドとして納得できる作品」
を求める傾向もあるので、どうしても評価が厳しくなってしまう所があるのだとか。
(具体的にどんなものであれば納得されるのかは私もイマイチよく分かりませんが、とりあえず質が高い、含蓄がある、人気が高いといった辺りは評価基準になっているような?)

この作品に関する反応を見ていると、中国オタク界隈ではいまだに良くも悪くも京アニブランドの存在感が強いと感じてしまいますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国の2017年1月新作アニメ公式配信状況

例によって遅くなってしまいましたが、今回は中国の動画サイトにおける1月の新作アニメの配信状況を。

ここ最近の変化の流れが一区切りついて動画サイトごとの方針が固まったのか、新たなアニメ配信の傾向のようなものも見えてきました。
ただ、独占配信に関してはやはり動画サイトの告知を見てもハッキリしないので、独占配信かどうかの判断は一部の有料独占とうたっている作品を除き避けております。


楽視(leTV)
ACCA13区監察課
けものフレンズ
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス
風夏
闇芝居
弱虫ペダル NEW GENERATION


中国系作品
Spiritpact
霊剣山 叡智への資格


楽視は日本のアニメや特撮の配信は続けているようですが、毎シーズンごとの新作アニメ配信に関しては徐々に撤収しているような印象も受けます。
中国オタク界隈に流れていた今期の配信権確保速報でも楽視に関しては遅れている、或いは省かれているようでしたし、ここでのまとめから外してもいいかもしれませんね。


愛奇芸(iqiyi)
ACCA13区監察課
ガヴリールドロップアウト
けものフレンズ
SUPER LOVERS 2
セイレン
チェインクロニクル
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス
ハンドシェイカー
BanG Dream!
風夏
闇芝居
弱虫ペダル NEW GENERATION


有料独占配信
ピアシェ〜私のイタリアン〜
MARGINAL#4
政宗くんのリベンジ
南鎌倉高校女子自転車部


中国系作品
Spiritpact
霊剣山 叡智への資格


今期はiqiyiも独占配信の新作アニメに関して有料会員向けのモデルを打ち出しているとのことです。教えていただいた情報によると、毎週の最新話が有料会員向け限定の視聴となり、非有料会員は一週間遅れでの視聴となっているそうです。
iqiyiはネットドラマ関係では有料会員向けの配信モデルを以前からかなりはっきりと打ち出していたそうですが、アニメに関してやや後回しになっていたように見えるのはやはりサイトの方針によるものなのでしょうかね。

それからiqiyiは日本IPでサイトに行くとアニメカテゴリが色んな所で404になってしまうので、確認が取れない部分も少なくありません。間違いがありましたらツッコミをお願いいたします……


テンセント
エルドライブ【ēlDLIVE】
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス


中国系作品
Spiritpact
霊剣山 叡智への資格


テンセントも1月の新作は多くないようです。
テンセントは自前IPの国産アニメがいよいよ活発になってきていますし、このリストでまとめるよりも他の記事で「対象年齢の高い中国国産アニメ」などでまとめた方がいいかもしれませんね。


優酷土豆(youkutudou)
銀魂
(独占ではあるものの、有料ではないようです)
けものフレンズ
SUPER LOVERS 2
セイレン
チェインクロニクル
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス
BanG Dream!
闇芝居
弱虫ペダル NEW GENERATION


有料独占配信
この素晴らしい世界に祝福を!2
昭和元禄落語心中
幼女戦記


tudouは今期もオタク層の間で前評判の高い話題作をきっちりと押さえてきたように見えますね。中国オタク界隈では作品数のbilibiliに対して狙い撃ちのtudouといったイメージもあるとか。


bilibili
アイドル事変
ACCA13区監察課
AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-
うらら迷路帖
エルドライブ【ēlDLIVE】
鬼平
ガヴリールドロップアウト
CHAOS;CHILD
けものフレンズ
小林さんちのメイドラゴン
殺せんせーQ!
スクールガールストライカーズ
SUPER LOVERS 2
セイレン
戦国鳥獣戯画〜乙〜
チェインクロニクル
ちるらん にぶんの壱
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス
ナンバカ
にゃんこデイズ
ハンドシェイカー
BanG Dream!
風夏
闇芝居
弱虫ペダル NEW GENERATION
Rewrite
One Room


中国系作品
Spiritpact
霊剣山 叡智への資格


今期も短編作品を含め多くの作品を確保しているbilibiliですが、気が付いたら他のサイトは有料モデルを何かしら導入しているような状況になりましたね。
bilibiliは投げ銭的というかニコニコ広告的というかな集金システムはあるものの、新作は現在も変わらず無料配信で基本的に広告も無しという形になっているようですが、今後はどうなっていくのでしょうかね。

bilibiliはソーシャルゲーム分野でFate/GOとの連動も行っていますし、アニメ配信以外の動きも気になる所です。以前はテンセントがゲーム関係のアニメを確保していたような印象もありましたが、今期は明らかにbilibiliにゲーム関係が集まっていますね。


PPTV
ACCA13区監察課
青の祓魔師 京都不浄王篇
エルドライブ【ēlDLIVE】
ガヴリールドロップアウト
GRANBLUE FANTASY The Animation

(現時点では4月からの本放送については不明とのことです)
SUPER LOVERS 2
セイレン
チェインクロニクル
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス
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ありがたいことにPPTVに関しては今期も情報提供をしていただきました。
PPTVは他のサイトとライセンス確保のルートが異なるような印象を受けますがどうなのでしょうかね。
「青の祓魔師」などは内容よりもライセンス的に当初中国国内では配信されないのではと言われていたものの、PPTVで配信されるというニュースが流れて意外に受け止める人が出たりもしたそうです。


とりあえず、こんな所で。
一応気を付けてはいるのですが、配信状況リストに関しては毎度毎度抜けや間違いが出ております。そんな訳でいつも以上にツッコミ&情報提供をお待ちしております。

「鬼平」に対する中国オタクの反応

ありがたいことに
「中国でアニメ版の鬼平犯科帳に関する反応はありますか?」
という質問を複数いただいておりますので今回はそれについてを。

「鬼平」

は中国ではbilibiliで配信されている模様です。

ただ題材が題材ですし、今の所中国オタク界隈ではほとんど話題になっていないようです。
以下に中国のネットからかき集めた
「『鬼平』に関するやり取り」
を例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきますが、現時点では中国のネットにおける「鬼平」に関するやり取りの絶対数が少ないということを予めご了承ください。


ほとんど話題になっていないが、「鬼平」ってどう?
私は第一話を見た感じでは悪くないと感じたんだけど。

良いよね。自分は第一話のクオリティに加えてキャストやスタッフを見て追いかけるの確定。

消去法の結果で見てみたが、悪くない。
今期は恋愛系のばかりで、なかなか好みに合うジャンルのが無かったが「鬼平」は予想外の収穫。

「ACCA」と「鬼平」を追いかけるつもり。
他の作品は第三話まで様子を見てかなー

青年向けの絵柄と大河ドラマ的なストーリーの作品だね。クオリティも高いし、ストーリー的にもちゃんとした「深夜向け」の者だと思う。

時代劇アニメ、良いね!
「るろうに剣心」っぽい印象も受けるが、時代が違うから社会的な描写も興味深い。

声優に関しては「るろうに剣心」とかを思い出したりもする。

漫画の方を知っているから、実写の方が良いのでは……と感じた。アニメだと絵柄の関係で顔の違いがそこまでハッキリ出ないし、見ていて時々混乱した。

混乱するのには同意だ。
服装も髪の色も現実寄りにしているし、似たような服装で多人数が同時に出て来るシーンは厳しい。

鬼平と周囲の年齢差がそんなに無いように見えてしまうんだよね。息子と並べてみても親子の年齢差に見えない。
そういった部分を除けばなかなか良いアニメになっていると思うが。

見ている人少ないようだけど、一月の新作アニメでは一服の清涼剤。
私はこういう硬派な絵柄と少しの苦みのあるストーリーはかなり好みだ。バトルシーンも良く動いているし、音楽がなんと田中公平だとは。

「鬼平」は悪くないんだけど、飛び抜けて良くもなかったかな……なんか期待し過ぎたのかも。上手く言えないんだがアニメだとなんかこう、分かりづらいというか感情移入し難いというかな部分がある。

ストーリー部分だけなら問題無いんだけど、やはり設定の把握が難しいね。日本人ならお約束として説明不要で理解できるものばかりなのかもしれないが。

時代小説原作だしアニメだけどテレビドラマ、時代劇っぽい。
ただテレビドラマに比べて話の展開が速いような?

日本のテレビの大河ドラマや時代劇はCM込で1時間程度が一般的だから、そこを30分にしたので内容が駆け足になっているんじゃないか?鬼平はテレビシリーズも名作として知られているわけだし、アニメの構成にするのは大変そうだ。

面白かった。ストーリーも音楽も良い。
ただ、画面の中の情報をきちんと理解するのがわりと難しい。

細谷と浪川目当てで見たら予想外に面白かった。特にエンディングの美しさが印象に残っている。

キャストを見ると大ベテランもいるし結構豪華だ。あの面子の中では浪川が若手に見えるね。

鬼平は良心的な作りで面白いアニメだろう。
でもあんまり話題にならないのも分かる。
よし、逆に考えよう。このまま私だけが知る良作であってくれ!!

強烈な引きのあるストーリーではないようだし、脱落する人も出そうだ。群像劇でキャラの入れ替わりも激しいようだし。

見るからに純和風の作風なのに、最後の作画関係のスタッフ名が韓国の名前ばかりなのは意外だった。

そこは私も驚いた。かなり韓国産なアニメなんだね、コレ。
美術指定の方がちゃんとできていれば韓国にぶん投げてもこういうのができるのだろうか。

第二話は作監、原画が日本人スタッフだけど第二原画や動画とかが北京写楽だったし、かなり海外に投げてるのかも。作画のクオリティとかが果たしてどうなるのか……

音楽にマッチした雰囲気がスバラシイ作品。マイナーな扱いになるだろうが、俺は追っかけるぞ!

音楽良いよね。特にOP。
なんだこのカッコイイOPは!?と思ったら音楽が田中公平だった!!

ジャズっぽいOPは「カウボーイビバップ」や「ルパン三世」を思い出したよ。

私はEDも好き。静かな風景描写と共に流れる歌が良い。

ところで、アニメを見ていて気になったんだが昔の日本ってあんな風に盗賊を捕まえたの?なんかとてもおかしなスタイルに見えるんだが……

日本の時代劇とかはほぼあのスタイルだし、日本の歴史風俗的には間違っていないよ。あの髪型とかと同じく、江戸を舞台にした際のお約束だ。
もっとも、慣れてないとヘンな感じに思えるのはしょうがないから気にするな。俺も最初はそうだった。

劇中の司法機構がよく分からん。
悪人を捕まえる際にどの程度のことができるのか、どういうことをやってはならないのかとかが。

とりあえず拷問は可と。

拷問……フフフ、実は細谷さんの拷問されるボイスに興奮してしまいましたわ。ありがとうございました!

えーと、鬼平達って例えば新撰組と比べるとどう違うんだろう?
鬼平の方が中央に近い組織なのは分かるんだが、「やれる範囲」「やってもいい範囲」とかが分からない。

鬼平は火盗改方という、主に放火や強盗(或いは放火しての強盗)を取り締まる役職なんだが、これは対武装盗賊団という役割もあるのでかなりの武力を持っている。ただ、下部の実動組織でもあるから裁判権までは無いはず。

新撰組に関しては敵を全部斬り捨て可能みたいな描写もあるが、あれは基本的に対武装テロリストみたいなもんだし、時代と環境による特殊なケースだろう。
実際は鬼平の方が管轄や権利行使可能な範囲は広いだろうね。

小説原作だし、歴史文化の空気の濃い作品だね。
キャラや街並みなどにおけるその辺りの描写は見事だ。日本のこの方面の文化に興味があるなら見る価値のある作品だと思うよ。

「昭和元禄落語心中」がいける人なら一緒に見てみるといいかも。自分は「鬼平」を見て「落語」につながるものを感じた。

「鬼平」は個人的には好みなんだが、周りには薦め難いのが少々残念。
歴史モノで時代を感じられる内容になっているが、その歴史の感覚が日本のものだからな……中国の視聴者がついていくのは難しい。OPとEDは今期トップクラスにも思えるし、そっちからやってみるか。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈で「鬼平」に手を出すような人は、この手のジャンルに最初から興味があって予備知識のある人、或いは声優やスタッフに興味がある人なのもあってか実際に見た人の間では比較的好評のようです。

ただ、それでも日本の時代劇特有のお約束及びお約束前提の描写に関して苦戦している所があるようですし、それに加えてキャラの描写や記号が一般的な日本のアニメと少々異なるのも難しさに拍車をかけている模様です。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
それから中国における1月新作アニメの配信状況まとめの方はもう少々お待ちを……


鬼平犯科帳アニメ化に対する中国オタクの反応

「幼女戦記」に対する中国オタクの反応

ありがたいことに
「幼女戦記の中国での反応は?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

「幼女戦記」

は中国では優酷土豆が独占配信(有料会員限定)をしているようですが、この作品に関して中国オタク界隈では原作の方に強烈なファンがいましたし、アニメに関してもイロイロと話題になっているようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「幼女戦記のアニメ」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「幼女戦記」が始まったぞ。
お前らの大好きな戦争モノでおっさんばかりの作品だ。
主人公のガワは幼女だがな!

自分の中では今期の期待作だったんだが……第一話は正直期待外れというか、不安になる出来だったね。

アニメの第一話、いきなりライン戦線だからな。私も見ているうちにどんどん不安になった。

第一話はなんか想像していたのと違う……いや、戦場の空気自体は想像と違うわkじゃないんだが、なんだろう、これ……

第一話の反応は大荒れになっているな。肯定否定で両極端に分かれた。

第一話は完全に間違っているわけではないが、イロイロと削られ過ぎだったように思う。歩兵を殺しまくり、敵ネームド集団を爆殺するのがこの作品の良さではないのだが。

最初はBF1の世界観っぽいなーと思ったが、後の方はかなり違った。
でも原作知らない身としては全体的に見れば悪くなかった。

想像していたよりも良い感じではあった。
ツッコミ所に関しては小説版に漫画版にもあったんだし、アニメに対して文句をつけすぎるのもどうかと思う。表現方法や、デザイン関係は悪くない。中でも戦場の泥臭さや冷たさは良い。

これって「終末のイゼッタ」みたいな話では無いってことか……?
今後はどうなるんだろう。
あとネタバレ情報はいらないからね!

第一話の大規模魔法に神への祈りってのは何なんだ。
ちょうどFGOやってるからジャンヌの変形のようにも思えてしまう。

そこは重要なポイントだから、伏線として意識しておくといいよ。
その部分に関してはきっとあとでエピソードを使うと思う。構成変えても削除はできない所だから。

今の反応の荒れ具合を見ると、最初はトリップシーンや存在Xのあれこれから始めた方が良かったと思うんだがなー

キャラデザが漫画ほどよくない。特に副官が微妙。

反応を見ると、キャラデザは特に不評だね。小説や漫画との違いに反発している人が多い。

面白いと思うぞ!
今期の作品の中では一話からクオリティも高いし!
てか最初に存在Xとの対話で十数分やるのはアニメだとマズイだろ……

キャラデザについては見ていれば慣れると思うよ。動きがぎこちないわけでは無いしね。
一定の範囲内ではあるが、特徴のあるキャラデザっていうのはプラス要素だ。今の時代、普通の美女美少女キャラなんてのはありふれているのだから。

期待した通り顔芸の良い作品だった!
あと悠木碧の演技が良い。子供、幼女であっても場面や年齢設定に合わせて別の演技をしているのがスバラシイ!

幼女は良いんだよ。
問題は副官だ。カエル顔過ぎて……

早見沙織目当てで見始めたんで副官キャラも悪くないと思っているが、不評なのか。

私も面白いと思ったけど、原作党にとってはダメなのか?
雰囲気は良いし、この後のストーリーも気になる作品なんだけど。

私は硬派な戦争小説系の作品だと聞いていたしこんなもんかと思ったんだが……、

第一話はいろんな部分を削り過ぎているってのが反発の原因かな。
原作にはトリップ系の作品に対するパロディ的な面もあったりしたんだけど、そういうのも描写されなかった。私もお手軽戦争作品にならないかと不安になった。

第一話にキャラの内面描写が無かったのはやはりマイナスだろう。
容赦ない行動と微妙に狂った思考や独白は欲しい。この作品の最大の特徴は「強い幼女」では無くそのズレの部分なのだから。

第二話でトリップの説明や、内心の描写が入って安心した……あのまま俺TUEEEEEだけだったらどうしようかと。

原作読むと第一話で不満が出た理由が分かるぞ。
私も原作版と漫画版読んで理解した。構成としては最初に西方で、2話から過去や北方の話になるんだろう。

この作品、第二話を第一話にした方が良かったんじゃないかな……第二話が実質的なスタートだし、背景説明も入るしで。

第一話はいきなりライン戦線から入っちゃったしね。
トリップモノの設定も、主人公の内面についての話も無かったから、なんか期待していたのと違うと感じてしまった。

最初から見ているヤツって、幼女の皮かぶった終末戦モノを期待していただろうからな。

そうかもしれん。私は主人公の活躍は見たいが、戦場で俺TUEEEEEやるのを見たかったわけじゃないんだよ。もちろん戦場シーンのクオリティが高いに越したことは無いんだけど。

第一話は作品壊し過ぎ!と思ったけど第二話になって安心したよ。

第二話を見て感じたんだが、やはり主人公の心理描写というか内心のセリフが無いと面白くない。今後はそういうのをガンガンやって欲しい。

なんだかんだで期待できそう。
今期は「小林さんちのメイドラゴン」や「この素晴らしい世界に祝福を!」が伸びるのではとされていたが、「幼女戦記」もかなり良いな。

でもどこまで伸びるかな……ロリコン系の作品ってディスク売れないし、こっちでも幼女でミリオタ向けとなると再生数を稼げるか……

それに土豆優酷が版権取ったから有料独占配信だしね。
もっとも、今期はiqiyiも独占配信に入っているからそこまで影響しないとも考えられるが。

ドイツっぽくて世界大戦的な背景とか大丈夫なのかという心配も……一応、装備とかは小説や漫画から変更しているようだが。

そう言えば装備もWW1寄りになってるのか。
小説版や漫画版だと第三帝国的だったけどアニメ版だと変えてきているな。

装備の時期と時代のズレがちょっと引っかかっていたから、その辺りの変更は作品の整合性敵にも良かったように思う。

モチーフになった年代的にはWW1.5くらいだっけか。ただ、いくらやっても設定だけで燃え上がりそうだなあ……

実際、話題になり過ぎると問題なのは明らかだしね。
思想(しかも思想だけでも多方面に!)、バイオレンスをはじめとしたあれこれが……ここまで多いと逆に開き直れるけど!

第二話は空戦描写も良かったし、悠木碧の演技もスゴかった。
あと現代の駅の「劇場版オーバーロード」の広告には笑った。とても正しい広告展開の仕方だ!

ところで、「幼女戦記はロリコンを治療できる作品」という話を聞いていたのだが、全く良くなったように思えない。むしろ、狂気をはらんだ顔芸幼女の素晴らしさに目覚めてしまったんだが。

そうだ!俺もその評判を信じていたのに!
どうしてくれるんだ、病状が悪化した!



とまぁ、こんな感じで、
第一話で不安を感じた人も少なくなかったようですが、第二話でその辺りの不安が一応解消されて一安心……な空気になっているようです。

「幼女戦記」はラノベ読みやミリタリー系のファンといった、中国オタク界隈でも比較的「濃い」層の間で評価が高かったそうですし、第一話の展開や描写に関しては原作ファン的な視点からの不満や困惑の意見もかなり目に付きました。

ざっと見た限りではありますが、今期の作品の中では原作知識ベースの反応の割合が最も高い作品になりそうな気がしますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なぜ我々はアホ毛を受け入れているのか。あれはいったいどんな流れで受け入れられるようになったのだろうか?」

寒さで更新する意欲が削られているので、今日は手軽なネタで一つ。

中国オタク界隈には様々なオタク的な概念や萌え要素が広まっていますが、そういったものの中には比較的最近になって日本と同じような扱いになったもの、一昔前はあまり知られていなかったか意識されていなかったようなものもありまして、例えばいわゆる
「アホ毛」
などもそういったオタク的なネタの一つのようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「アホ毛の由来、受け入れられ方」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ我々はアホ毛を受け入れているのか。
今ではウチの国の人間も「呆毛」として普通に扱っているが、よく考えてみれば明らかに異質なパーツだ。あれはいったいどんな流れで受け入れられるようになったのだろうか?

10年位前はこっちでわりと否定的な扱いだったような。今でもネタにはされているが、昔はもっとバカにする感じだったな。

ヘンなアホ毛についてのネタはちょくちょく話題になるが、どうやって浸透したかか……うーむ。

「灼眼のシャナ」とかを見ても分かるが、アホ毛キャラ自体は昔からウチの国でも普通に人気になっていたのは確かだ。

ウチの国に入った作品だと、アホ毛キャラいるのは「スレイヤーズ」くらいからだろうか。
リナはアホ毛キャラだよね。

確かにリナ=インバースはアホ毛か。
人気になった作品ではかなり古い方に入るな。見ていた当時は意識しなかったが。

そもそも、なぜあれが「呆毛」と呼ばれるようになったんだ?
昔は別の名前で呼ばれたりもしていたはずだが。

日本語の「阿呆」「アホ」に見えるからアホ毛、中国語にはその流れで「呆毛」として広まったんだろう。ちなみに中国語訳としては直訳の「阿呆毛」や意訳の「笨毛」や「蠢毛」なんてのもあった。その中で「呆毛」が残ったのは元の単語との関係や、萌えを感じる言い回しだったからだろう。

受け入れる方向に関してはそんなに抵抗ないだろ。
髪がアホ毛っぽく立つ人はそれなりにいる。

アホ毛がこんなに意識されたりする前も、アホ毛的なキャラは普通に出たいたんじゃないか?

アホ毛は髪型の表現の一つでもあるからね。二次元で髪型を描き分ける際のパーツとしてのアホ毛だ。
実際、跳ねる前髪、つむじの毛といった表現は日本でもアメリカでも昔からあるぞ。

「萌娘百科」では「アホ毛を持っているキャラが一人だけの場合、そのキャラは主人公」という法則が言及されていたが、主人公用のトレードマークとして広まった面もあるのだろう。

日本ではアホ毛系のデザインは過去には「アンテナ」という俗称でも呼ばれていたらしい。
見た目もそうだが、日本のアニメや漫画には鬼太郎などの髪がアホ毛的に立ってアンテナになるキャラもいる。これは恐らく阿良々木くんのアホ毛ギミックの元ネタの一つでもあるな。

昔はアニメのアホ毛に関しては強烈な寝癖みたいな扱いもあったんだが。

一度意識しだすと、日常生活の様々な時にアホ毛を意識してしまうようになる。
最近は、寝癖の方をアホ毛というようになった!

普通にアホ毛みたいな髪型になっている人を見たこともある。
まぁ現実ではアニメのように萌えるとかカッコイイとかではなかったが!

ウチの学校の先生の寝癖、クラスメートがアホ毛だアホ毛だと喜んでいたっけな。

ウチの国でいつ頃からアホ毛の概念が入ったのかは何とも言えないが、広い範囲で認識されるようになったのはディーン版のFateのアニメからじゃないか?
セイバーの通称がまんま「呆毛」なわけだし。

なるほど。そう言えばアホ毛の代表的キャラとして泉こなたが挙げられるけど、ウチの国で「らき☆すた」が人気になっていた頃はアホ毛って特に意識されていなかった覚えがある。

でもFateが入った当時はそこまでアホ毛のキャラという扱いでは無かったぞ。てか当時は「呆毛」の呼び方すら一定しなかったしね。
あの通称が広まったのは作品人気と時間差があったように思う。

当時は概念は入っていたが、中国語訳も混乱している日本のオタク用語の一つ程度だったような。

しかし、セイバーがアホ毛のイメージをウチの国に普及させたという点は間違いないだろう。セイバーは公式がアホ毛をキャラの重要なパーツにしているし、意識させられる場面も多い。

昔は触覚、「蟑螂角」(ゴキブリの触覚)なんて呼び方もあったな……でも今ではゴキブリどうこうは言わなくなったか。

ゴキブリの場合は明らかに2本バージョンを意識しているし、そっちの方が先だったのか?使われなくなったのは、今のアホ毛有名キャラにはアホ毛1本が多いからとも考えられるが。

あれ?日本では二本のアレもアホ毛なの?
私はアホ毛というのは一本で、二本のは触覚的な呼び方の方だと思っていたけど。

二本や三本でもアホ毛だぞ。そうか、今のキャラから入ると二本以上のキャラは案外少ないのか?

蔑称というか、否定的なニュアンスでの扱いじゃなくなったからね。萌えパーツに対する扱いが、ウチの国でも変化してきたことの現れという見方もできそう。

昔はキモオタ向けアニメ特有の奇形、ちゃんとした作品にはこんなの出ないみたいな空気もあったような……

過去にウチの国でも大人気になった「カードキャプターさくら」とかもアホ毛が激しい気がするが、彼女はアホ毛キャラとは言われていないよね。どの辺から変化したのやら。

どこから始まったということに関しては、「昔からあった」くらいしか分からないが、こっちで受け入れられるようになったのは人気作品にアホ毛キャラがあったのと、近年はアホ毛のデザインがやや落ち着いているからというのも理由としてあるのではないだろうか?

ふむ……「Fate」も「物語シリーズ」も「CLANNAD」もアホ毛ついているけど、作品を見る上では気にならなくなるし、慣れたというのはあるか……?

確かに最近はアホ毛は退化傾向にあるね。
一昔前のアホ毛って、今の感覚で見ると奇異過ぎるように感じられる。

昔と今では二次元におけるキャラの描き分け、流行が変化しているからね。
一昔前のハーレム系の作品とかは髪型で描き分けてキャラデザインを分けないといけないケースも少なくなかったし、アホ毛が流行していたからアホ毛も当然恐竜化するよ。

ふーむ、髪の色だけじゃダメ、特別なデザインも必要という時代だったのだろうか。

なんか分かる。
「ヨスガノソラ」とかは全員アホ毛キャラだしね。

そういうことなら「ニャル子さん」辺りが進化の頂点か?

「ニャル子さん」は既に退化が始まっていた頃じゃないかな。
「CLANNAD」がエロゲーで出たくらいがアホ毛が最も尖っていた時期なのでは。その後徐々に衰退というか、落ち着く長さや太さになっていったように思う。

「CLANNAD」は本当に触覚だったからな……

そうだ思い出した。私にとって「CLANNAD」はアホ毛が子供2本で親3本というキャラデザがわりと衝撃だったね。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における「アホ毛」に相当する訳語の変化や、アホ毛的な髪型に関する認識もイロイロと変化しているようでした。

私も今回のやり取りを見ていて思い出したのですが、中国オタク界隈では「アホ毛」に関して当初あまり肯定的な扱いではなかったはずなのですが、いつのまにやら萌え要素として普通に扱われるようになっていますね。

「Fate」のセイバーに関しても、通称の一つに「呆毛王」がありますし、オルタ化した場合にはアホ毛ギミックからか「無毛」「黒無毛」、謎のヒロインXになると「X毛」などといった通称があるのだとか。
こういったオタク関係の概念についての感覚の変遷や影響の流れを見ていくとイロイロな背景が見えてきますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「霊剣山の二期は一期よりかなり良いな!」「でも、どうせ崩れるんでしょ?」

ありがたいことに
「霊剣山の二期に関する中国オタクの反応は?」
という質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

先日日本での放映も始まった霊剣山の第二期
「霊剣山 叡智への資格」(公式サイト)
ですが、中国では日本のアニメが配信されている主要な動画サイトで配信されているそうで、なんだかんだで話題になっている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「霊剣山 叡智への資格」
に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


霊剣山の二期は一期よりかなり良いな!
キャラの作画も背景の作画も、一期に比べてかなり見れるものになっている。

でも、どうせ崩れるんでしょ?

制作に関しては準備期間もあったし、体制は整っている、少なくとも一期よりはマシになっているんじゃないか?

動きとかは怪しいし、キャラデザ的にちょっと引っかかる所はあるが、全体的に見れば第一期より良くなっているぞ。

王陸が一気に老成したな。
第二期は重めな方向に作風を変えていくのだろうか?
でも全体的に見れば好ましい変化かな。

第二期の画風がどう影響するか……とりあえず自分は三話まで見て考えるやり方でいくわ。

第一期は一話から崩れていたから、今の所は確実に上だぜ!

第一期は最初は称賛しまくられていたけど、放映始まったら称賛と罵倒が両方出て混沌としたな……その後は低評価、話題にならないという流れになってしまったが。

第二期も日本側が作ってんだからどうせ崩れるよ。
日本の連中が中国の作品を真面目に作るわけがない。なんで自分達でやらないんだ。

残念ながらウチの国では今の所アニメを作るのは視聴者のため、面白い作品を作って人気になる商売のためではない。話題になって株価を上げる商売のためだ。その目的のための「良い所」と視聴者の求める良い所が異なるのもしょうがない。こっちはこっちで楽しめる所を楽しんでいくしかないよ。

なんだかんだで第一話は安定していた。背景もキャラも前に比べてきちんとしていたし。

よし、少なくとも五話くらいまでは追っかけよう。

しかしあのギャグ系の空気はどこにいったんだろう。
これはこれで悪くないが。

でもディーンだからなあ。今期手がけている作品に落語のアレがあるし、また養分にされるんじゃないかと不安になる。

見た感じ悪くないし、今後にも期待だ。

私は一期がアレだったから最初から追っかける気にはならんかな……評価待ち。

作風をガラリと変えてきたが、一期前よりこちらの方が良いね。

さすがに第一期よりは良い環境と人材で作られているとは思う。
だけど今期はディーンの大事な大事な「昭和元禄落語心中」があるから、今後に関してはどうも安心できない。

ディーンだけでなく絵夢も関わっているとはいえ、絵夢の方も複数の作品に関わっているからこの作品だけに注力するわけじゃないだろうしな。

ところで前期の霊剣山のアニメって日本の評判ってどうだったの?

どんどん見る人がいなくなって霊剣山じゃなくて零剣山になっていた模様。でも中国国産系のアニメの中では一番話題になっていたし、広告も多かった。秋葉原や池袋とかの日本の重要な駅でも大規模な広告を展開していた。

邪教が出て来たし、ここから主人公が変わっていくんだっけ?
原作党の言う、面白くなるストーリーってここからでいいのか?

面白くなる所ではあるけど、第一期が微妙だったら合わないかもしれん。主人公は強くなるけど、仙侠バトル的要素は少なめかな。

このレベルだったら作画は今期の国内向けアニメの「全职法师」の方が出来良くない?テンセントはIP的にあっちの方を重視しているだろうし、当然かもしれないが。

「全职法师」は良い出来になっているよね。作画レベルが高いし、日本のアニメを超えた!と騒ぎたくなる気持ちも分かる。

霊剣山、作画は進歩しているというか、90年代の作品に見えた第一期に比べてちゃんと時代が進んでいるんだが、動きがまだなんか引っかかるかな。

確かに。動いたらなんか怪しくなるんだよな。まぁこれは他の国産系アニメにも言えることだが……

作画崩壊自体は主な問題ではない。ようは面白いかだ。
ここしばらくの間人気になっている「斉木楠雄のψ難」も作画は安定しないし、今期の本命の一つディーンの「このすば」も作画崩壊作品としてネタになっている。
つまり、ディーンで作画崩壊だからと諦める必要は無いということでもある!

約束されし作画崩壊であっても……!
ただ、萌え方面でも燃え方面でも現時点ではパッとしないのはちょっと不安。

萌え方面はかなり切り捨てている節もあるね。
そう言えばエンディングの王舞が垂れ乳になってしまっているし、私はそちらの方面が不安だ。

霊剣山はキャラじゃなくてストーリーの評価が高い作品だぞ。
キャラに関してはまあ、なんだ……

キャラと言えばFateパクリな某騎士王はどうなるんだ。

西夷編はまだまだ先だし、今の時点で気にしてもしょうがないだろ。
でも、ここまで沈んでいるならむしろ出したら話題になってプラスになる可能性すら考えられるか!?

第一期よりクオリティは高くなっているけど、まだ漫画版超えではないね。

作風の変化を肯定的に受け止めている人が多いけど、私はいまいち合わない。それにやはり演出が古いと思う……なんと言うか、「中華一番」を見ているような気分になった。

みんなの好き嫌いが結構分かれているようだね。
一期からここまで変わればしょうがないが。動画コメントでは一期が、フォーラムの発言では二期が良いという人が多い印象だ。

動画サイトで盛り上がる層と、じっくり見る層の違いみたいなものもありそう。ツッコミ所のある作品はなんだかんだで動画サイトでは盛り上がるし。

少なくとも第一期の何とも言えない安っぽさが消えたのはスバラシイと思う。前は3話まで見て判断するとかいうレベルじゃなかったから。



とまぁ、こんな感じで。
第一期の大失速の記憶もあってか、まだ様子見という人も少なくないようでした。ただ第一期からかなり変わった作風自体はわりと肯定的に受け止められている模様です。

また、ここ1年程の間に中国国産の比較的高い年齢層をターゲットにしたアニメ、中国のネット小説原作や、ネット小説的なノリの作品も増えていますし、
「オタク層も見れる中国国産アニメ」
という面からの注目は第一期が出た当時と比べてかなり少なくなっているような印象も受けますね。


私の個人的な感想では、やはり用語を聞き取る難しさや日本語訳の硬さが気になったり……中国語版と同じような字幕が欲しくなりましたね。

それから私の周りでウケていたのは第一話の最後で出た
「俗世のゴミ掃除」
という言葉で、これは中国語版では
「凡間铲奸除恶」
となっているそうですが、悪を滅ぼす、こらしめるといったものではなくゴミ掃除という言い回しだと
「汚物は消毒だーーー!」
みたいにも受け止められる!とかそんな感じでごく一部に好評でした。公式サイトでも「俺達による愚民のための仙道」という言葉を使っていますし、そういう方向のキャラになるんでしょうかね。

それからこれは中国オタクではなく日本人の知り合いから言われたのですが
「今の中国のコンテンツの仙人ってメガテンで言えばカオス寄りなのか」
「いやいや、ロウ寄りにも見える。ただしニュートラルではない。以前は中国の仙人はニュートラル属性のイメージでいたから、俗っぽさや独善的な所も興味深い」
という話には何となく納得してしまいました。

霊剣山に関しては作中に出て来る現在の中国のコンテンツにおける仙人、仙侠関係のイメージに注目して作品を見ていくのも面白いかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「霊剣山、なんでこんなことになってしまったんだ」

中国に刺さった「このすば」と、日本に刺さらなかった「霊剣山」

中国国産アニメの主人公はなぜ平気で一般人を騙すのか

中国オタク「日本の声優総選挙の基準がいまいち分からない」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

先日放映された
「人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP」
の中で
「声優200人が本当にスゴイと思った声優」
のランキングが発表されましたが、ランキング形式の分かり易いデータなのもあってか中国オタク界隈にも伝わりイロイロと話題になっている模様です。
声優200人が本気で選んだ「声優総選挙2017」結果発表(アニメイトタイムズ)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「声優総選挙」
に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の声優総選挙の基準がいまいち分からない。
少なくとも人気ではない。有名な声優か、元老級の声優か。どういう基準でああいう順位になったんだろう?

あのランキングは私もいまいち分からなかった。
日本のアニメファンならば納得できる結果なのだろうか?

どういう基準なんだろうね。キャリア?

名声や地位が基準になっているんじゃないか?
演じたキャラに関してはそこまで重要じゃないようにも見えるが……

やはり花澤香菜とかは入らないのか。

花澤香菜は現在大人気ではあるけど、声優としてのキャリアや実力に関してはまだまだってことじゃないかな。

このランクインした声優って、いわゆる元老クラスの声優だよね。俺の知らない人ばかりだけど、若い世代のオタクでどれくらいの人が知っているんだろうか……

さすがに関智一とかは知っているだろ?
それに高山みなみや田中真弓を知らないのはアニメを見ているのか疑われるレベルだぞ?

私はさすがに田中真弓や高山みなみとかは理解できたが、他はどうもピンと来ないね。知らないわけじゃないんだけど、どれくらいスゴイのかが分からないんだ。

林原めぐみは11位か。
もっと積極的に仕事して欲しいな……

ようは声優界の大先輩ってことだろう。
最近のアニメを見ているだけだとなかなか分からないと思う。

若本規夫が出ていないのは不思議。

私は大塚芳忠とかは入っていると思ったんだけど。

大塚は大塚周夫が大塚明夫関係で出ていたな。

古谷徹とかも無しか。
ガンダムで主要キャラを演じた声優は榊原良子と関智一だけか?

ガンダム声優としての紹介は無かったが、カイ・シデンをやった古川登志夫も上位にランクインしている。

シャアもアムロも無しか……古谷徹は演じた作品も多いのに、声優の間での評価は低いってことなのか?

石田彰でもダメなのか。

ガンダム関係では大塚明夫を忘れているぞ!
私としては大塚明夫がランクインしていて嬉しかった。

元老級だというのは分かるんだけど、富山敬は出ないのか……

さすがにお亡くなりになってから時間が経っている人は出ないのでは。

声優界内部での投票だから人気投票とはまた違った結果になっているんだろう。ファンの人気よりもキャリアと実力寄りの結果になっているんじゃないか?

声優に詳しければ背後関係とかも分かるんだろうけど、自分のレベルでは意外なランキングという印象になってしまうね。

で、一位は結局誰だったのよ。

一位は山寺宏一。
日本では極めて評価の高い声優で、田中理恵の夫でもある。

田中理恵の旦那が一位か。

みんなそう思うよな!
私も山寺宏一のイメージはその奥さんに関してがほとんどだ。

スパイクは良いキャラだけど、考えてみれば前世紀のキャラだからな……若いヤツは知らないか。

このランキングに何の問題があるんだ?
とても納得のいく結果だろう。これに疑問を感じるヤツは声優の知識が偏っているだけだ!

それはそうかもしれないが、やはり今のオタクに人気のある声優は外されているとは感じちゃうなー

オタクに人気の声優に関しては森川智之や諏訪部順一、それに関智一とかが入っているんだが。

関智一はそういった人気じゃなくて「ドラえもん」の声優としての扱いだったぞ。本人もカメラの前で常にスネ夫人形をアピールしていた。

森川智之はあれだけ色んな作品に出ているのに、代表的なキャリアは吹き替えになっちゃうのか……順位よりもここがショックだった。

吹き替えと言えば、玄田哲章はてっきりランクインしているもんだと思ってた。アニメに加えて吹き替え声優としても有名な役をたくさん持っているんだが。

森川智之や関智一、諏訪部順一が若手扱いなのは面白かった。日本の声優の年功序列事情が興味深い。

でも松本梨香や緒方恵美とかが「全く知らなかった」という発言をしているし、どの辺りを対象にして行われたものなのか疑問は残る。

テレビ局と声優事務所の関係じゃないかな?
動画素材を使えるかどうか、関係者の資料があるかどうかなんてのも影響するだろうし。この番組を作ったテレビ朝日は「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」が主力だから、そっちの声優を推しているようにも見える。

竹内順子がいないのはそういうことか。

そうとも限らない。別のテレビ局で放映されている「ドラゴンボール」や「ワンピース」の有名声優が出ていて、そちらの方から映像と一緒に紹介されている。

そう言えば「ドラゴンボール」の影響が見て取れるランキングでもあるな。
10位以内のうち4人が「ドラゴンボール」の重要な役を演じている。

そこは「ドラゴンボール」というよりも、少年ジャンプで原作が連載されていた有名作品じゃないかな?

文字だけ見るとそういう印象になるかもしれないが、実際の番組では「ドラえもん」がかなりクローズアップされていたよ。下手したら「ドラゴンボール」より多かったかも。

結局、声優界の内部投票によるランキングで、影響したのはキャリアと実力、そして人脈ってことでいいんじゃないか?

人脈は影響してそうだなー
大手では無い、大手から独立したような事務所の声優や実質個人でやっているような声優はほぼ入っていない。

聴く機会の多い声優と少ない声優がハッキリ分かれているように感じた。

少々の疑問はあるけど、名声と実力による結果というのは間違いないだろう。元老級の声優の演技は確かに凄いからね。
そしてそんな中で4位に入っている沢城みゆきは本当にスゴイということだ!

そうそう、上位で意外だったのは沢城みゆき。
私もスゴイ声優だとは思っていたけど、元老級を押しのけて上位に入れるほどの評価だったとはね。

声優も興味深いが、代表作の扱いも面白いね。
日本のアニメ界では今もなお「ドラゴンボール」が重要な地位にあるということが実感できる。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈で有名な声優があまり出ていないこともあってか、様々な反応が出ていましたし、詳しい人の中には事務所やテレビ局などの影響を意識したりする人もいるようでした。

ちなみに中国における日本の声優の知名度に関してはやはり最近の作品、中国でオタク層が本格的に確立されるようになった00年代後半以降の人気作品に出演している声優の知名度が圧倒的に高いようです。

それに加えて基本的に吹き替え版の方で中国に広まったメ作品の場合は、アニメのキャラの声の記憶が日本の声優ではなく、現地の吹き替え声優による記憶になっている人がほとんどということになります。
またそういったことから、
「中国で人気になった日本のアニメ作品の人気キャラを演じていた声優」
であっても、中国オタク界隈では知られていない或いは情報だけは知られているが思い入れは無いといったケースも少なくないのだとか。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


石田彰に見るこの十数年の中国の声優人気の盛り上がり方

中国オタク的疑問「山寺宏一ってどんな声優なんだ?どれくらい有名なの?」

中国オタクの「実力派声優ランキング」への反応


1/11追記:誤字脱字修正、コメントでご指摘のあった過去記事のリンクを追加。
昔の記事についてすっかり忘れておりました。ご指摘ありがとうございます。
中国オタク界隈の声優関係の知識や人気の変化はイロイロとありますが、この手のランキングの話題では山寺宏一さんに関する日中の認識の違いがほぼ必ず出てきますね。

中国オタク「日本では男ばかりの女性向けアニメしか売れなくなってるの?」

ありがたいことにネタのタレコミ&質問をいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本以上に「ディスクの売り上げ」が作品人気、評価の指標として重視されているような所がありますが、それだけに最近のアニメビジネスや出回ってくる売り上げ関係の情報の変化についてはどう読めばいいのか戸惑う人も出ているのだとか。

特に直近の10月の新作アニメに関しては、
「ディスクの売り上げの上位を女性向けとされる作品が占めている」
ということが話題になっている模様です。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたその辺に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本では男ばかりの女性向けアニメしか売れなくなってるの?
近頃の男性向け作品は爆死してばかり、10月などはいよいよ上位が女性向けで独占状態だ。

確かにそういう傾向が出て来た感もあるな。
でも「ユーリ!!! on ICE」とかに関しては10月新作の中でトップを取っても不思議ではないんじゃないか?あれは普通に出来の良い作品だぞ。

こっちだと土豆が有料会員限定の独占配信だったからあまり伸びなかった気もするが、普通の男性向けサービス過多のアニメとは比較にならんレベルの良作だったよね。

最近の男性向けは良い作品がパッと目に付かない。アイドルアニメなんかも微妙な量産型ばかりだし、オリジナルはほぼ埋もれている。
ディスク販売の数字でもそれが出てしまっているのでは。

でも「リゼロ」とかでもそこまでディスク売れなくなってきているんだが……

以前から人気の印象とディスクの売り上げが異なることは珍しくなかったが、最近は人気作品がディスクでも人気っていうことの方が珍しくなってないか?

その辺りのズレを爆死呼ばわりしての作品叩きが横行していたような面も存在したが、近頃はあまりにも人気の印象と売り上げが違うから、爆死連呼も説得力が無くなってきているな。

商売でやってるんだし作る方もバカじゃない。
金を払ってくれるのは主に女性だから現在の新作アニメで流行しているのが腐女子向けもカバーできる比較的ライトな女性向けになっているんだろう。

BLっぽい解釈もできる程度であれば男性も見てくれるだろうからな。
最近だと男でも人によっては「ナンバカ」とかまでならいけるようだし。

最近も男性向けと思われるオリジナルアニメの出来自体はそんなに悪くないと思う。ここ数シーズンでも、それなりに面白い作品は出ている。ただディスクは売れないし、「ユーリ」と比較するのは少々厳しい。

結局は商売だ。市場が決める。
男性向けのお色気ハーレムアニメがあるのに女性向けのお色気逆ハーレムが許されない道理はないってことだな。

この一、二年程の間、いわゆる腐女子向けのアニメの方が平均的な質は高かったように思うんだけど。

そもそも、男性向けで女性キャラばかりの作品って、どこに刺さっているのか分からなくなってきているからな……こっちでも話題にならんし。

元々少年漫画って男性キャラが中心だったしヒロイン枠が拡大し過ぎた結果の揺り戻しなのかね。男性キャラだけでも、話が面白ければ男も見れるわけだし

腐女子向け的なレッテル貼られた作品が少年漫画原作でそもそも男性向けだったはず……というのもあるな。

私はキャラデザが極端に女性向けとかじゃなければいけるな。
ただ、最近はウチの国の国産アニメもわりと「女性向け」なキャラデザになっちゃっているのが不安だ。

そこは時代の変化によるものもありそう。
実写でさえも、今の時代の男性キャラに対して上の世代のおっさんが「女っぽ過ぎてキモチワルイ」とか言われちゃうわけだし。

これって、もう覇権だなんだはこっちの配信のランキングやコメント数で判断するしかないのか……?

それはそれで問題がある。こっちのランキングって「水分」が多い、多過ぎる!工作とかやりたい放題じゃねえか!注目度も再生数もコメント数もあてにならん!!

日本の売り上げの方がまだ信頼性があったわけだが、それもビジネスモデルが変化してくると……

配信による利益って発表されないか、意図的にぼかす形で流れるからね。ネット関係はどこもそういう所はあるけど。

私は「君の名は。」みたいな分かり易い、納得できる人気の形は本当に貴重だと思います!

男性向けの不調は近年新しい人気ヒロイン、分かり易くて特別、独自性のあるヒロインが生まれにくいといった所からも見て取れる。最近も「リゼロ」のレムとかが出たけど、他の作品の量産型ぶりはもう……

男性向けはなんか新作を放り込んで爆発させるのが厳しい環境になってきているように思う。平均的なレベル上がっているけど、個々の特別さは感じない。

姉系キャラに関してはこの数年はすっかり落ち着いてしまったし、最近盛り上がっているロリキャラに関しても受け手が疲弊している。現在は何だろう、学園系の百合か?

ウチの国はともかく、日本における百合のブームはかなり前じゃないか?
女性キャラばかりのアニメは目立つが。

百合とかオタクの中でもマニア向けだろ……
あと登場人物全部女性でマジメなストーリーでやったら、少女漫画系とか、女性向けにならないか?

今期のオタク向け作品でマトモだったのは京アニの「響け! ユーフォニアム2」だが、考えてみると京アニが作ってはいるが本来なら女性向け、男性にとってはマニア向けのジャンルになるんじゃないだろうか?

魔法少女も最近はダメだし、日常系も不作。アイドルも「ラブライブ!」の後追いはパッとしない。

魔法少女とか元々子供向けかマニア向けだし、日常系はあまり売れるジャンルではないだろ。今は男性向けアニメは「ラブライブ!」の一強状態。夏アニメがまさにそうだった。

最近は一般とまではいかないけどライトなオタクに広い範囲で刺さる題材が少ないのかもな。
ウチの国の公式配信の人気を見ても、上位は女性向けっぽいのか、分かり易い男性主人公のだね。「双星の陰陽師」とか再生数的には無茶苦茶強いし。

ストーリーが一般レベルの場合、男性キャラばかりのだけなら男女どちらの視聴者もそれなりに見るけど、女性キャラばかりだとそれだけで男女問わず一定の視聴者が離れるから、旧来の女の子だけの作品やその発展系の百合系は難しいんじゃないの?

確かにね。
ストーリーが面白ければ男性キャラだけでもわりと問題無い。純粋な腐女子向けって一般アニメではそんなに無いし、聖なる光が乱舞するお色気アニメのような露骨な作品にはならない。

男女関係無く笑い話にして語る際に、男同士のゲイネタは広い範囲で行ける。実際お前ら兄貴ネタ大好きだろ。でも百合はそうはいかん。

難しく考える必要は無い。元々オタクの世界では腐女子の購買力が圧倒的だった。それがアニメにまで来たってことだろう。

男女の購買力の差がここでも出るのか……

爆発力や人気の傾向に違いはあるが、オタクの場合は女性が男性より極端に金使うってわけではないはずだぞ。もちろん男性が女性より極端に金使っているわけでもないが。
コミケの割合くらいで見ておけばいいんじゃないか。

女性向けはファンの活動は長くなるが、商業展開は上手じゃない印象だね。最近は「おそ松さん」もすぐに萎んだ。あとウチの国では流行らなかったが「タイバニ」もいつの間にか消えていた。あくまで私の個人的な印象だが商業的には女性の方が移り気で飽きっぽいようにも感じられるんだが、どうなんだろう。

男のオタクの金を使う方向が変化したってのも大きいぞ。
ライブとかソシャゲに金を投入している。特にソシャゲはオタク向けがどんどん強くなっている。ディスクに対する消費が減るのも当然。

コンテンツは金に加えて時間というリソースの奪い合いでもあるからね。アニメは時間の奪い合いでソシャゲに対して不利になってきている。

アニメのディスクを買うのではなく、ソシャゲのガチャに課金して女の子引くようになってきているってことか……なんか分かってしまう自分がいる。

属性に萌えるだけならソシャゲの絵とボイスで良いって人も増えているのかな?
しかも最近のソシャゲはストーリーも強化され、奈須きのことかまで来ているし。

オタク向けのコンテンツのビジネスモデル、人気の核になるコンテンツというか、メディアごとの影響力の関係がいよいよ変わってきたということなのかなー



とまぁ、こんな感じで。
最近は中国にいても日本のオタク関係のビジネスモデルの変化を感じられるようになってきていますから、自分達の趣味がどうなっていくのかイロイロと考えてしまったりもするようですね。

中国オタク界隈では長い間日本のディスクの売り上げが人気のバロメーター的な意味で扱われていましたし、
「売れている作品=優れた作品」
的な方向による不毛な争いも頻発していましたが、作品の収益に関してどこを見ればいいのか分からなくなったりもしているようです。

実際、作品によっては私の方に聞こえてきたライセンス関係の収益っぽい情報と、ディスクの売り上げから来る収益の印象がかなり違っていたなんてこともちょくちょくありますしね。
もっとも最近は中国のアニメ配信ビジネスも更に変化しているというか、日本のアニメに関するバブルが弾けて以降の再編が加速している感もありますし、それに加えて世界規模でアニメのライセンスの扱いも変化しているので、配信に関してもいよいよ「作品の収益」というのがパッと見では分かり難くなっているようにも感じられますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「刀の鞘の扱いが気になる。長すぎる刀の鞘とかが特に」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

最近は中国語化された情報も多くなりましたし、アニメや漫画のお約束的な表現も広まっていることから、一昔前に比べて日本のアニメや漫画の内容は随分とスムーズに中国オタク界隈に受け入れられているようです。
しかし現実にあるもの、特に日本特有の物事に関しては
「どこまでが誇張表現なのか」
といった方向で混乱したりすることもあるという話です。

中国のソッチ系のサイトではそういった方向の話題の一つと思われる、
「長い刀やその鞘」
などに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


刀の鞘の扱いが気になる。長すぎる刀の鞘とかが特に。
アニメに出て来る長い刀の描写にも誇張はあるんだろうけど、実際どうやって扱っていたのか、元になった現実はどんな感じだったのか気になって仕方が無いんだ。例えば抜刀の時とか、装備としての使い勝手とか。

言われてみれば鞘の扱いは気になるな。
普通の長さだったら腰に固定でそこから抜刀でいいんだろうけど。

長い刀の鞘は抜き差しするようなものではなく、かぶせるカバー的なものになっていて、使う時は抜くのではなく落とす、外す的なやり方だと聞いた覚えがあるんだが。

それは西洋の大剣とか中東の曲刀じゃないか?日本刀はああいった形の曲刀だから鞘の構造も特殊だったはず。

大太刀、野太刀は馬上で使うものだから鞘は馬に固定でいいんじゃないの?

馬に固定もありそうだが、それよりも部下が持っていたんじゃないか?
日本の武士は騎兵と複数の歩兵で一つの単位になっていて、歩兵が雑用も担当していたはず。

鞘はサブウェポン的な扱いもされていたんじゃなかったっけ。

私も補助兵装的な扱いもされるものだと聞いている。
例えば剣豪の佐々木小次郎は鞘も攻撃に含めて燕返しを行っていたらしい。

佐々木小次郎は鞘を武器として使うのではなく、捨てているはずだぞ。捨てた鞘に関する宮本武蔵の精神攻撃による動揺は有名なエピソードだ。

鞘か……ポールウェポンだと別に問題にならないというか、鞘無しだったりもするが、日本刀だと確かに疑問が生じるな。

でっかい武器持ちの中には鞘使わないで直接背中に固定状態なキャラも多いが、日本刀だと鞘とセットで抜刀もアリだからね。

二次元ネタで言うと鞘が分解とか、側面に口が開いているとかだろうな。
討鬼伝の太刀なんかはこの側面に口が開いているタイプ。

そういうタイプなら、木の鞘である必要は無くなる気がする。しっかりした布か革でいいだろう。

お前ら……ああいう長い刀はアニメや漫画の誇張だろ。二次元にいちいちツッコミ入れるなよ。

うん、そう言いたくなる気持ちは分かる。
でも3mの大太刀なんかが実在しているんだよ。

2mくらいで実際に使われていたという記録も複数あるぞ。
あと体格的に見ても昔の日本人の方が背が小さいから、最近のアニメや漫画の女性キャラの身長と長い刀の比率に関してはそこまで極端な違いは出ないという見方も可能だ。

二次元の設定、例えば刀は異次元から召喚だとか、四次元ポケットっぽい所にしまってるとかなら話は早いんだよ。
問題は2~3mの日本刀とその鞘が実在することなんだ。

カッコイイポーズの抜刀ではないけど、自分の身長よりちょっと長いくらいなら普通に抜刀できるぞ。私は実際にやってみたことがある。日本の動画とかもあるから探してみるといい。

長い刀は別で持つか、背負うかだろうね。
鞘を固定している場合は腰ではなく、背中から抜くので問題無い。腰に差すケースあったそうだけど、これは抜刀にかなりの技術が必要だったとか。

長い刀は従者が鞘もって抜くだけだぞ。戦争の際に武士は一人で戦っていたわけではない。特に古代の武士は戦争の際に従者がいるのが当然だった。その部分に関してはいわゆる「二次元的な誇張と省略」の結果だろう。

なるほど。そういう意味では長い刀って一人で使う武器ではなかったのか?

鞘の扱いなんて別に難しく考える必要は無いだろ。
振り回せばそのまますっぽ抜けて飛んでく。周囲への攻撃だってできる。納刀の時に苦労するだろうが、まずは有利に戦う方が重要だ。

私もそう考えてたわ。鞘を飛び道具にすれば一石二鳥だ。

でもそれやると、鞘の再利用ができなくなるような……大太刀の画像を見ると、本体以外は消耗品という風には見えないんだけど。

斬ったあとは歪むから鞘には収納し難くなるし、鞘ごと再修理でいいんじゃないか。

ならば鞘から射出というネタ路線でどうだろう?

電磁抜刀か。

いや、実はそれ良い線行ってるというか元ネタ的にきちんとしたのがあるのかもしれんぞ。
日本刀は抜刀する前にまず「鯉口を切る」という動作を行うんだが、これによって刀と鞘を固定している部分を外す、刀を鞘から少しだけ抜いた状態にする。だから外れない程度に軽く射出というか弾いて抜くというのは普通にありそう。

初歩的な質問ですまんが、日本刀の鞘って武器に使えるもんなの?
鞘を抜くときに吹っ飛ばしてぶつけるくらいなら持って使うのもアリだと感じたんだが。

俺もそれを聞きたい。武器として使えるなら刀と鞘で二刀流とかはどうなんだろう?なんか本当にありそうに思えるんだけど。

それはさすがに二次元ネタじゃなけりゃ無理だろ。鞘は木製だからそういう風に使ったら簡単に壊れるし、威力も低い。武士なら両手で持つ普通のスタイルの方が強い。
どうしても二刀流やりたいなら脇差かきちんと殴れる木刀で二刀流の方がまだ現実的。

補強されているから鞘のままでも戦えるというネタはどっかにあったような……ただ、普通は鞘は鞘でしかないだろうね。日本刀では鞘に関する神話伝説ってのも無いんじゃないかな?

鞘の方が大事、下手すれば強いのはエクスカリバーとかか。

上のレスにもあるが長い刀は背負って抜くという形で間違いはないよ。記録にもある。
だがアニメや漫画における明らかに間違えた描写なのが背負った刀の柄が利き手と同じ側にあるパターンだね。右手で背中から抜く場合、右肩ではなく左肩の側から抜刀するのが正しい。そちら側からだと、ある程度長い太刀でも背負ったままで抜刀できる。

何となく分かった。ようはガンダムがよくやるような抜刀はダメということか。配置に関してはジムカスタムのビームサーベル的なのが間違いで、RGM-79が正しいと。

画像調べてみたがその通りだ。よくMSの装備配置まで覚えているな……
もちろん短い刀だったり、刃の部分がエネルギー形成だったらRX-78式でも問題無いだろうけどね。



とまぁ、こんな感じで。
イロイロな意見や真偽不明な情報が飛び交っていますし、これが正しいという結論は出ていないようですが、中にはきちんと調べたであろう情報も出ていました。

この辺りの情報の確かさといったものに関しては、一昔前と比べて随分と変わったように思えます。またそれ以外にも、中国オタク界隈で通じる、通じやすい例えもイロイロとあるようなのが興味深い所ですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「『君の名は。』を見たら憂鬱になった」日本のオタクが『耳をすませば』で鬱になるというネタを少し理解できた気がする」

今年もあと少しとなりましたが、なんだかんだで今年も中国オタク界隈ではイロイロと動きがあったように思います。中国オタク界隈における今年の終盤の最もポジティブなニュースは恐らく
「君の名は。」

が中国本土でもヒットしたことではないかと思います。

当ブログ的にもネタの不足しがちな時期にイロイロな話題が出て来てかなり助かりましたが今回もそれに頼った話を……

ありがたいことに
「『君の名は。』に関しては好評や面白かったという反応ばかりですが、何か反発やネガティブな反応はありませんか?」
という質問をいただいておりましたが、その後ちょうど良い(?)具合に
「『君の名は。』を見て鬱になる中国オタクの人もいる」
という話を教えていただいたきました。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「君の名は。を見て憂鬱な気分になった」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


なぜ「君の名は。」を見たら憂鬱になるんだろう。
ハッピーエンドのはずなのに。
私と同じような気持ちになった人っていない?

分かる。自分もそういう気持ちになる。心が塞ぎこんでいるとか、そういったものだ。

ああ、良かった。鬱になるのは俺一人じゃなかったんだ!
なんか妙な涙が出て来た。

それはお前らが独り身だからじゃないの?

女友達と見に行ったけど、憂鬱になっております……

自分は今独り身じゃないけど、あんなに輝いた時間は過ごしてこなかったのを思い出してしまって鬱だわ。

「君の名は。」で鬱になるなら、「秒速5センチメートル」見たら大変なことになっちゃうぞ!

自分はずっと新海誠ファンやってるから過去作も全部見ている。
でもなぜか気分が一番沈んだのは「君の名は。」だよ……

やっぱりそういう気持ちになる人はいたか。
俺も何度か映画館に通っているうちに、急に言いようのない憂鬱さに襲われた。作品の内容なのか、それとも自分が原因なのか……

私は逆に一回目を見た後に憂鬱になった。
たぶん三葉と瀧が記憶を失ったままというのに納得がいかなかったんだと思う。でも何度か映画館に通ううちに、こういうのもアリ化という気持ちになってきたね。

私はそういうストーリーの解釈の仕方じゃなかったように思う。
なぜ週末にこんなに泣きたくなる気持ちでいなければならないのか。あの映画を見たのが原因なのは確かなんだが。

なんか、彼女を探せとかいう話ではなくなってきているのか……?

まぁ、あんなすばらしい彼女がいれば、一緒に過ごせればとは思ってしまうのは確かだけどね!

映画を見ているうちに三葉に惚れてしまって、三次元にあんな子はいないという現実に打ちのめされた自分みたいな人間もいるよ!!

知り合いに別の世界線での三葉はどうなったのかとか、瀧が出会った三葉はどこまで同一人物なのかとか考え出したら鬱になってしまったというヤツもいる。

ふーむ、深読みし過ぎて鬱か。
確かにそっちになっているパターンもあるな。

ストーリー解釈で並行世界がどうこうとか、実は悲劇だったとかにしたがるのもいるね。受け止め方は人それぞれで良いけど、やたらと騒いで人に押し付けようとするのはどうかと。

私は普通にハッピーエンドで受け取っている方なんだけど、なにやら鬱というか、言葉にできないモヤモヤがある。

夢や理想を、美しい映像と幸せなストーリーで見せつけられたからじゃないか?
自分とは関係の無いことがハッキリしている幸せな夢から覚めたら、そりゃね……

理解できなくはないが、創作の中の、他の人間の美しい人生を見て鬱になってもしょうがないぞ。モブはモブなりにやっていかないと。

「君の名は。」はこれまでの新海誠と違って、美しい上にほぼ完全なハッピーエンドだったからなあ

ああ、なるほど。
今回はハッピーエンドだったってのも大きいのかもな。

「言の葉の庭」もハッピーエンドではあるけど歳の差があったり、苦みがあったりはしたからね。
私も見終わった直後はスバラシイ気分になるんだが、ちょっと経つとなんか憂鬱になってきたな。

以前の新海誠作品も見終わった後に沈んだ気分に浸れたんだが、「君の名は。」に関しては憂鬱さの方向が異なる気がする。

ああ、分かる。重たいというか、引きずる憂鬱さだよね。

普通のバッドエンドやリア充の話くらいではここまでいかない。

自分の想像した美しいものが、手に入らないものがあるというのを実感してしまったからなのか。幸せを追いかけるのではなく、手に入れる所を見たからなのか。

過ぎ去った、自分の得られなかった青春を目の当たりにしたという所なのかもしれん。

実際、鬱になる理由としてそういうのはありそうだ。
私は「君の名は。」を見て日本のオタクが「耳をすませば」で鬱になるというネタを少し理解できた気がする。

私はこの二人のこれからのストーリーをもう見れないのが残念で、ちょっと鬱で悲しくなったという感じだったが、こういう感情の人もいるんじゃないか?

ストーリーが終わってしまうという悲しさもあるのは確かかもね。あの二人の話をもっと見たい。

そうそう。俺の憂鬱の原因は物足りなさ、特に糖分不足だ!!

エンディング後を題材にした二次創作を探して糖分摂取するのもオススメだぞ。

あの二人が幸せすぎて鬱になっているヤツも、歳を取れば気にならなくなるよ!おっさんになれば大丈夫さ!

そう言えば私の周りでも鬱な反応を見せているのはちょっと下というか若い年代だな。あの作品にはウチの国のアニメ視聴者で元気の良い年代にダメージが来る青春描写もあるって所なのかもな。



とまぁ、こんな感じで。
別に作品の否定をするわけではないものの、イロイロな理由でなんだか憂鬱な気分になってしまうという人も出ている模様です。

この話を教えてくれた方によると、
「劇中のあまりに美しい青春を見て憂鬱になってしまった人の中には、なかなか回復しないような精神的ダメージを受けているケースもあります」
とのことで、日本の「耳をすませば」関係のあれこれと比べてもネタ混じりの部分が少ないというか、結構本気で精神的なダメージを受けている人も出ているとかなんとか。
こういった所からも、「君の名は。」の中国における影響の大きさを感じたりもしますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「成長しない主人公の作品はダメだ、嫌いだって言う人がいるけど成長しない主人公ってどうなんだろう?」

いよいよ今年もあと少しですが、この時期は中国オタク界隈も学期末で忙しくなるので動きが鈍くなりますね。ネタ不足の時機到来でもあります。
何はともあれ、とりあえず今回の更新を。

中国のアニメ視聴者はストーリー性のある作品を好むと言われることがありますが、その中で求められる要素の一つに
「主人公や主要キャラの成長」
というのがあるそうです。

先日、中国のソッチ系のサイトを巡回していて
「成長しない主人公の出て来る作品」
に関するやり取りを見かけましたので例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


成長しない主人公の作品はダメだ、嫌いだって言う人がいるけど成長しない主人公ってどうなんだろう?
主人公って成長しなければならないものなのだろうか?

肉体的な変化が無いとか、歳を取らないとか言う話ではないんだよね?

そうだね。歳を取らないとかのお約束関係ではなく、強くなるとか、精神的に成長するとか、そういう方面での成長についてだ。

教育的な部分や、ビルドゥングスロマンの有無ということか。
確かにそういう主人公を求める、或いはそういった要素が無い主人公への批判の声は見かけるな。

少年漫画ならそういうのが必要かもしれないけど、アニメや漫画に必須ってわけでは無いと思う。でも好みとしては珍しくないものだとも思う。

今の時代、少年漫画でも成長するとは限らんぞ。

でも対象年齢が高い作品の方が主人公って成長しないような気がする。
あとオタク向けの萌え系、日常系の作品とかも。

自分は成長する必要は感じないが、事件、苦難を乗り越えて欲しいとは思う。

大人を主人公にすると、成長するしないは関係無くなってくるしな。

大人でも経験の有無と言う形で成長を描写することはできるはずだぞ。

最近の作品は主人公の成長が無いか、ダメな成長の表現ばかりでがっかりだ。
最初から最強とか、説教がうまくなるだけなのはもういいよ。戦闘力や精神力などにおける成長をきちんとする主人公が見たい。

成長描写の減少に関しては、最近は1クールで終わる作品が多いというのも原因の一つじゃないか?

戦闘力が上がる的な描写は比較的楽だが、精神面での成長を描くのは難しいからなあ

作り手がイメージする成長が、こっちのイメージする成長と異なることもあるし、そもそも成長させない、成長できない主人公を描こうとするケースもあるんだが。

成長できない主人公って、碇シンジみたいな感じか?
あれはあれで人気があるのはわりと不思議。

碇シンジに関しては、挫折するのがリアルで良いと受け止める層があるんだよ。一昔前の、俺TUEEEEEの流行の前なんかは特にね。

最近だと「くまみこ」のまちとかも成長させない主人公だったのかも。

テーマとして挫折、無常さを描きたいなら主人公の成長は無しになるのかもな。

主人公の成長の有無は作品の目指す方向次第だろう。
成長しない、変わらない主人公だから成立する作品もある。

私も主人公が成長しない、変化の無い作品はすぐに飽きる。
変化の無い日常とか何が面白いのか。毎日の学校や会社勤めじゃないんだから、アニメの中くらいきちんと変化してもらいたいわ。

日常系や歳を取らない作品に限らず、成長させてしまうと話が終わってしまうから、長期的に作品を続けていく場合の主人公の成長描写と言うのは難しい気がする。

あと、ジャンルによる特別な役割のある主人公は成長描写が難しい気がする。
名探偵コナンのように、探偵モノの主人公とかは視聴者が納得できるレベルで有能であれば成長しなくて構わないし、仮に成長して事件を未然に防ぐようになったら作品が成立しなくなる!

なるほど。戦闘力の強化はその点では楽だし、インフレが進むのも当然か。

ストーリー性のある作品ならばキャラクターの成長は欲しいね。萌え関係では成長はしないでも良いというか、萌えに特化してもらった方が良い。

日常系は成長しないな……ラノベ原作とかのバトル系は主人公の成長とかあるけど。

戦闘系でも、最近は最初からレベルMAXみたいなのが多いと思う。そしてそういうのだと成長を感じられない!

確かにそうだ。最近の流れを見ると、むしろ成長を必要としない、完成したキャラクターが求められているのかもしれん。

だって今の時代、成長してどうにかなると思えなくなっているし、成長を待ってくれる、未熟なままでいられる時代じゃないから。
就職だって最初から特殊技能や職歴が必要とされる時代だろ?

日常系に限らず、最近のアニメ派成長描写のある作品は少なくなっているね。
そういう社会的な環境になってきたのか。

でも「くまみこ」は日常系なのに成長しない主人公に対する反発が強かった気がするが……?

「くまみこ」の反発は成長どころか退化させたからだろう!
あと「くまみこ」は目標としてまちが街に出るというのがあったからね。そういうのが無い日常系の作品は別に成長しないでもいいんじゃないかな。

萌え重視でもちょっと前まではキャラの成長があったと思うんだが。「けいおん!」でさえも、キャラは成長していたのに。

萌えも成長もとか、あまり何でもかんでも求めるなよ。
萌えと成長のある日常系ができないわけではないだろうが難度があがるし、中途半端な作品になってしまい易い。それどころか神展開を期待していたら、強行し過ぎて理解不能な超展開になったりもするんだぞ!

例えば萌え系作品の「プリズマ☆イリヤ」みたいなのはどうなんだ?
成長するのに萌えだからって見ないで切り捨てるヤツ多いじゃないか。

あれは元ネタが元ネタだから、反発の理由もイロイロあるし……

そう言えば「Fate/Zero」とかウェイバー以外成長していないんじゃないか……?完成されたキャラが出て来る群像劇とかだと、成長しないキャラばかりでも許されると思う。

でも成長のために周りのキャラがバンバン死ぬとそれはそれで反発でるよな。

「それでも町は廻っている」みたいな萌え要素アリでもキャラが変化する、成長する作品はあるんだけど、やっぱり珍しいのかな。

「けいおん!」もそうだけど学校が舞台で時間が過ぎる、学年が上がっていくような作品だと成長の描写も出るんじゃないかな。
同じ年をぐるぐる回る日常系だと成長しないように思う。

「ドラえもん」みたいな作品か。
でものび太は成長しないけど世界的な人気の作品になっているし、成長しないと作品の人気が出ないってことではないんだろうね……

何言ってんだお前は……「ドラえもん」は確かに終わらない日常を舞台にした作品だし、キャラの変化というのは少ないが、個別のエピソードの中ではきちんと成長の描写がある。成長しない主人公とは違うだろう。

大長編とかを見るとのび太は成長しているし、個々のエピソード内では成長しているんだよね。
断片的に読むと成長しているようには感じらないし、作劇的な理由からいつの間にかダメなのび太に戻っているけど。

のび太に関しては日常版ののび太と、成長した未来ののび太という流れで見るべきだと思う。

確かに。しかしそう考えると、どの程度のレベルなら納得できるのかという点が気になってきた。

「主人公は成長しないといけない」という考えと、成長しない主人公に対する反発は分けて考えるべきじゃないかな。

嫌われるのは同じ失敗を繰り返す、以前の失敗から何も学んでいないという点じゃないか?そういった意味での成長は常に求められているし、それができていないと反発が大きくなるのでは。



とまぁ、こんな感じで。
やはり中国オタク界隈には主人公に成長が無いというのがイヤだという層がある程度存在するようです。もっとも、私の個人的な印象ではこれでも一昔前に比べると随分許容範囲が広がっているように思えたりもするのですが。

以前中国オタクの人に聞いた話によれば、
「成長やストーリー性を求めるので、中国のオタク、、特に男性のオタクは日本のオタクに比べて単純なキャラ萌えで楽しむことが難しい」
といった所もあるのだとか。

またそれ以外にも、この嗜好が中国オタク界隈で男性向けの萌え系作品に関して日本ほどキャラ人気が盛り上がらない理由の一つだという話も聞きますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「いつからメガネは強キャラの証になったんだろう?」

年末のゴタゴタが落ち着くまであと少しだったり魔神柱を殴りたかったりする今日この頃ですが、とりあえずぼちぼちと更新を。

ありがたいことに
「中国ではメガネ萌えが少ないと聞くが、メガネキャラの評価はどうなのか?」
という質問をいただいておりますので、今回はそれについてを。

いただいた質問にもある通り、中国オタク界隈ではメガネに関しては日本のオタク界隈ほどの需要は無いようです。
ただメガネキャラに関して評価が低いというわけでもないらしく、メガネの人気キャラというのもそこそこ出ているのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「メガネは強キャラ」
といったことに関するやり取りが行われていましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


いつからメガネは強キャラの証になったんだろう?
最近はメガネな敵キャラやライバルが出たら警戒するようになったし、味方で出てもそれなりの扱いをしてもらえる安心キャラという捉え方になってきた。

その意見は否定できないな。
昔はメガネはサブキャラ、かませだったのに。

むしろ、メガネをしたまま強さを発揮できる格上感の演出になっている気もする。

メガネと糸目は敵として出て来るとヤバイ

ダサイ黒縁メガネは要警戒

メガネの男性キャラというと坂本みたいなのが飛び出してきそうに思えてな……

でも女性キャラの場合は、いまだに眼鏡の価値は低いような?
メガネで強キャラ、活躍するキャラというのは男キャラに多いパターンだと感じるんだけど。

なるほど。女性キャラでメガネで強キャラって誰だろう?

えーと……アラレちゃんとか?

確かに最強クラスだが……女性キャラでメガネで主役格、人気キャラってのはいまだに少ないんじゃないか?男性キャラとは明らかに異なるように思う。

主要キャラ枠だとしても羽川翼はメガネ外しちゃったし、暁美ほむらもメガネ外しちゃうし……女性キャラだとやはりメガネはマイナスポイントなのかね。

女性キャラは分からんが男性キャラを複数出す場合、メガネは外せない属性になっていると思う。

女性からの人気が高いから、メガネキャラが優遇されるとかいうことか?そして男性からのメガネ人気は微妙なままだから女性キャラのメガネは相変わらずパッとしないと?

男の場合はメガネというだけで、怜悧だとか腹黒だとか鬼畜とかがイメージできるからな。キャラ的においしいんだよ。

それにしてもメガネキャラの強キャライメージはどの辺りから来ているのだろうか

私がメガネの敵はヤバイと考えるようになったのは藍染惣右介とかからかと

私は緑間真太郎のイメージ。

最近の作品ですぐに思いつくのは四宮先輩。

遡って考えてみたが、自分のオタクの経験上の強いメガネキャラのイメージは手塚国光辺りからだと思われる。

新八とかはどう?
周りが強過ぎるだけで、本人はメガネキャラでもかなり強い。

そうそう。「銀魂」の眼鏡かけ器も結構強いんだよね。活躍できるメガネ。

ツッコミメガネも考えてみれば昔のメガネキャラと違うよな。
昔のメガネキャラのような弱いとか役立たずというイメージは無いし、解説ではなくツッコミだし。

あれ……言われてみれば私もメガネの男性キャラはカッコイイキャラという印象が強いぞ!?いつからこうなったんだろう?

昔はメガネは情報や知識だけ優先して敗れるとか知識はあるけど実行力が無いという感じだったけど、今ではメガネ=知力を駆使して絡めてで来る、冷徹な対処をしてくる厄介な存在というイメージになる。

メガネの強キャラ=総合的な能力のあるキャラ、優等生的な部分のあるキャラって所かな?
例えば「青の祓魔師」の奥村雪男みたいな。

いつの間にかメガネのダサイというイメージがアニメや漫画の中では消えているのかもしれない。雑魚、かませの特徴ではなくなっている気がする。

何言ってんだ。強キャラがメガネなのは昔からのお約束だろう。
スーパーマンだって普段はメガネだ。

昔は強キャラはメガネを外して……という感じだったろう。
実は強いヤツが、弱さや無能を装う際のアイテムがメガネだった、

メガネのままで活躍するキャラは日本のアニメや漫画に限らず増えているんじゃないか。例えばクラーク・ケントはメガネを外すが、ハリー・ポッターはメガネのままだし。

現実社会のヒーロー像が変化していった結果なのかな?
でもメガネのヒーローというのがパッと思い付かない……

一昔前はコナンくらいしか有能で活躍する眼鏡とかいなかったんだけどね。

野比のび太は時々有能なメガネだけど……まぁ基本的にはダメなメガネキャラの典型だよね。

そう考えるとメガネをかけて特殊能力を発揮する「ペルソナ4」って当時は珍しいギミックのある作品だったのかな?

メガネで強くなるというならウルトラセブンがはるか昔にあるぞ……

個人的には「月姫」の遠野志貴なんかは結構衝撃的な活躍するメガネキャラだったんだが、あの辺りからの流れもあるんじゃないか?TYPE-MOONはオタクの嗜好に大きな影響を与えた所だから。

「HELLSING」とかは危険なメガネがたくさん出て来るけど、平野耕太の趣味のような気もするからなあ。一般的な影響となると、本当にどの辺りからなんだろう。

視聴者や作り手にメガネかけている人間が増えたからメガネをかけたヒーローが増えたという説を思いついたが、さすがにこれは違うか。今も昔もメガネはあったし、むしろ現在の方がメガネをかけないで済む人が増えているだろうし。

私も社会的な影響……と思ったが、現実だとメガネは相変わらずプラスにはなっていないよね。

そこは日本と中国の違いもあるのでは?日本社会ではメガネがファッションアイテムとして重視されるようになってきているらしいから、日本ではメガネに関する認識が変わってきているのかもしれない。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈では男性のメガネキャラに関するイメージは悪くない物になっているようです。

中国オタク界隈におけるメガネ系ヒロインの微妙な人気については過去の記事
中国オタク「実は苦手な二次元の属性やジャンルってない?」
等でも紹介させていただきましたが、男性キャラに関しては中国オタク界隈でもメガネ属性はかなり需要があるのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「新海誠に中国の制服はさみしいと言われてしまった……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので、今回はそれについてを。

「君の名は。」の中国での上映に合わせて中国にも行った新海誠監督ですが、現地のメディアでは引っ張りだこだそうで、そこで出て来た新海誠監督のイロイロな発言が中国オタク界隈で話題になっているそうです。

そういった中で、
「新海誠監督が中国のジャージな制服はさみしい、アニメが作り難いと言った」
というのが話題になっているそうです。
恐らくソースとなったのはこちらのインタビューの動画かと思われます。
(新海誠監督のインタビューは13分頃からです。中国の制服ネタは15分頃から)

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていたこの話題に関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


新海誠に中国の制服はさみしいと言われてしまった……

しょうがないじゃないか!ウチの国の制服はジャージが基本なんだから!!

まぁカッコ良くは無いよね。でも昔はもっとヒドイものだった。

過去の、民国時代のはイロイロとあったはずだが、いつの間にか全部ジャージ……
しかしこのインタビュー面白いな。ぶっちゃけた質問に答えてくれる。新海誠はふられたよりふった方が多いとかは新海誠クイズに使えそう。

自己評価の低い人だから、そこは本当っぽいよね。
ところでインタビューの中で「上白石萌音がタイプ」「自分は脚フェチ」というのをばらしてしまっているけど、今の時代中国のインタビューだから日本に伝わらないとは限らないと思うのだけど、大丈夫!?

それにしても中国の制服だとアニメが作り難い……そうかー……新海誠のようなクリエイターから見てそういう印象になってしまうのか。

本当に可哀そうなものを見る目になっていたから、さみしい、アニメが作り難いという答えにネタや嘘は混じっていないのだろう。

「昨日青空」のような中国のジャージ制服アニメを新海誠が見たらどう思うのかな?
私は普通に中国の学校が描写されている良い作品、PVだけで本編ずっと延期のパターンじゃなければどれほどよかったか……と思っていたんだが。

作り難いというのはどういうことなんだろうね。
華やかさが無いということか?

ジャージだって描き方次第だと思うんだけど。

私は男性と女性の描き分けが難しいからと受け取ったが……例えば日本の制服はパッと見れば男女が分かるようになっているが、中国のジャージだと分からない。髪型や声で男女をはっきり分けると表現の幅が狭まるし、ジャージで男女の体系の差を強調するとヘンなことになるから……といった感じで。

ジャージは楽なんだけどなあ。見た目それほど気にしないで良いし、中に着込んでも良いし、適当な服着ていても良いしで。
あのジャージが無いと逆に何を着ればいいか分からなくなる時もある。

一応私も小学校の頃はスカートの制服を着ていたこともある……
あとジャージは楽なことは確かだけれどそれ以外に褒める点が無い。質が良いわけでもないし価格が安いわけでもない。

小学校の頃はスカートの制服だったけど、着ていて凄い恥ずかしかった。周りから浮いているように思えたし、日常的に着る感じではなかったから。

俺のいた高校は私服の学校だったけど、その場合は着ている物の差が露骨に出るんだよね。質の差の他に着こなしというか、気合入っているのとだらしないのとでの差も露骨だったし、金持ちがブランド重装備だったりもした。
振り返ってみると、あれならまだジャージの方が良かったのかもしれない。

小学校の低学年は日本の制服っぽい洋服、女子はスカートのスタイルだったけどいつのまにか全部ジャージになっていた。

シャツにズボンだと休み時間にサッカーやったりバスケやったりも難しいんだよ。不便だし洗い難いし、裾がすぐにほつれたりするしで。
結局ジャージでいる方がマシということになって、みんなジャージ状態。

ウチの地元にある私立の学校は男女の制服がカッコイイ、それこそ日本のアニメや漫画みたいに。ただ聞いた話では高いし扱いがめんどくさいから結局は学校行事やイベントなんかの時に着用という、よくある限定着用になっているということだった。

普通の学校生活ではジャージになるよね。
私の学校もYシャツとズボン、ネクタイ、ジャケットという制服がある。でもなんかの集会や学校行事、お偉いさんの視察のときくらいしか着ない。

ジャケットまではいかなくとも、シャツの制服がある学校は珍しくないだろう。

新海誠に見せたのは北方の学校の制服じゃないか?
南方に行けばジャージ以外のちゃんとした制服があって着用率が高い所もあるはず。

そうそう。私の地元の学校なんかは日本式の制服になってるしね。捏造ではないけど、偏った情報になっている。

ウチの国の学校は更衣室が無いのと、時間割に着替えの時間が考慮されていない学校ばかりというのがいまだに難しい所だね。
導入してはみるものの、生徒からも教師からも不満が出ていつのまにかジャージに戻るというパターンは少なくないはず。

ウチの国の制服は日常用のジャージと礼服としてのシャツにズボンやスカートという感じになっている。これって日本の学校の制服と微妙に扱いが違う気がするんだが。

私のいた辺りだと小学校は漢服ベースっぽい制服とジャージだった。でも高校まで来ると皆ジャージに。

私も中学までは制服とジャージがあって着用する機会もそれなりにあったかな。でも高校になったらほとんどジャージ。

言われてみれば、上の学年にいけばいくほどジャージ率が高くなるのかもしれない。

同意。理由はなんだろう。忙しくなる、コストの問題、イロイロと考えられるが。

受験が近づくと体育の授業が形骸化するから、上の学年ほどジャージ以外でいけそうな気もするが、よく考えたらその頃になると、着ている物を気にすること自体がめんどくさくなるからなー

小学校の頃はむしろ頻繁に制服、ジャージ共にモデルチェンジするのがどうかと思ったよ。私の学校では毎年どころか学期ごとに新しい制服を買わないといけなかったことがある。

俺の学校も頻繁に制服やジャージ買わないといけなくて、親が愚痴っていたのを思い出した。いくら成長するとは言ってもね……

そういう所の備品や教科書参考書、文房具とかで稼ぐのがウチの国の学校のやり方だからな。でも考えてみれば上の学年、学校になるにつれそういうの減るな。

でもジャージだけってのも悪くないぞ?
例えば女子の露出に貴重な価値が出る。ジャージの子がスカートはいたり、短パンはいたりするとドキッとするね!裸を見るのとはまた違う、あの感覚は本当に貴重だ!!

私のいた学校は制服の着用に関する要求が厳格で、休みの時も制服着ていないと落ち着かないくらいだったなー

私の所は月曜の国旗掲揚の集会のときだけ着るように決められていたが、冬になるたびにうやむやになった。

私の中学、高校の制服はネクタイとジャケットだったんだけど、毎週月曜朝の国旗掲揚の集会の30分くらいしか着用していなかった。
着ているのも楽じゃないしすぐに汚れるし、そもそも寒いしで。

ウチの国の制服は質がイマイチなのも、あまり着用されない原因の一つじゃないか?
日本の学校の制服って実はかなり高価で質が良いんだよ。ウチの国みたいに行事で体裁を整えるための服とは思想が違うように思う。

言われてみれば俺の学校の制服はかなり微妙な質だった。素肌の上に着ると裾とかが擦れて痛いのに、着こめないからかなりきつかった。女子はスカートだから特に大変だった。

女子の場合、スカートをはくのに慣れていないのも多いから……
私の高校時代、クラスの女子でスカートをはきたい人はいなかった。全員ズボン。

スカートに対する慣れは、ウチの国と日本では全然違うし、着こなしも明らかな差があるような……

俺の学校の夏服、女子は短めのスカートだったんだけど誰もはいてくれなかったな!!

入学の時や制服導入の時に一括で買わされるけどみんなスカートはいてなかったよ。私の学校生活では自分を含めてクラスの女子でスカートはいているのを見た記憶が無い。

そうだ、確かに。
私の学校も女性の制服はスカートだったのに見た覚えが無い!

自分の高校の制服はスカートが短すぎるという反発もあったな。
膝上のスカートだったから、言われてみれば確かに当時の感覚だと短い……デザインする側も実際の学校生活で着ることを考慮していない節があった。



とまぁ、こんな感じで。
ジャージ以外の制服の有無だけでなく、着用事情についての反応が出ているのが面白いですね。

ぼちぼち年末に入りますし、「君の名は。」を上映する所も無くなっていくので興収関係の話題の旬は過ぎたらしいですが、中国オタク界隈における話題のネタとしてはまだしばらく続きそうですね。

「君の名は。」については、新海誠監督の発言に関する反応や、過去の新海誠作品を改めて振り返っての感想から現在の中国オタク事情や考え方が浮かび上がってきたりもするので、当ブログ的には作品以外の所でも非常に面白い作品となっております。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の声優って自分の演じたキャラの好き嫌いってあるの?あるとしたらどの程度?」

以前の記事
石田彰に見るこの十数年の中国の声優人気の盛り上がり方
で中国オタク界隈の声優人気事情の背景を紹介させていただきましたが、
その後ありがたいことに
「今の普通のレベルのオタクによる声優のイメージは?」
といった質問をいただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「声優は自分の演じたキャラをどう思っているのか」
といったことに関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の声優って自分の演じたキャラの好き嫌いってあるの?あるとしたらどんな感じなのだろうか?

そりゃ好き嫌いはあるだろう。ただどのキャラが好き、嫌いとかはやはり気になるよね。

「ラブライブ」の……μ'sのメンバーは自分の演じているキャラを愛していると思うんだけど。

そういうのってどこで判断できるのかな?
作品の宣伝に出て来るようなときはあてにならないということくらいしか分からん。

好き嫌いはともかく、キャラを演じる上での理解や感情移入はしているんじゃないの?プロの仕事だから。

ナルトのように大人気作品の主役で、自分の代表的なキャラになる場合はさすがに嫌いではないと思うが。

自分に地位と収入をもたらしてくれるキャラは嫌いにはならんだろうなあ。

でも稼げるからと言ってエロ関係や、そこまでいかなくともキモオタ向けはどうなんだ?キャラを演じることによる収入と名誉が一致しているとは限らないぞ

エロアニメとかじゃなきゃ嫌いにはならないんじゃないの?

男性声優の場合、名前を出しているのもあってかBLアニメに関しては思ったより肯定的っぽいんだがどこまで信じていいのだろう。

オタ向けか……そう言えば松岡禎丞は果たしてどのキャラが好きなのかは気になるな。

私は声優も仕事でやってるだろうし、たまに好きなキャラが出るくらいで、大部分はそこまで思い入れは無いのだろうと思ってる。

好き嫌いなんてのは人それぞれだけど、声優と言う仕事で考えた場合はファンにとって無視できない要素になるよね。

あとは売れ方次第じゃないか?
人気声優は代表作以外は特に印象も残らずに演じて終わり、単純に仕事でしかないということになる。

稼ぎや知名度アップ的に、好きじゃないけど感謝している、やって良かったと思うキャラなんてのもいるだろうなー

好き嫌いも気になるが、自分の演じたキャラをどの程度覚えているのかも気になる。

言われてみれば確かに。
続編で明らかに前作の演技忘れているケースとかあるからなあ。

自分の演じたキャラの名前がとっさに出て来なくて謝罪騒動にまでなった声優とかいなかったっけ。

普通に考えて思い入れのあるキャラはいるだろうけど、好きなキャラばかりってことはないだろう。そもそもプライべートではアニメなんか見ないという声優もいるそうだしね。

思い入れということなら今井麻美と如月千早については間違いない。むしろ重すぎるようにも感じる!

仕事だし好き嫌いがあるのは当然だろ?
何を夢見ているんだ?

演じたキャラを嫌っていても構わないんだけど、「仕事」であるなばそれを言わないで欲しいかな……

作品の宣伝でも明らかにこの声優はこの役が大好きだ!というのが分かるのもあるから、一概に仕事だからと否定的な目で見ないでも良いと思うぞ。
例えば小野大輔と「ジョジョの奇妙な冒険」とか。

確かに小野大輔は承太郎が大好きだというのが凄い分かる。

原作が好きで、そこに出演できた場合とかはそういうの分かるよね。
最近では島崎信長がラブライバーであっただけでなく、それより更に危険な重度の月厨だと分かった……いや隠さなくなって暴走しているかな。

しかし私は声優自身が演じた中では「好きなキャラ」よりも「嫌いなキャラ」を知りたかったりする。

作品内でも視聴者の間でも嫌われまくるキャラとかは嫌いなんじゃないの?

プロの仕事でやっている以上、そういうのはなかなか出せないだろう……

実際は自分の演じたキャラを嫌いだと言ったら炎上するぞ。それまでのファンが敵にまわる。

男性声優だとイベントで自分の演じたキャラをボロクソに言う声優とか珍しくないんだが。

芸歴が長くて演じた役が多くて知名度の高い声優だとそういうのを出せるみたいだよ。例えば古谷徹は自分が「銀英伝」で演じたフォークを嫌っているというのは有名な話。

あれって苦手というか難しかったというニュアンスの話じゃなかったっけ。
古谷徹クラスの声優ですぐに名前が挙がるほど印象に残っているキャラというのは単純な嫌いではないと思うんだが。

自分の苦手なタイプ、合わないタイプをやった時なんかは好きになれないのかもしれん。たぶんそれと同じ番組内だが、田中真弓が少年ではない大人の筋肉のある男性の役はキツイとか言ってたし。

渡辺久美子は「Vガンダム」のカテジナを「あんな悪い女、見たことない」と理解不能だと言っている。ただ好き嫌いは不明。

うう……川澄綾子はセイバーを好きだと思うんだが……思いたいんだが。

分からんぞ。
セイバーは最初典型的な萌えキャラだったし、初期の発言を見るとあまりFateは好きじゃないようにも受け取れるぞ……?士郎も嫌いだというし。

好き嫌いはともかく川澄綾子はFate関係では仕事をきっちりやっているという印象を受けるね。作品の知識に関してもしっかりしている。

嫌いなキャラだったらきちんと感情移入して演技できないだろうし、そういう役をあえてやることはないんじゃないか?
やろうとしてもオーディションとかに受からないと思うんだけど。

そこは役者と同じで、演じたい役と演じて楽しい役と好きなキャラは必ずしも同じではないということでは。悪役が好きじゃないと良い悪役を演じられないってわけじゃないぞ。

自分は趣味で舞台やってるが悪役演じるのって面白いよ。別に悪役が好きなわけじゃないが、平凡なキャラより楽しい。

嫌われているキャラじゃなくて、黒歴史になってそうなキャラとかはどうなんだろう?萌えでキモオタに媚びているようなキャラとか。

個人的にはあまり好きだ嫌いだとかは出して欲しくないかな……じゃああのキャラは好きじゃないのかとか、余計なことを考えてしまうので。

「仕事」だろうとは分かってはいるんだよ。それでもやっぱり自分の好きなキャラを演じている人が、そのキャラを好きだと言うとテンションが上がってしまう。

人気声優には仕事が殺到するし、その全てをきちんと覚えていろというのも無理な話だ。それに演じたセリフがちょっとだけだったりすると感情移入する暇もないだろう。

まあな。ただ自分の見た作品、好きになったキャラを演じた人が好きであって欲しいと願うのも普通の話だ。

好き嫌いはまだマシ。
忘れられている方がダメージでかい。
そしてこれがわりと珍しくないんだな!!

それを言わないでくれ……「忘れた」というのを明確にしてしまうのは、声優にとってもファンにとっても良いことじゃないよな……

私は中国で開催した声優イベントのスタッフやったことあるんだけど、声優への質問や演じてもらう名セリフではそういうことになってそうなキャラは無しになってた。声優がやり難いだろうしマニアックな役を知っている競争になっても困ったことになるしで。

どんな風にやったの?声優イベントの質問やその場の質問の扱いについては前から気になってた。スクリーンにセリフを表示させたりするから、事前にチェックはしていたんだろうけど。

他のイベントは知らないけど、自分の関わったのは事前に募集するという形にして内容をある程度限定したし、日方の声優事務所の事前のチェックも入れたよ。
もっとも候補は決められていたけどくじ引きで選ぶことになっていたから、何を引くかはその場になってからのお楽しみだったけどね。



とまぁ、こんな感じで。
仕事と言うのは分かっていてもイロイロと気になってしまう模様です。

中国オタク界隈には日本の声優関係の情報、声優個人の発言が伝言ゲーム的に拡散したりもしますし、妙なエピソードが強調されているケースもあるそうなので、声優のイメージに関しては日本と微妙に異なるものになっていたりもするとのことです。

それに加えて中国ではアニメ経由で広まるイメージが圧倒的に強く、ラジオやイベントなどに関してはかなりのマニアでないと把握していないという事情もあり、声優に演じたキャラのイメージを投影する人の割合が日本に比べて随分高いという話も聞きますから、声優が演じたキャラを好きか嫌いかと言う点に関してはかなり気になるのかもしれませんね。

ちなみに管理人は声優に興味を持ったのはPCエンジンからなのですが、当時のゲーム雑誌の某ゲームの人気キャラ(だったと思います)の声優のインタビューにそのまま「前作のキャラを忘れていたので〜」と書かれていたことにより「まあそんなもんか」と認識するようになりました。


とりあえず、こんな所で。
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12/16追記:なにやらふと思い出したもので。

中国の陰陽師人気事情補足と歴史の中でしか生きられない妖怪変化について

今回はアキバ総研の方で書かせていただいているコラム記事
【中国オタクのアニメ事情】中国における10月新作アニメの人気、女性人気も高い定番ジャンルは陰陽師
の陰陽師関係について、ちょっと補足を。

・陰陽師の中国での人気事情

まず中国で陰陽師が非常に強い人気ジャンルとなっている理由ですが、広い世代にわたっている上に、比較的高い一般層での人気や女性人気を備えているという点が大きいのではないかと思われます。

中国では日本のオタク関連も重なるジャンルで、陰陽師のように一般層も含む人気と女性人気を備えている物は無いような気もします。また或いは、一昔前の中国における日本のイメージのように映画補正的な物があるジャンルという見方ができるのかもしれません。

ちなみに、現在の中国では和風オカルトパワー枠がほぼ陰陽師に集約している所もあるそうで、例えば比較的初期に中国に入っていた「孔雀王」や「鬼神童子ZENKI」などの密教系や修験者系(?)のオカルトパワーも陰陽師と混同されている所があるとか。


・映画「陰陽師」の影響

現在の中国で陰陽師が一般層でも人気が高い理由としては、やはり映画の
「陰陽師」

の効果が大きいということなのですが、コラムで書いたようにCCTVで放映された他にも、ラジオドラマになったりもしているとのことです。

このラジオドラマが放送された時期やバージョンについてはハッキリしないのですが、
中国オタクの方曰く
「中国のラジオでは映画の音声と音楽をラジオドラマ的に流す番組もあったので、過去の人気日本映画ならば放送されたかもしれませんが、恐らく中国語によるオタクコンテンツのラジオドラマって陰陽師しかないと思います」
とのことでした。

また、この映画「陰陽師」により中国では野村萬斎さんの人気と知名度もかなり高くなっているそうです。これに関しては私の知り合いの中国人ご夫婦から以下のようなエピソードを教えていただきました。

二人でシン・ゴジラを見に行って

奥さん:スタッフロールに「野村萬斎」とあって驚く。

奥さん:え、野村萬斎!?どこに出ていたの!?

旦那さん:えー、ずっと出ていたよ。それもかなり目立つ所に(ニヤニヤ)

奥さん:野村萬斎のファンだったのに気付かなかったなんて……

旦那さんここでネタバラシ、奥さん驚愕


なんてことがあったとか。
このご夫婦、旦那さんの方はガチオタで当然シン・ゴジラの中身も事前に知っていたそうですが、奥さんの方は日本のアニメも実写も抵抗なく見るがオタクというほどではなく一般的な中国の視聴者というレベルなので、中国における野村萬斎人気というのは結構スゴイことになっているのかもしれません。


・陰陽師と中国の迷信規制枠

中国ではコンテンツに関しても「封建迷信」、いわゆるオカルト枠に関してイロイロと規制されたりすることがあります。この規制、最近ではかなり緩くなっているというか発動することは少なくなっているようですが、それでもポルノやバイオレンスの規制の時に一緒に出て来たりはする模様です。

ですが、さすがに中国でもなんでもかんでも規制したらキリが無いのも確かで、抜け道的なものとして歴史文化枠に入っている物に関してはノータッチ、例えば西遊記なんかはOK……となっているとかなんとか。

現在の中国ではネタ込みで
「建国後は動物が化けてはならない」
などと言われていますが、これは新中国になってからは非科学的な、オカルト的なコンテンツ、例えば狐仙や蛇仙などを扱うのは許されなかったという面を表しているものでもあります。孫悟空は建国前の歴史文化枠だから化けていても問題無いというわけですね。

そんな訳で、新中国になってからは不思議ネタ、妖怪変化的な存在は歴史文化枠の中でしか生きれなくなったという言い方もできるそうです。
現在の中国で武侠系やその延長線上にある仙侠系の世界観だけが圧倒的に強くなっているのはそういう背景も影響しているのかもしれませんね。

そして、陰陽師に関してはそもそも陰陽五行思想が中国からのものですし、歴史関係だと言い張ることが容易だったのでは……という話です。

ちなみにこの辺の建国以後の封建迷信の否定で難しくなった時期のあるジャンルとしては、妖怪変化の類の他に「転生系」もあるそうです。

中国の伝統的なコンテンツは「天命」というのがストーリーを動かすためのロジックとして活用されているのですが、その天命を活用する際に「転生」というのはとても有用なもので昔はよく使われていたそうです。考えてみれば「水滸伝」なんかもそうですかね。

ですが、建国以後はその辺りを大っぴらに扱うのはダメと言う空気になり、講談などにおいても転生モノは長い間不遇というか自粛するべきジャンルとされていたそうです。
もっとも、最近の若い世代はその辺りの空気を読まないというか、読む必要が無いと思っている人も多いそうで転生ネタが段々と増えていたりもするのだとか。


グダグダと書いてしまいましたがとりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「君の名はの口噛み酒について、正直な所を語ろう」

ありがたいことに
「中国のオタクの人による『君の名は。』の劇中で描写される日本の描写に関する反応は何かありますか?」
と言う質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

中国で上映される日本映画では今までにないほどの人気になっている
「君の名は。」

ですが、人気が高いだけあってイロイロな話題が飛び交っているようです。私も何か変わったやり取りはないかと中国のソッチ系のサイトを巡回しているのですが、先日
「『君の名は。』に出て来る口噛み酒」
に関するやり取りを見かけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「君の名は。」を見たならば口噛み酒については分かるよな?
あの口噛み酒について、正直な所を語ろう。

あれって、ホントに飲めるものなの?
正直言ってキモチワルイとしか思えなかったんだが。

飲みたいとは思わないけど、儀式的な産物としては面白いと思った。
なんか神聖的なものにも受け取れるしね。

噛むのを美少女にすれば良いとか、オタクはキモイなーと思いました。

あれ、現実ではおっさんが作ってたりするんだろう?
どっかの図解もおっさんがドバーだったし。

何と言うか、映画の中のあのシーンはイロイロと想像してしまうよね!

ああいったカットは、エロアニメで見たような気がしないでもない。

私は……三葉の口噛み酒ならいける!

あの序盤の口噛み酒の儀式にあっちの方の既視感を覚えたのは俺だけじゃないはず。

三葉だとちょっと……でも四葉なら大丈夫かな。

このヘンタイどもが……

私はオタクというより、新海誠が作中でたまにやるフェチ嗜好の顕示かなーと受け取った。

入れ替わりで自分の胸を揉むまでは理解できるというか大歓迎したくなったりもするが、口噛み酒は厳しい。

まさかこんな方法で愛を試すというかアピールするとは思わなかったね。愛する人間の唾で作ったものならいける!ってことでもあるわけだし。

原理的に言えばキスとどう違うんだとか、発酵過程があるからむしろ清潔だとかは分かるんだが……

ところで口噛み酒ってどういう原理なの?発酵に使うのは何?

普通に口中の消化の際に出る糖分だろう。
デンプンを含む植物が豊富な所でよくある古代の醸造方法で化学的には不思議ではないんだが……

ああいう酒って本当に実在するのか。
私は半分くらいストーリー上の理由で創造された虚構のものかもしれないと思っていたよ。

台湾にもあったはず。
上のレスにもある口噛み酒の紹介として出回っているおっさんドバーな画像は確か台湾のだね。東南アジアではわりと一般的な酒の醸造方法よ。

内地にもどっかに残ってるんじゃないか?
ただ検索しない方が良いぞ。
映画のアレは二次元の理想的なJKの口噛み酒だ。

検索しちゃったよ。
民族的な風俗としては理解できるが、人に飲ませる、更には人に作っている所を見せるというのはキツイわ……

一番イヤなのは男が吐き出して……という所だな。

その点に関してはさすがに考慮されているのか、日本では巫女や処女が身を清めて米を噛むというスタイルだったらしい。実際はどうだか知らんが、そういう幻想は必要だよね!

正しい口噛み酒は処女の巫女によるもので、おっさんによるものじゃないぞ!!

日本の口噛み酒は美少女巫女が作っているのか。
さすがだ。

確か「もやしもん」でも紹介されていたはず。
でもいくら処女の巫女によるものだとしても、他人が口に含んで咀嚼したものを材料にした酒は飲みたくないな……

ところでこっちのネットに「君の名は。」の口噛み酒が売られているんだけど、あれ何なんだ?もう商品化されてるの?パクリグッズ?それとも元ネタの酒が存在したりするの?

代理購入でも早くも出品が幾つか出ているよね。

ほほう……いいね。
みんな、俺はこの酒を飲んで別の世界線に行くことにするわ。じゃあな。

でもあれって「君の名は。」「口噛み酒」」「新海誠」「限定醸造」とかのワード並べたせいで新海誠による口噛み酒という印象を受けるんだよな……

三葉でさえ難度高いのに、新海誠かよ。ヘンタイのレベル高いな!!

新海誠の半身……

あんなもん、買うヤツが本当にいるのか!?
と思ったらおいつの間にか入札価格が上がっていく……恐ろしい。

調べてみたが、あれは聖地の飛騨で販売されている酒で映画に便乗した商品の一種らしい。中身はさすがに口噛み酒ではなく、特産の純米吟醸酒だって。あとなんで「蓬莱」という名前になっているのかは不明。

どっかの動画で解説しているのがあったな。
中身は口噛み酒ではない普通の酒だとか。

それならまあアリか。ただ私はお酒飲まないし、日本から持ち帰るのも難しそうだな……

中身が無くても、グッズとしてあの瓶は欲しい。
瓶だけ売っているなら間違いなく買ってしまう。

買って自作するの?

さすがにそれは無理だ!
でも酒を入れてシーンの再現はしちゃうかも。



とまぁ、こんな感じで。
ひいている人もいれば、興味をもって調べている人もいるようでした。

口噛み酒ほどとがったものではありませんが、他にも作中で描写される日本の風景や行動様式に関してイロイロと話題になっているようです。
中国の新海誠ファンには濃い人が多いとされていますし、中国でもそのうち「君の名は。」の解説をがっちりやる所が出て来るかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「君の名は。が興収3億元(約50億円)突破!」

年末のゴタゴタが始まり出している今日この頃ですが、とりあえずさっくりと更新を。
ありがたいことに
「『君の名は。』が中国で好調のようですが、現地の反応の紹介をお願いします」
という質問をいただいております。

中国本土では12月2日から
「君の名は。」

の上映が行われていますが、コチラの記事(中国語)などによると、最初の週末が終わった時点での興行収入が2.86億元、公開から4日で3億元(約50億円)を突破するなど、2Dアニメ映画、それも日本のという点を考慮すると非常に好調なスタートとなっているようです。

「君の名は。」海外でも大ヒット 台湾など3カ国地域に続き中国でも首位に、仏韓も公開間近(産経ニュース)

現在中国オタク界隈でも「君の名は。」に関する話題がイロイロと飛び交っていますし、とりあえず以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「中国本土で好調な『君の名は。』の上映」
等に関するやり取りを例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


「君の名は。」が週末で興収3億元(約50億円)突破!まだまだ熱くなるぞ!

外れはしないと思っていたが、予想以上だね。
新海誠の覇権作として記憶されることになるだろう。

あっさり「STAND BY ME ドラえもん」を追い抜きそうな勢いだもんなあ。

見に行ってきたぞ。こっちで上映されているのは削除無しだった。

そうか!国内手続きの期間を考えるとバッサリ切られるか、削除ほぼ無しかの二択だとは思ったが、削除なしで良かった!
内容的に問題な部分はそれほど無いと思っていたけどやはり不安だった。これで安心して見に行ける。

しかし数字伸びているな……
この数字は新海誠作品が大衆化した結果ということか?
新海誠って知名度高いし熱心なファンもいるけど規模は小さいという印象だったんだが。

「君の名は。」いいぞ。
俺はもう4回見た。

私はまだ2回。次の休みとかにまた行こうかな。
ちょっと矛盾というかロジックがおかしいように感じた所もあったが、とてもスバラシイ作品だった!

SF的にはわりとツッコミ所があるらしいね。

うむ。だから気になる人やツッコミたい人は繰り返し見よう!映画館の大画面と音量ならハッキリ分かるぞ!!

俺の周囲のヤツら、みんな3〜4回は見ているな……まあ俺よりは少ないが。

2回目以降の方が面白さが分かるね。
映画館で笑ってるのは、一度見た人じゃないかな?
どっちにしろ、一度見終わったらすぐにまた見たくなる映画だ。

しかし爆死確定とスレ立ててたヤツ、どこにいった?
興収が億超えたぞ?

2日の時点の初動速報ではちょっと数字が積みあがるのが遅かったが、それでも他の日本映画と比べてかなり速いペースだったからな。

初日が金曜日で最終的には7千万元超えたはずだし、アニメ映画のスタートとしては大成功の部類。bilibiliのプレゼントキャンペーンで3千万くらい上げ底されていると考えても、今までにないペースだろう。

2日はまだ平日だったし、本格的に人が入るのは夜になってからだったはずだからね。
私が行った時は8割以上席が埋まってた。

ここまでの勢いになるとは思わんかった。
実は私はファンは喜ぶけど、果たしてどれだけいけるのか……と不安だったんだよね。この作品がダメだとしたら、ウチの君の映画市場で2Dアニメ、子供向けでないアニメは完全にダメということになってしまうから。

「言の葉の庭」をこっちで正規配信した時がアレだったからな。新海誠ファンとしては心配になるのも仕方ない。

不安な気持ちだったというのは理解できる。
「日本の作品」「2Dアニメ」ってだけで見ない人が増えるからね。あとこっちのフォーラム見ていても既に違法アップロード版見ているから見る必要ないなんてのも少なくなかったし、ホントどうなるかと。

不安要素とか探せばいくらでもあったからなー
例えば内地での宣伝が不足しているとか、日本のメディアが誇大に扱っているだけだとか、一部の熱狂的な連中が吹いているだけだとか。

でも新海誠本人がこっちに来たりしているし、情報は常にネットに流れていたから空気は悪くなかったように思う。

広報展開や関連商品に関してはこれまでの日本映画に比べると結構頑張ってると思うよ。新海誠監督が上映に合わせて中国にも来ているし、天聞角川が小説版の予約キャンペーンを始めてる。

台湾より遅いのは残念だが、定価38元の割引で32元だからほぼ映画1回分、それにちょっとしたおまけが付いてくるならアリじゃないか。とりあえず予約。

発売は1か月後か……この国内版の小説「君の名は。」って外伝と本編どっちなんだ?

新海誠著とあるし、サンプル画像の本の帯には「原作小説」ってあるから本編だろう。どっちにしろ、買ってから考えてもいい価格だし私は買うことにした。

台湾は本編と外伝両方あるみたいだな。
そっちも予約した。

「STAND BY ME ドラえもん」は有名IP作品でしかもウチの国で強い3D、更に子連れで安心して見られる作品だったというのが分かり易い人気の理由だったが、「君の名は。」は何が理由になるのか。
自分も勢いで見に行ったような所があるけど、そういう人が多いのだろうか。

そもそもウチの国の人間は、日本のアニメを映画館で見る習慣が無いというか……

人気分析記事で面白いのは、アニメの視聴者は小規模だったのに……という評論が現時点では多いことだね。私も映画と普通のアニメ視聴者は結びつかない、子供向けでファミリー層が見に行けば大きくなるという考え方だったから、この興収は意外。

あとはチケットが安いってのもあるか?
2Dアニメだとどの都市でも1回30元から40元くらいだろうけど、3DでIMAXシアターだとその数倍とかになったりもするから、IMAX1回の費用で何度も見れるということでもある。

言われてみれば……このチケットの値段なら、俺も複数回見ておこうとかいう気分になって何度も見てる。

悪い数字にはならんと思ってたよ。
2日の夜に見に行ったが、10時頃からの回なのに席埋ってたしね。作品自体の出来が良いから初動で埋もれなければ何とかなる。

見た。良い作品だったけど、ファンタジー過ぎるのは個人的に少々マイナスだったかな。
「君の名は。」がウチの国で人気になっているのを見ると「秒速5センチメートル」などの昔の新海誠作品がウチの国に入っていれば……と思ってしまう。

いや、「秒速5センチメートル」が入っても「君の名は。」のようにはいかないだろ。あれは文芸的な空気の濃い作品で大衆向けでは無い。それに終わり方もハッピーエンドでは無いから厳しい。
素晴らしい作品だとは思うが、商業的な大成功には向いていない。

「秒速5センチメートル」の頃って日本のアニメ映画をウチの国の輸入して上映するというのが不可能に近かったし……それに視聴者になる層も育っていなかったから仮に上映されてもうまくいかなかったろうね。

ネット配信だけど「言の葉の庭」の版権を楽視が買って、高画質版を配信した時もダメだったのはよく覚えている。
「君の名は。」の中国でのヒットは、今の新海誠が作った作品が今の環境で上映されているからだろう。

面白いんだろうけどなんかこう、モヤモヤしたというか納得し難い所があったような。ストーリー面、特に恋愛関係で。
これがとりあえず昨日と今日で2回見た自分の感想。

なんとなく言いたいことは分かる。私も過去の作品、「秒速5センチメートル」で描かれた恋愛に比べると感情移入し難かった。

新海誠は恋愛がテーマになるけど、「君の名は。」は今までとは違うからね。これまでの作品とは感情移入と言うか、没入感のさせ方が違うようにも感じたし、そこで引っかかる人がいるのもしょうがない。
しかしお前、そんなこと言いながらきっちり2回見てるのかよ!



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でも「君の名は。」が中国本土で当たる可能性は認識されていたものの、実際に大きな当たりになると確信できていた人はそれほど多くなかったのかもしれません。

現在中国で飛び交っているやり取りを見ていくと、「君の名は。」を見に行くのがある種のイベントになっているような節も見受けられますし、この盛り上がりもしばらくは続きそうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「君の名は。が中国国内でも上映だ!」「だが問題は俺が一人で見に行かなければならないということか!」

石田彰に見るこの十数年の中国の声優人気の盛り上がり方

ここしばらくの間で中国オタクの古強者の方々と中国オタク史的な話をする機会が何度かあったのですが、イロイロと新たな事実を教えていただき驚いたりなんだりな今日この頃です。
そんな訳で今回はそういった話題について一つやらせていただきます。


中国でも日本の声優、特に男性声優は大人気で、2009年からは中国現地でも日本の声優を招いてのイベントが頻繁に開催されています。

私が中国における日本の声優人気を意識するようになったのは00年代の半ば頃からなのですが、その時点でもう既にかなりディープなファンがいて、
「中国の日本のアニメ好きな人の間で大人気な声優」
というのもハッキリしていた印象があります。
ですがなぜ中国で男性声優の人気がここまで高まったというか、深くなったのかというのかはハッキリしないままでした。

例えば声優関係も含めて中国オタクに大きな影響を与えた作品としては
「ガンダムSEED」

があるのですが、
当時中国の日本アニメ好きな女性の話を聞いてみた所、
「アスラン・ザラのファンだから石田彰さんが好き」
という人もいたのですが、
「石田彰さんなのでアスラン・ザラが好き」
といった論調の人もかなりいたのが少々不思議でした。

これが男性の場合ですと、
「ラクス・クラインの声優だから田中理恵さんが好き」
という人ばかりだったので、キャラ→声優という流れが分かり易かったのですが……
中国オタク「ラクスが結婚!?……おめでとう……うん、おめでとう……」

実は石田彰さんに関しては、中国では「ガンダムSEED」以前に既にかなりの人気になっていたという事情があるそうです。
そしてこの石田彰さんが中国で人気になる過程を追っていくと、中国における日本の男性声優人気の盛り上がりもある程度見えて来るのだとか。

そんな訳で、以下に中国オタクの古強者から教えていただいた石田彰さんの中国における人気の変遷を大雑把にまとめてみます。


まず石田彰さんが意識されるようになった作品とキャラは何かというと、中国でも大人気になった「新世紀エヴァンゲリオン」の渚カヲル……ではなく、
「スレイヤーズ」

のゼロスだったのではないかという話です。

実はエヴァは当初、主に吹き替え版によって中国に広まったので声優人気への影響はそれほどではないそうです。コレと同じく、例えば「スラムダンク」も中国では社会現象レベルの人気になったものの、主に吹き替え版で広まったことから出演者に関する情報は広まっていても声に関する思い入れはそれほどでもないのだとか。

中国ではテレビのシステムが本格的に衛星放送に切り替わる前に、地方のテレビ局で視聴率が稼げる手軽なコンテンツということで日本のアニメが流されまくった時期があるのですが、そこで頻繁に放映されていた作品の一つが「スレイヤーズ」だったそうです。

更にそれが字幕版であったことから日本の声優の演技も意識されるようになったらしく、中国オタクの方曰く
「恐らくスレイヤーズのゼロスが中国に広い範囲で影響を与えた最初の石田彰さん演じるキャラだったのではないかと思う」
とのことでした。
この話を教えてくれた方にうっかり聞くのを忘れたのですが、中国でもゼロスの
「それは、秘密です」
とかが流行っていた時期があったりするのでしょうかね……


それから中国では00年代になると日本のアニメが中国の青少年層にいよいよ広まっていったのですが、その時期にアニメ以外に声優人気を後押ししたのがゲームとドラマCDでした。

今でこそ中国オタク界隈に対する日本のゲームの影響力はファルコム系などの一部が頑張っているくらいになってしまっていますが、過去には日本のゲームが中国の若者に大きな影響を与えていた時期もありました。
その時期に中国に入って広まった日本のゲームの中でもAVGは日本の声優の演技を強く意識させられるものだったそうです。

当時、中国の女性層に大きな影響を与えたのが
「遙かなる時空の中で」シリーズ

だそうで、一作目の石田彰さん演じる安倍泰明は人気キャラの一人だったとか。

そして中国における声優人気に対して最も大きな影響を与えたとされるのがドラマCDだそうです。
00年代前半〜中盤の頃にはBL関係も含むドラマCDが中国で人気となっており、中国語訳のテキストと共にファン同士のやり取りも活発に行われていたそうです。

当時中国で大人気となった作品には
「銀の鎮魂歌(レクイエム) 」

などがあるそうで、この辺りの作品によって石田彰さんの人気がいよいよ高まって言ったという話です。

当時の中国ではドラマCDがアニメの関連コンテンツとして、急速に広まっていったそうですが、これに関しては中国オタクの方曰く
「中国のファンは『効率的』『効果的』なものを求めるので、ドラマCDはうってつけでした」
とのことでした。

確かに中国のオタクな方々にはそういった傾向を感じますし、関連アイテムを求める際に、コンテンツの濃さというか「効果」を求めてドラマCDに進んでいったのは納得できる所もあるのですが、それと同時に「なぜこんなことになってしまったんだ」という気分にも……
それはともかくこのドラマCDの流行の影響は非常に大きく、中国における日本の声優人気とファンのコミュニティが確立されることになったそうです。

このような背景があったことから、
ガンダムSEEDが中国に入った時には既に
「石田彰さんだからアスランに注目する」
というような人がかなり増えていた模様です。
ちなみにこのドラマCDが広まりまくった時期は石田彰さんの他にも、森川智之さん、緑川光さん、三木眞一郎さんなどが大人気だったとのことです。

そしてその後は順調に(?)中国に入る情報が増え、イベントが開催されたり正規ルートでの作品配信が拡大したり、通販や代理購入などによるグッズの入手などが活発になったりしていく流れになったそうです。


中国で「オタク」という存在が意識され、ネット上を中心にオタクとしての活動が活発になるのは06年の「涼宮ハルヒ」以降ですが、女性の声優ファンの間ではそれ以前から活動が続いており、その後の中国で盛り上がる日本の声優イベントの原動力にもなったのは間違いないようです。

それにしても今回まとめた話は私も今まで知らなかった部分が多かったのですが、こういった背景があるならば中国オタク界隈では男性と女性では声優に関する蓄積に数世代の差があるという見方もできますし、中国で配信されている新作アニメの人気や話題に関して男性声優のキャスティングがかなり影響するのも分かるような気がしますね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

中国に広まっちゃった日本のオタク文化や、中国のオタクな若者達に関する質問、更には当ブログへのネタ提供にツッコミなど大歓迎でございます。

コメントに書くのは何だというのでしたら、baiyuanlongyang「at」gmail.com (「at」を@にかえてください)の方にメールを送ってくださいませ。
このブログのまとめ+αな本 「オタ中国人の憂鬱 怒れる中国人を脱力させる日本の萌え力」 が出ています。
表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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日本からだと存在そのものを疑われる事も有る北京の漫画喫茶B3のHPです。このブログもここのコンテンツの一つということになっている・・・のかしらん?

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