「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む

記憶が薄れる前に書いておこうと、北京において行った「文化交流」という名のオタク活動やその方面のネタを適当に綴っております。

アニメ

やはり期待作の配信は難しかったらしい中国の2021年10月新作アニメ公式配信状況

例によって遅くなりましたが、中国で配信されている日本の10月新作アニメの状況についてまとめさせていただきます。

中国の娯楽分野の規制に関しては現在も多方面で継続中なようで、ソーシャルゲームや流量明星(ネットで人気の高い芸能人、有名人)といったジャンルごと名指しの主要ターゲットではないもののアニメの方も何かと厳しい状況なのは変わらないようです。

また4月の管理強化以降、配信スケジュールに関しても不安定になっていて全部の作品が始まるのがいつになるのかも分かりませんし、見切り発車でまとめました。
()で括っている作品に関しては告知や版権獲得の話は出ているものの、現時点では配信開始が確認できていない作品なのでご注意ください。


iqiyi
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
(takt op.Destiny)
(半妖の夜叉姫 弐の章)
ワールドトリガー 3rdシーズン


iqiyiは今期もとりあえず新作アニメの配信は行われている模様です。
プリキュアやワンピースの独占配信や他の一般向けアニメ、ウルトラマンなどの特撮の配信は行われているようですが、1クールごとの新作アニメはやはり不安定のようですね。


テンセント
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
先輩がうざい後輩の話
(半妖の夜叉姫 弐の章)


テンセントも新作の配信はあるようです。また他にもウルトラマンなどの特撮、一般向けアニメはあるのですが……
そう言えばテンセントでの配信があるにもかかわらず7月新作の東京リベンジャーズが中国本土では日本と比べてかなり大人しめな人気だった(同時期の作品の中では人気はある方だそうですが)のはちょっと興味深い所ですね。


bilibili
王様ランキング
カードファイト!! ヴァンガード overdress Season2
(境界戦機)
極主夫道 パート2
最果てのパラディン
サクガン!!
進化の実〜知らないうちに勝ち組人生〜
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
先輩がうざい後輩の話
大正オトメ御伽話
(takt op.Destiny)
(Deep Insanity THE LOST CHILD)
(でーじミーツガール)
(半妖の夜叉姫 弐の章)
(ビルディバイド -#000000-(コードブラック)第1期)
(ブルーピリオド)
平家物語
MUTEKING THE Dancing HERO
(やくならマグカップも 二番窯)
結城友奈は勇者である -大満開の章-
ルパン三世 PART6


中国オタク界隈における今期の期待作である「無職転生」などの配信はやはり無いようですが、中国オタクの方の話によると、事前の空気に比べると「意外に多くの作品が配信される」という印象もあるそうです。
しかし作品のページはあるものの、現時点では配信時期未定の作品も少なくないようです。10月の新作以外にも、7月の新作だった「RE-MAIN」が今になって更新されだしていたり、「出会って5秒でバトル」の最後数話が最近になってまとめて更新されるなど、相変わらず配信開始、最新話更新のスケジュールが安定しない


以上です。
気を付けてはいるのですが、まとめる際に度々抜けや間違いが発生しております。

現在の中国では規制の影響もあり配信スケジュールが不安定ですし宣伝に関しても自粛気味なことから、配信状況に関しては実際に動画サイトの方を確認しないと分からない所も少なくありません。
しかしIPの問題や有料会員限定配信などもあり、日本から調べるには限界があるので今回のまとめの正確さに関してはどうにも自信がありません。
そんな訳でいつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「もしかしてアニメやマンガにちまきが出てくる作品ってほとんど無いのか?以前聞いた話では日本でも端午の節句にちまきを食べるということだったのに……」

そろそろ10月の新作アニメの配信状況をまとめようかと調べていますが、新作アニメは配信が無くなるということにはならなかったものの、やはり「無職転生」などの中国における期待作の配信も無くいまいち盛り上がりに欠けるようですね。

それはさておき、今回はうっかり忘れていた季節ネタを……
中華料理における粽子(ちまき)は、ほぼ季節モノとなっている日本のちまきと比べてかなり存在感のある食べ物となっています。中国のちまきは味や材料に関しても非常に幅広く、更に地方ごとに慣れ親しんだ味の違いもあることから「流儀の違い」的なもので論争が起こる食べ物でもあるそうです。

そういった論争は中国オタク界隈でも勃発するらしく、時折ちまき関係の話題で盛り上がったりすることもあるのだとか。
中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「ちまきが出てくるアニメやマンガが見当たらない」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


もしかしてアニメやマンガにちまきが出てくる作品ってほとんど無いのか?急に気になって調べてみたが、ほとんど見つからない。
以前聞いた話では日本でも端午の節句にちまきを食べるということだったのに……

ちまきは国内ならともかく国外では日常的ではないんじゃないの?

そうだね。日本の二次元に出てくるなら日本の一般常識レベルで知られている中華料理、麻婆豆腐レベルでないと厳しいと思う。

二次元は象徴的なアイテムを季節イベントの演出に使うけど、日本の端午節の食べ物としては柏餅にちまきは淘汰されてしまったようだ。

確か昔読んだ話だとは関西で食べるのがちまき、関東で食べるのが柏餅だったかな?
現在の日本社会でちまきが売られていないわけではないけど、日常的に食べるものではないらしい。

日本は旧暦使わなくなって端午節は実質的に5月5日の「こどもの日」の祝日と合体している。そして「こどもの日」のアイテムに関しては主に鯉のぼりと柏餅、場合によっては武将甲冑の模型だね。
言われてみればここにちまきが混じっているのは私も見たことがないかも……

ちまきが文化と関連する食べもの扱いだと日本の作品ではあまり出ないのも仕方が無いのかね。日常回で使えるものじゃないだろうし。

こっちだとちまきはわりと日常的に食べるものなんだけどね。

ちまきと言えばしょっぱい味。甘いのはありえない!

やめろ!また戦いをしたいというのか!

ちまきは「咸甜之争」が毎年あるからな……定番の形式、味、具が固まっていないのも国外では扱いにくそうだ。

国産作品でちまきが出ないのは、ヘタに出したら味や具や作り方や食べ方で戦争が起こるからだという説を今考え付いた。

あと当然ながら地方によってはあまり日常的に食べるものではないこともあるね。
特に国外においてちまきはさすがに餃子とかに比べると文化的な影響力では劣るかと。そして中国国外では文化要素の記号的な道具としても活用されるから一番有名なもの(或いは現地で常識的に知られているもの)以外は厳しい。

北方が甘くて南方がしょっぱいという傾向はあるが、具まで言い出したら本当に戦いが終わらなくなるからな……

ちまきを語る人間は中国人が皆ちまきを好みという前提で語るのがおかしい。
俺はちまき好きじゃないし、日常的に食べることもない。さすがに端午節に食べる伝統までは否定しないけど……

気の毒に本当においしいちまきを食べたことが無いのだろう
広東の方だと普通に朝食で並んでいるぞ。

だからやめろって!

自分の好みと自分の地方の季節イベントの伝統的な食べ物が合わないとかなり厳しいよな。
私は甘いのが苦手なのに地元の伝統的な食べ物は甘い物ばかり。ちまきもナツメ入りでガツンと甘い。かと言って俺は南方の肉ちまきの方が好きなんだなんて言うわけにはいかないし!

伝統系はね……月餅も近頃はアイスクリーム月餅とか現代向けのも出てきたが一昔前はヘビー過ぎて私も私の同年代の子も「我慢して食べる」もの扱いだったよ。

伝統文化系の料理って特定イベントには強いから、グルメ系作品で中華街や中華料理をテーマにした回を探せばありそうな気はするんだが。

月餅そのものではなく、月餅という名前のキャラはいるよ!

そもそも国外だとちまきはどれくらい流通しているの?
国内だと簡単に買えるけど、日本では売っているのを見た記憶が無い。「探せばある」くらいだと珍しさが足りなくて逆にアニメやマンガでは扱われなくなるぞ。

うーむ、自分が昔学んだ知識では日本人も普通にちまきは食べるということだったんだが……当時はあえて日本のちまき事情なんて調べようと思わなかったし、今は逆に調べても検索で引っかかるのが中華料理専門系でよく分からない。

私も言われてみるまでアニメにほぼ出ていないというのは意識しなかったよ。
日本の童謡の「背くらべ」では兄がちまきを食べながら弟の身長を測って柱に目印を刻んだという内容だし、多少の違いはあるだろうけど日本でも普通にちまきは食べられているものだと思っていた。

うろ覚えだけど「将太の寿司」にちまきネタがあったはず。あと同じ作者の「ミスター味っ子」にもちまきネタがあるらしいがこっちは見てないので詳細不明。

しかし日本の二次元はともかく、国産二次元でも意外に思いつかないな。グルメ系作品が国産には珍しいというのもあるのかもしれないが、ちまきってそこまで珍しいものではないはずなのに。

ちまきは食べる際に包装を外さないといけないから描きにくいし、形も一定しないのがね……他の料理に比べて食事シーンが特殊な描写になってくるから。

国内だと味や具の定義で荒れそうだから扱いにくい。個人的にはどっちも食えるからおいしければ甘くてもしょっぱくても構わないんだけど。
あと日本の二次元に関しては広まっている規模の問題だろう。作品としてはちまきを出すくらいなら餃子や包子を出したいだろうし。

一応ラーメンのように日本で現地化したちまきというのはあるよ。ただそんなに美味しいものにはならなかったようで、ラーメンのような存在感は無い。
言ってみればちまきは日本社会においてはそこまで人気の料理ではないということなんだろう。

しかし日本から作品経由で入る食べ物ネタはあっても、こっちから日本に入る食べ物ネタってなかなか無いよな……

ウチの国の美食系作品は昔と比べて増えているが、日本に入るような作品には無いからな。国産女性向け二次元ソシャゲに中華美食擬人化作品があったはずだから、そっちでもしかしたら……?

「食物語」か。アニメ化の話もあったけど、どうなんだろうな。ただキャラはともかく美食描写を2Dアニメで描ける人や、3Dでわざわざコストをかける人がいるかというのが疑問として出てくる。
そして日本のアニメの食事に対する作画コストの高さが改めて不思議に思えてきたりも。



とまぁ、こんな感じで。
迷走しながらイロイロな話が出ているようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方によると
「ちまきの味に関する論争はたいへんなことになります!甘い味付けとしょっぱい味付けで争われることが多いですが、日本で例えるならきのこたけのこ戦争の如く戦っています!!」
とのことでした。

それにしても日本のアニメでちまきが出てくる作品って何がありましたかね。確か「アンパンマン」にちまきくんとかがいたような……でも形が三角だったのでおむすびまんとかぶって厳しそうだと感じた覚えも。それと細長いタイプのちまきの方は私もアニメやマンガで見た覚えが無いかもしれません。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「皆は予算がたくさんかかっている作品、或いは十分な予算があったと感じた作品ってどんなのがある?」

ありがたいことに
「中国のオタクはアニメ作品の評価でお金がかかっているかどうかを気にする発言が目に付きますが、彼等の考えているお金がかかっている作品の認識がどうもよく分かりません。中国では具体的にどのような作品がお金がかかっている作品だと評価されているのでしょうか?」
という質問をいただいておりましたが、先日ちょうど良さそうな話を教えていただきました。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「予算がたくさんかかっている作品、十分な予算があったと感じた作品
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


皆は予算がたくさんかかっている作品、或いは十分な予算があったと感じた作品ってどんなのがある?
作品批評で金がない、貧乏なアニメというのをよく見かけるけど、その比較対象として逆に予算がたくさんある作品を知りたくなってきたんだ。
大規模予算の作品だけでなく、良い作品になるために十分な予算がかけられているという作品でも構わないので教えてほしい。

そういうのは劇場版が多いね
最近のだと「閃光のハサウェイ」やFate劇場版の「Heaven's Feel」とかだろう

安定して分かりやすいのはufitableかと。あとは京アニやボンズ?
作画崩壊が無くなるわけじゃないが、十分な予算の作品で作られているのが分かる。

「Fate」のZeroもUBWも経費をかなり燃やしたんだろうと思うよ。

ufotableは金もだけどスケジュールも余裕があるんだろうという印象だね。CGも使ってるけど手描きでやっている所もかなりある

個人的には予算と画面のクオリティの関係はどうもよく分からない。例えば「空の境界」はそんなにお金かけたとは聞かないがクオリティは高いわけだし……

予算が足りている的な意味なら「カウボーイビバップ」がオススメ。昔の金があった頃のアニメ業界の良作というのが見て取れる。

「鴉-KARAS-」は作品自体に予算はかかっているが、予算使い過ぎて会社が消えたという伝説がある

「攻殻機動隊」は一話数千万円だったかな?通常の3倍くらいらしいが、確かに昔の作品だとは思えないクオリティではある。

「甲鉄城のカバネリ」なんかは予算十分なアニメ的な評価をよく見たな。ただそれがそのまま作品自体の評価にはつながっていないし、予算が無いと駄作になりがちだが予算がたくさんでも名作になるとは限らないのも分かる。

逆に「まどか☆マギカ」の最初のTVアニメは低コストで大成功した例だろう。

「まどか☆マギカ」は納期の問題は出たけど予算的には特に少ないというわけではないと思うが……成功の規模に比べて少ないのは間違いないだろうけど。

エヴァの新劇場版は?予算十分で高クオリティの分かりやすい例だろ。

私もそれを思い付いた。
あと京アニ関係はだいたい予算十分。分かりやすいのは「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」とかだけど、よく見ると予算かかってるのが「メイドラゴン」ではないかと。

「グレンラガン」なんかは日本のアニメの黄金時代で金に困らないで作られたからのクオリティだと思っていたが、そうでもないのかね。
予算の過不足については正直よく分からない

俺はガイナックスの作品では「フリクリ」が金かけて作られてるなと感じた。クオリティもだし製作スタッフも豪華なのが一目で分かる。

近年の作品だと「宇宙戦艦ヤマト2199」が経費使い放題級として分かりやすいかと。元になった旧作版も何かと金を使った作品だがさすがに今の感覚では分かりにくい。

近頃の作品ならば「リゼロ」は?

「リゼロ」は全般的にレベル高いけどそこまで金かけられてないんじゃないの?第三期の話も聞こえてこなくなっちゃったし……

企画が続くことと予算の有無は別だぞ。
そもそも「リゼロ」は全体的に作画崩壊無しで背景まできっちり描いて使いまわしも少ないし声優も豪華だ。現在の環境ではかなり予算に恵まれた作品だよ。

豪華さ、質の高さが印象に残るかどうかってのも人によって違うからこの手の認識のすり合わせって難しそうだ。個人的には近頃のだと「無職転生」は金かけているなと感じる作品だったね。

かなり昔の作品だが「王立宇宙軍」が予算かかり過ぎて初期のガイナックスが消滅しかけたとか。

あれは音楽に坂本龍一起用しちゃったのも予算増大につながったと聞くな。画面のクオリティだけで判断することは難しそう。

予算が派手に使われているということならばとりあえず大友克洋関係を探せばいいのでは。

今思い出したが「REDLINE」はどう?手描きも音楽もスゴイレベルだ。

あれCVに木村拓哉とかの芸能人使ってたし予算かけてそうだよね。それでも知名度微妙だが。

「REDLINE」は広報に金かけなかったから埋もれたという説もあるとか。
アニメの予算って制作現場の他に広報の分もあるから数字だけだとよく分からない。例えばジブリ作品の場合は広報の予算も入った数字だ。もちろん現場で使われる予算は日本のトップレベルらしいが。

「かぐや姫の物語」が日本のアニメ作品ではトップクラスと聞くが……手間がかかってるのは分かるけれど予算たくさんというのは分かり難いよね。
あと上で出ているエヴァの新劇場版って予算不足ではないが豊富というほどではないレベルだったはず。画面のクオリティは間違いなく豪華だけど。

手間がかかっているというなら京アニ系作品は大体そんな感じ。個人的には「日常」が特にそう感じたな
ただ昔の作品の手描きアニメは予算との関係がいまいちハッキリしないのもあるね。何かとコストをかけているのは分かるんだが……

まだ出てないのだと「ワンパンマン」の第一期とかはどう?

「ワンパンマン」は予算がたくさんというほどではないだろ。
あれは高いというよりも上手い方だと思うが。もちろん金が無いわけでもないだろうけど。

こういうのってイメージ、印象と実際が違うことも珍しくないのがね。
予算かかってるイメージのボンズ作品とかも実はそこまでではないことがある。例えば費用十分扱いされることのある「スペース☆ダンディ」も一般的なレベルの予算で制作されているらしいし。

手描き部分が高クオリティで良く動く、崩れないならばコストがかかっている、予算豊富と見ていいんじゃないかな。
例えば「アイドルマスター」のライブのような感じで。あのライブの衝撃が私がラブライブより前にアイドル系アニメにハマっていた原因だ。

予算がたくさんというなら「神撃のバハムート」の第一期だろう。あれは本当に驚いた。なお第二期は……ストーリーが……

近頃の作品で金がたくさん使われているならソシャゲ原作だと思うんだがパッとしないのも少なくない。Netflix系も予算潤沢なはずなのにそういうのを感じられる作品に出会った記憶がすぐに出てこない……予算と作品の質の関係って難しいね!

サイゲームスのアニメは金があるのは分かるが、それが上手くいっていないのも分かってしまう作品があるからな
「グランブルーファンタジー」なんかも線の多い原作キャラをよく動かしているとは思うんだが

作品の質に関しては予算もだけど制作期間、「上から下までの」制作スタッフの確保が関係する。
だからスケジュール的に厳しいTVアニメよりも劇場版やOVAを探すのが良いという傾向はあるはず。しかしそれ以外は何とも言えない……



とまぁ、こんな感じで。
予算については表に出ている情報が少ないですし、判断についても見る方の感覚による部分があるので具体的に考えていくと人それぞれになって来る所もあるようです。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「基本的には綺麗な絵でよく動いて作画崩壊しないのがお金のかかっている作品だと認識されていると思います。ただ誇張表現で歪ませた絵と作画崩壊の区別ができていない人もいますし、CGに混じる手作業といった部分も人によっては制作の難しさや価値を理解していないかもしれません」

「正直に言えば私はお金が足りないことによる影響は分かりやすいけれど、お金がたくさんあることによる影響は分かりにくいと感じています。お金と時間が無かったのは作画崩壊などで分かりやすいです。しかし私は2Dアニメでクオリティが高い、見ていて気分が良いというのは分かってもお金がかかっているかをきちんと把握しているかは自信がありません」

「豪華さである程度把握できる3Dアニメと違って2Dアニメの場合は個人のスキルがすごい作品もありますし、クリエイターがこだわることの金銭的なコストというのもよく分からないもので……」


という話もありましたし、予算によって悪くなる方はともかく良くなる方は一定以上のレベルになると受け止め方や評価に関して個人差が出る所もある模様です。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「なぜ金の無いアニメなのにこんなに面白いんだ!?」私、能力は平均値でって言ったよね!に対する中国オタクの反応

中国オタク「皆にとって昔は神作に思えた作品ってある?若い時でなければ神作品に思えない作品或いはその逆の作品について語ってみたい」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「シリーズ作品の中でファンから無かったことにされている作品ってどんなのがあるかな?」
に関して、その後追加でネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

作品の受け止め方には作品を見た時点での年齢特有の環境や人生経験なども影響するかと思いますし、歳をとった後に改めて同じ作品を見てみると若い時とは違った印象になることも珍しくは無いかと思われます。

中国のソッチ系のサイトでは
「昔は神作に思えた作品、若い時でなければ神作品に思えない作品」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


皆にとって昔は神作に思えた作品ってある?若い時でなければ神作品に思えない作品或いはその逆の作品について語ってみたい。
ちなみに自分にとっては「東京喰種」かな。今のぐだぐだな評価も理解できるが、昔見ていた時は本当に凄い、神作だと感じたのも確かなんだよ。

ある年齢、特定の年代の時には面白く感じる作品か……そういうのあるよね。
私は「ガンダムSEED」がそうだったかな?ただ当時を思い出してみると周囲の評価に流される部分もあるから、年齢に加えて時代による影響もあると思う。

そこは否定しない。仲間との話で盛り上がって楽しいと感じる部分もあるから、その時期特有の評価基準というのもあるだろう。
ただ大雑把に若い時はとても面白かった、或いは逆に今の歳になって見たらつまらないどころか面白かったくらいの大体の印象で問題無いよ。

昔見た神作に関しては記憶の中でどんどん美化されていくのもあるからな……俺が思い付いたのは「ギルティクラウン」だ。

何となく分かる。
でも私は「ギルティクラウン」の後半の展開が昔は受け入れ難かったが、今はあれはあれで一つのやり方だと思うようになってきたな。

自分にとっては「コードギアス」かな?面白くないと思うのではなく、熱が若干醒めて神作から良い作品くらいになる感じだけれど。

中二病的なセンスの作品はそういうのが多そう。

私はネット小説にそういうのが多いと感じるね。
自分の中では追いかけていた時は神作だと思っていたけど今では……みたいな作品がそれなりにある。

ウチの国のネット小説は商業的な競争があるから質も量も常にアップデートされ続けているからね。
その時代には比較対象が無い、その時代だからこその新鮮さによる補正の部分も大きいのだろう。

確かに。
昔初めて読んだ時は強烈な衝撃を受けたネット小説作品ってのがある。
今の若い世代に紹介すると嘲笑されることすらあるし、そうなるのも無理はないとは思うが、出現した当時の衝撃というのは間違いなく存在したから同年代のネット小説読みとはかなり話が合う。

ウチの国のネット小説はどんどん規制が入って書けない話も増えて窮屈になっているのは間違いないが、何でも書けた昔の方が良かったかと言われればそうとは限らないからね。読みやすさ、爽快感、課金と時間のコストパフォーマンスは新しい方が優れているという気もする。

なるほど。
私は二次元作品に触れるようになったのは大学になってからだし、その当時はもう子供じゃなかったから中二病作品の見方が変わるというのは無いと思っていたが、ネット小説とかを考えるとそうでもないか。

「中二」「厨二」と言われるが年齢がそんなに厳密じゃないよ。
例えば「ガンダムSEED」「BLEACH」「コードギアス」などは中二病要素が高いという評価のある作品だけど、ウチの国でのリアルタイムでの主な支持層は大学生のオタクだった。
こういうのってどれだけ幅広く作品に接しているか、作品を見た数に加えて作品を追いかけたか(迷走しても!完結しなくても!)といった経験も影響するのだろう。

ハマったばかりの頃って何を見ても新しいし神作ばかりな状態とも言える。
当時の自分の作品語りとかを思い出すと叫びだしたくなるが、あの何でも面白かった状態に戻れたらいいなと思ったりもするね。

作品知識が増えると見方も変わるし、討論する際の基礎となる評価も変化するよな。年齢とは別に時代による変化は間違いなくある。

日本の作品じゃないけどバットマン、特にダークナイトはそういう変化が激しそう……いや、自分の中でも周りでも激しいな!

このテーマですぐに思いついたのは「ガンダムSEED」と「DESTINY」だな。初めてみた時はなんて深い作品なんだと思ったが、その後「UC」経由で宇宙世紀系作品を見るようになってSEEDが過去の名作のキャラ萌え劣化リメイクだと感じるようになってきた。

そしてそこからまたSEEDはなんかんだで良い作品だという評価に戻る自分みたいなのもいるぞ!
昔みたいに全肯定するわけじゃなくなるから、神作扱いとはまた違うけどね。

昔は神作と思っていても、後で考えると良くも悪くも普通の作品だという評価になることって多いよね。嫌いになるという程でもないが、熱が冷める……

神作と評価していたか……なら「GANTZ」かな。自分がネット小説の無限流ジャンルにハマっていた時期で、その源流として神作扱いしていたというのもある。
(訳注:中国のネット小説の無限流に関しては過去記事の中国のネット小説ジャンル「無限流」、その源流となったのは「GANTZ」をよろしければご参照ください)

私も「東京喰種」が頭に浮かんだ。
当時は本当に凄い作品だと言われていたし、私自身もそう思っていたんだ。

その時期の作品だと「ワンパンマン」なんかもあるが、こっちは名作の地位を確立して良い意味でネタも広まっているよな。ストーリー、設定、作品展開、どこで差がついたのだろうか。

聞こえてくる話だと、神作扱いからバカな作品と酷評するレベルまで変わってしまう人もいるらしいが、自分の中ではさすがにそこまでいった作品はないな。神作とは言えなくても評価のできる部分、好きなキャラというのは相変わらず存在する。

うーむ……あえて挙げるなら「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」かな。
私はもう昔のような強い気持ちは無いけど、それとは別にそういうのが好きな人、好きな年代を狙って直撃させたスゴイ作品という意味で高く評価している。

特定の年代ということなら「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」だろう……長く続いているから途中で目が覚めるというか熱が冷めてしまったファンを何人も見ているよ。

逆に特撮系作品は昔の特定の年齢ではダメで、歳をとってから良いと思うようになってきたかも。

歳をとってからプリキュアが面白くて仕方が無い自分はどうなんだろう?昔は子供向けアニメ、それも幼女向けなんてバカにしていたのに!

それに関してはオタク界隈の価値観の変化もありそうだな。
昔は子供向けというだけで切り捨てられていたから……今でもその傾向は存在するが、昔は本当に苛烈だった。

私にとって「けいおん」の良さが若い時には分からなかった。しかし高校生活が遠いものになってからはとても輝いていると感じる名作になっている。

ガンダムは知識が増えると特定の神作と崇める作品しか認めない状態になるか、どんな作品もアリだという状態になるかの両極端な発展の仕方をする印象。
自分は後者寄りだと思うが、自分の中で最も評価が変わったのは「V」で作中に漂う自然な狂気がなんとも独特で評価できると感じるようになった。

私の場合、国産ではネット小説以外にも「三体」なんかがそうかも。初めて読んだ高校生の時には本当に衝撃的だったが、大学でSFに関わるようなことを学んだり元ネタになる作品を知ったりした後は作品内の穴が気になってきて……今でも悪い作品では無いと思ってはいるんだけどね。

国産ならば「水滸伝」だ!
昔は主人公達がどいつもこいつも人でなしで好漢とはいったい……という評価に染まっていた。当時のちゃんと読んでなかった自分に加えて当時のネットの評価による影響もあった気がする。
今ではその面白さ、当時の社会描写の興味深さや資料的価値などはさすがに四大名著クラスだと思っているよ!!

今では「銀魂」の説教セリフ、夢と現実の違いに直面した時の態度が心地良くなってきたな。昔はギャグ部分しか興味無くて説教が鬱陶しいとか思っていたのに。

キャラの印象も変わるよね。俺は「銀魂」ではマダオの印象が中学の時とかなり変わっている。あとここで出ている作品だとシン・アスカに関しても嫌なヤツから気の毒な人になってきている。

神作についてではないんだが、中高の頃と評価がかなり変わったのは「To LOVEる」だね。昔はエロ目的の下品な作品だと表ではバカにしつつこっそり見る作品だったけど、今ではエロと癒しを与えてくれる作品だと表立って評価するようになってしまった……!

それにしても皆の話を見ていると「神作はいつの時代でも神作」みたいな話はわりと怪しくなってくるなあ

そういうのって「自分にとっては」という話でもあるのかもね。
私も昔はそんな風に考えていたこともあるが、現在は誰かと同じように高い評価をするためには作品のクオリティ以外にも共通するセンスや経験も必要なのではないかと考えるようになってきた。

年齢、それから時代が変わると近頃の気に入らない作品批判に使われるのではない、ちゃんとした意味での「価値観」の違いが出てくるのだろうね。
国産のネット小説だって昔の作品の価値観が今では通じなくなったりしているし、外国である日本の作品だと尚更だろう。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における作品の評価の変化なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国では若いオタクが中二病的な作品を好む傾向はありますが、それに加えて子供向け作品、それから価値のない作品(ギャグやハーレムなど)を強く嫌う傾向があります」
という話もありました。
中国ではオタク層が形成される際に
「自分達の見ているアニメやマンガは子供向けの幼稚なものではない大人が見る価値のあるものだ」
という考えが強く出ていましたし、現在も子供向けを嫌う空気はかなり残っているようです。

しかし近頃は子供向け作品や単純な娯楽寄りの作品を「これが良いんだ」と受け入れる人も増えているそうですし、中国オタク界隈では好みがどのように変化していくのかといった辺りも気になってきましたね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「偽物が本物に勝つ、それもポジティブな方向でそうなる作品を知りたい。いざ探してみたら見つからなくて……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では「何々みたいな作品がないか」「何々な展開がある作品を教えて」といった話題が頻繁に飛び交っているそうです。
また中にはいざ探してみると難しい、意外な作品が該当するなど予想とは少々違う方向に話が伸びていくこともあるのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「偽物が本物に勝つ展開のある作品」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(話題の関係上ネタバレが含まれますので一応お気を付けください)


偽物が本物に勝つ、それもポジティブな方向でそうなる作品を知りたい。いざ探してみたら見つからなくて……皆の知識を分けてくれ!

すぐに思いついたのはFateの「UBW」だな。
フェイカーな能力の士郎が原典の金ぴかに勝つ。でも他の作品は……言われてみればありそうでないな。

そこまで勝ち負け明確な話じゃなくてもいいんだ。模造品的な存在が一面では本物を超えた、みたいな話でも構わない。

ラノベの「理想の聖女?残念、偽聖女でした!」は面白かった。ストーリーのギミックもあるから最後まで楽しめる。

偽聖女クソオブザイヤーか。あれは面白い。
悪役令嬢や日本のファンタジーによくある「実は悪いヤツである勇者を別のチートで倒す」の中にもこの話題に合った作品がありそうな気はするんだが、すぐには思いつかないな。勇者クラス自体は本物なことが多いはずだしチートが勇者とは別物なことも多い。

勇者と言えば「葬送のフリーレン」のように、ニセモノが結果として本物と同等かそれ以上になる展開はとても良いと思う。

確かに探してみると以外に見つからないネタかもしれないな。
基本的には本物が正しく扱われるから人気になるわけだし、そこまで好まれない題材なのでは。

Fateのアーチャーを見ると別に問題は無い気もする。
他には……「メタルギア」なんかはどうだろう?

好まれないというよりも、どちらかといえば扱いにくい題材ということなのでは?
私が思い付いたのは物語シリーズの貝木泥舟。「恋物語」は特に良いぞ。

分かる。「そこに本物になろうという意思があるだけ偽物のほうが本物よりも本物だ!」と言うセリフはなんだか納得してしまう。

主人公じゃないけど「Vガンダム」のジン・ジャハナムは最終的に本物を超えていたと思う

ちょっと考えてみたが国産でもあんまり見かけない気がする。ウチの国そういうことばっかやってるのに、ニセモノが本物に勝つ展開はあんまり好まれないよね

だって現実だと真正面から本物、オリジナルに立ち向かうことって無いし……金や市場に関する政治的なアレコレなどの外部要素パワーでと言うのが多い。勝ち負けも視点を変えると微妙になってくることも少なくないので……
それに昔から自分が本物になるのが目的であって、本物を超えるとか、かつて存在した本物を認めるとかいう方向にはならんだろ

そもそも本物が勝つ方が自然だし視聴者を納得させやすいからね。
偽物が輝くためには目標となる本物が確立されていないといけないから、「普通の作品」と比べて少なくなるのも当然だ。

日本の作品はそういうキャラを結構出しているというか、当たりキャラが結構いる気がする。「七人の侍」の菊千代が自分の知っている中では一番古い偽物が本物を超える的なキャラかな。

勝てなくても本物に匹敵する精神性や活躍を見せるみたいなのはあるね。
ただエピソードの扱いとしてはメインではなくサブの話になるかと。

主人公はやはり難しいのだろう。でもサブキャラとして短編での活躍ならやりやすいネタだと思う。俺は「ウルトラマンオーブ」のババルウ星人の話とか大好き!

本物を超えるニセモノってある種のギャップ萌えだし、まず本物と悪いことする偽物のイメージがないと成立しない。
世界観や劇中の描写でそういうのを見せなければならない、或いは視聴者の常識として存在するネタが要るのでは。

映画だと昔から偽物が本物のフリをする、しなければならない状況に巻き込まれるというのはそれなりにあるような……

偽物のせいで本物が危機に陥る、コピー能力で本物が追い詰められるといった展開はどこでも定番なんだがな

ざっと考えてみたが、日本の作品でもコピー能力を使う偽物はやはり本物に勝てないというのが定番だ。それだけにFateは衝撃的だったと聞く。

上手く描けば王道の熱い展開にもなるんだろうけどね。
同人で性癖を選ぶが「もんむす・くえすと!」はストーリーも良いぞ!

クローン人間が主人公みたいなのは昔からあるし、コピー能力で勝てるかはともかくコピー側が主人公でホンモノと対決ってのはそこまで珍しくない

ロボ系もそういうのが結構あるよ。「ロックマンゼロ」のシナリオはかなり良かった。

主人公が実は「作りもの」という形での偽物で、自身の存在意義に苦悩する、本物と対決するなんてのもそれなりにあるような。

「テイルズ オブ ジ アビス」のように偽物、コピー側が主人公の作品も結構あるし、その過程で感情移入するのはニセモノ側だよね

私も「アビス」は印象に残っている。EDの意味を知った時は納得いかないものを感じたものだ。

「ニーア」もそういうネタがあったのを思い出した。

自分が実はコピーでしかなかったというオチは定番だが、そこを乗り越えて自分は自分だと立ち上がる展開は燃える。

そういうのはある種の儀式的な役割なのだと思う。父親や師匠を超えるように、自分のオリジナルを超えて自分自身を確立するといったものではないかと。

ただそれでもやはりコピー能力、本物ではない側が使う複製能力は敵専用の負け能力というイメージが強いな。

コピー能力って普通に扱うと強すぎるし作中の価値観、キャラの背景を否定するものになってしまうからな
だからそれを主人公に持たせてオリジナルを尊重する性能差をつけて、更にオリジナル(金ぴか)に対する勝機を設定したFateは珍しいし印象に残るのだと思う

奈須きのこはニセモノの中にある本物を目指す、本物の精神性というのを書くから、型月作品を見るのは良いかもしれない。



とまぁ、こんな感じで。
所々で脱線しながらイロイロな話が出ているようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれたからは
「そう言えば中国では日本と比べてFateの赤アーチャーの戦闘スタイルや、衛宮士郎の偽物であっても正義の味方を目指すことに関する評価は高くなかったですね」

「個人的な意見になりますが、これは中国では大多数の人がFate/Zeroから入ったのでギルガメッシュの人気が高かったのと、Zeroで活躍した衛宮切嗣の思想と衛宮士郎の関係性の薄さ、ズレに違和感を覚えたからではないかとも考えられます。もちろん衛宮切嗣と衛宮士郎の関係は後付けの設定ですが、先に刻まれた印象の方が強くなるので……」
といった話もありました。

そう言えば2016年のこの記事
ギルガメッシュの戦い方は武侠的?
の頃は確かに中国オタク界隈における衛宮士郎の評価は今と比べて非常に悪く、アーチャーに関してもUBWの詠唱ネタはあっても偽物が本物に勝つという展開に熱さや中二病的な良さを感じる人はいないと言われた覚えがあります。

中国オタク界隈の評価基準、受け止め方もイロイロな所で変化し続けているのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「主人公の年齢がメインターゲットと重なると人気になりやすいという理論はどれくらい正しいのだろうか?」

ここしばらくの間は断続的に中国の方から規制関係のゴタゴタ発生といった話が聞こえてきます。この国慶節で一休みくらいになってくれるといいのですが……
それはさておき、ありがたいことに普通のネタのタレコミもいただいているので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではアニメやマンガ、ラノベといった作品のお約束、定番要素といったものに関する考察で盛り上がったりしていますが、なかでも「人気になるために有効な要素、設定」については頻繁に話題になるそうです。

中国のソッチ系のサイトではそういった話題の一つとして
「人気のために作品のメインターゲットになる世代と主人公の年齢設定を重ねる」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


主人公の年齢がメインターゲットと重なると人気になりやすいという理論はどれくらい正しいのだろうか?
私は大まかな所では間違い無いと思うんだけど

世の中には「大きなお友達」なる人々もいるが。

そういうのって全体的に見れば一部のマニア層だろう。
オタク向けにしろ一般向けにしろ、多数派からの人気を獲得する場合は主人公とファンの主流となる層の年齢は重ねた方が人気になると思う。

一般向けならともかく、オタク向けだとそういうのはあまり気にしないでいいのでは?

二次元作品を長いスパンで見ているとジャンルのファン層の高齢化に伴う主人公の年齢の上昇傾向は感じられるよ。
ラノベなんかは昔のように少年、学生主人公ばかりではない。さすがに一気におっさんばかりになったわけではないが。

ネット小説は中年主人公、社畜とかも少なくないよね。

ガンダムとか主人公の年齢と視聴者の年齢が明らかにあっていなさそうな気がするんだけど……

初代ガンダムはそれで最初の放映で視聴率低くて打ち切りだからね。一面では正しいと言える理論に思える。

初代ガンダムは内容と設定が当時ではかなり大人向け寄りなのに、売る方はそれまでと変わらない子供向けのやり方をしたからね。
あと一応初代ガンダムはあれでも努力して設定上は年齢かなり若くしているはず。ブライトの年齢19歳、ランバ・ラルの年齢35歳は定番のネタ。

「ガンダムSEED」はキラの年齢設定が16歳〜18歳とウチの国で昔大人気になった頃の主な視聴者、中高生、大学生と重なる範囲の年齢設定だったと思う。
子供ではないが成年になるかならないかで、まだ大人扱いではない。

私も昔は自分と同じくらいの年齢の主人公が良いと感じていたのは確かだ。
しかし見る範囲が広がってくると自分と同じ年代の主人公ばかりじゃなくなるので、自然と脳内補正がかかるようになっていったな

年齢というと細かく感じるけど、大まかな世代で分けるならそんなに間違ってないように思う。例えば同じ年齢じゃなくても、学生主人公なら許容できる範囲のことが多いだろう。私が中学の時もそんな感じだったよ。

確かに。男性向け作品の場合は雑に見て、子供、学生、大人、おっさん、魔法少女といったような区分かな?

吸血鬼主人公とかを好きになるとほぼ確実に自分の年齢とズレるぞ。

設定だけ見ると人外系はそういうのが怪しくなるよね。「犬夜叉」とか。
実際はキャラデザや周囲のキャラの年齢設定で調整されているが。

私はオタクになった当初にハマっていた作品の主人公が中学生で、その後十数年経っても定期的に中学生主人公の作品とキャラにハマったりしているのだが……これは成長していないのか、好みが固定されたのか

そういうのを批判的に言う人もいるだろうけど、楽しめる作品を見れば良いんじゃないか?
日本はアニメやマンガを見る人間の範囲が非常に広いけど、結局は青少年キャラが主人公の作品が多い。あまりに歳を取ったキャラが主人公になるのは主にテーマ性の強い作品や短編だ。

「メイドインアビス」が近年最大の当たり作品な自分としてはこの説にあまり納得できない。

そういう反例になる作品については近年の魔法少女作品などもある。

年齢を合わせるというのは見ている側を容易に感情移入させるというのが目的の一つだ。
逆に言えばそういうのを気にしないで良い作品、別の所で感情移入させたり物語に引き込んだりできる作品は気にしなくて良い部分なのだろう。

それ以外にテンプレが固まっている場合も。
魔法少女や特撮の変身ヒーローとかはイメージの共通する基本設定部分は動かない。もちろんあえてお約束から外すように作ることもある。

確かに特撮は子供向けが主流なのに主人公は20代が多いな。

コメディ系は主人公の年齢あんま気にならない。子供向け、日常系問わず。
ジャンルによる所もあるかと。

全てに当てはまるとは言えないが、俺はそこそこ説得力のある理論だと思う。
例えば「ドラえもん」などの藤子不二雄作品は明らかにそういうのを想定した設定だよね。連載雑誌の読者層と重なる年齢の主人公にしている。

私は子供の頃から中高生主人公の作品を見ているからこの理論はあまり共感できない。ただ歳をとってからは子供キャラはともかく、質の悪い中二病はダメになったかも。

俺も中二病的なのとか、自分が極端なネタにかぶれていた時の価値観を思い出してしまうようなのはダメになってきている。現在は中途半端な若者とか、精神的に未熟なキャラとかが厳しい。

学生の頃は子供主人公がダメだったけど、これは子供キャラが共感できなかったからなのか、それとも当時のウチの国のオタクとして子供向けアニメを嫌悪する風潮に染まっていたからなのか……

これは観客を主人公に没入させたい作品において該当する理論では。それから作品を見るスタイルの変化というのもあるから全てに適用はできない。
例えば主人公ではなく周りのキャラに感情移入してその視点で作品を見る、子供の頃とは違って俯瞰的な視点で見るなど。

あー……「エヴァ」とか昔はシンジの惰弱さにイラついていたが、大人になってから見ると周りにマトモな大人がいねえ!シンジ頑張り過ぎだよ!!みたいに感じるね。

そもそもの疑問なんだが「エヴァ」は中学生向けなのか?

放映当時の制作側の意図は間違いなく中学生がメインターゲットだったよ。もちろんいわゆるオタク向けでもあったが。

実際に作品を見ている際に影響が大きいのは主人公をはじめメインキャラの価値観じゃないかな。しかしこれは実際に作品を見るまでは分からない。
だから予想する際には主人公設定、キャラ設定を参考にする。そして主人公の年齢設定は何かと作品の価値観が出やすい部分ではある。

実際には年齢よりも価値観というのには同意。主人公がそれだとストレスが本当に大きくなって作品を追いかける気力が無くなる

年齢設定が自分と重なるだけでなんとなくの没入感強化はあると思う。それでも価値観のズレを感じて作品に入り切れない場合は本当に合わないということなんだろうな……

年齢設定(とそれに準じたキャラデザ)が分かりやすくアピールできる要素なのは間違いないね。これに頼らなくても人気にはなるけど、最初に目に付く標識みたいなものだから全く関係ないとは言えない。

私はこの理論は主人公の精神年齢に該当すると思ったんだが、どうだろうか?

精神年齢と言っても、一概に言えないからなんとも。
自称精神的に大人、特に転生系作品の前の人生合わせての自称精神年齢は本当にあてにならない。

例外はいくらでも見つかるけど、傾向としてはそれなりに当てはまるものなのも確かだろう。そして見る側が歳をとると共に感覚が変化していくから上の年代のキャラでも感情移入できるようになったり、逆に一部の年齢のキャラがダメになったりする。

話題を追っかけていると納得できる所も多かった。しかし別の疑問も出てきた。
ヒロインの年齢、二次元の嫁の年齢の好みについてはなぜ変化しないのだろう?俺は十数年間女子高生キャラが大好きなままだ。

自分は二次元だと熟女系もいけるようになったが、別にJKキャラがダメになったわけではない。

そう言えば、彼氏彼女キャラの年齢がターゲットとなる層と重ならなければならないというのはあまり言われないな

やめろ
俺の先輩はいつまでも先輩なんだ

いつの間にか二次元に出てくるヒロインの年齢が年下ばかりになってきたな。エルフとかの長命な種族、人外設定キャラでもなければ年上ヒロインというのは……そうか、だから俺達は異世界転移を……



とまぁ、こんな感じで。
外から見た話しから自分の体験による印象の話までイロイロな意見が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「歳を取るに伴って作品の内容や設定に関する好みは厳格になってしまったように思いますが、キャラクターの年齢設定だけに注目した場合、若い時よりも許容できる範囲は広がっているように思います。特に昔は苦手だった子供の主人公、子供向け作品が普通に楽しめるようになりました」

「これは私がオタクになったのが大学生からで、当時は私も私の友人も子供向け作品よりも大人向けの作品の方が良いと信じていたことが影響しているのかもしれません」

といった話もありました。

オタクに限らず歳をとるに伴って好みは変わっていくものだと思いますが、その変化については日本と中国それぞれに独自の部分があるような気もしますし、機会があればその辺りに関しても調べてみたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「どうやらティガの配信は復活したようだが……やはり削除部分は少なくないか」 中国でウルトラマンティガの配信、修正削除追加で復活した模様

以前の記事
中国でウルトラマンティガなどが突然の配信中止 中国オタク「俺の子供の頃の思い出が……あの頃はちゃんとテレビで放映していたのに……」
に関して、その後もありがたいことにイロイロなネタのタレコミや質問をいただいておりますので今回はそれについてを。

前回の記事以降の動きとしては「ウルトラマンティガ」は修正削除部分は出たものの配信が復活しているとのことです。
しかし同時に配信中止となっている「Re:ゼロから始める異世界生活」の第一期や「神様になった日」、中国国産アニメの「刺客伍六七」の第一期といった作品に関してはこの記事を書いている時点での動きはないようです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ウルトラマンティガ修正削除追加で配信復活」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


どうやらティガの配信は復活したようだが……やはり削除部分は少なくないか。

この数日のゴタゴタは結局、攻めか守りかは分からんが政治的な点数稼ぎだったのかね。
予想外に炎上してティガだけは急いで戻したという印象になる。

年末や春節前ならともかく、この時期にやるか?近いのはせいぜい国慶節くらいだが。私は春節から清明節の方が難しいことになると思っていたが。

日本関係はこの時期がかなり難しくなるぞ。歴史イベント系の日付が続くから。
政治的な風向きが悪い年はイベントなどで特に気を使ったし、実際に大爆発したり大きな圧力になったりしたこともある。
(訳注:恐らく「九一八事変」、日本で言う所の満州事変関連の話だと思われます)

点数稼ぎというか、守りの方だと思うがな。
ただ結果的に下が炎上して各所に通報や批判が向かうことになったから……

直接上の方にはいかないけど、原因扱いされた江蘇省消保委の出した報告書とかはかなりヒドイことになってそう。「ウチとは関係ない!」という声明を出しているしかなりゴタゴタしている模様

あの報告書で批判される作品の選択がそもそもツッコミ所多かった。そういった部分の問題は残っているから話題になって注目を集めた以上は難しいことになるだろう。

他に原因として考えられるのは広電総局から25日(通知自体は24日夜らしい)に出た「真善美的優秀動画片」を推し進めるというメッセージだろうか。いつものように暴力的、低俗ポルノ的なストーリーや画面のある作品を規制するというのが続いたが、ネット配信がターゲットになる言い回しだったからプラットフォームか上に至る過程の関係者が過剰に反応したのかも。
こっちよりも江蘇省の方にネットの注目や批判が集まったのは考えてみると少し面白い。

早速広電総局の関係者の話ではみたいなので広電総局は関わってないという打消しネタも出回っているから混乱しているんだろうなあ……

慌ててまず目についたティガを消したのは本当に「やらかした」と思う。炎上させたら関係者にとって点数稼ぐどころかマイナス、他所の所に攻撃される材料になってしまう。
上が下のことを考慮する必要は無いんだろうけど、下が爆発するリスクや爆発させないための準備調査含む諸々のコストは考慮しないといけないよな。

ティガが日本産の人気番組だからか今回の件に関する陰謀論も多いけど、このぐだぐだっぷりからすると関係者あんまり大したこと考えてないだろとか感じてしまう。

日本の作品が子供、若者に大人気というだけで反発は出るからね。今回の配信中止も最初は「日本の作品ざまあ!日本のアニメは終わりだ!」などのいつも通りの反応も多かった。その後国産アニメもやられていると知って混乱することになったわけだが、それに対する脳内つじつま合わせとしての陰謀論もありそうだ。

それにしてもティガはやはりファンが多いから削除部分の特定がどんどん出てくるな……

長さ、秒数で比較とかできるからね。
今出ている情報では半分以上の話で削除が入っている。長さは2秒〜30秒とあるから削除部分も様々なものがあるようだ。

一分くらいの削除があるという話も出ているが……あとサイトごとに違うみたいな話もあるしやはり混乱しているな……

それでお前らの感想は結局どうなんだ?戻ったぞ?

戻って安心したのと、今後どうなるのかという不安で半々だろうか。

一応安心はした。次はどうなるかについては考えないことにしている。

配信中止になるのはもう諦めているけど、まったく理由を説明しないのは根。
「再審査で下げただけなのに騒ぐのはバカ」みたいに言うのがやはり出ているけど、理由の説明何も無しでやるから騒ぎも大きくなるわけで。

再審査かかるならもっと時間かかるし大々的になるよな。
私は戻ってきただけ良かったと思うことにしているよ。これでいい。

国内では正規配信をしていてもアニメは楽しめない。違法アップロードサイトも今は安定しないし所々消えてるからいざという時の頼りにはならないと改めて学んだよ!

元々見れたものを取り上げて、切り取って不完全にして、戻してあげたから感謝するべきというのはどうなんですかね

本気なのかネタなのかお仕事なのかは分からんが、いつも出てくる下が騒ぐからだというスタンスも今回は流石にな。
信用が落ちていることの影響を感じた。

その辺はいつもの「事後諸葛亮」だから気にしても仕方ない
近頃は上もプラットフォーム側も信用できない事例があまりに積み重なっているし、ストレスが軽減されるような話も無いからいよいよ爆発しやすくなっている

他にも「配信中止じゃなくて改良だから問題無い」とか言ってマウントとるのもな
「自主的な対応」がどんどん強まって信用の消滅と不安の蓄積の結果が今回の事件だ。今だけ我慢すれば良いという気持ちが薄れてしまっているから単純に炎上リスクという意味でも今は厄介だよ。
あまり大きく炎上すると業界全体がつぶされるからやり過ぎになる、コントロールできなくなるのも正直に言って怖い……

今回の件もプラットフォーム側に対する信用があったらもうちょっと様子見してもらえたろうし、プラットフォーム側も大変なんだろうとか擁護も出たろうにね
実際、信用を失う前のbilibiliなんかはそんな感じだったが今回はもう課金しないとか会員やめてやるとか各所でゴタゴタが。

子供が見ていい内容じゃないから配信中止は当然、みたいなのもあるな
ウチの国の基準だと確かに「リゼロ」はアウトだし、野放しにしていたプラットフォーム側の責任も否定し難いんだが、こういう突然の問答無用な配信中止だとね

日本の深夜アニメの扱いが今の空気では難しいというのは間違いなくあるな。子供が暴力的、血腥いアニメを何の障壁もなく見れてしまうのはどうかという話は理解できる。
ただ雑にこういうやり方をするのはさすがに。

これだけ大きな話になるとティガを戻してもあんまり意味ないよな。戻さなかったらもっと燃え続けたろうけど、そもそもやり方が悪かったとしか。
とりあえず目に付く所を規制して仕事したアピールでもしかったのかもしれないけれど、普通に正規配信で見ている視聴者が多い所だったから理由無しで普通に大反発が出たといった所だよね。

でもティガだけ話題になっているのはどうなんだろう……「リゼロ」も「神様になった日」も国産の「刺客伍六七」もまだ戻っていない。そもそも戻るかどうかも不明だ!

国産アニメの方にも実際に分かりやすい形で拳が振り下ろされたからな。例の江蘇省のリストに載っていた国産作品のファンは皆不安になっている。

日本産のティガの配信中止について不満を言う人間の方が国産作品の配信中止に文句を言う人間より多いとは……

残酷な言い方になるが国産と言っても一部のオタク向けだ。一般社会相手だと再生数くらいしかアピールできるものが無い。

それに関しては国産作品なら復活する見込みは高いと思っていた人も多いかと。日本の作品は抗議の声が小さいとそのまま消されるということで危機感が違った。

刺客伍六七は「刺客」というワードがいけなかったのかな。アニメは第二期から削っていたけど第一期はそのままだったっけ?

もう暗匿者伍六七でいこう……いや、結局番号になるのか?
どっちにしろ内容が内容だから人気になっている現状ではどこかで規制の対象にはなった気もするが。
(訳注:恐らく中国版FGOでアサシンのクラスの訳が「暗殺者」から「暗匿者」に変更されたネタだと思われます)

まぁ名前の変更自体は別メディアへの進出などによるものなど、どこの国でもある。基準についてウチの国は特色が有り過ぎるけどね。

近頃は国産作品の方のダメージがある意味では深刻だよな……日本のはそういうもんだという空気になっているし前例があるのでイロイロな意味で備えはあるわけだし。

国産アニメ、特に子供向け以外だと「大作」を確立できないまま今に至ってしまった。そしてこんな状況になってしまうと更に投資が集まらなくなる。

現在では大きい所よりも、中小規模の作品の方がより厳しい。希望がもてない。
テンセントが旗振って国産アニメが盛り上がると大々的にやっていたのが数年前でしかないのに、既に自分で書く同人作品しか安心できるものが無くなってしまった。

好きな作品が人気になり過ぎたら規制される、でも人気が無いと作者と作品が死ぬしファンも少なくて楽しくない。そしてどんな人気の状態だろうがプラットフォームの方針転換で一斉にやられることもある。
私は日々の癒しとして好きな作品を楽しんでいたいだけなんだけどなあ



とまぁ、こんな感じで。
区切りはついたものの、今回の事件の背景や今後の規制とその影響などについて考えるとイロイロと頭の痛い所があるようです。

今回の件に関する情報を教えてくれた方々からも
「ティガが戻ったので一応決着はついたということになると思います。上の方はよく分からずに目に付く作品、目立っていたウルトラマンティガなどを規制したのかもしれません。しかしネットではいまだに様々な解釈が飛び交い混乱しています」
という話や
「今回の配信中止は雑にやって大炎上になったという見方で良いとは思いますが、同時に下の反応を見るための観測気球的な意味もあった可能性は否定できません。どちらにしろ今後のネット配信のアニメに対する規制強化についての参考にされる可能性は高いと思われます」
「それから規制問題とは別に、今回の件から中国では上の人や一般の人にとっては『ウルトラマン』はやはり『特撮』という独自カテゴリではなく、『動漫』カテゴリでアニメと一緒に扱われているというのが分かってしまいます。オタクとしてはそれに対して微妙な気持ちになります……!」

といった話がありましたし、単純に終わった話として扱うのは難しいようです。

とりあえず、こんな所で。
今回の件に関してはまだ情報が錯綜しているので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

9/29修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「もしかして、マンガやラノベが作品の最初から最後までアニメ化されることを期待してはいけないのか?最後までアニメ化された例ってほとんど無いのでは?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国ではオタク系コンテンツの中でアニメの影響力が突出して大きく、アニメで作品を知って本格的にファンになる人の割合が日本よりもはるかに高いこともあってか、「アニメの続き」を求める声が日本よりも大きく、長くなる傾向があるようです。

日本の感覚では少々古いと思われるような作品に関しても続きは、第二期、第三期は出ないのかといった声があがっているのを見かけますし、続編が出る望みはどのくらいなのか……といった考察的な話題で盛り上がったりもしている模様です。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「マンガやラノベが原作の最後まできちんとアニメ化されることはほとんど無いのでは?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ふと気づいてしまったんだが……もしかして、マンガやラノベが作品の最初から最後までアニメ化されることを期待してはいけないのか?最後までアニメ化された例ってほとんど無いのでは?

うむ、ほぼ無いぞ!
「アニメの最終回」はあっても「原作の最終回」がアニメになるのは珍しい。

大体は原作が終わっていない段階でアニメ化になるからね……

無いわけじゃないが、珍しいのは間違いない
それに今の1期12話のスケジュールだとアニメが原作の最後に到達する前の段階で原作のパワーが無くなってしまうんだよ。

原作まだ終わっていないが「呪術廻戦」とかはもう最後まで期待できるか不安になってきたな。
かと言って、昔は原作が終わっていないから引き延ばしにかかるとかアニメオリジナルの魔改造が入っていたが……

これは1クール単位で作られるアニメが主流になった影響も混じる話だろう。近頃はどのメディアも原作が長期連載、刊行になっているからアニメ化のタイミングが難しい。

今の状況についてはアニメのスケジュールが確保できないと言えばいいのかな?
原作の最終回までやれそうなのは近頃の人気作品だと「鬼滅の刃」くらいじゃないか?「進撃の巨人」はちょっと厳しそうな気配が。

「NARUTO」のように一昔前の人気作品だとそれなりにあるし、期待してはいけないレベルではないが……期待通りにならないことも覚悟するべきだろうね。

でも昔の作品に関しては原作通りというのはほぼ無くなるよね。アニメ版は魔改造するのが当然だったから。「NARUTO」が人気だった時代のアニメもオリジナル展開が普通だった。

昔は分割せず一気にアニメ化していたが、その分原作が無くなると引き延ばしたり、延長するほど人気が出ないとアニメオリジナルの最終回にしていたから、別の意味で「原作最終回まできちんとアニメ化される作品」は少なかったな。

昔はアニメの制作関係者の価値観や原作に対する扱いが今とは違ったらしいね。
「鋼の錬金術師」とかは原作通りもアニメオリジナル展開版もある。そして昔は魔改造が問題視されにくかったからアニメオリジナル展開版のファンも多いちょっと特異な作品。

リメイク版で原作通りにやることもあるから期待するくらいは良いだろう。「フルーツバスケット」もそうだったような?

原作の方が人気、面白さを維持しながら最終回に到達できるとは限らない。
こういうネタで私が思い付くのは「物語シリーズ」かな。アニメのスタッフの方が初期の大人気になった理由を把握していてそれを維持しようと苦労しながら続編アニメ化している印象だ。

「最終回までいかない」ということについては人気のある連載期間とアニメ制作、放映期間が重ならないのがやはり難しいのだろうね。
最後まで出しても儲からないなら別の作品をアニメ化するということになるようだし。

人気の維持は難しい
一時期覇権レベルだった「デュラララ!!」でさえアニメの最後の方は存在感が消えていた。きちんと最後までやった作品と言えるんだが……

みんな日本のアニメが商売だという認識ではいると思うが、ディスクやグッズの売り上げをイメージしている人が多いんじゃないかな?そこでまず誤解が混じる。
出版社と原作者にとってアニメは「原作の売り上げアップ」というのが最大の目的になる。それを目的とした広告なんだよ。だから原作が売れなくなるとアニメの続編も出なくなる。

その辺りは自分もきちんと理解している自信が無い……
聞いた話からすると雑誌連載ではないラノベに関してはその意義が特に強いようで、広告ブーストをかけるだけの価値があると見做されない場合、アニメの続編は作られない。その出版社のもっているアニメ化枠はその時点の別の人気作品に対して使われることになる。

「原作に合わせた最終回に到達するアニメ」ということなら、私はラノベの方にそこそこあるという印象だな。最終巻との同時進行もできる。

結局は人気の有無だろうけど、ラノベは息の長いアニメ化もあるよね。「冴えない彼女の育てかた」や「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」などを思い付いた。
他にも「灼眼のシャナ」はなんだかんだで終わったし、長編で作者がお亡くなりになってしまった「ゼロの使い魔」もアニメ、小説どちらも完結までもっていけた。

人気が高い作品だとアニメ続編、リメイク版アニメなどに合わせて全体の増版や新規完全版の出版とかもあるから原作者、出版社の利益もあるんだけどね。

OVAや劇場版で完結というのもあるから、TV版が無いからと絶望しなくてもいい……のだろうか?
そういえば「ストライク・ザ・ブラッド」はOVAで今度最終巻のアニメ化をやるらしいが、あれも不思議な人気があるのかなあ……

俺は言われるまでテーマに合う作品は「ソードアート・オンライン」くらいかと思っていたが、ラノベは意外に多いな。マンガはどうなんだろう?

マンガ原作アニメは昔から「原作通り」の最後というのが結構難しい。放映期間が固定されているから原作終わってなくても最終回にしないといけないから。
なお原作不足や構成の不一致による途中のアニメオリジナル展開については考慮しないものとする。

昔のように一気にやってオリジナル展開が入るのと、今のようにシーズンを分けるのはどちらが良いのだろうか。

「最終回まで」ということなら昔の方が良いだろうけど、個人的には原作重視でやれる今の方が良いと思うかな……続きが出ないことが多いのは残念だけど。

作品のクオリティ的な方向ではどうなんだろう?
1年間の作品だと制作体制が疲弊してグダグダになるという話も聞くけど。

1クールごとに作る、間を置くのにも良い所はあるんだが悪い所も当然あるという感じだな。作品のクオリティや原作魔改造をやらないという面では明らかに今の方が良い。

1クールでも制作体制崩壊からの総集編は珍しくないからそこは何とも言えない。
でも現在のアニメ制作環境だとシーズンを分ける方が良いんじゃないか?原作不足、制作力不足などから途中で魔改造回を入れないといけなくなるのは良くない。
もちろん人気のある作品という前提は必須だろうけどね。

恐らく現在の環境での理想の形は「鬼滅の刃」だろう。
第一期を放映して人気になって、ネット配信で更に人気を拡大、劇場版で更なる商業的な成功につなげながら制作体制を整えて第二期開始。そしてこの一連の過程で人気を常に維持しておく。
これならば原作通りに最終回までやれるのだろうけど……よほど人気がないと難しそうだな……

そういう長期的な規格ができるのその時代を代表するようなレベルの人気でブランド化して維持されるような作品、それこそ「ドラゴンボール」「NARUTO」くらいでは。

あとはブランドの看板作品とかだろう。「ソードアート・オンライン」も「ゼロの使い魔」も所属するラノベブランドの代表クラスだ。

最後までやれるかは結局人気、IPのパワー次第だ。
IPが凄ければ原作改変を心配する必要も無いし、アニメをきっかけに原作の続きが出たりする。

原作通り或いは構成を変えた程度でアニメにするのは本当にこの10年くらいの流れだぞ?大体は変更、それも魔改造レベルの変更が入っている。

他に考えられるのは原作が既に完結している、長編ではない場合かな?
原作は小説だけど「新世界より」のような作品。

やはり一番重要なのは何と言っても「原作が完結しているか」だよ!!アニメの企画の時点で原作が完結していれば最終回まで想定したアニメ化ができる!

でも連載終わったら人気が急落するし出版社の利益も減るから難しいよ。そういうのは結局一昔前の作品、人気のピークを過ぎた作品ばかりになってしまう。

原作完結に関しては近年のラノベに関しては原作となる商業出版が新人賞による登用、作品出版開始から、ネット小説での人気により商業入りという形に移っているから原作側の問題もある。
人気以外の面で、最終回に到達できる作品が少ないんだよ。

なるほど。強制的に完結というのが無いから最終回もうやむやになるのか。

それでも日本は最大のネット小説プラットフォームが文字数課金ではないから読者がついた人気作品をずっと引っ張る必要は無いし完結する作品の割合はこっちより高いように感じるがな。こっちでは炎上しちゃったけど私はずっと「無職転生」を原作最終回までやってくれることを祈っている。



とまぁ、こんな感じで。
日本のアニメビジネスの背景なども含めてイロイロな話が出ていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「昔と違って今は中国でもアニメの原作がどれだけあるかについてはよく知られていますが、それが原因で『原作は十分な続きがあるのになぜアニメ化しないのか』という不満が出るようになっています」

「しかし日本のアニメが作られる理由、アニメの続きが作られる理由についてはあまり把握されていません。私自身日本のアニメのビジネスモデルは中国のアニメ、ドラマや映画とは異なる、それから動画サイトのビジネスモデルも中日で違う部分があると考えられるくらいで具体的には分かっていない気がします」

「それに加えて現在の日本における人気やファンの活発さと言うのは中国からは分からないので、私は日本のアニメの続編が作られる理由や基準については困惑する時もあります。今は売上ランキングもあまりあてになりませんしね」

という話もありましたし、アニメの続編や最終回までの扱いに関しては中国独自の見方や受け止め方があるのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「なんで日本のアニメは未完の作品の続きを作ろうとしないのだろうか?」「新作で爆死するくらいなら昔の原作が完結したアニメを完結させた方がよくないか?」

中国でウルトラマンティガなどが突然の配信中止 中国オタク「俺の子供の頃の思い出が……あの頃はちゃんとテレビで放映していたのに……」

中国の動画サイトで配信されていた「ウルトラマンティガ」が突如配信中止になったそうです。
ありがたいことにこの件に関するネタのタレコミや質問を複数いただいているので今回はそれについてを。

私が教えていただいたり調べたりした所では、24日から突如「ウルトラマンティガ」が各動画サイトプラットフォームで配信中止になったようで、作品のページも消滅している模様です。
9/28追記:配信が復活したとのことです。しかし内容に修正削除が入り、現時点で配信が再開されず抜けている話もあつとのことです


また「ティガ」以外にも「Re:ゼロから始める異世界生活」の第一期や「神様になった日」、中国国産アニメの「刺客伍六七」の第一期といった作品も配信中止になっているようです。
中国のネットのニュースについてはコチラ(中国語)などをご参照ください

毎度のことながら配信中止の理由については何の発表も無いようですが
(追記:一部動画サイトからは「内容の調整のため」という返答があったという話も)
「ウルトラマンティガ」
は過去に中国国内のテレビでも放映され、
「この作品を見て育った」
「子供の頃の思い出の作品」

という人も多い、
「現在の中国で最も人気と評価が高いウルトラマン」
とも言われる作品で、近年中国の若い世代の間でウルトラマン人気が復活する原動力にもなっています。

そういった背景もあることから、この突然の配信中止に関しては中国オタク界隈だけでなく一般の方でもかなり大きな話題になっている模様です。

そんな訳で以下に中国のネットで行われていた
「ウルトラマンティガなどが突然の配信中止」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウルトラマンティガが配信中止だ!どの動画サイトでも見れなくなってる!!

俺の子供の頃の思い出が……あの頃はちゃんとテレビで放映していたのに……

ティガまでダメになるのかよ。
やはりウチの国では子供の頃の思い出がそのままではいられないということか。

やはり保護者からの通報か?
さすがにちょっとやり過ぎだろう

修正、カットといった編集で済めばいいとか考えてしまったが、そもそも配信中止がおかしい話だった。我が国で言われている文化の自信って何なのだろうなあ

例によって説明なし、言われているのは暴力的だから保護者の方々に通報されたという説だが。うーむ。

良き日々は遠いものとなった……

国産を見ろよ
ウルトラマンが配信中止になったのはとても良いことだ!

お前は何を言っているんだ……今回は国産の「刺客伍六七」ともやられているんだぞ?

なんか日本の作品だけが配信中止と勘違いしているヤツを見かけるるよな
配信中止になってる作品のなかには国産アニメがしっかりと含まれている

「リゼロ」も「刺客伍六七」も全部ではなく第一期だけみたいだが、作品名がリスト入りしたと考えると他のシーズンもダメになるかもしれん。

日本の作品というカテゴリじゃなくて、目に付く人気の作品という扱いで通報されているとも考えられるから国産の人気作品も安心できない

現時点でハッキリと消えているのは「ティガ」「刺客伍六七」「リゼロ」「神様になった日」だな。
ただティガの劇場版やティガが出張している作品は残っているし、「刺客伍六七」「リゼロ」も第二期以降は残っている。
しかし今回もなぜこうなったのか意味不明なラインナップだな……

「リゼロ」は今の所旧バージョンが消されたけど新編集版は残っているから実際のダメージはそんなでも無いが、そっちもどうなるのかなあ……

「リゼロ」と「神様になった日」だけが消えたならライセンス問題というのも納得できたが、国産アニメにティガまでだとね……しかしなんで「神様になった日」まで配信中止なの?どこから来たんだコレ?

「中央に麻枝准が嫌われている説」「ネタ扱いの作品を入れて批判を分散させようとしている説」
あと真面目に言われているのが今年の4月に江蘇省消保委の出した報告書で暴力犯罪要素があるとされた21作品の中に入っていたからという説だな
もっともなぜそっちに入っていたかということ自体はやはり不明だし今回の件との関連についても現時点では不明

上からのどう解釈すればいいか分からん発言と、それに応じた自主規制の拡大というパターンかな……近頃はリスクを大きく見てどんどん規制の範囲や強度が上がってる。

男らしくないのはダメだと言って中性的な芸人を排除しながら暴力的だとティガを排除する。規制している連中はもう頭では無く脊髄で行動をしているのではないだろうか。

急にティガを規制って……ティガが何をしたっていうんだ……

そりゃあ自分の正義のもと世界を救っちゃったからな
一つの正義しか許されないのだよ。

ウルトラマンは全裸で戦っているし性癖が歪んだ人間がそこそこ出たからではないかと!

ティガのように前向きな作品を規制しようとするとかわけわからない。それに昔は国内のテレビで普通に放映されていたのに……
かつて主流メディアで問題無く扱われていたのを急に問題視して消すなんて

それウチの国では本当に珍しくない話だから
風向きが変わって過去のメディアの扱いをひっくり返すとか作品と関係者を批判するのは主流メディアを長期的に見ていれば容易に実感できるぞ。

前向きな作品だと美しい作品だとか、そういう作品評価は下々の人間が言っても意味無いのよ。上の方々が言ってこそ意味があるものなのだよ……

こういう規制をするとか、我が国の子供達はそんなに愚かで弱いのだろうか?我が国の保護者達はそんなに愚かで無能なのだろうか?

だって俺達中国人は実質的にみんな未成年扱いだから……

テレビでティガを見ていた子供も今では三十歳くらいになってるわけだし大荒れになるのも当然だよ。
私もこの歳になってこんな状況を突き付けられるとは思いもしなかった。

平成時代の特撮はホラー系のネタも少なくないからウチの国で禁止されるのも分からなくはないが、じゃあなぜ今「ティガ」だけが規制されるのかという話になってくる。
テレビのゴールデンタイムの戦争ドラマとか明らかに過激になっていて国外に出したら年齢制限はいるレベルのも少なくないのに。

ウルトラマンはこれまでもウチの国では定期的に暴力的だと批判されてどその度に対応してきているのにな

今更そんなこと言っても意味ないよ。
文化方面、特に青少年向けの審査や規制において、個別の作品の内容が理由になるわけがないのをまだ理解できないのかい?重要なのは風向きと分かりやすいレッテルだよ?

だから今回の件もどこまで広がるのか、どこで止まるのかが分からないんだよね。これで終わる可能性もあるから様子見するのもいるし。

上で言及されている江蘇省のリストに「コナン」も入っているから近いうちに規制入るか配信中止になるのではと言われてるぞ!あとは「ポケモン」「マイリトルポニー」もリストにあるからどうなるやら。

こんな雑な規制をするのに、なぜ我が国ではいまだにレーティングを導入しないのか

雑に規制できるからだろ。ルールを不透明にしておけば権力も使いやすいのだよ。

近頃はその状況を放置していたら通報大戦な環境になって、関連部門もお偉いさんも自分自身を守るために振り回されているような状況になってきているけどね……

俺はもう配信中止になるたびに「この作品のどこが問題となるラインに抵触したのか」と悩むのには疲れたよ……

配信中止に関してなんの報道も無いのも問題だよね・
こっちに来なかった、嫌いな作品の方にいったからと喜んでいたら次やその次に自分の方にも来たなんてのが珍しくない。
今更な話だが、版権問題で愚痴を言っていた頃はまだマシだったんだな。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈でも混乱した空気が漂っているようでした。

中国では毎年十月一日の国慶節前後は規制が厳しくなりますし、日本関係の作品は満州事変(中国では九一八事変)関係で柳条湖事件の発生した9/18前後から規制が始まる傾向があるので、私も何らかの規制は出てくるかもしれないとは考えていましたが、こういう形になるのはちょっと予想外でした。

とりあえず、こんな所で。
今回の件については私も把握しきれていない部分が多々ありますので、いつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

9/25修正:誤字脱字を修正しました。ご指摘ありがとうございます。
9/28修正:「刺客伍六七」のタイトルに誤字が混じっていました。ご指摘ありがとうございます。

中国オタク「今のウチの国でネットが無くなったらオタク的な生活ってどうなるんだろう?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

近年はネット環境の発達と整備により娯楽分野が何かと便利になり距離や時間の影響といったものも縮小し続けているかと思います。
しかしネットが中心になったことによる弊害というものも少なくありませんし、中国の方では結果として規制が容易になっている、即座に影響が出るといった状況にもなっている模様です。そして近頃の中国オタク界隈ではそれに関してイロイロと考えてしまう人も増えているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ネットが無くなったらオタク的な活動はどうするか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


今のウチの国でネットが無くなったらオタク的な生活ってどうなるんだろう?
最近の圧力を考えるとそういう手段も再び考慮するべきかと思ったりもする。

確かに。近頃は娯楽方面についても「現代人としてネット無しでどうすればいいんだ」とかネタではなく考えてしまうよね
生活する上でのネットが使えても……

生きていく分には支障は無いし、短期間なら問題無い。
俺は昔夏休み中スマホとPC没収されてたことがあるけど本読んで過ごしていたから問題無かった。まぁ受験前なので娯楽以外で読んだり書いたりがそれ以上に多かったのもあるけど!

通販とかグッズ関連はそこまで気にならないだろうけど、今は作品に接する経路がほぼネットになっているから「見る」方には結構な影響が出るんだろうなあ

オタ方面限定でもネットは生活必需品になっているよね。

スマホが普及してから家庭内でもネットベースでの生活、養育になっているからな……使えなくなると何かと支障が出る。俺のオカンもネットの接続が悪くなったり断線したりすると機嫌が悪くなってヤバイ。親戚の家も子供より大人の方がイラつくような所があるから、案外オタクの方が手持ちの娯楽で楽にやっていける可能性が。

でもオタク的な方面でも交流や競争みたいなのはあるからね。全員使えないなら良いけど、自分だけが使えないのは不利すぎる

積んでる本でも読んでればいいじゃないか、と思うが今はそうでもないのか。

今はネットで本読んだりマンガ読んだりで手元に落としている人は案外いない。ネット小説もそうだし実本なら更に少ないだろう。
私も昔のネットが無い時、使い放題じゃない時は本を読んでいたが……

ネット使えなくなったらとりあえず積んでるプラモ作る。
言っては何だがネットが無い方が自分はオタクとして過ごしやすいかもしれない。周りを気にしないで良いし、新しい情報を意識しないで済むしで。

オタクとしての趣味が確立していてリソースもある人はネット無い方が「強い」かもね
とりあえず検索、ネット上で雑に見て分かった気になって語るという人間が減るだろうから

そもそもネット無しだと現代のインフラが成立しなすぎるから、まともなオタク的な生活を送れるのかという問題が……ネット無しは水と電気が無いの次に来るぐらいはまずい。

そうそう。ネットが無いより金が無い方がまずいよ!と思いきやネットが使えなくなったせいで実質金が使えなくなるケースもあるからな

大雨やら何やらで停電したらアプリ使えなくなるから通販どころか普通の店頭での買い物も難しくなるからなあ……

自分は念のため現金も一応備えてはいるけど、店側もあるとは限らないからね

それはさておきネットが無いならスマホのゲームを遊ばない、新作アニメも見ないくらいで当面はやっていけるだろう。
しかし問題は仮に今すぐそうなったら「娯楽の貯蓄」のある人がどのくらいいるかだな。俺は昔のHD引っ張り出さないといけないが、問題無く動くか不安になってきたぞ?

ちょっとの停電やネット切断なら構わないが、先の見えない停電はヤバイというのを最近改めて実感した。オタ生活も含めてちょっと動き方やリソースの使い方変えたわ。

短期なら苛つく慌てるはあっても他のことをやっていれば良いとなるんだけどね。

全員一気に使えなくなるなら、それはそれで良いような気もするな……

ネット無しのオタク活動かあ……生きていく分には問題無いけど趣味と日常の娯楽に直結しているからかなり嫌な状況であるのも確かだな。ただ無駄なもの、不健康なものを消していく最近のネット環境だと全くあり得ないと言えないのが困る。

ネットが無ければテレビを見れば良い……と思ったが俺はこの何年かテレビ見ていないわ。

そもそも今の環境だとネットが切れたらテレビまともに見れないぞ?
テレビに限らずウチの国は新しい設備を導入するのは大好きだけど古いのを維持するのは大嫌いだから昔のモノをそのまま使えることは少ない。家電もネットベースになってるし、娯楽に限らず「昔に戻ればいい」とできることは意外に少ない。

ネット無しのオタク……勉強しろとか身体動かせということになるんだろうけど、娯楽がかなり制限されるのは憂鬱になるだろうなあ

ネットが無ければ家庭用ゲーム機で遊べばいいんだよ!

近頃はアップデートも含めてオンライン機能前提なのがほとんどだ。
だからオンラインゲームの制限に関してみんなピリピリしているわけで。

貧しい状態から豪華になる、不便な状態から便利になるといったものに対応するのは容易だが、その逆は困難だ。

今はネット環境で三線級の都市どころか農村でもそれなりにオタク的な娯楽を楽しめるからな。昔の、自分がガキの頃の農村の娯楽方面がどうだったのか思い出せなくなってきている。

昔は地方格差ひどかったからね……昔大学では動漫サークルで新番で何追いかけるか、今期のダークホースはあるかみたいな話をする日々を過ごしていたが、里帰りしたら地元ではまだ遊戯王カードが現役だったりしたのはちょっとした衝撃だったのでよく覚えている

ネットの無い頃は夜になると外でトランプやったりしていたな。今はそういう光景見なくなったね……

自分の場合はネットが無ければ本読んだりお絵描きしたりゲームしたりとやる事はそれなりにある。でも改めて考えると意外に手元にオフラインで楽しめる物がそれほど多くないし、長期間は厳しそうだ

ネットがあるから流行を、新作を、高評価の作品を追いかけなければならないわけで、無くなってしまったらそれはそれで良いのでは?と思わなくもない。
ただオタクとしては「切り離されてしまう」かもしれない。現在の環境だと本当にコンテンツに接する手段が無くなる。

アニメや映画やドラマやゲームの十分な蓄えがあればネットが無くても大丈夫
いいかげん貯まってるのが多過ぎるから消化したい

俺はそんな時に備えてHDにたくさんアニメを蓄えていて……水没した

昔買っておいた海賊版DVDが見れなくなっていたというのもあるぞ!海賊版だからプレスも雑なのですぐに読めなくなる!

そりゃあ死にはしないけど、娯楽に関してはネット無しの昔に戻れば良い……とは簡単にいかないよね

自分が中学生の頃はネットどころか娯楽も少なかったし、1冊の海賊版のマンガを何度も何度も何度も読み返していたわけだが……今ではスマホで雑にチェックして読むことの繰り返しだ。

オタク関係ではネットが無くなってもそのうち何とかなる、慣れるとは思うけどまた体験や知識に隔絶したものが発生してしまうのだろうな

ある種の世代間の断絶みたいになるのかもね
今でも数年ごとにハッキリしたものがあるけど、現在のネットの娯楽方面の規制は過去のケースとは違うようにも感じられるからこれまでとは違った「壁」ができそうだ



とまぁ、こんな感じで。
大雑把な想像による話がイロイロと出ていましたが、近頃の環境の変化に対する不安は中国オタク界隈でもイロイロとあるようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「無許可の字幕組時代から版権獲得による正規配信時代に移ったり、こちらで問題があるとされた作品が規制されてもそれ以上に多くの作品が新しく入ってきたりと、これまでは一時的に規制が入っても全体的に見れば便利になって、容易にたくさんの作品に接することができるようになっていきました。しかし近年の規制はジャンルやプラットーフォーム自体が維持できるのか分からないような形のものですし、今後のことに関しては何とも言えない不安を感じます」

「私もずっと同じようにやっていけると思ってはいなかったのですが、ここまで急激に変化するとは考えていなかったです」
といった話もありました。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ロボット系作品にハッピーエンドが珍しいのはなぜか」

連休前のゴタゴタとFGOの中華系サーヴァント大量修正事件が重なった影響でグダグダな状態になってしまっているので、今回は以前教えていただいた手頃なネタで一つ。

一昔前の中国オタク界隈ではオタクが見るべき作品として扱われていたガンダムをはじめとするロボット系作品ですが、近頃は若い世代から敬遠されがちになっているそうです。

しかし古参のファンも多いことから現在も中国で根強い人気となっているジャンルの一つなのは間違いありませんし、イロイロと濃い話題やなにかと広い範囲での考察も行われているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ロボット系作品にハッピーエンドが珍しいのはなぜか」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ちょっと前にオタクの友達と近頃はロボ系作品に新人が入らない、人気が広がらないということについて話したんだが、良い新作が少ないということ以外に「きちんと終わらない、ハッピーエンドにならないから」というのが理由として出てきた。
確かにロボ系作品ってハッピーエンドが珍しいように思う……なぜなんだろう?

ロボットって兵器と戦争中心になりがちだからそこで世界観広げてリアリティ重視するとどうしても完全なハッピーエンドにはらないからなあ

「ガンダムSEED」はどう?あれハッピーエンドじゃないの?

Zガンダムとかと比べればハッピーだけどキラ自身がズタボロだし死者多数だし問題解決してないから異論はあるだろう。個人的には悪くないと思っているけど。

ガンダム系でハッピーエンドなのはGガンダム、00、ビルドシリーズといった辺りか。

ロボ系に関しては詳しい人間とそうでない人間で受け止め方が違うのも難しい所だ。
例えば「グレンラガン」の終わり方は一応ハッピーエンドだけど失うものが多過ぎる典型的な日本の二次元的な終わり方でもあるしハッピーエンドだと感じない人も少なくない。

ロボ系ずっと見ていると「ダンバイン」や「イデオン」でもハッピーエンドな気がしてくるからね!!

ハッピーエンド希望ならマクロスシリーズを見るのが良いのでは。少なくともバッドエンドにはならない。

「コードギアス」も続編で復活入ったけど、それまでは主人公死亡判定もあるしヒロインもかわいそうということで納得はいくけどハッピーエンドなのかは断言できないみたいな扱いだったかも。

「コードギアス」は裏切った連中の扱いの問題もあったから余計にモヤモヤが出たな。特に扇。

「SEED」はともかく「SEED DESTINY」はハッピーエンドというかグッドエンドではあるんじゃないか?

あれもシン・アスカ視点だとどうなんだという話になるしやっぱり問題先送りだし……

ロボットは群像劇的な視点が入るからラスボスを倒した時点でのハッピーエンドが難しいのかもしれん

自分の記憶を遡って考えてみたが、ロボ系作品ってバッドエンドというほど悪くは無いけどハッピーエンドというほど多方面に決着ついてその後の幸せが想像できるわけではない、みたいな終わり方になることが多いような気がする。

同感だ。自分の中では「アルドノア・ゼロ」や「ヴァルヴレイヴ」がハッピーエンドじゃないロボ系ということでまず思い付いたけど、よく考えるとこれよりもっとヒドイのも多い。

私は「ヴァルヴレイヴ」の終わり方も好きなんだけど、リアルタイムの頃から終わり方に不満は出ていたし誰もが認めるハッピーエンドではなさそうだなあ。

「ファフナー」は劇場版だけとか、その後を見ないといった見方ならばハッピーエンドという解釈も不可能ではない。

受け止める方の問題、望んでいた方向とは違うからハッピーエンド扱いにならないのもあるね。幸せやグッドエンドの定義が制作者とこっちでは違うといったものが。
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」なんかはグッドエンドくらいには扱って良いように思えるけど、評価を見ると明らかにハッピーエンド扱いされてない。

ハッピーエンドと解釈できるのと、納得のいくハッピーエンドは別物だからな。

「機動戦艦ナデシコ」は最後にキスして終わるハッピーエンドですよ!
TV版は。

「機動戦艦ナデシコ」は劇場版の続編企画が消滅してずっとあのままという状況もハッピーエンドじゃない!

やはりここは「ぼくらの」をですね。

ストーリー展開的にどうやってもハッピーにならない作品を挙げるのはやめよう。
しかしバッドエンドや鬱展開あるけど面白い作品はイロイロと出てくるんだが、分かりやすいハッピーエンドになると結構難しいな。私も「Gガンダム」を思い付いた後の次がなかなか出てこない。

前世紀の日本で二次元でロボ系作品の勢いが強かった頃の価値観だと、ハッピーエンドは作品の格が落ちるとされていたらしい。
その影響でロボ系作品のファンは御都合主義的なハッピーエンドは評価しないしかつてハッピーエンドではない作品で育ったクリエイターも単純なハッピーエンドを良しとしないのだとか。

そもそもの問題として、リアルロボット路線に入るとミリタリー的世界観になるからハッピーエンドが難しくなってしまうんだよね。
単純に解決できない。

それならもっと昔のスーパーロボット系はなんだかんだで悪い敵をやっつけて終わりみたいになってないか?

ああ、そうか。テレビ版は一応ハッピーエンドか。
永井豪系の作品は派生作品の印象が強くて自分の中ではどれもハッピーエンドだと認識していなかった。

永井豪系は投げっぱなしも多いからね。ゲッターとかマンガ版になると特に。

続編シリーズが出て微妙になる……というのはロボ系に限らない話か。

「IS」みたいに作品が終わらない系統もね。今度スパロボ参戦する「ナイツ&マジック」も終わってはいないし。

探せば出てくるけど「エヴァ」などの評価の高い作品、オススメされる作品にハッピーエンドがあまり無いというのは確かなのでは

まだ出ていないのだと「クロスアンジュ」は?何かと他人に薦めにくい作品ではあるが、綺麗に終わってハッピーエンドと言えるかと。ガンダムと比べて考えてみるのも面白い。

うーむ……ロボ系でハッピーエンドなら白富野系作品を見れば……

富野作品は具体的には「ブレンパワード」以降ならハッピーエンドで良いと思う。好みに合うかは別だけど。

白富野でハッピーエンドならやはり「∀」を薦めたいな。

子供の頃に見た「グランゾート」のような作品ってロボ系だと案外珍しいのかもな。

対象年齢が低めの作品でロボ系というのもあるから、そういうのを探すのもアリかな?
「魔神英雄伝ワタル」や、勇者シリーズとか。

そっちで思い出したがエルドランシリーズ三部作はどれもハッピーエンドだね。
あと勇者シリーズは「ガオガイガー」のようにちょっとどうなのかという作品もあるかな……

このテーマで考えてみたんだが、ロボ系の作品には別れや力の喪失(主役ロボ大破)がほぼあるのも今の時代は引っかかりそう
近年の俺TUEEEEEとは相性が悪い

言われてみればハッピーエンドではあるんだが、今の好みとはズレるとも言えそうだな。その辺も今の時代にロボ作品が難しい理由の一つなのかもしれん。

なんでハッピーエンドが少ないのかという質問への返答が「お前が見ている作品が少ないだけ」
ハッピーエンド作品を教えてくれという質問への返答で「エヴァ」どころか「ファフナー」や「イデオン」とかを返してくるのも珍しくないからな……ネタのつもりもあるのだろうけど色んな意味であんまり優しくない空気だし新規が増えにくいのも仕方が無い気もする。

こういうジャンルだからロボ系にはまるとそのままスパロボにも手を出してifのハッピーエンド展開を体験するようになっていくのかもな。



とまぁ、こんな感じで。
思いつく作品と合わせてジャンルの傾向や好みに関する考察なども行われていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「今の中国ではロボ系作品を見る若い人が減り、新人もなかなか来ないので難しい空気になっているように感じられます。SEEDやフルメタの頃は皆詳しくなかったので入るのも楽だったのですが、今では必要な知識がいつの間にか増え、界隈でもそういう知識を前提にしたネタが飛び交うので入り難いという話もあります」

「ロボ系作品ファンの人達がジャンルの知識が無い人の素朴な疑問に対してもあまり友好的な対応をしないのも問題です。これに関しては『非合理な人型ロボを使うのがおかしい』という批判や嘲笑を受けてきた背景も影響しているのですが……」


という話もありましたし、現在の中国におけるロボ系作品の扱いに関しては独自の背景もイロイロとあるようですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の二次元系作品で世界観が良いと思った作品について教えてほしい。日本の作品は世界観がイマイチなのも多いけど、たまに衝撃的な世界観の作品もある」

ありがたいことに
「中国のオタクは作品の世界観、特にその壮大さにこだわる印象がありますし、日本の作品の世界観がしょぼいとか村同士の抗争レベルだとバカにする発言も見かけますが、逆に日本の作品で中国のオタクにとって世界観が好ましいという作品はあるのでしょうか?」
といった質問をいただいておりましたが、先日ちょうど良さそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の二次元系作品で世界観が良いと感じた作品」
といったことなどに関するやり取りを、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元系作品で世界観が良いと思った作品について教えてほしい。日本の作品は世界観がイマイチなのも多いけど、たまに衝撃的な世界観の作品もあるから、そういう作品をもっと知りたいんだ。

確かに日本の二次元ってときたま独特な世界観のが飛んでくるよね。
私がすぐに思いついたのは「宝石の国」かな。

私はゲームとしては「ペルソナ」の方が好みだが、世界観に関しては「真・女神転生」の方が衝撃的だったね。東京崩壊が前提とかよく考えたもんだと感心したし、出てくる神の扱いも絶対に日本の二次元でしかやれないと思う。

イロイロと言われているのも理解できるが、私はなんだかんだで型月の世界観、魔術や幻想は大好きです。
世界観を調べていった先に鋼の大地なんてのが出てきたのも衝撃的だった。しかも最新のFGOでブラックバレルや、亜鈴百種といった過去の設定とのつながりを連想させるものを出して話のキーにしてくるからたまらない。

世界観なら「ゼノブレイド」が好き。私の周りでもゲームとしては好き嫌いが分かれるけど世界観は好評だね。

私は中学の時に出会った「ゼノギアス」が本当に衝撃的だった。

俺は「沙耶の歌」を挙げてみる。

「ダークソウル」は世界観をスゴイと感じて遊び始めたな。その後の展開については合わない部分もあるが、今はシステムと難度にハマって遊び続けている所が増えている気がする。

「ランス」の世界観はうさん臭さとシステマチックさが両立しているのがスバラシイと思う。特に勇者と魔王のヒドさときたら。更にそこで歪んだ大河的なRPGが展開されるのも良い。

「ダンジョン飯」は食事にフォーカスが当たっているけど、古典的でハードな世界観が背景にあるのがかなり好みだ

「メイドインアビス」の浪漫があって残酷さ極まる世界観が大好きです。

私も「メイドインアビス」を推したい。よくある雑に広げた世界観ではなく、詳細でロジカルに設定された世界観がスゴイ。私がこの数年の間に出会った作品の中では間違いなく一番だ。

世界観が良い、スゴイというなら「境界線上のホライゾン」だろう。あの「分厚い」設定は……!

「境界線上のホライゾン」は原作も本というよりレンガ状だしアニメの設定資料もレンガ状だからな。

ラノベだと「とある科学の禁書目録」の世界観、科学と魔法を混ぜ合わせたというのには本当に驚いたね。ああいった形に世界観レベルで混ぜてしまうのは考えたことも無かった。
作品の評価はキャラクターと中二要素についてが目立つけど、世界観も非常に面白いと思っている。

分かるよ。私がストーリーがぐだぐだになっても「禁書」を追いかけ続けている理由の一つが世界観だ。付け加えるなら、科学と魔法と学園を合わせたのが非常によかった。個人的には学園バトル系では理想の一つだと思っている。

私が初見で衝撃を受けたのは「9S」だな
SFを背景にした伝奇的世界観が衝撃的だった。続きはもう出ないんだろうなあ……

おじさん達の世代は「攻殻機動隊」に驚愕して、趣味嗜好がそちらに大きく傾くという経験をしている人が多くてね。

古い作品でもいいんだね?初見の衝撃も含めた世界観の良さというなら私にとっては「スレイヤーズ」が該当する。
キャラの倫理観やネタに隠れて、実は世界観的にはハードで独自のパワーバランスが成立していることや関連する別の世界を舞台にした作品まで存在するのには興奮したよ。

俺は「新世界より」が良いと思った
脆弱で小さな世界が崩れていくのと、その外には残酷で広大な世界と過去があったというのがね。

私もこのテーマなら「新世界より」を思い付いた。
ウチの国ではSF要素が絡むと評価が高くなる傾向はあるよね。

SF的なのだと「BLAME!」も良いな。ストーリーやビジュアルで「大きな世界」というのを感じられるのも。

SFネタなら「フルメタル・パニック」の世界観も。あの当時は皆この作品のロボと科学技術の説得力に驚いたものだよ。この作品の「ブラックテクノロジー」が元ネタの「黒科技」が広まったのも当然だった。(訳注:「黒科技」は現在の中国ではSF的な新技術を指すスラング的な言葉としてよく使われているそうです)

他に世界観の評価が高くなりやすいネタは……ポストアポカリプスとかだろうか?「ドロヘドロ」を思い付いたのでオススメしてみる。

そっちなら「メタルマックス」が好きだったな。戦車RPGというのもロマンだが、崩壊した世界に出てくる現代社会の小物や出てくるモブキャラの乾いた感性や扱いも良かった。最近のラノベの「リビルドワールド」はこの世界観の継承者っぽいから追いかけている。

あとはディストピア的な方向も。
そう言えば世界観だけなら「ギルティクラウン」はいまだに自分の中では上位に来る好みの作品だ。

こちらの理解できる、楽しめる範囲という前提はあるが他にはない世界観と価値観というのはやはり評価が高くなると思う。最近だと「平穏世代の韋駄天達」が良いね。

同意。私は韋駄天の価値観と人類や魔族の価値観のギャップが凄いと思ったよ。
人類は必要な数がいればどんな邪悪なことやっていても関係無い、関与するのは人類絶滅のリスクがある核戦争みたいなのだけ。そして世界を滅ぼす危険のある魔族に対してだけは積極的に対応するがその際の人類の被害など考慮せず「合理的」な手段をとるというのには妙に納得してしまった。

「平穏世代の韋駄天達」の価値観は私も感心した。
命が無価値というありがちなのではなく、命が等価値というのが良いよね。上位存在の思考を納得させてくれた作品だ。そのせいで国内配信無理だとも確信したけど。

でもあれ日本人のオタクの知り合いに聞いたら、日本での評価はそこまで高くないらしいな。低評価ってわけではないが、原作者のエロ関係の鬼才ぶりに比べるとやや期待外れに思えてしまうとか

あー……「異種族レビュアーズ」に比べると確かに弱いかもしれん。あの世界観も調べていくとかなり大きい上に合理的で独特な世界観なんだよね。

「韋駄天」はウチの国で好きなヤツ絶対にいるなと思ったが、やはり一部で高評価になってるね。

ウチの国のネット小説も人間、凡人ではない上位存在大好きだけど人間とは違う上位存在の価値観をしっかり描写で来ているのは珍しいからな。
あまりにも人間と隔絶した価値観だと人気にならないし、作品批判や規制が出かねないからある意味では仕方が無い面もあるのだろうけど。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的に評価の高い世界観や刺さった要素に関してイロイロと出ていました。

中国で作品の設定や世界観についての評価に関して、私が見たり聞いたりした範囲の印象では、スケールの大きさや複雑さ、それからSF的な要素などが比較的強いように感じられます。

またSF的な要素に関しては今回のネタを教えてくれた方からは
「SF系の複雑さや壮大さは評価が高くなる傾向はあります。こちらでは評価するという面ではやはり科学技術ネタがかなり好まれますし、マニアにとってもスゴイと持ち上げやすいので」
といった話もありましたし、中国独自の事情や感覚というのもありそうですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「中国産のソシャゲって壮大な背景と設定つけるのが好きだけど、みんなはどう思ってる?」

中国オタク「日本の作品はスケールが小さいのばかりと言われるが、スケールの大きな作品ってのはどんなのがあるの?」

中国オタク「日本人は『シュレディンガーの猫』を好み過ぎていると思う。本当にそこら中の作品で見かける」

中国の方からは娯楽分野に対する規制の拡大などをはじめとする景気の悪い話が何かと聞こえてくる今日この頃ですが、そういう話題とは別の話も教えていただきましたので今回はそれについてを。

日本の作品、SFに関わるような部分がある場合に比較的よく出てくる言葉の一つに「シュレディンガーの猫」(中国語では「薛定諤的猫」)があるかと思いますが、中国オタク界隈ではこれに関してちょっと気になる人も出ているそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本の作品に頻繁に出てくるシュレディンガーの猫」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本人は「シュレディンガーの猫」を好み過ぎていると思うんだが、どうだろう?
本当にそこら中の作品で見かける。この言葉を何かと使いたがるようにも感じられる。

量子力学的な思考実験ではなく、例え話的に多様されるよね。
SF的なジャンルに限らず伝奇やファンタジーでも。

私は日本人の中二病的なセンスを強く刺激するという話をどこかで見た記憶があるが……

設定が中二病的だというのは何となくわかる。ウチの国でもそれなりに有名だし使われるネタだからね。日本の作品ほど頻繁ではないが。

詳しく知っている人物ではないがシュレディンガーさんも中二病の象徴的な扱われ方をされるとは思わなかったろうね!

こういうのって日本語を母国語にする人間の語感的な印象も加わるから完全に理解するのが難しいんだよなあ

どれくらい日本の感覚と重なるのかは分からないが、あの言葉から来るカッコよさというか中二病感はこっちでも通じるだろう。SFネタにも重なるし。

他にこの手の二次元で使われがちな言葉や定義ってどんなのがあるかな

「ラプラスの悪魔」とか?

私はシュレディンガーよりもラプラスの方を先に知っていたな。魔装機神辺りからだったと思うが……

「マクスウェルの悪魔」もラノベ系作品でそこそこ見かけるような気がする。あとは……「ディラックの海」辺りだろうか。でもこっちは猫に比べると格段に少ない。

ディラックの海が使われているのはエヴァくらいしか思いつかないわ。内容的にシュレディンガーの猫に比べるとネタにし難いのかね。

シュレディンガーの猫は確かFateだかFGOだかでも使われていたような……中二病的でいかにもだと感じた覚えがある。

Fateでは「マクスウェルの悪魔」がサーヴァント化されていたな。
とても中二的な解釈だった。

動物ネタで思い出したが「アキレスと亀」もそれなりに出てくる。中国語だとアキレスじゃなくて「ゼノンの亀」だから日本語と比べて印象がやや弱くなっているかも?

しかしこういう言葉を見る度にきちんとした意味や背景をどれだけの人間が理解しているのだろうかと疑問に思うんだよね。

「シュレディンガーの猫」に関しては理論の発展や理解できるかは別として、状況を想像するのは容易だし理解したつもりにもなれるからな!正直に言えば俺も雑な把握の仕方をしている自信がある!

猫というのが特に良いんだろう。同じ思考実験でも別の動物、馴染みが無いとかかわいくない動物だったらまた違った扱い、広まり方になったのではないかと。
ウチの国でも猫で印象に残る人は少なくないはずだよ。

日本の作者のほとんどはシュレディンガーの猫が量子力学の思考実験と思っていて、元々は量子力学を嘲笑するものだったというのは知らないっぽいのはどうなんだろうな。
日本の作者の学歴の低さがこういう所で見えてしまう。

雑な認識と扱いなのは否定しないが、どこの国でも学歴ある人間が面白くてきちんとしたものを書けるとは限らないからなあ……作品の高さと学歴は別だし、更に言えば高学歴でも専門外ではイロイロと……

国産作品の知識チート俺TUEEEEEでもヒドイのが頻繁に出てくるからな。学歴を見ても上から下まで様々だ。

しかし「シュレディンガーの猫」という言葉を使いたくなる気持ちは私も分かる。

そうか?さすがに作品の中で頑張って使う程では無いだろう。

なんて言うか……こういうのって使う機会があれば使いたいくらいの感覚なんじゃないかな。記憶に残ったカッコ良く感じる難しい言葉を使いたくなる衝動ってない?

定義の正しさ、説明の正しさよりもSFモチーフを使ってどんな作品にするかという方が結局は大きいしね。
例えば私は「青春ブタ野郎」シリーズが好きだけど作中で語られる量子力学ネタについては心の薄目を開けて流し読みをしている。科学知識について完全に正しく無くてもそれによってストーリー描写もダメになるとは限らないわけで。

ウチの国のネット小説も雑な知識チートで俺TUEEEEEや内政やってるしそういう世界観や設定はハードな科学的考察できる人からすれば笑止千万レベルだろうしな……

テンプレと化した特殊能力、設定と同じで「シュレディンガーの猫」もテンプレと化したSFネタということなのでは。消費され過ぎて本来の学術的な意義ではなく大衆娯楽的なモチーフになった。

でも作品の雰囲気を演出する道具としての汎用性を備えたのも間違いない。作者によってはその汎用性で対象の広い作品を作れるようになったという見方もできる。

この手の設定や用語をモチーフにした作品って古い作品であっても現代の感覚で見て面白かったりするからね。例えば「クラインの壺」という作品はかなり良かった。

どっかで聞いたことがあるような……ラノベだっけ?

一般小説で映像化もされているが内容はラノベっぽい。大雑把に言えばVRゲームの中に入ってクラインの壺のようにゲームと現実が曖昧になっていく作品。
ラノベの元ネタとも言える。「ソードアート・オンライン」の元ネタ或いは元ネタの元ネタとも言われているし、日本のラノベのVRMMO系ジャンルの原典の一つという説もある作品だな。

そんなに古くは無いが東野圭吾の作品に「ラプラスの魔女」というのがある。

二次元に限らず、この手の概念を指す特定の用語は色んな作品で使われるんだろうね。シュレディンガーの猫ほど高い頻度で見かけるのは珍しいだろうけど。

古典のJRPGに「ラプラスの魔」というのがあるのを思い出した。内容はSFではなくてホラー方面だけど。
ラプラスの悪魔は全知全能や予知、偽の全知全能的なネタによく出てくる気がするね。実際、使い勝手がいいのも分かる。

「シュレディンガーの猫」やそれと似たような使い方をされる言葉について見ていくと、どれも言葉自体の意味は重要ではないのだと感じられる。言葉の雰囲気、既に広まっているイメージのような言外の意味の方が大きくなっている言葉なのかもしれないね。
言い方を変えれば演出のための用語といった所だろうか。



とまぁ、こんな感じで。
日本におけるシュレディンガーの猫などの言葉から受けるイメージに関しては分かる人もいれば分からない人もいるようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「私達はこういった特定の理論の名前はまず中国語の方で認識するので日本語のカタカナ表記によるオタク的な語感を把握するのは難しいですね。これは外来語にありがちな話ではあるのですが……」
という話もありましたが、語感からくる雰囲気も含めての使われ方というのはやはり考え出すと難しい問題になっているようです。

私自身もこういう言葉の好まれ方に関しては理解できているのか、そういうのを踏まえて翻訳できているのは自信が無い事が多いですね。SF用語やネット用語もですが、中国のコンテンツで頻繁に出てくる武侠ネタ関係は特に不安があります。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ロシア系キャラって日本の二次元でどれくらいの頻度で出てくるのだろうか?」「とても少ない」「いや多いぞ」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品におけるテンプレ要素が何かと話題になっていますが、日本以外の国の扱い、日本から見た外国のテンプレイメージについても時折話題になったり考察で盛り上がったりするそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の作品におけるロシア系キャラの扱い、出てくる頻度の高さは?」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ふと思いついて気になったので質問したんだが、ロシア系キャラって日本の二次元での扱いってどうなのだろうか?どれくらいの頻度で出てくるのだろうか?

中国人キャラよりは出番少ない
ただ珍しいというほど少なくは無い
でも扱いは良い方になりやすいような?

ロシア系か……個人的な印象ではなかなか見かけないし、とても少ない気がする。
ロシアも地理的には日本の隣国ではあるが、中国人キャラほどロシア人キャラはいないんだよね。そこは不思議。

少ないのはやはり文化の違いじゃないか?
ロシアはなんだかんだで西洋の方、昔からの中華文化圏、東洋世界とは違うから。

地理的な関係で考えるならなぜあんなにドイツ系キャラやドイツ語ネタが出るのかという話になるから、距離よりも文化的政治的な接触の頻度とか?

ウチの国では戦争関係で印象が濃いけどロシアって文化的な特色、国外への文化輸出が無いからだろう。日本では影が薄いからロシア人キャラを出しても格の高さをテンプレで表現できない。

こっちでもロシアの現代文化的なものに触れる機会なんて皆無だからね。

ゴーリキーとかの文学くらいか。でも現代での影響はほぼないよね。日本の教科書だとロシア文学ってどういう扱いなんだろう?中国の古典があるのは知っているが……

ロシア人キャラが出てくることはとても少ないよ。まぁ外人キャラ自体が少ないしそういう意味では中国人キャラだってそこまで多くないと言えるが。

いや、そうでもない。
ロマノフ王朝とかの貴族系キャラ関連としてのロシア要素を備えたキャラはいる。ロシア、旧ソ連、現代ロシアと別枠になりがちだけどそれを全部まとめた場合はそれなりに多くなる。

ロシア系って外国人キャラの中では上位だと思うぞ。
例えば「DARKER THAN BLACK」の第二期の蘇芳はロシア在住のロシアと日本のハーフなわけで。

日本の二次元には中国歴史ネタ作品があるから単純な数で考えた出てくる外国人率トップは中国人キャラになるとは思うが、ジャンルや重要キャラの割合を考えるとロシアやイギリス、アメリカ辺りと比べるとどうなのか分からなくなって来るね

アニメやマンガについては何とも言えないが、ゲームだと頻繁に出てくるのは確かだ。特に格闘ゲームではロシア系がいない方が珍しい。ザンギエフから続く伝統的なものと言ってもいい。

格闘系に関してはロシアは軍隊格闘技のサンボがあるのとアメリカ出したらほぼソ連も見たいな時代があったからね。ザンギエフはなぜかプロレスだが。

古い作品、冷戦時代だと設定も含めて結構出ていたはず。ただソ連が崩壊してから存在感が消えて、最近また萌え方面も含めて存在感を増しつつある印象
それと引き換えに中国系は減っているという話もあったな

二次元のロシアは大体が萌えとザンギエフとプーチン。特にプーチンは柔道家なのもあってか日本では人気が高いらしい。異世界にだってトリップする……!

中国系ほど分かりやすくない、名前がロシア系そのままというのがやや珍しいだけでロシア系のキャラ、混血キャラは結構いるぞ
中国人キャラに比べてテンプレが薄いから意識され難いというのもあるのでは

ロシア系の名前だと「ユーリ」が多い気がする。主人公も含むメインキャラで結構な頻度で見かける。それに対してなんとかスキーは少ない。
女性の名前だと……バラライカ?

バラライカはほぼ「ブラックラグーン」だしコードネームだろ!

バラライカとホテルモスクワに限らず、ロシア系は武器商人やマフィアが多い気もするなあ

世界観にミリタリー要素が入ってくるとやはりロシアは存在感が強いね。
そもそも他のジャンルでもロシア系の勢力が弱いわけではないし中国系と比べてもそんなに差は無い。ただ俺達の好みは別として、二次元市場的には中国人女性キャラにお団子頭とチャイナドレスという武器があるので生産性やアピール力は上になるんじゃないかと。

実は日本の二次元における中国人キャラは明らかに昔より減ってるよ
お団子頭で文句が出るので定期的に話題になっているから印象に残るのかもしれないが、一昔前の日本の二次元における中国人キャラの多さと比べると大幅に減少している
それに対してロシア、旧ソ連系はずっと一定の割合で出ている

色素の薄いキャラ、白髪、金髪のロシア系キャラは結構いる。そこに無口だとかバトルマシーン的な属性も加わりがち。

自分の中では文化枠の関係から設定に絡むことは少ないが、キャラの方ではロシアやロシア系は少なくない印象だ。

ドイツや中国に比べると出番は少ない
でもテンプレ的には中国より新しいようだし、極端で分かりやすくは無いが汎用性は高い気もする……

「ダンベル何キロ持てる?」にロシア系キャラのテンプレネタがあったな。

個人的には外国人キャラはロシアやロシア系のキャラが多い印象なんだが。
ロシア貴族だと歴史的に日本に組み込んでもそんなに違和感無いというのも大きそう。ウチの国ではその手の血統が続くのはほぼ無理だから歴史的背景と創作の関係にちょっと感心した覚えがある。

萌えアニメだとロシア系多いよね。お団子チャイナドレスほど分かりやすい記号はないけど。
それ以外のジャンルだとやはりマフィアじゃないかな?「ブラックラグーン」のイメージがテンプレ的に分かりやすいかと。

近頃見た作品だと「ゴールデンカムイ」もロシア関係のキャラや設定が面白かったし、二次元におけるロシアはテンプレとその発展という意味ではかなり扱いが良い可能性も?

白髪系ヒロインはロシア系が多い。北欧系もいるけどやはりロシア系の方が明らかに多いんじゃないかな。

金髪だけでなく白髪キャラを出せるのが日本の二次元におけるロシア系の強みでは?祖父やその前の世代にロシアの血が混じっていたから……的な設定もいける。
これはヒロインだけでなく、主人公にも使える。

私は現実感のあるヒロインを出す、批判の少ないヒロインを出すなら中国人よりロシア人の方が良いだろうなあと感じる。
それに中国市場狙うなら中国人キャラよりもロシア系で白髪(日本語だと銀髪か)キャラの方が安全だ!我が国は白髪萌えが多数派だから!!
近頃の成功した中国人キャラとも言えるラブライブの唐可可だってターゲットや規模次第でリスクが高いと言えるしね。

日本の作品で多いのはやはりヨーロッパ系、ロシア系はそれと一部重なる上に独自ジャンルも備えている気がする。まぁこれはイギリスやフランスも同じだが。中国はなんて言うか……数は多いけど特定の専門ジャンル?
それからアメリカは背景設定にはよく顔を出すけどキャラとしてのアメリカ人は近頃の作品だとあまり見ないね。人種や政治的にテンプレを使いにくいのもあるのかもしれないが。

イギリスやフランスも黒人はじめとする白人以外の人種が多いけどそこはスルー状態だよね。でもアメリカはさすがに無視できないと。ああ、だからロシアも設定として扱いやすいのか?

アメリカ系ハーフも探せば結構いるんだが、ロシア系以上に忘れられがちな気がする。尖った特徴、テンプレが無いのがダメなのか?
日系アメリカ人キャラとかね。例えば徐倫はアメリカ人とのハーフだと言っておこうか。

「Gガンダム」の各国代表でネオアメリカだけは廃れたテンプレっぽいし、昔あった二次元のアメリカ人テンプレは現代の設定で使いにくい気はする。

改めて考えてみたが日本の二次元におけるロシア系キャラはやはり少なくない。特に混血キャラも考慮すると多くなるぞ?

混血を考えたら本当に多くなるというか、歴史系を除くと中国系キャラより多くなるのでは……
例えば「あの花」のめんまのように黒髪ではないキャラ、それも美形キャラを日本社会に出すための無理のない設定がロシア系の混血だしね。

しかしここまで「ラブライブ」の絢瀬絵里とロシアを関連付けないとか、中国でオタクやっているのにどうなんだよ……

うわ、素で忘れてた……恥ずかしい

ロシア関係のキャラの多さに関する印象は混血キャラをカウントしているかどうかによる違いもありそう。
その点を押さえた場合「ロシア系」は急増するはず。こっちで「中国人キャラ」といった場合、大体は中国国籍関係無くても中国文化要素があれば中国人認定になっているようだから、個人的にはその辺りについてあまり厳密に考えないで良いとは思うのだが。

漢字で名前を覚えると混血キャラのイメージ薄れるというのはあるしね。黄色の髪も二次元で考えると珍しくないし。



とまぁ、こんな感じで。
比較対象や定義が人それぞれな所もあるようで、捉え方も人それぞれになっているようでした。それにしても、いわゆる共産趣味的な方向の文化やネタは今の中国では意識されなくなってしまったのでしょうかね……

それと今回の件に限らず、中国オタク会話における日本の作品に出てくる混血系キャラの認識がどうなっているかというのはちょっと気になりますね。
機会があれば調べてみたいとは思うのですが、どういう切り口で調べればいいのかすぐには思いつかないですね。
今回の反応を見た限りでも「混血のキャラについて」といった方向だとライト層の反応を取りこぼしそうな気がしてきますから。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


ちなみに攻略情報や管理人の進捗状況の質問をいただいている艦これのイベントですが、ダラダラ進めながらではありますがお陰様で後段作戦まで到達しております。今回はE2でもう乙進行ですが、ForceH札の扱いに気を付けるようにとの情報は特に助かりました。

それとこれも質問をいただいているFGOの夏イベの管理人ガチャ状況ですが第二部第六章のガチャが好調だった揺り戻しが来てしまったようで6周年の配布以降それなりに貯まっていたはずの石が溶けたのに収穫は礼装完凸のみな状態です、はい。

中国オタク「皆はアニメやマンガから得た知識で役に立ったもの、実際に使える生活の知恵みたいなものってある?」

ありがたいことに
「『はたらく細胞』のように中国ではためになる作品、勉強になる作品が歓迎されるそうですが、勉強とは別に雑学的な方向で歓迎されることってありますか?」
という質問をいただいておりましたが、先日ちょうど良さそうなネタを教えていただきましたので今回はそれについてを。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「アニメやマンガで学んで役に立った知識、生活の知恵」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


皆はアニメやマンガから得た知識で役に立った、知って良かったのってある?実生活で使える知識みたいなものとかでも。
私は日常系作品からそれなりに生活の知恵を学んでいるのだが、他の人がどうなのかを知りたい。

日常系は確かにたまに使える生活の知恵とかあるね。
私は料理の仕方をそれで学ぶこともある。

自分は包丁の使い方、材料の切り方を「らき☆すた」で学んだのがその後かなり役になっているかも。

洗濯や掃除でもあるね。
洗濯物の干し方とか親に教わってなかったけど、アニメのおかげで学べたよ!

カゼをひいたらケツにネギを刺す!じゃなかった、首にネギを巻く。どこまで有効だったのかは分からないけど、やらないよりは良かった気がする。

「名探偵コナン」はトリック関連で良くも悪くもそういう知識が蓄えられる気がする。
実際にどれだけ使うかは分からないけど。

コナンの密室トリックで紐かけて外からカギをかけるというトリックは、私が戸締り当番だけどカギを忘れたときに非常に役に立ったよ。あれ以来コナンの映画は必ず見に行くことにしている。

精神的な方面での実用性だと「銀魂」のツッコミネタは考え方の転換に何かと役に立ったな。

役に立ったかと言われるとやや微妙だが、自分の場合はスポーツ系作品を見ているとオリンピックの時にルールや試合の駆け引き、注目するポイントが分かって楽しめるなんてのがあったな。

侠飯や深夜食堂からお手軽な料理をかなり覚えた。夜に見て冷蔵庫にある材料でいけると判断出来てしまったときは困ったね。
二次元系からちょっと外れるがいいよね?

時短レシピやお手軽料理はわりと参考になるよね
あと何作るか迷った時の参考資料としても活用したことがある

そういうので最初に流行ったのは「サンレッド」のヴァンプ将軍のさっと一品かもね。当時は結構話題になっていた。

あったあった
特に鶏肉を使ったのが当たりだったね。おかげで私のレシピが2つ増えた。

アニメで学んだと言えば紅茶の知識かなあ

自分も紅茶関係の知識、作法は二次元経由で知ったのが多いね。お嬢様が出てくる作品にはそういうのが多いような?

俺にとって実際に役に立ったというのは「とらドラ!」の竜児の掃除スキル。
見ていた当時は特に意識しなかったが実際に自分で家事をするようになってからは度々思い出しては役に立った。

最近の作品では何かないかな?
古い作品を該当箇所目的で探しながら見るのは厳しい……!

うーむ、最近のか……異世界にトリップする作品だと生活の知恵とかは無いよな……
異世界でも検索機能があれば俺TUEEEEEができるけど実用的かは分からない!

最近だと「はたらく細胞」とかはどう?

役には立つかもしれないが、あれは勉強の方だと思うが……

普通のは勉強方面だけど、「BLACK」の方は大人の生活に何かと関連するから見ておくのを強くオススメするよ!

「はたらく細胞BLACK」は確かに見ておいた方が良い作品だね。何かと「有用」な作品だよ。生活の意識、日頃の行動の認識が変化する。

近頃の作品なら特定分野の趣味がテーマの作品が良いかも。萌えの皮をかぶってはいるがしっかりした知識が提示されているから日常生活で使える知識が手に入ったりすることもあるね。
例えば「ヤマノススメ」のほどけにくい靴紐の結び方は実生活でも役に立った

「ソウナンですか?」の知識はためになった気がするけど、使う機会が無い事を祈る

あの作品の原作者が描いている別の作品に本人の猟師生活をネタにしたマンガがあるんだが、それも面白かったね。知識としてはやはりどこで使うのか分からんが。

アニメやマンガ、ゲームからは様々な知識を得られるのは間違いない。
でも役に立つ知識以上に、どこで使うのか分からない知識の方が増えていく……!

それは否定できない。
ただ使わなくても知っていると気分が楽になる知識というのもある。

生活ではないが、「ぐらんぶる」の身も蓋も無いオタク方面の知識で幻想を割り切って楽しむことができるようになったのでオタクとして生活していく上ではとても有用だった。
それにしてもああいう情報があってもファンを続ける、好きでいられるということについては何かと考えさせられた。

そういう生活していく上で、ということなら私の中では「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」がかなり大きな存在になっている。他の作品でもたまに出てくるが、エロ関係の雑学を摂取できるというのは何かと助かる。話題としても便利だしね!

なんとなく理解できる。
エロ方面の統計や雑学は自分の性癖の位置が分かって精神的に助かった。

こっちだと「正しいもの」以外は異常扱いにされがちだからな……どうやって調べたのか、どの程度信頼性があるのかは分からんが、ネットで調べても極端な話しか出てこないような分野だから、ああいう知識は案外有用だよね。

しかしアニメやマンガというか、日本の作品で学ぶ知識ってウチの国だとあんまり役に立たないよね。面白いだけで十分だけどその上で役に立てばもっと良いのにと思ってしまう。

国内の生活だとどうしてもね。
学校の勉強でも歴史ネタは範囲が違ったりするし、訳による固有名詞の違いで間違えたりするリスクもあるからむしろマイナスになる可能性が……

日本であれば日本の戦国時代や幕末を舞台にした作品はテストに有効とは聞くな。ちょっと羨ましいと思ってしまうよ!

私の陰陽師系作品で覚えた日本の平安時代の知識がテストで活かされることは無かった。作品の方は普通に楽しんでいたから別に悪い話ではないんだが。

知識関係は日本のテストなら役に立つのかもしれないが……みたいなのも多いからね。ただこのスレのテーマのように日常生活で役に立つこともある。
私はアニメで学んだ箸でポテチを食べるという習慣が生活の利便性を大幅に向上させたなんてこともあったよ。あれはとても良い。スバラシイ。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的に学んだ知識が役に立ったような気がする作品がイロイロと出ていました。

中国の感覚では日本のいわゆるマンガで学ぶ系のコンテンツは馴染みの無い分野ですし、このネタを教えてくれた方からも
「アニメやマンガで増える知識というのはありますが、その知識の実用性に関してはあまり期待したことは無かったです。アニメやマンガで日本語を覚えた!という話はあっても、実用的なレベルで日本語が使える人はアニメやマンガ以外でしっかりと勉強しているわけですしね」
「それだけに中国でも学んだ知識が普通に役に立つとハッキリ分かる『はたらく細胞』は衝撃的でした。当時は中国のアニメ好きの人達が何かと持ち上げていましたが、その気持ちはとてもよく分かります」
という話もありました。

中国の方ではやはりアニメやマンガなどのコンテンツ経由で何かを知るということや、その知識が日常生活でプラスになる、雑学的な収穫になるといったことに関しては、あまり実感が無いのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国で大人気の「はたらく細胞」ついに人民日報で言及される

中国オタク「負けてばかりのキャラ、勝率悪いのに人気が高いキャラっているの?負け展開は嫌われるし無能の印象がつくから基本的に人気にならないとは思うんだが」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「主人公が勝てない、負けてばかりなのに人気を維持できる作品ってあるの?」
に関連するようなネタを教えていただいたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈でもキャラの強さ談義や勝ち負けの成績については何かと話題になりますし、勝ちまくるキャラの方が何かと人気になりやすいそうですが、勝ちのイメージがあまり無いキャラが人気にならないわけでもないそうで。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「勝率が悪い、負けているイメージが強いのに人気が高いキャラは」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ふと思いついた疑問なんだが負けてばかりのキャラ、勝率悪いのに人気が高いキャラっているの?
基本的に負け展開は嫌われるし負けてばかりのキャラは無能の印象がつくから人気にならないとは思うんだが、例外もありそうに思えてきた。詳しい方々教えて!

具体的な勝率の統計までは知らないが、よく負けるイメージがついて人気になるキャラはそんなに珍しくないような?

敵キャラだと出番の回数的に作中での勝率が低くなるのも珍しくはないが、そういうのはちょっと違うかな?

「ワンパンマン」はサイタマ以外みんなそんな感じだけどジェノスとか普通に人気高いからな

主人公が負けてばかりってのはダメだが、サブキャラは良い意味での存在感を獲得するなら勝率はそんなに問題にならないだろう。

ネタ度が高くて人気になるのもいるな。「BLEACH」とかファンが何かと分かってネタにしているような作品では特に。

「BLEACH」は氷系最強の天才少年隊長がいたな……

日番谷冬獅郎は本当に勝ってるイメージ無いな。氷系能力者がそんなに強くないイメージの代表格。
でも確かに人気は高い。

氷系で思い出したが「FAIRY TAIL」のグレイもかな?
強いとされているけど本格的な強敵と戦う際に引き立て役にされるキャラは珍しくないが、それがファンの間では人気が高いこともそれなりにある。

設定上では弱くない、むしろ強い方だが作中での勝率が微妙という人気キャラは結構いるかもね。

最終的に主人公が勝利すればいいわけだから、その過程で負けるのは人気に関して致命的ではないのだろう。それに強敵相手に最初は負けるパターンも多いし。「ONE PIECE」なんかはメインキャラの勝率はどれも高くないが人気は高いはず。

ネタ方面だと「ドラゴンボール」のヤムチャとか幅広い層で人気だろうな
あとはウルトラマンのゾフィーとか

ウルトラマンゼロも後の方になるとどんどん戦績が怪しく……

バキの花山薫や烈海王は勝率に限らない扱いの微妙さは嘆かれるが人気はずっと維持されているような印象だ。

そういう方向も含めてなら「進撃の巨人」のライナーの人気がいよいよ高まっている気がするな

勝ててないのに人気が非常に高いキャラ?
シャアのことかい!?

確かに。
輝いていたのはジャブローでジムの腹を貫いた時までというネタもあるな。

赤い彗星も地に落ちたものだけど人気は落ちないよな。

あいつZの時とか本当に勝ってないからなあ……
まぁZだとカミーユも実は苦戦続きでスパロボのような強いNTのイメージとは違うんだが。逆に妙に強いのがジュドー、イメージよりも好戦的で殺意が高いのがアムロ。

戦闘のプロ剣鉄也と偉大な勇者グレートマジンガーは?

うーむ……こっちでの人気はほぼスパロボからだろうし、なかなかに判断が難しい所だな。ネタ系も含む人気や、勝ってるイメージの薄さはあるが。

何となく思い付いたのは「幽遊白書」の蔵馬
人気キャラ戦闘力的にも弱いわけではないが勝てない、負けることが多いというのは美形の仲間キャラを探せばそれなりに出て来るんじゃないかな

「NARUTO」のカカシはまだ出ていないな。連載当時はまた負けかと皆が嘆いていた。

NARUTOだとサスケもかな
戦闘力がインフレするタイプの作品は既にいる人気キャラの勝率がどんどん悪化していくという説はどうだろう

具体的なのは思いつかないんだけど、人気になるまでと人気になってからで戦績が変わるタイプもいると思う。

顔が良ければ人気になる、扱いが良くなって人気になるというのはあると思う。その一例がヒロイン枠では。

ハルウララもウマ娘の方だとそんな感じだろうか
ヒロインとしての人気となると戦績はあまり関係無くなる気がする。足手まといで嫌われることはあるけど。

「エヴァ」のレイやアスカも勝率悪いけど人気は高いが……

あれはエヴァの敵が強過ぎるから戦績あまり気にならないというのもありそう。
あとバトルキャラとしての人気と、ヒロインとしての人気を同じように扱うのはちょっと違う気がする。

Fateのギルガメッシュは?
強い強いと言われているけど私の中では勝っているイメージあんまりないのだが。

FGOから入るとそんなイメージになるのか?

いや「stay night」の方でも勝ち負けの数を比較するとそんなに勝率高くないはず。キャラの立ち位置の関係上強いけど

金ぴかは勝つ手段はあるけど慢心というデバフかかるからなあ
あと一応Zeroは勝者だから……ランスロットに押されていたのは相性と慢心問題が……

バーサーカーヘラクレスに比べたらマシだから!!
そう言えば強い設定のキャラの中には本気を出さなかった、その場の勝ちを譲ってやった、本格的な勝ち負けが出る前に撤退したなどの展開があるから勝率良くないケースもあるね。」

「遊戯王」のエド・フェニックスはどうだろうか
シリーズファンの間で人気は高いよね?D-HERO出すようになって以降の扱いからイメージ悪いけど

遊戯王だと実は海馬社長もイメージほど優秀な戦績ではなかったりするしなあ
カードゲームとかの販促アニメ、デッキ組んでの対戦系は負け展開もあるから常勝って実は珍しいんだよね

ベジータのように敵側にいる人気キャラや、敵側から味方になった人気キャラだとあんまり勝率良く無かったりするような?

勝ち負けに関しては実際の勝率よりも印象の方が人気に関しては重要だ。
重要な所で期待を裏切る負け方をする、意味不明な負け方をするというのが嫌われるのであってその場の勝負には負けたけど戦略的勝利の条件は達成したみたいなのだと問題無い。

よく言われるポケモンのサトシも勝率自体はそこまで悪くないからな。優勝できない、させないのが不満となっているだけで。

サトシは二十数年間の活動で一度も優勝していないということがイメージとして悪過ぎる。
ただそこに注目するとダメに思えるが、アニメ全体で勝率を考えると作品の性質上そんなもんかというくらいの数字にはなっているかな。

話の中心で感情移入の対象を担当することも多い主人公が負けてばかりなのと、サブキャラが負けるのは違うからね。キャラの活躍の見せ方次第では負けてもなんとかなる。
ところで、対魔忍のように負けるのが歓迎される、エロ以外の部分までネタ扱いされて歓迎されるような存在はどうだろうか。



とまぁ、こんな感じで。
イロイロなキャラの名前が出ていましたが中国オタク界隈におけるキャラのイメージについても参考になりそうです。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「人気キャラが負ける展開、あまりにも扱いが悪いと感じる展開に関してはキャラ人気が落ちるよりも作品やクリエイターの方に怒りが向くことになるので、人気キャラ特有の難しさもあると感じてしまいます」
「特に最近はネットでファンと作者の距離が近くなっているので、人気キャラの負け展開がヒドイ場合には、こんな扱いをして大丈夫なのかという心配も思い浮かびます」
という話もありました。

人気キャラクターの扱いや、ファンからの要求については中国独自の部分もそれなりにあるようですし、人気作品や人気キャラ事情を追いかける際にはそういった部分にも注目していきたいですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「皆が批判する日本の『勇者』だが、その描写や設定に関して納得できる良いと感じられる作品ってあるの?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

最近は日本のいわゆるなろう系的な異世界転移、転生系作品がアニメやマンガなどを通じて中国オタク界隈にかなり入っていますが、そういった作品は日本産のファンタジー世界、剣と魔法そして勇者の存在する世界観の作品も多いことから
「中国オタク史上、かつてないほど日本産の『勇者』が目に付く状況」
といった見方もできるそうです。

しかし中国本土ではいわゆる「勇者」の概念や扱いに関してピンと来ない部分も多いらしく、何かと疑問が出たりツッコミの対象になったりしているそうです。

中国のソッチ系のサイトではそういった方向の話題として
「納得できる、良いと感じられる勇者の出る作品」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


皆が批判する日本の「勇者」だが、その勇者の描写や設定に関して納得できる良いと感じられる作品ってあるの?たまにあの作品の勇者の設定は良かった的な話も聞くのだが。

それならばまず、皆大好きなのは「ランス」だろう。
あれは納得している人ばかりだ。

ランス世界観における勇者はみんな評価しているし、面白い作品に出てくる面白い勇者像が無いわけではないな。
ラノベ批判と似たようなネタかも。面白い物、楽しめる物はある。

でも作品と違って「勇者」に関して納得できるシステムやキャラの扱いがあまり無いかも……

俺にとっては「ガオガイガー」くらいしか勇者と認められるキャラはいない!

他に評価が高いのは「勇者互助組合 交流型掲示板」じゃないか。

それもあったね。
システムを皮肉に解釈するとかネタにするみたいなのは評価が高い気がする。

勇者になって俺TUEEEEEはやはりダメか

だろうね。天に選ばれた、伝説の勇者みたいなテンプレは嫌われる。
チートするにしても好みや納得できる背景設定は必要だから。

日本の作品に出てくる勇者って、アメコミ的なヒーローじゃない独特な存在だ。設定に関しても曖昧というか童話的なものにしているから考え出すと矛盾が気になって来るんだよね。

「勇者」に関しては例えば「六花の勇者」のように英雄的なキャラの称号として扱われることもあるにはあるけど、やはり独特な存在だよなあ

そこまで難しく考えないで良いと思う。日本のラノベを見ていくと、勇者は職業の一種だ。ゲーム的な意味合いで理解するのが良いんじゃないかな?
ヒーローユニットのクラスが「勇者」で、日本系だと武士や巫女と似たようなカテゴリ。ただし希少性は非常に高く世界唯一の存在であることも多い。

極論で言えば村人や商人といった職業みたいなものだよな

基本的にはその国で人気、定番となっているRPGの主人公だと思えば良いんじゃないかと。日本が勇者ならウチの国は侠客系……大侠だろう。
だからウチの感覚で見ると引っかかる部分も多い。日本の勇者ほどじゃないがアメコミのヒーローに対してもウチの国の人間は引っかかりを覚えるわけだしね。

昔読んだ「魔王倒したし帰るか」が良かった。上でも言われているが自分はJRPGのお約束部分を皮肉に解釈するのが好みなのかも。

「勇者互助組合 交流型掲示板」は掲示板形式で様々な異世界と様々な種類の勇者を描写して独特な交流を行って見せる作品だが、その中で勇者の黒歴史も混じった経歴やそれに対するツッコミなどのネタを通じて勇者という存在についてや勇者になったことによる苦悩が浮き彫りになってくるのが面白い。

そこは同意。
ただそういう分析が既に行われているから、後は俺TUEEEEEをする主人公が踏み台にするような装置になっていってしまったのかも。

「まおゆう魔王勇者」とかも勇者と世界観の分析としては面白かったよ。ただ文章がやたらと長い上に区切りが独特で少々ハードルが高い。

要素を中心に見ていくと日本式ファンタジーと勇者もそこまで特殊なものではないんだけどね。例えば天に選ばれるというのはアーサー王物語的なテンプレとも言えるわけで。

だからfateが流行ったのか!まぁ自分は詳しくは知らないんだが
日本の作品の「勇者」は偉業を達成する過程、これから苦難というか冒険に立ち向かう或いは現在進行形で冒険しているというのが多いような?偉業を達成して勇者と称されるみたいなのはやはり珍しいし、いわゆる「英雄」とは違うよね。

多くの人が引っかかっているのは、いきなり勇者だ!特別な存在だ!魔王を倒せ!!になることなんじゃないかな。
クエストを幾つもクリアして名声を得て、その後に王国の援助のもと魔王だかドラゴンだかを倒すクエストに出るというなら分かるんだが。

それに関してはほぼ「ドラゴンクエスト」が悪いと言える。
ドラゴンクエストが日本の作品において「勇者」を職業として扱うことを決定付けた。シリーズに共通するのがプレイヤーが操作する主人公が「勇者」でその勇者は天に選ばれた存在として扱われる。

昔のゲームだったら簡単に「そういうもの」だと考えられたけど、世界観を意識させられる別の媒体の作品、それも最近の作品だと厳しいよね。

ドラクエと勇者の関係については正確にはドラクエ3からだね。
ちなみにドラクエシリーズも1と2は勇者の末裔が主人公で勇者という扱いではない。

ドラクエも天に選ばれし勇者が主人公という作品の割合はそこまで高くないんだが影響力が強大な人気ナンバリング作品が天に選ばれし勇者が主人公の作品だからね。
その影響を受けた人間が作品を書いてイメージが蓄積されていったのが今の日本の二次元ファンタジーということなのでは。

最近のドラクエでは勇者は称号じゃなくて、特殊な条件で転職できる職業で雷撃など独自の今日スキルがあるといった扱いかな?
どちらにしろ、勇者に関してはドラクエ発のイメージが広まって 職業と身分の合わさった独特の存在になっていると思われる。

日本ではなぜ勇者が好まれるのかという愚痴だか批判だかな話はよく出ているけど、近頃の作品は傲慢な勇者をゴミ職業やゴミスキル持ち(という評価をされている世界観だが実は強スキルというのはよくある)が倒すという展開が多いし、日本でも天に選ばれた勇者は嫌われていると見てもいいのでは。

その見方には同意。
勇者という特別な職業と身分がある種の既得権益やチートと見做され、それに溺れる人間を倒すのが爽快感につながるんだろう
チートを倒すのに別のチートを持って来るのはツッコミたくなるが、それだけ勇者というチートの存在感が強いとも言えそう。

とは言え、単純にやられ役としての勇者もあんまり納得できる存在じゃないからね。敵としての格、倒した時の爽快感がちょっと。

ああいうのは日本人なら印象が違うんだろうか……

話を戻すが日本の二次元の勇者に関しては九井諒子の短編に出てきたように、舞台装置含む設定としてなら良いと思う。

定番のイメージ自体は広まっているから、それを活用して驚かせてくるのは面白いし歓迎。私は「Helck」みたいな勇者ネタは大好き。

既に出ているけど、「ランス」の勇者の設定は本当に私の好みだ。
私はランス10で初めて知ったけど、ターンごとに表示される人類の死亡比率とそれに直結した勇者の能力解放とか設定もそれを活かす演出もよく考えたもんだと感心した。

一応、ランスの世界だと「10」になる前はまだドラクエ的な普通の勇者という雰囲気だったんだけどね。「10」の状況がえぐ過ぎるがその中で力を発揮して結局世界システムに翻弄されるだけの勇者という存在は特に強い印象を与えてくる。もちろんゲームの障害としての存在感も合わせてだけどね!

あまり勇者関係の批判が出ないということなら「結城友奈」シリーズはどうだろう?

自分はあそこまでいくと今度は逆方向のご都合主義に思えてちょっと厳しいかな。
勇者設定に納得がいかないことは必ずしも鬱展開が見たい勇者を否定するのが見たいというわけではないので。

「結城友奈」は近年のオタク向け魔法少女の亜流という印象の方が強い。

「葬送のフリーレン」はどうかな?
私はああいう世界観紹介メインの話の方が良いのかも。勇者はキャラよりも舞台装置的なもので。

私も「葬送のフリーレン」の勇者なら好みというか、勇者関係をテーマにした作品では一番好きかも。キャラクターがややテンプレ的な所はあるけど冒険の後日談というありそうであまり無いタイプの話が良い。こういうのをもっとたくさん見たい。

「葬送のフリーレン」の勇者って実は伝説の剣が抜けなかったというのも良いよね。魔王を倒せば偽物本物関係ないというスタンスの、偉業を果たしたキャラなら納得できるし勇者という身分の使い方としても好意的に見れる。

ドラクエの影響だと思うのだが……私はドラクエなら「ビルダーズ2」が大好きでそっちのイメージが強いから、ドラクエ系勇者と言われても完全に納得はできていない。もちろんネタになっている勇者像に合ってはいるんだけど、合わない部分もそれなりに思い付いてね。

勇者って能力的にはパラディンや武士の上位、強化版のクラスなことが多いんだけど社会的な地位や特別扱いが伴うから混乱するんだよ。
王子様がお姫様を助けるストーリーの王子様ポジションみたいになっているような気もするが……うーむ。

日本の作品の勇者って成長することが前提の職業だからね。既に功績のある英雄とはそこが違うし日本の作品には少年主人公が存在するのと共通する部分もある。
だから成長する描写が無いと記号感が強くなり過ぎるのでは。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタクの面々の好みや感じているモヤモヤのようなものが出ていました。

この辺りに関しては、中国本土で日本のRPGが本格的に意識されるようになったのはPS以降だったことから現在の勇者のイメージを構築したFC〜SFCのドラクエをプレイした経験や意識する機会があまりなかったという事情も影響している模様です。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からも
「日本の作品の勇者の元ネタがドラゴンクエストだという知識は中国にも広まっているのですが、具体的にどうなのかという段階になると個人ごとの認識の振れ幅が大きくなります」

「再アニメ化された『ダイの大冒険』でも勇者扱いで出てくるのは偽物の勇者やアバン先生でダイは勇者というよりも少年マンガの主人公という印象が強いかもしれません」

「私自身も身近な所で遊ぶ機会のあるドラゴンクエストの勇者とラノベに出てくる勇者には何らかの違いがあるように感じられて戸惑っていたこともあります」

といった話がありましたので、日本で蓄積されてネタにされる勇者のイメージについて、中国オタク界隈ではいまだに混乱する部分もあるようです。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「日本の作品の『勇者』って英語ならなんて言うんだ?漢字そのままで何となく使っていたが、自分の認識に自信が無い」

中国オタク「グルメ系ではないのに食事シーンが良い、多い作品ってどんなのがあるかな?」

ありがたいことに食べ物関係のネタをまた教えていただいたので今回はそれについてを。

近年の中国ではグルメ関係が注目されるようになり、ネット上でも美食関係の話題やマウント合戦が目立つようになっているそうですが、中国オタク界隈でもその流れは同じで美食関係の話題は何かとスレが伸びやすくグルメがメインテーマな作品に限らず、アニメやマンガに出てくる食事のシーンが話題になったりするそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「グルメ系ではないのに食事シーンが良い、多い作品」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


グルメ系ではないのに食事シーンが良い、多い作品ってどんなのがあるかな?
食事シーンが多いとかでも構わないから教えてほしい。よく考えてみたら「ドラえもん」のように美食がテーマではないはずの作品の方が「美味しそう」ということですぐに思い出せてしまってね……

分かる。ドラえもんに出てくる食べ物は妙に美味しそうで、大人になってから食べた本物になんとなく裏切られた気分になることも多い……

最近だと「ウマ娘」とか?
古典的な大食いとお腹の膨れ方演出で逆に面白い。

そういうことなら「ゴールデンカムイ」だ!
ヒンナヒンナ

「ゴールデンカムイ」はネタとして見てしまうようなのが多いけど、普通に食べてみたいと思うようなのも混じっているからなんだか困る。

「ゆるキャン△」はグルメ系……ではないよな?行った先で飯食ってばかりだが。

この話題で思い付いたが俺が判断に迷っているのは「姫様“拷問”の時間です」だな。
まぁタイトルに拷問とついているからたぶん美食がテーマではないだろう!

美食メインではない作品だな?では「異種族レビュアーズ」だ!!
この作品は性欲がメインだが毎回の出発点になる酒場での飲み食いもかなり良い感じだったね。あのファンタジー世界には住んでみたくなる。色んな意味で!

「メイドインアビス」の食事はあの粘着性と合わさった表現が不思議とおいしそうに感じられる。

「エヴァ」とかは?食事シーンもかなり出て来るけど

食事シーンの多さなら「バキ」はどうだろう。
ただし美味しそうと感じるかについては個人差がある。良くも悪くも印象には残るのは間違いないんだけどね。

「ドラゴンボール」で天下一武道会の前後に発生する大食いシーンはとてもウマそうに見えたな……

「ドラゴンボール」で思い付いたけど「トリコ」は?俺はグルメ系よりもドラゴンボール系が近いように思う。

そっち方面なら自分は「ONEPIECE」のカタクリのドーナツかなあ

グルメ系作品ではなくても食事シーンのアピールがある作品って意外に多いよね。食事や料理が中心になるエピソードとか、レストランや喫茶店が舞台になるエピソードとか。
個人的には「銀の匙」がそういうのを強く感じさせられたな。

あとは日常描写の一環とかね。その場合に出てくる食い物が日常的なものだったりするから、ヘタな美食よりも食いたいという欲望が刺激される。
個人的には晩飯食った後に見る「ACCA」が危険だった。パンが食いたくなって……

「ACCA」はトーストがかなり危険。
食い物関係に注目すると、パン屋の背景も多かったし仕事中に食うおやつも多い作品だったな。

私は「3月のライオン」と「ハチミツとクローバー」で。
でもハチミツとクローバーのサンドイッチは実際に試さない方がいいんだろうなあと思っている。

やった人の話によると作品のビジュアルを再現するとほぼハチミツ味だから食えなくはないらしい。特別美味くもないらしいが。

ジブリ作品はどれも食事シーンが印象的で美味しそう

森薫作品の料理は妙に印象的なのがある。こういうのって画力がやはり重要だよね。

画力は確かに大事だけれど、シチュエーションや見せ方の部分も大きいかと。
スレ主も書いているように藤子不二雄作品は昔の子供向きの絵でもいまだに食事シーンに引き付けられる。

近頃読んだ作品だと「辺境の老騎士」が良かった。恐らく意図して食事シーンを作品の魅力としてアピールしている。
ファンタジー世界で現地の食事を美味しそうに描写するのって作品に没入させる上でかなり有効な手段なのではないかと思う。もちろん「辺境の老騎士」のように上手くやらないと白けてしまうというリスクもあるのだろうけど。

「中間管理録トネガワ」は食事ネタ面白いし食べたいと思わされた。その後に始まった別の外伝「1日外出録ハンチョウ」も。
しかし「カイジ」の外伝作品はどれもこれも飯ネタ中心になっていくのは、日本だと飯ネタが特に人気になりやすいということなんだろうか。
近年はウチの国でも美食系の作品や話題は活発だがさすがに日本ほどじゃない。

子供向けというか、子供もターゲットになっている作品の食事はかなりそそられるのがある。ドラえもん以外ではクレヨンしんちゃんでもハラが減って来る食事シーンに結構な頻度でぶつかる。

子供向けの作品の方が「健康」だからね!
真面目な話、美食系作品には美食の表現にエロ描写を入れて強調する作品が少なくないのはどうなのかと……

エロまでいかなくても美食が中心だと描写がインフレするし、そういう強調描写が共感できなくてさめることはあるよね。その作品の美食表現が合うかどうかは極めて大きな問題だ。
グルメ系以外の作品はそういうのが無いから逆に普通に美味しそうだと良い印象が残るのでは。

なんとなく同意できるな。「食戟のソーマ」以前か以後かは知らないけどあの辺りから食欲と性欲を一緒に表現したがる作品が目立つようになってきた気が……

なるほど。ところで飯よりも主に酒だが「ぐらんぶる」はどうだい?脱ぐけどそれは美食のせいではない、酒のせいだ!
私は飲み会や酒に良い経験なんか無いはずなのに、妙に飲んで騒ぎたくなった。

いざ考えてみるとグルメ系作品という定義の境界線が曖昧な作品がかなりあるな。
例えば「ダンジョン飯」のように食事をメインテーマにしているけど実は古典寄りなファンタジー世界観な作品もあるし。

「けいおん!」のようにグルメ系ではなく日常系(或いは日常シーンの多い作品)でメインキャラに食いしん坊、大食いキャラがいる作品は安定している。

同感だ。私は「プリコネR」を挙げてみよう。

ここまで読んで気付いたが……キャベツとアニメの話じゃないのか

キャベツは二次元でネタになり過ぎたせいで近頃はキャベツ作画は逆に手を抜かなくなっているらしい
それとキャベツに限らず食事や料理シーンは話題になって注目されるからか、料理だけ妙に作画レベルが上がる作品もある。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈に刺さっていると思われる食事シーンのある作品がイロイロと出ていました。

それから今回の記事を書いている時にふと思いついたのですが、いわゆる「飯テロ」的な言葉って中国オタク用語或いは中国のネットスラングにはあるのでしょうかね。
たぶん普通に「テロ」を意味する「恐怖主義」「恐怖活動」みたいなことを書いてしまったらネットの検閲に引っかかりそうですし。詳しいことを知っている方がいらっしゃいましたら教えてください。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

追記:ブログの記事を書いてから追加で情報が来ました。ネットスラングとしては「深夜投毒」という言葉があるそうです。ただ日本の飯テロほど広い範囲で肯定的な語感で使われる言葉ではないという説明もありました。


中国オタク「あの宇宙の法則を乱す栗まんじゅうが提供されてしまうのか」

中国オタク「ずっと日本の声優の名前って本名だと思っていたんだが実は全部芸名だって本当!?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。
中国でも日本のアニメをチェックする際には声優情報を重視する層が存在するそうですし、
中国オタク界隈では日本の声優関係は何かと話題になっています。
しかし中国オタクの面々が把握している日本の声優事情に関する情報は個人差がかなり大きいといった傾向もあるのだとか。

これについては日本の声優を本格的に追いかけるにはやはり一定以上の日本語能力が必要となることや、アニメ以外で直接声優関係のコンテンツに触れる機会が中国では日本に比べると格段に少ないといった事情も影響しているようです。
またそういった背景があるので、日本の声優関係の話題では時折食い違いが発生することもあるとのことです。

中国のソッチ系のサイトでは
「日本の声優と芸名」
といったことなどに関するやり取りが行われていたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


私はずっと日本の声優の名前って本名だと思っていたんだが実は全部芸名だって本当!?

いや待て、さすがに日本人でM・A・Oなんて実名はいないだろ!

M・A・Oに関しては女優出身だから別枠だと思っていたんだよ……

お前そこまで知っていてなぜ芸名と本名の関係について知らんのだ。
それはともかく、声優は芸名で活動している人もいれば本名で活動している人もいる。あと普通の芸能人と比べて芸名で活動している割合は低いと聞いたことがある。

明らかに芸名っぽいのは分かるだろうに。

でも日本人の名前ってウチの国の感覚だと変わった名前やトンデモナイ、スゴイ名前も普通にあるからね。芸名と本名を区別できるか俺も自信は無い!

声優で芸名を使っている人はたくさんいるけど、実際にいるような名前を使っているからすぐには分からないよ。
ウチの国で有名な女性声優、例えば水樹奈々や堀江由衣とか芸名だと言われなければわからない名前ばかりだ。

日本の声優の芸名って普通の日本人の名前と同じ姓+名の組み合わせな上に人名に使う漢字のセンスが日本独特のものもあるから一見しての判断が難しい
中国の芸名を見た日本人の感覚もそんなもんなんだろうけど

例えば内田真礼のように芸名っぽいのに本名な声優もいるし、結局は調べてみないと分からないよね。

なんとなく分かるような所はあるけどな。例えば松岡禎丞のようになんとなくダサい感じの名前は本名だろうみたいに。

松岡禎丞は日本人の感覚だと珍しい漢字の組み合わせと読みだから逆に本名だと分かるらしいな。芸名にするならそんな読みにくい覚えにくい名前は使わないだろうと。

高橋李依も本名だってね。「李」をあえて名前の部分に使っているからてっきり芸名だと思っていた。

芸名を使うのは仕事で目立つため、イメージを作るため、それからプライベートとの区別のためといった辺りかな。本名非公開とか、曖昧にしているケースもあるし本当に人それぞれなんだろうね。

日本の声優の芸名に関しては、正しく読まれにくい、覚えてもらいにくい、あとカワイイ名前じゃないとかだろう。

ウチの国の芸能界も芸名使っているのは少なくないし欧米の俳優を見ても珍しくないしどこの国もそんな感じかと。あと芸名はだいたいがその国の言葉で言いやすい名前が多い傾向がある。

基本的には声優の名前は「ちょっと良い感じに聴こえる」程度の変更や、ありふれた組み合わせの姓名だから芸名にするといった所だ。
もっとも日本の声優界には鈴村健一のようにありふれた本名のままで活動して大人気になっている声優もいるから芸名にするか本名にするかはそんなに拘っていないのでは?

こっちのイベントに呼ぶ際に手続きや公告文書関係で本名情報が流出する事件は度々発生しているが……あれって実はかなりごめんなさい案件じゃないかなあ……

雨宮天が芸名だろうと思ってはいたが実は天の方は本名だったのには驚いた。

雨宮天の名前に関しては読み方が日本語だとそれほど特殊ではないんだけどあてた漢字が特殊だというケースだろうね。

この際だから言ってしまうけど、私は声優が芸名というのを知るまで銀河万丈ってスゴイ名前だなあ日本人の銀河という姓もスゴイいがそこに万丈を組み合わせるなんて親御さんどういう気持ちでつけたのかなあとか思っていたぞ!

悠木碧は名前の方はそのままらしいね。あと本名の名字の方が中二っぽくて強そうで二次元的。しかし初期の役柄や声のイメージだと今の芸名にするのもなんとなく分かる。

声の質で思い出したが、私は速水奨が声の質で決めたんだろうなあ……と感じる良い芸名だと思った。本名と比べると明らかに芸名の方がしっくりくる。

ふつうの名前に感じられるけど日本の声優はほとんどが芸名だよ。本名でやっている声優はとても少ない。

とても少ないというのは違うかと。声優が本名で仕事している割合って恐らく私達が考えているよりも高いよ。ちょっと調べてみれば分かる。

組長こと杉田智和や中村悠一は本名だったな。

個人的な印象では女性声優は芸名で、男性声優は本名で活動している人が多い気がする。

ほうでん亭……先割れ……

それはよく似た別人という設定だから!!
でもそういう意味だと声優は芸名持ちの比率が一気に上がるかも?

山口勝平はどこでも山口勝平で活動しているけど芸名だな
私はこれを知った時、あまり突飛な名前ではないのに本名ではないのはちょっと意外だと感じた

日本語の発音は同じだけれど漢字が違ったり、かな文字になっていたりするタイプの芸名もあるね。

そうそう。中国語だと漢字になってしまうから情報が減るけど、原文表記がカタカナやひらがなの場合は芸名率が高い。読みやすさや日本語の語感によって印象を強める効果を狙ってのものだ。

日本の声優のほとんどが芸名というのはないね。
そういうことならばブリドカットセーラ恵美や武田羅梨沙多胡やファイルーズあいのように、日本人としては特異で実生活では少々呼びにくい、変換しにくいであろう名前をそのまま使うことはないはず。もちろん目立つという狙いもあるだろうけど、利便性だけで考えると現代の環境ではそれ以外のマイナスが大きい。

ちゃんと調べたわけじゃないけど、日本では古い世代の方が芸名は多いんじゃないかな?

俺は逆に古い世代の方が本名が多くて、今の若い声優は芸名がとても多いと思っているんだが……

うーむ、どうなんだろう。
古い世代だと舞台や芸人から流れてくる人が多いから習慣的に芸名を使うことが多いと考えていたんだが。

俺は近年声優のアイドル化が進行しているし芸名の声優は一時期よりかなり増えているんじゃないかと推測している。きちんと調べたわけではないからあくまで俺の勝手な印象だけどね!

古い世代でも例えば古谷徹は本名だしやはり本名率は低くないのでは。

期待の超大型新人蒼月昇について。
こういうのを見ると日本の声優業界は芸名については軽く考えているというかある種の方便で使われている所もあるんだろうね。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国の感覚や、中国オタク界隈における日本の声優に関する認識が見て取れるような話も出ていました。

また今回のネタを教えてくれた方からは
「中国のオタクで声優を本気で追いかけている人は日本語能力が高いですし日本の声優事情についてかなり詳しい傾向はあるのですが日本と比べると情報源が偏るので知識や認識についても偏りが発生していると思われます。マニアが集まってのやり取りでも、思わぬ所で認識のズレが判明して混乱が発生することもありますね」
といった話もありましたし、中国オタク界隈独自の日本の声優に関するイメージというのもイロイロとあるのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本社会で争いの火種になるほど愛されているらしいプリンの扱いが不思議だ。ウチの国と比べて地位が高過ぎるように思う」

ありがたいことに食べ物ネタについてイロイロと教えていただいたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈ではアニメやマンガの定番ネタがイロイロと話題になっていますが、その中には特定の食べ物が出てきたときに発生するお約束的な事件、特定のシチュエーションで出てくる特定の食べ物といったネタに関するものもあるそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本におけるプリンの扱い」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本社会で争いの火種になるほど愛されているらしいプリンの扱いが不思議だ。ウチの国と比べて地位が高過ぎるように思う。

冷蔵庫のプリンを食われたら戦争になるという伝説のアレか。
私も大好きってほどじゃないがそれなりに美味しいものだとは思う。でもさすがに二次元で見るような扱いにはならないかな。

二次元の萌えキャラの主食であるクレープと違って、争いの原因になることが多い

冷蔵庫にしまってある他人のプリンを食って戦いになるネタは定番だよね
あと日本人はみんなプリンが好きというのは本当なんだろうか?

あれって二次元に限った話ではないのが私も引っかかっている
実写とか社会ネタでも例えとして出てくるし、広告のネタにもなっていたような?

個人的に気になるのが、日本語でのプリンのおいしさに関する形容詞「ふわふわ」だな。自分の食った経験とはいまいち結び付かない……

恐らく「ラーメン」と同じで実際に日本のものを食べたら好みが分かれるのではないかと。
日本に行ったときに本場の「日式拉面」を食べたが一緒にいた人間でも脂っこ過ぎてダメだという人もいれば、中毒レベルでハマる人もいた。

ラーメンに関してはウチの国で改良……いや再改良?された方がおいしいという人もいるよね。プリンはどうなんだろう。いや、こっちでは改良されるほど出回っていないか?

「プリコネR」にも必殺技がプリン化の幽霊がいるよな
日本の二次元のプリン推しはちょっと異常にすら感じられる

私は日本の作品のプリンはアメリカやイギリスの作品で見かけるターキーみたいなもんだと考えているよ

俺は日本では冷蔵庫にプリンを入れる際に名前を書かなければならないというのは知っているぞ!家族であっても信用できないと!!

色んなシチュエーションで出てくるんだよね。カゼをひいたときにもプリンを食べるというのがあった。

二次元で出てくるプリンって、大体は限定版とかの高いプリンだというのも争いを強める原因になっている。でも探せば高くないのもあるはず。

こっちのスーパーとかでも売っていないわけじゃないが、あまり見かけない上に高いから食べようという気にはならないのだよな。

ウチの国だとプリンを売っている店はあんまり無いからな。日系のコンビニとかくらいしかすぐに思いつかない。

確かに私も思い付くのはローソンだな。

ウチの大学の食堂で一時期プリンを出していたことがある。結構な人気メニューで私も含めて毎日デザートに食べる学生もいた。そして太った。

プリンって自分で作る分には材料そんなに高くないし一人分の容器に入れるので扱いも楽だからね。食堂みたいな所のメニューには向いているのかも。

プリンはウチの国では甘すぎると感じる人が多いんじゃないかな
俺の知り合いは甘過ぎて頭痛がすると言っていた。

味の好み以前に食べたいと思ったときにすぐ手に入るわけじゃないからね。スイーツ屋にでもいかないと無い。
日本はかなりの密度で存在するコンビニの定番商品だしスーパーの甘いもの売り場にもたくさんの種類が置かれている。

この話に混ざって言うのはなんだが、不安になってきたので教えてくれ。
俺実は蛋撻もプリンも同じようなものだと思っていたんだけど違うの?

蛋撻(エッグタルト)はケーキの方だな。カスタードという共通するものはあるがプリンとは別物。

そういうことを言う人たまにいるしネタなのか本気なのか分からんが、食感が全然違うだろ……

プリンと言ってもイロイロあるし受け取り方も人それぞれだからなあ……ちなみに俺が買ってきたプリンを食ったオカンの感想
「エッグタルトの餡のところ?」

プリンはある所には普通にあるが、無い所も普通にある
中国でも地方や都市ごとの違いがあるし、こういうのって中国の感覚では……という扱いで語るのも難しいんだよね

そうだな。私は存在は知っているけどアニメ以外ではプリンを見る機会は無いまま今に至っている。

日本のプリンは美味しいし安いのから高いのもある。
あと普通に売っているのは3〜6個セットでファミリー向けを意識したものだ。日本の冷蔵庫のプリンは集団生活での話が多いので限定品の希少性以外にもプリンの個数割り当てが小競り合いから大戦争まで様々な火種になるわけだ。

プリンはそこそこ美味しいとは思うけど私は日本のスイーツなら大福の方が好きだなあ

プリンは日本原産じゃないぞ。イギリス原産だ。
天ぷらやラーメンみたいに随分と現地化しているようだが。

日本ならば茶碗蒸しの方が伝統的なものだし人気があると思うんだが……

プリンはスイーツだから茶わん蒸しとは扱いが違うよ。
日本では甘いものは人気になるし市場も大きい。あと茶わん蒸しって実は日本だと店で買うことは多くない。売られてはいるんだけど売り場の扱いや存在感はプリンと比較にならないほど小さい。

プリンってミルクティーのトッピングによくあるし、ウチの国でも口にする機会はわりと多くないか?

ミルクティーのは普通のプリンよりマンゴープリンの方が多い気もするし、二次元でよくあるプリンとはちょっと違うのでは……?

そう言えば日本では中華料理でもマンゴープリンがなぜか代表的なデザートだな……あと杏仁豆腐も販売する場所や扱い的にプリンに近いから人気になっている節が……

プリンは一応こっちのスーパーにも売ってはいるがそんなに人気無いよね。今はコンビニにもある。あとミルクティーのプリンとか、レストランで出しているスイーツのプリンとかそれなり以上に出会う機会はあると思うんだが。

スーパーで売っているようなのはプリンと言っていい物なのか。色と形はともかく食感が全然違う。実質ゼリーだろ、あれは。

ああいうお菓子みたいなプリンは買う気にならないよ。茶碗蒸しの方がまだ買うことが多い
国内で売っているプリンの多くは黄色いゼリーみたいな何かだ……日本料理店でさえそういうのでごまかしてくる所が多い……

日本でもプッチンプリンという昔から売っている有名商品はあんな感じのゼリーっぽいのだったはず。最近のコンビニスイーツとは別物扱いで人気はあるらしいよ。

私にとってプリンは食べる機会がそんなに無いし、あってもそこまで好みじゃないから選択肢に入らないな。ゼリーやアイスの方が好きだからそっちを食べる。
だから日本の家庭や共同生活で争う展開にあまり感情移入が出来ない。

私がプリン食わないのは、外の店で買うと高いからかなあ
手が出ないってわけではないけど、そこまで出すほどのものではないと

同感。ちょっと美味しいのを探すとかなり高くなるし、安いのだとゼリーもどきだからな。
国内で人気にならないのは値段の割高感も理由の一つだろう。同じ値段で別の甘い物を買った方が良いとなる。

こっちで売っているプリンは高過ぎるよね。
あの量と味で十何元もするのはコスパ悪過ぎ。

日本はスイーツショップ、コンビニ、スーパーの安売りとどの価格帯でもプリン売っているし100円以下の普通のプリンでも安くて美味しい。以前日本で仕事していた時は毎日の楽しみだったが、あれは太る。そして食べようと思っていたのを奪われていたら怒るのは理解できなくもない。

こっちの生活で考えると実感無いけど、日本の二次元のプリンの扱いは現代日本社会の嗜好がそのまま反映されていると見ていいかと。
日本ではデパートでもスーパーの食品売り場でもお土産売り場でも、スイーツコーナーがあればほぼプリンがあった。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈におけるプリンのイメージが実体験も含めてイロイロと出ていました。

私もプリンに限らず、スイーツ関係については度々日本と中国の微妙な違いを感じていますね。
これは個人的なものですが、中国人の方は男女問わず甘党が多い、仕事の際にお客さんを連れていく店やお土産なども甘いものがあると何かと使い勝手が良いといった印象もあるのですが、この辺りについて
「中国では日本のように安定して美味しいスイーツが手頃な値段で手軽な場所で売ってはいないので、日本で様々なスイーツに出会うと食べ過ぎてしまう」
「中国も探せば美味しいスイーツはある。しかし探す手間や値段を考えると……」
といった話を聞いたこともあります。

またこのネタを教えてくれた方とのやり取りでは
「中国では日常的な食事でデザートを食べる機会が日本ほど無い。レストランのセットメニューでデザートをつけて客単価を上げるようなことも日本と比べればかなり少ない」

「エッグタルトは中華料理だがカスタードが材料として使いまわしがきかない、オーブンを使うのが中華料理の一般的な設備や調理方法からは外れるのでやはり使いまわし的に難しい。だから普通の店ではあまり出てこないのかも?」

「小さいスイーツ店は味がすぐ劣化するんですよ……ちょっと人気になるとすぐ手抜きして材料費を削るので。街の洋菓子屋さんみたいなのは二次元の夢でしかありません」

「プリンに関しては冷蔵庫のプリンに関する怒りの他に、バケツプリンの浪漫もたぶん私はきちんと理解できていないと思います」

といった話も出てきましたし、スイーツに関する日中のズレは様々な所に潜んでいるのかもしれませんね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「冷蔵庫の中にある他人のプリンを食うのって日本ではどのくらい危険な行為なの?」

中国オタク「異世界転移系で転移先が比較的安全な作品を知りたい」「日本の二次元はぬるいように見えて殺意の高い世界が少なくないからな」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

日本の異世界転移転生系の作品は何かと手軽に楽しめるということもあってか、中国の方でも手堅い人気を獲得しやすいジャンルとなっている模様です。

また中国のネット小説では異世界に転移、転生する「穿越」が妄想ネタも含めて伝統のあるジャンルですから、日本の作品に関しても転移先の世界の生活環境、安全性などといった事情に関する考察で盛り上がったりするそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「異世界転移転生系作品で、転移先が比較的安全なのは?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


異世界転移転生系作品で、転移先が比較的安全な世界の作品というのを知りたい。
平和で楽しいとまではいかなくても、チート無しでも安全、現地の常識があればやっていけそうな作品ってどんなのがあるかな

いざ考えてみると難しいな。
異世界ってチート能力で俺TUEEEEEするのが前提だから、基本的には危険な場所だし……

日本の二次元はぬるいように見えて殺意の高い世界が少なくないからな。
チート持ち主人公だから楽に見えるだけで。

日本はウチの国と違ってあまりハードな空気は歓迎されないのかね。
でも設定やバランスを考えると何気にハードどころかインフェルノになっていたりするような作品がそこかしこに……

日本の二次元系異世界は印象と違って実は殺意が高い傾向があるね。いや、ウチの国の作品の転移先が安全なわけでもないが。

日本の二次元の俺TUEEEEE系は個人とその周囲の環境視点が多いからね。上位存在や世界レベルではないから逆にえぐい印象になることもある。

現代社会ベースの異世界でも、チート的な特殊能力前提の世界なことが多いからな……
現代にダンジョンが出来たみたいな話だと日常的なインフラがやばいことになっていたりするし、伝奇系だと世界の危機が発生していたり日常生活で一般人が多数巻き込まれていたりするしで。

同人小説的にゲーム世界に転移するんなら安全なのもあるんだけどな……

個人的にはそういうのだと「ポケモン」とかが良いと感じるぜ!

「異世界はスマートフォンとともに。」はどうだい?主人公みたいにできればとても良い世界だよ!!

ネタというのを除いて考えると頭の悪いご都合主義的な世界ではチート無いと本当に厳しいのでは……

自分の知っている、転移転生的な要素のある作品だと「プリンセスコネクトRe:Dive」とかが比較的マシに思える。

あの世界、日常的に盗賊はいるし災害や魔物も発生するぞ?
日常生活や都市で行われるイベントにもテロリストや異常事態が頻発するし。

そこはほら、解決する人間が目にするものだから……日常的にモブやってる分には何とかなるのでは?

主人公ではない、モブ的な、本当の意味で平凡な人間向けに作られた異世界ってないからね。

こういう話題は主人公補正チート無しで考えてみるというのも面白いかも。
チート能力持っていても相性や不意打ちであっさり終わってしまいそうな世界も普通にあるからね。

私がこれまで見た中では「DOG DAYS」がかなり安全だったかな。特に最初の方のシリーズ。
戦争がスポーツ的な扱いで人が死なないからね。基本的には。

ファンタジー的な世界って大抵は生き残るだけで難しそうなバランスになっているからね。
そういう意味で見ていくと「異種族レビュアーズ」はかなり安全そう。もちろん普通に生きていく上での苦労はあるのだろうけど。

あの作品って転移者いたっけ?作者の膨大なネタ的にいそうな気はするが。
あと安全かと言われるとそうでもないような?主人公達はわりと強いからなんとかなっているだけだろう。

あの世界に異世界転移者がいるのは確定。異世界の技術や概念も入っているが、それで単純にチートできるような世界ではない。
あとレビュアーのメインキャラはわりと強いではなく、冒険者としては最上位クラスだったりするね。

「異種族レビュアーズ」の世界って厳しそうだけどファンタジー的なネタを逆手にとって社会制度をきっちり構築しているから平和に楽しむ上ではそれなりに良い選択かもしれない。

ファンタジー世界である以上、命の軽さは仕方ないからな。
「異種族レビュアーズ」の世界は部分的には現代社会よりも理想的に見えたりはする。あと風俗産業が成立していてそこの労働者(?)の権利もあるというのは異世界としては異質だ。ある意味では治安が良いなんてもんじゃない。

あっちの産業は治安の悪い場所では成立しないからね。実物が買えるのにエロ本を買うやつは少ない、「非合法的に」実物に手を出しても捕まるリスクが無いなら金を使う人間は少ないとなってしまう。
だから「異種族レビュアーズ」は実物だけでなくエロ本やエロ動画に金を出す人間が普通にいるというだけで実はトンデモナイ安全度の世界だとも言える。

「転スラ」はどうだっけ?私の中では比較的穏当な方という印象なんだけど。

わりとマシな方というのは確かだが、異世界人捕まえて使い潰すような所もあるから運が悪いと危険。
一般人、チート無しだとやはり難しいレベルでは。

ゴタゴタが無いということなら「本好きの下剋上」とかは如何でしょう?

安全というか人間の倫理的にはかなりマシだけど暗黒時代のヨーロッパレベルだし生きるのも生活するのも楽しいとか言ってられなそうなんだけど……

「本好きの下剋上」も結局は能力や人間関係に主人公補正はあるし、知識に関してもやはりチート部分は多いからね。

あの世界では平民ではどうにもならない部分が多過ぎるから、やはりチート無し、平民だと安全で楽しい生活というのには縁が無いだろう

そうだ、SCPの世界なんてどうかな?面白いし怖さを感じているヒマも、死んだことに気付くヒマもないよ!

あの世界だと、死ぬよりもヒドイ状態になる可能性も……

善人の多い世界観ならば良いと思うんだけど、チートを気分よく発揮するためにはクズなキャラやクズな社会制度、危険な敵が必要だからね。
トリップ系の作品はそこで難度上昇につながってしまう。

勇者が既に魔王を倒している、みたいな設定の世界だと楽かもね。そういう設定で緩めにチート能力を発揮する作品とか。
例えば「勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした」という作品がそんな感じだったはず。

祭りの主役が異世界召喚という設定のアレか。
変則的になるけど「異世界食堂」はどう?店の関係者になれるならば……

この話題を見て私が真っ先に思い付いたのは「このすば」なんだけど、ああいったギャグ系のノリの作品とかはどうだろう?

よりによって「このすば」か……あれはモブは生き残れないかなりシビアな世界だぞ?ギャグ補正とチート幸運と主人公補正があるから楽しい空気になっているだけで。

仮にモブ参加だった場合、序盤のデュラハンで既にどうしようもないということになったりするからね。カズマも復活できたけど序盤で繰り返し死んでる。

ギャグ系作品は、実はギャグが無ければどうしようもないみたいなバランスだったりするからな……

今の作品は異世界転移する以上チート前提だしチートで活躍できるバランスになるんだろうね。だからモブがなんとなく楽しめるような作品は厳しいということになる。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的にも思い当たる作品、比較対象になるような作品がかなり増えているようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「中国でもラノベの異世界転移や転生の作品に関しては世界観の矛盾やツッコミ所を気にしない方が良いという空気はありますが、人気の作品に関しては設定や世界観に関する知識が広まり考察が行われることも多いです」

「しかし中国のオタクには昔から作品の完成度、深さにこだわる人が少なくないので、雑な世界観とご都合主義で話が進む作品が大人気になってしまうとオタクからの批判が強くなってしまいますね……自分の評価する作品がそんな雑な作品よりも下になるというのが我慢できないという感情が爆発して雑な設定とそれによる矛盾が作品を批判する際の標的になります」

といった話もありました。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「人気が一人のキャラに集中し過ぎるのはダメなのか?そうなった作品は評価できないのだろうか?」

ありがたいことに以前の記事
中国オタク「最近よく聞く『ストーリーはヒドイがキャラは良い』という評価について教えてほしい。ストーリーがダメならキャラもダメになるもんじゃないの?」
に関連するようなネタを追加で教えていただきましたので今回はそれについてを。

中国では昔からストーリー重視で作品の評価が決まる傾向が強いとされていますが、近頃の中国オタク界隈ではキャラクターの良さや人気を作品評価の上でも考慮する流れが強まっている所もあるそうで作品評価の基準や受け取り方に関する議論も増えているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「人気が一人のキャラに集中し過ぎるのはダメなのか?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


この間オタク仲間から「人気が一人のキャラに集中し過ぎるのはよろしくない、作り手側の失敗だ。評価できない」という話を聞いたんだがこれは正しいのだろうか?自分にはちょっと判断できないので皆の意見を教えてくれないか。

分かるような、分からないような……

一人のキャラに全ての人気が集中するようなのはダメだとういのは理解できる。

近頃の新作は作品自体は微妙だけど一人だけマシなキャラがいる、皆に好かれているみたいな作品は珍しくないね。

作品の形式次第だろう。
群像劇や複数主人公のケースだと問題だろうけど、メインキャラが少数の場合はメインキャラの一人に集中するのはそこまで不思議ではない。

グループで売っているのに一人だけに人気が集中して他のメンバーに需要が無い、グループ内競争も成立しないみたいなのが始末に困るというのは理解できるが作品だとどうなんだろうか。

この場合想定するのは主人公に人気が集中するのではなくサブキャラ、敵キャラに人気が集中してしまったケースでは?

「ぼくたちは勉強ができない」のように一部のヒロインというか、先生に人気が出過ぎてストーリーもそれを重視して稼ぐようになりファンは大荒れ話はグダグダみたいなパターンは失敗だろうよ。

一番人気がいるのは構わないが、一人だけ突出し過ぎて他は雑魚みたいになるのはまずい。「ぼくたちは勉強ができない」と同時期の「五等分の花嫁」はそれが上手くいったから対照的だったよ。

「ぼくたちは勉強ができない」は不人気ヒロインが出てしまったのは失敗だが2/5が人気ヒロインだし作品としてはそこそこ成功したと見て良いのでは。人気ヒロインが出ないで沈む方がまずいだろう。

有名な釘宮ヒロインのいる作品はそんな感じだね。「ゼロの使い魔」「灼眼のシャナ」とヒロインが突出し過ぎて他のキャラが出てこない。

その二作品は単純に古過ぎるだけじゃないかね……

討論のテーマから外れる話になるが、「ハヤテのごとく!」や「とらドラ!」は釘宮じゃないヒロインの方が人気は高かったぞ
それに「ゼロ魔」もルイズが後の作品に与えた影響は大きいが、リアルタイムだとヒロインの人気はそれなりに分散していた。ルイズが一貫してメインヒロインとして扱われてはいたのは間違いないけどね。

作品の象徴になる人気キャラがいて、作品のハーレム要員や党争要員のそれぞれにファンが一定数以上ついているのが理想なんだろうなというのは分かる。
でもその状態を維持するのが難しいのも分かる。「五等分」でさえもそれは一時のみ成立したバランスだった……

言っては何だけど、それって自分の推しキャラが大人気に慣れなかった人の言う負け惜しみでは……?

ジャンル界隈を飛び出すような大人気キャラが出るのは別に悪いことじゃないし、人気キャラを中心にストーリー展開する、テコ入れするのは間違いではないと思うが。

それのダメな例が「遊戯王GX」じゃないかな。
ストーリーを動かすためだけに雑にキャラ投入を繰り返して一応主人公だけが人気みたいなのはさすがに作品としてはどうなのかと思うよ。
作品としては失敗、主人公の遊戯十代というキャラは成功と皮肉なんだか評価しているんだか微妙な形容をされるようになってしまったし。

「遊戯王GX」はアンチもたくさん生み出してしまったし、シリーズ内でも評価が微妙になっているからね。作品としてはサブキャラの活躍も求められているシリーズだから主人公以外の扱いの悪さが批判された感もあるかな。遊戯十代以外でマシな人気なのは丸藤亮くらいか?

主人公がとっ種として大人気なら問題無いと思ったがそうか、遊戯王GXがあったか。

でも時崎狂三だけでいまだにもっている「デート・ア・ライブ」なんかを考えると、全部人気という大成功以外を失敗と見做すのはどうなのかという気も……

「Fate」なんかはずっとセイバーだけが人気なのが問題だったからね。そのせいで世界観も作品の深さも伝わらなかった。FGOでようやくその問題を解消できたから今の勢いがある。

Fateに限らず型月系はどちらかと言えばうまく人気を分散して成功させている方だと思うぞ。
ディーン版のアニメだけだと見えてこないが、日本のオタク界ではセイバーがトップの人気ではあったが遠坂凛も僅差での大人気レベル、それに加えて男性キャラなのにアーチャーまで人気になるという全方位確保。更に近年は当初ヒロインの中で人気最下位だった間桐桜の人気が高まるという盤石さだ。

まぁ人気キャラが出た時点で成功か失敗かで言えば成功だよね。
ダメな作品はまず人気キャラを出せないという失敗があるから。

人気集めようとしたのにヘイト集めて失敗するという事態もあるからな。
アニポケのゴウとか……!

確かにそのキャラを好きな人、耐えられる人しか残らない形での「人気の集中」というケースもあるなあ

当てはまる事例もあるがあまりに主語を大きくすると反論がすぐに出てくるネタじゃないかな。例えば孫悟空に人気が集中する西遊記はどうなんだとか。

西遊記に限らず水滸伝も三国演義も紅楼夢もキャラは多いが人気集中しているのは数人だからなあ

「ドラゴンボール」だと……結局主人公を孫悟空から動かせなかったのがマイナスになっている部分もあるから判定が難しいな

複数のキャラクターが人気になって欲しいけど実現できなかった、一人のキャラをひいきして人気にしたけど作品の評価にはつながらなかった、などの作品については一人に集中し過ぎて失敗とは言えるかもね。
でもたくさんキャラを出してどれか当たるのを期待するようなやり方や、最初から主人公に人気を集中させようとするやり方の作品には当てはまらないかと。

「鉄血」の団長ことオルガのように作品のイメージすら塗りつぶしてしまったのはどう見るべきなのだろうか。
作品の存在感は強化されたが、あれですぐに茶化されるせいで普通に作品を好きで語りたいファンが離れてしまったようにも感じられるのだが。

「ガンダムSEED DESTINY」はどうなんだろうな。あれこそキャラ人気が集中した結果、主人公も交代するという極端な例だが。

簡単な話だ。
キャラ個人の人気でしか評価されず、ストーリーがダメだとかテンプレだとかの作品は議論の余地なく失敗した駄作だよ。

でも一部のマニアの間で一時期評価が高いけど、その後はキャラの名前すら思い出してもらえない作品みたいなのはどうなんだろうな……

簡単に判断するなら売り上げになっちゃうんじゃないか?アニメやマンガは結局のところ商業作品だ。人気キャラを生み出してそれを前面に押し出して稼げたならば成功と言える。
ただ「SEED DESTINY」や「遊戯王GX」のようにシリーズ全体で考えた場合はまた別になるケースもあるだろうね。

「SEED DESTINY」は「SEED」の成功という非常に有利な背景に無駄にしてしまった、シリーズ展開を頓挫させてしまったという意味での失敗とも言えるかな。作品としては稼げたけど、明らかにもっとマシなやり方があったという例。

この評価については、作品の完成度を評価したい人とキャラの萌えや人気で語りたい人の価値観のズレもあるんじゃないかな
特に最近は人気や話題性、トラフィックの多さで作品が語られがちだから摩擦が表面化しつつある。

誰もが納得する結論は出ないだろうね。ただ近頃は「人気の経年劣化」についてストーリー評価よりもキャラ人気評価の方が何かと有利だとは感じる。
ストーリーの劣化は早い。数年前は評価されていたストーリーが今では価値観の問題で批判されるのはよくある話だ。もちろん人気キャラが時代の変化により劣化しないわけではないが、人気キャラは新作やリメイク、コラボでの再利用でバージョンアップできるからね。

人気キャラを中心としたカップリングという細分化もあるからな。単純ではない。

「仮面ライダーディケイド」はディケイドというか門矢士だけに人気が集中してしまった。あれは作品としてはダメだと思うんだが。キャラは成功したが作品としては失敗の例とすら言える。

仮面ライダーは毎回そのシリーズの主役ライダーに可能な限り人気を集めようとする構成だぞ?
あと日本での放映時はツッコミ所はあれど再登場の旧作の各ライダーにそこそこ人気が集まった。メインキャラのクウガのように明確にわりを食ったのもいたけど。

ウルトラマンや仮面ライダーで主人公ヒーローに人気が集中して悪いことはないよね

戦隊ヒーローは?5人いてあまりに人気のムラが出るとマズイだろ。

そこは昔から続いているシリーズだけあって、よく考えられていてな。
一番売りたい高い玩具が合体ロボだからそこで合体パーツだけというのはまず無い。そして変身アイテムや武器は基本的に戦隊共通のアイテムだから誰が人気になっても問題はない。
もちろん各色の個別アイテムはあるけど、そこは許容範囲だしホリデーシーズンなどの主戦場入りするまでに人気を見て人気キャラのアイテムを増産すればいい。

特撮はむしろ主人公に人気が集中してもらわないと困るジャンルだろう。商業モデルの基礎となる玩具の売り上げに直結するから。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク界隈における作品の評価や受け止め方なども見えてくるやり取りが行われていました。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「現在の作品評価基準の変動は作品を見る環境の変化に加えて、中国ではこれまでキャラ人気や萌えを軽く扱ってきたことによる反動もあると思います。しかし私自身としては話題性や人気をあまりに重視すると、しっかりと最後まで作らない、最初だけ人材とお金を集中して中盤から終わりまでの間にダメになる作品が増加することにつながりそうなので複雑な気持ちになります」
といった話もありましたし、中国オタク界隈におけるキャラクター人気の評価についてはイロイロま独自の事情がありそうですね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「最近よく聞く『ストーリーはヒドイがキャラは良い』という評価について教えてほしい。ストーリーがダメならキャラもダメになるもんじゃないの?」

中国オタク「日本の二次元にアリスという金髪少女がたくさんいる理由は何なのだろうか?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では日本の作品の内容だけでなく、作中に出てくるお約束ネタや、キャラや作品の設定の傾向が生まれる背景についても何かと話題になっているそうです。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本の二次元作品にはアリスという名前の金髪少女キャラがたくさんいる」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の二次元にアリスという金髪少女がたくさんいる理由は何なのだろうか?
気付いてからは気になってしょうがない……

二次元にたくさんいるよね、アリスって。
金髪ロリで、あと碧眼なことも多い。

たまに出てくる話題の一つだね。既に討論されているからそれについて影響を与えた元ネタはハッキリしているよ。「ふしぎの国のアリス」だ。
でもここまで多い理由については諸説ある模様。日本で人気が高い欧米系の童話は他にもたくさんあるはずなのだが。

アリスもだけど、日本の作品って「ふしぎの国のアリス」モチーフのキャラがかなり多いんだよな。バトル系作品でさえもわりとよく見かけるレベルで出てくる。

お約束ネタと化した組み合わせの一例なのは確かだと思うんだけどね。
「日本ではふしぎの国のアリスの人気が高く二次元関係のクリエイターは大きな影響を受けている」という話になっても、どこがどう刺さっているのか、なぜ刺さっているのかが曖昧でもやっとする。

同意。
名前だからちょっと特殊に思えるが、定番デザインや装備のようなもの。諸葛亮が羽扇もって綸巾をかぶっているようなものですよ。

アーサーという名前だったら騎士キャラになるようなもんか。

ロリキャラのアリスが多過ぎるよ。おばさんのアリスとか見たことない。

たぶん探せばギャップネタで出てくるけど逆に言えばそういうネタが通じるような広まり方ということにもなる。
まぁ俺はSガンダムのALICEを真っ先に思い浮かべたけどね!

「魔法使いの夜」の久遠寺有珠のように日本語が分からずに漢字だけ読んでいると気付かない隠れアリスというタイプもある。

そういうのだと「ガルパン」の島田愛里寿は久遠寺有珠に比べれば中国語と音が近いからやや簡単か。
大体は「アリス」で分かりやすいんだが。

私はアリス・マーガトロイドを。こちらもロボネタっぽい何かということで。

アリス・威震天か……!
(訳注:東方シリーズのアリスに関しては、アリス・「マーガトロイド」の発音がトランスフォーマーのメガトロンの中国語名の「麦加登」に似ているとされ、そこから更に昔のメガトロンの中国語名である「威震天」につながってのネタ呼称があるとのことです)

よく見たら東方のアリスは髪が短いのを除けば日本の二次元アリスの定番パーツが多いんだな。

金髪ロリキャラの名前がアリスとは限らないが、アリスという名前のロリキャラは必ず金髪だというネタが……

金髪よりもロリ〜少女系の年齢層の方が共通項じゃないか?男の娘のアリスもいたはずだし絶対的なものではないネタだろうけどね。
しかし日本の二次元のアリスって色んなのがいると思うが原型に近いのってどんな感じだろうか?

そこはディズニーのアリスでいいんじゃないか?
ちなみに私は黒髪系のアリスも大好きです。

俺は「ペルソナ」のアリスが好き。あれもかなり正統派のアリスだろう。

あれは「ペルソナ」シリーズというよりも「女神転生」シリーズの方じゃないか?「女神転生」だと独自イベントのある作品も多いし悪魔の中ではかなり特別扱いされているのは間違いない。これも日本の二次元におけるアリス人気の一例と言っていいかな?

アリスソフトのアリスが超定番のデザインだと思います!!

DMMのソシャゲに登場キャラ全員アリスのゲームって無かったっけ?

あれはアリスという名前のキャラではなくアリスという存在のキャラだからちょっと違うような。
キャラじゃないけど「ローゼンメイデン」のアリスゲームのような使われ方も多いよね。

アリス関係はむしろバトル要素アリの作品に多くないか?キャラ以外に武装のネタとしても出てくる。
以前聞いた話だと「ふしぎの国のアリス」の登場キャラ名、チェシャ猫やマッドハッター、ジャバウォック(これは「鏡の国」の方だけど)などは日本語のカタカナ表記の語感が中二病度かなり高めという事情もあるらしい。

日本語は「アリス」が基本的にカタカナで表記が統一されるから尚更イメージが固定、強化されていったのでは。こっちは漢字だし表記のぶれもある。

今はどうだか知らないが、ウチの国の学校の英語の授業では雑に英語名つけて呼び合うようにする習慣があったよね。私の場合はあれで「アリス」も「単なる名前」になっていった気もする。

分かる。私はカナダにいる親戚の英語名がアリスだから全然金髪ロリキャラのイメージと結びつかない。

華僑の知り合いや親戚の中には普通にアリスと呼ばれる人がいるだろうしなあ……

私も改めて考えてみたけど、アリスに関してはもう人名ではなくカテゴリ的なものの名称扱いされている側面が強いのだろう。少女性の象徴となる二次元系の名称の一種とでも言うべきかな?

そうそう。実在するアリスという名前の人間とは別の扱いだと思われる。

アリスという名前だから金髪ロリキャラにするのではなく、金髪ロリキャラだからアリスという名前にするんだよ!

俺達がsakuraで二次元系キャラのイメージが出るようなものかもね
日本だと古い名前なのでおばさんやお婆さんでもおかしくないらしいけど、こっちではCCか大戦か火影でヒロインだ

似たような例として分かりやすいのは「セバスチャン」がある。
二次元ではこの名前のキャラは執事でほぼ確定。

それって「黒執事」の影響?

いや、それ以前から日本の作品では執事キャラなら名前はセバスチャンだった。
「黒執事」がやや特殊だったのは若いイケメンで主人公にしたことかな?大体は老人で熟練のスキルをもった執事、舞台装置的キャラということが多かったはず。

二次元では作品内でキャラがある程度固定される名前というのが存在する。
日本人の名前でも「服部」や「百地」という姓が出たら大体は忍者か忍者的な能力を持っている。これはどちらも有名な伊賀忍者の姓だからだ。

他にはラインハルトという名前だったら金髪の美形で格や地位が高めのキャラになるとかもあるな

確かに「莱因哈特」(ラインハルト)と言われたら金髪の豪華なキャラをイメージするかも?

自分の世代のオタクはだいたいラインハルト・フォン・ローエングラムになるのは否定できないが、今はどうなんだろう?「銀英伝」も今では刻の涙だ……

今はもう「オーバーウォッチ」のラインハルトの方がイメージとして強いという説があるね。「銀英伝」は昔の作品だし近年のネットで広まるには不利だ。

そう考えると、いまだに追加され強化され続ける日本の二次元のアリスはとても不思議な存在にも思えてくるね。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク事情や中国社会事情も混じった話がイロイロと出ていました。

ちなみに「ふしぎの国のアリス」の中国語タイトルは
「愛麗絲夢遊仙境」
だそうで、英語の原題とも日本語タイトルともまた違った印象になりますよね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の法律でもさすがに甥姪との結婚はできないよな?」

ありがたいことにネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。

中国オタク界隈では昔から日本のラブコメ、恋愛系の作品が人気ジャンルの一つとなっていますが、このジャンルは時折日本と中国の倫理的な感覚の違いが噴き出すような所もありました。

そういったズレに関して近頃はフェミニズム関係での炎上が目立ちますが、昔から定期的に話題になっていたものの一つが
「親戚関係のあるキャラとの恋愛」
でした。

この辺りに関しては例えば中国では原則としてイトコ同士の結婚はできないのでイトコの距離のヒロインの扱いに困惑したり、オタク向けの作品ではそれなりの頻度で出てくる妹キャラに関しても日本と比べてかなり強めの拒絶反応が出たりといったことが度々発生している模様です。またそれ以外にもイロイロな親戚系ヒロインに関する質問や討論が行われているのだとか。

中国のソッチ系のサイトではそんな話題の一つとして
「日本では姪や甥のキャラとの恋愛はどういう扱いなのか」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。
(今回の翻訳は親戚関係の訳がかなりの手抜きになっております。どうかご容赦を……)


ちょっと聞きたいんだが日本の法律でもさすがに甥姪との結婚はできないよな?
最近日本のラノベで姪がヒロインな作品を見かけて混乱している。

できるんじゃないの?
日本では直系じゃなければ結婚できると聞いた覚えが……

日本の二次元では叔父と姪の恋ってそこまで珍しいもんじゃないよ。
昔も「パパのいうことを聞きなさい!」という作品があった。

そうか……今はもう「パパのいうことを聞きなさい!」も古い作品なんだな。あれで日本の親戚と結婚に関する制度や感覚を知って引くのもお約束だったんだが。

えーと私が「ハチミツとクローバー」から学んだ知識によると、自分の兄弟姉妹の子供とは結婚できないはずなんだが。

「パパのいうことを聞きなさい!」は主人公と実の血縁関係があるのは三女の幼女だけで他は義兄の連れ子だったから、一種の疑似家族モノで厳密な甥姪というのとは違ったような?
ただ見ているとなんとなく日本の親族間恋愛の緩さとそれに関する違和感が出てくる作品ではあったね。

日本はイトコでも結婚できるという話は知っている人も多いだろうけど、さすがに近過ぎると日本でもダメだったはず。

日本の法律だと結婚できる親戚はイトコからだな。
あと確か日本でも直系は何親等だろうが結婚できない。

私が昔調べたら日本は三親等までは結婚できないということだったから、叔父叔母やイトコと結婚できるんじゃないの?

日本に限らず、外国だと三代から結婚可能になるんだっけ?叔父と姪はならいけるのか。

それは恐らく勘違いしている。
日本は親等で数えるからウチの国の辈分で数える感覚から-1することになるんだよ。初代が「1」ではなく「0」親等扱いになる。だから日本の「三親等までは結婚できない」というのは叔父と姪は結婚できないということになる。

親戚の結婚については、ウチの国の法律の厳しさは世界的に見ると珍しい方だよ。世界の半数以上の国はもっと緩い。
この辺についてはローマ法式を採用している国を調べると分かりやすいかな。

日本の民法における親等で考えるとイトコが四親等でここからは結婚できる、逆に言えばこれより近い姪と結婚或いはその逆の叔父と結婚はアウトってことだな。
まぁそこの難しさをテーマに加える恋愛作品というのもアリなんだろうけど。

日本の二次元でも姪がヒロインの場合は近親系というか禁断の恋みたいな扱いになるわけか。

そんな感じ。少なくとも社会的、法律的にはアウトという背景で進むと思われる。
ただ「おじさん」という呼び方をしてくる親戚=父母の兄弟姉妹の娘とは限らない。ウチの国と似たように親戚の男性を「おじさん」呼びすることもある。そして日本ではイトコの娘とかなら法律的にも倫理的にも普通に結婚できるはず。

イトコの娘なら感情的にはともかくウチの国でも法律的にはセーフだっけか。

引っかかるのは分かるけれど、二次元に関してはあまり考え過ぎない方が良いと思うよ……

ウチの国の親族に関する感覚や法律を外国の作品に適用しても意味が無いからね。他の所だとウチの国のように細かい親戚関係の分け方していないのがほとんどだし。

親戚関係は外国人が中国に来て苦労するネタの一つでもあるな。中国人の親戚関係の個別名称や重要度、距離感が把握しきれずに苦労するとか聞いたことがある。

俺の脳内にはなぜか日本では妻と離婚しても元義理の母親と結婚はできない、という知識が入力されている。不思議!

私は一度養女になった場合は法律的に養子縁組を解除しても結婚できないという情報が入っているな!

あるよね、そういう知識。私は日本の法律ではゲイは結婚できないから財産を相続させるためにパートナーと養子縁組をするという知識がある。

それにしても姪とのラブコメ?か……「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」と比べてどちらが問題に感じるかがウチの国だと分かれそうだ。

いや、上でも出ている通り日本でも法律的にアウトだからこっちがドン引き案件じゃないか?

でも日本の二次元では実の姉や妹がヒロインになるぞ?そっちより更に遠い親戚関係だ。

「ひげを剃る」の方は倫理的にどうなのかは別として現実に無いわけじゃないけど、姪との恋愛とか現実にはありえないわけだからな。

うーむ……ダメだこの部分の感覚について私はどうも理屈で説明できない!

とりあえず日本では三親等は結婚できない、四親等なら結婚できるというのは間違いないよ。日本の法律できっちり決まっている。それ以外の受け止め方については個人の自由だ。

上のやり取りにもあるけど、日本の「三親等」とこっちの「三代」で数え方が違うから誤解が広まっている部分はありそうだ
それに加えて、中日で親戚との恋愛や結婚に関する考え方が違うのもあってか恋愛モノで時々こちらから見た場合の倫理的な違和感が噴き出すんだよなあ

日本社会って意外に血統は重視されていない節もあるんだよね。
重視されないわけではないが、歴史を見るといわゆる「家」が重視されるから養子や猶子も結構簡単にとっているし一族として扱っているのが分かる。

そう言えば以前日本で呂布がそこまで嫌われない理由の一つが、呂布が猶子になって名家きどりという強烈な嫌われ要素が日本ではそこまで問題視されないからという話を見たことがあるな。文化的背景も影響してそうな倫理感の違いというのは興味深い。

そこまで多くは無いけど日本の恋愛モノ、ラブコメでの親族キャラはどう受け止めればいいか混乱する時ってあるよな。
全部ドン引き系、禁断の恋かと思いきや結婚はできるから幼馴染の延長みたいなのもあるし……

理解できる。私も作品を読み進める前にこれは日本だと合法なのか?と調べたことがある。
まぁこういう感覚は法律的なもの以上に文化的なものが強くなるし、合わなければスルーで良いとは思うのだが……突然出てくると引っかかってしまうからね。

恋愛モノに出てくるこの手の問題に関して、日本社会で現実寄りにどうにかする場合は事実婚というやり方もある。法律上の結婚とはまた別の形で関係を継続させる、その後の暮らしを不幸なものだとしないためにイロイロな表現や話の持っていき方があるのは面白いかもしれない。



とまぁ、こんな感じで。
親戚関係と恋愛については中国オタクの面々も時々混乱したり困惑したりしている模様です。

ちなみのこのネタを教えてくれた方からは
「中国では血縁関係のあるキャラとの恋愛はダメな人は本当にダメですし、私も妹系ヒロインはちょっと避けたいような気分はありますね」
という話もありましたし、軽く考えるには厳しいというケースもあるようですね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ウチの国で癖のある絵柄の壁を超えて大人気、広い範囲で高評価になった作品について知りたい」

仕事関係のゴタゴタはまだ続きそうですが、2回目のワクチン接種の副反応も収まったようなので私の身の回りのゴタゴタのピークは過ぎた感じですね。私の場合2回目は若干のだるさと1回目よりも軽めの寝違えたような痛みくらいで、1回目の方が副反応はキツイように感じられました。

それはさておき、ありがたいことにネタのタレコミをいただいておりますので今回はそれについてを。
中国では昔からアニメやマンガに関して
「綺麗な絵柄、シャープで整った絵柄が好まれる」
「クセのある絵柄や濃い絵柄は嫌われる、絵柄だけで拒否されることも多い」
「日本で人気になった作品でも絵柄が中国で好まれないので人気にならないことは珍しくない」

などの傾向があるとされていますし、日本と中国で人気に差が生まれる主な理由の一つにもなっている模様です。
しかし中にはそういった事情をものともせずに大人気になった作品もあります。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「クセのある絵柄の壁を超えて中国で大人気になった作品」
などに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ウチの国でクセのある絵柄の壁を超えて大人気、広い範囲で高評価になった作品について知りたい。
ウチの国は日頃から絵柄に対する拒絶反応が強いというか過敏な所があるし、まず絵柄が批判されるような所もあるがそんな壁を突破して人気になった作品が知りたいんだ。

「慣れれば問題無い」「慣れれば楽しめる」とはよく言われるけど、ほとんどの作品は慣れることができる人間は多くないといった状態になるからね。

絵柄が合わなくてマニアの間での高評価にとどまる作品と、絵柄のクセをものともせずに大人気になった作品か。
最近では「ジョジョの奇妙な冒険」が代表的では。昔から人気が無かったわけじゃないけど、オタクとして押さえておくべき作品、ジョジョネタくらいは把握しておいた方が良いといった扱いではなかった。

「ジョジョ」に関しては同意。
昔友達に薦めたけど絵柄が嫌いだとバッサリ断られた。最近になってそいつがジョジョは良いぞと俺に薦めてきたのには何とも言えない気分になった。昔のことはすっかり忘れているようだ。

私も昔はジョジョの筋肉盛り過ぎな絵がダメだった……

「ジョジョ」はアニメの効果が大きいのだろうな……相変わらずクセはあるけどアニメで見るとそんなに引っかからないし、マンガに比べて何かと「見やすい」から。

ONEの「ワンパンマン」と「モブサイコ100」
村田版の「ワンパンマン」も悪くは無いが、皆が評価しているのはやはりONE版の方だ。

高評価というなら「新世界より」
作画崩壊アニメとして有名だったのが、今では作画はアレだがストーリーは良いという評価に

「エヴァ」はどうなの?あれもかなりクセの強い絵柄では?

今の感覚で見ると合わないかもしれないが、当時は普通に人気の方向の絵柄だったよ。「ふしぎの海のナディア」がウチの国のテレビでも放映されて人気になっていたし見慣れていたという見方もできる。

エヴァの絵柄に感じるのはクセよりも古さじゃないかな。

これは「まどか☆マギカ」だろう。
絵柄の壁を超えて大人気になれる作品って、やはり大きなパワーがある作品だよな。

そこまで広い範囲ではないが「ダンガンロンパ」もそうかな?あの絵柄で今のような評価になると予想できた人はいないだろう。

福本伸行の作品。特に「カイジ」
あのアゴだけシャープで他にシャープさの無い絵柄で昔は本当に、どれだけ薦めても広まらなかったんだよな……実写、アニメと段階を踏んで拡大していったのかな。

「ハイスコアガール」はどう?
私は正直ゲームネタはともかく、あの絵のせいでウチの国では人気にならないだろうと思っていた。今ではゲームネタも絡めたオタクの正面からのラブストーリーといったような評価に……!

範囲的にはやや小さいかもしれないが「からかい上手の高木さん」
あの子供っぽい絵柄はオタク受けしないだろうと思っていた

子供っぽい絵柄で思い出したが「ハートキャッチプリキュア!」は当初ガキ向けとして見向きもされなかったのが、一部で作画が神なアニメとして持ち上げられだして評価が大転換。

「幼女戦記」が昔は絵もタイトルも壁になっていたのを思い出した。
俺もアニメもマンガもヘンな強調し過ぎて気持ち悪い……とか思っていたが3話を見終わる頃には最高に「ハイ!」ってやつになっていた。

「バキ」は昔は絵でダメだったのが、今ではネタ枠込みで結構な知名度だよね。

「XXXHOLiC」の長過ぎる体のバランスはキモイと思っていたっけな……

あー……CLAMP作品に慣れていない人はそんな感じになるか。昔からのファンは普通に受け入れていたんだが。

「コードギアス」も今新しく入る人の中には絵が壁になる人がいると聞いたことがあるな。

俺も子供の時に初めて「コードギアス」を見た時に変な絵柄だと思ったし、独特の強調があって慣れないと厳しい絵柄ではあると思う。ただ二次元に慣れてくるとそんなに気にならなくなるし、言い方を変えればかなり二次元的な絵柄なのかもしれない。

「ギャグマンガ日和」がなぜウチの国でこんなに人気になったのか……明らかにあの絵は人気になるものではないのに。

それについては理由がハッキリしている。ギャグに加えて方言まで使って繰り出されるネタ字幕、ネタ吹替えがそれまでに無かったやり方だった上にクオリティも高かった。
「日和」の前後で字幕のセンスが明らかに変わったし、その後の「銀魂」人気と合わさってのツッコミ系の流行にもつながった。

ポプテピピック!

「シドニアの騎士」とかの弐瓶勉作品……はまだちょっとマイナーかな?でもアニメ化で随分と広まったけど。

特撮だけど「仮面ライダーエグゼイド」
今のライダーは動けばカッコイイ、慣れればカッコイイというのを実感させられた。

評価というのでハッキリと分かるのは「四畳半神話大系」や「ピンポン」だろう。

「ピンポン」はパッと見ではおかしな画だと思うのだけど、アニメを見始めるとすぐに引き込まれる。

湯浅政明の作品は大体どれもそんな感じな気がする。

東方シリーズ?
あれよく人気になったよね。昔は今よりも絵柄の選り好みが激しかったと聞くが。

「ジョジョ」でさえもアニメでハードルが下がるまでオタクの間での普遍的な評価やネタの広まりは無かったからなあ。

東方はちょっと特殊。
二次創作で中国の感覚で好みの同人がたくさんあったのが大きい。更にその同人も中国人が描いた中国人好みのが少なくなかった。

東方からウチの国の二次創作、同人は本格的に始まったようなものだからな。東方に「原作の絵」から入った人って実は少ないんじゃないかな?
STGゲームだから絵はスルーされていたし、興味をもった後は原作絵ではなく好きな二次創作絵で脳内変換される。

昔は東方だけでなくひぐらしも人気だったし、同人御三家のブランドもあったんじゃないかな

「ひぐらしのなく頃に」は昔から絵に関しては評価微妙だったぞ
自分も竜騎士の絵はひどいもんだと思っていたが、ストーリーは面白かったから……でも頑張ってそこにたどり着くための動機には当時の同人の頂点の一つという評価によるものも混じっていたかも。

当時も「ひぐらし」や「うみねこ」の絵は皆最初はなんじゃこりゃと思ったし、後になればなるほど良いものだと思うようになっていった。古い世代のゲーマーはリメイク後の絵よりも昔の方が良いというのが多い。

大人気、広い範囲ではないけど「ニンジャスレイヤー」のアニメは壁を超えた人間の深みにハマり具合がとても危険だなあと思います

広い範囲ではないけど近年の動きで個人的に一番意外だったのがAA漫画(やる夫スレ)が受け入れられてこっちでもあんこスレをやる人が出ていることだね。
人気作品の出現による影響というのをハッキリと見せられた。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタクにおける感覚、人気の背景に関する事情も含めてイロイロな作品の名前が挙がっていました。

今回のやり取りに出てきた作品については私も「中国ではあまり人気にならなかったか……」と思っていたらいつの間にか大人気になっていた作品が結構混じっていました。

また今回のネタを教えてくれた方とのやり取りでは
「絵柄に癖のある作品が中国で大人気になる場合、『慢熱』(ゆっくり熱くなる)で人気が伸びていくことが多いように思います。人気になった作品でも最初はやはりクセのある絵柄の影響が出てしまうのでは……」
という話もありましたので、中国でクセのある絵柄扱いされながらも大人気になった作品はやはりスゴイということなのでしょうね。

とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。


中国オタク「AA漫画、日本ではやる夫スレ作品とも言われる作品について語ろう!」中国に伝わったやる夫スレ作品事情(?)

中国オタク「なぜ我々は負けたヒロインの主人公以外とのカップリングや新たな出会いを嫌ってしまうのだろうか……」

ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回はそれについてを。

恋愛モノにおける勝ち負け、特に負けたキャラの扱いに関しては日本でも何かと難しい問題になっていますが。中国では更に難しい所があるそうです。恋愛要素がメインでないような作品であっても少し間違えたら非常にめんどくさいことになる、炎上するだけでなく作品のイメージが恋愛関係のゴタゴタによる負のイメージで固定されてしまうということも珍しくないのだとか。

中国のソッチ系のサイトでは
「なぜ負けヒロインの主人公以外とのカップリングや新たな出会いは嫌われるのか」
といったことなどに関するやり取りが行われていましたので、以下に例によって


なぜ我々は負けたヒロインの主人公以外とのカップリングや新たな出会いを嫌ってしまうのだろうか……
終盤や外伝でそれをやってファンの感情が悪化、作品評価が落ちるというのがありふれ過ぎているような気がする。

恋愛の敗者が新たなラブストーリーをはじめる……とはいかないことが多いよな。

明確に恋愛モノ、ラブコメにおける恋人的なポジションのキャラなら分かるが恋愛感情の有無について不明瞭な広義のヒロインまでこういうことで批判を集めがちなのはどうなのかと思う。
モヤモヤするのは理解できるが、炎上までいくとさすがにね。

話の持っていき方次第なケースもあるんだけど、現代の環境だと「別のキャラとくっ付いた」という情報が先行して更に炎上で稼ぐための素材にされるからね。
伝わり方、煽られ方で負の印象が増加するというのは間違いなくあると思う。

でも昔も批判の殺到はなくてもモヤモヤするものはあったよね。

そこはほら、みんな心の中ではハーレム大好きなものがあったから……

まぁ「この作品は俺の後宮だ!」とか具体的な所まではいかなくても、なんとなくの独占欲は生まれるよね。
そして日本の作品によくある最後は一人を選んで鬱展開の偽ハーレム展開によるダメージが来て、更に別キャラとの新カップリングで追い打ちに。

俺は皆カップリングで幸せに終わりました的な展開は嫌いじゃないんだけど最近この考え方は支持されていないようだ。

空から落ちてきたヒロインにたぶん負けるであろう幼馴染ヒロインについては、中盤暗いからある程度補償になるようなカップリング相手を見せておくべきなんだろうか?

どうなんだろうね。その結果幼馴染の方に人気が出たり、主人公から離れることに反発が出たりすることもあるから。

この問題の原因については主人公或いは主人公とヒロインの関係への感情移入が強いケースと、ヒロインの新たな出会いが唐突過ぎてそれまでの思い入れと衝突するケースの二つがあるから話していて混乱したり、すれ違いによる無用な炎上が発生することになる。

あとはどういう層が見ている作品か、どういう部分を強調して売っているかといった部分も重要だろうね。

よし、まずは「アルドノア・ゼロ」を見てから考えよう。今でもラストの展開のおかげで存在感が消えない有名作品だ!

くっ付かせ方が雑で微妙な気分になることはある。
余り物同士のカップリングではそういうのが少なくない。

作者が全部カップリングしたいのかパズル的なくっ付き方になることも。
そういうのって、作品終了後に幸せにやっている的な扱いではダメなのだろうか?

この話題で思い付いたのは「ダーリン・イン・ザ・フランキス」かな。いまだにストーリー含めてもうちょっと何とかならなかったのかと思ってしまう。

あれはまだマシな方じゃないか?
よく問題視されるイチゴとゴローに関してもストーリー描写はきっちりとしてあるし、ゴローのキャラ評価も別に悪くないから推しヒロインの党争に負けた方が燃え続けているような所もある。

逆に原作の時点でグダグダだから誰とくっ付こうが合体しようがどうでもよくなる「ネギま」みたいなのもあるぞ。もう自分の妄想で好きな世界観、好きな時期を切り取ってしまえばいいやという感じになってる。

近頃の流行りは主人公をクズにすることなんじゃないの?
「ニセコイ」も「進撃の巨人」もそれでヒロインに関する炎上を回避だ!

それで主人公批判や作品自体がヘイト稼いでたら意味無いだろ……

今の所、代表的な例として分かりやすいのは「いちご100%」の東城綾か?あれほど分かりやすくファンに嫌がられた展開はちょっと思いつかない。愉悦展開で精神的なダメージではなく、普通に嫌がられるという反応で染まった。

めんどくさいのは、ヒロインが新しい相手(それも新キャラや伏線無しのキャラ)とくっ付くことに対して過去の主人公の思いをあっさりと捨てるようなキャラだと受け取っての反発かな。キャラ崩壊というかキャラに裏切られたというかな受け止め方をされる。
かと言って作中でずっと主人公だけでなく他の男にもよろめいている、天秤にかけているキャラってのは男性向け、特にオタク向けだと人気になるのは難しいわけで。

感情的には分からなくも無いが、捨てた女にまでずっと自分を好きでいなければダメだと考えるのはどうなんだろうと思う。でも二次元だしそういう都合の良い理想を求めてもいいような……でも昨今の暴れ方は流石に……うーむ……

負けヒロインに対して貞操を守って乾いて生きていけという話にもなるからね
実際に公式で描写しなければ、不確定にしておけばいいのではという話もあるが

だがそういう展開があると萌え豚どもは発狂する。なぜなのか。

外からどう見えるどう思われるかは別として、オタクに媚びた作品ではハーレムを構成するヒロインは全部自分のものという認識を与えてくる。
それを急に他人に分け与えなければならない、分け与えたと突き付けられるわけだから……!

問題なのは作品ではなく炎上させる人間なのでは?
この手の展開に敏感過ぎる一部の幼稚な人間に合わせる必要なんて無いと思うんだが。

煽って作品を潰そうとしたり、稼ごうとしたりする連中は確かに問題だけど、こういうのって火種の無い所に炎上させるのではなく火種となる感情を増幅させるものだからね……

これは理屈では分かるが感情では納得し難いという部分だからな。ロジックで説得してもあんまり意味が無い。
それに「幼稚」などとバッサリ切り捨てると結局はマウントをとってるみたいに受け取られて新たな火種になりかねんぞ。そういう言葉を使う人間に上から目線な感情が無いわけじゃないだろうし。

現実的に考えれば……みたいな指摘はあまり効果がない
見ているのは二次元だし、現実感よりも虚構と満足感を求めている

昔から現実に帰れ、現実的に考えればみたいなことをクリエイターもマニア層も語るけど、ファンの中にはそういうのは現実だけで十分だと考えているのも少なくないからどうしても食い違いが出る。

気に入らないなら自分から作品を捨ててしまえばいいのに……

それで終われるならこんなにめんどくさいことにならんよ。身も蓋も無いが「金と時間を返せ」みたいなのも混じるしオタクに媚びてこれまで稼いだ作品なのに、最後は裏切るのか!となる。
問題はオタクと言っても各人の要求の方向と強度が違うということや、投入したリソースに関して「本人の主観的な価値」と「客観的に見た価値」の間に結構な差があることだけど!

こういうので騒ぐタイプのファンは主人公に感情移入しているし出てくるヒロインは自分のもの、自分の嫁だと考えているしそれが他人の所にいくのは許せないというのがある。
だがこれは現代を舞台にした場合は倫理的に成立しないものでもあるし、ここを無理矢理ハーレムにすると今度はファン以外の社会的な批判が来るから何かと難しい所だ。

私も作品次第でそういうモヤモヤを抱えてしまうことがあるからあまり他人に厳しく言えない。
最初から一人を選ぶのがハッキリしている純愛路線ならともかく、ハーレム系だとやっぱりその……

純愛系でも三角関係狙いのダブルヒロインとか、複数のヒロイン的なポジションが出ることは珍しくないからなあ。他にも「僕だけがいない街」のようにストーリーの演出や配分的にヒロイン的なイメージがついてしまうキャラになったという場合もある。

ストーリーを面白くするにしても人気を獲得するにしてもヒロインを複数出すのは手軽で有効な手段だからね
複数ヒロインを出すと人気になった後の決着のつけ方という問題が発生するが、商業連載作品である以上まずは人気を獲得しなければならない。後回しにする問題だから場当たり的になったり、ファンの期待する方向とズレてしまうといった所もあるのでは。

これはアニメやマンガという媒体の難しさでもあるかな。ギャルゲーなら各キャラのルートをやれるから、どのヒロインのファンも一通り納得させることができるのだけど。

マンガでそれをやった「ぼくたちは勉強ができない」は個別ルート突入以降の話題性は激減したが、自分は普通にアリだと感じた。人気作品で連載雑誌にも余裕があるからできる手法なんだろうけどね。

人類には独占欲、自分の願う通りになって欲しいという欲がある。
故にこの問題はハーレム系に限ったものではない。百合系でさえ発生するのを見たことがある。とても難しいなのさ。



とまぁ、こんな感じで。
最近の空気に辟易している所はあるようですが、納得できないという感情についてもイロイロと考えてしまう模様です。

このネタを教えてくれた方からも
「ハーレム系作品で一人を選ぶのは問題無いのですが、主人公とヒロインがくっつかない、それどころかヒロインが別のキャラとカップリングになるというのは、正直に言えば私も受け入れるのは難しいです」
「見返りを求めないのが日本のヒーローの美徳という話は知っているのですが、せめて嫁くらいは手に入れてほしいです……」
といった話がありましたし、中国オタク界隈でもなにかと複雑なものがあるようでした。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

配信は始まったものの期待のメイドラゴンがいまだ行方不明中な中国の2021年7月新作アニメ公式配信状況

例によって遅くなりましたが、中国で配信されている日本の7月新作アニメの状況についてまとめさせていただきます。

7月は突然の番号管理の強化により大混乱となった4月の時に比べればまだマシな状況のようですが、7月の新作もやはり事前の予定通りにはないかない部分が出ているようですし、日本のアニメの審査検閲の厳格化によって配信の見通しが立たないことから日本のアニメの扱いは全般的に縮小傾向となっている模様です。

いまだに配信開始できない作品多数?中国の2021年4月新作アニメ公式配信状況


iqiyi
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X
現実主義勇者の王国再建記
探偵はもう、死んでいる。
月が導く異世界道中
転生したらスライムだった件 第2期 第2部
ピーチボーイリバーサイド


iqiyiは版権獲得に関する情報がギリギリまで出なかったことから日本の深夜枠アニメから撤退したのではという話も出ていたそうですが、今期もとりあえず新作アニメの配信は行われている模様です。
youkuも幾つかの作品を配信しているらしいのですが、実際の配信状況が日本からは確認できないのでしばらくは様子見で。


テンセント
Sonny Boy -サニーボーイ-
探偵はもう、死んでいる。
月が導く異世界道中
転生したらスライムだった件 第2期 第2部
ピーチボーイリバーサイド


テンセントも事前の告知はちょっと見つからなかったのですが、ぼちぼちと新作が配信されている模様です。


bilibili
うらみちお兄さん
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X
俺、つしま
かげきしょうじょ!!
現実主義勇者の王国再建記
小林さんちのメイドラゴンS(配信未定状態?)
Sonny Boy -サニーボーイ-
死神坊ちゃんと黒メイド
白い砂のアクアトープ
精霊幻想記
探偵はもう、死んでいる。
チート薬師のスローライフ〜異世界に作ろうドラッグストア〜
月が導く異世界道中
出会って5秒でバトル
転生したらスライムだった件 第2期 第2部
ピーチボーイリバーサイド
100万の命の上に俺は立っている 第2シーズン
ぼくたちのリメイク
迷宮ブラックカンパニー


bilibiliでの配信は4月のような混乱や配信の大幅な遅れは無いものの、内容のカットや修正はハッキリりと分かる形で増加しているとのことです。
また7月最大の期待作扱いだった「メイドラゴン」はこの記事をまとめている時点でも配信は始まっていない模様です。
それからbilibiliでは7/2から有料会員限定で「閃光のハサウェイ」の配信が行われている模様です。


以上です。
今後の状況次第ではあるもののacfunは4月の新作も含めて配信ができていないようですし、日本の新作アニメの配信からは撤退ということも考えられるようです。

それから4月の新作で配信開始がかなり遅れていた「魔入りました!入間くん」の第二期は遅れてはいるもののどうにか配信が開始となって話数を重ねているとのことです。

気を付けてはいるのですが、まとめる際に度々抜けや間違いが発生しております。
また現在中国における配信状況が不安定な状態なため実際に動画サイトの方を確認しないと分からない所も少なくないのですが、IPの問題や有料会員限定配信などもあり日本から調べるには限界があるので正直自信がありません。
そんな訳でいつも以上にツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「日本の子供が混浴できる基準がよくわからない。二次元経由の知識で語るのもなんだけど子供とは言え男女で混浴するシーンが普通にあるのは引っかかる」

やっとこさFGOの新シナリオをクリアしたので、通常進行に戻れそうです。とは言え来週からまた身の回りがゴタゴタしそうな気配もあるのですが……
それはさておき、ありがたいことにネタのタレコミをいただきましたので今回の更新を。

近頃に限った話ではありませんが中国ではなにかと規制、或いは規制の傾向と社会の目を意識して作品が制作されることから、中国オタク界隈では時折日本の作品に出てくる様々な描写の「日本の基準や感覚による安全なライン」に関する話題で盛り上がったりするそうです。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「日本で子供が男女で風呂に入る年齢に関する感覚は?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


日本の子供が混浴できる基準がよくわからない。二次元経由の知識で語るのもなんだけど子供とは言え男女で混浴するシーンが普通にあるのは引っかかる……

どんな作品?混浴シーンがハッキリ描かれることは日本の二次元でもそんなに無いと思うが。

確か「デジモンアドベンチャー」とかにあったし他にも見た覚えがある。
小学生で混浴ってのはどうなのかと思った。

水着着用なら原則問題無しとかじゃなかったっけ?

これは自分も気になる
幼馴染ネタで「小さい頃は一緒に風呂に入っていた」というのがよくあるけど、一般的にはどのくらいの年齢までなのかとかね!

混浴に関してはルールとして混浴になっている温泉とかもあるけど普通は男女別だぞ。
現実だと混浴する機会はほぼ無い。

現実社会だと混浴可能な温泉ってほぼ無いと聞いたが。女体盛りとかと一緒で下ネタとしてファンタジー込みで広まりやすいネタなのではないだろうか。

以前見た作品では入浴用の服を着て混浴するという話だったな。裸で直接入るのはない。ただ子供は親と一緒に入ることはあるので、この部分の年齢の感覚が問題なのでは。

温泉には混浴があるけど、室内の浴場には無い
二次元作品だと屋外に設置された温泉を舞台にすることが多いから混浴設定にするのもそこまで無理な話ではないということなのだろう。

ウチの国にも混浴の温泉あるよ
全員水着着用だけど

テーマは混浴の有無というより、日本の子供の入浴時の扱いだろう?
日本社会では子供が混浴というか異なる性別の方に入ることに関する年齢の許容範囲が高めという事情があると見ていいだろう。

女の子が父親と一緒に風呂に入るシーンもそれなりにあるからね。性的に見るものではないという認識なのでは。
ジブリアニメでもそうだし、たぶん日本社会ではその辺りが問題視される年代がこっちの感覚より高い。

小学校の低学年なら気にしないって所じゃないか?
あとはまぁ、キャラデザが子供っぽいか大人っぽいかとかも。
ただ日本の二次元作品も近頃の作品ではこの手の描写は減っているはず。

日本の二次元作品でもそういうリスクは回避する傾向があるから、こちらの敏感になるかもしれないネタの扱いのように「たぶん大丈夫だけど抗議されるリスクはある」といった空気なのでは。
プリキュアの古い方のシリーズで水着回が無かったようなもので、リスクの高い内容は描かないでおくとかね。上で出ているデジモンは20年前の作品だから当時の感覚では問題になると認識されなかった所もあるのだろう。

そもそも、子供向けではそこまで考えていないんじゃないか?

それはそうなのかもしれないけど、その「子供向け」でスルーできる範囲や感覚が気になるんだよ……!

日本の子供向も日本社会の保護者の目があるからかなり考えられているはずだよ。恋愛要素容認とか、基準がこっちと違うから緩いように見えるだけで。
あとは我々が大人の汚れた目で見てしまうという事情もありそうだ

いつからかは思い出せないがこういった描写について保護者が怒るんじゃないか、といったものが頭をよぎるようになってしまったよ

混浴とは別だが、銭湯の女湯に男のガキを連れてはいるみたいな展開はあるな。あれは小学生くらいなら大丈夫という話を見た覚えがあるが、私の感覚では小学生でも問題に思えてしまう。

日本のプールだと10歳くらいの男子を連れて母親が女性更衣室を使うのは珍しくないというニュースも見たな。

それ、むしろ男子の方が気の毒なケースのように思えるが……親が離そうとしないケースでは?
日本の小学生の男の子はいつまでも親と一緒だとバカにされるから友達同士でいくぞ?親が学校の送り迎えもしないとかはちょっと心配になるけど、そこは治安の違いもあるだろうからなー

日本では親の管理下にある場合は混浴だろうが更衣室だろうが気にしないということなのかね。

日本社会ではその辺りの感覚がこっちよりもかなり緩いという印象はある
小学校でも水着や体操服の着替えが男女一緒の教室だと聞いたこともある

中学からがいわゆる男女別の更衣室になるんだっけ?こっちの学校には更衣室ないことが多いから授業間の移動や着替えも含めて日本の学校生活の想像し難い部分だが。
小学生はその辺の管理をやっていないか軽めだから、二次元の混浴的な描写になるのかもね。

でもその辺りの区別は無いわけじゃないだろう。
子供向けであっても、例えばドラえもんのしずかちゃんのお風呂ネタなんかを見るとそれが感じられる。

ウチの国の保護者の子供は性的な面に関して潔癖であるべきといったような考え方が、日本ではそれほど強く無いのでは?

そう言えば早恋とかは外国に無くは無いが、ウチの国が強烈過ぎるという話は聞くな
(訳注:中国には「早恋」という概念がありまして小さい子供や若者の恋愛に関しては好ましくないどころか有害、悪であり御法度とされるような空気もあります。これは中国の国産コンテンツ、特に青少年がターゲットになるコンテンツでは恋愛ネタを扱うことが少ない理由の一つでもあるのだとか)

だってウチの国は「男女七歳にして席を同じうせず」というのがあるわけで。
それはともかく……正直に言わせてもらうが、日本の混浴ってイロイロなものを想像してしまうんだよな……!

冒険や旅先の屋外での温泉みたいに設備が整っていない場所で結果として混浴になるケースは二次元だとよくあるし、良いよね……俺の世代はビームサーベルで温泉を作ってヒロインと混浴するのが憧れのシチュエーションの一つだった……

日本の二次元の扱いを見ると、第二次性徴前ならいいという感じなんじゃないの?
少なくとも小学生なら全て問題ないという扱いではないはず。

日本でも現実的に考えると結構厳しいことになるんだな。俺が日常的に見ている資料では男女混浴が一般的なのに……

お前はいったい何を見ているんだ?

こういう表立って話題にできないネタ、特に現地の感覚が必須になるネタは難しい。更に各人の脳内で想定されているものも違うから混乱する。

下ネタは過度に茶化したりバカにしたりで議論にならなくなったりもするからねえ

とりあえず日本には僅かではあるが混浴の施設があるのは間違いない。
でも若者が行きたがるものではない。

やはりそんなもんなのか。

まぁ実際の所、現代の居住環境的に混浴に男の子と同世代の女の子や若い女性がいる可能性は低いよな……爺さん婆さんばかりなら、子供が入ってきて混浴しても問題にはならんのだろう。



とまぁ、こんな感じで。
現在の中国オタク界隈の感覚も含めてイロイロな話が出ているようでした。

ちなみにこのネタを教えてくれた方からは
「私も昔から恋愛関係の描写もラブコメのサービスシーンを楽しんできましたが、最近の二次元作品が界隈外に広まったり炎上ネタとして利用されるような環境では、サービスシーンを享受すると同時にこれは我が国で問題無いのかと考えるようにもなってしまいましたね……」
という話もありましたし、中国独自の事情も加わっての受け取り方になる部分もあるのかもしれませんね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「ヒロインの服装がずっと同じではない作品を知りたい。そこに力を入れる作品の傾向があればそれも教えてほしい」

先日実装のFGOの新シナリオが長いと聞いてはいたものの、予想していたよりもかなり長くまだ終わらないのでいまだにネット巡回縮小中です。今回も以前教えていただいた手頃なネタでの更新を。

中国オタク界隈ではキャラクターデザインに関しては何かと話題になるものの、キャラの私服などについてはそこまで注目されない傾向もあるそうです。
しかしデザイン以外の部分、好みだけでなくアニメのお約束や制作当時の背景事情といった方向からキャラクターの服装についての話題が盛り上がったりすることもあるのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「ヒロインの服装がずっと同じではない作品は?」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


ヒロインの服装がずっと同じではない作品を知りたい。そこに力を入れる作品の傾向があればそれも教えてほしい……

「カードキャプターさくら」みたいなのを想定しているのでいいのかな?
あとアニメやマンガで服が変わらないことについて、制作側の理由によるお約束は把握しているよね?

そうだね。あと制作コストの問題で毎回別衣装にするのは難しいという事情も知ってはいる。

比較的最近の作品で思い付いたのは「三ツ星カラーズ」

ファッションに力を入れる意味がそこまで大きくない作品というのはあるからな。
例えばラノベ系アニメは主に男性ファン相手だしキャラの服装をそこまで気にしない。

気にしないわけじゃないぞ?日常は制服、たまの学校外イベントの時は私服だから服装が変わるし別の学校外エピソードになると季節が違うからまた別の衣装にということもある。

「のんのんびより」はメインキャラの私服の種類が多い上にカワイイ感じでまとまっていた気がする。

やはり頻繁に服装が変わる作品で思い付くのは「CCさくら」、「XXXHOLiC」といった辺りだね。

CLAMP作品のメインキャラは衣装持ちだよね……他の作品とは隔絶している感じがする。

「CCさくら」のスゴイ所は私服だけでなくカードごとの変身コスチュームが違うってことだよ……あれはまさに別格。
それでいて学校の制服だってある!

以前学園モノはずっと同じ服装でいられるという意味でも便利なんだというのを知ってちょっと感心した覚えがあるな。
あと男性向けよりも女性向けの方が衣装を細かく変更している傾向はあると思う。女性の視聴者に対してはファッション要素も重要だし、ずっと同じ服装だとキャラのカッコよさの説得力が無くなるという話もあるとか。

「超電磁砲」の佐天涙子のように衣装が頻繁に変わるということでキャラを立たせることもあるよ

「マクロス7」でもステージ衣装以外はヒロインの服装が変わっていた。
キャラ付けや視聴者へのアピールとして行われているのだろう。

「だがしかし」のヒロインも毎回服装が変わっていたが、そういう意味での狙いもあったんだろうね。原作者が趣味で描いていたというのもありそうだけど!

「涼宮ハルヒ」のエンドレスエイトでは脚本だけは同じで服装や演出は違うという実験的なことをやっていたな
リアルタイムで見るのは厳しいが服装に注目するなら意義はあるかもしれん

エンドレスエイトは制作側は普段やれないことを試せて経験も積めるのかもしれないが、視聴者はわりを食ってばかりだったよね……「涼宮ハルヒ」はエンドレスエイトもだけど、朝日奈ミクルの衣装の多さは当時かなり印象に残っているかな。

「じょしらく」のアニメも私服のバリエーション多かったね。舞台衣装や制服が固定でも私服に力を入れているケースはある。

オタク向けはキャラ萌えで売るんだから衣装の種類は多い方がなにかと有利だろうし、キャラの服装が多様な作品がもっと増えてもいいと思うんだけど、不思議なことにそうはならないんだよなあ

アニメはどうしても作画の問題がね……そういう場合でも版権絵でいつもと違う服装になるとか、フィギュアで水着やバニーガールになるとかはあるんだが!

「けいおん!」みたいにやるのが理想ではあるんだろうけど全ての作品がそれをやれるわけではない。
あと服装を頻繁に変えるとキャラのイメージがブレるといった問題も考えられる。印象付けるという面ではずっと同じ格好でいるのも悪いわけではない。

「プリキュア」シリーズはどう?
基本的に制服を着ている時以外は毎回別の服を着ていたと思うが……

魔法少女系は変身前が多様なのと変身後が多様なのとで二種類あると思う。

そう言えば「セーラームーン」も毎回服装が違った。
「セーラームーン」は昔の若者のファッションという方向から見ても面白い。アニメは確か衣装デザイン専門のスタッフを置いていたんだっけ?

「アイカツ」も変わっていたような?
女の子向けの作品は魔法少女服やアイドル服以外にキャラの私服も重要なポイントなのだろう

男性向けでも「名探偵コナン」の毛利蘭の服はかなり頻繁に変わっているぞ。

確か「金田一少年」もそうだったかな?
現代を舞台にした推理系作品だといくら学校があってもずっと同じ服ではいられないということか……

推理モノは舞台に合わせて出てくるゲストキャラが多いから主人公とヒロインの服装を一緒にデザインすることで相対的にコストが低くなるのでは。

「GOSICK」のヒロインも服が変わっていたけど、あれはゴスロリ衣装のアピールによるキャラ立てとサービスだったのかな。

まだマンガだけど「SPY×FAMILY」も衣装が頻繁に変わるから、ジャンルとしてずっと同じ服装は相応しくないというケースもありそうだ。

「ONE PIECE」は長編作品だけど衣装がかなりの頻度で変わるし、「家庭教師ヒットマンREBORN!」のツナのパンツがほぼ毎回変わるなんてのもあったな。
少年マンガ系の熱血アニメでも探せば出てくる。

ざっと見た所では女の子向け、女性向けに多い傾向はあるが主に男性向け作品にも無いわけではない……といった所なのかな?

そうだね。あとやはり制作費、制作体制に余裕のある作品は服装の種類も増やせるということなのでは。服装を描き分けることに加えて、きちんとデザインすることも結構な手間だろうし。

なるほど。確かに京アニ作品を見るとだいたいの作品で服装が変わっているね。



とまぁ、こんな感じで。
中国オタク的に印象に残っている作品がイロイロと出ているようでした。

今回の記事を書いていて思い出しましたが、中国国内のテレビで「セーラームーン」が放映されて大人気になっていた頃はセーラームーンのキャラの私服に憧れた人もかなりいたそうです。また他にもCLAMPの作品に関しては他の作品と比べて頻繁に服装についての話題が盛り上がっていた覚えもあります。

中国における日本のアニメやマンガでキャラの私服の評価が高い作品についてや、昔の人気作品に出てくるファッションが中国の若い世代の好みに対して与えた影響といった辺りについてもちょっと気になってきましたね。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。

中国オタク「最近よく聞く『ストーリーはヒドイがキャラは良い』という評価について教えてほしい。ストーリーがダメならキャラもダメになるもんじゃないの?」

現在ネット巡回縮小中なので以前教えていただいたネタで更新を。

中国オタク界隈では昔から「ストーリー重視」で作品を評価する傾向があるとされていました。
またこの流れから
「オタクならばストーリーの良い作品を評価するべき。キャラ萌え重視で作品を評価するのはダメなオタク」
といった価値観もあったそうです。しかし近頃はこの辺りに関する空気がイロイロと変化してきているのだとか。

そんな訳で以下に中国のソッチ系のサイトで行われていた
「近頃増えているストーリーはヒドイがキャラは良いという評価」
といったことなどに関するやり取りを、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。


最近よく聞く「ストーリーはヒドイがキャラは良い」という評価について教えてほしい。
ストーリーがダメならキャラもダメになるもんじゃないの?

ストーリー、脚本で失敗してもキャラとしては好かれているとか、キャラの力で商業的に成功するという作品は普通にある。環境の変化や作品傾向の変化もあって、近頃はそういう作品が注目されるようになってきているといった所かな。

キャラの設定は良いけどストーリーはヒドイという作品に対する評価かな。全否定するのも何か違うという感じで。
以前とは評価の傾向が変わってきているのかも?

ラノベ原作だとそういうのは珍しい話じゃないんだよ……そしてキャラを目的に見続けることに……

あるある。自分は「魔女の度々」とか既にイレイナのデザインが良かったこと以外思い出せなくなってる。

この話題に関してぴったりな例がある。
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」とゼロツーだ!

確かに分かりやすいな!
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のストーリーがどれだけぐだぐだになっても、ゼロツーというキャラの美しさには影響しない。

作品がヒドイ(ストーリーに限らず)ということがそのままキャラも悪いということにはならないし、その作品が嫌いということになるとは限らないからね。
例えば「Re:CREATORS」を成功した作品だと擁護することは困難だが、それとは別に私はこの作品とキャラが好きで何度も繰り返し見ている。

「遊戯王GX」は好きじゃないが、遊戯十代は好きという人がいるみたいなものかも。

GXは全体的に見れば成功した作品とは言えないけど、十代のキャラ造形自体に関しては成功しているという評価だからな。

「鉄血」の団長のように話題となって作品の知名度、人気を伸ばして存在を刻み込んだというケースもある。希望の花〜

ヒロインの人気だけでもっているような作品もあるからね!
最近だと「彼女、お借りします」が水原千鶴で維持されていたようなもの。作品を追いかけていた人間はみんなストーリーの方は気にし過ぎないようにしていた……

キャラが先だけどブラックロックシューターも一つの例になるかと。

「ギルティクラウン」の楪いのり、「ヴァルヴレイヴ」の流木野サキ、「甲鉄城のカバネリ」の無名など、私が思い付くのはなぜか大河内一楼関係の作品に多い気がする
中盤〜終盤でストーリーが期待外れになりがちだからかな?

例えば「デート・ア・ライブ」の人気とか、キャラの存在無しでは成立しないだろ?

言い換えるならチームとしては負けたが個人としては負けてない所か大活躍といった所だろうか?

こういう評価って、ようは顔が良いというかキャラデザや属性が優れているということで良いのか?

キャラデザは極めて重要な要素ではあるだろうな。ただストーリーの微妙さに対して薄目でいられるためには、それに加えて性格や言動といった設定、CV、あとはキャラ関係のネタとかも欲しい。

キャラクターの評価に関してはストーリー全体での活躍が必須というわけではないからな。
劇中の1エピソード、或いは更に小さい一場面でキャラの特徴が良い方向に突出して出てくれば成功ということすらあり得る。これはストーリー全体と食い違いが生じていてもそんなに問題ない。
だからストーリーの評価が悪くても、キャラは良いとなるわけだ。

特撮だと「ディケイド」という作品は人気が低いけれど門矢士は人気が高いみたいなケースかね。

仮面ライダーなら天道の人気は高い「カブト」も該当するかと。
ただ特撮は玩具売るビジネスモデルだから主人公の人気が高ければ勝ちなのかもしれない。

近頃は日本の二次元でも本編で失敗してもその後の作品に登場して評価が上がったり、クロスオーバーで盛り返したりということも増えているからな。

最近はストーリーの方をしっかり評価することが少なくなってきていることによる影響もあると思う。
作品の消費スピードが速いし、盛り上がる共通の話題として把握するのに時間がかかるストーリーは後回しになっている。

ふわっとした脚本批判は多いけど気に入らない展開というのが先にあって批判のロジックはコピペで済ますみたいなのも増えているしね

この話題について改めて考えてみたが、実は「ラブライブ!」もそうだったのかもしれない。
ストーリー以前に魅力的で存在感のあるキャラが出せなくて続編は萎んでいった。

最近増えているウルトラマンネタだと「ウルトラマンレオ」が該当するだろうね。
ウルトラマンレオという作品は失敗しているが、ウルトラマンレオというキャラは成功しているというのが何かとネタになっている

ウルトラマンレオはストーリーがぐだぐだで主人公以外に良い所ないけど、主人公の評価や人気は結構高い……みたいな例えで出てくるよね。

レオは本編ストーリーだとレオ自身もちょっとどうなのかという所があるけど、その後の師匠役としての評価もあるからね。ゼロ、メビウスという高評価の弟子がいる。
それに本人も故郷を失って地球を第二の故郷にしているとか、セブンに鍛えられたウルトラマンだとか設定的にはおいしいのよ。本編はともかく設定的には。

レオというキャラ自体は良いんだよ。残念ながらストーリーを作る側が人でなしだった……!更にヒドイのはセブンのイメージも崩壊させておきながら続編無しの投げっぱなし!!

俺達はレオのリアルタイムを知らないし後の活躍やゼロなどの存在まで把握して見れるから良いけれど、当時の日本のウルトラマンファンはどういう気持ちだったのだろうか……

ウルトラマンレオは円谷の経営に加えて当時の日本社会の影響で資金不足に陥った事情もあって何かと派手に爆死しているので作品としてはもう何とも言えないレベル。
私もウルトラマンレオのデザインは大好き。あと最初の方の話は悪くないと思っている。

終盤の超展開が有名だけど、中盤辺りの日本名作民話シリーズとか制作側の事情と頭の中身を知りたくなるレベルだからなあ

ゲームだと軌跡シリーズがそういう感じかな。
ファンもあの作品のストーリーが良いとは思っていないしちゃんと1本の作品内でケリをつけろと思ってはいるが、キャラに関しては好きだと思っていたりするわけで。

ヒドイストーリーでヒドイ扱いをされる主人公は好まれないし、雑な扱いをされ矛盾のある言動をするヒロインも見たいとは思わないが、たまにある当たりエピソードでの活躍や設定だけは良かったりすることもあってね

そういうのってクロスオーバーや同人で輝いたりすることもあるから評価が難しいんだよ!

ディスク売り上げの「名作之壁」ネタされる「IS」もそうだね。
俺も作者も中盤以降のストーリーも評価できないが、アニメ第一期の安定感と妄想を刺激されるキャラや設定は評価する。ウチの国のオタク界で萌豚アニメと貶されまくっているのに動画の再生数が伸び続けて、いまだになんだかんだで話題になるのはそういう所によるものだろう。

ヒドイ目に遭ってばかりの主人公は見たくないが、不屈の精神で立ち上がる主人公は見たいという自分みたいなのもいる。
そしてストーリーが後半ぐだぐだになって主人公の扱いも悪くなったりした作品は「ストーリーはヒドイがキャラは良い」という感じになる。一度好きになった作品にガッカリした時が多いかもしれない。

上でも出ているがやはりゼロツーだよね。
こういうのは終わり方や終盤の展開にこけた作品、ぐだぐだで当初の面白さが失われた作品にありがち。

最初は良い、キャラの魅力をファンに刻み込んだ、そしてなぜそっちに行ってしまったんだという作品もだ。

この評価だと、思わぬ当たり作品というか当たりのキャラが出てくるのも面白いね。
ところでふと気になったんだが、逆のケースはそんなに無いのかな?

言われてみれば逆にキャラはヒドイがストーリーは良いっていうのは珍しいかもね。ストーリーの評価が高いけどキャラが嫌われているということはあるが、それはキャラがダメというのとはちょっと違うだろうし。



とまぁ、こんな感じで。
今回出ていたキャラクターは、中国オタク界隈で作品の評価とは別にキャラとしての人気が高いといった扱いになっていると見ても良いのかもしれません。

ちなみに以前このネタを教えてくれた方からは
「私の記憶では、中国では『IS』が新作アニメになっていた頃は明らかにキャラ萌えを評価する空気は無かったですね。ISに対して『名作之壁』というディスク販売枚数に関するネタ呼称が付くくらいでしたし、なぜこんな作品が売れるのか分からない!という見方が主流でした」

「今でもストーリー重視な評価は残っていますが、昔と比べたらキャラだけでも評価されるようになってきていますしキャラの良さだけを語ってもいい空気になってきていると思います」

といった話もありました。

「IS」に関しては私も複数の中国オタクの方から
「なぜアニメのディスク売り上げがあんなに良かったのか?」
という質問をされたことがありますし、当時の日本と中国のオタクとしての評価基準や許容範囲の違いという面から見ても興味深い作品でしたね。
もし今の時代に「IS」が出てきたら中国オタク界隈の反応はどうなるのか……などといったことも考えてしまいました。もちろん外部のゴタゴタ抜きにしての話ですが。


とりあえず、こんな所で。
例によってツッコミ&情報提供お待ちしております。
百元籠羊
十数年の中国生活をとりあえず終えて帰国。のんべんだらりと生息中。
中国でのエネルギー源は刀削麺と煎餅果子(中華クレープ)でした。最近は日本でも刀削麺の美味しいお店が増えてきて嬉しいです。

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表紙は日本鬼子&小日本、帯の推薦は岡田斗司夫様と、本の外側については管理人が怖気づくようなレベルになっています。中身も表紙サギにならないようできる限り頑張ってみましたので、よろしくお願いします。 ちなみに「中國宅宅的憂鬱:日本萌力,平息中國人的怒氣」というタイトルで中国語繁体字版も出ております。 こちらの記事で書籍内容についての簡単な紹介をさせていただきました。
「日・韓・中 トンデモ本の世界」で、中国オタク事情に関するコラムを2本書かせていただきました。



ブログではまとめたり詳しく書いたりするのが難しい内容を書く機会をいただけたのはとても有難かったですし、トンデモ本シリーズなので読者層も濃いということで「ある程度濃い方向で書いてもOK」と、昔出したブログのまとめ本よりもツッコんだ内容を書けたのも楽しかったです。
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