マルセル・デュシャン (タッシェン・ニューベーシック・アート・シリーズ)
マルセル・デュシャン 「泉」 の写真が表紙の写真集


 どこにでもあるような男性用小便器を本来の用途では使用できないようなおきかたをし、そのモノ自体へのものの見方を変えてみようというのがこの作品の意図である。

 他にも若いころに、「裸体というのは本来は横たわった姿勢のままである」といいそれまでの西洋絵画の常識を無視して、階段を下りている様子を表現するなど、既存の芸術という概念を破壊することに情熱を燃やしたアーティストである。

 年齢を重ねるにつれてアートの重要性に気づかされるようになってきた。特に小学校の図工の時間に習ったときの有名アーティストの作品には、今の年齢になって考えさせられることが多い。

 これもアメリカへ留学していたことが大きく影響している。アメリカ在住のころは、よく美術館へいった。大学内にも近代美術館があったし、アメリカ国内の有名美術館へいくと、日本では見られないような有名な絵画や彫刻が間近でみることができる。



Gehry Talks (Architecture & Design)

 The Frederick R. Weisman Art Museum, University of Minnesotaが表紙の写真集。 ミネソタ大学構内にある近代美術館で、ミシシッピー川のほとりにある。

 
 毎日いろいろなことがある。仕事をしたり勉強をしたり、恋人と語り合ったり、家族と喧嘩したり・・・・。また都会の生活には都会の生活也の理不尽さがあり、田舎には田舎の生活の理不尽さがある。

 そんなやりきれない気持ちを抱えたときこそ、アートを見に行くと言い。アートとは、額縁にかざったり、台座に乗せたりして、なんだか高尚なものに思えてくるかもしれないが、日常の一部としての付き合い方もいいのではないか?とちょっと気楽に接することができるようになった。これも、歳をとったといいことなのか。