July 2011

July 31, 2011

Article publishing in world HOT angle

「Ahkosr(アコシ)」このコスラエ語の意味は「4」



依頼を受けて投稿した記事が掲載された。

コスラエで行なわれた東日本大震災追悼セレモニーの様子である。
http://www2.jica.go.jp/hotangle/oceania/fsm/000893.html



字数に制限があるため、詳しい内容はこちら
http://blog.goo.ne.jp/micro_jocv/e/2073e85a4c3039add6ddc9390ae7f6b6


kassy0102kaidanji at 20:21|PermalinkComments(1)

July 25, 2011

Let’s stop throwing garbage on road side2

P1020710


「Tolu(トル)」このコスラエ語の意味は「3」



4月後半から朝20~30分程

職場近く州都トフォールの道路脇のゴミ拾いを

始めていたが、少しずつ変化が起こり始めた。



仲のええKIRMAスタッフも手伝ってくれた
(1回だけやけど)

そして4月から来た観光局の隊員と一緒にやるようになった。

これはめっちゃ心強い!!

1人でやるより2人でやった方が効果あるし、

よりインパクトも強くなる。

観光隊員の彼もこのコスラエのゴミのポイ捨ての多さは

汚いし、美しいコスラエを売り出す意味でも

マイナスだとみとる!

観光と環境隊員が協力してコスラエを少しずつ

綺麗にして、そしてポイ捨てする人を減らす!

P1010941



先々週 州知事がうちKIRMAスタッフを呼び出して

州政府会議室でミーティングが行われた。

そして知事の隣に座っとったこれも州政府の関係者の人から

俺が毎朝道路のゴミ拾いやっている事に対してお礼を言われた。

「ゴミ問題は非常に大事。今後なんとかしないと」



お礼を言われた事には驚いた!!

やはりコスラエの人々は日本人の動きよう見とる。

KIRMAのディレクターにもこの件は、かなりいい活動だと

言われ、

ディレクター自身も子供と一緒に道路のゴミ拾いを

やっとる事もあった。

KIRMAでのスタッフミーティングでも

ディレクターやスタッフが俺に意見を言うように要求して

くるようになった。

ま、俺の勝手な思い込みやけど(笑)



俺がゴミ拾いを始めた事で多くのコスラエアンと

道路で挨拶し、別の場所で会った際も

「ホントゴミ拾いやってくれてありがとう」

と言われたりもある。



かと言ってこれで変わるわけやない。

俺がゴミ拾い始めたからって

彼らが行動を起こすとかはない。

その事にはほとんど期待しとらん!



しかし日本人がゴミ拾いを続けとる

という事実はコスラエの人々の記憶に確実に残る!!

あとは彼らがどう受け止めるか??



当初は俺もこんな事は別に言いふらす事やない

っていう感じやったけど、だんだんコスラエの人々の

中で広まり、また一緒にやっとる観光隊員とも

「コスラエアンにこの活動の意図を伝え、啓発しよう」

という意見も固まってきた。



ゴミ拾いなんて汚いし、地味な作業や。

しかしゴミのポイ捨てを減らす事は

とても重要なことやき

この地味な毎朝の作業が

俺の残り5ヶ月の活動で

最も重要なポイントになるやろう!



1日だけの大きな活動はいらん。

環境改善に近道はなし!

地道な継続活動が一番大事!

span>トフォール道路脇


kassy0102kaidanji at 11:54|PermalinkComments(0)

July 19, 2011

Awareness activity of environment is difficult

IMG_2927

「Upac(ウッペ)」このコスラエ語の意味は「難しい」

現地の人々への根付かせる難しさを

最近特に感じる。



現在コスラエ州立病院への医療廃棄物分別点検の

病院スタッフのサポートを毎週木曜にやっとる。



現在の病院のシステムは一般廃棄物がゴミ処分場へ運搬され

医療廃棄物は病院の簡易焼却炉で焼却処理されとる。

医療廃棄物が焼却されず

そのままゴミ処分場へ持ち込まれるんは

めっちゃ危険やき。



処分場のすぐ近くがマングローブ。

この医療廃棄物がマングローブに流れたら

海洋の生態系に悪影響が出る!

よってこの分別点検は非常に大事。




分別点検を確実に行い、キチッと習慣付ける

ためにサポートしてやがては

病院スタッフのみでしっかりやってもらおう

というのが目的やけど、

点検する人のやる気のなさ。



最初はやる気あり、時間もしっかり守って

まじめにやっとったが

だんだんスタッフもダレてくる。

俺がポンペイ行っとる間は点検をサボっとった。
IMG_3113



サボった理由が「忙しかった」

医療廃棄物の点検は朝10~20分やれば十分に終わる。

その10分もの時間も取れないぐらい忙しいとは

俺がコスラエの人の仕事時間を見る限り、まず有りえん。

医療廃棄物の点検の重要さを全然分かっとらん。

そのサボった点検担当のスタッフをその部署の

ディレクターにお願いして

叱ってもらった。



そのスタッフは自分から点検しよう

という意欲が全然ない。

俺に頼ってばっか。



先週点検した時も

一般廃棄物のゴミ箱で「大丈夫だ、問題ない」

とそのスタッフがいい、

俺が見ると医療廃棄物混ざっとるやんか!!

ちゃんと見とらん証拠。
Medical waste on July 14,2011




いや、ちゃんと見ようとしとらん。

医療廃棄物は危険やき、あんまり触れたくない。

イコール、やる気が全くない。

このスタッフはこんな事言った

「ネエナがいなくなったらこの病院の医療廃棄物

はめちゃめちゃになるな!」

と。



この援助なれした腐りきった根性、俺が叩き直してやる!!



という心境にもなるが、そういう態度でやっても

いい方向にはは絶対進まん。

コスラエの人々のペースやないと後に続かん。



しかし、この分別点検啓発活動も全く無駄やない思う。

毎週俺が病院を訪れ、サポートしとるき、

ある部署で医療廃棄物が混ざったゴミ箱を見つけ

俺がその部署のディレクターを呼び出し

状況を見せて、そこのスタッフにディレクターから

指導してもらうなどして、

その後は混ざっとらん(今のところは)


病院のスタッフとも知り合いが増え、

「ネエナが来てくれて病院のゴミ事情もよくなった

ありがとう」と言われる事も増え、


その人達から俺が道を歩いている時に

ヒッチハイクしてくれる事も(コスラエスタイル)


なかなかサポートしてもすぐに改善できん事は

十分予測しとった。

今のままやと俺が任期終了した後、間違いなく

悪いときの状態に戻る。



どうやれば根付いていくのが難しい。

現時点では根気強く続けるしかない思う。



協力隊の仕事は難しい。

自分が全部やったら楽やけど、それやと現地の為には

何にもならん。


自分が例えば功績を挙げても、それが現地人のみで引き継がれん

かったら、やった価値がないに等しい。


P.S 活動の堅い話ばっかしよるき、下の写真を見て

癒されてください。ここコスラエの手つかず自然。

川も緑も最高に綺麗です!!

IMG_3253


kassy0102kaidanji at 11:39|PermalinkComments(2)

July 15, 2011

Welcome back Nena!

IMG_3198


「Folokuh(フォロック)」

このコスラエ語の意味は「帰る、返す」など。



今朝森林管理部のスタッフから

「Invasiveの仕事の手伝いやってくれないか?」

と頼まれ、「よし現場仕事行けるぞ!」

と盛り上がったら

「すまん、今日人数いっぱいになった。また今度。」

残念・・・



約1週間ちょい隊員総会の為、

首都ポンペイに滞在し、27日(月)に

コスラエへ戻ってきた。

そこでホストファミリーやKIRMAスタッフからは

もちろんの事、それ以外の大勢の

コスラエアンから

「Welcome back Nena!」と大歓迎を受けた。

たった10日間だけやったが。

日に日にコスラエアンとの知り合いができていっとる。

俺は相手の名前とか全然知らんけど、

コスラエアンはよう覚えとる。



やっぱ俺の任地はコスラエやと改めて思った。

総会が終わり任期終了まであと半年となった。

環境活動を根付かせようとすると2年という

のは短いなと最近感じる。

・水質検査の奨励、実施

・医療廃棄物改善への啓発活動

・廃棄物実測調査

・廃棄物収集システムのアンケート調査

・環境教育


今までやってきた活動を大きく分類すると上記の通り。

環境教育はまだほんの少しだが

学校が夏休み明けにコスラエの全学校を訪問しての

環境教育プロジェクトが始まる予定。

多分8月。

環境教育やる機会が全然なかったが

学校勤務の知り合いのアメリカンピースコーを

通じて連絡をとり

それをKIRMAスタッフに話すと

「じゃあコスラエの全部の学校でやろう」

となった。



その話、なくならんようにスタッフには

プッシュしとる。



コスラエアンとの人脈は確実にできてきとる!!

今まで1年半で積み上げてきたものも

少ないが確実にある。



焦らずそれに対しては自信を持って堂々と

残り半年完全燃焼しちゃる!!

といきたいとこやけど、俺一人盛り上がってもしゃーない。

主役はコスラエアンやき。

こっちのペースはマジ呆れるぐらい

のんびり。



かといって早いペースで進めていくと

後に続かんき。



写真はコスラエの海の中の珊瑚礁。
P1020398



P.S ポンペイ滞在時、任地がポンペイの同期隊員の

スティ先を訪問したんやけど、

スティ先の子供がちゃんとオムツはいて服もちゃんと着とる。

それと比べて俺のスティ先の子供は

服着るの大嫌い、オムツもはかんといっつも裸!

だっこして漏らされたこともある(泣)


kassy0102kaidanji at 09:33|PermalinkComments(0)

July 13, 2011

Garbage put in trash bag


「Filiyae(フィリエ)」

このコスラエ語の意味は「入れる、置く」



6/10(金)Malemという村で

野球の試合が行われとった。



KIRMAのスタッフから相談を受け

「今週月曜(6日)のイベントでゴミが散乱

しまくっとった。ゴミ袋を用意してなんとかしたい」

と言われる。

その時はゴミ袋、ゴミ箱全くなかったらしい。



10日はKIRMAからゴミ袋90袋を用意して

そのスタッフと共に会場へ。

そのイベントの主催者にお願いして

俺がマイクを握って啓発活動やる事にした。
IMG_3131




マイク握ってコスラエ語で喋るのはもう慣れた。

日本人がマイクで話すとコスラエアンも

俺の方に注目しとる。

「KIRMAからゴミ袋を用意しました。

皆さんゴミはポイ捨てせず、

ゴミ袋にゴミを入れましょう。

そしてゴミのポイ捨てをやめて

皆さんと私で美しいコスラエを

つくっていきましょう。」

と呼びかけ。コスラエアンから

大きな拍手が起こった。

コスラエ語を話すとコスラエアンは

すごい喜ぶ!

そして俺も使うみんなが喜ぶコスラエ語を

どんどん使っとるき、それで仲良くなってきた。

IMG_3128

ゴミ袋に会場の人が「Kutkut(ゴミ)」と書いて

各箇所に配る。

IMG_3136





だが・・・・



呼びかけたものの、ゴミが散乱しとる状況は変わらん。

KIRMAスタッフも「ゴミの散乱をなんとかしたい」

と言うとって、ゴミ袋渡したらそのまま帰りやがった。



それじゃあかんやろー!!



ゴミ袋渡しさえすりゃ、ゴミの散乱がなくなるなんて

大間違い!

ゴミをゴミ箱やゴミ袋に入れる習慣ないんやき、

コスラエアンは。


朝に道路沿いのゴミ拾いしとるけど

ある店で俺とも仲がええおばちゃんが

「ここにゴミ箱あるのに、ゴミを入れない。

みんないつも店の前にゴミをポイ捨てしていく。」

と嘆いとった。

そんな状況である。


俺も各箇所を廻っていろいろ啓発やろうともしたが

この日はめちゃめちゃすごく雨が降り

あまり身動きとれんかった。
IMG_3137




そんなスコールが降り続き

グランドもびちょびちょで、とても野球できる

コンディションやない

そんな中でも試合は続行。

日本やったら絶対中止やけどな。



啓発活動は難しい。

結果を出すというのはなかなか見込めん。



人の意識はなかなか変わらんもんやき。


コスラエの人々も口では

ゴミはなんとかせなとは思っとるけど、

結局は行動が伴わん。



帰りは会場に来とった、

Malemの村長が俺を家まで送ってくれた。

「ネエナ、ゴミの呼びかけありがとう!」と

これは嬉しかった。



今年2月にKIRMAスタッフとコスラエの

廃棄物収集システムのアンケート調査を実施し、

その後JICAの廃棄物専門家と共に4つの村の役場を

訪問し、いろいろ話してそのアンケート調査の結果を

報告したりしたので、各村の村長とは顔なじみに。



結果的にゴミの散乱状況の改善はなかなか難しいが、

俺が呼びかけを行った事は確実にコスラエの人々の

記憶には残る。ここの人達、そういうの結構みとる。

結果はすぐに求めず、根気強く継続が大事!


kassy0102kaidanji at 13:52|PermalinkComments(0)

July 08, 2011

Message project



「Luo(ルオ)」このコスラエ語の意味は「2」



『世界から元気を届けるメッセージプロジェクト』

というものがある



東日本大震災で被害に遭われた日本の人々を

少しでも励ましたいという思いから

世界中50カ国以上のJICAボランティア有志が

世界中からに日本の人々に向けての

応援メッセージを集めとる。



そのサイトがこれ。
http://www.worldmessage.jp/


そしてミクロネシア連邦含む大洋州のページがこれ
http://www.worldmessage.jp/search/label/%E5%A4%A7%E6%B4%8B%E5%B7%9E


この中には俺からお願いして

応援メッセージを書いてくれた

配属先のKIRMAスタッフや

知り合いのピースコー


及び5月26日コスラエで行われた

東日本大震災セレモニーでの

小学生からの応援メッセージもある。




このメッセージを通じて

日本の人々が1人でも

元気になり復興に向けて

前進する事を願う!!


kassy0102kaidanji at 12:26|PermalinkComments(0)

July 07, 2011

Again start little league baseball

「Sulpac(シュペ)」このコスラエ語の意味は

「もう1度、もっともっと」などいろんな用途で使う。

よくこの「シュペ」は使う。

一番よく言われんのが

「Nena sulpac mongo(ネエナ、シュペモンゴー)」

ネエナもっと食べろっていう意味。



久々のブログ更新です。

週1回のペースで更新したい思うたけど、

6月は忙しく更新できずやった。


出来事を書いていきます。



6/4(土)久々に野球のリトルリーグの練習に参加した。

子供達も現在夏休み。

コスラエアンのコーチから誘われ、久々にコーチとして野球に触れ合う。

子供達はいきいきと楽しそうに野球やっとる。

ええ事!!



道具は大事に扱っているかなって見ると・・・・・



予想通りグローブやヘルメットをポイポイ投げる始末。

元に戻っとった。



コーチと相談。

もう1回俺から道具を扱う大切さを

コスラエ語とアクションで熱弁。



そしてコーチがあとから詳しく説明。

忘れたらまた気付かせる。これの繰り返しかな。



根気強くやる必要がある。

人間そんなに1回や2回で癖づくもんやないし。

ましてコスラエの人々は野球道具に限らず

物やゴミを投げる習慣があるき。



物を大切に扱うのは日本人の素晴らしい習慣。

それをコスラエの人々に押し付けるつもりはないが、

物を使えるありがたさなど大切に扱ってもらえるように

伝えていきたい。


kassy0102kaidanji at 08:50|PermalinkComments(0)