後免被りたい

日付が変わってからの雨は、午後には一時期雪に変わったりしたが、白く積もることにはならなかった。今日で、二月も終わりである。
庭の梅の花にも分かるように、いよいよ春への歩みが加速されていきそうである。
先週のLPGAシンガポールタナラメCCでは、有村知恵が3日半首位にいながら、後半の4連続バーディで追い上げてきたカリー・ウェブに1打差で破れた。彼女なりの全力は尽くしたのだろうが、上がり9ホールの攻め方にやや弱さを感じさせられた。勝負事は次が有るではダメなのであって、勝てる時には確実に勝たなければならない。
一方、上田桃子のプレーに絡む行動のあり方には、テレビの映像に映らなければそれまでだが、現実に捉えられている映像から、プロのプレイヤーとして好ましくない態度を多くの人に焼き付けさせてしまった。それに比例して成績も低下の一途であった。
ニュージーランドでの救出活動は、地震発生以来1週間を過ぎようとしている。被災したと思われる人の家族が慌てて渡航したが、未だにほとんど参考になるような情報が得られていないようだ。遺体との対面、引き渡しは確実な証拠の元、確認されなければできないとのことで、これでは一体、何のために出かけたのか意味をなさない。ま、それが国際ルールと言われれば従うしかなさそうである。
しかし、それにしても、クライスト・チャーチのあんな建物で、英語の授業を受けてどの程度の成果が得られるというのだろうか。
外国へ行けば、なにかがより好結果をもたらすという甘い妄想は後免被りたい。

その果て

今月は千葉クロカン、福岡クロカンと行われた。女子では菅、新谷がそれぞれ連勝となった。男子では村沢と柏原の争いが、焦点となっていたがあっさり柏原が脱落してしまった。彼は今後それほど期待できる選手ではなさそうだ。確かに、箱根の山登りでは素晴らしい走りを見せていたが、ノビしろが余り無いように見受けられる。村沢もあと5cmでも身長があればと惜しまれる。現在の体格では、海外の選手に比べスピードで、大きく見劣りする。中、長距離界は今後も多くを期待するのは難しいようである。
国会は本会議での議論が焦点となってきた。「政府与党が無条件で受け入れられるような案を持ってこい」などとトンチンカンな事を言っているようではマニフェストとは一体何だったのか。この総理の言葉の軽さは目を覆いたくなるばかりである。また、子供手当では、党内での議論で26000円が出てきた時は驚いたという。平気でそんな内輪話を披露してしまうアッケラカンは本当にスッカラカンである。
また、6月までに税制改革案に関するまとめが提出されるはずであるが、今となってはほとんど不可能な状態となってきた。
思い出すのは、沖縄基地移設問題で、年内にはとか国会開催までにはとか6月の日米協議まではなどと言っていたことを思い出す。すなわち、この党が何時までに何かを決めるなどと言うことは全くできないことをこれまで証明してきている。
なんでも先送り、その果てにあるものはと思う時、空恐ろしいものを感じる次第である。

都立高校入試

都立高校の入試が行われた。例年によって国語の問題には次のような設問が為されている。
例えば、
問題4の問1で、筆者がこのように述べたのはなぜか。次のうちから最も適切なものを選べ。とある。ア、イ、ウ、エの中から選ぶわけであるがこんなことは筆者以外は分からないわけであり、他人が何を持って正解とするのか。
さらに、問4でも、筆者がこのように述べたのはなぜか。次の内から最も適切なものを選べ。とある。問1と同様に4択である。これも全く同様に筆者以外には分からない。
いったい、なぜこのように他人には分からない問題が、平気で提出されるのか。不思議でならない。以前、ある問題文となった筆者が言っていた。
「正解は○○なんですか、はーそうですか。」
筆者の意図や考えを想像することは誠に結構な話であるが、どれが適切かというのは、他人が決める問題では無いのではないか。
いつもながらそう思う。
数学では、
問題1の問1の計算問題を大学新入学生に解かせてみてはどうか、恐らく、30%程度は間違えるだろう。この問題ができなくて都立へ行けなくても悩むことはない。大学生でもできない野郎がいっぱいいるのだ。それが今の我が国の学生の実力だ。
つまり、どこかの総理のようにスッカラカンのアッケラカンなのである。

厄払い

暖かい陽気に誘われたのか、梅とボケが今週咲き始めた。明日もかなり暖かくなると言うことなので、庭が一気に春の気配を濃くすることになりそうである。
ニュージーランドクライストチャーチでの直下型地震による被害は市の中心部を直撃したようだ。昨年9月4日のマグニチュード7.0に比べて6.3と言うことであるが、地盤のヤワな地域での揺れも重なって人的な被害が増大したようだ。
それにしても、日本人が3000人近くも澄んでいるとは驚きである。また、旅行者も2000人弱いたという。僅か人口35万人程度の町にこれだけの日本人とは、、、。
市のシンボルとなっている聖堂も無惨な姿であるが、問題のスクールの潰れ方も尋常ではない。以前はケーブルテレビ局が使用していたのだろうか、窓が広く採られた作りであるが、画像で見る限りあの柱は、いかにも軟弱にしか見えない。エレベータ塔はしっかり残っているのとは対照的である。恐らく違反建築ではないか。
それにしても、語学研修と言うが1ヶ月程度で何ができるのだろうか。一方、看護師の資格を取るために二人の女性が被害に遭っていそうであるという。
日本で資格を取るのとはどう違う事やら。また、女子陸上の赤羽や福士が滞在していたという。この地震でいろいろなことが浮き彫りにされた。
聞けば、ニュージーランドでの語学研修が他国でのそれに比べて割安だとか。安物買いの銭ではなく命を失うことにもなりかねない。
なにか海外へ行けば、国内以上のプレミアムを期待するのだろうか、勉強とはそんな生やさしいことではないはず。
安否が気遣われる人の多くは19歳の女性が多いとか。精々厄払いをしてお出かけ遊ばせ。

そこそこ

ご近所から鯛焼きを頂いた。普通のものより2倍は有ろうか。中の粒あんも頭から尻尾までしっかり詰まっている。もらい物の値段を聞くのは失礼かと思い、ついぞ聞き損ねたが、結構な値段だろうと想像する。この奥さん、立川市の良家のお嬢さんで資産は推して知るべしなのであるが、おつき合いも、高級な土産を時々頂く。こちらのお返しとしては、長崎のミカンや福砂屋のカステラとなる。東京に住まいながら地方のもので対処するのも大変である。
家人達はご近所誘い合わせて、食事会である。聞けば新年会だという。もう2月も終わりだろうというと、今年初めての集まりだから、新年会で良いじゃないかという。そんなこんなで、亭主と妻の昼食代には10倍近い違いが生ずることとなる。上手いものを喰って、馬鹿話を延々と続ける痩せた女が少ないのは、こんなところにも原因が有るのだろうと合点する。
石原現東京都知事が次期選挙には出馬しないという。はてさて、自民党、民主党からいかなる候補者が出てくる事やら。民主党はここでも候補者を出せずじまいだろうか。場合によっては自民に相乗りで、逃げ切ることも考えられる。そのあとに、大きな政界再編というシナリオが。
政党政治が崩壊しそうな感じも受けなくもないが、もともと菅直人だってそのてのたぐいであったはず。既成政党が崩壊して一見民主的な政治が行われそうであるが、なかなかそうは行かず、何も決まらない主張や協議ばかりの時間の浪費と無責任な結果をもたらすだけであろう。
案外、自民党にやらせれば、そこそこの執行権の行使はできるだろう。

さくら心中

日曜日の折り込み広告に、東京地区ではフジテレビ昼ドラマの「さくら心中」のキャンペーン広告が入っていた。実に珍しい事例ではないか。
たまたま、第一回から見ていたので、筋書き、内容は理解しているがまさかこんな広告が入ってくるとは思っても見なかった。しかし、先週辺りから中澤裕子が出てきて、いきなりつまらなくなってきた。何とも、役者の体を為していない。なぜ、こんな女が出てくるのか。
ここまで複雑にしないで、さらりとドラマを進めていった方が、見ている側からはスッキリしているように思う。作者が何を言いたいのかぼけてしまう可能性も危惧される。まあ、それにしても、最近少なくなった昼のドラマとしては、見せている作品ではないか。
高山地域の文化の紹介や酒造技術の紹介など、奥行きのある形になれば、もっと楽しめるドラマになろう。
酒飲みではない当方は、最近初めて「シードル」と言う言葉を聞いた。発泡性のリンゴ酒と言うことなのであろうが、これまでに試飲に接する機会がなかった。値段を見ると、結構高いものから、サイダーに近いものまで様々のようである。案外輸入物の方が安かったりする。単にリンゴジュースで有れば、あまり飲みたくはないが、シードルと称するものを試しに飲んでみたいものだと思っている。どこかに試し飲みできるところはないかな。
今日の国会では、政府側がしっちゃかめっちゃかに叩かれている。特に、枝野官房長官は取り上げられている内容が事実とすれば、実にひどい野郎だな。
何が仕分けか、ふざけるんじゃねぇ。

ほくそ笑む

第35期棋聖戦4局は、張棋聖が先番半目勝ちとた。井山は勝てるチャンスを逃した。最後のヨセでも信じられないようなミスをした。左辺打ち込みの一団を取り損なったことから、かなり気落ちしていたことは画面を見ていて明らかであった。5時半には、張が投了するかと言うような場面でも、ミスしたことにより、明らかに様子がおかしかった。これでは、勝てる試合もおかしくなるだろう。勝負事は常に冷静に、基本に返ることが必要だろう。もったいない試合であった。
多摩地区で今期初めて杉花粉の飛来を観測したという。平年に比べ二日遅れであった。幸い、今のところ症状の発症は見られない。ここまでは、杉の葉茶のお陰か。飲む前は、毎年、1月下旬には鼻づまり症状が出ていたが、現在は全く問題ない。今年の飛散量に有る程度耐えられれば、もう、杉花粉は怖くなくなるのだが。
今週火曜日に、公明党と民主党の会談があり、首相の首を条件に来年度予算の通過に協力を求めたという。全く話にならない。国民は菅が変われば良くなるとは思っていない。これまでやってきたことが、いつの間にか官僚主導になっており、自民党時代と同じような状態となり、改革なんぞ全く夢の中に消えてしまっている。こんな党に誰がトップになろうと期待するものはなにもない。
だからといって、愛知のような訳の分からないような連中が当選するのも、県民、市民にとっては不幸の始まりとなろう。大村に一体何の政策が有るというのか。選挙に出る方も出る方であるが、当選させる方もさせる方である。この上、東京でも変なのが出てきて当選したら、喜ぶのは中国、ロシア、北朝鮮などを始めとし、アメリカでさえも、ほくそ笑むこととなろう。

見込みが無い

民主党小沢一郎系の16人が会派を離脱して、新会派を創ろうとしている。顔ぶれを見れば、いずれも地方比例区で拾い上げられた連中であり、次の選挙では今の民主党支持率では、ほとんどが消えていく運命にある。ここは、律儀に筋を通して、言いたいことを言っておかないとという
事だろう。執行部とすれば、あっさりと除名するのが筋というものである。案外それの方が、次の選挙で新しい候補を立てられることから、都合も良いだろう。仮に当選しなくてもである。
言えることは、これで、来年度の予算は現状で、全く通る見込みが無くなったと言うこと。何もしなければ菅内閣は辞任に追い込まれる。
それではとばかりに、自民党や公明党が案外すり寄ってきたりしそうな気がしないでもない。
一方では、前総理の鳩山が、とぼけたことを言って総スカンを食っている。しかし、この程度の発言はもともと、やれもしなかった県外移設などより、十分政策的な発言と言っては言いすぎだが、沖縄県民や野党が目くじら立てて反発するほどのことでもない。もともと何も案もない連中のことであり、理想から現実に戻っただけのことである。それはそれとして、この男、次の選挙は出ないと言った舌の根も乾かないウチに撤回し、余計な御託を並べては、党の足を引っ張っている。それこそ、離党勧告か除名処分でもしたらどうか。
鳩山の発言について、質問された北沢防衛相は人生で1、2度有るかどうかの事だと言っていた。明らかに調子に乗りすぎた発言だろう。
自分も県外に努力すると言ったことは、しっかりと忘れている。

骨折り損

新潟県長岡市の国立長岡工業高等専門学校で14日、校舎4階から同校1年の男女が転落し女子学生が死亡した事件で、男子学生が転落前、刃物で女子学生を数回刺した後、自らも傷つけた可能性があることが、捜査関係者への取材でわかったという(asahi.comから引用)。
中学も同級でかつ同じ陸上部であったという。推測するに、男子からの一方的な想いがさせた事のように想像する。表現の下手な男子にとって、結論は自分のことが好きか嫌いかであって、しかも嫌いと言うことは有ってはならないことなのである。結果に至る途中の段階は、無用な存在と映る。試験期間中で有れば、女子生徒とすれば勉強優先であろうし、バレンタインデーなどと浮かれた暇も無かろう。
この年代の時期には、不特定多数の人と幅広くつき合うことが肝要である。特定の人と狭くつき合うのは、余り為にならない。ましてや、中学の頃に比べ、学業成績が低下してきた場合、余計に視野が狭くなることも考えられる。恋愛を禁じるわけではないが、勉強やスポーツ、世間話等の範疇で気軽な話で、留めておくのが後々のためである。
昨日今日と素晴らしい天気である。であるが積もっている雪はしっかり凍結しており、日陰は暫く溶けそうにもない。だいたい、その前に降った雪の上に積もったところは20cm以上になっている。案外、雪かきをして寄せてあるところがしっかり固まって溶けにくくなっており、ほったらかしてあったところはあっさりと溶けてしまっている。
どうやら、骨折り損のくたびれもうけであったようだ。

推して知るべし

昨日の雪は、日をまたぐ頃には上がっていたようだ。しかし、しっかりと降り積もり、20cm程度にはなっていた。夕方の7時、夜9時と植木の上に降り積もった雪は掻き落としていたが、直ぐに10cm程度になってしまった。朝から雪かきである。案外、柔らかい雪であったが、道路上にもしっかりと10cm以上の雪が積もっていた。北側の屋根の雪は、3月ぐらいまで残るのではないか。都心と比べると全く景色が異なる。
目黒での殺人傷害事件の犯人は、韓国に女と子供がいるという。なんとも女誑しのだらしない話である。身から出た錆とは正にこのことだろう。
これで、背後になにかという期待感は完全に崩れ去ってしまった。もう少し、ドラマになるようなストーリーを期待していたのだが、実に低レベルの話となってしまった。被害者には、お気の毒としか言いようがない。
民主党小沢一郎は「党員資格停止」で決着したようだ。あれだけ、他党の議員には秘書も議員も同罪などと言っていたのが、手のひらを返したようだ。
菅総理も離党勧告を直接言った割には、腰砕けではないか。そんなことより、公務員の給与2割削減をすれば、見なし公務員も入れて6兆円程度の余裕ができるわけであり、早急に実施すべきである。国会議員の削減もどこかへ飛んでいってしまっている。支持率の低下と併せ、3月末は波乱含みとなりそうである。これで、都知事選に立候補者を擁立できなければ、地方選も推して知るべしとなろう。
子供手当の問題なんか吹っ飛んでいるかも知れない。