一昨日の産経新聞ネット記事などで既報のように、イラク情勢の緊迫化を受けて世界的に原油先物価格が上昇している。エネルギー政策の面からも、中東情勢に一喜一憂するのは常である。
日本のみならず世界の経済情勢を左右する原油価格について、短期的な価格動向と、これまでの長期的な価格動向を見てみると、それぞれ下の資料1、資料2の通り。
日本の場合には、原油だけでなく天然ガス(LNG)もほぼ全面輸入依存であり、しかも天然ガス価格は原油価格に連動する。原油価格は高下するものであり、青天井で高騰していくとは想定しづらい。だがこれまでの推移は、中長期的には上昇基調で、短期的には高止まりの傾向にある。
日本国内の原子力や再生可能エネルギーに関する政策や投資戦略は、こうした原油価格動向を睨みながら中長期的観点から構築されていく必要がある。
“脱原発”というメッセージが日本の置かれた立場をどれほど悪化させるかについて、常に慮っておくべきだ。それは、化石燃料のほぼ全量を海外の資源国に依存せざるを得ない日本の切実な事情である。
<資料1:原油価格の推移(2009年1月〜2014年5月)>

(出所:http://ecodb.net/pcp/imf_group_oil.html)
<資料2:原油価格の推移(1980〜2014年)>

(出所:http://ecodb.net/pcp/imf_group_oil.html)
日本のみならず世界の経済情勢を左右する原油価格について、短期的な価格動向と、これまでの長期的な価格動向を見てみると、それぞれ下の資料1、資料2の通り。
日本の場合には、原油だけでなく天然ガス(LNG)もほぼ全面輸入依存であり、しかも天然ガス価格は原油価格に連動する。原油価格は高下するものであり、青天井で高騰していくとは想定しづらい。だがこれまでの推移は、中長期的には上昇基調で、短期的には高止まりの傾向にある。
日本国内の原子力や再生可能エネルギーに関する政策や投資戦略は、こうした原油価格動向を睨みながら中長期的観点から構築されていく必要がある。
“脱原発”というメッセージが日本の置かれた立場をどれほど悪化させるかについて、常に慮っておくべきだ。それは、化石燃料のほぼ全量を海外の資源国に依存せざるを得ない日本の切実な事情である。
<資料1:原油価格の推移(2009年1月〜2014年5月)>

(出所:http://ecodb.net/pcp/imf_group_oil.html)
<資料2:原油価格の推移(1980〜2014年)>

(出所:http://ecodb.net/pcp/imf_group_oil.html)