かんでんカルメン

2006年02月25日

お花

380f9881.jpg楽屋見舞いのお花.

カラーとピンクのバラ,桃の花です.
FTURの花器に,サツマ杉を入れて活け,玄関においています.


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2006年02月24日

【カルメン】楽日です

カルメンの公演,本日が楽日です.

プロデューサーの熊本さん(クラシック・ハウスさん)のサイトに当日の舞台写真がたくさんUPされていますので,ご紹介いたします.がまくん,冒頭,女工の入場シーンに!

さて.この日は朝一で打ち合わせが入っており一仕事終えなくてはイケマセンでした.宿をとっておいてよかった.

その後,お昼から休みを入れ,ランチして,京町堀のパン屋さんブランジュリ・タケウチでパンを購入して楽屋入り.

5時入りで助かりました.少し休めました.

昨日,少しひやひやしたところも今日は落ち着いていこう,と,合唱メンバーで話し合ったり.副指揮者,演出家から最後のお声を頂き,舞台に出向きました.

昨日に引き続き会場(フェスティバルホール,席数2800)は満席.両日計1400組の定員に30,000件の応募があったとか・・・20倍以上?大変な人気の公演です.ここに集まって,クラシック音楽に興味を持ってくださったお客さまが,次回は,ご自分でチケットを購入してオペラ公演やオーケストラの演奏会にお運びいただけると,とても嬉しく思います.

二日間に亘ったカルメンの公演. おかげさまでこうして無事に楽日を迎えることができました. 素晴らしいキャストのみなさまがた,コーラスのみなさま,副指揮奥村さん,コレペティトゥアの満多野さん・小梶さん, 原語指導の井上和世先生,福田先生, 指揮の現田さん,大フィルのみなさま,東仲フラメンコ舞踊団のみなさま, 衣裳やメイク,舞台スタッフのみなさま,プロデューサーのクラシックハウス・熊本さん,事務局のみなさま・・・

そして,ご来臨くださいましたお客さまに心から感謝を申し上げます〜

このような企画を17年に亘って継続してくださっている関西電力さんには,心より敬意を表したいと思います.関西の[文化力][元気]…のために,今後とも,どうぞよろしくお願いいたします.


今回,女声合唱は準会員さん/K二会の研究生OGさん…という方々が殆どな中でがまくんはヒトリ黒いヒヨコのような存在でしたが(発送の手違いで書面が届いたとしか思えない・・),厳しくも暖かく接してくださって,本当に貴重で幸せな経験ができました.コーラスと音楽スタッフの皆さんにお礼を申し上げます.


かんでんクラシック・スペシャル オペラへの誘い2006 「カルメン」

2006年2月23日・24日
大阪フェスティバルホール


カルメン:福島紀子
ドン・ホセ:松本薫平
ミカエラ:福永修子
エスカミーリョ:片桐直樹
フラスキータ:中川和美
メルセデス:江藤美保
スニガ:花月真
ダンカイロ:萩原次己
レメンダード:林寿宣
合唱:関西二期会合唱団
フラメンコ:東仲一矩フラメンコ舞踊団

指揮:現田茂夫  
大阪フィルハーモニー交響楽団




おまけ.

かえるくんに作ってもらった,アクセサリーです.二幕,[リリャス・パスティアの酒場]のシーンで使用しました.飲んだワインのコルクを,ボリビアの民芸品の五色の紐に通して貰いました.ドンだけ飲んでんねーン,とツッコミが飛んでました.(え,,,もっと飲んでるやん・・?)

かえる作、コルクのネックレス続きを読む

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2006年02月23日

【カルメン】初日です

かんでんさんの[カルメン],本日が初日です.

看板


10時に会場入り,舞台の上のメンバー(キャスト&コーラス)で10:30-12:00の間で場当たり.実際の舞台で,歩数のカウントをしたり,タイミングを調整したりする確認の時間です.

その後,大フィルと現田さんが合流され,総稽古(ゲネラル・プローベ)が13:30-16:00.ココではキャスト・コーラスは本番どおりの衣裳・メイク・小道具を使います.つまり,この日は18:30-20:45の本番と合わせて[カルメン]をまるまる2回演奏する・・ということになります.

すばり長丁場といえよう.

総稽古の後,衣裳さんやメイクさん,その他演出部の方から最終的なチェックが入り,本番までの間に直しをします.がまくんは,3幕の[黒いポンチョ]が少々寸足らずだったため,首にチーフを巻くことになりました.

総稽古のときに,4幕間奏曲の後,行進曲冒頭で緞帳&幕が上がっていく・・というところ,幕の上がるタイミングが少しずれて,がまくんたちの歌う少年合唱の歌い出しの時に幕が上がりきっておらず,指揮の現田さんが見えない!というハプニングがありました.

オーケストラと指揮者は幕のの外側,オーケストラピットにいるのです.この冒頭部分は,5人で歌うのですが,音楽としてはさすがに体得しているところでるので,最悪,幕が間に合わなくても音を聴いて入ることは出来る・・とは思うのですが,やはり緊張感がある部分であり,現田さんのお顔が見えると見えないとではだいぶん気持ちに違いがありますので,非常にどきどきでした.現田さんも苦笑しておられ,でも,落とさなかった私たちに,Goodサインを送ってくださいました.ほっ・・・.

そんな確認のためにも総稽古,とても大事です.

こんなところナド,非常に端的なのですが,今回のプロダクション,如何せん稽古回数が少ないということもあって[どきどき]感が拭えない・・・感じだったのですが,現田さんが[ありえないくらいハゲしく](←観覧したかえるくん曰く)ザッツを出してくださるので(合唱だけでなくキャスト、オーケストラのパートソロなどすべて・・)ほんっとーうに安心できるのでした.がまくんがこれだけ思う・・ということは反面,きっと現田さんは精も魂も・・・という感じだったのではないでしょうか.ありがとうございました.

こんな時に顕著に思うのですけれど指揮者って,本当に大変.自分で実際に音を出したり歌ったりできないのに[最高責任者]として君臨し,公演を成功に導かねばならない.この[もどかしさ]とか,[歯がゆさ]といったら,どれほどの負荷だろうか・・・と.

おまけ.

和世先生が女声部屋に贈ってくださった楽屋見舞い.
楽屋見舞いのイチゴ

神戸市北区の二郎(にろう)産の朝採りイチゴです.
甘くて,大きくて,とても美味しく,本番前にいただきました.
メイク道具類がちらちらとしています.


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2006年02月21日

オケあわせでした.

6fd8f1c4.jpgカルメンのお稽古もいよいよ大詰め.

13:00-17:00でオケあわせでした.
大フィルの演奏でのオペラ.がまくん,今回このようななかなか無い機会に呼んでいただけてとてもラッキーです.

グランドオペラ.

やっぱりいいですね〜.

現田先生のリハーサルも要を抑えていてかつ丁寧.
歌うのも安心できそうです.

今日は事務局福山さんのご紹介で以前Blogにコメントいただけたヴァイオリンのあーちゃん様にご挨拶できて嬉し.

先日のブルックナーNr.7で素的だった秋月さんにもお話できました.秋月さん(Tp&Trbセクション)は終幕でバンダになるので,合唱と同じポジションでの演奏です.

Trb.の3番(ベーストロンボーン)は神戸の第九で吹いておられたエキストラの若い小柄な女性.神戸でTrb.1番吹いておられたロイドさんが彼女のことを[ベーストロンボーンと同じくらいの体格]といって笑っておられたのを思い出しました.

Fl.飯嶋先生には[かえるくんによろしく]とのお言葉をいただきましたので,かえるくん,ヨロシク.

その後,合唱からみの立ち稽古をしましたが,ちょいとこれは正直云って冗長だったな...チト消耗しました.
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2006年02月18日

【認知療法】慶應・大野裕先生

大野裕先生

雅子さまの主治医として最近とみに話題の慶應義塾大学保健管理センター教授(精神科医)の大野裕先生の講演を聴きに行ってきました.がまくんもちらりと勉強した[認知療法]についての講演です.大野先生は日本に認知療法を紹介した,第一人者として知られるかたで,現在,雅子さまも大野先生とご一緒に認知療法にも取り組んでおられる・・と週刊誌等で見かけました.

今日の講演ではもちろんそんなお話は出ませんでしたが,病とともにある人が,どのようなサポートで快復していくか・・ということ,その中で認知療法の果たす役割などを丁寧で親しみやすい語り口でご紹介くださいました.

[ウルトラマンが3分間のリミットの中でバルタン星人を倒すことにシッパイしてしまった]という設定での認知療法のワークシート,聴講者一同大笑いでした.

気分・・[ショック95%]
自動思考・・もうヒーローは、やっていけない
      ヒーローがこんなではみんながっかりする
      みんなの夢が壊れてしまった
反証事実・・自分だけでダメだったらタロウやウルトラの母を
      呼べばよい
      ヒーローとはいえいつも強いばかりではない
      俺には[来週]がある

大真面目な顔でこれらをご紹介された大野先生がとてもお茶目に思えました.

http://www.hna.or.jp/kenshu/09_event/fukushi_taikai/

その後,6:00〜9:00でカルメン立ち稽古.今日は持ち道具(小物/長物)が登場しました.
月曜日からはフラメンコダンサーも合流されるとか.楽しみでございます.

帰り,ノルマのディクション練明け,ジャンニ・スキッキの音練明けの
面々さまとばったり.同じ会場(弁天町オーク)で関西○期会,3コマ同時並行だったのですね〜.
久々にうらんさまにお目にかかり,ブレーメンのお話など伺いました.
うらんさま,このたび日演連推薦演奏会で大フィルと共演なさるとのこと.
サン・サーンスのピアノコンチェルトだそうです.
コレペティトゥアとして八面六臂のご活躍,その上オーケストラでのご活躍は
先日がまくんもエントリさせていただいたとおりですが,
ソリストとしても・・とは,本当に素晴らしいことでございます.



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2006年02月17日

【LD鑑賞】音楽情報サロンにて

音楽情報サロン


cbnvdgkさん会社支店にお出かけしてきました.大阪府生活文化部 文化・スポーツ振興室 文化課さんの運営する[音楽情報サロン]です.クラシック音楽/吹奏楽のCD,DVD,ヴィデオ,LDなどを視聴したり,音楽関係の雑誌を閲覧することができます.

蔵書(?)数は

CD    5,200 枚(28,000曲) 
DVD    130 枚   
LD     550 枚
VTR    300 本  
DAT    300 本 
(交響曲、オペラ、管弦楽、協奏曲、器楽、声楽等)

とのこと(出展,上記ページ).

狙いは,カルメン.いくつかあるかも・・と思って出て行ったのですが,意外にもバルツァ&カレーラスのMET版1枚でした.バルツァ,強靭すぎて恐れ入りました.あんなに走って踊って,で,なんであれほど素晴らしく歌えるんでしょう.
そして,Joseつながり(?)のカレーラス・・・頼りなさげ(失礼)でちょっと偏執っぽいところの表現がなんとも素的.そしていかにもアメリカ〜ンなエスカミーリョとか,新のしっかりした(こないだの松田奈緒美さんは彼女のラインを狙っておられたような気がします)ミカエラさん,,,, さすが・・・でした.
女工さんの振る舞いやその他を勉強しようと思って観にいったんですが,いやはやかなり濃厚.ちょいっと,一朝一夕でがまくんにこの[イロカ]は無理だんべ・・・.ニサン,参考にできそうなしぐさはあったのでミッケモノでした.

また,熊川哲也さんがホセ,ヴィヴィアーヌ・デュランテさんがカルメンを演じているKバレエカンパニーのバレエ[カルメン](ローラン・プティ振り付け)を思いがけず発見しまして,こちらも視聴しました.熊川さんのホセが余りに[カッコヨイ]ラインに走りすぎてる感が強くて余り共感できませんでしたが,ヴィヴィアーヌのカルメンの表現にはDVDなのを忘れてぐぐっと入り込まされてしまいました.

こちらの施設,Lちゃんからご紹介を頂いたのでした.貴重な情報,ありがとうございました.

その後6:00〜9:00,立ち稽古.

今日はさすがにがまくんもなんとかかんとか・・でしたが,ソプラノの皆様,はげしく仕上がっていてどきどきでした.皆様が大変熱く・そして美しく歌われるのでがまくんもなんとかあやかって・・と思うのですが,無茶にやろうとしないのが好作用なようで,肉体的な疲労はあるのですが,のどの部分には負荷が意外に少ないようで,助かっています.ありがたいことです.


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2006年02月15日

本日のワイン【Torres Sangre de TORO】

7779a7f1.jpg今日はハンバーグを久々に作りました. Cuisinatのおかげで30秒でタマネギのみじん切りの完成.挽肉と混ぜてよく捏ね,パン粉,ナツメッグのすりおろし,アラビキ胡椒,パルミッジャーノのすりおろしを入れ,さらにこねて,まん丸に丸めて220度のオーヴンに入れます.オーヴンなら,球形でも中まで火が通ります.

さて.

ワインはスペイン,カタローニャのワインメイカーTorres社のSangre de TOROです.Sangre de TORO は「牡牛の血」という意味.スペインの象徴「闘牛」のシーンですね.

TOROはスペイン語で「牡牛」 Taureauはフランス語で「牡牛」・・
カルメンの4幕合唱にも,闘牛場で熱狂する観客たちが口々に[taureau!]と叫ぶ場面がアリマス.

今回いただきましたのはTorres社が1954年にSangre de TOROを発売して50年・・ということで記念のボトルです.ネックのところに50anniversaryのシールが貼ってあり,キャップシールにも手書き風の牛の絵が.そして,マスコットの牡牛が赤・黄色ストライプのカタルーニャ国旗風のリボンでつながれているのはおなじみですね. 

ちなみに,カタルーニャ自治州ははオリンピックが開かれたバルセロナが州都で,位置としてはフランス国境のピレネー山脈のふもとに広がっています.カルメンの舞台になっているのはセヴィーリャ.スペインの中でも南部に位置しており,アンダルシア州の州都です.カルメンだけでなく,[フィガロ]や,[セヴィーリャの理髪師]の舞台にもなっていますね.

カルメンといえば,ジプシー,占い,ハバネラ,闘牛・・・と私たちのイメージするスペインの風物が盛りだくさんなのですが,意外にも作曲者のビゼー自身はスペインの地を踏んだことはなかったんだそうです.続きを読む

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2006年02月13日

追い込みです

5dac0248.jpgがまくんのお昼休みは楽譜・辞書・メモ帳とお友達です. 蛙メモ帳はRちゃんから頂きました。辞書で発音を確認しつつメモ帳に書き込んで,暗記あんきアンキ.ラ・リ〜ベ〜ルテ〜〜 の高みにに少しでも近づけるように・・

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2006年02月12日

粗立ちでした.

今日は本番指揮者の現田茂夫さんをお迎えしてざっと通す「粗立ち」でした.

現田さんは1961年生まれ,ソプラノ歌手の佐藤しのぶさんが奥さまです.オペラ経験も豊富で,カルメンもとても慣れておられるようで,お稽古の流れもスムーズでした. 今日は女声は5人ずつでしたので大緊張のがまくん.稽古のご法度をを犯すのではないかというのが常に怖い.しかし,叱られないと覚えないこともあるので,まずは思うように動いてみないと始まらない・・というのが立ち稽古かもしれない.いつも迷い,ナヤミマス.

そういえば,かえるくんが学生のときに現田さんに指揮をしていただいたことがあるそうです.シベリウス7番,エロイカだったそうです.かえるくんはシベリウスのほうに乗っていて,練習後,麻雀に誘われたのに,かえるくんには当時麻雀の素養がなく,ご一緒できなかったようです.当時のこぼれ話にヨルト現田さんはかなり果敢にしのぶさんにアタックを繰り返したん・・だとか.

さて.粗立ち・・の間は楽譜を見ても何とか許される雰囲気がありますが明日からは正真正銘の立ち稽古.やはり3幕がアブナイ.それに,金曜は「カット」ということで伝達された4幕の冒頭部分も「イキ」となり,そこもしっかり浚わねばなりませぬ.

9時に終わって,帰宅すると10時20分くらい..かなりへろへろです.明日も朝から仕事で,その後また6時-9時….家庭のあるサラリィマンにはフレンドリーではない時間設定だし,やっぱり体力仕事ですね.ほぇぇ.

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2006年02月10日

女工の喧嘩コーラス

今日はカルメンの音練の最終日.次からは暗譜,2週間で本番です.

さて,今日はベースが大増員されてて頼もしかったです.やっぱり,合唱のバランスってありますよね.ベースがあってテナー,アルト・・と積み重なっていくもの.今日のようだとソプラノは乗っかる形になれてホント,歌ってて随分違います.

1幕の女工の喧嘩コーラスのところ,女声のみ居残りで取り組みましたが,テンション高かったようで,先生も労ってくださいました.20人の合唱ですが,粒の圧力が今日は一層充実してたと思います.喧嘩コーラスを歌い終わった後は,「マブイが抜けた〜」な状態でした.

がまくんは3幕の歌詞が危ない.次は日曜に召集なので二日で上げねば.しかし,やはり,ビゼーはフランス語に作曲しているわけですから,音の強拍弱拍にフランス語のアクセントやイントネーションが乗っているほうがきわめて自然で,声楽的にも歌いやすく出来てる・・はず.女工のコーラスも2幕もそれを支えになんとかとりくみました.

お稽古後にご挨拶に参りましたらプロデューサーの熊本さんが覚えていてくださって,とても嬉しく思いました.

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2006年02月09日

Artiste コレペティトゥアさん

みなさん, コレペティトゥアという職業をご存知でしょうか.日本語に直すと【オペラ稽古ピアニスト】となりますかしら・・・.

通例オペラ公演はオーケストラ演奏で行われますが歌手の稽古の度に数十名に及ぶオーケストラ団員が集まることはなかなかできません.ですから稽古はピアノの演奏で指揮者のもとに、進められます.発声コーチ、発音コーチ、立ち稽古になれば演出家も加わります.

そんな中,コレペティトゥアさんは歌手のペースをリードし,また適宜オーケストラや他のパートも演奏し,イメージ造りに大きく携わる重要な役です.オペラ公演の成功の鍵を担っているともいえます.

今日はそのご活躍ぶりをご紹介したいと思います.

オペラの楽譜は,歌手が使うものはヴォーカルスコアといって,歌手(ソリストと合唱)のパートと,オーケストラの音楽をピアノ用に編曲したものが書かれたものです.指揮者は,1ページが十数段にも分かれている,歌手からオーケストラの各楽器全てに至るまでがかかれたものを使います.これはフルスコアといいます.

コレペティトゥアさんは,演奏の時にどちらの楽譜を使うのでしょう.がまくんは当然,ピアノ用に編曲された楽譜が載っている[ヴォーカルスコア]をご覧になっているのだと思っていました...しかし!違う方もいらっしゃるのです.[1ページが何段にも分かれたオーケストラの楽器全てが載っている楽譜=フルスコア]を見て,ご自分で,適宜判断しながら,バリバリ弾いていかれる方も居られるのです.びわ湖でお世話になったUさま然り,Sさま然り,そして昨日のMさまも.

ヴォーカルスコア(に限らず一般に)のピアノのパートは,通常ト音記号とヘ音記号の2つの段が右手左手に分かれていて,右手で弾くのはこの音,左手はこの音,と一目瞭然に書かれています(弾けるかどうかは,別です 笑).しかし,フルスコアは,ひとつの楽器に1段,1音(複数楽器で吹くパートは複数音の場合もあります),しかも,ヘ音記号やト音記号だけではなく,ハ音記号(ヴィオラ),テノール記号(トロンボーン)で書かれたパートもありますし,また,一部の管楽器は調性が異なるため,違う調で表記されていたりします.そんな[複雑怪奇]迷路の地図のようなモノを見ながら,一瞬にしてピアノの音に置き換えて弾き進んでいかれる.

なぜそのようなことを?
ピアノ用に編曲された楽譜には,原曲の雰囲気を再現するために細心の努力で編曲されてはいますが,当然のことながら全てのオーケストラの楽器の音は盛り込まれてはいないのです.そこを補う・・というか,独自の観点で[再編成・再構築]して一層,オーケストラの音を再現し歌手の理解を促します.(がまくんにとっては,どこかの楽器が自分のパートを支持・補強するような音形だと分かることはとても支えになります・・)

しかも,コレペティトゥアさんの[お仕事]は,それだけじゃないのです.欠席のソリストのパートを歌ったり,合唱のほかのパートを歌ったり・・ということまで,[弾きながら]・・・なさるのです!そして時には,発音,発声のコーチ役まで.

昨日のCarmenディクション(発音)のお稽古では指揮者さんがいらっしゃらず,フランス語の発音コーチの方とコレペティトゥアさんのお二人で進められました.そんな時はコレペティトゥアさんは指揮者の役もなさります.オペラに限らず,お稽古では本番の指揮者が来られず,副指揮者による稽古になったり,ソリストがお稽古時にスケジュールが合わず揃わなかったり・・ということもありますが,どんな場合にもコレペティトゥアさんはいらっしゃいます.つまりお稽古の開始段階から一貫してこのプロダクションの音楽面に関わっておられるのがコレペティトゥアさん,ということになります.本番指揮者の指示や,演出家の指示,ソリストの独特の間・・など,お稽古時の全ての情報がコレペティトゥアさんに集約されていくのです.

昨日のお稽古では上記に書いた[驚異的]な演奏&歌唱に加えてさらに,歌手や合唱の発音のミスを指摘したり,リズムを是正したり本番指揮者の指示を伝達したり・・といったアドヴァイスをいただきました.Mさん,素晴らしい・・・感嘆でした.

ひゃぁぁぁぁ・・・

一人,100役???くらいではないでしょうか.

楽譜から弾く音を[起こす]ことも至難の業,しかも,いろんなパートの歌詞や音を覚えて,歌って,その上さらに,合唱や歌手の歌っているのを聴いて,是正して・・・

コレペティトゥアさん,万歳!!です

がまくん,素晴らしい才能の方のお傍にいることができて幸せですケロ.

なお,少し前に話題になった,村上龍さんの著作[13歳のハローワーク]の中で[アートと表現に関係する職業],[音楽が好き]の項目のひとつとして[コレペティトゥア]が紹介されています
.

その中の印象的な一文:
ピアノの技術があることは絶対条件だが,加えてオペラに精通しており,歌手の気持ちになってピアノを弾くことができなくてはならない.なによりもオペラが好きで,オペラ制作に貢献したいという気持ちが重要である.


龍さん,さすが,的を射ておられますね!


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2006年02月07日

【カルメン】曲尺

かんでん・カルメンの曲尺が届きました.
当初の予定より少々短くなるようです.
4幕フィナーレのエスパーダのコーラスがトリになりました.
合唱の醍醐味〜のぶあっついコーラスだったので少々残念ですが,
残りも盛りだくさんなのでしっかりがんばりたいと思います.
とても楽しみ.

演出の熊本さんのサイトに演出プラン?風のものが
掲載されていましたので,リンクさせていただきます.
diaryのところ,1月初旬頃の記事です.


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2006年02月03日

【カルメン】お衣裳,合わせてきました.

adb21191.jpg本日午前,本町の東京衣裳・大阪支店さんにて,「カルメン」衣裳合わせさせていただきました.

がまくんにいただいた役柄は

1幕・タバコ工場の女工 → 黒いスカートにサージ綿のフリルブラウス
2幕・3幕 ジプシー  → 淡いブルーの七分袖ブラウスと,ブルーのショール
4幕・闘牛場の観客 → オレンジのドレスにえんじ色のボレロ 

2・3幕の衣裳の下に4幕のドレスを着込んで出るとのこと.

音練の始まる前に衣裳合わせ・・ということで若干不思議な気分がしないでもアリマセンが,楽しみです.




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