夏休み

小学校の夏休みが始まり、もうすぐ１週間が経とうとしています。

地域によっては、まだ始まったばかりというところもあるようですが、小学生の子供がいる人にとっては、給食のない長い休みは、働いている人でも、そうでない人でも大変です。

親たちは、早く２学期が始まってほしいと願っていますが、子供たちは、夏休みが終わってほしくないと、相反する気持ちが交錯しています。

そうは言うもののまだ始まったばかり。
暑さと一緒で、気長にやり過ごすしかないなぁと思う夏休み１週間目です。

最低賃金引き上げへ

中央最低賃金審議会の小委員会が、2016年度の時給の最低賃金の引き上げの目安を、全国平均で24円とすることに決めました。

決定通りに最低賃金が引き上げられると、全国平均で初めて８００円を超えます。

非正規で働いている人には、朗報ですが、企業にとっては、人件費の大幅な上昇につながる可能性が高いです。

また、103万や130万円の壁があり、結果的にパートの方が、勤務時間を減らすなどすることが予想されるので、採用も増えるかもしれません。

厚生年金の資格取得届

平成28年9月より、厚生年金保険に加入する際に、住民票コードを特定し、本人確認を行うことになりました。

これまでは、基礎年金番号の記載がない場合に、資格取得届に住民票上の住所を記載し、住民票コードと基礎年金番号のひも付けがされてきましたが、今後は、記載がある場合にもその確認がされることになります。

住民票上の住所と居所が異なる場合は、両方の記載が必要になります。

詳しくは、日本年金機構のホームページをご確認ください。
http://www.nenkin.go.jp/oshirase/taisetu/2016/201607/0720.html

介護休業給付金

8月1日から介護休業給付金の給付率40％から67％に変更されます。

また、上限額も引き上げられます。
詳しくは、厚生労働省のホームページをご確認ください。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000127885.pdf

ちなみに、この変更が適用されるのは、介護休業の開始日が8月1日以降からの分になりますので、今すでに介護休業給付金の対象となっている場合は、8月1日以降も変更されませんので、ご注意ください。

会社の飲み会の後の事故について

先日、労災について、判決がありました。

会社の飲み会から仕事に戻る途中の事故で亡くなった社員の家族が起こした裁判で、最高裁判所は「当時の事情を総合すると会社の支配下にあったというべきだ」として労災と認める判決を言い渡しました。

このケースでは、飲み会が会社の上司の要請から出席したことなど、実態を踏まえて、会社の支配下にあったと認定しました。

これまでのこういったケースでは、飲み会の後の事故は労災と認められない判決がほとんどでしたが、今回は、
実態を踏まえて労災と認めたという点で、大きな意味を持つ判決になりそうです。

算定基礎届の総括表の附表について

今更ながら、今年になって初めて気づいたことがあります。

総括表の附表についてですが、これは、主に社会保険未加入者について記入するのですが、その中の未加入者の内訳について、契約期間について書く欄があります。

有期契約の場合は契約期間、無期の場合は、「定めなし」に〇をするのですが、有期契約の場合の契約期間は、1回あたりの契約期間ではなく、これまでの通算期間を記入することになっているようです。

裏面の記入方法には、確かに書かれているのですが、仕事柄か、契約期間＝1回あたりの契約期間というのが頭に染みついているので、気にしなかったこともあり、見落としていました。

思い込みって恐ろしいなぁと改めて思わされました。

もうすぐ締め切りです。

労働保険料の年度更新と算定基礎届の提出の締め切りまで1週間を切りました。

事務所でもほぼ終わりが見えてきました。
調査があるところは8月のところもあるので、多少ゆっくりもできますが、他のところは残りを急いでいます。

とくに労働保険料の口座振替をしている場合、期限内に受け付けがされないと、口座振替できなくなりますので、ご注意ください。