選挙も終わり、日本も政権交代ですねぇ。
そんな中、これを…。実は、このDVD、本編までに、冒頭予告編集で爆睡してしまい、リベンジです。
記事を書くに当たって、元々、舞台劇だったということで、なるほどね。こういう、会話が引き込まれるような映画って、そういうのが多いですね。
フロストXニクソン
原題:Frost/Nixon
監督:ロン・ハワード
製作:ロン・ハワード、ブライアン・グレーザー、ティム・ビーバン、エリック・フェルナー
脚本・原作・製作総指揮:ピーター・モーガン
撮影:サルバトーレ・トチノ
美術:マイケル・コレンブリス
音楽:ハンス・ジマー
上映時間:122分
出演:フランク・ランジェラ、マイケル・シーン、ケビン・ベーコン、レベッカ・ホール、マシュー・マクファディン、オリバー・プラット、サム・ロックウェル、他
ウォーターゲート事件で失脚したニクソン大統領。その辞任中継の視聴率の高さに目をつけた人気テレビ司会者・フロストは、ニクソンへの1対1のインタビュー番組を企画。ニクソン側も扱いやすいフロスト相手のインタビューを名誉回復の機会ととらえ、法外なギャラで出演契約を結んだ。フロストは事件に対する謝罪の言葉を引き出すべく、ゼルニックとレストンをブレーンに迎え、質問の練り上げ作業に入るのだが……。
公式サイト
フロスト×ニクソン - goo 映画
このウォーターゲート事件は、知っています。ただし、深くは知らない(笑)
ニクソン大統領の顔は、よぉ〜く知っています。
デビッド・フロストは、英国のコメディアン出身の人気司会者、この人は知らない。で、こういうインタビューも知らなかったです。
どっちかというと、軽い感じの司会者として人気があったようで、オーストラリアの番組制作中に、彼の失脚中継の視聴率の高さから、インタビューを企画しちゃいます。
パリッとした英国スーツを着こなし、靴はイタリア製、ロスに向かう飛行機の中で、女性と仲良しになっちゃうような描かれ方です。
ニクソン役のフランク・ランジェラは、どす〜んとした威圧感で、迫力ありました。
ニクソン役で、アカデミーなどにノミネートされてます。舞台でも、ニクソン役をされていたそうで、こなれてるんでしょうね。
舞台の脚本と同じく、映画の脚本もピーター・モーガンが、担当しています。日本でも、秋に舞台化されるそうです。(仲村トオルX北大路欣也)
舞台の方は、どういう運びだったのかは知りませんが、映画では、ドキュメンタリータッチな雰囲気で間に関係者のインタビューが入る形式です。違和感は、ありませんでした。
選挙演説でもそうですが、政治家というもの口が達者じゃないとダメです。
そう、なぜか論理的説得力がないとね。
(どこぞの首相は…といいたくなるね)
大統領にまでなった人だし、初日のインタビューなんぞ、フロストはただの聞き役。
この辺から、緊迫したやりとりが盛り上がってきます。
前半は、フロストさんの資金繰りやらチームのやりとりの苦労が伺えます。
フロストに「本当に聴きたいことが聞き出せるか」なんて期待が薄かったんですよね。だからこそ、ニクソンは利用して政界返り咲きを狙っていた。
フロスト自身も、アメリカ進出を狙っていた。
このインタビューで、どちらかが自分の持ち場から去らなければならない。あるきっかけに、フロストは変わり始める。
このきっかけのシーンが、ニクソン崩れるシーンより、私は好きかな。
アメリカとかって、ディベートの国だなって、つくづく感じます。
いかに話を自分のものにするか、すり替えるか、相手の言葉尻を抑えるか、そういったことって、日本人はたいがい苦手です。
最終日のフロストの逆襲は、お見事。
人間ニクソンも、少し垣間見られた点もいい。
結構、コンプレックスの固まりなのよね。
なぜか、ニクソンっていうと田中角栄を思い出すんですよねー。
← 実際のインタビューのDVDも、本国では出ているようです。
なんとなく似てみえるから、不思議だったりして…。
映画を通して、やっとこさウォーターゲート事件の事を飲み込めてきた(中学生かいな)。
プロデューサーのジョン・バート役のマシュー・マクファディン、どっかで観たと思ったら、「プライドと偏見」のMr.ダーシー。髪色が変わると、全然違うなぁ。
マイケル・シーンも、アンダーワールド・ビギンズやらシリーズ見たとこですが、感じ違うなぁ。役者ですな。
そんな中、これを…。実は、このDVD、本編までに、冒頭予告編集で爆睡してしまい、リベンジです。
記事を書くに当たって、元々、舞台劇だったということで、なるほどね。こういう、会話が引き込まれるような映画って、そういうのが多いですね。
フロストXニクソン
原題:Frost/Nixon
監督:ロン・ハワード
製作:ロン・ハワード、ブライアン・グレーザー、ティム・ビーバン、エリック・フェルナー
脚本・原作・製作総指揮:ピーター・モーガン
撮影:サルバトーレ・トチノ
美術:マイケル・コレンブリス
音楽:ハンス・ジマー
上映時間:122分
出演:フランク・ランジェラ、マイケル・シーン、ケビン・ベーコン、レベッカ・ホール、マシュー・マクファディン、オリバー・プラット、サム・ロックウェル、他
ウォーターゲート事件で失脚したニクソン大統領。その辞任中継の視聴率の高さに目をつけた人気テレビ司会者・フロストは、ニクソンへの1対1のインタビュー番組を企画。ニクソン側も扱いやすいフロスト相手のインタビューを名誉回復の機会ととらえ、法外なギャラで出演契約を結んだ。フロストは事件に対する謝罪の言葉を引き出すべく、ゼルニックとレストンをブレーンに迎え、質問の練り上げ作業に入るのだが……。
公式サイト
フロスト×ニクソン - goo 映画
このウォーターゲート事件は、知っています。ただし、深くは知らない(笑)
ニクソン大統領の顔は、よぉ〜く知っています。
デビッド・フロストは、英国のコメディアン出身の人気司会者、この人は知らない。で、こういうインタビューも知らなかったです。
どっちかというと、軽い感じの司会者として人気があったようで、オーストラリアの番組制作中に、彼の失脚中継の視聴率の高さから、インタビューを企画しちゃいます。
パリッとした英国スーツを着こなし、靴はイタリア製、ロスに向かう飛行機の中で、女性と仲良しになっちゃうような描かれ方です。
ニクソン役のフランク・ランジェラは、どす〜んとした威圧感で、迫力ありました。
ニクソン役で、アカデミーなどにノミネートされてます。舞台でも、ニクソン役をされていたそうで、こなれてるんでしょうね。
舞台の脚本と同じく、映画の脚本もピーター・モーガンが、担当しています。日本でも、秋に舞台化されるそうです。(仲村トオルX北大路欣也)
舞台の方は、どういう運びだったのかは知りませんが、映画では、ドキュメンタリータッチな雰囲気で間に関係者のインタビューが入る形式です。違和感は、ありませんでした。
選挙演説でもそうですが、政治家というもの口が達者じゃないとダメです。
そう、なぜか論理的説得力がないとね。
(どこぞの首相は…といいたくなるね)
大統領にまでなった人だし、初日のインタビューなんぞ、フロストはただの聞き役。
この辺から、緊迫したやりとりが盛り上がってきます。
前半は、フロストさんの資金繰りやらチームのやりとりの苦労が伺えます。
フロストに「本当に聴きたいことが聞き出せるか」なんて期待が薄かったんですよね。だからこそ、ニクソンは利用して政界返り咲きを狙っていた。
フロスト自身も、アメリカ進出を狙っていた。
このインタビューで、どちらかが自分の持ち場から去らなければならない。あるきっかけに、フロストは変わり始める。
このきっかけのシーンが、ニクソン崩れるシーンより、私は好きかな。
アメリカとかって、ディベートの国だなって、つくづく感じます。
いかに話を自分のものにするか、すり替えるか、相手の言葉尻を抑えるか、そういったことって、日本人はたいがい苦手です。
最終日のフロストの逆襲は、お見事。
人間ニクソンも、少し垣間見られた点もいい。
結構、コンプレックスの固まりなのよね。
なぜか、ニクソンっていうと田中角栄を思い出すんですよねー。
← 実際のインタビューのDVDも、本国では出ているようです。
なんとなく似てみえるから、不思議だったりして…。
映画を通して、やっとこさウォーターゲート事件の事を飲み込めてきた(中学生かいな)。
プロデューサーのジョン・バート役のマシュー・マクファディン、どっかで観たと思ったら、「プライドと偏見」のMr.ダーシー。髪色が変わると、全然違うなぁ。
マイケル・シーンも、アンダーワールド・ビギンズやらシリーズ見たとこですが、感じ違うなぁ。役者ですな。