晴れたらいいね〜

映画の感想+αなblogです。海外ドラマも時々。

2010/11

開店休業中のようなBlogです。映画を中心とした感想やらのBlogとしているんですけれど、更新はあんまりな今日このごろ。
まぁ過去分はそこそこあるかなぁ。
個人のメモ代りでもあるので、ネタバレしてるかも。
また、リンク切れ等もあるかもしれませんが、めんどくさがりな管理人ゆえ、放置してます。あしからず。

脳内ニューヨーク

監督さんが、『マルコヴィッチの穴』『エターナル・サンシャイン』などの脚本を手がけたチャーリー・カウフマンということで、興味を持っていたもののレンタル店においてなかったんですけど、このたび置いてくれたので、早速観ることにしました。
まぁね、きっと「ん?」なタイプだろうなと構えて観たので、すんなり脳内い入ってきました。
配役が、なんともすごいな。安定感抜群です。
synecdoche_new_york2脳内ニューヨーク
原題:Synecdoche, New York
監督・脚本:チャーリー・カウフマン
製作:スパイク・ジョーンズ、アンソニー・ブレグマン、シドニー・キンメル、チャーリー・カウフマン
製作総指揮:ウィリアム・ホーバーグ
撮影:ブルース・トール、レイ・アンジェリク、フレデリック・エルムズ
美術:マーク・フリードバーグ
音楽:ジョン・ブライオン
上映時間:124分
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、サマンサ・モートン、ミシェル・ウィリアムズ、キャサリン・キーナー、エミリー・ワトソン、ダイアン・ウィースト、ジェニファー・ジェイソン・リー、ホープ・デイビス、トム・ヌーナン、セイディ・ゴールドスタイン、ロビン・ワイガート、他
ケイデン・コタードは、ニューヨークに住む人気劇作家。ある日突然、妻・アデルが娘を連れて家を出て行ってしまう。不運続きの彼のもとにマッカーサー・フェロー賞(別名“天才賞”)受賞の知らせが舞い込む。人生に行き詰まりを感じていた彼は、その賞金を使い、ある前代未聞のプロジェクトを実行することを決意する。自分の人生を“再生”するための手段として…。
公式サイト
脳内ニューヨーク - goo 映画

なんだか、今にも病気で入院してやばそうな主人公だったんですけど、それから20年近く経ちますもんね。どないやねん。一病息災だった?
synecdoche_ny3画家でもある妻アデルはキャサリン・キーナーで、かみ合わない夫婦の会話が面白かった。
娘オリーヴを連れて、アデルはベルリンに行ってしまい、帰ってこなくなる。そんなケイデンを支えてくれたのは、劇場の受付をしてるヘイゼルで、ケイデンとの関係は、うまくいかなかった。ヘイゼルの家って、いつも火事なんですよ。なんでだ?というのは野暮な映画な気がするけど、なんでだ。
ヘイゼルは、地下室にすんでいた男と結婚し、子供をもうける。ひきこもりだった男か?と私の脳内も働く。
ケイデンは、女優のクレアと再婚し娘アリエルを授かるが、別れた娘オリーヴを思い出す。クレアとの関係も、崩れていく。
ヘイゼルとクレアとの間で、賞をもらってNYの倉庫を自分の頭の中を創り出すという話が始まったり、成長したオリーヴが全身タトゥーのアートな少女として出てきたりする。
クレアとこじれだした頃、NYでヘイゼルと再会とかいうのもあったな。
synecdoche_ny5synecdoche_ny4ケイデン自身を演じる俳優としてサミーやらアデルんちの掃除婦エレンやらが登場してきたり、さっきのことまで演劇となるから、まぁ混乱、ケイデンも観てる方も。
常に孤独や死を意識したケイデンであるため、シニカルな笑いがあるものの、ちょっと暗くなるのよ。
synecdoche_ny6彼の両親の死やオリーヴ、ヘイゼルの死もあるし。
人生の舞台の中で、エキストラは誰もいないー
ちょいぶっとんだ雰囲気のあるアートな作品なのは、覚悟してたし、そういう雰囲気で観てた。
ケイデンは、年老いて亡くなるような感じだけれど、実のところは若くで亡くなったるんじゃないかと思う。その死に際での脳内の出来事のような気がする。
アデルと別れる前にね。
舞台の初日に来なかった妻、演劇批評はよかったのに妻の感想はイマイチ。
夫婦のカウンセリングでは、夫の死を考える妻の話を聞かされる。
彼は、最初の妻が占める影響の割合が大きい。その次に、ヘイゼル。
ヘイゼルのサマンサ・モートンは、老けメイクまでやっちゃって頑張ってます。
最後の方で、牧師役の台詞が含蓄ありました(笑)
そうよ、命あるものには、いつか死が訪れるのは免れないです。
お気楽娯楽映画の方が、気分的には楽だったなぁ。

エクリプス トワイライト・サーガ

なぜだか、やめられないこのシリ−ズ、公開直後に観に行くはずだったのに、風邪をひいてしまって、今になってしまった。
ニュームーンでは、あのいちゃいちゃが少なくって不満でした。今回は、そこそこやってくれてました。こうでなくっちゃな(笑)こそばゆさがカイカン。
いつもは、劇場は男性ばっかでしたみたいな映画を選ぶ私ですが、多少女性ホルモンもまだ残ってるんだな。活発化させなきゃね。(結構真剣に思ってます)
Eclipse1エクリプス トワイライト・サーガ
原題:The Twilight Saga: Eclipse
監督:デヴィッド・スレイド
原作:ステファニー・メイヤー
脚本:メリッサ・ローゼンバーグ
音楽:ハワード・ショア 、 アレクサンドル・デスプラ
上映時間:124分
出演:クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー、ブライス・ダラス・ハワード、ビリー・バーク、アシュリー・グリーン、ジャクソン・ラスボーン、ニッキー・リード、ケラン・ラッツ、ピーター・ファシネリ、エリザベス・リーサー、ダコタ・ファニング、キャメロン・ブライト、グザヴィエル・サミュエル、ジョデル・フェルランド、チャスク・スペンサー、アレックス・メラズ、ブロンソン・ペルティエ、キオワ・ゴードン、タイソン・ハウスマン、ジュリア・ジョーンズ、ブーブー・スチュワート、ティンセル・コーリー 他
Eclipse6高校卒業を目前にしたベラ(クリステン・スチュワート)は、愛するエドワード(ロバート・パティンソン)を追ってイタリアまで行ったことを父親に咎められ、門限付きの生活を強いられていた。さらに彼女を悩ませるのは卒業後の人生。ベラは、エドワードの手によって一刻も早くヴァンパイアの仲間入りをしたいと願っていたが、エドワードは自分との結婚が先だと主張。エドワードの心の中には、彼女の早急な決断を思い留まらせ、人間としての人生を謳歌してほしいという配慮もあった。その頃、シアトルで死者や行方不明者が続出する事件が発生。その裏には、ライリー(ハヴィエル・サミュエル)率いる“ニューボーン”と呼ばれるヴァンパイア集団の存在があった。“ニューボーン”とは、人間から転身したばかりのヴァンパイア。血に飢えた本能のままに行動するため、人間にとって最も危険な存在だった。一方、フォークスの森にはエドワードを憎むヴァンパイア・ヴィクトリア(ブライス・ダラス・ハワード)が出現。執拗にベラの命を狙う。カレン家のエメット(ケラン・ラッツ)がヴィクトリアを追跡するが、勢い余ってヴァンパイアとオオカミ族の間の境界線を破ってしまう。両種族の間に緊張が走る。身の危険を感じたベラは、幼なじみのジェイコブ(テイラー・ロートナー)が暮らすオオカミ族の土地へ避難。だが、ベラへの想いを秘めるジェイコブは、ヴァンパイアになろうとする彼女の気持ちを知ると、怒りに任せてキスをしてしまう。そして卒業式当日。カレン家で行われたパーティの席で、アリス(アシュリー・グリーン)はベラを狙うニューボーンの集団が現れることを予知。ベラを守るという共通目的から、ヴァンパイアとオオカミ族は協力体制を取ることになる。数世紀もの長きに渡って敵対関係にあった両種族が手を組み、壮絶な戦いが始まろうとしいた…。(moviewalkerより)
公式サイト
エクリプス/トワイライト・サーガ - goo 映画
私の感想記事→トワイライトニュームーン

今作も、長い章なので、ずいぶんはしょってるだろうなぁとは思いました。
ニュームーンよりはイイはしょりかただったなぁと思います。
ジャスパーとロザリーの過去も、ちゃんとやってくれたからね。
この作品、私はあんましロブさんには興味がわかないんですが、右観ても左観ても、結構いい男がでてるんですよね〜♪楽しい楽しい♪
白塗りにも慣れちゃったしね。狼族は、半裸だ!
Eclipse2Eclipse7珍しく原作は読んでしまった作品なので、展開はわかってます。この後の展開も知ってます。
地味な子ぶりっこしているベラちゃんは、人間でないヤツになぜかモテモテで、手玉に取ってます。(^▽^)
ジェイコブくん、なんだかかわいそうな感じですけど、幸せになるので今はいいんです。とだけ言っておこう。
Eclipse3トワイライトでは、キスするのも大変だったエドさん、ベラさんも、ちゅっちゅしまくってまして、次は、Hせぇへん?になってます。エドワードは、古い時代に人間だったんで、そこらへんは貞操観念が強くって、今回は至りません。危険も大きい事も、原因ですけどね。
結婚観の違いみたいなものも、二人の間で生じるのだけど、そこらの描写はあっさりしてたな。
Eclipse8三角関係の構図なんだけど、そのへんは私、行く末を知ってしまったせいか、勝手にやっとれでした(笑)
な〜んてね。もっとね、悶々エドワードがなくて残念だわっ!
あんた、ヤな女だよ〜、ベラ。とは思った。
父ちゃんに、あたしバージンよ!なんていう娘に、娘を持つ母としては赤面してしまいましたが…。(でも原作にある通りなんだよな)
恋人ジェームズをカレン家にやられてしまったヴィクトリアは、新生者(ニューボーン)を使い復讐を企てている。ヴィクトリア自らが、決断を下しているわけではないので、アリスに予知されることはない。このヴァンパイアの新生者というのは、自制が上手く効かず、その割には力が最も強い。
このあたりは、次作への伏線でもあります。エメットが、ベラをからかってた。
映画では、新生者のリーダーであるライリーが意外と出番が多かった。ライリーをフォークス出身者にしたのはいい考えです。ヴィクトリアは、やっぱし前のレイチェルの方が、馴染むんだけどなー。
Eclipse4最年少のブリーを天才子役の一人だと思うジョデル・フェルランド(ケース39・サイレント・ヒルなど)がやっていて、そこにダコタもクリステンもいて、ついでにキャメロン・ブライトも。おぉ〜新旧子役対決なんて、心の中で爆笑してしまった次第です。
ダコタさん、化粧濃いですぜ。
ヴァンパイアだもん、年齢不詳だから、結構おばはんなんだろうって??今回、こちらの一族は「観てるだけ〜」
アクションもあるのがわかっていた今回、ちぇっ、こんだけか〜と思った私は、おっさんみたいか?
Eclipse5どっちかというとカレン家の方が、狼さんたちより好きなんですね、私。(たぶん本読んだひとはそういう人が多いと思います)
先回は、あんまり出てこなかったんで、楽しかったです。
ロザリーのニッキー・リードが、痩せたのかな、前よりキレイな感じがしました。
ジャスパーくんのジャクソン・ラスボーンは、顔は一番ハンサムなんじゃないかなーと思う。ただ、背が低い。彼が観たいので、エアベンダーは観ます。
エメットのケラン・ラッツは、あの今年のセクシーMENの中では、トワイライト族で一番上だったんすよ。外人の好みはわからん。
パパさんもママさんもアリスも、跳んだりはねたりしてました。
パパさんカーライルのピーター・ファシネリは、WOWOWでやってる「ナース・ジャッキー」というドラマで、ドクター役ででていて、吹きそうになった。このドラマの方が、イケメンにみえるのは金髪じゃないからだろうな。このドラマも、面白そうなやつなんですが、手を出すのはあきらめました。
オスカーノミニーのアナ・ケンドリックも、ちゃんとご出演です。
ほんまにチョイ役になってくるもんね〜。
このシリーズって、なんでか観なくっちゃって思う。なんだろうね?
少女マンガ的なストーリーは、どこか求めるものがあるんだろうなぁ。

アバター エクステンデッド・エディション(Blu-ray版)を観てます

avatar_ex1この前公開された特別編(171分)より、なお長いエクステンデッドバージョン(178分)が入り、映像特典は約10時間?ともいわれる3枚組を購入しちゃいました。
この手の映画は、非常に興味深いのが特典です。まぁ、映画は本編しか観なくていいという人には、興味わかないでしょうけどね。
私は、こういうの好きで見入ってしまいます。ともに、表舞台に出てこない映画作りの方々の話もあったりするので、監督と役者たちだけで映画は出来ないというのが、よくわかり、頭を下げたくなったりもします。
avater_ex3有名ネット販売のとこで、割と早めに予約したら、安く手に入りました。(割引後のDVD版より安かったとは〜〜妙に嬉しかったけど、着くのが遅くてS川に不満)
そんなん今日全部観られるわけなくって、まだ一部なんですけどね。(しかも、珍しく酔っ払い)
去年12月の公開のバージョン(162分)から、長くなった部分だけダイレクトで観ることができたので、そこだけまず観て、ちょっと特典を観だしたら、終わらへんのですよ(笑)
disk3までたどり着けません。
アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション(本編3種収録)(初回生産限定3枚組) [Blu-ray]アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション(本編3種収録)(初回生産限定3枚組) [Blu-ray]
出演:サム・ワーシントン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン(2010-11-26)
販売元:Amazon.co.jp
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公式サイト
劇場鑑賞版の感想 タグ(アバター関連のMy記事)
封入のブックレットも、装丁のしっかりした「本」です。美麗でした。
16分長くなったことで、人物への描写がより細かくなってることは確かです。おまけに、未公開シーンが45分あって、これは加工が途中のものもあったけれど、それも観ちゃうと一層でした。
連続ドラマでも観てるような感じです。
最期を迎えたツーティがジェイクに、部族を託すシーンなんか、なんでカットされたのと思ってしまうし、グレースの学校の話もよかったです。
しばらく、これあったら楽しめますといったソフトです。
ついこの前まで、MJの「VISION」ばっかし観てるとこだったんで、なかなかクレージー・ハートとかにたどり着けないな…。
avatar_ex2ナヴィの青い人は、CGキャラだけど、そこに従来のフルCGではない感情を抱かせてくれたのは、目の動きが大きい。
加工前のゾーイ・サルダナの口元あたりについているのは、マイクではなくってカメラ。これで顔の細かな動きを映してたそう。
フルCGだから役者が要らなくなるということはないと、監督は断言してました。
個々の顔の動かし方(筋肉)のクセとか、そういうのも入れ込んでたという細かさからくるものだったようで。
avater_ex4ジャングルの雰囲気をつかむため、カウアイ島(パーフェクト・ゲッタウェイがここが舞台)で、リハみたいなこともやってます。
ナヴィの森の撮影は、何もないとこでやってるけど。
モーションキャプチャーでの姿は、ベテランであろうと一緒でした。
ほぼスッピンです。顔にもキャプチャー用の点々描かれてるしね。
ILMやWETAといったところの人々には、特典好きな人ならお馴染みな人もいたりして、なんだか懐かしくもありました。
音楽は、民族楽器やそういうのを収集して…という話があったのですが、和太鼓が使われているところが目をひいてしまいました。
監督自身、ストーリーは単純だとも言ってた。本格的3D映画であり、CGミックスの美しさや記録的な興収も考えると、やはり名前が残る映画だろうなぁ。何気に環境問題も訴えてはいるしね。
記事を書く前に、ちょろっとamazonのレビューをみたのですが、機器によっては映らないものもあるようで、そこらへんは残念に思います。まだ、Blu-ray機器はバージョンアップが激しいということなのかなぁ。
うちのPCでは、これは観ることができました。(4月の本編のみのアバターは6月にバージョンアップがあってOKになりました)

小さな命が呼ぶとき

ハムナプトラとインディ・ジョーンズは、こういう共演をしたのね。娯楽映画ではないですって。アクション映画ではないところがにやっとしてしまいます。
いわゆる子供が難病というお涙ちょうだいかと、覚悟はしてたんですけど、そうじゃなかったです。じんわりはくるけどね。
難病の子供にスポットというよりは、自分の子供のためとはいえ、新薬開発のために奔走する父親と科学者のお仕事にスポットなお話でしたね。
ハリソン・フォードが、原作に惚れたそうで製作総指揮も努めています。ブレンダン演じるジョン・クラウリーおよび一家は、実在の人物です。
extraordinary_measures1小さな命が呼ぶとき
原題:EXTRAORDINARY MEASURES
監督:トム・ヴォーン   
製作:マイケル・シャンバーグ、ステイシー・シェア、カーラ・サントス・シャンバーグ   
製作総指揮:ハリソン・フォード、ナン・モラレス、
原作:ジータ・アナンド『小さな命が呼ぶとき』(新潮社刊)
脚本:ロバート・ネルソン・ジェイコブス   
撮影:アンドリュー・ダン   
編集:アン・V・コーツ   
音楽:アンドレア・グエラ
上映時間:105分
出演:ブレンダン・フレイザー、ハリソン・フォード、ケリー・ラッセル、メレディス・ドローガー、ディエゴ・ベラスケス、サム・H・ホール、ジャレッド・ハリス、パトリック・ボーショー、アラン・ラック、デヴィッド・クレノン、ディー・ウォーレス、コートニー・B・ヴァンス、他
extra-measures2ジョン・クラウリーはオレゴン州ポートランドに暮らすエリート・ビジネスマン。しかし、3人の子どものうち2人がポンペ病と言う難病に冒されていた。ポンペ病患者の平均寿命は9年…。長女のメーガンが8歳を迎えた頃、ジョンはネブラスカ大学にロバート・ストーンヒル博士を訪ねた。彼はポンペ病研究の第一人者で、治療に有効な薬の開発を研究していたのだ。ジョンは子どもたちのために、博士と共同で製薬会社を立ち上げるのだった。
公式サイト   
小さな命が呼ぶとき - goo 映画

ブレンダンのカッターシャツの上からでもわかるお肉が、ちょびっと気になった。
ハリソン・フォードは、頑固じじいな博士だしな。
子供たちが冒されている難病は、ポンペ病という筋ジストロフィーのまれなかたちの遺伝性の病気。糖を分解する酵素が先天的にない事から起きる。糖尿病2型とも。症状は、筋ジストロフィーのように体の筋力が衰えていく。4万人に一人とも。子供は9歳まで生きられないと言われていた。
クラウリーさんちでは、3人の妹弟で長男の子だけが発病してない。
extraordinary_measures3ジョンの娘メーガンが8歳の誕生日を迎え、ほどなく呼吸不全をおこし生死の境をさまよう。それを機に父ジョンは、ポンペ病の権威のロバート・ストーンヒル博士を訪ねる。
のっけからこのじいさん(じいさんなのよっ)、変人です。大学は、スポーツの監督に出す金はあっても科学者に出す金は少ないとお嘆きです。
研究開発って、装置とかもほりゃ高いし、人件費もいる。人材だって私みたいなおおざっぱなアホは使えません。(お菓子がないと機嫌悪いし)
extraordinary_measures4ジョンは、今までいた会社にいれば、昇進も間違いなしであったのに、それを捨て、ロバート(ボブね)と彼の理論を実証すべく、薬を実際に出すことになる。
。ジョンは、ビジネス面を受け持ち資金繰りに奔走し出す。ポンペ病の財団を作り、投資家を募る…ということで、難病をもつ一家の家族ドラマというより、ビジネスドラマの面持ちが強いんです。その分、「泣け」というのがなくてすみました。
extraordinary_measures5extraordinary_measures6子供たちは、病気を抱えながらも、明るく健気で、その辺はすごくよかったです。ポンペ病にかかっていない長男も、健気に姉弟を思っているところは、ちょっと「泣け」テイストかな?
ボブは、人付き合いのヘタな人間で、その辺のところで障害になったり、ジョンが科学者でないビジネスマンであるところから、横やりを入れられたり、いろんな壁も描かれます。ジョンとボブの間の衝突もあったりも。
そんなこんなで、酵素が出来、試用は幼児に限るという親会社の決断に、ジョンはうちひしがれ、薬を盗もうとしたところをボブに助けられ、違う手段をボブは教えます。ここらへんで、二人の友情は大きく育ったようですな。実際に「薬」として出回るまでには、10年とかいう期間がかかるようで、それまで待っていられない状況ですもん。
結局、ボブのチームの酵素は薬のラインとしてはのせられなかったのが残念でした。彼の理論は、大きく認められはしたようだけどね。ボブもまた、科学者、開発者としての踏みだしができたわけではあるけど。
crowley子供たちは、薬により体の不自由さは残るものの、余命の少なさからは免れることができました。
実際のクラウリーさんちの写真も見つけることが出来ました。
うんうんよかったねというほわぁ〜としたものが、胸に残る映画でしたね。
やはり、何につけても行動を起こすことっていうのが、重要だなぁと身に染みます。

トロン(1982)

海の向こうは、なんだかおっかないことになってるようですが…。
相変わらず、のんきにDVDを観たことを書きます。
もうすぐ「トロン:レガシー TRON:LEGACY」が公開で、何度か予告も観ていて、昔のんを観ねばなぁと手を伸ばしました。
全面にCGを使った初めての映画ということで、私も名前だけは知ってました。
tron1トロン
原題:TRON
監督:スティーブン・リズバーガー
製作総指揮:ロン・ミラー
製作:ドナルド・クシュナー
脚本:スティーブン・リズバーガー、ボニー・マクバード (ストーリー原案)
音楽:ウェンディ・カルロス
撮影:ブルース・ローガン
編集:ジェフ・ガーソン
上映時間 :96分
出演:ジェフ・ブリッジス、ブルース・ボックスライトナー、デビッド・ワーナー、シンディ・モーガン、バーナード・ヒューズ、ダン・ショア、他
tron2ENCOMは米国防総省にも通じる巨大なネットワークを持ったコンピューター会社だ。デリンジャー社長(デイヴィッド・ワーナー)の独断専行に、エンジニアのアラン(ブルース・ボックスライトナー)は反発する。同僚のローラ/ヨーリ(シンディ・モーガン)とともにアランは、フリン(ジェフ・ブリッジス)の経営するゲーム・センターをたずねる。フリンは将来を嘱望された天才エンジニアだったが、その有能さを恐れたデリンジャーに首にされ会社を追い出されたのだった。「デリンジャーが好き勝手にプログラムを作り変えており、トロンというプログラムを使って、デリンジャーのマスター・コントロール・プログラム(MCP) を監視しようとしたが、うまくいかない」とアランはフリンに語る。フリンはアラン、ローラと一緒にENCOMに忍びこむ。フリンが端末機にすわり、コンピューターを作動させようとした時、レーザー光線が彼に照射された。朦朧とした意識の中で目覚めたフリンは、自分がコンピューター世界にとばされたことに気付く。フリンはコンピューター戦士のトロン(ブルース・ボックスライトナー)に出会い、彼から「コンピューター内にあるMCPによって、すべてのプログラムが支配され、その執行官がサーク(デイヴィッド・ワーナー)であること」を聞かされる。トロン、フリン、そしてもう1人の囚人ラム(ダン・ショア)ともに電子闘技場に連れ出された。3人は敵方の闘士3人とともに生命を賭けたライト・サイクル・ゲームをやらされる。3人はゲームの途中で逃げ出し、サーク配下の戦士との壮烈な戦いが展開された。
トロン - goo 映画
トロン:レガシーの公式サイト

tron41982年って言うと昭和57年です。インディジョーンズの第1作目やE.T.にランボーやブレード・ランナーが公開された年です。(色々調べたら面白かった)
私は、若さを満喫してました(爆)
ネットに生息する方々は、産まれてない人も多いだろうけど。
コンピューターなんて、ごっつう高価な代物で、とにかくでかくて画面は緑の字であったような…。家にあるようなもんではないですな。
そんな時代背景を考えると凄いんですけどね。
うん
お話の内容も、「マトリックス」に似たようなところや機械が人間を支配していくというのは、今でこそあふれてるような素材ですが、マトリックスは99年の映画です。
ターミネーターは84年。2000年以降に多くなっていきますよね。機械が人間に指示を下しているような映画って。
先走ったような内容で、今もカルトなファンは多いと聞きます。
tron5今のCG技術と比べちゃダメでしょうね。でも、今やあふれかえるCG映画を観てしまってると、映画としての物足りなさはある。
コレが作られた時代というのを頭に入れながら観てると、そうでもないですね。
私は、TVゲームもしないし、とやかく言えたもんではないですけど、背景処理とかは、初期からあとの画面に似てるかなぁ?
フリンは、デリンジャーに盗まれたプログラムの証拠を探したい、アランは監視プログラム作成(トロン)のために入り込みたいという一致があり、アランの恋人ローラ(ヨーリ)を通じ、ハッキングしようとするわけです。
Tron3フリンは、そこでローラが開発していたレーザー光線で物質を移動させる装置により、コンピューターのなかに放り込まれてしまう。
コンピューターの中では、プログラムが人という擬人化された世界になってて、これがマトリックスなんかに似てます。サマーウォーズなんかも思い出しました。
ほどなくアランは、ユーザーというプログラムの形で入り込みます。
そこで、計理のラムと知り合い3人は協力し合って、強制的にやらされるゲームから飛び出すことに。
「トロン:レガシー」にも、フリンもアランも出てくるようです。
フリンは、もうすぐレンタル開始の「クレイジー・ハート」のジェフ・ブリッジスで、殻が失踪してしまい、アランに育てられた彼の息子サムが主役のようです。
そういった関係をよくわかるために、観ておいてよかったかなーと思いました。
丸い円盤はディスクで、これに情報があり、武器でもありなくしちゃダメです。
この映画には、アニメーターでティム・バートンも参加してたそうです。
ディズニーにいたって聞いてはいたけど、へぇ〜でした。
レガシーを観た時、ちょっとわかりやすくなりそう。

12月に出る新作DVD&BDは…クリスマス商戦!のってしまった

この前、アバターを見たような気もしたのに、もう今年もあと少しとは…。
いつもなら、この記事は25日前後に書くんですが、どっぷり観たいソフトやらあるんで、早めに書くわん。
tronハリーポッターも、今回はなかなか面白そうですね。
その前に、あれを観なくちゃね。ふふ
12月公開映画は、
←この映画は観たいっす。(TRONレガシー
その前に、オリジナル版を観ますわん。
ヤマトも実は気になってます…。アニメ版は、最初の3作は映画館で観てるんですよぉ。
では、ソフトの方にちゃちゃっと行きます。この前観たアレも出るとは〜。
12/2
ダブル・ミッション [DVD]
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ジャッキーのん。楽しそうな予告だったから。
12/3
アウトレイジ [DVD]
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北野武監督作品。やくざ屋さんの映画。みんなどこか悪い人らしい。観たいの。
ザ・ロード [DVD]ザ・ロード [DVD]
出演:ヴィゴ・モーテンセン
Happinet(SB)(D)(2010-12-03)
販売元:Amazon.co.jp
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これ、観たかったんです。絶対観る!

息もできない [DVD]
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映画賞受賞など評価の高い韓国映画。人間ドラマ。
エアベンダー スペシャル・エディション [DVD]
エアベンダー
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シャマラン監督の話題作(?)。トワイライトの男前ジャスパーのジャクソン・ラスボーンが観たいんです。劇場鑑賞者の感想の検証もしたい…という好奇心もあります。
冷たい雨に撃て、約束の銃弾を [DVD]
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「エグザイル 絆」の監督さんで、やっぱし舞台はマカオ。殺し屋。男臭さあふれる映画みたいです。
12/7
インセプション Blu-ray & DVDセット (初回限定生産)インセプション
出演:レオナルド・ディカプリオ
ワーナー・ホーム・ビデオ(2010-12-07)
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これは、劇場鑑賞済。予約済。
この映画は、やはり複数回観る映画だと思います。レンタルは12/21からです。
特典映像が楽しみな作品です。ワーナーだし、すぐ廉価版でそうですけどね。
12/10
フローズン・リバー [DVD]
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気になっていたんです。やっと見られるのね。社会派サスペンス。
ローラーガールズ・ダイアリー [DVD]
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ドリュー・バリモアが監督で、主演女優はエレン・ペイジ。青春ドラマは好き。
ローラーゲームって懐かしいなぁ。
12/17
ヒックとドラゴン ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]ヒックとドラゴン
出演:(声の出演)
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン(2010-12-17)
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これは3Dで鑑賞済。でもって、予約しちゃった♪
私が3DTVを買ったら、これを3Dで絶対観たい!(当分その予定はない)
飛行感はすごかった。内容も、おすすめします。公開時は、TOYSTORY3とかぶっちゃって損してたよ。
12/22
バイオハザードIV アフターライフ ブルーレイ&DVDセット[外付け特典ディスク付 完全数量限定] [Blu-ray]
バイオハザードIV アフターライフ
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もう出ますか…。これも3D鑑賞済。10/14終演間近に観たせいか、早いなぁ感が強いです。ブルーレイで一週間レンタルになってから観ます。特典観たいから。

こんなもんでしょうか?
ブルーレイの方も、大量に廉価版やら再販とか、豪華版とか出てたりしてね。
つい手が出た作品あります。(^_^;) 何を買ったでしょう(笑)
請求が恐ろしいです。
なにか観たい欲求は、いつもあるのですが、このところ、不調でして、こんな時間かぁー眠らなくっちゃと、思うように見てませんね。
ちょとだけというときは、観たやつ観るし。

10'最もセクシーな男性は…(PEOPLE誌 Sexiest Men Alive )

発表されましたよん♪
毎年、記事にしているので惰性になりつつありますが、やっぱね、ホルモンは活性化させなくっちゃ風邪も治らん。(^O^)きゃはは (でも、すっきりしない!!)
cover-240今年は、ロバダウさんあたりかなぁと思ったりしたのですが、(去年も思ってた)
日本にはまだ馴染みが薄いかもしんないこの方。
スカさんのダンナ
ライアン・レイノルズさんでございやした。
この方、むこうじゃ胸筋で有名ですわよ。体脂肪が3%だとか言われてます。カナダ人なんですね。
嫁も、色っぽいけど、夫婦揃ってどやねん(笑)
グリーン・ランタンというアメコミ映画が、公開されるそうなので、どうでしょう?日本でも、もうちょっと名前が売れるかな?(参考作品:あなたは私のムコになる
風邪ひいて、ヘロヘロしてた先週末、そうだわっ発表されてるかもとPeople誌のHPだけは、チェックしてた(爆)
いい男ばっかが、いっぱい載ってるわぁ〜と満足して寝たのよ。
恒例の1分間に100人のビデオも発表されていたので、ぐるぐる頭だったけど、その日も観ました。最後が、ジェームズ・フランコだったから、もしかすっとかな?なんて思ったりもしたのですが、いやいや5番手くらいまでの人かい?とか予想したんだけどね。そう考えるとブラッドリー・クーパーの方が、私は予想でした。
この中には、渡辺謙さんも入ってましたね。いつもの面々のほか、最近お気にいりなジョセフ・G・Lとかマカヴォイくんも。トワイライト軍は吸血&狼と大勢いたわねぇ。(観に行くぞ)
検証したい方は→ココだぜ〜 で観てね。YouTube探しても、今年のはすぐ削除されちゃうから、ココで観た方がいいです。他にも色々あるし。
どう考えても、100人もいたようには思わなんだ…。
スポーツやミュージシャンの人もいるし、撮り方もあるし、わかんねぇ。TVドラマからの人も多い。グリー、ゴシップ・ガールやら色々。
11月も、もう後半、これから今年一年のなんとかとか2000年から10年一区切りで、なんちゃらとかいう企画ベストもんが、色々出てくると思います。
今年観た映画やDVDでのベストをまた考えなくっちゃ…。
今年は、映画館は3Dではじまり、ソフトは一気にBlu-rayシフトしちゃった年だったことは確かです。

プレデターズ

私、な〜んかプレデターはドレッドヘアみたいなんがついてる造型が、好きくないんで、観てなかったんです。彼らはおしゃれらしいですけど。
エイリアンVS〜の方は、ちょびっとだけ観たことはあります。
そんな状態で観たの。
Blu-rayで借りたかったんだけど、借り切り状態だったんですが、DVDにBlu-ray本編のみがついてたんで、それを見ました。
結構、楽しく観ましたわ。
predators1プレデターズ
原題:Predators
監督:ニムロッド・アーントル
製作:ロバート・ロドリゲス、エリザベス・アベラン
製作総指揮:アレックス・ヤング
キャラクター創造:ジム・トーマス、ジョン・トーマス
脚本:アレックス・リトバク、マイケル・フィンチ
音楽:ジョン・デブニー
上映時間:107分
出演:エイドリアン・ブロディ、アリシー・ブラガ、トファー・グレイス、ルイ・オザワ、ウォルトン・ゴギンズ、オレッグ・タクタロフ、マハーシャラルハズバズ・アリ、ダニー・トレホ、ローレンス・フィッシュバーン、他
落下中に意識を取り戻し、墜落死を免れた傭兵のロイス。そこは鬱蒼としたジャングルの中。そして同じように状況も分からぬまま見知らぬ土地に放り出された数人の男女。彼らはCIAの凄腕スナイパーやロシア特殊部隊の隊員、あるいはヤクザや死刑囚といったいずれ劣らぬ戦闘と殺しのエキスパートたち。やがて一同は、自分たちが謎の地球外生命体によって彼らの惑星に拉致されたことを悟る。そしてその目的が、その地球外生命体が狩猟を楽しむためだと。ロイスは渋々ながらもリーダーとなり、人類最強の殺し屋集団を率いて、恐るべき未知の敵へと立ち向かっていくが…。
公式サイト
プレデターズ - goo 映画

Predators6俗に言うB級映画とか、未公開もんとかに直ぐ手を出す私は、何とか島とかデスなんちゃらとかなんとかゲームとかそういうのを思い浮かべるような感じでした。
ただ、ちょいとばかし俳優さんがそこそこ知られた人たち、つうかアカデミー俳優まででてるしっ(笑)
いつも悩んでそう、或いは、ボケかましてそうなエイドリアン・ブロディが、傭兵ってどうやねんというのは、私だって思った。細身ではあるけれど、強そうにはみえたもんなぁ。すごいなぁ。八の字眉は変わらんけどね。
Predators5Predators4観に行きたい「マチェーテ」のダニー・トレホは、やはりロドリゲス関連ゆえご出演されてますね。(従兄弟なんだって)
ロシアの特殊工作員やRUFの兵士、死刑執行間近だった囚人、CIAのスナイパー、日本のヤクザ、医者、メキシコの用心棒と、殺しにかけては、プロのひとばっかりが、ジャングルに飛行機から落とされて、一体何が起こるんだという幕開けは、うふっでしたね。頭のモードは、あのテイストに向かってました。余計なドラマは、期待しない。
ほりゃ、題名知ってるんだから、わかってるんですけど。それも複数形のね。
見えない敵というのは、怖さがあるわさ。
そこから、プレデターズのペット(?)の猟犬まで出てくるし、一人減りとしていく。
途中で、ローレンス・フィッシュバーンの10シーズン生存、ここで逃げまくってきた兵士に遭遇。この兵士、ちょっと変わってる。ゲイ風味がついてた?
人間だからといって、みんな味方というわけじゃないし、元々くせ者ぞろいの「選ばれたものたち」だしね。
Predators3ハンゾーというヤクザさんは、台湾人とのハーフのルイ・オザワという方だそうですが、渋く決めてましたわ。
台詞は、ほとんどない。英語できたんか?と聞かれるほど。(名前もHPで初めて知ったわ)
8人とも、なんやかんやと見せ場はこさえてもらってましたが、カッコよすぎだったのはこのヤクザさんですね。殺陣は、イマイチだったんですけど、プレデター相手に互角の刀アクションでした。
どこかにサムライ・ティストが欲しかったんかなぁ。かなり、意識されてるのは感じました。もうちょっと、殺陣をなんとかしてほしかったですわ。
predators2プレデターって、すんげぇ強いんでしょ?
カメレオンより上等な迷彩スーツをお持ちだし。
狩猟をするために産まれてきたようなヤツららしいしなぁ。
この惑星で、プレデターズは種族争いみたいなんをしているということだったんだけど、どいつがどうでとかいうのが、まぁ特徴を忘れちゃいまして、どっちが勝ったんかようわからん状態になった(笑)
シュワちゃんのやつを観てないんで、楽しく観られたんかな?
オリジナルは、プレデターは孤高なんすよね。
狩猟が生きている証の彼らというのは、すごい設定です。
別に「食料」というほどの切迫感もないところが、ウケる要因でもあるかも。
トファー・グレイスの医師は、ひとりだけ毛色がちがうような描き方をしていたようですが、私はコイツは犯罪者だと睨んでましたよ。ハハハ
Predators7続編もありかな?のエンディングでしたけど、どうなんでしょうね。
こういう殺し合い映画は、なんかしら好んで観ちゃうんで、すんなり観られました。
漂うかほりが、好きなんですかいね?
この映画の監督さんニムロッド・アーントルって、アーマード武装地帯モーテルを撮った方だったんですが、割と俳優に恵まれてますね。ストーリーは、どちらも結構忘れてきてますけどぉ。
泥んこ顔のエイドリアン・ブロディのポスターって、なんでかパフュームのベン・ウィショーにみえてしまった。

ギプスの女

変そうな映画は観てしまう…私です。
絶対、これケッタイやわと借りた。1週間になってたし。
エロサスのような予告ぶりだったが、エロはあまり期待できませんので。
エロ風味にいきそうで、いきません(笑)
映画そのものより「ギプスの女」とだけ検索した方が、アヤシげなサイトがあると思いますわよ。(^▽^) ハッハッハ
quid-pro-quo1ギプスの女
原題:Quid Pro Quo
監督・脚本:カルロス・ブルックス
製作:ジェイソン・クリオット、ジョアナ・ヴィセンテ、トッド・ワグナー
撮影:マイケル・マクドノー
音楽:マーク・マザースボー
上映時間:82分
出演:ニック・スタール、ヴェラ・ファーミガ、アシュリー・アトキンソン、レイチェル・ブラック、ケイト・バートン、他
ニューヨークでラジオDJをしているアイザック・ノット。8歳のときに交通事故で両親を失い、ひとり残された彼は、両足の自由を奪われ障害を抱えながら車イスでの生活を送っていた。ある日、アイザックの元に、“古代中国の女”というペンネームの人物から奇妙なメールが送られてくる。その内容とは、五体満足にも関わらず、自ら手足を切断する自傷行為によって性的興奮を得る集団がいるというものだった。この異常すぎる人々に強い関心を抱いたアイザックは、自ら車イスを走らせて取材を開始する。そこでフィオナという魅惑的なひとりの女性と出会ったアイザックは、彼女が“古代中国の女”という事実を突き止めるも、次第に踏み込んではいけない領域に足を踏み入れてしまう。歪んだ愛情表現でエクスタシーを求める女と、彼女の妖しい魅力に翻弄される男。揺れ動くふたりの行き着く先に隠された衝撃の真実とは・・・?
販売元サイトより

原題のQuid Pro Quoというのは、ギブ&テイクといったような意味なんだそうです。
車椅子生活とかに憧れる人もいるんですね。
主人公アイザックは、ラジオのDJですが、車椅子生活。それは、8歳の時に起こった自動車事故によるものだった。
そんな彼の元に、奇妙なメールがきて、興味を覚え、調べ出す。
健常者であるのに、障害者希望の彼らの集まりがあることを知った彼は、そこに出かける。
まぁ、そういう設定からして変人系な映画には違いないでしょう。ハハハ
アイザックにしてみれば、やはり自由度がないし、そのことで嫌な思いもいっぱいしていると思われるし、なんでやねんでしょう。私だって、なんでぇ〜〜??と思う。この不自由さと人の目の変わり方がいいようなんですねぇ。
どこか、「見られたい人」の裏返しなような気もしないではなかったです。
注目されたい人っているでしょ、そのされ方が、ちょっと違うわけね。
私なんかも、変わった幼女だったとこがあって、「変わってる」と言われるのが嬉しかった方だしなぁ。(^◇^;)
quid-pro-quo2謎のメールの送り主フィオナに、アイザックは会うことに…。
フィオナ役のヴェラさん、妖しい女を大全開で、すんでの所でキワモノにならずに済んでるような気がします。いいですね。
ギプスを装着し、興奮しちゃうし、ほんでもって、アイザックに迫っちゃうしで、この辺をとりあげてのエロティックサスペンスだったんでしょうけど、そうはいかないのよ。
quid-pro-quo3フィオナのあやしげさは、加速。
それとともに、アイザックがウィンドウで目に止まっていた靴にまつわる話もからみ、実は複雑な心理的なドラマだったようにも思う。
この靴を履いたアイザックは、いつもと違う感覚になり、立てるようになり、少し自立歩行も出来るようになっていくが、それはこの靴を履いているときだけ。
ほどなく、二人は関係を結ぶが…。
ただこのフィオナという女は、歪んだ性癖の持ち主というわけではないところが、ちょっと奥行きのあるところでしょう。
彼女は、アイザックに、彼の手で自分の足を歩けなくして欲しいと懇願する。
この裏に潜むものーそこらへんが、ちょっと観ていると「彼女は…かも」と想像しちゃうところでもあるんだけど、観ている方のとり方で想像のふくらみもある結末の付け方でした。
あーだこーだと、すぐ想像しちゃうクセは、もうしょうがないですね。当たっても外れても、嬉しかったり、残念だったりするわけなのに、課程が楽しいんだからしょうがない。
ちょっと癖のある映画ではあるけれど、あんまり無いタイプの映画なので、面白く感じました。
まぁ、くれぐれもエロを期待するとはずれますよ。くくく
ヴェラ・ファーミガは、マイレージ、マイライフより怪演ですわよ。

きょうが運転したかも(BlogPet)

きょうプクが運転したかも。

*このエントリは、ブログペットの「プク」が書きました。

9 <ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜

風邪をひいて、熱出して寝込んでしまった。せっかくの週末にさ。
飲み会もキャンセル、オトメする予定もキャンセル。ひたすら、寝てました。とりあえずの記事UPです。
今も、呼吸はダースベーダーなときがある。
これも、その前に観てたんですが、どうもパソする気になれずに記事書けずっていうのが、そもそも予兆だったんですねぇ。
949 <ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜
原題:9
監督・原案:シェーン・アッカー
製作:ティム・バートン 、ティムール・ベクマンベトフ
脚本:パメラ・ペトラー
音楽:デボラ・ルーリー
上映時間:80分
声の出演:イライジャ・ウッド、ジェニファー・コネリー、クリストファー・プラマー、ジョン・C・ライリー、クリスピン・グローヴァー、マーティン・ランドー、フレッド・ターターショー、他
95 古びた研究室で、麻を縫い合わせて作られた人形が目を覚ました。腹部には大きなジッパーがつき、背中に「9」と書かれた彼は、自分が誰なのかも分からない。外を見ると見渡す限りの廃墟が広がっていた。茫然としていると、背中に「2」と書かれた自分と似た人形がやってきた。2は、壊れていた9の発声装置を直し、自分たちは仲間だと語りかける。
公式サイト
公式ブログ
9 <ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜 - goo 映画

91春に、NINEや第9地区観て、これも「9」か〜と印象に残ってます。
観ないとあかんのかという脅迫を受けてるような気がした(爆)
元は、11分の短編無声アニメであり、2005年のアカデミー短編アニメ賞にノミネートされた作品。それをティム・バートンが惚れちゃって長編に仕上げさせたということですね。

92予告を映画館で観たときは、サイボーグ009を思い出し、島村ジョーだなっと。頭の中にナンバーとキャラが浮かぶ自分の記憶は、若いときのモンだからだなぁと思う。
それよりも9といえば、旅の仲間も9人だったなぁと映画を観ている間、ずっとしたわけです。この謎は、エンドロールでとけた。
そっか、イライジャ・ウッドの声よ。嫌ほど聴いてますからね(笑)
96お話は「目覚めると、世界が終わっていた…」つうわけで、そのわけはターミネーターの感じであって、この人形たちは、なんか使命をおびて作られたんかい?
どこかで観たようなお話の合体のようではあるけれど、なんとなく新鮮には見る事が出来ました。
939つの人形、すべてが悪に立ち向かい…というわけでもないところもね(まぁ最終的にはそういう風だけどね)。一体では、どこか欠けたところがあるキャラもよかったように思います。
色合いとか質感なんかが、風合いのある人形。
いつか、人間は機械に支配され、滅ぼされかねないという危惧は、どこかで抱かねばいけないかもしれません。
攻撃的にやられるより、今なんかは、精神的に攻撃があるような気もしますね。

オーケストラ!

評判がよくって、気になっていた作品でした。パリでは、This is itを抑えてのオープニングNo.1だったそうな。
そうです、フランス映画ではあります。でも、最初の方はロシア映画かと思ったわよ。(ソ連時代のこきおろしでしたが)
前半は、お笑いムードで、後半は、人間ドラマから圧巻のコンサートへ。
クラシック音楽に、興味が無くても知らなくても大丈夫だと思います。
Le_Concert1オーケストラ!
原題:Le Concert
監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
製作:アラン・アタル
原案:ヘクトール・カベッロ・レイエス、ティエリー・デ・グランディ
脚本:ラデュ・ミヘイレアニュ、アラン=ミシェル・ブラン、マシュー・ロビンス
撮影:ローラン・ダイアン
美術:クリスチャン・ニクレスク
音楽:アルマン・アマール
上映時間:124分
出演:アレクセイ・グシュコブ、ドミトリー・ナザロフ、メラニー・ロラン、フランソワ・ベルレアン、ミュウ=ミュウ、バレリー・バリノフ、アンナ・カメンコバ、リオネル・アベランスキ、アレクサンダー・コミッサロフ、ラムジー・ベディア、他
劇場清掃員として働く冴えない中年男アンドレイ・フィリポフ(アレクセイ・グシュコブ)は、かつてはロシア・ボリショイ交響楽団で主席を務めた天才指揮者だった。彼は、共産主義時代、“ユダヤ主義者と人民の敵”と称されたユダヤ系の演奏家たち全員の排斥を拒絶、名声の絶頂期に解雇されたのだった。ある日、清掃中にアンドレイは、1枚のFAXを目にする。それは、演奏を取りやめたサンフランシスコ交響楽団の代わりに、パリのプレイエルに出演するオーケストラを2週間以内に見つけたいという内容だった。その瞬間、彼は、かつての仲間を集めて偽のオーケストラを結成、ボリショイ交響楽団代表としてパリに乗り込むことを思いつく。アンドレイはまず、元チェロ奏者で今は救急車の運転手・サシャ・グロスマン(ドミトリー・ナザロフ)に話を持ちかける。サシャは呆気にとられるが、アンドレイの熱意に押され、気がつけばアンドレイを救急車に乗せて昔の仲間を訪ねていた。タクシー運転手、蚤の市業者、ポルノ映画の効果音担当……モスクワの片隅でかろうじて生計をたてている彼らのほとんどが、アンドレイの荒唐無稽な誘いを二つ返事で承諾する。演奏曲はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ソリストは若手スター、アンヌ=マリー・ジャケ(メラニー・ロラン)を指名。(moviewalkerより)
公式サイト
オーケストラ! - goo 映画

Le_Concert3天才指揮者であった人が、今や劇場清掃員って…。ひどいわぁ。
とまぁ、アメリカだったらありうるだろうけど、私にはロシア映画だとまだ考えにくいソ連時代のこきおろしが、コメディっぽい。
アヤシげなお仕事で生計を立てているかつての楽団員たち、いずれも才能あるものたちで、30年のブランクなんぞものとはしない…はず。
ぜんそくもちの管楽器のじいちゃん、大丈夫かい?やら、色々です。
Le_Concert5かつて、演奏会を中断させ、事件を起こした張本人の元KGBのおっちゃんも巻き込み、偽のボリショイ交響楽団として、パリに乗り込むわけ。
ビザとかどうよって思っていたら、その辺もしっかりジプシーが、発券(しかも空港で写真貼ったり最後の仕上げ・爆)
パリのシャトレ座の方も、苦しいお台所事情がみられます。
パリに行き着くまでが、割と長いですがドタバタとテンポがいいのですんなりみられました。
アンドレイの奥さんも、賑やかなおばちゃんだし、主たる偽(元)楽団員たちのエピも交えています。エンディング近くのドラマとの対比があるかな。
徐々に、若手スターバイオリニストのアンヌ=マリーとアンドレイの間には、何かあるという含みを持たせながらね。
パリに着いても、しばらくドタバタよ。
ホテルに着いて、とりあえず100ユーロのギャラをせしめたみんなは散り散りに出かけてしまう。あのじいちゃんたちは、イクラ売りに。本当にそうらしいですねぇ、楽団員はキャビアを売り歩いたりしてることもあるそうな。
そういう方に忙しいみんなは、リハなんて行かない。その気はあんまり無かったんでしょうねぇ。
本当に、最後に彼らは演奏してくれるのかと心配になりましたです。
Le_Concert6アンドレイも、モスクワでは冴えないおっちゃんでしたが、段々とマエストロの顔になっていくんですよね。
アンヌ=マリーの育ての母であり、マネージャーでもあるギレーヌは、彼らと旧知であった事もわかってくるし、アンヌ=マリーとアンドレイに焦点が定まってきます。
もしかして、親子?なんて勘ぐりもしました。イイ奥さんいるしなぁ…とか。二人の関係やいかに…。
Le_Concert4Le_Concert2その答えは、アンヌ=マリーとアンドレイ二人での食事会で、わかってきます。
アンヌ=マリーは、両親への想いを、アンドレイは、レアというソリストとアンドレイの音楽(チャイコフスキー)での究極のハーモニーの追求の話と悲しい運命を語る。アンヌ=マリーは、その話を聞いて一旦はキャンセルを口にする。
ボリショイの本当の支配人が、休暇でパリに来ていたりのドタバタやらもありながらも、じわ〜とくる盛り上がりですね。
エンジョイ・パリしている団員たちも、「レアのために…」というメールで、劇場に集結。
ものすごく、ほっとした(笑)
リハなしで奏で始める協奏曲も、アンヌ=マリーのソロが始まると、音色が変わりだす。やっぱ、プロ中のプロな集まりだったんですな。
ソ連時代における反ユダヤ政策なんて、まったく知りませんでした。
東側の崩壊前のことは、報道も少なかったしね。ユダヤ人は、相対的に商売に長けた民族で、社会主義VS資本主義の時代にユダヤ人は経済的犯罪者というスケープゴート扱いの差別をしたということかいな。
私は、ややこしいことはわからない。
でもな、高度成長期の中で育ち、資本主義ストライクみたいな環境で、社会主義国家とかを、もてる少ない情報のみで傍観して、う〜ん、結局独裁っぽいんですね。(あのキタの国見てみぃな)人々が、ともに分かち合いではないのですよね。難しいです、理想の国って。理想の星って。
映画から、ちょっとそれ気味になってしまいました。
コメディ調で面白く観られたし、最後じっくり聴かせてくれるチャイコフスキーも、ステキでした。
その長い音楽の間に、コンサート後の話がフラッシュバックのように入り、その中に毎日新聞のフェイク紙面がでてきます。
ヒロインのアンヌ=マリーは、イングロリアス・バスターズの映画館のおねえさんで、クラシカルな美人だな〜と思いますね。
アンドレイのアレクセイ・グシュコブは、れっきとしたロシアの有名俳優さんだそうですが、くたびれおじさんと指揮者な顔の違いは歴然で、上手い方ですねぇ。サーシャ役の方も、癒し系おでぶさんでかわいかったです。
音楽も、クラシックだけでなくいろんな音楽が、入ってます。
ミニシア系の良作でしょうね。

遠い空の向こうに

第14回「ブログ DE ロードショー」作品です。(詳細は「映画鑑賞の記録」のmiriさんのページです)
未見であったので、楽しみにしていました。レンタル店でジャケを見たとき、あ〜〜これ、借りようとしてたことがあったなぁと思い出しました。
選んでくださったのは、「ピエロと魔女」の たそがれピエロさん です。
日本の中・高の教科書にも載っているという実話の基づく原作の映画化でした。
october_sky1遠い空の向こうに
原題:OCTOBER SKY
監督:ジョー・ジョンストン   
製作:チャールズ・ゴードン、ラリー・フランコ
製作総指揮:ピーター・クレイマー    、マーク・スターンバーグ
脚本:ルイス・コリック、ホーマー・ヒッカム・Jr
原作:「Rocket Boys」ホーマー・ヒッカム
撮影:フレッド・マーフィ   
美術:トニー・ファニング   
衣装:ベッツィー・コックス   
編集:ロバート・ダルヴァ   
音楽:マーク・アイシャム
上映時間:108分
出演:ジェイク・ギレンホール, クリス・クーパー, クリス・オーウェン, ローラ・ダン、他
1957年10月、ウェスト・ヴァージニア州の炭鉱町コールウッド。米国民にショックを与えたこの夜、ソ連の人工衛星スプートニクを見た高校生ホーマー(ジェイク・ギレンホール)は自分でロケットを打ち上げようという夢を抱く。彼は悪友のロイ・リー(ウィリアム・スコット・リー)とオデル(チャド・リンドバーグ)、そして級友で数学の奇才だが嫌われ者のクエンティン(クリス・オーウェン)を仲間に引き入れて《ロケット・ボーイズ》を結成。だが、ロケットは何度改良を加えても失敗が続く。昔ながらの炭鉱夫で周囲の信頼も厚い炭鉱の責任者である父のジョン(クリス・クーパー)はホーマーの行動が理解できず、父子は激しく対立する。そんな彼らの味方は高校の物理教師のミス・ライリー(ローラ・ダーン)だけだった。彼女は彼らをロケット打ち上げに成功し、全米科学コンテストに出品して優勝すれば、ヴァージニア州立大学への奨学金が出ると励ました。最初は馬鹿にしていた町の人々もやがてロケットに興味を持つようになり、彼らに協力する人も出てきた。だが不運にも、落下したロケットが山火事を引き起こしたという疑いで警察が彼らを逮捕。その直後、ジョンが炭鉱で重傷を負う。家計を助けるために高校を辞めて炭鉱で働き始めたホーマーは、その生活のなかで父の生きざまを理解して懸命に働くようになり、すぐに炭鉱夫の一員として認められた。そんな折り、ホーマーはミス・ライリーが不治の病に倒れたと聞き、彼女を見舞いに訪れ、再びロケットへの夢が再燃する。彼は独力でロケットの落下地点を計算し、山火事の原因がロケットでないことを証明した。こうして《ロケット・ボーイズ》は復活し、ついにロケット打ち上げにも成功して夢をかなえるのだった。
遠い空の向こうに - goo 映画

october_sky2まず、あら?10/4!私の誕生日だわっ、生まれてないけど…かろうじて(え?)。そこで、食いつきは異常にあがった(爆)
炭鉱の町ーということで、いろんな日本の映画を思い出しました。最近じゃ、フラガールでしょうか。(洋画ホラーもあるけどね・笑)
どこか不器用な父ちゃんがいて、どこかあんまり裕福ではなくって…といった馴染みやすい雰囲気で観ていきました。裕福ではないとはいうものの、邦画である炭鉱の町の炭鉱夫たちとは、よっぽどマシではあります。
ソ連のロケット打ち上げ成功のTV放映を見て、兄のように運動で奨学金をもらい大学に行くとかの夢ももてず、父のように炭鉱夫になるしかない弟が、「夢」をもちだし…というお話。
october_sky3全体を覆うのは、サクセス物語ではなく、父子の愛かもしれないですね。そこらへんが、最後のほうで感情に来ちゃいました。
似ていないようで、父子は似てるところがある。
結構、ドラマがいろいろありました。
炭鉱町の側面に家族たちやら当時の見方とか。この当時でも、クエンティンなんかはオタさんのようで、同級生たちと一線を画した雰囲気でした。
ホーマーの父ちゃんは、炭鉱夫の中でも管理する方の立場で、自分の仕事にプライドももっています。石炭の量も減ってきており、先は見えていたかとは思うのですが、そこでしか生きられないタイプなんだろうな。観てるものは、みんな、この先石炭が石油に代わることを知ってる。
そんな父は、ホーマーを理解できない。
パッと見、フットボールで奨学生になれる兄の方を肩入れしてるようにみえますもん。
山火事につづいて、炭鉱の事故で、父が負傷し、ホーマーが高校を辞め炭鉱で働くようになるくだりは、どうなるんだと思った。協力してくれていた炭鉱夫も死んでしまっちゃうし…。(T_T)
学校をやめてしまえば、それまでになっちゃう。仲間たちの友情も。
応援してくれたライリー先生の病気を知り、また夢を叶えようと走り出す。しかしまぁ、数学は不得手と言われていたホーマーが、あんな方程式を出して、山火事の嫌疑を晴らすとは…。
頭いいんですよね、元から。
もしかして、違った時代で違う環境であったら、それは早くにわかったかもしれない道だったかもしれません。
私も、実は本当は違う道があって、見つけられなかったのかもしれないなどと、都合のいいことを考えてしまいました。今からだと、かなり遅いのがネックなのよん。
october_sky6エンドロールで、実在のホーマーたちのその後の人生が写真で語られ、ホーマーはNASAの技術者になったことがみられました(←画像中央が実在のホーマー)。
ロケットの導火部が、進化してるんですが、その辺はあんまり語られなかったっすね。
ロケットづくりという、ちょっと危険な遊びのようにとられていたのが、コンクールに出て、認められていく。
スポーツでしか奨学生の道はないのか…といった時代に、そのことで仲間たち全員が奨学生となることができ、炭鉱夫ではない人生を進むこととなった。
october_sky4あきらめないで!って書くと、必ず真矢みきを思い出してしまうこの頃だけど、夢というのは、叶えるもので、そのためには動くことだっていうのが、納得できるような映画でした。これは、やっぱ実在の人物っていうことが大きい。
実際に、夢のために行動というのは、とっても勇気や努力もいることなんだけどね。
今日も私は、腰が重い…
ジェイク・ギレンホールも、10年ほど前なんで若いです、高校生役だもんな。クリス・クーパーはあんまり変わってないような気もします。
息子の人生をたぶん内心では肯定しながらも、そうはみせない父。自分の後釜にしたいような夢もあったろうなと思います。消えゆく職業にこんなに早くなるとは思わないもんね。
父の仕事に対するプライドやもっているものは、今の時代に少ないと思います。

シェルター

スーパーナチュラルなスリラーということが銘打ってあったので、「フォーガットン」のような衝撃(笑)はなく、観られました。私の頭も、スーパーナチュラル気味ですしね。
ジョナサン・リス・マイヤーズの多重人格(?)っぷりは、面白い!
shelter1シェルター
原題:Shelter
監督: モンス・モーリンド 、ビョルン・スタイン
脚本: マイケル・クーニー
製作: エミリオ・ディエス・バロッソ 、マイク・マキャリ
撮影: リヌス・サンドグレン
音楽: ジョン・フリッゼル
上映時間:    112分
出演:ジュリアン・ムーア、ジョナサン・リス・マイヤーズ、ジェフリー・デマン、フランセス・コンロイ、ネイサン・コードリー、ブルックリン・ブルー、ブライアン・アンソニー・ウィルソン、他
shelter2解離性同一性障害、俗に言う多重人格を認めない精神分析医のカーラ。ある日彼女は、道で倒れていたデヴィッドという青年の診察を行うことになった。すると彼に突然別の人格らしきものが現れ、態度が豹変してしまう。しかしカーラはこの現象をデヴィッドの愉快犯を演じていると考え、彼の身辺を探ってみることに。調べていくうちに、デヴィッドは25年前にすでに亡くなっていることがわかり……。
公式サイト
シェルター - goo 映画

科学か信仰かというのをちらつかせてます。
カーラの「医者として科学を信じるが、人として神を信じる」という言葉が、多くを語るのだろう。
SHELTER3多重人格によるという犯罪者を認めないカーラが、デヴィッドという車椅子の青年を診察することになった。デヴィッドの診察後、アダムという人格を目撃する。
アダムになった彼は、不自由であったはずの体が戻り、正常であったはずの色覚が異常をきたしていた。
と、出だしは妙にサイコな方向かと思わせる。人格が変わるところで首がのけぞりアゴが大きくガックンとなるようなところは、やはりスーパーナチュラル系の雰囲気がしちゃう。
SHELTER7予告にあったこのシーンが、妙に気になってしまったのよね。
この役は、演じ甲斐があるというか難役だったろうなぁと思います。
そして、どの人格になっても、神を信じているかと問う。そのカーラの答えが、先の言葉。
父親を暴漢に殺された娘は、神を信じなくなってしまっている。
そこから母娘のドラマにも、つながっていく。
SHELTER5最初に出会ったデヴィッドは、25年前に山で殺されていたが、彼自身しかわかりえないことまで知っていた。
カーラは、デヴィッドの家を訪ね、母親と面会する。母親は、信心深い人であった。
このデヴィッドの山間の家の周辺って、なんだか不気味。まむしの毒だししてるおっちゃんとかさー。
悪魔系かと思ったりしてみてた。
頭が、そっち方面に素早い反応しちゃうこの頃だし、結構、楽しんで観てましたわ。
SHELTER4SHELTER6でも、シェルターは何なんだ?どういう意味があるんだっていうのがあるわけで、これは後半に100年ほど前スペイン風邪がアメリカで流行した頃のお話からわかってくる。ある種、呪いのような気もしてしまいましたねぇ。あの婆さんこそ、怖いです。
いったいいくつやねん!
その当時のフィルムが残っていて…というくだりは、ちょいこじつけぽくも感じてしまった事は否めない。高価なフィルムを使うっていうのがね。
そこで一気にわかってくることが多い。それとともに、カーラの家族に危機が迫る。ここらの緊迫感も面白く観られました。
神を信じないものを成敗するがごとくの仕打ちって、怖っ!
信じる者だけが救われる…って。
仏教思想は、そうじゃない部分もあったように思うし、かつ多神教でもあるけど、うちら今の日本人って案外信仰心薄いんちゃう?
信仰することは大切であろうと思う。私自身、そういう絶対的なものは信じない主義でもない。
ただ、信仰という名を借りた利己主義は、辟易する。多くは、そうだとは気づかないから恐ろしい。自分だって、なりうる事も大だし。流されやすい人間だからなぁ。
ザ・ウォーカーのような世界になってしまうことも、ありよね。
いつになくマジメになってしまった。
ジュリアン・ムーアはこういう役どころが、似合ってるし、やっぱジョナサンがいいです。まぁ、色気は少ないけどねぇ。彼の色気を期待なら、ドラマ「THE TUDORS〜背徳の王冠」がオススメですが、DVDは出てないみたいですね。ブリティッシュな海ドラも、もっとソフト化してほしいです。

映画鑑賞の感想のBlogです。たまに、海ドラ。ぼやき。
個人の感想メモなので、ネタバレはしてしまってるかも…。
ジャンルは雑食。娯楽大作からB級となんでも観てるつもり。
視点はミーハー♪
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ちゃぴちゃぴ

京都府在住。妖怪・珍獣の域?
お家で映画、たまに映画館。
ジャンルは、特に関係なく観てます。海外ドラマ(欧米)も好き。
男前には目がないです。

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