監督さんが、『マルコヴィッチの穴』『エターナル・サンシャイン』などの脚本を手がけたチャーリー・カウフマンということで、興味を持っていたもののレンタル店においてなかったんですけど、このたび置いてくれたので、早速観ることにしました。
まぁね、きっと「ん?」なタイプだろうなと構えて観たので、すんなり脳内い入ってきました。
配役が、なんともすごいな。安定感抜群です。
脳内ニューヨーク
原題:Synecdoche, New York
監督・脚本:チャーリー・カウフマン
製作:スパイク・ジョーンズ、アンソニー・ブレグマン、シドニー・キンメル、チャーリー・カウフマン
製作総指揮:ウィリアム・ホーバーグ
撮影:ブルース・トール、レイ・アンジェリク、フレデリック・エルムズ
美術:マーク・フリードバーグ
音楽:ジョン・ブライオン
上映時間:124分
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、サマンサ・モートン、ミシェル・ウィリアムズ、キャサリン・キーナー、エミリー・ワトソン、ダイアン・ウィースト、ジェニファー・ジェイソン・リー、ホープ・デイビス、トム・ヌーナン、セイディ・ゴールドスタイン、ロビン・ワイガート、他
ケイデン・コタードは、ニューヨークに住む人気劇作家。ある日突然、妻・アデルが娘を連れて家を出て行ってしまう。不運続きの彼のもとにマッカーサー・フェロー賞(別名“天才賞”)受賞の知らせが舞い込む。人生に行き詰まりを感じていた彼は、その賞金を使い、ある前代未聞のプロジェクトを実行することを決意する。自分の人生を“再生”するための手段として…。
公式サイト
脳内ニューヨーク - goo 映画
なんだか、今にも病気で入院してやばそうな主人公だったんですけど、それから20年近く経ちますもんね。どないやねん。一病息災だった?
画家でもある妻アデルはキャサリン・キーナーで、かみ合わない夫婦の会話が面白かった。
娘オリーヴを連れて、アデルはベルリンに行ってしまい、帰ってこなくなる。そんなケイデンを支えてくれたのは、劇場の受付をしてるヘイゼルで、ケイデンとの関係は、うまくいかなかった。ヘイゼルの家って、いつも火事なんですよ。なんでだ?というのは野暮な映画な気がするけど、なんでだ。
ヘイゼルは、地下室にすんでいた男と結婚し、子供をもうける。ひきこもりだった男か?と私の脳内も働く。
ケイデンは、女優のクレアと再婚し娘アリエルを授かるが、別れた娘オリーヴを思い出す。クレアとの関係も、崩れていく。
ヘイゼルとクレアとの間で、賞をもらってNYの倉庫を自分の頭の中を創り出すという話が始まったり、成長したオリーヴが全身タトゥーのアートな少女として出てきたりする。
クレアとこじれだした頃、NYでヘイゼルと再会とかいうのもあったな。
ケイデン自身を演じる俳優としてサミーやらアデルんちの掃除婦エレンやらが登場してきたり、さっきのことまで演劇となるから、まぁ混乱、ケイデンも観てる方も。
常に孤独や死を意識したケイデンであるため、シニカルな笑いがあるものの、ちょっと暗くなるのよ。
彼の両親の死やオリーヴ、ヘイゼルの死もあるし。
人生の舞台の中で、エキストラは誰もいないー
ちょいぶっとんだ雰囲気のあるアートな作品なのは、覚悟してたし、そういう雰囲気で観てた。
ケイデンは、年老いて亡くなるような感じだけれど、実のところは若くで亡くなったるんじゃないかと思う。その死に際での脳内の出来事のような気がする。
アデルと別れる前にね。
舞台の初日に来なかった妻、演劇批評はよかったのに妻の感想はイマイチ。
夫婦のカウンセリングでは、夫の死を考える妻の話を聞かされる。
彼は、最初の妻が占める影響の割合が大きい。その次に、ヘイゼル。
ヘイゼルのサマンサ・モートンは、老けメイクまでやっちゃって頑張ってます。
最後の方で、牧師役の台詞が含蓄ありました(笑)
そうよ、命あるものには、いつか死が訪れるのは免れないです。
お気楽娯楽映画の方が、気分的には楽だったなぁ。
まぁね、きっと「ん?」なタイプだろうなと構えて観たので、すんなり脳内い入ってきました。
配役が、なんともすごいな。安定感抜群です。
脳内ニューヨーク
原題:Synecdoche, New York
監督・脚本:チャーリー・カウフマン
製作:スパイク・ジョーンズ、アンソニー・ブレグマン、シドニー・キンメル、チャーリー・カウフマン
製作総指揮:ウィリアム・ホーバーグ
撮影:ブルース・トール、レイ・アンジェリク、フレデリック・エルムズ
美術:マーク・フリードバーグ
音楽:ジョン・ブライオン
上映時間:124分
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、サマンサ・モートン、ミシェル・ウィリアムズ、キャサリン・キーナー、エミリー・ワトソン、ダイアン・ウィースト、ジェニファー・ジェイソン・リー、ホープ・デイビス、トム・ヌーナン、セイディ・ゴールドスタイン、ロビン・ワイガート、他
ケイデン・コタードは、ニューヨークに住む人気劇作家。ある日突然、妻・アデルが娘を連れて家を出て行ってしまう。不運続きの彼のもとにマッカーサー・フェロー賞(別名“天才賞”)受賞の知らせが舞い込む。人生に行き詰まりを感じていた彼は、その賞金を使い、ある前代未聞のプロジェクトを実行することを決意する。自分の人生を“再生”するための手段として…。
公式サイト
脳内ニューヨーク - goo 映画
なんだか、今にも病気で入院してやばそうな主人公だったんですけど、それから20年近く経ちますもんね。どないやねん。一病息災だった?
画家でもある妻アデルはキャサリン・キーナーで、かみ合わない夫婦の会話が面白かった。
娘オリーヴを連れて、アデルはベルリンに行ってしまい、帰ってこなくなる。そんなケイデンを支えてくれたのは、劇場の受付をしてるヘイゼルで、ケイデンとの関係は、うまくいかなかった。ヘイゼルの家って、いつも火事なんですよ。なんでだ?というのは野暮な映画な気がするけど、なんでだ。
ヘイゼルは、地下室にすんでいた男と結婚し、子供をもうける。ひきこもりだった男か?と私の脳内も働く。
ケイデンは、女優のクレアと再婚し娘アリエルを授かるが、別れた娘オリーヴを思い出す。クレアとの関係も、崩れていく。
ヘイゼルとクレアとの間で、賞をもらってNYの倉庫を自分の頭の中を創り出すという話が始まったり、成長したオリーヴが全身タトゥーのアートな少女として出てきたりする。
クレアとこじれだした頃、NYでヘイゼルと再会とかいうのもあったな。
ケイデン自身を演じる俳優としてサミーやらアデルんちの掃除婦エレンやらが登場してきたり、さっきのことまで演劇となるから、まぁ混乱、ケイデンも観てる方も。
常に孤独や死を意識したケイデンであるため、シニカルな笑いがあるものの、ちょっと暗くなるのよ。
彼の両親の死やオリーヴ、ヘイゼルの死もあるし。
人生の舞台の中で、エキストラは誰もいないー
ちょいぶっとんだ雰囲気のあるアートな作品なのは、覚悟してたし、そういう雰囲気で観てた。
ケイデンは、年老いて亡くなるような感じだけれど、実のところは若くで亡くなったるんじゃないかと思う。その死に際での脳内の出来事のような気がする。
アデルと別れる前にね。
舞台の初日に来なかった妻、演劇批評はよかったのに妻の感想はイマイチ。
夫婦のカウンセリングでは、夫の死を考える妻の話を聞かされる。
彼は、最初の妻が占める影響の割合が大きい。その次に、ヘイゼル。
ヘイゼルのサマンサ・モートンは、老けメイクまでやっちゃって頑張ってます。
最後の方で、牧師役の台詞が含蓄ありました(笑)
そうよ、命あるものには、いつか死が訪れるのは免れないです。
お気楽娯楽映画の方が、気分的には楽だったなぁ。