サミュエルおやじがね、
「ウィル・スミスだけかい、わいも借りてけや〜」
と睨んできはったん。(何で関西弁?)
またしても、子供を捜すジュリアン・ムーアですが、
いったい子供は、どこなんだ?と、気になった。
エイリアンではない。
身近なのだぁ〜〜。
それは、えらい住民問題に発展してしまう。
ベストセラー小説の映画化なんだって。
原題:FREEDOMLAND
監督:ジョー・ロス
収録時間:113分
レンタル開始日:2007-07-25
ニュージャージー州の低所得者向け団地でカージャック事件が発生し、事件の被害者である白人女性ブレンダ(ジュリアン・ムーア)は、奪われた車の後部座席 に幼い息子が眠っていたと打ち明ける。黒人刑事のロレンゾ(サミュエル・L・ジャクソン)は、犯人扱いされた住民たちと警官の間に走る緊張感を案じながら 捜査にあたるが……。
シネマトゥディより

フライト・プラン、フォーガットンに次ぐ、衝撃の結末。迷宮のサスペンス・スリラー。
なんて、書いてあったわけですが、「フォーガットン」の二の舞は困るで!(笑)
(そんなことはなかったです)

全編、ジュリアン・ムーアはすっぴんで、顔色悪く撮ってとのこと。
シングルマザーの4歳になる一人息子が、
カージャック&誘拐されたということで
パニック状態のようなテンションの高い演技を見せてくれます。

根底にあるモノが、白と黒の人種の問題でもあり
住民の団結のようなものもうまれはする。
家族の問題をも、浮き彫りにする。
この低所得者向けの団地は、ほとんどアフリカ系住民居住区であり、
犯罪者もしくはなんらかの法を犯している者がかなりの人数がいる。
そのため、警察はロレンゾの止めるのも聞かずに、「封鎖」してしまう。
ロレンゾは、ロレンゾで、彼女の話を聞いてるうちに、
疑問を感じるわけで…。
その疑問は、確信になっていく。

アメリカの改善できない問題のひとつが、描かれてるわけだけど
「クラッシュ」ほど、前向きでもないしな。
親子の愛情っていうほどでもないかな。

残虐事件が増えたとはいえ、やはり日本はまだ安全な国なほうなんじゃないですかねぇ。
だもんで、なかなか頭でなんとなく理解はできても、
感じきれない何かがあるのは、確かです。
登場人物は、ほとんどの人物がナニかありそうで
グレーゾーンを心がけて描かれたらしい。
ロレンゾも、今は黒人たちになにかと気をかけ、「おやじさん」的刑事ではあるけれども、
息子は囚人だし、彼も昔はジャンキーでもあったようだし
過呼吸?でもあるよう。

ネタバレ

また、精神的にもちと錯乱状態だった母親は、
過失(事故)で死なせてしまったと告白シーンは、たたみかけるよう。
私は、同情があまりできなかったけどさ。
怒りの方が強かったかな?弱さに対してね。
しかしながら、「封鎖」による住民の怒りは頂点に達し、
暴動が起きてしまう。
でも、それでどう変わったということはないのかなぁ?
オチのつけかたが、ひねりがほしかったような気はしました。

ジュリアンのパニックぶりは、ムカつくくらいすごい。
アメリカという国、児童の行方不明というのも多いらしく
「探す会」っていうのが出てくるんだけど、実際にあるそうなんですね。
かなり本格的捜査活動を草の根でしてる。
2/3は、死体だそうですが、それでも埋葬するためには探さないとという気持ちなんだそうです。
この会(ケント友の会だっけかな)が、協力して、彼女の自供に導く…。

子供を失った母親の気持ちってぇのは、男には絶対わかんないし
その根気とアクションはできないっていうのはわかるな。
やはり「母は強し」ですね。