これは、以前から観たいなぁと思ってた。
ベンジャミン・バトン」のケイト・ブランシェットつながりもあって観てみました。
原作は、ブロークバック・マウンテンのE.アニー・プルーで、ちょぃ前にみた「サイダーハウス・ルール」のラッセ・ハルストレム監督作品。
俳優さんも、演技派揃いですね。
原題;The Shipping News
監督:ラッセ・ハルストレム
収録時間:112分
レンタル開始日:2002-08-02
↓ ネタバレなあらすじ
事故死した妻ペタル(ケイト・ブランシェット)に裏切られた中年男クオイル(ケヴィン・スペイシー)は、娘バニー(アリッサ・ゲイナー、ケイトリン・ゲイ ナー、ローレン・ゲイナー)を連れて叔母のアグニス(ジュディ・デンチ)と共に、ニューヨークから父の故郷であるニューファンドランド島にやってきた。ク オイルは地元の新聞社に職を得て、コラムシッピング・ニュースを担当することになる。いつも漁ばかりしている編集長のジャック(スコット・グレン)、古株 のタート(ピート・ポスルスウェイト)、家庭欄とゴシップ記事担当のビリー(ゴードン・ピンセント)、イギリス人ナットビーム(リス・エヴァンス)、 ジャックの息子で大工のデニス(ジェイスン・ベア)、そして託児所を営む若き未亡人ウェイヴィ(ジュリアン・ムーア)らとの出会いの中で、クオイルは生活 の活力を取り戻していく。やがて彼は、自分の一族の先祖がこの島付近を荒らす海賊だったという衝撃の事実、そしてアグニスの悲しい過去を知ってしまう。そ れでもウェイヴィとのささやかな恋の予感に、心を躍らせる日々。やがて嵐が起きる。家は吹き飛ばされてしまったが、クオイルの心は癒える方に向かっていく のだった。
シッピング・ニュース(2001) - goo 映画

クオイルは、冴えない男である。
シッピング・ニュースっていうのは港湾情報です。
恋愛臭の漂う日本のジャケなんですが、それよりも、傷ついて壊れた心が癒されるかっていうのが、どっちかというと重いんじゃないかなぁ。
shippingnews3冴えない男が、ひょんなことからペタルと出会い結婚。
このペタルという女が、パッパラパーちゃん。
それを髪色をダークにしたケイト・ブランシェット。
はすっぱな女をやってます。
こういう女から女王まで、幅の広い人だ。
彼を捨てて、他の男と駆け落ちの末車で事故死。
その前に娘バニーを闇の養子仲介業者に売り飛ばすというとんでもない女。
それでも、バニーの母親でありクオイルの妻。愛されてました。
shippingnews5彼女の事故死は、クオイルの父母の死とも重なっていて、父の妹アグニスが彼を訪ねて来ていたところに、失踪した妻の死。
失意の彼と娘をアグニスは一緒に故郷の北の島ニューファンドランド島に連れて行く。
どこか不思議な雰囲気のある島なんだよね。
さぶそーだし。厳しい自然まっただ中。
みんな漁ばっかしてるし、溺死は多いというし。
50年ぶりだっけ?かの家は、ボロで気分はオカルトな方にはしりそうな雰囲気むんむん。
shippingnews4島の新聞社に勤めることになり、そこで出会う人々とか子持ち同士の恋の風やら、人間の確執とかもからめ、彼のルーツの秘密などが明かされていく。
彼はもちろん、娘バニー、アグニスにも彼が好意を寄せるウェイヴィも、みんな心に傷をおっていた。
厳しい島の生活の中で、癒されていくのは、人とのつながりなような…
島っていうのが、不思議な雰囲気がどこかあったなぁ。
やはり、サイダーハウス・ルールの全体的なイメージというかつくりかな、似た感じはありますね。

バニーが、人形を叩きまくって、首をもいじゃうところは、ホラーです(笑)
その後、首なし死体が漂流するし…
幽霊事件もあるし…、編集長の家の呪いもあるし。
おまけに、アグニスまでもDV夫殺しの妻は「えらい」と褒めるし。
(まぁ、本音私もそうだけどね、そんな夫のために刑務所っていうのは絶対解せないし、いやだと思う)

shippingnews2この映画のケヴィン・スペイシーは、小日向文世系全開でした(爆)

女優の演技合戦は、お見事ですねぇ。
ケイトだけでなくジュリアン・ムーアは対照的な女だし、ジュディ・デンチは、もうさすが。
トイレに遺灰を捨て、やっちゃうときの爽快そうな顔!その時は、「なんで?」だったんだけど、彼女の過去が明らかになるにつれ、納得でした。
shippingnews1派手さはないけれど、厳しい自然に立ち向かう人間の姿が過酷な過去に立ち向かわせているような印象を受けたな。