今年お初な映画館です。これで、ちょっと弾みが付くといいんだけどな。
前々から興味のあった映画ですが、ここにきて賞取りレースの激化で、俄然close-upされている作品ではあると思います。
決して、気分爽快になるわけでもないし、怒濤の感情の嵐の映画でもないんですが、
あっ映画だ!と思えた作品でした。
the-social-network1ソーシャル・ネットワーク
原題:THE SOCIAL NETWORK
監督:デヴィッド・フィンチャー   
製作:スコット・ルーディン、デイナ・ブルネッティ、マイケル・デ・ルカ、セアン・チャフィン   
製作総指揮:ケヴィン・スペイシー   
原作:ベン・メズリック   
脚本:アーロン・ソーキン   
撮影:ジェフ・クローネンウェス
音楽:トレント・レズナー、アッティカス・ロス
上映時間:120分
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョセフ・マッゼロ、ルーニー・マーラ、アーミー・ハマー、マックス・ミンゲラ、他
2003年。ハーバード大学2年生のマーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、高校時代から腕利きのハッカーだったが、人付き合いに関してはおくてで、今もガールフレンドのエリカ(ルーニー・マーラ)を怒らせ別れてきたところだ。寮の自室に戻り、やけでビールを飲みブログに彼女の悪口を書いていたが、やがてハーバード中の寮の名簿をハッキング、女子学生たちの写真を並べてランク付けするサイト作りに没頭していた。このサイト“フェイスマッシュ”はたった2時間で22,000アクセスに達し、マークの名前はハーバード中に知れ渡る。これが利用者全世界5億人以上のSNS“フェイスブック”の始まりであった……。2004年。資産家の家に育ち、次期オリンピックにも出場が期待されるボート部のトップ、双子のウィンクルボス兄弟は憤慨していた。自分たちが企画した学内男女のインターネット上の出会いの場“ハーバードコネクション” 立ち上げのためマークに協力を要請していたが、彼は“フェイスブック”を立ち上げてしまったのだ。彼らは、早速、自分の父親の会社の弁護士を介し知的財産の盗用だ、として停止警告を送る……。一方、“フェイスブック”の共同創業者&CFO、エドゥアルド・サベリン(アンドリュー・ガーフィールド)とマークはNYへ広告スポンサー候補との会合に出かけ、19歳で“ナップスター”を作ったショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)に出会う。ショーンは“フェイスブック”が目標にすべき評価額は10億ドルだとアドバイス、そこまで成長させるためカリフォルニアに来るように持ちかける。マークはスタッフを増やしサーバーを増設、ショーンは次々に投資家とのミーティングを設定するが、それに怒ったエドゥアルドは会社の口座を凍結する……。やがてウィンクルボス兄弟はアイデアを盗用されたと言い、エドゥアルドは創業者としての権利を主張、マークを告訴した……。
公式サイト
ソーシャル・ネットワーク - goo 映画

私自身も、匿名で参加できるSNSには登録している。
どうもめんどくさがり体質なので、ほったらかしてます。blog更新お知らせになっちゃってますね。
フェイスブックに関しては、本国の公式サイトでよく見かけていたし、知ってはいました。でも、実名登録っていうのは知らなかったなぁ。ちょっと、登録するのは躊躇しちゃう。
これって、原作と脚本が同時進行だったそうで、舞台はほんの5年ほど前のこと。登場人物は、存命だし。
the-social-network3アメリカの去年の顔にもなったマーク・ザッカーバーグは、大学2年で彼女エリカとデート中から始まりました。
これが、マークの人となりをインプット(笑)
早口で、あーいえばこういうというヤな男です。
そりゃ、振られるやろって思うんですが、本人はそこに気づかない。
なんぼハーバードでも、クラブ(フラタニティですね)に所属してないと…みたいなとこあるようですね。
the-social-network2ふられて、ビール飲んで、勢いでblogに彼女の悪口を書き、学内の女子のランク付けサイトをつくってしまう。
あたしなんか、blog記事を書くのに数時間も四苦八苦しちゃう事もあんのになぁ。
ここらへん、マークの人間としての偏った部分と天才的な部分が、すぐわかるところがすごいっすね。
数少ない友人のエドゥアルドは、お金持ちのぼんぼんで、同じく訴訟を起こした双子もお金持ちのぼんでした。
the-social-network4このエドゥアルドは、観ていて一番感情移入しやすい人物でした。
ネットを扱って起業することが、もうひとつわかってない私なんですが、人間模様としてのおもしろさは、よくわかりましたよ。
エドゥアルドとウィンクルボス双子兄弟が、彼に対して訴訟を起こし、その諮問から進むという形式であって、学生生活から諮問が入ってきて、最初は、ん?となっちゃった。あ〜これは、ここで過去をほじってるというわけなのね。
the-social-network5ウィンクルボス兄弟は、学内のコミュニティサイトをマークに製作協力を要請、しかし、マークは自らのフェイスブックを製作していく。このことにより、兄弟はアイデアの盗用で、マークを敵視。
エドゥアルドは、マークのつくるフェイスブックの資金調達をうけもつ。が、マークはCMを入れるのは、Coolではないとし、このあたりから二人の溝みたいなモノが見受けられる。
the-social-network6そこに、ナップスターの寵児ショーンとの出会いがあり、マークとエドゥアルドの仲は、どんどん離れていってしまう。
マークたちは、スポンサーを西海岸で探すというのもあり、カリフォルニアに移ってしまうことから、大きく変わっていくし、そこにショーンが転がり込んでしまう。
ここら、ショーンとマークの波長っていうのが合ってるのはよくわかる。
ショーンは、この映画の中であんまりいい奴じゃないですね。
ジャスティンは、ミュージシャンでもあるし、ナップスターの創始者を演じるというのは皮肉っぽいね。彼も、すっかり俳優としてみてます。
どんどん遠ざけられるエドゥアルドは、収益の取り分も下げられていってしまう。
エドゥアルドのやり方は、堅実な方向だけど、斬新さはないかもしれない。
けれども、マークもそこらへんの表し方が人間として、妙に下手なコミュニケーションなんだと思います。
コミニュケーション・ツールの創始者でありながら、妙に孤独感を感じてしまいますねぇ。同情はしないし、そんなの必要ないと思います。
マークの服装についても、よれっとしたパーカーにTシャツであり、無頓着というか…欠落した部分があるというか。
これは、実際そうだったようですねぇ。
天才っていうのは、凡人つうか愚人にはわかんない生き物でもあり…(笑)
どこまで、実際の話だったのかはわかりませんが、訴訟問題があった事は事実でしょう。エドゥアルドの名前も、創始者として復活しているそうだし。

ジェシー・アイゼンバーグの出演作は、まだ観てる方かな?イカとクジラのときから、存在感がありました。
99テイクもやったという冒頭のエリカとのシーンは、すさまじい早口とかみ合わなさが素敵(?)でした。ゾンビ・ランドも楽しみ。
アンドリュー・ガーフィールドは、大いなる陰謀のときから、気になったのですが、スパイダーマンで注目を浴びるんでしょうね。「私を離さないで」は観たい!
エリカ役のルーニー・マーラは、リメイク版ミレニアムのリスベットです。女の子っぽい感じだし、どうなんでしょ??
「パシフィック」のジョセフ・マッゼロがモスコビッツ役で出ていたのが、なんか懐かしかった。
双子は一人で二役だったそうで、顔だけすげ替えやっちゃったんだろーかっていう場面ありました。(ベンジャミン・バトンの監督さんだもん)
ご本人の写真もネットで検索したのですが、雰囲気似てる人を配役してたのが、ほぉ〜と思いました。
アクションも起伏も、実は意外と大きくないと思う映画なんですけど、だれない作りだったと思います。