すっきやわ〜、サイモン・ペッグ♪
ちゅうことで、映画館で見損ねたこれを久々にはりきってBlu-rayで観ました。
アメリカちょい横断のロードムービースタイルですけど、目線が英国人であるところが、アメリカにとってはAlienでもある私にも、あ〜そうそうそこがアメリカンと思う。
いかにも、宇宙人の顔のポールが、めちゃめちゃアメリカ生活に馴染んでしまってるのが笑える。
しかし、エイリアン出演の映画って最近多いような。
paul1宇宙人ポール
原題:Paul
監督:グレッグ・モットーラ   
製作:ニラ・パーク、ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー   
製作総指揮:ライザ・チェイシン、デブラ・ヘイワード、ナターシャ・ワートン、ロバート・グラフ   
脚本:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト   
音楽:デヴィッド・アーノルド
上映時間:104分
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ジェイソン・ベイトマン、クリステン・ウィグ、ビル・ヘイダー、ブライス・ダナー、ジョン・キャロル・リンチ、シガーニー・ウィーヴァー、(声の出演)セス・ローゲン、スティーヴン・スピルバーグ、他
1947年、アメリカ、ワイオミング州のムーアクロフト。そこで暮らす幼い少女は、ある夜、怪しい光を放つ飛行物体が愛犬に向かって墜落してくるのを目撃した……。この不可解な出来事から60年。paul2イギリス人のSF作家クライヴ(ニック・フロスト)とイラストレーターのグレアム(サイモン・ペッグ)は、世界中のマニアが集うイベント“コミコン”に参加した翌日、レンタカーでアメリカ西部のUFOスポット巡りに出発。その途中、ネバダ州のエリア51付近で1台の暴走車の事故現場に遭遇する。恐る恐る車内の様子を窺うと、姿を現したのは、“ポール”と名乗る宇宙人(声:セス・ローゲン)。地球を訪れた60年前、政府の秘密施設に拘束された彼は、解剖されそうになったところを逃げ出してきたのだ。故郷に帰るのを手伝ってほしいと頼み込むポール。宇宙人にもかかわらず、長年の地球暮らしですっかりアメリカナイズされた毒舌とフランクな性格のポールに驚きつつも、不思議な能力を持ち、人知れず世界中の大衆文化に影響を与えてきた意外な一面を垣間見たことで、2人は徐々に打ち解けてゆく。paul8そんな彼らの前に現れたのは、ポールを捕えるために派遣された捜査官ゾイル(ジェイソン・ベイトマン)。凄腕のゾイルは間もなく、クライヴとグレアムがポールの逃亡を手助けしていることを突き止める。一方、ポール一行はひょんなことから、宿泊先のモーテルで働く敬虔なクリスチャンのルース(クリステン・ウィグ)を誘拐する羽目に。しかも、グレアムが彼女といい雰囲気になってしまう。ルースの父、モーゼス(ジョン・キャロル・リンチ)は怒り心頭。過激なキリスト教原理主義者の彼はライフルを手にその後を追う。ゾイルやモーゼスの激しい追撃を危機一髪のところでかわす4人。次第に固い絆で結ばれてゆく一行は、いよいよ目的地に到着。そこには、想像を絶する驚きの光景が広がっていた……。
公式サイト
宇宙人ポール - goo 映画

paul5イイ夢はいいあくびから…
そうだ、ちょっと私は眠たい。
ポールの声は、セス・ローゲンだったんだねぇ。
ほんでもって、文化に多大な貢献をしたポールがETの構想にも関与していたとは!スピルバーグと電話で話してるシーンで、スピさん自身の声だったとは、何とも贅沢。
コミコンは、オタクの聖地。(秋葉原もだけど)「SUPERNATURAL」のソフトのオマケに毎回コミコンでの模様が、特典についてくるんです。ほんでもって、なぜだか観てしまうトワイライト・サーガにアメコミ映画とかSF映画やらも、ここでなんかやらはるんですよね。
ちょっと行ってみたい気がするところです。でも、何言うてんのかさっぱりわからんのやろけどなぁ。コスプレとかも楽しそうだし。
paul9イギリスから、はるばるきたぞコミコンのクライヴとグレアムは、RVでUFO巡りの旅もかねてました。道中で、ひょんなことから、宇宙人であるポールと出会い、一緒に旅をすることになってしまい…というお話。
この宇宙人、えらく人間くさいのが笑いどころ。
たばこは吸うわ、酒も飲む。トイレも入るし、なかなか下ネタにも事欠きません(笑)
必要とあらば、お尻だってだすわよ。
paul6paul3脱走したポールです、追いかけてくるメン・イン・ブラック(スタイルもそうやん・武器は普通だったけどねぇ)
ポールは、帰るんです。施設内にひとり味方がいたようで、逃がしてくれたのだという。(ここポイントでした)
RVモーテルの娘ルースが、ポールを見てしまい卒倒。彼女も一緒に旅をすることになります。しかし、彼女の父親が誘拐されたと追いかけ、旅の途中で問題を起こし大騒動。グレアムはルースに一目惚れしていたようなんだけど、ルースはガチガチの信仰脳。ポールと出会い、彼女も解放されていきます。
paul7ポールは、不思議な能力もあるもんね。この能力が、ラストにちょい泣かせモードにもっていきそうでしたが、明るい別れになったなぁ。
とはいえ、新米捜査官の悲惨な末路は、好きなビル・ヘイダーだったんで、えぇっーという気持ちは隠せなかったですわん。ビルさん、出てくるとなんかオカシイんです。
エリア51の話は、色んな映画やTVドラマに活用されてますが、あれはおいしいお話ですよね。
アメリカという国が、比較的歴史が古くないもんで、神々や妖怪や魔物に魔女などとといったような禍々しいお話が少ないせいもあるかもしれないです。
アメリカの先住民族のお話には、面白いもんは多いですけどね。
Paul-4冒頭の犬のポールをおっかけて出てきた少女はどないしたんやと思ったら、ちゃんと回収してくれたのも嬉しかったです。
オタクが主人公たちなせいもありますが、SF映画のオマージュもなんやかんやとあるのが、また好きな人にはたまんないと思います。
公開の頃には、仕入れていたはずだったんですが、シガニー・ウィーバーが出てることをすっかり忘れていて、あの登場はほくそ笑むもんがあるわね。
Paul10この映画のスタイルのせいもあるけど、「エイリアン」より、「ギャラクシー・クエスト」の方を強く思い出してしまいました。ついでにアラン・リックマンも出てきてくれないかしらと(イギリス映画だし)。
楽しい映画でしたわぁ〜♪
ポールみたいなエイリアンだったら、熱烈歓迎ですよね。