今年初めてお金を払ってみた映画館鑑賞です。(サービスデーだったけどな)
クリント・イーストウッド監督作だし、久々に「観ないと…」って思うようになってきたので、映画館に足を運びました。ちゅーか、試写がまた当たったんでその前にねじ込んだんですよ、会社半日で「帰りまーす」ってね。土壇場まで、病人がいるので行くかどうか悩んだんですけど、会社には当日に「帰ってええ?」と聞いたら即「いいよ」って言われたし(今ヒマなのさ)。夕飯をこしらえて(手抜き)、いざ〜でした(笑)
ライフルとかピストルの銃対決は、実は好みではないのですが、スナイパーは別。孤高で好きなんだな。
american_sniper1アメリカン・スナイパー
原題:AMERICAN SNIPER
監督・製作:クリント・イーストウッド   
製作:ロバート・ロレンツ、アンドリュー・ラザー、ブラッドリー・クーパー、ピーター・モーガン、   
製作総指揮:ティム・ムーア、ジェイソン・ホール、シェローム・キム、ブルース・バーマン   
原作:クリス・カイル『ネイビー・シールズ 最強の狙撃手』(原書房刊)共著:スコット・マキューアン、ジム・デフェリス   
脚本:ジェイソン・ホール   
撮影:トム・スターン   
衣装デザイン:    デボラ・ホッパー   
上映時間:132分
出演: ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、ルーク・グライムス、ジェイク・マクドーマン、ケヴィン・レイスズ、コリー・ハードリクト、ナヴィド・ネガーバン、キーア・オドネル、他
米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊し、イラク戦争に狙撃手として派遣されたクリス(ブラッドリー・クーパー)。american_sniper6その任務は“どんなに過酷な状況でも仲間を必ず守ること”。狙撃精度の高さで多くの仲間を救ったクリスは “レジェンド”の異名を轟かせるまでになる。しかし、敵の間にもその腕前が知れ渡り、“悪魔”と恐れられるようになった彼の首には18万ドルの賞金が掛けられ、彼自身が標的となってしまう。一方、家族はクリスの無事を願い続けていた。家族との平穏な生活と、想像を絶する極限状況の戦地。愛する家族を国に残し、終わりのない戦争は幾度となく彼を戦場に向かわせる。過酷なイラク遠征は4度。度重なる戦地への遠征は、クリスの心を序々に蝕んでゆく……。
公式サイト
クリス・カイル(wiki)

製作にも名を連ねるクリス役のブラッドリー・クーパーは、鍛えながら18堊量して役作りをしたらしい。顎が丸くなってたし、めちゃガタイがよくなってたもん。
幼い頃から父親に狩猟を教えられ、「お前は弱い羊達を守る牧羊犬(シープドッグ)になれ、狼にはなるな」と諭されて育ってきた。それが、Navy SEALsでのチームの絆に役立ったんだろうね。仲間より自分な人は入隊できないもん。なんの映画で観たんだっけ?過酷な入隊訓練のん観たぞ。(追記:ローン・サバイバーにもあったな。シールズもんです)
american_sniper9冒頭は、初めての狙撃からなんだけど、カウボーイ→入隊→結婚→イラク「伝説」の男へ…てな具合で、この辺りは予告にあったんで、ネタバレにはならないね。
戦争というのは、公的殺人なわけで、背景は国を守るー国にいる大切な人々を守るという理由がある。
そして、勝てば官軍なのよ。
彼は、アメリカにおいてHEROなんだけど、アメリカ万歳な映画ではないんだよね。
中東の情勢は今も不穏で、日本人もボケッとしてはいられない状況にされてしまった。島国で、摩擦はあっても海というものに囲まれてるせいか、比較的呑気な国民です(私もですが)。軍もないから徴兵制度もない。永世中立であって欲しいくらいなんですよね。
あー段々焦点がそれていった。この辺でこの話はSTOP。
american_sniper4映画に戻します。クリント・イーストウッド監督は、「父親たちの星条旗」でもPTSDを描いてました。
兵士のPTSDについては、海ドラの「ザ・パシフィック」(第二次世界大戦)でも、深く描かれてました。(製作はスピルバーグとトム・ハンクス)
クリントらしく、戦場シーンは容赦がない。
アフリカの内戦でもそうだったし、中東の紛争でも少年兵は当たり前で、今世界を青くさせているISだってそういう教育をして、芽を育ててしまっている。
竹槍部隊なんて可愛いもんではないよ。
american_sniper3スナイパーとして確かな技術をもって、彼は「伝説」と呼ばれ敵側からは「悪魔」と呼ばれるようになっていく。しかも、賞金首。
150人だか160人だか狙撃してるらしいです。仲間のために…。
そんな彼も、本国に帰れば夫であり父親である。でも、妻は心が家にない事に気づいている。辛いね。
大きなお腹で彼に電話している最中に、戦いとかもあって胎教に悪いような目にもあってたんですね。
american_sniper10そうそう奥さんがシエナ・ミラーだったんだよね。結婚してから、とんと観ないなって思ったら浮いた噂も消し飛んでこんな映画に出て〜。武装メイク(ぶっ)からほぼスッピンに近い奥さまメイクになってた。ケイト・ベッキンセール系にみえちゃった。実際の奥さんも綺麗な人でした。
Navy SEALsって、海軍の特殊部隊で陸海空すべてをこなす精鋭部隊とされてるわけですよ。ほんまに命の危険は紙一重な感じがしました。向こうは民間人のフリして、結構武器もってますし。
american_sniper5そんな彼の最大の敵は、射撃の元オリンピック選手であった「ムスタファ」。
遠距離からのスナイパーって、「ザ・シューター極大射程」であって、そこで風の計算とかやるっていうのを初めて知った。バディがつくことが普通だったんじゃないかなぁ。あの映画ほどはあんましやってなかったようにも思うけどね。砂嵐も来る土地なんである程度やっていたはずだと思います。
あーネタバレしたいわー。我慢しよう。
american_sniper74度の戦地の後、彼は退役します。最後の戦地で、奥さんに「家に帰る」っていうシーンでうるっとしてしまいました。
ここからが本題なのかもしれない。
あそこで犬を吠えさせたのは、あっそうかっていうシーンもあったなぁ
彼の狙撃で、多くの仲間の命を守った事は本当だ。だから、アメリカではHEROでもいいのだろう。
でも、本当は戦争にHEROはいないと今も思う。日本人だからそう思うだけなのかもしれないけれど…。
chriskyleラストは、それでもうっとくるものがあって映画ではなく、リアルの映像に変わる。そして、無音のエンドロール。余韻がある終り方でした。にくい演出っていうんだけど、哀しいなぁ。
今年の2/24に、裁判で終身刑と犯人はなりました。
最後の画像は、ご本人です。