シルバーウィークだそうですが、あたしゃそんなに休みねぇよ。休みにしてほしかったなぁ。
これは、公開してすぐ観ました。これはなんとか感想らしきものが書けそうです。
恐竜観たときだっけかに予告かなんか観て、前売りをかってしまった。でも観に行ったときは、サービスデーの日で、変わらん。オマケがあったのでよしとしよう。
キック・アスのマシュー・ヴォーン監督なので、アクションシーンのキレが素晴らしい!キック・アスを気に入った方なら、たぶん好きな映画ですよ。
X-Menのこの前のやつを監督しなかったのは、この映画を撮りたかったかららしい。
スーツ萌え〜な方もね、いいわよ。着こなしが違うね〜なのよ。
Kingsman_posterキングスマン
原題:KINGSMAN: THE SECRET SERVICE
監督・製作・脚本:マシュー・ヴォーン   
製作:マシュー・ヴォーン、デヴィッド・リード、アダム・ボーリング   
製作総指揮:デイヴ・ギボンズ、スティーヴン・マークス、クローディア・ヴォーン、ピエール・ラグランジェ、   
原作:マーク・ミラー『キングスマン:ザ・シークレット・サービス』(小学館集英社プロダクション刊)、デイヴ・ギボンズ
脚本:ジェーン・ゴールドマン   
衣装デザイン:アリアンヌ・フィリップス   
編集:エディ・ハミルトン、ジョン・ハリス   
音楽:ヘンリー・ジャックマン、マシュー・マージェソン
出演: コリン・ファース、マイケル・ケイン、サミュエル・L・ジャクソン、タロン・エガートン、マーク・ストロング、ソフィア・ブテラ、ソフィー・クックソン、マーク・ハミル、ハンナ・アルストロム

ロンドンのサヴィル・ロウにある高級スーツ店“キングスマン”の実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関。“キングスマン”のエリートスパイ、ハリー(コリン・ファース)は、ブリティッシュ・スーツをスタイリッシュに着こなし、組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)のもとで日々秘密裏の活動を行っている。ある日、チームの一員が何者かに惨殺され、新人をスカウトすることになったハリーは、街のチンピラ、エグジー(タロン・エガートン)に可能性を見出し候補生として抜擢するが、エグジーの父親もまた機密活動中に命を落とした“キングスマン”のスパイであった。そんな中、巷では科学者の失踪事件が頻発。その首謀者ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)は、前代未聞の人類抹殺計画を進めていた……。
公式サイト

『マナーが紳士を作るんだ』

KINGSMAN1アカデミー俳優コリン・ファースって、アクションしたっけ?裏切りのサーカスでスパイはやってたけど、あれは頭脳戦が主な映画だったし。(マーク・ストロングも出てた)
そうとう鍛えたようで、キレッキレなアクションを見せてくれる、しかもどこかスマートに。
なんせ、このどこにも属しないスパイ集団の本拠地は、キングスマンというテーラーで、スーツ♪
オーダースーツって、その人に合わせて作るのだから、そうなんだろうなって思います。
昔は、紳士も婦人もテーラーがあちこちにあったのだけど、既製品に押されて希少になってると思います。この頃はサイズに人が合わせてになったね。そういう私もつくったことないですけど。
KINGSMAN3この映画が楽しめたのには、スパイのひみつ兵器が色々でてくるところ。ハイテクなものも出てくるにせよ、英国紳士必須の傘だの靴だの万年筆だの…etc.に仕込まれてるのがステキ♪
もちろん、メガネも伊達にかけてるんじゃにないんだよねー。ワクワクするぜぇ〜。
彼らのコードネームは、アーサー王と円卓の騎士の名前からきてます。
ランスロットが消されてしまったため、次のランスロットを新人選考しなくてはならなくなり、ハリーこと「ガラハッド」は、定職にも就かずゴロついてるエグジーをスカウトっていうのが物語のはじまりなのだが、冒頭はこのエグジーの父親が命を落としてしまうシーンからなのね。そこででてくるタイトルロールが結構好みでした。
KINGSMAN5ほんまの主演はこのエグジーだと思う。
すんなりスパイになれるかって言うとそうではなくって、他にも候補生がいて色んなミッションを課せられ、クリアしていかなければならない。
その中でもエグジーは、異端といったら異端。大学はオックスフォード?ケンブリッジ?というような輩がおるわけです。
キングスマンのリーダーのアーサーも、お家柄を紳士の条件にしておりましたな。←ここPOINT
アーサーは、マイケル・ケイン。この配役いいですねー。
KINGSMAN9KINGSMAN7主に教育係なのがマーリン、キック・アスにも出ていたマーク・ストロング。今回はヴィランじゃない。こちらも紳士です。
ヴィランは、アメリカを背負ってるような(笑)ヴァレンタイン、サミュエルおじさんだよ。
どこかイギリスには、アメリカがひっかかりがあるようなとこをいつも描かれてるような気がします。
アメリカはアメリカで、歴史がイギリスみたいに綿々とないし、ましてやキングも存在した事がない。(監督はイギリスの人だ)
そのあたり両者色々あるようね。
アクションは随所にあるし、くすぐられる笑いも色々ある。どきどきもね。
アクションに関しては、後半よ後半!
まぁ凄いんですけど、私らみたいな人はもう笑いどころです。
Kingsman10KINGSMAN8サミュエルおじさんの用心棒的なおねいさんガゼルは、両足が恐ろしい。ナイフというか包丁です。床が痛まないのか、後で真剣に考えた。←気にしてはいけないところです。
KINGSMAN6不良少年スタイルだったエグジーがですよ、見事に変身しちゃったところは、やはり素晴らしい。
こんなに雰囲気が変わるとは、予想外でした。
彼の成長がやはりメインでもあるし。キック・アス同様、脇がメインなのかなぁ。
ほんの少しだけお色気も匂わせるシーンもあるけれど、全体的には恋もなく色気なく楽しいです。
コリンの存在感は、やはりすごいもんがあるし、教会のシーンはサイコーよ♪
当初たいして頭になかった(というか映画情報にかなり疎くなっていた)映画ですが、ハズレじゃなくってアタリでよかったなぁと思ってます。
でさ、EDロールでマーク・ハミルの名前を見つけて、え?出てた?だったわけ。後で確認したら、あーあのおっさん…でやんした。私も歳をとってるしな…。
私はとっても楽しかった映画なのさっ!先に見たトムちゃんのM:Iより好きだと思う。
このあと昔懐かしな「ナポレオン・ソロ」(コレ好きだった)をリメイクしたコードネームU.N.C.L.E.が11月にあります。
そして、12月は007(公式Twitter)。
今年後半は、スパイを楽しもう。