晴れたらいいね〜

映画の感想+αなblogです。海外ドラマも時々。

イタリア映画

開店休業中のようなBlogです。映画を中心とした感想やらのBlogとしているんですけれど、更新はあんまりな今日このごろ。
まぁ過去分はそこそこあるかなぁ。
個人のメモ代りでもあるので、ネタバレしてるかも。
また、リンク切れ等もあるかもしれませんが、めんどくさがりな管理人ゆえ、放置してます。あしからず。

ボローニャの夕暮れ

検索してわかった。私だけじゃなかったんだな、おいしそうなイタリア家庭料理と癒しな家族ドラマみたいに思い込んでた人はね。
まぁ、娘を溺愛してる父親とその娘のドラマだろ?って、冒頭では、まだ思ってたんですが、殺人事件が起きてしまう。ほりゃ、父と娘のおはなしではあるんです。
時代設定が、第二次世界大戦の前後で、色合いがクラシックな映画の雰囲気です。
GIOVANNA4ボローニャの夕暮れ
原題:IL PAPA DI GIOVANNA
監督・脚本・原案:プピ・アヴァティ
製作・脚本:アントニオ・アヴァティ
撮影監督:パスクァーレ・ラキーニ
編集:アメデオ・サルファ
音楽:リズ・オルトラーニ
美術:ジュリアーノ・パンヌティ
衣装:マリオ・カルリーニ 、フランチェスコ・クリヴェッリーニ
上映時間:104分
出演:シルヴィオ・オルランド、フランチェスカ・ネリ、エッジオ・グレッジオ、アルバ・ロルヴァケル、セレナ・グランディ、他
第2次世界大戦前夜のボローニャ、美術教師のミケーレ(シルヴィオ・オルランド)は美しい妻のデリア(フランチェスカ・ネリ)、17歳の娘ジョヴァンナ(アルバ・ロルヴァケル)とつつましく幸せに暮らしていた。そんなある日、ミケーレの勤める学校で女子生徒が殺害され、その犯人がジョヴァンナだったことから、一家の平穏な生活は一変してしまう。
公式サイト
ボローニャの夕暮れ - goo 映画

GIOVANNA向こうのポスターは、父娘しかないものを使ってますが、日本のは母もちゃんと入った左の画像が使われたものです。
ほりゃ、家族のほんわかドラマだと思うべさ。
美術教師ミケーレは、娘ジョヴァンナと同じ学校に行っていて、娘がBFのひとりもいない事を気にかけています。
日本の父ちゃんなら、その逆が多いと思うんですけどねぇ。そこらは、イタリア男なんでしょうか?
父ちゃんの構いすぎに比べて、母親デリアはクールに見えます。
徐々にこの家族のすれ違った心の関係が、みえてはきます。
ジョヴァンナも、ひそかに親が心配するような何かを抱えてはいることが、ちょっと垣間見えるのですが、それは後半にならないとわかりません。
ジョヴァンナの親友が、殺される事件が起き、にわかにサスペンスくさくなります。
GIOVANNA1隣人で警察官でもあるセルジョが、いい友だちですが、どうも最初からデリアとの視線の交わし方が、含みがあるようにできてます。
そんな中で、にわかにジョヴァンナに殺人の嫌疑がかけられ、自供もします。
え〜?誰かかばってるんと違うん?と思ったが、違った。
地味なだけの娘ではなくって、精神が崩壊してしまった…。
実は、ストーカー。
未成年であるがゆえとこの精神崩壊で、実刑は免れ、病院に。相手側はファシズムに乗じて、強行実刑を望んでいたが、誰が見ても「あかんな」と。
職を失い、街でも排除に合うこの夫婦の味方はセルジョの一家のみ。
GIOVANNA2拘置所にいるときも、何度となく面会にいくのは父。母はいかない。
遠い精神病院にも、面会に行くのは父のみ。
どうしても、映画がミケーレ目線であるからかもしれないですが、母の心が読みづらいのが残念。
彼女の心の隙間は、ミケーレにはわかっていたのでしょうか?
ジョヴァンナもまた、美しい母に対しての劣等感のようなものが、心の闇でもあったようです。
GIOVANNA3戦争が激しくなり、ボローニャの街も空襲に見舞われます。セルジョの妻も家族も、空襲で亡くなってしまう。セルジョはひとりです。
鉄道の寸断があり、娘のところに行けなくなってしまうことから、ミケーレは家を離れ、病院の近くに住むことにすると。
それは、妻と親友に対しての重大な決断でした。
病院でジョヴァンナは、余計に重症患者になっていくようでして、心配だったのですが、戦争の終わりとともによくなっていきました。
もうちょっと、描いてほしいなぁと思うところが、何箇所かありまして、そうなっちゃうと、この題材はTVドラマ向きかもしれませんね。
ただ、愚かなまでも愛を娘に注ぐ父の姿は、伝わるものがありました。
この流れで行くと、悪人あたりが観られそうな雰囲気かな。ふふ
そして、終戦。
退院することのできたジョヴァンナは、奇跡的に残っていた我が家で父と二人で暮らすことに。母親の消息はわかりません。
セルジョは、ファシズムのところに居たため仲間とみなされ、処刑されてしまってました。そんなことも、ミケーレは知る由もありません。
彼が、離れていた間セルジョと妻の関係がどうであったかも、はっきり語られてはいません。
そして、映画館での再会。家族の再生がはじまるのです。
とにもかくにも、ミケーレさんに絞ってあるから、それはそれでいいんですよ。
妻や娘の心の闇や移ろいというのも、妙に気をひくものがあるせいか、もうちょっと知りたいという気分になるのは確か。
たまにでてくるお食事は、やっぱり気になった(笑)

流されて…(74’イタリア)

島がキーみたいな映画を色々見てたりすると、「東京島」なんかも、頭にひっかかってしまって、つい原作の方を読んでしまった。その時に、この映画が、またひっかかってきて借りてみました。
なんか聞いたことはあったけどっていうのもあったしね。
それが、なんで聞いたことがあったのかというのは、あのマドンナ姐さんが元ダンナと作った「SWEPT AWAY」が、このリメイクだった。マドンナのは未見ですが、ラジー賞やら色々ゲットされてるんですよね。
「流されて」を撮った監督さんも、ご不満だったようですし。その気になったら、観てあげてもいいけど、ある程度、覚悟がいるようですね??
日本でも、「楽園-流されて」というのが、この映画のパターンらしいですね。
sweptaway1流されて…
原題:TRAVOLTI DA UN INSOLITO DESTINONELL’AZZURRO MARE D’AGOSTO
監督・脚本;リナ・ウェルトミューラー
撮影:エンニオ・グァルニエリ
音楽:ピエロ・ピッチオーニ
上映時間:116分
出演:ジャンカルロ・ジャンニーニ、マリアンジェラ・メラート、他
地中海の華麗な8月の海を一艘のヨットが走っていた。このヨットに乗っているブルジョア仲間の一人、実業家夫人のラファエラ(M・メラート)はビキニ姿で太陽を浴びながら、召使いのジェナリーノ(G・ジャンニーニ)のシャツの匂いが臭いと文句をいったり、仲間たちと時局問題について、とりとめなくしゃべりまくっていた。そんなある日、彼女はヨットからはなれた洞窟で泳ぎたいと言い出し、ジェナリーノに命じて二人だけでモーター・ボートで沖に向かった。しかし、ボートのモーターが故障し、海上をさまよったあげく無人島にたどりつく。ジェナリーノは、さっそく小屋を作り自給自足の生活を始めるが、こうなるともはやラファエラの召使いではなかった。料理も洗濯も、魚をとることもできないブルジョア育ちのラファエラは、伊勢エビなどをとって料理しているジェナリーノのまえでは、まったくの無力だった。この時とばかりにジェナリーノの屈辱と怨みが一度に爆発し、ラファエラに“ご主人さま"と呼ばせ主従の立場はまったく逆転する。原始社会に帰ったようなこの世界では、男は本来の野性の姿をあらわし、ラファエラも、いつしかジェナリーノのたくましい男の魅力にひきつけられていった。ジェナリーノはラファエラに欲求不満をぶつけ、殴る蹴るの暴力でいためつけ、ついには砂丘で彼女の肉体を奪う。ラファエラはその性の快楽に、いまだかって経験したことのない強烈なものを感じた。彼女は高慢なブルジョア女ではなく“女"そのものとなって征服される喜びにひたっていたのだ。それ以来、野性に帰った男と女の本能におもむくままの愛の生活が始まった。
流されて…(1974) - goo 映画

sweptaway2sweptaway4裕福な方々の夏のバカンス。冒頭から、一人の若いマダムがやかましい。
イタリア語でまくしたててるって雰囲気で、とにかく一人「やかましい」。
文句言いたい放題、ワガママ。
ヨットの給仕の一人は、辟易していた。仲間に、高いお金払ってくれてるんだから、我慢しろと諭されてはいましたが。
あんまりやかましくって、観るのやめたろかしらんと思ったほど。
そして、彼女のワガママからゴムボートを出すことに。
ほどなく、エンジンの故障と潮流が速いので、二人は流されてしまう。
ここでは、まだ、立場は奥様の方が強かった。
sweptaway3島をみつけ、二人は上陸するが、その島は無人島だった。
ここから、生活力のない女より生活力のある男の方が立場は逆転。
最初は、抵抗していたのだが…。
殴られ、蹴られ、服従を誓わせる。そして、無理に性的関係も強要してしまう。
女は、そこで「征服→服従」の関係に陥ってしまうわけですねぇ。
お互いにイヤな相手であったものの、その二人が無人島で二人きりになったらという設定の面白さでしょ。あの人とこの世で二人っきりになったら、どーするー?っていうのとにてる。
そんな超嫌いな相手同士が、愛し合いまくります。
「東京島」は、夫婦で流れ着いて、野性的生活には二人とも同水準であり、違うのは適応性でした。
私、女はしたたかだから、この女にも裏があって服従してる節があるのかな?とも思ったのですが、近くをヨットが向かっているのを発見しても、この愛のある生活を壊したくないと隠れます。
ふぅ〜ん、えらくラブストーリーになちゃったなぁ、
とうのたった青い珊瑚礁だなーなどと観てました(笑)
(勝手に、やりまくっとれという心境)
それから、二人同時にヨットを発見したあと、女は隠れようという、男は愛の証明にもたき火をしようと。
上手く救助されるわけですが、ここからが、やっぱりそうだな。
ロマンチストは男、女はリアリスト。
エンディングが、面白かったですね。結局、奥さんの元に戻るんかいっ!ってね。

やかましい女としおらしい女の演じわけは、よかったですねぇ。

この前、なんだっけか立ち読みしてた本で、昔の庶民の娯楽って、あれですよ、Hが一番だったようで。
お勉強とかないし、灯りは暗いし、もちろんTVもないし、ゲームもないしね。
成人したらHだよっていうふうな事書いてあったような…。
なんもない無人島で、食の確保ができるのなら、そりゃあとは性欲を満たすことなんでしょうねぇ。

<オマケ>
kyotofestival2010-hp本日、五山送り火

ミルコのひかり

これは、観たいなぁと思いながら、後回しにしていました。
気分ですね、気分。
時間的なものもあり、電車の中で観たのですが
激しく後悔しました。
「音」について物語だし、静かな空間で観た方がよかった。
でもって、うるっと来た日には…と見回したら、ほとんど誰もいなかったんだけどねぇ。
原題:ROSSO COME IL CIELO
監督:クリスティアーノ・ボルトーネ
収録時間:101分
レンタル開始日:2008-08-06
1970年代初頭のイタリア、トスカーナ地方。10歳のミルコは映画を愛する少年だったが、銃の暴発で両目の視力を失ってしまう。当時のイタリアでは、盲 目の少年は普通の学校教育を受けることが出来なかったため、全寮制の盲学校へ転校させられてしまう。心を閉ざしがちだったミルコはある日、テープレコー ダーを見つける。“音”との出会いに新鮮な喜びを感じるミルコ。そして、彼の優れた聴力に気づいた担任の神父が救いの手を差し伸べるのだった…。
ミルコのひかり - goo 映画
goo特集ページ
公式サイト

mirco2イタリア映画界で活躍する実在の盲目のサウンド・デザイナー、ミルコ・メンカッチの少年時代の実話に基づく映画です。
ミルコは、裕福ではないけれど、やさしい両親と友人に囲まれ、ふつうに暮らしていて、
映画を見に行くのが、とても楽しみだった少年。
機械の内部を分解してみたり、好奇心いっぱいの彼が、銃をてにとろうとしたことから、事故になり視力を失う。
イタリアでは、当時、盲人は普通の学校では学べなかった。
盲学校に入った当初は、ミルコはまだ「光」は失っておらず、ぼんやりではあるがみえていた。
なかなかなじめない盲学校。
この盲学校も、ベースに教会があって、「マグダレンの祈り」をつい思い浮かべてしまう。(刑務所的な扱いではなかったですが、あの映画が強烈だった)
mirco1そんな中でも、自然にフェリーチェという友達も出来る。
彼は、生まれながらにして全盲で、「色」がわからない。
そんな彼に色を説明するミルコ。
このへん詩的でしたねぇ。
う〜ん、そうそうそういう感じ。
←海外版のジャケのこのシーンですね。
茶色を木を触らせて説明してました。

そんな彼が、テープレコーダーをみつけ、音を録音することを覚えたところから、彼の並外れた音に対する創造がうまれていく。

寮母の娘フランチェスカと知り合い、寮を抜け出し、外の世界に。
mirco5mirco3






二人は、音の物語を作り出そうとする。
いろんな音を違う素材でつくりだしたりするシーンは、DVDの特典で目にしたりする音響効果の特典を思い出す。
スターウォーズで、ベン・バートがこの音はこうやって録ったというのをすごく覚えてます。
mirco7このミルコに対して、校長は規則違反を理由に危険視する。中途から盲人になった校長は、その不自由さから、従順におとなしくさせていくことで社会での適応を考えてのことではあった。
それに反し、彼らの教師でもあるジュリオ神父は、ミルコの才能を見出し、のばしたいと考える。
この二人の考えの違いは、障害者に対する健常者の意識のちがいでもあると思うし、障害者自らが陥る可能性の拒否でもあるかもしれない。
mirco6mirco4そういった側面の描き方や、音作りの楽しさの中から、輝き出す盲人の子供たちなど、丁寧なつくり。
子役たちが、自然でいきいきしていて、いいんだよね〜。
ミルコ役のルカくんは、演技初体験だったというし、フェリーチェ役のシモーネくんは、盲人。子役は、盲人と半々くらいだったそう。

また、映画は目が見えるものだけのものじゃないっていうこともよくわかりました。
彼らが、夜、寮を抜け出し、映画館に行き映画を楽しむ様は、概念を変える。
このDVD、親切な作りで、まだみてないのですが、ナレーションが入ったバージョンや、デカ文字字幕(これは前に遭遇したことあります)がついています。

いい映画でしたよ。

向かいの窓

この映画を観たのは、実はもうちょっと前です。
ジャケだけだと、恋愛&エロ臭が高いのですが、
実はそうでもなくって、女性のドラマ。
もう一度、夢をあきらめないで…みたいなね。
原題/英題:La finestra di fronte/Facing Window
監督:フェルザン・オズぺテク
収録時間:106分
レンタル開始日:2007-09-21
子育てや食肉工場での仕事に追われるジョヴァンナは、菓子職人になりた いという夢に近づくこともできず、夫との関係もギスギスし始めていた。そうした日常の中で、向かいの家に住む男ロレンツォを眺めることが彼女の密かな楽し みだった。ある日、ジョヴァンナはシモーヌという老人と出会う。橋の上で立ち尽くしていた茫然自失のシモーヌを家に連れて帰るのだが、やがてジョヴァンナ は、彼がかつてユダヤ人強制収容所の囚人で伝説的な菓子職人だったことを知る。ジョヴァンナはシモーヌから菓子づくりの真髄を学び、ロレンツォに恋心をた ぎらせる中で、生の躍動を覚えるのだった…。そして、ロレンツォが転勤でローマを去ることを知ったジョヴァンナは、一夜を共にしようと決心し、その夜が やってくる。めくるめく時を過ごした後、ふと窓から自分の家を見やったジョヴァンナは…。

window4多少は、不倫のかほりもあるんですが、そうじゃないのよね〜。
冒頭で知り合う謎の老人シモーヌ。彼が重要な鍵でもあり、彼が記憶喪失のようで、いったい彼は何者?というサスペンスな雰囲気もありながら話が運ぶので
結構飽きなかった。
シモーヌを拾って来ちゃう(?)のは、どっちかというとダンナのフィリッポのほう。
このダンナはん、ちょっと甲斐性がないんで奥さんのジョヴァンナはお疲れ。
ジョヴァンナの夢はケーキ屋さんを開くこと。そんな夢は夢でしかないような現実の中、どうしようもないなにかから苛立つ女性…。
会話も、ぎすぎすしちゃってねぇ、うん。日本でもよくある光景でございます。

ひととき、向かいの窓に住む男性をのぞき見ることを楽しみにしていたジョヴァンナ。
window5シモーヌは、よいスーツを着ていて、お金も持っていて、きちんとしたところのそれなりの人物であろう事はわかる。しかしながら、なにかしらジョヴァンナの一家と縁があったんでしょうね。
そのへんが、無理なく強引に(笑)
なんとなくな雰囲気で、ジョヴァンナの一家に馴染んでるんだもん。
街中でシモーヌの事で困っていたら、あの窓の男性から声をかけられる。
彼は銀行に勤めているロレンツォという青年で、独身。
シモーヌのことを一緒にいろいろ探したりと、お近づきになっちゃう。
見ているだけだった彼と知り合いに、シモーヌのおかげでなれたわけです。
window3
ロレンツォもまた、実はジョヴァンナを向かいの窓から見ている男だった。
最初から、惹かれあってたんだねぇ。
美人はいいね…。
(^ー^* ) フフフフ
ロレンツォさん、男前ですし。(眼鏡でわかりにくいですけどねぇ)

window2シモーヌは、実は菓子職人の巨匠であり、戦時中、自分のせいで恋人を亡くし心に深い傷をもってた。
この恋人っていうのが、実は男性だったりするというひねくれ加減が、面白かった。
このシモーヌ老人との話が、意外に重きがあるし、途中から恋愛ドラマじゃないなって感じたんですが、その裏切り方はいい塩梅でした。
ロレンツォとジョヴァンナの恋は、どうなるんだ?
これも、いい裏切り方してくれましたねぇ。
window6彼の栄転な転勤から、向かいの窓から引っ越さなければならなくなり
ジョヴァンナの友人の後押しもあったり、彼の部屋に行くジョヴァンナ。(この友人のオバチャンがまたイイ味だしてた。不倫の後押しなんぞ、イタリア的な感じがした。後悔するなってことかな)


彼の部屋からみる自分の家の窓…
そこで彼女は、家族を家庭を夢を選ぶ。(つまんねぇ〜とふと思った)
シモーヌとロレンツォによって、彼女はまた夢を現実にかえようとする。
ロレンツォの引っ越しの日のシーンは、ちょっとよかったねぇ。
ほんとに好きだったのにね。
こういう別れもあるのねぇ。
スィート&ビター。

夢を叶えるには、なにかを犠牲にしなくちゃいけないかもしれないです。

シモーヌ役のマッシモ・ジロッティの遺作とのこと。

題名のない子守唄

映画を観る前に、この「題名のない子守唄」という題名で、
思い出したのは「パンズ・ラビリンス」で、メルセデスがオフェリアに歌う、歌詞を忘れた子守歌のハミングが、口をついて出た。
サスペンス色が濃いから、あまり内容についてはかけないですねぇ。
原題:LA SCONOSCIUTA/THE UNKNOWN WOMAN(06’伊)
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
収録時間:121分
レンタル開始日:2008-05-30
北イタリアのトリエステに長距離バスでやって来たイレーナ(クセニャ・ラポポルト)は、貴金属商を営むアダケル家のメイドになる。家事を完ぺきにこなす彼 女は、アダケル夫人(クラウディア・ジェリーニ)から瞬く間に信頼を得るようになる。また、4歳になるアダケル家の娘テア(クララ・ドッセーナ)とも心を 通わせ合うようになるが……。
題名のない子守唄 - goo 映画

komoriuta2この女には、謎がある…
冒頭からして、なにが始まってるの?
という、ちょっと衝撃をうけたはじまり方。
フラッシュバックが非常に多く、そのつど彼女の事がわかっていく。
どんな目にあってきたかなど。
多少の時間軸のズレもあったりする。

ものすごく、この映画も、ドス〜んとパンチ。
(いい意味です)
本当に、薄皮をむくような感じで、むいてもむいてもなかなかわからん彼女の事。
察しはつくが、確信が出来ない。
komoriuta3この映画は、女性のなかにある母性を刺激する。
それだけに、エンディングは救われるような想いとかいろんな感情がわき出してしまった。
かといって、スリリングな面もあり、謎が謎を生むようなところも。
パズルが埋まっていくような感覚。
母性というものの哀しさが、刺すように伝わってくるような気もした。
かといって、男性にもじゅうぶんわかると思う。
観てよかったです。
かなりポイント高い映画です。
音楽も、邪魔にならず、心情風景をうつしててよかったです。
komoriuta1
これだから、ヨーロッパ映画はやめられないんですよねぇ。うん

続きを読む

愛と欲望 ミラノの霧の中で

とんでもなく人々の感想がないDVDでした。
そりゃー、未公開だもんなぁ。
でも、これ イタリア映画祭2007、2007年東京国際女性映画祭のみの上映作品で、まるきりの未公開ってこともないんです。
未公開映画って、よく観てるよね、あたし…(f^^)
これは、ジャケ裏の謳い文句にフラフラっとして、借りちゃった。
「ハンサムとセクシー美女」これよこれ。
内容は、群像劇でした。
原題:A casa nostra (英題:Our Country 2006/イタリア)
監督:フランチェスカ・コメンチーニ
収録時間:101分
レンタル開始日:2008-01-25
あらすじ ねたばれ! ↓
現代のミラノ。イタリア財界の大物である銀行家ウーゴの不法取引を追う女性財務警察官のリータは、彼の電話を盗聴して不正の証拠を掴もうとしている。スー パーマーケットの店員ジェリーはウーゴの愛人でモデルのエロディエと関係を持つが、それがきっかけでウーゴに利用されることになる。ウーゴには妻がおり、 彼女は幼い息子を亡くした悲しみに沈んでいる。殺人歴を持つが現在は実直なガソリンスタンドの店員オテッロは、東欧出身の娼婦ビアンカを愛していたが、あ る時彼女が強盗に襲われ、頭部を打撃されて昏睡状態に陥ってしまう。ビアンカが宿していた父親不明の赤ん坊だけは助かったのだが、ウーゴが妻のためにこの 赤ん坊を我が物にせんと狙っていた…。
金を媒介に複数のエピソードが絡み合いそれが最後に収斂する。都市に生きる人々の諸相を浮き上がらせる傑作群像劇。
by:NTTーXstoreより



casa2愛と金がらみの欲望が渦巻いてはいるんだけど、群像劇なのであっさり感じます。
群像劇であることに気づいたのが、後半だったので、この人がどうあの人に結びついてくんだ??とハラハラしてた(笑)

イタリアの男前は出てましたよ!

経済界の大物とその背後を調べる財務刑事(♀)の二人が核になってるので、意外と混み入り方は、マシでした。(ジャケ写の二人ではない)
上の画像の6人が主で、後はその家族たちが背後にあって、10人以上の絡み合いでもないので、中盤からはわかりやすいと思う。
イタリアのイメージは、明るい・陽気なのが強く、でも物騒なとこらしいっていうのも。イタメシは大好きで、トマトソースのおいしいとこが一番だと思ってる(笑)
あのレトルトのイタスパソースは、重宝です。(スーパーで安いときに買いだめ)
カレーなどに、いつも隠し味としていれてるよ。
私の料理話は、関係ない??

映画の中のミラノは、NYとかと変わりなく都会の感じです。
casa3冒頭から、インサイダー取引ですっ。
そして盗聴。
スーパーの店員ジェリーとモデルの出会いがあり
ここで、どろどろ愛憎劇かと思ったら、そうでもなかった。
このジェリーという男、スケベ心をだしたばっかりに、最後にバチがあたるんだよね〜。
銀行家ウーゴは、彼を負け犬呼ばわりしちゃってるし。
それぞれの人物も、みなどこかしら欠けている部分はあって、
弱みがある。
casa1
ヨーロッパの映画の雰囲気が、やはりあって、はっきりわかりにくい描写も多いかもしれませんね。
でも、なんとなく、まぁよかったです。
群像劇でもあるし、合わない人もあるでしょうね。
欧州の群像劇を垣間見たい人は、いいかも。
金絡みと愛欲と家族の愛とか男女の愛をうま〜く絡ませたなぁと思いました。


家の鍵

収録時間:111分 
レンタル開始日:2007-03-23

若き日、出産で恋人を失った衝撃から、生まれてきた我が子も手放してしまった父親ジャンニ。15年の空白を経て、障害を持った息子パオロと出会った彼は、パオロをミュンヘンからベルリンのリハビリ施設に送り届けることになった。初めて息子と向き合い、戸惑いを隠せないジャンニ。明るく振舞ってはいるが、心に寂しさを湛えたパオロ。ぎこちない父と子の関係は、短い旅を共に過ごすなかで少しずつ変わってゆく。ジャンニは施設で、重い障害を持つ娘を介護する女性ニコールと知り合った。「子供たちにとって問題なのは、病気じゃなくて親よ」という彼女。
ジャンニのなかで、息子への思いが溢れるように込み上げてくる。そしてある日、ジャンニは決断するようにパオロを連れてノルウェイの旅に立つ―

家の鍵 - goo 映画
オフィシャルサイト

反則もんの映画つうと、動物、子供の映画…
これは、子供の上に「リスクをもった」がつく!
でも、ただのお涙ちょうだいものではないのは、さすがです。

産まれてから、15年後に、初めてあった息子が障害を持つ子供であった。
息子は、死んだ恋人の兄夫婦に引き取られてたんですね。
家の鍵2この、若いお父さん、マメなのよ。
(ほんでもってイイ男〜
  ちょっとデレ〜としてしまった、私
罪の意識もあってかとも思うんだけどね。
服の着替えや食事の世話やら…、日本人じゃまず少ないですよ〜。
結構、忍耐強いし。
私なら、即、わめきそう(笑)
一応、結婚して8ヶ月の子供がいます。
彼の嫁は、画面には出てこず、
電話の様子、ジャンニの会話だけなんですが
すべて知った上でのことで、理解もあるようです。
家の鍵5パオロ役のアンドレア・ロッシは、実際に障害者です。
演技ではなく、本当に障害を持っているため
不安定さもすべてホンモノなわけで、ひき込まれ度や説得力があります。
彼は水泳の選手で、彼のカテゴリーのチャンピオンだそうです。
監督は、一年ほど彼と生活したとのことです。

「親子の絆」というものを、描いている作品で
監督自身、父と離ればなれに暮らし、17歳で初めて父と会ったそうです。
そんな体験が、元となっているようです。
ロードムービーの趣きもあります。
ミュンヘン→ベルリン→ノルウェーと二人は旅をします。

ジャンニがポアロを実に愛おしそうに抱きしめるんです。
そこら辺の表情がすごくいいです。
家の鍵3彼の心の転機をもたらす、同じ障害者の母親ニコール
(もっと重度の障害をもつ娘)
シャーロット・ランプリングですが、いいですね〜。
微妙な感情表現が、ぐっときます。


…この20年、娘だけを見て、娘のためにだけやってきた…でも、死んでくれたらと思うことがある…
家の鍵4
と、つぶやく台詞は、ずしんとくる。
これは、ものすごくわかる…
家族に、私もそんな思いを感じたことがあるから
障害ではないけれども…ね。

たくさん考えさせられたり、ズシッときたりしました。
ジャンニが接する様子は、本当に熱いものを感じる
でも、そこでニコールの辛さややさしさ、ジャンニのとまどいが
監督の冷静な目線を感じ…
また、パオロの不安定さと無垢さが
そこに混ざって、単なるお涙モノにはなってないような気がする。
終わり方も、余韻を残しててよかった。
そう、二人にはまだまだ苦難の道はつづくのだから…。
家の鍵1
うん、思ったよりも重めのテーマだったなぁと思いました。観てよかった。




WIKIで、シャーロット・ランプリングについて見てたら
スイミング・プールやまぼろしは有名だし
氷の微笑2にもでてましたよね、精神科医で。
えっ〜そうだったの?は、これです。
愛の嵐
このナチの帽子かぶって、大胆ヌードで
当時話題になってたの

彼女だったとは〜〜w(@。@;)w
どうりで、ぬぎっぷりはいいなぁ、今も。
(注:今回そーゆーのないし・笑)
映画鑑賞の感想のBlogです。たまに、海ドラ。ぼやき。
個人の感想メモなので、ネタバレはしてしまってるかも…。
ジャンルは雑食。娯楽大作からB級となんでも観てるつもり。
視点はミーハー♪
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ちゃぴちゃぴ

京都府在住。妖怪・珍獣の域?
お家で映画、たまに映画館。
ジャンルは、特に関係なく観てます。海外ドラマ(欧米)も好き。
男前には目がないです。

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