これは、上映時から面白そうだなーと思っていましたが、あの苦手系のクライブさんだったので、DVDとなりました。
キワモノと言われてるけど、わたしはお気にな「パフューム ある人殺しの物語」とかの監督さんでした。
the-internationalザ・バンク 堕ちた巨像
原題:The International
監督:トム・ティクバ
製作:チャールズ・ローブン、リチャード・サックル、ロイド・フィリップス
製作総指揮:アラン・G・グレイザー
脚本:エリック・ウォーレン・シンガー
上映時間:117分
出演:クライブ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミューラー=スタール、ウルリッヒ・トムセン、ブライアン・F・オバーン、他
ルクセンブルクに拠点を置く国際銀行、IBBC。この銀行の不審な取引情報をつかんだインターポール捜査官のサリンジャー(クライヴ・オーウェン)と ニューヨーク検事局のエラ(ナオミ・ワッツ)は本格的な捜査に乗り出すが、核心に迫ろうとするたびに関係者が消されてしまい……。
公式サイト
ザ・バンク−堕ちた巨像− - goo 映画

FBIやCIAにMI6という組織でなく、おぉインターポールなんて、珍しいよね。NYPD(NY市警)の方が、よくお見かけします。
ルパン以来か…(笑)
International3よれよれ度は、銭形警部と似てたけど(え?)、意外としがらみが多くて動けないんですねぇ。

エンディングは、ちょっとすっきり感がないものの面白かったですね。
たかが銀行ではないのよね。
巨大銀行ともなると、動かす目的が違うわけで…。

暗殺に次ぐ暗殺で、これまた、自然死や事故死扱いにされてしまう。
ある国が、圧力というのではなく、ある意味では民間であるはずの銀行がそういうことを行うとは〜〜〜。
このIBBC(International Bank of Business and Credit)には、モデルがあるようですね。やっぱりそうなんですねぇ。
ー本部をルクセンブルグに置き、1991年に経営破綻したメガバンクBCCI。1972年の設立以来、資金工作や暗殺などの犯罪に関与していたにもかかわらず、その実態は闇のまま。刑罰を免れていたのは、あらゆる権力と通じていたからだといわれている。ーシネマトゥディ特集より

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いいのか?というほどに、「邪魔者は消せ!
今まで、銀行の暗殺者として影で動いていた人物も、サリンジャーとの接触を避け、狙われる羽目になる。この美術館での大乱射は、この映画でもっとも派手なアクションでした。
いわば敵対するもの同士が、手を組んで逃げるというのは、なかなか面白い。
International1裏のやばい操作をひきうけていたおじいさん(元大佐)とサリンジャーとの接見の会話も、緊張感がありました。
正義を貫こうとすれば、妨害される。
こんな不条理が、まかり通るのが、実は今の世界情勢なのかもしれません。
国際紛争や民族紛争で、必ず得をするものができるんですよね。得をするものは、紛争している者たち各自の正義も何も持っていない。
ただ、利益を支配を追求している。
経済には疎くとも(疎いものが多いな)、そこらへんはわかるな。
支配とは、なんぞや?
誰しも、心の奥までは完全に支配できないということだけは、守って欲しいと思うんです。
支配するものは、される側に敬意を払っていないと、いつかは破綻する日がくるものですよね。
これは、家庭においてもそうでしょう。

1International話がそれました。
ナオミ・ワッツが家庭を持つ検事局員エラとして、活躍してました。
子供がいて、ダンナさんも居る。
IBBCの頭取スカルセンにもまた、子供がいた事をどうとればいいのか。
動かすお金もない小市民は、幸せなのかしらねぇ。
スカッとはしないけれど、引き込まれて観てしまった映画でした。