今月の「ブログ DE  ロードショー」の作品です。
選んでくださったのは、「web-tonbori堂ブログ」の tonboriさんです。
この作品は、TSUTAYAの発掘良品シリーズにあったので、そのうち観てみようと思ってました。TV放映(CS)があったので、録画してありました。ありがたくも、山のような録画ディスクの消化もできたのです。
ノートという事から、機密な文書かとかスパイ的なものを想像してましたが、もっと骨太なサスペンスに入るのかな?爆弾処理の緊張感は、原点でしょうか?
1974年のイギリス映画です。今から、37年前っていうこと?びっくりするね、計算すると…。(汗)
Juggernaut2ジャガーノート
原題:Juggernaut (1974・英)
監督:リチャード・レスター   
製作:リチャード・デコッカー   
製作総指揮:デヴィッド・V・ピッカー   
脚本:リチャード・デコッカー   
撮影:ジェリー・フィッシャー   
美術:テレンス・マーシュ   
音楽:ケン・ソーン
上映時間:111分
出演:リチャード・ハリス    、オマー・シャリフ、シャーリー・ナイト、アンソニー・ホプキンス、イアン・ホルム、デヴィッド・ヘミング、クリフトン・ジェームズ、フレディ・ジョーンズ    、ロシャン・セス、シリル・キューザック、他
二万五千トンの豪華客船ブリタニック号は、華やかな見送りをうけサウザンプトン港を離れ、北大西洋へと乗り出して行った。千二百人の船客は荒れ模様の天候に悩まされたが、サービス精神に溢れる余興係のクレイン(R・キニア)やハンサムなブルーネル船長(O・シャリフ)によって順調なすべり出しだった。ブリタニック号が北大西洋の真中にさしかかった頃、船主のサバレン運輸の専務ポーター(I・ホルム)に電話がかかってきた。juggernaut1ジャガーノートと名のる謎の男は、ブリタニックに時限爆弾を仕掛けたこと、明日の夜明けには船は木ッ葉みじんになることを告げ、五十万ポンドを要求した。夜明けの八時十分まで残すところは二十二時間しかない。犯人の要求に対して政府、海軍、警察は、身代金を払わず、爆弾は爆薬処理班が処理する方針を打ちだし、ブリタニック号に妻子が乗っているマクレオド警視(A・ホプキンス)に捜査を命ずると同時に爆弾のオーソナリティ、ファロン中佐(R・ハリス)、その部下チャーリー(D・ヘミングス)をブリタニックに送り込んだ。この回収作業に、船長と情事にふけるバーバラ(S・ナイト)やコリガン(C・ジェームズ)を始めとする船客は手に汗を握った。残された時間は十数時間、ファロンは巧妙に仕掛けられた爆弾に手をやいていた。一方、マクレオドは爆弾設計のプロ四十六人を洗っていた。ブリタニック内では爆弾の置かれた機関室付近をブロックごとに封鎖しスピーカーをつけたファロンが一本のネジ、一本の線を切るごとに安全を見きわめながら他の班員がそれに従った。そんな慎重な作業にもかかわらず、ドラム缶を切断するとき爆発を招き二人が死亡した。千二百人の生命がファロンの判断に託されているのだ。数時間後、ファロンが一番信用していたチャーリーが爆発のために死亡した。薄氷を踏むような作業を行いながらファロンは、第二次大戦中、最も巧妙な地雷を作った一人の男のことを考えていた。その男は既に死んでいたが…・
ジャガーノート - goo 映画

juggernaut3若いわけよねー。
なぜか、ダンブルドアとリチャード・ハリスがリンクしなくってね。それまでにみた近い姿が、カサンドラ・クロスだったんで、長いことあのダンブルドアとは違う人だと思ってました。
アンソニー・ホプキンスやイアン・ホルムも、髪が黒々してて、体型もスリムで、わぉ〜となりました。
A.ホプキンスは、近々観るマイティ・ソーでは神らしい。レクター博士のイメージも強いですが。イアン・ホルムは、ビルボで私の中ではいますが、何気にいろんなところでおみかけしますね。
爆弾処理のドキドキと犯人捜査との二ヶ所での構造です。おまけに悪天候の航海。
最近の映画で、爆弾処理映画といえば「ハートロッカー」ですが、防護服着用でロボットを操作して行うこともありました。
juggernaut4この映画の場合は、幾つも同時の仕掛けられている爆弾をリーダーのファロンが、安全確認しながらやっていくのを他の隊員が、同じようにやっていきます。
陸の上でも、ホワイトボードに図が描かれており、ファロンの様子も逐一傍受しています。
時間の節約を考えて、電車の中で観られるだけでも観ようとポータブルで観てたのですが、乗車時間と映画の時間が似たようなもんでねぇ、一番のドキドキあたりが降りる時間。もうちょっとで乗越しそうでした。

冒頭で、ブリタニック号の出航があるのですが、ここで色とりどりの紙テープに吹奏楽といった出港式。今もこういうのは、豪華客船だとあるのかしら?
紙テープのゴミなどに陸も船も、後片付けに困ってたのが、妙に印象に残っています。
客船の様子も、食事準備や片づけの慌ただしさや航海士や船長の上下関係とか、面白い目線だったと思います。天候の電文の受け取り方とか、ふふんって見ちゃった。
こういった豪華めな客船には乗ったことがないので、わかんないのが寂しいですが、退屈になってしまいそうな航海を楽しむべく、ビンゴや仮装パーティなんかのイベントがたくさんあるようです。
フェリーしか乗ったことないもん。しかも雑魚寝の船底ばっか(笑)。それでも、船酔いは一度もなくって、なんでそんなに元気なんだと言われましたけどさ。(車やバスにはたまに酔うけど)
マクレオド警視の奥さんは、元気な子どもを尻目に船酔いに苦しんでました。
爆弾騒ぎで、すっかり船酔い治まってしまったそうです。多少、メンタルな面も作用するかもしれませんね。
乗客の爆弾パニックによる混乱は少なくって、お通夜みたいな仮装パーティはしていたりもします。騒いでも、大西洋の真ん中でどうすることも出来ないという状況ですもんね。
テロ行為とみなされそれに国家の対処という問題は、この時代にもこういう考えだったんだなぁ。
一瞬、アメリカ映画かと思ったりもした瞬間でした。
(最近、「24」VIIを少し観たせいもある)
juggernaut5爆弾処理はよくわかりません。けれど、どっちの線を切るか、何に触れてはいけないかなどというのは、ドキドキする。
究極、青か赤かで、最後はなるのですが、面白い選択でした。
心理ゲームも入っているんですもんね。
後から思うと、今だったら悪天候の船の様子や爆発シーンなんかは、CGになるのでしょう。
ドラム缶内部から観たような映像も、面白かった。
発掘良品や午前10時の映画祭など、映画らしい映画を掘り起こしてくれるような企画は、いいと思います。
それだけ、いかに今の新しい映画が行き詰まってるかってこともにおうんですけどね。
私も好きだけどさー、アメコミもんとリメイクと続編ばっかだもんね。
とりあえず、邦画は安直なTVドラマの映画化はなんとかしてほしい。
客をなめるなよって声も多いのですよ。ただでさえ、日本は映画料金高いんですっ。