晴れたらいいね〜

映画の感想+αなblogです。海外ドラマも時々。

ベニチオ・デル・トロ

開店休業中のようなBlogです。映画を中心とした感想やらのBlogとしているんですけれど、更新はあんまりな今日このごろ。
まぁ過去分はそこそこあるかなぁ。
個人のメモ代りでもあるので、ネタバレしてるかも。
また、リンク切れ等もあるかもしれませんが、めんどくさがりな管理人ゆえ、放置してます。あしからず。

野蛮なやつら/SAVAGES

特に観ようと意識していた作品ではなかったんですが、時間の折り合いでこれを選びました。
決め手は、ベニチオ・デル・トロさんですね(笑)
「ナチュラル・ボーンキラーズ」を引き合いに出されてる評論記事を見かけましたが、ナチュラル〜は途中で寝てしまってから、観てない作品です。(昔からよく寝てたわけだ)録画で持っているので、また観たいです。
主演トリオより、脇がえらく豪華な感じ。ちゃんといい仕事してます。
savages1野蛮なやつら/SAVAGES
原題:SAVAGES
監督・脚本:オリヴァー・ストーン   
製作:モリッツ・ボーマン、エリック・コペロフ   
製作総指揮:フェルナンド・サリシン、シェーン・サレルノ、トッド・アーノウ   
原作:ドン・ウィンズロウ『野蛮なやつら』(角川文庫刊)
脚本:シェーン・サレルノ、ドン・ウィンズロウ   
音楽:アダム・ピーターズ   
音楽監修:バド・カー
上映時間:129分
出演:テイラー・キッチュ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブレイク・ライヴリー、ジョン・トラヴォルタ、ベニチオ・デル・トロ、サルマ・ハエック、デミアン・ビチル、エミール・ハーシュ、他
カリフォルニア州の高級リゾート、ラグーナ・ビーチに暮らす心優しい平和主義の植物学者ベン(アーロン・テイラー・ジョンソン)と元傭兵のチョン(テイラー・キッチュ)。性格も経歴も正反対だが10代から親友同士の2人は、チョンが戦地から持ち帰った最高級の大麻を育てる共同事業で大成功。共通の恋人オフィーリア(ブレイク・ライヴリー)、通称“O(=オー)”とともに、優雅な生活を送っていた。savages8だがある時、彼らにメキシコの巨大麻薬組織バハ・カルテルが提携を迫ってくる。身の危険を感じたベンとチョンは、事業を丸ごとカルテルに渡して国外逃亡を計画。しかし、冷酷なカルテルの女ボス、エレナ(サルマ・ハエック)は、オフィーリアを誘拐して脅迫してくる。やむなく指示された仕事を処理したベンとチョンだったが、エレナがさらに3年契約を要求してきたため、反撃を決意。savages6麻薬取締局の悪徳捜査官デニス・ケイン(ジョン・トラボルタ)と仲間の金庫番スピン(エミール・ハーシュ)の協力を得て、カルテルから300万ドルの現金を奪うと、エレナの弁護士アレックス(デミアン・ビチル)の犯行を装う。エレナの腹心の部下ラド(ベニチオ・デル・トロ)から拷問を受けたアレックスが命乞いのため、死んだと言われていたエレナの娘マグダ(サンドラ・エチェベリア)の名前を口にするのを聞いたベンは、エレナの弱点に気付く。
公式サイト

savages2奇妙な三角関係ではあるけれど、彼らはいたってそれが普通で平和。
男ふたりに女ひとりだと、女がモテモテというより、実はベンがモテモテだと思う。
コケ映画に続いて主演したテイラー・キッチュと主演のはずが影の薄いキック・アスのアーロン・ジョンソン(最近年上妻のテイラーを名前にいれたな)、ファッション・アイコンとして知られるゴシップ・ガールのブレイク・ライヴリー。
savages4彼らを窮地に陥れるのがサルマ・ハエックと殺し屋ベニチオ・デル・トロ。そこらを上手く泳いでいるのが、悪徳麻薬捜査官ジョン・トラボルタ。
この3人が出てくると、映画が締まるというか彩りがあるね。
舞台が、カリフォルニアやメキシコなんで、乾いた熱さや明るさが漂っていて、悪いことの意味も麻痺しちゃう感覚になっちゃった。
3人の関係が描かれるから、色っぽいシーンもあるんだけど、ブレイクさんは脱ぎません。この辺がちょっと熱い感じの映画とずれる。な〜んか彼女だけ違和感は最後までアリ。なんでかなぁ??
バトルシップからの流れでのテイラー・キッチュの雰囲気のチョンと、植物学者でありアフリカやアジアの寄付したりボランティアにも行き仏教を信じるというベンには、異質のものがありながら、お互いを必要としているものの方が強くあるんでしょうねぇ。
savages5彼らの金庫番として、イントゥ・ザ・ワイルドのエミール・ハーシュがちょろっと顔を出してます。
ベニチオさんのラドは、えげつないんですよ。冒頭からひどかったです。
そんなことをさせるのが上司のエレナ。なぜに彼女が、チョンたちの事業を狙ったのかは、複雑なわけがあるようでして。あーいう組織のトップの女性っていうのは、男性以上に冷酷非道じゃないとダメなのかもね。
savages9トラさんのデニスも食わせもんの麻薬捜査官で、実は一番高みの見物してたんじゃないかって思います。チョンたちにエレナの情報提供して見せてる割に、ラドとかとも通じていたりするしねぇ。
彼の情報の中で、削除されたものがあるらしいところから、エレナの弱点が徐々にわかってもくるんですが、映画を観ている側は早くから気がついているはず。
攪乱目的で、組織のアレックスを裏切り者に仕立て上げるチョンとベン。
でも、本当の裏切り者は別人(笑)
savages7アクションもポイントで出てきます。
監禁・拷問は、こんなもん。ベニチオ・デル・トロさんのやーらしさは、ええですねぇ。期待通りやっちゃってくれますねぇ。
この中で一番「野蛮」にほど遠そうなベンは、’O'の事だけを考えて非情にでるよう元兵士のチョンは教え、足を踏み入れる。でなきゃ、自分の身も危ないですしねぇ。
savages3さらっと観てしまえる映画なんですが、ラドにやられてしまう人たち(言うなりゃ雑魚キャラ)にも家族がいることなんかもさらっと語られるところが、珍しいかもしれません。
デニスにも、末期ガンの妻と子供たちがいることも語られました。
麻薬が、そういった患者のために使われる一面も合法ビジネスに語られてたっけ。
ラストのクライマックスが二段構造というのは、力抜けちゃったけどね(笑)
そんなに期待して観たわけでもなかったんで、面白く観られました。
エレナのぱっつん黒髪は、ヅラでしたが、トラさんはヅラなしでしたな(爆)
↓アーロン・ジョンソンつながりで、キック・アス2の予告解禁〜

ウルフマン

これも、映画館で観たいな〜と思った作品。
定番モンスター狼男ですよ!しかも、デル・トロさんは何気に好きだし。
ライカンも、狼男だよね。
この狼男は、満月の夜だけ変身してしまうタイプでした。
Wolfman1ウルフマン
原題:The Wolfman
監督:ジョー・ジョンストン
製作:スコット・ステューバー、ベニチオ・デル・トロ、リック・ヨーン、ショーン・ダニエル
製作総指揮:ウィリアム・C・カラッロ、ライアン・カバノー
オリジナル脚本:カート・シオドマク
脚本:アンドリュー・ケビン・ウォーカー、デビッド・セルフ
撮影:ショーン・ダニエル
美術:リック・ハインリクス
音楽:ダニー・エルフマン
上映時間:102分
特殊メイク:リック・ベイカー
出演:ベニチオ・デル・トロ、アンソニー・ホプキンス、エミリー・ブラント、ヒューゴ・ウィービング、ジェラルディン・チャップリン、他
19世紀、イギリス・ブラックムーア。舞台俳優のローレンスは兄ベンが行方不明になったと知り、久々に実家の城に帰ってきた。しかし到着早々、無残に引き裂かれたベンの死体が発見される事態に。自ら犯人捜査に乗り出すローレンスだが、謎の狼男に襲われ、自らもウルフマンとなってしまう。満月の夜にウルフマンに変身し、次々と村人を襲うローレンス。その父ジョンはあえてローレンスを凶行に走らせる不可解な行動をとり……。
ウルフマン - goo 映画

Wolfman31941年の映画『狼男』のリメイク作品。
悲劇ですね。
狼に変身して、人間の心より野獣本能に目覚め、暴れまくるシーンは、ちょっとスプラッタ風味があります。
ウルフマンは、人間の生肉を食らいたかったのか、暴れたかったのか?単に、解き放たれた野獣なのか。
そういうところよりも、親子の葛藤のドラマだとか悲恋だとかのほうに、目がいく。
舞台で活躍するローレンスのもとに、一人の女性が訪れる。
彼の兄弟ベンの婚約者グエンで、一ヶ月ほど行方不明なんだという。
ローレンスと父親の間には、確執があったというのは、ここからわかるんですが、それが徐々に真相が明らかになっていくと、ローレンスがかなり哀しい。
Wolfman419世紀のロンドンや田舎の風景は、トーンが暗く、それだけに悲しい色やね。
父親のジョン・タルボット卿は、クセあり俳優アンソニー・ホプキンス@はんにばる・れくたー。
今回の父親も、どこかレクター教授よりだわな。
ローレンスの母親は、彼が幼かった頃に自殺しており、その死に様を目撃してしまったローレンスは、ほどなく父に施設に入れられてしまう。
その施設って、精神病の施設だったんだねぇ。
ベンの事を案じ、久しぶりに故郷に帰ったローレンスは、ベンの無残な遺体と体面する。
真相を探るために、しばらくとどまることにするが、ある夜、彼はベンを襲ったであろう野獣に噛まれてしまう。村人たちも、襲われ、その野獣の正体を見たものは、彼の他にはいなかった。
Wolfman6Wolfman2そして、次の満月の夜、霊廟の地下牢に閉じ込められてしまうが、変身してしまう。
割とさ、淡々とした雰囲気なような気もする。
Wolfman5父子のドラマが、特に大きく、父親の考え方というのが、もしかしたら、初めはまだどこかに人間的な部分は残っていたのかとも思えるんですが、冷たい。
死んだ人間なんだという父親の台詞が、すべてなのかもしれない。
野獣ハンター(魔物ハンターだよな)でもあるシンは、どういう経緯でのつきあいかは定かではないですが、ある程度のコントローラーであったわけで、グエンとベンの結婚話から、それは解き放たれてしまい、解き放たれるカイカンでもあったんでしょうか。
19世紀のイギリスという設定やら、色調の暗さとで、ホラー映画でも古典的ホラーの色合いですねぇ。
狼男をおう刑事にヒューゴ・ウィーヴィングが扮し、彼は最後の退治のときに、怪我を負いますが、噛みつかれはしてなかったか覚えがない。
噛まれてたら、次の遠吠えは…なんだけどなぁ。
恋愛要素は、グエンとローレンスが惹かれ合う部分っていうのが、もうちょっとなんか欲しかったかなぁー。
まぁ時代的なものもあるけれど、グエンがベンからローレンスに気持ちが移る部分って、インパクトが欲しいと思った。ローレンスが、彼女に惹かれるのは、何となく伝わったけど。
悲しい結末が、よかったですね。
狼への変身シーンは、予想した感じで、まずまずでした。
狼男が主の映画って、割と少ないんだね。

悲しみが乾くまで

いい意味で、期待を裏切られました。
だって、夫が亡くなって悲しい心で、隙間を埋めるようなその親友との恋愛にからむような安っちい感じに思っていました。
人間ドラマでした。
愛する夫と無二の親友という、大切な人を亡くした二人の再生のお話だった。
原題:THINGS WE LOST IN THE FIRE
監督:スサンネ・ビア
収録時間:118分
レンタル開始日:2009-01-09
オードリーは、夫と二人の子供たちに囲まれ、平凡だが幸せな日々を送っていた。しかし、事件に巻き込まれた夫が射殺される。愛する人を失った悲しみから立 ち直れなかったオードリーは、夫の幼馴染みで親友のジェリーを思い出す。彼は弁護士だったが、今はドラッグで堕落していた。オードリーはそんな彼を好きで はなかったが、自分と同じように夫を深く理解し、愛していてくれたことを知り、親近感を持ち始める。オードリーは、それぞれが立ち直るため、共同生活をし ようと提案する。
悲しみが乾くまで - goo 映画
公式サイト

thigs2thigs3







ヤク中で、どうしようもない男ジェリー。誰もが彼を見放していたのに、なぜか夫ブライアンだけは変わらず、彼に逢いに行ったり支援していた。
オードリーは、夫の生前それが理解出来ず、ジェリーに対してよい印象を持っていなかった。
時折フラッシュバックで、過去を描き、突然彼が亡くなるまでの数日前を再現。
ブライアンのいい人ぶりがうかがえるし、家族の平凡な幸せな休日がわかる。
アイスクリームを買いに行っただけなのに、突然帰らぬ人となってしまう。
これは、ショッキングだ。(この事故のことが出てくるのは,意外に後半だったりするしねぇ)
一方、ジェリーは友を大切に思いながらも、麻薬を絶てない。
そんな彼が、たった一人の親友の死から麻薬を絶とうとする。
thigs4オードリーとジェリーの二人が共に同じ人を失い、悲しみのどん底ににいるわけで
彼の残した家族を大切に思う気持ちもジェリーにはあるし、自分の悲しみからこどもにまで心が行き届かないところを、ジェリーはカバーもしているし、子供たちも彼になついてしまう。
ガレージって言ってたけど、たぶん外国の家によくある小屋ですよ。ジェリーにそこを提供し、ヤク絶ちへの場を提供する。
友人愛と夫婦愛とはまたちがうんだけど、同じ人への愛という共通項から、嫌いだったジェリーを受け入れるオードリー。
thigs6出てくる人は、多少クセもあるんだけど、やさしい人ばかりだ。
隣人ニールも、彼に早朝のジョギングに誘ったり、仕事への足がかりなどをつけてくれたり、フォローがうまい。
オードリーの弟も、ジェリーの禁断症状の時期には寝泊まりしてみてやってるんだもの。
普通出来ないよ。
でも、ごく普通にそれが感じられるほど、すんなりくるもんだから、あざとさがなく感じられた。
ニールなんかは、妻と離婚したがってるなどという、いわゆる負の部分も語られるからなのかもしれないなぁ。

題材的には、くさくなってもしようがないようなんだけど、そうじゃないところは、つくりのうまさもあるし、俳優のうまさもあるでしょう。
死んでしまっても、二人の中のブライアンという人物は大きくって、最後まで恋愛にいかなかったところは、とてもよかったです。
子役も、ハルの雰囲気を持たしてあって、カワイイ子たちでした。

thigs7thigs5







デル・トロさん、好みの顔では決してないんだけど、昔からなぜか好きなんですよ。
今回も、ヤク中のやばい表情には、まいりましたねえ。
チェも、人気ありますね。
ハルさん、時間が経ってから、自分の中で夫の死を認め、号泣のシーンは熱演でした。


thigs1役者の顔は、濃いですが(笑)、内容は地味めでも温かいものがある映画でした。
安易な恋愛ものではなくって、よかったわん。

映画鑑賞の感想のBlogです。たまに、海ドラ。ぼやき。
個人の感想メモなので、ネタバレはしてしまってるかも…。
ジャンルは雑食。娯楽大作からB級となんでも観てるつもり。
視点はミーハー♪
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ちゃぴちゃぴ

京都府在住。妖怪・珍獣の域?
お家で映画、たまに映画館。
ジャンルは、特に関係なく観てます。海外ドラマ(欧米)も好き。
男前には目がないです。

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