特に観ようと意識していた作品ではなかったんですが、時間の折り合いでこれを選びました。
決め手は、ベニチオ・デル・トロさんですね(笑)
「ナチュラル・ボーンキラーズ」を引き合いに出されてる評論記事を見かけましたが、ナチュラル〜は途中で寝てしまってから、観てない作品です。(昔からよく寝てたわけだ)録画で持っているので、また観たいです。
主演トリオより、脇がえらく豪華な感じ。ちゃんといい仕事してます。
野蛮なやつら/SAVAGES
原題:SAVAGES
監督・脚本:オリヴァー・ストーン
製作:モリッツ・ボーマン、エリック・コペロフ
製作総指揮:フェルナンド・サリシン、シェーン・サレルノ、トッド・アーノウ
原作:ドン・ウィンズロウ『野蛮なやつら』(角川文庫刊)
脚本:シェーン・サレルノ、ドン・ウィンズロウ
音楽:アダム・ピーターズ
音楽監修:バド・カー
上映時間:129分
出演:テイラー・キッチュ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブレイク・ライヴリー、ジョン・トラヴォルタ、ベニチオ・デル・トロ、サルマ・ハエック、デミアン・ビチル、エミール・ハーシュ、他
カリフォルニア州の高級リゾート、ラグーナ・ビーチに暮らす心優しい平和主義の植物学者ベン(アーロン・テイラー・ジョンソン)と元傭兵のチョン(テイラー・キッチュ)。性格も経歴も正反対だが10代から親友同士の2人は、チョンが戦地から持ち帰った最高級の大麻を育てる共同事業で大成功。共通の恋人オフィーリア(ブレイク・ライヴリー)、通称“O(=オー)”とともに、優雅な生活を送っていた。だがある時、彼らにメキシコの巨大麻薬組織バハ・カルテルが提携を迫ってくる。身の危険を感じたベンとチョンは、事業を丸ごとカルテルに渡して国外逃亡を計画。しかし、冷酷なカルテルの女ボス、エレナ(サルマ・ハエック)は、オフィーリアを誘拐して脅迫してくる。やむなく指示された仕事を処理したベンとチョンだったが、エレナがさらに3年契約を要求してきたため、反撃を決意。麻薬取締局の悪徳捜査官デニス・ケイン(ジョン・トラボルタ)と仲間の金庫番スピン(エミール・ハーシュ)の協力を得て、カルテルから300万ドルの現金を奪うと、エレナの弁護士アレックス(デミアン・ビチル)の犯行を装う。エレナの腹心の部下ラド(ベニチオ・デル・トロ)から拷問を受けたアレックスが命乞いのため、死んだと言われていたエレナの娘マグダ(サンドラ・エチェベリア)の名前を口にするのを聞いたベンは、エレナの弱点に気付く。
公式サイト
奇妙な三角関係ではあるけれど、彼らはいたってそれが普通で平和。
男ふたりに女ひとりだと、女がモテモテというより、実はベンがモテモテだと思う。
コケ映画に続いて主演したテイラー・キッチュと主演のはずが影の薄いキック・アスのアーロン・ジョンソン(最近年上妻のテイラーを名前にいれたな)、ファッション・アイコンとして知られるゴシップ・ガールのブレイク・ライヴリー。
彼らを窮地に陥れるのがサルマ・ハエックと殺し屋ベニチオ・デル・トロ。そこらを上手く泳いでいるのが、悪徳麻薬捜査官ジョン・トラボルタ。
この3人が出てくると、映画が締まるというか彩りがあるね。
舞台が、カリフォルニアやメキシコなんで、乾いた熱さや明るさが漂っていて、悪いことの意味も麻痺しちゃう感覚になっちゃった。
3人の関係が描かれるから、色っぽいシーンもあるんだけど、ブレイクさんは脱ぎません。この辺がちょっと熱い感じの映画とずれる。な〜んか彼女だけ違和感は最後までアリ。なんでかなぁ??
バトルシップからの流れでのテイラー・キッチュの雰囲気のチョンと、植物学者でありアフリカやアジアの寄付したりボランティアにも行き仏教を信じるというベンには、異質のものがありながら、お互いを必要としているものの方が強くあるんでしょうねぇ。
彼らの金庫番として、イントゥ・ザ・ワイルドのエミール・ハーシュがちょろっと顔を出してます。
ベニチオさんのラドは、えげつないんですよ。冒頭からひどかったです。
そんなことをさせるのが上司のエレナ。なぜに彼女が、チョンたちの事業を狙ったのかは、複雑なわけがあるようでして。あーいう組織のトップの女性っていうのは、男性以上に冷酷非道じゃないとダメなのかもね。
トラさんのデニスも食わせもんの麻薬捜査官で、実は一番高みの見物してたんじゃないかって思います。チョンたちにエレナの情報提供して見せてる割に、ラドとかとも通じていたりするしねぇ。
彼の情報の中で、削除されたものがあるらしいところから、エレナの弱点が徐々にわかってもくるんですが、映画を観ている側は早くから気がついているはず。
攪乱目的で、組織のアレックスを裏切り者に仕立て上げるチョンとベン。
でも、本当の裏切り者は別人(笑)
アクションもポイントで出てきます。
監禁・拷問は、こんなもん。ベニチオ・デル・トロさんのやーらしさは、ええですねぇ。期待通りやっちゃってくれますねぇ。
この中で一番「野蛮」にほど遠そうなベンは、’O'の事だけを考えて非情にでるよう元兵士のチョンは教え、足を踏み入れる。でなきゃ、自分の身も危ないですしねぇ。
さらっと観てしまえる映画なんですが、ラドにやられてしまう人たち(言うなりゃ雑魚キャラ)にも家族がいることなんかもさらっと語られるところが、珍しいかもしれません。
デニスにも、末期ガンの妻と子供たちがいることも語られました。
麻薬が、そういった患者のために使われる一面も合法ビジネスに語られてたっけ。
ラストのクライマックスが二段構造というのは、力抜けちゃったけどね(笑)
そんなに期待して観たわけでもなかったんで、面白く観られました。
エレナのぱっつん黒髪は、ヅラでしたが、トラさんはヅラなしでしたな(爆)
↓アーロン・ジョンソンつながりで、キック・アス2の予告解禁〜↓
決め手は、ベニチオ・デル・トロさんですね(笑)
「ナチュラル・ボーンキラーズ」を引き合いに出されてる評論記事を見かけましたが、ナチュラル〜は途中で寝てしまってから、観てない作品です。(昔からよく寝てたわけだ)録画で持っているので、また観たいです。
主演トリオより、脇がえらく豪華な感じ。ちゃんといい仕事してます。
野蛮なやつら/SAVAGES
原題:SAVAGES
監督・脚本:オリヴァー・ストーン
製作:モリッツ・ボーマン、エリック・コペロフ
製作総指揮:フェルナンド・サリシン、シェーン・サレルノ、トッド・アーノウ
原作:ドン・ウィンズロウ『野蛮なやつら』(角川文庫刊)
脚本:シェーン・サレルノ、ドン・ウィンズロウ
音楽:アダム・ピーターズ
音楽監修:バド・カー
上映時間:129分
出演:テイラー・キッチュ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブレイク・ライヴリー、ジョン・トラヴォルタ、ベニチオ・デル・トロ、サルマ・ハエック、デミアン・ビチル、エミール・ハーシュ、他
カリフォルニア州の高級リゾート、ラグーナ・ビーチに暮らす心優しい平和主義の植物学者ベン(アーロン・テイラー・ジョンソン)と元傭兵のチョン(テイラー・キッチュ)。性格も経歴も正反対だが10代から親友同士の2人は、チョンが戦地から持ち帰った最高級の大麻を育てる共同事業で大成功。共通の恋人オフィーリア(ブレイク・ライヴリー)、通称“O(=オー)”とともに、優雅な生活を送っていた。だがある時、彼らにメキシコの巨大麻薬組織バハ・カルテルが提携を迫ってくる。身の危険を感じたベンとチョンは、事業を丸ごとカルテルに渡して国外逃亡を計画。しかし、冷酷なカルテルの女ボス、エレナ(サルマ・ハエック)は、オフィーリアを誘拐して脅迫してくる。やむなく指示された仕事を処理したベンとチョンだったが、エレナがさらに3年契約を要求してきたため、反撃を決意。麻薬取締局の悪徳捜査官デニス・ケイン(ジョン・トラボルタ)と仲間の金庫番スピン(エミール・ハーシュ)の協力を得て、カルテルから300万ドルの現金を奪うと、エレナの弁護士アレックス(デミアン・ビチル)の犯行を装う。エレナの腹心の部下ラド(ベニチオ・デル・トロ)から拷問を受けたアレックスが命乞いのため、死んだと言われていたエレナの娘マグダ(サンドラ・エチェベリア)の名前を口にするのを聞いたベンは、エレナの弱点に気付く。
公式サイト
奇妙な三角関係ではあるけれど、彼らはいたってそれが普通で平和。
男ふたりに女ひとりだと、女がモテモテというより、実はベンがモテモテだと思う。
コケ映画に続いて主演したテイラー・キッチュと主演のはずが影の薄いキック・アスのアーロン・ジョンソン(最近年上妻のテイラーを名前にいれたな)、ファッション・アイコンとして知られるゴシップ・ガールのブレイク・ライヴリー。
彼らを窮地に陥れるのがサルマ・ハエックと殺し屋ベニチオ・デル・トロ。そこらを上手く泳いでいるのが、悪徳麻薬捜査官ジョン・トラボルタ。
この3人が出てくると、映画が締まるというか彩りがあるね。
舞台が、カリフォルニアやメキシコなんで、乾いた熱さや明るさが漂っていて、悪いことの意味も麻痺しちゃう感覚になっちゃった。
3人の関係が描かれるから、色っぽいシーンもあるんだけど、ブレイクさんは脱ぎません。この辺がちょっと熱い感じの映画とずれる。な〜んか彼女だけ違和感は最後までアリ。なんでかなぁ??
バトルシップからの流れでのテイラー・キッチュの雰囲気のチョンと、植物学者でありアフリカやアジアの寄付したりボランティアにも行き仏教を信じるというベンには、異質のものがありながら、お互いを必要としているものの方が強くあるんでしょうねぇ。
彼らの金庫番として、イントゥ・ザ・ワイルドのエミール・ハーシュがちょろっと顔を出してます。
ベニチオさんのラドは、えげつないんですよ。冒頭からひどかったです。
そんなことをさせるのが上司のエレナ。なぜに彼女が、チョンたちの事業を狙ったのかは、複雑なわけがあるようでして。あーいう組織のトップの女性っていうのは、男性以上に冷酷非道じゃないとダメなのかもね。
トラさんのデニスも食わせもんの麻薬捜査官で、実は一番高みの見物してたんじゃないかって思います。チョンたちにエレナの情報提供して見せてる割に、ラドとかとも通じていたりするしねぇ。
彼の情報の中で、削除されたものがあるらしいところから、エレナの弱点が徐々にわかってもくるんですが、映画を観ている側は早くから気がついているはず。
攪乱目的で、組織のアレックスを裏切り者に仕立て上げるチョンとベン。
でも、本当の裏切り者は別人(笑)
アクションもポイントで出てきます。
監禁・拷問は、こんなもん。ベニチオ・デル・トロさんのやーらしさは、ええですねぇ。期待通りやっちゃってくれますねぇ。
この中で一番「野蛮」にほど遠そうなベンは、’O'の事だけを考えて非情にでるよう元兵士のチョンは教え、足を踏み入れる。でなきゃ、自分の身も危ないですしねぇ。
さらっと観てしまえる映画なんですが、ラドにやられてしまう人たち(言うなりゃ雑魚キャラ)にも家族がいることなんかもさらっと語られるところが、珍しいかもしれません。
デニスにも、末期ガンの妻と子供たちがいることも語られました。
麻薬が、そういった患者のために使われる一面も合法ビジネスに語られてたっけ。
ラストのクライマックスが二段構造というのは、力抜けちゃったけどね(笑)
そんなに期待して観たわけでもなかったんで、面白く観られました。
エレナのぱっつん黒髪は、ヅラでしたが、トラさんはヅラなしでしたな(爆)
↓アーロン・ジョンソンつながりで、キック・アス2の予告解禁〜↓