なんたって、ベンちゃん♪なのだ。
ベンちゃんが、これを演るっていう情報を得てから、映画館で観るのを楽しみにていたのに、DVDスルーとは…。コリン・ファースも出てるのになぁ…。
原作だって、ファンが多いんじゃないかな?
時代が、19世紀末だし、かちっとした男性の服装も、私にはポイントでした(スーツ萌え、制服萌えしやすいの…)男前を堪能できました。
まぁ、男も女も年齢を重ねたものの意味を否定してはいけないんでしょう。
ドリアン・グレイ
原題:DORIAN GRAY (2009/英)
監督:オリヴァー・パーカー
製作:バーナビー・トンプソン
製作総指揮:ジェームズ・スプリング、ポール・ブレット、チャールズ・ミラー・スミス、ティム・スミス、サイモン・フォーセット、ジェームズ・ホランド、ザヴィエル・マーチャンド、
原作:オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』
脚本:トビー・フィンリー
撮影:ロジャー・プラット
衣装デザイン:ルース・マイヤーズ
音楽:チャーリー・モール
上映時間:112分
出演:ベン・バーンズ、コリン・ファース、ベン・チャップリン、レベッカ・ホール、ダグラス・ヘンシュオール、レイチェル・ハード=ウッド、フィオナ・ショウ、マリアム・ダボ、マイケル・カルキン、エミリア・フォックス、ジョニー・ハリス、ジョー・ウッドコック、マックス・アイアンズ、ヒュー・ロス、他
美青年のドリアンは、ロンドン社交界で華麗なるデビューをする。ある日、一流画家のバジルに肖像を描いてもらう。仕上がった肖像画はまるで生き映し。美貌と純心な性格のドリアンは瞬く間に噂になるが、ヘンリーと出会いドリアンの人生が変わっていき、ある日、ドリアンは女優シビルに出会い2人は恋に落ちる。しかし、ヘンリーは、ドリアンに若い女たちとの夜を過ごさせ甘い罠に落とす。シビルにバレてしまい、傷心のあまり自殺をしてしまう。ドリアンは、ヘンリーにも言えない肖像画の秘密を持ちー彼が年齢や悪徳を重ねると、バジルの描いたドリアンの肖像画が、その分だけ醜くなっていく。やがて、彼は姿を消す。十数年後、ドリアンは再び戻ってくるが…
まぁともあれ、ドリアンをやる人は、美しいといえる超ハンサムで若くなくてはいけないのです。ほんでもって、どこかお品のある雰囲気ね。
ちょこちょこっと原作とは変えてありますが、大筋はこんな感じだった。
まー、でれーとして観てた部分とか多いんで、深い部分は書けないだろうな。ははは
背景は、シャーロック・ホームズと同じくらいかな。
ロンドンの駅に降り立つドリアン。虐げていた祖父が死にその相続をするために。
最近の子はそうでもないとは思いますが、一昔前の地方から東京に初めて出てきた子みたいな雰囲気で、初々しい。
こういうベン・バーンズは、スターダストの時やカスピアン王子と似た感じだなぁ。
この人の持ち味は、こういうとこにあるのかな。危険なにおいが少ないふうに思わせるところがいいところ。
その分、この作品の持つエロさも薄めなのは、しょうがないけどね。それでも、女だけでなく男も惑わされるっていうのはあってよかったと思う。
画家のバジルが、彼を渾身こめて描いたものは、まるで生き写しのようでだった。
ヘンリーというバジルの友人は、快楽主義者で、純真だったドリアンは感化されていく。ヘンリーは、ドリアンに自分を投影させて実践してもらったというべきか。
まだまだ純真だったドリアンは、恋を知る。
女優のシビル。恋を知り、男として目覚め変化するものがなんとなく感じられました。
彼女との恋の結末のつけ方は、原作とちょっと違ったんじゃないかと思ったら、やっぱし違ってた。
なんか、仲違いやら彼女の自殺の動機が「ん?」と唐突感があったんで、本を引っ張り出すのは面倒だったんで、ネットで調べたわさ(笑)
レイチェル・ハード=ウッド、久々やなぁ。Perfume以来ではないですかいね?こういう役がえらく似合う。
彼女との恋の破綻を転機に、彼はどんどんと人してイケナイ男へ。女は危険な男が好きですけどね。この頃の退廃的なおあそびがあれやこれやとコマ割のように描かれてますが、乱れておりますな(笑)
そして、あの肖像画の前で、ヘンリーたちといるとこで悪魔に魂を売ってもいいと言ったとおりに、彼に肉体は決して衰えない傷つかない事を知る。
ベンちゃん、ちゃんと危険な男になってくれはりましたな。うふ
いやぁ〜、私みたいな人にはあんなベン、こんなベンが観られるつう素敵な映画♪(壊れかけ・画像多すぎ?)
バジルは、ドリアンの美しさを愛していて、たぶん出会った頃の純真な心根も理解していたと思う。
ヘンリーは、彼の自分にない美貌や若さが欲しかったと思う。ある意味、ヘンリーは監督や脚本家でドリアンはそれを演じる俳優であったようにも思える。そして、虚像が実像に変わっていった。それは、ヘンリーの知らないドリアンだけの秘密があったわけで、悪魔に身を委ねてしまってたから、悪い子にならざるえないんだろうな。やっぱ、ヘンリーは導火線のようなもんか。
バジルに絵の秘密を告白し、そしてそれを知った者は葬り去られる。
そして、彼の葬儀が終わった後、ドリアンは長い旅に出る。
20数年後、再びロンドンに戻ったドリアンは、昔のままであった。
そして、ドリアンは一縷の良心が残っており、我が身を内心嫌になってるとこがでてくるんですな。
ヘンリーの一人娘との出会い、これ原作になかったよね。彼女の存在が、ヘンリーの普通の父親の部分が強調されてます。父ちゃんなら、あーいう男には娘を近づけたくないわな。
それでも、ラストは、やっぱ彼の美しさを愛してた人だったんだろうなって思う。
構成的に、物足らない部分はあるのですが、どんだけ楽しませて貰ったんだっていうくらいよ。
もうちょっと心情をぐにゃぐにゃみせて欲しいようなシーンが欲しかったんだけどね。
ドリアン・グレイがベンっていうのは、すんなり行く部分大きかったし、コリン・ファースのいやらしい男もよかった。もしも、バジルも男前な方だったら、悶絶してしまった事は間違いないな。でも、バジルのあやしい視線ぶりとかよかったです。
男性や若い子にはわかんないことだろうけど、おばさんはね、女性ホルモンが減少してるからこそ、若いイケメンにうつつをぬかして補わなければならないんでしょうね。若い人のように恋愛をするわけでもないし、身体がそう自然に求めているのだと思います。でも、私はおっかけまではする気にはならんけど…。
ベンちゃんが、これを演るっていう情報を得てから、映画館で観るのを楽しみにていたのに、DVDスルーとは…。コリン・ファースも出てるのになぁ…。
原作だって、ファンが多いんじゃないかな?
時代が、19世紀末だし、かちっとした男性の服装も、私にはポイントでした(スーツ萌え、制服萌えしやすいの…)男前を堪能できました。
まぁ、男も女も年齢を重ねたものの意味を否定してはいけないんでしょう。
ドリアン・グレイ
原題:DORIAN GRAY (2009/英)
監督:オリヴァー・パーカー
製作:バーナビー・トンプソン
製作総指揮:ジェームズ・スプリング、ポール・ブレット、チャールズ・ミラー・スミス、ティム・スミス、サイモン・フォーセット、ジェームズ・ホランド、ザヴィエル・マーチャンド、
原作:オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』
脚本:トビー・フィンリー
撮影:ロジャー・プラット
衣装デザイン:ルース・マイヤーズ
音楽:チャーリー・モール
上映時間:112分
出演:ベン・バーンズ、コリン・ファース、ベン・チャップリン、レベッカ・ホール、ダグラス・ヘンシュオール、レイチェル・ハード=ウッド、フィオナ・ショウ、マリアム・ダボ、マイケル・カルキン、エミリア・フォックス、ジョニー・ハリス、ジョー・ウッドコック、マックス・アイアンズ、ヒュー・ロス、他
美青年のドリアンは、ロンドン社交界で華麗なるデビューをする。ある日、一流画家のバジルに肖像を描いてもらう。仕上がった肖像画はまるで生き映し。美貌と純心な性格のドリアンは瞬く間に噂になるが、ヘンリーと出会いドリアンの人生が変わっていき、ある日、ドリアンは女優シビルに出会い2人は恋に落ちる。しかし、ヘンリーは、ドリアンに若い女たちとの夜を過ごさせ甘い罠に落とす。シビルにバレてしまい、傷心のあまり自殺をしてしまう。ドリアンは、ヘンリーにも言えない肖像画の秘密を持ちー彼が年齢や悪徳を重ねると、バジルの描いたドリアンの肖像画が、その分だけ醜くなっていく。やがて、彼は姿を消す。十数年後、ドリアンは再び戻ってくるが…
まぁともあれ、ドリアンをやる人は、美しいといえる超ハンサムで若くなくてはいけないのです。ほんでもって、どこかお品のある雰囲気ね。
ちょこちょこっと原作とは変えてありますが、大筋はこんな感じだった。
まー、でれーとして観てた部分とか多いんで、深い部分は書けないだろうな。ははは
背景は、シャーロック・ホームズと同じくらいかな。
ロンドンの駅に降り立つドリアン。虐げていた祖父が死にその相続をするために。
最近の子はそうでもないとは思いますが、一昔前の地方から東京に初めて出てきた子みたいな雰囲気で、初々しい。
こういうベン・バーンズは、スターダストの時やカスピアン王子と似た感じだなぁ。
この人の持ち味は、こういうとこにあるのかな。危険なにおいが少ないふうに思わせるところがいいところ。
その分、この作品の持つエロさも薄めなのは、しょうがないけどね。それでも、女だけでなく男も惑わされるっていうのはあってよかったと思う。
画家のバジルが、彼を渾身こめて描いたものは、まるで生き写しのようでだった。
ヘンリーというバジルの友人は、快楽主義者で、純真だったドリアンは感化されていく。ヘンリーは、ドリアンに自分を投影させて実践してもらったというべきか。
まだまだ純真だったドリアンは、恋を知る。
女優のシビル。恋を知り、男として目覚め変化するものがなんとなく感じられました。
彼女との恋の結末のつけ方は、原作とちょっと違ったんじゃないかと思ったら、やっぱし違ってた。
なんか、仲違いやら彼女の自殺の動機が「ん?」と唐突感があったんで、本を引っ張り出すのは面倒だったんで、ネットで調べたわさ(笑)
レイチェル・ハード=ウッド、久々やなぁ。Perfume以来ではないですかいね?こういう役がえらく似合う。
彼女との恋の破綻を転機に、彼はどんどんと人してイケナイ男へ。女は危険な男が好きですけどね。この頃の退廃的なおあそびがあれやこれやとコマ割のように描かれてますが、乱れておりますな(笑)
そして、あの肖像画の前で、ヘンリーたちといるとこで悪魔に魂を売ってもいいと言ったとおりに、彼に肉体は決して衰えない傷つかない事を知る。
ベンちゃん、ちゃんと危険な男になってくれはりましたな。うふ
いやぁ〜、私みたいな人にはあんなベン、こんなベンが観られるつう素敵な映画♪(壊れかけ・画像多すぎ?)
バジルは、ドリアンの美しさを愛していて、たぶん出会った頃の純真な心根も理解していたと思う。
ヘンリーは、彼の自分にない美貌や若さが欲しかったと思う。ある意味、ヘンリーは監督や脚本家でドリアンはそれを演じる俳優であったようにも思える。そして、虚像が実像に変わっていった。それは、ヘンリーの知らないドリアンだけの秘密があったわけで、悪魔に身を委ねてしまってたから、悪い子にならざるえないんだろうな。やっぱ、ヘンリーは導火線のようなもんか。
バジルに絵の秘密を告白し、そしてそれを知った者は葬り去られる。
そして、彼の葬儀が終わった後、ドリアンは長い旅に出る。
20数年後、再びロンドンに戻ったドリアンは、昔のままであった。
そして、ドリアンは一縷の良心が残っており、我が身を内心嫌になってるとこがでてくるんですな。
ヘンリーの一人娘との出会い、これ原作になかったよね。彼女の存在が、ヘンリーの普通の父親の部分が強調されてます。父ちゃんなら、あーいう男には娘を近づけたくないわな。
それでも、ラストは、やっぱ彼の美しさを愛してた人だったんだろうなって思う。
構成的に、物足らない部分はあるのですが、どんだけ楽しませて貰ったんだっていうくらいよ。
もうちょっと心情をぐにゃぐにゃみせて欲しいようなシーンが欲しかったんだけどね。
ドリアン・グレイがベンっていうのは、すんなり行く部分大きかったし、コリン・ファースのいやらしい男もよかった。もしも、バジルも男前な方だったら、悶絶してしまった事は間違いないな。でも、バジルのあやしい視線ぶりとかよかったです。
男性や若い子にはわかんないことだろうけど、おばさんはね、女性ホルモンが減少してるからこそ、若いイケメンにうつつをぬかして補わなければならないんでしょうね。若い人のように恋愛をするわけでもないし、身体がそう自然に求めているのだと思います。でも、私はおっかけまではする気にはならんけど…。