晴れたらいいね〜

映画の感想+αなblogです。海外ドラマも時々。

瑛太

開店休業中のようなBlogです。映画を中心とした感想やらのBlogとしているんですけれど、更新はあんまりな今日このごろ。
まぁ過去分はそこそこあるかなぁ。
個人のメモ代りでもあるので、ネタバレしてるかも。
また、リンク切れ等もあるかもしれませんが、めんどくさがりな管理人ゆえ、放置してます。あしからず。

僕達急行 A列車で行こう

やっぱり録画していたのを鑑賞。2011年年末に亡くなられた森田芳光監督の遺作。
色んな作品があるけれど、これはゆるっと系かな。
鉄ちゃんとも言われる鉄道ヲタクの青年たちが織りなす物語かなぁ。一言で言えば、趣味は身を助くですね。
登場人物の名前は、鉄道関係にきっちりまとまってます。
私の趣味は、映画鑑賞。(わかってることか…)今のとこ、映画みたいに助かったことはない。
bokukyu1僕達急行 A列車で行こう
監督・脚本:森田芳光
プロデューサー:白倉伸一郎、三沢和子、川田亮   
監督補:杉山泰一   
撮影:沖村志宏   
美術:和田洋   
音楽:大島ミチル   
音響効果:伊藤進一   
主題歌:RIP SLYME『RIDE ON』
助監督:増田伸弥
上映時間:117分
出演:松山ケンイチ、瑛太、貫地谷しほり、村川絵梨、ピエール瀧、星野知子、伊東ゆかり、笹野高史、伊武雅刀、西岡徳馬、松坂慶子、他
bokukyu7のぞみ地所の社員、小町圭(松山ケンイチ)とコダマ鉄工所の二代目、小玉健太(瑛太)は、ともに鉄道を愛する者同士。ふとしたきっかけで出会った2人は、すぐに仲良くなる。住まいにも、鉄道が見える景色“トレインビュー”を追求する小町は、コダマ鉄工所の寮に入居したものの、やがて九州支社に転勤することに。転勤先の九州では、大手企業の社長(ピエール瀧)をなかなか口説き落とせず、のぞみ地所は苦戦していた。ところが、社長も鉄道ファンだったことから、小町や小玉と意気投合。事態は一気に好転する。仕事も趣味も順調そのもの。これに対して、恋の方は思ったように進展せず、2人は途方に暮れていたが……。
公式サイト

bokukyu2森田監督の遺作でなければ、ミニ感想にしちゃおかなーという雰囲気の映画でしたんで、今回は自分の趣味の話に走ると思います。
これ、昔の日本映画の感じがするなぁ。
鉄道が影の主役だけあって、ふんだんに車窓風景や電車が出てきます。
展開は、予定調和なので、そういうんとか趣味の話やキャラを楽しめばいい。ゆるっと楽しめばいい。
bokukyu5鉄道ファンといえど、その楽しみ方は人によって違うというところは、よくわかる。ほんでもって、共通の趣味というのは、人と人の防御壁がなくなる。
この映画に出てくる鉄道ファンの人たちは、他の人の楽しみ方をあんまり否定してません。そこは、すごく心地よく思えます。
映画ファンのなかには、こうでなければならないというのを持ってる人が多いですからぁ。そういう私も、多少のこだわりはありますが、他人の否定はあんまりしたくはないとは思ってます。されると哀しいということを知ってるから。
bokukyu6映画はね、娯楽だし。感想とかが中心になっちゃうから、面白いかそうじゃないかっていうのが、念頭にきちゃうせいもあるんでしょうねぇ。色んなジャンルがあって、好みや感性で違うもんだしね。
もちろん、映画館で観ることを前提に創られているものですけど、どういうカタチで観ようと構わないとも、今の時代は思います。
映画の中でも、ジオラマ作っちゃう人、写真を撮る人、風を感じる人、車体に興味のある人やら色々でした。
bokukyu3京都駅なんかにいると、発駅や着駅であることが多いせいか三脚もった鉄道ファンを見かけることも多いです。
さほど興味のない私なんかにすると、へぇ〜くらいですけどね。この電車のなにが撮りたいんだろって思っちゃう(笑)
昔と違って映画は、手軽に楽しめるようになって、アレを観たコレ観たって話は、よく耳にします。そして、色んな見方の角度があって、面白いです。
ネットの検索にでてくるページは、やっぱりファンや研究者ならではで、そのおかげで色んな事を知り得てます。歴史のこととか地理のこと政治のことやら細かな意味やら、毎度、助けられてます。
広く浅くたまにちょっと用水路並みの深さで、わかればいいや〜という私なんで、ありがたや〜ですよ。きっと、
好奇心が持続しないのよね。
ただ、個人の考えや何か(既出の本とか)に影響されてる記事もあるので、複数は観るべきだろうと意識しています。
映画に戻します。
bokukyu4鉄ちゃんとしては、瑛太の小玉クンの鉄ちゃんがいいですね。機械系に詳しいという憧れもあります。(コビトさんが中で動かしてると思ってる私ですゆえ)
うまくいかない恋模様もあるのですが、彼らにとってはなんだか鉄道の方がそれより大事にも思える。
小町くんは、きっと頭のいい大学でも出てるみたいですが、天然です。誰もが左遷と思う九州転勤も、るんるん♪しちゃうし、女性との付合い方も、ん?
青春18切符で、九州を訪れた小玉クンを交えて、筑紫という鉄道ファンと知り合い、彼が小町クンの会社で手こずっていたメーカーの社長であり、筑紫が求める機械の開発を小玉クンが出来ることとなり、小玉クンの工場は融資を受けられるようになったり、丸く収まったもんだ。
この映画は、森田監督の遺作としては、なんたらかったらという意見も多かったみたいですが、ひねくりつつきまくらないと物語はダメと思い込んでるんじゃないでしょうかね。
こういう映画があってもいいなと思いましたよ、私はね。
あたしゃ、近鉄のしまかぜに乗ってみたい。気分は、壇れい…なんちゃって。

まほろ駅前多田便利軒

これは、ちょっと気になってたんですが、CSで放映されてたんで録画。
ぼけぇ〜と観てました。字幕を読まなくていいからね(笑)
どこかゆるっとした空気感が、観やすかった。「なんじゃこりゃぁ〜」の会話もナイス。
このコンビのままで、続編決定してるそうですね。
実は、これは5月に鑑賞。記事がほぼ書けていたが、ほったらかしてしまってました…
MIBを観て、そっち優先しちゃったままずるずるとです。
tadabenriken1まほろ駅前多田便利軒
監督:大森立嗣   
原作:三浦しをん   
脚本:大森立嗣   
撮影:大塚亮   
美術:原田満生   
音楽:岸田繁   
主題歌:くるり    『キャメル』
上映時間:123分
出演:瑛太、松田龍平、片岡礼子、鈴木杏、本上まなみ、柄本佑、横山幸汰、梅沢昌代、大森南朋、松尾スズキ、麿赤兒、高良健吾、岸部一徳、他
ある年の正月。東京郊外に位置するまほろ市で便利屋を営む多田(瑛太)のもとに、ひょんなことから同級生の行天(松田龍平)が転がり込んでくる。自称コロンビア人の娼婦(しょうふ)ルル(片岡礼子)やヤバいアルバイトに手を出す小学生の由良(横山幸汰)など、二人は便利屋稼業を通して奇妙な客たちの人生に深くかかわっていく。
まほろ駅前多田便利軒 - goo 映画

tadabenriken5tadabenriken3記事を書くのに、ちょいちょい観てたらさ、この映画の監督さんって大森南朋のお兄さんでさ、麿赤兒の息子なんだよね。家族で盛り立てて創ってるんだねぇ。
大森南朋と麿赤兒が親子なのは知ってたけど、へぇ〜でした。
さて、「なんじゃこりゃぁ〜」。
もう何十年も前なんですね。松田龍平のパパの松田優作がGパンデカ殉職のシーンですわな。実のとこ、私んちはNHKの時代劇を見る家だったので、リアルには観ていません。再放送で観たんだと思う。映画で龍平さんも、トイレで刺されちゃうし、因果やねぇ。(狙ったとは思う)
tadabenriken2瑛太と松田龍平のコンビは、絶妙なもんがありますね。
これといったドラマチックな出来事が、ずんずんとあるわけでもないんだけど、なんか観ちゃうというものがありました。
疲れててぼけまくってたんで、いつやめてもいいやの気分だったのですが、結局最後まで観ましたもん。
どう考えても彼らは、ワケありのバツイチで、その背景も徐々にはがされていくというのも、おもしろみでした。
tadabenriken6tadabenriken4瑛太と松田龍平は、まだ20代でしょう。なんか、30代くらいの男たちでもいいようなバツイチなんだけどねぇ。この頃の人は、結婚年齢が遅いからそう思うのかな。

この映画を鑑賞してから、ずいぶん経つわけですが、「探偵はBARにいる」とちょっと頭の中でかぶってるようーなとこはあります。龍平のせいや。
ゆるっと観るのには、いい映画だったなぁと思います。

ディア・ドクター

評判の良かった邦画。キネマ旬報の09’の邦画ベスト1作品です。
鶴瓶師匠は、すっかり俳優さんの顔になってます。監督は「ゆれる」の西川美和監督。なんか上手いのよねぇ、心理描写がさー。
医は仁術、本音と建前という事を思い出した。
deardr4ディア・ドクター
監督・原作・脚本:西川美和
製作:川城和実、重延浩、島本雄二、久松猛朗、千佐隆智、喜多埜裕明
プロデューサー:加藤悦弘
撮影:柳島克己
美術:三ツ松けいこ
編集:宮島竜治
音楽:モアリズム
上映時間:127分
出演:笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、松重豊、岩松了、笹野高史、井川遥、高橋昌也、中村勘三郎、香川照之、八千草薫、他
deardr2村でただ一人の医師、伊野(笑福亭鶴瓶)が失踪(しっそう)する。村人たちに全幅の信頼を寄せられていた伊野だったが、彼の背景を知るものは誰一人として いなかった。事件前、伊野は一人暮らしの未亡人、かづ子(八千草薫)を診療していた。かづ子は次第に伊野に心を開き始めていたが、そんな折に例の失踪 (しっそう)事件が起き……。(シネマトゥディより)
ディア・ドクター - goo 映画
deardr1最初から、伊野が無免許医師ということを知ってしまっていての鑑賞です。
まぁ、途中でそれは明かされていくのだけれどね。
冒頭は、伊野の失踪の日の夜。
開業医の息子の相馬が研修医として、山間の村に派遣されてくるところから、彼の話ははじまる。
都会育ちの相馬が、知らぬ間にむちゃ村に馴染んでしまってますが、その辺の描写は彼の物語ではないので、すっとばし加減が好きです。
deardr6映画の中では、観客側は冷静だから、伊野がね、結構偶然や看護士大竹さんの助けで他人の命の危機を乗り越えてきてるのが、よくわかるんですね。
かといって、彼なりにちゃんと勉強もしてるわけだ。
お医者さんには、なんやかんやでお世話にはなっておりますが、一番相性の悪いのが歯医者さんで、どうもダメですなぁ。この先生はっていう人はあっても、予約の間隔が空きすぎるとかもあるし。おかげで、歯がぼろぼろのまんま(T.T) いっそ、総入れ歯にでもしたくなってしまう(笑)
総合病院っていうのも、待ち時間が長すぎて、順番がやっと来ても、ほとんど頭が居眠っていたり、どっぷり本の世界だったりで、ん?(笑)
町の開業医さんは、ほんとに相性ですねぇー。
お医者さまというのは、大変だとは思うんです。負担だとは思うんです。でも、もうちょっと話を聞いてくれぇと思う事がかなり多い。診察1分なんていうのもあるらしいからねぇ。
実家の母の事は、介護士さんや看護士さんなんかの方に頼りっぱなし。私なんかは、医者より信用してますもん。母を大事にしてくれるんですよね。
そう、伊野の感じってね、介護士&看護士さんとの関係と似たような密接さを思い出しました。
過疎化の進む村は、老人の人口の占める割合が大きいわけで、ほんじゃぁどうしたい?なんですよね。
完全に治る見込みがある病気ばっかりじゃないし。
亡くなった父は、私に近い京都とかじゃなく自分ちの辺からは離れたがらなかった。
そういうもんなんじゃないかなぁと思う。今のとこ、私はどこでのたれ死んでもいいやと思ってますけどねぇ(笑)

deardr5それこそ、村人たちは名医だともてはやしたりしていたのですが、本当の伊野の正体を知ってから、口では結構な事を言います。かづこでさえ、なんにもしてもらってないという。
相馬も、春からここに来たいと言っておきながら、刑事の前では、どこか変だったと感じていたと言う。
でも、本心はそうじゃなかっただろうなっていう空気感がありました。
「ニセモノだ」という伊野の告白にも、実際、相馬はそうはとっていなかったんだもん。
伊野がなぜ?というWHYは、薬業者の斎門の刑事への陳述でよ〜くわかる。
自立した娘たちに厄介をかけまいとするかづこのためのウソから、失踪につながるけれど、そこには「情」があればこそと思う。
deardr3鶴瓶さんのもつなごみ系な部分が、村のお医者さんとして大活躍な部分がありました。薬屋さんとのちょっと癒着なダークさも、後に明らかになるんですが、過去を考えると、まるきりダークにも思えないところが、凄いかもしれません。
すっきり解決型の映画ではなく、〜だろうな的でもあり、それが人間の内面でしょうね。
曖昧なのが人間のなせるワザな気もします。
エンディングも、伊野らしい感じがして嬉しかった。でもさ、彼女にばかり気をかけ過ぎな気もしないではなかった私です。
心を病みがちな現代人には、ある疾病のことだけじゃなく、医者に心を温めて欲しいっていうのは、贅沢であり、変な環境なのかもしれないです。
でも、たった一言・ちょっとした行動で楽になることも、多いのは、私もみんなが心にとめなきゃだめだよね。
色んな事を考えてしまう映画でした。
映画鑑賞の感想のBlogです。たまに、海ドラ。ぼやき。
個人の感想メモなので、ネタバレはしてしまってるかも…。
ジャンルは雑食。娯楽大作からB級となんでも観てるつもり。
視点はミーハー♪
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ちゃぴちゃぴ

京都府在住。妖怪・珍獣の域?
お家で映画、たまに映画館。
ジャンルは、特に関係なく観てます。海外ドラマ(欧米)も好き。
男前には目がないです。

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