これって、日本版も正式な続編だったんですねぇ。
今、パラノーマル・アクティビティ2が公開中で、どげなもん?って思って、レンタルを躊躇してたんですが、「怖いよ〜」というブロガーさんの声から、観ちゃった。
ただ、むこうのは無名の俳優さんを使うことで、リアルなドキュメンタリー風にしていたのを、こちらは俳優さんと名前が知られてる人です(私は顔と名前が一致してない人でしたけどね)。
それでも、もうモキュメントとわかってるので、支障はなし。
山野家の不幸です。
tokyonight1パラノーマル・アクティビティ第2章 /TOKYO NIGHT
監督・脚本:長江俊和
上映時間:90分
出演:中村蒼、青山倫子、吉谷彩子、鯨井康介、守永真彩、山田登是、松林慎司、津村和幸、他
東京の閑静な住宅地の一軒家に住む山野家。27歳の長女、春花(青山倫子)は旅行先のアメリカで交通事故に遭い、両足を複雑骨折して車椅子で帰国する。浪人生で19歳の弟、幸一(中村蒼)はそんな姉を買ったばかりのビデオカメラで出迎える。父は海外出張が多く、不在がち。そのため、半年は自力で歩けないという春花の介護は幸一の仕事になる。ほどなく、春花の部屋に置いた車椅子が朝になると移動したり、盛り塩が踏み荒らされたりする怪事件が発生。ただならぬものを感じた幸一は、嫌がる春花を説得。超常現象の正体を掴むために、ビデオカメラを春花の部屋に設置し、そこで起こる出来事を撮影することにする。それをPCでモニターしておけば、姉に何か起こってもすぐに駆けつけられる。だが、そこに潜む“何か”は幸一の想像を遥かに超えていた。深夜に響くラップ音、突然割れるコップ、霊感の強い友人を怯えさせるほどの異様な空気…。エスカレートしていく現象は春花や幸一の身に危険を及ぼし始める。やがて明らかになる驚くべき事実。超常現象の正体とは?幸一と春花はこの恐るべき現象から逃げ延びることができるのか?撮影開始から15日目の夜、想像を絶する“パラノーマル・アクティビティ”が2人の身に容赦なく襲いかかる……!
公式サイト
パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT - goo 映画
本家「パラノーマル・アクティビティ」のMy記事ちゃん

tokyonight2ほぼ、本元のような筋立てではあるんですが、設定が姉弟であることで、所詮赤の他人の男女の関係とはまた違った関係になります。
だって、基本的に家から離れられない理由がある。
ほんでもって、姉ちゃんはアメリカで事故に遭い、両足を複雑骨折しており、歩けない。これが、後半効いてくる。
徐々に、「何か」は悪さをエスカレートしはじめ、最後半はJホラーならではの怖さになってました。
tokyonight4呪怨みたいだぁ。
完全に実体を描いてません。パラノーマル・アクティビティは足跡とかだけでもあったもんね。
悪魔払いじゃなくって、神事のお祓いで、そこらへんの神社の宮司さんみたいでさ、八百万の神が聞き届けて下さったのか?と思えたり(笑)
厄のお祓いを思い出しました。(これも厄に違いない)
tokyonight3たまに、この家にはいったい何台ビデオカメラがあるねん?と思うような構図もあったんですけど(意外と冷静)、いい感じにまとまってたんじゃないでしょうかね。
置き場所が、いい目線のとこだ。
筋運びは、ほんまに下手をすると二番煎じもいいとこなんですけど、こういうのって、特有の湿度の高い空気感が怖さを増すようにも思う。
パラノーマル・アクティビティで、凄く気になったドアの開けっ放しがなかったのもよかったです。
開けっ放して寝るというのが、あの状況下でさ、ものすご〜く不自然きわまりなかったんです。アメリカ人だって閉めるやろ。エアコンをがんがんにかける民族だと思うしさー。
あれが、悪魔であろうこととかそういう説明は、前にあったし、こんなん観るのは、前も観た人が大半だし、いらん。
ケイティという名前は、ほぼ忘れてたんですが、もしかしてそうか…、そこで出てくるとはなぁ…でした。
まー、あのラスト付近のゾクゾクだけでも、今夜、寝るのが怖いです。
日本に悪魔が来ると、怨霊になったような感じがしないでもないな。
盛り塩が、悪魔に効かなかったようなのは、割と強いヤツかもしれないですね。(この手の情報は、スーパーナチュラルに毒されてます)
これ系列のCMで、試写の観客を映し出したもんが、きわめて恐ろしい…。茶髪・金髪のねえちゃんたちが、怖いよ。
めちゃくちゃ不快なんです、あれ。