2007年03月02日

火ようびのごちそうはひきがえる

火ようびのごちそうはひきがえる

 火よう日のごちそうはひきがえる

 ラッセル・E・エリクソン作
 ローレンス・D・フィオリ画






ひきがえるのウォートンが 
みみずくに捕まりました。

みみずくはウォートンを 
自分の誕生日のご馳走にするつもりです。

みみずくの誕生日まで あと5日。

5日後の誕生日まで、みみずくとウォートンの
共同生活が始まります。

明るく前向きな性格のウォートン。
ともだちのいない、孤独なみみずく。

捕まったものと捕まえたもの。
強者と弱者。

でも、一緒に生活を始めるにつれ、
ふたりのあいだに少しずつ
奇妙な心の交流が。。。


大人の私でも
「続きはどうなっちゃうのかしら」
と気になる展開。

思えばこういう状況をテーマにしたものって、
大人の小説や映画でもありますよね。

子供向けの本ではありますが、読み応えのある1冊です。
これぞ物語の醍醐味!



katie1999 at 04:31|PermalinkComments(3)TrackBack(0)小学校低学年(6〜8才) 

2007年01月11日

ももいろのきりん

ももいろのきりん

 ももいろのきりん

 中川李枝子






この本は、私が小学生のときに出会いました。
初めて読んだ時には、
ちょっとした衝撃を受けたのも覚えています。

自分の部屋いっぱいに広がったももいろの紙、
その紙を使ってきりんを作るということ、
そしてそのきりんが口を利いて動き出し、
主人公るるこをのせて「クレヨン山」に
連れて行ってくれること。。。

「私もこんなももいろの紙が欲しい!」

あっという間に、
きりんのキリカとるるこちゃんの世界に
引き込まれてしまいました。

そして月日は流れ、
一時帰国のときに訪れた書店でこの本に再会したとき、

「絶対に娘も気に入るはず」

と確信。
迷わず購入しました。

娘の反応は。。。

「私もこんなももいろの紙が欲し〜い!」

絵本と呼ぶには少し字数が多いのですが、
ストーリーそのものの魅力で飽きさせません。

そろそろ絵本も卒業・・・?
という過渡期にピッタリの一冊です。



katie1999 at 10:05|PermalinkComments(2)TrackBack(1)就学前後(5〜6才) | 小学校低学年(6〜8才)

2006年12月08日

時計つくりのジョニー

時計つくりのジョニー

 時計つくりのジョニー

 エドワード・アーディゾーニ





ジョニーは もの作りが大好きな男の子。
暇さえあれば かなづちで釘をうったり、
のこぎりで木をきったりしています。

ある日ジョニーは、自分で大時計をつくることを
思い立ちました。

そんなジョニーを、お父さんもお母さんも、
そして学校の先生まで、
「そんなこと できっこない」
「つまらないこと いうんじゃありません」
なんて 言うのです。

それでも ジョニーは大時計をつくります。

いろいろ困難もありましたが、
くじけずに最後までやり遂げたジョニーは 立派です。

そして、最後はお父さんやお母さんも
ジョニーの素晴らしさに気付き、
誇りに思うのです。


好きなことに打ち込むこと、
最後まで あきらめずにやり遂げること。
誰にでも 可能性があること。

たとえ どんなに小さなことでも、
成功体験は 人に自信をもたらします。

私の娘も ジョニーのように、
好きなことに打ち込める 充実した時間を
たくさん持って欲しいなと思いました。

そして私自身も、そんな娘を
暖かく見守れる親でありたいものです。


katie1999 at 09:34|PermalinkComments(4)TrackBack(0)小学校低学年(6〜8才) 

2006年12月01日

あーんあん

あーんあん

 あーんあん

 せな けいこ




  ほいくえんに いくのは いいけれど
  かあさんが かえっちゃ いやだよー

分かる分かる、こういうシチュエーション。

そして、誰かが「あーん あん」と泣いていると
まわりのお友達にも 「あーん あん」がうつっちゃう。

そして、みんなそろって「あーん あん」と泣いているうちに
涙がたまって 海のようになり、
なんと 子ども達は おさかなになってしまうのです。

でも・・・

最後は 必ずお母さんが助けに来てくれます。
バケツとアミを持って・・・ね。


うちの娘も よく「あーん あん」と泣く子だったので
とっても親しみを感じる絵本でした。

赤ちゃんが泣くのって、ひたすらに母を求める純粋な本能。
当時はそんなふうに思える余裕はなかったけれど・・・。


ユーモラスで、だけど母と子の絆を感じさせるお話。
紙をちぎって貼り付けたような 
暖かい雰囲気の絵も素敵です。



katie1999 at 07:26|PermalinkComments(4)TrackBack(0)あかちゃん(0〜2才) 

2006年11月29日

とっときのとっかえっこ

とっときのとっかえっこ

 とっときのとっかえっこ

 サリー・ウィットマン ぶん
 カレン・ガンダーシーマー え




ネリーという名の女の子と、お隣に住む
バーソロミューおじいさんの物語。

ふたりは 一体なにをとりかえっこするのでしょう。

原作のタイトルは 「A SPECIAL TRADE」

読んでいくうちに タイトルの意味が分かってきます。

成長していくネリーと、老いていくバーソロミュー。
二人の立場が変わっても、その友情はずっと変わらず・・・。

年をとるって悲しいけど、でもこれが人生の現実でもある。
読むうちに なんだか胸が詰まってしまうような・・・
ちょっぴり切なく、そしてハートウォームなストーリーです。

天国にいるおじいちゃんに捧げたい。



katie1999 at 03:13|PermalinkComments(2)TrackBack(0)就学前後(5〜6才) | 小学校低学年(6〜8才)

2006年11月24日

ぐりとぐらのおきゃくさま

ぐりとぐらのおきゃくさま

 ぐりとぐらのおきゃくさま

 中川李枝子、山脇百合子






ご存知、「ぐりとぐら」シリーズの一冊で、
クリスマスのお話です。

のねずみの ぐりとぐらが、
森で見つけた足跡をたどっていくと
そこは自分たちの家。

レンガ造りで赤い屋根の
可愛らしいおうちの中に入ってみると、
おおきな長靴や 金ボタンの赤いコート、
それに えりまきや 帽子や てぶくろまで。

さて、そのおきゃくさまの正体は・・・。


クリスマスの雰囲気いっぱいの この絵本、
この季節にぴったりの おすすめの1冊です。

私もケーキ焼いちゃおうかな、なんて つい思ったりして。



katie1999 at 04:42|PermalinkComments(2)TrackBack(1)幼稚園児(3〜5才) | 季節の絵本

2006年11月21日

モチモチの木

モチモチの木

 モチモチの木

 斎藤隆介 作
 滝平二郎 絵





モチモチの木に ひがともるという晩、
苦しむ爺さまのため、おくびょうものの豆太が
お医者をよびに ふもとの村へ走る。
夜中に、ハダシで。
いたくて、さむくて、怖かったけど、
大好きな爺さまの死んでしまうほうが
もっと怖かったから。
そしてその夜、豆太が目にしたのは・・・。


切り絵がとても印象的なこの絵本に 
私が初めて出会ったのは、
小学校1年生のときでした。
学級文庫で見つけて、魅入られたように読んでいました。

自分の家にあったわけではないのに、
この本から与えられた強烈な印象を
いまでも鮮明に覚えています。

ほんの子供だったのに、何にそんなに惹きつけられたでしょう。

この本の、匂い立つような格調の高さでしょうか。
それとも、主人公 豆太から感じられる、
精一杯生きてゆくことの力強さでしょうか。

母になった今、
こんどは娘に読んであげたくて手に入れました。
でも、本当は自分のために欲しかったのかもしれません。



katie1999 at 03:55|PermalinkComments(6)TrackBack(0)小学校低学年(6〜8才) 

2006年11月17日

サンタクロースと小人たち



 サンタクロースと小人たち

 マウリ・クンナス






「サンタさんって ほんとうに いるの?」

そんな疑問をぶつけられたとき ぜひ読んであげてください。

サンタさんはどこに住んでいるのか、
プレゼントはどうやって用意するのか、
そして クリスマス当日はどうしているのか・・・

そろそろクリスマスが気になりだすこの時期、
毎年必ず娘に
「読んで」
とせがまれます。

娘はいま9歳ですが、

サンタさんを信じたい・・・
でも本当はどうなのよ・・・

と、疑心暗鬼にかられているお年頃。

娘に、
「ねえ、サンタさんって 本当にいるの?」
と聞かれると、
「もちろん。あなたもあの本で読んだでしょう?」
と自信を持って言い切ります。

「いまごろ小人さんたちが よい子かどうか見に来てるわよ〜」

というと、急に背筋をピ!と伸ばして
それ以上は追求してこなくなる娘です。


katie1999 at 05:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)季節の絵本 

2006年11月15日

まいごになった ぞう

まいごになったぞう

 まいごになったぞう

 てらむらてるお





読んでいると こちらまでほのぼの気分。
やさしい気持ちになれる絵本です。

まいごになった ぞうのあかちゃん。
そして 出会ったどうぶつたち。

ワニやライオンなど こわーいどうぶつもいるのに
どうなることやら・・・

と心配していると、意外や意外、
無邪気な赤ちゃんをまえにすると
みんな 思わずやさしくなってしまうんです。

そして最後は。。。

ごろんごろんところがって、
ぶつかったのは かあさんぞうのあし。

ちゃんと かあさんにあえて よかったね!



katie1999 at 04:18|PermalinkComments(5)TrackBack(0)あかちゃん(0〜2才) 

2006年11月11日

ラチとらいおん

ラチとらいおん
 
 ラチとらいおん

 マレーク・ベロニカ





幼児と呼ぶには ちょっぴり大きくなった年頃の、
家庭という小さな世界から お友達、学校など外の世界へ
まさにこれから踏み出してゆく子ども達に 
ぜひ読んであげたい、 
そんな1冊です。


犬がこわい、暗い部屋がこわい、
そして いじめっ子がこわい・・・

こどもには 何かしら「こわいもの」ってありますよね。
こわい、というか心細い、というか・・・。

この本に登場する ラチという男の子は
まさしく とっても怖がりな男の子。

でも あるときライオンと出会い、

 こわくなんかないぞ。
 ぼくには、らいおんが ついているんだから

と、少しずつですが 勇気を出すことを知ったのです。

そして、とうとう いじめっ子とも対決。
でも、そのときには もうライオンは・・・


我が家の娘も 小さなライオンのぬいぐるみを持っています。
ずいぶん前のことですが、大好きなダディからのお土産でした。

いまはもう すっかりクローゼットの中で忘れられている・・・
と思いきや、なにか悲しいこと、心細いことがあると 
思い出したように奥のほうから引っ張り出してきます。

ラチのように、ライオンがいれば強くなれると思っているのかな。



katie1999 at 03:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)就学前後(5〜6才) | 就学前後(5〜6才)
Welcome!
こんにちは!
このブログに来てくださって、どうもありがとうございます。
私は娘にぜひ本が好きになって欲しいとの願いを込め、絵本の読み聞かせを続けてきましたが、その過程でいくつもの素敵な絵本に出会うことができました。
現在は家族で海外で暮らしていますが、本を読むことの素晴らしさを知っていれば、娘の人生もきっと豊かなものになるだろうと信じています。
その経験を、同じく子育て中の皆さまと分け合えたらと思い、このブログを立ち上げました。子育てに絵本を取り入れてみようと思われる方々に少しでもお役に立てればと思っています。
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