コピペ日記

備忘録・メモ代わりです。意見はごく少々。

2010年02月

prisoner's books
2010年02月
アイテム数:15
セブン‐イレブンの正体
古川 琢也,金曜日取材班
02月14日
作曲家の発想術
青島 広志
02月27日{book[' rank' ]
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「プライベート・ライアン」ばりの銃弾で手首が吹っ飛び、爆弾で身体がこなごなになる戦闘シーンが凄絶。
「…ライアン」の近くで爆発があって一時的に耳が聞こえなくなる悪夢的表現も取り入れているが、それが集合ラッパが聞こえたか聞こえなかったか、撤退するかしないか、そして部隊が全滅しないですんだか否かというドラマの要に結びついているのがうまい。

国民党軍対共産党軍との戦いを扱った初めての中国映画という触れ込みだったが、実際のところ国民党軍はまったく人格のない「敵」とだけ描かれていて、同じ国(?)の人間同士が戦っているという感じはない。途中から朝鮮戦争にも参加することになるが、「敵」として姿を現すのはアメリカ軍で、韓国軍ではないあたり、各方面に気を配っている感じ。

一人だけ生き残った者の死んでいった仲間に対する贖罪感というのは、日本兵の生き残りにも見られる心情のように思う。
名誉回復を求める相手が国家(この場合はイコール共産党)なのは他にありえないとして、どこかひっかかる。こっちは戦後民主主義教育がしみついているせいか、国家とは国民に殺しを命じて国民を殺す存在という認識で見るからだ。

前半戦闘シーンの連続で、後半「平和」になっても主人公がなかなか身分を証明できず居場所を見つけられないで放浪する姿を追う構成は、なんだか先細りになるような印象を与える。本当は戦闘シーンをクライマックスに置く「楽しみ」にしてはいけないのだが。
(☆☆☆★)


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戦場のレクイエム - goo 映画

北の国から Vol.1 [DVD]北の国から Vol.1 [DVD]
出演:田中邦衛(主演)
販売元:フジテレビ
発売日:2001-12-05
おすすめ度:5.0
クチコミを見る


チャンネル:BShi
放送日:2010年 2月27日(土)
放送時間:午前0:50〜午前1:30(40分)
ジャンル:ドキュメンタリー/教養>カルチャー・伝統文化
趣味/教育>その他
バラエティ>トークバラエティ
番組HP:番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/genba/
番組内容
『六三四の剣』『龍‐RON‐』『JIN‐仁‐』が大ヒットした村上もとかさんの特集。デビューして40年、骨太の人間ドラマ・歴史絵巻を描く、創作の原動力とは?
詳細
「六三四の剣」「龍‐RON‐」そしてドラマ化された「JIN‐仁‐」が大ヒットした村上もとかさんの特集。村上さんがデビューして40年近く。綿密な取材をベースに大胆な人物造型で描く骨太の人間ドラマは、若者から中高年世代まで多くのファンをとりこにしてきた。その創作活動の原動力は“歴史へのあくなき興味”と“リアリティー”を追求した画づくり。代表作から最新作まで村上ワールドの魅力をたっぷりと語っていただく。
出演者ほか
村上もとか,  【司会】天野ひろゆき,  大島 麻衣

村上もとかが若いのにびっくり。 調べてみるとデビュー38年で58歳、この6月3日で59歳。髪は黒々としてるし、ゆうに40代で通るな。
 
絵を描き出したのは、映画会社の美術をしていた父親の影響が大きいと語る。NHKでは松竹って固有名詞出してはいかんのかね。
いろいろな資料、画報集を父親から受け継いでいるのも役立っているといって、実物を見せる。 

JINの仁のモデルになったお医者さん(監修もしている)の顔写真が出てきて、なるほど似ているのが可笑しい。 
×              ×


巻き込まれ型サスペンスとするとずいぶんと穴の多い出来。人目のあるところで、抵抗する素振りもない堺雅人にいきなり警官が発砲するところでもうひっかかって、後は将棋倒しに乗れなくなってしまう。
警察が陰謀を巡らすとして、ああ雑なことするか。外部の犯罪者を使ったりして、自分でそうそう手は汚さないだろう。

それから警察その他の連中(みんなやたら強面の芝居)が反撃されて凹んだりダメージを受けたりするわけではないから、およそスッキリしない。第一、首相の暗殺を防げなかったら、県警のトップの首がとぶぞ、確実に。ディテールが雑すぎ。
柄本明の元犯罪者らしき入院患者がなぜか味方するのも調子がいい。

やたら大学時代の回想がはさまって展開にブレーキがかかるのにイライラして見ていたのだが、どうもサスペンスとして見てはいけないみたいで、大学時代の仲間がまた集まって、一花咲かせる(花火を打ち上げるのがクライマックス)話として見るべきらしい。それにしても、サスペンスの作り方がこう甘くていいとは思えない。

原作読んでないせいか、ビートルズの「ゴールデンスランバー」がよく権利を取れたでしょうと言わんばかりに得意気に流れる意味がわからず。
(☆☆★★★)


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ゴールデンスランバー - goo 映画

N響演奏会 −追悼オットマール・スウィトナー−
チャンネル :BS2
放送日 :2010年 2月26日(金)
放送時間 :午前10:00〜午前11:20(80分)
ジャンル :音楽>クラシック・オペラ
音楽>ライブ・コンサート
番組HP:-

番組内容
「交響曲 第39番 変ホ長調 K.543」 「交響曲 第40番 ト短調 K.550」 「交響曲 第41番 ハ長調 K.551“ジュピター”」 モーツァルト作曲

詳細
「交響曲 第39番 変ホ長調 K.543」 「交響曲 第40番 ト短調 K.550」 「交響曲 第41番 ハ長調 K.551“ジュピター”」 モーツァルト作曲 (管弦楽)NHK交響楽団,(指揮)オットマール・スウィトナー 〜NHKホールで録画〜

美しい人 デラックス版 [DVD]

ジェネオン エンタテインメント

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すべてワンシーンワンカットで収めた九つのエピソードから成り立つ一種のオムニバス。ただし、特にオチはなく、お話映画にはなっていない。初めもなければ終わりもない人生の断片を切り取ってきて、その描かれていない部分の余白を想像させるような作り。描いている部分はまったく省略なしなわけで、そのリアリティを埋める役者たちがみんなうまい。

しかし、昔に比べてカメラが自由に動きまわれるようになった分、ワンシーンワンカットといっても良くも悪くも軽い感じになった。

「プリズンブレイク」のマホーンことウィリアム・フィクナーが聾唖者役で出ているのに、ちょっとびっくり。ほか、シシー・スペイセクやジョー・マンテーニャ、ロビン・ライト・ペン、ホリー・ハンターなど、あれと思うような人が出ている。こういうスターの配役序列にこだわらないみたいなキャスティングの映画、あちらの役者さんたちは結構よく出ますね。イメージに縛られないで芝居をみっちりできるからか。
(☆☆☆★)


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美しい人(2005) - goo 映画

あらすじ

近畿商事が米独立系石油開発会社オリオン・オイル社と組んでイランのサルベスタン鉱区を落札してから3年8カ月が過ぎようとしていた。副社長となった壹岐正(唐沢寿明)は、人事、総務、業務、海外事業の四部門を掌握し、事実上、近畿商事の経営全般を指揮する権限を有するようになっていた。一方、石油部長だった兵頭信一良(竹野内豊)は、石油、ガスなどを統括するエネルギー部門の担当常務に昇進していた。サルベスタンではすでに3本の井戸を掘っていたが、石油は一滴も出なかった。現在、四号井の掘削を進めているものの、これまでに合計50億円もの掘削費が泡と消えていた。そんな矢先、四号井が深さ4750フィートで逸泥を起こし、いつ暴噴するかわからないとの連絡が入る。現地に向かった兵頭は、石油があると思われる深度5000〜8000フィートまで掘り進める方法を模索した。だが、これ以上掘るのは不可能だという現場責任者の判断もあり、四号井の廃坑を決断する。四号井の廃坑を受け、日本石油公社は近畿商事への支援打ち切りを決定する。壹岐は、社長の大門一三(原田芳雄)に五号井の掘削を願い出た。しかし大門は、公社が手を引いた以上資金繰りができないとして、サルベスタンから撤退すると言い出す。開発を諦めきれない壹岐は、中東の石油事情に詳しい国際ロビイストの竹中莞爾(清水紘冶)を訪ね…。

スタッフ

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■原作
山崎豊子
『不毛地帯』(新潮文庫刊)

■脚本
橋部敦子

■演出
水田成英

■プロデュース
長部聡介
清水一幸

■メインテーマ
坂本龍一

■制作
フジテレビドラマ制作センター

プレゼント・応募

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「不毛地帯」データ放送プレゼント

「不毛地帯」のデータ放送にて【ドラマオリジナルグッズ】が毎週当たる“クイズ”を実施中!
※番組OA中、地上デジタルテレビは「d」ボタン、ワンセグはタテ表示でデータ放送をご覧になれます(一部機種を除く) 
各話ごとに抽選で3名さま

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※ご応募いただいた情報については利用目的をご覧下さい。

メッセージを紹介

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大門社長のシーンを増やして!

このドラマに緊張感を与え、引き締めているのは、大門社長の演技力に依拠するところが多大だと思います。できれば、大門社長を紅子のお店に連れて行ってほしい。豪快に飲んだり、お店でホステスさんたちを笑わせたりするシーンがぜひ見てみたいと思います☆渋くて男らしくブレていない。本音で生きている骨太な昔の男性を好演していらっしゃる原田さんは最高に素敵です。
(ベコ・女・主婦・40's)2010/02/25 01:55

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ブログ最新記事

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『本日、第17話!!』
みなさんこんばんは、ZEPです!本日は、『不毛地帯』第17話のオンエアです。通常通り、夜10時からの放送です。遂に、イラン・サルベスタン鉱区の国際入札の決着がつきます!激化する情報戦の果てに、一…
2010/02/25 20:42

原作:太宰治『グッド・バイ』 / 監督:篠原哲雄 / 出演:山崎まさよし、水川あさみ / ナレーション:吉岡聖恵(いきものがかり)
BUNGO「グッド・バイ」山崎まさよし

原作は未完だからどう結末をつけるのかと思ったら、女と手を切ろうとして雇った女とまた腐れ縁になりそうなところで終わるという、まず妥当な線。

女と手を切るのに美人を連れて行けばいいというフェミニストを激怒させそうな話。終戦直後とはいえ。
困るのは、手を切られる側も女優さんだから美人なのだね。

原作にある「カラス声」の女というのはどんなものなのかよくわからないのだが、これ聴いてもよくわからず。

知る楽 こだわり人物伝 孤高のフォークシンガー 高田渡 第4回 <終>
チャンネル :教育/デジタル教育1
放送日 :2010年 2月24日(水)
放送時間 :午後10:25〜午後10:50(25分)
ジャンル :趣味/教育>生涯教育・資格
ドキュメンタリー/教養>その他
番組HP:番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/shiruraku/

番組内容
亡くなって5年がたった今も、絶大な人気を誇るフォークシンガー高田渡。波乱に満ちた人生を振り返りながら、その魅力に迫る4回シリーズ。

詳細
平成に入って再び注目されるようになった高田渡。ドキュメンタリー映画の公開などで一挙に人気が高まる中、全 国ツアーの真っ最中に、突然の死を迎える。しかし、亡くなった後も、高田の歌は幅広い世代に歌い継がれていった。第4回は、民衆の心を歌うことにこだわり 続けた高田の最期の日々を見つめる。

出演者ほか
【ゲスト】漫画家…江口 寿史,  シンガーソングライター…中川 五郎,  ギタリスト…佐久間順平,  歌手…鈴木 慶一,  【解説】歌手…なぎら健壱,  【語り】藤田千代美,  【朗読】小松 健悦

最後のライブでの顔色の悪さがただごとではない。
ドキュメンタリー映画で収録された下北沢のライブに行ったのだが、舞台に酒を持ち出して途中で眠ってしまっていてので、これは長くないのではないかとどきりとしたら当たってしまった(映画ではカットされている)。

ジャンルは違うが中島らもとか中川昭一とか明らかにアルコールでおかしいのがわかっていて止めることできないで逝ってしまうのは、なんとかならないものかと思う。強引にでも止めることができないで命を縮めている無名の人は、その何千、何万倍もいるはずだし。

中島らもの追悼ムックで、酒場巡りの連載をさせていたのに一人だけ本気で怒っていた人がいたが(名は失念)、本当に怒るべきだと思うよ。

あまり才能のある酒飲みを甘やかしてはいけないということ。
周囲の人間を責めることになるが、仕方ない。

クラシック倶楽部 −アトリウム弦楽四重奏団 演奏会−
チャンネル :BS2
放送日 :2010年 2月24日(水)
放送時間 :午前10:55〜午前11:50(55分)
ジャンル :音楽>クラシック・オペラ
音楽>ライブ・コンサート
番組HP:番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/bsclassic/index.html

番組内容

− アトリウム弦楽四重奏団 演奏会 −          

「弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調から 第3楽章、第4楽章」  
ボロディン作曲

「弦楽四重奏曲 第2番 ヘ長調 作品22」         
チャイコフスキー作曲

(演奏)アトリウム弦楽四重奏団

〜東京・トッパンホールで録画〜


大金持ちが妻を女優に仕立てた上、わざとその出演作の出来をおとしめて他の人間の目にふれないよう「独占」するというモチーフには、「市民ケーン」が匂う。金持ちの死から遡りカットバックを組み合わせていきさつを物語る構成も。

金持ちの息子がいつも回しているカメラの三脚を使って争う姿をそのカメラの記録映像として描いたショットは「血を吸うカメラ」Peeping Tomみたいだなと思っていたら、果たせるかなその息子がPeeping Tomと呼ばれるところがちゃんとある。字幕では「覗き魔」と訳されていたが。

盲目の元映画監督という設定は、いずれにしても周囲に支えられないとやっていられないという意味かとも思える。

話の意外性が、今ひとつとってつけたよう。
(☆☆☆★)


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抱擁のかけら - goo 映画

原作:森鴎外『高瀬舟』 / 監督:冨樫森 / 出演:成宮寛貴、杉本哲太、タモト清風、岡本麗 / ナレーション:吉田聖恵(いきものがかり)
文学「高瀬舟」 森鴎外原作 成宮寛貴

喉を切っているのに声が普通だね。 

2010年2月23日(火) 夜7時00分〜夜8時54分

番組ホームページはこちら

番組内容

“世界のビックリ人間&動物”を大特集!思わず息をのむような衝撃的なスゴ技から、バカバカしくて笑ってしまうものまで、世界各国から集めた仰天映像をお届けします
番組内容日 本を始め、中国、韓国、インド、フランス、イギリスなど世界各国からスゴ技を持った“世界のビックリ人間&動物”を大特集。思わず息をのむような衝撃的な スゴ技から、バカバカしくて笑ってしまうものまで、様々な仰天映像をお届けします。また、番組MCの中川翔子と我が家が、衝撃映像を作るべく様々な事に チャレンジ!果たして、世界のビックリ人間と肩を並べることができるのか!?
出演者【番組MC】中川翔子、我が家

クラシック倶楽部 −辻井伸行 ピアノ・リサイタル−
チャンネル :BS2
放送日 :2010年 2月23日(火)
放送時間 :午前10:55〜午前11:51(56分)
ジャンル :音楽>クラシック・オペラ
音楽>ライブ・コンサート
番組HP:-

番組内容
「ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品106 “ハンマークラヴィール”」 ベートーベン作曲 「“映像”第1集から “動き”」 ドビュッシー作曲

詳細
「ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品106 “ハンマークラヴィール”」 ベートーベン作曲 「“映 像”第1集から “動き”」 ドビュッシー作曲 「“パガニーニによる大練習曲”から “鐘”」 リスト作曲 「エチュード ハ短調 作品10第12  “革命”」ショパン作曲 (ピアノ)辻井伸行 〜東京オペラシティコンサートホールで録画〜

監督のピーター・ボクダノヴィッチが1971年に一度作ったフォードに関するドキュメンタリーに、最近(といっても、完成したのが2006年)スピルバーグやイーストウッドなどに対して行ったインタビューを加えて構成しているもので、時間軸がごっちゃになってフォードやジョン・ウェイン、ジェームス・スチュワートが最近の人みたいに見える。

ボクダノヴィッチはもともと映画評論家出身で、自分が見てきた好きな映画をあからさまに引用する監督のはしりだけれど、愛着が強すぎるのか、フォード作品の抜粋がいささか長すぎ。

フォードの時代はスタジオ・システムががっちりしていて正面きって戦ったら決して勝てないので、お偉方が編集でいじれないようにワン・テイクで済ませたという。イーストウッドは自分で編集権を持っているだろうに、ワンテイク主義という点では一緒。

「黄色いリボン」の稲光が見えるシーンは、実際に嵐が来たのを捕まえたものだという。
Ford's luckという言葉があるくらいで、「わが谷は緑なりき」の結婚式でのモーリーン・オハラのケープがふわっときれいに浮かぶのまで偶然だと思われたのだが、冗談ではない、送風機で風を送ったんだとオハラがインタビューでちょっと怒ったみたいに語る。

「馬上の二人」でスチュワートとリチャード・ウィドマークの川岸の長いツーショットを撮るのに、フォードが二人にそっと相手はいい役者(good country actor)だぞと誉めてあおったという。

衛星映画劇場 アカデミー受賞作品特集「映画の巨人 ジョン・フォード」
チャンネル :BS2
放送日 :2010年 2月18日(木)
放送時間 :午後1:00〜午後2:52(112分)
ジャンル :映画>洋画
番組HP: http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html

                      <字幕スーパー>
                   <スタンダードサイズ>
                              
                          【出演】
                      ジョン・フォード
                   マーティン・スコセッシ
                 スティーブン・スピルバーグ
                              
  〜2006年 アメリカ ケネディ/マーシャル・プロ制作〜
                              
                              
【プロデューサー】ジェームズ・R・シルケ          
         ジョージ・スティーブンス・ジュニア    
【ディレクター】ピーター・ボグダノヴィッチ         
【撮影】ラズロ・コバックス                 
    エリック・シャーマン                
    ほか                        
【編集】リチャード・パターソン               
【ナレーター】オーソン・ウェルズ              
【原題】DIRECTED BY JOHN FORD    

原作:谷崎潤一郎『富美子の足』 / 監督:橋本光二郎 / 出演:加藤ローサ、寺田農、夕輝壽太、ほか
BUNGO「富美子の足」加藤ローサ

加藤ローサの足がきれいなので、フット・フェティシズムに説得力が出た。
寺田農が妄執に取り付かれた老人を好演。
だけれど、女の足に踏まれて喜んでいる画というのは、そっちの趣味のない人間にはどうしてもバカみたいに見える。

衛星映画劇場 アカデミー受賞作品特集「ゴスフォード・パーク」 <字幕スーパー>
チャンネル :BS2
放送日 :2010年 2月22日(月)
放送時間 :午後8:00〜午後10:19(139分)
ジャンル :映画>洋画
番組HP:番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html

番組内容
<字幕スーパー>
<レターボックスサイズ>
【監督】ロバート・アルトマン              

【出演】
マギー・スミス
マイケル・ガンボン
クリスティン・スコット・トーマス

〜2001年 アメリカ サンドキャッスル5・プロ制作〜 


【製作】ボブ・バラバン                   
デビッド・レヴィ                  
ロバート・アルトマン                
【原案】ボブ・バラバン                   
ロバート・アルトマン                
【脚本】ジュリアン・フェローズ               
【撮影】アンドリュー・ダン                 
【音楽】パトリック・ドイル                 
【原題】GOSFORD PARK          

登場人物がやたら多くてテレビ画面では見分けにくくて往生する。

衛星映画劇場 アカデミー受賞作品特集「8 1/2」 <字幕スーパー> <レターボ
チャンネル :BS2
放送日 :2010年 2月22日(月)
放送時間 :午後1:00〜午後3:20(140分)
ジャンル :映画>洋画
番組HP:番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html

番組内容
<字幕スーパー>
<レターボックスサイズ>
【監督】フェデリコ・フェリーニ             

【出演】
マルチェロ・マストロヤンニ
クラウディア・カルディナーレ
アヌーク・エーメ

〜1963年 イタリア チネリツ制作〜         


【製作】アンジェロ・リッツォーリ              
【脚本】フェデリコ・フェリーニ               
トゥリオ・ピネッリ                 
エンニオ・フライアーノ               
ブルネロ・ロンディ                 
【撮影】ジャンニ・ディ・ベナンツォ             
【音楽】ニーノ・ロータ                   
【原題】OTTO E MEZZO            



偶然なのだろうけれど、「アバター」にモチーフが似てますね。人間とは別のもうひとつの肉体(この場合は精巧なロボット)が作り出されて、代わって危険だったり行きたくなかったりする世界に派遣されるというあたり。
実物と同じ見かけである必要はないわけで、ネカマ(←死語)みたいに実物は爺さんでもサロゲートは若い美女ということもできる。

もっとも、案外こういうアルターエゴのモチーフは昔からあったし映画では若いときと年食ったときを別々の役者がやったりするのが常態でもあるので、いろいろと今風の意匠をまとっているけれど、モラルとしては案外と古風な「本物」の「自分」肯定でまとめている。

ブルース・ウィリスが「ダイ・ハード」一作目のハイテクと無縁のアナログ人間のイメージを再現している。
(☆☆☆)


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サロゲート - goo 映画

N響アワー −最近の演奏会から〜広上淳一のプロコフィエフ〜−
チャンネル :教育/デジタル教育1
放送日 :2010年 2月21日(日)
放送時間 :午後9:00〜午後10:00(60分)
ジャンル :音楽>クラシック・オペラ
番組HP:番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/

番組内容
毎月お送りしている「最近の演奏会から」。今回は4年ぶりにN響定期に登板した広上淳一のプロコフィエフ作曲「交響曲第7番」を、広上のインタビューとともに紹介する。

詳細
2010年1月の定期公演から、広上淳一指揮、プロコフィエフ作曲「交響曲第7番」を紹介する。1985年に N響を指揮して日本デビューした広上が、N響定期公演に4年ぶりに登場した。ハイドンのオラトリオやマーラーの交響曲など大規模な作品を取り上げてきた広 上が、今回演奏したのはプロコフィエフの作品と武満徹作曲「3つの映画音楽」。広上のインタビューとともに、こん身の演奏をお届けする。

広上氏の高見盛みたいな指揮ぶりの可笑しいのなんのって。

解説ステレオ字幕放送データ放送 龍馬伝(8)「弥太郎の涙」
チャンネル :総合/デジタル総合
放送日 :2010年 2月21日(日)
放送時間 :午後8:00〜午後8:45(45分)
ジャンル :ドラマ>国内ドラマ
ドラマ>時代劇
番組HP:番組ホームページ http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/

番組内容
弥太郎(香川照之)は父に傷を負わせた庄屋の不正を奉行に申し立てるが相手にされない。そこで龍馬(福山雅治)は弥太郎と吉田東洋(田中泯)に直訴に行く。

詳細
弥太郎(香川照之)の父・弥次郎(蟹江敬三)は、治水をめぐって庄屋と大げんかをする。龍馬(福山雅治)は弥 次郎が男たちに殴られているのを目撃し、岩崎家の問題にかかわることになる。弥太郎は江戸から駆け戻り、奉行所に庄屋の不正を申し立てるが相手にされな い。龍馬は弥太郎を誘い、土佐藩の有力者である吉田東洋(田中泯)に直訴する。しかし、東洋にもとりあってもらえず、弥太郎は奉行所の門に不正を訴える落 書きをする。

出演者ほか
【作】福田  靖,  【出演】福山 雅治,  香川 照之,  大森 南朋,  広末 涼子,  寺島しの ぶ,  大泉  洋,  杉本 哲太,  宮迫 博之,  佐藤  健,  島崎和歌子,  奥貫  薫,  菅井 きん,  田中  泯,  松原智恵 子,  蟹江 敬三,  倍賞美津子,  【音楽】佐藤 直紀

田中泯の吉田東洋のキャラクターがどーんと明らかになる。これが強烈で弥太郎が涙を流すのもむりはない。

デュアルステレオ二ヶ国語放送

2010年2月20日(土) 深夜3時20分〜朝4時15分

番組ホームページはこちら

番組内容

全米でゴールデンタイム視聴率1位の超人気海外TVシリーズ。米海軍が絡んだ事件を扱う海軍犯罪捜査局(NCIS)のワシントンDC本部を舞台にした犯罪捜査ドラマ。
今週の事件は…若 者たちが浜辺でパーティしていたところに無人のモーターボートが乗り上げる。翌日、海軍中佐が浜に打ち上げられ、さらにその五キロ先で麻薬の売人二人の死 体も見つかった。売人は偽札を所持しており、彼らの船とコカインが消えていたため対立する組織が奪ったとも考えられた。ギブスは中佐が抗争に巻き込まれて 死んだと考えるが、両方の組織のボスを呼び出し尋問したところそうではなさそうだったが…。
番組内容米海軍・海兵隊が絡んだ事件を扱う海軍犯罪捜査局(NCIS)のワシントンDC本部を舞台にした犯罪捜査ドラ マ。毎回多彩なテーマの事件が発生。緻密な展開が最後まで目をクギ付けにして離さない。さらに、海軍が主な舞台だけに、本物の軍艦上でロケも行われるなど スケール感もたっぷり。また、コメディ的な要素もふんだんに盛り込まれている点も本作の魅力。ノリは軽いが捜査はアツい!!現在アメリカではシーズン7が 放送中。
NCISとは…アメリカ海軍犯罪捜査局(Naval Criminal Investigative  Service、略称:NCIS)とは、米国海軍省の法執行機関。その任務は、軍内部の汚職や犯罪の調査から、脱走兵の追跡、証人保護、国境を越える麻薬 犯罪、反テロ対策など多岐に渡る。
出演者ギブス…マーク・ハーモン(声:田中秀幸)、ケイト…サッシャ・アレクサンダー(声:佐古真弓)、トニー…マイケル・ウェザリー(声:居谷四郎)、アビー…ポーリー・ペレット(声:葛城七穂)、ダッキー…デヴィッド・マッカラム(声:小島敏彦)

2010年2月20日(土) 夜10時00分〜夜10時30分

番組ホームページはこちら
毎回1枚の絵(時に彫像や建築物)にスポットを当て、そこに秘められたドラマや謎を探る美術エンターテインメント番組。今日の一枚は、ルノワール作『雨傘』。番組内容今日の一枚はルノワール作『雨傘』。印象派の巨匠が、雨傘が一般に出回り始めた19世紀後半に描いた作品です。雨が降り出し、人々が傘を開く様子が描かれています。画面右側にいる輪っかを持つ女の子は、無邪気な視線をこちらに投げかけています。お姉さんは華やかな帽子を被り、お母さんは上品に雨傘をさしています。画面左側の女性もこちらを見つめています。彼女は傘どころか帽子も被らず、謎めいたバスケットを手にしています番組内容つづきルノワールが『雨傘』を描き始めたのは、印象派誕生のおよそ四年後のことでした。右側の親子は輪郭がおぼろで印象派のタッチそのものです。しかし左側は輪郭がはっきりしており、全く別の手法で描かれています。実は『雨傘』を描く際に、画家は印象派と異なる描き方を取り入れました。しかし印象派の手法から抜け出せないことに苦悩し、未完成のまま旅に出るのです。はたして彼は、どのようにしてこの絵を完成させたのでしょうか?ナレーター小林薫音楽<オープニング・テーマ曲>「The Beauty of The Earth」作曲:陳光榮(チャン・クォン・ウィン)唄:ジョエル・タン<エンディング曲>「旅人(DREAM TRAVELER)」演奏:寺井尚子 feat.ジャンゴ・リズム


前半の惑星パンドラの造形は、ラピュタのごとく浮かんだ島や、風の谷のナウシカやもののけ姫のような森の生き物たちとの共生などあまりに宮崎駿色が濃いのに驚くが、次々と現れる斬新な生態系の描写は技術的にも造形的にも圧倒されっぱなし。

人格がひとつで体が二つある、文字通り二つに引き裂かれたキャラクターがどう発展するのかと期待した。ナヴィ族と地球人、共生と開発、平和と戦争がどう対立してどんな決着がつくか。
ところがいったんナヴィ族が森を焼き払われたあと、女性海兵隊員が突然これといった理由なく味方についてしまい、さらに重火器で武装した海兵隊に弓矢で突撃するのだから、どんな策があるのかと思ったら何もない。それでもなんとなく勝ってしまうのだね。ハリウッドの法則が最後に出てきてしまうのはミヤザキとは違うところ。

そうなると主人公のジェイクは、アバターとしての体が死んでも地球人としては生きていられるのだから、二律背反そのものに甘いところがあるのが目についてくる。

ふだん裸眼で映画見るときだけメガネかけるもので、いきなり二重のメガネになるから落差が激しくて疲れた。ときどきならともかく、映画がぜんぶ3Dにでもなられたらかなわんな。

それとちょっと驚くのは、このナヴィの生態を描くあたりに「癒される」って意見が多いこと。CG製の森に、ですか? 「タイタニック」のロマンス描写に本気でうっとりしてたのが多かったり、今の世の中よくわからん。感動も大量生産・管理制なのだね。
(☆☆☆★★)


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アバター - goo 映画


放送日時
2010年2月20日(土) 2:30 〜 3:25
公式サイト
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番組概要
全米ナンバー1大ヒット・ドラマ、待望のシーズン2。病院内の恋愛模様は複雑になっていく一方、メレディスたちインターンたちに医師としての自覚が芽生えていく・・・。

番組詳細

【番組内容】レストランで銃の乱射事件が起き、シアトル・グレース病院は負傷者で溢れ返る。メレディスはジョージのガールフレンドの整形外科医かリーに、そしてジョージはデレクの助手につくことに。
【出演者】 エレン・ポンピオ
パトリック・デンプシー ほか
【声の出演】 三石琴乃
根本泰彦 ほか
【製作総指揮】 マーク・ゴードン
ションダ・ライムズ
【おしらせ】☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/harikore/

プレゼントのお知らせ

キャスト

マイケル:ジェフリー・ドノヴァン
フィオナ:ガブリエル・アンウォー
サム:ブルース・キャンベル
マデリン:シャロン・グレス
ネイト:セス・ピーターソン

スタッフ

脚本

  • 製作総指揮・脚本:マット・ニックス
  • 吹替え版脚色 :福田雄一
    (『猿ロック』・映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(脚本))

番組内容

犯罪者より過激なジャック『24』、
脱獄囚の割に律儀なマイケル『プリズン・ブレイク』
次に来るのはこの男!ゆるカッコイイ、ニューヒーローの誕生!!

太陽が輝くビーチでは大胆な水着美女が戯れ、その名もスターアイランドではセレブたちの豪華な別荘が立ち並ぶ。しかしその裏では、ヒスパニック系移民が貧困問題に苦しむ…。
主人公は、かつて中東や東欧で大活躍したスパイ、マイケル・ウェスティン。ある日、突然、理由もわからぬまま組織から解雇されてしまった彼が持ち前のスパ イ技術をフル活用して解決するのは、故郷マイアミの凶悪事件、ではなく、ご近所や知り合いたちの悩みや相談。かつては世界の大物を震え上がらせたスパイ が、警察も動かない日常的な事件に奔走。ただし、スパイだけに、どんな小さな事件もド派手なカーチェイスや銃撃戦に発展してしまう。空手歴30年を誇るマ イケルのファイトも鮮やかだ。しかも、自分を不当解雇した組織の陰謀を探るマイケルは常に命の危険にさらされている。

このドラマのユニークな点は地味であるリアルなスパイの実情やスパイキット製造工程を披露する場面など、普通のかっこいいスパイでは終わっていないところ。マイケルはスパイドラマなら明かさないような手の内をいちいちオープンにする。
全米一セクシーな都市マイアミから届く、華麗なる元スパイの意外に地道な諜報活動。見れば見るほどハマる、大人向きエンターテインメント!

ストーリー

#1 悲劇の始まり:前編

(2010/2/18.26:18〜27:13)


マイケル・ウェスティン(ジェフリー・ドノヴァン)は東欧・OPEC諸国を中心に活躍する敏腕スパイ。が、なぜかナイジェリアでの工作中、組織から 解雇されてしまう。命からがら、たどり着いたのは、故郷のマイアミ。元カノのフィオナ・グレナン(ガブリエル・アンウォー)や口うるさい母親(シャロン・ グレス)と距離を置きたい彼は一刻も早く、マイアミを去ろうとするが、FBIから監視され、おまけにカードは使用停止、口座も凍結され、無一文状態。仕方 なく、小遣い稼ぎに元スパイ仲間であるルーシー・チェン(チャイナ・チャウ)を頼り、仕事をもらう。その依頼は昔の知り合いサム・アックス(ブルース・ キャンベル)から請け負ったものだった。

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キャスト

マイケル・ウェスティン
ジェフリー・ドノヴァン 声/栗田 貫一 フィオナ・グレナン
ガブリエル・アンウォー 声/雨蘭 咲木子 サム・アックス
ブルース・キャンベル 声/江原 正士 マデリン・ウェスティン
シャロン・グレス  声/谷 育子 ネイト・ウェスティン
セス・ピーターソン 声/宮内 敦士

相関図



ジェフリー・ドノヴァンは「チェンジリング」の嫌ぁな警官。同じ人とは思えない。

ブルース・キャンベルって、「死霊のはらわた」シリーズの主演じゃないの。えらい太ったなあ。


アメリカで当たったのは作品の内実とは別のメディア内部の噂の自己増殖による、つまりいかにもまぐれで当たりましたと受け取られがちだけれど、単なる思わせぶりやミニマムな作りによる単調さとそれに反するような強引な展開など欠点も多いが、意外なくらい計算が立った作り。
ただし「作品」として完成させないことで心霊現象の生っぽさがうまく出た。

フェイク・ドキュメンタリーなのだが、カメラの持つ権力性というか、男がカメラをずうっと向けることによって女に対する立場が相対的に強権化してきて無神経に押し付けがましくなり、だんだん関係が変になっていくプロセスがよく見ると細かく描きこまれている。
二人で撮った写真のうち男の分にだけ傷がつけられているといったディテールも、同じモチーフ上にあるようでもあり、またお話がわかりすぎて白けない範囲に収めている。

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」みたいにずうっと手持ちカメラでリアリティを出すばかりでなく、定点観測みたいに人が操作せずに置きっぱなしになったカメラに誰も知らないまま妙なものが写ってしまう、巧まぬようで実は巧んでいる演出。
派手な見世物にしないで光の点滅や物音だけで怖がらせる演出は、はっきり「ほん怖」以来のJホラーを受け継いでいる。

定点カメラに夢遊病みたいにベッドから抜け出て突っ立っている女が寝ている男をじいっと見下ろしているのが不気味。体が変にカクカクしていると思うと、ただ早送りしているだけなのだがこれが効果的。

怖そうな場面になると低周波が鳴るのは、当たってから手直しした分だろう。
(☆☆☆)


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パラノーマル・アクティビティ - goo 映画

「檸檬」梶井基次郎原作 佐藤隆太

あの「檸檬」を映像化って、正気ですかと言いたくなった。

そしたら肺病病みの鬱屈した男(梶井という名)が隣のえらそうな左翼が爆弾を作って無様に特高に捕まるのに対して、丸善に作った本の山に爆弾を置いて去るので、何これと思うとラストカットで爆弾が檸檬になっている、というまとめ方をしていた。

確かに原作に檸檬が爆発する幻想を抱いてほくそ笑むなんてところはあるけれど、その他にも吐いた血を瓶に詰めて町に撒き散らすわ、通りすがりの女性に血反吐を吐きかけるわの人間生物兵器状態。

原作と映像化は別ものと言えば言えますけれど、どういうつもりでこしらえたのだろう。


気分がいいときにはサマーのさまざまな部分が全部魅力的に見えたのが、悪いとまったく同じものが全部不愉快に見えてくるあたりが傑作。

時間軸が行きつ戻りつする作りなのだが、ふつうに順を追って描いていったらいい感じになったり醒めてしまったりするのにいちいち理由づけが入るところを、幸せな日だと最初からすべてが祝福されていたみたいに感じ、落ち込んだ日には初めからすべてが合わなかったのだと思ってしまう、理由があって幸せに感じたり不幸せに感じたりするのではなく、感じ方によって出来事が理由づけられてしまう構造をうまくつかんでいる。
時間があってその上を人間が通っていくのではなく、人間があってその情動に応じて来し方行き方のありようが決められる。おおげさにいえばハイデガーみたい。

トムが一人で見に行く芸術映画の天使が中世の騎士とチェスをするという場面は、もちろんイングマル・ベルイマンの「第七の封印」の冒頭の死神と騎士が生死を賭してチェスをするシーンのパロディ。「第七の封印」では、騎士が「生」の意味を探してまわって結局見つからないのだけれど、天使が相手ということはその裏返しなのか。

「あらかじめ断っておくが、これはラブストーリーではない」、といきなりナレーションがカマす。客観的なナレーションはもっぱらサマーの方に添えられていて、トムの方はスルーしている。
トムの方は恋人同士になったつもりでも、サマーの方がどうもさめていて友だちのつもりでいる。二人の関係は対称ではなく、出来事は基本的にトムの方から綴られ、サマーはどうも何考えているのかわからず、トムを 傷つけ、すれ違う。一段上の存在という感じもする。

一番ドツボにはまった状態だと、時が死ぬほどのったりのったりしてくるのを日付のカウントを一日ごとからさらに半日あとと、刻みを細かくしていくことで表現するなど才気走った表現。
(☆☆☆★★)


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(500)日のサマー - goo 映画

パニッシャー:ウォー・ゾーン [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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とにかく派手な銃撃戦と銃弾と爆弾でふっとぶ人体が見たくて借りたら、どんぴしゃり。
メイキングを見たら監督が若い美女なのにびっくり。製作がジェイムズ・キャメロンの元妻ゲイル・アン・ハードなのに納得する。
カラーの使い方が「サスペリア」みたいにど派手で面白い。

原作は読んでいないし、前に二度映画化されていた(ひとつは主演がドルフ・ラングレン ぷぷっ)のは両方とも途中でやめてしまったせいか、設定がさっぱりわからないけれど、別に気にならない。
(☆☆☆★)


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原作:芥川龍之介『魔術』 / 監督:熊切和嘉 / 出演:塚本高史 / ナレーション:吉岡聖恵(いきものがかり)
文学「魔術」芥川龍之介原作 塚本高史

世話の婆さんが岸田劉生の「麗子乃像」の麗子みたいなのが傑作。

「カルピス」という言葉が出てきそうで商品名はダメという感じでパス。

原作にない女の出番を作ったのが成功。

クラシックミステリー 名曲探偵 アマデウス「ピアソラ“リベルタンゴ”」
チャンネル :BShi
放送日 :2010年 2月16日(火)
放送時間 :午前8:00〜午前8:45(45分)
ジャンル :バラエティ>音楽バラエティ
音楽>クラシック・オペラ
ドキュメンタリー/教養>その他
番組HP:番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/amadeus/

番組内容
世界にひとつしかない名曲探偵事務所。今回名曲探偵がとりくむのは、タンゴの革命家ピアソラの傑作「リベルタンゴ」。この曲の魅力に迫る。筧利夫・黒川芽以・斉木しげる

詳細
【出演】筧利夫,黒川芽以,斉木しげる,有田栄,小松亮太,斎藤充正,松本卓以,喜多直毅,桜井芳樹,松永孝義,近藤久美子,三枝伸太郎,レオナルド・ブラーボ,番場かおり,【語り】阪脩

ピアソラ10歳のときの演奏の録音や、恩師ナディア・ブーランジェと一緒に写っている写真など、貴重な資料が見られる。

ピアソラが多く演奏したキンテート(バンドネオン・ピアノ・ギター・ベース・バイオリンの五重奏)スタイルに、バイオリンを二人とチェロを増やした編成と、ギターとのデュオの二種類の演奏が聞ける。

Not Quite Hollywood (Ws Sub Ac3 Dol) [DVD] [Import]

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1970年代オーストラリア映画のムチャクチャな製作現場の証言と実物の映画の断片を威勢のいいモンタージュで綴る。

さすが元流刑地というか、実弾の入った銃をぶっ放したり、ほとんど本物の交通事故現場を撮影したようなアクションシーン、というのは話としては愉快で、映画だけ見ていればすごいか知らないけれど、本当に死んでいる人間が出ていたりするのだからシャレにならない。そのあたり、解説役のタランティーノが無自覚なのがひっかかる。

やたらと粗製濫造された理由にはオーストラリア政府の税制措置のせいがあるというが、80年頃、カナダでも自国の映画産業育成のため投資を導く税制を導入したことがあって、最近リメークされた「プロムナイト」「血のバレンタイン」のほか、一連のクローネンバーグ作品や「テラー・トレイン」「チェンジリング」(イーストウッド作とは別、ジョージ・C・スコット主演の秀作)などのホラーのほか、「パワープレイ」「サイレント・パートナー」などずいぶん作られたが、ホラーでもお国柄なのかどこかクールな感触で全然感じが違うのが面白い。質も割と高い。
ロジャー・スポティスウッドやカーティス・ハンソンやピーター・メダックなどかなり有能な監督も輩出している。


イーストウッドとしては驚くほどストレートな感動作。
「素直に」感動できるという意味でもあるけれど、スポーツものだと「ロッキー」が典型だがたいていはとても勝てそうもない相手に追い詰められるいわゆるロウ・ポイントがあるのだが、それがない。いけいけドンドンで押し切ってしまう。

本当のロウ・ポイントはアパルトヘイトそのものということになるのだろうけれど、南アの人種対立を具体的に表す描写が少なく、マンデラ大統領のこれまでの軌跡の知名度や観客の知識に頼っている感もあって、具体的な描写としては本来イーストウッドが得意としていた陰影の部分が案外乏しい。あくまで相手を許さない人間は、黒人白人ともにいくらもいるはず。
ラグビー・シーンの重量感はすごい。

決勝で当たるニュージーランドの主力選手は容貌からして明らかに先住民族マオリの出で、試合前にマオリの戦いの踊り(ハカ)をやるが、もともとラグビーの試合でやるようになってから一般に知られるようになったそう。

今やっているバンクーバー・オリンピックも開会式では先住民を立てた演出をしていましたな。北京でも(偽者だったが)そうだったし。
さてどの程度、「現実」に人種・民族間の「融和」にスポーツがどこまで貢献できるのか、正直スポーツに興味のない人間としては、心もとなく思う。スポーツで認められるのは、よっぽど素質に恵まれた人間だけなのだから。
(☆☆☆★★)

インビクタス/負けざる者たち - goo 映画

解説ステレオ字幕放送データ放送 龍馬伝(7)「遥(はる)かなるヌーヨーカ」
チャンネル :総合/デジタル総合
放送日 :2010年 2月14日(日)
放送時間 :午後8:00〜午後8:45(45分)
ジャンル :ドラマ>国内ドラマ
ドラマ>時代劇
番組HP:番組ホームページ http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/

番組内容
剣術修行を終えた龍馬(福山雅治)が江戸から戻る。土佐一の物知り河田小龍(リリー・フランキー)との運命の出会い。しかし父八平(児玉清)が病に倒れてしまう。

詳細
剣術修行を終え江戸から龍馬(福山雅治)が帰ってくる。龍馬は弥太郎(香川照之)に誘われて河田小龍(リ リー・フランキー)を訪ね、そこで西洋の文明がいかに優れているかという話を聞く。武市(大森南朋)は「異国船を打ち払うべきだ」と攘夷を主張する。小龍 は黒船を見たという龍馬に興味を抱き、坂本家に押しかけて居座ってしまう。そのとき、父の八平(児玉清)が倒れてしまう。龍馬は家族をつれて異国を旅した いと父に語る。

出演者ほか
【作】福田  靖,  【出演】福山 雅治,  香川 照之,  大森 南朋,  広末 涼子,  寺島しの ぶ,  杉本 哲太,  大泉  洋,  宮迫 博之,  佐藤  健,  島崎和歌子,  奥貫  薫,  リリー・フランキー,  松原智恵 子,  蟹江 敬三,  倍賞美津子,  児玉  清,  【音楽】佐藤 直紀


人が出入りするのに戸や扉をきちっと閉めないで少し開いたままにしているシーンが割りと目立つ、と思ってたら、加瀬亮がいったん戸を開けっ放しにして店から飛び出してまた戻ってくる重要なシーンで、戸の開けたてが決定的にものをいうようになっている。
島津保次郎監督の「兄とその妹」(1939年 松竹)という映画で、戸の開けたてを多用して人物の動きを一種様式的に仕立てた演出があったというが、どの程度関係あるのか。

姉が標準語で、弟が関西弁なのはなぜなのだろう、鶴瓶の標準語というのは考えにくいが、どの程度の期間この姉弟は一緒に育ったのかなとも考えたくなる。「東京物語」の家族は広島弁と標準語と関西弁と、いろいろ混ざっていた。

山田洋次は寅さんの最期についてどこかで野たれ死にするという案を出していたけれど、「母べえ」で鶴瓶はおじさん役でそれを実践し、今回はその延長をやっていると言っていいだろう。

日本映画の伝統と自分の作品の系譜の両方について、こだわり抜いている感。
(☆☆☆★★★)


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おとうと - goo 映画


殺された少女があの世と現世の間を行き来する特殊効果満載のシーンと、残された家族の苦しみと、殺人犯の描写とがかわるがわる描かれるのだけれど、あまりぴたっと噛み合っていない。

霊能力がある少女の存在がそれぞれの世界の仲介役になるのかと思うとそういうわけでもないので、ほとんどクライマックスまで少女が現世の人間と交わる描写がなく(しかも家族に姿を見られないというのはどんなものか)幽霊になって現れて犯人逮捕に協力するわけではなし、とにかくストーリーが進まない割にひとつひとつのシーンでしつこくカットバックしているので、どうもテンポがよくない。

主役のシアーシャ・ローナンは「つぐない」とはうって変わって可憐なところを見せる。犯人役のスタンリー・トゥッチは「ジュリー&ジュリア」のメリル・ストリープの夫役や、ハリウッド版「Shall We Dance?」の竹中直人に当たる役とは同一人物とは思えないくらいの化けっぷり。エンドタイトル見るまで誰だかわからなかったくらい。
(☆☆☆)
ラブリーボーン - goo 映画

エピソード24『ファイナル・ブレイク(後編)』
(2010/2/11.26:08〜27:03)

“スキュラ”とひきかえに自由の身となったマイケルは、サラと晴れて結婚式を迎えた。そんな矢先、サラはマイケルの母親殺害の容疑でFBI捜査官に 連行されてしまった。刑務所に収監されたサラを救いだそうと、マイケルはリンカーン、マホーン、スクレとともに脱獄計画を企てる。FBIはマホーンに近づ き、マイケルの脱獄計画の情報と引き換えにFBIへの復職話を持ちかける。一方、サラと同じ刑務所にはグレッツェンが待ち受けていた。果たしてサラの運命 は!?衝撃の後編!!

 

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キャスト

  • マイケル・スコフィールド
    (声:東地宏樹)

    頭脳明晰な元建築技師。無実の罪で服役された兄リンカーンの命を救うため、自ら刑務所送りとなり、兄と共に脱獄。逃亡しながら組織の陰謀を暴こうとする が、パナマで捕まり凶悪犯罪者の巣くつSONAに収容。組織に強要され、ウィスラーを連れて再び脱獄。これまでは逃げながら組織の陰謀を暴こうとしたが、 今度はこちらから組織を壊滅させる戦いを仕掛けていく。
  • リンカーン・バローズ
    (声:江川央生)

    濡れ衣を着せられ死刑囚となったマイケルの兄。マイケルによって命を救われ、ついに自由を手に入れる。が、今度はマイケルがSONAに収容され立場が逆 転、ウィスラーとの脱獄に手を貸す。その後、マイケルと別れ、パナマで息子LJとウィスラーの元恋人ソフィアと共に暮らしていたが、再び逮捕。マイケルと 共に組織と戦う覚悟を決める。
  • サラ・タンクレディ
    (声:本田貴子)

    フォックスリバー刑務所の元医師で、マイケルの恋人。マイケルにウィスラーを連れて脱獄させるため、パナマで組織に連れ去られ、LJと共に人質にされる。組織のグレッチェンに殺されたと思われていたが……。
  • アレックス・マホーン
    (声:横島 亘)

    FBIシカゴ支局の元リーダー。執念でマイケルを追いつめる宿敵だったがSONA送りとなってからはマイケルに協力。脱獄後はウィスラーと行動を共にしていたが、組織の殺し屋ワイアットに息子を殺され、敵を討つべくマイケルと共に組織と戦う。
  • フェルナンド・スクレ
    (声:西 凛太朗)

    Fernando Sucreフォックスリバーの囚人で、マイケルの親友。マイケルのSONA脱獄に手を貸したことが看守にバレて、SONA入り。その後、ベリックと共に脱 獄するが、恋人マリクルースとの間にできた娘に会いに行ったところを逮捕。自由を得るためマイケルと共に戦う
  • ブラッド・ベリック
    (声:林 一夫)

    フォックスリバーの元看守長。看守時代はマイケルを敵対視していたが、犯罪者扱いされSONAに入れられてからは脱獄に協力。脱獄には失敗するが、その後暴動に紛れてスクレと共に再度脱獄。スクレの信用を得て、マイケルたちの仲間に加わる。
  • ローランド・グレン
    (声:杉山 大)

    データ泥棒の天才ハッカー。長期の収監を逃れるために、しぶしぶチームに参加。協調性はまったくないものの、彼がつくりあげた携帯型のデータ読み取り装置は、組織と戦ううえで必要不可欠。ただし、ギャンブルに目がないのが難点。
すでに決着はついていたので番外編的な作りかと思いきや、すごい盛り上がるフィナーレを迎える。これだけ潔く終わったシリーズは珍しい。


題名になっている「凍った川」が、荒涼としていつ底が抜けるかわからない登場人物たちの生活状況そのものの画になっている。
モホークの居住区が中途半端に治外法権になっているのを利用して、不法入国者を運ぶことになるプア・ホワイトが半ば巻き込まれて半ば乗っていく過程が細かく描きこまれているシナリオが見事。

低予算のせいか、撮りこぼしているのではないかと思えるところが散見される。たとえば、パキスタン人の夫婦が預けた「荷物」をジャマだからと捨ててしまうシーンがセリフではフォローしているが画としてはすっぽ抜けていて、いきなり捨てた「荷物」を探して見つけるところに跳ぶ。
案の定、氷が割れて車が動けなくなるところなど、ここぞというところでアクセントが効かないのも金がないせいか。惜しい。
(☆☆☆★★)


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フローズン・リバー - goo 映画

Bモード クラシック倶楽部 −第78回日本音楽コンクール本選会 バイオリン部門−
チャンネル :BS2
放送日 :2010年 2月 1日(月)
放送時間 :午前10:55〜午前11:53(58分)
ジャンル :音楽>クラシック・オペラ
音楽>ライブ・コンサート
番組HP:-

番組内容
「バイオリン協奏曲 作品47から 第2楽章」シベリウス作曲(バイオリン)柳田茄那子 「バイオリン協奏曲 第1番 作品6から 第3楽章」 パガニーニ作曲

詳細
「バイオリン協奏曲 作品47から 第2楽章」シベリウス作曲(バイオリン)柳田茄那子 「バイオリン協奏曲  第1番 作品6から 第3楽章」 パガニーニ作曲(バイオリン)成田達輝 「バイオリン協奏曲 第1番 作品6から 第2楽章、第3楽章」 パガニーニ 作曲(バイオリン)青木尚佳 「バイオリン協奏曲 第2番から 第2楽章、第3楽章」 バルトーク作曲(バイオリン)尾池亜

前に読んだ本もかなり混ざっていますが。

prisoner's books2010年01月アイテム数:31
SとM (幻冬舎新書)鹿島 茂01月15日{book['rank']
映画はやくざなり笠原 和夫01月17日{book['rank']
破滅の美学 (ちくま文庫)笠原 和夫01月17日{book['rank']
在日姜 尚中01月17日{book['rank']
菜の花の沖 1司馬 遼太郎01月22日{book['rank']
菜の花の沖〈2〉 (文春文庫)司馬 遼太郎01月22日{book['rank']
菜の花の沖〈3〉 (文春文庫)司馬 遼太郎01月22日{book['rank']
愚か者の哲学竹田 青嗣01月22日{book['rank']
よみがえれ、哲学 (NHKブックス)竹田 青嗣,西研01月22日{book['rank']
天皇の戦争責任加藤 典洋,竹田 青嗣,橋爪 大三郎01月22日{book['rank']
哲学の味わい方竹田 青嗣,西 研01月22日{book['rank']
はじめての現象学竹田 青嗣01月22日{book['rank']
殉死 (文春文庫)司馬 遼太郎01月22日{book['rank']
素人の乱河出書房新社01月26日{book['rank']
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