Kyudoブログ〜加藤弓具店のスタッフブログ

経験に裏打ちされた技術で、価値ある製品を
お届けする加藤弓具店のブログです。

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お問い合わせフォームは、機能しておりませんでした。

 
 ホームページを作り替える予定で進めているのですが、いろいろトラブルがありまして、壊しカケで止まっているところです。
 さっさと完成してもらえばいいようなものですが、私が画像や資料を作る時間をなかなかとれなくて今の状態となっております。

 で、現状、表題の通り、お問い合わせフォームが全然機能していないようですので、お問い合わせいただく場合は、以下のアドレスに直接お送り下さい。

katokyugu@gmail.com

ここしばらくお問い合わせフォームからのメールが来ないなと思っていたら、こんな状態で、お問い合わせいただいた方にはたいへん失礼いたしました。

中古品と高級品と三慶さんと。

 駿河三慶作の中古が何十万円かで出品されているという話題がちょっと前にSNSに出ていました。最終的に売れたのかどうかは知りませんが、さすが名人作といったところでしょうか。三慶さんは、私が加藤弓具店に入った頃はまだまだ現役で製作されていまして、高級品の中でも、正則さんと並んで特にメジャーな存在だったと思います。
 コロナ前は高校生が使うカケも含めてほぼすべてキョンの革でしたし、いわゆる高級品は特に縫い目も細かくキレイで、部品の加工精度が高く、細かい工夫がいろいろな所にしてあって、全体の形も美しい、もっと高くても良いのでは?というものが多かったですが、今の中高級品は混沌としている感じなので、中古品が話題になるのもわからなくはないです。
 中高級品を検討される時には、弊社の上作と比べていただくとわかりやすいかもしれません。他社さんとの比較もそうですが、弊社の特撰や特撰燻しとの比較でもちょうど良い品質と価格だと思います。

 ちなみに私は、以前からブランド物のカバンと比べた時の高級品のカケの値段って「安っ!」と思っています。高級品が得意なカケ師さんのオプション盛り盛りの品質の良いものであれば、せめてブランド物の小さめのカバンぐらい、今なら50万円ぐらいはしてほしいし、それぐらいの価値は全然あると思います。昔は、カケの値段が初任給の2、3ヶ月分という時があったそうですから、そう考えると悪くない数字ではないでしょうか。逆に余裕で上作の10個分以上と考えるとすごい値段ですが、高級品ってそういうものだと思います。弓具店さんには定価50万円のカケがゴロゴロ転がっていてほしいものです。
 と書いておいて何ですが、加藤弓具店でそこまで高価格なものを作る予定は一切ありませんのであしからず。ただただ他社さんに期待しております。

 そう言えばうちにもあったなということで、久々に、倉庫に眠っていた駿河三慶を引っ張り出してきました。時代によって形はけっこう変わってきますね。

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 せっかくなので、改めて昔バラした部品を見返しつつ、この中の一つに寄せて製作した千迅が下の画像です。続けて3個くらいまったりと製作できればもっといけるような気もしますが・・・。いつの日か時間があればといったところです。

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ホームページとメールが直りました。


表題の通り、ホームページとinfo@katokyugu.comのメールが元通りに使えるようになりました。

秋頃に向けて、ホームページのリニューアルを予定しておりまして、ホームページ屋さんが事前にいろいろやってくれているところのトラブルでした。

ホームページは消失している、メールは送れないということで、心配された会社さんもあったかもしれないですね。

加藤弓具店は、十全にユガケの生産をしておりますので、ご安心ください。

よろしくお願いいたします。


加藤弓具店




寛鋭 柔厚控え

 前回のブログでお知らせした、厚く柔らかい控えを用いた寛鋭が完成いたしました。
 見た目は、寛鋭の控えが厚くなっただけですので、今更画像を載せてもという気もしますが、一応、載せておきます。
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 新製品としてではなく、”柔厚控え”というオプションといたしました。特撰、特撰燻し、特上のみのオプションとなります。(エンジが特撰燻し、濃緑が特撰)

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 特徴としては、
  • 控えの心材に柔らかい材料を使っているので、手への当たりも柔らかく、快適。
  • 握り込む力に対してはしっかりとしているが、逆方向には柔軟で、取りかけや弓構えがしやすい。
  • 控えが厚く立体的で、高級感up。
 といったところでしょうか。

 正則や房則の控えのほど良い柔らかさを寛鋭に取り入れた、というのがイメージしやすいかもしれませんね。

 使っていくにつれて控え部分はもっと柔らかくなっていくと思いますが、カケ紐を巻く時に取りかけの形ではなく、離れぐらいの手の形で巻いていただけば、帽子を起こすバネ感は損なわれないと思います。

 今回、特選グレードで製作したものを何個か弓具店さんへ納品いたしました。
 特選は燻し革ではないですが、程度の良いキョンの染革を使っていますので、革としてはたいへん上質なものです。燻し革を使った特撰燻しではなく、染め革の特撰であえて製作したのは、特撰燻しだと値段がかなり上がってしまうので、弓具店さんが販売しやすいように特撰にしました。

 まずはテスト販売なのですが、特撰でもそれなりの値段ですから、むやみに弓具店さんに押し売りするわけにもいきませんので、いろいろ検討いたしまして、今回は、仙台の後藤弓具店さんと東京神田の小山弓具店さんに何個か置いていただきました。

 評価が良ければ、全国の弓具店さんに案内状をお送りするわけですが、もうシーズンも始まりますし、大して数作れそうもないのに案内状を送るのもどうなのかと、思案中です。

 とりあえず、お店の評価待ちということで。

 

房則さんのコピー

 房則さんのコピーです。昨年製作したものです。
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 房則さんのカケは、「これと同じようなの作れませんか?」というご相談をこれまでにも何回かいただいたことがありまして、コピーでもいいから欲しいという人が正則さんぐらい多いのかなと思います。
「今使っているカケのスペアが欲しい」、あるいは、「先生のを使わせてもらったらものすごく良かった」とか、そんな理由だと思いますが、廃業後の人気も長いですね。
 
 コピー物を製作している余裕は全然ないのですが、”持ち込みの燻し革で”というのに興味を惹かれてしまいました。どんな革が来るのかなと思っていたのですが、予想以上に上手に仕上げられたウンナンの燻し革で、房則x大控えxコピーという条件に非常に良く合っていました。

 それと、房則さんの軽いコピーは何回か製作したことがありまして、けっこう自信があったのもあります。
 ちなみに、持ち込みの革での製作は、「予備の革も送っておきましょうか?」ぐらい緩い条件じゃないと怖くて受けられませんので、もうないかもしれませんね。

 房則さんの良さは、大控えが手首周辺とカケを包み込んで一体感を感じられるようなところだと思います。柔らかく厚い控えと大控えがポイントですね。癖のないオーソドックスな感じもいいです。控えが厚いけども柔らかいというところは、正則さんと近いですね。

 試作・修正を経て、ほぼ見本通り、自画自賛で恐縮ですが、自己採点で95点の自信作です。 
 
 今回ので、房則さんや正則さんのコピーで用いてきた厚く柔らかい控えの加藤弓具店なりの作り方が完成したと思っています。
 この
厚く柔らかい控えを寛鋭(特撰と特撰燻し、特上)に取り入れたものを製品化することにいたしました。見栄え、さし心地、使いやすさ、好みではありますが、いずれもたいへん良さそうです。

 完成しましたら、このブログで紹介します。
 


 

 
 
 



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