森林生態学(仮称)

森のこと、植物のことで気になったことを書いていきます。無料blogなので広告が表示されます(非広告化は予定していません。あしからず)。

イチョウ

イチョウの樹勢回復について、関連組織から電話で問い合わせがあった。

岐阜空襲で焼けた記録があるイチョウだとのこと。
歴史を後世に伝えるためにも、何かできることがあればしたい。
しかし、見てみないことにはわからない。
(樹勢回復は、専門ではない。あまり科学的背景のないまま、好き勝手なことを言うのは無責任だ)

回復した木だけの結果だけが報告されて、同じ処置をしたが枯れた木のことは報告されないということはないだろうか。

10本、同じ処置をしたら、9本樹勢が回復しました、というようなデータはあるのだろうか。

研究論文書くデータをとるのが難しそう。




同定の依頼

大学の同級生から、1年に1回ぐらい、樹木を同定して欲しいと電話がある。

問題ないが、先生と呼ぶのはやめてくれ。
次、先生と呼んだら、同定費用を頂戴することにする(笑)。

DNAバーコーディング

樹木のDNAバーコーディングに協力しているが、
分布が限定されるもの、
採取が困難な場所にあるもの、
同定が難しいものが、
なかなか思うように、集まっていない。

ボランティア的協力だが、植物採集自体は、好きなので楽しい。
この一週間は、ほぼ演習林なので、未採取の植物をとる予定。

ヤブカラシの2倍体?

【ヤブカラシの実】
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ヤブガラシヤブカラシ(本草の古い文献には、濁らない表記がある)には、実のつく、2倍体で鳥足状複葉が、5枚になりにくい葉をもつものと、実がつかず、3倍体で鳥足状複葉が明瞭になる葉を持つものがある報告されている。http://www.brh.co.jp/seimeishi/journal/48/talk_p08b.html

Okada H, Tsukaya H, Okamoto M. 2003. Intra-specific polyploidy and possible occurrence of some genetic types for pollen development in Cayratia japonica, Vitaceae. Acta phytotaxonomica et geobotanica 54: 69-75.


1枚でも3枚の複葉があれば、2倍体なのだろうか(被陰されているなどの理由で3枚になるのを除いて)。強靱な印象?の3倍体を観察したことが、実(じつ)は、ないのかもしれないと思い始めている、、、。

JUON NETWORKによる震災支援

農山漁村と都市の住民を結ぶ活動をしている
JUON NETWORKが震災に対する寄付を募っている。

会員の方も、会員でない方も、
一定の方向性(元から農山漁村と都市を結ぶ)を持った
支援団体を支援することで、被災した地域を支援してください。

よろしくお願いします(私は、このNPOの元理事です)。

以下、転載。

会員の方を中心に先日お願いした「東日本大震災支援募金」ですが
引き続き募集しておりますので宜しくお願いいたします。
銀行口座も追加いたしましたのでご案内いたします。
なお、今日現在で405,000円のご寄付をいただいております。
ありがとうございます。

現地の学生や農山漁村の方々が復興のため自ら行う活動を中心に
資金を提供していきたいと考えております。
そのような活動を行う団体の情報もお寄せいただければ幸いです。
また、今後のJUON NETWORKが行う支援活動についても
活用させていただきます。

◆郵便口座
 口座番号:00110−9−26902
 加入者名:JUON NETWORK
 ※通信欄に、「震災支援」とご記入下さい。

◆銀行口座
 りそな銀行 新都心営業部 普通 
 口座番号:0528652
 口座名義:JUON NETWORK
 ※ご送金後に、
 ・お振込み日
 ・金額
 ・お名前、ご住所、電話番号
 ・「震災支援」のお振込である旨を下記JUON事務局までご連絡下さい。
 ■ご連絡先
  TEL:03-5307-1102
  FAX:03-5307-1091
  E-mail:juon-office[at]univcoop.or.jp
  ※[at]を@に変更してください。

なお、会誌等で寄付者のお名前を掲載させていただきますが、
公開されることを望まない場合にはその旨ご連絡下さい。

ヒサカキの花のにおい

春がきたと思うにおいがある。
それはヒサカキの花のにおいである。

夜にふと、におうことがある。ウメよりはあと、サクラよりは前である。

しょうゆラーメンのコショウのようなにおいと私は表現するが、合点がいくような表現ではないかもしれない。

ヒサカキが多い岐阜大学に近い山に行くと、春以外もかなりにおいっているような感じがある。

イワガラミの葉の二型性

イワガラミ
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この林床の左側のイワガラミは林床を匍匐している個体で、右側はいったん、樹幹上に登攀してから脱落したもの。毎年観察しているが、やはり、いった樹上に登攀したものは葉の形態が大きいままだ。

わかりにくいが、イワガラミにも葉の二型性はありそうだ。

ヤブカラシのつるの巻き方

ヤブガラシヤブカラシ
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ヤブガラシヤブカラシのつるは、他物にからみついた後、右巻きと左巻きの両方の巻き方をする。興味深い巻き方だ。

シライトソウとヒカゲツツジ

シライトソウ
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歩道沿いにショウジョウバカマと一緒に生育していた(2010/5/28)。


ヒカゲツツジ
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チャートの上に生育していた。


愛知県犬山市栗栖にて

シイの分布

シイ(ツブラジイ、スダジイ)の分布を目視で調べている。

【138タワーからみつけたシイ】
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ただし、写真左上隅にあるシイは、お寺の門に並んで立っていた植栽木(調査対象外)


【道路沿いのシイ】
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開花期のシイは、車で走行中でも、見つけることが容易だ。公園近くのクスノキに注意すれば、似た色の開葉する樹木がこの地域にはない。

岐阜県では、シイのほとんどはツブラジイと考えられるが、手にとって同定していないし、手にとっても同定が困難な場合もあるので、シイとしている。シイの分布が分かれば、復元すべき植生情報の基礎となるだろう。これ以外にも、先に書いたカシの分布も同じ研究の一つ。
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