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毎度お馴染みのコンサートであるが、メンバーはかなり入れ替わり(+代打)があった。
特にヤングチームはより一層フレッシュになり、安定したサウンドにより明るさが加わったような。

そんなヤングチームの良さをいかしつつ、アダルトチームがうまくまとめ、より良いアンサンブルになった印象。
ややピッチや音程で不安定な場面が散見したが、アンサンブル力は流石のものであった。


さて、今日は平和にテーマを置きつつ、華やかな楽曲も合わせての内容であった。

ヴィヴァルディは冒頭からその豊かなサウンドがホールを駆け巡り、暖かな空気が会場を満たした。

浅利氏のMCも相変わらずのゆるさに曲とのメリハリを感じながら。

2曲目のボザはソリストをたてずに、8人で分担作業での演奏。
タランテラは以前に紹介したデファイエのアルバムにも納められており、個人的にはよく聴く楽曲であった。
しかし、改めてこうして聴くとボザの和声の素晴らしさをひしひしと感じるものだ。
その音使いをするのか!と思わず唸ってしまうほどに、洗礼され美しい、そしてモダンな和音に感銘を受ける。

3曲目はリベラの合唱版をもとにアレンジされたそう。
サクソフォンの優しい響きによりそった、素朴ゆえに美しい情景が浮かぶ。

一部最後はクープランの墓より、プレリュード、メヌエット、リゴードンを。
楽章というプログラム上の表記に違和感があるが、サクソフォンカルテットで演奏されるような音使い・パッセージの受け渡しが垣間見えつつも、より豪華に、管弦楽版を意識したような響きとなっていた。

二部はピアソラからのスタート。
ピアノのカテンツァを8人に分散させ、アンサンブルの面で挑戦的なアレンジとなっていた。
Mcでは限界へ……と仰っていたが、まだまだ余裕を感じさせる演奏。

続くEARTH、バッハもサクソフォンで聴くのはお馴染みとなった曲であるが、編成ごとの違いも楽しめる素敵な作品だ。
EARTHはあと2秒余韻が欲しかった。素敵な仕上がりだっただけに終わり方が残念。
バッハはテナーを合唱隊に見立てたアレンジ。


最後はホルストの日本組曲。
メロディーは雅音階のような、いわゆるヨナ抜きでの組み立てがされていた。
付随するハーモニーは西洋音楽であるため、このバランスが面白いところ。
セントポールや惑星など、他のホルスト作品でみられる作風を感じながらも、うまく作られた構成美に浸る一時。

アンコールにはジョイフルジョイフルを。

来る度にそのコンサートを楽しみながらも、次回がより一層楽しみになるばかりである。