2016年09月25日
和歌山の熊野古道山歩きを堪能〜赤木越周回コース〜
去年に続いて和歌山の世界遺産の熊野古道を山歩きしてきた。
今回は熊野川沿いの、熊野本宮大社のとなりにある和歌山県世界遺産センターを起点として、大日越と赤木越と、２つの山を越えて再び戻ってくる18キロほどのコース。こちらがGPSの軌跡をグーグルアースにプロットしたもの。
熊野川沿いの世界遺産センターに車を止めて歩き始める。
しばらく国道を南下すると案内板があらわれ、右に曲がると古道の入り口がある。
まずは大日越と呼ばれる峠道を越えていく。
はじめから急な坂になっていて、石段を登りはじめる。
左手に熊野川の流れを望むことができる。この日はけっこうな雨で川の水は茶色に濁っている。
さらに急坂を登っていく。
急坂が一息つくと月見ヶ丘神社があり、そこからさらに急坂を登ると峠の頂上にたどり着いた。
少し歩くと鼻欠地蔵と呼ばれる地蔵町があり、そこから急坂を下っていく。
坂を下ると湯峯王子と呼ばれる祠があり、さらに下ると湯峯温泉にたどり着いた。
石橋のたもとに「つぼ湯」と呼ばれる温泉がある。
小さい温泉なので貸し切り専用になっているみたい。
木のベンチがあるのでしばし休息。まだまだ3キロほどしかあるいてないが、急坂のアップダウンでけっこう体がきつい。
コンビニで買ったおにぎりを食べて再び歩き始める。
道路をわたると次の赤木越と呼ばれる古道の入り口がある。
まずは建物の間の路地の階段を登りはじめる。
少し登ると湯峯温泉が一望できる。
しばらくは登り坂が続くが、そこまで急坂ではなくわりと登りやすい。
途中にはかつての道標が残されている。
さらに登っていくとはじめのピークに差し掛かる。
ピークには三角点がある。
はじめのピークから下り坂になる。坂を下り終えると柿原茶屋跡と呼ばれる場所に差し掛かる。
茶屋跡には廃屋があり、家のなかは荒れ放題でいかにも廃虚といった雰囲気。
茶屋跡から再び登り坂になり、赤木越の頂上付近にたどり着いた。
雨もやんで少し日もさしてきた。頂上からはまわりの山々が一望できる。
そこからしばらくは緩やかなアップダウンが続き、木漏れ日のさす木々の緑の中を歩いていく。
そして山を下る急坂に差し掛かり、九十九折に急勾配を下っていく。
山を下り終えると谷沿いの川に差し掛かる。
橋を渡るとトイレがある。
トイレで用を足し、再び橋を渡ると田辺市からの熊野古道に合流した。
この辺りの古道は林道になっていてしばらくは渓流沿いの林道を歩いていく。
林道を歩き終えると再び古道に入り、急坂を登っていく。
急坂を登りきると鳥居が見えてきて、発心門王子と呼ばれる場所にたどり着いた。
発心門王子からは鋪装された道路をしばらく歩く。少し歩くと整備された休息所がある。
休息所はテーブル席があり食事もできる。水洗トイレも完備されている。
自販機もあり水分補給もできる。
そこからはしばらく集落の細い道を歩いていく。棚田の緑がとても美しい。
しばらく歩くと水呑王子と呼ばれる場所にたどり着く。
そこから1キロ程度下り坂の古道を歩いていく。
古道を歩き終えると再び鋪装道路をしばらく歩いていき、再び古道に入ると伏拝王子と呼ばれる場所にたどり着いた。
ここにも休息所がある。
しばし休息して熊野本宮大社に向かう最後の古道歩きとなる。しばらくは下り坂が続く。
下り坂が終わると道路をまたぐ吊橋風の橋を渡る。
橋を渡ると休息所がある。
ここで高野山からの小辺路と合流する。
江戸時代には関所があったみたい。そこから最後のピークを登り降りして熊野本宮大社にたどり着つき、スタート地点の世界遺産センターに戻ってきた。
時間はすでに夕方の５時で、朝９時に出発して８時間ほどの長時間の山歩きとなった。
今回も古くから伝わる熊野古道の雰囲気と歴史を肌で感じることができて、とても満足な山歩きやった(^-^)v
和歌山県世界遺産センター：和歌山県田辺市本宮町本宮100-1
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今回は熊野川沿いの、熊野本宮大社のとなりにある和歌山県世界遺産センターを起点として、大日越と赤木越と、２つの山を越えて再び戻ってくる18キロほどのコース。こちらがGPSの軌跡をグーグルアースにプロットしたもの。
熊野川沿いの世界遺産センターに車を止めて歩き始める。
しばらく国道を南下すると案内板があらわれ、右に曲がると古道の入り口がある。
まずは大日越と呼ばれる峠道を越えていく。
はじめから急な坂になっていて、石段を登りはじめる。
左手に熊野川の流れを望むことができる。この日はけっこうな雨で川の水は茶色に濁っている。
さらに急坂を登っていく。
急坂が一息つくと月見ヶ丘神社があり、そこからさらに急坂を登ると峠の頂上にたどり着いた。
少し歩くと鼻欠地蔵と呼ばれる地蔵町があり、そこから急坂を下っていく。
坂を下ると湯峯王子と呼ばれる祠があり、さらに下ると湯峯温泉にたどり着いた。
石橋のたもとに「つぼ湯」と呼ばれる温泉がある。
小さい温泉なので貸し切り専用になっているみたい。
木のベンチがあるのでしばし休息。まだまだ3キロほどしかあるいてないが、急坂のアップダウンでけっこう体がきつい。
コンビニで買ったおにぎりを食べて再び歩き始める。
道路をわたると次の赤木越と呼ばれる古道の入り口がある。
まずは建物の間の路地の階段を登りはじめる。
少し登ると湯峯温泉が一望できる。
しばらくは登り坂が続くが、そこまで急坂ではなくわりと登りやすい。
途中にはかつての道標が残されている。
さらに登っていくとはじめのピークに差し掛かる。
ピークには三角点がある。
はじめのピークから下り坂になる。坂を下り終えると柿原茶屋跡と呼ばれる場所に差し掛かる。
茶屋跡には廃屋があり、家のなかは荒れ放題でいかにも廃虚といった雰囲気。
茶屋跡から再び登り坂になり、赤木越の頂上付近にたどり着いた。
雨もやんで少し日もさしてきた。頂上からはまわりの山々が一望できる。
そこからしばらくは緩やかなアップダウンが続き、木漏れ日のさす木々の緑の中を歩いていく。
そして山を下る急坂に差し掛かり、九十九折に急勾配を下っていく。
山を下り終えると谷沿いの川に差し掛かる。
橋を渡るとトイレがある。
トイレで用を足し、再び橋を渡ると田辺市からの熊野古道に合流した。
この辺りの古道は林道になっていてしばらくは渓流沿いの林道を歩いていく。
林道を歩き終えると再び古道に入り、急坂を登っていく。
急坂を登りきると鳥居が見えてきて、発心門王子と呼ばれる場所にたどり着いた。
発心門王子からは鋪装された道路をしばらく歩く。少し歩くと整備された休息所がある。
休息所はテーブル席があり食事もできる。水洗トイレも完備されている。
自販機もあり水分補給もできる。
そこからはしばらく集落の細い道を歩いていく。棚田の緑がとても美しい。
しばらく歩くと水呑王子と呼ばれる場所にたどり着く。
そこから1キロ程度下り坂の古道を歩いていく。
古道を歩き終えると再び鋪装道路をしばらく歩いていき、再び古道に入ると伏拝王子と呼ばれる場所にたどり着いた。
ここにも休息所がある。
しばし休息して熊野本宮大社に向かう最後の古道歩きとなる。しばらくは下り坂が続く。
下り坂が終わると道路をまたぐ吊橋風の橋を渡る。
橋を渡ると休息所がある。
ここで高野山からの小辺路と合流する。
江戸時代には関所があったみたい。そこから最後のピークを登り降りして熊野本宮大社にたどり着つき、スタート地点の世界遺産センターに戻ってきた。
時間はすでに夕方の５時で、朝９時に出発して８時間ほどの長時間の山歩きとなった。
今回も古くから伝わる熊野古道の雰囲気と歴史を肌で感じることができて、とても満足な山歩きやった(^-^)v
和歌山県世界遺産センター：和歌山県田辺市本宮町本宮100-1
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