PDCA

今日は、JCSS 現地審査2日目。

自分たちが作った文書の内容に沿って、きちんと運用できているか?が審査の内容なのですが、今日は、実際に測定してみせる審査でした。他人に観られながら測定するのって、ほんとキライです。ズルはしないから、鶴の恩返しのように、一人で測定させて欲しい・・・。

ISOの基礎知識

ISO認証のうち マネージメントシステム のキモは、PDCAサイクル(継続的改善)を、適切に回すことだと、僕は思っています。PDCAサイクル自体は、仕事だけでなく勉強でも子育てにも応用が利く考え方だと思うのですが、意外と失敗する組織が多いですよね。

最悪なのは、PDCAをそれぞれ担当する部署や人が異なる場合。おそらく、最悪なのは公務員系。P(計画)する人と、D(実施)する人、C(チェック)する人が、違った方向を向いているので、まともに回らなくなる。

 P:国会  → 法律作ったからやれ!
 D:公務員 → 国会が決めたとおり実施
 C:国民  → ムダ遣いするな、公務員はケシカラン。
 A:国会  → 法律を厳しくする

PDCAが1回転するたびに、どんどん重くなっていく。「重く」というのは、新たな書類が必要になったりとか、不正を防止するためにと新たに公務員を補充したりとか・・・です。もちろん、不正が良いわけないのですが、重くなる方向にしか動こうとしないので、結局、税金が多く使われてしまっている事実を、そろそろ、国民は指摘すべきではないのかな?と思ったりします。

自分たちで、サイクルを回している僕らは、せめて上手くやっていこう。


余談ですけど、
「東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当国務大臣」
って必要ですかね? スポーツ庁ではいけなかったのかな? 組織図をみると、

スポーツ庁 オリンピック・パラリンピック課

って、ちゃんと組織があったりするわけですが・・・。