頭の中に残っている昔の歌を、フルに聴くことができるという・・・よい時代になりました。これは、バブリーダンスでお馴染みの ダンシング・ヒーロー の一つ前に発表したシングルなんですけど、「我が子よV」っていう、小林千登勢さんがお母さん役の昼ドラ(TBS 花王愛の劇場)の主題歌でした。

学校があるのに、どうやって昼ドラを観たのか?って、放送期間を調べたら、1985年7月22日〜8月30日で、ちょうど夏休みだったみたいです。1985年というと中学1年生。このドラマで、骨肉腫 という病気を知ったのですが、話の展開とか結末は憶えていません。
憶えているのは、この歌(荻野目洋子が歌っていたと知ったのは、ずいぶん経ってから。)の 男勝りと言われた頃の自分が懐かしいぃ〜とか、骨肉腫であることを、娘に教える・教えない(告知する・しない)で、お母さん(小林千登勢さん)が葛藤している姿です。

そんなドラマ「我が子よV」を観てから、1年と少し過ぎたところでMGを発症したわけですが、このドラマが頭をよぎりました。主治医が「ご両親とお話がある」ってときに、自分だけ知らされないのは絶対にイヤだと思って、同席させてもらうことにしました。

最初、主治医は「目の筋肉の動きを邪魔している腫瘍がある」又は「MG」の2つを疑って検査したのですが、CTを撮っても腫瘍などの異物は何も見つからず、一方、MGの皆さんにはお馴染みのテンシロンテスト(エドロホニウム試験、アンチレクス試験)は陽性ってことで、MGの確定診断がついて、そのときは、「クスリを飲めば治る」みたいなことを言われて、安心したのを憶えています。

もっとも、安心したのは甘かったということを、その数ヶ月後には指を開くことができなくなって、腕が上がらなくなって、鉛筆で文字を書き続けることも難しくなって、否が応でも思い知らされるんですけど。

なんだか、懐かしい曲とともに、懐かしい日々を思い出しました。2週間だけ入院していた小児病棟だけど、間取りは、いまでも思い浮かべることができます。毎日、ヨーグルトを飲んで縄跳びしてて、主治医の先生には、三角形の合同条件を教えてもらいました。