成分について

2012/04/15

機能性はよくても・・・

[質問]

水、シクロペンタシロキサン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、酸化チタン、酸化亜鉛、ジメチコン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、BG、PEG-10ジメチコン、アルブチン、TEA、酸化鉄、ケイ酸(Al/Mg)、ステアラルコニウムヘクトライト、スクワラン、加水分解コラーゲン、セラミド3、アデノシン、ヒアルロン酸Na、キャビアエキス、ロサルビギノサ種子油、ホホバ種子油、マカデミアナッツ油、アルゲエキス、ヨーロッパブナエキス、ローズマリー葉エキス、カミツレ花エキス、メチルパラベン、プロピルパラベン、香料


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こちらのファンデーションは・・・・
紫外線を防ぐ力は十分にあると思います。でも、肌に与えるリスクは高まります。
なので、強くおすすめはできません。

この場合、刺激、毒性の問題というよりも、皮膚環境へのアプローチに難点があるように思われます。

使ってみると、とても滑らかでベタツキもあまりなく、また付着性もいいので紫外線散乱剤や吸収剤を均一に分散してくれるとでしょうから、UV効果もかなり高くて、機能性としてもとても優れた商品だと思います。

ただ・・・ 
皮膚表面にリキッド状のUVケア商品を使い続けると、皮膚表面にある物質と弱い界面活性作用を発揮し乳液状物質が形成されてしまい、結果、肌を守っている「皮脂膜」を落としてしまうことになるでしょうから、皮膚バリアは弱くなり、本来の肌を健康に守ることができなくなってしまうおそれがあるからです。

紫外線対策の基本は、丈夫で健康な肌でいることが大前提です!


あと・・・
付着性が良いということは落とすときが大変。
このファンデーションを落とすときのクレンジングにも注意した方がいいと思います。

katukatu33 at 19:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011/10/08

ふきとり用化粧水


今、使っている
クレンジングローション(ふきとり用化粧水)です。
どうでしょうか?

水、エタノール、ベタイン、グリセリン、トウニンエキス、ヒカゲノカズラエキ
ス、プリムラシキメンシス花エキス、カロットエキス、シラン根エキストウキエ
キス、パセリエキス、BG、PCAイソステアリン酸PEG-60水添ヒマシ油、PCAイソス
テアリングリセレス-25、クエン酸、クエン酸Na、ヒドロキシエチルセルロー
ス、フェノキシエタノール、香料


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「PCAイソステアリン酸PEG-60水添ヒマシ油」「PCAイソステアリングリセレス-25」
は界面活性剤で、「PCAイソステアリン酸PEG-60水添ヒマシ油」は乳化剤でしょう。

「PCAイソステアリングリセレス-25」はポリマーの仲間でもあり、2種併用することで界面活性がパワーアップし、しかも皮膚表面の親水性を強化しすぎてしまう可能性があります。

これでは皮膚バリアを弱めてしまうおそれがあります・・・

洗浄性を有するまではないと思いますが、使い続けていけば乾燥、荒れ肌を誘発することもあると考えます。

参考にしてください。
よろしくお願いします。


katukatu33 at 19:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011/10/01

プレストパウダーと粉おしろい


手持ちのプレストパウダーと粉おしろいの成分について教えてください。
もし問題なければなくなるまでは使おうと思います。

<粉おしろい>
タルク/ラウロイルリシン/ポリメタクリル酸メチル/ スクワラン/シルク/エチルパラベン/メチルパラベン/トコフェロール/イソステアリン酸ソルビタン(+/−)クエン酸/ステアリン酸MG/マイカ/水酸化AI/酸化鉄/酸化チタン/ジメチコン

<プレストパウダー>
スクワラン/脂肪酸(C-10-30)(コレステリル/ラノステリル)/ジメチコン/メチルパラベン/イソステアリン酸ソルビタン/トコフェロール(+/−)/マイカ/ジステアリン酸Al/タルク/シリカ/カルナウバロウ/赤色226号/硫酸Ba/酸化鉄/酸化チタン

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そうですね。
特別、悪いということはないと思います!

この商品は、ポリマーと顔料を併用したパウダーですね!
界面活性剤が一種(イソステアリン酸ソルビタン)みられますが、無水なのでこの場合はおそらく商品の均一分散、乳化のみに使われていると思いますので、お肌にとって大事な皮脂を乳化させて奪いすぎたりすることはないと考えます。

ただ気になるのは・・・
被膜、付着性が強いことが想定されるので、もし強い洗浄剤を用いなくては落ちないようであれば、洗いすぎには気をつけてほしいです。

このような皮膚を人工膜で覆うパウダータイプは、皮脂分泌が関与して形成される本来の皮膚表面環境にそぐわないこともあるので、もし・・・ 

使い切るまでの間に、乾燥などの不具合を感じるようなことがあれば、その時は使用を控えた方がいいでしょう。



プレストパウダーも、ポリマーと顔料を併用したパウダーですね。
界面活性剤が一種みられますが、無水なのでお肌にとって大事な皮脂を乳化させて奪いすぎたりすることはないと考えます。

こちらも、被膜、付着性が強いことが想定されるので、強い洗浄剤を用いなくては落ちないようであれば洗いすぎに気をつけてほしいです。

ただ、こちらの商品は・・・・
タール色素の配合がみられることが大きなマイナスです。

もし、使い続けて乾燥などの不具合を感じるようなことがあれば、こちらも使用を控えたほうがいいでしょう。

参考にしてください。
よろしくお願いします。


katukatu33 at 22:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011/09/24

頭皮のクレンジング


こちらは頭皮のクレンジング剤で週に1、2回使用するみたいです。
どうでしょうか?

水、DPG、ラウリン酸ポリグリセリル-5、ラウリン酸ポリグリセリル -10、ユーカリ油、ティーツリー油、ウイキョウ油、チョウジ油、ラベンダー油、グリチルリチン酸2K、センブリエキス、ムクロジエキス、ウンシュウミカン果皮エキス、BG、キサンタンガム、タマリンド種子多糖体、加水分解酵母

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頭皮のクレンジングに使われる製品の成分ですね。

はい!こちらは・・・
界面活性剤、保湿に偏った洗浄剤になります。
また、精油も多く使われていますよね。
精油の使用は防腐、清涼、リラックスなども含めて意味がありますが、ときとして、アレルギー、刺激の問題が発生します。

界面活性剤で弱った頭皮に、さらに、ダメージを与えるようなことになりかねませんので、ゴメンなさい・・・
おススメはしにくいです。

参考にしてください。
よろしくお願いします。



katukatu33 at 19:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011/07/19

美容液


グリチルリチン酸ジカリウム・L-アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム・精製
水・クマザサ水・グリセリン・1,2-ペンタジオール・2-メタクリロイルオキシエチル
ホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液・ヒアルロン酸ナトリウム・クエ
ン酸・
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これは薬用なので一応はグレイからブラックになってしまいます・・・

美白、保湿タイプなんでしょうね。
本来あるお肌の環境をサポートできるものは何ひとつ含んでいません。
必要だと思って使い続ければお肌を弱くするだけです・・・。
白く、フヤフヤでカサカサお肌ができてしまいます。

スキンケア=保湿ではありませんからね!
よろしくお願いします。



katukatu33 at 20:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011/06/28

UVミルク

こちらのUVミルクはどうでしょうか。
よろしくお願いします。

シクロペンタシロキサン、酸化亜鉛、イソノナン酸イソノニル、水、ペンチレングリコール、ジメチコン、タルク、BG、フェニルトリメチコン、PEG-32メチルエーテルジメチコン、PEG-9ジメチコン、ミリスチン酸、(ジメチコン/メチコン)コポリマー、グリチルレチン酸ステアリル、メチコン、トコフェロール、リン酸アスコルビルMg、エタノール、シャクヤクエキス、ヨクイニンエキス、ソメイヨシノ葉エキス、加水分解ダイズエキス、ヒオウギエキス、マグワ根皮エキス、オウゴンエキス、ナツメ果実エキス、コメヌカエキス

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結論から申しますと・・・ ゴメンなさい。
これは「NG」になってしまします。

たしかに、このUVミルクを塗れば紫外線をしっかりカットしてくれます!
でも、それと同時に・・・ お肌の健康は奪われてしまうからです。

おそらく、伸びも良く、ベタベタしないでサラッとした使用感だと思いますし、しかも汗や水にも強いウォータプルーフタイプでしょうから、使い心地は抜群だと思います。

では、なんでそんなに使い心地が良くて紫外線をカットしてくれるものが「NG」なのか・・・
それは、合成ポリマーやシリコーンなどがタップリ使われているからです。

これでは「車」のボディーのポリマー加工と同じことです。

化粧品をつけるところは、皮膚という生きた細胞です。
そんな生きた皮膚へ車のポリマー加工と同じようなことをすれば、本来ある皮膚環境は保てません!しかも、合成界面活性剤を併用していることによって皮膚バリアをさらに弱くし美白効果も期待させていますから、紫外線よりもこの製品を常用する方が肌トラブルになりやすいからです。

紫外線対策の基本は、UV化粧品をタップリ塗ることではなく、まずは正しいスキンケアで健康で丈夫な肌をつくることです!
よっぽど、赤くなってヒリヒリするぐらいのヤケド状態いならなければ、大した紫外線障害にはなりません!

とにかく、塗ることよりも丈夫で健康な肌をつくってあげることを優先してください!

よろしくお願いします。



katukatu33 at 21:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011/05/23

石油系になるので・・・

ミネラルオイルはよくないと聞きますが、どうよくないのか詳しく知りたいです。ネットで調べると、ミネラルオイルはいいものだと記載されている方もいます…

解説お願いします。

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ミネラルオイルですね。
これは、石油系になるのでとくに毛嫌いする人は多いいですよねぇ・・・。
たしかに、むかーーーしは、化粧品になのに精製のわるい工業用のミネラルオイルを使っていた時代があったので、だから今でも「よくない!」と言っている人がいるんだと思います。

でも、これはですねぇ・・・
ミネラルオイルそのものが原因ではなく、その中に不純物として含まれる環状化合物がよくなかったのです!

しかし、今は違いますからね!!
化粧品に使用するには「食品添加物規格」「日本薬局方規格」「化粧品原料基準」(食添・薬局方・粧原基)をクリアしているものを使用しています!

ようするに、不純物を取り除いた精製度の高いものが、化粧品に使われているということです!

この不純物を取り除けばもっとも安心感の高い原料のひとつになるのです!

ちなみに、皮膚科でも出される「ワセリン」ってご存知ですよね。
ワセリンも、実はミネラルオイルの仲間になるんですよ!

それだけ、安全性が確認されている成分ですので安心してください!

よろしくお願いします。



katukatu33 at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011/03/28

ローション

こちらが成分です。

温泉水・ゲットウ葉エキス・グリセリン・
BG・レモン果汁・ヒアルロン酸・メチルパラペン

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ローションのようなお肌にある程度残る製品に、「レモン果汁」は問題があると思います。

その理由は・・・
レモンには、紫外線との相性が悪い物質があるからです。

たとえ、薄めてあっても、合成されて不純物がなくても、一応、植物成分には要注意です!

ちなみに、お肌の環境を弱酸性に保つのと若干の角質柔軟があると思われます。

でも、ローションに・・・
レモンとパラベンが必要な処方というのはすみません。
オススメしません。

 

参考にしてください。
よろしくお願いします。

続きを読む

katukatu33 at 18:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011/03/03

化粧水の成分

○○の化粧水の成分

水/BG/ビート根エキス/イソペンチルジオール/イランイランノキ花エキス/オオベニミカン果皮油/テンチャエキス/ハベルレアロードペンシス葉エキス/ハマメリスエキス/ロクジョウエキス/酵母エキス/加水分解カゼイン(牛乳)/アラントイン/カプリリルグリコール/加水分解ムコ多糖/PCA-Na/エタノール/ポリ
ソルベート20/EDTA-2N/酢酸、水酸化Na/安息香酸/クロルフェネシン/フェノキシエタノール

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結論から申し上げますと、このようなタイプの化粧水はお肌にとって「NG」になってしまいます。

化粧水本来の目的というのは・・・ 
皮膚表面の弱酸性環境のサポートです!
皮膚表面は「弱酸性」に保たれることで、外部の菌類に対する免疫のような働きをし、自然な引き締めを得ています。

また、私たちの皮膚というのは「皮脂」というアブラの膜で覆われて「弱酸性」が保たれ、保湿も適っています。

しかし、この化粧水では・・・
たとえば、安心な石けんを使って洗顔をしても、多少でも「皮脂」は洗い流されてしまいますから、すると一時「弱酸性」の環境を失ったことになります。

だから、洗顔後は弱酸性の化粧水をつけて、お肌の環境を整えてあげることが大事なのですが、この場合だと「酸」を補うことが優先されるよりも、「保湿」を優先している成分構成ですから、あまり保湿に偏りすぎると、逆に皮膚環境を悪化させてしまうことになるからです。

成分構成から見ても、保湿剤を中心とした、しかも「植物エキス」も多いので防腐剤となる成分の種類、量も増えている可能性もあります・・・。


たしかに、使用感はシットリして良いように感じると思います。
ただ、人工的な保湿に頼りすぎてしまうと、皮膚という高級な革製品をお水につけてお手入れしていることと同じですから、いずれ皮膚環境を壊わしてしまって、肌コンディション、季節によっては乾燥、敏感肌の原因になってしまうことが考えられるからです。

参考にしてください。
よろしくお願いします。



katukatu33 at 21:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011/02/21

豆乳・・・

ムダ毛を抑える効果があるという豆乳ローションを使ってみたいと思っています。

成分表示には、
水、エタノール、ダイズエキス、豆乳発酵液、テトラヒドロピぺリン、パイナップル果汁エキス、BG、メチルバラペン、コスモペリン

と書かれています。使って問題ないでしょうか?

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はい!こちらの豆乳ローションですね。

理論上では、たしかにこの処方であればムダ毛を抑える効果はあると思います。

ダイズエキス、豆乳発酵液に含まれるイソフラボンが・・・
女性ホルモン作用をもっているので、おそらく「パイナップル果汁エキス」で若干皮膚を溶かし、さらに界面活性剤と同じような作用を持っている「テトラヒドロピぺリン」が、毛根まで「ダイズエキス」「豆乳発酵液」の浸透を助ける働きをするでしょうから、それで女性ホルモン作用が働いて、ムダ毛を抑えているんだと思います。

だから、問題がないわけではないのですが・・・ 
ただ、効果は期待できると思いますね。

しかし、女性ホルモン作用をもっているものを、毛根まで届かせる行為自体が化粧品の範疇を越えしまっていると思います・・・。
 
使用するにしても、頻繁に使用することは、オススメしません。

参考にしてください。



katukatu33 at 22:16|PermalinkComments(1)TrackBack(0)