2015年12月26日

浪曲界の救世主、国本武春師匠逝く。

国本武春さんとの出会いは、
16歳の時、木馬亭の楽屋にて。
寺山修司氏の追悼公演「青森県のせむし男」の
節付けのため、木馬亭の楽屋に呼び出されました。
舞台で一週間ほど弾いてくださると、
紹介された武春さんに「こんなお若い方が、
お三味線弾いてくださるんだ!」と驚きました。
驚いたのは、それだけではありません。
ここの節は、あの節にしよう〜とかなんとか
頭で一生懸命に考えて節を当てはめてる私を尻目に、
こんな風にやったら?と、突然うなり始めて、
その節の宝庫たるや! 
後でわかったことですが、
武春さんのご両親は、 
揃って浪曲師!
「サラブレッドじゃん!」と、
女子高生たった私はその圧倒的な節に
ただただ驚嘆!
最近になって、その当時の驚きを話したら、
「そうスカ。」と、照れ臭いようなお返事。
私が再び、浪曲の舞台に立つに至ったのも、
テレビから流れる武春さんのお三味線に、
引き戻されたようなもの。
「おまかせ元気マン」の冒頭の三味線。
「にほんごであそぼ」の弾き語り。
♪うりはめば〜♪と。
「そっちにいるの?
俺はここでがんばってるよ。」
そんな呼びかけにも聞こえて。
やっと、ご一緒出来るようになったのに。
早過ぎました。
今月も、あと2回、ご一緒出来る事を、
楽しみにしていたのに。
残念でなりません。 
ただただご冥福をお祈りし、
舞台を懸命に努めたいと思います。 image
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katutiyoane at 15:23│Comments(0)

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