日本の「リベラル」はリベラルじゃないタダの「反日左翼」

悪意ある国に囲まれて、危機迫る日本。元通信社編集委員のジャーナリストの読書感想、国際関係・憲法・マスメディアなどについての草莽のコラムです。

2014年01月

◎河野洋平と朝日新聞社長、福島瑞穂の国会証人喚問の実現を期待する

◎河野洋平と朝日新聞社長、福島瑞穂の国会証人喚問の実現を期待する 


 日本維新の会が、「従軍慰安婦」問題で、軍による募集の強制性などを認めた平成5年の「河野官房長官談話」の当事者である河野洋平氏と、デタラメな報道でその発端を作った朝日新聞社長の国会への証人喚問を求める署名活動を開始する方針を決めた、と報じられています。


 専門家や産経新聞などの調査・報道で、官房長官談話がいかにずさんな調査に基づくものであったのかが次第に明らかにいます。しかし、全容が明らかになったとは言えません。この問題が政治問題である以上、国会という「公の場」で専門家の意見も聴取しつつ、虚偽の陳述をした時には刑事罰が科せられる「証人」喚問という形で真相を究明するのが政治の責任であるといことは論をまたないことでしょう。社民党の福島瑞穂議員やこの問題で暗躍した「人権弁護士」も証人喚問すべきです。


 「従軍慰安婦」問題については、世界に悪意に満ちた曲解がまき散らされ、今や米国にまで慰安婦像が設置され、日本外交の大きな妨げとなっています。その元凶となった河野談話と朝日新聞の責任は重大です。ことは報道の自由と何ら関係なく、「事実かどうか」であり、今まで放置していたことが問題を大きくしたのです。


 NHKの籾井勝人会長の就任会見での発言に対しても、国内の一部新聞がいつもの「ご注進ジャーナリズム」の手口で韓国の与野党と連携プレーを演じているようですが、またかの思いを禁じ得ません。


◎戦前昭和の国家構想 =井上寿一著【書評】

◎戦前昭和の国家構想 =井上寿一著【書評】


井上寿一著
講談社刊
2012年5月発売


【推薦度】★★★


  関東大震災の3年後に始まった昭和とは、審災復興=国家再建の歴史だったそうだ。その中で、どのような国に作り直すべきかをめぐり、社会主義、議会主義、農本主義、国家社会主義という四つの国家構想が生まれ、その後それぞれがどのように展開し、挫折・崩壊していったのかをたどり、戦前昭和を再構成した本。


 書名からは難解な政治思想史の本のように見えるが、文章は平易で読みやすく、ザックリとその流れを知ることとができる。

◎なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか=石平著【書評】

◎なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか=石平著【書評】


石平著
PHP研究所刊
2013年12月発売


【推薦度】★★★


 中国と仲良くしなければ日中友好は訪れないのか、という考えは妥当なものかを、過去の歴史ににさかのぼって検証した本。結論から言えば、日本が中国大陸に深入りした時、あるいは深いつながりを持った時は、日本にとってロクなことがなく、歴史は「中国と距離を取った方がよい」ということを証明しているという。


 日本外交の進むべき道は、日米同盟を基軸に、欧州や中国を除くアジア諸国、ロシアなどと提携していくべきという論旨には共感する。かっての冊封関係に戻ったような韓国も放置しておけばよい

◎ゾルゲ事件の謎を解く=白井久也著【書評】

◎ゾルゲ事件の謎を解く=白井久也著【書評】
      ―国際諜報団の内幕―


白井久也著
社会評論社刊
2008年12月発売


【推薦度】★★★


 これも分厚い本だ。471 ページもあった。ゾルゲ防諜団のスパイ事件そのものに関わる部分とこれを裁いた裁判、ゾルゲと尾崎の名誉回復、.歴史的見直しが進むゾルゲ事件研究などから構成されている。本来なら治安維持法とは無関係と思われるのに、なぜゾルゲらが同法違反で逮捕されたのかの謎も解けた。


 捜査段階では膨大な記録が残っているのに、公判記録がないのでどのような審理が法廷でなされたのか分からないという。こんな事がありえるのだろうか、不思議なことだ。


  ◎ゾルゲ 引裂かれたスパイ〈上〉(下)= ロバート・ワイマント著【書評】
         http://blog.livedoor.jp/kawa1948-syohyou/archives/26870595.html
  ◎ゾルゲ・東京を狙え(上)(下)=ゴードン・W. プランゲ著【書評】
         http://blog.livedoor.jp/kawa1948-syohyou/archives/26623327.html
  ◎米国公文書 ゾルゲ事件資料集=白井久也著【書評】
        http://blog.livedoor.jp/kawa1948-syohyou/archives/25696977.html
     

◎チャイナ・ギャップ 噛み合わない日中の歯車=遠藤誉著【書評】

◎チャイナ・ギャップ 噛み合わない日中の歯車=遠藤誉著【書評】 


遠藤誉著  
朝日新聞出版刊
2013年2月発売


【推薦度】★★★★


 尖閣諸島についての中国の主張の矛盾と弱点を掘り起こした本。尖閣問題を考える際の必読書であり、今の中国の主張がいかに矛盾・デタラメであるかがよく分かる。この種の本にしては平易な文章で読みやすい。


 まずは、中華民国国民政府の蒋介石は1943年11月のルーズベルトとのカイロ会談の密談で、ルーズベルト大統領が蒋介石主席に「日本を敗戦に追いやった後、尖閣を含む琉球群島をすべて中華民国(中国)にあげようと思うが、どう思うか」と何度も聞いたのに、それを断り、琉球群島を放棄していたこと。


 さらには、中国共産党政権の周恩来首相や毛沢東も尖閣を沖縄の帰属だと断言していること、中国共産党の機関誌・人民日報も同様の記事を掲載していたことなどを、著者が米国公文書館で入手したカイロ密談議事録などを基に詳細に解説、中国の主張を突き崩している。

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