久しぶりに、銀座に出かけました。新型コロナ渦のため中止となっていた、かって働いていた会社の社友会総会が4年ぶりに開催されるというので有楽町で下車。その後、駅前の東京交通会館の中の三省堂書店に立ち寄り、マロニエ通り→伊東屋→三越→その後、東銀座の本社ビルまで晴海通りに沿って歩きました。
かっての通勤時の歩行ルートで、10年ほどたっても街風景はほとんど変わりません。歩道のわきの街路樹も青々と生い茂り、銀座は意外と緑がある街だなという気がします。
町並みも超高層ビルはなくてほどよい高さで、ビルの外壁も派手派手しくはなく、歩いている人も新宿や池袋、渋谷などとと異なり、若者よりも圧倒的に中高年層が多いので、落ち着いた”大人の街”という雰囲気が漂っているのが銀座のいいところです。
三越周辺では、夏服姿の大勢の外国人のファミリーらがやたらと目につき、コロナ渦も過去のものとなったことを実感。かっては、この先の新橋寄りの中央通りには中国人観光客の団体バスが連なってよく駐停車していたことを思い出しました。
歩行者でマスクをしていない人も川越に比べると多く、お店などに入る際に念のためにマスクを着用するというのが一般的なようでした。
肝心の社友会は、各種報告事案の後に軽く酒も出る懇親会が2時間ほどで終了。昔とあまり容貌の変わらない人、名札を見てやっと分かるほど”激変”した人などさまざまです。わずか3年ほどの空白ですが、あの時は元気そうだった人が亡くなったり、加齢で出席することができなくなったのは何とも寂しい気がします。
ちょうど、歌舞伎俳優の市川猿之助さん家族の変事の一報があった時間とかち合った時なので、関連情報を収集する先輩の姿もあり、年老いたりとはいえ、さすがマスコミ人の真骨頂ぶりを発揮していました。
散会後は飲み足らずというわけではありませんが、友人と有楽町駅周辺で軽く一杯、旧交を温めました。
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