土曜に、妻と友人3人とで、茨城のひたちなかで行われた、
ロックインジャパンフェスティバルへ。

我々は今年で7回目の参加になるが、その間に規模はドンドン大きくなり、
今や出演者発表前から、ほぼソールドアウトしてしまう程の人気に。

有り過ぎるぐらいの簡易トイレの数に象徴されるように、
整ったインフラ設備や、ステージ前でのモッシュ、サーフクラウド等、
ロックコンサートにおける危険行為を全面的に禁止し、
誰しもが過ごしやすい快適な空間を作り上げた事。
邦楽アーティストに特化し、オレンジレンジ、ケツメイシ、今年なら絢香等、
テレビでもお馴染みのアーティストや旬な新人を多くブッキング。
そういった効果で、フジロック等の従来のロックフェスとは無縁な層を
うまく動員し、定着させた事が成功の要因の1つとして挙げられよう。

おかげで規模・人気の拡大に反比例するかの様に、客層はドンドンと低年齢化。
会場には、明らかに1回りは年齢が違いそうな、眉毛を整えた子たちが溢れており、
ロックの基本概念である“Don't trust over30!”に余裕で該当、
ロック少年・少女達から敵視されるであろう、30overばかりの我々一行にとっては、
少々気恥ずかしく、場違いで、浮いた感じも無くはない雰囲気。

ましてや極端な洋楽至上主義の自分にとって、
興味あるアーティストも皆無に等しく、
ここ数年は参加する事をためらう事もあるが、
各々家族が出来たり、仕事だったりと、様々な事情で
昔の様に頻繁に会う事も出来ない友人達との交流の場と位置づけ、
このイベントを利用させてもらっている感じだ。

そんな訳で今年も参加。
会場に到着し、サンシェードを広げ拠点を設置し、さっそく乾杯。
クソ暑く、どデカイ原っぱで飲む、キンキンに冷えたビールは実に美味い。
この時点で目的の50%…。いや、70%は達成した感はあるな。
ひと段落ついて、各々自由な行動をとる事に。

ここからは、当日見たアーティストの感想なんかを適当に。

スーパーバタードッグ…レイクステージ
昔から割りと好きで、音源も数枚所有してるが、ライブはまだ未見。
今回、数年振りの再結成という事で楽しみに観に行ったのだが…。
抜群の演奏力、ファンクな音、言葉遊びを駆使した独特のリリック、
そして、ボーカル永積のズルいくらいの良い声、と素晴らしいのだが、
1曲毎に演奏をきって、MCを入れていたのが気になり今イチ乗り切れず。
バンドのタイプ的にも、ジャムセッションで曲間をあけずに、
ゴリゴリと畳み掛けた方が良かったような…。

ホフ・ディラン…サウンドオブフォレスト
個人的にはこの日のベストアクト。
やはり、世代的に馴染みのあるバンドは安心して観れる。
チラ見して、隣でやってる斉藤和義を観に行こうと思ったが、
「スマイル」等の懐かしの曲に聞き入り、ついつい全部観てしまった。
少々残念だが、思ったより客も少なく、観やすかったのも良かった。
ちなみに昔から大ファンの妻は最前列でノリノリ。

斉藤和義…レイクステージ
ホフ終了後、ダッシュで駆けつける。
とりあえず「唄うたいのバラッド」だけ聴けて良かった。
言っちゃ悪いが、彼の様な地味で冴えない顔の男が歌う
素敵なラブソングは最高で、心地よいグルーヴを感じた。

小宮山雄飛(DJ)…DJブース
ホフの雄飛がまわすというので、さっきの流れでそのまま観にいく。
選曲に期待していたが、客層に合わせて邦楽中心で少々ガッカリ。
案の定、ガンズ、レッチリ等かけても客の反応は今イチ。
ファウンテンズ・オブ・ウェインをかけてくれたのは嬉しかったけど。
陽水が始まりそうだったので途中抜け。
ちなみに妻は終了後、出待ちして、握手とサインを貰い大満足の様。

井上陽水…グラスステージ
長年やって来た人のオーラはやっぱり凄い。
余裕しゃくしゃくできっちりと自分の仕事をこなしていた。
セットリストもお馴染みの曲ばかりを並べて大サービス。
個人的には「氷の世界」最高。

陽水後は拠点に戻り、気温も下がりはじめ、過ごしやすくなって来たので、
タイラーメンとビール片手にまったりと過ごす。
そんなこんなで大トリのバンプ・オブ・チキンを横目に後片付けをし、
彼らに聴き入る大観衆を見ながら、早々に帰路に着いた。

感想として、行けば“それなりに”楽しいのだが、
やはりフジロック等と比べてしまうと、スケールの小ささは否めない印象。
通常は、フジにも参加してのここなので、別物と考える事が出来るのだが、
今年はフジに行けなかったので、物足りなさが余計に身に染みてしまった。
これはロックフェスとしての感想。

しかし、友人や妻と過ごす時間として考えれば、
それはとても良いものだったのも確か。

来年はどうなる事やら…。
まぁ、鬼が笑わないようにその時にまた考えよう。