テレビカメラの前に、RMTを禁止しているゲームのアイテムや仮想通貨を販売している危ない会社の人間が登場。

このような会社をリアルワールドの会社に置き換えて考えれば、それは有価証券を扱う証券会社や、古物商に近いものだろう。しかし法が整備されていないので無法地帯だ。

次はいよいよ、どのようにゲーム通貨を手に入れているかだ。

中国で撮影されたという画質の悪いVTRには、部屋に並べられたたくさんのパソコンが映っている。画面を見てみると誰もいないのにゲームが動いている。無人でひたすら狩りをつづけるソフトウェア。いわゆるBOT(ボット)だ。

つぎは若い連中がひたすら狩りをやっている映像だ。狩りを行った成果にあわせて報酬が支払われる。中国で普通に働くより10倍の賃金を稼いだものもいたようだ。

外国人にゲームをするなとは言わない。ただ、彼らは金儲けが目的だからマナーは皆無だ。

なぜ、中国がやるのか。それは中国人のモラルが問題ではない。人件費が安いからもっとも儲けやすいのだ。日本のゲームを狙うのは高く売れるからなのだ。

ファンタジーなゲームの世界が一転、現実の社会と同じく中国は世界の工場と化していた。

警察が検挙した中国人留学生のアパートは中継地点となっており、海外からの接続を禁止しているゲームに入れるようになっていた。留学生はRMTで儲けた日本円を1億円以上本国に送金していたようだ。もちろん税金など納めていない。

整理すると、、、

RMT業者は不正なことをして得た仮想通貨やアイテムも、リアルマネーと交換している。マネーロンダリングと同じだ。

現実世界の質屋は、怪しいと思ったら、買い取ったりはしない。しかし彼らは何でもありだ。

と、RMTに批判的なことばかり書いてきたが、RMTはどんどん一般化するだろう。たとえば、アイテム課金のゲームが増えているからだ。

アイテム課金。つまり金を出して買ったアイテムなら、リアルな所有権があるはずで、売るのも自由なはずだ。

ま、また次の機会に話すことにしよう。