かわべり日記

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2021日経平均定期入れ替えを考える その4 2021年日経平均株価 採用銘柄を考える。

 日経平均定期入れ替えで採用される銘柄候補は、まず任天堂と思われる。ここ数年で採用の可能性が一番高い!任天堂が高流動になったのは5年前のPokemon GOの上市から。今年は最高の条件の気がする。
 採用数が足りてない消費セクターからの候補がヤマダHDZOZO良品計画をピックアップしてみた。消費セクターではヤマダHDが流動性トップ。ZOZOは直近の流動性が死んでおり、また東証プライムの条件を満たしていない。 良品計画は逆に直近の流動性が非常に高い。今回はあまり注目されていないが、次回以降有力な候補。技術セクターは村田製作所とルネサスが可能性高い。キーエンスは売買代金が多いが流動性としては低いように思われる。金融セクターから出るとしたらオリックスだろう。まあ、さすがにゆうちょ銀行とかは無いと思う。たぶん。

任天堂     71.0RM ◎
OLC     11.9RM △
カカクコム   14.6RM
スクエニHD   8.5RM
ZOZO     38.1RM ▲
ヤマダHD   42.8RM 〇
パンパシHD  11.2RM 
良品計画    11.7RM ▲
村田製作所   31.8RM 〇
ルネサス    86.1RM 〇
日本電産    17.3RM ▲
キーエンス   7.1RM  
日本航空    33.3RM △
オリックス   89.1RM 〇

 RMは流動性の評価指数。概ね100に近づいてくると日経平均株価採用の可能性が高くなる。
 ゾゾは毎回言っているが今のところ日経プライムに残れるかまだ確定ではない。そのため採用は来年まで見送られるのではないかと考えている。来年が ZOZO の採用ではなかろうか?などと書いているが、 ZOZO は直近の流動性が死んでいるため、選ばれる可能性は時間とともに低下している。

2021日経平均定期入れ替えを考える その3 2021年日経平均株価 除外銘柄を考える。 それは2007年の東証発表から始まった。今年から問題になりそうな、株式併合による流動性枯渇とは? 


 JPX 400の入れ替えが発表された。全く証券会社レポートの通りではこれは点数評価があるのでそれで間違いないのだが、意外だったのはシャープの除外と東芝の生き残りだろうか?鉄道株で残っているのは阪神阪急と jr東海のみ。
 さて話は2021年日経平均定期入替の除外銘柄である。
 結論としては、RM指数や売買代金、そしてセクターバランスを考えると除外最有力なのは素材セクターの東邦亜鉛5707と大平洋金属5541の二社。それ以外ではスカパー9412マルハニチロ1333流動性絶対基準に引っ掛かりそうで、三菱倉庫9301も可能性はそれなり。運輸公共のセクターバランスでの組み換えがあった場合のみ京王電鉄9008が除外候補。この6社のうち2社ないし3社が私の除外銘柄の予想である。


 もう少し細かく日経平均除外候補銘柄を考えてみよう。2021年9月の除外候補のうち素材セクターで流動性が低いものの60か月平均のRM指数をいくつか挙げてみる。また今年から1単元100株へ統一されてからの影響を大きく受ける。(詳しい単元統一の影響は後述) ちなみに去年の除外銘柄だった日本化薬は素材セクターかつ7.0RMで売買代金は毎月200億円前後でしたね。

日本製鋼所  4.4RM
大平洋金属  6.0RM
DOWAHD 6.1RM 
東邦亜鉛   6.3RM
東洋製罐   6.6RM
東洋紡    12.0RM
住友大阪セメ 12.7RM
ユニチカ   42.9RM !

 ユニチカは株式併合後、直近の流動性は弱いが、60か月でならすと流動性としてまだまだ高い。日本製鋼所は逆にそれなりに売買高は残っており、二分割以上すれば除外候補群から離脱する気がする。大平洋金属と東邦亜鉛の流動性の評価は日経平均除外が近いと思うラインまで来ており、今年はこの二社のどちらかは除外されると感じる。DOWAと東洋製罐は除外のレポートがあるようですが、東邦亜鉛ほど可能性が高くはないと感じる!?住友大阪セメントは三番目ぐらいで、直近3か月のRM指数は2RM程度。今年から除外候補と思われる。このなかで東洋製缶は五年以内の株式併合を行っていない。
 次に素材セクター以外で流動性が低そうなところをピックアップしていく。

スカパJSAT   6.5RM
宝HD    6.3RM
マルハニチロ 2.2RM
三菱倉庫   4.0RM
オークマ   5.1RM
OKI    6.3RM
京成電鉄   4.7RM
京王電鉄   4.9RM 

 スカパ、宝、マルハニチロは、最近の株式併合はない。スカパーは売買代金が225銘柄で最下位。マルハニチロはJPX400から今年除外される。三菱倉庫~京王は単元株統一による流動性低下銘柄である。
 注目は運輸公共セクターの京王と京成であろうか? この2社は流動性が単元100株化により低下。さらにJPX400からも今年除外される。除外された場合二度と戻らないだろう。これより流動性の高い阪神阪急や日本航空が同じセクターの未採用銘柄として存在しているのだから。ほかの日経平均採用の電鉄株だと小田急が7.1RMで、ここは粘れる気がする。
 このなかで特にオークマは、直近の流動性が壊滅的に推移している。RM指数では、直近3か月で1.3RM。オークマが除外候補になっているレポートは見たことがないのが不思議。


 除外銘柄を考えると、単元統一の過程での株式併合によって流動性が枯渇する銘柄がいくつもある。そのため今後5年は毎年2ないし3銘柄変わっていく気がしている。東証が2007年から始めた取り組み一単元の統一。その影響が、日経平均採用除外において、流動性の評価の低下として現れているのだ。日経平均株価の採用除外における流動性とは、2つの条件①売買代金②値幅あたりの「売買高」で評価される。「売買高」というのが案外に曲者で、流動性を評価する場合、これが単元なのか株数なのかは、まあ、ちょっとよくわからないという時代が長かった。いや、一応公式には売買株数となっているんだが、そうじゃないのもあるよね。特に1999年や2000年の大幅入れ替えの時なんか、どう考えても単元か売買代金だけじゃないと説明がつかないものもある。例えば、当時1株単元だったNTTデータとかさ。(この時とその翌年の採用条件急変更の謎は今も語草ですね。)
 2007年11月から始まった単元株数の集約によって、これまで8種類あった単元株数を2014年に1000株と100株の2種類にさらに2018年10月に銘柄が100株を一単元に統一された。
 流動性の評価として単元の金額が同じ売買代金売買代金同じでも1000株の一単元株と1単元100株の比較では1単元1000株の方が流動性の評価は高い。1000株の単元にあったものは100株になった銘柄は流動性の評価が大きく下がる日経平均採用素材セクタ銘柄で売買代金最下位を走るユニチカは特にそうで、1000株単元時代には、流動性評価としてはJFEより少し高い位の流動性だった。
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