濱口桂一郎「日本の雇用と労働法」日経文庫を読んだ。

得たもの。
①労働問題を考えるにあたって、メンバーシップ型かジョブ型かという切り分け方。
②自分は、それほどこの分野に関心がないということが分かったこと。

同書では、自分の中で何となくもやもやしていた日本型の雇用の特徴を
メンバーシップ型/ジョブ型というツールで対比しながら鮮やかに整理される。

労働問題を考える際の強力な武器を手に入れた気分。
そして、おそらくこの思考ツールは、労働分野だけでなく、他の分野でも用いることができるだろう。
それだけでも、十分に読んだ甲斐があった。

また、同書では、日本の雇用システムの特徴を歴史を追って説明がなされるので、
労働史の入門としてもとても面白く読めた。

ただ、自分は何となくこの分野に関心があるけど、
それほど、今のところ、深く詰めて勉強したいとということまでには至っていないと気付いた。

企業で人事等を担当している場合には、より実感をもって社内の労働環境がジョブ型か
メンバーシップ型かを考えることができて面白いのではないかな。

とにもかくにも、この分野の勉強が必要になった場合には改めて同書を読み返すことにしよう。