さて、トランプ米大統領が9日に、7月末での引退を表明したケネディ米連邦最高裁判事の後任として、保守派のブレット・カバノー(Brett Kavanaugh)氏(1965年生)を指名した、との報道がありました

 今、アメリカの連邦最高裁判事は、

[保守派]
・ロバーツ(Roberts)氏(長官)~1955年生・2005年就任
・トーマス(Thomas)氏~1948年生・1991年就任
・アリート(Alito)氏~1950年生・2006年就任
・ゴーサッチ(Gorsuch)氏~1967年生・2017年就任

[中道保守派]
・ケネディ(Kennedy)氏~1936年生・1988年就任

[リベラル派]
・ギンズバーグ(Ginsburg)氏~1933年生・1993年就任
・ブライヤー(Breyer)氏~1938年生・1994年就任
・ソトマイヨール(Sotomayor)氏~1954年生・2009年就任
・ケーガン(Kagan)氏~1960年生・2010年就任

という、保守派:中道保守派:リベラル派=4:1:4となっておりますので、仮にカバノー氏が就任すると、保守派:リベラル派=5:4になり、米国連邦最高裁の判決の傾向に大きな変化をもたらす可能性があることになります。

 もっとも、カバノー氏が最高裁判事に就任するには米議会上院(定数100)の承認を得る必要があり、議会上院は共和党と民主党の議席が拮抗している(51:49だそうです)とのことですので、承認を実際に得られるかは、まだわからない、ということのようですが・・・。

(余談ですが、現在の米国連邦最高裁判事9名のうち、3名が女性ですが、その3名は、いずれもリベラル派です(ギンズバーグ氏、ソトマイヨール氏、ケーガン氏)。)

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 それでは、本日はこんなところで・・・。