金井原苑での「健康応援隊」企画の参加にて。
気仙沼の避難所の周辺で在宅介護をされていた。
だんな様を介護されている奥様。
玄関からではなく、だんな様が生活されている部屋の窓から
直接僕たちを招き入れてくださった。

車椅子に座っているだんな様を見て
一緒に訪問した金井原苑のスタッフが、
「あー、お父さんテレビで見た!」と。
被災地の要介護者を特集した番組で紹介された方らしい。

ただ、放送内容には不満があったらしい。
インタビューで答えた内容とは大きく異なった報道をされたらしい。
奥様も「だからやめとけって言ったのに!」と声を荒らげていた。
たまたま奥様が遠くに外出されていたときに取材に来て
「一人ですか?」という質問に「うん」と答えただけで、
一人暮らしという報道がされた。
マスコミ報道というのは、いい付き合い方ができれば、すばらしいパートナーになるが、
逆に痛手を食うこともある、ということを改めて認識した。

インタビューで「在宅で暮らす要介護者にサービスが届いていない」と訴えたことにより、
今はデイサービスに週2回、通うことが出来ている。
情報を発信したところには、サービスや物資が集中していく。
しっかりとした戦略をもって、マスコミの方々と協働して、情報発信を行っていけば、
この難局を打開できるキッカケを作ることができるかもしれない。

皆さんからいただいた、寄せ書きは、
だんな様に気づかれないように、そっとお渡しして来た。
きっと、必ず、奥様の心の支えになりますように。