2016年11月13日

辛い時、挫折した時は、「その後の視点」で生きていく

 先日は身内の事で、とても辛い事がありました。

 改めて、自分の中に少し驚く発見がありました。
 僕なりに長い間、ずっと仏法をいただいてきたので、
さすがに「怒りの感情」は多少なりとも消滅してきただろう」
と思っていました。
 しかし、実際に自分の妹が大きく傷つけられると、多少は
消滅したと思っていたはずの「怒り、腹立ち」が激しくメラメラ
と起こってきたのです。
 
 しかし、このような落ち込んだときこそ、「その後の視点
立ち返るようにしています。

 私達は、挫折した時、嫌な辛い事があったとき、一日も
早く嫌な辛いことから抜け出して忘れ去ることを望みます。

 しかし、僕が真宗の教えから目覚めたその後の視点とは、
その現実と向き合い、辛く落ち込んで挫折した、その後の
歩みの中で、仏法を通して自分を深く見つめていくことに
より、苦悩に意義を見出していく、苦悩した経験を
活かしていくということです。

 例えば、自分や身内の者が言葉による威圧や暴力、
また悪意を含んだ皮肉や陰口を言われたりします。
 そんな時、どうしても怒り、腹立ちの気持ちが起こって
しまいませんか

 お釈迦さまは、「怒りを起こしてはいけない。」という
簡単ないましめの表現はなされていません。

 とても具体的に、怒りによる精神への悪化が増殖して
いく経過を伝えておられます。

 お釈迦さまは、 「争う気持ちがほんのわずかでもあ
れば、時の経過によってますます強く激しくなり、怒りが
積み重なる。」と示しておられます。
 さらに、「怒りは恨みとなり、挙句は互いに傷つけあうよ
うになる。」と示しておられます。

 このように、繰り返してお釈迦さまの教えにふれる
ことにより、やがて、「腹立ちや怒りによって相手を変えようと
するのは幻想であった事に、ようやく少しずつ気づけた。   
怒りによって何一つ良き進展は得られない。 さらに、心の
正常と平穏をかき乱されるのみ。」であると、頭ではなく
生活を通して学び得ていけます。

 ここから、「心を静めて相手を見届けていく。」ことに
方向転換していくことを少しずつ会得していけます。
(いたらぬ凡夫ゆえに、何度も再び怒りを起こしながらも)

 来月から、リニューアルされる寺報の中で、
連載物語「その後の兎と亀」が始まります。
 僕が妹とともに寺院活動を始めてから最初に
取り組んだのが、「その後の兎と亀」です。
 なにしろ、「兎と亀の寺」ですので、長くコツコツと
執筆を精進していきたいものです。

福井県での講演と、朗読演劇
(一般の方の参加ができます。)

期日 平成28年11月27日(日)

午後2時10分 第1部 仏法講演

   3時位   第2部  朗読演劇

 会場 福井県三方上中郡若狭町井ノ口
 JA若狭上中支店 3階 ホール

西蓮寺~定例会お知らせ

お参り・ 法話・ 茶菓子をいただき
 ながら座談


12月18日(第三日曜)
時間   午後1時30分

法話  住職(川村 寿法)

北九州市門司区東門司二丁目
7一21 (バス停東門司二丁目)
門司港駅からバスで8分位

電話 093-321-3592 

講演・ 朗読演劇のご依頼

 【市町・寺院・学校・その他】

  現代劇時代劇

電話 093-321-3592






 





 
 





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2016年10月10日

西蓮寺~報恩講のお知らせ


西蓮寺~報恩講知らせ

お参り・法話・報恩講の後、
 一階の総合室にて懇親会
(妙慶の進行による懸賞付きクイズ大会)


10月16日日(第三日曜)
時間   午後1時30分

講師 藤谷 知道 師(大分県宇佐市)

弁当の注文がありますので、ご参加の
方は、14日までに参加人数をお知らせく
ださい。

北九州市門司区東門司二丁目
7一21 (バス停東門司二丁目)
門司港駅からバスで8分位

電話 093-321-3592 


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2016年09月16日

敗北した者、失敗した者に光を

毎日、パラリンピックで、ハンデを
克服した方々の水泳やテニスなど多く
の競技が盛り上がっています。
テレビでは、アナウンサーが
「メダルが19個獲得!」などと、
少々興奮気味に伝えています。
その功績は、賛美に値するものです。

しかし、どこの世界でも、どこの家庭でも、
まばゆいばかりのスポットが当たり、賞賛
されるは勝者であり、または優良な成績を
残した場合です。

それとは対照的に、日陰で小さく身をかが
めるのは敗北した者、挫折した者、失敗し
た人、または心ならずも失態を犯した人
です。

広大な日本で、敗北した者、挫折した者、
失敗した人にこそ着眼点を置いて取り上げ
ていく場所があっても良いのではないか、
それが、僕のいる「兎亀山 西蓮寺」です。

 西蓮寺には、本堂の入口に兎の

大な絵が描かれたのれんがかかって
います。

 本堂の横には、人の背丈ほどある
大きな岩の天辺に

亀の置物があり、訪れる皆を出迎くれ
ています。

 どうして兎と亀との関わりがとても
深いお寺になったのでしょうか。

 もともと二十年位前から、西蓮寺は

寺の掲示板に、毎月、いつも次のよう
兎と亀にまつわる話をよく載てた
ました。

 敗北して、大きな挫折した兎は、
それが
終ではなくて、
 始まりだった。

 ここから、いじめや、長い引きこもり

や、積み重ねてきた失敗などを
元にして真宗の教えにふれて

学び得ていった自身の体験談を元にした
作品「その後の兎と亀」に取り組む、
長い生活が始まりました。


 今回の彼岸法要と、再来月の法話
では、「その後の兎と亀の視点」を
活かしていけるテ一マにしました。

しくじり、失敗を通して学び得る
真宗の教え」です。

 兎と亀とともにお待ち致します



西蓮寺~報恩講知らせ

お参り・法話・報恩講の後、
 一階の総合室にて懇親会
(妙慶の進行による懸賞付きクイズ大会)


10月16日日(第三日曜)
時間   午後1時30分

講師 藤谷 知道 師(大分県宇佐市)

弁当の注文がありますので、ご参加の
方は、12日までに参加人数をお知らせく
ださい。

北九州市門司区東門司二丁目
7一21 (バス停東門司二丁目)
門司港駅からバスで8分位

電話 093-321-3592 

講演・ 朗読演劇のご依頼

 【市町・寺院・学校・その他】

  現代劇時代劇

電話 093-321-3592


 






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