2005年12月

2005年12月28日

年末年始

12月28日(水)

川野塾並びに川野税理士事務所は、今日が仕納めでした。

仕事始めは4日からですから、6日間休みになります。

ところで年末年始のこの時期、受験生はどのくらい勉強していると思いますか?

当塾でリサーチした結果、90%以上の人が勉強時間0時間でした。

もちろん、無職で勉強している人も含めてです。

私も、この時期に勉強した記憶はありません。

ただ、20代の頃に、絶対の自信があった相続税法が不合格になって、怒りのあまりに
1月1日の午後7時から、家族がテレビを見ているこたつで、財産評価問題集を
やろうとして、母親から、「うっとおしいから、あっち行きなさい」と言われた
ことはあります。

やっぱり年末年始は、いつもの勉強から少し離れて、大局的に自分の人生を考える
のも大事なことですよ。

ゆっくりお酒でも飲みながら、合格して税理士になって活躍している自分をイメージしながら、「にやっ」としてみてください。

きっと、家族が不安そうに優しくしてくれますから。


平成17年度の、塾長からのメッセージはこれで終了します。


1月からは、塾生全員が合格するよう、気合いをいれて頑張りますから、覚悟 じゃなくて楽しみにしてください。


それでは、みなさんよいお年を。


2005年12月14日

米国税理士(EA)合格

遂に米国税理士(EA)試験に合格できました。

本当に嬉しいです。

3回目の受験で、やっと終わりました。

去年までは、米国本国だけでなく、日本でも受験することができた(米国以外の受験会場は、日本、ドイツ、イギリス、フランス)ので、過去2回は、東京青山にある国連大学で受験しました。

ところが、今年から海外受験地がなくなり、米国内でしか受験することができなくなったのです。

日本から最も近い受験地は、ハワイだったのですが、せっかくだからと一度行って見たかったニューヨークに今年の9月行ってきました。

もちろん旅費やホテル代は、日本で受験していたときと比べものにならないほど高く、そのうえ、米国税理士の受験制度も今年から変更され、昨年までの科目合格制度が廃止され、4科目全てに合格点をとらないと合格できなくなりました。

私は、昨年の受験で4科目中3科目に合格したのだが、もし今年残り1科目で不合格になったら、また最初からになるので、まさに「絶対に負けられない戦いがそこにある!」状態でした。

試験結果は、さすが米国らしく、インターネットで米国歳入庁のホームページにアクセスして、そこの試験結果のページに自分の受験番号とコード番号を入力することによって、画面上に結果が出てくるという、まさに自己責任の世界です。

事務所の所長室で、社員のみんなに気づかれないように、こっそりアクセスしたのが、午後3時45分。

社員も、もうそろそろ結果が出るようだということで、気にしていたみたいだが、私が何も言わないので、気を使ってその話しをしないようにしていたらしい。

結果を見る直前は、久しぶりに緊張しました。このボタンを押した1秒後には、天国と地獄の全く違う世界に行くことになるのであるから、唇が乾き、手先が震え、膝には力が入らないという、あの独特の緊張感です。

やっとの思いでボタンを押しても、まともに画面を見ることが出来ず、両手で顔を覆って、指先の合間から、ゆっくり画面を見たら、「Congratulations!」(コングラッチュレイション!)の文字が見え、Part4、Your Score 86、Passing Score 72、Exam Result Pass(パート4 あなたの得点86 合格点72 試験結果 合格) を見て、合格したことが分かりました。

一瞬、目頭が熱くなり、両手をパン!と叩いて、喜びを実感したあと、少し落ち着いてから、社員たちがいる業務室に向かい、「米国税理士、合格したよ」と、言った声は、少し震えていたと思います。

もちろん、すぐに嫁さんに電話し、大分の母親にも電話しました。

こんな人たちがいるおかげで、私は頑張ることができるのです。

いつも応援してくれて、本当にありがとうございます。

参考:興味がある方は、下記のアドレスにアクセスして、CANDIDATE NUMBER と  PIN NUMBER を入力してみてください。

http://www.irs.gov/taxpros/agents/page/0,,id=7167,00.html

Candidate Number: 54071

Personal Identification Number (PIN)*: v4ug9bzk



2005年12月05日

結婚おめでとう!

12月4日(日)

税理士のY先生の結婚式に出席した。

Y先生のことは、以前「塾長闘いの記録」でも書いたことがあるが、私の税理士受験生時代からの受験仲間だ。

初めて会ったのは、13年前の1992年(平成4年)。私が25歳で、Y先生は現役の大学生だった。

当時の私は、簿記論1科目だけを合格しており、佐川急便を8月に退職して1年間無職で、財務諸表論、消費税法、相続税法の3科目を勉強していた時だ。

Y先生は、まだ大学生で、内定をもらっていた会社を断って、税理士になるということで、簿記論、財務諸表論、消費税法の3科目を受講していたと記憶している。

第一印象は、D学校の自習室で、派手なロングのコートを着て、ロン毛で眼つきの悪い、是非お友達になりたくないような奴だった。(本人は今だに否定しているが)

とても、勉強ができるようには見えず、休憩室で煙草を吸っていたときも、周囲に異様な闘気を発しながら、1人でクールに座っていた。

そんな彼と話すようになった、きっかけは「順位表」にある。

その当時、現在は福岡市内にある税理士法人YCAの代表税理士である山口先生の財務諸表論の講義を私も彼も受講していた。

「山口先生の財務諸表論」と言えば、恐らくかなりの現役税理士の方がお世話になったはずの、超人気講座であった。
しかし、とにかく山口先生の授業は、超ハードで毎回オリジナルの理論演習を授業開始30分前に受講生にやらせて、それを回収し採点して、1週間後には順位表を教室に張って、受講生の競争意欲を高めるといったもので、なかなか最近の学校では見ることができなくなった、スパルタ式のものだった。

受講生は、その順位表に名前が載ることを目標にし、名前が載れば次は一つでも上の順位に名前が載ることを目標にしていた。

当然、私は常に3番以内に入っていたのだが、いつも私に上にいたのが、Y先生の名前だったのだ。
約1ヶ月近く、その名前の主を探していたのだが、ある日の休憩室で、山口先生が、例の1人ぼっちで、かったるそうに煙草を吸っている彼に、「Yさんは、最近調子どうですか?」と声をかけたのを聞いて、あいつがYか!と、まるで、指名手配犯を発見したように、びっくりしたのを思い出す。

それからは変に気が合い、お互いに「タイガーマスクの虎の穴」のような、勉強をしてきたものだ。

税理士試験の受験勉強には、絶対に自信がある私だが、彼だけには勝てない。

彼の一番すごいところは、自分が決めたノルマを絶対に達成するという点だ。

どんなに、一緒に飲みに行っても、カラオケボックスに行っても、理論と計算を毎日これだけはすると決めたことを、しない日はなかった。

「理論を回す」ということは、以前からあった勉強方法だが、「計算問題を回す」という勉強方法を確立したのは、彼が最初だと思う。

法人税法を1回で合格したことや、T校の全答練で相続税法が全国1位になったこと、1回も足踏みすることなく税理士試験に合格したことなど、税理士試験の受験生の中では、カリスマ的な存在だ。

私と同じ年に官報合格したいわば同期でもあり、その後はT校で一緒に講師もした同僚でもあり、今は同じ税理士として、第一線で活躍している同業者である。

そんな彼と、その横で微笑んでいる綺麗な花嫁さんの、幸せそうなツーショットを見て、少しだけ、ノスタルジックを感じた私にとっても幸せな日だった。


これを読んでいる受験生の方に、メッセージを送ります。

受験仲間は、必ず必要です。ただし、傷のなめ合いをするような仲間ではなく、お互いに本気で競い合うような仲間が多くいる人ほど、合格に近いです。仲間を見つけるのは簡単ですが、一緒に合格する仲間を見つけるのは、至難の技です。あなたは、一緒に合格する仲間を持っていますか?