AUD(豪ドル)予想のポイント
AUD/JPYはこのところ円高気味に推移しています。今後の動向を予想するためのポイントとして、オーストラリア経済そのもの、オーストラリアの主要貿易相手国である中国の経済情勢、あるいは主要輸出品目である商品の市況などが重要です。私としてはもうひとつのポイントとして総選挙を挙げたいと思います。
オーストラリアの総選挙は10月9日実施予定です。ハワード首相率いる現政権(自由党・国民党連合)が再選されれば大きな変化はまず起こりません。そうなれば安心感からAUD(豪ドル)が高くなることも考えられます。一方で、野党の労働党が政権を奪取した場合はどうでしょうか?労働党の党首レイサムさんは、市場参加者の間ではあまりよく知られていません。そのため、不透明感や警戒感から、AUD(豪ドル)安となる局面も想定されます。
で、今の世論調査はどうなってるかと言うと、かなり差は縮まってきています。経済政策とは直接関係のないところでイラク戦争・アメリカとの緊密な同盟関係にNOと言う人が増えれば、与党連合政権の再選が危ういかも知れません。今後約1ヶ月間の選挙戦に注目です。
今日のポジション(8/31)
「ドル売り・円買い」のポジションを継続します。
<EUR/USD>
「ユーロ売り・ドル買い」のポジションを継続します。
USD/JPYを売買するということ
外国為替取引に関して一般的によく聞かれる表現を例として挙げてみます。
A君「僕は先月、ドルに投資して、3万ドルもっている。1ドル=110円のとき投資したんだ。」
Bさん「アメリカ旅行から帰ってきて800ドルが残ってたけど、全部円に戻したわ。そのときの為替レートは1ドル=105円だったの。」
このときの2人の取引を解説します。
外国為替取引は原則的に通貨ペアで売買が行われます。A君は「ドルに投資した」としか言っていませんが、実際にはUSD/JPY(ドル・円)という通貨ペアを対象にドルを買って、円を売る取引を行いました。「ドルに投資する(ドルを買う)」と言ったとき、同時に必ず何かを売っていなければなりません。1ドル=110円なので3万ドルだと、3万×110=330万円が実際にA君の円口座から引かれてなくなっているはずです。代わりに外貨の口座には3万ドルの残高が記載されていることでしょう。ここでポイントとしてはドルを買う一方で“330万円を売った”ということ。A君は3万ドルに相当する円資産を口座に持っていて、それを売って実際に決済が行われたということです。
Bさんのケースでは、USD/JPYという通貨ペアを対象にドルを売って円を買う取引を行いました。Bさんは1ドル=105円でドルを売ったので、800ドルを手放す代わりに800×105=8万4千円を手にしたことになります。Cさんは実際に保有していた800ドルを売る一方で“8万4千円を買う”という取引を行って実際に決済したのです。
ここではA君の330万円やBさんの8万4千円は代金として発生したのではなく、ドルと等対価の円というモノを売買したという見方もできるわけです。
(続く)
今日のポジション(8/30)
「ドル売り・円買い」のポジションを継続します。
<EUR/USD>
「ユーロ売り・ドル買い」のポジションを継続します。
玲子の戦績のグラフ
2004年7月22日に資金100万円で為替相場への投資をスタートさせた玲子さん。8月27日を終わって、実現・含み損益を合計した資金は約130万円になりました。(グラフはクリックすると拡大)玲子さんの売買履歴については、「美人独身キャリアウーマン玲子」をご参照ください。
玲子の戦績 -今週は凄かった-
今週(8/23〜8/27)の玲子さんの投資行動(先週までの投資行動については「玲子の戦績」を参照)は次の通りです。
<USD/JPY>
先週から保有していた「ドル売り・円買い」のポジション5万ドルをそのまま継続。含み益は先週末よりもやや減少。
<EUR/USD>
8/23(月)の早朝、新規に「ユーロ売り・ドル買い」のポジションを5万ユーロ構築。今週のユーロの大幅下落により含み益は約17万円で、これが今週の高収益を決定づける。
玲子さんって何者?
玲子さんとは当サイト上の仮想投資家です。その投資スタイルは次の通りです。
�‥蟷餠盂曚�100万円。2004年7月22日から売買スタート。
��為替王の「今日のポジション」の指示通りに売買を行う。
�E蟷饌仂歡眠澆�USD/JPYとEUR/USDの2つだけ。
�で簀稈碓未�USD/JPYは5万ドル、EUR/USDは5万ユーロ。(売買単位は100万円の投資金額に対して適切なリスク量として為替王と相談の上決めました。つまり投資金額が200万円ならば、売買単位はそれぞれ倍にしても良いとの判断になります。適切なリスク量の計算方法については今後当サイトでご紹介しますので、今は、そうゆうものかと思っていただければ結構です。)
�ゲ樵枦蟷餡箸箸い辰討癲�売買コスト、スワップポイントなどは実際に則して厳密に考慮する。収益は特に断りのないときは実現損益と含み損益を合算して表示する。
今後、実際の売買の方法や考え方なども当サイト上でご紹介していきます。
過去の為替介入事例
今回(2002年5月から今年3月までにかけて)のように円高を阻止するためのドル買い・円売り介入を実施したのは過去には大きく分けて2局面ありました。1回目は1993年4月から1996年2月にかけて。1995年は4月に1ドル=70円台という歴史的な円の高値を記録した年で日米協調介入が行われました。もうひとつは1999年初頭から2000年4月にかけて。
逆に、円安を阻止するためのドル売り・円買い介入を実施したのも過去に2局面あります。ひとつは1991年5月から1992年8月にかけて。もうひとつは1997年12月から1998年6月にかけて。この時は大手金融機関の破綻などがあり円安・株安で「日本売り」とも言われました。
1990年代に実施された過去4局面の為替介入については、その後の推移を超長期的な視点で見ると、いずれも財務省の望んだ方向に為替相場が動いていることが確認できます。為替介入は無意味だと言う人も多く、短期間で相場のトレンドを食い止めることは難しいようですが、長〜い目で見ると、結果的には「功を奏した」と言えるかもしれません。
*為替介入:そもそも為替介入って何?という人のために。正確には外国為替平衡操作と言う。為替相場の変動が実体経済に悪影響を及ぼすのを防ぐために、通貨当局が為替市場で売買を行い為替相場(為替レート)に影響を与えること。日本では財務大臣にその権限があり円相場の安定を目的として実施してきた。
今日のポジション(8/27)
「ドル売り・円買い」のポジションを継続します。但し昨日の高値の110円20〜30銭をトリガーとして設定します。すなわち、そのレベルを越えてくると、現在のポジションをクローズします。
<EUR/USD>
「ユーロ売り・ドル買い」のポジションを継続します。
為替介入の効果
しかし原文の抜粋を訳すと、「介入効果の推計は難しいが、日本が実施した為替介入は実際に円安に作用した可能性はある。しかし、それでも円はドルに対して強くなり2002年の安値から約20%上昇した。」と議長は単に事実を中心に述べています。
同じ内容でも伝える人によってニュアンスが違ってくるものだと思いました。
事実を知るべき投資家として、実際の相場変動を確認すると、「円はドルに対して約20%上昇した」のと同じ時期にポンドは約30%、ユーロは40%以上も上昇しています。主要通貨の中では円の上昇率が一番低く、すなわち、一定の介入効果があったと見ても良いと私は思います。
*FRBのグリーンスパン議長:FRB(Federal Reserve Board=米連邦準備制度理事会)は日本の日銀に相当する米国の中央銀行システムの意思決定機関。その議長なので日本の日銀総裁に相当する。発言内容は株・債券・為替市場に影響が大きく世界中の投資家が注目する。
今日のポジション(8/26)
「ドル売り・円買い」のポジションを継続します。これまで1ドル=109円台を中心に推移していたのが110円台にのってきましたが、現時点では見通しを変えません。
<EUR/USD>
「ユーロ売り・ドル買い」のポジションを継続します。
原油価格と為替相場
NOK(ノルウェー・クローネ)やGBP(英ポンド)などが、主な“原油通貨”として為替市場で認識されています。英国については意外に思われるかも知れませんが、北海油田があるため結構な産油量を誇ってきました。
実際ここ1年くらいの原油価格の急騰に対して、NOKは少しだけ、GBPはかなり上昇しています。また8月19日以降、原油価格が反落しましたが、2通貨とも対ドル、対円で大きく下落しました。
為替市場の変動要因はたくさんあるため、原油価格と“原油通貨”の因果関係が常に認められるわけではありませんが、そのような視点から相場を予測する面白さはあるでしょう。
今日のポジション(8/25)
「ドル売り・円買い」のポジションを継続します。
<EUR/USD>
「ユーロ売り・ドル買い」のポジションを継続します。
EUR/USDの戦略
知り合いの為替ディーラーの方から、「何か情報を持っていたのか?」と聞かれましたが、決してそうではありません。
私は常に自分の分析に基づいて、より可能性の高い方向にポジションを持ちます。先週までユーロ買いだったのに今週急にユーロ売りに転じることができたのも、愚直に分析結果に従ったからです。
ポイントとしては、今回のように上手くいっているケースと同様に、含み損をかかえているときも分析結果に従って柔軟かつ冷静に勇気をもってポジションを転換することが大事だと思ってます。
今日のポジション(8/24)
「ドル売り・円買い」の戦略を継続します。
<EUR/USD>
昨日(8/23)、新規に「ユーロ売り・ドル買い」を行いましたが、その戦略を継続します。
外貨売り・円買いはリスクが高い!?
その記事は間違ったことは言っていないものの、誤解を与えかねない表現だと私は思いました。
最近のUSD/JPYに関して言えば、ドル買い・円売りをしている人は損していて、ドル売り・円買いをしている人は儲けています。過去1年で見ても、過去1ヶ月で見ても、過去1週間で見ても結果は同じです(8/23現在)。理由はスワップ金利の影響以上に為替レートの変動による収益効果が大きいからです。
外貨買いと同様に外貨売りもできる柔軟性と冷静さと勇気があってこそ、継続的な利益獲得が可能だと私は考えます。
今日のポジション(8/23)
<USD/JPY>
「ドル売り・円買い」の見通しを継続します。現在保有しているドル売りポジションはそのまま維持します。
<EUR/USD>
新規に「ユーロ売り・ドル買い」の売買を行いポジションを構築します。ただし、これまでのユーロ強気・ドル弱気の流れが一旦終焉したかどうかについてはまだ確信が持てないので、8月に入ってからの高値(1.2370〜1.2380あたり)を越えてくるようだと直ちにロスカットしてポジションをクローズします。
玲子の戦績<7/21〜8/20>のグラフ
当初の投資元本100万円に日々の損益(実現損益+含み損益)を合計した金額をグラフにしてみました。(クリックすると拡大)手数料、スワップポイント等のコストは実際に即して厳密に考慮してあります。8月20日終わって、玲子さんの資産は現在116万3596円です。 玲子の戦績<7/21〜8/20>
7月21日に投資の準備完了。投資元本は100万円。USD/JPYとEUR/USDをそれぞれ5万通貨単位ずつ売買することにしました。
USD/JPYの売買成果
(1)7月22日:新規「ドル買い・円売り、5万ドル、執行レート1ドル=109円78銭」
(2)8月6日:反対売買「ドル売り・円買い、5万ドル、執行レート1ドル=110円50銭」USD/JPYのポジションはすべて決済され、利益はおよそ2万9千円。
(3)8月9日:新規「ドル売り・円買い、5万ドル、執行レート1ドル=110円46銭」その後、ポジションを保有したまま何もせず現在に至る。
EUR/USDの売買成果
(1)7月22日:新規「ユーロ売り・ドル買い、5万ユーロ、執行レート1ユーロ=1.2260ドル」
(2)8月6日:反対売買「ユーロ買い・ドル売り、5万ユーロ、執行レート1ユーロ=1.2150」EUR/USDのポジションはすべて決済され、利益はおよそ4万7千円。
(3)8月9日:新規「ユーロ買い・ドル売り、5万ユーロ、執行レート1ユーロ=1.2270ドル」
(4)8月20日:反対売買「ユーロ売り・ドル買い、5万ユーロ、執行レート1ユーロ=1.2330」EUR/USDのポジションは決済され、約2万8千円の利益を得る。EUR/USDはポジションなしの状態でこの週末を迎えた。
美人独身キャリアウーマン玲子 初登場
名前:美人独身キャリアウーマン玲子(れいこ)
年齢:31歳
趣味:旅行、グルメ
貯蓄:そこそこある
玲子さんは大学卒業後、俗に言うキャリアウーマンとして男性と張り合って仕事をしてきました。しかしこの世の中、会社での立場が保証されているわけではなく、今更いい結婚相手がそう簡単に見つかるわけもなく、テレビや新聞で年金問題の深刻さを知り、「自分の将来は自分で守らなきゃ!」と思い始めていました。
そんな折、ネットで検索中にたまたま為替王のサイトに遭遇した彼女は、「んー、為替かー。よくわかんないけど為替王の言うとおりやってみよう!」と、持ち前の思い立ったら即実行の行動力を生かし、貯金を一部取り崩し、100万円を元手に為替取引というものをやってみることにしました。
こうして玲子さんは、為替王のサイトをみながらUSD/JPYとEUR/USDの2種類の通貨ペアへの投資を開始したのです。
「今日のポジション」の反省と刷新
� 嶌F�のポジション」を見ても内容がわかりにくい。通貨がたくさん並んでいるだけで、途中から見た人には用語の意味もわからない。
�△修両紂�損益がどうなっているのかさっぱりわからない。
�7覿鼻◆嶌F�のポジション」をどう理解してどう生かせばよいのかわからない。
�ぐ拌悗婆戮韻襪箸いΔ海箸亡悗靴董∋笋汎票圓粒�様とのコミュニケーションがまったく取れていない。
そこで為替王は次のように考えました。
�‖仂歡眠澆鮓堕蠅垢襦0貳姪�に我々日本人になじみの高いUSD/JPYだけに絞ろうかとも思いましたが、JPYの絡まない通貨ペアも売買できるという発想を取り入れたいため、為替の世界では最もメジャーなEUR/USDも加えて、当面は2種類に限定します。
��仮想投資家を設定する。今まで、レバレッジの概念の取り扱い方などに悩んでいましが、仮想人物を用いて投資元本を設定することで、収益率だけでなく資産額の増減も明示できる。
�2樵枦蟷餡箸箸聾世─⊆尊櫃亮蠖�料やスワップポイントなどを精密な計算の上で収益に加味し、出来上がりの数値をリアルなものにする。それに基づきさまざまな議論が展開できる。
次回に仮想人物の概要を公開します。












