2005年08月31日

日本の失業率

毎月月末には1ヶ月遅れの国内失業率データが発表されます。
昨日発表された7月の完全失業率は、前回の4.2%からやや悪化して4.4%になりました。

失業率とは、「働きたいのに職が無い人」の割合を計算します。「もともと働く気がない人」や「職が無いけど職探しをしてない人」は計算に含まれません。

したがって、新たに職探しを開始する人が増えると、失業率は悪化します。今回の失業率悪化はその影響によるものであって、雇用情勢の改善傾向は続いている、と総務省は発表しました。私もそう思います。

日本の失業率が4.4%であるのに対して、米国は5%、ドイツは11%、フランスは10%、英国は2.8%、豪州は5%・・・・・。
日本の景気は悪かったはずなのに、世界の失業率と比較するとそれほど高くはありません。むしろ低い部類に入ります。

これについてはいろいろ理由は言われていますが、ひとつには、統計の作成方法の違い。日本では月末最終週にわずか1時間だけでも仕事をして収入を得れば「就業者」と見なされます。つまり「完全失業者」の定義が狭く、完全失業率が低めに出る傾向があると言われています。

そんな統計上のクセなどから、失業率をやや軽視する人もいるようですが、私は、大きな景気動向を把握するためにはちゃんと見ておきたい経済指標だと考えます。

バブルピーク時には2%だった国内失業率はバブル崩壊後ずーっと上昇傾向を辿り、94年に3%、98年に4%、01年には5%を超えてしまいました。5%台で高止まりしていた失業率は、03年1月5.5%を記録したのを最後に低下傾向に転じます。2003年と言えば、国内株式市場が大底を打って上昇し始めた年です。
その後も、失業率が緩やかながらも順調に低下し続けていることは、今後の国内経済・国内株式市場の見通しは明るいと考えて良いひとつの材料であると私は考えます。





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Posted by kawase_oh at 09:37TrackBack(14)

今日のポジション(8/31)

8月はずっと円高を警戒するスタンスを取っており、8月16日には109円割れ寸前のところまで円高になりました。私は、8月後半も109円台を割れた場合の円高リスクを懸念していました。が、実際には109円台でしっかり踏み止まる展開が続いたため、昨朝の「今日のポジション」で、円高リスク懸念の度合いを引下げ、短期戦略においても、ドル売り・円買い戦略からドル買い・円売り戦略に転換しました。
結果としては、昨日、上手い具合にドル高・円安が進み111円台に乗ってきました。超短期、短期スタンスの方は、ここでしっかり利益確定されるのも良いと考えます。

さて今後ですが・・・。
その前に現状認識としましては、8月11日以降2週間以上もの間、109円〜111円の狭い値幅で推移していたUSD/JPY相場は昨日、上に放たれる形でドル高・円安になった。しかも、109円割れのリスクを懸念してドル売り戦略を取っていた投資家のポジション転換の動きもおそらく重なったため、相場の動きがとても速かった。との認識です。
今後の相場の注目水準は112円近辺。7月に112円前後での保ち合いが長らく継続していましたが、そのレンジを一気に上抜けるのは容易ではないと判断します。
したがいまして、引き続き一旦は円高リスクが減じたと判断しているものの、今年のドル上昇第1ステージは7月の113円でピークをつけた後、ドル調整局面に移行しており、調整局面が完全に終わったとの判断には至っていません。いわゆる2番天井をつけることもシナリオとして想定しておきたいです。

まとめとしまして。
長期的なドル高見通しはまったく変わらず堅持しており、機械的に少しずつ米ドル投資比率を引き上げる戦略は今まで通り継続することを推奨します。目先の見通しも、やや円高リスクが和らいだと判断するのでドル買い戦略に優位性があると考えます。がしかし、ここから継続的なドル上昇局面に入るとの判断にはまだ至らないため、“ガンガン積極的にドル買いする”ことは控えたいと考えます。



<USD/JPY>
「ドル買い円売り」戦略を継続します。
玲子さんの現在の戦略
USD/JPY買い2万ドル 取引(8/30)110.70 重要ポイント:円高方向=109円台、円安方向=112円
*取引とは玲子さんが売買執行した日付とレート。重要ポイントは現在のポジションを利益確定または損切りなど戦略変更する上で重要であると考えるポイント。

  
Posted by kawase_oh at 09:18TrackBack(2)
2005年08月30日

日本記者クラブの記者の質

昨日(8/29)、日本記者クラブで、各党党首の討論・質疑応答がありました。

党首同士の討論は、いつもながらの応酬で特に目新しい内容ではなかったと思います。が、テレビ報道を見ていた私が一番驚いたのは、記者が党首に投げかける質問の内容とその姿勢です。

記者たちのとても高圧的で態度の悪いものの言い方にぎょっとしました。なぜか記者たちはものすごく偉そうでした。あんな聞き方をされては、党首たちは真面目に答える気をなくしてしまうんじゃないかと心配しました。国民のために党首の考えを聞いたり、本音を引き出したりする絶好の場であるはずなのに・・・。

加えて、記者たちの質問内容があまりに稚拙であり、私たち国民が聞きたいことと乖離があると感じられたことが私は残念です。




<記者の質問1>
「首相は衆院選の党公認に関して非情な対応をして“刺客”問題が話題になっている。心は痛まなかったか?」

<その記者に私が質問したいこと>
“刺客”と表現して過剰反応しているのは、あんた達マスコミだけではないか?「心は痛んでいる」あるいは「心は痛んでいない」という回答を得て、一体どうなるのか? その情報は私たち国民にとって有益なのか?有益だと思っているのか?



<記者の質問2>
「自民党内で反対が出たのは、自らの責任問題ではないか?理解を求める努力が足りなかったのではないか?」

<その記者に私が質問したいこと>
政治家同士の“理解”とか“努力”とかいうものが政治不信の根源ではないか?小泉首相が自民党内の“ご理解”を求めて“ご努力”されたとして、その結果まとまった法案はいつものように玉虫色にならないか?それが国民にとって良いと思うのか?



<記者の質問3>
「衆院選後に与党が過半数を維持したとしても、構成が変わっていない参院でまた法案が否決されたらまた解散するのか?首相の基本的な民主主義観をうかがっている。首相自身が納得するまで解散をし続けるのか?」

<その記者に私が質問したいこと>
首相の民主主義観を今聞きたいか? 党首の民主主義観など今本当に国民が知りたいことなのか?なにか使命感でもあるのか?



日本記者クラブで記者が党首に対して行った質問内容とその態度は、党首に質問するというよりはむしろ・・・、
記者たちが自分の意見を言い放ってスッキリすること、願わくば党首を論破することが目的であるかのような錯覚を覚えました。
マスコミが、国民の聞きたいこと・言いたいことを代弁できない、国民・視聴者のニーズを把握できない、把握する能力がない、という現状がとても気がかりです。


「今回の解散は、解散権の乱用ではないか」という質問をする記者がいる一方で、小泉首相に敵対する岡田さんまでが(別の質問に対してですが)「解散の権限は首相にあるから異論を唱えるものではない」と、あっさり答えた現状に、日本記者クラブの記者のレベルが象徴されていると思いました。



<おまけ>
極めつけは、社民党の福島さんへの記者の質問
「なぜ土井たか子氏を冷遇したのか?」
他に質問することを思いつかなかったのかしら・・・。








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Posted by kawase_oh at 07:51TrackBack(12)

今日のポジション(8/30)

昨日のUSD/JPY相場は朝方109円台で推移しておりましたが、じりじりと上昇し、ロンドン、NY市場では110円台後半に入ってきました。今朝も110円台後半で推移しています。
私はこれまで109円を割れて円高になるリスクを警戒するスタンスを取っていました。109円台前半が相場の大きな注目点であり、その水準を突破した際には、値幅・期間ともにやや大きめのドル調整(円高)局面を懸念する必要があると考えていました。しかしながら今月は、その109円台でしっかり踏み止まっています。そのため現時点では、円高リスクがある程度和らいだと判断します。これで、ドル調整(円高)局面が完全に終わったとの判断にはまだ至りませんが、考え方としましては、これまで程ではないが多少の円高リスクを懸念しながら、長期のドル高・円安見通しに軸足を徐々に移すようなスタンスを取りたいと考えます。



<USD/JPY>
「ドル売り・円買い」戦略を決済して、「ドル買い・円売り」戦略に転換します。
玲子さんの現在の戦略
USD/JPY買い2万ドル 取引(8/30)110.70 重要ポイント:円高方向=109円台
(USD/JPY売り3万ドル取引(7/21)111.60は(8/30)110.70で決済)
*取引とは玲子さんが売買執行した日付とレート。重要ポイントは現在のポジションを利益確定または損切りなど戦略変更する上で重要であると考えるポイント。

  
Posted by kawase_oh at 07:38TrackBack(5)
2005年08月29日

郵政民営化の次の標的!?

もし郵政事業民営化議論が一段落して落ち着いたら・・・、
読者のみなさんは、
次にどの分野の構造改革に着手して欲しいと思いますか・・・?


たくさんのご意見が聞こえてきそうですが、
私は農業・農政を挙げたいです。

農業の構造改革と言ってもたくさんありますが、焦点のひとつに、コメ先物取引が約70年ぶりの復活するかどうか!? という議論があります。

以下、Bloombergニュースを引用します。
********************
ユニパックグレインの茅野信行社長はこのほど、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、東京穀物商品取引所(森実孝郎理事長)が今秋めどに試験上場を検討していたコメ先物取引の開始時期について、2006年にもずれ込むとの見通しを示した。同氏は東穀取が設置したコメ上場検討委員会のメンバーの一人。 茅野社長はコメ上場のメリットについて「価格の暴落や暴騰が抑制される」としたうえで、コメ市場は2兆円に上り、ニーズが高いと指摘した。さらに、同氏はコメ市場設立で「価格の行き過ぎにブレーキがかかる」と語り、コメ上場の意義を強調した。 茅野社長がメンバーとなったコメ上場検討委員会は04年12月に初会合を開催。ことし6月に報告書をまとめた。この間、監督官庁である農林水産省が審議会を開きヒアリングを実施、生産者側の反対も根強いという。
全国農業協同組合中央会(JA全中)は、コメの需給と価格の安定を損ない、その生産・流通に著しい支障を及ぼす恐れがあるとして、上場反対の姿勢を明確にしている。
********************


出ました!JAのコメント、
「コメの需給と価格の安定が損なわれる!」
「コメの生産・流通に著しい支障を及ぼす!」

これらは単に、自分達の既得権益の喪失を怖れているだけとしか思えません。


無農薬の安全なコメにこだわる人、おいしければいくら高いお金を払っても構わないと考える人、銘柄にこだわる人、産地にこだわる人・・・・。消費者のニーズは多様化しています。

生産者側もこの時代の変化をチャンスと捉えて、コメ市場の自由な市場形成に積極的であって欲しいです。やる気のある人が報われる。国内農業においてもそんな発想を常識として持てればいいのにと思います。




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Posted by kawase_oh at 08:52TrackBack(3)

今日のポジション(8/29)

「人民元、1%の追加切り上げか!?」という噂が流れた先週金曜日のUSD/JPY相場・・・。
夕方4時に110円台だったレートは一気に、109円40銭まで円高になりました。その後、中国人民銀行が「噂を否定した」ことが伝わると、相場は反発して結局110円台で先週は終わりました。
この件に限らず、低レベルな市場の噂には惑わされないようにしたいです。と言っても、個人投資家のみなさんよりも、プロの相場参加者の一部に、そんな噂に喜んで飛びついて売買している人を見かけます。他人から聞く噂話に頼るのではなく、自分の頭で分析したことを拠所として売買できるようになりたいです。

USD/JPY相場は、109円〜111円のわずか2円弱の範囲での値動きが2週間以上も続いています。大局的な認識としては、今年7月までずっとドル高・円安できましたので、それに対する調整(ドル下落)局面が数週間、もうしばらく続くであろうとの見通しは変わりません。さらに円高になるかどうかは、やはり109円前半の壁が破られるのか、守られるのか、という点に注目しています。




<USD/JPY>
「ドル売り・円買い」戦略を継続します。
玲子さんの現在の戦略
USD/JPY売り3万ドル 取引(7/21)111.60 重要ポイント:円安方向=110円台中盤と112円台、円高方向=109円10銭
*取引とは玲子さんが売買執行した日付とレート。重要ポイントは現在のポジションを利益確定または損切りなど戦略変更する上で重要であると考えるポイント。

  
Posted by kawase_oh at 08:41TrackBack(0)
2005年08月28日

衆院選、ホリエモン(堀江貴文さん)ピンチ!?

ライブドア社長の堀江貴文さんが、広島の選挙区から衆議院議員に立候補したことが大きな話題となっています。


堀江さんは、当選できるのか?
為替王倶楽部で実施している予想アンケートの中間発表をします。


1位は亀井静香さん。過半数の人が、亀井さんが勝つだろうと予想しています。
2位が堀江さん。亀井さんには大きく差をつけられています。苦戦しています。
3位が民主党佐藤公治さん。健闘しています。



為替王倶楽部では、衆院選挙全般についての“予想アンケート”や“期待アンケート”を実施していますが、現時点では、先週と変わらず、小泉自民党の人気が高いです。
にもかかわらず・・・、
堀江さんが苦戦する理由は何なのか?

やはり、広島6区という土地柄、そして、その土地柄ならではの亀井さんの圧倒的な存在感・影響力に、さすがの堀江さんも勝てないのでは? と、考える人が多いのだと私は推測しています。

おそらく、東京などの首都圏や若年層有権者の多い選挙区で堀江さんが立候補していたら、あるいは、相手が亀井さんのような大物でなかったなら、堀江さん有利と予想する人が多かったであろうと私は思います。

また、民主党佐藤さんの当選を予想する人も少なくはありません。
なぜかいつも悲壮感漂う表情で演説をされてらっしゃる佐藤さんですが、佐藤さんの誠実さや一生懸命さが着実に支持を増やしているとの見方が反映されているのかも知れません。


話は変わりますが、
日本は最近、治安が急速に悪化しており、凶悪犯罪も増加しています。私は、刑罰をもっと重くして欲しいと思っています。
亀井静香さんは、死刑制度を廃止すべきと主張しています。国家権力により人の命を奪うことがあってはならないと。
堀江さんが、死刑制度や日本の治安回復についてどのようなお考えなのかは知りませんが、もし私が堀江陣営の参謀だったら。
郵政民営化・構造改革以外の論点で、亀井さんではなく堀江さんに投票したいと思わせる戦術で巻き返しを図りたいです。



<追記>
私がいつも拝見している木村剛さんのブログでは、今回の衆院選に関してたくさ〜んの情報を発信されてらっしゃいます。また、木村剛さんは、 「YES! PROJECT」 の発起人でもあります。「YES! PROJECT」とは、若手起業家が中心となって特に若い有権者に選挙に行くことを訴えようという企画のようです。
私は、若年層の投票率の低さが、現在の日本の深刻な世代間格差を生み出した一因と考えています。世代間格差がニート・フリーターを増加させ、そのことがまた世代間格差拡大を助長させている・・・。富める世代はさらに富み、貧しい世代はさらに貧しくなる。カネがないから結婚を申し込めない、子供も生めない。
この世代間格差スパイラルを止めなければ、少子高齢化や日本の国力衰退は止まらないと思っています。
嫌でも日本の将来を背負わなければならない若い世代が選挙に行くことはとても大事だと思います。



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Posted by kawase_oh at 09:28TrackBack(5)
2005年08月27日

ドイツ史上初の女性首相誕生へ

9月11日の日本の衆院選挙のちょうど1週間後の9月18日、ドイツでも総選挙が実施されます。

過去記事で書きました が、依然として世論調査では野党有利の状況は変わっていないようです。

日本では、「小泉VS岡田」という構図ですが、ドイツでは現首相のシュレーダーさんに対する野党の顔は、一体誰なのか? 気になりますね。

ドイツの野党第1党の党首はメルケルさん。
シュレーダー首相が敗れて野党が政権を握った場合、メルケルさんが首相としてメディアからもいずれ注目を集めることとなるでしょうから、ここでメルケルさんについてちょっと知っておきましょう。

1954年ハンブルグ生まれの女性です。
ハンブルグと言えば、サッカー通の人にはお馴染みの高原選手が活躍しているハンブルグSVというサッカーチームがある所です。
それはさておき、メルケルさんは旧東ドイツで育ち、大学では物理学を学び、その後研究者として活動を続け、物理学の博士号まで取得しました。そして、あのベルリンの壁が崩壊した1989年に物理学の研究職から政治の世界に転身したのです。

そんなメルケルさんですが、お顔立ちは穏やかで、動物にたとえるならずばりタヌキです。博士号を取得した才女ですが、ふくよかな体形と柔和なお顔立ちからは、近所のおばちゃんのような親しみやすさを感じます。
しかし実際には、首相候補にまでのし上がるくらいの人ですから、本当は、ものすごく気の強い野心家だと想像します。あの「鉄の女」と言われたサッチャー元英首相と比較されることもあるようです。それはさておき・・・。

もし、現時点の世論調査どおりに野党が勝ってメルケルさんが首相となれば・・・。
ドイツ史上初の女性首相ということで注目されることでしょう。が、それ以上に、旧東ドイツ出身者が地に落ちたドイツ経済をどのように立て直すのか? 経済重視の観点からイラク問題で疎遠になった米国と親密になることを目指すのか?そんな点を私は注目したいです。


通貨EURに与える影響としましては、政権交代が現実味を帯びて、それが現実のものとなる過程では、期待感からEURが買われる場面があると思います。しかし、急に、ドイツ経済が激変するわけではないので、中長期的にはEUR安USD高の流れに戻ると予想します。ただ、その後、ドイツ経済が本格的に立ち直るようなことがあれば、今よりもEURが安定した信認を得られる時代が来るかも知れません。



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Posted by kawase_oh at 09:26TrackBack(5)

玲子さんの戦績(8月22日〜8月26日)

0508042004年7月22日100万円で為替投資を始めた玲子さん。為替王の「今日のポジション」を見ながらUSD/JPYとEUR/USDの売買をしています。前週末で196万円だった資産は、今週末時点で197万円に増大しました。




USD/JPYは、ドル売り・円買いポジション4万ドルを保有していました。109円台からなかなかそれ以上円高が進まないので、8月24日にそのうち1万ドルを利益確定の決済をしました。前週末時点よりは若干円高方向に動いたため、含み益がわずかながら増加しました。
EUR/USDは、まったく売買しませんでした。

この1週間、USD/JPY相場の動きは極めて小さいものでした。一方で、EUR/USDやGBP/USDなどはドル調整局面であることを認識させるような、ややドル安方向への動きがありました。
週明け以降の見通しは変わりありません。
為替市場全体での長期的なドル高見通しを堅持しながら、目先はドル調整(ドルがやや下落しやすい)局面がもうしばらく続くことを懸念するスタンスを継続する予定です。



玲子さんの過去の戦績については、こちらを参照
玲子さんが見ている「今日のポジション」は、こちらを参照

  
Posted by kawase_oh at 09:16TrackBack(0)
2005年08月26日

くりっく365 為替の取引所

為替取引は基本的に相対取引です。相対取引とは・・・?
例えば、太郎君とA銀行が直接取引をすれば、それを相対取引と言います。太郎君がドル買い・円売りをすれば、A銀行は太郎君のためにドルを売って、太郎君の売ってくれた円をA銀行が買うという取引です。
早い話、2人の投資家が双方とも合意して2者間で成立する取引が相対取引です。


そんな相対取引にたいして、取引所取引というものが存在します。具体例は、東京証券取引所で株を売買するケースです。太郎君が株を売買したいとき、A証券に出した注文は、取引所に流されます。A証券が直接太郎君に株を売ったり、太郎君から株を買ったりする訳ではありません。
取引所がたくさんの投資家の注文をつなぎあわせる役割を果たします。


このように、為替は、取引所で取引される株式などとは取引形態が異なっていました。したがって、目に見える形での為替市場・為替取引所というものは存在しませんでした。


ところが最近、 「くりっく365」という為替証拠金取引専門の取引所 が新設されました。
東京金融先物取引所内に開設された「くりっく365」は、一部のFX業者が、安全性や透明性の高さを目指して作りました。

「くりっく365」なんて名前は今初めて聞いたぞ! という方も多いのではないでしょうか?
知らなくて当然かも知れません。すでに、7月1日から始まってはいるものの、かなり地味なスタートで、私の印象としましても、「ん〜〜〜、どーかなー・・・。メリットがあるのはわかるけど、デメリットもあるし・・・」という感じです。


私たち投資家が、「くりっく365」なる為替の取引所を利用すべきかどうか?利用する価値があるのか?メリットは?デメリットは?税制は?将来性は?


「くりっく365」については、これまでたくさんの読者の方からご質問を頂戴しておりますので、今夜発行予定のメルマガで取り上げたいと思っています。是非ご覧下さい!


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Posted by kawase_oh at 08:48TrackBack(15)

今日のポジション(8/26)

USD/JPY相場は昨日、110円00銭を挟んだ小さな値動きしかありませんでした。109円〜111円のわずか2円弱の狭い値幅での推移がかれこれ2週間も続いています。そろそろ大きな動きがあっても良い頃と思いますが、111円を越えて円安方向に動いた場合はせいぜい112円前後で上値を抑えられ、109円を越えて円高方向に動いた場合は、107円台あたりまでの下落を想定しています。
もし、ここから円安方向に動いたとしても、限定的だとの考えです。すなわち今年に入ってから7ヶ月ほど持続したドル高・円安の第1ステージに対するドル調整局面がもうしばらく続くであろうとの予想です。本格的なドル上昇(円安)局面はその後に訪れると考えます。
米ドルは他通貨に対しても目先は調整(下落)しやすいとの見通しを維持します。したがいまして、米ドル以外の他通貨の対円相場を考えたとき、昨日申し上げましたように、当面は一方向に円高になるリスクは低いと判断します。




<USD/JPY>
「ドル売り・円買い」戦略を継続します。
玲子さんの現在の戦略
USD/JPY売り3万ドル 取引(7/21)111.60 重要ポイント:円安方向=110円台中盤、112円台、円高方向=109円10銭
*取引とは玲子さんが売買執行した日付とレート。重要ポイントは現在のポジションを利益確定または損切りなど戦略変更する上で重要であると考えるポイント。

  
Posted by kawase_oh at 08:37TrackBack(12)
2005年08月25日

カナダ利上げすれば材料出尽くしか

8月は米ドルやユーロや豪ドルなど主要通貨は軒並み円高に見舞われましたが、その中で唯一、底堅い動きを見せている通貨があります。
加ドルです。CAD/JPYは7月からずっと90円以上をキープしていますが、これは1998年以来の高水準です。また、対米ドルのUSD/CAD相場は、1米ドル=1.20加ドル近辺で推移していますが、これは1992年以来の加ドル高の水準です。


加ドル好調の要因は、何よりカナダ経済が好調であることが最大の理由と考えられます。今年に入ってから、米国株式はほとんど上昇していない一方で、カナダ株価指数は2桁を越える上昇率を見せています。
もっと長期的な、景気サイクルで見てみると。
2000年の世界的な景気のピークを基準として、当時の株価から見てどれくらい回復したかを測定すると・・・。
米国S&P500指数の回復度は80%、英国は75%、ドイツは60%、日本の日経平均も60%程度回復しました。それに対してカナダは2000年の株価のピークに対してすでに90%以上も回復しています。

そんな経済好調のカナダの政策金利は現在、2.5%です。昨年10月に2.5%に利上げを実施してからずーっと変更がありません。が、カナダ銀行(Bank of Canada)は以前、“時間をかけて(over time)”利上げを実施していくという表現をしていたのが、先月から、“近い将来(near term)”利上げをするという積極的な表現に変えてきました。

それらを考慮しますと、次回9月7日のカナダの金融政策会合においては、今年初めての利上げ(2.5%から2.75%へ)が実施される可能性もありそうです。

金利引上げは当然、加ドルにとってプラスの影響があろうかと思いますが、さすがに・・・。
カナダの貿易黒字の多くはエネルギーで占められており、エネルギー価格上昇が加ドル押し上げ効果をもたらすという理論付けはあるものの。カナダのガソリン価格はカナダ史上初めて1リットル=1加ドル(日本円換算で約90円)を越えてきており、ガソリン価格の桁が変わったことなどによる心理的な消費行動に対する悪影響などは無視できないのではと私は思っています。

また、私はカナダ経済を分析するときに、材木価格もよく見ているのですが、その材木価格が今年は下落傾向が止まらないのもひとつ気がかりな点であると思っています。



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Posted by kawase_oh at 09:31TrackBack(17)

今日のポジション(8/25)

USD/JPY相場は昨朝申し上げました通り、超短期的な動きとしてのドル反発・円下落が生じているとの認識です。先週末と昨日とドル反発は110円台後半までで止まっており、基本的には上値が抑制されやすいとの予想です。その水準を越えてくるような動きには注意が必要だとは思いますが、ただその場合でも、7月頭から8月上旬まで続いた112円を中心とする保ち合いのレンジを一気に上に抜けるのは難しいと判断します。したがいまして、大局的な見方としましては、今年上半期のドル高・円安に対する調整局面にあるとの判断を維持します。
ドル以外の通貨の対円相場につきましては、昨朝申し上げました通り、2週間ほど継続した円高の流れが一旦落ち着いたとの見方です。つまり、短期的な円高リスクは低下したとの判断です。
長期的なドル高見通し、長期スタンスで徐々に米ドル中心に外貨ウエイトを高める戦略を推奨しながらも、目先は一方向の円安にはなりにくい展開を引き続き予想します。




<USD/JPY>
「ドル売り・円買い」戦略を継続します。
玲子さんの現在の戦略
USD/JPY売り3万ドル 取引(7/21)111.60 重要ポイント:円安方向=110円台半ばと112円台、円高方向=109円10銭
*取引とは玲子さんが売買執行した日付とレート。重要ポイントは現在のポジションを利益確定または損切りなど戦略変更する上で重要であると考えるポイント。

  
Posted by kawase_oh at 09:10TrackBack(11)
2005年08月24日

FX取引は危険だ!

「FX取引は危険だ!手を出すな!」と主張する人には、理由はいろいろあるようですが・・・。


「FX業者は倒産してお金を持ち逃げするから危険だ!」と言うのならば・・・。
これまでの業界の実態を見れば、この指摘は一部当たっているので、経営内容の健全なFX業者や、資産管理システムが強固なFX業者を選ぶことが必要になります。


「FX業者は顧客を強引に勧誘し無理な取引をさせるから危険だ!」と言うのならば・・・。
この指摘も一部当たっているので、ネット取引で100%自分の意志で売買できるFX業者を選んだり、自分に合った営業マンを選ぶことが必要になります。


「FX取引は相場変動により大損する可能性があるから危険だ!」と言うのならば・・・。
この指摘には違和感を覚えます。国内の投資環境・投資マインドが成熟していないことが、このような表現に現れていると思います。

感覚やイメージでものを言うのではなく、どのくらい危険なのか数値で理解した方が良いでしょう。FX取引をするしないは個人の自由ですが、「為替取引は危険!」というような短絡的な主張の多くには、為替相場のリスクを理論的に把握できていないケースが目立ちます。弁護士など有識者と言われる人でもこの点を理解できていない人もいますので、ここではっきりさせましょう。


相場変動(相場の価格変動)の大きさを統計的に示す指標として、「ボラティリティ」という概念があります。過去の相場の価格変動を統計的に解析して、どの程度値動きが激しいのかを見ることができます。ボラティリティは、価格変動率、と訳すことができます。
ある相場のボラティリティを見れば、どの程度価格変動しやすいのか? どれくらい儲かる可能性があるのか? どれくらい危険な相場なのか? が、わかります。簡単に言うと、ボラティリティの数値が大きければハイリスク・ハイリターン、数値が小さければローリスク・ローリターンであると認識できます。



前置きが長くなりましたが、
今年上半期のデータを基に分析したUSD/JPY相場のボラティリティは9%です。簡単に言うと、USD/JPY相場は1年間で9%くらいは値動きするであろうとの意味です。

これを株式と比較してみましょう。
日本を代表する優良銘柄のトヨタ自動車の株価のボラティリティは、USD/JPYの2倍の18%。プロ野球参入で話題となった楽天の株は4倍の35%。フジテレビとの対決で一躍脚光を浴びたライブドアに至っては6倍の55%です。

つまり・・・、価格変動リスクの観点から言えば。

トヨタ自動車株を保有することは、ドルを保有することの2倍のリスクがある。
楽天株の売買は、ドル円売買の4倍のリスクがある。
ライブドア株の取引は、ドル円の為替取引の6倍ものリスクがある。
したがって一般的には、為替取引は株取引よりも低リスクな投資対象であるとの理論的な結論を得ることができます。



金融取引には他にもいろんなリスクがありますが、儲かるか損するかに直結する主要なリスクが価格変動リスクです。どの程度価格が変動して、資産が増減する可能性があるのかを知っておくことはとても大事です。

「怖い、危険!」と感じるものを単に遠ざけるのではなく、自分の目でしっかり見て、頭で正しく理解することが必要だと思います。最終的にそれを利用するかどうかは別として、いろんな金融市場・金融取引をよく理解することが、理知的な資産形成・資産保全手法を得る近道だと私は考えます。



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Posted by kawase_oh at 09:33TrackBack(34)

今日のポジション(8/24)

昨日のUSD/JPY相場は110円00銭を挟んだ小さな値動きでした。見通しはあまり変わらず、長期的なドル高・円安見通しを堅持しながらも、目先は、ドル安・円高を懸念したスタンスを継続します。ただ、先週以降、重要な相場水準である109円台前半で下支えされていることから、今後数日の超短期的な動きとしては、ここからさらにドルが反発(円安)することも考えられます。したがって、短期トレーディング戦略としては、多少ポジションを落とすことも考えたいです。
もっとも、もう少し大きな観点で相場を見た場合、今年数ヶ月間に渡って継続したドル高に対する調整は、もうしばらく長引く可能性が高いと判断します。

EUR/JPYやGBP/JPYやAUD/JPYなどはこのところずっと円高傾向にありました。いずれもここ2週間で3円から4円ほど円高になりました。が、その勢いに鈍化の兆しが確認できるため、過去2週間で生じた一方向の円高の流れは一旦落ち着くであろうと見ています。




<USD/JPY>
「ドル売り・円買い」戦略を継続します。
玲子さんの現在の戦略
USD/JPY売り3万ドル 取引(7/21)111.60 重要ポイント:円安方向=110円半ばと112円台、円高方向=109円10銭
(USD/JPY売り1万ドル取引(7/21)111.60は、(8/24)109.98で決済)
*取引とは玲子さんが売買執行した日付とレート。重要ポイントは現在のポジションを利益確定または損切りなど戦略変更する上で重要であると考えるポイント。

  
Posted by kawase_oh at 08:56TrackBack(1)
2005年08月23日

苦悩するインドネシア

最近、通貨の下落が止まらない国があります。インドネシアです。インドネシアの通貨はルピア(IDR:Indonesian Rupiah)ですが、今週ついに1ドル=1万ルピアの水準を越えてきました。過去1年の通貨の下落率は対ドルで10%近くにもなります。

この背景として、世界的な原油価格の高騰がインドネシア経済に打撃を与えていることが挙げられます。
ん・・・!? ちょっと待てよ・・・。インドネシアは産油国ではなかったかしら?
と、思われたあなた! おっしゃる通りです。インドネシアは原油を産出している国なのだから、原油価格が上昇すれば儲かるのでは?? どうして原油高で苦しまないといけないのでしょうか?


実はインドネシアの原油生産量は減少傾向にあり、今年は、原油輸出よりも輸入が上回ることがほぼ決定的です。
また、もともとインドネシアは自国で石油製品を精製するような原油処理能力がないため、原油は産出できても石油製品は輸入に頼っているのが実情です。


昨今の原油価格の高騰はインドネシア国民・企業にかなりのダメージを与えていて、GDP成長率はまだ5%台を維持しているものの確実に鈍化しています。
インドネシアと言えば有名なガルーダ航空などは、燃料コストなどの負担増が経営を圧迫しており、他の航空会社との救済合併などを検討する始末です。


さらにインドネシアには、特に低所得者層を支援する目的で、石油補助金制度があります。原油価格が上昇すればするほど、石油製品価格を安価に維持する目的で、補助金を増額しなければなりません。この制度がまさにインドネシア政府の首を絞めています。

原油価格上昇により、政府の支払う石油補助金の額が急増し、財政悪化が急速に進んでいる。だから、補助金制度を縮小したい。しかし、補助金削減を打ち出せば、デモが起き、場合によっては暴動に発展するかもしれない・・・・。インドネシア政府の苦悩は続きそうです。


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Posted by kawase_oh at 09:36TrackBack(11)

今日のポジション(8/23)

USD/JPY相場は昨日夕方頃に110円を割れて再び109円台に突入しました。昨夜、109円40銭あたりまで下落したところで落ち着き、現在は109円台後半で推移しています。
さて、ここからですが。
何度も申し上げております注目水準は109円台前半、特に109円10銭あたりにテクニカル分析上の大きな壁があると認識しています。その壁を破るか破らないかでその後の展開がだいぶ変わってくると思います。私は今後数週間のタームでは、109円前半の壁を破って円高が進行する可能性が高いと予想します。その際の下値目処としましては、107円台後半から108円あたり、その次の目処としては105円台も想定しておく必要があると考えます。
米ドル以外の通貨につきましても、目先は円安になりにくい展開が続くことを予想します。

したがいまして、短期トレーディング戦略においてはドル売りを継続し、
長期戦略においては、USD/JPY相場が110円を割れたからと言って慌ててドル買いする必要はなく、自分が目標とする外貨投資比率までじっくりと徐々に比率を高めていく手法を取りたいです。



<USD/JPY>
「ドル売り・円買い」戦略を継続します。
玲子さんの現在の戦略
USD/JPY売り4万ドル 取引(7/21)111.60 重要ポイント:円安方向=110円半ばと112円台、円高方向=109円10銭
*取引とは玲子さんが売買執行した日付とレート。重要ポイントは現在のポジションを利益確定または損切りなど戦略変更する上で重要であると考えるポイント。

  
Posted by kawase_oh at 09:13TrackBack(2)
2005年08月22日

俳優の児玉清さんは相場にもアタック!

昨日、とても印象的な話が新聞に載っていたのでご紹介します。
日本経済新聞(8/21)で、俳優の児玉清さんがお金についてのインタビューに答える形式の記事がありました。児玉清さんと言えば、超長寿クイズ番組アタック25の名司会者です。

児玉さんが、若くて生活が苦しい頃、家計をやりくりして好きな本を買うことにお金をつぎこんでいた話や、株は一時期熱中したがすべて売却してしまった話など・・・・・。
なにやらお約束の、私はお金に執着しませんとか、資産形成に自分は向いていないんですとか、つまらない結論に行き着くのかなあと思いきや・・・。児玉さんは違いました。


児玉さんの言葉をそのまま引用します。
「引退後は株式投資を再開したいですね。為替や株の世界はしびれます。世の中の動きを先読みし全能力を駆使して闘う。それも国際的な格闘です。世の中の根幹である経済の最前線で闘う自分を夢想しています。」


私は、この児玉清さんのコメントにしびれました。
相場で儲けることを“濡れ手に粟”であるとか、楽して金儲けしているなど誤ったイメージを持っている人がいますが、これは間違いです。児玉さんの言う通り、普通の仕事と同じく、あるいはそれ以上に全能力を駆使して必死で闘わずして、簡単に儲けることなどできません。仮にできたとしても、儲け続けることはとても難しいです。

その他の表現も、一字一句が洗練されていて重みのある言葉だと思いました。
財界人ではない影響力のある人が、こうしたメッセージを発していることにも感銘を受けました。理論だけでなく実践を重視されている点などは、その辺の経済学者に聞かせてやりたいです。
私は、児玉清さんの言葉をよく理解して、児玉さんに負けないように気合を入れて相場にアタックしたいと思いました。



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Posted by kawase_oh at 09:42TrackBack(9)

今日のポジション(8/22)

先週のUSD/JPY相場はドルが反発基調にあり、週末には110円80銭まで戻る場面もありました。これは、8月10日以降の急激な円高に対するリバウンドの動きであると見ており、新たなドル高・円安局面に移行したとの認識には至っていません。理由としては、今年に入ってから数ヶ月間継続したドル高・円安の第1ステージに対する調整としては期間が短すぎること、7月から1ヶ月以上続いた112円を中心とした保ち合いのレンジを下に放たれた後だけに、その112円前後のレンジを一気に素通りして上昇するのはそう簡単ではないと判断すること、などです。
まだしばらくは、ドル安・円高リスクを懸念するスタンスを継続したいと考えます。
ドル以外の通貨の対円相場についても、当面、上値の重い(円安になりにくい)展開の継続を予想します。
もっとも、長期スタンスで米ドル中心に少しずつ外貨投資比率を高める戦略は、引き続き継続してまったく問題ないと考えます。




<USD/JPY>
「ドル売り・円買い」戦略を継続します。
玲子さんの現在の戦略
USD/JPY売り4万ドル 取引(7/21)111.60 重要ポイント:円安方向=112円台、円高方向=109円10銭
*取引とは玲子さんが売買執行した日付とレート。重要ポイントは現在のポジションを利益確定または損切りなど戦略変更する上で重要であると考えるポイント。

  
Posted by kawase_oh at 09:03TrackBack(1)
2005年08月21日

衆院選挙アンケート中間発表 小泉さん郵政!じゃなくて、優勢!

為替王倶楽部では現在、9/11の衆院選挙について2種類のアンケートを実施しています。現時点での中間発表をしたいと思います。



<アンケートその1>衆院選挙どうなるか? 客観的な予想をお聞かせください。
<アンケートその2>衆院選挙どうなって欲しいか? 主観的な期待をお聞かせください。


2種類のアンケートにはそれぞれ、
1.小泉自民党単独政権
2.小泉自民党+公明党連立政権
3.岡田民主党単独政権
4.岡田民主党中心の連立政権
5.その他
以上の、5つの選択肢を用意しました。


結果は大変興味深いものでした。アンケートその1とその2ではまったく異なる結果が出ています・・・。



まず、アンケートその1の客観的に見て、どうなるか?
との問いには・・・・・、

これまで通り、自民党と公明党の連立政権になると考えている人が多いです。7割以上の圧倒的多数の人が、「自民党+公明党」の与党勝利、との予想を立てていることがわかります。また、「自民党単独」と予想する人と合計すると9割近くの人が、いずれにしても「小泉さんが勝つ」ことを予想しています。
一方で、民主党絡みの政権誕生を予想する人は、今のところ1割以下です。




次に、アンケートその2の主観的に、どうなって欲しいか?
との問いは、アンケートその1とはかなり異なる結果が出ました。

「小泉自民党単独政権」を望む人が最も多く、過半数を占めています。

一方、アンケート1では、民主党絡みの政権を“予想する”人は1割以下でしたが、これを“期待する”人は倍以上の2割強に増えました。



為替王倶楽部はこのブログの読者の方同士の交流の場として設けましたが、日本国民の平均よりは、経済・政治に強い関心を持ってらっしゃる方が多いと思います。そのような母集団においては、一般のマスコミ世論調査よりは、小泉さんの支持率が高いような印象を受けました。
為替王倶楽部では、新たに「ホリエモンは勝てるのか?」という設問も作りましたので、是非、ご参加ください!



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Posted by kawase_oh at 09:37TrackBack(8)