円高になっても元本割れしないFX運用システム？

シーズー　「ねぇ、なんか変よ。　私たち、少額1千通貨単位のマネックスFXで、今年8月、ポンド円が160円の高値をつけた最悪のタイミングで運用スタートしたじゃない？　あの後、ポンドが急落して含み損が膨らんだじゃない？　いまでも含み損を抱えてるんだけど・・・、なぜか運用成績がプラスで元本割れしてないのよね。私たち買い戦略しかとってないじゃない？　売りなんて一切やってないのに。超円高なのに成績がプラスで元本割れしてないのはなぜかしら？」

シェパード　「我々は今年8月、ポンド円＝160円のときに、159円00銭から1円刻みで買い仕掛けを設定したんだ。タイミングが最悪の時に張り切りすぎちゃったね。そしたらポンドが暴落して、先週末時点でもまだ149円台と大幅な円高だから、5万2千円の含み損を抱えているよ。」



秋田犬　「だけど、これまで3ヶ月足らずの間に、1円刻みで54回も利益確定してますよ。少額1千通貨単位でやってるから、確定利益は、1円×54回×1千通貨単位＝5万4千円！　だから、含み損を完全に相殺して運用成績としてはプラスに浮上してきたってわけですね。」



シーズー　「ほら！　みんなが円高で落ち込んでいるときに私が言った通りじゃないのよ！　『まだ運用スタートから1ヶ月半しか経ってないじゃない。いまの円高水準が変わらなくても、1年もすれば、確定した利益だけで、含み損全部カバーできちゃうんじゃないかしら』（10/6記事より）って私は言ったでしょ！　あれから1年じゃなくて1ヶ月経った今もう含み損を全部カバーできちゃってるじゃないのよ！ほらみなさいよ！」



シェパード　「ああ、たしかにシーズーが言ったとおりだ。この先また円高になるかもしれないけど、コツコツ1円刻みで利益が積み上がり続けるから、これ本当に、何年か続ければ、どんな円高でも元本割れしないような収益構造になってるかもしれないね」



秋田犬　「いちおう言っとくと、さっきの確定利益5万4千円だけじゃなくて、スワップもちょびっとついてますから、イギリスが利上げしてスワップがもっとつくようになった資金の伸びも加速するでしょう。でも、この運用システムだと、スワップに全然頼らずに、スワップがおまけ程度で考えられるのが嬉しいですね。」


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