（5/23）トルコ大統領選挙と金利予測／主要先進国ナンバーワン高金利！ニュージーランドまだ利上げか？／世界卓球の南アフリカも利上げか？

今週注目の海外金利発表。
24日水曜　ニュージーランド 利上げか？　主要先進国ナンバーワン高金利！
25日木曜　トルコ 変更なしか？　大統領選挙情報！
25日木曜　南アフリカ 利上げか？　世界卓球開催中！

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◆ニュージーランド

主要先進国のなかではアメリカと並んで最高金利水準5.25％。
2021年10月〜、これまで11会合連続で利上げ実施中。

アメリカが物価がだいぶ落ち着いてきたことがニュースになっていますね。
前年比のアメリカ消費者物価上昇率は＋4.9％まで低下してきました。
それに対してニュージーランドは＋6.7％とまだ比較的高め。

おそらく今回も利上げが必要だとの意見が出て
5.25％→5.50％くらいへ利上げするのではないかと思われます。

そうなれば（現在アメリカと同率1位ですが）、NZドルが主要先進国で最高金利になります。


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◆トルコ

トルコはいま大統領選挙で盛り上がっているところ。
先週日曜の選挙結果は、過半数に届く候補者がいなかったため、
次の日曜日（28日）に
エルドアン氏（現在の大統領）と、クルチダルオール氏（野党統一候補）の決選投票。

現在のアメリカなど世界各国を見れば明らかですが
物価高騰の対策は、何よりもまず金利を上げること。これが常識。

エルドアン氏は、なぜか金利を上げないどころか、むしろ下げる政策を当局（中央銀行）に強要し、
実際にトルコでは金利を下げた結果、とんでもない物価高騰（前年比2倍近く）が発生。

本来なら、政権交代するはずですが、
野党もグダグダすぎて、選挙戦はかなりの接戦となっています。

まだ選挙戦の途中ですので、トルコ当局はおそらく動かずに、
現在の政策金利8.50％を維持する可能性が高いと思われます。


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◆南アフリカ

いま世界卓球が開催中の南アフリカ。

世界卓球のテレビ中継を見ても、停電がよくあることがネタにされていますね。
これは昔から言われていることですが、電力供給などインフラがいまだに弱いところが
南アフリカがなかなか期待されていたほど経済発展しない理由のひとつです。

それはさておき、
南アフリカもインフレ（物価上昇）がきついです。
前年比でまだ7％も物価高が続いています。

南アフリカの政策金利は現在7.75％ですが、
利上げ必至の情勢ですので、8.00％あるいは8.25％への利上げが予想されます。





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