高金利通貨投資・スワップ生活をしている方に朗報!今月またカナダドルが利上げされる可能性大!去年から5度目の利上げで、最強高金利通貨へ!元手40万→老後資金1億円達成可能!
カナダドルが現在、大幅安になっている原因は?今後、更に急落を続けるのか?短期、長期見通しをズバリ公開。
******************************為替王様。
いつも、メルマガ、ブログで大切なことを教えて下さいまして、
本当にありがとうございます。
カナダドル円について、取り上げていただけたらと思っております。 続きを読む
カナダ政権交代!新しい首相はどんな人? 為替・株価への影響は?カナダドルって今買いですか? 原油価格とカナダドルの関係も教えてください。
TORONTOさんのカナダ現地情報レポート (2014年1月)
続きを読む
カナダは、カーニー新総裁の意向を受けて大幅利下げ?
(*)なぜ、私たちにとって日銀総裁人事が重要なのかについては『カレンダー』のP.117「注目される日銀人事」をご参照ください。
続きを読む
カナダ1年ぶりの利上げへ それが示唆する重要なこととは?
「カナダっていわれてもよくわかんない・・・」という方も多いと思いますが、 続きを読む
カナダドル急上昇で儲けた投資家の意外な投資手法
USD/CAD相場
為替王さま、こんにちは。
初めまして、ヒロトとといいます。いつもブログを参考にさせていただいています。
USD/CADが年初来の安値を記録しているようですが、この先の見通しはどのように
お考えですか。
********************
ヒロトさん、こんにちは。
昔(1970年代前半)のUSD/CAD相場は、1米ドル=1加ドル という時代がありました。言わずもがな、米国の通貨価値とカナダの通貨価値が同等であったということです。
その後長期にわたり、米加の経済格差などを反映して米ドル高・加ドル安が進行します。2002年には1米ドル=1.6加ドルの米ドル高値(加ドル安値)を記録します。がその後の世界的な米ドル安トレンドの流れを受けて、USD/CAD相場も下落に転じました。2005年には米ドルは日本円やユーロなどの主要通貨に対して上昇した一方、USD/CAD相場だけは米ドル下落・加ドル上昇が継続しました。要因としましては、原油価格や貴金属価格など商品市況の高騰が資源国であるカナダにプラスに作用したこと、カナダはイラクに派兵しなかった数少ない主要先進国で、いわゆる地政学的リスクが無いこと、主要国の赤字に焦点が当たる中、カナダは財政収支、経常収支がともに黒字であること、などがカナダ・ドルをサポートしたと考えられます。
さて、今後についてですが、続きは今夜発行予定のメルマガで!
グラフは米国とカナダの政策金利の推移です。
(赤い線がカナダ、青い線が米国のです。)

好調なカナダ経済
巨額の経常赤字を計上している豪州、
そして双子の赤字を抱える米国・・・、
赤字の話題が目立つそんな主要先進諸国の中で唯一、“双子の黒字”を計上しているのがカナダです。
カナダ経済は好調で、たとえば失業率を見ても、直近の数値は6.3%。日本人の感覚からすればちょっと高いように感じますが、90年代には2桁の失業率に苦しんだカナダ。30年以上ぶりの低い水準まで下がっています。
グラフは過去3年のカナダ失業率の推移です。きれいな低下基調を描いています。
(カナダに関する統計データならStatistics Canada)

続きを読む
日系人が大臣を務めるカナダの通貨カナダドル(CAD)
********************
為替王さん初めまして、kazと申します。毎朝為替王さんのブログを見て為替の勉強をしております。
2年ほど前から資産設計を考えるようになり、昨年資産の一部で株式運用を始めました。理想のポートフォリオを考えると次は外貨への投資をと考えております。そこで、今検討中なのがFXと投資信託(DIAM高格付インカム・オープン)です。リスク分散の意味もあり両方とも今後訪れるであろう円高局面に購入したいと考えております。
そこで投資信託の目論見書を取り寄せ検証してみると、主要投資先は高格付資源国の公社債となっており、投資比率の約50%をカナダの国債証券に投資してます。しかし、CAD/JPYレートは昨年より急激は円安局面を迎えており、為替リスクの大きさに購入を躊躇しております。そこでカナダドルの今後の見通しについて為替王さんはどの様なお考えをお持ちでしょうか。ご意見を伺えればありがたく思います。
********************
為替王様 はじめまして。ミッキーと申します。いつも為替王様のブログを楽しみにし、そしてとても参考にさせていただいております。円高方向に向かっているトレンドの中、さまざまな人が、意見をコロコロ変える中、為替王様は自分の考えを変えずに、今後の世界情勢を見通した「円安信念」を貫き通しており、素晴らしいです。幾度とあった円高チャンスに踏み込めないでいた僕も2月下旬にあった、円高チャンスに乗る事ができました。
そこで、是非とも為替王様に質問したいのですが、カナダドルについてです。以前、為替王様のブログで紹介されていましたように、これから急激ではないにしろアメリカが金利を上げると、カナダも追随するように金利を上昇していくだろうと思っています。しかもカナダは資源国です。様々な通貨と比較してUSAドルが強い中、USAドルよりも強いのがCADドルで、USA/CADは下降トレンドまっしぐらと言った感じがします。実は、CADドルが一番強くて、安定しているのではと思い、CADドルへのシフトを考えているのですが、為替王様はどうお考えですか?USA/CAD、CAD/JPNはどのような経過をとると思われますか? むしろ、僕自身が良く理解していないCADドルとのペアには手をつけず、他の通貨で勝負した方が良いでしょうか?
これからも、ブログ・メルマガをとても楽しみにしております。
********************
Kazさん、こんにちは。
ミッキーさん、こんにちは。
カナダはG7のひとつであり、私たちが海外投資(外貨投資)を考えるとき、投資対象として検討すべき国に当然挙げられると私は思っています。
また、Kazさんのように、投資信託を購入する前に目論見書などで中身をチェックするというスタンスはとても重要なことで素晴らしいと思います。
「他の人も買っているから」とか、「金融機関の人に勧められたから」という理由だけで投信を購入するケースが散見されますが、大事なお金を投じるのですから、自分で可能な範囲で調べた上で、投資するか否かの判断を下すことはとても重要なことと思います。
ご指摘の投信ですが、Kazさんおっしゃるとおり、カナダが約50%を占め、残りが最近通貨変動の激しい豪州やNZ、そしてノルウェーなどが組み入れられています。
販売手数料3.15%、信託報酬1.05%(それぞれ税込みで)も徴収されるのが腹立たしいですが、それはさておきまして・・・。
Kazさん、ミッキーさんが投資対象として考慮されているカナダの動向について一緒に確認したいと思います。
まず、グラフをご覧下さい。

続きを読む
カナダ政策金利引き上げ 3%へ
カナダは2004年夏ごろは2%という低い金利水準でした。その後、昨年後半に2回、今年に入ってから2回の利上げを経て、3%という水準に達しました。
今回の利上げが相場に与える影響は限定的でした。
続きを読む
カナダ利上げすれば材料出尽くしか
加ドルです。CAD/JPYは7月からずっと90円以上をキープしていますが、これは1998年以来の高水準です。また、対米ドルのUSD/CAD相場は、1米ドル=1.20加ドル近辺で推移していますが、これは1992年以来の加ドル高の水準です。
加ドル好調の要因は、何よりカナダ経済が好調であることが最大の理由と考えられます。今年に入ってから、米国株式はほとんど上昇していない一方で、カナダ株価指数は2桁を越える上昇率を見せています。
もっと長期的な、景気サイクルで見てみると。
2000年の世界的な景気のピークを基準として、当時の株価から見てどれくらい回復したかを測定すると・・・。
米国S&P500指数の回復度は80%、英国は75%、ドイツは60%、日本の日経平均も60%程度回復しました。それに対してカナダは2000年の株価のピークに対してすでに90%以上も回復しています。
そんな経済好調のカナダの政策金利は現在、2.5%です。昨年10月に2.5%に利上げを実施してからずーっと変更がありません。が、カナダ銀行(Bank of Canada)は以前、“時間をかけて(over time)”利上げを実施していくという表現をしていたのが、先月から、“近い将来(near term)”利上げをするという積極的な表現に変えてきました。
それらを考慮しますと、次回9月7日のカナダの金融政策会合においては、今年初めての利上げ(2.5%から2.75%へ)が実施される可能性もありそうです。
金利引上げは当然、加ドルにとってプラスの影響があろうかと思いますが、さすがに・・・。
カナダの貿易黒字の多くはエネルギーで占められており、エネルギー価格上昇が加ドル押し上げ効果をもたらすという理論付けはあるものの。カナダのガソリン価格はカナダ史上初めて1リットル=1加ドル(日本円換算で約90円)を越えてきており、ガソリン価格の桁が変わったことなどによる心理的な消費行動に対する悪影響などは無視できないのではと私は思っています。
また、私はカナダ経済を分析するときに、材木価格もよく見ているのですが、その材木価格が今年は下落傾向が止まらないのもひとつ気がかりな点であると思っています。
*為替王Q&Aメルマガ最新号ではカナダ・ドルについてのQ&Aが載っています。無料登録はこちらから!
英テロ事件、もうひとつの為替市場への影響
主な理由として3つ。
先週末、米国の雇用統計の陰に隠れて目立ちませんでしたが、カナダの雇用状況は堅調です。失業率は6.7%に低下しました。6.7%と言えば、我が日本よりもかなり高く、良くない印象がありますが、90年代前半にはほぼ恒常的に10%以上の失業率だったカナダにおいては、歴史的に見ても極めて低い水準です。
2つ目は、堅調なカナダ経済を背景とした、カナダ中銀による利上げ期待。今夜の金融政策会合では政策金利を2.5%のまま据え置く見通しが有力ですが、将来的な利上げの可能性が残っています。利上げペースは米国にはかなり劣後するものの、利下げが話題となっている英国やユーロ圏など欧州とは対照的です。
3つ目の理由は、イラク問題と英テロ事件。
カナダはイラクに派兵していません。7日の英テロ事件以降週末にかけて、米、英、日、豪などイラク派兵を積極的に実施している国の通貨が売られて、米国の圧力に屈せずイラク派兵を拒みつづけたカナダなどの通貨が買われました。通貨の逃避先として、イラクに派兵していない国=テロ攻撃の対象となりにくい国が投資対象として選択されたのは一時的かも知れませんが興味深い現象だと思いました。
カナダドルは優等生!?
********************
「高金利通貨の預金はおトク」というセールストークに惹かれ新生銀行のマーケット情報で加ドルについて調べてみました。(以下、一部抜粋。)
「アメリカの陰に隠れがちですが、カナダはG7の一員で、良好な経済成長と財政を維持しており、また加ドルは米ドルより金利水準が高く、為替レートの変動は比較的小さいため、“優等生通貨”といわれています。」
あまり馴染みのない加ドルに注目しているのですが、為替王さんの見解はいかがでしょうか?
********************
まず、“銀行や証券会社のセールストークは鵜呑みにしてはいけない!”というのが私の持論です。しかしながら、今回ご紹介の新生銀行のカナダ情報は客観的な表現でとてもいいと思いました。順にチェックしていきましょう。
まず、「カナダが良好な経済成長と財政を維持している」という部分。まったくその通りです。主要先進国の中では高い経済成長率をキープしていて、財政収支もここ数年ずーっと黒字です。次に、「加ドルが米ドルよりも金利が高く」というのは1月まではその通りでしたが、現在では間違いです。カナダの政策金利は最近ずっと2.5%のまま。一方、米国政策金利は2月に2.25%から2.5%に引上げられ、3月には2.75%に引上げられました。そして、5月にはさらに3%くらいに引上げられる可能性があります。なので当面は、“米ドルの方が加ドルよりも金利が高い”状態が続くと思います。最後に、「為替レートの変動は比較的小さい」という部分はまったくその通りです。過去のいろんな通貨の変動率を比較検討すると、加ドルはかなり変動率が低い部類に属します。そのような観点からも昨年は、私は基軸通貨米ドルが不安定な時期は代替通貨として加ドルを保有することをお薦めしていました。
結論。
米加の金利差が逆転したことで、従来よりは加ドルの魅力度は低下した。加ドルを“高金利通貨”と呼べるかどうかはちょっと微妙。しかし、米国は双子の赤字(財政赤字&経常赤字)を抱えている一方、カナダは財政収支も経常収支もともに黒字。加えて経済基盤も堅調であり、それらの観点では低リスクと判断できる。
儲けてやろうという趣旨にはそぐわないが、リスク分散の観点からの保有は積極的に検討する価値があると考える。自分の外貨資産のうちある程度(全外貨資産の5〜20%くらい)の範囲で加ドルを組み入れるのは運用成績安定に貢献すると判断する。となります。
カナダの政治スキャンダル
先月加ドルが上昇したのは、想定されていたよりもカナダ経済が力強いことが確認されたことが背景です。それを受けて、カナダ中央銀行は現在2.5%の政策金利をさらに引上げることを示唆しました。
なのに今月加ドルが下落しているのは、単なる先月の反動に加えてもうひとつ、カナダの政治スキャンダル・・・!
現在カナダの政権を握るのは自由党。自由党は過半数以下の40%強しか議席を持たない少数単独政権です。最大野党は30%の議席を持つ保守党。次いで、20%弱の議席を有するケベック党が存在します。
与党・自由党は前党首時代からケベック州では1議席を争うような激しい選挙戦を闘ってきました。ケベック州とはフランス系住民が大半を占める州で、かつて独立を問う住民投票は否決されたものの、独立へ向けた動きがずっと燻りつづけています。10年程前のケベック州地方選挙では、自由党がケベック党に敗れるという波乱もありました。自由党はそんなケベック州での激しい選挙戦を制するために、特定の広告代理店を利用したキャンペーンを繰り広げ、その広告代理店側からヤミ献金を受けていたらしい・・・。ヤミ献金額は100万加ドル(日本円で9千万円弱)を超えるらしい・・・。
野党からは不信任案提出や解散・総選挙も視野に入れた動きが活発化しています。そんな政治的不透明要素がカナダ経済に不安感を漂わせる要因となっていて、加ドルにも悪影響を及ぼしました。
日本の政治スキャンダルを見慣れた私たちにとっては、鼻くそみたいな政治スキャンダルですが、カナダではケベック州独立問題とも絡んでいるため大いに盛り上がっているようです。
カナダ政策金利は据え置きを予想
カナダの政策金利は現在、2.5%です。ほんの3ヶ月前までは2%ちょうどでしたが、景気が良好な状態にあることから9月と10月に2ヶ月連続で0.25%ずつ引上げられました。それに応じてカナダドルも上昇傾向を辿りました。
政策金利は為替変動を分析するときにとても重要な要因だと考えます。「為替や外債に投資したいが、忙しくて外国の経済分析までやってられない!」と言う人も、その国の政策金利さえチェックすれば、およその経済状態が把握できます。
これまで私はカナダ経済およびカナダドルに強気な見通しを持っており、また歴史的に見て対米ドルでの変動率が比較的穏やかであることから、基軸通貨米ドルからの一時的な資金逃避先としてお薦めしていました。
しかし、直近のカナダ経済指標を見ると、少しトーンダウンせざるを得ません。7−9月期のGDP(国内総生産)成長率が予想を下回り年率3.2%に鈍化したこと、11月雇用統計が米国同様悪化を示し、失業率も7.3%に上昇したこと。などから、カナダ経済は少なくとも短期的にはやや減速傾向が窺えます。したがって、私は利上げすべき環境にはないと判断し、カナダ政策金利据え置きを予想します。
CAD(カナダドル)の好調さは本物か?
米国の陰に隠れて、米国がくしゃみをすれば、風邪をひくと言われたカナダですが、最近のカナダ経済の好調ぶりは米国以上と認めざるを得ないでしょう。USDとCADの関係で言えば、2002年に1ドル=1.6カナダドルという水準から、どんどんCADが強くなり、今では1.26あたりと20%以上もドル安・カナダドル高になっています。カナダへの海外旅行が好きな人にとっては、カナダドル換算額が目減りするので困る話ですが・・・。
為替投資をする際には、カナダの政策金利動向が気になるところです。9月に2.25%に引き上げられましたが、今後はどうでしょうか?これを占う上で、昨日、BOC(Bank of Canada)=カナダの中央銀行の要人スピーチが参考になります。
BOC副総裁のケネディ氏が昨日、カナダのケベックで経済に関するスピーチを行いました。スピーチは、英語ではなく、なんとフランス語で行われました。フランス系住民の多いケベック州の独立問題は、やはりまだ燻っているんでしょうか?その辺、当局もかなり気を遣っているようです。
それはともかく内容についてですが、「経済成長は期待通りである」、「不透明要因があるとすれば、経済そのものではなく、地政学的リスクなどである」。と、今後の利上げ継続を示唆するような発言でした。
利上げサイクルに入っているものの、そのペースにはやや懐疑的な見方も漂う米国とは対照的です。政策金利動向だけから為替市場を判断すれば、CADはUSDに対して優位です。つまり、USD/JPYよりもCAD/JPYの方が、収益が大きく(または損失が小さく)なる可能性が高いと言えそうです。



カナダの総選挙で、野党が過半数を獲得し、










