2010年12月12日

非効率極まりない大阪府内の行政

平成の大合併で、3200を超えていた市町村の数が、1700まで大幅に減少しました。
過去のブログ記事「大阪府内の市町村」でも書きましたが、府内の市町村の合併は、堺市と美原町の合併以外にされていません。

http://www.8toch.net/gappei/に「『平成の大合併』徹底追跡」というサイトがあります。各都道府県の過去と現在の市町村数をご覧ください。

平成の大合併には様々な問題もありましたが、各市町村は合併をし、地方分権の流れの中でしっかりと受け皿になれるように努力されています。
合併により市町村の行政コストも削減され、市町村議員数も減り政治コストも下がりました。

また、合併により都道府県並みの権限を持つ政令市が増えたことで都道府県の事務事業も減少しています。それに伴い、行政コストも大幅に削減されるはずですが、どこの都道府県も財政が厳しい状況ですので、効果はまだ上がってきていないと思われますが。
都道府県会議員の数も微減で政治コストの削減もあまりありません。
従って、日本の行政・政治システムの中で、都道府県の改革が全く進んでいないと言えるのではないでしょうか。これが今の日本の地方行政の課題です。

さて、都道府県の改革が進まないことを横目に、地方の市町村は、必死に生き残りを考えて都道府県への「依存」体質から「自立」に向けて懸命に歩んでおられます。

大阪府では市町村合併がうまく進みませんでした。府内全体で行政コストが高コスト体質になっているとともに、市町村が多いことで施策の整合性も取りにくく、大阪府全体としてパワーが発揮できていないのではないでしょうか。

それなのに、今の大阪は橋下知事のような知事が誕生したために、市町村が生き残りに必死な他の府県とは全く異なり、市町村の大阪府への「依存」体質がさらに強まることでしょう。

まず、大阪を元気にするためには、府内の市町村の合併を進めることではないでしょうか。(都構想では、特別区が8〜9できますので、市区町村数が現在の43から50程度になり、府域全体では非効率極まりない状況になるでしょう。)

これができなければ、この大阪はアジアを代表する都市になるどころか、日本の中で埋没することになります。

もう大阪市だけを悪者にしている場合ではありません。大阪府にも府内の市町村にもしっかりと現実を見ていただきたいと願っています。

kawashima_hirotoshi at 02:46 
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